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  • ウィリアムズ 「3倍の予算をかけても2018年の問題は解決できなかった」

    ウィリアムズ 「3倍の予算をかけても2018年の問題は解決できなかった」

    ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、2018年F1マシン『FW41』が抱えていた問題は“たとえ3倍の予算をかけていたとしても”改善は困難だったと考えている。

    今年、ウィリアムズはマシンコンセプトを一新してシーズンに挑んだが、ランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンの二人で3回の入賞に留まり、わずか6ポイントしか獲得できず、チームの長い歴史で初めてコンストラクターズ選手権で最下位という最悪のシーズンとなった。

    「問題はクルマ全体に関連したものだと思っています。言ってみれば、前から後ろまで問題を抱えていました」とクレア・ウィリアムズは Autosport にコメント。

    「そうなるとクルマにパフォーマンスをもたらすために変更を加えようと試みるのは常に困難になってしまいます」

    「我々は試みましたし、懸命に努力しまいた。ハードワーク、エネルギー、モチベーションが欠けていたわけではありません。ただ、シーズン途中で修正するには欠陥があまりに根本的すぎたと思っています」

    「どんなに予算を投じても難しかったと思います。我々は多くの予算を投じました。ですが、たとえ予算を3倍にしても、状況を変えることはできなかったと思います」

    クレア・ウィリアムズは、チーム内で問題を調査しており、来シーズンに迅速な効果がもたらされると楽観的に捉えているが、2019年に向けた期待は現実的なままでいた方が賢明だと警告する。

    「我々は自分たちが行った変更によってどのようなことを達成できるかを意識しなければならないと思っています。変化は常に良いことですし、バランスをリセットしてくれます。ですが、大きな違いを生み出すためには、それらの変化に時間をかけていく必要があります」とクレア・ウィリアムズはコメント。

    「繰り返し言ってきたように、組織内で少なからず問題が発生していなければ、5位から10位に下がることはありません。我々はそれらの問題のすべてを解決するためのプロセスをゆっくりと進めています」

    「我々のチームには650名の従業員がいますが、我々が抱えている問題の大部分を解決するにはまだ人的リソースに限りがあります。すべてを一気に取り組むことはできません。したがって、すべてを解決するために必要なリソースに基づけば、2019年に達成できることについて期待を和らげる必要があります」

  • ウィリアムズ 「ランス・ストロールのF1昇格は早すぎたかもしれない」

    ウィリアムズ 「ランス・ストロールのF1昇格は早すぎたかもしれない」

    ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは、ランス・ストロールはF1にステップアップする準備ができていなかったと明かし、F2で1年間を過ごした方が良かったかもしれないと語る。

    2018年、ウィリアムズはFW41の開発に失敗。シーズン全体で7ポイントしか獲得できず、コンストラクターズ選手権最下位で終えるなど、チーム史上の最悪の一年に耐えることになった。

    ランス・ストロールの2018年シーズンを要約するよう求められたパディ・ロウは「ランスはF1で2シーズン目だったが、振り返って考えれば、F1に来るのは早すぎたというのが私個人の見解だ。それにはいくつかの理由があるが、もっと準備を整えて1年後に来た方がよかったと考えている」と Racer にコメント。

    ランス・ストロールは、父親で億万長者のローレンス・ストロールが多額の資金を費やしてジュニアキャリアをお膳立て。F3を含め、参戦したすべてのシリーズでチャンピオンを獲得し、F1への素早く上り詰めた。

    それでも、ランス・ストロールは、F1初年度のアゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得するなど、経験不足を考えれば、ネガティブな注目が集まるなかで印象的なパフォーマンスを示していたが、今年は競争力に劣るマシンによって苦戦を強いられた。

    「昨年は彼にとって本当に厳しい一年だったが、彼は冬の間に段階的なステップを果たした。彼は今年はるかに強くなった。去年苦手だった予選に関しては特にね」

    「だが、今年の彼は予選へのアプローチを完全に変更し、それが彼にとってうまくいった。ドライバーとして自信を増したことで、そこから良い結果が出てきた」

    ランス・ストロールは、今シーズン限りでウィリアムズを離れ、2019年からは父親が経営に参画するレーシングポイント・フォースインディアに移籍する。

  • ジョージ・ラッセル 「早くにウィリアムズに溶け込むことが不可欠だった」

    ジョージ・ラッセル 「早くにウィリアムズに溶け込むことが不可欠だった」

    ジョージ・ラッセルは、2019年にF1デビューを果たす前にウィリアムズに溶け込むことが“不可欠”だったと語る。

    F2チャンピオン、メルセデスのヤングスターであるジョージ・ラッセルは、今年10月に2019年のウィリアムズのドライバーとして発表された。チームメイトのロバート・クビサは1ヶ月後にドライバーとしての起用が発表されている。

    ジョージ・ラッセルは、自らクレア・ウィリアムズとパディ・ロウにミーティングを設定してもらいパワーポイントで自分の特徴を売り込むなど、積極的な姿勢でアピールしていった。

    そして、発表以来、ジョージ・ラッセルは将来の同僚のことを知るために全てのレース週末でウィリアムズに帯同しており、先月のアブダビテストでは2018年F1マシン『FW41』もテストしている。

    「正直言って、全員のことをより知るためにも、ウィリアムズと事前にグランプリを過ごしておくことは不可欠だったと思っている」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「より安心して自分のフィーリングを説明することができるようになっている。僕たちはすでにチームの全員との紹介ステージを終えているし、それができたことに本当に満足している。すでに僕たちは長年一緒に仕事をしていたように感じている」

    ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズが7ポイントしか獲得できず、コンストラクターズ選手権で最下位というチーム史上最悪のシーズンに続いてチームに加入することになる。

    ジョージ・ラッセルは、自分とロバート・クビサの来年のプライオリティは、お互いに戦うことではなく、ウィリアムズの順位を元に戻すことだと語る。

    「来年の僕たちの目標はとても明らかだと思う。ウィリアムズをポイント争い、ミッドフィールドのトップに戻すことだ」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「僕たちは認識されたいし、もっと良い結果を出したいと思っている。最下位を争ってチームメイトを倒しても喜びや栄光はない」

    「僕とロバートは協力して懸命に仕事をしていく。チームを相応しい場所に戻すことが第一だ。その後、結果がどうなるかを見てみるつもりだ」

  • ジョージ・ラッセル、カーナンバー“63”はイニシャルが由来

    ジョージ・ラッセル、カーナンバー“63”はイニシャルが由来

    2019年にウィリアムズでF1デビューを果たすジョージ・ラッセルは、F1キャリアの固定ナンバーとして“63”を選択した。

    20歳のジョージ・ラッセルがウィリアムズからF1デビューを飾ることが決定し、2019シーズンのF1グリッドには、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)と共に3人の英国人ドライバーが並ぶことになった。

    ジョージ・ラッセルは、F1キャリアで使用するカーナンバーに“63”を選択。これは George Russell という自身の名前を 6eoge 3ussell に置き換えたもの。すでにアブダビテストではこのイニシャルを用いたロゴがヘルメットに刻まれている。
    6eoge 3ussell
    2018シーズンのジョージ・ラッセルはART Grand PrixからFIA F2シリーズに参戦してタイトルを獲得。ジョージ・ラッセルは同郷のライバルで、友人でもあるランド・ノリス(2019シーズンにマクラーレンからデビュー)と同時にF1デビューを果たす。

    McLaren BRDC Autosport Awardを歴代最年少で受賞した経験を持つジョージ・ラッセルは、今シーズンはメルセデスリザーブドライバーに抜擢されており、レースとチャンピオンシップを勝ち抜く術を学んできた。

    ランド・ノリス、そして、ルイスハミルトンと共に、英国の誇りを背負ってモータースポーツ界の頂点に挑むジョージ・ラッセルについて知っておくべき情報をまとめてみよう。

    ジョージ・ラッセル (George Russell)
    生年月日:1998年2月20日
    国籍:英国

    過去の獲得タイトル:
    2018シーズンFIA F2シリーズ
    2017シーズンGP3シリーズ
    2014シーズンF4選手権

    これまでのキャリアの歩み
    英国東部キングズ・リン出身のジョージ・ラッセルは、元F1ドライバーで現Sky Sports解説者のマーティン・ブランドルと地元が同じで、8歳で英国の国内カート選手権に参戦を開始した。

    レーシングカート界で頭角を現したジョージ・ラッセルは、2006シーズンから2012シーズンにかけてMSA英国カデット選手権をはじめとする数多くのタイトルを獲得し、2009シーズンには英国オープン選手権の王者にも輝いた。

    2010シーズンから2013シーズンにかけては、上級クラスのRotax Mini Max選手権で活躍。ブリティッシュ・スーパー1、フォーミュラ・カート・スターズ・ブリティッシュ、カートマスターズ・ブリティッシュ・グランプリなど数々のタイトルを席巻した。

    国際的なカートシーンで注目の存在に
    2011シーズン、ジョージ・ラッセルは厳しい競争で知られるSKUSA Supernationalsに参戦してヨーロッパのトップカーターと張り合える才能の持ち主であることを証明すると、2012シーズンにはCIK-FIAヨーロッパジュニアチャンピオンに輝き、2013シーズンに連覇を達成した。

    2014年:ジュニアフォーミュラを席巻
    ジョージ・ラッセルは本格的な4輪レース進出デビューとなった2014シーズンから多忙なスケジュールをこなした。彼はKoiranen GPとTech 1 Racingの2チームに籍を置きながら、 BRDC F4選手権とフォーミュラルノーに同時参戦した。

    注目すべきは、ルーキーイヤーの最終戦スネッタートンで、Lanan Racing チームメイトのアルジャン・マイニ、HHC Motorsport のセナン・フィールディング&ラウル・ハイマンとの四つ巴のチャンピオン決定戦を冷静に制してのF4タイトル獲得だ。

    ジョージ・ラッセルはこの活躍によって、英国人若手ドライバー最高の栄誉であるMcLaren BRDC Autosport Awardを歴代最年少で受賞し、副賞10万ポンド(約1,470万円)を獲得。2015シーズンからジュニアフォーミュラの名門CarlinからF3に参戦することになった。

    ヨーロッパF3・GP3での活躍
    ヨーロッパF3デビュー戦となったシルバーストン戦で、ジョージ・ラッセルはアントニオ・ジョビナッツィやシャルル・ルクレール(共に現在はF1デビュー済み)などを抑えて優勝すると、シーズンを通じて強力なパフォーマンスを示し、ルーキーイヤーをランキング6位で終えた。

    2016シーズン、ヨーロッパF3で2シーズン目を迎えたジョージ・ラッセルは、CarlinからHitech GPに移籍。年間2勝を記録して3位でシーズンを終えた。2017年1月、ジョージ・ラッセルはF1のサポートレースシリーズGP3にART Grand Prixから参戦することをアナウンスした。

    2017シーズンのGP3シリーズのジョージ・ラッセルは、あの伝説的サーキットスパ・フランコルシャンで圧勝するなど抜群の強さを発揮し、デビューイヤーでGP3タイトルを獲得。この若き英国人レーシングドライバーに対する賛辞はますます高まっていった。

    メルセデス F1のジュニアドライバーへ
    メルセデスのヤングドライバープログラム加入が発表されてまもなく、ジョージ・ラッセルはハンガリーで行われた夏季テストでメルセデスのF1マシンを初体験し、さらには2017シーズン終盤2戦(ブラジル / アブダビ)ではメルセデス製パワーユニットを搭載したForce Indiaのマシンでフリープラクティスを走った。

    そして2018年10月、名門ウィリアムズとの複数年契約締結が発表され、フルタイムF1ドライバーになるというジョージ・ラッセルの夢は現実のものとなった。

    2018年はF2王者を獲得
    2018シーズンのジョージ・ラッセルはART Grand PrixからF2に参戦して、デビューイヤーでのチャンピオン獲得した。

    2019シーズンのジョージ・ラッセルは、同じ英国出身でジョージ・ラッセル同様に評価の高いランド・ノリス、そしておそらく現在キャリア絶頂期にあるルイス・ハミルトンと共に英国人F1トリオの一角を担うことになるが、彼はF2チャンピオンという実績と勢いを持続したままF1に挑むことになる。

  • ロバート・クビサ 「F1での8年間のブランクを恐れてなどいない」

    ロバート・クビサ 「F1での8年間のブランクを恐れてなどいない」

    ロバート・クビサは、2019年にウィリアムズでF1復帰する際にF1レースの“8年のブランク”を恐れる理由はないと語る。

    2006年にBMWザウバーでF1デビューを果たしたロバート・クビサは、ロータスに所属していた2011年のプレシーズンにラリーでの事故で右腕に重傷を負い、F1グリッドから遠ざかっていた。

    しかし、2017年中盤にF1復帰の可能性を探り始めたロバート・クビサは、ルノーとウィリアムズのF1マシンをテスト。2018年にはレースシートを獲得できなかったが、ウィリアムズでリザーブドライバーの役割を担った。

    2019年のウィリアムズのF1シートを獲得したロバート・クビサは、来年の開幕戦オーストラリアGPで158戦ぶりにF1でスタートを切ることになる。

    「もちろん、僕は5シーズンを経験しているし、特にF1でのレースの経験はかなりある方だ」とロバート・クビサはコメント。

    「トップドライバーになるためにどういったものが必要かは十分にわかっているし、それを恐れてはいない。多くの作業と献身が必要なことはわかっているし、そのための準備はできている」

    「技術的な観点、ドライビングという観点では、冬季テストもあるし、オーストラリアに到着するまでに準備を整える時間は十分にある」

    「2019年は全員がゼロからのスタートになるし、8年間離れていたことを恐れはいない。楽しみにしているし、何が必要で何をしなければならないかはわかっている。自分の仕事をうまくこなすことができれば、全員が満足してくれると確信している」

    右腕に制約があることをオープンにしているロバート・クビサは、オブザーバーが自分の能力に疑問を抱いている理由も理解できると語る。

    「皆さんと同じように僕も何年もそれを聞いてきた。人々は僕にそれができると信じることに苦労していた」とロバート・クビサはコメント。

    「全てのチームマネージャー、全てのチームプリンシパルもそうだと思うし、僕がチームプリンシパルだったら、僕だって疑問を抱くだろう」

    「でも、それは今年がとても有益だったと言える理由でもある。(クレア・ウィリアムズと)最初のミーティングで会ったとき、僕は『あなたが疑問を持っているならば、僕たちはそれをするべきではない』と言ったことを覚えている。まず何よりも自分にそれができるという確信がなければならないし、僕がここにいるのはそう思っているからだ」

    「でも、二つ目には全てのチームが僕がその仕事をできるということを確信しなければならない。僕たちはドライビングについてたくさんのことを話したと思う。でも、僕はクルマから離れていてもチームに多くのことを与えられると思っているし、チームが僕が考えているポジションにいれば、僕たちはドライビングによるものだけよりもはるかに多くのゲインを得られるだろう」

  • ロバート・クビサ 「ウィリアムズはドライバーの意見を聞くべきだった」

    ロバート・クビサ 「ウィリアムズはドライバーの意見を聞くべきだった」

    ロバート・クビサは、ウィリアムズが2018年に見舞われた問題はすぐにドライバーに意見を聞けば緩和していた可能性があったと考えている。

    ウィリアムズは、2018年にマシンコンセプトを一新させたが、チームも“失敗作”と認めるFW41で苦戦を強いられ、シーズンでわずか7ポイントしか獲得できず、コンストラクターズ選手権でも最下位で最悪の一年に耐えることになった。

    しかし、2019年にウィリアムズのリザーブドライバーからレースドライバーにステップアップするロバート・クビサは、ドライバーから与えられたフィードバックを理解すれば、その痛みは和らいでいた可能性があると考えている。

    「シミュレーターや様々な部門のデータにより、実際に僕たちは良いクルマを持っていると考えていた」とロバート・クビサは Auto Motor und Sport にコメント。

    「彼らはドライバーの意見に耳を傾けて、もっと素早く反応するべきだったかもしれない。僕はクルマを造っているわけではないけど、世界最高のエンジニアよりもドライバーの方が早くに問題に気づくこともある」

    「シーズン序盤はまだ相関関係の問題が残っていた。最終的にツールと現実とのそれらの逸脱がクルマの誤判断に繋がった。それでもシーズン後半には特にシミュレーターで僕たちは良い進歩を遂げていた」

    ロバート・クビサは、他の問題が具体化し始め、さらに他チームが急速に開発レートを挙げてきたことで、ウィリアムズは意気消沈してしまったと語る。

    「僕たちはクルマを改善させたけど、開発作業の過程でラップタイムとは関係のないような他の弱点も発見した。僕たちの立場からギャップを埋めるのは本当に難しかった。他チームも開発を続けていたしね」

    「ザウバーはシーズン序盤は僕たちの後ろにいたけど、彼らは素晴らしいペースで開発を進め、最終的にはミッドフィールドに食い込んだ」

    ロバート・クビサは、ウィリアムズは2018年から学び、2019年シーズンに同じ問題を起こらないことを確実にしなければならないと結論付けた。

    「ウィリアムズにとって難しいシーズンだったけど、重要なシーズンでもあった。僕たちは間違いを理解しており、今はそこから学んで、それらを繰り返さないようにしなければならない」とロバート・クビサはコメント。

    「再び起こることがないように2019年のために開発計画を立てる必要がある」

  • セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    ウィリアムズのF1シートを失ったセルゲイ・シロトキンは、今週、アウディから(ドイツツーリングカー選手権)DTMのルーキーテストに参加する。

    今年、ウィリアムズでF1デビューを飾ったセルゲイ・シロトキンだったが、チームは2019年にジョージ・ラッセルとロバート・クビサを起用することを発表。シロトキンはF1を去ることになった。

    セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるSMPレーシングは、アウディから招待されてセルゲイ・シロトキンが水曜日にヘレスサーキットで2018年のアウディ RS5 DTMを走らせることを明らかにした。

    SMPレーシングは「テストは今後のシーズンの彼のパフォーマンスのために彼のプログラムを決定するという状況の中で行われる」と述べた。

  • ウィリアムズ 「クビサの“ファイティングスピリット”が必要だった」

    ウィリアムズ 「クビサの“ファイティングスピリット”が必要だった」

    ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、散々な成績だった2018年シーズンからチームが回復するためにはロバート・クビサの“ファイティングスピリット”が必要だったと語る。

    2011年のプレシーズンにラリーでの事故で右腕に重傷を負ったロバート・クビサは、2019年にウィリアムズのドライバーとして8年ぶりにF1レースに復帰する。

    今季、ウィリアムズはわずか7ポイントしか獲得できずにコンストラクターズ選手権最下位という最悪なシーズンを送った。

    「ロバートは今年チームのために素晴らしい仕事をしてくれました」とクレア・ウィリアムズはコメント。

    「彼はリザーブドライバーの役割で本当に頑張ってくれました。彼はレーストラックでも我々のために本当に素晴らしい仕事をしてくれました」

    「ですが、お話してきたように、来年はウィリアムズにとって新しいスタートとなります。私は今年、ロバートと多くの時間を過ごしてきました」

    「彼の仕事、彼のファイティングスピリットを本当に楽しんでいます。現時点でこのチームはそれを必要としています。全員がプッシュする必要がありますし、ロバートは2019年とそれ以降に我々にとって素晴らしい存在になっていくでしょう」

    ロバート・クビサは、F2チャンピオンを獲得してF1デビューを果たすルーキーのジョージ・ラッセルと2019年にウィリアムズでチームを組むことになる。

    クレア・ウィリアムズは、今年レースドライブを得られなかったロバート・クビサの強さ、チームで他の役割を担おうという意欲が大きな印象を与えたと語る。

    「ロバートに関して最も印象的なだったことのひとつは、今年レースシートを得られませんでしたが、リザーブドライバーとしての役割を果たしてくれたことです」とクレア・ウィリアムズは語る。

    「それは彼のパーソナリティの多くを物語っています。彼が今年舞台裏でチームと一緒に働いていたことは来年のレースシートに昇格するための非常に貴重な経験となりました」

    「彼はチームの全員のことを知っていますし、チームの全員とうまくやっています。彼の献身、ファクトリーで過ごした多くの時間は、我々のパフォーマンスを向上させる助けになります」

    ロバート・クビサは、ウィリアムズにポーランドの石油企業PKNオーレンという重要なスポンサーシップをもたらした。ウィリアムズの2019年F1マシン『FW42』のノーズ、エアボックス、ミラーにはPKNオーレンのロゴが掲載される。

    ウィリアムズは、ロバート・クビサがチームの評価基準に基づいたファーストチョイスだったと語る。

    「彼は完全に準備が整っています。我々は評価プロセスに取り組み、彼はその上位にいました」とクレア・ウィリアムズはコメント。

    「他に考慮する多くの要因はありますが、最高の才能を確保することが常に我々にとっての課題でした」

  • メルセデス 「2019年はウィリアムズにも抜け穴を見つける可能性がある」

    メルセデス 「2019年はウィリアムズにも抜け穴を見つける可能性がある」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2019年に導入される新しいF1レギュレーションにはウィリアムズのようなチームでさえも抜け穴を見つけてメルセデスを倒せる可能性があると警戒心を強めている。

    F1は、オーバーテイクを改善することを目的に2019年からフロントウイングの概念を含め、新しい空力レギュレーションを導入する。

    トト・ヴォルフは、2009年には新生ブラウンGPがダブルディフューザーを生み出して圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得したことを引き合いにだし、新レギュレーションのグレーゾーンを生かすチームが出てくることでF1の勢力図が変わる可能性があると警戒する。

    「ルール変更によってあらゆることが可能だと思う」とトト・ヴォルフはFIA表彰式でコメント。

    「ブラウンGPがダブルディフューザーを生み出した2009年とほぼ同じようになると思う。抜け穴を見つけたチームがいるかもしれない。他がそれを見つけなければ、大きな違いを生む可能性があると思う」

    「我々は真剣に全員にその可能性があると受け止めている。今年フェラーリが2位でもウィリアムズが10位であってもね。彼ら全員に我々よりも優れたクルマを生み出す可能性がある」

    「我々はすべてのチーム、彼らが取り組んでいる努力をリスペクトしているし、彼ら全員をコンペティターと見なしている」

    ウィリアムズも2009年にトヨタと一緒にダブルディフューザーの抜け穴を見つけ出したが、効果的にそのトリックを利用できたのは後にメルセデスに生まれ変わることになるブラウンGPだけだった。

    最近、トト・ヴォルフは、メルセデスが2019年のF1エンジン開発で小さな“挫折”を経験しており、今のところはパフォーマンス面で期待していたほどの進歩を見い出せていないことを明らかにしていた。

    だが、トト・ヴォルフは、他のエンジンメーカーの脅威が増大しており、メルセデスはパワー面と過度に野心的な目標を設定する必要があったと認める。

    「シーズンを通して我々を含めたすべてのエンジンメーカーが大きなステップを果たしたのを目にしてきた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「今年、フェラーリはとても競争力なパワーユニットを持っていた。ホンダはトロロッソと素晴らしいパフォーマンスで大きな進歩を果たした。ルノーもシーズン終盤にレッドブルをほぼ全てのレースで優勝候補にするよう推進していた」

    「エンジンパフォーマンスが収束しているのがわかるだろう。我々はこれまで何年にもわたって集団のリーダーだった。来年も再び集団のリーダーであり続け、このポジションに戻ってくるためには、とても懸命にプッシュし、野心的な目標を設定する必要がある」

    「だが、F1は効率的なフォーミュラになってきてもいる。実際にレースをフィニッシュする最もパワフルなエンジンを持っていることが重要だ。ピーク時のパフォーマンスだけでなく、ピーク時の信頼性も重要だ。バランスは非常に難しい」

  • セルゲイ・シロトキンのスポンサー 「ウィリアムズは値下に応じなかった」

    セルゲイ・シロトキンのスポンサー 「ウィリアムズは値下に応じなかった」

    セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるSMP銀行のプログラムの一環として緊密に協力してきた元F1ドライバーのミカ・サロは、シロトキンはウィリアムズのF1シートを喪失したことにそれほど落ち込むべきではないと語る。

    ウィリアムズは、ポーランドの石油会社PKNオーレンをチームに持ち込んだロバート・クビサを2019年のドライバーとして起用。セルゲイ・シロトキンはシートを失うことになった。

    ミカ・サロは、その裏で決裂していたウィリアムズとSMPとの交渉について明かし、ウィリアムズがグリッド最後尾から抜け出す力があるかどうかは明らかではないと語った。

    「ウィリアムズに関してはだいたい予想通りだった」とミカ・サロは MTV にコメント。

    「もちろん、我々は価格を下げたかったし、ウィリアムズが良くなるという保証を得たかった。我々はコンセンサスを得られなかった」

    「それがセルゲイが離れることを心配していない理由のひとつだ」

    ミカ・サロは、セルゲイ・シロトキンの次のステップは、ル・マン24時間レースを含めたSMPレーシングのFIA 世界耐久選手権(WEC)になるだろうと語る。

    「セルゲイは良いシーズンを過ごした。良い仕事をしていたし、チームも彼のことを気にいっていた」とミカ・サロは主張。

    「彼の技術的な知識は驚くべきものだ。我々にはLMPカーがあるし、セルゲイのレベルのドライバーを必要としている」

    同時に、ミカ・サロは、右腕の重傷から8年ぶりにカムバックを果たすロバート・クビサの活躍を願っていると語った。

    「彼には世界中に多くのサポートがいるし、彼はタフな男だ。我々が彼がどのように対処していくかを目にすることができるだろう」