タグ: インディ500

  • インディ500:雨天によりプラクティス初日は中止

    インディ500:雨天によりプラクティス初日は中止

    降り続く雨のため、インディカーのインディ500のプラクティス初日は中止となった。

    インディアナポリス・モーター・スピードウェイでは、現地時間(東部時間)午前9時にサーキット走行が開始され、プラクティス1は午前11時15分まで行われる予定であった。しかし、早朝の雨は2.5マイルのオーバルは水浸しになった。

    午前中のセッションが雨で中止となった後、コースは乾き、現地時間の午後1時50分に各チームがピットレーンにクルマを持ち込むことが許され、プラクティス2が行われるはずだった。

    しかし、ドライバーたちが午後2時15分にインストレーションラップを行おうとした矢先、再び雨が降り出し、午後2時30分前にマシンはガレージに戻された。

    その後、さらに雨はコースを濡らし、インディカーは現地時間午後4時10分、コースが乾いて走行ができるようになることを正式にあきらめた。

    天気予報によると、明日からは雨雲が去り、晴天が予想されている。

    トラック活動は水曜日の午前10時に再開され、全車両を対象に5分間のインストレーションラップを行い、その後、午前10時15分から正午までRCエナーソンのルーキーオリエンテーションプログラムが実施され、全車両のプラクティスは正午から午後6時まで行われる予定となっている。

    インディ500のプラクティスと予選スケジュール
    水曜日、木曜日、金曜日は、正午から午後6時までマシンがコースに登場する。いわゆる「ファストフライデー」は、伝統的にレースのセットアップの優先度は低く、予選シミュレーション走行が優先される。

    ホンダとシボレーのエンジンに搭載されているボルグワーナーのターボは、1.3barのブーストから1.5barに上げられ、このレベルは日曜日の夕方の競技終了まで維持される。

    土曜午前11時に予選が始まる前に、フィールドは半分に分けられ、最後の30分プラクティスが2回行われる。土曜日の予選順位に含まれるすべての車両が少なくとも1回の予選チャンスを得た後、チームは2つのレーンから予選に挑むことができる。

    優先レーン(レーン1)にいる車両は、予選タイムを撤回しなければならないが、レーン2より先にコースに優先的にアクセスすることができる。第2レーンは、すでに予選を通過し、さらに順位を上げたいが、すでに設定した平均速度を失うリスクは避けたいというクルマのためのレーンである。

    午後5時50分に号砲が鳴ると、13位から30位までの順位が決まり、これらのドライバーは日曜日に再び予選に進むことはない。これで、3人ずつのフロント4列を争う12人のドライバーと、最後尾の3枠を争う4人のドライバーが決定する。

    5月21日(日)午前11時30分から、ポールポジションを争う12人のドライバーに1時間のプラクティスが行われ、その後、最終列を争う4人のドライバーに1時間のプラクティスが行われる。

    午後2時から3時まではトップ12予選が行われ、7位から12位までの順位が決定される。出走順は土曜日のタイムに基づき、遅い順から速い順となり、各車1回のアタックが保証される。最速の6台はFirestone ファスト6 シュートアウトに進出する。

    午後4時、ラストチャンス予選の4台が31~33位を争う。各車両には1回のアタックが保証され、午後5時の時間切れまで複数回のアタックを行うことができる。各車両の直近の予選速度は、時間切れまたは予選が終了するまで、スターティングラインナップの資格を維持する。

    午後5時15分、ポールポジションを決めるFirestone Fast Sixシュートアウトが行われる。1~6位が決定され、出走順は予選上位12台のタイムに基づき、遅い順となる。各車1回のアタックが保証される。

    スターティンググリッドの上位12名のドライバーにはインディカーシリーズのポイントが与えられ、ポールポジション獲得者は12ポイント、2番手は11ポイント、12番手は1ポイントとなる。

    5月22日(月)、午後1時から3時までの2時間のプラクティスで、エンジンはレース用のブーストレベルである1.3barのターボブーストに戻される。インディ500と同じような時間帯に行われるため、気温や路面コンディションも同等で、非常に有益なセッションになると、いくつかのチームやドライバーは語っている。

    5月23日(火)から25日(木)までは、サーキットでの走行はなく、ゲートも閉鎖される。ただし、火曜日と水曜日の午前11時から午後1時まで、チームはピットレーンでエンジンをかけない静的なピットストップ練習を行うことができる。

    5月26日(金)はカーブデー。午前11時から午後1時まで、マシンはレース前のレース前最後のオーバル走行を行う。

  • 佐藤琢磨、2023年インディ500参戦車両のカラーリングを披露

    佐藤琢磨、2023年インディ500参戦車両のカラーリングを披露

    佐藤琢磨は、2023年のインディ500に参戦するマシンのカラーリングを公開した。

    46歳の佐藤琢磨は、名門チップ・ガナッシ・レーシングへの移籍が決まったが、14年目のインディカー・シリーズとなる2023年はオーバルのみの5レースへのスポット参戦という形になった。

    インディカー・シリーズには2010年から参戦を開始し、F1モナコGP、ル・マン24時間レースと並ぶ『世界3大レース』のひとつとして知られ、決勝日には35万人を超える観衆の前で最高速度380km/hにもなるスピードで争われるインディインディ500を2017年と2020年に制覇。今シーズンはチップ・ガナッシ・レーシングの11号車で自身3度目の優勝を目指す。

    佐藤琢磨の11号車はデロイト トーマツがスポサードする。マシンは同社のコーポレートカラーであるブラックとグリーンに飾られる。

    佐藤琢磨は「皆さん、お待たせいたしました。INDY500を走るDeloitteカラーリングの11号車のお披露目です。いよいよ明日からプラクティス始まります!」とソーシャルメディアでマシンのカラーリングを公開した。

    佐藤琢磨 インディ500 インディカー・シリーズ

  • マクラーレンF1の“マルボロカラー”を含めたインディ500リバリーが公開

    マクラーレンF1の“マルボロカラー”を含めたインディ500リバリーが公開

    マクラーレンは、2023年インディ500に出場する3つの印象的な1回限りのインディカー・リバリーを公開。フェリックス・ローゼンクヴィストのマシンには、オレンジとホワイトの“マルボロカラー”のスキームが採用される。

    マクラーレンは今年60周年を迎え、F1では2023年マシンに『MCL60』という車名を付けることでその歴史を祝っている。

    マクラーレンのインディカー部門は、英国ブランドの豊かな歴史を祝い、5月に先立ち、インディ500、モナコGP、ル・マン24時間レースの勝利を含む『トリプルクラウン』でのマクラーレンの歴史的勝利を記念して、フル参戦マシンに3つのスローバックカラーリングを施した。

    最も目を引くトリビュート・カラーは、アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ニキ・ラウダのマシンで10年以上にわたってF1ファンの間で愛されてきたオレンジとホワイトの象徴的な『マルボロカラー』スキームだ。

    フェリックス・ローゼンクヴィストの6号車のカラーリングは、プロストが1984年のモナコGPで優勝したマクラーレンMP4-2にちなんでいる。

    パト・オワードの5号車は、1995年のル・マンで優勝したマクラーレンを彷彿とさせるフルブラックの装い。この年、マクラーレンはゴードン・マレーがデザインしたオールブラックのマクラーレンF1 GTRで、ヤニック・ダルマス、J.J.レート、関谷正徳が優勝を飾った。

    アレクサンダー・ロッシの7号車は、マクラーレンが1976年にインディ500で優勝したことを記念して、パパイヤとブルーを基調としたデザインになっている。これは、ジョニー・ラザフォードがマクラーレンM16に乗って雨の短縮レースでインディ2勝目を飾ったことに由来する。

    マクラーレンCEOのザック・ブラウンは、「マクラーレンの60周年を記念して、歴史的な三冠達成を祝うこれらの象徴的な記念モデルを発表できることを誇りに思う」と述べた。

    アロー・マクラーレンの3人のフルタイムドライバーは、来週の4月19日~20日のオープンテスト以降、プラクティス、予選、そして5月28日の決勝レースでこのカラーリングを使用する。

    アロー・マクラーレンは、第107回大会には4台のマシンを投入し、トニー・カナーンは4台目の1回限りのエントリーで最後のインディカー出場を果たす。

    マクラーレン 2023年 インディ500

  • インディカー、2023年はインディ500のダブルポイントを廃止

    インディカー、2023年はインディ500のダブルポイントを廃止

    インディカーは、2023年の新たな試みとして、インディ500でのダブルポイントの付与を廃止する。

    インディ500のウィナーは、10年以上にわたって付与されてきたダブルポイントにより、優勝がチャンピオンシップの有力な位置づけになっていた。だが、今年はインディ500のウィナーには他のレースと同じスタンダードポイントしか付与されない。

    「17シーズン連続で、NTTインディカー・シリーズのチャンピオンシップは、シーズン最終戦で決定している」 とインディカーの社長であるジェイ・フライは語った。

    「インディアナポリス500でのダブルポイントは、シーズンチャンピオンの座を変えることはなかったが、時にはフルタイムチームの最終順位にマイナスの影響を与えることもあった」

    「エントリーリストが増えたことで、この動きがチャンピオンシップのポジションを争うチームに一貫性をもたらすと同時に“レースにおける最高のスペクタクル”の重要性を低下させることはないだろう」

  • マクラーレン、2024年のインディ500にNASCARのカイル・ラーソンを起用

    マクラーレン、2024年のインディ500にNASCARのカイル・ラーソンを起用

    マクラーレン・レーシングのインディカーチームは、2024年5月に開催されるインディ500で、NASCARスターのカイル・ラーソンのために追加の一台を編成する。

    カイル・ラーソンは、同じ日にシャーロット・モーター・スピードウェイで開催されるNASCARのコカコーラ600レースにも出場する。過去に戦没将兵追悼記念日の週末に「ザ・ダブル」を行ったドライバーは5人だけであり、最近では2014年のカート・ブッシュが出場している。

    カイル・ラーソンのインディ500マシンは、象徴的な米国モーターレーシングチームのボスであるリック・ヘンドリックが共同所有し、HendrickCars.comとのタイトルパートナーシップを保持する。

    リック・ヘンドリックは「カイルをサポートし、アロー・マクラーレンのようなエリートチームと提携し、世界最高の自動車レースイベントの1つでHendrickCars.comを宣伝する機会を持つことは本当にユニークだ」と語った。

    「車のオーナーとしてインディ500でシボレーを走らせることは、非常に特別なことだ。このようなコラボレーションは、それを実現するために必要なものであり、幸いなことに星が一致した」

    「カイルをトップレベルのエキップメントに乗せ、このような困難な挑戦に備えるための十分な時間を与えることが重要だった」とリック・ヘンドリックは述べ、パートナーシップを実現させてくれたマクラーレンのCEOであるザク・ブラウンに感謝を付け加えた。

    「我々はそれを正しく行うことに100%コミットしており、ザクと彼の組織と協力することを楽しみにしている。我々全員が競争相手だ」

    ヘンドリック・モータースポーツは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるブリックヤード400での10回を含め、NASCARカップで291回の勝利を収めている。4回のカップチャンピオンのジェフ・ゴードンは、現在、チームの副会長を務めている。

    カイル・ラーソンは、19のカップレースで優勝し、2019年と2021年のNASCARオールスターエキシビションレースでも2勝を挙げている。また、デイトナで開催されたロレックス24でチップガナッシ・レーシング・ライリーDPの共同ドライバーとして優勝している。

    「とても興奮している。インディアナポリス500で戦うことは僕の夢であり、スプリントカーでの参戦を開始する前、子供の頃からずっとやりたかったことだ」とカイル・ラーソンはコメント。

    「特にアロー・マクラーレンとミスター・ヘンドリックと一緒にそれを行うことは夢の実現あ。この機会に感謝しているし、まだ1年半ほど先ですが、とても楽しみにしている」

    「インディアナポリス500とコカ・コーラ600の両方で戦うことを本当に楽しみにしている。そして、その日に1勝もしくは2勝できる可能性さえある」

    ザク・ブラウンは、2024年のラインナップにカイル・ラーソンを加えることは「レースファンだけでなく、アロー・マクラーレンチームにとってもエキサイティングなことだ」と語った。

    「リック・ヘンドリックとジェフ・ゴードンと協力してこれをまとめるのは素晴らしいことであり、2024年5月に行われることについて、彼らに心から感謝したい」

    マクラーレン インディカー

  • 「マクラーレンにとってインディ500予選落ちはいい勉強になったはず」

    「マクラーレンにとってインディ500予選落ちはいい勉強になったはず」

    元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーブは、マクラーレンにとってインディ500での予選落ちは“いい勉強になった”はずだと考えている。

    今年、マクラーレンは初めてチームとしてインディ500にエントリーしてフェルナンド・アロンソを走らせたが、クルマは予選で33番手に入る速さすらなかった。

    F1に転向する前の1995年にいインディ500を制しているジャック・ヴィルヌーヴは「全員にとっていい勉強になったと確信している」と Marca にコメント。

    「インディ500はおそらく最も難しい競争かもしれない。だが、彼らは一人でそれに挑むことを望んだ」

    マクラーレンはインディ500を決して過小評価していなかったと主張しているが、多くの人々は、マクラーレンはF1にメインの焦点を置いているためインディ500がおろそかになったと考えている。

    「本格的にやらなければならないし、年1回のレースに備えるのは難しい」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。

    だが、ジャック・ヴィルヌーブは、フェルナンド・アロンソが世界3大レースでの“3冠”達成を目標にしていることを評価している。

    「彼はF1では全ての記録を破ることがでいないことをわかっているし、その代わりにすべてにおいて少しでも勝利にトライすることができる」

    また、今年、メルセデスがずば抜けた強さを見せていることはF1にとって良いことではないとジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    「F1にとって酷いことだ。こんなにも長い間それが続いているのだからね」とジャック・ヴィルヌヌーヴはコメント。

    「現在のレギュレーションでメルセデスを倒すのは基本的に不可能だ」

  • マクラーレン 「アロンソのためにインディ500に参戦したわけではない」

    マクラーレン 「アロンソのためにインディ500に参戦したわけではない」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンとしての今後のインディ500への関与は、フェルナンド・アロンソが同チームと継続するかどうかには結びついてないと語る。

    今年、マクラーレンは、世界3大レースでの3冠を狙うフェルナンド・アロンソとともに独自のエントリーでインディ500に挑戦。しかし、まさかの予選落ちを喫し、今後どのように取り組んでいくかを検討している。

    ザク・ブラウンは、マクラーレンのインディ500への参戦がフェルナンド・アロンソの3冠への追求と結びついているわけではないと主張。また、アロンソがどこかの時点でマクラーレンとともにル・マンに参戦する可能性があることを示唆した。

    「フェルナンドのためにインディアナポリスを走ったことはない」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼と一緒に勝利を収めることができれば、素晴らしい話だったと思う。

    「将来的にはフランスで一緒にレースをすることになるかもしれない。だが、マクラーレンはずっと走ってきたし、フェルナンドが運転を止めた後もそこにいるだろう」

    「フェルナンドが我々のために運転したいかどうかは、我々がインディに戻るかどうかについての決定を動かすことはない」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンとインディ500への参戦を続けるかどうか質問されたザク・ブラウンは「我々はそれにはたどり着いていない。私はフェルナンドのことを本当によく知っているし、我々が一緒にやっている理由の一つは、私彼がどのように働くかを理解しているからだと思う」とコメント。

    「そして、あのよな最低値の結果になってしまった場合、今すぐ決断を下す必要がないのに24時間後にマイクを顔に付けたくはないものだ」

    「彼は我々全員と同じくらいがっかりした。我々は明らかに彼を失望させてしまった」

    「彼はレーサーであり、インディアナポリスは独特なものだと理解している」

    「彼は見事な走りを見せ、持っているすべてを出し切ってくれた。ファンとメディアに対しても素晴らしかったし、それはまさに彼が内面を現している」

    「彼はとにかく競争的であることを望んでいる。彼はインディアナポリスに戻りたいと思うだろう」

    「一緒にやってくれたら素晴らしいと思うが、彼はスイスに戻っており、ストレスの多かった数週間を終えてくつろぎたいと思っている」

    ザク・ブラウンは、今年のインディ500でのフラストレーションが、フェルナンド・アロンソとチームとの関係に悪影響を及ぼすことはないと語る。

    「我々はフェルナンドと素晴らしい関係を築いている。彼は我々と多くの浮き沈みを経験した。おそらく過去3~4シーズンではより多くの最低値を経験した。彼は本当にマクラーレンを楽しんでいるし、マクラーレンも彼を楽しんでいる」

    「彼は何が起こっているのか、我々がショーを披露するためn日曜日にどれだけ近づいていたか、そして、我々が費やした努力を見ている」

    「我々全員が失望していると思うが、それがフェルナンドとマクラーレンの関係を変えることはないだろう」

  • NHK BS1 | 2019年のインディ500を完全再放送

    NHK BS1 | 2019年のインディ500を完全再放送

    NHK BS1は、6月1日(土)の午前7時から『完全放送 世界最速レース インディ500 佐藤琢磨が挑む!』と題して2019年のインディ500を完全放送する。

    世界三大カーレースのひとつ、インディ500。世界中のレーサーがあこがれる大舞台で佐藤琢磨は2017年大会で優勝し、日本人として初めてチャンピオンとなった。

    2019年、琢磨は再び偉業に挑むが、その前には強力なライバルたちが立ちはだかる。最高時速380キロ、3時間に及ぶ究極のレースをNHKは初めて丸ごと放送する。レース会場からのリポートや、わかりやすい実況と解説でレースの醍醐味をたっぷりと伝える。

    完全放送 世界最速レース インディ500 佐藤琢磨が挑む!
    NHK BS1
    2019年6月1日(土) 午前7:00~午前10:49(229分)
    【出演】レーシングドライバー…佐藤琢磨
    【解説】レーシングドライバー…中野信治
    【アナウンサー】ピエール北川
    【リポーター】辻よしなり

  • 佐藤琢磨、2019年のインディ500の賞金は5900万円

    佐藤琢磨、2019年のインディ500の賞金は5900万円

    佐藤琢磨は、2019年のインディ500で3位入賞を果たし、54万0454ドル(約5920万円)の賞金を手にした。

    5月26日(日)に開催されたインディ500で、佐藤琢磨はピットストップでホイールが確実に装着されず、再ピットインを強いられて一時31番手まで順位を落とすが、見事な戦略でリードラップまで復活。最終的に3位までゴールし、今年のインディ500を沸かせたドライバーの一人となった。

    2019年のインディ500の賞金総額は1309万0536ドル(約14億3375万円)。

    3位でフィニッシュした佐藤琢磨は、2周をトップで走行したことによるボーナスを含め、54万0454ドル(約5920万円)の賞金を獲得。

    優勝したシモン・パジェノーは、ポールアワードの10万ドル、最多ラップリードとなる116周のボーナスを含めて266万9529ドル(約2億9200万円)の賞金を獲得。2位のアレクサンダー・ロッシは、22周のラップリードによるボータスを含めて75万9179ドル(約8300万円)の賞金を手にした。

    インディ500は全員に賞金が与えられ、3周でリタイアしたコルトン・ハータにも35万1129ドル(約3840万円)の賞金が与えられる。
    ちなみに2017年にインディ500を制した際、佐藤琢磨は総額245万8129ドル(約2億7279万円)の賞金を手にしている。

    関連:佐藤琢磨、インディ500の優勝賞金2億7200万円について告白

  • ホンダ | 2019年 インディ500 決勝レポート … 佐藤琢磨が3位入賞

    ホンダ | 2019年 インディ500 決勝レポート … 佐藤琢磨が3位入賞

    アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は、第103回インディアナポリス500で最終ラップまで凄まじい優勝争いを繰り広げた。しかし、200周に及んだ激闘のゴールで、2016年のインディ500チャンピオンは、優勝したシモン・パジェノー(シボレー)にコンマ2秒届かなかった。

    33台が出場するインディ500に予選9番手で3列目アウト側グリッドからスタートしたアレクサンダー・ロッシは、2時間50分に渡ったバトルでトップグループを走り続けた。

    彼とスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)ら数人のホンダ ドライバーたちは、1回の給油でライバルメーカーよりも2周以上も長く走ることもできていた。

    178周目にブルデーとグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)がターン3で接触し、外側の壁にヒット。彼らのすぐ後ろを走っていたフェリックス・ローゼンクビスト(Chip Ganassi Racing)とザック・ヴィーチ(Andretti Autosport)もリタイアを余儀なくされた。ディクソンもここでマシンにダメージを負い、優勝争いのチャンスを失った。

    コース清掃のために短時間の赤旗中断があったあと、レースは残り13周でリスタートが切られ、ロッシとパジェノーが一騎打ちを行う舞台が整った。彼らはゴールを目前に、ここから4回も順位を入れ替えるバトルを披露。しかし、199周目のターン3でパジェノーがトップに立った。ロッシはインディ500での2勝目を目指し、最終ラップのターン4立ち上がりにチャンスを見出そうとしたが、パジェノーがインディでの初の栄冠を獲得した。

    トップ争いのすぐ後ろには、今日一番の復活劇があった。佐藤琢磨は最初のピットストップでホイールが確実に装着されず、その確認のために2周後にもう一度ピットに向かった。これで1ラップの周回遅れになった佐藤琢磨だったが、2017年インディ500チャンピオンの佐藤琢磨とRahal Letterman Lanigan Racingは、ラップダウンをばん回するお手本のような作戦で、ゴールまで60周を切ったところでリードラップに復活した。そして、最後のリスタートのあと、佐藤琢磨はジョセフ・ニューガーデン(シボレー)とエド・カーペンター(シボレー)を見事な走りでオーバーテイクし、3位でゴールした。

    Dale Coyne Racingのサンティノ・フェルッチは、すばらしいインディ500デビューを果たした。シリーズチャンピオンでインディ500での優勝経験も持つライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)とポジションを争いながら走り続け、178周目の多重クラッシュも絶妙のドライビングでクリアして今年のルーキー最上位となる7位でのゴールを達成した。

    アレクサンダー・ロッシ(2位)
    「最終ラップは全開でした。しかし、あと一歩届きませんでした。今日は22号車(パジェノー)の日で、彼からなにかを奪うのは不可能でした。ポールポジション、最多リードラップを獲得した彼らのマシンは速かったです。私たちのマシンも本当にすばらしい仕上がりで、トラフィックの中でもいい走りができていました。ほかのだれにも真似のできない走りになっていたはずです。優勝できなかったのは本当に残念です。レースの中で、私たちが勝てそうだと思える時間帯がありました。最後のイエローは私たちの味方になりませんでしたね。Hondaエンジンは燃費でライバルに対して大きな優位を持っていました。ただ、今日の私たちが勝つためには、あとほんの少しが必要だったようでした」

    佐藤琢磨(3位)
    「最初のピットストップで右リアホイールがちゃんと装着されておらず、ピットに戻ってチェックする必要がありました。周回遅れになりましたが、500マイルのレースなので、あきらめませんでした。リードラップに戻るのには100ラップ以上がかかりましたが、チームが作戦を駆使してそれを実現してくれて、最後の15周ほどはとてもエキサイティングなバトルを戦うことができました。後ろの順位を走っているに間もトラフィックの走りをトライし、それを活かして戦いました。レース再開時に5番手で、そこから2台をパスしました。そして、前にはロッシとパジェノーの2人しかいなくなりましたが、彼をオーバーテイクするところまではいきませんでした。おめでとう、シモン・パジェノー。彼はウイナーとなるにふさわしい走りをしていました」

    関連:【動画】 2019年 インディ500 決勝レース ハイライト