タグ: インディ500

  • アンドレッティ、アロンソのインディ500参戦に「経験がなくても心配ない」

    アンドレッティ、アロンソのインディ500参戦に「経験がなくても心配ない」

    アンドレッティ・オートスポーツのCEOを務めるマイケル・アンドレッティが、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦についてコメントした。

    フェルンナンド・アロンソのインディ500参戦のレースオペレーションは、佐藤琢磨選手が2017年から在籍しているアンドレッティ・オートスポーツが担当。エントリー名は「マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ」となる。

    「101回目のインディ500でマクラーレン・ホンダとパートナーを組み、フェルナンドをアンドレッティ・オートスポーツの一員に迎えられ、とても光栄です」とマイケル・アンドレッティはコメント。

    「こんな素晴らしい機会を与えてくれたザク・ブラウン、ホンダとマクラーレンに感謝します。この新しいパートナーシップのため周到に計画を組んできましたし、素晴らしい5月を迎えるための準備は整っています。インディ500で勝利するという、フェルナンドのキャリアの中で最も大きな目標の一つを叶えられる舞台を用意することが、とても待ち遠しいです」

    「フェルナンドがスーパースピードウェイを走った経験がないことは心配していません。インディ500は練習に費やせる時間が十分にあり、ルーキーがデビューするのに相応しい舞台だと思いますし、我々が証明したようにルーキーが勝利した実績もあります。フェルナンドは優れた才能の持ち主ですし、彼がマクラーレン、ホンダ、そして アンドレッティ・オートスポーツのために、素晴らしい走りをしてくれることは間違いありません」

    「フェルナンドの参戦により、アンドレッティ・オートスポーツからは6台での参戦となり、その6台がそれぞれ協力してセットアップを詰めていきます。そうすることで、アンドレッティ・オートスポーツとして更に競争力を上げ、際立つ存在になれると思っています」

    関連:フェルナンド・アロンソ、インディ500に電撃参戦! F1モナコGPは欠場

  • ホンダ、アロンソのインディ500参戦は「歴史的なプロジェクト」

    ホンダ、アロンソのインディ500参戦は「歴史的なプロジェクト」

    フェルナンド・アロンソのインディ500参戦について、ホンダのブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英がコメントした。

    「アロンソ選手のかねてからの夢であるインディ500に、マクラーレン・ホンダとして、アンドレッティチームと共に参戦する体制が整ったことを嬉しく思います」と森山克英はコメント。

    「ホンダがエンジンサプライヤーとして、今回の歴史的なプロジェクトの一翼を担うことができることを大変光栄に感じていますし、マクラーレン・ホンダのチャレンジに賛同し、プロジェクトへの協力を快く申し出てくれたアンドレッティ氏に感謝を申し上げます」

    「現役世界最高ドライバーのアロンソ選手が、世界最高峰レースの一つであるインディ500において素晴らしい活躍をしてくれると信じていますし、ホンダとしても彼とチームに対して最大限のバックアップをしていきたいと思っています。伝統の舞台に立つアロンソ選手の姿を、今からとても楽しみにしています」

    関連:フェルナンド・アロンソ、インディ500に電撃参戦! F1モナコGPは欠場

  • フンコス・レーシング、KVレーシングの資産でインディ500に参戦

    フンコス・レーシング、KVレーシングの資産でインディ500に参戦

    フンコス・レーシングが、消滅したKVレーシングの資産でインディ500に参戦することが発表された。

    リカルド・フンコスが率いるフンコス・レーシングは、インディ・ライツやプロ・マツダといったカテゴリーで活躍するチーム。インディ・ライツ参戦初年度の2015年にはスペンサー・ピゴットがドライバーを務め、タイトルを獲得している。

    昨年、フンコス・レーシングは、インディカー参戦を目的にインディアナポリス・モーター・スピードウェイの側に4万フィートの大型ワークショップを開いており、撤退したKVレーシングの2台のシャシーとピットエキップメントを購入した。

    「私、そして私のチームにとって夢が実現した」とリカルド・フンコスはコメント。

    「私の人生において間違いなく最も大きな瞬間のひとつだ」

    フンコス・レーシングが、ホンダとシボレーのどちらのエキップメントを使用するのか、インディ500のドライバーに誰を起用するかはまだ発表されていない。

    「モーターレースにおいて大きな動き、大きな決定をするための正しいタイミングを計るのは常に難しいが、正しいタイミングであり、マツダ・ロード・トゥ・インディで成し遂げたように成功できると自信を持っている」とリカルド・フンコスは述べた。

    KVレーシングの共同創設者であるケビン・カルコーベンは、フンコスのインディカーへの動きをサポートすることをすでに明白にしている。

    「我々はリカルドがインディ500とそれ以降へのプログラムを発展させていることを嬉しく思う」とケビン・カルコーベンはコメント。

    「我々は、エントリーを成功させるために経験、器材、データで彼と彼のチームを助けることをコミットしている」

    KVレーシング、インディカー撤退を発表・・・かつて佐藤琢磨も所属
    KVレーシング、インディカー撤退を発表・・・かつて佐藤琢磨も所属

  • トニー・スチュワート、インディ500で#77号車をサポート

    トニー・スチュワート、インディ500で#77号車をサポート

    元インディカーチャンピオンでNASCARカップシリーズでも3度チャンピオンを獲得しているトニー・スチュワートが、スポンサーとしてインディ500に復帰することになった。

    今回の活動は、トニー・スチュワートが主催するチャリティー基金「トニー・スチュワート ファンデーション」がコロラド州立大学にあるがん医療研究施設「フリントアニマルがんセンター」の知名度アップを目的として「チーム・ワンキュア」を立ち上げ、シュミット・ピーターソン・モータースポーツの#77号車をサポートするというもの。ドライバーはまだ発表されていない。

    2016シーズン限りでNASCARを引退したトニー・スチュワートは、これまでも深刻な病と闘う子供たちや動物をサポートし続け、今回のプロジェクトに至った。

    トム・スチュワートは、自ら大けがを負ってレース界に復活し、インディ500制覇への熱意を共に持つサム・シュミットがこのプロジェクトを進める上で最高のパートナーだと語った。

    サム・シュミットは、2000年のインディカーテスト中にクラッシュし、首から下がマヒするという重傷を負いながらもリック・ピーターソンと組んでチームを立ち上げ、インディカーシリーズに参戦。同時に自ら基金を立ち上げて障害を負った人々の治療研究をサポートしている。

  • NHK BS1 「世界最速レース インディ500〜佐藤琢磨 頂点に挑む〜」

    NHK BS1 「世界最速レース インディ500〜佐藤琢磨 頂点に挑む〜」

    NHK BS1でドキュメンタリー特番「世界最速レース インディ500〜佐藤琢磨 頂点に挑む〜」が6月26日(日)の午後7時から放送される。

    F1モナコ、ルマン24時間と並ぶ世界三大レースのひとつ「インディ500」。最高速度は380キロ、F1を上回る世界最速のレースだ。このインディが今年2016年、100回目を迎えた。

    この記念大会の栄冠を目指すのは、よりすぐりの世界のトップドライバーたち。日本からは元F1ドライバーで、3年前に惜しくも優勝を逃した佐藤琢磨が挑む。予選から決勝まで、舞台裏に密着。歴史に名を刻もうと挑む男たちの極限の闘いを描く。

    【番組概要】
    番組名:BS1スペシャル「世界最速レース インディ500〜佐藤琢磨 頂点に挑む〜
    放送チャンネル:NHK BS1
    日時:2016年6月26日(日) 午後7時00分(110分)

  • 佐藤琢磨、インディ500着用ヘルメット チャリティーオークション

    佐藤琢磨、インディ500着用ヘルメット チャリティーオークション

    佐藤琢磨が第100回記念となったインディ500の決勝レースで着用したスペシャルヘルメットのオークションが本日より「ヤフオク!」にてスタートした。

    ヘルメットはレースを終えた直後の状態で、無線、ドリンクチューブ、オイルやラバー、デブリ(破片)などが付着したまま保存されている。

    チャリティ・オークションの収益(制作費や経費を除いた収益)は、落札額の10%を「ヤフオク! みんなのチャリティ」に募金し、残りの収益は「With you Japan」を通じて復興地の子供たちの支援に役立てられる。

    【オークションの詳細】
    ■オークション期間:日本時間6月14日(火)10時〜 6月21日(火)21時57分

    ■出品場所:ヤフオク!
    http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b206931524

    ■出品名: 佐藤琢磨 第100回インディ 500参戦記念スペシャル・ヘルメット

    ■開始価格:100円から

    第100回INDY500参戦記念スペシャルヘルメット チャリティーオークション

  • 佐藤琢磨 「100回目という記念のインディ500に参加できて嬉しかった」

    佐藤琢磨 「100回目という記念のインディ500に参加できて嬉しかった」

    佐藤琢磨が、第100回 インディ500のレース週末を振り返った。

    ときには、フィニッシュできなかったことが本当に辛いレースがある。とりわけ、それが記念すべき第100回のインディ500で、好結果が期待できそうな状況であればなおさらだろう。

    しかし、残り36ラップ、あと100マイル(約160km)に満たない距離を走りきればいいだけになったとき、佐藤琢磨の身にまさにそんな不運が降りかかった。

    「僕たちは本当に速く、とてもいい結果が得られそうでした」と佐藤琢磨。「言葉では言い表せないほど残念な結末でした」

    インディGPが終わると直ちに、佐藤琢磨とAJフォイト・レーシングはNo.14 ダラーラ・ホンダをスーパースピードウェイにあわせてアジャストする作業を開始した。例年どおり、日程的にはとても長いように思えても、それは文字どおり時間との戦いだった。

    「僕たちのマシーンは、見た目は昨年とあまり変わっていませんが、たくさんの作業をする必要がありました。ホンダはスーパースピードウェイ用に新しいフロントウィング、フロントウィングの翼端板、リアウィングレットなどを持ち込みましたが、最大の変更点は、ドーム型スキッドの使用が全員に義務づけられたことにありました」

    2015年に深刻なアクシデントがいくつか発生したことを受け、インディカー・シリーズは従来のステップ型フロアの使用を取りやめることを決める。より大きなダウンフォースを生み出すステップ型フロアは、サイドウェイを起こしたときにマシーンが空中に舞い上がる原因になると考えられたからである。しかし、チームにとって容易ではなかったのは、チタン製スキッドブロックに加えて車高を9mm高くされた点にあった。

    「ダウンフォースが大幅に減るのはもちろんですが、それとともに重心が上がってしまうことが問題でした。おかげで非常にドライブしにくいマシーンになり、プラクティスが始まる1ヵ月前には安全を確認するためのエアロテストが実施されることになりました」

    このテストの結果、インディカー・シリーズはディフューザーのサイドウォールに長さ9mmのエクステンションを追加することを認めたのである。

    「車高が上がったことで、空力的にも機械的にも性能低下を招くことになりました。おかげで、エアロマップを完全に作り直さなければなりませんでした。これは大変な作業です。そこで、一部のチームは風洞実験を行ったようですが、僕たちはできませんでした。しかし、このため僕たちが考える以上に大変な状況となったのです」

    プラクティス1週目の火曜日は雨のためにセッションが中止となり、さらに困難な状況となった。

    「1週間もプラクティスがあると皆さんは思われるでしょうが、結果的には2日半しか走れませんでした。これでは、とても十分とはいえません! マシーンの傾き具合、車高、スプリングのパッケージ、ジオメトリー、アライメント、ウィングのセッティング……、やらなければいけないことは山のようにあります。3チーム体制で臨んだことは大きな助けになりましたが、それでも時間が足りず、たくさんのテスト・プログラムを見送ったほか、木曜日にはレース用のセットアップ作業に取り組みました。翌日はファスト・フライデイで、予選用の高いブースト圧を使うことになるため、さらに難しい状況となります。ダウンフォースを減らすと、マシーンは少しナーバスな挙動を示すようになりました。メカニカル・グリップを高めたいところでしたが、なかなかうまくいきませんでした」

    予選前に行われた土曜日のウォームアップも満足できる内容ではなかったため、佐藤琢磨らはひとつの重大な決断を下すことになる。

    「セットアップの方針を根本的に変更することにしました。特に僕のマシーンは大胆な見直しを行いましたが、これは大成功でした。気まぐれな風が吹き荒れ、気温は高いというチャレンジングなコンディションでしたが、チームとエンジニアたちは素晴らしい仕事をしてくれました。コンディションの変化に伴い、予選で苦戦する上位陣が少なくなかったので、僕たちはさらに進歩しなければいけないと考えていましたが、ここでいい結果が残せたのは本当によかったと思います。チーム全員で努力した結果、4列目の12番グリッドを獲得。プラクティスでの状況を考えれば、チームは驚くべき仕事をしてくれたといえますし、僕はこの結果に心から喜んでいました」

    そこからチームはさらなるセットアップの煮詰めに取り組んだ。月曜日には大きく前進できたものの、金曜日に行われたカーブデイではマシーンのバランスに問題が見つかり、月曜日に果たした進化の半分ほどを逆戻りしなければならなくなった。

    そして決勝レース、佐藤琢磨は好スタートを切ったものの、最初の数周でポジションを7つも落としてしまう。しかも、レース前半の間は同様のことが繰り返し起こり、さらに順位を落とすことになった。

    「最初の100周は、まるで悪夢のようでした。スタート直後はそれほど悪くありませんでしたが、すぐにひどいアンダーステアに悩まされるようになります。気温は華氏90度(約32℃)近くもありました。その為、僕たちはダウンフォースを増加して挑むことにしましたが、グリッド上に並んだマシーンを見ると、その多くが僕たちよりもダウンフォースを大きめに設定していました。そこで僕たちはプラクティスのときよりダウンフォースを増やすことにしたのです。アンダーステアはひどく、この症状は最初のスティントの間、ほとんど変わりませんでした」

    第2スティントでは、タイヤ空気圧の調整とフロントウィングのダウンフォースを増やすことで症状はいく分改善されたものの、それでもアンダーステアはしつこくつきまとった。第3スティントではさらに調整を行ったものの、その傾向に変化は見られなかっただけでなく、逆にスタビリティを著しく失う結果に発展。そして第4スティントではマシーンがさらに不安定になってしまったのである。

    「このくらい症状が重いアンダーステアであれば、さぞかしリアのグリップは安定していたと思われるでしょうが、実際にはそんなことはありませんでした。スタビリティを失ったマシーンはとても不安定な動きを見せると同時に、トラフィックのなかではアンダーステアが大幅に増加し、まるでスロットルを踏めませんでした。おまけにストレートではドラッグが大きいことが災いし、たくさんのドライバーが僕を追い抜いていきました」

    この後、佐藤琢磨は中団を走るドライバーから優勝争いを演じる有力ドライバーへと変貌を遂げることになる。

    「大胆な変化が望まれる状況だったので、僕はダウンフォースを減らすようリクエストしました。これが驚くほどうまくいき、ようやく戦いに挑めるようになりました。通常、ダウンフォースが大きければマシーンは安定しますが、うまくバランスを取ることができなかったので、僕たちはウィングを寝かしてドラッグを減らし、ペースを上げることに成功したのです」

    122ラップ目にリスタートが切られると、佐藤琢磨は11番手から7番手へとポジションアップ。マルコ・アンドレッティやグレアム・レイホールを追い抜き、スコット・ディクソンとバトルを演じ、競り勝つまでに勢いをつけた。残り50周目、バディ・ラジアーのマシーンからホイールが外れ、再びイエローが提示されたとき、佐藤琢磨は5番手につけていた。しかし、問題は、佐藤琢磨がまさにピットインしようと思ったそのときに、ピットレーンがクローズになったことにあった。

    「あれはとても残念な状況でした。僕がピットストップしたのは、他のドライバーに比べてかなり遅いタイミングでした。僕たちのマシーンは燃費がよく、イエローが出たのはちょうどピットに入ろうと思っていたときでしたが、ここでピットがクローズとなったのです」 ピットロードがオープンになったところで佐藤琢磨はピットイン、10番手になってコースに復帰した。ポジションは下がったが、まだ上位フィニッシュのチャンスは十分にあった。

    「リスタートはあまり上手くいったとはいえず、勢いを失って少し後退しました。それでも追い上げられると思っていましたが、集団のなかで走るのは難しい状況でした」

    そしてアクシデントは起きた。「いつもであれば、フロントのグリップがどの程度あるかわかっていて、グリップを失いそうであればスロットルを戻します。ところが、リスタートのときは誰もがニュータイアを装着していて、みんながほぼ全開でコーナーに進入していきました。しかし、あれほど急激にグリップを失って挙動が変化するとは思いもしませんでした。すぐ前を行くマシーンが出口で減速した為に急接近し、突然マシーンが滑り始め、ウォールと接触してしまったのです」上位フィニッシュのチャンスは消え去った。

    「ピットストップをしたとき、2位でフィニッシュすることになるカルロス・ムニョスの直後につけていました。この後はふたつのスプリント・スティントが展開され、とてもコンペティティブなレースになると予想していました。けれども、残念な結果に終わってしまいました」

    レースは終わっても、今週末にダブルヘッダーが行われるデトロイトに向かうまでには、まだこなさなければいけない仕事が残されていた。

    「インディ500のイベントは月曜日の夜まで繰り広げられるのです! 最後にインディ500バンケットに参加し、火曜日になってようやくデトロイトに移動できます。しかも、水曜は朝からメディア向けのイベントが行われます。つまり、デトロイトの市街地コースでのバンピーでチャレンジングな戦いがあっという間に始まるのです。しかも、デトロイトが終わるとテキサス・スピードウェイでのオーバルレースに逆戻りします。 忙しい時期です!」

    「インディ500の結果は本当に残念ですが、100回目という記念のイベントに参加できたことは本当に嬉しく思っています。そして皆さんのご声援に心から感謝しています。日本からはたくさんファンの方々に来て頂き、多くのスポンサーの皆さんに支援していただきました。日曜日の夜にはディナーを催しましたが、参加者は70名にもなりました! いい結果を残せなかったことは本当に残念ですが、これもレースです。今回、学んだこともあるので、今シーズンの残るレースも全力で戦っていきます!」

  • 第100回 インディ500:優勝のアレキサンダー・ロッシは賞金2億8300万円

    第100回 インディ500:優勝のアレキサンダー・ロッシは賞金2億8300万円

    第100回 インディ500で、劇的な優勝を果たしたアレキサンダー・ロッシは、総額で254万8743ドル(約2億8340万円)の賞金を手にした。

    100回目の開催となったインディアナポリス500マイルレース。その歴史的なレースで、アメリカ出身のルーキー、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が、初参戦にして初優勝を成し遂げた。

    決勝翌日には表彰式が行われ、33人のドライバーに賞金が授与された。

    2016年の賞金総額は、1327万3253ドル(約14億76578万円)。優勝したアレキサンダー・ロッシは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの5,000ドルを含めた総額254万8743ドルの賞金を手にした。

    2位のカルロス・ムニョスには78万8743ドル(約8770万円)、3位のジョセフ・ニューガーデンには57万4243ドル(約6380万円)。リタイアで26位となった佐藤琢磨には、33万8243ドル(約3760万円)の賞金が与えられた。

    関連:第100回 インディ500 結果:アレキサンダー・ロッシが優勝!

  • 佐藤琢磨、無念のクラッシュリタイア / インディ500

    佐藤琢磨、無念のクラッシュリタイア / インディ500

    佐藤琢磨は、インディ500の決勝レースをリタイアで終えた。

    予選12番手だった佐藤琢磨は、気温の高いレースコンディションに照準を合わせたセッティングが、思い通りの性能を発揮せず、スタート直後からハンドリングの悪いマシンに悩まされ、一時は22番手までポジションを落とした。

    しかし、ピットストップを重ねる中でセッティングの変更を重ね、130周を走ったところでトップ10入りするところまでばん回。終盤戦でトップ争いにまで食い込んでいくことが期待されたのですが、給油を行うピットに向おうとしたタイミングでフルコースコーションが出され、ガス欠ギリギリに陥ってのピットストップを行わざるを得ず、13番手まで大きく後退。

    そこから再度のばん回を狙った走りの中で、乱気流によりコントロールを乱し、残り37周でアクシデントによるリタイアとなった。

    佐藤琢磨 (26位)
    「大変なレースでした。レース序盤の私たちは、トラフィックでのマシンが非常に乗りづらい状態に陥っていたため、セッティングの大きな変更を行う必要がありました。最初にダウンフォースを増やし、次からはバランスを調整しました。しかし、マシンは一向によくなりませんでした。私はそこで、逆方向のアイディアを試すことをチームに提案し、それをトライしてからはペースを上げることができました。レースはもう終盤に入っていましたが、ついに私たちはスピードを手に入れたのです。チームのクルーたちによるピット作業もすばらしく、ピットでいくつかポジションをかせぐこともできていました。レースの中で、自分たちの競争力が一気にアップしたときもありました。しかし、不運にもフルコースコーションがとても悪いタイミングで出され、順位を大きく落とさねばなりませんでした。中団にポジションを下げて戦う中で、私のマシンはターン4で突然アウト側に流され、壁にヒットしてしまいました。第100回インディ500に出場するチャンスを与えてもらえたことを深く感謝します。本当に特別なレースで、私にとっても特別な体験となりました。いい結果を残せなかったのは本当に残念です」

  • アレキサンダー・ロッシ、インディ500優勝に「まだ十分に理解できない」

    アレキサンダー・ロッシ、インディ500優勝に「まだ十分に理解できない」

    アレキサンダー・ロッシが、インディ500優勝の喜びを語った。

    100回目の開催となったインディ500。その歴史的なレースで、アメリカ出身のルーキー、アレクサンダー・ロッシは、最後のピットストップからだれよりも多い36周を走り、ゴールラインを横切った。

    ルーキーによるインディ500の優勝は、2001年のエリオ・カストロネベス以来。また、この勝利はロッシにとって、インディカー・シリーズでの初勝利となった。

    「いったいどうやって勝利を手に入れたのか、自分でもまだ十分に理解できない」とアレクサンダー・ロッシはコメント。

    「僕たちはレース序盤のピットストップで順位を落としたけど、チームの共同オーナーのブライアン・ハータがすごい作戦を考え出してくれた。チームメートのライアン・ハンターレイが、信じられないようなアシストをしてくれもした。彼が私の前を走って引っ張ってくれたことにより、チームは1-2フィニッシュを達成できたんだ」

    「本当にすばらしい勝利となった。僕の人生は、今日を境に大きく変わることだろう」

    「僕はこの1カ月、戦闘力の高いマシンで走り続けることができた。それはチームオーナーのマイケル・アンドレッティとブライアン・ハータのおかげだ。一時的にほぼ最下位に落ちながら、大胆な作戦を採用し、勝利に結びつけることができたのはとてもうれしいことだ」

    「インディ500のウイナーとして飲むミルクは、なによりもおいしいと感じた」

    Alexander Rossi INDY500

    関連:第100回 インディ500 結果:アレキサンダー・ロッシが優勝!