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  • インディ500 結果:ファン・パブロ・モントーヤが2度目の制覇

    インディ500 結果:ファン・パブロ・モントーヤが2度目の制覇

    ファン・パブロ・モントーヤが、2015年のインディ500を制した。

    今年で99回目を迎える伝統のインディ500は、レースの大半でシボレーエンジンを搭載する2チームがトップ7を独占。最終ステージでは、ファン・パブロ・モントーヤ、ウィル・パワー(ペンスキー)とスコット・ディクソン、チャーリー・キンボール(ガナッシ)の4者での戦いとなった。

    そして、残り3周。ターン1でファン・パブロ・モントーヤがアウトサイドからウィル・パワーのオーバーテイクに成功し、反撃をかわして、優勝を果たした。

    ファン・パブロ・モントーヤは、2000年のインディ500以来となる15年ぶり2度目の制覇となった。

    「楽しかったね」とファン・パブロ・モントーヤはコメント。

    「フィールドを切り抜けていき、僕には良いクルマがあるとわかっていた」

    「でも、最後の戦いはハードだった。物凄い戦いだった。言葉に表そうとしている。凄すぎだったね」

    2位で終えたウィル・パワーは「ターン1でちょっとモントーヤに対して親切だったかもしれない。リフトしてしまった」とコメント。

    「本当に近づいたけど、流されて、リフトしなければならなかった」

    「真剣なレースだったし、とても楽しかった。1-2フィニッシュはチームにとって名誉だ」

    「ファンを祝福したい。彼は一日を通して強かった。2位フィニッシュを受け入れるよ、それがインディ500だ」

    佐藤琢磨は、スタート直後に前車と壁に挟まれてクラッシュしたが、ピットでマシンを修復して3周遅れでレースに復帰。しかし、そこから追い上げを見せ、200周のゴールではトップから6秒遅れの13位でフィニッシュした。

  • 佐藤琢磨、インディ500の予選は27番手

    佐藤琢磨、インディ500の予選は27番手

    佐藤琢磨は、インディ500の予選を27番手で終えた。

    インディアナポリス500マイルレース=インディ500は今年で99回目の開催を迎える世界で最も長い歴史を持つ自動車レース。

    インディ500ではレースのスターティンググリッド決定も伝統に則った独特の方法で行わる。

    以前はプラクティスと予選だけに2週間以上を費やしていましたが、参戦経費を抑制する目的で近年ではスケジュールが短縮。それでも、土曜日と日曜日の2日間にわたる予選とされている。

    ところが、今年は土曜日が雨に見舞われ、日曜日だけで全33グリッドを決定することとなった。そして、その予選を行う直前のプラクティスで、スピンしたあとにマシンが宙へと舞い上がるアクシデントが発生したため、ファンやドライバーたちの安全を確保する目的でターボのブースト圧を下げるなどのルールが急きょ採用された。

    新ルール下で再び1時間のプラクティスが行われ、その後の午後3時15分から予選は始められた。

    インディ500の予選は、全長が2.5マイルと長いオーバルコースを4周連続でアタックし、その平均スピードを競い合う。予選開始が3時過ぎと遅くなった今年は、各エントラントに与えられるアタックのチャンスは1回だけとされた。金曜日にクジ引きで決めた順番でドライバーたちはアタックを行い、ポールポジションから30番グリッドまでが決定した。今年は34台のエントリーがあり、グリッドは33個と伝統的に決まっているため、最後列の3グリッドだけは夕方に特別な時間を設け、4人のドライバーたちが争うルールとされた。

    佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、予選用ブーストでの走行ではトップ9を狙えるスピードを実現していたが、急きょ採用されたルールの下での予選アタックは、強風が吹き荒れるコンディションの悪さも影響し、4周平均スピードが223.226mphとなり、予選結果は27番手となった。9列目アウト側グリッドからのスタートとなる。

    月曜日もインディアナポリス・モーター・スピードウェイではプラクティスが行われ、火曜日から木曜日までの3日間はインディカーの走行はなし。最終プラクティスは金曜日で、5月24日(日)に第99回インディ500の決勝レースは開催される。

    佐藤琢磨 (27番手)
    「本当に残念な予選結果です。スピード確保に苦しみ、自分たちの考えていたような予選アタックができませんでした。しかし、月曜日から続いたプラクティスで私たちのマシンは非常に力強い走りを実現していました。決勝用セッティングでのマシンにはスピードがあるはずです。決勝レースで速いことこそが重要です。明日のプラクティスでさらにマシンをよくして、日曜日のレースに備えたいと考えています」

  • インディ500:予選1日目は雨により延期

    インディ500:予選1日目は雨により延期

    5月16日(土)、午前11時〜午後5時50分にわたって開催予定だった2015年シーズン第6戦、第99回インディアナポリス500マイルレースの予選1日目は、エントリーした34台のうち2台がアタックを終え、3台目がアタックを行っている間に雨が降り始めたことで中断された。

    雨はその後も降り続き、夕方までにコースを走行可能な状態に戻すことが難しいと判断されたため、午後2時過ぎに今日の予選は中止。日曜日に延期となることが決定した。

    すでに予選アタックを完了させていた2台の記録は抹消され、日曜日にまたプラクティスを行い、午前10時から、予選をもう一度最初からやり直す。

    予選の方法は以下の順序で行われる。
    予選 :クジ引きで決定した順番で、全エントラントが1度ずつ、連続4周のアタックを行う。
    ファスト9予選:予選での上位9台がポールポジションからの9グリッドを競う。
    グループ2予選:予選で31番手から34番手だったマシンが最後列の3グリッドをかけて戦う。

  • 佐藤琢磨、インディ500の結果は「残念で仕方ありません」

    佐藤琢磨、インディ500の結果は「残念で仕方ありません」

    佐藤琢磨が、2014年のインディ500を振り返った。

    2014年インディ500が残り32ラップとなったターン4でスコット・ディクソンがウォールに接触したとき、このレースが残念な結果に終わったドライバーはディクソンひとりだけでは済まなかった。

    クラッシュしたマシンの破片が、その数台後方を走行していた佐藤琢磨が駆るマシンに突き刺さってしまう。

    さらにアクシデントが発生して残り21周で再スタートが切られたとき、佐藤琢磨は5番手につけており、フィニッシュまで力強くレースを戦うことが期待されていた。ところが、マシンに突き刺さった破片がブレーキのような役割を果たしたことでライバルたちに抜かれ、きわめて残念な19位でレースを終えることになったのだ。

    もっとも、19位という順位は、佐藤琢磨がもともとスタートしたポジションとそう変わらない。予選でスピードが伸び悩んだ佐藤琢磨は、33台が3列に並んでスタートを切るインディ500の伝統的なスターティンググリッドにおいて、8列目中央のグリッドに並んでいた。

    「昨年のレースで到達した位置から継続する形で今年のテストプログラムを始めることになりました」 インディアナポリスでのプラクティスが始まった当初、佐藤琢磨はそう語っていた。「そして開発する必要のある領域について取り組みました。プラクティスは7日間、クォリファイは2日間ありましたが、そのうちの数日は雨が降ったので、自分たちが思ったとおりの距離を走れたわけではありません」

    予選が行われる週末を迎えると、ポールポジション獲得を賭けて9台だけが出走できる“シュートアウト”に佐藤琢磨が進出するのは困難に思われてきた。

    「クルマは徐々によくなっていきましたが、それでも予選に向けて十分なスピードが手に入ったとは思えませんでした。ファスト・フライデイでは、スピードの伸びがいまひとつで、バランスにも満足できませんでした。しかし全体のレベルは高く、230mphを越えるドライバーが多くいたことを驚異的に思いました。」

    ホンダ勢で予選最高位に入ったのはジェイムズ・ヒンチクリフで、実際、彼は230.839mph(約369km/h)をマークしていた。いっぽう、佐藤琢磨のベストは229.201(約367km/h)で、ほんのわずかな差しかなかったことになるが、これこそ、今年のインディ500の予選がいかに熾烈な争いだったかを示しているといえる。

    「ホンダとHPDはツインターボ・エンジンの開発を見事にやり遂げたと思います。だから、自分もこのレベルで戦えなかったことはとても残念です。土曜日は気温も低くコンディションが良かったので、もう1度アタックすることを希望していましたが、セッションは雨のため1時間半にわたって中断されました。この結果、僕たちは記録を更新することができませんでした」

    「日曜日も難しい状況で、アタックは1度しかできません。この日はずっと温かくなりましたが、思うようにスピードを乗せることができませんでした。僕にとってのファステストラップでは、ターン3でウォールぎりぎりのところを走りました。1インチ(約2.54cm)もなかったくらいです! それでも僕はスロットルを緩めませんでした。僕たちのマシンはスタビリティが不足していたので、ラインはどうしてもアウト側にふくらんでしまいます。結果は23位。自分たちの期待とは違っていましたが、決勝に向けては、この結果自体は構いませんでした」

    「月曜日はフルタンクでのテストを行いました。予選後のプラクティスは今年はじめて行われた試みで、レース時の走行をシミュレーションするつもりでした。そこでトラフィックのなかを走ろうとしましたが、あわせてマシンのバランス取りもしていました。このときも思うような結果が得られなかったうえ、小さなトラブルで走行時間が失われてしまいました」

    「金曜日に行われたカーブデイでは1時間走行できましたが、引き続きバランスに関しては満足できませんでした。トラフィック内でのスタビリティが低いうえにアンダーステアも解消できていませんでした。このアンダーステアの問題を解決しようとすると、今度はスロットルを踏んだときにリアが不安定になってしまうのです」

    けれども、フォイト・チームの奮闘の成果もあり、“本番”である第98回インディ500までにマシンの状態は大幅に改善されることとなった。

    「チームは素晴らしい仕事をしてくれました。ついにトラフィックのなかでもマシンがいい感触を示すようになったのです。ここまで立て直してくれたことを、とても心強く思いました」

    「レースデイのコンディションは完璧でした。真っ青な空に覆われ、ファンの皆さんは興奮していて、去年より混んでいるように思われました。そしてパレードラップを走っているときは最高の気分を味わいました!」

    マシンの状態が改善されていたうえ、レース距離の最初の3/4では一度もイエローが提示されないという異例の展開となった。

    「スタートはまずまず上手くいきました。スムーズなスタートで、素早くリズムに乗ることができました。僕のまわりにいたドライバーは、マシンのバランスがあまりよくなく、アンダーステアに苦しんでいるように見えました。でも、僕にとっての最初のスティントは好調で、コース上でたくさんのマシンをオーバーテイクしながら23番手から12番手までポジションを上げることができました」

    「第2スティントと第3スティントに向けては、トラフィック内のフィーリングを改善するため、ピットストップの際、フロントのグリップを高める方向でフロントウィングやタイアの空気圧を調整しました。ところが、プラクティスで十分なデータを集められていなかったため、期待したほど正確な調整を行うことができませんでした。この影響で第2スティントと第3スティントでは激しいバランスシフトが起こり、ひどいオーバーステアとなってしまいました。そこで僕はウェイトジャッカーやアンチロールバーを最大限活用してニュートラルステアに近づけようとしましたが、マシンをコントロールするのは至難の業でした」

    「とはいえ、いちばん大切なことはリードラップに留まることです。けれども、イエローがずっと出なかったため、一歩間違えるとあっという間にラップダウンにされる可能性がありました。インディ500で130周もイエローが出ないとは思ってもみませんでした! ただし、第4スティント以降はバランス改善の為の調整を進めスピードを取り戻すことに成功します」

    チャーリー・キンボールがクラッシュして最初のイエローが提示されたとき、佐藤琢磨は14番手につけていた。さらに、ディクソンがクラッシュするまでに、佐藤琢磨はジャスティン・ウィルソンやファン-パブロ・モントーヤを追い抜いて10番手まで浮上していた。そして全員がピットストップを行ったこのとき、佐藤琢磨はセバスチャン・ブールデを攻略して9番手へとポジションを上げる。

    このとき、佐藤琢磨のマシンには“歓迎されない”破片が突き刺さっていたが、それでもリスタートではカルロス・ムニョスやクルト・ブッシュをターン1のアウト側から仕留め、ジェイムズ・ヒンチクリフとエド・カーペンターが接触してウォールに流されて行く左側をすり抜けていった。つまり、これで琢磨は5番手へと浮上したのだ!

    「とっても面白かったし、ここで勝負に出なくてはならないことはわかっていました。最後のピットストップを終え、ニュータイアを履いて燃料もたっぷり積んでいる。ちょうど2012年のときのようでした。とてもエキサイティングで、あのときと同じくらいいいレースになることを期待していましたが、改めてリスタートが切られるとクルマの調子がおかしいことにすぐ気づきました。ディクソンのマシンの破片がアンダーボディにダメージを与えていたのです。ただし、フロントウィングは大丈夫そうに見えたので、そのまま走り続けましたが、エアフローの乱れからダウンフォースが減っていて、リスタート後は1ラップごとに1台か2台のマシンに抜かれるようになりました。このときは、とても悲しい気分になりました」

    残り10周でタウンゼンド・ベルがクラッシュすると、イエローのままインディ500を終わらせるのではなく、観客を喜ばせるために赤旗を提示してレースを一時中断とし、フィニッシュまで残り6周のスプリントレースを行うことをオフィシャルは決めた。この場合、レースの中断中もマシンへの作業を行うことは許されないので、チームは、競技が再開される直前のイエロー中に琢磨をピットに呼び戻すことを決めた。

    「サイドポンツーンの下にカーボンの大きなパーツが張り付いているのを見つけました。そのときは何の作業もできませんでしたが、イエローが出ているときにこれを取り除き、テープを貼り付けました。残念ながら集団に追いつくほどの時間はなく、リスタートが切られたとき、僕はちょうどターン3に進入しようとしているところでした」

    フレッシュタイアを履く佐藤琢磨はリードラップを走る最後のドライバーで、ポジションは20番手だった。最終ラップ、佐藤琢磨は数台のスリップストリームに入ると、同じくリードラップを走行していたジャック・ホークワースを仕留め、19位でチェッカードフラッグを受けた。

    「チームは素晴らしい働きをしてくれました。モントーヤとも最高のバトルができましたし、ピットストップ作業にも文句のつけどころがありませんでした。期待したような結果が残せなかったことは残念で仕方ありません。でも、とてもエキサイティングでいいレースだったと思います。優勝できるスピードはありませんでしたが、もっといい順位ではフィニッシュできたことでしょう」

  • 佐藤琢磨、インディ500は不運なアクシデントで19位

    佐藤琢磨、インディ500は不運なアクシデントで19位

    佐藤琢磨は、2014年のインディ500の決勝レースで、一時5番手まで浮上するも、終盤にアクシデントの影響を受けて19位で終えた。

    23番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、1回目のピットストップまでに15番手までポジションを上げていたが、レース中盤はマシンのハンドリングが悪化して後退を余儀なくされた。だが、佐藤琢磨とチームは粘り強くセッティング変更を重ね、レース終盤に入ってからスピードを取り戻した。

    次々と先行するマシンをオーバーテイクしていった佐藤琢磨は、175周目に9番手まで順位を上げていた。そして、176周目のリスタートで一気に5番手にジャンプアップし、上位フィニッシュを目指した。

    ところが、不運にも、このリスタートの前に起きたアクシデントでまき散らされた破片がマシンの右側に突き刺さり、佐藤琢磨のマシンはゴールを前にしてストレートではスピードが伸びず、コーナリングが不安定になっており、19位でのゴールとなった。

    佐藤琢磨 (19位)
    「スタートはスムーズに切ることができ、私たちのマシンがなかなかいいセットアップになっていることが感じられました。最初のピットストップを行う前まで、私は30周で12番手にまでポジションを上げていくことができました。ピットで私たちはトラフィック内でのハンドリングをよくするべく、セッティング変更をしたのですが、少々欲張り過ぎだったのか、調整のし過ぎになっていました。マシンは希望していたのとは反対のオーバーステアに変わり、そこからの2スティントではポジションを下げていく結果となりました。しかし、レースが折り返し点を越えたあと、私たちはマシンをスタート時とほぼ同じセッティングに戻し、順位ばん回を目指しました。スピードの戻ってきたマシンによって、私たちは再びトップ12に復帰しました。それにしても、今年は大変長い間イエローフラッグが出ないままでレースが続いていましたね。私のキャリアの中では最も長い149周もグリーンの状態が続きました。非常に残念だったのは、スコット・ディクソン(シボレー)のアクシデントで飛び散ったマシンのカーボンファイバー製の破片が、私たちのマシンに刺さってしまったことです。右サイドポッドの下側にそれは突き刺さり、リスタートでは5番手まで順位を上げたのですが、その破片によってダウンフォースが大幅に減り、スピードも大きく落ちてしまいました。仕方なくピットインして破片の除去、穴の補修、そしてタイヤ交換を行いました。その先はもうばん回するための時間が残されておらず、結果は19位となりました。ミスなくピット作業を行ってくれていたクルーたちのためにも、もっと上位でフィニッシュしたかったですね。それでも、今日のレースで私たちは、チームとして価値ある経験を積むこととなりました。厳しい一日ではありましたが、いい一日ともなっていたと思います」

  • 佐藤琢磨、23番グリッドからインディ500に挑む

    佐藤琢磨、23番グリッドからインディ500に挑む

    佐藤琢磨は、今年のインディ500を23番グリッドから挑むことになった。

    インディ500の予選が、5月17日(土)と18日(日)の2日間にわたってインディアナポリス・モーター・スピードウェイで繰り広げられた。

    全長2.5マイルのオーバルコースを1人ずつが4周連続でアタックするインディ500特有の予選方式を踏襲しながら、今年からは新しいルールが採用された。

    予選1日目には出場全員がアタックを行って予選2日目に走るグループとその順番が決められた。

    33のグリッドが決定するのは予選2日目で、出場全チームは予選初日にそれぞれが記録した予選スピードにより、トップから9番手までと、10番手から33番手までの2グループに分けられ、午前中に10〜33番グリッドを争うグループ1の予選、午後からはポールポジションからの上位9グリッドを競い合う予選グループ2の戦いが繰り広げられた。

    佐藤琢磨は、昨日のスピードを更新する229.201mph(時速368.863km)を記録したが、グループ1の14番手となり、決勝レースは23番グリッドからスタートをすることになった。

    明日もインディアナポリス・モーター・スピードウェイではプラクティスが行われ、その後3日間は走行なし。金曜日に最終プラクティスが開催され、5月25日の日曜日に200周の決勝レースが開催される。

    佐藤琢磨 (23番手)
    「予選は2日間とも厳しいものとなりました。新しい予選方式はよくできていて、とてもエキサイティングでした。予選1日目だった昨日は、天候という要素が絡んだ賭けになっていました。幸運を手にしたチームもあれば、そうでなかったチームもあったように見えました。予選2日目の私たちは、朝の気温が低かったプラクティスで新しい項目を複数チェックし、昨日と比べていくらかの前進を果たすことができました。そして迎えた予選、気温は高くなっていましたが、私たちはスピードアップを達成しました。しかし、ライバル勢もスピードを上げてきており、私たちのマシンはハンドリングがオーバーステアになっていました。なんとか踏ん張ってスロットル全開を保ち続けた4周は、壁ギリギリを走るアタックとなりました。予選までの自分たちのパフォーマンスを振り返ると、全体的に見ればまずまずの成果を挙げていると思います」

  • 佐藤琢磨、18番手となり予選2日目へ (インディ500)

    佐藤琢磨、18番手となり予選2日目へ (インディ500)

    佐藤琢磨は、インディ500の予選で18番手となり、明日は10番から33番までの決勝グリッドを争うことになった。

    第98回インディアナポリス500マイルレースは、予選のルールが昨年までとは大きく変わった。伝統的に、予選初日はポールデイと呼ばれ、その日に最速だったドライバーがポールポジションを手にしていましたが、今年から予選初日では、その翌日(予選2日目)にポールポジション争いをする9名のメンバーを決めることになった。

    気温の低いコンディションの中、33人のドライバーたちは最速の9人となるべく、ダウンフォースを減らしてドラッグを削り取ったマシンで、超高速のアタックを繰り返した。予選アタックが単独走行による4周連続である点は、インディ500の伝統として保たれ、エントリーした33人全員が、少なくとも1度のタイムアタックを行った。

    予選用にターボのブースト圧が上げられるルールによって、インディカーはスピードアップを果たし、トップ争いは、4周の平均時速が230mph台(約370km)というハイスピードなものになった。出場ドライバー、および出場チームの実力はきっ抗し、230mph台に到達できなければ、トップ9に入ることは不可能だった。インディ500の予選スピードが230mph台をマークしたのは、2003年以来のこと。

    佐藤琢磨はアタックを1度のみにとどめ、228.786mphという記録で18番手だった。A.J. Foyt Racingは2度目のアタックを行うタイミングを探っていたが、最終的にそのチャンスは訪れなかった。佐藤琢磨は、今日の走行データをもとにマシンセッティングをさらに向上させ、決勝グリッドを決定するための予選2日目に臨むこととなった。

    今年からの新ルールでは、予選1日目の走行時間終了後、午後7時までは追加のエントリーが認められていたが、締め切りまでに追加のエントリーはなされなかった。そのため、明日は10番から33番までの決勝グリッドを争う予選グループ1と、ポールポジションから9番グリッドまでを争う予選グループ2という2つの予選が行われる。

    佐藤琢磨 (予選1日目 18番手)
    「朝のプラクティスでは、気温も路面温度も大変低く、マシンのスピードは速くなっていました。予選では完全な単独走行ですが、228mphは出せるとの読みがありました。そして私たちはその通りに228mph台を出したのですが、マシンのバランスは決してよくはありませんでした。1周目、2周目はよかったのですが、3周目からはハンドリングがオーバーステアになりました。リアのグリップが下がってしまっていたのです。しかしながら、自分たちはマシンをもっと速くできるという感触を得ました。4周の間に起きたバランスの変化を小さくすることができれば、1度目以上のスピードを出せるはずだと考えました。しかし、自分たちが2度目のアタックを行うことを考えていたころには、太陽が出て気温も少しですが上がり、スピードを出しやすいコンディションではなくなっていました。自分たちとしては、1度目のアタックでのスピードをキープしたまま、2度目のアタックに挑戦したかったのですが、そのチャンスはついに訪れませんでした。明日、10番グリッド獲得を目指してがんばりたいと思います」

  • 佐藤琢磨、インディ500の予選に向けて好感触を掴む

    佐藤琢磨、インディ500の予選に向けて好感触を掴む

    佐藤琢磨は、インディ500のプラクティス6日目に227.741mphを記録した。

    インディアナポリス・モーター・スピードウェイには雨が降ったため、プラクティスはわずか19分間しか行われなかった。2台のABCサプライ・ホンダは、明日の予選に備えて真新しいエンジンに積み替えてから本日のプラクティスに臨んだ。ここで佐藤琢磨は5ラップを走行して227.741mph(約364km/h)を記録し、15番手につけた。チームメイトのマーティン・プロウマンは228.036mph(約365km/h)を記録して12番手となった。

    佐藤琢磨
    「僕が経験したインディのプラクティスとしては、今日がいちばん短かったですね。昨晩、予選用の新しいエンジンを搭載しました。マシーンは予選のシミュレーション用に仕上げられていましたが、最初にインスタレーションラップをして、続いてバランスをチェックするために何ラップか走ることしかできませんでした。その後、雨が降り始めてイエローが提示されました。けれども、マシーンの感触はとてもよく、エンジンはパワフルです。今日は悪天候のため走行を続けられなくて残念でしたが、少なくともいい感触は掴めたので、明日の予選がとても楽しみです」

    インディ500 スケジュール (日本時間)

    5月12日(月)〜 16日(金)
    01:00〜07:00 プラクティス

    5月17日(土)
    01:00〜07:00 プラクティス
    21:00〜21:30 プラクティス(グループ1)
    21:30〜22:00 プラクティス(グループ2)
    22:00〜24:00 プラクティス

    5月18日(日)
    00:00〜06:50 予選
    21:30〜22:30 プラクティス
    23:15〜25:15 予選(10位-30位)

    5月19日(月)
    01:45〜02:30 予選(31位-33位 & 33位以下)
    03:00〜03:45 予選(ファースト9:1位-9位)

    5月20日(火)
    01:00〜06:00 プラクティス

    5月24日(土)
    00:00〜01:00 プラクティス

    5月26日(月)
    01:00〜 決勝(200 Laps)

  • 佐藤琢磨、インディ500でスペシャルヘルメットを着用

    佐藤琢磨、インディ500でスペシャルヘルメットを着用

    今年インディカー5年目を迎える佐藤琢磨は、特別なデザインのヘルメットを着用してインディ500に挑戦する。

    このスペシャル・ヘルメットのデザインは、インディアナポリスを表すブリック(レンガ)模様、カーナンバーの「14」、日本の国旗、佐藤琢磨が所属するチームのオーナーであるAJフォイトがインディ500で4勝したことを示す「4つの星」を入れ込むなど、佐藤琢磨とチームにとってはとても意味深いデザインとなっている。

    このスペシャル・ヘルメットは、インディ500のレース終了24時間以内に、E-Bayのオークションに出品される予定。オークションの詳細は公式サイトにて後日掲載される。収益は「With you Japan」を通じて復興地の子供たちの支援に役立てられる。

    インディ500の決勝は、日本時間5月26日(月)深夜1時にスタートする。

    佐藤琢磨
    「スペシャル・デザインのヘルメットで挑むことになった今年のインディ500をとても楽しみにしています。このヘルメットのデザインは、いつもTSオフィシャル・グッズのデザインを担当してくれているデザイナーと試行錯誤を重ね、いろんな想いを込めてデザインしました。今年は、ファンの皆さんには日本人初のインディ500での「初星」を、そしてAJとチームに新たな「星」をプレゼントできるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!また、このスペシャル・ヘルメットはオークションに出品する予定ですので、是非ご協力ください!」

  • 佐藤琢磨:インディ500 プラクティス3日目

    佐藤琢磨:インディ500 プラクティス3日目

    佐藤琢磨は、雨となったインディ500のプラクティス3日目を10番手タイムで終えた。

    3日目はインディアナポリス・モーター・スピードウェイに雨が降ったため、走行時間は2時間弱へと切り詰められた。軽い雨で何度かコーションが提示された後、午後1時40ごろから強い雨が降り始めた。このおよそ1時間後、ベライゾン・インディカー・シリーズのオフィシャルはプラクティスの中止を決定した。

    佐藤琢磨は、222.483mph(約356km/h)を記録し、今週初のトップ10入りを果たした。一方、チームメイトであるマーティン・ポウルマンの記録は218.380mph(約349km/h)に留まった。

    佐藤琢磨
    「コンディションのため走行を早めに打ち切らなければいけなくなったのは残念でした。今日は最初から強い風が吹き荒れたので、タイアの温度を試すのは非常に困難でした。けれども、僕たちは昨日できなかったアイテムをテストし、マシーンも順調に進化していきました。したがって、たった20ラップしか走れませんでしたが、今日はいいテストができたと思います。できれば、今後数日間はもう少し天候に恵まれるといいですね」