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  • 安倍晋三首相、インディ500優勝の佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰を授与

    安倍晋三首相、インディ500優勝の佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰を授与

    安倍晋三首相は4日(金)、インディ500で日本人選手として初優勝した佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰を贈った。

    佐藤琢磨は、5月28日(日)に米国 インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイにて開催された第101回インディ500で日本人初優勝という歴史的快挙を成し遂げた。

    これを受けて安倍晋三首相は佐藤琢磨に内閣総理大臣顕彰を贈ることを決め、4日(金)に総理大臣官邸で顕彰式が行われました。

    安倍晋三首相は「モータースポーツにおける日本人の達成した業績としては最高位に当たる快挙で、その功績は誠に顕著だ」と述べ、佐藤琢磨に顕彰状を手渡した。

    佐藤琢磨は「応援よろしくお願いします」と述べ、インディ500が開催されたサーキットでかつてコースの路面に使われていたレンガで作った置物を贈ると、安倍晋三首相は「日本のモータースポーツもさらに発展するといいですね」と語った。

    顕彰式を終えた佐藤琢磨は「夢であった大きな大会で優勝し、これまで以上にモチベーションが上がっている。さらに大きな目標や夢を持って頑張っていきたい」と述べた。

    内閣総理大臣顕彰が贈られるのは、去年、囲碁で史上初めて七大タイトル独占を達成した井山裕太さん以来で、個人としては33人目となる。

  • NHK BS1 「完全保存版 インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」

    NHK BS1 「完全保存版 インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」

    NHKは、世界三大レースの1つ「インディ 500」で優勝した佐藤琢磨の特集番組「完全保存版 インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」を7月15日(土)20時からBS1の「BS1スペシャル」で放送する。

    世界3大レースのひとつインディ500。30万人を超える大観衆の前で、佐藤琢磨が優勝した。レース中のピットの様子や、ドライバーとスポッターの無線音声なども駆使して、レースを面白く立体的に伝える。

    また、現役F1レーサー、フェルナンド・アロンソなど琢磨のライバルの姿もピックアップ。高速でコーナーを走るときに身体にかかる巨大なG(重力)を、ドライバーはどのように耐えているのかも科学的に分析。感動のレースの完全保存版。

    【番組概要】
    番組名:「完全保存版 インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」
    放送チャンネル:NHK BS1
    日時:7月15日(土) 午後8時00分~
    語り:伊藤雄彦、小郷知子

  • 【動画】 インディカーが佐藤琢磨のインディ500優勝後の凱旋帰国を特集

    【動画】 インディカーが佐藤琢磨のインディ500優勝後の凱旋帰国を特集

    インディカー公式サイトが、佐藤琢磨がインディ500のウィナーとして凱旋帰国した際の模様を動画で紹介した。

    佐藤琢磨は、5月28日(日)に米国 インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイにて開催された第101回インディ500で日本人初優勝という歴史的快挙を成し遂げた。

    海外向けの英語での動画だが、日本でのインディ500中継で解説者が絶叫するシーンからスタート。

    インディカー 第9戦テキサスのレースを終えた佐藤琢磨は、その日のうちに日本へとフライト。成田空港では多くのファンやメディアに迎えられた。日本での滞在期間、佐藤琢磨は数多くの取材を受け、スポンサーへの報告や記者会見やファンイベントに参加した。

    「インディ500に勝つことは本当に特別な瞬間です。空港でこのような歓迎を受けたことはありませんでした」と佐藤琢磨はコメント。

    「オリンピック選手が金メダルを獲得して日本に帰国するのを見て、いつもそれに刺激を受けていました。成田に戻ったときは似たような状況でした。多くのファンやメディアが待っていてくれて、カメラのフラッシュを浴びました。ファンやスポンサーの皆さんに心からの感謝を伝える素晴らしい機会でした」

    ホンダを訪問した佐藤琢磨は、八郷社長にインディアナポリス・モーター・スピードウェイの煉瓦をプレゼント。お返しにホンダ NSXをプレゼントされた。

    「八郷さんはインディアナポリス・モーター・スピードウェイの煉瓦をとても喜んでくれました。多くの歴史、多くの情熱が詰まっているものですし、塔のデザインは実際に美しく傑作でした。彼らは最高の場所に飾ってくれると思います」

    動画では増上寺や東京タワー、またインディ500優勝記念映像が流れた渋谷スクランブル交差点のグリコビジョンも紹介。約1週間にわたって滞在した佐藤琢磨は、声も枯れ、疲れもあるものの、とても満足していると語る。

    「声が枯れているのがわかると思いますが、本当に素晴らしかったです。驚くべき経験でした」

    TAKUMA SATO’S INDY 500 VICTORY TOUR IN JAPAN

  • NHK BS1スペシャル 「密着!インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」

    NHK BS1スペシャル 「密着!インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」

    NHKは、世界三大レースの1つ「インディ 500」で優勝した佐藤琢磨の特集番組「密着!インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」を、6月18日22時からBS1の「BS1スペシャル」で放送する。

    佐藤琢磨は、5月28日(日)に米国 インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイにて開催された第101回インディ500で日本人初優勝という歴史的快挙を成し遂げた。

    番組は、インディ500の予選から佐藤琢磨に密着取材を実施。ピットと佐藤琢磨の無線音声のやりとりやさまざまな映像を用いて、佐藤琢磨が日本人として初めて優勝したレースの様子や勝因、佐藤琢磨がどんな思いでレースを闘ったのかなどを放送する。

    【番組概要】

    番組名:「密着!インディ500~佐藤琢磨・優勝への軌跡~」

    放送チャンネル:NHK BS1
    日時:6月18日(日) 午後10時00分~

  • 佐藤琢磨:インディカー 第7戦・8戦 デトロイト レースレポート

    佐藤琢磨:インディカー 第7戦・8戦 デトロイト レースレポート

    佐藤琢磨が、インディ500の翌週にダブルヘッダーで行われた第7戦・第8戦 デトロイトのレース週末を公式サイトで振り返った。

    インディ500を優勝したドライバーが翌週のレースで不振に陥るのはよくあることだが、デトロイトのベルアイル・サーキットにおける佐藤琢磨は例外だった。

    インディ500で大金星を掴んだ佐藤琢磨は、チャンピオンシップ争いでトップのエリオ・カストロネヴェスと11点差で3番手につけていた。

    デトロイトでポールポジションを獲得し、ダブルヘッダーのレースを4位と8位で終えた佐藤琢磨は、依然としてポイントリーダーと11点差の3番手につけているが、新たにトップに浮上したのはスコット・ディクソンだった。

    インディ500の後で佐藤琢磨がどんな日々を過ごしていたかを考えれば、これは立派な成績だったといえる。

    「まったく休むヒマがありませんでした」と佐藤琢磨。

    「ウィナーズ・サークルで大喜びした後、記者会見や囲み取材を終えてから5本のインタビューと10本のサテライト・インタビューを行いました。夜の8時30分になっても僕は濡れたレーシングスーツを着たままでしたが、ミルクがあまりイヤな匂いを発しないのは驚きでした! その後、市内でアンドレッティ・オートスポーツのディナーがあって、午前3時にようやく眠りにつきました」

    月曜日にも早朝からの写真撮影や数多くの取材をこなしたのに続き、恒例のバンケットに出席した後、深夜にニューヨークへ飛びました。翌日はタイムズスクエアにあるNASDAQの証券取引所で取引開始のベルを鳴らし、それから11時間にわたってメディア対応をこなすとエンパイア・ステート・ビルを訪れ、真夜中にテキサスへと飛んだ。

    「僕たちはダラス・カウボーイの本拠地を訪れましたが、ここはマクラーレンのようにすごいところでした。すべて清潔で、床は大理石で、本当に驚くべき施設でした。インディ後のツアーはとても興味深いものでした。たくさんの人たちが『あれはクレイジーだよ』と言っていて、僕もそうだと予想していたのですが、実際にはとてもよかったと思います。すべてのメディア、そしてファンの反応に僕は心から感謝します。インディカーはすべてをまとめるために素晴らしい仕事をしてくれました。スケジュールは1秒単位で進行しているかのようでした。F1時代を含め、こんな経験をしたのは初めてでした!」

    金曜日に行われたフリープラクティスで、佐藤琢磨はようやくNo.26アンドレッティ・オートスポーツ・ダラーラ・ホンダのコクピットに戻ることができた。

    「小さなコクピットに戻り、ハーネスを締めてヘルメットのシールドを下ろし、ひとり静かな世界に身を置く・・・。メディアの皆さんも素晴らしかったけれど、いつもの仕事に復帰できてとても嬉しく思いました」

    「2回のセッションはどちらもうまくいきました。最初のセッションでは特にコンペティティブで、とりわけ嬉しく思いました。インディに勝った後のデトロイトに100%の体調で臨めるとは予想していませんでしたが、いきなり限界ギリギリのドライビングをしてコンペティティブなラップタイムが刻めたことで喜びを感じました。デトロイトの市街地コースは、インディアナポリスとはまるで異なります。路面がスムーズで230mph(約368km/h)で走るスーパースピードウェイから、もっともバンピーなサーキットのひとつで肉体的にも厳しく、レイアウトもチャレンジングなコースへと一転するのですから・・・。今年、コースは大規模に改修され、メインストレートやバックストレートはこれまでよりはるかにスムーズになったため、ボトミングする機会も減りました」

    「2回のセッションで記録されたタイムが必ずしもそのときの状態を反映しているわけではありませんが、それでも僕たちがコンペティティブであることには自信がありました。ソフトめのレッド・タイヤでの感触を掴み、僕たちはまずまず満足してセッションを終え、予選に向けた準備を終えたのです」

    デトロイトのダブルヘッダーではユニークなフォーマットが採用されている。各レースのスターティンググリッドを決める予選がそれぞれ行われるのだが、いずれも全エントリーを半分に分割した予選グループごとに計測を実施するのだ。土曜日の午前中、佐藤琢磨は自分が属する予選グループでグラハム・レイホールに次ぐ2番手となり、3番グリッドからスタートすることが決まる。

    「わずかコンマ1秒差でした。マシンのスピードにも2列目グリッドを手に入れられたことにも満足でした」

    レースは先行するレイホールとカストロネヴェスを佐藤琢磨が追う展開で膠着状態に陥る。そしてカストロネヴェスと佐藤琢磨は早めにレッド・タイヤからブラック・タイヤへの交換を行ない、3ストップでレースを走りきる作戦を選択した。しかし、後になってこれが正しい戦略ではなかったことが証明される。というのも、この日のレースでイエローになったのは2回だけで、いずれもレース前半に提示されたからだ。

    「エリオとグラハムは異次元の速さでした。彼らはあっという間に見えなくなり、僕はアレックス(アレキサンダー・ロッシ)とディクシーの前方を走行していました。僕たちは全員レッド・タイヤでスタートしましたが、誰もがデグラデーションで苦しんでいるようで、一部のドライバーはブラック・タイヤに交換すると、予想どおりコンペティティブなタイムを刻むようになりました。そこで僕たちもタイヤを交換しました。実際のところ交換が必要な状況だったのですが、これでレース戦略は必然的に3ストップとなり、難しい立場に追い込まれることになりました」

    レース終盤、佐藤琢磨は7番手で、その直後にカストロネヴェスがつけていた。ただし、ブラジル人ドライバーは3回目で最後となるピットストップをすでに終えおり、ふたりは他のドライバーを大きく引き離していた。残り5周で最後のピットストップを行おうとする佐藤琢磨にとって、これは絶好のチャンスだった。給油のみ行えば、カストロネヴェスの先行は許すものの、順位はひとつ落とすだけの8位でフィニッシュできるからだ。そして佐藤琢磨は最後の数マイルをまるでロケットのような速さで駆け抜けていったのである。

    「ピットストップを終えたところで誰かの後方につけてしまうのは、よくあることです。ただし、いまのエアロ・パッケージで誰かを追うのは非常に困難なため、これがレース戦略面にも大きな影響を与えています。いずれにせよ、最終結果は大きく変わらなかったともいえます。僕は、できるだけ燃料をセーブして最後のピットストップを引き伸ばさなければいけませんでした。そして幸運にも僕はエリオに順位を譲るだけで済み、たくさんのポジションを犠牲にする必要はありませんでした。つまり、戦略面でのダメージを最小限に抑えることができたのです」

    土曜日の朝、佐藤琢磨はポールポジション獲得の快挙を成し遂げる。これは佐藤琢磨にとって2014年のデトロイト以来のことで、通算6度目。佐藤琢磨は同じ予選グループのレイホールを破ったほか、もうひとつの予選グループではライアン・ハンターレイがトップに立ったため、フロントローはアンドレッティ・オートスポーツのドライバーで占められることになった。

    「めちゃくちゃ嬉しかったですし、ものすごくエキサイティングな結果でした。土曜日にグループ1だった僕たちは、日曜日にはグループ2となります。だから、ポールポジションを獲得するには絶好のチャンスだと思っていました。もっとも、土曜日にレイホールは抜群の速さを見せていたので、容易なことではないとも考えていました。ただし、いくつかの微調整によりマシンが速くなったことには自信があったので、2014年のデトロイトのように全力で挑む準備ができていました。マシンは本当に速くて、僕はNo.26のメカニックたちをとても誇りに思いました。インディの後で睡眠時間が全く取れないことについて話しましたが、寝不足の日々を過ごし他のは、メカニックたちも同じでした。組み上げられたシャシーに新しいエンジンを搭載し、エンジニアのギャレット・マザーヘッドが鼻のあぶらをすり込むと、マシンはまるで宇宙船のような速さを見せました。僕も全力でそれを操りました。息をするのも忘れてしまうようなドライビングでした。僕はラップレコードを叩き出し、ポールポジションを手に入れたのです」

    佐藤琢磨はレースでも好スタートを切る。いっぽう、レイホールがハンターレイを攻略して2番手に浮上するまでには数ラップを要した。

    「ハンターレイが後ろについていてくれてとても助かりました。当初、彼は僕を援護してくれましたが、徐々にスピードが伸び悩むようになります。そこにレイホールがどんどん近づいてきました。僕は燃料をセーブするつもりでしたが、レイホールが直後にやってきたのでプッシュしなければいけなくなります。当初、僕は24ラップまで給油を引き伸ばすつもりでしたが、あらゆる手を使っても23ラップまでこらえるのが精一杯でした」

    驚いたことに、レイホールは1周遅くピットストップすると佐藤琢磨を追い越してトップに立った。レース中盤、佐藤琢磨は2番手を守り続けたが、レイホールの速さは目を見張るばかりで、最後のピットストップが始まるまでにアメリカ人ドライバーは15秒近くまでリードを広げてみせる。いっぽうの佐藤琢磨はペンスキー軍団の猛攻を懸命に交わしていた。佐藤琢磨は、3番手のカストロネヴェスと同時にピットイン。しかし、佐藤琢磨はカストロネヴェスに先行されたうえ、アンダーカットを駆使したジョセフ・ニューガーデンがふたりを出し抜く格好となった。ニューガーデンはレイホールに匹敵するスピードを手に入れた唯一のドライバーで、3ストップ作戦でここまで追い上げていたのだ。

    「ピットボックスの位置も不利に作用したと思います」と佐藤琢磨。

    「僕たちのピットは入り口に近い場所だったので、2回とも減速してから加速することになりました。ピット作業が終わったとき、僕はウィルと並び掛けそうな勢いでしたが、スロットルを戻してブレーキをかけなければいけなかったのです」 これで佐藤琢磨は、レイホール、パジェノー、パワーに続く4番手で第3スティントを迎えることとなる。

    「レイホール・チームは素晴らしい仕事をしたと思います。僕たちにとっては厳しいレースでした。できることはすべてして、ミスをせずに懸命に闘い続けました。それでも僕たちの速さは不十分で、表彰台には手が届きませんでした」

    もっとも、さらに悪い結果に陥る危険性もあった。レース最終盤、ジェイムズ・ヒンチクリフとスペンサー・ピッゴットのマシンが停止したために赤旗が提示され、フィニッシュまで残り2周で再開されることになったのだ。ここで佐藤琢磨はライバルよりもプッシュ・トゥ・パスを的確に活用してレースを走りきった。

    「とても危ない状況でしたが、ポジションを守りきることができました。特にターン1からターン2にかけては予選アタックのような走りでした!」

    「ポールポジションからスタートして4位フィニッシュですから期待どおりの結果とはいえませんが、チャンピオンシップのことを考えると、とても手堅い戦い方だったと思います。いちばん大切なのは、エリオとスコットより上のポジションでフィニッシュしてポイント争いでのギャップを縮めることにあったので、いい週末だったといえます。ただし、僕のチームメイトは全員苦しんでいたので、レースペースを改善するための努力は続けなければいけません」

    佐藤琢磨は休む間もなく、次の土曜日に始まるテキサス・モーター・スピードウェイでの一戦に臨むことになる。

    「デトロイトでは最善を尽くしました。“マンス・オブ・メイ”以来、僕たちは力強い結果を残しているので、僕もチームもとても満足しています。メカニックたちは休息をとることもなくテキサスに向けたマシンの準備に取りかかっていますが、スーパースピードウェイではきっといい感触を掴めるでしょう。テキサスはいつもチャレンジングなコースで、僕にとって必ずしもゲンのいいサーキットとはいえませんが、それでも今年のインディで優勝するまでは、2011年のテキサスで残した5位が僕にとってはオーバルコースでの最高位でした! コースは大幅に改修─再舗装ならびにコース幅を拡大するとともに、バンク角がやや浅くなった─されたので、どんな結果になるか、とても楽しみです!」

  • 佐藤琢磨 「フェルナンド・アロンソはインディ500で勝てなかったと思う」

    佐藤琢磨 「フェルナンド・アロンソはインディ500で勝てなかったと思う」

    佐藤琢磨は、今年インディ500に初挑戦して活躍をみせたフェルナンド・アロンソが最終的には勝てなかったとの見解を示した。

    今年、フェルナンド・アロンソは、世界3大レースの“三冠”を目指してF1のモナコGPを欠場してインディ500に挑戦。予選では5番手に入り、決勝では27周にわたってトップを走行。最終的にエンジン故障に見舞われ、24位でインディ500を終えた。

    フェルナンド・アロンソは、佐藤琢磨のチームメイトとしてアンドレッティ・オートスポーツからインディ500に参戦している。

    自身もF1からインディカーに転向した佐藤琢磨は、初めてインディ500を生で見たときの感想について「正直、F1の世界から来て、スピードに対するアレルギーなんで絶対にないと思っていたんですけども、これは俺にもできないかもしれないと一瞬思ったぐらい凄い迫力がありました」と振り返る。

    だが“一番難しいのはトラフィック”だと佐藤琢磨は語る。

    「今回初出場したフェルナンド・アロンソ選手。もちろん、世界最高峰のドライバーですから、マシンコントロールに関しては誰もクエスチョンはないし、期待通りのスピードをみせてくれた」

    「彼がレースをリードしていて、本当にこのまま勝っちゃうんじゃないかとみんな思ったと思うんですが、実際にはそんなに甘くない」

    「僕自身もレースの最中、数周フロントに出て試したんですが、あれはトラフィックに入っている状態と自分で風を切ったときの差をみたかったんですね」

    「それ以外は先頭を走るということは風の抵抗も凄いので、燃費が物凄く悪くなります。ですから、本当は先頭は走りたくない。むしろ4~5番手にてアクセルを戻しながら燃費を稼ぐ。ピットストップが6回も7回もある。1回のストップに対して1~2周ポケットに入れていくと、最終的に10周以上の差がついてしまうので、そこでいかに有利に戦えるかということをやらないといけない」

    「でも、フェルナンドと話したときは『僕はトラフィックのなかは怖いから、とにかく前に行くと』と言って先頭を走り続ける。『燃費なんて知らない』と言って。本当にフェルナンドらしい走り。それは観客を魅了する意味でも素晴らしかったと思います」

    「ただ、彼がリタイアする直前にいたポジションは10番手前後だったと思うんですけど、あれだけレースをリードしても残り30周になると10番手に入るのがいかに難しいかってうのは、僕自身も経験を積んでわかったことですし、本当は最後メカニカルトラブルなしに一緒に戦えらたよかったと思いましたけど、それぐらいトラフィックに入ったタービュランス(乱気流)を受けたときのコントロールというのは凄く難しい。僕も最後5周でリードするまでは全開では走れませんでした」

  • 佐藤琢磨、インディ500の優勝賞金2億7200万円について告白

    佐藤琢磨、インディ500の優勝賞金2億7200万円について告白

    佐藤琢磨が、インディ500の優勝賞金について語った。

    佐藤琢磨は13日(火)、ホンダのウェルカムプラザ青山で凱旋報告取材会を実施。インディ500優勝を報告した。会見では、インディ500の優勝賞金として獲得した2億7200万円についての質問も飛んだ。

    賞金に対してのモチベーションについて「ありましたね」と佐藤琢磨はコメント。

    「やっぱり僕自身、もちろんお金のためにやっているわけではない。しかし、僕たちも生活をしなきゃいけないし、それ以上に自分のリスクを負うだけの対価というものは頂かないとプロとしてはというのはあります」

    「その辺、多くのプロスポーツのなかでもモータースポーツは非常に不透明な部分が多いんですけども、さすがアメリカというか非常にわかりやすいですね。バンケット(表彰式)も全米で中継されまして、そこで本当に信じられないような大金の賞金を得るわけですけども、やっぱりそれがひとつのステータスにはなっている」

    「どんなスポーツを見ても、賞金王だったり、トップの選手が信じられないような金額を稼ぐと言うのは見てても楽しいですよね。そこまでいくと羨ましい気持ちももちろんありますが、もう飛びぬけているので、どんどん行ってほしい」

    「逆にそれが子供たちの夢に繋がったり、スポーツを通じてやったことがしっかりと認知されて、対価として賞金を得るというもは非常に素晴らしいシステムだと思います」

    「インディカーはそういう意味ではモータースポーツの中でも非常にわかりやすい形でそれを表現していて。あのサーキットに35万人以上の観客が入って、そこからの収益やテレビの放送権も含めたとんでもない金額が賞金として入りますが、やっぱりそれは僕もハングリーになってましたし、最初に自分でアメリカ行を決めたときから、もちろんホンダさん、その他たくさんの方々のスポンサーシップがあって成り立っていますが、やっぱりレースは厳しい世界ですから、自分も稼がなきゃいけない。それはやっぱり大きなモチベーションでした」

    「ただ、2012年も2位に入ればおらく日本円で1億円近くの賞金も手に入ったわけですが、僕としてはそこに魅力はなかったですね」

    「今回は勝った結果として大きな賞金を得ることができたので、これはしっかりとチームに持ち帰って。細かい話をすると契約でパーセンテージが決まっている。実はすべて僕のものじゃないんですね。ですけども、しっかりと頂くものは頂いて、納税をして、チームのみんなにもボーナス、もちろん、キャッシュじゃなくて、思い出として何か作りたいなと思っているので、そういうボーナスをあげて、あとちょっと残ったらそれは貯金にしようと思っています」

    会見ではホンダの八郷社長からサプライズとしてNSXがプレゼントされた。

    インディ500のウィナーとして佐藤琢磨にはコルベットがプレゼントされているが「あんまり乗れないですね。ここがありますから」とチームシャツに掲載されているホンダのロゴを触りながらコメント。

    「今もまさに八郷社長からとんでもないスペシャルなプレゼントを頂いたばっかりなので、僕はこっちの白い低いクルマ(NSX)を乗りたいと思います」

    「ただし、一つのステータスとしてインディ500に勝ったものにしか与えられないというペースカーの仕様。一つの宝物としてコレクションとして大事にとっておこうかなと思っています」

  • 【動画】 佐藤琢磨 インディ500初制覇! 凱旋イベント

    【動画】 佐藤琢磨 インディ500初制覇! 凱旋イベント

    インディ500で日本人初優勝という歴史的快挙を成し遂げた佐藤琢磨が、6月14日(水)に東京のウエルカムプラザ青山でファンイベントを開催。イベントの模様は、YouTubeLive、Facebookライブ、ニコニコ生放送された。

    イベントでは、日本中が感動したあの優勝の瞬間を、佐藤琢磨とGAORAインディカー・シリーズ中継の実況アナウンサー村田晴郎とともに振り返った。

    イベントには整理券を得た440名が参加。館内では、佐藤琢磨がインディカー・シリーズ参戦後の歴代レーシングスーツやヘルメット、インディ500優勝時の牛乳瓶、日本では初めてとなる17年モデルの最新INDYエンジン(展示モデル)展示も予定された。

    佐藤琢磨選手 INDY500初制覇! 凱旋イベント

    Facebook
    https://www.facebook.com/HondaJP
    ニコニコ生放送
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv300185872

  • 佐藤琢磨 「ひとつの明るいニュースを日本に届けられたと思う」

    佐藤琢磨 「ひとつの明るいニュースを日本に届けられたと思う」

    佐藤琢磨は13日(火)、ホンダのウェルカムプラザ青山で凱旋報告取材会を実施。インディ500優勝を報告した。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。

    「やりました! 嬉しいです。こうしてホンダの青山で優勝報告のステージを設けて頂いて本当に幸せに感じます」を佐藤琢磨は挨拶。

    「この優勝はもちろん僕自身にとって非常に大きな意味を持ちますが、ここまで僕を信じてずっと応援してくださったホンダさん、スポンサーの皆さま、そして、何よりもファンの皆さんとこの喜びを分かち合いたいですし、今なんと言葉に表現していいのかわからないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」

    「この喜びを本当にたくさんの方に知っていただきたいです」

    「僕自身もやっぱり海外でスポーツをする、勝負をするというのは正直言って、人間ですから不安になることもあります」

    「モータースポーツは本当に厳しい戦いが続きます。僕自身も8年間で2勝という、それだけ厳しい世界に身を置いて、やっぱり何が奮い立たせるのかというとモチベーションです」

    「モチベーションはどこから来るのか。自分自身の目標もありますし、やっぱり日本から海外に出て行って、トップに立ちたい。その気持ちがすごく大きいです」

    「イチロー選手にしてもそうですし、サッカー選手にしても、いろんな競技の選手、世界で活躍するアスリートたちの活動、活躍を見て、僕自身も影響を受けて、奮い立たせて、自分自身こうして皆さんと同じようにひとつの明るいニュースを今日、日本に届けることができたと思います」

    「このニュースを是非、多く取り上げていただいて、インディ500、そして、モータースポーツの魅力をたくさん伝えて頂きたい」

    そう語る佐藤琢磨だが、一番届けたいのは復興地の子供たちだと語る。佐藤琢磨自身、2011年に東日本大震災が発生して以来、“With you Japan”というプログラムを立ち上げて慈善活動を行っている。

    「あの子たちは、どうしてもこれから一生かけても治りきらない深い傷だったり、悲しみだったし、苦しみだったし、それを背負って、でも一生懸命生きていて。その子たちが希望を持っていろんなことに取り組んでほしい」

    プログラムのなかで、佐藤琢磨はレーシングカートを通じて、目標を達成したときの感動を子供たちに伝えようとしている。

    「できないと思った瞬間、やってみようという力が誰かが背中を押してあげないと、やっぱり子供たちは動けない。自分が目標を達成したときは楽しい。その感動を忘れないでほしい。それこそがまさに僕が一番伝えたいことです」

    「No Attack No Chanceを自分のモットーにしてやってきましたが、こういう形で夢を実現できたこと、信じ続けて夢が叶うんだということを、今年、自分自身も改めて夢を持つことの大切さ、そして、挑戦し続けることの楽しさ、それを改めて学んだような気がします。これをやっぱり多くの日本の子供たちに伝えていきたい。そして、復興支援に繋げていきたい」

    「この勝利を皆さんと一緒に分かち合って、そして、ホンダの一員としてここまでこれたことを本当に感謝とともに誇りに思います」

    「僕自身まだまだ目標、夢、新たな夢ができました。今、選手権3位につけています。先日のテキサスのレースでシーズの折り返しになりまして、9月まで目一杯走って、チームとともに選手権タイトルを大きな目標として頑張っていきたいと思います。次回皆さんに会うときにはまた新たな優勝報告ができていることを希望にして頑張っていきたいと思います」

  • 【動画】 佐藤琢磨 インディ500優勝『凱旋報告取材会』

    【動画】 佐藤琢磨 インディ500優勝『凱旋報告取材会』

    インディ500で優勝という日本人ドライバー初制覇の偉業を達成した佐藤琢磨が凱旋帰国。6月13日(火)の13:00から記者会見を実施。その模様はYoTube、Facebook、ニコニコ生放送でライブ配信された。

    インディ500は、アメリカのオープンホイール最高峰のレースであるインディカー・シリーズにおいて最も格式が高く、F1モナコグGPと並ぶ世界で最も有名なモータースポーツイベント。

    佐藤琢磨は、世界最速の周回レースでもある本レースに8回目の挑戦で日本人初の栄冠に輝いた。12日(月)に帰国した佐藤琢磨は、会見でインディ500優勝のご報告と今シーズンへの抱負を語った。

    インディ500 日本人初優勝ドライバー 佐藤琢磨選手【凱旋報告取材会】