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  • インディカー:クリスチャン・ルンガーがトロントでキャリア初優勝

    インディカー:クリスチャン・ルンガーがトロントでキャリア初優勝

    インディカー:2023年第10戦がトロンソで行われ、クリスチャン・ルンガーがキャリア初優勝

    土曜日の予選は雨に見舞われたHondaインディ・トロントだったが、日曜日のレースは快晴に恵まれ、オンタリオ湖畔のストリートコースは大いに賑わった。

    このレースはインディカー・シリーズがアメリカ国外で行う唯一のレースで、毎年多くの、熱心なファンが集まることで知られている。

    舗装が改修された部分と、前年よりバンピーになっている部分の混在する全長1.786マイルのコースでの戦いとなった今年のレースでは、クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)が、ポールポジションから圧倒的なパフォーマンスを見せ、念願のキャリア初優勝を飾った。ソフトとハードの二種類があるタイヤの両方で安定したハイペースを保ち続けた彼は、ライバルたちに11.7秒の大差をつけてゴールラインを横切った。

    ルンガーはインディカー・シリーズへのフル参戦を始めてまだ2年目。21歳という若さながら、デビューから28戦目で初勝利を手にした。なお、彼の勝利はデンマーク出身ドライバーによるインディカー・シリーズでの記念すべき初勝利で、チームにとっては2020年の佐藤琢磨よるインディ500の勝利以来、通算30勝目となった。Hondaドライバーで今年初勝利を挙げるのはロング・ビーチのACURAグランプリオブロングビーチでのカイル・カークウッド(Andretti Autosport) に続いて2人目となる。

    2位は予選15番手だったアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)。レース終盤のリスタートで目の前を走っていた2台が接触してスピンし、彼らのマシンを避け切れなかった彼はフロントウイングを破損したが、マシンを労わりながらもハイペースを保つ脅威的なドライビングで2位フィニッシュし、ポイントリードを110点から117点に広げた。

    パロウのすぐ前の14番手スタートだったコルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が3位でゴールし、今シーズン初めて表彰台に上がった。ルンガー、パロウ、ハータという20代のHondaドライバーたちがHondaインディ・トロントの表彰台を独占。予選7番手だったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が4位に入り、Honda勢は決勝レースの1位から4位を占めた。

    ルーキーのマーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)もキャリアベストとなる7位でゴールし、ウイナーのチームメートであるグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)も、1周目のターン1で発生した多重アクシデントに巻き込まれながら、27番グリッドから9位まで大幅にポジションを上げてのゴールを達成した。

    次戦、次々戦は来週末、アイオワ州デモイン郊外のショートオーバルで行われるダブルヘッダーとなる。

    クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)
    「初優勝! HPDに深く感謝します。予選はウエットコンディションで難しいものでした。ウエットの路面でフルアタックする予選を行うのは初めてでした。しかも、それを滑りやすいストリートコースで行ったわけですが、そこで大きく役立ったのがHPDのエンジニアたちによるスロットルマップの調整でした。私はそれがあったおかげで持てる力をフルに発揮できたんです。そして今日は、追ってくるライバル勢より少ない燃費セーブ量でよい状況でしたが、燃費のセーブは簡単に行うことができ、その状態で後続を引き離して行くことができました。燃費をセーブしながらもライバル勢より速く走ることができていたんです。最初の勝利は忘れられないものになります。ありがとう、Honda」

    アレックス・アロウ(Chip Ganassi Racing)
    「私たち、カーナンバー10にとってはたいへんな一日でした。予選がうまくいかなかったので、私たちのスターティングポジションは15番手でした。しかし、マシンは非常に速かったんです。そのことは週末が始まった時からわかっていました。レース中にポジションを大きく上げた後、二番目に用意していた作戦に変更し、そこからはとにかく燃料をセーブして走ることに努めました。Hondaに感謝します。ものすごい量の燃料セーブを私たちは達成しました。マシンに積んでいた燃料よりもたくさん燃料を消費していた、というぐらいでした。新しいスポンサーカラーのマシンで表彰台に上ることができたのもうれしいことで、本当に楽しい一日でした」

  • F1転向も噂のアレックス・パロウ、3連勝4勝目でインディカーの首位独走

    F1転向も噂のアレックス・パロウ、3連勝4勝目でインディカーの首位独走

    F1転向も噂されるアレックス・パロウが、インディカー第9戦ミッドオハイオで優勝。3連勝でのシーズン4勝目を挙げ、ランキング首位を独走している。

    週末全体が雨に見舞われる心配もされたインディカーシリーズ第9戦のHondaインディアナポリス200アット・ミッドオハイオだったが、インディカーが走るタイミングで雨が降ることはなく、プラクティスから予選、そして決勝まですべてがドライコンディションで行われた。

    オハイオ州コロンバス近郊にあるミッドオハイオスポーツカーコースには、今年も多くのファンが詰めかけ、ツイスティでアップアンドダウンに富むコースでのインディカーバトルを雨に濡れることなく楽しんでいた。

    予選でトップ6を独占したHondaエンジン搭載ドライバーたちが、レースでもトップ争いを繰り広げた。序盤戦ではポールポジションスタートだったコルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian)と予選2番手だったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が接近戦を見せ、1回目のピットストップを終えると、予選4番手だったアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)がトップに躍り出ました。

    パロスはライバル勢とは異なるハードタイヤでのスタートを行い、1回目のピットストップでソフトタイヤを装着。この作戦が見事に当たり、2番手以下に差をつけ、それを広げて行くこととなった。

    インディアナポリスのロードコースで行われたシリーズ第5戦で今シーズン初優勝を挙げたパロウは、デトロイト、ロードアメリカでも勝ってミッドオハイオを迎え、2020年のスコット・ディクソン以来となる3連勝をマークした。2021年のシリーズチャンピオンは、最近行われた5レースで3勝するというすばらしいパフォーマンスを見せて来ており、熱狂的なインディカーファンたちから大声援を贈られた。

    ポイントリーダーであるパロウは、シーズン後半戦を迎えるにあたり、ポイント2番手以下に大量110点の差をつけている。

    2位でゴールしたのは予選6番手だったディクソンでした。Chip Ganassi Racingは1-2フィニッシュ。Hondaはパロウとともに3連勝を挙げ、今シーズンの勝利数は9戦で「6」となった。

    Hondaインディ200アット・ミッドオハイオというイベントで、Honda勢3チーム、6人のドライバーたちが今日はトップ10入りを果たした。

    クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)は得意の常設ロードコースで今回も好走を見せ、予選5番手から4位でゴール。また、4戦続けて厳しい結果となっていたデビッド・マルカス(Dale Coyne Racing with HMD)は予選12番手から6ポジションを上げ、今季3回目のトップ入りとなる6位入賞を果たした。レイホールはピット作業でのトラブルが響いて7位。ルーキーのマーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)が3回目のトップ10フィニッシュとなる9位を獲得。Hondaドライバー6人がトップ9でゴールした。

    次戦は1週末のインターバルの後、国境を越え、カナダのトロントで開催されるストリートレース、Hondaインディ・トロントとなる。

    アレックス・パロウアレックス・パロウがミッドオハイオで優勝、3連勝でのシーズン4勝目。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「3連勝を飾ることができました。ミッドオハイオでの優勝には特別な意味があります。このコースでは過去2シーズンに好成績を残して来ていますが、ここはHondaにとって重要なレースなんです。今日の私たちはエンジンパワーに恵まれ、燃費性能のよさも味方につけて勝利をつかむことができました。今回は私たちのチームの作戦もすばらしかったと思います。最初のピットストップまでをライバル勢より少し長くする作戦で、残りのレースで速さを保ち続けることができました。今日の僕らはやるべきことをやり切りました。これからも同じようにがんばっていくのみです」

    スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)
    「今日の私たちのマシンはとてもよかったんですが、コルトン・ハータに引っかかってしまいました。1回目のピットストップで彼の前に出ることができていたら、アレックス・パロウと優勝争いができていたと思います。今回はカーナンバー10のドライバー、そしてクルーたちが本当に見事なレースを戦い切っていました。Chip Ganassi Racingもすばらしい戦いを行い、1-2フィニッシュを達成することとなりました」

  • インディカー:アレックス・パロウがロードアメリカでシーズン3勝目

    インディカー:アレックス・パロウがロードアメリカでシーズン3勝目

    インディカー:五大湖の一つであるミシガン湖の西側に広がるウィスコンシン州の田園地帯に1955年にオープンしたロードアメリカは、とても美しいサーキットとして名を馳せている。エルクハートレイク湖畔の緩やかにうねる地形を見事に利用し、緑の中を縫うようにレイアウトされた全長4.0124マイルのロードコースで、高速コーナーをいくつも備えたハイスピードサーキットとしても知られている。

    ロードアメリカは今シーズンを前に路面の全面改修が行われたため、ラップスピードの大幅向上がなされた。予選ではHondaエンジン搭載マシンで戦うコルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian)が、昨年のポールポジションタイムより4.6711秒も速い1分40秒1945のベストでポールポジションを獲得。

    55周のレースは快晴の空の下、気温が20℃の心地よいコンディション下で切られた。キャンプとレースを楽しむ大勢のファンが陣取る目の前で、27台のインディカーは、例年以上のハイスピードでの抜きつ抜かれつの激しいバトルを繰り広げた。

    コース上でのパスが444回も発生したレースを制して優勝したのは、予選3番手からスタートしたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)だった。ポールポジションからスタートしたハータとの優勝争いは緊張感に満ちたまま続き、もうゴールまで6周となったところでパロウが勝負に出た。ペースが上がらないハータをパロウはターン1でアウトサイドから豪快にパスしてトップを奪うと、第7戦デトロイトからの2連勝へと逃げきった。インディアナポリスのロードコースでも優勝している彼にとってはシーズン3勝目。シリーズランキングでトップにいる彼は、今日の勝利で2番手につけているチームメートのマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)とのポイント差を51点から74点へと広げた。この勝利はHondaにとってはシーズン5勝目。

    今日のレースではスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)の熱い走りもファンを大いに沸かせていた。プラクティス2でアクシデントを起こしたディクソンは、乗り換えたスペアカーの準備が万全でなかったために予選は27台出走中の23番手だったが、レースでは2回目のピットストップを行った26周目まででトップ10まで大きくポジションアップし、その後も着々とオーバーテイクを重ねて4位でゴールした。ハータはレース終盤に燃費をセーブしなければならない状況となり、5位でゴールした。

    ポイントスタンディング2番手でパロウを追っているエリクソンは、ロードアメリカでも安定したパフォーマンスを見せ、予選9番手から8位でフィニッシュした。これで彼は開幕戦から8戦連続のトップ10フィニッシュとなる。Hondaドライバーはこの他にもクリスチャン・ルンドガールド(Rahal Letterman Lanigan Racing)が7位、カイル・カークウッド(Andretti Autosport)が9位でゴールし、合計6人がトップ10入りを果たした。

    次戦はシリーズ第9戦Hondaインディ200アットミッドオハイオ。一週末のインターバルの後、オハイオ州コロンバス郊外のミッドオハイオスポーツカーコースで開催される。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「ロードアメリカはインディカーシリーズの中で僕が一番好きなコースなんです。これでロードアメリカは2勝目です。僕のインディカーでの最初の表彰台もここでした(2020年)。信じられないような週末でした。僕たちはとても速く、Hondaエンジンの燃費も本当によかったので勝つことができました。今日のレースでの僕たちは、安定感も速さも備えていました。この勢いを次戦のミッドオハイオに持ち込みたいですね。チャンピオンシップに関しては、まだ考えるのは時期尚早と思いますが、ポイントを重ねていくことができているのは事実です。自分たちは集中力を保って戦い続けていきます。チームがすばらしい力を備えていることは十分に理解しています。今後も安定感を欠かさず、勝利を重ねて行きたいと思います」

    スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)
    「表彰台まであと一歩でしたね。そうできていたらよかったのですね。しかし、全体的にみて、僕たちにとっては本当にすばらしいレースになりました。チームが奮闘してくれたおかげです。Hondaエンジンの燃費性能が高く、僕たちの望む燃費を実現し、ドライバビリティも高かったと思います。今日のポジション争いは少々荒々しいところもありましたが、それらは僕たちに有利をもたらしてくれることの方が多かったようでしいた。アレックス・パロウの優勝を讃え、喜びたいと思います。ファンタスティックな勝ち方でした。彼はチャンピオンに向かって突き進んでいますね」

  • インディカー:マクラーレン、2025年にアンドレッティの旧ファクトリーに移転

    インディカー:マクラーレン、2025年にアンドレッティの旧ファクトリーに移転

    インディカー:マクラーレン・レーシングは、インディアナ州にアロー・マクラーレンの広大な新拠点を建設する計画を進めていたが、この計画は頓挫した。

    マクラーレン・レーシングは、この建設計画を進める代わりに、インディアナポリスにあるアンドレッティ・オートスポートの専用ショップを利用することになった。このショップは、アンドレッティ・グローバル本社の完成に伴い、今後数年で空くことになる。

    アンドレッティの店舗は、アロー・マクラーレンの現在のホームの約3倍の広さがあり、これを購入することで、チームは2025年に89,000平方フィートのビルに移転することができる。

    マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは「チームが新しい本拠地を持てることに興奮している」とコメント。

    「十分なスペースがあり、勝利とチャンピオンシップを争う目的に適したホームだ」

    「アロー・マクラーレンはこの1年で急速な成長を遂げた。この施設はチームに現在必要なスペースを提供するだけでなく、今後数年間で北米での成長を私たちが思い描いているものを提供してくれる」

  • インディカー王者ウィル・パワー 「F1なんて競争としてはジョーク」

    インディカー王者ウィル・パワー 「F1なんて競争としてはジョーク」

    インディカーのチャンピオンであるウィル・パワーは、F1の競技を「ジョーク」だと酷評し、勝利のために戦うことができないドライバーを「かわいそう」だと語る。

    近年、特にアメリカではNetflixのドキュメンタリー番組『Drive to Survive』によってF1人気が高まっているが、競技のあり方をめぐって2つのシリーズの間に溝ができている。

    インディカーに移籍した元F1ドライバーの多くは、ロードコース、ストリートコース、オーバルコースの各スケジュールで1シーズンに複数の優勝者を出すという、インディカーの高い競争力に魅了されている。

    しかし、開幕7レースで勝利を冷めたドライバーはわずか2目のみで、レッドブルがマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスで全勝記録を続けている。、

    インディカーのデトロイトGPを前にウィル・パワーは、インディカーについて 「F1とは比べものにならないほどタフで、素晴らしく、世界で最もタフなフィールドだ。人々はそれを知っておく必要がある」とNBC Sportsに語った。

    「F1なんて競争としてはジョークみたいなものだ。でも、ドライバーとしてはそうではない。F1には素晴らしいドライバーたちがいる。そして、オープンホイールモータースポーツのトップレベルである僕たちのレースで彼らが満足感を味わうことができないのはかわいそうに思う」

    「インディカーのようなフォーミュラがあれば、F1はもっと良くなると思うんだ。僕はテクノロジーとそのメーカーサイドが大好きで、それは素晴らしいことだと思うけど、観客として見ていると、みんながレッドブルに乗っていたら、どんなにかっこいいだろう?と思ってしまう」

    「何か問題が起きなければ、マックスがすべてのレースで勝つだろうことは単純にわかる」

    「ルーキーとして出てきた男が、レースに勝てるかもしれないと想像してほしい。それは本当にクールなことだと思う。でも、向こうの政治的な事情で、そんなことは決して起こらないことはご存知だろう」

  • インディカー:アレックス・パロウが第7戦で今シーズン2勝目

    インディカー:アレックス・パロウが第7戦で今シーズン2勝目

    インディカー:ストリートレースに変わったデトロイトGPの初代ウイナーはアレックス・パロウ。Hondaはシーズン4勝目。

    モーターシティとも呼ばれるミシガン州デトロイトでのレースは、1992年から街のすぐ北の島に特設コースを作って行われてきたが、1980~1990年代にダウンタウンでグランプリを行っていた地元の人々も、アメリカの多くのレースファンも、デトロイトでのレースはストリートで行われるべきだとの考えを抱き続けており、2023年、ダウンタウンでのレース復活がついに実現した。

    新コースの全長は1.645マイル。長いストレートの終わりにタイトなヘアピンがレイアウトされており、そこで多くの順位変動の起こるエキサイティングなバトルが繰り広げられたが、勝者となったのはポールポジションからスタートしたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)だった。デトロイトリバーのほとりで清々しい風が吹き寄せるコース、空は快晴、気温は25度と、とても過ごしやすい1日ということも手伝い、コースサイドのスタンドは大勢のファンによって埋められていた。

    レースは二種類あるタイヤを使った戦略がチームによって分かれたことにより、非常に興味深い戦いになった。ソフトタイヤでスタートしたパロウは、ハードタイヤを装着して1回目のピットストップを遅らせたライバルに一時はトップの座を明け渡したが、1回目のピットストップの後にはより安定感の高いハードタイヤでアタックし、逆にライバル側はソフトタイヤでの走行で周回を重ねるとタイヤが消耗。そこで逆転劇が起こり、トップに立ってからは堂々たる走りでゴールまで駆け抜けた。パロウにとっての今シーズン2勝目はキャリア6勝目で、ストリートレースにおける初優勝となった。

    パロウのチャンピオンシップポイントでのリードは、デトロイトでの勝利によって51点にまで拡大された。レース1勝分のリードをチームメートのマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)につけることとなった。Hondaにとってはデトロイトでの優勝が今シーズン4勝目で、ライバルのシボレーに対してのポイントリードを22点に広げた。

    Hondaドライバーたちはパロウの他にも、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が4位、マーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)が8位、エリクソンが9位でフィニッシュ。今年の第3戦Acuraグランプリ・オブ・ロングビーチでキャリア初勝利を挙げたばかりのカイル・カークウッド(Andretti Autosport)は、デトロイトではスタート直後に後方からヒットされてリヤウイングを破損したが、ピットに入って修理を施したマシンでリードラップでのレース復帰を果たすと、次から次へとライバルたちをパスし、26番手から6位にまで大きく順位を上げてのゴールを果たした。

    次戦は1週末のインターバルを挟んで開催される。戦いの舞台はウィスコンシン州エルクハートレイクにある美しいハイスピードロードコースのロードアメリカ。決勝レース開催は6月18日。

    インディカー

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「今日のカーナンバー10は完ぺきなマシンになっていました。Hondaは私たちの必要とする燃費性能の高さと、大きなパワーを提供してくれました。自分たちは今日、誇りに感ずることのできるレースを戦うことができました。レース終盤にはリスタートが何度かありましたが、ペースカーランの間にリスタートに向けてタイヤの温度を十分に高めることができず、苦しい戦いを余儀なくされていました。レース中のギアボックスのトラブルは、おそらく私の操作ミスが原因でした。それらを乗り越えてシーズン2勝目を挙げることができました。まだチャンピオンシップのことを考えるのは早過ぎます。次からのレースに集中して行きます。これからの数戦の中には私がとても楽しみにしているレースがいくつかありますから、攻めの姿勢で行きます」

    スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)
    「今日は優勝するか、2位でゴールできるレースだったと思うので、この結果には少々悔しい思いを感じています。私たちのマシンはとても速かった。Hondaエンジンの燃費はとてもよいので、必要な燃費を実現することは実に簡単でした。Hondaエンジンのドライバビリティも最高でした。私のすぐ前でゴールした2台より、私たちの方が速かったんです。最後のピットストップの後は、もっとプッシュトゥパスを使い、ウィル・パワー(シボレー)をパスするべきでした」

  • インディカー:アレックス・パロウがポールポジションを獲得

    インディカー:アレックス・パロウがポールポジションを獲得

    2023年インディカー第7戦デトロイトの予選はストリートコースを巡る波乱万丈の展開となり、最終的にチップ・ガナッシ・レーシングのアレックス・パロウがポールポジションを獲得した。

    パロウにとってこれはキャリア3度目のポールであり、つい数週間前のインディ500でトップの座を獲得してから2年連続のポールである。スコット・マクラフリンはほんの数秒遅れで、パロウと並んで外側のフロントローからスタートすることになる。

    ロマン・グロージャンとスコット・ディクソンがそれぞれ3位と4位を獲得し、日曜のレースは2列目からスタートすることになる。

    インディ500での勝利を収めたジョセフ・ニューガーデンは、最終予選セッションで5番手タイムを記録。彼は、トップ6に入っている3人目のチップ・ガナッシドライバーであるマーカス・エリクソンと並んでスタートすることになる。

    ドライバーたちは、1.7マイルという短いレイアウトのためにプラクティス中にトラフィックが問題となっていたが、予選に向けてある程度の空きトラックスペースを確保した。

    全体として、セッションはプラクティスほどダメージはなかったが、ドライバーがでこぼこしたコースで限界までプッシュしたため、ホイールとトーリンクの破損がかなりの割合で発生した。

    日曜日のレースはすでに2021年のナッシュビルでの最初のレースと比較されており、ファンは多くの殺戮に満ちた長いレースに巻き込まれる可能性がある。

    2023年インディカー第7戦デトロイト予選

    # Driver Time Gap Avg. Speed (MPH)
    1 Alex Palou 01:01.8592 – 95.734
    2 Scott McLaughlin 01:02.1592 0.3000 95.271
    3 Romain Grosjean 01:02.2896 0.4304 95.072
    4 Scott Dixon 01:02.4272 0.5680 94.862
    5 Josef Newgarden 01:02.5223 0.6631 94.718
    6 Marcus Ericsson 01:02.6184 0.7592 94.573
    7 Will Power 01:02.1817 – 95.237
    8 Simon Pagenaud 01:02.1860 – 95.230
    9 Felix Rosenqvist 01:02.1937 – 95.219
    10 Pato O’Ward 01:02.2564 – 95.123
    11 Marcus Armstrong 01:02.2958 – 95.063
    12 Kyle Kirkwood 01:04.6075 – 91.661
    13 Alexander Rossi 01:02.5714 – 94.644
    14 Rinus VeeKay 01:02.1911 – 95.223
    15 Conor Daly 01:02.9522 – 94.071
    16 Callum Ilott 01:02.2644 – 95.111
    17 Devlin DeFrancesco 01:03.0017 – 93.997
    18 Christian Lundgaard 01:02.6495 – 94.526
    19 Benjamin Pedersen 01:03.1599 – 93.762
    20 Agustin Canapino 01:02.9071 – 94.139
    21 David Malukas 01:03.2126 – 93.684
    22 Santino Ferrucci 01:02.9589 – 94.061
    23 Helio Castroneves 01:03.3879 – 93.425
    24 Colton Herta 01:03.4165 – 93.383
    25 Jack Harvey 01:03.7728 – 92.861
    26 Sting Ray Robb 01:03.7496 – 92.895
    27 Graham Rahal 01:03.8663 – 92.725
  • インディカー:アレックス・パロウがスピードウェイのロードコースで優勝

    インディカー:アレックス・パロウがスピードウェイのロードコースで優勝

    インディカー:インディアナ州の州都インディアナポリスに1909年に完成した全長2.5マイルのインディアナポリス・モータースピードウェイは、世界で最も長い歴史を誇り、世界で最も大きなスポーツイベントとして開催され続けてきているインディアナポリス500マイルの舞台。

    そのインフィールドとオーバルコースのストレート、ターン1~2のバンク部分を使った全長2.439マイルのロードコースが作られ、インディカーのレースが行われるようになったのは2014年だった。

    このコースを使ったレースは1シーズンに複数回行われることもあり、今日が14回目の開催。インディ500直前に開催されるGMRグランプリは、勝利すれば世界最大のレースへと勢いを持ち込むことができるため、すべてのインディカーシリーズ出場チームが重要なレースと捉えている。

    そのレースは快晴の下、最高気温が摂氏28度まで上がったすばらしいコンディション下で戦われ、Hondaエンジン搭載マシンで戦うアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が優勝を飾った。そして、予選でキャリア初のポールポジションを獲得したクリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)が4位に入賞。シリーズタイトルを6回獲得しているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、オープニングラップのアクシデントを乗り越えて6位でゴールし、予選7番手だったマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)も8位でチェッカーフラッグを受けた。コルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian)が9位、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Raciing)が10位と、Hondaエンジンで戦うドライバー6人がトップ10フィニッシュを記録した。

    パロウはソフトコンパウンドのレッドタイヤでスタートし、3回のピットストップでハードコンパウンドのブラックタイヤを連続投入した。ピットタイミングもタイヤ選択も最適だったパロウは、85周のレースの52周でトップを走り、2位を17秒近くも引き離しての勝利を達成し、見事にインディアナポリス500に向けた勢いをつかんだ。この勝利は2021年シリーズチャンピオンである彼にとっての今シーズン初勝利だった。

    ハードタイヤでスタートし、ソフト、ハード、ソフトとつないだルンガーは、4位でのゴールを記録した。インディカー出場2シーズン目の彼にとっても、Rahal Letterman Lanigan Racingにとっても2023年のベストリザルト。

    Chip Ganassi Racingは、予選9番手だったディクソンが6位でフィニッシュし、昨年のインディアナポリス500で優勝しているマーカス・エリクソンが8位でチェッカーフラッグを受け、マーカス・アームストロングはルーキー最上位の15位でレースを走り切った。

    第5戦での勝利により、パロウは獲得ポイントを174点へと増やし、ドライバーズ選手権のポイントランキングでトップに躍り出た。また、Hondaは今シーズン3勝目を挙げ、インディカーのマニュファクチャラーズ選手権において、シボレーとの差を26ポイント(413-387)へと広げることに成功している。

    アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
    「カーナンバー10のクルーたちの仕事ぶりは本当にすばらしいものでした。この勝利はアメリカン・リージョンというスポンサーにとっても初めてのものとなりました。今週末の私たちは、プラクティスが始まった金曜日の時点で自分たちのマシンにスピードがあることを感じていました。最初のプラクティスで最速ラップをマークし、その後もマシンは非常に競争力の高い状態に保たれていました。私たちがソフトなレッドタイヤをスタートに使うという選択をしたのに対して、グリッドで周りにいたライバル勢がハードなブラックタイヤを装着しているのを見た時点で、今日の自分たちには勝利のチャンスがあると思いました。あとは私がやるべき仕事を完全にやり切るだけでした。今日の勝利は、5月という重要な月のスタートとして最高のものになりました」

    クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)
    「厳しいレースでした。4位でレースを終えられたことに満足しています。レースを戦っている間には、トップ10フィニッシュが難しいと感じるほどペースが落ちた時もありましたから、4位は勝利にも値すると感じています。今週の私たちはずっと速かったので、そのポジティブなところを成果として捉え、インディアナポリスの5月の戦いに突入していきます。私たちは今日の戦いを足がかりにして、これからも全力を注ぎ続け、進歩していくつもりです」

  • インディカー、F1の「最大のスペクタクル」のフレーズに商標権侵害を警告

    インディカー、F1の「最大のスペクタクル」のフレーズに商標権侵害を警告

    インディカーシリーズのオーナーは、商標権侵害の疑いが繰り返されているとして、F1を非難している。

    F1の公式Twitterアカウントは、初開催のラスベガスGPのプロモーションビデオに「The greatest racing spectacle on the planet(地球上で最も素晴らしいレースシングスペクタクル)」というキャプションを付けた。

    その後、インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーナーであるマーク・マイルズが、F1に対して非公式の苦情の手紙を書いたことが Indianapolis Star によって明らかにされている。

    「彼らは『我々はあなた方にそんなことをするつもりはない』と言った」とマーク・マイルズは確認した。

    しかし、マイルズは、F1マイアミGPの前に行われたF1ドライバー紹介で、LL・クール・Jが「The greatest spectacle in motorsports(モータースポーツにおける最大のスペクタクル)』というフレーズを使ったのを聞いて、落胆したことを認めた。

    1985年の出願書類には、インディカーが「the greatest spectacle in racing(レーシングにおける最大のスペクタクル)』というフレーズを所有することが明記されている。

    LL・クール・Jがこのフレーズを使ったことについて聞かれたマイルズは、「それは聞いた」と答えた。

    「私の反応は『レースファンの皆さんなら、それをくだらないものだと分かっているに違いない』だった。そして、この状況が続くことは期待していない」

    「ラスベガスあでこの言葉が飛び交ったときに、彼らと少し会話をしたのですが、とてもカジュアルで素早いものだったので、驚きました。でも、それが彼らの一般的な手口だとは思っていない。”

    「ラスベガス周辺でイベントが開催されていたときに、我々は彼らと少し会話しましたが、非常に非公式で迅速だったので驚いた。だが、それが彼らの一般的な手口だとは思っていない」

    マイルズは、F1がこの議論の的となっている用語を「ステファノ・ドメニカリほどの地位の高い人」から使用されたとは思わないと主張した。

    しかし、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのダグ・ボールズ社長は、おそらく幹部たちは「礼儀正しい」方法でF1に再び接触するだろうと述べた。

    「我々はあなたの成功を望んでいるし、あなたがアメリカに来たことをうれしく思っている」とボールズは語った。

    「しかし、これは明らかに我々の商標だ」

    「自分ものを作りなさい」

    「知的財産法の課題は、自分の商標を積極的に保護しなければ、本当に重要な場面で保護する能力を失ってしまうということだ」

    一方、F1界のレジェンドであるゲルハルト・ベルガーは、F1のオーナーであるリバティ・メディアがF1を今後どのようにアメリカナイズするつもりかについて注意するよう警告した。

    「リバティが主導権を握ることで、我々はついにアメリカをF1に引き込むことに成功した」とベルガーはServus TVに語った。

    「だから、F1にとってはうれしいことだ。しかし、F1には基本的にヨーロッパの文化があり、それを歪めてはいけないと私は言いたい」

    「個人的には、アメリカ人の特徴的なショーの要素が好きではないし、Netflixのドキュメンタリーも含めて、全体が少し薄れてしまうこともある」

  • 【動画】F1王者フェルスタッペン、800馬力のCRV“The HPD Beast”で爆走

    【動画】F1王者フェルスタッペン、800馬力のCRV“The HPD Beast”で爆走

    F1王者マックスフェルスタッペンが、2024年のインディカー用の800馬力ハイブリッドパワーユニットを搭載したCR-V “The HPD Beast”で走行を行った。

    ホンダ CRV “The HPD Beast”は、HRDのエンジニアがNSX-GT3の前半分とハイブリッドレーシングエンジンを含めたインディカーの後ろ半分を合体させてCR-Vのデザインで作られた800馬力の“野獣”。

    「こんな車は今まで見たことがないよ」と印象を語ったマックス・フェルスタッペンは、走行を終えて「いいね!気に入ったよ!グリップもあっていい感じだね!」と語った。