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  • 佐藤琢磨、ヒューストンの初日プラクティスで好調な滑り出し

    佐藤琢磨、ヒューストンの初日プラクティスで好調な滑り出し

    佐藤琢磨は、本日ヒューストンNRGパーク・サーキットで行われた2回のプラクティスにおいて、2回連続でトップ10に入るスピードを示した。

    午前中のセッションで佐藤琢磨は1.634マイル(約2.6km)のコースを1分00秒7901で走りきり、4番手に入った。午後のセッションでは7番手だった(午前と午後の総合では8番手)。

    23人が参加して行われる公式予選は明日の午前10時(日本時間の6月29日0:00)に始まり、シェル&ペンゾイル・グランプリ・オブ・ヒューストンのレース1は同じ日の14:45(日本時間の6月29日04:45)にスタートが切られる。

    佐藤琢磨
    「昨年の予選では力強い走りを見せることができたヒューストンに戻ってこられてとても嬉しく思っています。ここはチームにとってのホームコースで、チーム・スタッフの家族や友人たちがたくさん集まってくれています。AJも上機嫌なので、とにかくいい結果を残したいと思います。今日はどちらのセッションでも前進を図ることができました。明日はいきなり予選を戦うことになるので、初日の今日はいいベースセットアップを見つけ出すのが非常に重要となりますが、僕たちはそれを成し遂げました。まだやり残したこともあるので、引き続き懸命に働き、明日はいいパフォーマンスを皆さんにお見せしたいと思います」

  • 佐藤琢磨、メカニカルトラブルで18位 (インディカー)

    佐藤琢磨、メカニカルトラブルで18位 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー 第8戦 テキサスの決勝レースを18位で終えた。

    16番グリッドからのスタートした佐藤琢磨は、ハンドリングの決まっていないマシンで苦しい走りとなっていたが、粘り強い走りを続けていた。

    しかし、ゴールを目前にしてマシンにトラブルが発生したために完走はならず、結果は18位となった。

    佐藤琢磨(18位)
    「今晩のレースは苦しい戦いでした。夕日が沈んでレースのスタートが切られ、その頃はまだ気温も路面温度も高かったのですが、それが時間の経過とともに下がり、マシンのバランスも変化していきました。私たちはコンディションに合わせてマシンを変更し、ポジションを少しずつ上げていきました。今年からの新ルールによってダウンフォースは大きくされたのですが、私たちのタイヤの摩耗は激しく、スティント後半の走りは大変厳しいものになっていました。ピットクルーの作業も素早く確実でしたが、最後にはトラブルが発生し、マシンに火災も起こってしまい、リタイアを余儀なくされました。今日のレースではまた多くのことを学べましたから、今後のレースにそれらを生かしたいと思います。次戦はチームのホームタウンであるテキサス州ヒューストンですから、いいレースを戦えることを楽しみにしています」

  • 佐藤琢磨、テキサスの予選は16番手 (インディカー)

    佐藤琢磨、テキサスの予選は16番手 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー 第8戦 テキサスの予選を16番手で終えた。

    朝のプラクティスで17番手のタイムを出していた佐藤琢磨は、予選ではトップ10入りを目標に掲げていたが、暑くなったコンディションでマシンのハンドリングが思うほど向上していなかった。

    佐藤琢磨は、コントロールの難しいマシンと格闘しながら予選アタック1周目に時速216.756マイルをマーク。

    しかし、2周目は時速215.376マイルへと大きくダウンし、平均スピードは時速216.064マイル。8列目アウト側グリッドからのスタートに決まった。

    佐藤琢磨 (予選16番手)
    「厳しい予選となっていました。予選に向けての準備の時間がとても短かったですね。今日の予選の前にはプラクティスが1回行われただけでしたから。昨年のテキサスで、私たちは小さなトラブルから予選を走ることができませんでした。私たちにはダウンフォースを小さく設定したマシンでの予選走行のデータがないため、今日のマシンセッティングが大きなチャレンジとなっていたんです。朝のプラクティスで得られた情報から予選用のマシンを作り上げたのですが、安定感が不足していました。アンダーステアもオーバーステアも両方出るマシンになっており、レースに向けても多くの改良が必要だと感じました。しかし、予選を走ったことによって、私たちは少ないダウンフォースでのマシンに関しても幾らかのデータを取ることができました。朝のプラクティスのデータと照らし合わせ、今晩のファイナルプラクティスでより良いマシンとし、明日の決勝レースを迎えたいと考えています」

  • 佐藤琢磨 「僕たちには勝てるマシンがあったし、とても落胆した」

    佐藤琢磨 「僕たちには勝てるマシンがあったし、とても落胆した」

    佐藤琢磨が、インディカー第16戦・17戦とダブルヘッダーで開催されたデトロイトのレース週末を振り返った。

    デトロイトのベルアイルで行われたインディカー・シリーズのダブルヘッダーレースで、佐藤琢磨は抜群に速かった。しかし、運の悪さでも人並みを外れていた。どちらのレースでも好成績を収めるチャンスがあったが、どちらのレースでも勝機は佐藤琢磨の指の間をすり抜けてしまった。

    レース1ではレース序盤でギアボックス・トラブルが発生し、レース2ではインディカー・シリーズでキャリア5回目のポールポジションを獲得しながら、佐藤琢磨にはまったく非のないふたつの事故に巻き込まれてしまった。

    インディ500が終わった直後、チームはカナダ国境にほど近い島のなかに設けられた市街地コースに向かった。ここで、AJフォイト・レーシングのダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨は滑り出しからまずまずの速さを示し、最初のプラクティスではトップ10に入ってみせた。

    「とても忙しいスケジュールでした。ダブルヘッダーレースはいつも忙しいものですが、予選前には45分間のプラクティスが2度あるだけでした。ここで上手くいけば2レース続けていい結果が残せるでしょうし、そうでなければ2レースを立て続けに失うことになります! 僕たちは比較的いいスタートを切りました。バランスが特別よかったわけではありませんが、少なくともトップ10に入ることはできました」

    それでも残念なことに、佐藤琢磨は予選のセグメント2に進出できなかった。極めてコンペティティブな予選グループ内で8番手に終わったからだ。このため佐藤琢磨は15番グリッドからスタートすることが決まった。

    「プラクティスの結果から考えれば、もう少しいい成績が手に入ったはずです。けれども、スケジュールに余裕がなければ、いくら何かを学び取ってもそれをテストで反映させる機会はなく、確実にパフォーマンスに繋げることはとても難しいのです。予選は朝の8時30分に始まるというタフなもので、気温が低いためにグリップは高く、空気の密度も高い状態でしたが、僕たちはグリップ不足に悩まされました。あと100分の数秒速ければセグメント2に進出できたのに、それができませんでした」

    土曜日のスタートでは、柔らかめのレッドタイアを履くウィル・パワーとシモン・パジェノーが強引に割り込んできたため、佐藤琢磨は18番手に後退する。しかし、その後でパジェノーとパワーは接触、パジェノーはリタイアに追い込まれ、イエローコーションとなった。このとき佐藤琢磨は、その後のピットストップの展開によりこのレースで優勝することになるパワーを追い越していた。

    「すべて満足のいく状況でしたが、数周するとギアボックスが問題を起こすようになりました。3速から4速にシフトアップできず、4速を飛び越えて5速に入ってしまうトラブルでした。しかも症状は安定せず、次第に深刻な状況に陥っていきました。このためピットに戻るしかありませんでしたが、ここでメカニックがギアボックスに小さな問題を見つけます。結果的にコースには復帰できましたが、数周のラップダウンになっていたので、残る周回はテストとして利用することにしました」

    けれども、どんな災いにもいい部分はあるものだ。なぜなら、このときの努力が実を結び、チームは日曜日の予選でポールポジションを勝ち取るマシンを作り上げることができたからだ。

    「僕たちはいろいろなことを学びました。ただし、タイアの空気圧を変えたりとか、ほんの小さなことです。けれども、これがとても役に立ちました。僕たちにとっては必要なことだったし、ポジティブな影響を及ぼすことになったのです」

    トラブルが起きたとき、佐藤琢磨はパワーに先行していた。あのままいけば、佐藤琢磨は優勝できたのだろうか?

    「そうは思いません。デトロイトの路面はレッドタイアとの相性が非常に悪いようです。最初の数周は高いグリップ力を発揮しますが、その後グレイニングが起き、パフォーマンスは急激に低下します。このため、レッドタイアでの走行は最小限に留める必要があります。僕はブラックタイアでスタートしましたが、当然、途中でレッドに交換しなければいけません。いっぽうのウィルは、このときすでにレッドを使い終えていたのです。しかも、デトロイトの特徴的な路面にあったタイア空気圧にあわせることができなかったため、僕たちは苦しむことになります。おかげでドライブしにくい状況でしたが、それでもコースに戻って何かを学び取ることが重要でした」

    結果は18位だったが、全体で8番目に速いファステストラップを記録したことは何らかの可能性を示していた。実際、日曜日朝の予選で佐藤琢磨は大きな飛躍を遂げることになる。

    「土曜日の夜、エンジニアたちとディスカッションしました。その後、僕は真夜中に目が覚めます。そこで僕はセットアップをどう変更して欲しいかについて、エンジニアにメールで知らせました。翌朝にもミーティングはありますが、それからではメカニックたちがジオメトリーを変更する時間はありません。朝、目覚めると、エンジニアから『そうしよう!』という返事がきていました。これで予選が本当に楽しみになりました」

    今回は、3段階で行われる通常の予選は実施されず、ふたつの予選グループに分かれて1度だけセッションが行われることになった。佐藤琢磨はふたつめのグループから出走した。

    「最初のグループでジェイムズ・ヒンチクリフがものすごいラップタイムを記録しました。1分16秒で走れるドライバーがいるなんて、想像もできませんでした。なにしろ、僕が土曜日にマークしたタイムは1分18秒3でしたから! けれども、自分がアウトラップを走ってみて、路面のグリップレベルがどれくらい上がっているかに気づき、驚きました。ラバーがしっかり乗っているうえに気温が低かったので、コンディションとしては理想的だったのです」

    「僕自身がアタックするのを楽しみにしていましたが、僕の直前でライアン・ハンター-レイがウォールと接触してセッションは赤旗中断となってしまいます。僕のマシンはまだ完全にウォームアップが終わっておらず、クルマの挙動も十分に把握できていませんでした。レッドタイアでアタックする前に、何周か走ってブレーキやギアボックス・オイルなどの温度を上げて、準備万端にしておきたかったのです。けれども、セッションは残り数分しかありませんでした。最初のアタックでのタイムは1分17秒でしたが、このとき、僕はこう思いました。『マシンの状況はいいし、グリップレベルは高いし、まだタイアはデグラレーションを起こしていない……』 そこで僕は最後の1周にすべてを掛けてアタックしましたが、これは最高のフィーリングでした。すべてのコーナーでマシーンは素晴らしいパフォーマンスを示し、最終的にはコースレコードでポージポジションを獲得できました。言葉では言い表せないくらい最高の気分で、深い満足感を味わうことができました」

    「レースのスタートもうまくいきました。誰にも抜かされることなくトップでターン1に進入していき、何の問題もありませんでした。すべて順調だったのです」

    マイク・コンウェイを除くすべてのドライバーがレッドタイアでスタートしており、早い段階でイエローコーションとなることを誰もが期待していた。そうすれば、残り周回数はブラックタイアで走りきれるからだ(インディカー・シリーズではレース中にレッドタイアとブラックタイアを少なくとも1度ずつ使用することが義務づけられている)。彼らの判断は間違っていなかった。序盤に3台が関係するアクシデントが発生したため、集団の後方を走るドライバーがまずブラックタイアに交換。2回目のイエローで、佐藤琢磨を含むトップグループがピットストップを行った。ピットではエリオ・カストロネヴェスとライアン・ブリスコーに抜かれたため、実質的に佐藤琢磨は3番手となったが、コース上での順位は17番手だった。

    「ピットストップで少し遅れました。ただし、まだピットしていないドライバーもいたので、レースはとても難しいものになります。あるときはブリスコーをオーバーテイクして、また次のときはポジションを落とすといったことの繰り返しでした。とても楽しいレースでしたが、やがてとんでもない災難に巻き込まれてしまいました」

    2回目のピットストップを行ったとき、佐藤琢磨はジャック・ホークワースの直後につけていた。ブリスコーはすでにピットを終えていて、佐藤琢磨はコースに復帰すると、間もなくオーストラリア人ドライバーの攻略に成功する。次の周にホークワースがピットストップを行い、佐藤琢磨の目の前でコースに復帰してきた。

    「ブリスコーは最初のピットストップであまりたくさんの燃料を給油していませんでした。おかげでピット作業では僕をオーバーテイクできたのですが、その後ピットストップでは長いスティントを走行しなければいけません。ジャックがコースに戻ったとき、彼のタイアは冷えた状態でしたが、僕とブリスコーのタイアはウォームアップが終わっていました。ターン3へのブレーキングでジャックとサイド・バイ・サイドになりましたが、僕はアウト側から無理なくオーバーテイクしました。ところが、僕とジャックの間に突然ブリスコーが割り込んできたのです。すでに僕は完全にコーナリング中だったのに、彼は止まりきれずにぶつかってきて、僕をスピンに追い込んだのです」

    これで佐藤琢磨はリードラップの最後尾に転落。けれども、このときコース上を走る誰よりも速いペースで驚くべき追い上げを図ると、集団の後方に追いついたのである。

    「僕はものすごく怒っていました。でも、マシンが好調なのはとにかく嬉しいことでした。そのままいっていれば……、どうなっていたかはわかりませんが、ひどく悔しかったことは間違いありません」

    セバスチャン・ブルデーがクラッシュしたこともあり、レースが残り6周となったとき、佐藤琢磨は11番手を走行していた。ところが、佐藤琢磨はマルコ・アンドレッティから同じような仕打ちを受けることになる。その後、マルコにはペナルティが下された。

    「残念でした。またもや追突されて、今回はウォールに接触してしまいました」 結果はまたもや18位フィニッシュという残念なものだった。

    「とてもフラストレーションが溜まりましたし、とても落胆しました。僕たちには勝てるマシンがありました。懸命に働いてくれたチームのスタッフには心からお礼を申し上げます。ポールポジションを獲得できたのは最高の気分でしたが、優勝はまたもお預けとなりました。でも、僕はこれからもチャレンジし続けます」

    そのチャンスは、今週末やってくるかもしれない。というのも、AJフォイトのホームレースであるテキサス・モーター・スピードウェイでの一戦が開催されるからだ。

    「今度もオーバルなので、とてもエキサイティングな気分です。インディ500ではレースデイにとても力強く走ることができました。あれからまだ1週間しか経っていませんが、ずいぶん前のことのような気もします。インディとテキサスではコースが異なりますが、ポジティブな部分を取り込むことはできるので、最高の結果を残したいと思います。チームのためにも、多くのポイントが絶対に必要なのです」

  • 佐藤琢磨、今季2度目のポジションを獲得 (インディカー)

    佐藤琢磨、今季2度目のポジションを獲得 (インディカー)

    佐藤琢磨は、ダブルヘッダーでインディカー 第7戦として開催されたデトロイトで今シーズン2度目となるポールポジションを獲得。1分16秒1371で現在の構成でのトラックレコードを更新した。

    今シーズン、佐藤琢磨がポールポジションを獲得するのは開幕戦セントピーターズバーグに続いて2度目のこと。今年に入ってから2度ポールポジションを獲得したのは、全ドライバーのなかで佐藤琢磨ただひとりとなっている。

    佐藤琢磨がインディカーシリーズでポールポジションを勝ち取ったのはこれが通算5度目、AJフォイト・チームのABCサプライ・ホンダを駆るようになってからは、これが通算3度目となる。

    11名ずつがふたつのグループに分けて行われた予選は各12分と短いもので、ある意味で「イチかバチか」の勝負となった。ABCサプライ・チームは第2グループに出走し、ここで1分16秒1371(111.115mph。約177.8km/h)という抜群のタイムを記録した佐藤琢磨は、第1グループでトップに立ったジェイムズ・ヒンチクリフを1/4秒近くも引き離した。この結果、第2グループのドライバーが奇数番のグリッド、第1グループのドライバーが偶数番のグリッドからレースに挑むことになった。

    佐藤琢磨
    「ABCサプライ・チームにとっては本当に嬉しい結果となりました。ギアボックス・トラブルに見舞われた昨日のレースは苦しい戦いでしたが、このレースをテストとして活用することで、たくさんのことを学びました。解決しなければいけない問題をいくつか見つけ、クルマをまとめ上げるためにチームとエンジニアが素晴らしい仕事をしてくれました。第1グループの様子を見ていて、トラックコンディションが非常にいいことがわかりました。(ポールポジションを獲得)できるかどうかはわかりませんでしたが、2ラップを走るとマシンの調子が素晴らしいことがわかって自信が得られ、最後のラップではマシンがぴったりと仕上がっていました。僕はただ100%集中し、ミスをしないように気をつけるだけで大丈夫でした。本当に最高の予選でした」

  • 佐藤琢磨、デトロイトの初日を7番手で終える (インディカー)

    佐藤琢磨、デトロイトの初日を7番手で終える (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第6戦デトロイトの初日を7番手で終えた。

    佐藤琢磨とABCサプライ・チームは順調にプラクティスを終えました。本日はベル・アイル内に設定された全長2.36マイル(約3.78km)の市街地コースで2度のプラクティス・セッションが行われ、No.14をつけたマシーンは順調にパフォーマンスを向上させていった。

    スムーズな路面の上を230mph(約370km/h)で走行するインディアナポリスのレースを終えた後、バンピーなストリートコースをその半分のスピードで走るデトロイトのレースに挑むには、気持ちを一度リセットする必要があると佐藤琢磨は語っていた。

    今朝のセッションで105.599mph(約169km/h)をマークして16番手につけた琢磨は、午後のセッションで108.045mph(約173km/h)を記録し、7番手へと浮上しました。

    佐藤琢磨
    「市街地コースに戻って来られて嬉しいです。今朝はグリップとバランスの改善を追い求める苦しい展開となりましたが、午後には進歩を果たすことができました。2回のセッションはいずれも短いものでしたが、僕たちは多くの仕事をこなし、大きな手応えを掴みました。トップ7で終えられた今日の結果には満足しているので、明日の予選が楽しみです」

  • 佐藤琢磨、インディ・ロードコースの予選で16番グリッドを獲得

    佐藤琢磨、インディ・ロードコースの予選で16番グリッドを獲得

    佐藤琢磨は、インディカー第4戦 グランプリ・オブ・インディアナポリスの予選を16番手で終えた。

    佐藤琢磨は、走行初日からマシンのセッティングが思うように決まらず、予選を前にした3度目のプラクティスで、新たなトライを予定していた。

    ところが、走行を目前にして雨が降り、新しいセッティングにトライするチャンス逃してしまう。

    結果、厳しい条件下で予選を迎えねばならず、ハードなアタックを続けたものの、Q1突破が果たせず、予選16番手となった。

    佐藤琢磨 (16番手)
    「厳しい一日になりました。今朝のプラクティス3がウエットコンディションになったことで、私たちは昨日のデータ解析後に考え出した、新しいセットアップを試すことができませんでした。そのため、未知の部分を残したまま予選に突入しました。全力で走りましたが、十分なスピードは得られませんでした。昨日までと比べれば、マシンのセットアップは少し向上させることができました。昨日はラップタイム的にもマシンのバランスから言っても、苦しい状況に置かれていましたから。明日のスケジュールではウォームアップセッションがないので、今日の予選でのデータをもう一度じっくりと見直し、レース用のセットアップを決定します。オーバーテイクは十分に可能なコースレイアウトですので、いい走りを実現し、上位で戦うことができるようがんばります」

  • 佐藤琢磨、インディ・ロードコースの初日プラクティスは19番手

    佐藤琢磨、インディ・ロードコースの初日プラクティスは19番手

    佐藤琢磨は、インディカー第4戦インディアナポリスの初日を19番手で終えた。

    初開催となるグランプリ・オブ・インディアナポリスのプラクティスが、晴天で暖かい1日となった9日(金)、開催された。今日は“サンプル”として入場料が無料になったこともあり、多くのファンがサーキットに駆けつけた。

    佐藤琢磨とマーティン・ポウルマンのふたりは、暖かいコンディションのなかであまり本領を発揮できなかったNo.14 ABCサプライ・ホンダとNo.41 アルフェ・ヒート・トリーティング・ホンダの問題点を解決する作業に取り組んだ。

    佐藤琢磨は、31ラップしてベストタイムは1分11秒04で19番手。チームメイトのポウルマンは37ラップを走って1分11秒17を記録し、21番手につけた。

    明日の午後に行われる予選の前に、チームはプラクティスにもう1度、臨むことになる。ただし、明日は猛烈な嵐となることが予想されているので、予選が予定どおり実施されない可能性もある。

    仮に予選がキャンセルされた場合、スターティンググリッドは現時点でのポイントランキング順となるので、佐藤琢磨は15番グリッドからスタートすることになる。いっぽうのポウルマンはポイントを獲得していないので、最後尾からレースに挑むことになる。

    佐藤琢磨
    「オープンテスト・デイとはコンディションが大きく異なっており、このためラップタイムは大幅に低下しました。これは、気温の上昇によりいかに多くのグリップを失ったかを示すものです。気温はマシーンのバランスに影響するだけでなく、グリップ・レベルも左右してしまいます。また、空気の密度が低下するため、ダウンフォースの低下も免れません。もちろん、気温が低いほうがペースは上がります。今日はグリップとバランスの問題で苦しんだので、まだやらなければいけない仕事がたくさん残っています。嬉しいことは、今回は2カー・エントリーのため、データ量が2倍になっていることです。これを利用して、明日に向けた最適な解決方法を見つけ出したいと思います」

  • 佐藤琢磨 「レースが早めに終わったのは残念でした」

    佐藤琢磨 「レースが早めに終わったのは残念でした」

    佐藤琢磨が、インディカ第3戦アラバマのレース週末を振り返った。

    ヨーロッパのモータースポーツ界で長年過ごしたこと、とりわけその成長期をイギリスで過ごしたことを考えれば、先日バーバー・モータースポーツ・パークで開催されたベライゾン・インディカー・シリーズの一戦は佐藤琢磨が得意とする条件が整っていたといえる。

    美しい田園地帯にあって速いコーナーが少なくなく、起伏が激しいサーキットで、しかも天候が悪いとなれば、イギリスでレース経験を積んだ佐藤琢磨にとっては理想的な状況といってもいいだろう。ところが、レースは思ったほど早くスタートが切られず、十分にコースが濡れていたとはいえず、そして佐藤琢磨が臨むような結果を残せるほどレース時間は長くなかった。

    アラバマの郊外に激しい雷雨が居座ったため、決勝レースは予定より2時間以上も遅れてスタートが切られることとなった。グリーンフラッグが振られたときには、遠からずスリック・タイアが使えるコンディションとなることが予想された。もしもあと30分でも早くスタートが切られていればと思うと、それは残念でならない展開だった。

    このため、レース時間はテレビ中継の都合を考えて予定よりも短縮されることとなり、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は13位でフィニッシュした。14番グリッドからスタートしたことを考えれば、それほど悲観するような結果とはいえないが、それでも、もっといい成績を収めたはずという思いを抱かずにはいられないレースだった。

    「難しい週末でした」と佐藤琢磨はコメント。

    「思ったように物事が進まなかったのですが、これはレースでは時々起きることです。ただし、今回、僕たちはとりわけ大きな希望を抱いていました。昨年のバーバーでは、ピットストップに問題があったのでいい成績は残せませんでしたが、それでも僕たちは速く、力強い手応えを掴むことができました。今年のシーズン前に行ったテストでも、いい感触を得ていました。もっとも、あとコンマ数秒ほどタイムを詰める必要がありましたが、このコースでコンマ数秒速く走るのは本当に難しいことなのです」

    「最初のプラクティスは軽い肩慣らし程度のことしかできませんでした。とにかく赤旗が何度も提示されたために10ラップほどしか走れず、フライングラップはたしか3周だったはずです。おかげで、しっかりとした感触を掴むまでには至りませんでしたが、それでもマシンのバランスはよくなく、グリップが不足していることははっきりしていました。その理由の一部は、テストのときより華氏で30度ほど、摂氏では17度ほど暑くなっていたことにあり、おかげでタイアは常にオーバーヒートしているような状態でした。シーズン前のテストに比べるとラップタイムは2秒ほど遅かったので、どれくらいグリップが不足していたかわかるでしょう」

    「このようなコンディションにうまく適合しなければいけませんでしたが、2回目のフリープラクティスを走って、大規模な作業が必要であることが明らかになりました。いくつかのことを試しましたが、それではまったく不十分だったのです」

    プラクティスから予選までの間に期待されたのは、2013年と同じような展開を再現することだった。

    「昨年もプラクティスはダメでしたが、予選で柔らかめのレッド・タイアを装着したマシンは素晴らしい走りを見せてくれました。ところが今回は、まったくそうはなりませんでした。去年、予選は午前中の気温が低いときに行われましたが、今年は1日でもっとも気温が高くなる午後2時に予選が行われたのです。おかげで、第2セグメントに進めるほどのスピードを手に入れることができませんでした。これは本当に残念でした」

    佐藤琢磨は自分の予選グループにおいて、第2セグメント進出にあとひとつだけ順位が足らない7番手となり、このため14番グリッドからスタートすることが決まった。ところが、日曜日にサーキットを襲った悪天候が、皮肉にも一筋の光明をもたらすことになる。

    「僕たちは前日から大幅なセッティング変更を行いました。これでマシンの状態は改善され、ウォームアップでは9番手のタイムを出すことができました。しかも、雨のなかでレースができそうだったので、期待は一層高まりました。ところが、レースのスタートを切るには、雨はいささか激しすぎるものでした。最大の問題は雷で、主催者は観客の安全を考えなければいけませんでした。けれども、スタートがもう少しだけ早く切られれば、コースはもっと濡れていたでしょうし、そうすればレースの流れももう少し変わっていたと思います」

    コースがウェットの状態でスタートが切られたため、誰もがファイアストンのレインタイアを装着していたが、このとき雨はすでに止んでいた。

    「オープニングラップはまだコースが濡れていたので、いろいろなラインを選ぶことができました。バックストレートに進入するとき、水煙がひどくてほとんど視界が利かない状態になりました。このとき、前方にいた数台の動きがきっかけとなって、集団の後方では大きく減速しなければいけない状況となります。突然水しぶきの中から現れた急減速するマシンを避けるため、僕は思わずスピンを喫してしまいました」

    佐藤琢磨のマシンはエンジンがストールしてしまっていた。ところが幸運なことに、それが原因でコーションとなり、しかもセーフティ・クルーが佐藤琢磨をコースに押し戻してくれたので、周回遅れにならずに済んだのである。佐藤琢磨は23番手に後退したが、それでも懸命に戦い続けた。

    「セイフティー・チームのおかげです!」と佐藤琢磨はコメント。

    「その後は少ししか順位を上げられませんでした。僕はマイク・コンウェイとバトルをしていましたが、遅かれ早かれレインタイアはオーバーヒートを起こすはずです。やがてコースのライン上が乾いてくると誰もオーバーテイクできなくなり、レースは高速パレードのようになりました。ドライタイアに交換するには早すぎたので、誰もがそのままの状態で待っていたのです。オリオール・セルヴィアがスリックに交換するためにピットストップを行いました。これは早すぎる決断に思えましたが、それでも、彼がどんな状況に追い込まれるかはとても興味深いところでした」

    ほどなくしてミハイル・アレシンがスピンしてフルコースコーションになると、ほぼすべてのドライバーがピットストップの決断を下すことになる(このときセバスチャン・サーベドラはコースに留まることを選び、暫定のトップに浮上した)。しかし、リスタートが行われた最初の周に佐藤琢磨は残念ながらライアン・ブリスコーと接触してしまう。

    「僕はリスタートをうまく決めてライアンとサイド・バイ・サイドになっていました。ヘアピンのターン5に進入するとき、おそらくライアンのアウト側に誰かがいたのだと思います。このため、彼はどんどん僕に近づいてきて、ドアを閉じる形になりました。僕は縁石に乗って彼との接触を避けようとしたのですが、最終的には絡んでしまいます。これでまた順位を落としました。本当に、上がったり下がったり、上がったり下がったりのレースでした」

    間もなく、佐藤琢磨は2回目のピットストップをやや早めに行ったことから他のドライバーとは給油のタイミングがずれ、このため、最後のピットストップが始まるときには13番手まで浮上していた。つまり、レース戦略が効を奏したのである。同じ13番手のままピットストップを終えた佐藤琢磨は、アレシンのクラッシュによってこの日、最後のコーションとなるまで同じ順位をキープし、レースはコーションのまま幕切れとなった。

    「たくさんのドライバーをオーバーテイクできたのはよかったと思います。ドライコンディションでのマシンの状態は悪くなく、僕たちはそこそこにコンペティティブでした。いちばん速いライバルにはやや離されていて、決して最高の1日とはいえませんでしたが、それでも力強くレースを戦うことができたと思います。フィニッシュを迎えたとき、まだプッシュ・トゥ・パスがだいぶ残っていたので、でした。おそらくあと何周かあれば順位を上げられたでしょうが、実際にはそうはなりませんでした。とはいえ、週末を通じて僕たちはできることをすべてやりました。チームはしっかりしたパフォーマンスを発揮できたと思います」

    これでシーズン序盤戦は終わり、続いてはインディアナポリスで過ごす“マンス・オブ・メイ”を迎えることになるが、その始まりは2週間後に開催されるロードコースでのレースとなる。そう、2004年のF1アメリカGPで琢磨が表彰台を得たインディアナポリスのロードコースでレースが行われるのだ。

    「僕にとってはとても特別な場所です。なぜなら、そこがインディ500の舞台であるというだけでなく、ちょうど10年前に起こったことが蘇ってくるからです。だから、ロードコースで再びレースができることを最高に嬉しく思っています。もっとも、かつてのF1コースと同じなのはターン1(ここもさらにタイトなコーナーに変更されます)からターン4までだけなので、実質的にはまったく別のサーキットです! それでも、気持ちのうえでは素晴らしいことだし、とても楽しみにしています。このコースでは2日間テストを行なうことになっているので、ここでいいデータが手に入れば、レースでもいい展開が期待できると思います」

  • ロングビーチ、インディカーとの契約を2018年まで延長

    ロングビーチ、インディカーとの契約を2018年まで延長

    F1開催の提案のあったロングビーチだが、市議会はインディカーとの契約を2018年まで延長することを満場一致で決定した。

    ロングビーチは、2015年末でインディカーとの現在の契約が終了することもあり、F1イベントの創設者クリス・プーク率いるグループはF1開催を提案していた。

    だが、市議会は8-0でインディカーとの契約を3年間延長することで可決。さらに2年のオプションが含まれた。

    契約延長により、F1が短期的にロングビーチに戻ることがなくなったが、議会は2018年以降に他のチャンピオンシップへの切り替えを調査する提案を求めており、将来の可能性についてはオープンなままにした。