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  • フェルナンド・アロンソのインディカー初テストは200万人以上が視聴

    フェルナンド・アロンソのインディカー初テストは200万人以上が視聴

    フェルナンド・アロンソのインディカー初テストのライブ配信に世界中から200万人以上のアクセスがあった。

    F1モナコGPを欠場してインディ500にマクラーレン・ホンダ・アンドレッティから参戦するフェルナンド・アロンソは3日(水)にインディアナポリスでインディカーを初テスト。その模様はインディカーのFacebookページとYouTubeでライブ配信された。

    当日、Facebookには95万回、YouTubeには120万回のアクセスを記録。注目の高さを示した

    インディカーのCEOを務めるマーク・マイルスは「放送がこれほどのインパクトを持つとは予想していなかった。誰も見ないだろうと考えていた者もいるくらいだ」とコメント。

    「だが、素晴らしかった。まだ始まってもいないのにね」

    Fernando Alonso Tests At Indianapolis Motor Speedway

  • 佐藤琢磨を襲った“不可解なアクシデント” / インディカー 第4戦 レポート

    佐藤琢磨を襲った“不可解なアクシデント” / インディカー 第4戦 レポート

    佐藤琢磨が、インディカー 第4戦 フェニックスのレース週末を振り勝った

    フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われたインディーカー・シリーズ第4戦は、アンドレッティ・オートスポーツ・チームから出場した4台が揃ってリタイアに追い込まれるという厳しい戦いとなった。リタイアした4人には当然、佐藤琢磨も含まれていて、彼は250周で競われた決勝の136周目にグリップを完全に失ってレースを終えた。

    この週末を通じて佐藤琢磨とNo.26ダラーラ・ホンダは苦しみ続けた。なにしろ、最初に行われた2時間一本勝負のプラクティスでさえ、佐藤琢磨は17番手に沈み込んでいた。

    「フェニックスでは2月にオープンテストが行なわれました」と佐藤琢磨。

    「2日間のテストで僕たちは大きな進歩を遂げ、レースセットアップのパフォーマンスにはとても満足していたのですが、予選トリムはうまくいかなかったのでセットアップを変えなければいけませんでした。一部の領域では開発も必要でした」

    「プラクティスが2時間もあったと聞くと、通常のオーバルコースよりも走行時間が長かったように思われるかもしれませんが、レース直前のウォームアップ走行がないので、この2時間で予選用セットアップにくわえて決勝の準備もしなければいけません。ところが残念なことに、この日はとても風が強く、しかもコースは砂漠の真ん中にあるので、たくさんの砂が舞い込んできました。こんな状態のオーバルコースを見るのは、これが初めてでした。その様子は初めて開かれたときのバーレーンGPにそっくりで、最初のプラクティス中に吹き込んできた砂が、まるで水しぶきのように走行する車から舞い上がっていたのを思い出しました。ハンドリングのセットアップも、強い風のおかげで困難なものとなりましら。190mph(約304km/h)のコーナリング中に気まぐれな風が吹き荒れるのですから、ドライビングはさらに難しくなります。もちろん、コンディションは誰にとっても同じですが、僕たちはまだ予選シミュレーションを終えていなかったので、やや先が見通せない状態でした」

    佐藤琢磨にとって不運だったのは、予選での彼の出走順が6番目で、アンドレッティのなかではトップバッターとなったことにある。おかげで、チームメイトから事前の情報を手に入れることもできなくなった。さらに悪いことに、日が沈んで気温が下がり、タイヤをウォームアップしにくい状況に追い込まれてしまう。このため、あとになって考えれば「必要以上にコンサバティブなセッティング」を選択したと佐藤琢磨は振り返る。

    「ハンドリングはよかったし、ドライビングもしやすいと感じました。ただし、そこからどのくらいダウンフォースを減らすことができるかは判断できませんでした。それに、コースコンディションは次第によくなりそうだったので、あとからアタックするドライバーよりも速いタイムをマークするのは難しいと思われました」

    実際、佐藤琢磨は予選の最終結果で18位まで後退することになった。

    レースが始まると、オープニングラップで多重クラッシュが発生する。しかし、佐藤琢磨の直前を走行していたグレアム・レイホールとスピンしたマックス・チルトンのマシンがどこに向かっていくかを鋭く予想した佐藤琢磨は、この事故に巻き込まれずに済んだ。

    「これほどバンク角が急なオーバルコースでは、コーナーと言うよりも、バンクに入ると目の前は壁にしか見えないこともあります。そんなときは、左にステアしているようにはまるで思えず、上に上がっていきそうな感覚ですね! 白煙が上がり、火花が飛んで破片が飛び散ったのが目に入ったとき、僕たちはかなりのスピードに到達していました。間際になってマックスがスピンしながら下のほうに下がっていくのが見えましたが、その後、今度は上に上がっていきました。それと同時にグレアムが向かっているその軌跡が、マックスと交差しそうだったので、僕は寸前で左側のインサイドに進路を変え、アクシデントを避けることができました。ほんのわずかな差でしたが、幸運な判断でした!」

    これで佐藤琢磨は13番手となったが、リスタート以降は、なかなか順位をあげられなかった。

    「少なめのダウンフォースで戦うことにしました。なぜなら、僕たちは追い上げなければいけなかったからで、しかもフェニックスはオーバーテイクが難しいコースとされています。僕たちがもっともダウンフォースの少ないマシンの1台だったことは間違いないでしょう。これでいいレースになることを期待していました」

    「最初のスティントは厳しいものとなります。このときはまだ完全に日が沈んでいなかったので、気温もまだいくぶん高いコンディションでした。ここではポジションを守り、レース後半で状況がよくなることを期待していました。ただし、ハンドリングはルース(オーバーステア)で、スライドも多めだったので、フロントのグリップを落とすことで対応しましたが、厳しい状態は変わらず、オーバーテイクはできませんでした。前のクルマの1秒差まで迫ると、タービュランスに巻き込まれてそれ以上、近づくのがとても難しくなったからです」

    それでも、チームは2回目のピットストップまで状況を好転させようとして努力したが、このピットストップを終えた直後のアウトラップで佐藤琢磨はクラッシュを喫してしまう。

    「とても奇妙なことが起こりました。アウトラップでターン3に向かっているとき、マシンがまったく曲がってくれなくなったのです。アペックスにはスロットルを戻して近づいていきましたが、いつもとまったく同じことしかしていません。ところが、まるでフロントがグリップせず、僕は路面の汚れた部分に進入すると、そのままターン4のウォールまで上がっていったのです。これまでたくさんオーバルを走りましたが、こんなことが起きたのは初めてです。アレクサンダー・ロッシもまったく同じ問題でウォールに接触し、ライアン・ハンター-レイにも同じことが起きましたが、彼はあと数cmというところで接触から免れました。つまり、アンドレッティのドライバーはみんなこの奇妙な状況に陥ったわけで、これで僕のレースは幕を閉じました。とても残念です」

    フェニックスが終わると、チームはもっとも重要な“マンス・オブ・メイ”をインディアナポリスで迎えることになる。その皮切りはロードコースで行われるインディ・グランプリで、5月後半にはスーパースピードウェイであの伝説的なインディ500が催される。ただし、その前にセントルイスのゲートウェイ・オーバルでテストが行なわれる予定。このコースでインディカーレースが行われるのは久しぶりのことだ。

    「ゲートウェイに行ったことはありませんが、僕の大切な友人でサポーターでもあるロジャー安川はここでレースに参戦した経験があって、エキサイティングなショートオーバルだと教えてもらいました。だから、いまはとても楽しみにしています。このテストに続いてはインディGPがあります。バーバー・モータースポーツ・パークでは、僕たちのマシンは悪くありませんでしたが、さらに速くさせる必要があります。そのためにはロードコース用のセッティングをさらに進化させなければいけません。インディGPのコースはとてもユニークですが、僕たちがこのコースでもコンペティティブで、いいレースになることを期待しています」

  • アンドレッティ陣営、フェルナンド・アロンソの資質に感銘

    アンドレッティ陣営、フェルナンド・アロンソの資質に感銘

    フェルナンド・アロンソのインディカー初テストを見守ったアンドレッティ・オートスポーツの面々は、一様にフェルナンド・アロンソの資質に感銘を受けたと語る。

    フェルナンド・アロンソは3日(水)にインディアナポリスでインディカーをテスト。初のオーバルコースでインディ500参戦に必要なルーキー・オペレーションをクリアし、最終的に合計で110周を走行して、最高速度222.548mphに到達した。

    アンドレッティ・オートスポーツのチーム代表であり、インディ500ではフェルナンド・アロンソの戦略を指揮するマイケル・アンドレッティは「彼は完璧な仕事をした」とコメント。

    「彼はやるべきことをすべて成し遂げ、ルーキー・オリエンテーション・プログラムの3つのフェーズをこなした。走行の合間にはデータをチェックしし、走行中のフィーリングとデータを見比べていた。彼はもうオーバルでの走りについて理解している。彼は世界最高レベルのドライバーとみなされているが、その理由がわかった。ラインを調整しながら、1周ごとに変更しながら感触を掴んでいた。ややアンダーステアだったが、アンダーステアに対応してラインをアジャストしていた。彼は本物だ。彼はいろいろなことを試していた。少しペースが遅いと思ったら、次のラップにはペースを戻していたい。今月のインディ500ではかなりの強さを見せつけると思う」

    アンドレッティのCOOを務めるロブ・エドワーズは「彼の実績を考えれば、良い仕事を期待しないわけがない」とコメント。

    「彼が準備に費やした時間を考えれば、あらゆる点で彼にはとにかく素晴らしかった。何を予想すればいいかについて独学で多くの時間を費やし、努力をしていた。あらゆる点で期待通りだったと思う。天候によって妨げられはしたが、全てのチェックリストを埋めることができた。全員が分かったと思うが、我々は安全な走行をしていた。彼はルーキーがカーブデイまでチャンスを得られないターン4の立ち上がりを経験できた。彼の探究心が垣間見れた。何度か彼はターン4よりもターン3を入念に行っていた。今日トラックの出来る限り多くの側面を経験しようとしていたからだ。彼が行っていた全てに感銘を受けた。それが彼の資質なのだから、驚くべきではないかもしれないがね」

    フェルナンド・アロンソのレースエンジニアは、チップ・ガナッシでスコット・ディクソンをインディ500の勝利と3度のインディカーチャンピオンに導いたエリック・ブレッツマンが務める。

    「彼はシミュレーターで数周走っていたが、もちろん、どのような展開になるかは決して確信できないものだ」とエリック・ブレッツマンは語る。彼が予想していたものにより近かったし、彼はかなり早い段階でそれなりに快適に走れていた。それは彼がいかにイメージができていたかによるところが多いと思う。それが全てではないかもしれないがね。彼はトラックの詳細とニュアンス、異なるコーナーやラインについて非常に良い理解と評価ができたと思う。彼は多くの正しい質問をしてきた。正しいことを多くを心配しているようだ。かなり印象的だ」

    インディカーのルーキーのなかには初日を終えて圧倒されてクルマから降りる者もいるが、フェルナンド・アロンソにはそういった様子は見られなかったとエリック・ブレッツマンは語る。

    「雨が降らなければ、彼は日が沈むまで走っていただろう」とエリック・ブレッツマンは語る。「現時点では先走ってはいないし、それは良いことだ。彼には対処しなければならないより多くの経験がある。トラフィックのなかでの走行については経験していないので、夜にそれについて話をした。それが彼の次の大きなチャレンジであり、どうすべきか理解しなければならないことだ。我々にとっての次の大きなチャレンジは、彼が望むクルマに仕上げられるようにより広いウインドウにクルマを維持しておくことだ」

    フェルナンド・アロンソの資質とアンドレッティ・オートスポーツのクルマのクオリティを考えれば、220mph台のスピードで走れるのは間違いない。エリック・ブレッツマンは、アロンソに自信をつけされるために快適なダウンフォースを保っていたが、F1スペインGP後に戻ってくるときにはそこを変えていく必要があると語る。フェルナンド・アロンソは、エリック・ブレッツマンが何を求めているかを把握するところまで到達することがプロセスの一部となり、アンドレッティ・チームは何を望み、何を避けるべきかを教育していく必要がある。

    「我々は誰もが陥る気をつけなければならないいくつかの落とし穴を彼に教えている。もちろん、プッシュを抑え続けることはできないものだ。ウォールへ向かうアンダーステアなど厳しい方法を理解していくことになるからね。彼はかなり良いハードディスクを搭載しているようであり、多くのことをうまく処理している。我々は彼に練習方法を教え、彼必要としている疑問を理解する手助けをしなければならない」

    例えば、サスペンションの調整はアロンソのメンタル面のデーターベースに加えられたとエリック・ブレッツマンは語る。

    「彼はおおらかさとこだわりが驚くほど組み合わされている。我々は左リアのサスペンションに変更を施した。彼が以前に経験したことのない、非対称の変更を感じられるようにね。F1ではそんなことはしないだろうが、オーバルでは普通のことだ。だが、彼は右フロントの感覚を変えるような左リアのスピリングの変更は決して感じたことはなかった。シミュレーターでそれを試していたが、彼は『なるほど。面白いね…』と注目していた。なので、我々はそれを現実世界で彼に経験させたかった」

    「彼はひとつのことをやるためにここにいる。それはレースに勝つことだ。彼が準備のためにやっているすべてはその目標を達成するためだ。彼はインディ500に参戦したくてここにいるわけではない。彼はインディ500に勝ちたくてここにいる」

    「彼はよそよそしくもないし、うぬぼれてもいない。そのような先入観があったかもしれない。彼は走ることを楽しんでいる。彼は称賛し、チームの全員が非常に短い時間で彼に好意を寄せいている。彼が達成してきた全てに関して、彼は非常に現実的で、非常にノーマルだし、彼と仕事をするのは非常に素晴らしいことだ」

    フェルナンド・アロンソの唯一のトラブルは、午後のセッションでは2羽の鳥がマシンに巻き込んだことだ。それはテストプランの一部だったかと質問されたエリック・ブレッツマンは、チェックリストにはなかったことだと笑った。

    「彼は2羽の鳥を捕まえたことを見せびらかしていたね・・・」とエリック・ブレッツマンは笑う。「長年やってきたが、1羽以上は決してなかった。過去に多くの鳥を捕まえてきたが、一度に2羽はなかったね」

  • フェルナンド・アロンソ、インディ初走行 「まだクルマに走らされている」

    フェルナンド・アロンソ、インディ初走行 「まだクルマに走らされている」

    フェルナンド・アロンソは、インディカーでの初テストを終えて、今月末のインディ500までに直面することになるチャレンジについて少し理解ができたと考えている。

    フェルナンド・アロンソは3日(水)、インディアナポリスでアンドレッティ・オートスポーツとプライベートテストを実施。合計で110周を走行して、最高速度は222.548mphに到達した。

    午前中にインディ500のルーキー・オリエンテーション・プログラム(ROP)を無事に完了して、インディ500への参加資格を手に入れている。

    テスト後に開催された記者会見で、フェルナンド・アロンソは初テストの内容には満足しているが、最大のチャレンジはこれからだと気を引き締めた。

    「まだ十分に理解できていないことがいくつかある」とフェルナンド・アロノソはコメント。

    「1つ目はトラフィック関連することだ。一歩ずつやっていく必要があると思っている。今日は単独で走行して、クルマ、サーキット、この技術に関するあらゆることの感触を掴むことが目的だった」

    「2つ目はクルマのセットアップだ。クルマはチームがコンスタントに変更を加えている。走行中にステアリングホイールで変えるものもあるし、ピットレーンで変えるものもある。細かな変更によって、その週に合わせてクルマをパーフェクトにチューニングしていく。まずは予選に向けて、その後はレースに向けても同じことをやっていくし、レースの最終パートのためにピットストップで行うこともある」

    「その点はまだ不慣れだ。クルマの細かな変更を感じ取れるまでにはなっていない。今はまだクルマをドライブしているとはとても言えない。まだクルマに走らされている状態だ」

  • フェルナンド・アロンソ、インディ初体験「足が言うことを聞かなかった」

    フェルナンド・アロンソ、インディ初体験「足が言うことを聞かなかった」

    フェルナンド・アロンソが3日(水)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでインディカー&オーバルを初テスト。インディ500参戦への準備を進めた。

    午前中にルーキー・オリエンテーションを無事にパスしたフェルナンド・アロンソは、天候状況によって早めにテストを切り上げることになったものの、合計で110周を走行。最高速度222.548mphを記録した。

    初めて経験するインディアナポリスのターン1は、2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソによっても予想を超えたものだったようだ。

    「OKだった。ルーキー・オペレーションのおかげだと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最初の数周は減速してコーナーに入ったし、グリップとクルマを感じられるようになったら、スピード面で到達しなければならない目標を目指していった」

    「ある時点で彼らは『OK、これで制限はなくなった。215mphで15周する必要がある』と伝えてきた。マルコがターン1で全開だったのはわかっていたので『もうターン1は全開で行けるよ。クルマにはそれができるからね』と伝えた」

    「ターン1に到達して全開で行けると100%確信していたけど、足が言うことをきかなかった。その時点では脳と足が繋がっていなかった。2~3周でできるようになったけどね・・・場所、クルマ、スピードへのリスペクトを感じられることは、レーシングドライバーにとって純粋にアドレナリンを感じるものだ。楽しい一日だった」

    テストにはチーム代表のマイケル・アンドレッティ、ドライバーコーチを務めるジル・ド・フェラン、マクラーレンのエグゼクティブディレクターのザク・ブラウンが参加し、アロンソが走行する前にはアンドレッティ・オートスポーツのレギュラードライバーを務めるマルコ・アンドレッティがアロンソのマシンのシェイクダウンを行った。

    フェルナンド・アロンソは、“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”のサポートは「素晴らしい」ものだと語る。

    「チームはとても支えてくれた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今日だけじゃなく、ここ数週間、僕たちは毎日情報交換してきた。クルマと手順の重要な部分をほぼ把握してテストに入れたのは驚くべきことだ」

    「午前はマルコが僕が初めてクルマに乗ったときにどう感じるかを考えながらクルマをシェイクダウンして、いくつかセットアップ変更をしてくれたし、全員が本当に僕の面倒をみてくれた。エンジンのセットアップ作業をするホンダの人々、ジル・ド・フェランと一緒に、僕たちはこの初日に僕が直面するであろう多くのことを済ませてきた。このテストを終えて、僕たちにはやらなければならないことがたくさんある」

    テストは涼しく、風が強い状況でスタート。実際、午後には雨によってセッションは予定よりも早くに終了した。だが、それはスピードウェイでインディカーがどう反応するかという感覚をフェルナンド・アロンソに与えた。

    「確かに一日を通してトラックは変化していた。午前中の方がちょっとコンディションが良かったし、風も弱く、それほど激しくなかった。午後に風がちょっと不思議な感じになった。でも、コンディションがいいのか悪いのかはわからなかった。どう感じるかとチームが尋ねてきたけど、僕の感覚は良かった。ここでの経験がないので、サーキットが良いのか悪いのか、速いのか遅いのかわからないからね」

    「ストレートでの風という点では一日を通して最も悪い状況も経験できた。最後の2つのラウンドでは風がちょっと強くなった。この場所は風と気象条件にとてもセンシティブだし、全員がここに来る前にそう教えてくれていた。今日はどんなコンディションに対してもクルマをセットアップする準備をしておく必要があることを確認できた」

    フェルナンド・アロンソのセッションは決して事故がなかったわけではない。午後のセッションでは2羽の鳥がマシンに巻き込まれた。

    「1羽は見えなかった。最後から2番目の走行のターン3のアプローチで1羽が見えたので、減速して避けた。たぶん、レース日にはやれないだろうけど、今日はそこで自分の命をセーブした。ターン1の立ち上がりでは他かの2羽をなんとか避けることができたけど、それらには気づかなかったよ」

  • 【インディカー】 フェルナンド・アロンソのテストの模様をライブ配信

    【インディカー】 フェルナンド・アロンソのテストの模様をライブ配信

    インディカーは、フェルナンド・アロンソのインディカー初テストをライブ配信する。

    フェルナンド・アロンソは、5月3日(水)にインディアナポリスでアンドレッティ・オートスポーツのプライベートテストに参加。マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのマシンを走らせる。テストにはレギュラードライバーのマルコ・アンドレッティも参加する。

    テストは現地時間9時から午後5時まで行われ、インディカーはYouTubeチャンネルとFacebookページでテストの模様をライブ配信。日本時間の22時30分からの配信が予定されている。

    「クルマやスーパースピードウェイに慣れなければならないし、必要なテクニックをすべて身に着ける必要がある。とても大きなチャレンジだ」とフェルナンド・アロンソは述べている。

    フェルナンド・アロンソは、午前中はマシンのシェイクダウンを含めたショートランを実施し、午後からロングランを行うとみられている。

    Fernando Alonso Tests At Indianapolis Motor Speedway

  • 【インディカー】 ホンダ:第4戦 フェニックス 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第4戦 フェニックス 決勝レポート

    4月29日、アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで、今年初のオーバルレースかつナイトレースとなるシリーズ第4戦が行われた。

    Chip Ganassi Racingのスコット・ディクソンは、5位でのゴールを果たし、開幕戦から4戦連続のトップ5フィニッシュを達成。予選6番手だったチームメートのトニー・カナーンも、第3戦のHondaグランプリ・オブ・アラバマに続き、2レース連続でのトップ10入りとなる6位でフィニッシュした。

    アメリカ西南部の砂漠地帯にあるフェニックスは、5月になろうという今でも、日中の気温が摂氏30℃に達している。しかし、昼と夜の寒暖差が大きい気候のため、今日のナイトレースは、夕方6時半のスタート時は27℃、ゴール時は25℃と、風が吹き続けていたことも手伝って、涼しい中で行われた。インディカーファンは、夕涼みとハイスピードレースの両方を楽しもうと、全長1.022マイルのコースに集まり、オープンホイールマシンによるスリルに満ちた接近戦を堪能した。

    今年の予選は、形式こそ2周連続のアタックで例年と変わりませんでしたが、金曜日の夜8時から、照明のもとで行われた。強い風が吹き続ける難しいコンディションでのタイムトライアルで、カナーンは38秒2178、平均時速192.539マイルを記録して、6番手につけた。ディクソンは38秒3151、平均時速192.050マイルで8番手だった。

    4列目外側グリッドからスタートしたディクソンは、250周の決勝レースの序盤戦を7番手につけて戦い、2回目のピットストップを終えたあとの135周目に6番手にポジションアップ。ゴールを前にさらに1つ順位を上げて、5位でゴールした。カナーンは6位、ディクソン、カナーンとチームメートのチャーリー・キンボールは、予選14番手からの8位フィニッシュを果たした。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、予選でのマシンセッティングがコンディションにマッチしておらず、後方18番グリッドを獲得するにとどまった。決勝ではローダウンフォースのセッティングを施したマシンを用意し、気温や路面温度が低くなるレース後半でスピードアップすることを狙ったが、粘り強い走りを続けてトップ10のポジションを確保できそうになっていた136周目、ターン4で突然マシンが曲がらなくなり、コース外側の壁にヒット。結果は16位となった。

    2017年シーズンは早くも序盤の4戦を終え、いよいよインディ500の行われる5月を迎える。次戦、シリーズ第5戦はインディ500の前哨戦として、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーバルコースとインフィールドを使ったロードコースで競われる、グランプリ・オブ・インディアナポリス。

    スコット・ディクソン (5位)
    「私たち9号車にとっても、Hondaチーム全員にとっても厳しいレースとなりました。フェニックスのコースでは、ライバル勢に大きなアドバンテージがありました。トラブルに巻き込まれることなく戦えば、勝負のチャンスがあると期待していたのですが、そうしたレースにはなりませんでしたね。次戦グランプリ・オブ・インディアナポリスでは、勢いをつかむ好成績を挙げたいです」

    佐藤琢磨 (16位)
    「厳しいレースでした。レース序盤はライバル勢のペースについていくのが難しく、2回目のピットストップの直後に、また苦しい状態に陥りました。ピットを出てから2周目で、マシンが突然まったく曲がらなくなりました。ターン3でレーシングラインの外に向かい、コースの汚れた部分に出てからは、もう二度とラインに戻ってくることはできず、壁にぶつかりました。本当に残念な結果です。来週のゲートウェイ・モータースポーツ・パークでのテストが実りあるものになることを期待します」

    2017 Desert Diamond West Valley Grand Prix Fast Forward

  • 佐藤琢磨、6番手まで追い上げるもリタイアに終わる / インディー

    佐藤琢磨、6番手まで追い上げるもリタイアに終わる / インディー

    佐藤琢磨は、インディカー 第4戦 フェニックスの決勝レースをリタイアで終えた。

    日が沈んだ後のフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われた250周の決勝レースにおいて、アンドレッティ・オートスポーツから臨んだ4人のドライバーはいずれも完走を果たせなかった。

    18番グリッドからスタートした佐藤琢磨は一時6番手まで挽回したが、132ラップ目に壁と接触し、チェッカードフラッグを受けることなくレースを終えた。

    インディカー・シリーズの次の一戦はインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される第101回インディ500となる。

    佐藤琢磨
    「難しいレースでした。序盤はペースが伸び悩んでいましたが、2回目のピットストップを終えた後の2ラップ目で、マシンがまるで曲がってくれず、ターン3でアウトに膨らんでしまいました。ラインを外すとどうにもコントロールできなくなり、ウォールと接触しました。こんな風にレースを終えることになって残念ですが、来週ゲートウェイで行われるテストがうまくいくことを期待しています」

    関連:【動画】 インディカー 第4戦 決勝レース

  • 【インディカー】 第4戦:シモン・パジェノーが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    【インディカー】 第4戦:シモン・パジェノーが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー 第4戦 フェニックスの決勝が29日(土)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われた。

    今シーズン最初のショートオーバル、今季初の土曜日のナイトレースでも開催された第4戦フェニックス。

    レースはオープニングラップのターン1でミハイル・アレシン(シュミット・ピーターソン)がスピン。4台の巻き込まれてリタイアするという波乱の幕開け。

    優勝はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。2番手にはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、3番手にはJ.R.ヒルデブランド(エド・カーペンター)が続き、トップ4をシボレー製が独占した。

    佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は135周目にターン4でクラッシュ。リタイアでレースを終えた。メディカルセンターでチェックを受けたが、怪我はなかった。

    アンドレッティ・オースポーツは、メカニカルトラブルのライアン・ハンターレイを含めて、4台すべてリタイアに終わった。

    2017 インディカー 第4戦 フェニックス 決勝 結果

      No Driver Team   LAP
    1 1 シモン・パジェノー Team Penske C 250
    2 12 ウィル・パワー Team Penske C 250
    3 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C 250
    4 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C 250
    5 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 249
    6 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H 249
    7 20 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 248
    8 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H 248
    9 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 248
    10 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C 247
    11 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H 247
    12 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 246
    13 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 220
    14 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C 180
    15 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 141
    16 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H 135
    17 7 ミハイル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H 0
    18 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 0
    19 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 0
    20 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H 0
    21 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 0
  • 佐藤琢磨、18番グリッドからフェニックスの決勝に挑む/ インディカー

    佐藤琢磨、18番グリッドからフェニックスの決勝に挑む/ インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 第4戦 フェニックスの予選を18番手で終えた。

    土曜日にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われたプラクティスでは、様々な向きから強い風が吹くとともに砂漠からほこりが舞い込み、走行時間はいくぶん短縮された。このため、予選ではチームの優れたセットアップを存分には発揮できず、佐藤琢磨は189.779mph(約303.6km/h)を記録して18番グリッドを手に入れた。

    250ラップの決勝レースは明日の午後9時35分(現地時間)にスタートが切られる。

    佐藤琢磨
    「プラクティスのコンディションを予想できず、気まぐれな風が吹き荒れていたことを考えれば、予選はまずまずの結果で悪くなかったと思います。プラクティス中の予選シミュレーションではあまり深く掘り下げたことができなかったうえ、チームのなかでいちばん最初にアタックを行ったため、かなりコンサバティブなセットアップを選択しました。その影響は多少あったと思いますが、明日のレースでは問題ないでしょう」