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  • インディカー | ピエトロ・フィッティパルディ、ミッドオハイオで復帰

    インディカー | ピエトロ・フィッティパルディ、ミッドオハイオで復帰

    ピエトロ・フィッティパルディが、7月29日に開催されるインディカー 第13戦 ミッドオハイオでデイル・コイン・レーシングからレース復帰を果たすことになった。

    2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディは、先週末のFIA 世界耐久選手権の開幕戦スパ6時間レースの予選でクラッシュを喫し、両足を骨折する怪我を負った。

    その後、ピエトロ・フィッティパルディは、ほぼ2ヵ月間にわたってインディアナポリスでインディカーの医師テリー・トラメルの元で回復プログラムを進めてきた。

    ピエトロ・フィッティパルディは、17日(火)ミッドオハイオでインディカーのマシンで100周のテスト走行を完了。来週末にミッドオハイオで開催されるインディカー・シリーズの第13戦でレース復帰を果たすことになった。

    テストを終えたピエトロ・フィッティパルディは「戻ってきたという気分だね」とコメント。

    「もちろん、2か月半ぶりにクルマに戻った初日だったし、スピードを上げていくにはいつもよりも少し時間がかかった。もう少し長くかかると思っていたけど、すぐにスピードを上げることができた。レース週末にむけてセットアップに取り組んっで、前進を果たすことができた。今はそれなりのベースがあるし、レースをする準備はできている」

    「これほど酷い怪我をしたことはなかったので、時間枠がどうなるかはわからなかった。でも、みんなが僕が本当に早くに復帰できたことを喜んでくれている。もちろん、僕も本当に嬉しいよ」

    2017年の5月に行われたインディ500の予選で腰や骨盤を骨折したセバスチャン・ブルデーも8月にレース復帰を果たしている。

    「セバスチャンが最初にテスト復帰した場所もミッドオハイオだった。彼らは僕を励ましてくれた。どうやって怪我を治してくべきか、クルマに戻るまでにどのようなことをする必要があるかについて情報を与えてくれた。彼らはそのような経験を乗り越えてきたからね」

    復帰後の目標についてピエトロ・フィッティパルディは「良い結果を出したいと思っているけど、一番のゴールはとにかくベストを尽くして、チームと一緒に頑張って仕事をしていくことだ」とコメント。

    「彼らには感謝してもし切れない。僕たちは1戦しかしていないけど、全てのテストを通してデイル・コイン・レーシングのチーム全体との仕事を本当に楽しんでいたからね」

    「僕たちには良いパッケージがあるし、良い結果を目指したい。トップ5とか表彰台とかね。何が起こるかっはわからない。僕はできる限りプッシュしたいし、そのためにここにる。今後の5戦では全力を尽くすつもりだ」

  • インディカー | ラグナ・セカが2019年にカレンダー復帰

    インディカー | ラグナ・セカが2019年にカレンダー復帰

    ラグナ・セカが、2019年のインディカー・シリーズと3年契約を締結。ソノマに代わってシーズン最終戦として開催されることになった。

    3年契約は7月17日(火)にモントレー郡監督委員会によって承認され、2019年のレースは9月22日に開催されることが発表された。

    残りのカレンダーについては今後発表される予定だが、今年で契約が終了するソノマは更新しておらず、来季のカレンダーからは外れることになる。

    ラグナ・セカは、インディカーに復帰するために縁石やグラベルトラップの改修、バリアの追加など、いくつかのアップグレードが行われる。

    インディカーのCEOを務めるマーク・マイルスは、ラグナ・セカのラレンダー復帰を歓迎していると語る。

    「インディカーのシーズンフィナーレとしてこれ以上に魅力的な会場は想像できない」とマーク・マイルスはコメント。

    「モントレーは人々が望んでいる場所であり、我々は多くのゲストを連れていくことになるだろう。我々にとって素晴らしい選択だと思っている」

  • インディカー代表、マクラーレンの参戦白紙化の報道を否定

    インディカー代表、マクラーレンの参戦白紙化の報道を否定

    インディカー・シリーズの最高経営責任者マーク・マイルスは、マクラーレンがマネジメント体制の再編に伴って2019年にインディカーにフル参戦する計画を白紙化したとの噂を否定している。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2019年からのインディカー参戦を見据えて関係各所と調整に入っていた。しかし、危機的なパフォーマンスの改善とマネジメント体制の再建が急務となり、インディカー計画はその犠牲になったと報じられた。

    報道によると、マクラーレンの株主であるマンスール・オジェとバーレーンの王室からインディカー参戦契約に待ったがかかり、ザク・ブラウンはインディカー参戦のプランを無期限に棚上げにしたと伝えられている。

    だが、マーク・マイルスは「私はザクとコミニュケーションをとっているし、彼はそのような噂は“デタラメ”だと言っている。それが私が最も最近に聞いていることであり、この段階で私が知っているすべてだ」と Autoweek にコメント。

    「噂を目にして尋ねたところ、ザクからその質問についての返答があった」

    マーク・マイルスは、最近マクラーレンがインディカー参戦についてのコメントをしなくなったからといって、必ずしもそれが実現しないわけではないと念を押した。

    「ノー。以上だ」とマーク・マイルスはコメント。

    「ザクは我々と直接関係があり、我々に知らせてくえると思っている。彼が何らかのニュースがあるときは、我々はそれを知っているだろう」

    「彼らが前進し、来年に参戦できることが期待している。我々は彼らがその決断を下すのを待っている」

    F1で低迷しているマクラーレンが、アメリカで活動を広げることには疑問を呈する者も多いが、ジル・ド・フェランのスポーティングディレクター就任は、以前としてインディカー参戦の可能性が高いことを示唆していると見てみる者もいる。

    ジル・ド・フェランは、1993年にペンスキーでインディ500を制覇しており、昨年フェルナンド・アロンソがインディ500に参戦した際にはコーチを務めている。マクラーレンがインディカーに参戦する際には活動を率いることになると考えられている。

  • 佐藤琢磨、残念なクラッシュリタイア 「チームに申し訳ない」

    佐藤琢磨、残念なクラッシュリタイア 「チームに申し訳ない」

    佐藤琢磨は、インディカー 第12戦 トロントの決勝レースをクラッシュによるリタイアで終えた。

    7番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、コーナー1でシモン・パジェノー(ペンスキー)、ターン10でアレクサンダ・ロッシ(アンドレッティ)を抜いて5番手に浮上する。

    そのまま5番手をキープした佐藤琢磨は、他のドライバーがピットストップのサイクルを開始する前に20周目に1回目のピットストップを行い、12番手でコースに復帰。27周目には6番手に浮上し、ライハン・ハンターレイがバリアに接触したことで5番手まで順位を戻す。

    フルコースコーション中に上位勢がピットインした際には一時3番手まで順位を上げていた。33周目にレースをリスタートした際にトップを走行してたジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)がウォールに接触。コースに戻ったニューガーデンの後ろで身動きが取れなくなり、34周目には4番手に後退する。

    その後、マイケル・アンドレッティ(アンドレッティ)からの攻撃を受けた佐藤琢磨は、プッシュ・トゥ・パスを使って応戦するも、抑え切れず5番手に後退する。

    その後、順位を維持して走行を続けていた佐藤琢磨だが、66周目に最終コーナーでウォールに接触。マシンのダメージは大きく、ターン1でランオフに出てリタイア。最終的に22位でレースを終えることになった。

    「週末を通して僕たちは非常に高い競争力をみせることができました」と佐藤琢磨はコメント。

    「予選は天候の変化によって厳しい結果になりましたが、決勝前のファイナルプラクティスでは競争力を取り戻していました」

    「レースではいくつかの問題がありながらも、レースを通して僕たちのマシンは速かったと思います。それだけにリタイアという結果になったことに対し、クルーたちに申し訳ない気持ちです。彼らは終末を通して素晴らしいマシンを私に提供してくれました」

    「僕たちにはとてもいい勢いが今ありますから、次のミッド・オハイオでのレースを楽しみにしています」

  • インディカー 第12戦 結果:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー 第12戦 結果:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    2018年のインディカー・シリーズ 第12戦 トロントの決勝レースが7月15日(日)に行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が優勝。佐藤琢磨はリタイアでレースを終えた。

    第12戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。

    レースはインシデント多発の波乱の展開。ポールシッターのジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)は序盤のフルコースコーション後のリスタートでウォールにヒット。なんとかレースを続行することができたが、中団グループまで順位を落とす。

    首位に立ったスコット・ディクソンは、その後のセーフティカーを物ともせず、レース後半もリードを広げてトップでチェッカー。今季3勝目を挙げた。ニューガーデンは9位でレースをフィニッシュし、ポイント差は32ポイントから一気に62ポイントまで広がった。

    2位には5秒2701秒差でシモン・パジェノー(ペンスキー)、3位にはロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)が続いた。

    レースでは、ジョセフ・ニューガーデン以外にも多くのインシデントがあった。33周目には1コーナーでグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がロックし、後方を走っていたマックス・チルトン(カーリン)がスピン。後続を走っていたエド・ジョーンズ、セバスチャン・ブルデー、ライアン・ハンターレイ、アレクサンダー・ロッシ、ウィル・パワーといったドライバーが接触事故に巻き込まわることになったが、リタイアしたのはマックス・チルトンだけだった。

    セバスチャン・ブルデーとアレクサンダー・ロッシは序盤のスピンと接触でフロントウイングを交換していたが、このインシデントによって再びフロントウイングを交換。ロッシは8位、ブルデーは19位でレースを終えている。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もクラッシュでレースを終えることになった。6番手を走行していた66周目にウォールに接触。サスペンションにダメージを負い、コース外にマシンを移動させてストップさせた。

    2018 インディカー 第12戦 トロンソ 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    2 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    3 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    4 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    5 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C
    6 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    7 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    8 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    9 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    10 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    11 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    12 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    13 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C
    14 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H
    15 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    16 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    17 32 レネ・ビンダー Juncos Racing H
    18 12 ウィル・パワー Team Penske C
    19 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    20 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    21 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    22 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    23 59 マックス・チルトン Carlin C
  • インディカー | 第12戦 予選:ニューガーデンがポール、佐藤琢磨は7番手

    インディカー | 第12戦 予選:ニューガーデンがポール、佐藤琢磨は7番手

    2018年のインディカー・シリーズ 第12戦 トロントの予選が7月14日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は7番手だった。

    第12戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。

    予選開始時の路面コンディションはウェット。グループ1のドライバーはウェットコンパウンドでアタックを開始した。その後、路面は乾き始めてレースラインが出てきたが、トップ6では再び軽い雨が降り始めるというコンディション。

    ポールポジションを獲得したのはジョセフ・ニューガーデン。6分間のトップ6セッションで最後にアタックを敢行したニューガーデンは59秒4956をマークして今季4度目のポールポジションを獲得した。

    「少し出ていくのを遅らせた。タイヤでの周回するを最小限に抑えた方がいいと思ったんだ。最後のラップでは(路面が)どんどん良くなっていると感じた。『ここが頑張りどきだ。ポールを獲れる。やってやる』という感じだった。全力を尽くしたし、それがポールに繋がったね」とジョセフ・ニューガーデンはコメント。1ポイントを加算してポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)との差は32ポイントとなっている。

    2番手には0.1964秒差でそのスコット・ディクソンが続き、ペンスキーのトップ3独占を阻止した。

    「ポールポジションを獲得できなくて自分自身にちょっと失望しているよ。チームにも申し訳なく感じている。彼らはそれができるクルマを与えてくれていたからね。ターン5でミスをしてコンマ数秒犠牲にしてしまった。全体的にフロントローからスタートすることは悪くはないけど、ポールを獲れるとわかっているときに逃してしまうのはちょっと痛いね」とスコット・ディクソンは語った。

    2列目にはシモン・パジェノー、ウィル・パワーとペンスキー勢、3列目にはアレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンターレイとアンドレッティ・オートスポーツの2台が並ぶ。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ2で走行。トップ12では唯一ブラックタイヤでアタックを実施したが、トップ6まで0.1639秒届かず7番手。明日の決勝は3列目からスタート。隣にはジョーダン・キング(エド・カーペンターが並ぶ。

    「僕たちはここまでの週末全体でとても競争力がありました。予選はトリッキーでした」と佐藤琢磨はコメント。

    「雨のコンディションでスタートして、ダンプになって、その後、乾き始めました。僕たちは若干異なる戦略で行くことに決めました。新品のレッドで開始して、その後かなり耐久性のある新品のブラックに交換しました。まだ霧雨が降っていて路面コンディションは考えていたほど良くなったように思います。たぶん柔らかいコンプンドのレッドライヤの方がもう少しグリップがあったかもしれません。僕たちはコンマ1秒差で6番手(ファスト6)を逃してしまいました。残念ですが、頑張りました。僕たちには力強いペースがあることはわかっているので、明日は良いペースを発揮できることを期待しています」

    2018 インディカー 第12戦 トロンソ 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Group
    2 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 59.4956 Fast 6
    6 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 59.6920 Fast 6
    4 22 シモン・パジェノー Team Penske C 59.7630 Fast 6
    1 12 ウィル・パワー Team Penske C 59.8818 Fast 6
    5 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:00.6273 Fast 6
    3 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:00.6615 Fast 6
    10 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 59.0712 Top 12
    9 20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing C 59.0862 Top 12
    11 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 59.1581 Top 12
    7 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H 59.1705 Top 12
    16 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C 59.3133 Top 12
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 59.4528 Top 12
    12 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:14.7769 Group1
    19 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:00.1721 Group2
    13 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1:14.9691 Group1
    18 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:00.1838 Group2
    15 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1:15.1429 Group1
    21 59 マックス・チルトン Carlin C 1:00.2694 Group2
      32 レネ・ビンダー Juncos Racing H 1:15.8928 Group1
    17 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C 1:00.4313 Group2
    8 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H No Time Group1
    14 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:00.5564 Group2
    20 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H 1:00.6416 Group2
  • NHK、佐藤琢磨の2018年 インディ500に密着したドキュメント特番を放送

    NHK、佐藤琢磨の2018年 インディ500に密着したドキュメント特番を放送

    NHKは、佐藤琢磨の2018年のインディ500に密着したドキュメンタリー特番「世界最速レースインディ500 佐藤琢磨ライバルたちとの戦い」を7月14日(土)の20時からNHK BS1で放送する。

    世界界3大レースのひとつ、インディ500。佐藤琢磨は2017年大会で優勝。アジア人として初めての快挙を成し遂げた。2018年、佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍して連覇に挑むが、その前には強力なライバルたちが立ちはだかった。

    1911年に第1回目のレースが行なわれ、今年が102回目の開催となったインディアナポリス500マイルは、最高気温が32℃に達し、路面の温度は50℃を超える過酷なコンディションで争われた。

    今年から新型マシンが導入され、インディ500の長い歴史でも記録的に暑くダウンフォースが減少していたために、マシンをコントロールするのが難しい戦いが展開された。アクシデントが頻発し、フルコースコーションが続けざまに出されたため、半分ほどのチームが燃費をセーブして1回少ないピットストップでゴールすることを目指していた。

    16番手グリッドからスタートした佐藤琢磨は、1回目のピットストップには33周を終えたところで入った。暑さ対策としてマシン・セッティングに変更を加え、終盤のバトルに向けて徐々にマシンを向上させて行くベテランらしい戦いで上位進出、さらには優勝争いをと考えていた佐藤琢磨だったが、46周でのリタイアとなった。周回遅れのマシンがコーナーの中でバランスを崩し、大きく減速してレーシングラインに戻って来たため、佐藤琢磨は行き場を失って追突した。

    NHKは2018年の佐藤琢磨のインディ500への挑戦を密着ドキュメント。NHKが開発してきた超高精細8Kと高速度カメラでインディ500のレースを撮影。8K映像とレースデータ、専門家の分析を組み合わせて、勝負の決め手を探る。

    BS1スペシャル『世界最速レース インディ500 佐藤琢磨 ライバルたちとの戦い』
    放送日時:7月14日(土)20時00分
    放送局:NHK BS1
    出演:佐藤琢磨
    語り:小田切千、出田奈々

  • 佐藤琢磨、今シーズン初の3位表彰台 「本当にうれしいです」

    佐藤琢磨、今シーズン初の3位表彰台 「本当にうれしいです」

    佐藤琢磨は、2018年のインディカー・シリーズ第11戦アイオワで3位に入り、今シーズン初となる表彰台を獲得した。

    シリーズ最短、全長が0.894マイルと小さなアイオワ・スピードウェイだが、バンクは最大14度と大きくハイスピードを保ってのバトルが繰り広げられる。今年は新しいユニバーサルエアロキット装着マシンでダウンフォースが大幅減少したため、マシンのコントロールが非常に難しいレースとなり、インディカードライバーたちが見事なスキルを見せながらスリリングで見応えのあるバトルを展開した。

    ハンドリングの決まっているマシンは非常に速く、反対に少しでもセッティングがコンディションにマッチしていないマシンはスピードが伸びないオーバルレースならではの戦いとなり、数多くのサイドバイサイドの戦い、そしてオーバーテイクが見られた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の予選結果は10位だったが、プラクティス、予選、そしてファイナル・プラクティスと走行を重ねる度にマシンのセッティングを向上させることに成功し、レースに向けてマシンをさらにレベルアップした。

    スタートから確実にポジションを上げて行った佐藤琢磨は、300周のレースの225周目にトップに躍り出るほど、レースを戦う中でさらにマシンを速くして行った。しかし、この最後のピットストップは少しタイミングが遅過ぎ、摩耗したタイヤでの周回が多くなったことで、作業を終えてコースに戻った佐藤琢磨の順位は5番手に後退していました。

    それでも、佐藤琢磨には非常にハンドリングのよいマシンがあるため、あきらめることなく上位4台との差を少しずつ削り取る走りを見せた。その結果、残り周回数が10周というところで、ついに佐藤は(スペンサー・)ピゴットのマシンを射程に捉えた。

    ところが、残り6周で彼の目の前を走っていた周回遅れのマシンがハーフスピンし、佐藤琢磨と軽く接触。相手側のマシンの破片が飛び散ったことでフルコースコーションが出された。

    佐藤琢磨はマシンにダメージがほとんどなかったため、ピットに向かうことなうレース再開を待った。しかし、コース清掃には思いのほか時間がかかり、グリーンフラッグはとうとう振られず。新品タイヤ装着でリスタートに臨もうと考えて佐藤琢磨の前からピットインしたマシンが2台あり、佐藤琢磨はイエローフラッグとチェッカーフラッグが同時に振られる中、3位でゴールラインを横切った。

    佐藤琢磨 (3位)
    「本当に、本当にうれしいです。今日、私とスペンサー(・ピゴット)はサイドバイサイドのバトルを何度も行いました。互いを尊敬したバトルがずっと行われました。ファンにとっても見ていてエキサイティングなレースになっていたのではないでしょうか。表彰台にまた上ることができてうれしいです。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、意義ある成果を獲得したと思います。今週末の私たちは苦戦気味でしたが、エンジニアたちがファンタスティックな仕事をしてくれたことでマシンはプラクティス、予選、決勝と大きな進歩を続けました。そして最終的に、私たちは非常に競争力の高いマシンを作り上げることになったのです。チームに感謝します」

    レースは予選11番手だったジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)が今季初優勝を飾った。今シーズン7人目のウイナー誕生。そして、ホンダは第11戦で今季6勝目をマークした。

    ヒンチクリフはスタート直後のスピードが目覚ましく、40周で2番手まで大きくポジションを上げた。その後は予選2番手からスタートしてトップに躍り出て、大きなリードを築き上げていたジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)を追いかけた。ヒンチクリフは序盤以上のスピードでトップとの差を縮め、レースが残り50周を切ってからニューガーデンをパス。そこからはリードをグイグイ広げて行く非常に力強いレースでキャリア6勝目へと逃げきった。

    その他ホンダ勢では、ルーキーのロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)が5位でフィニッシュ。これは今シーズンすでに5回目となるトップ5入りだ。そして、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が7位、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が9位でゴールした。

    ジェームズ・ヒンチクリフ (優勝)
    「5月のインディ500で私たちは予選落ちを喫しましたが、今日こうして優勝を飾ることができました。チーム、スポンサーが一丸となって戦い続けて来た結果として得られた勝利には特別なものを感じます。予選での私たちは思うような結果を得られませんでしたが、勝てる可能性が十分にあるマシンに仕上がっていることを感じていました。レースでは、スタートから最初のピットストップまででマシンがすばらしかったのですが、コンディション変化を読んで行なったセッティング調整が少し大き過ぎ、ハンドリングが悪化しました。次のピットストップで今度はセッティングを戻したのですが、それが戻し過ぎでした。しかし、最後のピットストップで施した調整が完ぺきで、マシンは見違えるほどの速さになり、ライバルたちとのバトルを楽しみ、勝利を手にすることができました。ピットクルーたちの奮闘も優勝につながったのは間違いありません。今日またHondaパワーが表彰台のトップに復活し、その勢いを持って私のホームレースであるトロントでの第12戦を迎えることができるのですから最高です」

  • 【インディカー】 第11戦 結果:ヒンチクリフが優勝、佐藤琢磨3位表彰台

    【インディカー】 第11戦 結果:ヒンチクリフが優勝、佐藤琢磨3位表彰台

    2018年のインディカー・シリーズ 第11戦 アイオワの決勝が7月8日(日)に行われ、ジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)が今季初優勝。佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は3位に入り、今季初表彰台を獲得した。

    第11戦の舞台は全長0.894マイルのアイオワ・スピードウェイ。アメリカ大陸の中央付近に位置するアイオワ州デ・モインの西40マイルほどのところに作られた小さいながらもチャレンジングなオーバルコースだ。

    優勝したジェームス・ヒンチクリフは、300周のレースの残り40周目にそれまで長くレースをリードしていたジョセフ・ニューガーデンをインサイドからオーバーテイク。このオーバーテイクが勝利を決定づけることになった。

    さらに決定的だったのが残り6周。佐藤琢磨がエド・カーペンター(エド・カーペンター)に接触してスピン。スピンしたエド・カーペンターのデブリを除去するためにフロコースイエローとなる。ここでジョセフ・ニューガーデンはピットに入るが、ジェームス・ヒンチクリフはステアウトを選択。しかし、レースはペースカー先導のまま終了。ヒンチクリフが優勝したのに対し、ニュウーガーデンは4位でレースを終えることになった。

    レースは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワーがリードを築いていたが、そのジョセフ・ニューガーデンがレースを支配する展開。一方、ジェームス・ヒンチクリフは11番手からスタートして18周目に5番手まで順位を上げている。

    その後、ウィル・パワーを抜いて2番手に順位を上げたヒンチクリフは、30周にわたってニューガーデンを追いかける。ニューガーデンとヒンチクリフは80周目に同時にピットインしてタイヤ交換と給油を実施。3ストップの第2スティントの交換では、ジェームス・ヒンチクリフがショートオーバールのトラフィックでよりマシンが適しており、速さをみせる。

    トップに立ったヒンチクリフは、ニューガーデンに対してリードを広げ、昨年のロングビーチ以来となる今シーズン初勝利をたぐり寄せた。

    2位にはスペンサー・ピゴットが続いた。長くヒンチクリフとニューガーデンのバトルについていったピゴットは、最後のフルコースイエローで同じようにステイアウトを選んだことで嬉しいインディカー初表彰台を飾ることができた。

    佐藤琢磨は同じようにステイアウトを選び、今季初表彰となる3位入賞を果たした。

    ロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)は、表彰台まであと一方だったが、最後のフルコースイエローでフレッシュタイヤに履きかえるギャンブルが外れて5位でフィニッシュすることになった。

    ウィル・パワーは、ジョセフ・ニューガーデンにリードを奪われてからは思うように伸びず、6位でフィニッシュした。

    7位には佐藤琢磨のチームメイトであるグラハム・レイホール、8位には4位からスタートしたシモン・パッジェノー(ペンスキー)。ウィル・パワー同様にペースに苦しむレースとなった。

    アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)は序盤に優勝争いが期待されたが、1回目のピットストップでエンジンがストール。優勝争いから脱落して9位で終えた。エド・カーペンターが10位に続いた。

    セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)は全ドライバーのなかで最長のスティントを敢行して11位。ポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)は序盤のスティントでマシンに苦しみ12位でレースを終えた。

    2018 インディカー 第11戦 アイオワ 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    2 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    3 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    4 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    5 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    6 12 ウィル・パワー Team Penske C
    7 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    8 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    9 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    10 20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing C
    11 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    12 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    13 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    14 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C
    15 59 マックス・チルトン Carlin C
    16 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    17 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    18 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H
    19 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    20 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    21 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
  • 佐藤琢磨、アイオワの予選は10番手「現状にはまったく満足していない」

    佐藤琢磨、アイオワの予選は10番手「現状にはまったく満足していない」

    佐藤琢磨は、2018年のインディカー・シリーズ 第11戦 アイオワの予選を10番手で終えた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は9番目に出走。平均速度178.708mph(約285.9km/h)を記録。明日の決勝レースに10番グリッドから挑むことが決まった。

    佐藤琢磨
    「最初のプラクティスに比べると、予選で僕たちのポジションがよくなったのは間違いありませんが、コンディションは少し異なっていました。アイオワでのテストには参加しなかったので、最初のプラクティスはとても忙しいものになりました。スピードとバランスの両方で苦しんだように思います。プッシュしたときの仕上がりもまだ完全ではありません。とてもチャレンジングです。新しいエアロキットで良好なバランスを手に入れるのがいかに難しいかについて驚くと同時に、現状にはまったく満足していません。それでも、決勝では状況が改善されるように全力を尽くします」

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