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  • ロンドン市長、市街地でのF1レース開催に前向き

    ロンドン市長、市街地でのF1レース開催に前向き

    F1はロンドンGPの開催を目指しており、ロンドン市長も市街地でのグランプリ開催は“可能であるはず”だと語っている。

    F1ロンドンGPの開催は過去数年間、単なる夢のようなものとして語られてきたが、F1のオーナーであるリバティメディアは実現への道を探求し続けている。

    現在、イギリスGPの将来には暗雲が垂れ込めている。シルバーストンは、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてるが、新しい契約交渉は進展していない。

    しかし、F1は英国でのグランプリ開催を維持したいと考えている、状況が発展しなければ、ロンドンでのレース開催が新たな選択sとして検討されていることが明らかになった。

    ロンドンGPの開催には物流面で多くの課題があるが、市長のサディク・カーンは実現可能だと考えていると語る。

    ロンドン市長の広報担当は「ロンドンは、2020年のUEFA Euro決勝やNFL、クリケットワールドカップ、メジャーリーグベースボールなど、常に世界で最大かつ最高のスポーツイベントを開催することにオープンです」とコメント。

    「市長は、将来ロンドンでレースを開催することは可能であるはずだと信じており、彼のチームにF1との選択肢を模索するよう依頼しています」

    今年7月、F1はロンドン市内でF1史上最大規模のファンイベント『F1 LIVE LONDON』を開催。全チームとルイス・ハミルトンを除く全ドライバーが参加し、市街地でF1マシンによるデモンストレーション走行を実施。イベントには10万人以上のファンが集まり、大成功を収めた。

    しかし、本格的なレース開催については、同国の統治機関であるMotorsport UKの会長デビッド・リチャーズが“不適切”だとの烙印を押していた。

    フォーミュラEは、ロンドンで2年間レースを開催していたが、バッターシー・パーク内に建てられたサーキットのみが使用されていた。

    F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ロンドンの新聞 Evening Standard のインタビューで、ロンドン郊外でのレースがベストな選択肢だと語っている。

    「F1は最低一週間を要するアクティビティであり、ロングンの中心部で混乱が生じることは容認されないと思っている」とロス・ブラウンはコメント。

    「私はロンドン市民は、ロンドンの中心部が1週間にわたって乗っ取られることについてあまり心配する必要はないと思う。だが、周辺での調査も行われている。ロンドンのど真ん中というわけではないが、グレーター・ロンドンだ」

    今週、シルバーストンの統治機関であるBRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)はF1に新契約案を提示したとの報道を否定しており、交渉については進展していない。

    今シーズン終了前、F1のコマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、F1イギリスGPのためにシルバーストン以外の選択肢があることを示唆していた。

    しかし、ロス・ブラウンは、ロンドンでレースを開催するというF1の努力は、必ずしも1987年からイギリスGPを開催していたシルバーストンを犠牲にするわけではないと語り、英国での2レース開催の可能性も示唆した。

    「ロンドンがシルバーストンの代わりになるのではなく、補完することを望んでいる。両方を機能させられる道も検討できる」とロス・ブラウンはコメント。

    「ロンドンはスポーツに差異規模な歴史をもった象徴的な都市であり、ここには大きな熱意がある」

  • シルバーストン、2020年以降のF1イギリスGP継続に契約案を提示

    シルバーストン、2020年以降のF1イギリスGP継続に契約案を提示

    シルバーストンは、2020以降のF1イギリスGP継続に向けた一歩を踏み出したようだ。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてるが、新しい契約交渉は進展していなかった。

    しかし、F1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトは、BRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)がリバティメディアに対して再構成した契約案を提示したという。

    BRDCの幹部は「チケットセールスはリバティに行くことになるだろうが、我々は様々な経営陣、組織を提供することができる」と Mail の取材に対してコメント。

    「見返りとして、リバティは我々にサーキット使用料やそこで行われる仕事などの諸経費をまかなうための妥当な額を支払うことになる」

    「全てのロジックは、彼らも合意することものだと言える。だが、彼らが2020年のカレンダーを設定するまでには1年あり、それほど緊急を要するものではない」

  • バーニー・エクレストン 「シルバーストン買収を試みたが断られた」

    バーニー・エクレストン 「シルバーストン買収を試みたが断られた」

    元F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、シルバーストンの買収を試みたが、売却の意向はないと伝えられたと述べた。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年がF1イギリスGPの最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    F1イギリスGPの将来について質問されたバーニー・エクレストンは「開催されれば素晴らしいだろう」とコメント。

    「彼らは契約を締結する可能性もあるが、損失や利益といったことをどのように分配するかについて何らかのアイデアを勧化出さなければならないと思う」

    「シルバーストンは快適であるに違いない。彼らに売却したいかどうかを問い合わせた。買収する意向があったからね。だが、彼らは売りたくないと言った。彼らは関心を持たなかった」

    「もちろん、レースが開催される可能性はある。いずれにしろ、彼らは売りたくないと考えている。彼らは快適に感じているということだろう。彼らはどうしても開催したいというわけではないよゆだ。だが、彼らはF1レースを開催するべきだ」

    シルバーストンに対してどのような計画を立てていたかと質問されたバーニー・エクレストンは「そのように直接関与するようなことはなかっただろう」とコメント。

    シルバーストン側もバーニー・エクレストンの提案についてコメントを控えている。

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、シルバーストンとの交渉が決裂した場合、F1イギリスGPをロンドンでのストリートレースとして存続させる可能性を示唆している。

    しかし、バーニー・エクレストンは、ロンドンでのグランプリ開催については懐疑的であり、かつて開催を試みたが現実的ではなかったと語る。

    「我々もそれを検討した。8年か10年前くらいに全体的なことを検討したことがある」とバーニー・エクレストンはコメント。

    「あまりに制約が多かったし、あまりにも複雑すぎた。バッキンガム宮殿を抜け、ロンドン中心部でレースを行なう詳細な計画を立てたことがあるし、あらゆることを検討していた」

    「会議では、ウェストミンスター特別区や当時の市長に、これを実現するためには資金を見つける必要があるという説明した。そして、最後に彼らがどれだけの費用を投じるつもりがあるのかを聞いた」

    「二人の答えは300万ポンド(約4億2600万円)だった。私は『それは今後数百回は開くことになる会議で消費するミネラルウォーター代程度の予算に過ぎない。この話はなかったことにしよう』と伝えた」

  • シルバーストン 「F1を“何が何でも”開催したいというわけではない」

    シルバーストン 「F1を“何が何でも”開催したいというわけではない」

    シルバーストンでのF1イギリスGPの将来にはまだ暗雲が垂れ込めている。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    シルバーストンのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングルは「我々はグランプリだけの資金に頼るビジネスだったので苦境に陥った」とコメント。

    スチュアート・プリングルは、今ではシルバーストンは“多様化”しており、“正しい方向に向かっている”と語る。

    「我々はグランプリを継続したいと思っているが、何が何でもというわけではない。我々はF1がなくても生き残ることができる幅広く多様なビジネスを展開していくつもりだ」

    シルバーストンについて質問されたF1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、F1イギリスGPは、ヨーロッパをルールとして発展してきたF1の“根幹”であるという言い回しを繰り返している。

    「だが、我々はそこに新鮮さをもたらしたいと思っている。人々の想像力が新しいものだと捉えることができる場所に行くことが重要だと思っている」

    チェイス・キャリーの発言は、ロンドンでの開催を意識したものかもしれない。F1のコーマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、ロンドンでのストリートレースが“理想的”であると認めている。

    「ロンドンの有名なストリートでレースをする機会があれば、それは世界中のF1ファンにとって理想的だと思う」とショーン・ブラッチズは語る。

    だが、ショーン・ブラッチズは、シルバーストンとの交渉がうまくいくことを“非常に期待している”と語る。

    「最後の話をした時点からそれほど進展はない。だが、我々はビジネス条件などに関して議論や会話をしており、両者は契約を成立させようとしている」

  • F1イギリスGP | シルバーストン以外で開催の可能性も

    F1イギリスGP | シルバーストン以外で開催の可能性も

    F1のコマーシャルディレクターを務めるジョーン・ブラッチズは、F1イギリスGPは必ずしもシルバーストンで開催されなければならないわけではないと牽制した。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    2016年後半にF1の商業権を引き継いだリバティメディアは、イギリスGPのような歴史的なレースを維持したいと考えているが、その一方で、新たに2020年からベトナムGPがカレンダーに加わることを発表し、マイアミでのグランプリ開催も目指すなど、新規開拓にも力を入れている。

    ショーン・ブラッチズは、F1で最もアイコニックなサーキットのひとつであるシルバーストンを入れ替えることを恐れてはいないと語る。

    「我々には68年の歴史があるが、グランプリレーシングの本質はダイナミックであることだ」とショーン・ブラッズはF1のプレスリリースでコメント。

    「シルバーストンは最初のグランプリが開催され場所ではあるが、その68年間の全てのレースがシルバーストンで開催されたわけではない。ブランズハッチや他の場所でも開催されている。このスポーツではレースをする場所に関して不変ではない」

    「確かに我々は特定のレースを高く評価しており、そこでのレースを保護するためにできることをしていく。だが、我々はビジネスをしているう。我々は上場企業であり、多くの投資家と株主がいる。そして、ビジネスで成功を収めながらファンにとってベストなものと結びつこうとしている」

    F1イギリスGPは、1950年に最初の世界選手権をスタートして以来、常にF1カレンダーに絶えず存在してきた。シルバーストンは、20年以上にわたってブランズハッチと交互開催していた時期はあったが、1987年以降は唯一のF1を開催する英国のサーキットとなっている。

    ショーン・ブラッチズは、元ヨーロッパGPの会場であるブランズハッチは、現在、必要なレベルには達していないと語っているが、リバティメディアはロンドンでのレース開催も諦めていない。

    また、ショーン・ブラッチズは、F1カレンダーに様々なタイプのサーキットを織り交ぜたい考えており、ベトナムの首都ハノイで提案されたのと同じような市街地サーキットを今後も増やすことを重視していると述べた。

    「我々は3つに分類して考えている。ひとつは、伝統的なレースを維持したいと思っている。それらはF1にとって非常に重要であり、ファンにとって非常に重要だ。シルバーストン、スパ、モンツァなどがそれにあたる」

    「次に、ストリートレースや公園や公道を走るハイブリッド市街地レースがある。メルボルン、モントリオール、メキシコシティといった場所だ」

    「第3のセグメントは、上海、オースティン、テキサスやバーレーンのように専用に作られた施設だ。それらを越えて、我々はさらなる市街地レースを確保したいと考えている。そのため、今回のレースは我々のビジョンにおける次の一歩となるものだ」

    ショーン・ブラッチズは、ベトナムのハノイのような都市でのレースをさらに増やすことを思い描いているし、F1は世界中から寄せられるオファーの中から次にどこへ行くべきかを慎重に考えていると述べた。

    「我々が重視していることのひとつは、グランプリレーシングをアイコニックな都市のダウンタウンエリア、つまりファンを最も魅了できる場所に拡大することだ」とショーン・ブラッチズは述べた。

    「現在のグランプリの大部分は、都市から30分から1時間ほどかかる郊外にある。その点、ハノイのレースは我々が考えていたゴールの1つを満たすものだ。アイコニックな都市のスリリングな市街地サーキットでのレース開催というね。グランプリレーシングとはこうあるべきというベトナムのコンセプトは我々のスポーツのビジョンとマッチしている」

    「我々の元には世界中の都市、州、国、自治体から関心が寄せられており、レースプロモーションに関してマーケットに出ていく方法については非常にリズミカルなアプローチを取っている。そして、潜在的レースが、既存の構造や将来進みたいと願っている方向にうまくフィットするように慎重に選択している」

    「F1は歴史的にやってくる人々に対しては非常にリアクティブだったが、我々は自分たちのブランド価値に沿って、新しい方法でファンを取り込む機会を与えてくれると考えられるマーケット進出にはプロアクティブに動いてきた。市街地サーキットはそのための素晴らしい方法だ。これまでは、モナコ、バクー、シンガポールがあった。今回の契約はそのラインナップに加わるのに相応しいものとなった」

  • MotoGP 第12戦 イギリスGP | 悪天候で全3クラスの決勝レースを中止

    MotoGP 第12戦 イギリスGP | 悪天候で全3クラスの決勝レースを中止

    MotoGP 第12戦 シルバーストンは、悪天候により全クラスの決勝レースが中止となった。

    レースディレクションは8月26日、第12戦イギリスGPの開催地シルバーストン・サーキットのプレスカンファレンスルームで共同会見を行い、3クラスの決勝レースをキャンセルしたことを発表した。

    公式予選後、レースディレクションは、13時00分に予定していた最高峰クラスの決勝レーススタートを11時30分に変更。軽量級のウォームアップ走行中に雨が降り始め、最高峰クラスの決勝レースに向けたサイティングラップ終了後、チームマネージャーたちとのミーティングを行い、スタートディレイを決断。

    IRTA国際ロードレーシングチーム連盟のオフィスでチームマネージャーとのミーティングを繰り返し行われ、数度に渡って、トレックコンディションを確認。15時過ぎにセフティー委員会が行われ、出席したライダーたちから意見を収集した後、安全面を理由にキャンセルを決断したこと説明した。

    マイク・ウェブ(IRTA国際ロードレーシングチーム連盟/レースディレクター)
    「トラックコンディションを理由にイベントをキャンセルしました。水が溜まることが原因です。トラックから排水されず、幾つかの場所では、水量が原因で安全な状態ではありませんでした。レースを実施するために、全ての手段を尽くしましたが、安全は我々の最優先事項です。午前にレースを開始しようと試みましたが、コンディションの面から安全を確保できませんでした。コンディションは改善されませんでした。月曜に決勝レースの開催を検討しました。オーガナイザーと協議した結果、それは可能ではありませんでした。今日中に開催する目的でスタートディレイを決断し、コンディションの回復を待ちました。」

    フランコ・ウンチーニ(FIM国際モーターサイクリズム連盟/グランプリセーフティオフィサー)
    「再舗装の工事が実施された後、2度シルバーストンを訪問しました。2度目はカル・クラッチローと一緒に来ました。トラックのコンディションは全てが良好のように思われましたが、5月から路面が悪化しました。ウェットコンディションを確認しませんでした。MotoGPマシンで走れないことから、それは不可能です。原因を究明するために、これから6週間の調査を実施します。」

    ロリス・カピロッシ(ドルナスポーツ/レースディレクション)
    「全ライダーが同意しました。我々はシルバーストンでのウェットコンディションに対して経験があり、ウェットレースを何度も実施しましたが、新しい路面となった今年は、大量の水が路面に溜まり、排水しませんでした。サーキットの関係者たちは週末を通じて大変な努力を尽くしましたが、自然に立ち向かうことはできません。」

  • MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP イギリスGPの予選は、断続的に降る雨の影響で、路面コンディションが安定しない一日となった。午前中のFP1はところどころウエットパッチが残る難しいコンディション。午後のFP4はドライからウエットへ。そして、Q1、Q2は、ともにウエットコンディションとなった。

    バンピーな路面に加えてウエットコンディションという難しい状況。FP4の転倒事故と赤旗中断の影響で、25分遅れでスタートしたQ1はウエットから路面が乾いていく微妙なコンディションだった。

    路面が乾くのを待って予定より1時間遅れで行われたQ2は、ライン上が乾いているパートと完全に濡れているパートに分かれ、すべての選手がレインタイヤで走行するという今季もっとも複雑な路面状況となった。

    そのためアタックするタイミングで目まぐるしくポジションが入れ替わることになり、地元ファンの声援を受けて熱走を見せたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が4番手、路面コンディションを見極めながらアタックしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が5番手と、2人のHonda勢が2列目から決勝に挑むことになった。決勝日の天気予報は雨。そのためにも最低でも2列目までに並びたいとコメントしていたクラッチローとマルケスが、ともに目標を達成。決勝では優勝もしくは表彰台を目指す。

    フリー走行で総合11番手。FP4でも10番手につけたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が13番グリッドを獲得。チームメートのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、フリー走行で総合22番手だったが、難しいコンディションとなったQ1では今季ベストの5番手。ベストグリッドとなる15番グリッドを獲得し、今季初ポイント獲得に向けて大きく前進した。

    初日15番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2日目のフリー走行でポジションアップをするチャンスを逃し総合16番手。Q1からQ2進出を目指し、快調にラップを刻んだが、タイヤのオーバーヒートでポジションダウン。16番グリッドから決勝に挑む。

    初日11番手と好調なスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、午前中のFP3で、微妙な路面コンディションに足下をすくわれて転倒し、総合13番手に後退。ウエットコンディションとなったQ1では、前後ソフトレインを選択したが、タイヤと路面のマッチングが悪く19番グリッドへとさらに後退した。しかし、調子は悪くないだけに決勝では追い上げのレースが期待される。

    カル・クラッチロー(MotoGP 4番手)
    「フロントロー、もしくはポールポジションを獲得したかったので本当に残念です。でもこのパッケージとマシンでベストを尽くしました。明日のレースは集中しなければなりません。そしてどうなるか様子を見なければなりません。残念ながら天気はあまりよくなさそうです。明日、予想される雨の量では走れないと思います。ライダーたちがリスクを回避させるための判断をするべきです。これが最善の決断だと思います。特に僕のイギリスのファンのためにいいレースになることを願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「今日のコンディションは特別でした。フラッグ・トゥ・フラッグとは違い、路面がドライからウエットへ、そしてその逆になったりしました。難しいコンディションだったの、この結果には満足しています。コース上の一部は完全にウエットで、ほかの部分は完全にドライでした。自分のライディングスタイルがアグレッシブだったせいなのか、それとも正しいバランスを見つけることができなかったせいなのか、少し苦戦しました。それでも、とにかく一日を乗りきり、2列目を獲得しました。フロントローとはわずか数メートル差です。これはポジティブなことです。明日もまたトリッキーな日になりそうです。大雨が降る可能性もあるので、路面コンディションを分析して、フロントを維持できるように努力することが重要になります。もし、今日のFP4のようなコンディションになったら、レースはできません。アクアプレイニングはとても危険です。転倒しそうになりました。多くのライダーが次々に転倒しました。この状況をふまえてレースディレクションはどうするべきか考える必要があります。でも彼らには多くの経験があるので、最善の決断をしてくれると思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 13番手)
    「今日はコース上にウエットとドライの部分があり、複雑でした。でも速いラップを刻むために全力をつくすことができました。 Q2進出までもう少しでした。 FP4で突然雨が降り始め、雨の壁が現れ、フロントタイヤのグリップがなくなりました。転倒は免れませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 15番手)
    「今日のコンディションは特別でした。シーズンベストの予選結果を達成できてとてもうれしいです。その前のセッションは突然の雨でディレイし、Q1は半分ドライ、半分ウエットだったので、スムーズなタイヤで走ることができませんでした。そういう状況の中で速く走ることができ、いいタイムを出すことができました」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 16番手)
    「Q2へ進むことができませんでした。自分のミスです。チームはすばらしい仕事をしてくれました。路面がドライとウエットのハーフ・アンド・ハーフだった時、タイヤはドライのセクターで温まり、ウエットを走るときはいい温度になっていたので、感触はよかったです。実際、タイヤは温まりすぎていました。そのため最後のアタックは途中でやめました。Q2進出にわずかに届きませんでした。完全に自分のミスです。明日がどうなるかは様子を見たいです。予報は雨なので難しいレースになりそうです。FP4の最後にアクアプレイニングが起きたとき、僕はコース上にはいませんでした。でも何が起きたのかは見ました。マルクは非常に危険だと話していました。明日のコンディションがどうなるか様子を見なければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「難しいコンディションでした。どういう状況かわからなかったので、安全策で前後ソフトで走り始めたのですが、ソフトでは柔らか過ぎて、思うようにタイムを短縮できませでした。ここはコースが長く、マシンチェンジ、タイヤ交換するためにピットに戻るのはタイムロスが大きく、そのまま走り続けることにしました。昨日のセーフティーコミッションで雨になったときの安全性が課題として出ていましたが、予想以上に難しい路面コンディションでした。今年はウエットで走った時間が多くないので、とにかく、安全性を優先しました。Q1が終わり、振り返ってみれば、アウトラップを終えたときにピットに戻るべきだったかなと思います。そういう意味では完全に判断ミスでした」

  • MotoGP | スズキ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    スズキは、MotoGP 第12戦 イギリスGPの予選で、アンドレア・イアンノーネが7番手、アレックス・リンスが10番手だった。

    寒い朝を迎えたシルバーストンのFP3は気温が上がらず、チームスズキエクスターライダーのふたりはタイムアップのチャンスを与えられることなく、午後のFP4を迎える。

    午後になって降ったり止んだりしていた雨が、FP4セッション中に激しく降り出し、アレックス・リンスを含む何人かのライダーが、大量の水が溜まった状態となった7、8、9コーナーで次々と転倒。セッションは赤旗中断となり、その後の予定が全てディレイとなる。

    大量の雨による難しいコンディションの中で転倒を喫したリンスだったが、Q1では冷静な走りで着々とタイムを詰め、セッション最後に2番手タイムを記録してQ2にジャンプイン。

    Q2は完全なウエットコンディションとなり、ふたりのライダーはウエットタイヤでピットアウト。リンスは一度コースアウトを喫するも、ピットインすることなく周回を続け10番手に。最後まで他ライダーと激しいタイムアタックを繰り広げていたイアンノーネは、最終ラップでベストタイムを更新し、7番手にポジションを上げてチェッカーを受けた。

    アンドレア・イアンノーネ (7番手)
    「FP4の終盤と予選は本当に難しかったよ。 明日、今日のように雨が降ったらレースができない可能性もあるかもね。雨自体はたいした問題ではないんだけど、コース上の一部の排水がうまくできないのが問題なんだ。予選ではサーキットの8割がドライなのに、濡れている一部は完全にハイドロプレーン現象になっていて、コントロールが完全に不可能だったよ。明日のコンディションがどうなるのか全く分からないけど、今日みたいな状態だけにはなって欲しくないね。」

    アレックス・リンス (10番手)
    「FP4でピットアウトした時、メインストレートが完全に水で覆われているのを確認していたけど、もし本当に危険な状態だったら赤旗が出されると思っていたから、大丈夫だと信じて走っていたんだ。でもコーナーで全開のブレーキングをした時にハイドロ現象が起きて、気が付いたら目の前にウォールが迫っていたから、危険を察して自らバイクから飛び降りたよ。その直後、同じコーナーで他の何人かのライダーも自分と同じような状態になっているのを見て、オフィシャルに一生懸命アピールしたんだ。マシンは昨日から今日にかけてセッティングを変えて良い方向にはなっているから、明日はトップグループでレースができるんじゃないかと思っているけど、天候次第になるだろうね。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「セッション中に激しい雨が降ったり、スケジュールがディレイしたりと、何かと難しい午後でしたね。アンドレアは最終的に7番手までポジションを上げましたし、決勝グリッドとしてはそれほど悪くないと思っています。アレックスも昨日から大きく前進し、雨の中でも着実にタイムを上げてQ2入りを果たして10番手グリッドを獲得しましたし、今朝の状況を考えると、大きな進歩を果たしたと思います。決勝中に安定したペースで走行ができれば、ふたりのスタートポジションはさほど悪くないでしょう。ウエットコンディションのフィーリングはふたりとも良いようなので、もし雨になったら、さらにチャンスがあるかもしれませんね。」

  • MotoGP | ヤマハ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第12戦 イギリスGP 予選レポート

    ドライコンディションでは常に上位をキープしてきたMovistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスだが、ウエットコンディションとなったQ2では同様のフィーリングをつかむことができず11番手。チームメイトのバレンティーノ・ロッシはピットストップを遅らせる作戦も実らず、決勝は12番グリッドからのスタートする。

    雨のなかで行われたフリープラクティスの第4セッションでは、ハイドロプレーニングで大勢が転倒する展開。安全を考慮して予選の開始を遅らせてスタートした。

    天候変化の速さを感じ取ったビニャーレスは、早々にピットを飛び出してアタックを開始。しかしリアのソフトタイヤに好感触を得られず、すぐさまピットレーンに戻ってくることに。そして前後ともミディアムを装着して残り9分弱というところでコースに復帰すると、4ラップ目で12番手から10番手へ浮上。しかしセッション終盤になって全体のペースが上がると再び後退してしまった。この時点であと3周分の時間が残されていたものの、その最終ラップで2分12秒514に更新したが、11番手でセッションを終えた。

    一方のロッシはウエットコンディションに素早く適応し、序盤の2分14秒839で5番手。その後もラップタイムを更新していったものの順位を上げることはできなかった。残り3分半の時点で8番手につけてピットインを行いコースに復帰したが、そのラップを走り終える前にチェッカーフラッグが提示された。これによりロッシは、4ラップ目に記録した2分13秒504で12番手となった。

    ザルコが3番手・フロントローを獲得!
    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが予選ですばらしいパフォーマンスを見せフロントローを獲得した。コンディションは理想的なものではなかったが、そのなかで完璧なラップを走り切って3番手を獲得した。

    チームメイトのハフィス・シャーリンは、Q1で雨に降られて難しい状況。フリープラクティスの第3セッションまでに総合19番手につけ、第4セッションでは12番手に上がるなど好調だったが、その後の予選セッションでは苦戦し23番手に留まった。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選11番手/2分12秒514)
    「フリープラクティスの第4セッションでは集中力を維持し、マシンのフィーリング向上にポイントを絞って取り組みました。そしてその点については大幅に改善することができ、リズムがよくなってきたのでうれしく思っています。でもウエットコンディションにおいては依然として多くの課題が残っていることも事実。気象条件は誰にとっても同じなので、とにかく速く走る方法を見つけられるようがんばるしかありません。データを分析し作業を続けます」

    バレンティーノ・ロッシ (予選12番手/2分13秒504)
    「非常に残念な結果となりました。タイヤのチョイスについても戦略を用意していたのですが、あとわずかというところで時間切れになってしまいました。タイヤ交換の際にミスがあって時間がかかり過ぎたため、2秒差でチェッカーフラッグを受けることになってしまったのです。最後のラップでは2分10秒7が出ており、それが採用されていれば5番手に上がれたはずなのでアンラッキーでした。2列目からスタートできればかなり有利になるので、そこを目標にしていたのですが、最後のラップはカウントされずに終わりました。12番グリッドはかなり難しい状況です。ウエットの感触は悪くありませんでしたが、アスファルトが新しくて水はけがあまりよくないことが問題です。もしも大量の雨が降れば、路面上に残ってハイドロプレーニング現象が起きてしまうでしょう。そうなれば非常に危険な状態になります」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「どんなときも安全性が第一です。しかし今日は、開始時刻の変更、常に変化する天候と路面コンディションが裏目に出ました。不運としか言いようがなく、ビニャーレス選手もロッシ選手もドライではいいペースで走れていましたが、Q2はほぼウエットで、それまでウエットがほとんどなかったため、予選の中でトライ&エラーを繰り返すことになりました。その結果、ビニャーレス選手は良いフィーリングをつかめず、ロッシ選手はよい戦略を持っていながら時間切れになってしまったのです。明日のウォームアップがウエットになれば、この問題に取り組むことができ、ウエット用のセッティングを整えることができるでしょう。決勝は安全性を考慮し早めのスタートに変更されています」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選3番手/2分10秒439)
    「難しいコンディションでした。路面がほぼ乾いたところでレインタイヤを履いていたわけですが、それが私にとっては非常によい感触だったのでライバルたちに差をつけることができました。彼らは序盤からペースを上げていたので、私も懸命にプッシュしなければなりませんでしたが、そのあとタイヤをクールダウンして、もう一度ペースを上げたらトップに上がることができたのです。あと2周というところでまたペースを緩めると、マルケス選手ら何人かが待っていました。私にアドバンテージがあることはわかっていましたが、彼らを助けるつもりはなかったので、少し待ってから最終ラップに臨んだのです。チェッカーフラッグにぎりぎりのタイミングでしたが、何とかうまくいって、ラップタイムを更新してフロントロー獲得につなげることができました。明日の天気はわかりませんが、このフロントローを生かし、最後まで上位をキープしたいと思っています」

    ハフィス・シャーリン (予選23番手/2分16秒483)
    「今日の予選は非常に難しいコンディションになりました。安全性を考慮し、フルウエットのときには走ることができなかったのです。濡れた部分が残る状態のとき、その上ではフィーリングがよかったのですが、乾いた部分へ来るとマシンの挙動をしっかりコントロールすることができませんでした。このようなハーフ&ハーフのコンディションは初めてだったので、私にとっては非常に難しいものでした。決勝は後方からのスタートとなってしまいましたが、スタートでの挽回を目指します。天気予報によれば雨になりそうなので、午前中のウォームアップでフィーリングをつかみ、その後の状況を見守りたいと思います」

  • MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 | ロレンソがPP獲得&ドゥカティ1-2

    MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 | ロレンソがPP獲得&ドゥカティ1-2

    MotoGP 第12戦イギリスGPの公式予選が8月25日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソがポールポジションを獲得。2番手にもアンドレア・アビツィツィオーゾが続き、ドゥカティが12年ぶりに1-2番手に進出した。

    気温16度、路面温度24度のウェットコンディションの中、ホルヘ・ロレンスは2分10秒155をマーク。第7戦カタルーニャGP以来今季2度目、最高峰クラス41度目、キャリア通算67度目となるポールポジションを奪取した。

    2番手には0.159秒差でアンドレア・ドビツィオーゾが入った。ドゥカティが公式予選で1-2番手に進出したのは、セテ・ジベルナウがポールポジション、ロリス・カピロッシが2番グリッドを獲得した2006年6月の第6戦イタリアGP以来12年ぶり。

    3番手には0.284秒差でヨハン・ザルコが入り、第5戦フランスGP以来今季5度目の1列目を獲得。2列目にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)。3列目にはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、今季初めて公式予選2に出走したブラッドリー・スミスがKTMの今季最高位の8番手、唯一スリックタイヤに履き替えたジャック・ミラー(アルマ・プラマック)が9番手。

    モビスター・ヤマハ勢は、マーベリック・ビニャーレスが11番手、バレンティーノ・ロッシが12番手だった。中上貴晶(LCR・ホンダ)は明日の決勝レースを7列目19番グリッドから迎える。

    また、フリー走行4回目に転倒したティト・ラバットに同じ場所で転倒したフランコ・モルビデッリのバイクが滑って来て激突。ラバットは右脚の大腿骨、脛骨、腓骨を骨折し、コベントリー&ウォーリックシャー大学病院で手術を受けて。24時間の集中治療室に滞在。数日間入院した後、スペイン・バルセロナ市内の大学病院に医療専用機で搬送される。

    2018年 MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分10秒156
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分10秒314
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分10秒439
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 2分10秒615
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分11秒083
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 2分11秒317
    7 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分11秒495
    8 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分11秒514
    9 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 2分12秒173
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分12秒504
    11 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分12秒514
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分13秒504
    13 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分13秒945
    14 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分14秒171
    15 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分14秒198
    16 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分14秒866
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分15秒141
    18 76 ロリス・バズ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分15秒299
    19 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 2分15秒377
    20 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 2分15秒721
    21 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 2分16秒106
    22 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 2分16秒451
    23 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 2分16秒483
    24 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング