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  • アルピーヌF1 ダブル入賞で存在感 ガスリー6位&コラピント初ポイント

    アルピーヌF1 ダブル入賞で存在感 ガスリー6位&コラピント初ポイント

    アルピーヌF1チームはは2026年F1第2戦中国GPで両マシンがポイントを獲得し、中団勢で唯一のダブル入賞を果たした。

    ピエール・ガスリーは6位、フランコ・コラピントは10位でフィニッシュ。チームとして9ポイントを持ち帰った。ガスリーは序盤に5番手を走行していたが、ピットストップでオリバー・ベアマンに先行を許し、その後はポジションを取り戻すために激しいバトルを強いられた。

    コラピントはハードタイヤでスタートし、セーフティカー時にステイアウトしたことで一時は2番手まで浮上。その後は新品タイヤ勢に順位を譲りながらも粘り強く走行した。ピットアウト直後にエステバン・オコンと接触しダメージを負ったが、10位まで挽回してアルピーヌでの初ポイントを獲得した。

    ブリアトーレ「チームは競争力を示した」
    エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレは、ダブル入賞の成果を高く評価した。

    「9ポイントを持ち帰り、ピエールとフランコの両方が得点したのはチームにとって素晴らしい結果だ」とブリアトーレは語った。

    「両ドライバーとも素晴らしい仕事をしてくれて、シーズン序盤の厳しい連戦のあとにエンストンへ持ち帰る良い成果となった」

    「今季初のダブル入賞であり、このチームが競争力を持ち、安定してポイント争いができることを示した」

    「今後は開発競争になることは分かっているし、ここで立ち止まることはない」

    「日本に向けて、そしてその先のレースに向けても正しい方向で前進し続けていく」

    ガスリー「5位は狙えた」
    ピエール・ガスリーは結果に満足しつつも、さらなる上位を逃した悔しさをにじませた。

    「今日はチームにとって素晴らしい結果で、週末全体としても両方のマシンがポイント圏内に入った堅実な内容だった」とガスリーは語った。

    「もちろん結果には満足しているが、競争心としては5位を逃したことに少し悔しさもある。最終的には狙えたポジションだったと思う」

    「今日もマシンにはとても良い感触があって、ペースもあった。序盤スティントでは先頭グループを視界に捉えていた」

    「今回の新しいマシンではセーフティカーが出るかどうかではなく、いつ出るかの問題だと分かっていた。そして実際にそれが起きて、フィールド全体が圧縮された」

    「リスタートではなぜかパワーやブーストがなくて、オリバー・ベアマンに抜かれてしまった」

    「その後はフェルスタッペンや周囲のマシンとのバトルで遅れを取り、差を広げられてしまった」

    「毎周予選ラップのようにプッシュして差を詰めることはできたが、仕掛けるには十分に近づくことはできなかった」

    「素晴らしい結果だし、まだ微調整すべき点も多く残っている。この週末に見せたペースを今後のレースにも持ち込めることを願っている」

    アルピーヌF1チーム

    コラピント「初ポイントも満足できない」
    フランコ・コラピントは初ポイントを喜びながらも、さらなる上位を逃した悔しさを口にした。

    「素晴らしいレースで、チームにとって両マシンがポイント圏内に入った素晴らしい一日だった」とコラピントは語った。

    「アルピーヌでの初ポイントは嬉しいが、同時にフラストレーションもあって、もっと上を狙いたかった」

    「今日はすべてがうまくいったわけではないが、再びポイント圏内に戻れたのは良いことだし、まだ上に行けるポテンシャルがあることも分かっている」

    「スタートは非常に良くて多くのポジションを上げることができた。セーフティカーが出るまでは5番手と6番手を快適に走っていた」

    「その後はハードタイヤ勢がステイアウトする戦略で自分も含めてロングスティントを選択した」

    「ピットアウト時にエステバン・オコンに当てられてしまい、フロアにダメージを負ってダウンフォースを失った」

    「レース後に彼は謝罪してくれて問題はなかったが、あの影響でペースが足りず、終盤にカルロス・サインツJr.を捉えることはできなかった」

    「あと少しで追加ポイントを手にできたところだった。ピエールにもおめでとうと言いたい。今日は良いチームワークで、楽しいバトルも多かった」

    アルピーヌは中団争いの中で確かな競争力を示し、今後に向けてポジティブな材料を得た週末となった。

  • アレックス・ダンがアルピーヌF1アカデミー加入 F2参戦継続で王座挑戦へ

    アレックス・ダンがアルピーヌF1アカデミー加入 F2参戦継続で王座挑戦へ

    アルピーヌは、アイルランド出身のFIAフォーミュラ2ドライバー、アレックス・ダンが同チームのジュニア育成組織「アルピーヌ・アカデミー」に加入することを正式発表した。ダンは2026年シーズンもF2に参戦し、2年目のシーズンに臨む。

    エンストンを拠点とするアルピーヌは、新シーズン開幕を前に20歳のダンの加入を確認。ダンはチームスポンサーであるBWTのピンクカラーのF2マシンでテストを行う姿が目撃されており、以前から加入が有力視されていた。

    2025年F2ルーキーシーズンで5位の実績
    ダンは2026年もロダン・モータースポーツからF2に参戦する。2025年のデビューシーズンではランキング5位を獲得しており、今季はアルピーヌ・アカデミーのメンバーとしてレース活動と並行して開発プログラムにも参加する。

    「アルピーヌ・アカデミーに加入し、キャリアの次のステップに進めることをとてもうれしく思う」とダンは語った。

    「FIAフォーミュラ2という世界的な舞台でチームとブランドを代表できることを光栄に思う。F2は若手ドライバーがプロフェッショナルなレースの役割へ進むための理想的なカテゴリーだ」

    「2025年に競争力のあるシーズンを過ごしたあと、当然ながら今年の目標はドライバーズタイトルを争うことだ」

    アレクサンダー・ダン アルピーヌF1チーム

    マクラーレン離脱後にアルピーヌへ
    ダンは2025年にマクラーレンの育成ドライバーとしてF1のフリー走行1回目(FP1)を2回経験しているが、F1昇格への道が閉ざされたことから2025年10月に同チームを離脱していた。

    その後、レッドブルの元アドバイザーであるヘルムート・マルコと一時的に契約する動きもあったが、この話は成立しなかった。

    今回の加入によりダンは、アルピーヌのリザーブドライバーでスーパーライセンスを保持するポール・アロン、そして同じF2ドライバーのガブリエレ・ミニ、クシュ・マイニらとともにアルピーヌのジュニアラインアップに加わることになる。

    ブリアトーレ「純粋で自然な速さを持つドライバー」
    アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、ダンの加入について次のように評価した。

    「アレックスをアルピーヌ・アカデミーのメンバーとして迎えることができてうれしく思う」

    「彼はFIAフォーミュラ2でのパフォーマンス、そして昨年のF1フリー走行で見せた走りが印象的だった。彼は純粋で自然な速さを持つ非常に才能あるドライバーだ」

    「我々はガブリエレ・ミニとクシュ・マイニという才能あるF2ドライバーも抱えている。2026年のF2ではこの3人が戦うことになるが、目標は非常に明確だ。ドライバーズタイトルを獲得することだ」

  • アルピーヌF1、バルセロナテスト総括「多くを学び、いくつかの答えを得た」

    アルピーヌF1、バルセロナテスト総括「多くを学び、いくつかの答えを得た」

    アルピーヌF1チームは、2026年F1シーズンに向けた最初の公式走行となるバルセロナでの非公開シェイクダウンテストを終えた。

    新レギュレーションと新パワーユニットという大きな変化の中で迎えた5日間を、スポーティングディレクターのスティーブ・ニールセンが冷静に総括している。

    「今年は3回のテストが組まれていて、我々にとっては非常に忙しいスケジュールだ。ここに来る前にシルバーストンでシェイクダウンを行ったが、その時点では答えよりも疑問のほうが多かった。ただ、バルセロナではその多くを整理し、特にエネルギー回生に関していくつか解決策を見つけることができた。これは我々だけでなく、全チームにとって急峻な学習曲線になる部分だ」

    ニールセンは、2026年型マシンの特性についても言及する。

    「ドライバーからのフィードバックは極めて重要だ。新しいマシンは、これまで見たことがないほど直線スピードが高く、その一方でコーナーではダウンフォースが少ない。こうした特性を理解していく必要がある。パドック全体で、学ぶことは本当に多い」

    今回のテストでは、天候にも恵まれたことが走行プログラムを後押ししたという。

    「幸いにも今週はほとんど天候に恵まれ、我々が走行を選択した日程では実質的にドライコンディションで走ることができた。多くの走行距離を重ね、有用なデータを収集できた。バルセロナを離れる時点で、いくつかの項目にチェックを入れられたと感じている。この流れを数週間後のバーレーンでも続けたい」

    新レギュレーションと新PUへの適応
    2026年は近年でも最大級のレギュレーション刷新が行われるシーズンであり、アルピーヌF1チームにとっては新たなパワーユニットサプライヤーとの協業も始まった年でもある。

    「新しいレギュレーションに加えて、新しいPUサプライヤーを迎えた。学ぶことは本当に多い。他チームも同じだと思うが、エネルギーのデプロイや回生といった新コンポーネントの特性を理解していく必要がある。我々は何週間、何か月もこの世代のマシンに取り組み、パワーユニット面ではメルセデスと密に作業してきた。だから大きな驚きはなかったが、実際に走らせてみることに勝るものはない」

    今週の主眼は、純粋なパフォーマンス追求ではなかった。

    「この一週間は、主にシステムや手順を確認し、マシンに慣れることが目的だった。チームにとっても、ドライバーにとっても同じだ」

    アルピーヌF1チーム

    走行距離と進捗、そして慎重な評価
    短いオフシーズンを経て迎えた今回のテストは、チームにとって未知への一歩でもあった。

    「初日の月曜日は、完全に新しいマシンということもあり、想定していたほどの周回数や走行距離を稼げなかった。ただ、それは予想の範囲内だった。その後は週を通じて徐々にペースを上げ、最終日には764kmを走破できた。これはバーレーンに向けて多くの分析材料を与えてくれる」

    走行距離という観点では、計画通りに進んだと評価している。

    「周回数という意味では、ほぼ狙っていたところにいる。手順の確認や、基本的なセットアップ変更を行い、マシンがどう反応するかを見てきた」

    ラップタイムは判断材料にならない
    一方で、現時点のラップタイムや序列については慎重な姿勢を崩さない。

    「誰もがデータやラップタイムを見て、燃料量やエンジンモードを推測している。でも、最終的に分かるのは自分たちのことだけで、他は推測に過ぎない。今の段階で何かを判断するのは時期尚早だ」

    「多くのチームが手の内を明かしたり、本当の意味で競争的な走行をしたとは思っていない。バーレーンでレースランを見て分析すれば、もう少し全体像が見えてくるだろう」

    最後に、ニールセンは2026年シーズンに向けたスタンスを明確にした。

    「我々は多くの努力を注いできたが、浮かれるつもりはないし、期待値は現実的に保っている。今季の目標は、より競争力を高め、シーズン序盤だけでなく一年を通してパフォーマンスが回復していく姿を示すことだ」

  • アルピーヌF1、コラピントの走行制限は「軽微な問題」 チーム判断で調整

    アルピーヌF1、コラピントの走行制限は「軽微な問題」 チーム判断で調整

    アルピーヌF1チームは、フランコ・コラピントがバルセロナで走行した月曜日のセッションについて、「軽微な問題のみだった」と説明した。

    アルピーヌのスポーティングディレクターであるスティーブ・ニールセンは、走行時間が限られたのは深刻なトラブルではなく、チーム側の判断によるものだったと明らかにした。

    アルピーヌは、2026年F1プレシーズンテスト初日にバルセロナでマシンを走らせた7チームのひとつだった。アストンマーティンが木曜日の走行開始を見込んでおり、ウィリアムズが初週のテストを欠場している状況を考えれば、初日から走行できたこと自体が成果だと言える。

    そのため、ニールセンはA526がサーキットに姿を見せたことを高く評価した。A526は先週、シルバーストンでピエール・ガスリーによって初走行を行っており、月曜日はフランコ・コラピントが担当。合計60周、走行距離279kmを記録した。

    「まず最初に、シェイクダウン初日、ピットレーン出口の信号が青に変わった直後に、ほぼ即座にマシンをコースに送り出すことができた点について、現地とファクトリーのすべてのチームに祝福を送りたい」とニールセンは語った。

    「これは、この新しいレギュレーション時代、そしてチームにとっての新たな段階において、最初のチャンスで走行に出られる状態まで持っていくために行われた、膨大な作業の成果を示すものだ」

    「先週のシルバーストンでのフィルミングデーで、ピエールがA526を初めてドライブした後、今日はフランコがステアリングを握った。全体としては、さまざまなプログラムをこなし、システムチェックを行うという、テスト初日らしい一日だった」

    アルピーヌF1チーム

    マシンは午前のセッション中に問題が発生し、コラピントは約1時間半ガレージに留まることになった。その結果、午前中は28周にとどまり、午後に32周を追加する形となった。ただしニールセンは、深刻な故障はなかったと強調している。

    「完全に新しいマシンであれば想定されるような、いくつかの軽微な問題が発生し、その分の時間を失った」とニールセンは述べた。

    「こうしたイベントでは、最も重要なのは学び、理解することであって、あまりに早く、無理に走行を重ねることではない。だからこそ、今日はシステムやプロセスが正しく機能していることを確認するため、特定のタイミングで走行を制限するという、熟慮した判断を下した」

    バルセロナで行われているF1シェイクダウンは金曜日までの5日間にわたって実施されるが、各チームが走行できるのはそのうち3日間のみだ。今後の走行計画について、ニールセンはまだ確定していないと明かしている。

    「今週はあと2日間走行できる枠があるが、天候やコンディションなど複数の要素を踏まえて判断することになる。目的は、トラックでの時間を最大化し、パッケージ全体についてさらに多くを学ぶことだ」

  • アルピーヌF1、雨回避で進化版A526をバルセロナテスト初日から投入へ

    アルピーヌF1、雨回避で進化版A526をバルセロナテスト初日から投入へ

    他チームの一部が様子見を選ぶ中、アルピーヌF1はバルセロナで行われる2026年F1合同テスト初日からA526を走らせる方針を明らかにした。週の半ばに予想されている雨によって走行計画が妨げられるリスクを避けるため、開幕初日からすでに開発が進んだ仕様を投入する決断を下している。

    バルセロナでの最初のテストセッションは、各チームにとって可能な限り多くの走行距離を稼ぎ、パワーユニットの作動確認やロングランを通じた潜在的な問題点の洗い出しを行う重要な機会となる。

    完全な新規プロジェクトであることを考えれば、信頼性確認が最優先事項になるのは自然な流れだ。

    ただし、その進め方についてはチームごとに差がある。今回のバルセロナテストは5日間行われるが、各チームが走行できるのはそのうち3日間のみとなるため、デビュー日を含めた綿密なスケジューリングが不可欠となる。

    マクラーレンとフェラーリが、開発作業と最終調整の時間を確保するため初日は走行しないことをすでに明らかにしている一方で、アルピーヌを含む他のチームは異なるアプローチを選択した。

    雨を警戒し月曜から走行
    アルピーヌF1は、週の後半にかけて天候が悪化する可能性を見据え、月曜日から走行を開始することを正式に確認している。現時点では初日はドライコンディションが見込まれているものの、火曜・水曜については降雨の可能性が指摘されており、走行時間が大幅に制限される懸念がある。

    こうした状況が各チームの作業に影響を及ぼす可能性があるからこそ、アルピーヌは初日にできるだけ多くのドライ走行距離を確保し、その後は天候状況を見極めながら柔軟に判断する構えだ。

    「我々には計画があり、今のところその通りに進んでいる。来週については、まず月曜日は確実に走るつもりだ。その後は週の進み具合を見て判断する。天気予報を見ると週の半ばは不安定で、雨が降る可能性がある。だから朝5時から9時の間に天候を確認し、走行する意味があるかどうかを判断することになる」と、アルピーヌF1のテクニカルディレクターであるデビッド・サンチェスは語っている。

    アルピーヌF1チーム

    フィルミングデーは雨に阻まれるも信頼性は良好
    アルピーヌは数日前にも雨の影響を受けている。シルバーストンで行われたシェイクダウンでは、技術的な問題ではなく、路面があまりにも濡れていたためアクアプレーニングのリスクが高く、予定されていた200kmを走り切ることができなかった。

    テスト直前に無理をするのは不要なリスクと判断され、チームは走行を中断。その後コンディションは改善したものの、日没を迎えたため最終的に走行距離は140kmにとどまった。

    サンチェスは、天候要因を除けばフィルミングデーでマシンに問題は一切見られず、本来であれば最大距離まで走行できたはずだと説明している。前日にメルセデスが達成したように、十分な走行が可能だったという評価は、ブラックリー製パワーユニットの信頼性にとっても前向きな材料となる。

    「我々は走る準備ができていると感じている。2日前のシェイクダウンは概ね良好だった。もっと距離を稼ぎたかったが、天候が本当にひどかった。それでも月曜日から多くの作業を抱えた状態でバルセロナに臨むことになる」と、サンチェスは付け加えた。

    A526は初日から進化仕様を投入
    テスト初日の選択だけでなく、投入されるマシン仕様にもチームごとの差がある。フェラーリのように、序盤はパワーユニットの挙動確認を優先するため非常にベーシックな仕様を使用するチームもある一方で、マクラーレンやアルピーヌは、より進化したスペックを早い段階から投入する。

    バルセロナで行われた本日のプレゼンテーションでは、アルピーヌは実車を公開しなかったが、フィルミングデーで走行したマシンはすでに確認されており、とくにフロント周りにはいくつか特徴的なソリューションが見られた。基本仕様はすでに完成度の高い段階にあり、シーズン序盤の数戦でさらなるアップデートが加えられていく予定だ。

    「月曜日に皆が目にするマシンは、すでにかなり進んだ状態だ。そしてシーズン序盤に向けても、良い開発プランを持っている」とサンチェスは明言している。

  • フラビオ・ブリアトーレ、アルピーヌF1再起へ「2026年は言い訳の年ではない」

    フラビオ・ブリアトーレ、アルピーヌF1再起へ「2026年は言い訳の年ではない」

    フラビオ・ブリアトーレは、2026年F1シーズンに向けてアルピーヌF1が「結果を出さない理由はない」と強調し、今季に対する強い自信を示した。新レギュレーションを見据えて昨季を事実上“捨てた”判断が、今季の反攻につながると主張している。

    アルピーヌF1は2025年、複数年にわたる中団上位の安定成績から一転し、コンストラクターズ選手権最下位に沈んだ。獲得ポイントはピエール・ガスリーによる22点のみで、フランコ・コラピントは無得点に終わった。

    2024年にエグゼクティブ・アドバイザーとして復帰したブリアトーレは、スティーブ・ニールセンとともにチーム運営を担い、2026年の大幅な巻き返しを狙っている。A526のローンチで同一ドライバーラインアップへの期待を問われ、次のように語った。

    「難しい質問だが、私はベストを期待している。今年はもう言い訳の年ではない。全く新しいマシンがあり、ドライバーも同じだ」

    「フランコはとても良い冬を過ごした。さらに良い結果を出して、ピエールと競い合える準備ができていることを願っている。必要なのは2人のドライバーが競い合うことだ。ドライバーのパフォーマンスが必要だ」

    アルピーヌF1チーム

    アルピーヌF1はクルーズ船上という華やかな舞台で2026年型マシンA526を公開し、ブリアトーレはこれを「新たな章」と位置づけた。チームは新レギュレーションに最大限対応するため、リソースの大半を今季マシンの開発に注いできたという。

    他の全チームと同様に新規則への適応が求められる一方、エンストン拠点のアルピーヌF1はメルセデスのカスタマーチームとなるという追加の課題にも直面する。それでもブリアトーレは高い競争力を取り戻せると自信を見せる。

    「今季は素晴らしいシーズンになると、皆に約束する。開幕前は誰もが世界チャンピオンだ。オーストラリアに行ってから、どこにいるかが分かる」

    「今の時点で位置を見極めるのは非常に難しい。最初のレースで何が起きるかを見る必要があるが、我々は競争力があると信じている。非常に良い仕事をしてきたし、技術陣は素晴らしい仕事を成し遂げた。今年、アルピーヌは本当にパフォーマンスを取り戻した」

    フラビオ・ブリアトーレが語るように、2026年はアルピーヌF1にとって言い訳の余地がない勝負の年となる。新章の幕開けが、結果という形で証明されるかが注目される。

  • アルピーヌF1チーム、2026年F1マシン『A526』をお披露目(速報版)

    アルピーヌF1チーム、2026年F1マシン『A526』をお披露目(速報版)

    アルピーヌF1チームは1月23日、2026年F1シーズンを戦う新型マシン「A526」を発表した。F1の大幅なレギュレーション変更が導入される2026年に向け、アルピーヌの新時代を象徴する一台が姿を現した。

    発表イベントはスペイン・バルセロナで行われ、A526の2026年仕様リバリーが公開された。アルピーヌはこの発表に先立ち、シルバーストンでA526のシェイクダウン走行を実施しており、すでに実走データの収集を開始している。

    アルピーヌはアウディ、キャデラック、レーシングブルズに続き、2026年F1マシンをプレシーズンテスト前に走行させた4番目のチームとなった。新レギュレーション初年度を前に、各チームが早期から開発を加速させている状況が浮き彫りとなっている。

    A526は、ピエール・ガスリーとフランコ・コラピントがドライブする予定で、アルピーヌにとっては巻き返しを図る重要なシーズンとなる。

    アルピーヌはこのA526とともに、2026年F1シーズンでの競争力回復を目指す。

    アルピーヌF1チーム

  • アルピーヌF1、2026年F1マシン『A526』をシルバーストンでシェイクダウン

    アルピーヌF1、2026年F1マシン『A526』をシルバーストンでシェイクダウン

    アルピーヌF1チームは、2026年F1シーズンに向けた新車「A526」を、ウエットコンディションのシルバーストンでシェイクダウン走行に投入した。

    エンストンを拠点とするアルピーヌは、水曜日の寒く濡れたシルバーストン・サーキットで走行を実施し、ステアリングを握ったのはピエール・ガスリーだった。この日、チームメイトのフランコ・コラピント、そしてエグゼクティブ・アドバイザーのフラビオ・ブリアトーレも現地に姿を見せている。

    この日の走行では、ガスリーが唯一のドライバーだったとみられており、A526は今回が初めてメルセデス製パワーユニットを搭載して走行したマシンとなった。アルピーヌは2026年からマニュファクチャラーとしての立場を離れ、ドイツメーカーのパワートレインを使用することを決断しており、これは大幅なコスト削減策と位置づけられている。

    一方で、アルピーヌがスペインのカタロニア・サーキットで2025年型マシンを用いたTesting of Previous Car/旧型車テスト(TPC)を実施していたのではないか、という憶測も流れていた。しかしチームは、両プログラムは同時進行で行われていたと英オートスポーツ誌に説明しており、シルバーストンでの走行は、全チームに認められている「フィルミングデー」枠を使用したものだったと明らかにしている。

    アルピーヌF1チーム フォーミュラ1カー シェイクダウン

    ピエール・ガスリーが語る2026年への期待
    2025年シーズンは苦戦を強いられたアルピーヌだが、新レギュレーションを迎える2026年に向けて、ガスリーは大きな期待を寄せている。シーズン終了後、ガスリーは次のように語った。

    「もし良いクルマを手にできれば、(2026年は)自分の才能やスキルを本当に示せる最初のチャンスになると思っている」とガスリーは英オートスポーツ誌を含む複数メディアに語った。

    「それが僕にとって一番大事なことだ。もっと努力が必要ならそうするし、準備が必要ならそれもやるタイプだ」

    「僕は何一つ出し惜しみはしない。今冬はチームとさらに密に取り組んで、得られるあらゆるアドバンテージを確実につかめるようにするつもりだ」

    一方で、2026年F1レギュレーションがレースの質にどのような影響を与えるのかについては、依然として多くの疑問が残っている。その点について、ガスリーは率直な思いを明かした。

    「[2026年の新レギュレーションが]レースにとって良いものになるのか、より良くなるのかは分からない」

    「でも、僕はいまキャリアの段階として、とにかく勝ちたいだけなんだ。そのためなら、できることは何でもやるつもりだ」

  • アレックス・ダン、アルピーヌF1チームの2026年リザーブ候補に急浮上

    アレックス・ダン、アルピーヌF1チームの2026年リザーブ候補に急浮上

    今季のF2でブレイクを果たしたアレックス・ダンが、2026年のアルピーヌF1チームのリザーブドライバー候補として最終交渉に入っていることが分かった。レッドブルとの長期交渉が行き詰まり、ダン側が新たな選択肢を探す中で、アルピーヌとの話し合いが一気に進展した形だ。

    ダンは2025年シーズンを通してF2で存在感を示し、F1ステップアップの準備が整いつつあると評価されている。しかしF1フル出走に必要なスーパーライセンスのポイントはまだ不足しており、これがレースシート獲得の障壁となっている。

    ブリアトーレとの交渉は“契約寸前”に
    アルピーヌ側では、ルノーのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレが直接ダンと交渉している。両者の話し合いは数週間にわたり続けられ、すでに“契約書の最終段階”とみられる段階に到達したという。

    もしスーパーライセンスを即時取得していれば、2026年のレースシート候補にも挙がっていたとされ、アルピーヌはダンのポテンシャルを高く評価している。F2最終戦アブダビで表彰台圏内を争っていたダンは、決勝での接触リタイアによりポイント獲得を逃し、スーパーライセンス取得が持ち越しとなった。

    スーパーライセンスは“非決定要素” FP1実績とF2での速さが後押し
    とはいえ、アルピーヌはスーパーライセンス問題を“決定的な障害ではない”と捉えている。

    FIAには優れた実力を証明したドライバーに対し特例を与える制度があり、ダンのF2での速さとマクラーレンでのFP1出走経験が考慮される可能性がある。すでにダンは2026年もロダン・モータースポーツからF2継続参戦が決定しており、アルピーヌのリザーブ&開発ドライバーを兼務する構想が進んでいる。

    ガスリーは安定、コラピントは不透明 ダン途中昇格の可能性も
    アルピーヌの2026年ラインアップはピエール・ガスリーとフランコ・コラピント。ガスリーは中団で安定した成績を残す“既知の戦力”だが、コラピントは2024年半ばのF1デビュー以降、適応に苦しむ場面も多い。

    新レギュレーション元年となる2026年においても同様の課題が続くようであれば、ダンがレースシート候補に浮上する可能性が十分にある。これはチーム内部でも認識されているシナリオだ。

    ドゥーハン離脱でリザーブ枠が空席へ
    現在アルピーヌのリザーブを務めるジャック・ドゥーハンは、トヨタの支援を受けて日本で行われるスーパーフォーミュラテストに参加予定で、2026年のカテゴリー転向が有力視されている。ト

    ヨタ・ガズーレーシングはハースとの関係を強化しており、ドゥーハンが将来的にハースのリザーブに転じる可能性も指摘される。こうした動きにより、アルピーヌのリザーブ枠が空き、ダンの昇格への道が開かれている。

    レッドブルでは内部政治の“板挟み”に
    ダンはもともとレッドブルのヘルムート・マルコと交渉を進めていた。しかしジュニアプログラムに関するマルコ単独の判断が上層部を刺激し、内部政治の影響で話が停滞したとみられる。F2で高い評価を受けていたダンにとって、この状況は不本意なものだった。

    F2で証明された才能がアルピーヌを動かす
    今季のF2でダンは終盤までタイトル争いに絡み、チームの運用ミスや不運で結果を落としたものの、そのスピードと安定感は明らかだった。アルピーヌが早期合意を狙う背景には、将来のレースドライバー候補としての期待がある。

    正式発表は数週間後とみられるが、すでに流れはアルピーヌ加入へ向かっている。2026年、アレックス・ダンがF1シートの“次の扉”を開く可能性は高まっている。

  • フランコ・コラピント、2026年もアルピーヌF1チームに残留決定

    フランコ・コラピント、2026年もアルピーヌF1チームに残留決定

    アルピーヌF1チームは、フランコ・コラピントが2026年もピエール・ガスリーとともにドライバーラインアップを構成することを正式に発表した。22歳のアルゼンチン人ドライバーは、今年1月にリザーブドライバーとしてチームに加入後、6戦目でジャック・ドゥーハンの後任として昇格を果たしていた。

    当初は厳しい戦いを強いられたが、ここ6戦ではチームメイトのガスリーに匹敵するパフォーマンスを発揮。

    8月にはエグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレが「彼の成績に満足していない」とコメントしていたものの、以降の成長によって評価を一変させた。

    アルピーヌは声明で「フランコはシーズンを通じて着実に改善を重ね、エンジニアとの関係も非常に良好だ。彼が持つポテンシャルは明確であり、我々の将来計画にふさわしい存在だ」と述べた。

    チームは2026年にルノー製からメルセデス製パワーユニットへと切り替える予定であり、この変革期におけるドライバー体制の安定を重視。最終的には、コラピントと同じくリザーブを務めていたポール・アロンとの比較の末、コラピントの残留を選んだとされる。

    ブリアトーレ「経験と若さの理想的なバランス」
    「フランコの成長をずっと見守ってきた。彼にはトップドライバーになる資質とポテンシャルがある」とブリアトーレは語った。

    「我々が2026年もともに進むという決断は、彼への強い信頼の表れだ。今年はチーム全体にとって厳しいシーズンだったが、フランコとピエールの両名は最善を尽くしてくれた。経験とスピード、そして才能を兼ね備えたこのラインアップは、来季のチームを前進させる力になるだろう。」

    コラピント「この発表をブラジルでできて特別」
    「僕を信じてくれたフラビオとチーム全員に心から感謝している。F1デビュー当初から、自分の居場所を確保するのは簡単ではないと分かっていた。それだけに、このチームで2026年も走れることを誇りに思う。

    ピエールは素晴らしいチームメイトで、これからも多くを学べる存在だ。そして、この発表をブラジルで行えるのは特別なことだ。祖国アルゼンチンに近く、まるでホームレースのように感じる。僕を応援してくれるファンの皆に笑顔を届けられるよう、2026年のF1リセットの年に向けて全力で挑む。Vamos Alpine!」

    アルピーヌF1チーム

    2026年に向けて再出発するアルピーヌ
    低迷するマシンパフォーマンスに苦しむアルピーヌだが、ガスリーの長期契約延長(〜2028年末)とコラピントの残留で、ドライバー体制の安定化を図った。メルセデス製パワーユニット導入により、チームは新たな基盤のもとで再建を目指す。

    経験豊富なガスリーと若手コラピントのコンビは、2026年に大幅なレギュレーション変更を迎えるF1で、アルピーヌ再生の鍵を握ることになりそうだ。