タグ: アゼルバイジャンGP

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    F1アゼルバイジャンGPでは、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3戦連続の4位フィニッシュを果たし、貴重なポイントをもたらした。

    4番手スタートのマックス・フェルスタッペンはスタートで5番手に順位を落とすも、すぐに4番手のポジションを取り戻す。上位4台の中では最も遅い14周目でピットインし、ミディアムタイヤで復帰すると、レース中盤では上位陣をしのぐペースでレースを続け、前との差を詰めていく。

    ただ、バーチャルセーフティカーの導入により一旦タイヤの温度が下がったこともあり、終盤では縁石を避けながら4位をキープする走りに切り替え、ポジションを維持したままフィニッシュした。

    金曜のセッション中のペナルティーによりピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでスタートすると力強い走りでポジションを上げ、一時はフェルスタッペンの直後まで順位を上げる。この路面コンディションの中ではソフトタイヤよりもペースがよかったミディアムタイヤを38周目まで引っ張るが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    一方のトロロッソ・ホンダにとっても、難しいレースになった。ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトのペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替える。しかしながら、31周目、他車に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    田辺豊治 (ホンダF1 F1テクニカルディレクター)
    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました。フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています。新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデータ分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後ともチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言えるでしょう。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行しました。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレス選手にオーバーテイクを許してしまいました。確かに順位は落としてしまいましたが、1周目にリスクを負って無理する必要はありませんでした。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていました。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができました。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまいました。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしませんでした。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によりますが、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となりました。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになりました。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思います。レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていましたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていました。決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたのですが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができませんでした。結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じていますし、チームの方向性は正しかったと思います。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分があります。まだ改善すべきことはありますが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてなりません。スタートはまずますでしたが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けました。以降、マシンのペースは安定していましたが、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がします。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまいました。中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことです。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができました。それがなによりも重要なことではないかと思います!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でなりませんが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思います。リカルド選手は自分のミスだと認めていますし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしています。ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念ですが、あのときはなす術なしだったと思います。昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたのですが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦しました。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思います。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず我々のときがやってくると信じています」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • F1 アゼルバイジャンGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 アゼルバイジャンGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPの決勝が4月28日(日)にバクー市街地サーキットで行われた。

    優勝はバルテリ・ボッタス。2位にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが開幕から4戦連続となる1-2フィニッシュを達成。タイトル争いで大きなリードを築くことになった。

    優勝:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「この勝利は本当に良い気分だ。ポールからスタートするときはストレートなレースになってほしいと願うものだ。ドラマがないほどいい。スラートはあまり良くなかった。中国でホイールスピンしていたので少し慎重になりすぎたかもしれない。ルイスの方がスタートがよくて、サイド・バイ・サイドでターン1からターン2に入っていった。2人とも相手を尊重したいいレースだったし、彼の前に出ることができてうれしかった。今日のルイスはとても速くかったし、レース終盤にプレッシャーをかけられたので、ミスをしないようにしなければならなかった。レース後、無線で“なんてチームだ!”と伝えた。現在、現場とファクトリーの両方で全員がとても印象的なレベルで仕事しているし、全員を本当に誇りに思う。このレベルで結果を出し続けていく必要がある」

    2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「チームにとって素晴らしい結果だ。このチームはこれまでよりも強くになっていると思うし、全てはチームワークによるものだ。バルテリと僕、ピットストップのクルー、エンジニア、ファクトリーにいる全員がクルマの限界を押し広げようとして結果を出している。これまでこのレベルでパフォーマンスを発揮してきたことはないと思うし、みんなのハードワークには本当に感謝している。バクーは僕の最強のサーキットではないし、いつも難しいレースだった。今日は勝利に近づいたけど、十分ではなかった。予選で仕事を終えることができなかたし、スタートでは慎重になりすぎた。VSCの時に問題があってバルテリに追い付くのが厳しくなった。でも、それもすべて言い訳だ。バルテリの走りは素晴らしかったし、勝利に相応しい。でも、チームが僕たちにレースさせてくれてよかった。挽回するために懸命に仕事をして、スペインではパフォーマンスを取り戻したい」

    3位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日はドライビングを楽しむことができた。第1スティントはタイヤを機能させることができず、期待していたほどグリップを得られなかったのでそれほどでもなかったけどね。タイヤの温度を上げようとして痛めてしまい、速くなかったし、パフォーマンスが均一ではなかった。熱が入っても、ダメージを受けてしまっていたので期待していたパフォーマンスは発揮しなかった。ピットストップ後は本当にいいペースだったし、マシンを完全にコントロールできて楽しかった。ライバルにプレッシャーをかけられるほどではなかったとしても、ずっとプッシュできていた。バーチャルセーフティカー後のリスタートで、自己ベストを記録して、フェルスタッペンとのギャップを1秒ずつ広げることができた。それまでに、彼も僕を攻撃することはできないと気づいたんだと思う。だから、終盤は少しだけペースを落とした。今日のペースはまずまずだったけど、十分に良かったわけではない。チーム全体が全力で取り組んでいるので自信はある。僕はこのチームを信じているし、僕たちなら改善できることも分かっている。僕たちには良いクルマがあるけど、本来得るべき結果をだせるような形で生かせていない。すべてを正しい順番で解かないといけないルービックキューブみたいなものだ。チームにはそのパズルを2分もかからずして解くことができる賢い人がたくさんいる。でも、今回はそのキューブがちょっと大きい」

    4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言える。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行した。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレスにオーバーテイクを許してしまった。確かに順位は落としてしまったけど、1周目にリスクを負って無理する必要はなかった。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていた。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができた。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまった。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしなかった。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によるけど、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思う」

    5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日のレースでは最大限の結果を引き出せたと思う。予選で劣勢に立たされた後、ミディアムタイヤで8番手からスタートした。周りのクルマはみんなソフトだったし、スピードを上げるのに少し苦労したので、レースの序盤は少し大変だった。タイヤに熱が入ったらグリップが得られて状況は改善した。最初のスティントは力強いペースでポジションをいくつか上げることができた。ピットストップ後はさらに順位を上げることはできないとわかったので、プッシュするのをやめてタイヤをセーブすることにした。最後は新しいタイヤに交換してファステストラップポイントを獲ることができた。全体的には最高の週末とはならなかったけど、間違いなくポテンシャルはあるし、次のスペインGPではもっと良いパフォーマンスを発揮できることを期待している」

    6位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「素晴らしい一日だった。スタートはいい感じだったし、フェルスタッペンを抜くことができたけど、レースディスタンスにわたってレッドブル勢と戦うペースは僕たちにはなかった。実際にはマクラーレンの前に留まることに集中していた。彼らを抑え続けるのは簡単ではなかったし、レース全体で慎重に運転しなければならなかった。VSC後にタイヤの良い温度を得ることができたし、それが6位の助けになったかもしれない。ポジションを守れたことに満足しているし、2台のクルマが入賞したチームのための良い一日を祝うことができる。バルセロナではアップグレードが入るし、そこでのパフォーマンスを楽しみにしている」

    7位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「昨日の予選はイエローフラッグによって劣勢に立たされていたので今日はポイントを獲得できてうれしい。時間だけの問題であることはわかっていたし、クリーンなレースができた。今日はレース全体を通して堅実なペースを示すことができた。チームの全員にシーズン初のダブル入賞を祝福したい。全員の素晴らしい努力の賜物だ。でも、僕たちはプッシュし続ける必要があるし、野心を持って、もっと高みを目指さなければならない! 僕のホームグランプリに向けて素晴らしい後押しになった」

    8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「全体的にチームとして良いレースだった。シーズン初のダブル入賞は良い結果だ。レース全体でペースはかなり良かった。スタートはおそらくシーズンでベストだったし、ミスもしなかった。第1スティントの少し早い段階でタイヤを失ってしまったので、ミディアムに交換した。ミドルスティントはいい感じだったし、VSC後にソフトを試すという決断をした。ミディアムに交換することも考えたけど、磨耗はしていなかったけど、多くの周回数を走っていたタイヤだったのでスイッチを入れることができないと考えた。でも、ミディアムの走りを見れば、間違った決断だったかもしれない。もう少し気温が低ければうまくいったかもしれないけど、そうではなかったし、そこは見直さなければならない。レースでは常に起こり得ることだ! 全体的に良い週末だった。

    9位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「ポイントに戻れて良い気分だ。スタートから最後までとてもチャレンジングなレースだったからね。ここはミスをする余地のないトラックだし、集中力を維持することが重要なファクターだった。僕たちはそれを今日成し遂げた。楽しいレースだった。コース上でオーバーテイクして9位にクルマをもたらすことができた。クビアトとリカルドの接触という運もあった。そこでいくつか順位を上げることができたからね。そのあとコース上で多くのクルマをオーバーテイクしたけど、クルマの感触はレースを通していい感じだった。すべてのレースでポイントを争える今の僕たちの位置に本当に満足している。でも、ミッドフィールドが非常にタイトなのは間違いないし、プッシュし続けなければならない」

    10位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「簡単な週末ではなかった。ピットレーンからスタートする予定ではなかったけど、仕方ないことだし、1ポイントは今日の僕たちに達成できる最大限だったと思う。トラフィックから抜けるために早めにピットインしたけど、そこからレース全体で交換したそのタイッヤに苦しんだ。もっと良い結果を期待していたので少しがっかりしているが、次のレースは楽になると感じている」

    関連:【動画】 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝 ダイジェスト

  • トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストとテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンがF1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが11位でフィニッシュ。ダニール・クビアトはダニエル・リカルド(ルノー)とのインシデントでマシンにダメージを終えてレースをリタイアすることになった。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「予選で良いペースを示し、我々は良いポジションにいたし、レースに対して非常に楽観的だった。残念ながら、結果は我々の予想とは完全に異なるものとなった。両方のドライバーが1周目にポジションを落とし、非常に早くに二人ともグレイニングについて不満を抱え始めた。最初にピットストップを行ったのはプライムタイヤに交換したダニールだった。彼はそのセットで強力なパフォーマンスを示し、リカルドとのインシデントが発生するまで10位争いを展開する集団に追いついていた。リカルドはブレーキをミスして二人のドライバーのコースオフを招いた。リカルドがコースに復帰しようとした際に彼はバックでダニールに突っ込み、彼のフロアは大きなダメージを負って、ダウンフォースの60%を失った。これによりダニールは継続することが不可能となり、リタイアしなければならなかった。アレックスに関しては我々がピットストップさせるのが遅すぎた。だが、彼は第2スティントで挽回することができた。それにもかかわらず、彼は11位でフィニッシュすること精一杯だった。スペインで強くなってカムバックするために我々は今日何が間違っていたのかを分析しなければならない」

    ジョディ・エギントン (テクニカルディレクター)
    「今日は我々にとって特に良いレースではなかったし、ポイントのチャンスを逃したという気持ちでバクーを離れる。ダニー(クビアト)のレーススタートタイヤが予想外に早くにドロップオフしたことで早めのストップを強いられ、彼はポジションから外れることになった。ダニーはピットストップ後にポイント圏内を走行していたが、リカルドとの接触によってさらにタイムをロスし、最終的にそのダメージが原因でリタイアした。アレックス(アルボン)はまずまずのレースをしたし、1ポイント獲得には至らなかったが、我々はチームとして正直でなかればならないし、今日は我々のピットストップ戦略でもう少し助けられたかもしれない。このようなことは起こり得るものだし、気持ちを切り替えて数値を見直し、今後同じようなトラップに陥らないようにしていきたい。我々は次のレースに焦点を移している。そこでは再びミッドフィールドはポイントを賭けた激しい戦いになるだろう」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ルイス・ハミルトン 「1コーナーでボッタスに対して友好的すぎた」

    ルイス・ハミルトン 「1コーナーでボッタスに対して友好的すぎた」

    ルイス・ハミルトンは、F1アゼルバイジャンGPのオープニングラップでのリードの賭けた1コーナーでの戦いでチームメイトのバルテリ・ボッタスに対して“友好的すぎた”と認める。

    予選でバルテリ・ボッタスにポールポジションを持って行かれたルイス・ハミルトンは、2番グリッドから良いスタートを切ってボッタスのインサイドを突き、1コーナーにサイド・バイ・サイドで突入した。

    しかし、バルテリ・ボッタスはアウトサイドで引かず、2コーナーではハミルトンからの攻撃をかわして、勝利を決定づけるリードを奪った。

    オープニングラップでのバトルを振り返ったルイス・ハミルトンは、バルテリ・ボッタスに対してもっとアグレッシブに攻めることはできたかもしれないと語る。

    「僕は予選で仕事ができなかったし、彼は仕事をした。レースではターン1で友好的すぎたし、基本的に自分で彼にリードを与えてしまった」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「彼は素晴らしいレースをしたし、ミスもしなかったので、彼は今週末の勝利に相応しい」

    「今回はシーズンで最強のレースではなかったし、ここは僕にとっていつも難しいレースだった。だから、それを考えれば本当に良い結果だし、チームにとって素晴らしい結果だ。バルテリは週末を通して素晴らしい仕事をしていたし、彼は本当に勝利に値した。僕は今週末はあまり調子が良くなかったし、とにかく懸命に仕事をしていく必要がある」

    「ここを楽しめなかったわけではない。苦しんでいたし、他と比較して苦戦するレースもある。どこかを言うつもりはないけどね。僕の方が速かったけど、そうなるのが遅すぎた」

    F1アゼルバイジャンGPを終え、バルテリ・ボッタスは開幕戦でのファステストラップポイントが効いて、ルイス・ハミルトンを1ポイント上回り、ランキングトップに返り咲いた。

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • 2019年 F1 アゼルバイジャンGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 アゼルバイジャンGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    予選順位そのままに、バルテリ・ボッタスが優勝、ルイス・ハミルトンが2位を獲得し、またしてもメルセデスがワンツーフィニッシュを達成した。トップ4が、ソフト‐ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採用した。これと異なる戦略による最上位ドライバーは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。8番グリッドがらスタートしたルクレールは、ミディアムで長いオープニングスティントを走行し、その後ソフトへ交換した。

    キーポイント
    ・ バクーでのレースとしては珍しく、バーチャルセーフティーカーが1度導入されたのみで、アクシデントの発生もわずかだった。したがって、過去のアゼルバイジャングランプリで見られたような劇的な展開はなかった。

    ・ ソフトタイヤでスタートした大半のドライバーが、早い段階でミディアムタイヤへ交換した。ミディアムは、レースを通して良好なペースと耐久性を示していた。

    ・ いくつがの興味深い戦略も見られた。レッドブルのピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤを装着して、他の2名のドライバーとともにピットレーンがらスタートした。ガスリーは、38周目まで6位を走行していたが、バーチャルセーフティーカーの導入を招くリタイアに終わった。

    ・ 2ストップ戦略を採ったドライバーも見られた。ルクレールは、ファステストラップポイントを狙って、レース終盤に再度ソフトへ交換した。マクラーレンのランド・ノリスも2ストップ戦略で8位を獲得した。

    ・ ピットレーンがらスタートしたアルファ・ロメオのキミ・ライコネンは、ソフト‐ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略でポイント圏内の10位を獲得した。ライコネンは、ミディアムで44周のファイナルスティントを走行した。

    各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ ハード C2: 摩耗とデグラデーションのレペルが低いバクーでは、ミディアムとソフトが最適な組み合わせとなり、ハードは使用されなかった。フリー走行でもハードの走行機会は少なく、各チームは十分なデータを収集していなかった。

    ・ ミディアム C3: レースの大半で使用されたミディアムは、性能とデグラデーションの卓越したバランスを示し、最適なレースタイヤとなった。その証として、素晴らしい一貫性を失わない長いスティントが見られた。

    ・ ソフト C4: ルクレールが、終盤にソフトを使用してファステストラップを記録した。大半のドライバーがソフトでスタートしたが、早い段階で耐久性の高いミディアムへ交換した。ルクレールは、予選のQ3を走行できながったことから、新品のソフトタイヤを温存しており、バクーのレースラップレコード更新に繋がった。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「FP1の大半が失われ、FP2では2回の赤旗中断が発生し、予選でも赤旗による遅延に伴う低温下でセッションを余儀なくされるなど、レースまでの道のりが極めてトリッキーでした。今日の 路面温度が昨日までよりも高くなったことも相まって、タイヤ動作を正確に予測することが難しい状況でした。しかし、ピットストップウィンドウが非常にワイドであったことは明白で、ファステストラップポイントを狙ったシャルル・ルクレールによる終盤のピットストップを含め、いくつが戦略のバリエーションが見られました。今回もまた、2019年の新しいルールによる影響が垣間見えました。バクーでは、ルクレールがその新ルールによるポイントを獲得し、一方、チャンピオンシップリーダーのボッタスは、ファステストラップポイントの獲得によるわずが1ポイント差でハミルトンをリードしています」

    F1 ピレリ アゼルバイジャンGP ①F1 ピレリ アゼルバイジャンGP ②

  • キミ・ライコネン 「フロントウイング違反はパフォーマンス関連ではない」

    キミ・ライコネン 「フロントウイング違反はパフォーマンス関連ではない」

    アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、F1アゼルバイジャンGPでピットレーンスタートというペナルティを招いたフロントウイングの問題はパフォーマンスに関連するものではないと語る。

    予選を9番手終え、8番グリッドからスタートする予定だったキミ・ライコネンだが、予選後のフロントウイングのフラップがたわみ試験に不合格となったことで予選失格となり、ピットレーンからスタートすることになった。

    キミ・ライコネンによると、前戦中国GPでもフロントウイングのストレーキに問題が発生していたが、アルファロメオ・レーシングにはバクーでの再発を防ぐために新しいフロントウイングを製造するリソースがなかったと語る。

    「正直、何が起こったのかわからないし、彼らは午前中に違反だというメッセージを伝えてきたので、僕たちはそれを変更しければならなかった」とキミ・ライコネンは語る。

    「前回のレースでレース終盤にフロントウイングのストレーキが壊れるという問題が発生してダウンフォースを失っていた。おそらくそれに似たような問題だったと思う」

    「僕たちは前回のレース後に問題を把握していたけど、新しいフロントウイングを製造する時間がなかった。それによって速くなることはないのは確かだけど、そういうものだ。今後は全員に公平であることを願っている」

    ピットレーンからスタートしたキミ・ライコネンだが、堅実なレースで10位入賞。これまでの開幕4戦すべてでポイントを獲得している。だが、他のドライバーと同じようにタイヤのパフォーマンスに苦しんだことで結果は制限されたと感じているとキミ・ライコネンは語る。

    「午前中はピットレーンからスタートすることになるとは思っていなかったけど、結局そうなってしまった。僕たちは1ポイントを獲得することができたし、何もないよりはましだ」とキミ・ライコネンはコメント。

    「難しかったし、とにかくグリップが不十分だった。僕たちはタイヤをあまり機能させることができなかったと思うし、グリップを引き出せなかった。でも、やれることはやったし、次のレースではもっと楽にやれると思う」

    「少なくともポイントは獲得できたけど、パッケージからすべてを引き出せたとは思っていないし、その点では少し落胆している。でも、僕たちは微調整を続けていく。若い人々のグループだし、あちこちでもっと良くする必要があるけど、最終的には良くなると確信している」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • カルロス・サインツ、マクラーレン加入後初ポイントに「安堵した」

    カルロス・サインツ、マクラーレン加入後初ポイントに「安堵した」

    カルロス・サインツは、F1アゼルバイジャンGPでマクラーレン加入後初ポイントを獲得できて“安堵”したと認める。

    開幕2戦でリタイアを喫し、前戦中国GPでは1周目の接触でポイントを獲得できていなかったカルロス・サインツだが、F1アゼルバイジャンGPで7位入賞を果たし、ようやくマクラーレンでの初ポイントを獲得した。

    「個人的に少し安堵したよ」とカルロス・サインツは認める。

    「3戦とも今日と同じようなペースがあったけど、どうして3戦連続で不運に見舞われてしまったのかまだ理解していない。今日は何も問題はなかったし、僕たちにできることを証明できたと思う」

    「僕たちには週末を通して本当に素晴らしいペースがあった。昨日はイエローフラッグによってそれを活かせなかったのは残念だったけど、今日は8周以内にい望んでいた前のレーシングポイントを攻撃できる場所まで挽回することができた」

    「それ以降は本当に良いペースを発揮していたし、ランド(ノリス)と(セルジオ)ペレスの後ろで最後までタイヤを管理することができた。(バーチャル)セーフティカーはペレスに1周あたり追加でコンマ5秒から1秒くらいを与えしまい、彼を抜くことができなかったけど、全体的にとても満足している」

    チームメイトのランド・ノリスは、バーチャルセーフティカー中に前のセルジオ・ペレスにプレッシャーをかけることを狙ってピットインしたが、チームメイトのカルロス・サインツの後ろに後退していしまった。

    ギャンブルは成功しなかったが、ランド・ノリスは後悔はしていないと語る。

    「満足しているよ。チームとしてはピットストップ前のポジションから勝ちも負けもしていないからね」とランド・ノリスは語る。

    「僕たちにはチェコ(ペレス)を抜ける直線スピードがなかったので、彼の前に出るためにもっと大きなアドバンテージが得られないか確認したかった。最終的には勝ちも負けもしなかったし、基本的に順位が入れ替わっただけだった。7位と8位でチームとしてポイントを獲得できたことに満足している」

    誰の判断だったのかと質問されたランド・ノリスは「両方だ。オーバーテイクのためにピットインした。彼がピットインしていたら僕は入らなかっただろうし、その逆だった」とコメント。

    「正しかったとは思わないとか、ステイアウトした方が良かったというのは簡単だけど、とにかく違ったことを試すチャンスだったし、僕は彼らの決定を信じていた」

    「自分でそれに合意してピットインしたし、その決定は問題ない。チームとしての決定だ。望んだようにはうまくいかなかったけどね」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • シャルル・ルクレール、フェラーリの戦略を擁護「ソフトの劣化を恐れた」

    シャルル・ルクレール、フェラーリの戦略を擁護「ソフトの劣化を恐れた」

    シャルル・ルクレールは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でピットインを伸ばしたのはソフトタイヤのデグラデーションの懸念があったためだとフェラーリの戦略を擁護した。

    8番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたシャルル・ルクレールは、上位のソフトタイヤ勢が早めにピットインしたことで13周目にトップに浮上した。

    予想よりも暑い気温のなかでミディアムタイヤの方がうまく機能していたが、フェラーリは31周目までシャルル・ルクレールのピットインをの場s、それによってメルセデスのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトン、さらにはチームメイトのセバスチャン・ベッテルにもコース上で抜かれることになった。

    最終的にその戦略によってシャルル・ルクレールは5位でチェッカーフラッグを受けることになったが、ソフトタイヤが最後まで長持ちしない恐れがあっため、フェラーリはすぐにピットインするという決断を下せなかったと説明した。

    「ハードタイヤも考えたけど、一度も試していなかったし、温度に苦しむと予想していたので、あまり使いたくはなかった」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「ソフトタイヤに関してはデグラーデーションを恐れていた。僕たちは少し予測できない状態だった」

    「もちろん、ドライバーとしてバルテリ、ルイス、そしてセブに抜かれたときはかなり多くのタイムを失っていると感じていたけど、データを見てみる必要がある。あの時はステイアウトする理由が間違いなくあった」

    プラクティスをリードしてポールポジションが期待されていたシャルル・ルクレールだが、予選Q2でクラッシュを喫して8番グリッドからスタートすることになった。

    バクーの週末で最も強く感じていることはと質問されたシャルル・ルクレールは「2つある」とコメント。

    「1つはとても良いものだ。昨日の予選ではポールポジションを獲得できるペースがあったと思う。2つ目は残念ながら自分のミスについてだ」

    「とにかくこれらのことに取り組んでいく必要がある。僕はまだF1で2シーズン目だ。言いするつもりはないし、あのようなミスはするべきではない。でも、僕はまだ道の途中として受け止めている。ここから学ぶつもりだ」

    シャルル・ルクレールは、レース終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録しているが、フラストレーションを補うものではなかったと語る。

    「大部分は孤独なレースだった。最も楽しい一日ではなかったね」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • マックス・フェルスタッペン 「VSC導入で表彰台のチャンスが潰えた」

    マックス・フェルスタッペン 「VSC導入で表彰台のチャンスが潰えた」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGP後半のVSC(バーチャルセーフティカー)期間にミディアムタイヤの温度とグリップを失ったことがレース後半に表彰台を争うチャンスが潰えたと語る。

    オープニングラップでセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に4番手のポジションを奪われたマックス・フェルスタッペンだが、6周目になんとかポジションを奪い返したが、その間にトップ3とのギャップは開き、表彰台争いで劣勢に立たされることになった。

    だが、ピットストップでミディアムタイヤに履き替えた後、マックス・フェルスタッペンは息を吹き返し、ファステストラップを連発して3番手のセバスチャン・ベッテルとの差を縮めていく。

    しかし、40周目にチームメイトのピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障と見られるトラブルによるリタイアによってVSCが2周に渡って導入されたことで、タイヤの温度が大きく低下し、それまで見せていたペースを再現することができなかった。

    「ペレスの後ろで少し時間を失ってしまった。1周目に接触のリスクは望まないものだ」とマックス・フェルスタッペンは振り返る。

    「その後にミディアムで示したペースは良かった。VSCまでのスティントで7~8秒くらい縮めていたし、とても有望だった。でも、VSC後はグリップとタイヤの温度が得られなかった」

    「ここではそれが鍵だし、もうプッシュすることができなかった。とにかくスライドしていたし、完走することに決めた」

    マックス・フェルスタッペンは、レース中に無線で報告されたブレーキの問題なかったとし、ホンダのスペック2エンジンも問題なく走っていたと語る。

    「ブレーキの懸念がどこから出てきたのかわからない。彼らはとにかくダッシュボードに従おうよう伝えてきたけど、ブレーキにまったく問題はなかった」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。

    しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    ダニール・クビアトは、ダニエル・リカルドは自分のミスを認めており、水に流して次に進むと語る。

    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でならないが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思う」

    「リカルドは自分のミスだと認めているし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしている」

    「ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念だが、あのときはなす術なしだったと思う」

    「昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦した。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思う。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず僕たちのときがやってくると信じている」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!