カテゴリー: SUPER GT

  • スーパーGT:Niterra MOTUL Zが逆転に向けて最終戦ポールポジション

    スーパーGT:Niterra MOTUL Zが逆転に向けて最終戦ポールポジション

    2023年 スーパー 第8戦(最終戦)の公式予選が11月4日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、GT500クラスは逆転のチャンピオンを狙うNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)の千代が、意外にも自身初となるポールポジションを獲得。GT300クラスは、No.2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)の堤が2戦連続となるクラスのポールポジションとなった。2チームは、勝利と逆転でのチャンピオン獲得を目標に明日11月5日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

    2023年の最終戦は、タイトルを巡って3台が挑み、さらにGT500クラスの参戦15台が今年最後の勝利を目指しての戦いとなる。その一歩となる予選Q1は、午後2時53分から10分間で行われた。残り8分を切ったあたりから各車はピットを離れ、タイヤのウォームアップに取り掛かる。そして、ドライバーランキングでトップに立つNo.36 au TOM’S GR Supra(宮田莉朋)は残り時間7分30秒でピットアウトした。

    残り時間が2分を切る頃から各車タイムアタックを開始。まずはNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)が1分36秒637、続いてNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大)が1分36秒547を記録。これをNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(平手晃平)が上回って1分36秒382でトップに浮上する。

    しかし終了間際に公式練習トップのNo.3 Niterra MOTUL Z(高星明誠)が1分35秒929とこのセッション唯一の1分35秒台を叩き出してトップに躍り出た。No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(山下健太)が1分36秒156で2位。No.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)が1分36秒225で3位につけ、36号車も5位でQ2進出を果たす。

    一方、ランキング3位のNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)は1分36秒614で、終盤まで通過ギリギリの8番手につけていたが、チェッカーフラッグが振られた直後にNo.64 Modulo NSX-GT(太田格之進)が1分36秒609で8位に滑り込んだため、8位とは0.005秒差の9位に終わり、惜しくもQ1で予選終了。決勝レースは9番グリッドからのスタートとなり、タイトル争いでは厳しい状況に追い込まれた。

    午後3時31分より行われたQ2においても、好調の3号車の優位は揺るがない。まずは17号車の松下信治がQ1のトップタイムに迫る1分35秒931をマークするが、3号車のQ2を担当した千代勝正は1分35秒539と17号車をコンマ4秒近く引き離す圧倒的な速さでトップに立つ。

    36号車の坪井は1分36秒214、No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹)は1分36秒335、No.23 MOTUL AUTECH Z(ロニー・クインタレッリ)は1分36秒362にとどまり、3号車のトップは変わらず。

    結局、このQ2で1分35秒台に入ったのは3号車と17号車の2台のみ。この結果No.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が今季初、今季をもってGT500クラスへの供給を終了するミシュランタイヤにとっては最後のGT500クラスのポールポジションを獲得することとなった。

    予選2位にはNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)がつけ、Honda NSX-GTでの最後のレースをフロントローからスタートすることに。同3位にはポイントリーダーのNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が入り、最終戦の予選でも1位Nissan Z GT500、2位Honda NSX-GT、3位TOYOTA GR Supra GT500と、またしても3メーカーが上位を分け合う結果となった。

    これによりドライバーズポイントは36号車の坪井/宮田組が変わらずの69ポイント。3号車の千代/高星組が予選1位の1ポイントを加えて63ポイントと、その差は6ポイントに縮まった。対して16号車・福住/大津組は53ポイントのままだ。これで千代/高星組が優勝すれば、坪井/宮田組はタイトルを獲得ため決勝2位以上が必要になる。まだ坪井組が有利ではあるが、36号車の今季未勝利でNSX-GTのラストレースだけに必勝の決意の17号車がおり、後方には予選4、5位の24号車や23号車のZが控えているので簡単なレースにはならないだろう。

    2023シーズンを締めくくる最終戦もてぎの決勝レースは、5日午後1時に幕が切られる。

    GT500
    No.3 Niterra MOTUL Z
    千代勝正
    (高星明誠選手のコメントを受け)僕も初めて(ポールポジション会見に)来られました。うれしいです。今週を通して、チームがすごく意識高く仕事ができている結果だと思います。高星選手もQ1からQ2に向けて、しっかりタイヤのウォームアップの状況だったり、クルマのバランスだったりを的確に伝えてくれました。Q2って、朝のコンディションと比べると、2秒以上速いんですよね。なので、全然景色が違って。正直、“一発勝負”なところがあって、結構プレッシャーもあったのですが、そのプレッシャーも楽しませてもらえたというか…。今回、特別な気持ちがあったとすれば、ミシュランタイヤでアタックできる最後の……多分、これが最後になりそうなので。僕、思い返したら、ミシュランタイヤで初めてデビューしたGT500クラスの2016年の予選(第1戦岡山、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-RでQ1を担当)もトップタイムだったんですよ。なので、最初と最後が一番時計で終われて本当に満足していますし、予選前に、ミシュランでずっと長く仕事をしている鴨下(広之)エンジニアから、『最後、頼んだよ!』と肩を叩かれて、『最後、仕事やってきますね!』と話をして。まぁ、本当に彼らが作ってくれたタイヤのパフォーマンスを最大限発揮できたことは、ドライバーとしてすごい一番の喜びだし、今日はすごくうれしいです。明日は、自分たちが勝つことだけに集中したいと思います。相手(タイトル争いをする36号車や16号車)の順位は僕らがコントロールできないので。レースは最後まで何があるかわからないと思うので、最終周まで一生懸命走るだけです。今回、たくさんのお客様が入っているということで、最終戦はやっぱりいい形で締めくくりたいのですが、ベストを尽くして、NISSAN、NISMO、そしてミシュランと総力を上げて戦うので、ぜひ、僕たちの走りを見てほしいですし、応援いただけたらうれしいです。

    高星明誠
    まず、(ポールポジション)会見に来たことがないので、すごく緊張しています。今までと違う雰囲気で、いい経験をさせていただきまして、ありがとうございます。FP(公式練習)から、僕たち(のクルマは)すごく調子良くて、コンディションにタイヤがすごく合っていて、速さを見せられている状況だったので、そのままの勢いで予選を走れば、ポール(ポジション)を獲れるという思いでいました。なので、そこまでクルマのセットも大きく変えることはなかったんですけど、アジャスト程度で走れたので、僕のQ1もフィーリングもそんなに変わることなく、練習走行と同じフィーリングで走れたので良かったんじゃないかという風に思います。レースに向けては、僕らが1位でゴールできても、相手(No.36 au TOM’S GR Supra)が2位だったら(タイトルが)獲れないし、僕らが1位で相手が3位だったら獲れるという状況には変わりはないので、(予選を)やる前の気持ちとなんら変わりはないかなという感じです。シリーズというよりも、僕たちは、前回のオートポリスの決勝で36号車に抜かれて負けてしまったというのがあるので、まずは決勝を彼らの前でゴールして勝ちきりたいのが、一番に思っているところです。そこに対して、速さは今日アピールできたので、(決勝では)レースの強さをアピールして、(GT500のラストレースとなる)ミシュランにはタイヤの性能を誇ってもらい、去ってもらいたいなという思いです。

    GT300
    No.2 muta Racing GR86 GT
    堤優威
    まずはQ2でトップが獲れて非常に嬉しいです。レースウイークに入る時にもチャンピオンを獲るためにはポールポジションが絶対条件ということで、今日一日、ポールを獲るために走り、セッティングを煮詰めてきました。Q1でも平良(響)選手が速いタイムを残してくれたおかげでデータをしっかり取ることができ、僕のQ2のアタックに向けて調整ができたのでチーム全体で獲れたポールだと思っています。今年、本当に悔しいレースが続いているので、明日は僕たちがやるべきことをしっかりやって、チーム全員で協力して優勝を勝ち獲って、シリーズチャンピオンが獲れればいいなあと思っています。全力でがんばります!

    平良響
    (52号車とは20点差で)“絶対絶命”的なポイント差なので、今回の予選でポールポジションを獲らなければ明日(の決勝)につながらないというところでポール(獲得)は絶対条件でした。そのなかで、Q2を堤(優威)選手にいってもらうよりも先に、まずは(自分が)Q1を通らなければいけませんでした。 Q1を大事に通過しようというアタックだったんですけど、非常にバランスも良くて、トップで通過することができました。(Q2の)堤選手のアタックを見て、応援している時、“これはポールはイケるだろう”と確信したタイミングでは非常にホッとして、明日が楽しみだなという感じでした。今季、勝ちそうで勝てなかったレースが3回も続いたので、明日は1番手から、勝ちが近いところからスタートなので、優勝して今年を終わりたいなと思います。

  • 宮田莉朋、2024年はWEC参戦に専念するためにSUPER GT離脱との報道

    宮田莉朋、2024年はWEC参戦に専念するためにSUPER GT離脱との報道

    トヨタドライバーの宮田莉朋が、来季のFIA世界耐久選手権に参戦するためにSUPER GTを離脱することになるようだ。

    24歳の宮田莉朋は2024年のWECで、LMGT3クラスに参戦するレクサスのファクトリーの一員としてフルシーズンを展開する予定だ。

    宮田は、トヨタの主力チームであるTOM’Sチームからスーパーフォーミュラレースでのもう1シーズンを組み合わせる予定だが、これは2つのチャンピオンシップの間に日程の衝突がないことによって可能となる。

    しかし、2024年のカレンダーではWECと2度ぶつかっているため、宮田がSUPER GTにとどまる余地はない。

    つまり、宮田がTOM’Sのチームメイトである坪井翔とともにGT500初タイトルを狙う来月のもてぎが、当面のSUPER GT最後のレースとなる。

    これは宮田が今年初めにトヨタからWECチャレンジの公式ドライバーとして発表されたことに続くもので、これはおそらく最終的にトヨタのハイパーカーのロスターに加わる前兆となるだろう。

    宮田は先月、ダビデ・リゴンの代役として起用されたケッセル・レーシングのフェラーリ488GTEを駆り、富士でWECデビューを果たした。

    宮田のSUPER GT離脱により、2024年シーズンの#36 TOM’Sのラインナップには大きな穴が空く。坪井はチーム加入以来4人目のチームメイトを迎えることになる。現ルーキー・レーシングのトヨタドライバー、山下健太がその穴を埋める最有力候補であるとみられている。

    現在のチームメイトの大嶋和也とともに2019年のGT500タイトルを獲得した山下は、2014年から2016年にかけて日本のF3でチームのためにレースをしており、トムスにとっては見知らぬ人ではない。また、2020年シーズンの終わりにはニック・キャシディに代わって平川亮とともにトムス37号車でGT500に2度出場した。

    現段階ではルーキー・レーシングで大嶋と並んで誰が山下の代わりをするのかは不明だが、パドックの憶測によると、トヨタはルーキーに賭けるのではなく、ライバルメーカーのドライバーと契約することを検討しているようだ。

    しかし、2024年のGT500新人選手にとってトヨタのロスターにはまだ余地が残されている可能性があるが、立川祐路の引退が目前に迫り、セルモチームのシートが空く可能性がある。

    坂口晴南は石浦宏明とともにセルモのシートに有力視されているが、他のドライバー市場の動向次第ではRacing Project Bandoh に残る可能性もまだある。

  • スーパーGT:au TOM’S GR Supraが予選12位から大逆転で今季2勝目!

    スーパーGT:au TOM’S GR Supraが予選12位から大逆転で今季2勝目!

    2023 スーパーGT 第7戦『AUTOPOLIS GT 450km RACE』の決勝レースが、10月15日(日)に大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは予選12位から大逆転でNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が今季2勝目を挙げ、最終戦(11/4~5)を前にドライバーランキングの最上位に立った。GT300クラスはNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太)が前戦に続き連勝し、ランキング1位で最終戦に臨むことになった。

    曇り空ながら時折青空ものぞく、決勝日のオートポリス。午後1時30分に大分県警察の白バイ5台、パトロールカー3台の先導によって交通安全啓発のパレードラップを行なった後、フォーメーションラップ1周を経て、第7戦の決勝レースは450kmに及ぶ激戦の幕が切られた。

    レース序盤はポールポジションからスタートしたNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が安定したペースでトップを快走。後続を徐々に引き離して一時は18秒のリードを築き上げる。その後方では予選3番手のNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が2位に浮上する。その一方、予選2位のNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)は1周目からペースが上がらず、1周目で3番手、6周目にはNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)に抜かれ、7周目にはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)らも抜かれてしまい、徐々に順位を落としていった。

    9周目にはNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)の立川は、37号車と14号車を次々に抜き去って4位に浮上する。37号車の笹原も10周目に14号車を捉えて5位に。GT500のレースは残り2戦、オートポリスは最後のレースとなる立川は14周目にも17号車と39号車を次々に攻略し、2番手に浮上し、観客を沸かせた。17号車も同じ周の第2ヘアピンで39号車をオーバーテイク。37号車もそれに続いて39号車を抜いて4番手に浮上。その後は17号車を追い上げにかかる。

    19周目に入るとトップの16号車に38号車と17号車が、そしてNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が21周目に最初のピットイン。これで37号車が暫定トップに浮上。その後方では予選9位スタートのNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が14号車を捉え、2番手に浮上してきた。14号車の後ろにはなんと予選12位のNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が上がってきていた。この2台は間にいたチームが早めのピット作業を行なったことによって上位に繰り上がった格好だ。3号車は29周目、37号車は30周目、そして36号車は34周目に最初のピット作業を行う。ここで36号車は坪井翔から宮田莉朋に交代した。

    35周を終えた時点の順位はトップが16号車、最初のピット作業を燃料給油なしで手早く済ませた23号車(燃料給油なしは義務ピットイン回数にならないため作戦と思われる)が2番手につけ、以下17号車、38号車、3号車の順。この時点で36号車は11番手だったが、宮田はそこから着実に順位を上げていき、39周目にはNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)を抜いて8位に。さらに23号車が40周目に2度目のピット作業を行なったことで7位に繰り上がった。

    その後は50周目には38号車が2度目のピット作業を行なって立川から石浦に交代。これを皮切りに上位陣が次々にピットイン。これで36号車は、63周目に3号車が2度目のピット作業を行なったことで暫定トップに浮上、65周目にピット作業を行なって17号車の後ろ、5番手でコースに復帰する。

    一方、3号車は67周目に38号車を捉えて2番手に浮上すると、トップを走行する16号車との差を徐々に詰めていった。36号車も70周目に38号車を捉えて3番手に。さらに3号車との差を縮めにかかり、2周でそのテールに迫る。この時点でトップの16号車とも3.9秒だった。

    そこからは3号車と36号車の宮田による熾烈なドッグファイトがコースの各所で繰り広げられ、宮田は77周目の第1ヘアピンで抜き放って2番手をゲット。そのペースは落ちずにトップの16号車背後に喰らいついた。

    そして87周目の第2ヘアピンで宮田は16号車を抜き去ってトップに躍り出る。その後は徐々にリードを広げて97周を走り切って見事11台抜きを達成。No.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が第2戦富士以来の今季2勝目をものにした。

    3号車も16号車を激しく追い立てたが、16号車は最後まで3号車の先行を許さず。No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が2位でフィニッシュ。No.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は3位で表彰台を獲得した。

    これによりドライバーランキングは36号車の坪井/宮田組が69ポイントとなり、3号車の千代/高星組の62ポイントを上回ってトップに立った。16号車の福住/大津組も53ポイントとなり、ランキング3位となった。11月4、l5日のモビリティリゾートもてぎで開催される最終戦では、この上位3組がGT500クラスのタイトルを争うことになった。

    GT500
    No.36 au TOM’S GR Supra
    坪井翔
    「オートポリスでの450kmレースが初めてということで、どうなるのかなという(思いがあった)。300kmでも結構大変なのに、450kmになるとさらに大変になるんじゃないかなということは予想されていたので、ある程度それを見据えた上でレースを組み立てて、(サーキットに)来ました。昨日の予選では、アタックしていないクルマに引っかかってしまうということが起きて、ちょっと残念な予選になってしまって。まさかQ1で敗退しちゃったんで、予選12位からどこまであがれるかっていうのは結構未知数なところでした。表彰台まで行ければ“御の字”かなっていう風に思っていたんですけど、僕のスティントが始まってみると、最初ちょっと接触があって、前のカウルがちょっと壊れてしまって…。ただ、走りには影響なかったのでそのまま走っていました。すごくペースがいいのはわかっていたんですけど、GT500(車両)がまだいっぱい前にいたので、落ち着いて、ピット(作業)で(タイムを)稼げるところは稼いだりとか、しっかりタイヤをマネージメントして、なるべくスティント(の周回数)を引っ張るとことができたので、全車ほとんどピットに入っていくなかで、ドライバーミニマム(規定周回数)の33周かな? を超えるところまではうちらは唯一引っ張れたので、そこはすごい大きかったかなと思います。最後、宮田(莉朋)選手が怒涛の追い上げで、ズバズバ前(のクルマ)を抜いていってくれたんで、もう見ている側としては最高の気持ちで見ていましたけど、まさか12位から優勝できるとはちょっと思ってもいなかったので、非常に嬉しい結果になりました。(最終戦のコース)もてぎに対してはあまりいい印象を持っていないので、どちらかというと、ここで3号車(Niterra MOTUL Z)を逆転してポイントリーダーで最終戦を迎えたいなという気持ちはありました。まさか、(ポイントが)7点差まで広がって(最終戦に)行けるとは思っても見なかったので、それはすごく嬉しいですし、多分、もてぎに向けてTGR勢、BS(ブリヂストン)勢としてもすごく士気が上がった結果だと思います。最終戦……僕は2年前にチャンピオンを獲りましたけど、そのときはちょっと“他力本願”というか、自力ではチャンピオンを獲れない状況でした。今年は自力でチャンピオンを獲れる位置に来て最終戦を迎えられるので、そこは自信を持って……、ただ油断するとすぐやられてしまうので、チャンピオン(獲得)に向けて気を引き締めて、最終戦を勝って(タイトルを)決めたいなと思います」

    宮田莉朋
    「今日は12番手からのスタートで、坪井(翔)選手は“大人の対応”をして予選アタックで引っかかった車両のことを言ってないですけど、引っかかったというか、僕的にはもう絶対、SF(スーパーフォーミュラ)ならペナルティを受けるようなことを16号車(ARTA MUGEN NSX-GT)にやられて……。僕は(レースの結果で)絶対やり返すと思っていたんです。みんなこのオートポリスは抜くことが無理だから、多分4位以内が現実的だろうっていう感覚だったんですけど、実は去年も、僕が予選でQ2を担当する予定が、Q1でちょっとドライバーがミスしてピットスタートになっちゃって。それでも8番手まで追い上げたので、その状況を考えると、7台抜けたっていうことを考えれば、1スティント目に坪井選手が7台抜いてくれれば、3スティントあるので、計算上は勝てるなってずっと思っていたので。僕は心の中で密かに『絶対、今日は勝つ』って思っていました。もう絶対に借りを返したいって思ったし、坪井選手も昨日Q2に繋げられなかったことをすごく悔しがっていたというか、自分のポテンシャルが足りなかったとかではなく、そういう環境的な要因でタイムを残せなかったところで、歯がゆかったと思います。それに応えるのがチームメイトだと思っていたので、今日はもうそういう意味でも絶対(16号車の)前でゴールすることしか考えていなかった。それが実現できて本当に嬉しいですし、そこまでいいクルマ、そしてピット作業を完璧にこなしてくれたチームのスタッフ、また応援してくださっているTGRだったりスポンサーの皆さんに本当に感謝しています。今回、ポイントトップで最終戦を迎えたいという思いでこのオートポリスに入りました。今まで燃料流量リストリクター(の影響)で、なかなかこう……クルマが良くてもそのハンデで結果を残せないっていうレースがずっと続いていたので。逆に、3号車(Niterra MOTUL Z)は“タラレバ”を言うと、鈴鹿の1回目のレース(第3戦)で赤旗のときにトップになっちゃって。それで、僕からするとあんまり十分なペナルティじゃないような位置で戻ってこられたというのと、あとは雨の(第4戦)富士で、ミシュラン(タイヤ)の強さで逆転もされて、しかも結構大きなポイント差で離されていたので……。そこを考えると、今、ランキングトップになれたというのは、ずっと1ポイントでも(多く)獲ろうという努力がようやく実になった(と思う)。今回、燃料リストリクターも外れましたし、それもあってトップになれたと思うので。次のもてぎ(最終戦)も……昨年はちょっともてぎでGR SupraとBS(ブリヂストン)が苦戦したので、そういう意味では、今回のオートポリスで優勝できたっていうのはデカいですし、もてぎでもポールポジションで優勝を目指してがんばりたいなと思います」

    GT300
    No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
    吉田広樹
    「自分たちのチームは(埼玉トヨペットの)店舗から来たメカニックがタイヤ交換をしてくれているんですが、今回もばっちり完璧な作業で送り出してくれました。自分のスティントが49周か50周ぐらいだったと思うんですけど、初めは自分の周りに戦っている相手というのが見えていなくて、その見えていない相手と戦いつつ、そこでタイヤをもたせなくてはいけないということを意識して走っていました。僕らはタイヤを2回に分けて走っていたんですけど、同じ(ブリヂストン)タイヤで2位を走っていた2号車は3スティントに分けてきていて……ピットから出たら、やっぱりその分(タイヤがフレッシュなので)すごい勢いで、結構早い段階で後ろにつかれてしまいました。(その時点で)自分の感覚的にはまだ残り30周ぐらいあったので、正直、そこから残り30周ぐらいを抑え切れるのかという気持ちがちょっとあったんですけど、前日にロングのテストをやってペースを確認できていましたし、川合(孝汰)選手が50周近く走って(その)パフォーマンスも見えていたので、自分がミスせずしっかり走ろうと。チームも500クラスのマシンが来るタイミングを細かく無線で伝えてくれたり、最後にはラップダウンになるチームに走っていって状況を伝えたりしていろいろ動いてくれたので、決して楽なスティントではなかったんですけど、チームのサポート含めてギリギリ乗り切れて、最高のカタチで終われたのでチームみんなで喜べるし、良かったなと思います。(チャンピオン争いに関しては)20ポイントいう余裕ができてすごく嬉しいんですけど、去年も(チャンピオン争いに)絡んではいたものの、自分たちの順位というか周り次第みたいなところがあったので、今年に関しては自分たちで決められそうなところに今いるので、いつもどおり思いっ切りやりたいなと。あまり意識すると普段やらないことをやっていろいろなミスが(出る)というふうになるので、いつもどおり“1戦1戦ベストを尽くして”というカタチで戦えたらとは思っています。ただ、20ポイント差で2位にいるのが2号車だと思うんですけど、9月のもてぎのテストですごく速くて……ポールポジションを獲られてもおかしくなさそうな速さを感じました。そういう意味では本当に油断せずに、僕らも軽い状態で久しぶりに戦えるのでポール(ポジション)も獲りたいですし、レースも全力で優勝目指して、(その結果)チャンピオンがついてくればいいかなと思っています」

    川合孝汰
    「予選ではサクセスウェイトが重いなかで一番いいポジションを獲れたと思うんですけど、思った以上に1、2、3(位)との差があって、それがいったい何が原因かというところが分からなかったんです。でも、決勝ペースに関しては自信があって、今回もタイヤ1回交換の作戦を獲ったんですけど……やっぱりピックアップもあったので、序盤に4台(2号車、61号車、31号車)で争うなかで2号車に離されてしまうかなと思った矢先に(2号車が)離れていったので、ちょっとヤバイなと思っていました。その後、タイミングもあったんですけど、うまく前の2台を抜けてトップに立つことができたので、そこに関してはあまり引っかかること(ロス)もなく、それが(優勝できた要因として)ひとつ大きかったかなと思います。ただ、その後、周回を重ねる時に、タイヤの(パフォーマンスの)落ちみたいなので(周回遅れに)引っかかったり、タイムを落としてしまったりというのがありました。最後、吉田(広樹)選手のパートが長い方向だったので、マージンをなるべく削りたくないなと思いながらも(周回遅れに)引っかかってしまったことが悔しかったなというのはあります。(最終戦では)チャンピオンどうこうというのは意識していないです。1戦1戦、しっかり優勝することに重きをおいているので、変わらず次も優勝にこだわりたいと思っています」

    野中誠太
    「まず、今回この場にいられるのも、関係者のみなさまの協力があってのことで、このような優勝のタイミングでいろいろと学ぶことがたくさんありました。昨日からチームに帯同して、いろいろな戦略であったりとか(を見て)、手堅く、この優勝を狙えていたのかなという部分はドライバーとしても勉強になりました。今回、乗る機会はありませんでしたけど、おふたりのドライビングやレースの組み立て方など、自分の今後につながることがたくさんあると思うので、この経験を糧に、僕自身もまた乗るチャンスがあれば、がんばりたいと思います。スーパー耐久でもご一緒させていただいて、埼玉トヨペットチームの強さというのを身をもって感じています。最終戦はJAF(GT300規定車両)のGR Supra勢にとっては厳しい戦いになるとは思うんですけど、今日のような安定した戦略であったりとか、手堅く結果を獲りにいく姿勢というのは、間違いなく“ナンバーワン(のチーム)”だと思っているので、最終戦も信じて応援しています!」

  • 【結果】 SUPER GT:au TOM’S GR Supraが逆転優勝

    【結果】 SUPER GT:au TOM’S GR Supraが逆転優勝

    2023年 SUPER GT 第7戦が10月15日にオートポリスで行われ、GT500クラスではNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が優勝。GT300クラスではNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太)が優勝を果たした。

    レースはポールポジションからスタートしたNo.16 16号車ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹/福住仁嶺)が大部分をリードしたが、残り10周でNo.36 au TOM’S GR Supraが逆転。3位にはNo.9 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が続いた。

    GT500クラス 結果
    1. No.36 au TOM’S GR Supra:97Laps
    2. No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    3. No.3 Niterra MOTUL Z
    4. No.38 ZENT CERUMO GR Supra
    5. No.1 MARELLI IMPUL Z
    6. No.17 Astemo NSX-GT
    7. No.37 Deloitte TOM’S GR Supra
    8. No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
    9. No.100 STANLEY NSX-GT
    10. No.23 MOTUL AUTECH Z
    11. No.64 Modulo NSX-GT
    12. No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
    13. No.19 WedsSport ADVAN GR Supra
    DNF. No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    DNF. No.8 ARTA MUGEN NSX-GT

    GT300クラス 結果
    1. No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
    2. No.2 muta Racing GR86 GT
    3. No.31 apr LC500h GT
    4. No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    5. No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
    6. No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    7. No.88 JLOC ランボルギーニ GT3
    8. No.7 Studie BMW M4
    9. No.11 GAINER TANAX GT-R
    10. No.10 PONOS GAINER GT-R
    11. No.50 ANEST IWATA Racing RC F GT3
    12. No.65 LEON PYRAMID AMG
    13. No.20 シェイドレーシング GR86 GT
    14. No.360 RUNUP RIVAUX GT-R
    15. No.6 DOBOT Audi R8 LMS
    16. No.30 apr GR86 GT
    17. No.18 UPGARAGE NSX GT3
    18. No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号
    19. No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3
    20. No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT
    21. No.22 アールキューズ AMG GT3
    22. No.48 植毛ケーズフロンティア GT-R
    23. No.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG
    DNF. No.27 Yogibo NSX GT3
    DNF. No.96 K-tunes RC F GT3

  • SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTが今季2度目のポールポジション獲得

    SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTが今季2度目のポールポジション獲得

    2023年 SUPER GT 第7戦の公式予選が10月14日(土)にオートポリスで行われ、GT500クラスはNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)の福住が、コースレコードを更新してポールポジションを獲得。GT300クラスでも、No.2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)の堤が、コースレコードを更新してのクラスポールポジションとなった。この2チームは、明日10月15日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

    GT500クラスの予選Q1は、午後3時33分に走行開始。午前の公式練習でクラッシュしてマシンを壊し予選出走が危ぶまれたNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)だが、チームの懸命の修復作業が間に合って、大湯が乗り込んでQ1を戦うことになった。

    まずはNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正)がアウトラップに続いて3周のウォームアップ走行からタイムアタックに入り、1分32秒681を記録する。続いて公式練習のGT500専有走行でトップタイムをマークしたNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京)がウォームアップ2周から1分31秒895を叩き出してトップに浮上。37号車は次の周でもアタックを続行するが、ここでのタイム更新はならなかった。その直後、No.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)が1分32秒038までタイムを縮めてその時点での2位に。3位はNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)で1分32秒437。

    ここでチェッカーフラッグが提示されるが、その直後にNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(山下健太)が1分31秒900で2位に割って入ると、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛)も1分32秒001で3位に浮上。これで、TOYOTA GR Supra GT500勢の3台がトップ3を締めることになった。結果、一昨年に16号車NSX-GTでポールポジションを獲った笹原が、今季移籍した37号車のGR Supraで、Q1のトップタイムを記録した。

    以下、100号車、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資)、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)、38号車、そしてNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大)までがQ2に進出。終わってみれば今回も上位12台が1秒以内という大接戦となった。

    この結果、チェッカー直前まで8番手につけていた8号車が10位まで後退して惜しくもQ1敗退。ドライバーランキングのトップにつける3号車も、8位17号車に僅か0.140差の9位に終わり、Nissan Z GT500勢は全車がここで予選を終えた。さらにNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)の坪井も12番手と、ランキング1~3位の3台がQ1で終わる厳しい結果となった。

    予選Q2は午後4時11分にコースオープン。まずはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)、続いてこれが最後のオートポリスとなる立川祐路のNo.38 ZENT CERUMO GR Supraがピットを離れた。残り時間が6分30秒を切るころには、他のチームも続々とコースイン。山本尚貴の欠場により急遽GT500デビューを果たすことになった木村偉織の乗るNo.100 STANLEY NSX-GTも走行を開始した。

    まずはNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺)がウォームアップ2周からいきなり従来のコースレコード(2021年に16号車NSX-GTが記録した1分31秒389)を上回る1分31秒131を叩き出してトップに立つ。続いて39号車が1分31秒997を記録して2番手につけるが、その直後にNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(阪口晴南)が1分31秒604としてこの2台に割って入ったところでチェッカーとなった。

    その結果、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が第5戦鈴鹿以来、今季2回目のポールポジションを獲得。2~4位はNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)とGR Supraの4台が続いた。

    またオートポリスでのラストレースに臨む立川のNo.38 ZENT CERUMO GR Supraは予選7位から、山本尚貴の欠場により急遽100号車をドライブすることになった木村偉織は初めてのGT500での予選を1分34秒464でまとめ、No.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐/木村偉織)は同8位から、15日の決勝に臨むことになった。

    GT500
    No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    福住仁嶺
    「フリー走行(公式練習)の走りはじめは、かなりコンディションとしても難しかったと思います。雨が降った後でコンディションが変わるなかで、何が正解で(何が)ダメなのかっていうのも、比較していかないといけませんでした。最初に僕が走って、後半に大津(弘樹)さんが走っているなかで、細かいアジャストだったりとかフィードバックのおかげで、予選でいいクルマに仕上げられたなと思います。Q1は大津さんが走ったんですけど、(公式練習時のGT500)専有走行でも、赤旗が出ちゃったので、(大津は)今日はニュータイヤで一度もアタックできてないんですよね。そういうなかでもQ1をちゃんと通ってくれて……。で、僕自身に(Q2の)チャンスが来て、選択したタイヤの状況も悪くないですし、チームの皆さんのがんばりのおかげで、あれぐらいのタイム差(2位に0.473秒差)を作ることができたので、非常にいい予選だったかなと思います。(チャンピオンシップは)基本的に(先にコメントした)大津さんと同じ(思い)なんですけど、今年、多分、まともにレースができたのって鈴鹿ぐらい(だと思う)。優勝した時だけ、唯一……あのときも、ちょっとしたミスとかトラブルっていうのは、走っていないところであったりはしたんですけど、チーム力というところもかなり上がってきていると思います。流れとしても非常にいいとは思うし、とにかくここで優勝する、しないっていうことでもかなり最終戦の状況も変わってくると思います。3号車と36号車の2台とはポイントもちょっと離れちゃっているんで、そこに追いつかないと勝負権もなくなってしまうと思うので、少しでも最終戦に向けて楽になれるように、ミスなくなるべくポイントを獲りたいなと思っています」

    大湯都史樹
    「ポールポジションを獲ることができて、うれしいなというのが率直な感想です。(今季は)2回目ですし、チャンピオン争いをしているなかで、このポールというのは結構大きな意味があるんじゃないかなと思っています。明日(決勝を)戦う中でも、ポイントを稼ぎたいですし、最終戦に優位な位置でいけるようにするためにも、大きな一歩というか、結果じゃないかなと思います。自分自身の予選は、フリー(公式練習)からかなりクルマの調子は良くて、なんていうんですかね……ここからどう改善させようか、というのが、もう、“重箱の隅をつつく”じゃないですけど、そのくらい結構いいところにいて。ただ、Q1に向けては、タイヤの持ち込みの関係上、違うタイヤを選択したので、そこが自分自身としては、もうちょっと上(のポジション)で…… あんなギリギリ(6番手)じゃなく、もうちょっとラクに(福住へ)バトンを渡したかったなっていう思いはあったんですが。まぁひとまず通ることができたので(良かった)。(Q2は)タイヤも違うので、セッティングもいろいろアジャストして、(福住)仁嶺が走って、ほんとにとてつもない速さを見せてくれて。素晴らしいドライバーだなと思いました。前々回(第5戦鈴鹿)勝ったりしてるんですけど、僕たちのレースの内容としてはいい内容ではなくて、何かしらのミスだったり、ペナルティだったり、そういうことを必ず1回は受けてしまうようなレースが続いているので、もちろんチャンピオンは考えてはいるんですけど、それより先に、まずはしっかりと自分たちのレースをすれば、結果がついてくるんじゃないかなと思います。なので、そこ(チャンピオン争い)は意識せずに、一戦一戦戦っていきたいなと思っています」

    GT300
    No.2 muta Racing GR86 GT
    堤優威
    「今はとりあえずホッとしています。今週末、レースウイークを迎えて、チームが非常に速いマシンを用意してくれました。今シーズン、ずっと速かったんですけど、チーム、ドライバーともにまとめ切ることが足りなかったことが全戦で出てしまっていて。今回、そこをしっかりまとめ切ったことによってこういった結果がうまれたので、やるべきことをしてポールポジションを獲れたということで非常に嬉しかったです。自分自身、Q2の経験が少なくて4回目ぐらいなんですけど、毎回3位とか2位とかばかりだったので、やっとポールポジションを獲れたことは非常に嬉しいですし、その結果がコースレコードというのは、今年一年の速さというのをみんなに見せることができたかなと。チームとしても、これでホッとしたと思いますし、速さがあるということも確認できたと思うので、あとはチーム力で(決勝の)結果を残すだけですね」

    平良響
    「ポールポジションを獲ることができて)今はホッとしています。公式練習から非常に調子も良く、タイヤのマッチング、クルマのマッチングすべて良かったので“この調子で行けば…”というところは見えていました。そんななかでQ1トップ、Q2も堤(優威)選手がトップと、すべて1位で良かったです。Q1からQ2にかけて、ドライビングだったりタイヤのウォームだったり、いろいろな情報を堤選手と共有できたので、そこも僕の仕事としては良かったのかなと思います。予選結果を見てのとおり、ブリヂストン(タイヤ)が1位、3位、4位と上位を占めていて一発の速さはいいんですが、さらに注目ポイントはロングです。(2時間に及ぶ)公式練習もですし、今までの長いレースもブリヂストンタイヤのロングの強さが見えていると思うので、(タイヤへの)攻撃性の非常に高いオートポリスの450kmレースというところでその強みをもっているんじゃないかなと思っています。(明日も期待している?)「オートポリス×450kmレース」と聞いただけでも、“おっ、これはイケるんじゃないのかな”と思うような感じです」

    加藤寛規
    「いやぁ、ギリギリでした。ウソです、すみません。僕、走ってないですね(笑)。ふたりとも今シーズンずっと(一緒に)やってきて、本人たちの“強み”“弱み”みたいなものがだいぶ見えてきました。それをうまくコントロールしながらやるのが僕の仕事(本来は監督)なんですが、全体的にクルマもチームもまとめてくれましたし、ドライバーもしっかりミスなくやれたので非常にいい結果だと思います。ただ、本当に欲しいのは明日の優勝なので、まずこれは第一歩として、いい結果なので素直に喜んで。でも明日に向けて、もう一回仕切り直しでがんばっていきたいと思います」

  • 山本尚貴、クラッシュの負傷で今季スーパーGT&スーパーフォーミュラ欠場

    山本尚貴、クラッシュの負傷で今季スーパーGT&スーパーフォーミュラ欠場

    山本尚貴は、スーパーGT第6戦でのクラッシュでの負傷により、残りのシーズンのスーパーGTおよびスーパーフォーミュラを欠場することをそれぞれの所属チームが発表した。

    山本尚貴は9月18日(日)のスーパーGT第6戦の決勝中に発生したアクシデントでの負傷により、検査入院を続けてきたが、精密検査の結果「外傷性環軸椎亜脱臼」及び「中心性脊髄損傷」と診断された。

    この検査結果を踏まえ、山本尚貴は今シーズン、治療に専念することを決断した。

    スーパーGTで山本尚貴が所属するTEAM KUNIMITSUは、山本尚貴が今シーズンの第7戦および第8戦を欠場することを発表。残りのシーズンは木村偉織が代役を務める。

    小島一浩監督は「今回の件に関しまして関係者の皆さま、応援いただいているファンの皆さまに多大なるご心配をおかけしております。またご尽力いただきました皆さまに御礼申し上げます」とコメント。

    「本人も苦渋の決断だったと思います。あとは彼が元気に復活して私たちのマシンをドライブすることを待つのみです。そのためにできる限りのサポートをしてきたいと考えております」

    「彼が今シーズン欠場している間、木村偉織選手に出場をお願いしています。我々は牧野選手のシリーズタイトル奪還を目標に全量で戦いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます」

    また、山本尚貴がスーパーフォーミュラで所属するTCS NAKAJIMA RACING は、10月28日(土)~29日(日)に開催されるスーパーフォーミュラ第8戦および第9戦で大津弘樹を代役に起用することを発表した。

  • SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTがポール・トゥ・ウィン

    SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTがポール・トゥ・ウィン

    2023年 SUPER GT 第5戦の決勝レースが8月27日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスはポールポジションからスタートしたNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が実質のトップを譲らず優勝。GT300クラスは、No.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)が今季2勝目を挙げた。

    中盤戦となる第5戦は、気温30度を超える炎天下の鈴鹿サーキットで行われた。序盤の路面温度は50度にも達し、途中3回のFCY(フルコースイエロー)が宣言される厳しい戦いとなった。

    ポールポジションからスタートしたNo.16 ARTA MUGEN NSX-GTの大津弘樹は序盤から着実にリードを広げていき、5周終了時点で2位を走るNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)に約3秒の差をつけた。この時点での3番手は予選3位のNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)だった。

    一方、後方ではポイントリーダーとしてサクセスウェイトがリミット目前の98kgのNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は6周目に、予選7位のNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が8周目に最初のピットインを行う作戦で上位進出を目論んだ。だが、3号車は思うように周回ペースが上がらず大きく順位を落とした。また8号車は最後のスティントで37号車との接触により車体にダメージを負い、その影響でコースアウトを喫し、さらには修復のためピットに戻ったため、両者のこの試みは結果を結びつくことは無かった。

    トップの16号車は11周目に入ったところで、GT300車両にアクシデントが発生したとみるや、この日最初のFCYが宣言される寸前にピットレーンに飛び込み、最初の給油作業とタイヤ交換を行なってコースに復帰した。この時点で6番手のNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)も同様の作戦をとったものの、こちらはピット入り口閉鎖に間に合っていなかったとの判定を受け、60秒のペナルティストップによって大きく順位を落とした。

    一方、16号車は大胆な策は見事に成功。これで全車が最初のピット作業を終えた時点で、16号車は2番手に30秒もの差をつけることに成功する。その後も16号車は安定したペースで周回を重ね、44周目に2度目の給油と福住仁嶺へドライバー交代を行なって、実質のトップを守ったままコースに復帰する。

    これに対し2位の23号車は18周目と42周目にピット作業を行い、2度目の作業の際にドライバー交代を行なって16号車を上回るペースで追い上げを図ったが、最初のピット作業でつけられた差はあまりにも大きく、最後まで16号車のテールを捉えるには至らなかった。

    対して最初のピット作業を27周目まで引っ張った17号車だが、早めのピット作業で上位進出を目論んだ3号車に3周にわたって行く手を阻まれ、ペースを上げられない間に15周目に最初のピット作業を行なったNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)の先行を許してしまった。

    結局、レースはNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が2番手に10秒045の差をつけて77周を走り切り、ポール・トゥ・ウインを達成。福住は通算5勝目、大津は嬉しいSUPER GT初優勝を手にした。さらに今季からARTAの一員になった16号車としても初優勝。ARTAとHonda NSX-GTに今季初、何よりもHondaのホームコース鈴鹿サーキットで、NSX-GTが勝つのは2018年第3戦以来(8号車NSX-GT)で、来季からCIVIC TYPE-R GTにベース車両が変更されるとあって、鈴鹿ラストレースを最良の形で締めくくることができた。

    2、3位はNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)とNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)で、2台のTOYOTA GR Supra GT500が入ることになった。

    なお、2番手でゴールした23号車だが、レース後の車検でスキッドブロック(最低地上高を確保するパーツ)が規定以上に削れていたため、違反と判定されて失格となってしまった。これでNissan Z GT500勢の最上位、5位にはNo.1 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が入った。

    なお、ポイントリーダーとして鈴鹿入りしたNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は結局13位、ランキング2位のNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)も11位と共にノーポイントだった。このためドライバーズランキングのトップ2は変動なし。そして今回優勝したNo.16 ARTA MUGEN NSX-GTの福住/大津組が3位に浮上している。

    ■GT500
    No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    福住 仁嶺
    「大津(弘樹)さんが話してくれたんで、あまり僕が話すことはないのかもしれないですけど(笑)、まずは大津さん、僕、チームみんなでいいクルマに仕上げることができて、昨日の予選がトップだったっていうこともあって、一番前からスタートすることができたということも大きな勝因だったかなと思います。そのあとの大津さんの素晴らしい走りとチームワークで、僕が乗った頃には、15秒ほどのギャップがあったので、落ち着いて走ることができましたし、僕自身も約年ぶりくらいの優勝…だったかな? 確か。あれ? 去年、優勝しましたっけ!? (2022年第2戦優勝)ハーフポイントですよね!? あ、勝ってますね。完全に忘れてましたけど(苦笑)。今回、セーフティカーも出なかったってところも僕たちにすごく風が吹いていたなと思うし、ほんとにまずは16号車の(スタッフの)皆さん、大津さんに『初優勝、おめでとう』と言いたいです。シーズンも今回が折り返しのところだと思うんですけど、そのタイミングで一度優勝することができて、(シリーズ)ランキングとしても、3位、4位、5位あたりまでやっと戻ってくることができましたし、本来、僕らの持っていたポテンシャルっていうのは、その辺の順位ではあると思うので、今回のような、何事もなくいいレース…安定したレースというか、サーキット(コース)上でも何も大きなアクシデントがなかったっていうのもありますけど、全員がかなりフェアなレースができていたと思うし、今後のレースも、まだまだ僕らもチャンピオンを獲れる可能性は十分にあるということなので、(サクセスウェイトが)重い中で…僕はGT500クラスに上がってから…8号車時代から、いつも後半戦に(ランキングが)上がってくるようなシーズンしか過ごしたことがなくて。この段階で、この(サクセス)ウェイトで走れるっていうのも、なんとなく僕としてはなんか自信にもなってるし、いいことだと思います。次のレースは厳しいかもしれないですけど、(サクセスウェイトが)重たい中でどういうふうなパフォーマンスが出せるのか、次のレースまでそんなに時間はないと思うので難しいレースだと思うんですけど、大津選手とチームのみんなとともに、チャンピオン目指して、ここから這い上がりたいなと思います」

    大津 弘樹
    「SUPER GTに2018年にGT300クラスから参戦して、これまで2位、3位はあったものの勝つことができなかったんです。昨年までの3年間もGT500クラスに参戦して、ダンロップタイヤで伊沢(拓也)選手とともにナカジマレーシング(Modulo Nakajima Racing)で走っていて、2位はあったんですが、なかなか上位に絡むことがないレースが続いていました。今年、チームを移籍して、序盤こそ、もういろんなトラブル…ペナルティだったり、噛み合わないことがあったんですけど、今回ようやくみんなの意識…勝ちとか自分たちがミスしないっていうことにも全集中して臨めたからこその結果だと思いますし、今日は全員がノーミスで走り切れたことを、うれしく思います。自分のスティントは、スタート直後、ちょっと(タイヤの)ウォームアップが悪いかなというのを予測していたんですけど、1周目はなんとか押さえ切れて、2周目以降はタイヤに熱が入ったら、2番手の23号車に対してギャップをどんどん築けるようになっていったので、調子も良かったです。そのままのペースを維持しようとしていたところにFCYが入って、そのタイミングで(FCYが)入るかも、っていうときに、もう”セク4”(セクター4:130Rの200m手前からフィニッシュライン)に入っていたので、そのまま”BOX”の指示を経て(ピットに)入りました。絶妙のタイミングで入りましたし、ピットから出たあとは、ギャップもすごい…マージンはあったんですけど、タイヤ交換と燃料を入れたときに、燃料が想定よりも全然入ってなかったということで……。ギャップを築いていたんですが、『燃費走行をしないと持たない』って2周分以上稼がないとゴールできないっていうことだったので。マージンもありましたし、ずっと燃費走行して、その“貯金”を切り崩しながら、残り12秒くらい? 14秒くらい縮められたところで福住(仁嶺)選手に交代しました。自分のスティントとしては、できることはできたかなと思うので、それが結果に繋がって良かったです。(今季)前半戦を落としてしまった(結果が出せなかった)のも、これからさらに尻上がりに…上り調子になるための準備…まぁ今年発足したチームでもあるし、それぞれのミスはしょうがなかった部分もあるし、ミスが出尽くしたかなと思うんで……。もちろんミスはつきものなのでなんとも言えないんですけど、優勝したし、前回も3位と、どんどん良くなってる。調子、精度をさらに上げていって、シリーズタイトルを争うための戦い方っていうのもまた変わってくると思うので、そういうところを意識して、後半戦に挑みたいと思います」

    ■GT300
    No.18 UPGARAGE NSX GT3
    小林 崇志
    「昨日の予選は調子良かったんですけれども、Q2はトラブルで出走できなくて16番手スタートになってしまい、僕自身落ち込みました。前回のスーパーフォーミュラ(第7戦)で小林可夢偉選手が「お腹いっぱい」という無線を飛ばしていたんですけど、本当に同じ気持ちで「もう、いいよ」というくらい「なんで、こんな大事なところで!?」って思っていたんですけど、今日、しっかりチームががんばってリカバリーしてくれました。作戦的にもFCYの良いタイミングでピットに入れましたし、ピット作業で87号車をパスすることができたので、昨日はクルマ的なトラブルがあったんですけど、逆に今日は完璧な仕事をチームがしてくれたので、本当にそこは嬉しいですし、感謝しています。僕のスティントは16番手スタートで、昨日出走していないニュータイヤということもあってペースがいいことは分かっていましたので、できるだけペースを上げて、前に追いついて、抜いていこうと思っていました。長いレースということもあって5周目にピットに入るクルマも多かったので、割とクリアな状態でペース良く走れていました。ただ、20周目ぐらいにタイヤに異常を感じて、もう少し走る予定ではあったんですけど、急遽、小出(峻)選手に代わることになり、結果的には良かったのかなと。その後も小出選手がタイヤをもたせて、最後まで(クルマを)運んでくれたので、本当に良かったなと、今はホッとしているという感じですね。開幕戦で優勝してからここ(第5戦)までノーポイントなんですが、スピードも足らなかったですし、トラブルもかなり多くなってしまった。開幕戦はいろんなラッキーもあって、今日もラッキーなんですけど、そういうなかでなかなか第2戦以降サクセスウェイトを積んだ状態でスピードを出せなかった、トラブルも起きたというところで、やっぱりチャンピオンシップを争ううえでは、今回「表彰台はマスト」という状態で、逆に今回、表彰台を獲れないと結構キツイなと思っていました。そういうなかで、昨日もトラブルがあったのでまだ万全ではないんですけど、今日はしっかりとチームが完璧な仕事をしてくれて、メカニックも頑張ってくれたので、そのなかで優勝という結果をチームにもたらすことができたので本当に良かったと思っています。メカニックも喜んでいると思います。ただ、残り3戦でランキングトップを維持しようと思うと……次は100kgのウェイトを載せることにはなるんですけど、そのなかでもポイントを獲っていかないといけないなとは思っています。今回の予選でのトラブルとか含めて、まだまだ課題はたくさんあるので、今回の優勝は優勝でとても嬉しいんですけど、チャンピオンを獲るためにはまだまだやることがたくさんあるのかなと僕個人は感じています。今回優勝したなかで改善点もたくさんあったと思うので、またそこをチームとしっかり話し合って、残りの3戦、しっかりと着実にポイントを獲って、最終戦のもてぎが終わった時にチャンピオンを獲れるようにがんばりたいなと思います」

    小出 峻
    「今日のレースはひとことで言うと“シンドかった”、本当にそれだけですね。昨日の予選はマシントラブルで走れなくて後方からのスタートということで、根拠はないんですけど、なんとなく開幕戦のようなレースができるんじゃないかなと思っていました。レース運びとしては小林(崇志)選手がしっかりいいペースで走って、順位を上げて僕にバトンをわたしてくれました。そこからロングスティントが予想されたので、タイヤもある程度もたせつつ走っていたところ、途中でFCYが入って……130Rで56号車が止まったのがちょうど見えたので、そのタイミングで“絶対にピットに入ろう”と思っていました。そこでちょうどいいタイミングでFCYが出て、その時のピット作業でチームがすごくいい仕事をしてくれて順位をトップまで上げることができました。そこから自分としては87号車の松浦(孝亮)選手との戦いでもあったし、自分自身との戦いでもあって、タイヤをしっかりもたせてチェッカーまで運ぶという、その仕事をしっかり完遂することができて、自分としてはホッとしています。まずは今回のこの優勝を喜びたいですし、これでランキングトップにもなって、次回からサクセスウェイトが100kg載るということで、もちろん今まで以上に厳しい戦いがここから始まるんだろうなとは思っています。でも60kgから100kgになったからとか、そんなのは関係なくて、常にその1試合1試合で自分のできること、チームのできることを最大限やれば、結果はあとからついてくると僕は思うので、今までどおり……もちろん今までもチームもいろいろとやってくれて、自分たちもやった結果、富士だとか鈴鹿だとかでリタイアということにはなったんですけど、これ以降もやることは変わらないと思うので、しっかりとやって、最後、もてぎが終わった時に笑えるようにがんばりたいと思います」

  • SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTが新体制で初ポールポジション

    SUPER GT:ARTA MUGEN NSX-GTが新体制で初ポールポジション

    2023年 SUPER GT 第5戦の公式予選が8月26日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスはNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)の福住が新体制での16号車でポールポジションを獲得。GT300クラスは、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内英輝がGT300クラス最多記録を更新する14回目の予選1位を手にした。

    GT500クラスの予選Q1はサポートレースの遅れもあって、10分遅れとなった午後3時53分より開始。走行時間は10分間で行われた。午前の公式練習と同様に、陽射しが強く照りつけ、開始直前の気温は32度、路面温度は51度にも達した。

    まずはNo.1 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴)、No.17 Astemo NSX-GT(塚越広大)、No.36 au TOM’S GR Supra(宮田莉朋)、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京)、No.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛)の6台が走行を開始。残り7分を切ったあたりから残りのチームも徐々にコースに出ていき、最後にNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正)が残り5分でようやくピットを離れた。

    そして残り1分を切ったあたりから熾烈なタイムアタック合戦が展開され、ウォームアップ2周から1分47秒176を記録した17号車がまずはトップに。そして、なんと38号車もまったくの同タイムで2番手(規定により先に記録した車両が上位となる)につける。

    No.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生)がこれを上回る1分46秒509でトップに立つ。だがトップ争いはここで終わらない。No.8 ARTA MUGEN NSX-GT (野尻智紀)が1分46秒399で23号車を上回ると、その直後にNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(平手晃平)も1分46秒399とトップ2が、またも同じタイムを叩き出したのだ。このままQ1は終了し、8号車がトップとなり、以下24号車、23号車、No.64 Modulo NSX-GT(太田格之進)、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)、17号車がQ2に駒を進めることに。

    TOYOTA GR Supra GT500勢で唯一のQ2進出を果たしたのは38号車で、石浦はこれが鈴鹿の予選ラストアタックになる立川祐路にバトンを渡すことができた。No.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴)も8番手でQ1をクリア。ただし、先週末のスーパーフォーミュラ第7戦でクラッシュに遭い、この日まで負ったケガの経過観察中の牧野任祐がドクターストップのためにQ2を走ることができず。このため現時点で獲得し得る最良の予選8位を確保した。

    GT500クラスのQ2は、午後4時31分にコースオープン。ピットに収まったままの100号車を除く7台がポールポジションを懸けて、10分間の勝負に挑む。

    まず動いたのは64号車(伊沢拓也)で、残り7分30秒を切ってからコースイン。これを皮切りに残り6台も続々とピットを離れ、残り5分30秒で8号車(大湯都史樹)がコースインした。夕刻に入って気温、路面温度ともに下がり始めており、残り時間が少なくなればなるだけタイムが出やすいと思われるという環境であり、チェッカーフラッグを受けるまで逆転に次ぐ逆転のポールポジション争いとなった。

    最初にアタックを決めたのは、23号車(ロニー・クインタレッリ)で1分46秒422のトップタイムをマーク。直後に8号車も1分46秒577の2番手タイムを記録したが、デグナーコーナーの2つ目立ち上がりで大きくコースを飛び出したため、このタイムはQ2後に走路外走行と判定されて抹消となってしまう。17号車(塚越)は1分46秒659で、実質3番手につけた。

    そして最後にNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺)が1分46秒385を叩き出し、一気にトップに躍り出た。この結果、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が今季初、16号車がARTAの一員となって初ポールポジションだ。また福住にとっては通算4度目の獲得となった。さらに今季限りのHonda NSX-GTにとっても、これがホームコース鈴鹿でのラストSUPER GT。それに華を添えるポールポジションであり、鈴鹿での有終の美(優勝)に一歩近づいた。

    予選2、3位はNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、No.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)。同4位はNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/太田格之進)という結果となった。 』

    また、今季いっぱいで現役を退くことを発表した立川祐路の渾身の鈴鹿ラストアタックで1分47秒253を記録、No.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)は予選5位で、立川はここから鈴鹿ラストレースに臨むこととなった。

    ■GT500
    No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    福住仁嶺
    「僕自身で言うと、2年前に8号車で走っている時以来、もう2年ぐらいポールポジションを獲っていません。まあ、何度か獲れそうな瞬間もある時に限って、自分の些細なミスで獲れなかったとか、どうしても走りでまとめきれない部分もあったんです。ですが、今シーズンから、チームメイトが大津(弘樹)選手に変わって、チームの体制も大きく変わって、ポテンシャルがある程度ある中で、なかなか結果を残せなくて……。ちょっと笑い事じゃないんですけど、4戦中3回もペナルティも喰らっちゃってる状況です。もう、みんなして、ほんとに今、悔しい気持ちでいっぱいだし、少しでもいいところを僕も見せたいなっていうのも今回はすごくありました。その中で、チームみんなが良いクルマに仕上げてくれて、走りとしても悪くなかったですし、大津さんにもすごく褒められたんで、すごくうれしいです。明日のレースもちょっとわかんないですけど、がんばります。その決勝ですが、一番前でスタートできるっていうのは、一番優勝に近い(こと)かなと思います。レースでカギになるのは……ペナルティを喰らわないことですかね(笑)」

    大津弘樹
    「今シーズン、チームを移籍して、初めてこういった、しっかりとしたポールポジションという結果を得られたことは、本当にうれしく思っています。僕たちのポテンシャルっていうのは、開幕前からすごく感じていたものですが、なかなかうまくかみ合わなくて、ずっとここまで来ていたんですが、前戦からようやくその歯車が噛み始めたなっていうのをとても実感していて、それが今回の予選にも繋がったのかなと思います。予選自体は、僕のQ1は正直あんまりうまくいかなくて、“ギリギリ突破”という形だったんです。Q2に向けて、結構マシンバランスとかも変えなきゃという中で、チームと(福住)仁嶺選手といろいろ話し合いながら決めたことがかなり前進して、福住選手の素晴らしいアタックに繋がったのかなと思っていて。ほんとに、彼のドライビングはとても素晴らしくて…。というのは、 F4(FCクラス:2014年)の時から……まずスクールが同期(2013年の鈴鹿サーキットレーシングスクール)だったので、その時から一緒に切磋琢磨しながらここまで来ているんです。だから常に感じていることが、ドライビングが上手だなっていうとこなんです(笑)。Q2でポール(ポジションを)獲るっていうことは信じていましたし、それが形になってうれしく思います。(今シーズンは)ここまでちゃんとうまく行ったときも、何かしら絶対ミスがあったので、(ドライバーの)僕たちも含めて、チームももう一度気持ちを引き締め直して、ミスなくレースを終えられれば結果はついてくるんじゃないかと思います。周り(ライバル)もいますが、まずは自分たちの力を最大限出すことが一番じゃないかと思いますので、そこに集中していきたいと思っています」

    ■GT300
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    「ポールポジションを獲れて、すごく嬉しいです。午前中の公式練習の走り出しから山内(英輝)選手が異常なタイムで、後ろに大きなギャップをつけるくらいのタイム差があって、かなり余裕に見えたとは思うんですが、決勝のロングランの想定だったり、そのギャップが(自分の担当する)Q1に対して緊張感が増してしまって、すごく緊張した状態で走りました(苦笑)。そんななかでもうまくまとめることもできましたし、トップで山内選手につなぐことができたのでホッとしているのと同時に、Q2の山内選手の走りはやっぱり異常な速さで、“こんなすげぇ人と組めてありがたいな”と思っています」

    山内英輝
    「(GT300通算最多ポールポジションの)記録を更新(単独となる14回)できたことを本当に心から嬉しく思います。チームのみんなや井口(卓人)選手、(タイヤサプライヤーの)ダンロップさんはじめ、みんなの協力なしでは獲れるものではないと思いますし、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。ちょっと話は長くなりますが、かつて(全日本F3選手権Nクラスで)チャンピオンを獲ってからレースができない期間が2年あって、そこから復帰して、このパッケージ(61号車)を手に入れてからの記録(達成)で、僕自身、非常に苦い経験をした過去があってのこの記録なので本当に嬉しいです。みんなの協力があるなかでこのカタチを作れて、そのみんなと記録を出せたことを心から嬉しく思いまし、本当にみんなの声援や力があったから達成できたことだと思うので、感謝の言葉しか出てこないです。ありがとうございました」

  • SUPER GT:波乱が連続するレースでNiterra MOTUL Zが見事優勝

    SUPER GT:波乱が連続するレースでNiterra MOTUL Zが見事優勝

    2023年 SUPER GT第4戦の決勝レースが8月6日(日)に富士スピードウェイで行われ、雨が降ったり止んだり、さらにアクシデントによる中断もあった中、GT500クラスは、No.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が終盤にトップに立つとそのまま逃げ切って優勝を飾った。GT300クラスは予選3位のNo.11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)が勝利を決めた。

    決勝レースのスタート前に降った雨により、レースはセーフティカー先導で幕を開けた。その後も目まぐるしく変わる天候とアクシデントによる中断もあり何度もトップが入れ替わる波乱の戦いとなった。

    そうした中、序盤から目覚ましい速さを見せたのがNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)だ。予選4位からスタートした3号車の千代は、追い越しが可能となった3周目に一気に2位に浮上すると、4周目には早くもポールポジションスタートの24号車を捉えてトップに躍り出る。その後天候の回復により後続車が次々にスリック(ドライ路面用)タイヤに交換する中、15周目までコースに留まった3号車は一時4位まで後退した。

    だが、GT300車両の火災により一時中断となったレースが再開されるタイミングで、また雨が強く降る。ここで安全のためレインタイヤへの変更が許された。最初のスタートでも注目されたが、3号車が履くミシュランタイヤは雨での速さに定評がある。このリスタート後は72周目に3位、74周目には一気にトップを奪いかえすと、その後は後続に全く付け入る隙を与えず、最後は2位に45秒244もの大差をつけて100周を走りきり、今季初優勝を挙げた。

    2、3位はレース終盤にこちらも目覚ましい追い上げを見せた2台のHonda NSX-GT 、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)とNo.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)だった。だがレース後、この2台にピットイン時の作業違反があったことが判明して、レース結果に40秒が加算となる。これで2位はNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/太田格之進)に、16号車は3位に。100号車は6位に順位を下げた。またTOYOTA GR Supra GT500勢では、第2戦富士の勝者、No.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が奮闘。予選15位と最後尾スタートなからしぶとい追い上げを見せ、GR Supra勢の最上位となる5番手でゴール。100号車のペナルティもあって4位に繰り上がった。

    GT300クラスは、ポールポジションのNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)が雨のスタートで出遅れ、No.11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)が一時トップに立つ。その後に路面が乾いてからは、4号車が再びトップに立ち、レースをリード。だが4号車は終盤、ドライタイヤに替えた直後に痛恨のコースアウト。対して11号車の富田は、レインタイヤで走る上位を相次いで抜いていき、劇的な勝利を挙げた。2位は前戦優勝のNo.7 Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)。そして3位はNo.6 DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン/神晴也)で、嬉しい初表彰台だった。

    GT500
    No.3 Niterra MOTUL Z
    千代勝正
    「雨でのスタートでしたが、今回もミシュランのウエットタイヤが素晴らしくて自信を持って行けました。途中、天気の変化が読めない中で(路面が)ドライでのレースは厳しい展開でしたが、最後もウエットになり、高星選手がしっかり(トップを守って)走ってくれました。それにチームの戦略も良く、皆ががんばった結果です。前戦鈴鹿はいろいろありましたが、今回は文句を言われない優勝ができてうれしいです」

    高星明誠
    「僕らの使うミシュランタイヤの得意とする、雨に強いところを存分に活かす走りをしてライバルを圧倒できたので、素直に嬉しく感じます。2度目の再スタートがドライだったらどうかは分かりませんが、それでも昨日の予選も良かったですし、そういう意味ではドライでもウエットでもどちらでもパフォーマンスは出せたし、まあ雨になって楽にはなったとは思いますね(笑)」

    GT300
    No.11 GAINER TANAX GT-R
    富田竜一郎
    「スタートからいろいろと波乱があって、非常に難しいレースでした。その中で(石川)京侍君が良いドライブをしてくれました。(自分が担当した後半も)チームがドンピシャのタイミングでドライタイヤへの変更を決断してくれたので、最後数周でトップを抜くことができて優勝できたのが本当に嬉しいです」

    石川京侍
    「(決勝スタートは)ウエットタイヤを履いての出だしは良かったのですが、すぐに抜き返されてしまって。でもトップ2について行けたので、このまま行ったらなんとかなるだろうと思いました。今回、富田さんが凄く乗れているんで(後半は)行ってくれると思っていました」

  • SUPER GT:リアライズコーポレーション ADVAN Zがポールポジション獲得

    SUPER GT:リアライズコーポレーション ADVAN Zがポールポジション獲得

    2023年 SUPER GT 第4戦の公式予選が8月5日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスではNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)の佐々木が見事な走りでポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)の谷口が6年ぶりのGT300クラス予選1位となった。両チームは、明日8月6日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

    気温30度を超える暑さの中、GT500クラスの予選Q1は午後3時20分から10分間で行われた。今回もトップから1秒以内に13台がひしめく接戦となったが、まずは午前の公式練習から好調なNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺)がここでも1分27秒858を叩き出してトップ通過を果たす。2番手には1分27秒935でNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(平手晃平)。3番手はNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀)が1分28秒025で続いた。今季で引退を表明した立川祐路の最多ポールポジション記録更新に繋げるため、是が非でもQ2に進出したいNo.38 ZENT CERUMO GR Supraは、石浦宏明が1分28秒273の5番手タイムを叩き出し、TOYOTA GR Supra GT500勢で唯一のQ2進出を果たした。

    予選Q2においてもARTA勢が速さを見せ、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)が1分27秒813、No.8 ARTA MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)が1分27秒852の好タイムをマーク。ついにARTA勢の予選ワン・ツーが達成されるかと思われた。だが、最後にNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹)が1分27秒763を叩き出して、ポールポジションを奪った。24号車は前戦、第3戦鈴鹿の予選でトップタイムだったが、予選後の車検で思わぬ違反事項が判明して痛恨のノータイム。その雪辱を果たすポールポジションとなった。16号車、8号車は予選2、3位から決勝での逆襲を狙う。またトヨタのホームコースである富士での最後の予選に挑んだ38号車の立川は1分28秒326の7位となった。明日の決勝では大挙駆けつけるであろうファンの応援に応える走りを見せてくれるはずだ。

    GT300クラスのQ1は前戦のチームランキングによりA/Bの2組に別けられて行われ、 A組ではNo.11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎)が、B組はNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)がトップとなる。両組の上位8台、計16台で競ったQ2では、今日午前の公式練習、Q1A組でもトップタイムだった4号車の谷口が圧巻の走りを見せ、1分36秒395のトップタイムを記録。谷口にとって2017年以来の通算6回目のポールポジションを獲得した。

    ■GT500
    No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
    佐々木 大樹
    「ここ1年半くらいで僕の1番ダメなアタックで、まさかポールポジションが獲れるとは思ってはいませんでした。でもチームが本当に良いクルマを用意してくれ、ヨコハマさんも良いタイヤを用意してくれた結果です。このタイヤは決勝レースを見据えたものなので、ロングランにも自信があります。この週末はチームも必勝体制で臨んでいるので、(速さが結果に繋がらなかった前戦の)鈴鹿の分もお返しできればと思います。クルマも速いし、明日(決勝)はドライでも良いし、雨の予報もありますが、ヨコハマさんの雨用タイヤがテストで進化していることを確認しているので、雨でもやってやろうと言う気持ちがあります。24号車の走りを楽しみにしてください」

    ■GT300
    No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    谷口 信輝
    「6年ぶりですか、忘れていました(笑)。走り終わってから(このインタビューのために)スタッフが「走れ!走れ!」と急かすから、アタックよりも疲れましたね(笑)。明日(決勝)も勝ちたいと思いますが、お願いだから雨は降らないでほしいね。でも第2戦の富士も(マシンを壊すまでは)良い感じでしたので、今回も片岡とチームと力を合わせてがんばりたいと思います」

    予選結果
    ■GT500
    1.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z – 1分27秒763
    2.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT – 1分27秒813
    3.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT – 1分27秒852
    4.No.3 Niterra MOTUL Z – 1分28秒114
    5.No.17 Astemo NSX-GT – 1分28秒226
    6.No.100 STANLEY NSX-GT – 1分28秒295
    7.No.38 ZENT CERUMO GR Supra – 1分28秒326
    8.No.64 Modulo NSX-GT – 1分28秒667
    9.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra – 1分28秒608
    10.No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra – 1分28秒708
    11.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra – 1分28秒764
    12.No.37 Deloitte TOM’S GR Supra – 1分28秒802
    13.No.23 MOTUL AUTECH Z – 1分28秒842
    14.No.1 MARELLI IMPUL Z – 1分29秒238
    15.No.36 au TOM’S GR Supra – 1分29秒436

    ■GT300
    1.No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG – 1分36秒395
    2.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT – 1分36秒705
    3.No.31 apr LC500h GT – 1分36秒775
    4.No.11 GAINER TANAX GT-R – 1分36秒854
    5.No.88 JLOC ランボルギーニ GT3 – 1分36秒882
    6.No.6 DOBOT Audi R8 LMS – 1分36秒982
    7.No.20 シェイドレーシング GR86 GT – 1分36秒983
    8.No.10 PONOS GAINER GT-R – 1分37秒037
    9.No.50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 – 1分37秒070
    10.No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 – 1分37秒078
    11.No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R – 1分37秒342
    12.No.25 HOPPY Schatz GR Supra GT – 1分37秒475
    13.No.96 K-tunes RC F GT3 – 1分37秒525
    14.No.65 LEON PYRAMID AMG – 1分37秒577
    15.No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT – 1分37秒655
    16.No.360 RUNUP RIVAUX GT-R – 1分37秒907
    17.No.7 Studie BMW M4 – 1分38秒035
    18.No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT – 1分37秒926
    19.No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 – 1分38秒058
    20.No.30 apr GR86 GT – 1分37秒984
    21.No.18 UPGARAGE NSX GT3 – 1分38秒067
    22.No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT – 1分38秒273
    23.No.2 muta Racing GR86 GT – 1分38秒198
    24.No.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG – 1分38秒390
    25.No.48 植毛ケーズフロンティア GT-R – 1分38秒366
    26.No.27 Yogibo NSX GT3 – 1分38秒754
    27.No.22 アールキューズ AMG GT3 – 1分39秒886