カテゴリー: SUPER GT

  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ARTA NSX-GTがポールポジション

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ARTA NSX-GTがポールポジション

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われ、#8号車 ARTA NSX-GTがポールポジションを獲得した。

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用した“魔物が住む”と言われるアップダウンの激しいテクニカルコース。高低差は約70m。セッション前には厚い雲が近づき、小雨が降ったが、ドライでのセッションとなった。

    15分間のQ1。残り8分が近づいた頃に64号車がようやくコースイン。それを皮切りに他のマシンも続々と動き出した。#8号車 ARTA NSX-GTが1分11秒579でトップ。NSX勢がトップ5のうち4台を占める強さをみせる。一方でGT-R勢は#24号車 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-RのみがQ1突破という苦しい状況。

    12分間のQ2。#8号車 ARTA NSX-GTが1分10秒915を記録。2番手に0.554差をつけて、ぶっちぎりの速さで開幕戦以来となるポールポジションを獲得した。

    2番手には#100号車 RAYBRIG NSX-GT、3番手には#17号車 KEIHIN NSX-GTが続き、NSX勢がトップ3を独占した。

    4番手には#19号車 WedsSport ADVAN LC500、5番手には#16号車 MOTUL MUGEN NSX-GT、6番手には#24号車 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rとヨコハマタイヤ勢が並んだ。

    GT300クラスでは#25号車 VivaC 86が58kgのウェイトハンデを物ともせずにポールポジションを獲得した。

    SUPER GT 2017年 第4戦 SUGO 予選結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH タイム
    1 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 6 1分10秒915
    2 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 34 1分11秒469
    3 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 36 1分11秒491
    4 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    YH 18 1分11秒669
    5 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4 1分11秒739
    6 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 6 1分11秒745
    7 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 30 1分11秒803
    8 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 60 1分12秒163
    9 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 14 1分12秒201
    10 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 0 1分12秒269
    11 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 72 1分12秒306
    12 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 60 1分12秒365
    13 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジェームス・ロシター
    BS 64 1分12秒430
    14 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 36 1分12秒436
    15 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 16 1分12秒595
  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第4戦 SUGO プレビュー

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第4戦 SUGO プレビュー

    7月22日(土)、23日(日)の両日、宮城県柴田郡村田町に位置するスポーツランドSUGOでSUPER GTの第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開催される。

    5月に行われた第3戦オートポリスから2か月。本格的なモータースポーツシーズンを迎え、SUPER GTはこの第4戦から第6戦まで、7月、8月の6週間で3戦を戦う、「夏の3連戦」を迎える。全8戦で戦われるSUPER GTにおいて、この中盤の3連戦が山場となることは間違いない。

    これまでの3戦、今季デビューしたLEXUS LC500が速さを見せ、3戦とも異なる車両ながら、LEXUS LC500が3連勝を飾った。ドライバーズランキングでも上位を占めており、ウェイトハンデが厳しくなる中、中盤戦の戦い方が重要となる。

    2か月ぶり再開のSUPER GTは夏の3連戦へ
    初戦は東北・SUGO。好調LEXUS LC500の4連勝なるか?

    「夏の3連戦」初戦は杜の都仙台近郊に位置するスポーツランドSUGO。「魔物が住む」と言われるアップダウンの厳しいマウンテンコースだが、LEXUS勢は2014年に1-2。昨年も勝利こそ逃したが2-3-4-5位フィニッシュと比較的得意とするコース。

    ランキング上位を占めるLEXUS勢のポイント差は僅差であり、どのチームが抜け出すか。また、ライバル勢の巻き返しも必至であり、LEXUS LC500の開幕4連勝なるかにも注目が集まる。

    東北の山間に位置するテクニカルコース

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用したアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。高低差は約70m。

    バックストレートまでの前半はテクニカルなセクション。バックストレートを下って馬の背コーナーをクリアした先は、中高速コーナーが続き、最終コーナーからメインストレートへは、10%勾配という急な上りの名物コーナー。レーシングカーがその大馬力を見せつけるかのように一気に駆け上ってくるシーンは大迫力だ。観客席からも比較的近く、迫力の走りを身近に味わえる。

    1周3.704kmと短く、比較的コース幅が狭いこともあり、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。コース幅やアップダウン、そして山間部ならではの天候の変わりやすさなどからアクシデントも多く、「魔物が住む」と言われるコースでもある。

    事前のテストで好調な19号車と6号車に期待

    SUGOでは6月に事前テストが行われた。2日間のテスト総合では、WedsSport ADVAN LC500 19号車がトップタイムをマーク。連続でのポイント獲得記録を続けているものの、今季ここまでのLEXUS勢では最もウェイトハンデの軽い19号車は、このテストはル・マン24時間レースとスケジュールが重なったこともあり、関口雄飛が一人で健闘。WEC参戦で経験を積み、速さを増したことは前々週のスーパーフォーミュラでも証明済みの国本雄資とのコンビで、今大会は台風の目になるかも知れない。

    また、ここまで未勝利ながら2位2回でランキング3位タイにつける大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車も注目だ。60kgものウェイトハンデを搭載することになるが、テストではLEXUS勢で19号車に次ぐ4番手。タイム差も僅かで、ウェイトハンデを感じさせない速さを見せている。大嶋/カルダレッリ組の6号車は、昨年のSUGO大会でコースレコードを大きく更新するタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得するなど、SUGOを得意としている。昨年、決勝では周回遅れ車両の処理で惜しくもスピンを喫し後退したが、速さは折り紙付き。ランキング上位を争う4台のうち唯一の未勝利車両ということもあり、初優勝を狙ってくるだろう。

    そして、開幕戦で3位表彰台獲得も、現在ウェイトハンデ30kgと比較的軽いのがディフェンディングチャンピオンであるヘイキ・コバライネン/平手晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車。SUGOテストでは最多周回を走り込むなど準備は万端。

    もちろん、ランキングトップ3の平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車、中嶋一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM’S LC500 36号車、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車も充分な走り込みをこなしており、着実にポイント獲得を狙ってくるはずだ。

    GT300クラスでは、第2戦で初優勝を飾った中山雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が1日目に4番手タイム。飯田章/吉本大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車も2日目に9番手とまずまずの位置につけている。GT300クラスの中団グループは非常に僅差の争いとなっているが、その中にプリウスも含まれている。プリウスは今大会、性能調整で吸気リストリクター径が拡大されるため、上位入賞への期待が高まる。

  • グッドスマイル、初音ミク AMG 2017のスパ24時間仕様のミニカーを発売

    グッドスマイル、初音ミク AMG 2017のスパ24時間仕様のミニカーを発売

    グッドスマイルレーシングは、新作ミニカー「グッドスマイル 初音ミク AMG 2017 SPA24H Ver.」を発売する。

    初音ミクGTプロジェクトSUPER GT参戦10シーズン記念として、7月にベルギーで開催される「スパ・フランコルシャン24時間レース」に参戦することが決まっているチームマシン「AMG GT3」がミニカーとなって登場。

    イラストレーター Tony氏による和風のレーシングミクと、SPA専用デザインを緻密に再現。ボディの材質にABS樹脂を採用し、抑揚のついたグラマラスなボディの表現を可能にしている。

    グッドスマイル 初音ミク AMG 2017 SPA24H Ver. は、GOODSMILE ONLINE SHOPで2017年7月4日(火)12:00~2017年8月9日(水)21:00まで予約を受け付け。価格は11,852円+税。

    スパ・フランコルシャン24時間レースは、フランスのル・マン24時間レース、アメリカのデイトナ24時間レースとともに、世界三大耐久レースのひとつに数えられ、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットを舞台に、1924年から開催されている伝統の耐久レース。

    GOODSMILE RACING & TeamUKYOは、この大舞台にアジアのプライベートチームとして初優勝を目指して参戦。チーム体制はSUPER GTとほぼ同様だが、F1で活躍し、現在もトップカテゴリーに参戦を続けるグッドスマイル・サポーテッド・ドライバーの小林可夢偉も加入し、3人のドライバーで24時間を戦う。

  • 【SUPER GT】 公式テスト2日目:WedsSport ADVAN LC500が最速タイム

    【SUPER GT】 公式テスト2日目:WedsSport ADVAN LC500が最速タイム

    SUPER GTの公式テストの2日目が1日(土)、鈴鹿サーキットで行われ、No.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉)がGT500クラス最速の1分48秒975を記録。GT300クラスのベストタイムはNo.50 Ferrari 488 GT3が記録した。

    昨日午前は雨に見舞われた鈴鹿サーキットだったが、この日は薄曇りでまずまずのコンディションとなった。

    鈴鹿1000kmに第3ドライバーとしてSUPER GTに初参戦するため、今回のテストに参加しているジェンソン・バトン(No. 16 MOTUL MUGEN NSX-GT)と小林可夢偉(No.19 WedsSport ADVAN LC500)は、共に多くの周回数を走り込んだ。

    小林可夢偉は「昨日に比べると(より多くの周回数を)走り込むことができ、クルマに対する理解度も高まった。けれど、本当ならまだまだ走りたいところです。本番では自分の仕事ができるようがんばります」と走行後に語った。

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 2日目 (GT500)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    1 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    小林可夢偉
    1分48秒975
    2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー秒クインタレッリ
    1分48秒988
    3 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    1分49秒081
    4 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    1分49秒086
    5 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮卓史
    1分49秒419
    6 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    小林崇志
    1分49秒709
    7 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也 1分49秒729
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    1分49秒976
    9 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    1分50秒367
    10 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジョームス・ロシター
    1分50秒448
    11 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    1分50秒494
    12 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    1分50秒584
    13 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    1分50秒747
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    ジェンソン・バトン
    1分51秒635
    15 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    1分52秒912

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 2日目 (GT300)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    23 50 Ferrari 488 GT3 都筑晶裕
    新田守男
    1分59秒636
    18 88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸学
    平峰一貴
    高橋翼
    1分59秒888
    2 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 片岡龍也 1分59秒973
    17 52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC 番場琢
    脇阪薫一
    2分00秒018
    24 5 マッハ車検 MC86 GTNET 坂口夏月
    藤波清斗
    玉中哲二
    2分00秒378
    19 33 D’station Porsche 藤井誠暢
    スヴェン・ミューラー
    2分00秒408
    4 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン
    柳田真孝
    2分00秒502
    14 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀
    久保凜太郎
    2分00秒613
    6 10 GAINER TANAX triple a GT-R 富田竜一郎
    吉田広樹
    2分00秒675
    5 11 GAINER TANAX AMG GT3 平中克幸
    ビヨン・ビルドハイム
    2分00秒716
    3 9 GULF NAC PORSCHE 911 ジョノ・レスター
    峰尾恭輔
    2分00秒848
    13 87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3 細川慎弥
    佐藤公哉
    元嶋佑弥
    2分00秒875
    21 18 UPGARAGE BANDOH 86 中山友貴
    川端伸太朗
    2分00秒882
    10 26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA 山田真之亮
    ジェイク・パーソンズ
    クリスチャン・クリエン
    2分00秒964
    12 360 RUNUP GT-R 柴田優作
    田中篤
    青木孝行
    2分01秒039
    8 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 飯田章
    吉本大樹
    2分01秒132
    11 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人
    山内英輝
    2分01秒148
    15 51 JMS P秒MU LMcorsa RC F GT3 中山雄一
    坪井翔
    2分01秒163
    7 65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹
    蒲生尚弥
    2分01秒179
    25 55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一
    ショーン・ウォーキンショーー
    2分01秒422
    20 7 Studie BMW M6 ヨルグ・ミューラー
    荒聖治
    2分01秒455
    9 30 TOYOTA PRIUS apr GT 永井宏明
    佐々木孝太
    2分01秒562
    16 25 VivaC 86 MC 松井孝允
    山下健太
    近藤翼
    2分01秒598
    22 117 EIcars BENTLEY GT3 井出有治
    阪口良平
    2分02秒131
    26 35 ARTO 86 MC 101

    ヴティコーン・インタラプーワッサ

    2分03秒931
    1 3 B-MAX NDDP GT-R 星野一樹
    高星明誠
     
  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT300のGT-Rが抜きにくかった」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT300のGT-Rが抜きにくかった」

    ジェンソン・バトンは30日(金)、鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT 公式テストに参加。午後の走行終了後に記者会見に参加した。

    ジェンソン・バトンは SUPER GT第6戦 鈴鹿1000kmにNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)の第3ドライバーとしてスポット参戦することが決定している。

    F1では2009年にワールドチャンピオンに輝いているジェンソン・バトンだが、SUPER GTに参戦するのは鈴鹿1000kmが初めて。6月6・7日に鈴鹿で行われたタイヤメーカーテストですでにNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GTのドライブは経験しているジェンソン・バトンだが、シリーズ戦に近い41台が走るコンディションでのテストは今回が初めてとなった。

    走行を終えたジェンソン・バトンは「前回は、数周走ってはピットイン、しばらく休んで、また数周走るという繰り返しだった。今回、午前中は雨で走れなかったけど、午後はロングラン(36周)を経験することができた。そして、GT500専有の走行時間にはタイムアタックもできた」とコメント。

    「NSX-GTはとてもコンペティティブで、前回のテストに比べて僕のクルマに対する理解も進んでいる。クルマの乗り味というのか、とても乗り易くなった」

    複数クラスが多数走るレースは初めてとなるジェンソン・バトンは、周回遅れで混雑したレースについてジェンソン・バトンは「(このテストで)トラフィック自体は問題なかったけど、GT300クラスのクルマの中でも日産GT-Rが抜き難いことには驚いた。ストレートが速いだけでなく、ABSを装着しているからブレーキングでも奥まで突っ込んで行くからね」とコメント。

    「ル・マン24時間で(上位のLMPカーが)GTカーを抜くのと、SUPER GTでの状況は違う。ここではより抜きづらいし、リスクを負わないと抜くことができない。でも、だからこそおもしろい。SUPER GTは、本当にエキサイティングなレースだと思いました」

    レース中のピットイン自体はF1でもあるが、ドアを開けて乗り換えるのは、ジェンソン・バトンにとってまた新しい経験だったようだ。

    「ピットイン(でクルマを指定されたスペースに停めるの)はむしろSUPER GTの方が簡単だ。F1では停止位置はジャッキで示されていてぶつける訳にはいかないけど、SUPER GTではボードで停止位置が示され、少しくらいなら(ボードにノーズを)ぶつけてもかまわないからね」

    「ドライバー交替の練習もしたけど、交代自体は問題なかった。ただ、ドリンクやラジオのソケット(無線の送話器のプラグ)を外し、さらにシートベルトを外して、とやるべき作業が多過ぎて、それを覚えるのが大変だったね」

    記者から「テスト最終日の明日も雨の予報ですが?」との質問にジェンソン・バトンは次のように答えた。

    「今日の午後の走行で、マシンに対する安定感を得ることができた。またウエットコンディションでも有効な情報も得ることができました。でも、できればドライコンディションで走りたいですね」

    「本番に向けてはやらなければならないこともあるけど、良い方向に向かっているのは間違いない。チームは今、とてもいい雰囲気だ。(チームメイトの)武藤さんも中嶋(大祐)さんも、多くのことを経験しているので、彼らとのタイムを比較しながら、もっともっと速くなることはできると思う」

    関連:【SUPER GT】 公式テスト1日目:MOTUL AUTECH GT-Rが最速タイム

  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「鈴鹿1000kmを最高のレースにする」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「鈴鹿1000kmを最高のレースにする」

    ジェンソン・バトンが、SUPER GTの鈴鹿1000kmへの意気込みを語った。

    元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、8月26・27日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”のGT500クラスにTEAM MUGEN(MOTUL MUGEN NSX-GT)の武藤英紀、中嶋大祐とトリオを組み、第3ドライバーとして参戦することが決定している。

    SUPER GT「鈴鹿1000km」参戦について

    SUPER GTのマシンは、F1マシンに比べてどんな印象ですか?
    たいへん良い印象です。高速コーナーでこれほどタイヤがグリップするとは思っていませんでした。マシンのバランスにはずっと苦労していましたが、それでもグリップ力が素晴らしい。走りを楽しめました。NSX-GTは馬力がおよそ600ps、F1マシンは約900ps。パワーには大きな違いがあります。ドライビングスタイルも変わってくるので、この違いに馴れるには少し時間がかかりそうです。なぜなら、スピードを極端に落としてはいけないからです。コーナーを通じてスピードを保たなければいけません。17年間の自分のドライビングスタイルとはまるで異なりますが、これも勉強。とてもエキサイティングな気持ちです。

    GTマシンでの初めてのレース

    SUPER GTでの最大の困難は?
    マシンのフィーリングに馴れることですね。マシンバランスで言えば、僕がこれまで走ってきたF1マシンは、もっとフロントのグリップがしっかりしていました。まずは、クルマのリアルな動きに馴れることが大切だと思います。アンダーステアなF1マシンは私の好みではありませんでした。この部分では、もう少し調整する必要がありそうです。

    同時に、チームメイトである2人のドライバーと力を合わせて行かなければなりません。私はゲストなので、彼らの方向性になるべく合わせるつもりです。他のドライバーと一緒に作業するのはエキサイティングです。彼らには彼らの意見があるし、私にはもう少し異なった意見があります。F1での経験を生かして、鈴鹿1000kmで成績を残したいと思います。

    SUPER GTの魅力

    長年、SUPER GTを見てきたと伺いました。また「SUPER GTは、素晴らしい」と話す友人がいるとも伺いました。SUPER GTの魅力は何でしょうか?
    GT500には3社の大きな自動車メーカーが参戦し、4社のタイヤメーカーが競い合っています。才能豊かなドライバーがそろっていますし、日本人ドライバーも多くとても国際的な顔ぶれです。マシンのエクステリアデザインは魅力的で、もしも私が10代でNSX-GTに乗れたとしたら、うれしくて天まで舞い上がるほど。ものすごくカッコよくて、驚くほどスタイリッシュ。NSX-GTは、世界で最もクールなレーシングカーです。

    日本との関わりについて

    日本に特別な思い出が何度もあると伺いました。ファンの熱心な応援も知っています。これまでにどんな経験があったか、少し例を挙げてもらえますか?
    特別な思い出はいくつもあります。最初の思い出は、鈴鹿での出来事ですね。鈴鹿は、文句の付けどころがないコース。たしか1997年のカート大会(CIK/FIA WORLD CUP KART RACE IN JAPAN)の決勝レースで、私はトップを走っていました。しかし、チェーン切れで完走できませんでしたが、その時「アイルトン・セナ・メモリアルカップ」を受賞したんです。僕の攻撃的な走りを評価していただいた、とても特別な思い出です。

    2000年からF1グランプリに出場するようになりました。鈴鹿サーキットでの走行初日、私は、S字コーナーからダンロップ・コーナーの間で苦しんでいました。その結果をデータ分析した翌日のプラクティスで、このセクションの総合トップに立ち、予選5位になりました。初の鈴鹿グランプリで、とてもうれしかったのを覚えています。この日からこのコースの虜になり、鈴鹿サーキットでのチャレンジを心から愛するようになったのです。

    そして、最高の思い出といえば、2011年の日本GPでの優勝です。フェラーリのフェルナンド・アロンソ、それにレッドブルのセバスチャン・ヴェッテルが相手という三つ巴の激戦を制しました。レース終盤、私は燃料を使い果たしそうになり、燃料をセーブし始めたところで2人が追いついてきました。その結果、3人のドライバーがほんの2秒差でフィニッシュ。燃料を使い切った私はグランドスタンド前にマシンを停め、クルマから飛び降りてみんなに手を振りました。とても特別な瞬間でした。

    日本の観客のみなさんは、モータースポーツを心から愛する世界でもっともアツいファンです。みなさんと会えることを、いつも楽しみにしています。ひとりひとりのドライバーやチームも素晴らしい。レースが終わっても、ファンが観客席に残ってレースのリプレイを見るのは、おそらく日本だけでしょう。だからここに戻ってきてSUPER GTに参戦できるのは、本当に特別なことです。

    愛すべき日本の文化

    東日本大震災のあとに、募金を募ったそうですね?
    はい、被災地を訪れて、それから宮城県のSUGOのカートサーキットに行きました。そこで家族が被災したという、約25人の子供たちと過ごしました。そこで僕はカートをドライビングしました。子供たちのドライビングを見て、言葉を交わしました。英語と日本語でできるだけコミュニケーションを図りました。みんながレースへの情熱を持ち続けていることを知る、本当に素晴らしい体験でした。子供たちにとっては、気晴らしとなるよう、身近に集中できる存在があることは大切だったようです。

    そこには、レーシングドライバーとファンの関係を越えたなにかがあったような気がします。たとえば、日本文化への共感というような。
    日本文化は大好きです。興味深いのは、多くのF1ドライバーも日本が好きで、日本の方々に敬意を払っているということ。これほど愛されている国は、ほかにないかもしれません。2011年がそうでしたが、厳しい状況に陥っても強さを発揮できる。たとえ心が傷ついても強く前進できるという点において、私たちはたくさんのことを日本人から学んだと思います。本当に大変な時期だったと思います。僕は日本の文化を愛しています。

    日本食も大好きで、長い時間をかけて日本中を旅してきました。大都市ばかりではなく、地方の小さな街にも訪れました。広島にも行きましたね。とても楽しかったです。各地の名物も食べました。すべてが素晴らしい体験。日本のHondaとこれほど長期的に仕事ができたのは、本当に特別な体験で、一緒に多くの経験をしました。良いことも、悪いこともありました。でも、それをひとつのファミリーとして体験したのです。だから、日本のチャンピオンシップレースのために戻ってこられたことが、本当にうれしいです。

    ホンダの一員であること

    ホンダと一緒にレースをすることはあなたにとって大切ですか?
    日本に戻り、ホンダのために日本のチャンピオンシップレースを戦うことはとても重要です。そこには、私とってさまざまな意味があります。2003年から2008年、そして2015年から2017年まで、何シーズンにも渡り、ホンダとともにF1で戦ってきました。

    日本のクルマ、日本のエンジン、日本のタイヤ、そして日本のチームで、日本のファンのためにレースを戦う。これは本当にすばらしいことだと思います。とてもうれしいし、このようなチャンスを得られて本当にラッキーです。できるだけ楽しむとともに、できる限りいい成績を残すことに全力を注ぎたいと思います。

    最近、F1経験選手が他のレースにも出るようになりました。あなたの元チームメイトがアメリカで大きな成功を収めたことは、どう思っていますか?
    2人のチームメイトのことですね。佐藤琢磨とフェルナンド・アロンソは、素晴らしいと思いました。フェルナンドのおかげでたくさんの人がインディアナポリス500マイルレースを見たと思います。琢磨は、「インディ500での優勝」という素晴らしい偉業を成し遂げました。琢磨が勝ったのを見て、とてもうれしかったです。彼にとって、キャリアを変えてしまうほど、大きな意味を持つ優勝だったと思います。

    F1ドライバーには、F1にしか興味がない選手も、そうでない選手もいます。あなたは後者ですよね?
    そうですね。私とフェルナンド・アロンソは同じ意見で、2人ともモータースポーツを愛しています。フェルナンドは、18歳、19歳からレースに打ち込んできましたが、私はちょっと違う。というのも私は、トライアスロンやサイクリングといった、レース以外のスポーツにも興味があるからです。その中でも、モータースポーツが私の人生の大部分を占めています。私はF1ドライバーではなく、レーシングドライバー。どんなレースであろうと全力で挑みます。だから、イエス。モータースポーツへの愛情はとても深く、どんなマシンであろうと100%の力で走ります。走るのは楽しいことですが、最高の結果を手に入れるという意味では真剣勝負です。

    つまり、(モータースポーツは)あなたの人生の一部ですね。
    はい。とても大きな存在です。

    日本のファンへのメッセージ

    最後にファンのみなさんへ、メッセージをお願いします。
    みなさんのホームカントリーでもう一度レースをするために、それも「鈴鹿1000km」を戦うために来日しました。SUPER GTに出場することを、もう何年も前から楽しみにしていました。F1の素晴らしい舞台で17年間戦い、今回、SUPER GTに参戦するチャンスを得られたことがとてもうれしいです。これまでの私のキャリアをサポートしてきてくださったすべてのみなさんに、心からお礼を申し上げます。この場所で再びレースを見ていただけるのが、なによりうれしいです。全力を尽くします。ガンバリマス。サーキットで、お目にかかれることを楽しみにしています。みなさんのために、SUPER GTの鈴鹿1000kmを最高のレースにします。

  • 【SUPER GT】 公式テスト1日目:MOTUL AUTECH GT-Rが最速タイム

    【SUPER GT】 公式テスト1日目:MOTUL AUTECH GT-Rが最速タイム

    SUPER GTの公式テストが30日(金)、鈴鹿サーキットでが始まった。8月26・27に開催される第6戦「鈴鹿1000km」およびシリーズ後半戦に向けての重要なテストだが、梅雨前線が北上したこともあり、鈴鹿の午前はあいにくの雨模様となった。

    雨の上がった午後の走行後半にはコースもドライとなり、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が1分47秒944の最速タイムを記録。GT300クラスではNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)の1分58秒379がクラスベストとなった。

    鈴鹿1000kmの第3ドライバーとして注目されるF1経験者の2人、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)のジェンソン・バトン、No.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資)の小林可夢偉もこのテストに参加。小林可夢偉は午前と午後に1度ずつ計13周を走行。バトンはドライとなった午後に36周と積極的に走り込んだ。また、鈴鹿1000kmでGT300のTeam TAISAN SARDの第3ドライバーを務めるクリスチャン・クリエンがもテストに参加した。

    テストは明日7月1日(土)まで行われる。

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 1日目 (GT500)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    1 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー秒クインタレッリ
    1分47秒944
    2 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮卓史
    1分48秒387
    3 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    1分48秒504
    4 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    J秒ロシター
    1分48秒630
    5 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    1分48秒680
    6 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    1分48秒791
    7 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    1分48秒872
    8 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也 1分49秒034
    9 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    1分49秒166
    10 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    ジェンソン・バトン
    1分49秒283
    11 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    小林崇志
    1分49秒361
    12 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    1分49秒913
    13 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    小林可夢偉
    1分50秒004
    14 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    1分51秒371
    15 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    1分51秒862

    SUPER GT 鈴鹿公式テスト 1日目 (GT300)

    Po No 車名 ドライバー タイム
    1 3 B-MAX NDDP GT-R 星野一樹
    高星明誠
    1分58秒379
    2 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝
    片岡龍也
    1分58秒561
    3 9 GULF NAC PORSCHE 911 ジョノ・レスター
    峰尾恭輔
    1分58秒900
    4 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン
    柳田真孝
    1分59秒108
    5 11 GAINER TANAX AMG GT3 平中克幸
    ビヨン・ビルドハイム
    1分59秒414
    6 10 GAINER TANAX triple a GT-R 富田竜一郎
    吉田広樹
    1分59秒426
    7 65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹
    蒲生尚弥
    1分59秒506
    8 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 飯田章
    吉本大樹
    1分59秒626
    9 30 TOYOTA PRIUS apr GT 永井宏明
    佐々木孝太
    1分59秒713
    10 26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA 山田真之亮
    ジェイク・パーソンズ
    クリスチャン・クリエン
    1分59秒731
    11 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人
    山内英輝
    1分59秒784
    12 360 RUNUP GT-R 柴田優作
    田中篤
    青木孝行
    1分59秒922
    13 87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3 細川慎弥
    佐藤公哉
    元嶋佑弥
    2分00秒059
    14 31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀
    久保凜太郎
    2分00秒118
    15 51 JMS P秒MU LMcorsa RC F GT3 中山雄一
    坪井翔
    2分00秒224
    16 25 VivaC 86 MC 松井孝允
    山下健太
    近藤翼
    2分00秒268
    17 52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC 番場琢
    脇阪薫一
    2分00秒486
    18 88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸学
    平峰一貴
    高橋翼
    2分00秒494
    19 33 D’station Porsche 藤井誠暢
    スヴェン・ミューラー
    2分00秒537
    20 7 Studie BMW M6 ヨルグ・ミューラー
    荒聖治
    2分00秒638
    21 18 UPGARAGE BANDOH 86 中山友貴
    川端伸太朗
    2分00秒718
    22 117 EIcars BENTLEY GT3 井出有治
    阪口良平
    2分00秒814
    23 50 Ferrari 488 GT3 都筑晶裕
    新田守男
    2分01秒132
    24 5 マッハ車検 MC86 GTNET 坂口夏月
    藤波清斗
    玉中哲二
    2分01秒528
    25 55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一
    ショーン・ウォーキンショーー
    2分01秒554
    26 35 ARTO 86 MC 101

    ヴティコーン・インタラプーワッサ

    2分03秒145
  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトンと小林可夢偉が鈴鹿公式テストに参加

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトンと小林可夢偉が鈴鹿公式テストに参加

    ジェンソン・バトンと小林可夢偉が、6月30日~7月1日に開催されるSUPER GT公式テスト鈴鹿に参加することが発表された。

    元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、8月26、27日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”にGT500クラスに参戦するTEAM MUGEN(MOTUL MUGEN NSX-GT)の武藤英紀選手、中嶋大祐選手とトリオを組み、第3ドライバーとして参戦することが決定している。

    無限は、SUPER GT 公式テスト鈴鹿にジェンソン・バトン選手が参加することを発表。NSX-GTへの理解を深めたいことやGT300 マシンとの混走を経験したいなど鈴鹿1000kmに向けての準備を行なうためスケジュールを調整し、今回の参加となった。ジェンソン・バトンは、6月6日~7日に鈴鹿サーキットで行なわれたSUPER GTのタイヤテストに参加。60周以上を走行している。

    小林可夢偉は、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHから鈴鹿1000kmに参戦することが決定している。可夢偉にとってSUPER GT初参戦となる。

    シリーズ最長距離で争われ、獲得ポイントも増加することから、チャンピオン争いでも重要な1戦となる鈴鹿1000km。今回の合同テストは、この真夏の戦いを見据えたものとなり、ファンならずとも必見のイベントとなる。

    GT500クラスは年間エントリーしている15台全車が参加。昨年の鈴鹿1000kmを制しているLEXUS勢に対し、コーナリングマシンのHonda勢、今季苦しい戦いが続いている日産GT-R勢が持ち前の速さを復活させ、鈴鹿1000kmでどのような戦いを挑むのかが、このテストの見どころのひとつ。

    GT300クラスは計27台がエントリー。鈴鹿1000kmは、通常の大会と比べ、レース距離が3倍以上となることから、第3ドライバーを登録しているチームと登録していないチームの戦略が重要なポイントとなる。このテストでは、各チームの第3ドライバーの走りも必見だ。

    SUPER GT 公式テストは、鈴鹿1000kmの各種前売観戦券、または前売観戦券込のVIPスイート、各種ホスピタリティラウンジ/ホスピタリティテラス、V2シーズンシート等をお持ちの方は、無料で観覧できる。それ以外でも入園料を払えば観覧が可能。

    鈴鹿サーキット入園料(各日):大人(中学生以上)1,700円、子ども(小学生)800円、幼児(3歳以上~未就学児)600円

  • ジェンソン・バトン、SUPER GTで着用するヘルメットをファン投票

    ジェンソン・バトン、SUPER GTで着用するヘルメットをファン投票

    ジェンソン・バトンは、SUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”で着用するヘルメットのカラーリングをファン投票している。

    ジェンソン・バトンは、8月26・27日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”にGT500クラスに参戦するTEAM MUGEN(MOTUL MUGEN NSX-GT)の武藤英紀、中嶋大祐選手とトリオを組み、第3ドライバーとして参戦する。

    6月6日・7日に鈴鹿サーキットで行われたSUPER GTタイヤメーカーテストではB・A・Rホンダ時代のカラーリングを彷彿させるNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブした。

    ジェンソン・バトンは、Twitterでどのカラーリングのヘルメットを着用するべきかファンに問いかけ。通常使用してきたユニオンジャックのカラーリング、2011年のF1日本GPで着用したスペリャルヘルメット、F1ワールドチャンピオンを獲得したブラウンGP時代のイエロー、そして、亡き父ジョンをトリビュートしたピンクの4つのカラーリングを提示した。

    鈴鹿1000kmレースは今季で終了。来年からは欧州・米国・日本・アジアなど、世界各国で活躍するGT300・GT3マシンが一堂に会するGT世界統一戦として生まれ変わる。

    ジェンソン・バトン SUPER GT

  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT500マシンは小さなF1のようだね」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「GT500マシンは小さなF1のようだね」

    ジェンソン・バトンは6日(火)、鈴鹿サーキットでSUPER GTタイヤメーカーテストに参加。GT500マシンの印象を語った。

    元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、8月26、27日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT 第6戦 “SUZUKA 1000km THE FINAL”にGT500クラスに参戦するTEAM MUGEN(MOTUL MUGEN NSX-GT)の武藤英紀、中嶋大祐とトリオを組み、第3ドライバーとして参戦することが決定している。

    6日に行われたテスト初日、ジェンソン・バトンは横浜タイヤのテストを行うNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブ。

    午前の走行が終了した後には記者会見が開かれ、ジェンソン・バトン、ホンダの山本雅史モータースポーツ部部長、TEAM MUGENの手塚長孝監督の3人が記者からの質問に答えた。

    ジェンソン・バトン

    「鈴鹿に戻ってくることができ、光栄に思います。ここでは2011年の日本GP優勝をはじめ、忘れられない思い出がたくさんあります。SUPER GTのNSX-GTで、また走ることができるのはとても嬉しいです。この機会を与えてくれた山本部長やホンダの皆さんに感謝します。SUPER GTのことは、トレーニングを一緒にやることもある友人のジェームス・ロシター(No.36 au TOM’S LC500)にも素晴らしいレースだと聞いていますし、以前からレースをフォローしてムービーも見ています。F1にはないオーバーテイクもたくさんあって最初から最後までエキサイティングだと思いました。また世界最速のGTカーだと思いますし、クルマメーカー、タイヤメーカーの戦いもあり、とてもチャレンジングなチャンピオンシップで、参加するのが楽しみです。ロシター以外にもヘイキ(コバライネン、No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500)、カート時代に一緒だったロニー・クインタレッリ(No.23 MOTUL AUTECH GT-R)など、知っているドライバーも多いので、鈴鹿1000kmがとても楽しみです。午前の走行ではそれほど走ってはいないですが、NSX-GTにはとても良い印象を持ちました。GT500マシンはダウンフォースも大きくてとても速いですね。小さなF1のように感じました。あとは、早くクルマの特徴を掴んで、チームに貢献したいです。実は、屋根があって、シートが片側に寄っているレーシングカーは初めてのチャレンジなんです。同じクルマに乗るチームメイトが2人もいるのも初めて。でも、2人からアドバイスをもらえるので心強く感じています。SUPER GTには熱心なファンがたくさんいると聞いていますので、鈴鹿1000kmには僕を応援してくれるファンにも来てほしいと思っています。だから、彼らに会えるのが、本当に楽しみなんです。でも、走るからにはサクセスを、優勝を目指したい。ファンの皆さんのため、多くの方への感謝に応えるため、良い準備をして、鈴鹿1000kmではベストを尽くして走ります」

    山本雅史 (ホンダ モータースポーツ部 部長)

    「昨年、バトン選手と食事をした際に、SUPER GTのGT500マシンに興味があると言ってくれました。ならばと、サンクスデー(Hondaのファン感謝デー)に昨年のテストカーに乗ってもらいました。思った以上におもしろいとなって、鈴鹿1000kmならレースで乗れるのではと。これがことの始まりです。元々はお酒の席の話が盛り上がったんですよ(笑)。もちろん、私たちとしてはF1チャンピオンの、ワールドクラスの、先日もモナコGPに出場した経験を、GTの車両やチームにフィードバックしたいという面もあります。先日、シート合わせをしたのですが、彼が気付いたことが早くも参考になりました。16号車のドライバー2人も優秀ですが、彼らにも得るものはあるし、チームもそれを得て強くなるはずです。F1のチャンピオンがSUPER GTに出るのは初めてだと思いますが、その決断をしてくれたバトン選手に感謝しています」

    TEAM MUGEN 手塚長孝監督

    「この話が決まったときは本当にビックリしました。そして、私もチームも(F1世界王者を走らせることに)プレッシャーも感じましたね。今日午前の走行はほんの10周ほどでしたが、彼から得るものがありました。タイヤやクルマのインプレッションも、(レギュラーの)2人とはまた違う視点があり、さすが世界チャンピオンだと思いました。これを基にチームも新しいアプローチを考えたいと思います。今日の午後、明日も走行がありますし、バトン選手には期待しています。鈴鹿1000kmの予選や決勝で彼をどう使うかは、天候や状況がまだ分かりませんから。でも、チームにとって良い形を探っていきたいです。ただ、GT300クラスを抜くのは大変だと、今日のテストの状況(GT300車両が少ない)でも言っていましたね。今日、明日と少しでも走ってもらい、SUPER GTのレースを学んでもらえればと思います」

    ジェンソン・バトン SUPER GT テスト