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  • 【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 決勝レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 決勝レポート

    SUPER GT第4戦の決勝レースがスポーツランドSUGOで開催。ウェットコンディションでのスタートからセーフティカーが3度も導入される荒れたレースとなったが、7番手スタートのヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が今季初勝利。LEXUS LC500は開幕4連勝を飾った。大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が3位表彰台を獲得し、ドライバーズランキング首位に立った。

    セーフティカー3回導入の大波乱戦
    コバライネン/平手組LEXUS LC500が今季初勝利でLEXUS開幕4連勝
    大嶋/カルダレッリ組が3位表彰台

    23日(日)は朝からの雨で、11時45分からの併催レースFIA-F4は完全なウェットコンディションで行われ、午後12時55分からのウォームアップ走行時も、ほぼ雨は止んでいたものの路面はウェット。しかし、その後も雨は降らずに路面は乾いていき、スタート時のタイヤ選択に悩まされる状況で午後2時30分に、宮城県警のパトカー先導による交通安全パレードに続き、81周の決勝レースがスタートした。

    スタート前ライン上はやや乾きかけていたが、フォーメーションラップ中に雨が強くなり、スリックタイヤでのスタートを選択した車両は大きく後退。LEXUS勢では最上位グリッドの4番手につけていたWedsSport ADVAN LC500 19号車、後方グリッドから逆転を狙ったZENT CERUMO LC500 38号車は共にスリックタイヤを選択したが、ウェットタイヤを履いたGT300クラスの車両に飲み込まれてしまった。

    序盤はNSX-GTが上位4台を占め、7番手スタートの1号車コバライネン、8番手スタートの6号車カルダレッリがこれを追う展開に。

    5周目、GT300車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。11周目にレースが再開されると、1号車コバライネンと6号車カルダレッリが前の車両を激しく追走。NSX-GTはトラブルとスピンで2台が脱落したため、1号車、6号車は3位争いを繰り広げることとなった。

    レースも折り返し近くなった39周目、クラッシュ車両によりこの日2度目のセーフティカー。これで独走していた首位と2位以下のマージンは帳消しとなった。

    その頃には雨も止み、ライン上は乾いてきていたため、ピットロード進入禁止であるセーフティカーランが明けたと同時に6号車、翌周に1号車がピットへ。

    1号車がコースへ復帰した直後、3度目のセーフティカーが導入。

    このセーフティカーが幸運に働いたのが1号車。平手に交代した1号車は、再スタート後に前を行く4台がピットインしたため首位に浮上した。

    終盤は2位のGT-Rから猛追を受け、次々に現れる周回遅れの処理で2位との差は広がったり詰められたりが続いたが、残り10周を切ったあたりでまた雨が降り始め厳しい戦いに。

    最後の数周はテール・トゥ・ノーズでのバトルとなり、ファイナルラップに入ったストレートから1-2コーナーではサイド・バイ・サイドのバトルに。しかし、抑えきった1号車平手は首位を堅守。最終コーナー手前では雨が強くなり、濡れた路面で1号車はわずかにコースアウト。しかし、追走するGT-Rもコースオフ。同時にコースに復帰した2台は、接触しながらのバトルを繰り広げたが、堪えきった1号車がトップでチェッカー。

    開幕戦で3位に入り、第2戦、第3戦も上位を争いながら結果に結びつかなかった1号車がようやく今季初勝利を挙げ、LEXUS LC500は開幕から4連勝を飾った。

    周回遅れになったものの、3位以下も激しいバトルが繰り広げられた。このバトルを制した大嶋の6号車が3位表彰台。今季3度目の表彰台獲得で、未勝利ながらドライバーズランキングでは首位に立った。

    終盤中嶋一貴が猛烈な追い上げで観客を沸かせたau TOM’S LC500 36号車は7位。最も重いウェイトハンデで健闘を見せたKeePer TOM’S LC500 37号車も10位でフィニッシュし、貴重なポイント獲得を果たした。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)
    クレイジーなレースだった。路面コンディションは完全に濡れているわけでも、乾いているわけでも無い、微妙な状況でのスタートだった。こういう時は常に戦略とタイヤチョイスがキーになる。我々はハードのウェットタイヤを選択したが、それが上手く行った。また、レース中も常にレーダーをチェックして、細かく路面の状況を確認するなど、タイヤ交換でのタイムロスを最小限にすべく努力したのが効を奏したし、ウェイトハンデを考えても車両のバランスは良かった。セーフティカーのタイミングもラッキーだった。今回はタイヤチョイス、車のパフォーマンス共に満足行くもので、上位を争って勝つことが出来て嬉しい。

    平手 晃平 (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)
    難しい状況でのスタートで、最後の最後までエンジニアとドライバーでどっちのタイヤでスタートするかで相談し、結果的にウェットタイヤの選択が良い方向に働いて、ヘイキも力強い走りをしてくれた。ピットインはエンジニアと決めていたタイミングがものすごく良い方向に働いて、おかげで46号車と2台で首位を争う形になったが、このコンディションだとタイヤの傷みが早いので、後との間隔を見ながら走った。残り1周に入ってからのバトルを何とか制し、そのままゴールかと思ったのだが、馬の背に突入したあたりから雨脚が強まっており、最後はドライブするのが大変だった。ただ、同じタイヤのLEXUS勢の中ではペースも最も良かったし、チームが毎戦本当に良いクルマを作ってくれている。第2戦富士、第3戦オートポリスと2回勝てる力が合ったのに結果に繋げられなかったので、今回こうしてチャンピオンシップに争いに戻ってこられて良かったと思う。このSUGOは僕にとっての第二の故郷とも言える場所なので、ここで勝てたのは特別で、今日は良いお土産を持って帰れる。

    大嶋 和也 (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    1号車が入ったタイミングの方が良かったかも知れないが、あのタイミングで選べた作戦としては最善だったと思う。セーフティカー明けにピットアウトしてきた3位争いの集団が前に4台入ってきてしまい、彼らをその周にパスできない限りチャンスは無かったので、そこに勝負を賭けて攻め、なんとか抜いてこられたのがポイントだったと思う。あとは終盤タイヤが辛くなったところに8号車、次に23号車が結構いいペースで追いついてきて、そして最後の2周はコース後半セクションで雨も降ってくるなど厳しかったが、なんとか抑え切れて良かった。次戦以降は更にハンデがキツくなるが、今回のレースなどを上手く生かして、しぶといレースを戦い、シリーズをリードできるように頑張りたい。

    アンドレア・カルダレッリ (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    とても難しいコンディションだった。レース中、何度もコンディションが変わり、GT300クラスの車両をかわしながらペースを維持するのも、タイヤをセーブするのも大変だった。しかし、チームが素晴らしい仕事をしてくれて、僕と和也もミス無く走れたし、ピットストップも良かった。ただ、セーフティカーのタイミングがアンラッキーで、自分たちが予定していた1周前にセーフティカーが出てしまった。その点はアンラッキーだったが、表彰台に乗れたのは良かったし、チャンピオンシップ的にも多くのポイントを獲得出来たので満足している。

    GT300

    飯田/吉本組LEXUS RC F GT3が5位
    嵯峨/久保組プリウス6位入賞

    SUPER GT第4戦の決勝レースがスポーツランドSUGOで開催。ウェットコンディションでのスタートからセーフティカーが3度も導入される荒れたレースで、3番手からスタートを切った飯田章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が5位フィニッシュ。嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が6位入賞を果たした。

    23日(日)は朝からの雨でウェットだったコースが、その後雨が止んだことで決勝レーススタート直前には微妙なコンディションに。LEXUS RC F GT3の2台、プリウスの2台は全車ウェットタイヤを選択。フォーメーションラップ中に雨が降り始め、ウェットタイヤを装着した車両は順調にレースを開始した。

    3番手スタートの60号車は飯田がスタートを担当。序盤のポジションを守り切れず、徐々に順位を落とすことに。一方好調だったのが中山雄一の駆るJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車。1度目のセーフティカーランからの再開後、12周目には3位、翌周には2位へとポジションを上げた。

    また、6番手スタートから6位、7位前後で好走を見せていた久保の31号車は17周目にコースオフ。ポジションを落としてしまった。

    その後も2位をキープし続けた51号車だったが、セーフティカーとピットのタイミングが合わず順位を落とし、13位でフィニッシュ。

    逆にこのセーフティカーが上手く働いた60号車、31号車はそれぞれ5位、6位へとポジションを上げ、チェッカー。60号車は初となるトップ5フィニッシュを果たした。

    関連:【SUPER GT】 第4戦SUGO 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 決勝レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが7月23日(日)、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで行われた。

    ときおり小雨が降るあいにくの空模様の下、81周のレースは午後2時30分にスタート。雨はその後も降ったり止んだりを繰り返したため、タイヤチョイスやピットストップを行うタイミングの判断が難しいレースとなった。

    こうした中、スタートから15周目まではNSX-GTがトップ4を独占していたが、その後は続発したアクシデントや都合3回出動したセーフティーカーでレースの流れが大きく変わり、NSX-GTは各車順位を落としてしまう。

    苦しい展開の末、ポールポジションからスタートした#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)がHonda勢では最上位となる5位でフィニッシュ。そのほかにも3台のNSX-GTがポイント圏内に滑り込む健闘を見せた。

    第5戦は8月5日(土)・6日(日)に富士スピードウェイで開催される。

    野尻智紀 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    今日は全81ラップを周回したのが上位2台だけという荒れた展開になりました。そうした中、レース序盤に周回遅れのGT300クラスの車両とラインが交錯してスピンを喫し、順位を大きく落としてしまいました。自分が犯したミスについては深く反省しています。その後はセーフティーカーが導入されるタイミングの影響で大きく順位が変動し、自分たちの力ではどうにもできないレース展開となりました。ただし、今週末はロングランを含めて僕たちの速さを示すことができたので、次戦以降は今日のミスを取り返すような走りで上位入賞を目指します。

    小林崇志 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    序盤に野尻選手のスピンがありましたが、その後はミスを取り返そうとして懸命に走ってくれたと思います。また、ピットストップでドライバー交代を行ってからは僕も必死でプッシュしました。その結果、レース終盤は3位も狙える展開となりましたが、運悪くトップの2台が追い付いてきて青旗を提示されたためにペースを落とさざるを得ず、その直後に後方から迫ってきたライバルに攻略されて5位となりました。ただし、序盤の展開を考えれば悪くない結果です。チームもマシンも調子が上がってきているので、次こそは表彰台を目標に頑張ります。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)
    NSX-GTがトップ4を独占したレース序盤は、このままコンディションが変わることなくレースが進行してくれればと期待しましたが、雨が降ったり止んだりの天候となり、この影響で3回もセーフティーカーが出動するなど今回も荒れた展開となりました。また、セーフティーカーの出るタイミングがいずれもHonda勢にとって不利に働いたようにも思います。ただし、この週末のNSX-GTはドライでもウェットでも速く、結果的に#8 ARTA(野尻/小林)が5位入賞を果たしてくれました。この速さを生かし、次の富士と鈴鹿1000kmでは是非、栄冠を手にしたいと思います。

    関連:【SUPER GT】 第4戦SUGO 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 決勝レポート

    SUPER GT第4戦の決勝レースが行われ、14番手スタートの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、2人のドライバーの気迫あふれる走りで大幅なポジションアップを果たし、4位でフィニッシュした。

    予選日はなんとか持ちこたえた天候も、夜半から雨が降り出し、決勝日のコース上はウェットコンディション。昼頃には空も明るくなりだんだんと路面も乾き始めたため、グリッド上ではスリックタイヤでスタートするかウェットタイヤでスタートするかの選択が各チームで分かれることになった。

    GT500クラス 決勝レース

    MOTUL AUTECH GT-R、幾多の波乱を乗り越えて4位フィニッシュ
    #23 GT-Rはウェットタイヤでのスタートを選択。結果的に、スタート直前に大粒の雨が再びコースを濡らしたことで、スリックタイヤを選んだライバル勢が序盤に大きく順位を下げ、スタートドライバーのクインタレッリはオープニングラップで14番手から9番手へと大幅なポジションアップに成功した。

    その次の周で、クインタレッリは7番手までさらにポジションアップ。6周目にセーフティカー(SC)が入り、11周目にリスタートが切られ、上位陣の1台がスピンでコースアウトしたことで6番手へと上がった。ここからは、前方の3台と集団での3位争いへ。周回遅れのGT300車両を間に挟みながらの接近戦がしばらく続くことになった。

    再びレースが動いたのは40周目。コースアウト車両の回収のため、2度目のSCランとなった。47周目にリスタートが切られると、上位陣がピットインを選択し、#23 GT-Rは表彰台圏内の3位へと浮上。このまま上位争いを続けられるかと思った矢先、49周目に車両クラッシュが発生したため、このレースで3度目のSC導入となった。まだドライバー交代を済ませていなかった#23 GT-Rは、レースが再開された53周目にピットイン。チームは素早い作業でタイヤ交換とガソリン補給を済ませ、クインタレッリからバトンを受け取った松田がコースへと戻っていった。SC導入のタイミングで上位2台に周回遅れにされてしまったが、7番手に踏みとどまった松田は残りの約30周で猛チャージ。60周目に6番手へ上がると、翌周には5番手へ。79周目には、1コーナーのブレーキング勝負で4番手に上がると、残り2周で表彰台をかけた争いが展開された。松田は最後まで勢いを緩めず、前を行く#6 LC500を猛追。テール・トゥ・ノーズにまで持ち込んだ。惜しくも0.3秒差で順位逆転は叶わなかったが、14番手スタートから大きく順位を上げ、4位フィニッシュを果たした。

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「(オープニングラップで)スリックタイヤでスタートした数台をかわした後も、前にいたレクサス勢よりも自分の方がペースが良かったので、最初の数周でいいポジションまで上がれました。6号車も抜けるかと思いましたが、相手もかなり踏ん張っていたし、なかなか隙が無かったですね。チームとしては、完璧なレースはできたと思います。次生のスティントになって、最初に順位を確認した時には“なんでこのポジションになったんだ?”とがっかりしましたが、そこから次生がすごく頑張ってくれました。今日も、内容としては満足です。後半戦の最低限の目標は、まずは富士と鈴鹿でトップ5に入ること。特に富士は第2戦でもパフォーマンスが良かったので、ここは表彰台に上がりたいと思っています」

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「ロニーのスティントは、すごくドキドキしながら見ていました。ものすごいシチュエーションで自分のスティントが来るのではと考えながら待機していて、代わった後は、一瞬なんで自分が周回遅れなんだろうとも思いました。SCは難しいです。(#8 NSX-GTとの4位争いは)最終コーナーでうまく合わせられたんですが、向こうもブロックしてきたので、僕はアウト側でぎりぎりのところまで我慢して、なんとかパスできました。その流れで6号車も抜けそうでしたが、最後にセクター1でGT300に引っかかってしまって。それがなければ、順位を上げられたかもしれません。最後のタイヤの状態を考えると、今回ミシュランさんがいいタイヤを持ってきてくれて、それが僕たちの助けになりました。自分たちのやるべきことはできたので、良かったかなと思います。今年はまだ大きな勝ちがないですが、ちゃんとポイントを重ねてこれています。タフな戦いが続くと思いますが、こういう積み重ねを続けていきたいです」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「2度目のSCが明けたタイミングでは、ドライタイヤに変えるにはまだ少し早いと判断してコース上に残ったのですが、直後にもう一度SCが出てしまいました。ウェットのペースも悪くなかったので、もう4~5周引っ張って、そこでスリックタイヤに換えればトップに立てる目論見だったので、残念でしたね。でも、そこから松田があきらめずにプッシュしてくれました。思った以上にペースも良く、8号車を抜いたときなどは痺れましたね。ロニーも前半の長いスティントを、ノーミスでしっかりポジションを上げてくれて、次生にも“いけるぞ!”という雰囲気で渡してくれました。2人ともすごく頑張ってくれて、非常にいいレースになりましたね。もちろん3度目のSCなどアンラッキーな部分もありましたが、次の富士でなんとか上位を狙えるように頑張ります。いったんは優勝争いから遠ざかった46号車が表彰台に上がったことは、ミシュランさんとしてもいいレースになりました。次は我々が、という気持ちでつなげていきたいです」

    GT300クラス 決勝レース

    #3 B-MAX NDDP GT-Rが8位ゴールで4戦連続入賞
    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選5位からスタートしたが、2度のセーフティカー(SC)導入もあり、上位進出は阻まれた。しかし8位まで順位を上げてゴール。開幕から4戦連続入賞となった。

    朝から弱い雨が降ったり止んだりというスポーツランドSUGO。決勝直前にも弱い雨がコースを濡らし始めたため、レインタイヤを装着してスタートすることとなった。ウェット路面では苦戦が予想されたが、スタートを担当した星野は最初の2周で3位まで順位を上げると、6周目にクラッシュした車両があり、その回収のために序盤からSCが導入された。

    隊列を整えて10周完了の時点でレース再開となり、1コーナーで2位の車両と競り合い2位に浮上した。しかし他車に追い上げられ、16周目には4位へ。その後も厳しい展開ながら、8位にとどまっていた31周目でピットインして高星に交代。雨も弱まり天候も回復傾向にあると読み、スリックタイヤに交換した。
    スリックタイヤで快調に走行していた高星が38周目を走行中に、最終コーナーでクラッシュした車両があり、その回収のために2回目のSCランとなった。この時点でクラストップとは周回遅れの19 位。44周完了でレースは再スタートし、ここで多くの車両がピットインしたことで、高星は13位まで順位を上げた。しかし直後の45周目に1コーナーとSPコーナーでクラッシュした車両があり、3度目のSC導入。この後ピットインする車両があり、高星は10位と入賞圏内へとさらにポジションを上げた。高星は順位を守って周回を続け、終盤に1台がピットインしたこともありひとつ順位を上げた9位でゴール。レース後にペナルティを受けた車両が順位を下げたため、正式結果は8位となり、開幕戦から4戦連続入賞を遂げてシリーズランキングで3ポイントを追加した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「ウェット路面では最初からグリップしない状態でしたが2位まで順位を上げることができました。タイヤが厳しくなってからは後続を押さえるような走りを展開して、ピットインまでは完璧でした。しかしそれ以降の2回のSCはアンラッキーでした。高星も速かったし表彰台が見えていただけに残念な結果です。消化不良なレースでしたが、クルマは進化しているので次は表彰台に乗れるよう頑張りたいと思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「ピットインしてスリックタイヤに交換したタイミングは良かったですが、SCが2回出て自分の順位が分からない状態でした。まだハンディウェイトも軽い状態ですから、次の富士もそうですが、ボーナスポイントがつく鈴鹿1000kmで多くのポイントを獲得できるよう、いい結果を狙って粘り強く走りたいと思います」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「ちょっと運の悪いレース展開になってしまいました。SUGOのレースは一昨年もこんな感じでSCに翻弄されてしまい残念な結果ですね。序盤は星野も頑張って走ったし、いいタイミングでピットインして高星に交代し速く走れたけれど、その後の2回のSCがね。やはりウェットコンディションは厳しいので、ドライコンディションでレースをしたいですね」

    関連:【SUPER GT】 第4戦SUGO 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 第4戦 SUGO 決勝:雨とセーフティカーが分けた明暗

    【SUPER GT】 第4戦 SUGO 決勝:雨とセーフティカーが分けた明暗

    SUPER GT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが23日(日)、スポーツランドSUGOで行なわれた。雨が降ったりやんだりする難しいレースは、GT500クラスが予選7位から昨年のチャンピオン、No.1 DENSO SARD KOBELCO LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)が今季初優勝。GT300クラスも予選17位から大逆転でNo.11 GAINER TANAX AMG GT3(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)が勝利した。

    予選日は好天からの下り坂、それでも路面がウエットになるような本格的な雨に降られることなく一日を終えたSUPER GT第4戦スポーツランドSUGO。そして迎えた決勝日は、予報通り朝から雨時々曇り。まだ梅雨明けをしていないことを実感する一日となった。

    GT500クラス

    雨は降ったり止んだりを繰り返し、スタートではNo.19 WedsSport ADVAN LC500、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、No.12 カルソニック IMPUL GT-R、No.38 ZENT CERUMO LC500の4台がスリックタイヤをチョイスした。だが、フォーメーションラップを行っている段階で雨は強くなる。そして、午後2時36分、81周で行われる決勝レースがスタートとなった。

    スタート直後の1コーナーで4番手スタートのNo.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛)がオーバーラン。一方10番手スタートのNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット)が追い上げ、トップ5台がNSXという展開となるのだが、ホームストレートへ戻ってきたNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史)のリアカウルが外れて飛び上がるアクシデントが発生。17号車はピットへ戻ったもののリタイアとなってしまう。

    2周目にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)がトップに立ち、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)、そしてポールのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)、64号車がこれに続き、NSX-GTの4台が争う展開に。7周目、GT300のマシンによるクラッシュでセーフティカーが導入され、10周終わりのところでリスタートしたものの、16周目には8号車が馬の背コーナーでスピンして脱落。雨脚は変わらず、時にはさらに強くなり、スリックタイヤを装着していた24号車らは耐え切れずルーティン(所定)のピットインを待てずに、タイヤ交換のためにピットへ戻っていく。一方トップを快走する100号車は徐々に後続を引き離しにかかる。一方の2番手争いはし烈となり、64号車と1号車とそれに続く5台の争いが繰り広げられたこともあり、トップと2番手のギャップは15秒以上にも及ぶこととなった。

    少し雨脚が弱まってラインが乾き始めた37周目、真っ先にルーティンのピットインを行ったNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が、再度スリックタイヤに履き替えてコースへ戻るが、その直後にコースアウトしてクラッシュ。この日2度目のセーフティカーが導入された。トップを快走してきた100号車のマージンは、残念ながらここで消滅してしまう。

    レースも半分以上を消化した46周の終わりでセーフティカーが戻り、リスタート。ここでNo.6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)、No.37 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディから平川亮)、8号車、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)、19号車(国本雄資へ)の5台が同時にピットイン。さらに翌周にはNo.1 DENSO SARD KOBELCO LC500(ヘイキ・コバライネンから平手晃平)、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正から本山哲)がピットインしたが、このタイミングでGT300のマシンの接触とコースアウトがあって、またしてもセーフティカーが導入される。順位は、100号車、64号車、23号車、36号車、1号車、46号車が同一周回。つまりここまでにルーティンのピット作業を終えているNo.1 DENSO KOBELCO SARD LC500とNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが最も有利な状況となった。

    52周終わりのリスタートのタイミングで、トップ4台はピットワークのためいったん戦線を離脱。そしてピットインした各車がコースに戻った時点で、順位は、トップを行く1号車と46号車に続き、No.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)、No.100 RAYBRIG NSX-GT(伊沢拓也)、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(中嶋大祐)、No.8 ARTA NSX-GT(小林崇志)、No.37 KeePer TOM’S LC500(平川 亮)、No.64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮)、No.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴)というオーダー。トップ2台以外はほぼ1ラップ以上のギャップを抱えての走行となってしまう。

    レースは残り10周となって、コース上に再び雨が降り始める。1号車と46号車の2台の距離は徐々に狭まっていき、いつしかテール・トゥ・ノーズへ。昨年のチャンピオンであり2度の王者経験のある平手と、3度の王者を獲得しているミスターGT-Rの本山によるサイド・バイ・サイドのバトルは、最終ラップ、馬の背コーナー先の突然の強い雨により、SPコーナーで2台そろってコースアウトという展開となる。コースに戻った1号車に、46号車が接触。共にギリギリスピンすることなくコース内に踏みとどまり、ここで一瞬失速した46号車に対して、早く立ち直った1号車が先行し、そのまま最初にチェッカーを受けることとなった。

    No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500は今季初優勝。レクサスLC500は開幕4連勝を達成した。2位には最後尾スタートのNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R。GT-R勢にとっては今季初表彰台獲得となった。3位にはNo.6 WAKO’S 4CR LC500が入り、ドライバーズランキングではトップに立った。レース序盤から悪夢の展開となってしまったNSX-GT勢での最高位は、No.8 ARTA NSX-GTの5位だった。

    No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500
    ヘイキ・コバライネン
    スタートする時には完全なドライでもなければ完全なウエットでもない、非常に難しいコンディションでした。僕たちはハード目のウエットを選んでスタートしましたが、それがベストチョイスになりました。今シーズンのクルマは最初から高いパフォーマンスを見せていたし、今日はタイヤチョイスに加えてセーフティカー(SC)のタイミングも僕たちにべストでしたね。本当は表彰台に上がれれば、と思っていましたが最高の結果になりました。今シーズン用のクルマが速いことは、ここまでの(LEXUS勢各車の)結果で充分アピールできていると思います。でも僕たちはなかなか良い結果を出すことができませんでした。速さは見せてきたつもりで、開幕戦では表彰台に上ることはできましたが、富士とオートポリスでは外してしまいました。でも今回勝つことで改めて、自分たちをアピールすることができました。勝ったことによって次回の富士ではウェイトが重くなったり(燃料)リストリクターが絞られたり、とBoPの制限を受けることになると思いますが、これがSUPER GTというレース。こんな条件の中で、その時その時のコンディションに強いクルマに仕上げる、とてもやりがいのある仕事です。次回の富士でも表彰台が確保できるよう、頑張ります。

    平手晃平
    スタートした後、天候はどう変わって行くのか? そのためにどんなタイヤを選ぶのか? 考えてみればSUGOではこういった難しいレースが多いですよね。僕たちは今日、ハードのウエットを選んでスタートしましたが、まずそれが大正解でした。そしてSCが入るタイミングがベストでルーティン(ピット)を終えてピットアウトして以降は、46号車との一騎打ちになっていました。大先輩の本山さん(本山哲選手)が相手で、タイヤをマネージメントしながら、タイム差をコントロールしながら逃げましたが、最後の最後、ファイナルラップの1コーナーは厳しかったですね。それを何とかかわして、これで勝った! と思ったんですが、コース後半でパラついていた雨が、最終ラップにどっと来て(苦笑)。馬の背では慎重に、早めにブレーキングしたんですが滑って姿勢を乱してしまいました。でミラーを見たら本山さんも同じように滑っていたので…。ラッキーだったな、と。それで何とか逃げ切ることができました。去年のSUGOは、そこまでにポイントを積み上げてきて、5位入賞くらいが目標だったのに2位表彰台。今年はシーズン序盤戦でなかなか思ったようなレースができずにポイントもあまり積み上げてこなかったので何とか表彰台を、と思っていたら優勝することができました。第二の故郷であるSUGOですがシリーズの中でのキーポイントでもあります。ここで勝てて嬉しいですが、続く富士と鈴鹿に向けて、ちゃんと戦えるクルマをつくることができれば、連覇も見えてくると思います。

    GT300クラス

    曇りながら雨の降らなかった予選日とは打って変わり、決勝日は雨模様。お昼頃には一旦小康状態となるが、スタート間近になるとまた降り出す。ある程度、気温もあるだけに路面は乾きだし、グリッド上の各車はタイヤ選択に頭を悩ませていた。グリッドの上位はレインタイヤを選んだが、中団以降の3台ほどがスリックでのチャレンジを行ったようだ。

    また、昨日クラッシュして、予選を走れなかったNo.5 マッハ車検 MC86 GTNETも修復を終えて、最後尾からのスタートとなった。

    スタートではポールポジションのNo.25 VivaC 86 MC(山下健太)が好スタートを切り、No.18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴)、No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田章)と予選上位が順当にスタート。4周(GT300の周回)で、GT500クラスのNo.17 KEIHIN NSX-GTがストレートでリアを壊して、破片が散乱したためにセーフティカーが入った。10周目にリスタートとなったが、ここで2番手を争っていた18号車とNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹)の競り合いにNo.19 WedsSport ADVAN LC500が絡んでしまい、18号車はコースアウトしてトップ争いから脱落。

    これで25号車は楽になったかと思われたが、猛追してきたのはこの雨の路面にブリヂストンタイヤがマッチしたNo.51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一)、そしてNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹)だ。予選7位の51号車がトップの25号車を抜きあぐねていると、65号車がベストラップを連発しながら、一気にトップを奪い取る。65号車のペースはその後も変わらず、36周目には20秒近いマージンを51号車に対して築いてみせた。この時、GT500のNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがクラッシュ。これで2度目のセーフティカーランとなり、65号車のマージンは帳消しに。

    そして、このセーフティカーランが終わった44周目に上位4台の65号車、51号車、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)、No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一)以外の有力チームはピットに飛び込んだ。

    トップ4台もセーフティカー直後の混乱を避け、間もなくピットインをするはずだったが、その後わずか2周でNo.48 植毛 GT-R(高森博士)とNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一)が相次いでコースアウト。これでこの日3度目のセーフティカーが導入された。これで上位4台はポジションの優位どころか、必須のピットインをすれば後方に下がることが決定的になるアンラッキーを引いてしまった。

    3度目のセーフティカーが50周目に戻ってリスタートとなるとピットインをしていない4台に続いていたのは、No.50 Ferrari 488 GT3とNo.11 GAINER TANAX AMG GT3だった。先行する4台が51周目までにピットインすると、トップになったのは50号車を抜いた11号車だ。Q2に進めず予選は17位に終わったNo.11 GAINER TANAX AMG GT3は、序盤の雨ではダンロップタイヤがコンディションに合い、ビヨン・ビルドハイムが6番手までポジションを上げ、ピットイン前には一時8番手に下がるものの、2度目のセーフティカー明けにピットイン。素早いピットワークが功を奏した結果だ。50号車も予選16番手で、コントロール性の良いフェラーリ488GT3の特性を新田守男がポジションを上げ、3度目のセーフティカー直前にピットインしたことが、このポジションに繋がった。

    この後、しばらくは逃げる11号車に50号車の都筑が追いすがるが、終盤に入るとジワジワと差が開いてしまう。だが、3番手を争うNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也から谷口信輝)とNo.25 VivaC 86 MC(松井孝允)は40秒以上後方。トップの1号車、続く50号車は自らのペースを乱すことなく、終盤に再度強くなった雨もしのぎ、相次いでゴールした。No.11 GAINER TANAX AMG GT3の2人にとっては、2014年の最終戦もてぎ以来3年ぶりの、メルセデスAMG GT3では初の優勝となった。2位のNo.50 Ferrari 488 GT3も開幕戦岡山で大きなクラッシュを喫し、第2戦を欠場してマシンを改めるアクシデントを乗り越えての2位表彰台を得た。

    3位争いだが、4号車と25号車が3度目のセーフティカー明けから75周以上も接戦を繰り広げた。64周目の1コーナーで25号車の松井が、4号車の谷口を交わしてポジションを入れ替える。だが、その後は谷口が松井のテールを脅かし続けるが、辛くも25号車が逃げ切って3位となった。この3位で、No.25 VivaC 86 MCの松井/山下組はドライバーズランキングのトップを堅持。ランキング2位にはこのレースを優勝したNo.11の平中/ビルドハイム組、そして平中組と同ポイントでNo.4 谷口/片岡組が追う形となった。

    No.11 GAINER TANAX AMG GT3
    平中 克幸
    前半のスティントを走ったビヨン(・ビルドハイム)が良い走りですぐにトップ10圏内に上がったこと。そしてピットストップでチームが凄く頑張ってくれたこと。AMGは燃費の関係もあって、ピットストップ(の燃料補給)に時間が掛るのがウィークポイントなんですが、今日はとても速くて25号車の真後ろでピットレーンに出て4号車の前でピットアウトすることができました。それに今回はダンロップタイヤの温まりが早く、ピットアウトした次の周の2コーナーで25号車を抜くことができたし31号車もパスできて、これが今日の大きな勝因になりました。あと、セーフティカー(SC)にも助けられたラッキーな面もありました。勝てる手応えがあって、確信を持って走るのは本当に久しぶりで、それがプレッシャーになった部分もありましたが、優勝できてホッとしています。僕たちはダンロップタイヤを使用していて、その開発も担当しています。同じAMG勢では65号車が去年の開幕戦で勝っていて、今年の開幕戦では4号車が勝っていますが、AMGとダンロップタイヤのマッチングが上手く進まず、僕たちはなかなか勝てませんでした。でも6月のテストで良いセットを見つけることができました。そのテストでは自分のミスからエンジンを壊してしまいましたが、チームスタッフは誰も、僕を責めることなくクルマを直し、圧倒的なパフォーマンスを引き出してくれました。今回の優勝でチームのモチベーションも一層高まると思うので、これからも頑張ってチャンピオンを目指したいですね。

    ビヨン・ビルドハイム
    今日はとても難しいスタートでしたがダンロップタイヤにとっては最適なコンディションでした。スタートから10周くらいはトラフィックがとてもビジーだった(=コース上が混雑していた)のですが、速く、かつ慎重に走って6位までポジションアップすることができました。その後コンディションが変わって少し後退してしまいましたが、序盤のコンディションでのダンロップタイヤのパフォーマンスと、SCが出た際にすぐピットインする作戦が、ベストな結果に繋がりました。久々に優勝できてハッピーです。前回優勝したのは2014年(の最終戦・もてぎ)でしたが、相変わらずSUPER GTはタフなレースが続いています。今年も開幕から前回のオートポリスまでは、上手いセットアップが見つからなかったり、タイヤチョイスを誤ったり、あるいは不運なトラブルもあったりして納得できるレースができませんでした。でもSUGOや鈴鹿のテストで走って良いセットが見つかりました。今回、勝ったことでランキング3位になったと思いますが、今日のようなレースを続けて行けば、再びタイトル争いができると信じています。

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  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の決勝が23日(日)、スポーツランドSUGOで行われ、#1号車 DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝。GT300クラスは#11号車 GAINER TANAX AMG GT3が優勝した。

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の南側山間部に位置し、ロケーションを上手く利用した“魔物が住む”と言われるアップダウンの激しいテクニカルコース。高低差は約70m。スタート直後に雨が降り、レースは波乱の展開となった。

    荒れに荒れたレース。ファイナルラップまで激しい首位争いを制したのは#1号車 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)、2位には最下位スタートの#46号車 S Road CRAFTSPORTS GT-R、3位には#6号車 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)が続いた。

    SUPER GT 2017年 第4戦 SUGO 結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH
    1 1 DENSO KOBELCO SARD LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    ヘイキ・コバライネン
    平手 晃平
    BS 30
    2 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
    本山 哲
    千代 勝正
    MI 16
    3 6 WAKO’S 4CR LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    大嶋 和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 60
    4 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 36
    5 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX GT / HR-417E
    野尻 智紀
    小林 崇志
    BS 6
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX GT / HR-417E
    武藤 英紀
    中嶋 大祐
    YH 4
    7 36 au TOM’S LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    中嶋 一貴
    ジェームス・ロシター
    BS 64
    8 64 Epson Modulo NSX-GT
    Honda NSX GT / HR-417E
    ベルトラン・バゲット
    松浦 孝亮
    DL 0
    9 100 RAYBRIG NSX-GT
    Honda NSX GT / HR-417E
    山本 尚貴
    伊沢 拓也
    BS 34
    10 37 KeePer TOM’S LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    平川 亮
    ニック・キャシディ
    BS 72
    11 12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
    安田 裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 14
    12 19 WedsSport ADVAN LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    関口 雄飛
    国本 雄資
    YH 18
    13 38 ZENT CERUMO LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG
    立川 祐路
    石浦 宏明
    BS 60
    24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
    佐々木 大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 6
    17 KEIHIN NSX-GT
    Honda NSX GT / HR-417E
    塚越 広大
    小暮 卓史
    BS 36

    SUPER GT 2017年 第4戦 SUGO 結果:GT300

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH
    1 11 GAINER TANAX AMG GT3
    Mercedes AMG GT3 / M159
    平中 克幸
    ビヨン・ビルドハイム
    DL 30
    2 50 Ferrari 488 GT3
    Ferrari 488 GT3 / F154GT
    都筑 晶裕
    新田 守男
    YH
    3 25 VivaC 86 MC
    TOYOTA 86 MC / GTA V8
    松井 孝允
    山下 健太
    YH 58
    4 4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159
    谷口 信輝
    片岡 龍也
    YH 54
    5 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
    LEXUS RC F GT3 / 2UR-GSE
    飯田 章
    吉本 大樹
    YH 6
    6 31 TOYOTA PRIUS apr GT
    TOYOTA PRIUS / RV8K
    嵯峨 宏紀
    久保 凜太郎
    BS 2
    7 65 LEON CVSTOS AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159
    黒澤 治樹
    蒲生 尚弥
    BS 46
    8 3 B-MAX NDDP GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
    星野 一樹
    高星 明誠
    YH 22
    9 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    SUBARU BRZ GT300 / EJ20
    井口 卓人
    山内 英輝
    DL 30
    10 9 GULF NAC PORSCHE 911
    PORSCHE 911 GT3 R / MA185
    ジョノ・レスター
    峰尾 恭輔
    YH 24
    11 360 RUNUP GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
    柴田 優作
    青木 孝行
    YH
    12 5 マッハ車検 MC86 GTNET
    TOYOTA 86 MC / GTA V8
    坂口 夏月
    藤波 清斗
    YH 6
    13 51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
    LEXUS RC F GT3 / 2UR-GSE
    中山 雄一
    坪井 翔
    BS 56
    14 52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
    TOYOTA MARK X MC / GTA V8
    番場 琢
    脇阪 薫一
    YH
    15 33 D’station Porsche
    PORSCHE 911 GT3 R / MA185
    藤井 誠暢
    元嶋 佑弥
    YH 34
    16 7 Studie BMW M6
    BMW M6 GT3 / P63
    ヨルグ・ミューラー
    荒 聖治
    YH 24
    17 18 UPGARAGE BANDOH 86
    TOYOTA 86 MC / GTA V8
    中山 友貴
    川端 伸太朗
    YH 4
    18 26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
    Audi R8 LMS / DAR
    山田 真之亮
    ジェイク・パーソンズ
    YH
    19 87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3
    Lamborghini HURACAN GT3 / DFJ
    細川 慎弥
    佐藤 公哉
    YH 16
    20 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS
    Audi R8 LMS / DAR
    リチャード・ライアン
    柳田 真孝
    DL
    21 10 GAINER TANAX triple a GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
    富田 竜一郎
    吉田 広樹
    DL 10
    22 48 植毛 GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
    高森 博士
    田中 勝輝
    YH
    23 30 TOYOTA PRIUS apr GT
    TOYOTA PRIUS / RV8K
    永井 宏明
    佐々木 孝太
    YH
    2 シンティアム・アップル・ロータス
    LOTUS EVORA MC / GTA V8
    高橋 一穂
    加藤 寛規
    YH
    55 ARTA BMW M6 GT3
    BMW M6 GT3 / P63
    高木 真一
    ショーン・ウォーキンショー
    BS 34
    111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
    Mercedes AMG GT3 / M159
    石川 京侍
    山下 亮生
    YH
    88 マネパ ランボルギーニ GT3
    Lamborghini HURACAN GT3 / DFJ
    織戸 学
    平峰 一貴
    YH
    35 ARTO 86 MC 101
    TOYOTA 86 MC / GTA V8
    ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
    ナタポン・ホートンカム
    YH
  • 【SUPER GT】 第4戦 SUGO 予選:トップ4ドライバーコメント

    【SUPER GT】 第4戦 SUGO 予選:トップ4ドライバーコメント

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われた。

    GT500クラスは、#8号車 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/小林崇志)が今季2度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#25号 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    GT500 クラス

    予選1位:No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    ポールを獲ることができて、ホッとしています。(SUGOの公式)テストから調子が良くて、スポンサーの人たちからも大きな期待を寄せてもらっていましたが、それが少しプレッシャーにもなっていました。調子のいいクルマや、皆の期待を最後に、…と言ってもまだ予選ですが、最後に形にするのはドライバーの仕事。今年、チームでは“和”を重視したチーム作りを進めてくれて、それがクルマを良い方向に進めているのも事実です。その点ではどこのチームにも負けない、という自信があります。このところクルマが随分速くなった印象がありますが、ポイントはリアのグリップ。クルマ自体はHondaの研究所でどんどんアップデートされていますが、それをどう活かすかはチーム次第。だからHondaとチームの頑張りで速くなってきたんだと思います。後はドライバーとして走るだけですが、クルマの調子も良かったし、一発のタイムを出す集中力では自信がありましたが、実際にポールを獲ることができてホッとした、というのが正直なところです。今はまだ(集中力のスイッチが)入ったままなので、早く部屋に戻って(スイッチを)オフにしたいですね。明日の決勝はもちろん、優勝を狙っています。

    予選2位 No.100 RAYBRIG NSX-GT
    山本尚貴
    公式テストでちょっとトラブルが出ていたのですが、それも解消されていて安心しました。レースウィークのコンディションに合わせてクルマを作る作業に入っていったのですが、テンポよくセットアップもできたと思います。予選Q1は伊沢選手がアタックしたのですが、練習走行からのアジャストもうまくいって、さらにQ2に対して“もうちょっとこうしたほうがいい”という(伊沢からの)アドバイスと僕の好みをふまえ、エンジニアとセットを合わせました。結果的に良かったですね。それがこのリザルトに繋がったと思うし、正直2番手までいけるとは思わなかったです。うれしい驚きでした。前回(ポールポジションスタートだった)オートポリスで負けてしまった分を取り返す意味でも、予選2番手を獲得したこともあって、今回勝ちたいという気持ちがあらためて強くなりました。

    予選3位 No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
    塚越広大
    3番手というポジション自体、いいところだし、決勝に向けてもチャンスをつかめるところにいると思います。ただ、1、2位が同じNSX勢なので、悔しい感じはします。別に大きなトラブルがあったわけでもなく、すごく僅差の戦いになっているので、ちょっとしたクルマの合わせ込みでの差が出たのかな。すごくハイレベルな戦いでした。上位3台はタイヤも同じ。たぶんいいところと悪いところも似てくると思うんです。なので、明日、難しい戦いになるでしょうね。ホンダ同士だからオーバーテイクのチャンスも似ているので、自力で逆転するのも難しいと思います。一方、ここは(スポンサーの)ケーヒンさんの地元で、決勝にはたくさん応援の方々が来てくださるので、“ここだけは勝たせてよ!”という気持ちがあるんですよね(笑)。決勝は、前にいる手強い2台(8、100号車)はもちろん、後ろから奇襲作戦をかけてくるところがあるかもしれないし…。油断はできないですね。いろんな策を講じないといけないですね。もし、明日(の決勝で)雨になったら、ですか? 鈴鹿の公式テストで調子が良かったんですが、レースになれば前の2台も同じように速いはず。どこで勝負がつくかわかりませんが、最後の最後まで気が抜けないレースになるでしょうね。ミスしたところが脱落していくような展開になると思うので、最後まで集中して戦いたいと思います。

    予選4位 No.19 WedsSport ADVAN LC500
    国本雄資
    朝のフリー走行では少しクルマに不具合があったんですけど、しっかりとミーティングをして徐々に詰めていって予選に挑みました。Q1からQ2に向けてもアジャストしたんですけど、ちょっと詰め切れなかったかなと。僕自身、タイヤのパフォーマンスを最大限に使ってアタックしましたけど、ちょっと行き過ぎた部分もあって少しタイムロスしてしまいました。トップタイムはちょっと見えませんでしたけど、2位にはいきたかったですね。でも4番手は悪くない順位なので、明日(の決勝)もしっかりと戦いたいなと思います。特にここは荒れる展開が多いですし、ロングランに関してはこれまで以上の手応えを感じているので、明日はしぶとく戦って優勝を目指して頑張ります。

    GT300 クラス

    予選1位:No.25 VivaC 86 MC
    松井孝允
    ポールを獲ることができて嬉しいです。走り始めからクルマは悪くなかったんですが、山下(健太)選手が走ったQ1までは、ちょっとアンダーがきつかったようでしたね。それはピットからモニターで見ていても感じられましたが、Q1を走り終えた山下選手のアドバイスがあって、有効なデータを得ることができました。それをエンジニアである(土屋)武士さんが上手くクルマをアジャストしてくれて…。結果的に、僕が走ったQ2では完璧なクルマに仕上がっていました。それでポールを獲ることができました。ここ最近、他のカテゴリーでも優勝することができていたりして、いい流れが感じられるので、それを途切れさせないよう明日(の決勝)も頑張ります。実は今回、僕たちのチームではクールスーツが新調されているんです。だから人間(ドライバー)がへばることはないと思うので、最後まで頑張って優勝し、またここ(記者会見場)に戻ってきたいと思います。

    予選2位 No.18 UPGARAGE BANDOH 86
    中山友貴
    ポールポジションを獲りたかったので悔しいですね。(アタックの際に)ちょっと行き過ぎてしまった部分があったので……すごく悔しいです。Q1で川端(伸太朗)選手がいいタイムで帰ってきてくれましたけど、練習走行後に彼とどんな乗り方をしたらいいかを話し込んだり、彼の緊張度合いをこちらでコントロールしたりしながらサポートしていました。この結果は、後半戦に向けてチームにとってプラスだと思うので、その点では本当に良かったと思います。決勝では(ポールの)25号車はクルマが同じなので特性もよく分かっているし、スタートは多分僕がいくと思うので、早い段階で前に出てしっかりリードを築いて、川端選手が余裕を持って走れるようにしたいですね。去年のSUGO戦は悔しい結果(終盤のクラッシュ)で終わってしまいましたし、なにより(メインスポンサーである)アップガレージのためにも結果がほしいんですけど、(僕が)CR-Zでチャンピオンを獲った時もここは2位で終わっているので明日は本当に勝ちたい。そのためにもチームとしっかり戦略を組み立てていきたいと思います。

    予選3位 No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
    吉本大樹
    まずはこうやって取材をしてもらえるポジションに戻ってこられたことが本当に嬉しいですね(笑)。これまで2シーズン半、苦しい思いをしてきたので、久々に勝負ができるポジションに戻ってこられたことは僕らも嬉しいし、なによりコツコツと頑張ってやってきてくれたメカニックたちに対しても良かったと思います。フリー走行からバランスが良くて、予選に向けては雨が心配だったんですけど、そこにも運があったのかなと。予選3番手はFIA GT3勢の中でトップですけど、赤旗の出た周が一番タイヤのおいしいところで、結局(再開後のタイムは)自分が想定しているタイムに全然届いていなかったのでもう1周だけアタックにいきました。それでタイムアップはできたんですけど、マザーシャシーにいかれちゃいましたね。その周の最終コーナーではアクセルをだいぶ戻しているので、それがなかったらって欲をかいちゃいますよね。明日(の決勝)は雨に降られると厳しくなると思うんですけど、天気がもてばいい勝負ができると思います。ただ、前の2台のマザーシャシーを攻略するには前半でトップに立ってギャップを作っておかないとピットで逆転されてしまうので、勝ちにこだわっていきたいと思っています。

    予選4位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    (SUGOでの公式)テストでも、ちょっとずつトラブルが出ていました。走れたものの、完璧ではない段階の状態で多少の不安があったんです。そこで、パーツを交換するなどしていろいろトライを続けていました。今日もバイブレーションが出ていたのですが、モノを換えたら良くなったんです。その部分も含め、予選ではいいフィーリングでまず山内(英輝)選手が走ってくれて、トップタイムを出してくれました。一方、(自身が担当した)Q2では不発に終わってしまいました。その理由ですか? みんな同じだとは思うのですが、赤旗中断もあったし、タイミング的にもなかなか思いどおりに走れなかった感じです。また、マザーシャシーに対して、0.2〜0.3秒足りないなという部分が前回のオートポリス戦から感じていることなので、その部分の底上げをなんとかやりたいですね。次の富士はストレートが長いこともあって厳しい戦いになるので、なんとかここでちょっといい結果を出しておかないと、鈴鹿にもつながらないと思っています。シリーズ後半のキーになるので、去年のようにいい結果を残しておきたい。週末の天候ですが、暑すぎるのはツラくなりますが、雨に関しては問題なくいけるんじゃないでしょうかね。まずはチェッカーを受けるよう、がんばります!

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第4戦 SUGO 予選レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月22日(土)、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで開幕し、公式予選が行われた。

    午前中は東北地方での梅雨明けも予感させる強い日差しが照りつけ、気温も急上昇したが、午後になると上空は雲に覆われ、一時は小雨もぱらつく空模様になった。

    幸い雨も上がってドライコンディションとなったQ1では、#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)を筆頭に4台のNSX-GTがトップ8に食い込み、Q2進出の権利を手に入れた。

    続くQ2でも#8 ARTA NSX-GTは好調を維持し、コースレコードに迫る1分10秒915を記録してポールポジションを獲得。さらに#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)は2位、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)は3位となり、Honda勢は絶好のポジションから決勝に挑むことになった。

    明日は午後2時30分に決勝レース(81周)のスタートが切られる。

    小林崇志 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    前回のレースはとても残念な結果に終わりましたが、その後に行われた2回のテストでマシンが大幅にレベルアップしたので、自分自身もレベルアップできるように努力してきました。その結果、自分が担当したQ1でもトップに立つことができ、とても嬉しく思っています。僕たちのチームは、一発の速さだけでなくロングランでの速さも追求してきたので、1セットのタイヤで20周走ってもペースが落ちないクルマに仕上がっています。明日は1度もトップを譲ることなく最後まで走りきるつもりです。ミスなく走りきれば結果はついてくるでしょう。

    野尻智紀 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    事前のテストから好調で、チーム、スポンサー、そしてファンの皆さんからとても期待して頂いていたので、この結果にはホッとしています。サーキットでタイムを出すにはリアタイヤのグリップを高めることが重要になるので、この点に注力してこれまでマシン作りに取り組んできましたが、ここSUGOではその成果を発揮できたと思います。明日は是非、優勝したいですね。「SUGOには魔物が棲んでいる」とよくいわれるほか、明日も天気が怪しいようですが、誰よりも速く、そして粘り強く戦って勝利をつかみ取りたいと思います。

    伊沢拓也 (♯100 チーム・クニミツ)
    SUGO大会を迎えるまでの流れは決してよくありませんでしたが、今日は走り出しからどんどんマシンの状態がよくなっていき、最終的に2位になれたので、正直驚いています。明日は天候も含めて難しいレースになると思います。特に、SUGOはコース幅が狭いのでGT300クラスを追い抜くのも簡単ではありません。そういったことを考えると、明日はとにかくアクシデントを起こさずに戦うことが大切になるはずです。とてもいいチャンスなので、レースでもしっかり頑張ります。引き続きのご声援をどうぞよろしくお願いします。

    山本尚貴選手 (♯100 チーム・クニミツ)
    前戦のオートポリス大会が終わって以来、テストではトラブル続きだったので、不安を残したまま今週末を迎えましたが、チームがいい仕事をしてくれたおかげで予選では2位を取ることができました。SUGOの決勝はとにかく最後まで走りきることが大切になるので、明日は一瞬も気の抜けないタフなレースになると思います。決勝は雨になるとの予報もありますが、NSX-GTはドライよりもウェットのほうが得意なくらいなので心配していません。決勝レースでもチーム一丸となって戦い、表彰台を目標にしっかり走りきりたいと思います。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)
    今シーズンはギリギリまでクルマの開発を行ってきたので、開幕戦の段階ではまだセットアップが十分煮詰まっていませんでした。ただし、これまで3戦を戦い、さらにテストで走り込んでくる中で、いいセットアップの方向性が見つかりました。その結果、今シーズンの開発目標だった「ミッドシップのウェイトハンデを積んでも速いマシン」の実現に近づいてきたと考えています。#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)は今朝のプラクティスでトラブルがあり、走り込みが不足していましたが、それでもあとコンマ1秒でQ2に進出できる速さを示しました。NSX-GTは雨が降っても速いので、明日の決勝レースではこの勢いに乗って気持ちよく勝ちたいと思います。

  • 【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:第4戦 SUGO 予選レポート

    スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN LC500 19号車がLEXUS勢最上位の4番手グリッド。ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が7番手、大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が8番手。ランキング上位の3台はウェイトハンデに苦しみ、Q1敗退。11,12,13番手に留まった。

    7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。午前中の公式練習は好天の下、真夏の暑さの中でのセッションとなったが、その後空は雲に覆われ、予選開始直前にはわずかに雨もぱらついたが、結局路面を濡らすまでには至らず。ドライコンディションでの予選となった。

    GT300クラスの赤旗により、予定よりも6分遅れた午後2時36分にGT500のQ1が開始。15分間のセッションだが、前半はどの車両もコースインせず。セッションが半分を過ぎた7分半あたりからコースへ。

    セッション終盤、タイヤが暖まった車両により目まぐるしくタイムシートが塗り替えられていく中、LEXUS勢では19号車の関口が好走を見せ2番手タイムをマーク。コバライネンの1号車も6番手。そして昨年のポールシッターであり、SUGOを得意とする6号車のカルダレッリは、重いウェイトハンデをはねのけ8番手でQ2進出。

    一方で、ランキングトップ3の37号車、38号車、36号車はウェイトハンデに苦しみ、11,12,13番手でQ1敗退となった。

    午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

    Q2は15分遅れの午後3時半に開始。12分間のセッションながら、こちらも最初の5分は全車コースに出ず。6号車の大嶋を先頭に、19号車の国本、1号車の平手と続いてアタックを開始した。19号車国本が3周目に1分11秒台に入れその時点でのトップへ。NSX-GT勢にこのタイムは塗り替えられたが、LEXUS勢最上位の2列目4番手グリッドにつけた。

    1号車は7番手、6号車が8番手と4列目に並ぶこととなった。

    GT300 予選
    初のQ2進出を果たした飯田/吉本組LEXUS RC F GT3が3番手グリッド
    スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われ、飯田章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が3番手グリッドを獲得。LEXUS RC F GT3は中山 雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車もQ2へ進出し8番手。嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が6番手グリッドを確保した。

    7月22日(土)宮城県のスポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦の予選が行われた。真夏の暑さとなった午前中の公式練習では、60号車がトップタイムをマーク。予選への期待が高まった。

    その後、空を雲が覆い始め、周辺では雷も鳴る中、コースの一部では軽い雨が降り始めた。午後2時10分、GT300クラスのQ1(15分)開始時はワイパーを動かす車両も見られたが、結局それ以上雨は強くならず、路面も濡れずにドライタイヤのままセッションは進行した。

    セッション開始5分でコースオフ車両により赤旗中断。残り10分でセッションが再開されると、51号車の坪井が5番手タイムをマーク。60号車の飯田も8番手につけ、60号車としては初となるQ2進出を決めた。プリウスは31号車がぎりぎり14番手でQ2進出。TOYOTA PRIUS apr GT 30号車はトラブルに見舞われタイムを伸ばせず。25番手でQ1敗退となった。

    Q1での赤旗の影響により、予定よりも6分遅れの午後3時1分からQ2(12分)開始。好調な60号車の吉本が計測2周目にその時点でのトップタイムをマークした直後、残り7分でクラッシュ車両によりまたもセッションは赤旗中断。

    再開後、既にタイヤのピークは過ぎたと思われた60号車だったが再アタックに入り、タイムを更新。しかし、マザーシャシー車両2台が60号車のタイムを上回り、60号車はコンマ2秒差で惜しくも3番手。しかし、GT3勢では最上位、そしてLEXUS RC F GT3で3年目の挑戦となる60号車にとって過去最高のグリッドとなった。

    嵯峨がアタックした31号車が6番手。中山雄一がアタックした51号車も最後までアタックを続け、7番手につけた。

    飯田章 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
    今回は練習走行から悪くなかった。本当はポールポジションを取るつもりだったのだが、午前中の練習走行とはコンディションが変わってしまって届かなかった。明日の決勝は天候がどうなるか分からないので、それ次第というところはある。しかし、皆条件は一緒なので、うちも状況に合わせて上手く乗りきっていきたいと思っている。

    吉本大樹 (SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車)
    これまで2シーズン半苦しい思いをしてきたので、久々にこうして勝ち負けの話が出来るポジションに帰ってこられたのは嬉しいし、なによりもこつこつと頑張ってやってきてくれたメカニックに感謝している。今回は流れも良く、朝の走り始めからとてもバランスの良いクルマを用意してくれた。朝のトップタイムも、引っかかったラップでのタイムだったので、自分としてはまだ余力があったし、後は予選に向けてとにかく雨だけが心配だった。寸前にちょっと降ってきたときは焦ったが、結局ドライで走れたし、運も良かった。予選3番手でGT3勢トップというのは満足すべき結果だと思うが、赤旗が出たラップ中が一番タイヤのおいしいところで、再アタックでタイムを更新出来たとは言え、自分の想定していたタイムには全然届いていなかったし、最終コーナーでもタイヤが落ちてきて大分アクセルを戻したので、ポールとはコンマ2秒差ということで悔しさはある。明日は、ドライを保ってくれればいい勝負が出来ると思う。前に(給油時間が短い)マザーシャシーが2台いるので、これを攻略するためには前半のスティントでトップに立って、逃げてギャップを作りたい。久々にこうして勝てるかも知れないレースが出来ているので、勝ちにこだわっていきたい。

  • 【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第4戦 SUGO 予選レポート

    2017年のSUPER GT第4戦がスポーツランドSUGOで開催。7月22日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選14位となった。

    「真夏の3連戦」とも呼ばれる第4~6戦は、東北・スポーツランドSUGOからスタート。約1か月前にここで行われた公式テストでは、セッショントップタイムをマークするなどGT-R勢が好調な姿を見せていた。今回のレースは後半戦に向けて巻き返しを図るための重要な一戦となる。#23 GT-Rは性能向上を図った今季2基目のエンジンを搭載して臨んだ。

    週末の天気予報はあまり良くないものの、予選日の午前中は夏の日差しに包まれ、公式練習が始まった午前9時の時点で、気温は30℃超え。湿度も60%を指していた。しかし、予選直前の併催レースが終わるころになると、一気に雲が暗くなり、ぱらぱらと小さな雨粒が見えるようになった。予選はウェット宣言が出されてスタートしたが、それ以上に雨脚が強まることはなく、GT500のセッションが始まるころには、まだ分厚い雲は残っていたものの、コース上はドライコンディションでセッションがスタートした。

    Q1を担当するクインタレッリは、残り時間が7分を切ったところでコースイン。計測3周目に1分12秒436を記録して、暫定でQ2進出圏内の7番手に滑り込んだ。しかし、クインタレッリよりあとでコントロールラインを通過したマシンがタイムを上回り、#23 GT-Rの順位は後退。クインタレッリは再度アタックするが、1分12秒915と自己ベストタイム更新はならず、最終的に14位となった。

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「午前中からタイヤのグリップで少し苦労しました。予選に向けてセットアップも詰めていって、路面コンディションが良くなった分タイムは上がりましたが、まだまだ思った通りの走りにはなりませんでした。ロングランのことを考えて選んだタイヤですから、今日はあまり良くなかったけれど、明日の決勝ではいい走りができると思います。14位からのスタートですが、毎年SUGOのレースは荒れますから、どんな状況になってもみんなで力を合わせて、少しでも多くのポイントを獲りたいです」

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「テストの時期と比べて暑いコンディションになりましたが、そのあたりの想定は悪くなかったと思います。決勝に向けて持つタイヤを選んだということもありますが、一発のタイムに対して苦しめられた部分がありますね。レースは長いので、じっくりと戦っていきます。ポイントをしっかりと獲って、次のレースに活かしたいと思います」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「もう少しいいポジションに行けるのではと考えていましたが、少し力が足りませんでした。テストの段階である程度速さはありましたが、レースに対しての安定性も上げたいと考えて、そちらの方向に振ったタイヤを持ち込みました。それが、一発の速さという点で力が及びませんでした。本当は前のポジションからレースをしたかったですが、明日も後方からしぶとく諦めずに、一つでも前を目指します。気持ちを切り替えて、自分たちのレースをしっかりとやることに集中したいと思います」

    GT300クラス 公式予選
    #3 B-MAX NDDP GT-Rは予選5位
    約2か月のインターバルを挟んでの開催となったSUPER GT第4戦。今回#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、22kgのハンディウェイトを搭載しての参戦となった。

    午前中は夏らしい晴れ模様となったが、午後になるとサーキット周辺は黒い雲に覆われ、雷鳴も響き雨粒も落ちて来た。しかしコースを濡らすまでには至らず、気温28℃、路面温度36℃というコンディションで、午後2時10分にGT300クラスの公式予選Q1が始まった。

    開始4分で星野がコースインした直後、3コーナーでコースアウトしてストップした車両があり、セッションは赤旗が掲出されて中断。6分後に残り10分で再開された。星野は4周目に1分19秒700をマークして12位につけると、翌周には1分19秒595へタイムを縮め11位となり、上位14台が進出できるQ2への出走を決めた。

    Q2は午後3時01分から12分間で行われたが、高星がコースインした直後に、SPコーナーイン側でクラッシュした車両があり、再び赤旗中断。午後3時15分に残り7分で再開となった。このセッションで高星は4周目に1分18秒942のタイムを記録して4位につけた。その後、1台が高星のタイムを上回り、5位で予選は終了。決勝にむけて良いポジションを獲得することに成功した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「練習走行からクルマの調子は良く、自信を持って予選に臨みました。赤旗中断や雨などで混乱もありましたが、何とかQ2の高星につなげることができ、全体的に良かったと思います。決勝は雨の予報なので、ウェット路面になると苦戦するかもしれませんが、粘り強く走れば何とかポイントを追加できると思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「朝の走行は2番手といい感触でしたから上位を狙っていましたが、予選になると気温も下がってアンダー(ステア)っぽい状態になってしまい残念でした。それでも何とかまとめて5番手につけることができました。18秒台は出したいと思って走りましたが、完璧ではありませんでした。決勝はドライコンディションが希望ですが、ウェット路面で厳しくなっても精一杯走ります」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「Q1はどのチームもエースドライバーをつぎ込んでいて、なかなか厳しいものになっています。朝の公式練習では星野が(1分)19秒台を出していたので、先(Q1)に行かせました。私たちが予想していた辺りの、11位でQ1を無事突破でき、Q2では高星が18秒台に入れて5番手となりましたが、上出来でしょう。久しぶりに思いどおりの予選になりました」

  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われた。

    GT500クラスは、#8号車 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/小林崇志)が今季2度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#25号 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    GT500 クラス

    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    ポールを獲ることができて、ホッとしています。(SUGOの公式)テストから調子が良くて、スポンサーの人たちからも大きな期待を寄せてもらっていましたが、それが少しプレッシャーにもなっていました。調子のいいクルマや、皆の期待を最後に、…と言ってもまだ予選ですが、最後に形にするのはドライバーの仕事。今年、チームでは“和”を重視したチーム作りを進めてくれて、それがクルマを良い方向に進めているのも事実です。その点ではどこのチームにも負けない、という自信があります。このところクルマが随分速くなった印象がありますが、ポイントはリアのグリップ。クルマ自体はHondaの研究所でどんどんアップデートされていますが、それをどう活かすかはチーム次第。だからHondaとチームの頑張りで速くなってきたんだと思います。後はドライバーとして走るだけですが、クルマの調子も良かったし、一発のタイムを出す集中力では自信がありましたが、実際にポールを獲ることができてホッとした、というのが正直なところです。今はまだ(集中力のスイッチが)入ったままなので、早く部屋に戻って(スイッチを)オフにしたいですね。明日の決勝はもちろん、優勝を狙っています。

    小林崇志
    前回(開幕戦岡山)のポールは“棚ボタ”でしたが、2回目の今回は実力で獲ったポールだと思っています。このところクルマが随分速くなってきて、今回は『ポールを獲るぞ!』という意気込みがありました。僕が走ったQ1でも僅差でしたがトップタイムを獲ることができました。でもQ2を走った野尻(智紀)選手は、2位以下に大差をつけてポールを獲ることになりました。一発の速さに関しては野尻選手が言ったとおりですが、リアのグリップが出たことでロングランでも速く走ることができるようになりました。つまりレースラップも速くなったんです。明日のレースはポールからのスタートになりますが、ロングランの速さにも自信があるので、一度もトップを譲ることなくレースを走り切って優勝したいです。僕たちドライバーがミスなく走ることができれば、できると思います。

    GT300 クラス

    No.25 VivaC 86 MC
    松井孝允
    ポールを獲ることができて嬉しいです。走り始めからクルマは悪くなかったんですが、山下(健太)選手が走ったQ1までは、ちょっとアンダーがきつかったようでしたね。それはピットからモニターで見ていても感じられましたが、Q1を走り終えた山下選手のアドバイスがあって、有効なデータを得ることができました。それをエンジニアである(土屋)武士さんが上手くクルマをアジャストしてくれて…。結果的に、僕が走ったQ2では完璧なクルマに仕上がっていました。それでポールを獲ることができました。ここ最近、他のカテゴリーでも優勝することができていたりして、いい流れが感じられるので、それを途切れさせないよう明日(の決勝)も頑張ります。実は今回、僕たちのチームではクールスーツが新調されているんです。だから人間(ドライバー)がへばることはないと思うので、最後まで頑張って優勝し、またここ(記者会見場)に戻ってきたいと思います。

    山下健太
    Q2を走った松井(孝允)選手がギリギリの走りを見せてくれてポールポジションを獲ることができました。松井選手に感謝しています。僕はQ1を走ったんですが、やはり(Q1での)トップタイムを獲りたかった。でも目の前でスピンするクルマがあって邪魔されてしまいました(苦笑)。明日はもちろん、優勝を狙って行きます。正直言って雨だと辛い部分もあるので、個人的には晴れてほしいですね。ドライコンディションだったらぶっちぎって勝ちたい。いや、勝てると思っています。