カテゴリー: SUPER GT

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

    5月19日(土)~20日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で2018年SUPER GTシリーズ第3戦が開催された。昨年までSUPER GTの鈴鹿ラウンドはシリーズ最長の1,000kmレースとして開催されてきたが、今年からは300kmレースとなった。

    土曜日は通過する低気圧の影響で強風が吹き荒れたが、追い風で空力性能が向上したうえ気温が低くエンジンに対する負荷も少なかった影響で好タイムが続出した。

    公式予選の結果、コースレコードでポールポジションを獲得したのはNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)だった。No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)、No.17 KEIHIN REAL RACING(塚越広大/小暮卓史)が続き、5番手のNo.64 EPSON MODULO NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮)、7番手のNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)までNSX-GT5台全車がコースレコードを上回るタイムを記録してQ2へ進出した。

    決勝レースは快晴の空の下で始まった。No.8 ARTA NSX-GT(伊沢)はオープニングラップからハイペースで首位を走り、No.100 RAYBRIG NSX-GT(バトン)は後続を押さえながら2番手を堅持。レース折り返し直前にセーフティーカーが入ってレースは振り出しに戻ったが、ドライバー交代後もNo.8 ARTA NSX-GT(野尻)はトップを守り、背後のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本)と争いながら1-2体制を固めていった。

    3番手からスタートしたNo.17 KEIHIN REAL RACING(塚越)は接触のペナルティーを受けて後退したが、No.8 ARTA NSX-GT(野尻)とNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本)は後続を引き離してレースを走りきり、3位に8秒594の差をつけて1-2フィニッシュを飾った。このレースの結果、No.100 RAYBRIG NSX-GTはシリーズポイントランキング首位に立って第4戦を迎えることになった。

    GT300クラスではNo.777 CARGUY ADA NSX GT3(横溝直輝/木村武史)がクラス21位、No.34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹)が26位に終わった。

    野尻智紀選手(優勝) No.8 ARTA NSX-GT
    「うれしい結果が得られました。僕のスティントはセーフティーカー明けということで伊沢選手が作ってくれたギャップがゼロになって、そこからまた少し引き離して僕につないでくれました。でも後ろは山本選手でしたし、非常に力強いレースをするので絶対にあきらめないだろうなと思って、僕も絶対にあきらめちゃいけないと思って最後まで自分の気持ちを強く持って走りました。みんなが支えてくれたので最後まで気持ちが折れずに走り切れたんだと思います」

    伊沢拓也選手(優勝) No.8 ARTA NSX-GT
    「昨日も今日もいい結果を得られてとてもうれしいです。野尻選手のために少しでもマージンを稼ぎたいと最初からプッシュしました。途中10秒くらい稼いだのにセーフティーカーが入って台無しになってしまったんですが、野尻選手がいいペースで走ってくれました。前回の富士で結果が出なかっただけに、わずかながら不安はあったのですが、チーム全体で今年のクルマに対する理解度が上がった結果、今回いい状態でクルマを持ち込めたのが勝因だと思います」

    佐伯昌浩 プロジェクトリーダー
    「予選で1-2-3、決勝で1-2という、レースを戦ったチームとドライバーはもちろん、車両を開発したSAKURAのメンバーにとっても非常に喜ばしいレースウイークになりました。合同テストのときから鈴鹿でのレースには手応えがありましたが、今シーズンに向けて加えた大幅な改良、特に低重心化と重量配分の改善の成果が形になって現れたと感じています。気温が低かったことも、我々のクルマには有利に働きました。3銘柄のタイヤともQ2に進出できたのは、各チームが今季のマシンに対するセッティングを熟成してくれて本来の性能が発揮された結果だと思います」

  • 【SUPER GT】 第3戦鈴鹿 結果:No.8 ARTA NSX-GTが優勝!

    【SUPER GT】 第3戦鈴鹿 結果:No.8 ARTA NSX-GTが優勝!

    2018年のSUPER GT 第3戦「鈴鹿300km」の決勝レースが20日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、No.8 ARTA NSX-GT (伊沢拓也/野尻智紀)がポール・トゥ・ウィンで優勝を果たした。

    昨年まで8月に真夏の1000kmとして開催されていた鈴鹿大会だが、今年から300kmのレースとして第3戦に移動。日曜日の天気は晴れ。計測システムの不具合により、決勝は40分遅れて開始。気温21℃、路面温度34℃と予選よりも若干路面温度が高いコンディションで300km(52周)のレースはスタートした。

    ホールショットを奪ったのは、ポールポジションからスタートしたNo.8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也。2番手のNo.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンとの差をどんどん広げていく。3番手にはNo.1 KeePer TOM’S LC500が浮上。以下、GT500最下位まで1秒以内で数珠つなぎとなる接戦バトルが繰り広げた。

    14周目。No.39 DENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンが、デグナーの立ち上がりでスピンを喫してリタイア。セーフティカーが導入される。これで10秒のマージンを築いていたNo.8 ARTA NSX-GTのアドバンテージが失われる。

    レースは19周目から再開。このタイミングでNo.64 Epson Modulo NSX-GT、No.19 WedsSport ADVAN LC500がピットイン。No.1 KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディが、No.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンを1コーナーで交わして2番手に浮上する。

    翌周にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT、No.17 KEIHIN NSX-GT、No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rがピットインする。

    24周目。No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀がデグナーでコースオフしてリタイア。セーフティカー導入の可能性があったため、ここでトップ3台が一気にピットインする。No.100 RAYBRIG NSX-GTがポジションを取り戻す。

    29周目。第1スティントを伸ばしていたNo.36 au TOM’S LC500がピットに入り、GT500は全車がピットインを完了。No.36 au TOM’S LC500は最後尾まで後退する。その後、No.6 WAKO’S 4CR LC500、No.17 KEIHIN NSX-GTに序盤の接触に対してドライブスルーペナルティが科せられ2台とも順位を落とす。

    レースは、No.8 ARTA NSX-GTの野尻智紀とNo.100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴が長きにわたってテール・トゥ・ノーズの激しいトップ争いを展開。だが、次第にNo.100 RAYBRIG NSX-GTが差を離されていく。

    最終的にNo.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也/野尻智紀)がトップでチェッカー。2位にもNo.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン/山本尚貴)が続き、Honda NSX-GT勢は開幕戦に続いて1-2フィニッシュを達成。3位にはNo.1 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ/平川亮)が続き、表彰台を獲得した。

    GT300クラスは、No.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)が接戦を制してポール・トゥ・ウィン。K-tunes RC F GT3は初勝利。新田守男は20勝目を挙げて再びGT300通算最多勝記録に並んだ。

    2018年 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット 結果(GT500)

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ WH
    1 8 ARTA NSX-GT 伊沢拓也/野尻智紀 BS 6
    2 100 RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン/山本尚貴 BS 34
    3 1 KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ/平川亮 BS 30
    4 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS 10
    5 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS 16
    6 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 52
    7 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山哲/千代勝正 MI 10
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 30
    9 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 10
    10 64 Epson Modulo NSX-GT 松浦孝亮/ベルトラン・バゲット DL  
    11 17 KEIHIN NSX-GT 小暮卓史/塚越広大 BS 42
    12 6 WAKO’S 4CR LC500 ジェームス・ロシター/大嶋和也 BS 28
    13 19 WedsSport ADVAN LC500 山下健太/国本雄資 YH 4
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 2
    15 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS 30
  • 【SUPER GT】 第3戦鈴鹿 公式予選:No.8 ARTA NSX-GTがポール獲得

    【SUPER GT】 第3戦鈴鹿 公式予選:No.8 ARTA NSX-GTがポール獲得

    2018年のSUPER GT 第3戦「鈴鹿300km」の公式予選が19日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、No.8 ARTA NSX-GT (伊沢拓也/野尻智紀)がコースレコードを更新してポールポジションを獲得した。

    昨年まで8月に真夏の1000kmとして開催されていた鈴鹿大会だが、今年から300kmのレースとして第3戦に移動。天候は晴れではるものの、非常に風が強く、気温19℃、路面温度26℃という涼しいコンディションで予選セッションはスタートした。

    SUPER GTのコースレコードは昨年記録された1分47秒074。Q1では、No.8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也が早くもそれを2秒2上回り、1分44秒806を記録。Q1では全車が昨年のコースレコードを更新する結果となった。

    Honda NSX-GT勢の全5台がQ1を突破。LEXUS LC500勢は1号車と36号車のTOM’Sの2台、NISSAN GT-R NISMO GT500勢は12号車1台のみのQ1突破となった。第2戦富士を制し、ウェイトハンディ52kgに加えて燃料流量リストリクターも1段階絞られるNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は最下位で予選を終えた。

    10分間のQ2。最初にコースインしたNo.64 Epson Modulo NSX-GTの松浦孝亮がコースオフ。劣勢に立たされるとともに、コース上には砂が捲かれることになった。

    ポールポジションを獲得したのはNo.8 ARTA NSX-GT (伊沢拓也/野尻智紀)。野尻智紀がコースレコードをさらに縮める1分44秒319を記録してポールポジションを獲得した。2番手にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン/山本尚貴)が続き、Honda NSX-GT勢がフロントローを独占。3番手にもNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史/塚越広大)が続いた。

    LEXUS LC500勢はNo.1 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ/平川亮)が意地の4番手、NISSAN GT-R NISMO GT500勢はNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹)が6番手だった。

    GT300クラスは、No.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)がクラスのコースレコードを更新する1分55秒531を記録。2番手には0.6秒差をつけてポールポジションを獲得した。2位以下は9台が1秒以内という接戦になった。

    2018年 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット 公式予選

    Po. No. マシン ドライバー(Q1/Q2) タイヤ WH タイム
    1 8 ARTA NSX-GT 伊沢拓也/野尻智紀 BS 6 1分44秒319
    2 100 RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン/山本尚貴 BS 34 1分44秒473
    3 17 KEIHIN NSX-GT 小暮卓史/塚越広大 BS 42 1分44秒834
    4 1 KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ/平川亮 BS 30 1分45秒181
    5 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL   1分45秒202
    6 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS 10 1分45秒351
    7 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 2 1分46秒405
    8 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS 16 1分59秒203
    9 19 WedsSport ADVAN LC500 山下健太/国本雄資 YH 4 1分45秒934
    10 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 30 1分45秒997
    11 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 10 1分46秒013
    12 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI 10 1分46秒018
    13 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS 30 1分46秒211
    14 6 WAKO’S 4CR LC500 ジェームス・ロシター/大嶋和也 BS 28 1分46秒287
    15 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 52 1分46秒306
  • 【SUPER GT】 第3戦 鈴鹿300km プレビュー

    【SUPER GT】 第3戦 鈴鹿300km プレビュー

    2018年のSUPER GT 第3戦 「SUZUKA GT 300km Fan Festival」が5月19日(土)・20日(日)鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される。

    今年のGT500クラスは、開幕戦岡山国際サーキットではHONDA NSX-GT勢が1-2位、第2戦富士スピードウェイではNISSAN GT-Rが優勝し2位以下をLEXUS LC500勢が占めるなど、3メーカーのマシンの実力が拮抗し、稀に見る接戦が繰り広げられている。

    昨年までは真夏の1000kmとして開催されていた鈴鹿大会は、今年から300kmのレースとなった。それだけにレースペースが上がり、これまで以上の接戦となるだろう。また、毎年8月に開催されていたSUZUKA 1000㎞と比べれば今回のレースは涼しいコンディションになるだろう。

    舞台となる鈴鹿サーキットは、高速コーナーと低速コーナーが組み合わされたテクニカルなレイアウトにより、タイヤが受けるGや荷重といった負荷が大きくなるのが特徴となる。

    昨シーズンは開幕戦から4連勝したLEXUS LC500勢だが、今季は2戦を終えてまだ勝ち星がない。しかし、2戦共にトップ争いには加わり、表彰台にも上がっているだけに、ライバル2車種に戦闘力で差を付けられているという感じではない。チャンピオンシップを考えれば第3戦鈴鹿はLC500勢の勝負ポイントとなるだろう。

    鈴鹿では4勝を挙げて得意とするNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)や鈴鹿1000kmで2年連続優勝を果たしているNo.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)は優勝候補。また、ウェイトハンディの少ないNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/山下健太)にも勝機はある。

    NISSAN GT-R NISMO GT500勢は、第2戦富士をNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が制している。だが、23号車以外は第2戦の成績は決して良いとは言えなかった。しかし、その分ウェイトハンディは軽い。鈴鹿を得意とするNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)やNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)は注目だ。ハンディ52kgのMOTUL AUTECH GT-Rは、実ウェイト35kg搭載の上に燃料流量リストリクターも1段階絞られる。それだけに彼らは上位入賞を目指すレースになるだろう。

    Honda NSX-GT勢は、開幕戦岡山でワンツー・フィニッシュを決めたが、第2戦富士ではNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)の8位が最高位と振るわなかった。中でも開幕戦優勝のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)と同2位のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)は一気に増えたウェイトハンディが増えていた。また、NSX-GTにとって富士は得意コースとは言えないため、チャンピオンシップにおいて“無理をしない”レースだったのかもしれない。

    鈴鹿300kmではライバルの上位チームもウェイトハンディが増える上、第2戦富士前に行われた公式テスト鈴鹿では、RAYBRIGのバトンがベストタイムをマーク。このテストでは富士の結果を織り込んだウェイトも試しているはずであり、第3戦鈴鹿ではNSX-GT勢が一転して攻勢に出る可能性も高い。

    NSX-GT勢では、開幕戦で活躍したKEIHINとRAYBRIGが注目だが、ウェイトの少ないNo.8 ARTA NSX-GTや昨年の鈴鹿1000km優勝のNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮)も気になる存在だ。

    SUER GT 第3戦 鈴鹿300km スケジュール
    ■5月19日(土) 予選日
    09:00 – 10:45 : 公式練習
    14:35 – 15:10 : ノックアウト予選(Q1)
    15:20 – 15:48 : ノックアウト予選(Q2)

    ■5月20日(日) 決勝日
    13:05 – 13:25 : ウォームアップ走行
    14:40 : 決勝レース(52Laps)

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    2018年のSUPER GT 第2戦が5月3日(木)~4日(金)に富士スピードウェイで開催され、ホンダ勢はGT500クラスでNo.8 ARTA NSX-GTが8位、No.100 RAYBRIG NSX-GTが9位入賞。GT300クラスではNo.34 Modulo KENWOOD NSX GT3が初ポイントを獲得した。

    初日木曜日の午前は、発達した低気圧の影響で朝から風雨が強まり霧で視界不良となったため、フリー走行は中止となった。

    午後には天候が回復したが、タイムスケジュールの関係から、予選は通常の一次予選・二次予選の形式ではなく、GT300クラス、GT500クラスそれぞれ20分間の計時セッションを行って決定することになった。その結果、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)がホンダ勢最上位の6番手につけた。

    金曜日の決勝レースは、通常より長い500kmの長丁場。5万5000人の大観衆が見守る快晴の空の下でレースがスタートした。

    No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTは6番手のポジションを守ってレースをスタートするが、その背後には予選で12番手と奮わなかったNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)、さらに、その後方にNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が続いた。

    No.8 ARTA NSX-GTは最初のドライバー交代が終わった段階でHonda勢のトップに立ち、No.100 RAYBRIG NSX-GT、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTがそれを追う形となった。2回目のドライバー交代を終えたNo.8 ARTA NSX-GTはそのまま110周のレースを走りきり8位に入賞、No.100 RAYBRIG NSX-GTは30kgのウエイトハンデを抱えながらも9位でフィニッシュして、ともにシリーズポイントを獲得した。

    開幕戦優勝のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)は惜しくも11位。No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTはタイヤトラブルで中嶋、武藤が相次いで予定外のピットストップを行って順位を落とし、No.64 EPSON MODULO NSX-GTはトラブルで無得点に終わtt。シリーズランキングではNo.17 KEIHIN NSX-GTが2位、No.100 RAYBRIG NSX-GTが3位につけている。

    GT300クラスではNo.34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹)がクラス8位に入賞し、今シーズン初ポイントを獲得した。

    野尻智紀(8位)
    「富士はダウンフォースの少ないサーキットで、セットアップで対応するのは難しく、予選では苦戦しました。しかし、決勝に向けてなんとかグリップを出そうとチームと考えて決勝に臨みました。レースではマシンを乗りこなそうと格闘しました。その中で、まだまだセットアップやドライビングを今年のマシンに合わせて工夫する必要があるなと、いろいろ気づいたこともありました。次のレースまで時間はありませんがHondaのホームサーキットでいい成績を出せるよう準備をします」

    伊沢拓也(8位)
    「僕が担当した第1スティントでは抜きつ抜かれつの状態になりましたがんばりました。しかし、2回目のスティントではペースを上げられず、今後に課題が残りました。とはいえ、予選12番手からポイント圏内まで順位を上げられたのでほっとしています。もう少し上の成績ならよかったのですが、ドライバーもチームもミスなくレースをした結果今シーズン初ポイントを獲得できたので、次につながったかなと思います。鈴鹿は得意なコースですから、チャンスはあると思っています」

    佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
    「事前テストのときからこのコースに合わせきれていなかったうえ、悪天候のためフリー走行の走り込みができなかったので、予選で苦戦してしまいました。エンジンの煮詰めももう一歩必要でしたし、タイヤ選択も分かれ目になりました。決勝レースでは、ベストラップという点ではライバルに対し遜色なかったのですが、路面温度の変化に対してラップタイムが安定せず少しずつ差をつけられてしまいました。第3戦はホームコースの鈴鹿なので、いい結果を出せるようがんばります」

  • 【SUPER GT】 レクサス:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 レクサス:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    SUPER GT 第2戦が富士スピードウェイで500kmレースとして開催。レクサス勢は中盤まで首位を走行したが、2度目のピット作業で逆転を許し、No.39 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/坪井翔)が2位、No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏)が3位表彰台。4位、5位にもLEXUS LC500が入り、レクサス勢は惜しくも勝利を逃したものの、長丁場のレースで2位から5位を占める結果となった。GT300クラスではNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/平手晃平)がレースを通して上位を争い、2位表彰台を獲得した。

    SUPER GT 第2戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(木)、4日(金)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。恒例となったゴールデンウィーク開催の富士大会。例年通り、通常よりも長い500kmで争われた。今大会は、WEC(世界耐久選手権)開幕戦スパ6時間に参戦する中嶋一貴と小林可夢偉が欠場。代わりのドライバーとしてau TOM’S LC500 36号車はジェームス・ロシターが、39号車は若き坪井翔が出場することとなった。

    ■予選
    3日(木)は、前夜からの暴風雨は朝方には止んだものの、併催のFIA-F4の予選中に霧が濃くなり、赤旗で中断されると、その後の走行セッションもキャンセルに。午前中に1時間45分に渡って予定されていたSUPER GTの公式練習は、天候の回復した午後に僅か30分間のみ、加えて通常は2セッションのノックアウト方式で行われる予選も、各クラス20分ずつ、各1セッションのみの計時方式へと変更されて行われることとなった。

    昼のピットウォークの頃には霧も晴れて日差しも顔を出し、路面も完全なドライに。やや風は冷たいものの、気温21度、路面温度34度というコンディションで午後2時45分より予選が開始された。

    GT500クラスは午後3時15分に開始。セッションが始まると同時にほとんどの車両がコースインし、5周ほどでアタックを終えるとピットイン。1度目のアタックを終えた時点で、全15台がほぼ1秒以内に入るという、今季のSUPER GTを象徴する、極僅差での争いとなり、セッション後半も緊張感溢れるアタックが繰り広げられた。

    各車1分28秒台をマークしての争いとなる中、“富士マイスター”とも呼ばれる38号車の立川祐路が、唯一1分27秒台に入れる驚速タイムでトップに浮上。終盤各車タイムを更新していくも立川祐路のタイムには及ばず、立川祐路が自身の持つGTでの通算ポールポジション記録を更新する23度目のポールポジションを獲得。2番手には16kgのウェイトハンデを積みながらも、38号車と僅か0.13秒差のタイムをマークした大嶋和也のNo.6 WAKO’S 4CR LC500が続き、LEXUS LC500は“ホーム”富士でフロントローを独占する速さを見せた。

    関口雄飛、ヘイキ・コバライネンがアタックした36号車と39号車がそれぞれ4、5番手。国本雄資がアタックしたNo.19 WedsSport ADVAN LC500は8番手、重めのウェイトに苦しみながらも健闘を見せた平川亮のNo.1 KeePer TOM’S LC500は惜しくも他の車両に引っかかり9番手となった。それでもレクサス勢は、前戦岡山で苦戦した予選で最前列独占、トップ5に4台、そして全車がトップ10グリッドと速さ復活をアピールした。

    GT300クラスでは、今季よりSUPER GTにデビューし2戦目の18歳、宮田莉朋がアタックを担当することとなったNo.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が大健闘を見せ6番手グリッドを獲得。平手晃平がアタックしたNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTも速さを見せ7番手。No.96 K-tunes RC F GT3は18番手、No.30 TOYOTA PRIUS apr GTが25番手、No.35 arto RC F GT3は27番手から決勝レースに臨むこととなった。

    ■決勝
    4日(金)は朝から晴れ渡り、富士山もその雄大な姿を見せる中、グランドスタンドは5万人を超えるモータースポーツファンで埋め尽くされた。風は強いものの、日差しは暖かく、5月らしい過ごしやすい気候の気温18度、路面温度36度というコンディションの下、午後2時40分、静岡県警の白バイとパトカーに先導されての安全運転啓発パレードラン、フォーメーションラップを経て、110周(500km)で争われる決勝レースのスタートが切られた。

    立川祐路がスタートを担当した38号車、大嶋和也の6号車が最前列に並んでスタートを切りましたが、スタート直後のタイヤが暖まっていない状況で、ライバルの先行を許すこととなり、2位、3位へ後退。その後に続く形となったジェームス・ロシターの36号車とヘイキ・コバライネンの39号車はペースで勝り、LEXUS LC500同士での激しい上位争いが展開された。

    このバトルを抜け出したのが39号車のヘイキ・コバライネン。17周目に38号車をパスし、23周目のストレートでライバルのGT-Rに並ぶとTGRコーナー(1コーナー)進入で首位浮上を果たした。

    首位に立った39号車は、ライバルの追撃を何とか凌ぎながら、首位を守ったまま37周目終了で1度目のピットイン。ヘイキ・コバライネンから22歳の坪井翔へとドライバー交代を行いました。

    2015年、FIA-F4選手権の初代チャンピオンに輝き、今年は全日本F3とGT300クラスに参戦。今大会は小林可夢偉の代役として初のGT500車両でのレースとなった坪井翔だが、初めてとは思えないほどの落ち着いたドライビングで首位を堅守。一時は2位を6秒以上も引き離しての好走を見せた。

    その後方では、LC500同士の3位争いが激化。20周以上に渡って36号車の関口と、38号車の石浦によるバトルが繰り広げられた。前戦2位、3位に入ったことで重いウェイトハンデを課されてのレースとなった6号車と、10番手スタートとなってしまった1号車も追い上げを見せ、1位と、3位から6位までをLC500が占める形となった。

    75周目、首位を守りきった39号車の坪井翔がピットイン。給油とタイヤ交換、ヘイキ・コバライネンへのドライバーチェンジを行ったが、翌周ピットへ向かったライバルは、ピット作業時間で上回り、39号車の前でコースに復帰。ヘイキ・コバライネンはライバルのアウトラップでの逆転を狙いましたが惜しくも届かず。レースの中盤を支配する速さを見せたLC500だったが、惜しくも逆転は叶わず、39号車が2位、38号車が3位で表彰台獲得となった。22歳の坪井翔は初のGT500出場でいきなりの表彰台獲得。また、坪井翔同様代役として出場したジェームス・ロシターが好走を見せた36号車が4位、6号車は5位。1号車は終盤まで6位につけていたが、残り2周でかわされ7位フィニッシュとなった。

    GT300クラスでは、平手がドライブする31号車が7番手スタートからスタートで5位、翌周には4位へとポジションを上げ、前を行く車両を攻めて激しい3位争いを展開。GT300クラスは様々なピット作戦を採るチームが多く、順位は激しく入れ替わったが、終盤全車が2度目のピットを終えた時点で、2度目のピットでタイヤ無交換作戦を採った31号車は2位へ浮上。見事“ホーム”富士で2位表彰台を獲得した。予選で6位に入った宮田がスタートとフィニッシュの2スティントを担当した60号車も上位争いを繰り広げ、7位でフィニッシュ。ポイント獲得を果たした。

    ヘイキ・コバライネン (No.39 DENSO KOBELCO SARD LC500)
    クルマはとても良い感触でした。予選は完璧とは言えなかったのですが、速いのは分かっていました。目標は最初のスティントでトップに立ち、ギャップを広げるということでした。首位に立つことは出来ましたが、ギャップを広げるまでには至りませんでした。ただ、坪井君は、練習走行がほとんどできなかったのにもかかわらず、第2スティントで素晴らしい走りを見せてくれました。将来のGT500ドライバー候補として高い才能の持ち主だと思います。私が担当した最後のスティントでは、タイヤを充分に暖めきれず、ライバルの先行を許してしまいました。最初のスティントと比較してもリアのグリップが足りない状況でしたが、後続との差をなんとかコントロールして走り続けました。2位は悪くない結果だと思います。次戦鈴鹿では更に良い結果を狙います。

    坪井翔 (No.39 DENSO KOBELCO SARD LC500)
    そもそも事前のテストもあまり出来ず、昨日もほとんど走れなかったので、僕の中での準備が全く出来ておらず、正直走る前は不安要素しかありませんでした。ヘイキさんに色々教えて貰いながら、ヘイキさんの走り方も見ながら勉強して、イメージを作っていきました。滑ると言われて心配していたアウトラップもミス無く行けましたし、タイヤを壊さないという面でも上手く出来たと思います。40周という長距離は正直走ったことがなかったのですが、良いクルマでしたし、タイヤも良かったので、自分の出来る最大限の力を発揮すべく走り続けました。自分の仕事としては責任はしっかり果たせたと思っているので、合格点かなとは思っています。GT500車両は、やっぱり加速が速いので、雑には運転できないですし、300がいっぱいいる中で、的確な判断をしないと平気で1秒2秒とロスしてしまうので、そういう意味では頭をすごく使うので疲れました。このGT500クラスでの経験を活かして、次戦のGT300クラスでも良いレースを戦いたいと思います。

    立川祐路 (No.38 ZENT CERUMO LC500)
    予選は上手く行ったのですが、決勝に関しては正直ちょっと辛かったです。クルマのバランスを合わせきれず、大分フロントタイヤが厳しい状況でした。今週は予選日にほとんど走行時間が無くて、レース前のウォームアップ走行25分だけだったので、そこで確認して調整もしたんですが、それでも合わせきれませんでした。予選は1周だけなので何とかなりましたが、ロングランではちょっとしたバランスの悪さが響いてしまいました。3位には入れましたが、正直今日は自分としてはとても悔しい結果なので、この悔しさを次の鈴鹿では晴らしたいと思います。

    石浦宏明 (No.38 ZENT CERUMO LC500)
    昨日全く走れず、今日のウォームアップ走行で初めて走るという状況でした。ロングランでアンダーステア症状が出てしまうということで、セッティングの調整もして貰ったのですが、実際に決勝を走り始めたら、立川さんからの無線でやはり厳しいと伝えられました。それを気にしながらの走行になったのですが、前後にクルマが結構いる状況で、タイヤをいたわったりする余裕もなくバトルをすることになり、36号車に先行を許してしまいました。こちらの方がペースは良さそうだったので、何とか逆転しようと色々トライしたのですが、押さえられて、最後は差を広げられてしまったのは反省点かなと思います。ただ、今回のような変則的なスケジュールで、完璧なクルマにするのはみんな大変な状況だったと思うのですが、そんな中でも3位になれたというのは、ポイントの面では良かったと思います。

  • 【SUPER GT】 NISMO:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    2018年のSUPER GT 第2戦 富士スピードウェイの決勝レースで、予選3位からスタートしたNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が逆転優勝を飾った。

    決勝日は、まさにゴールデンウィークにふさわしい快晴となった。強い陽射しが照り付けていたが風も強く、気温は18℃、路面温度は36℃と比較的穏やかなコンディションで決勝レースがスタートした。

    No.23 GT-Rのスタートドライバーを務めたロニー・クインタレッリは、シグナルがグリーンに変わりレースがスタートした直後、1コーナーで予選2位のNo.6 LC500をかわすと、さらにダンロップコーナーでポールシッターのNo.38 LC500をアウト側から抜き去り、オープニングラップでトップに躍り出た。その後、ハイペースで追ってきたNo.39 LC500にいったんトップは譲ったものの、1秒以内の差を保って2番手を走行。37周目にピットに入り、松田次生にドライバー交代をして第2スティントをスタートさせた。No.39 LC500も同じタイミングでピットに入り、両者の順位は変わらず。GT300クラスに引っかかってしまうタイミングにより6秒ほどにギャップは広がってしまったものの、スティントの終盤には4秒ほどにその差を縮め、75周を終えて2度目のピット作業へ向かった。このピット作業でNo.39 LC500を抜くことに成功し、No.23 GT-Rは再びトップに浮上。コース復帰直後のNo.39 LC500との差は2.2秒だったが、最後のスティントを託されたロニー・クインタレッリは最後まで安定したラップタイムを並べ、No.39 LC500を引き離していった。最終的には、10秒近くのマージンを築いてトップチェッカー。今季初優勝を飾った。

    予選13位と後方からのスタートとなったNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)は、スタートドライバーを務めたマーデンボローが粘りの走りで周回を重ね、5番手までポジションを上げてから36周目にピットイン。第2スティントを担当した佐々木は実質10番手でコース復帰すると、44周目には前を走るNo.16 NSX-GTにストレートで並び9位にポジションを上げた。さらにNo.100 NSX-GT、No.18 NSX-GTもかわして7位に上がると、76周目に再びマーデンボローに交代。終盤に、前を走るNo.1 LC500との差を一気に詰めて109周目にかわし、6位入賞でチェッカーを受けた。

    予選7位のNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)は千代がスタートドライバーを担当。予選でも使用しているレーススタートタイヤとコンディションがあまりマッチせず、第1スティントは苦しい戦いとなった。第2、第3スティントではペースを取り戻し、第3スティントでは上位陣とそん色のないベストタイムも記録。10位でチェッカーを受けた。

    予選15位からのスタートとなったNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)は、タイヤと路面コンディションが合わず苦しいレースとなり、13位完走となった。

    ロニー・クインタレッリ (No.23 MOTUL AUTECH GT-R / 決勝優勝)
    「予選ではポールポジションを獲れるクルマのポテンシャルを感じていただけに悔しい3位でした。とにかく岡山のようにならないようにと注意しながらのスタートでしたが、その中でも非常に反応のいいスタートが切れて、“絶対に前に出るんだ”という攻めの気持ちで1コーナーに入った結果、1台を抜くことができて、さらに1周目のバトルでトップで帰ってくることができました。トラフィックの中では苦しい場面もありましたが、単独で走るとペースも悪くなかったです。最後のスティントも、最終ラップまで攻め続けましたが、まさかこれだけのマージンを作れるとは思いませんでした。終盤まで安心して走れて、優勝できてうれしいです」

    松田次生 (No.23 MOTUL AUTECH GT-R / 決勝優勝)
    「最初のスティントでロニーが苦しそうだったので、僕のスティントも苦しい戦いになるだろうと考えていました。運悪く、黄旗が振られている区間でGT300クラスに引っかかってしまい、ギャップが広がってしまったのですが、『近づけば最終的には逆転できる』と無線で伝えられて、インラップのぎりぎりまでフルプッシュして差を詰めて戻りました。最後のロニーのスティントでは、アウトラップもすごく頑張ってくれて、チームとロニーと、みんなのおかげで優勝できました。まさか自分が20勝という記録を達成できるとは思っていませんでした。この勝利のうち、たぶん半分近くはロニーと一緒に挙げたもの。運も味方してくれたところもあると思いますが、これからも勝利数を増やせるよう、もっともっと努力していきたいと思います」

  • 【SUPER GT】 第2戦富士 決勝:No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが優勝

    【SUPER GT】 第2戦富士 決勝:No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが優勝

    2018年のSUPER GT 第2戦「富士500km」の決勝が4日(金)に富士スピードウェイで行われ、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が優勝を果たした。

    決勝日の富士スピードウェイは快晴。ゴールデンウィーク後半ということもあり、サーキットには5万5000人が来場。気温は22度、湿度30%、路面温度37度というコンディションで決勝レースはスタートした。

    1コーナーではポールポジションからスタートしたNo.38 ZENT CERUMO LC500の立川祐路がホールショットを奪うも、オープニングラップで3番手スタートのNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリが首位に浮上。その後方でもレクサス勢による激しい3番手争いが繰り広げられる。

    その後、No.36 DENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンがハイペースで追い上げ、23周目にトップに浮上。2番手のNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rを引き離す。

    本大会は500km(110周)で行われ、ドライバー交換を伴う2度のピットストップが義務づけられる。34周目にNo.36 au TOM’S LC500を皮切りにGT500勢が1回目のピットストップを開始。

    34周目にはトップのNo.36 DENSO KOBELCO SARD LC500がピットイン。第2スティントでは、WECに参戦する小林可夢偉の代役としてGT500デビューとなった22歳の坪井翔が第2スティントでベストタイムを記録する素晴らしい走りを見せ、ベテランの松田次生が駆るNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rを引き離す。

    73周目のNo.36 au TOM’S LC500を皮切りにGT500勢が2回目のピットストップを開始。

    76周にNo.36 DENSO KOBELCO SARD LC500がトップでピットインし、ヘイキ・コバライネンに交代。だが、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが素晴らしいピットストップで逆転。その後はロニー・クインタレッリがハイペースで飛ばし、コバライネンの差を広げて独走態勢。そのままNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がトップでチェッカーを受けた。松田次生はGT500で20勝目となり、GT500の最多勝利記録を更新した。

    2位にはNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/坪井翔)。冬季テストや開幕戦では大きくペースが遅れていたが、第2戦で見事な挽回を示した。

    3位にはNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)。以下、5位までレクサス勢が占めた。ホンダ勢はNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)の8位が最上位となった。

    GT300クラスは、No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)が実質トップを譲ることのないパーフェクトなレースで優勝した。高木真一はGT300歴代最多となる19勝目を挙げた。

    2018年 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 決勝 結果 (GT500)

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ WH
    1 23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ/松田次生 MI 12
    2 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/坪井翔 BS  
    3 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 6
    4 36 au TOM’S LC500 関口雄飛/ジェームス・ロシター BS  
    5 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト BS 16
    6 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS  
    7 1 KeePer TOM’S LC500 平川亮/ニック・キャシディ BS 22
    8 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 BS  
    9 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン BS 30
    10 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI 8
    11 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史 BS 42
    12 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太 YH 4
    13 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 10
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 中嶋大祐/武藤英紀 YH 2
    15 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL  
  • 【SUPER GT】 第2戦富士 公式予選:ZENT CERUMO LC500がポール獲得

    【SUPER GT】 第2戦富士 公式予選:ZENT CERUMO LC500がポール獲得

    2018年のSUPER GT 第2戦「富士500km」の公式予選が3日(木)に富士スピードウェイで行われ、No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)がポールポジションを獲得した。

    濃霧による視界不良のため、練習走行が中止となったことで、第2戦はスケジュールと予選方式を変更。Q1/Q2のノックアウト予選方式から、20分の一発勝負となった。

    ポールポジションを獲得したのはNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)。予選を担当した立川祐路は、GT500で歴代最多となる23回目となるポールポジション獲得となった。

    2番手にはNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト)とレクサス勢が1-2。レクサス勢は全マシンがトップ10内に入った。

    日産勢の最速はNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(関口雄飛/ジェームス・ロシター)の3番手、ホンダ勢の最速はMOTUL MUGEN NSX-GT(中嶋大祐/武藤英紀)となった。開幕戦のウィナーであるNo.17 KEIHIN NSX-GTは14番手だった。

    2018年 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 公式予選

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ WH タイム
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 6 1分27秒904
    2 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト BS 16 1分28秒074
    3 23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ/松田次生 MI 12 1分28秒147
    4 36 au TOM’S LC500 関口雄飛/ジェームス・ロシター BS   1分28秒229
    5 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/坪井翔 BS   1分28秒471
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 中嶋大祐/武藤英紀 YH 2 1分28秒524
    7 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI 8 1分28秒571
    8 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS   1分28秒623
    9 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太 YH 4 1分28秒638
    10 1 KeePer TOM’S LC500 平川亮/ニック・キャシディ BS 22 1分28秒676
    11 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン BS 30 1分28秒683
    12 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL   1分28秒808
    13 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 BS   1分28秒838
    14 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史 BS 42 1分28秒907
    15 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 10 1分28秒978
  • 【SUPER GT】 第2戦富士 公式練習:MOTUL AUTECH GT-Rがトップ

    【SUPER GT】 第2戦富士 公式練習:MOTUL AUTECH GT-Rがトップ

    2018年のSUPER GT 第2戦「富士500km」の公式練習が3日(木)に富士スピードウェイで行われ、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がトップタイムを記録した。

    元々は午前中に予定されていた公式練習だったが、濃霧により中止に。その後スケジュールは変更され、12時50分から30分の公式練習が行われた。

    富士スピードウェイの天候は回復し、気温22度、路面温度29度でセッションは開始。

    トップタイムを記録したのはNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)。2番手のNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)に0.214秒差をつける1分29秒518をマークした。3番手にはNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト)、4番手にはNo.64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮/ベルトラン・バゲット)が続いた。

    この後、14時45分からGT300の予選、15時15分からGT500の予選を実施。予選フォーマットも変更となり、通常のQ1・Q2形式ではなく、20分の一発勝負の予選が行われる。

    2018年 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 公式練習

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ タイム
    1 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 1分29秒581
    2 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 1分29秒795
    3 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト BS 1分30秒276
    4 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL 1分30秒287
    5 1 KeePer TOM’S LC500 平川亮/ニック・キャシディ BS 1分30秒328
    6 36 au TOM’S LC500 ジェームス・ロシター/関口雄飛 BS 1分30秒333
    7 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー BS 1分30秒434
    8 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山哲/千代勝正 MI 1分30秒541
    9 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 1分30秒670
    10 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン BS 1分30秒693
    11 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太 YH 1分30秒821
    12 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 1分31秒065
    13 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 BS 1分31秒103
    14 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史 BS 1分31秒590
    15 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/坪井翔 BS 1分31秒630