カテゴリー: SUPER GT

  • SUPER GT 第4戦 結果:STANLEY NSX-GTがポール・トゥ・ウイン!

    SUPER GT 第4戦 結果:STANLEY NSX-GTがポール・トゥ・ウイン!

    2021年 SUPER GT第4戦『MOTEGI GT 300km RACE』の決勝レースが7月18日(日)、ツインリンクもてぎで行わ、GT500クラスはポールポジションからスタートしたNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が、一時トップを譲るも巻き返して今季初優勝。GT300クラスはNo.2 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)が、新チームとなって初の勝利を手にした。

    気温33度、路面温度は50℃を超える過酷なコンディションの中、63周のレースがスタート。ポールポジションのNo.1 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)がトップを守るも、予選2位のNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資)にNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛)、No.37 KeePer TOM’S GR Supra(阪口晴南)という3台のTOYOTA GR Supra GT500勢が追う展開となる。

    そして7周目、トップとのギャップを徐々につめていった19号車がついに1号車をパスしてトップを奪い、さらにギャップを広げていった。

    そこからしばらくは上位の順位が膠着したまま中盤へ。所定のピットインでトップ争いに再び変化が起きた。先にピットインしたNo.1 STANLEY NSX-GTのピット作業がスムーズだったのに対し、その3周後にピットに入ったNo.19 WedsSport ADVAN GR Supraはタイヤ交換でタイムロス。これで、レース後半はNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴)が逃げて、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)が追う展開になる。

    ペースの良い19号車がテール・トゥ・ノーズで攻めるが、GT500王者2回の経験を持つ1号車の山本はことごとくそれを跳ね除け続けてトップをキープ。終盤はタイヤがきつくなった19号車を引き離して見せ、最終的に3秒差をつけてトップチェッカー。今季初勝利をポール・トゥ・ウインで飾った。

    3位はNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)で、前戦同様に表彰台にNSX-GTと2台のGR Supraが上った。NISSAN GT-R NISMO GT500勢は、7番手スタートのNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)が、ひとつ順位を上げ6位でフィニッシュした。

    GT300クラスの前半は、ポールポジションのNo.11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信)がトップを守り、終盤には所定のピットインを終えた車両の先頭となる。この時、トラブルで止まった車両が出たタイミングを好機と見たのは、まだピットインせずトップを行くNo.2 muta Racing Lotus MC。2号車(加藤寛規)がピットインすると直後にFCY(フルコースイエロー)が出て、なんとトップのままコースに復帰。2号車の阪口良平は迫る11号車(平中克幸)とNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹)を振り切ってゴール。今年、新体制となったチームと阪口にとっては、嬉しい初勝利となった。

    GT500クラス
    No.1 STANLEY NSX-GT
    山本尚貴
    「皆さん、勝ちました! このレース状況ではGR Supraの19号車との争いになると分かっていました。前半の牧野選手の走りを見ても、ペースの良いときも悪いときもあるということを頭に入れて。19号車をすぐに引き離すことは無理と判断して、あえて近づけてタイヤを消耗してもらいペースが落ちればという作戦でした。幸いFCYが2度入ったことも、僕らに有利に働いて、プッシュだと思うところで上手く行ってギャップを作って、自分たちの描く理想の展開に持ち込むことが出来ました。最高のレースでした」

    牧野任祐
    「本当に良かったです。僕の担当の前半で2番手とポジションを落としてしまい、ちょっと厳しい部分がありました。いや、ホントに山本先輩はすごい。(19号車に迫られる走りを)見ていてドキドキしました。ホント、先輩すごいっすね」

    GT300クラス
    No.2 muta Racing Lotus MC
    加藤寛規
    「予選17位から優勝なんて、ちょっとできすぎですね(苦笑)。レースの間が2ヶ月できたので、データを色々見直して、この3戦目でクルマとタイヤがマッチしてきた。そこにアドビックスさんからの良いブレーキシステムが出来てきたので、レースの走りでは勝負ができると思っていました。FCYのタイミングに助けられた面もありますが、それでもレースのペースが非常に良くて、それはドライバーとチームが努力してきたものが実ったということで、本当に嬉しいですね」

    阪口良平
    「長いことレースをしてきましたが、今日は全部が僕らのチームに良い方に出ました。このもてぎでは(入る前から)手応えを得ていたのですが、予選で失敗(17位)してしまった。でも、レースでは先に走った加藤選手のスピードとFCYの前にピットに入れ、タイヤ無交換も上手く行って、アドビックスのブレーキも最後まで素晴らしかった。優勝のチェッカーを受けてから、本当にこんな上手く行くこともあるんだなと思いました」

  • SUPER GT、第3戦鈴鹿の延期を決定…鈴鹿市にまん延防止等重点措置

    SUPER GT、第3戦鈴鹿の延期を決定…鈴鹿市にまん延防止等重点措置

    SUPER GTは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、三重県鈴鹿市に「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受け、5月29日、30日に開催を予定していた第3戦鈴鹿大会の延期を決定した。

    尚、代替日程については、三重県内および鈴鹿市内の感染状況や関連医療機関の病床数のひっ迫状況等を考慮し、場合により無観客での大会開催や開催地の変更等も検討していく。

    SUPER GTシリーズは、独自に策定した「感染防止ガイドライン」「公式イベント開催に向けたロードマップ」等をエントラント、参戦メーカー、関連企業、報道関係者など全ての関係者が順守し、昨年は関係者間にクラスターを発生させることなくシリーズ全8戦を開催いたした。本年は大会前に全ての関係者がPCR検査を行い、陰性が確認された方のみサーキットへの入場を許可するなど対策をより一層強化し、ここまで開幕戦、第2戦を無事に開催していた。
    「鈴鹿大会を楽しみにしていただいていたファンの皆様におかれましては、今回の決定にご理解賜りますようお願い申し上げます」GTアソシエイションはプレスリリースで述べた。

    「今回、鈴鹿サーキットが所在する三重県鈴鹿市に同措置が適用され、観客数5,000人制限でのイベント開催は可能であるものの、県内の病床使用率や医療環境など各種データを検証した結果、サーキット周辺地域の医療従事者の皆様と住民の皆様の日常生活を最優先すべく、大会延期を決定したものです」

    「尚、代替日程につきましては、三重県内および鈴鹿市内の感染状況や関連医療機関の病床数のひっ迫状況等を考慮し、場合により無観客での大会開催や開催地の変更等も検討してまいります」

  • トヨタ:2021年 SUPER GT 第2戦 富士 レースレポート

    トヨタ:2021年 SUPER GT 第2戦 富士 レースレポート

    2021年のSUPER GTの第2戦が富士スピードウェイで500kmの長丁場で行われ、フルコースイエロー(FCY)が3度もでる波乱のレースで、サクセスウェイトをはねのけた大嶋 和也/山下 健太組 ENEOS X PRIME GR Supra14号車が2位、平川亮/阪口 晴南組 KeePer TOM’S GR Supra37号車が3位で2台が表彰台を獲得。GT300クラスも終盤まで僅差のバトルとなったが、吉本 大樹/河野 駿佑組 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 60号車が勝利を飾った。

    SUPER GT第2戦「たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE」が5月3日(月)、4日(火)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

    昨年は開幕が遅れ、レース距離も短縮されたこともあり、恒例だったゴールデンウィーク中の富士大会、そして500kmレースの開催は2年ぶりとなる。

    今大会よりコース上でのアクシデントに対する安全対策として、これまでのセーフティカーに加え、FCYが初めて導入される。FCY導入時は、コースを走行する全車両の速度が80km/hに制限。このFCY導入により、よりエキサイティングなレースとなることが予想される。

    前戦の開幕戦岡山大会では、GRスープラがトップ4を独占する速さを見せ圧勝した。前戦の結果によりサクセスウェイトが課せられるが、500kmという長丁場のレースということもあり、トヨタ勢にとってホームコースである富士での活躍に期待がかかった。

    今大会も新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を十分に配慮した上での開催となったが、富士スピードウェイは2日間にわたって好天に恵まれ、イベント広場では、新型のGR 86とスバルBRZが並べて展示され注目を集めるなど、待ちに待ったファンの皆様が本格モータースポーツシーズンの到来を満喫したイベントとなった。

    予選
    3日(月)午後2時半よりノックアウト方式の予選が行われた。この日は朝から好天に恵まれたが、午後になってやや雲がかかり、気温16度、路面温度24度のコンディション。

    Q1は、まずZENT CERUMO GR Supra38号車を駆る石浦宏明が1分27秒台に入れると、各車が僅差でこのタイムを塗り替えていく展開に。チェッカーが振られた直後にフィニッシュラインを通過した山下の14号車が、最大40kgのサクセスウェイトをはねのけてのトップタイムをマーク。そして開幕戦で山下との激戦を繰り広げた坪井翔のau TOM’S GR Supra36号車がこちらも30kgのサクセスウェイトにも関わらず3番手で続いた。4番手に平川の37号車、タイムを更新した石浦は5番手。国本雄資のWedsSport ADVAN GR Supra19号車が6番手、中山雄一のDENSO KOBELCO SARD GR Supra39号車が7番手に入り、上位8台によるQ2へと、GRスープラは6台全車が進出を決めた。

    Q2では、まず38号車の立川祐路がQ1でのトップタイムを上回る好タイムをマークしトップに。しかし、午前中の公式練習走行でトップタイムをマークし好調な19号車を駆る宮田莉朋が、コースレコードタイムにコンマ1秒まで迫る1分26秒台に入れてトップを奪った。

    立川はさらにタイムを更新したが、19号車には届かず。ライバルが最後に宮田のタイムに1000分の3秒差まで詰め寄ったが、19号車のトップは変わらず、19号車が2016年の第6戦ブリーラム(タイ)大会以来5年ぶりとなるポールポジションを獲得した。宮田にとってはGT500クラスで初めてのポールポジション獲得となる。

    38号車が3番手、関口雄飛がアタックした36号車が4番手、今大会もシリーズエントリーのサッシャ・フェネストラズが入国制限により欠場のため、代役で阪口晴南がドライブした37号車が5番手、14号車の大嶋は6番手、39号車のヘイキ・コバライネンが8番手につけ、決勝レースに臨むこととなった。

    GT300クラスでは、Q1を2クラスに分けて実施。A組では埼玉トヨペットGB GR Supra GT 52号車の吉田広樹が4番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車の中山裕貴が5番手に入り、Q2へと進出。TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車の織戸学は、Q2進出ラインの8番手と僅か0.054秒差の9番手、たかのこの湯 GR Supra GT 244号車の三宅淳詞も、コンマ2秒ほど及ばず僅差のQ1で敗退となった。

    B組では60号車の河野がトップタイム。K-tunes RC F GT3 96号車の新田守男が7番手でQ2へ進出。前戦に続き今大会もシリーズエントリーのナタポン・ホートンカムの代役としてarto RC F GT3 35号車をドライブするジュリアーノ・アレジは後半タイム更新できず11番手でQ2進出を逃した。

    Q2では吉本がアタックした60号車が3番手、川合孝汰の52号車が4番手につけ、GRスープラが2列目グリッドに並ぶことに。嵯峨宏紀の31号車は10番手、GT500クラスに代役参戦している阪口晴南に代わり96号車をドライブする平良響は13番手となった。

    決勝
    4日(火)は雲一つ無い好天に恵まれ、気温21度、路面温度35度で、やや暑さも感じるコンディションとなった。午後2時半、2周のフォーメーションラップに続き、500km、110周という長丁場で競われる決勝レースのスタートが切られた。

    ポールスタートの19号車宮田はスタートでやや遅れ、3ワイドでTGRコーナー(1コーナー)へと進入。石浦の38号車が一旦2位へと浮上するが、2コーナーで坪井の36号車がこれをかわし、2位へ。1周目を終えた時点で36号車坪井が2位、38号車石浦が3位、37号車平川が4位、14号車山下が5位、19号車宮田が6位。コバライネンの39号車は10位へと順位を落とした。

    3周目にエンジンブロー車両があり、セーフティカーが導入。7周目に再スタートが切られると、このチャンスに2位の36号車坪井が抜群の再スタートでトップと並び、2コーナーで首位を奪った。

    その後方では、3位の38号車石浦に、4位の14号車山下が迫り、16周目のダンロップコーナーに2台が並走して進入、このバトルを制した14号車山下が3位にポジションを上げた。

    38号車石浦はその後ペースが落ち、21周目には37号車の平川が先行。そして、31周目には最終コーナーを立ち上がったところで、38号車の左リアタイヤが脱落。38号車は3輪のままピットへと向かったが、ダメージが大きくそのままリタイア。コース上に脱落したタイヤを排除するため、SUPER GTとして初めてのFCYが導入された。

    30周台後半になり各車1度目のドライバー交代と給油、タイヤ交換のためにピットイン。FCY直前のタイミングでピットインし順位を上げた車両に続き、関口へと代わった36号車が2位、大嶋の14号車が3位、阪口の37号車が6位、国本の19号車が9位、中山雄一の39号車が10位で中盤戦に入った。

    48周目にこの日2度目のFCYが導入され、再スタート時には首位と2位の36号車は15秒ほどの差があったが、36号車の関口は、60周を過ぎたあたりから猛追を開始し、首位との差を詰めていった。

    76周目を終えたところで36号車はピットイン。ここで若干タイムをロスし、3位へと後退。しかし、交代した坪井も追い上げを見せ、2位の車両に食らいつくと、88周目のストレートでパスし、2位へと浮上した。

    1秒差で首位を追っていた坪井の36号車だったが、97周目に3度目のFCYが出され、99周目にFCYが解除された直後にスローダウン。残り12周でコース脇に車両を停めることとなってしまった。

    その直後、首位を走行していた車両が、黄旗追い越しのペナルティを科され後退。これで中盤までのトップ2台がいなくなり、14号車が2位、37号車が4位で、前車との僅差のバトルとなった。

    14号車の山下は再三にわたって首位の車両を攻めるが、追い抜くまでには到らず。このトップ2台のバトルの間に、後半ハイペースで追い上げた37号車の平川が3位との差を一気に詰め、残り3周となったストレートで前の車両をパス。3位表彰台圏内へと順位を上げた。

    500kmもの長丁場のバトルにもかかわらず、トップ4台が2秒以内という団子状態でファイナルラップへ突入。14号車の山下、37号車の平川は最後まで激戦を繰り広げたが、逆転には至らず、14号車が2位、37号車が3位でチェッカー。2台のGRスープラが表彰台を獲得した。この結果、14号車はランキング首位の座をキープした。

    苦戦しながらも粘りの走りを見せた39号車が6位、19号車が7位フィニッシュとなった。

    GT300クラスでは、3番手スタートの60号車が2位へと上がり、首位争いを展開。4番手スタートの52号車は序盤トップ5圏内につけると、最初のピットインでタイヤ無交換作戦を採り、トップへと浮上。10番手スタートの31号車は8位まで順位を上げたが、トラブルに見舞われピットイン。長い修復を余儀なくされてしまった。

    川合が中盤を担当した52号車はライバルよりも早めにピットへ向かい、逆にピットを引っ張った60号車は吉本が着実にポジションアップ。全車が2度目のピットを終えた時点で、吉田の52号車は首位をキープ、河野へと代わった60号車は3位に上がると、前を行くライバルとの激しい2位争いを展開。82周目についにこれをパスし、GRスープラの1-2体制となった。

    しかし、残り8周となったところでトップを走行していた52号車は突然のスローダウン。駆動系のトラブルでまさかの戦線離脱。これで首位に立った60号車は、後続2台との三つ巴の首位争いとなったが、河野が見事逃げ切り、トップチェッカー。今季より乗り換えたGRスープラでの初勝利、そして河野にとっても自身スーパーGTでの初表彰台かつ初優勝を成し遂げた。

    ENEOS X PRIME GR Supra 14号車 ドライバー 山下健太:
    自分の最初のスティントは、走り出しからペースも良かったし、周りと違うタイヤを選んだのが良い感じだったので、2台か3台くらい抜いて、第2,第3スティントに期待が持てるかな、という感じでした。しかし、第2スティントは大嶋先輩が違うタイヤを履いて、それがあまり良くなさそうだったので、第3スティントはそれとも違う、今週末初めて履くタイヤで行きました。前3台が争っていたのもあるんですが、徐々に追いつくことができて、3台抜ければ格好良いなと思ったんですが、それほどの余力は無くて、どちらかというとどんどんズルズルになってしまいました。最終ラップはトップよりも後ろの平川君を抑えて、という形で終わってしまいました。結果として開幕戦優勝、今回2位という結果を聞くと悪くないなという感じもしますが、今後はサクセスウェイトがすごく重くなるので、相当キツくなると思いますが、タイトルを目指して頑張ります。

  • SUPER GT 第2戦 富士:決勝レポート&上位ドライバーコメント

    SUPER GT 第2戦 富士:決勝レポート&上位ドライバーコメント

    2021年 SUPER GT 第2戦の決勝レースが5月4日(火・祝)午後、静岡県の富士スピードウェイで行われた。GT500クラスはNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が、好タイミングのピットインからトップに立ち、後半の追撃を凌いで優勝した。GT300クラスはNo.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が優勝を果たした。

    昨日の予選日に続き、好天に恵まれた富士スピードウェイ。午後2時30分のスタートを前に気温は21度まで上昇する。その中、500km先のゴールを目指してレースがスタート。

    ポールポジションのNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)はスタートダッシュに失敗。その脇をNo.8 ARTA NSX-GT(福住仁嶺)とNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)が駆け抜ける。それ以上の好スタートを見せたのがNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔)で38号車も抜き、2番手で1周目を終えた。トップは8号車で、19号車は6番手まで後退して、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)に迫られた。

    そして2周目を終えたストレートエンドで23号車が突如白煙を上げて、そのままTGR(第1)コーナー先でマシンを止め、エンジントラブルでリタイアした。この回収作業でセーフティカーが導入される。7周目のリスタートでは、36号車が8号車をTGRコーナー出口で抜いてトップに。しかし、8号車も大きく遅れることなく食い下がる。後方では38号車をかわしたNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(山下健太)が3番手に浮上。

    ペースの上がらない38号車だったが32周目のパナソニック(最終)コーナーで左リアタイヤが外れるアクシデントが発生。このままピットインするもタイヤを取り付けられずリタイア。またコース上に転がったタイヤの回収のため、初のFCY(フルコースイエロー)となった。このタイミングの直前に最初のピットインを行ったのは、No.17 Astemo NSX-GTで、速やかに塚越広大からベルトラン・バゲットに交代、またクラス最後尾スタートから山本尚貴が追い上げていたNo.1 STANLEY NSX-GTも、昨年最終戦以来のレースとなる牧野任祐にステアリングを託した。

    この好判断でFCYと各車の1回目のピットインが終わると、トップを行くのは17号車だった。5秒ほど後方に36号車(関口雄飛)、14号車(大嶋和也)、8号車(野尻智紀)、そして1号車となった。すると、47周目にコース脇で止まったGT300車両とコース上の破片回収で再度のFCYとなる。しかし、セーフティカーと違い大きく差が詰まらないFCYなので17号車のリードは10秒ほどと変わらない。

    しかし68周目、17号車は2度目のピットインでタイムロスをしてしまう。各車のピットインが終わると、17号車(塚越)と8号車(福住)がサイド・バイ・サイドのトップ争いを演じて、8号車が先行。さらにペースの上がらない17号車は36号車(坪井)にも抜かれる。さらに14号車(山下)、1号車(山本)、No.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)の平川も猛然と追い上げをかける。

    トップ8号車、そして36号車、17号車が1秒ほどの間隔で続き、さらに14号車、1号車も迫って来た96周目。またもGT300車両がTGRコーナー先でストップ。3度目のFCYとなる。そして解除の98周目、トップ8号車に襲いかかると思われた36号車がスローダウンし、TGRコーナー先でストップ。さらに8号車の福住がFCY直前に追い越しをしたため、ドライバースルーペナルティでトップ争いから脱落。
    これでトップに返り咲いた17号車だったが、背後にはハイペースで14号車が迫る。開幕戦岡山はトップを守った14号車の山下だったが、今度はブロックする17号車のサイドにノーズをねじ込もうと奮戦。しかし、17号車の塚越もギリギリの粘りで守る。この2台に1秒差で、37号車と1号車も接戦。昨年の最終戦でも最後まで競って勝った山本だが、今回は平川に攻略されて4番手に下がるが、今回もワンチャンスに賭けてトップ3から離されない。トップ争いは約1秒に4台がつらなる接戦で残り4周に入った。

    そして、この猛攻を何とかしのぎきったNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が、昨年の第4戦もてぎ以来の優勝を挙げた。2位にはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)で、2戦連続の表彰台でドライバーランキングの首位を堅持。3位はNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)が最後の表彰台を確保。昨年チャンピオンのNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐。武藤英紀はドライブせず)は、牧野の復帰戦で表彰台を逃してしまった。その後ろ5位には、NISSAN GT-R NISMO GT500勢の最上位であるNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)が入った。

    GT500 Class
    優勝/No.17 Astemo NSX-GT
    塚越広大
    ゴールデンウィーク中の500kmレース(昨年優勝の第2戦富士は300km)で僕はこれまで良い結果を出せていなくて。今回の予選もあまりうまく行かず速さを出すことができなかったので、すごく悩みの多い状態でした。レースでは僕が最初と最後のスティントを担当しましたが、スタートしてからもポジションをあまり上げられず、前の集団についていくのがやっとでした。そういう状態の中で最初のピットストップを迎えたわけですが、そのときちょうどFCYが出て……。あのタイミングでのピットストップは狙ったものではなかったです。ただ、あそこで流れを変えるという勝智さん(金石勝智監督)の判断があって、それが僕らのレースに味方してくれたというところが大きかったと思います。レース中も速さは足りなくて、最後のスティントでも8号車や36号車に前に行かれてしまったりしましたが、ちょっと離されながらも何とか粘ってレースをすることができました。最後、自分がトップに立ってからも、後ろに抜かれてもおかしくないペースだったんですが、僕自身はもちろん抜かれたくはないので、こちらの持てるすべてを出して、やれるだけのことをやらなきゃいけない、という気持ちでがんばりぬきました。それも、チームのみんなの後押しがあって粘れたように思いますし、それにクルマも応えてくれたように思います。自分の経験の中でもかなり難しかったレースのひとつになりました。

    ベルトラン・バゲット
    まず、富士の500kmレースがシリーズに戻ってきたことをうれしく思っています。また、依然として(新型コロナウイルス感染防止の)制限がある中とは言え、サーキットに観戦に来られたファンのみなさんの前で走ることができるのは本当にうれしいです。僕のスティントは何ともしようのない感じのもので、かなり苦戦しました。もちろんプッシュはしていたけれど、タイヤのグリップ的にこれ以上は行けないというところでした。それで金石監督から「状態はどうだ?」と無線で聞かれたので、タイヤの種類を変えた方がいいのでないかと提案したんです。それを受けて(塚越)広大が走った最後のスティントではそれまでとは違う種類のタイヤを使ったのだけど、彼はすごいプレッシャーを受けながらも後ろを抑えて走ってくれました。ひとつのミスもせず、素晴らしいスティントになったと思います。僕らのクルマはどちらかと言うとレースでの方が速くて、予選では苦戦するケースが多いのです。また、僕らのクルマは高速コーナーではとても強いのだけど、低速コーナー、たとえばこの富士スピードウェイであれば最後のセクターではアンダーステアが出て苦労しています。このあたりを直していかなければいけないと考えています。ただ、次のレースが行われる鈴鹿はコーナリングスピードが高いところが多いから、次に向けては良いクルマに仕上がると思っています。

    2位/No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
    大嶋和也
    僕のスティントはタイヤが全然グリップしなくてめげそうになりながら走っていたんですけど、同じタイヤを選んでいるトヨタ勢はみんな同じ状況だと聞いて、必死に頑張りました。3スティント目は違うタイヤを選んだんですけど、それがコンディションに合っていたのかタイムも戻ってきたし、いいペースで追い上げていたので、結果だけ見れば、予想よりもいいというか……当然、勝ちにはきていたんですけど、スタートしてみたら思いのほか(サクセス)ウェイトも効いているし、NSXも速かったので、ウェイトのことを考えれば最高のレースだったのかなと。とはいえ、目の前に優勝があったので、本当は2連勝したかったですけどね。次の鈴鹿はウェイトとか(燃料)リストリクターが厳しいと思うので優勝争いに絡むのは難しいと思いますけど、クルマが決まれば、どちらも補えると思うのでミスなく仕事をしていきたい。(優勝→2位と大量ポイントを獲れているので)この先もうまく戦っていければチャンピオンも見えてくると思うので、ここから先はノーミスで、ノーポイントということがないように戦っていきたいと思います。

    山下健太
    前半スティントは選んでいたタイヤもコンディションに合ってて良かったので、追い上げのレースができました。3位まで上がって、その後のスティントにも期待が持てるなって思ってました。ところが路気温が下がっていく中、第2スティントの大嶋(和也)先輩が違うタイヤで行ったんですが、それが今イチ良くなかったようで……。なので、自分が担当した第3スティントでまた違うタイヤを選びました。結果まぁまぁだったし、前の3台が争っていたこともあって、追いつくことができました。そのときは『前の3台全部抜いて勝ったらカッコいいなぁ』って思いましたけどね(笑)。ただ思ったよりも(タイヤが)ズルズルになってしまい、抜くまでの力はなかった。ストレートでは(サクセスウェイトの)40kgが効いてるのかもしれないですけど、ちょっと抜き切れなくて……。チャンスが来るのを待ってはいましたが、まぁでも自力で抜くには厳しかったですね。だからFCY後にいろいろあった(他車のトラブルやペナルティ等)のは、ある意味ラッキーだったかなと思います。

    3位/No.37 KeePer TOM’S GR Supra
    平川 亮
    第1スティントはかなり厳しかったですね。タイヤが合っていなかったのか、クルマのセッティングをミスったのか、全然前のクルマのペースについていけない状態で耐えるしかないっていう感じでした。第2スティントも同じタイヤだったんですが、やっぱりペースが悪くて……。最後(第3スティント)の僕のスティントでタイヤを変えていったら、なんかすごくフィーリングが良くなって。『これは全然追い上げられるぞ!』っていう雰囲気でした。結果的に最後は惜しかった(もう少しで優勝も狙えた)ですが、あそこまで行けたのは良かったです。結果としてタイヤの選択が大事だと思いました。タイヤを変えようって僕が言ったんです。第1スティントで走っていてフィーリングだとかタイヤの内圧とか温度とかを見てたら(装着していた)ハードだと微妙かな、っていう感じだったので。だから(第3スティントは)間違いなく『ソフトで勝負しよう』って思いました。今回、ほんと情けない第1スティントだったんです。で、第3スティントでタイヤが合って、前には(昨年の最終戦でバトルをした)1号車がいて、結果的には抜けたので……。最初に10秒以上差があったのを追い詰めた分、タイヤを使ってしまったんです。なので最後はちょっと余力が残ってなかったのは事実です。まぁでもレースで1号車を抜けたのは良かったと思います。チームには結構無理言ってセッティングも変えてもらったんです。文句ばっかり言って。でもそうやってうまく結果を出せたので、チームも喜んでいると思います。

    阪口晴南
    自分のスティントはタイヤ選択含めてちょっと厳しいスティントになってしまって、ほかのスープラ勢も苦戦していると聞いたんですけど、そこの合わせ込みが足りなかったことと、自分もドライビングで改善できた部分もあるんじゃないかと思うので反省点も多く、自分的には悔しいスティントになってしまいました。ただ、ピットに入る前の10周くらいはペースを取り戻せたので、そこは良かったかなと思います。レース全体を見ると、平川選手が第1スティントの苦しいなかでも踏ん張ってくれて、第3スティントはタイヤを変えてガンガン追い上げるという素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたので非常に感謝しています。次の鈴鹿ももし(37号車に)乗れるのであれば、3位→3位で表彰台は獲得できているけど、勝てそうで勝てないレースが続いているので『次こそは勝つぞ!』という気持ちではいるんですが、いかんせん鈴鹿は他メーカーさんが速そうなので、ここから(ウェイトが)重たくなりますし、しっかりポイントを重ねて、チャンピオンに貢献できるようなレース運びができるように頑張っていきたいと思います。

    GT300 Class
    優勝/No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
    吉本大樹
    正直、自信はない状態でサーキット入りしたのですが、走り出しからクルマのベースが良かったです。実はサーキットに入る前に河野(駿佑)選手が「今回は僕がQ1を行きます」「僕がスタートをやります」と言ってきて、そこで僕は「じゃあお願いします(笑)」と(笑)。実際、Q1で駿佑が僕らの予想をはるかに超えたタイムを出してトップでQ2進出を決めて、それでチームの志気も上がりましたし、レースを前方からスタートすることができました。僕らはダンロップさんとやるようになって今回がまだ2戦目で、タイヤに関する知識などが浅い中でしたけど、ダンロップタイヤは各スティントで素晴らしく機能してくれました。駿佑は「ヘアピンで必ず55号車を抜いてきます」と言ってスタートしたんです。すると本当にスタート直後のヘアピンで抜いてきてくれて、そこからはトップを走る61号車にぴったりくっついてレースができました。あの最初のスティントが非常に重要なところだったなと思います。そこから、ピットクルーの作業、ストラテジー、すべてが完璧だったと思います。ただ、まともにレースをしていたならば(トラブルでトップから脱落した)52号車にはかなわなかったと思います。なので、クルマもタイヤもさらに開発していって、52号車をはじめとする強豪チームをガチンコでやっつけられるように、ますます強くなっていきたいと思います。

    河野駿佑
    吉本(大樹)さんの言葉にはちょっと語弊がありまして(苦笑)、この富士に入る前に「(Q1とスタートを)行くんでしょ?」と聞かれたので、「はい」とひと言だけお答えしただけです(笑)。でも、Q1やスタートという責任が重大なパートを僕に任せてくださって、そのぶんプレッシャーもありましたけど、その仕事をしっかりできたのはまず良かったなと思います。レースに関しては、(ひとつ前からスタートする)55号車は直線が速く、一方の僕らはダンロップタイヤさんのウォームアップが良いので、一番狙っていけるのはスタート直後のヘアピンだろうと言っていたんです。それが本当にそのとおりにできて、その後は61号車とのレースになりました。そして良い位置で吉本さんにつなげることができたのは良かったです。吉本さんもしっかりポジションを上げてきてくださって、その後のピットストップでもすごく早くて、61号車とは同時ピットでしたが、それでも前に出られたことが大きかったと思います。最後のスティントで55号車とまたバトルすることになり、セクター3でうまく詰めてそこで抜けたのが本当に良かったです。その後のペースも我ながら良かったと思うんですけど(笑)、52号車に詰め寄ることができました。最後は52号車のトラブルで勝てたというところです。でも僕らのチームの実力もすごく上がってきていますので、今後もっともっとレベルアップして、チャンピオンを目指したいと思います。

  • 2021年 SUPER GT 第2戦 結果: #17 Astemo NSX-GTが優勝

    2021年 SUPER GT 第2戦 結果: #17 Astemo NSX-GTが優勝

    2021年のSUPER GT 第2戦の決勝レースが5月4日(月)に富士スピードウェイで行われた。

    優勝は#17 Astemo NSX-GT(塚越 広大/ ベルトラン・バゲット)。2位には#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋 和也/ 山下 健太)、3位には#37 KeePer TOM’S GR Supra(平川 亮/ 阪口 晴南)が続いた。

    GT300クラスは#60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTが優勝。2位には#61 SUBARU BRZ R&D SPORT、3位には#55 ARTA NSX GT3が続いた。

    SUPER GT 第2戦 結果(GT500)
    1. #17 Astemo NSX-GT(塚越 広大/ ベルトラン・バゲット)
    2. #14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋 和也/ 山下 健太)
    3. #37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/ 阪口 晴南)
    4. #1 STANLEY NSX-GT(山本 尚貴/ 武藤 英紀/ 牧野 任祐)
    5. #3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手 晃平/ 千代 勝正)
    6. #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/ 中山 雄一)
    7. #19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本 雄資/ 宮田 莉朋)
    8. #8 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/ 福住 仁嶺)
    9. #12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰 一貴/ 松下 信治)
    10. #64 Modulo NSX-GT(伊沢 拓也/ 大津 弘樹)
    11. #16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原 右京/ 大湯 都史樹)
    12. #24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星 明誠/ 佐々木 大樹)
    DNF. #36 au TOM’S GR Supra(関口 雄飛/ 坪井 翔)
    DNF. #38 ZENT CERUMO GR Supra(立川 祐路/ 石浦 宏明)
    DNF. #23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ ロニー・クインタレッリ)

  • SUPER GT 第2戦:WedsSport ADVAN GR Supraの宮田莉朋が初ポール

    SUPER GT 第2戦:WedsSport ADVAN GR Supraの宮田莉朋が初ポール

    2021年のSUPER GT 第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』の予選が5月3日(月)、静岡県の富士スピードウェイで行われた。GT500クラスのポールポジション(予選1位)はNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)の宮田が初の獲得。GT300クラスはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内がポールポジションとなった。

    午前に行われた公式練習では、まさに五月晴れという青空と雪化粧した富士山と絶好の観戦日和だった富士スピードウェイだったが、午後になると雲が多くなり、富士の山頂付近が雲に隠れてしまった。気温は午前と変わらぬ16度。路面温度も日差しが弱くなったせいか、30度には届かないコンディションとなった。

    GT500クラスの予選Q1は午後3時3分より10分間でスタート。公式練習ではトラブルがあったNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)とNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)も修復が間に合い、全15台がピットに待機する。普段はすぐには出て行かない各車だが、今日は想定より路面温度が低いのか、開始時間となると16号車(笹原)、No.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)を先頭に順次コースに出て行った。

    そして4周、5周と入念にタイヤを温めてから、1周か2周のアタックを敢行。まずターゲットタイムを出したのはNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)で1分27秒815。これをNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)が1分27秒569で上回る。だが、ここからTOYOTA GR Supra GT500勢のトップタイム更新が連続。その中、No.19 WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資がトップに立つも、それをNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔)が1分27秒220と更新してみせる。これで決まりかと思われたが、開幕戦岡山の勝者No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(山下健太)が1分27秒176と書き換えてトップを奪う。またも上位をGR Supra勢が独占するかに思われたが、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)がチェッカーラップの激走で0.019秒差にまで詰め寄るも2番手止まり。NSX-GTの意地を見せたが8号車以外のトップ7、つまりGR Supraの全6台となった。NISSAN GT-R NISMO GT500勢では、23号車がその後ろ8番手でQ1を通過した。

    Q1上位の8台は、午後3時41分より10分間で行われたQ2に駒を進める。ここでもNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)を先頭に、各車はいつもより早めにコースインし、4周以上を掛けてタイヤを入念に温める。そしてラスト2分を切ってNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路)が1分27秒114とQ1で14号車が出したトップタイムを上回ってトップに立った。これにNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が続いて2番手に。

    しかし残り1分を切って、この2台を大きく引き離す1分26秒496を叩き出したのはWedsSport ADVAN GR Supraの宮田莉朋だ。この後、38号車とNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛)がタイムアップするが、19号車に届かず。さらにNo.8 ARTA NSX-GTの福住仁嶺も1分26秒499を出すが、19号車はわずか0.003秒足りなかった。宮田にとっては初のポールポジションで、TGR TEAM WedsSport BANDOHとしては2016年第7戦タイ以来の予選1位だった。

    これで第2戦の決勝スターティンググリッドは、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)が最前列からスタート。隣にはNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)となった。富士を得意とするNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が、予選3位からトップを伺う。そして4位はNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)。GT-RのNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、500kmレースの長丁場を活かして逆転を狙うこととなった。

    決勝レースは、4日午後2時30分にスタートする。

    GT500 Class
    No.19 WedsSport ADVAN GR Supra
    国本雄資
    「ポールポジションを獲れてうれしいですし、それ以上にびっくりしています。朝の公式練習もトップで終えることができたんですけど、完璧な状態ではなくて、ちょっと不安が残る状態で迎えた予選でした。実際、僕が担当したQ1でもクルマがちょっとピーキーだなと感じていました。でも、宮田(莉朋)君がずっと速かったので、彼を信じてQ2を走ってもらいました。するとセクター2でものすごく速いタイムが出てきて、その時点でびっくりしましたし、それで1周回ってきたら1分26秒4だったので、これだったら間違いなくポールを獲れるだろうと思ってうれしかったです。チームや横浜ゴムさんとがんばってきたことが少しずつ良い方向に進み始めたのかなと思える結果で予選を終えることができました。今日は(このチームの先輩である)織戸(学)さんの誕生日なんですね。その力がプラスして今日のパフォーマンスが出たのかな、と思います(笑)。今回はGT500のGR Supra勢は全車がQ1を突破できましたし、明日の決勝レースはお客さんの前でゴールデンウィークらしく楽しく一生懸命に走って、また“GR Supra祭り”にできればいいなと思います」

    宮田莉朋
    「僕はGT300クラスに出ていた時代を含めてQ2を担当したことがほとんどなくて、今回が初めてくらいだったんですが、国本(祐路)選手にQ1を突破してもらえて、それを受けてQ2を走ってトップタイムを出せたというのはすごくうれしいですし、チームに感謝しています。僕自身としては、攻め切れたところがあった反面、攻めたかったけど攻められなかったところがあるので、そういうところをもうちょっと潰しておければもっと良いタイムを残せたんじゃないかという思いがあります。ただ、結果的にこうしてトップタイムを残せたというのは良かったです。僕らは本当にいろんなことをチームや横浜ゴムさんと一緒に挑戦的にやってきたので、その努力を早く結果に残したいという気持ちがありました。僕はこれまでに他のカテゴリーでポールポジションを獲ってきた経験はありますが、SUPER GTはいろんな要素がすべて噛み合わないとトップになれないレースです。だからQ2のアタックを終え、チームから無線で「ポールポジションだよ」と言われたときは、いろいろな想いがこみ上げてきて泣いてしまいました」

    GT300 Class
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    「素直にホッとしています。新型BRZのデビュー戦だった前戦の岡山ではQ1で敗退となって、僕自身の走りも含めてほろ苦いものになってしまったので、今回のレースに向けて巻き返しを図ってきていました。実際、公式練習からすごくいい流れで、僕が担当したQ1もトップでQ2の山内(英輝)選手につなぐことができたので、この新型BRZの本来の速さをお見せできる走りがようやくできるようになってきたなと思います。岡山での反省から、今日の予選はタイヤ選択を含めて攻めの方向で挑んで、速いBRZというものを追求していきました。僕自身も岡山で乗り切れていなかったところがあったので、そこをアジャストするために山内選手などに協力してもらっていろいろと見えてきた部分がありました。それをチームに伝えてクルマの方向性もまた見えてきたので今日の結果が生まれたんじゃないかと思います」

    山内英輝
    「前戦の岡山から今回のレースを迎えるまでに井口(卓人)選手とふたりでいろいろ話し合いをして、それを踏まえてチームともしっかり話ができて、その流れからつかむことができたのが今日の予選の結果なので満足しています。それから、これは私事なんですけど、僕に子供が生まれまして、その子に捧げることができるポールポジションになったので、いろいろ準備をしてくれたチームのみんなに本当に感謝したいと思います。井口選手のQ1を走り終えた後のコメントによるフィードバックも的確でした。シーズン開幕前の公式テストのときの僕らはあまり調子が良くはなかったんですけど、ここに来るまでにチームやダンロップさんと速さに対する開発の見直しがしっかり行ってくることができたので、その結果が今日のポールポジションにつながったのだと思います。明日の決勝レースでは、ドライバーの仕事はコース上でいかに稼ぐかだけですので、新型BRZとダンロップタイヤのパフォーマンスを信じて全力で走れば結果はついてくると思っています」

    Po No Machine Driver Time T W
    1 19 WedsSport ADVAN GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    国本 雄資
    宮田 莉朋
    1’26.496 YH
    2 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX-GT
    野尻 智紀
    福住 仁嶺
    1’26.499 BS 8
    3 38 ZENT CERUMO GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    立川 祐路
    石浦 宏明
    1’27.031

    BS 10
    4 36 au TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    関口 雄飛
    坪井 翔
    1’27.081

    BS 30
    5 37 KeePer TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    平川 亮
    阪口 晴南
    1’27.230 BS 24
    6 14 ENEOS X PRIME GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    大嶋 和也
    山下 健太
    1’27.242

    BS 40
    7 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    1’27.283 MI
    8 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    ヘイキ・コバライネン
    中山 雄一
    1’27.579

    BS 16
    9 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX-GT
    笹原 右京
    大湯 都史樹
    1’27.509

    DL
    10 64 Modulo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    伊沢 拓也
    大津 弘樹
    1’27.555

    DL
    11 17 Astemo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    1’27.717

    BS 12
    12 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平手 晃平
    千代 勝正
    1’27.753 MI 4
    13 12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平峰 一貴
    松下 信治
    1’27.897 BS 2
    14 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    高星 明誠
    佐々木 大樹
    1’28.138 YH
    15 1 STANLEY NSX-GT
    Honda NSX-GT
    山本 尚貴
    武藤 英紀
    牧野 任祐
    1’28.649

    BS 6
  • 近藤真彦、ジャニーズ事務所を退所…今後は独立して芸能・レース活動

    近藤真彦、ジャニーズ事務所を退所…今後は独立して芸能・レース活動

    ジャニーズ事務所は4月30日(金)、近藤真彦(56歳)が対処することを発表。今後はジャニーズから独立して芸能、レース両面で活動していく。

    近藤真彦は、昨年週刊誌で報じられた25歳年下の女性社長との不倫を認め、現脳活動の無期限を発表。また、KONDO RACINGのチーム監督としての現場への参加を見合わせていた。

    今後は、個人事務所である株式会社エムケイカンパニーが芸能活動をサポートするとともに、従来通りのレース活動を継続していく。

    ——-

    ■近藤真彦
    この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます。

    事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、40年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただくことになりました。

    思えば金八先生から始まり、新人賞、レコード大賞、紅白歌合戦、映画と数々の貴重なお仕事をさせていただき感謝しかございません。

    これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます。

    ありがとうジャニーズ

    ありがとう素敵な後輩達

    ありがとうジャニーさん

    2021年4月30日
    近藤真彦

    ——-

    ■エムケイカンパニー&KONDO RACING
    平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
    本日、2021年4月30日付の株式会社ジャニーズ事務所からのリリースに基づき、
    弊社代表近藤真彦は、株式会社ジャニーズ事務所を円満退社させて頂くこととなりました。
    弊社といたしましては、従来通りのレース活動を継続していくことをご報告させて頂きます。

    KONDO RACINGの監督としての活動自粛期間中のご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます。
    尚、当面の間、近藤の芸能活動においては弊社でサポートを実施してまいります。
    弊社代表 近藤真彦の新たなチャレンジがスタート致しますが、引き続き応援して頂けますようお願い申し上げます。

    2021年4月30日
    株式会社エムケイカンパニー
    KONDO RACING

  • SUPER GT:ENEOS X PRIME GR Supraがスープラ対決を制して優勝!

    SUPER GT:ENEOS X PRIME GR Supraがスープラ対決を制して優勝!

    2021年のASUPER GT開幕戦『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝レースが、4月11日に岡山国際サーキットで行われ、T500クラスがNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が、GT300はNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が優勝した。

    2年ぶりに開幕戦の舞台となった岡山国際サーキットは快晴。午後1時30分からの決勝は気温19度と暖かな春の陽気の中でスタートした。

    GT500クラスは前日の予選Q2で素晴らしいアタックを見せたポールポジションのNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(阪口晴南)がスタートを切ってトップを守る。続くNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)をはじめとする4台のTOYOTA GR Supraも順位をキープ。また予選12位スタートのNISSAN GT-R NISMO GT500勢のエースNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が6周で6位に浮上する躍進を見せた。その後アクシデントにより7周目にセーフティカーが導入されたため、各車のギャップはなくなるが、13周目のリスタートからしばらくすると、トップの37号車と2位の14号車が3位以下を引き離していった。
    上位の順位は32周目、再びコース脇にストップする車両が出たことから大きく変動する。セーフティカーが導入されると予想して、多くのマシンがピットインをすませようと、一気になだれ込み、ピットは混雑状態に。ここでも上位のGR Supra勢は先行するが、トップは14号車(山下健太)に代わり、37号車(平川亮)は4番手に後退する。

    トップの14号車がそのまま逃げ切るかと思われたが、ピットインで2位に浮上したNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔)が徐々に近づき、終盤は2台がサイド・バイ・サイドのマッチレースとなった。60周目からは壮絶なバトルが展開。36号車は何度も並びかけるが、14号車の巧みなブロックになかなか突破口は開けられず。そして75周目、ヘアピンコーナーで36号車がオーバーランしたことで2台のバトルは決着。No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が今季最初のウィナーとなった。2位はNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)、3位はNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)。TOYOTA GR Supra勢が表彰台を独占した。なおHonda NSX-GT勢の最上位はNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)。GT-R勢の最上位はNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)の9位だった。

    GT300クラスでは、ポールポジションのNo.11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信)が逃げるが、混乱のピットインで昨年の王者No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がトップに躍り出る。No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)など3台が56号車に僅差で追いすがるも、デ・オリベイラが辛くも逃げ切って優勝した。2位は65号車、3位はNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)となった。

    GT500クラス
    No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
    大嶋和也
    「僕が乗った前半はクルマのフィーリングが良くて、最後までタイヤもタレ(消耗し)なかったです。ペースはこちらが(トップ37号車より)速かったんですが、なかなか抜くチャンスがなくて。でも真後ろについていって、あとはピットワークとヤマケン(山下健太)に任せようと。まだゼロから始めたチーム(2年目の今季は体制変更)ですので、まさか初戦でこんなすごい仕事をしてくれるとは思いませんでした。本当に彼らを誇りに思います」

    山下健太
    「前半のレースを見て、大嶋先輩が速いと思っていました。それにピットインでチームが完璧な仕事をしてくれ、トップに出させてくれました。クルマもタイヤも良いし、これは逃げられると。でも、思いのほかペースが上がらず、(36号車の)坪井選手と戦うことになりました。最後はタイヤも(消耗して)ズルズルだったので、何とか勝てて良かったです」

    GT300クラス
    No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
    藤波清斗
    「予想以上に予選(4位)が良くて上位も狙えると思っていました。でも、まさか勝つとは。ライバル勢がほんとに強くてね。セーフティカーの入るタイミングやクルマの調子が良くて、何よりチームのピットワークが良くてトップに出られたとも思います。そして、JP(オリベイラ)選手がタフなレースをいつも通りの強い走りで走ってくれました。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」

    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    「レースの最初は荒れた展開で、僕がトップに出てからも65号車がぴったりと後ろについてきて、最初からプッシュして、でもミスはできない状態でした。でも、シーズン初戦をこのような優勝で飾れて本当に良かった。この勝利を、また(共に昨年タイトルを獲った)藤波選手と味わえたのが嬉しいですね」

    Po No Machine Driver Tire
    GT500
    1 14 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋 和也
    山下 健太
    BS
    2 36 au TOM’S GR Supra 関口 雄飛
    坪井 翔
    BS
    3 37 KeePer TOM’S GR Supra 平川 亮
    阪口 晴南
    BS
    4 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra ヘイキ・コバライネン
    中山 雄一
    BS
    5 17 Astemo NSX-GT 塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    BS
    6 38 ZENT CERUMO GR Supra 立川 祐路
    石浦 宏明
    BS
    7 8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀
    福住 仁嶺
    BS
    8 1 STANLEY NSX-GT 山本 尚貴
    武藤 英紀
    BS
    9 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手 晃平
    千代 勝正
    MI
    10 12 カルソニック IMPUL GT-R 平峰 一貴
    松下 信治
    BS
    11 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT 笹原 右京
    大湯 都史樹
    DL
    12 19 WedsSport ADVAN GR Supra 国本 雄資
    宮田 莉朋
    YH
    13 64 Modulo NSX-GT 伊沢 拓也
    大津 弘樹
    DL
    14 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星 明誠
    佐々木 大樹
    YH
      23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI
    GT300

    1 56 リアライズ日産自動車大学校 GT-R 藤波 清斗
    J.P.デ・オリベイラ
    YH
    2 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥
    菅波 冬悟
    BS
    3 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田 広樹
    川合 孝汰
    BS
    4 11 GAINER TANAX GT-R 平中 克幸
    安田 裕信
    DL
    5 244 たかのこの湯 GR Supra GT 三宅 淳詞
    堤 優威
    YH
    6 96 K-tunes RC F GT3 新田 守男
    平良 響
    DL
    7 25 HOPPY Porsche 松井 孝允
    佐藤 公哉
    YH
    8 60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT 吉本 大樹
    河野 駿佑
    DL
    9 88 JLOC ランボルギーニ GT3 小暮 卓史
    元嶋 佑弥
    YH
    10 10 GAINER TANAX with IMPUL GT-R 星野 一樹
    石川 京侍
    DL
    11 18 UPGARAGE NSX GT3 小林 崇志
    名取 鉄平
    YH
    12 48 植毛ケーズフロンティア GT-R 田中 優暉
    富田 竜一郎
    YH
    13 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS 川端 伸太朗
    篠原 拓朗
    YH
    14 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝
    片岡 龍也
    YH
    15 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人
    山内 英輝
    DL
    16 34 Yogibo NSX GT3 道上 龍
    密山 祥吾
    YH
    17 7 Studie PLUS BMW 荒 聖治
    山口 智英
    YH
    18 50 Arnage AMG GT3 加納 政樹
    柳田 真孝
    YH
    19 31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 嵯峨 宏紀
    中山 友貴
    BS
    20 22 アールキューズ AMG GT3 和田 久
    城内 政樹
    YH
    21 87 グランシード ランボルギーニ GT3 松浦 孝亮
    坂口 夏月
    YH
    22 6 Team LeMans Audi R8 LMS 本山 哲
    片山 義章
    YH
    23 35 arto RC F GT3 ショーン・ウォーキンショー
    ジュリアーノ・アレジ
    YH
    24 9 PACIFIC NAC CARGUY Ferrari 木村 武史
    ケイ・コッツォリーノ
    YH
    25 5 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号 平木 湧也
    平木 玲次
    YH
    26 55 ARTA NSX GT3 高木 真一
    佐藤 蓮
    BS
      2 muta Racing Lotus MC 加藤 寛規
    阪口 良平
    BS
      360 RUNUP RIVAUX GT-R 青木 孝行
    内田 優大
    YH
      30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 永井 宏明
    織戸 学
    YH
  • SUPER GT:KeePer TOM’S GR Supraが完全制覇でポールポジション

    SUPER GT:KeePer TOM’S GR Supraが完全制覇でポールポジション

    2021年のSUPER GT 開幕戦『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』の予選が4月10日(土)に岡山国際サーキットで行われた。GT500クラスはNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)がQ1とQ2の両セッションで最速タイムを記録し、Q2を走った阪口が、GT500で初ポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスは、No.11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)の平中が予選クラス1位となった。2チームは、明日4月11日の決勝レースをクラス最前列からスタートする。

    サーキット上空は、朝から雲ひとつない青空が広がる開幕戦日和。そんな中、GT500クラスの公式予選が午後2時33分より開始。まずは15台中Q2に進出できる上位8台を決めるQ1が行われた。Q1は上位13台が1秒差以内という拮抗した争いとなった。その中でトップタイムをマークしたのがNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮)で、2位、3位もTOYOTA GR Supra GT500勢が占める。GR Supra勢は、他の3台もすべてQ2進出という好調ぶりを見せた。Honda NSX-GT勢の最高位は5位のNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)、NISSAN GT-R NISMO GT500勢は10位のNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(千代勝正)が最高位で、4台ともにQ2進出はならなかった。

    Q1を突破した8台がポールを争うQ2では、開始してすぐにNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(宮田莉朋)がピットに戻り、走行を止めるという波乱のスタートに。その後7台によるアタックは、残り3分からヒートアップ。そしてチェッカー間際に、1分17秒701を叩き出しトップへと浮上したのが、Q1でもトップだったNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(阪口晴南)。その後、同じGR Supra勢のNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)も1分17秒台に入れるがわずかに届かず。ここでNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南) の開幕戦ポールが確定した。予選3位にはNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔)が入り、GR Supra勢が予選トップ5を独占。NSX-GT勢はNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)の6位が最高位となった。

    GT300クラスのQ1は昨年のランキング順でA/Bの2組に分かれて行われ、A組はNo.244 たかのこの湯 GR Supra GT(堤優威)が、B組はNo.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹)がトップとなる。両組の上位8台、計16台が進出したQ2では、No.11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)の平中が1分25秒275の最速タイムを記録して、GT300クラスのポールポジションを獲得した。

    GT500クラス
    No.37 KeePer TOM’S GR Supra
    平川亮
    「昨年の最終戦も助っ人(欠場者に代わって出た山下健太)に美味しいところ(ポールポジション)を持っていかれて寂しい感じでしたが、今回もそうなりましたね(笑)。サッシャ(本来レギュラーのフェネストラズ)が来られない中、テストから阪口選手ががんばってくれましたし、クルマも仕上がって気持ちよく走れたので、そこはとても良かったと思います。決勝ですが、まあ明日なので今日はポールポジションを喜んで、明日を思い切って戦えればと思います」

    阪口晴南
    「今回代役に呼んでくれたTOM’Sと承諾してくれた(本来出場するはずの)K-tunesの皆さんに感謝します。2回のテストも走れたのでクルマが自分のものと感じられました、クルマもチームや平川選手もとても頼もしかったので、僕はただプッシュして走るだけでした。Q2出走のギリギリまで平川選手がたくさんアドバイスをしてくれて、それを守ったから獲れたポールポジションで、感謝しています」

    GT300クラス
    No.11 GAINER TANAX GT-R
    平中克幸
    「ポールポジションを獲れるとは思ってなかった。公式練習もQ1もGR Supra GTが速くて、トップ10に入れれば良いなと思ってアタックをしたら、意外とタイムが良くて自分でもビックリしています。決勝は1番前からスタートできるので、しっかりとこのポジションをキープして良いレースをしたいと思います」

    安田裕信
    「僕もポールポジションとは思ってなかったのですが、平中選手がQ2を素晴らしい走りをしてくれて感謝します。明日の決勝は1番前から走れるのは嬉しいですね。難しい中でサーキットに来る皆さん、そしてテレビで見ている皆さんに感動を与えられるレースをがんばってします!」

  • SUPER GT:チームクニミツ、『STANLEY NSX-GT』の車両名で参戦

    SUPER GT:チームクニミツ、『STANLEY NSX-GT』の車両名で参戦

    SUPER GTのGT500クラスに参戦するチームクニミツ(TEAM KUNIMITSU)は、2021年の参戦体制を発表。新たにスタンレー電気の名前を冠したシルバー、ブラッグ、オレンジのカラーリングを披露した。

    TEAM KUNIMITSUは、1995年からRAYBRIGが支援し、1996年からブルーのカラーリングで親しまれてきたが、昨年で劇的な逆転チャンピオン獲得とともにその歴史を幕を閉じた。

    1月18日、TEAM KUNIMITSUは新たなチーム体制を発表。『STANLEY NSX-GT』という車名を冠した新たなカラーリングを披露した。ドライバーは今季も山本尚貴と牧野任祐が務める。

    高橋国光総監督
    「昨シーズンは劇的なチャンピオン獲得の年となり、皆さまのおかげで素晴らしいシーズンになりました。今年は新に『STANLEY』というロゴを背負い、車両名も新たに『1号車STANLEY NSX-GT』として参戦してまいります。山本選手、牧野選手という頼もしい選手、チーム一同、そしてご支援いただくすべての皆さまの力を借りて、今シーズンもファンの皆さまにモータースポーツを通して感動をお届けできるよう、チャンピオン連覇を目指して戦ってまいります。TEAM KUNIMITSUの応援をどうぞよろしくお願い致します」

    小島一浩監督
    「昨年は皆さまのおかげで、ドライバー・チームタイトルともにチャンピオンを獲得することができました。今年は新たに車名をSTANLEY NSX-GTに、チーム体制も新たにスーパーGTの2021年シーズンにのぞみます。唯一気がかりだった牧野選手の体調も無事に退院することができ、安心してシーズンの開幕に向けて準備ができます。今年もシリーズタイトルを連覇できるよう、チーム一丸となり取り組んでいきます。今年もSTANLEY NSX-GT、TEAM KUNIMITSUの応援をよろしくお願いします」とコメントした。

    山本尚貴
    「今シーズンもスーパーGTにTEAM KUNIMITSUとして参戦できることを嬉しく思います。今年はSTANLEY NSX-GTで、去年チャンピオンをともに獲った牧野選手と再び一緒に戦えるのはとても頼もしいです。長年サポートしてくださった『RAYBRIG』ブランドから名前が変わり、今年は『STANLEY』の名前を背負いチームとともに戦います。『STANLEY』が『RAYBRIG』と同じように皆さんに愛される名前になるよう、1号車STANLEY NSX-GTでしっかりと結果を残せるよう、シリーズタイトル連覇を目指し戦います。今シーズンも応援よろしくお願いします」

    牧野任祐
    「今年も山本選手とともにTEAM KUNIMITSUで、そして今シーズンはマシン名新たにSTANLEY NSX-GTで戦います。カラーリングもイメージを一新し、今年もかっこいいマシンで走れるのが今からとても楽しみです。1号車STANLEY NSX-GTで、ディフェンディングチャンピオンとして山本選手とTEAM KUNIMITSUと戦う今シーズン、シリーズチャンピオン連覇を目指し必ず果たせるようにがんばります。応援よろしくお願いします」

    TEAM KUNIMITSU