カテゴリー: SUPER GT

  • 元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン、SUPER GT参戦終了を発表

    元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン、SUPER GT参戦終了を発表

    元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンは、個人的な理由により、今シーズン限りでSUPER GTへの参戦を終了することを発表した。

    2006年にルノーでF1デビューを果たし、マクラーレン時代の2008年のF1ハンガリーGPで優勝経験もなるヘイキ・コバライネンは、ロータス/ケータハムを含めた長いF1キャリアの後、2015年に日本でSUPER GTへの参戦を開始。

    LEXUS TEAM SARDに所属したヘイキ・コバライネンは、平手晃平とパートナーを組んで2016年にSUPER GT初勝利を挙げ、レクサス・RC FでGT500のチャンピオンを獲得。2017年にはレクサス LC500をドライブし、2018年には小林可夢偉とチームメイトとなり、2020年にはGRスープラをドライブ。2021年はルーキーシーズン以来、初めて勝利や表彰台を一度も獲得できなかった。

    ヘイキ・コバライネンはYoutubeに動画を公開。日本の新型コロナウイルスに対する厳しい渡航制限のなかで、家族との時間を過ごしたことを主な理由に挙げ、今季限りでSUPER GTへの参戦を終了することを発表した。

    「日曜日に富士でスーパーGTシリーズの最終ラウンドを行い、4位でフィニッシュした」とヘイキ・コバライネンは語った。

    「かなり良い結果だった。シーズンを通して最高の結果だった。しっかりと強いレースでシーズンを終えることができて良かった」

    「でも、同時にそれはSUPER GTでの最後のレースだった。7年間にいたSUPER GTシリーズを離れることを決断した」

    「実際、今年の初めにフィンランドで妻と数日間過ごしたときに最後のシーズンになると決断した」

    「それにはいくつかの理由がある。もちろん、今シーズンは僕たちにとって厳しいものだった。僕たちが望んだほど競争力がなく、結果を出すことができなかった」

    「パックの真ん中や後ろでレースをするのは難しいこともある。でも、それがメインの理由ではない。」

    「実際のメインの理由はコロナウイルスだ。過去2年間、渡航制限によってほとんどの時間を日本で過ごした。日本の国境管理はかなり厳格だ」

    「就労ビザで出入国することはでるけど、妻はそれができなかった。そのため、家族や妻からしばらく離れることを余儀なくされた。来年、再びそうする覚悟ができなかった。それがこの決定のメインの理由だ。

    「7年間過ごしたSARDレーシングに感謝したいと思う。SARDレーシングとSARDカンパニー全体が僕にとって家族になった。加藤社長のサポートにも感謝している」

    「トヨタ自動車の社長である豊田章男氏のサポートにも感謝している。7シーズンにわたって、彼は実際にはガソリンヘッドであり、素晴らしいドライバーであり、いつもとても協力的で、とてもフレンドリーだった。すべての善意に感謝している」

    「トヨタと一緒に日本を旅することは決して忘れない。僕のキャリアの大きな部分だ。実際、F1での期間は7年間だったので同じ長さだし、僕のキャリアの重要な部分だ」

    「1つの章が閉じているときは、別の章が開く。まだモータースポーツに情熱を持っているし、完全に取り除くことはできない。今年は数回のラリーをやったことをご存知かもしれらないけど、ラリーへの情熱は本当に高まっている。ずっと本当に興味を持っていたことだ。もうWRCチャンピオンになれないことをわかっているけど、もう少しやりたいし、改善したい」

    「次のシーズンの計画は、ラリープログラムを中心に日本でラリーする予定だ。ラリーのスケジュールSUPER GTのスケジュールに比べてはるかに簡単で、テストもイベントも少ないので、日本にずっといる必要がないので、家族、特に妻と一緒に時間を過ごす時間もある」

  • SUPER GT:au TOM’S GR Supraが優勝で大逆転タイトル獲得!

    SUPER GT:au TOM’S GR Supraが優勝で大逆転タイトル獲得!

    2021年 SUPER GT 第8戦の決勝レースが11月28日(日)に富士スピードウェイ(1周4,563m×66周)で行われ、GT500クラスは、予選4位から猛追したNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が優勝し、シリーズタイトルも逆転で獲得。GT300クラスはNo.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が優勝。3位に入ったNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、SUBARU初のGT300制覇を成し遂げた。

    決勝日の富士スピードウェイは富士山も見渡せるほど晴れ間が広がる絶好のコンディション。午後1時、今季最後の戦いの火ぶたが切られた。GT500クラスのスタートでは、予選1位のNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraがトップをキープ。これをNo.36 au TOM’S GR Supraなど2台のTOYOTA GR Supra GT500とNo.1 STANLEY NSX-GTが追う展開となる。

    序盤、No.12 カルソニック IMPUL GT-RとNo.17 Astemo NSX-GTが接触するアクシデントもあり、この2台は事実上タイトル争いから脱落した。この後、GT300クラス同士の接触で車両がストップしてしまい、セーフティカーが導入された。そしてこのリスタート後に36号車の関口雄飛が14号車を抜いてトップに立つ。

    所定のドライバー交代のピットインを終えた後半も、36号車が首位を堅持。タイトルを争う1号車は4番手に下がっていたが、このポジションを守ればタイトルは1号車が連覇となる。ドライブする山本尚貴も堅実な走りでこのまま行くかに思われたが、GT300クラスのマシンのバトルに巻き込まれて、その1台と接触。なんとダメージを負ってしまいピットインし、ポイント圏外となる。

    レースは結局36号車が逃げ切って優勝。1号車がノーポイント、No.8 ARTA NSX-GTも6位に終わったため、No.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が、ドライバーとチームの両タイトルを最終戦の大逆転で獲得することとなった。決勝の2、3位はNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)で、以下5位までをGR Supra GT500勢が占めた。またNISSANが来季はGT500車両変更を発表したため、このレースが最後になるNISSAN GT-R NISMO GT500だが、最上位はNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の7位となった。

    GT300クラスはポールポジションのNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がレース前半をリードする。だが、所定のピットを終えた後半は6番手に下がり、後ろにタイトルを争うNo.55 ARTA NSX GT3とNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが迫る厳しい展開となる。これを何とか凌ぐと、最終的にはライバルに抜かれることなく3位でフィニッシュ。SUBARU念願のGT300チャンピオンを獲得した。レースは後半トップに立ったNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTがトラブルで緊急ピットイン。これでNo.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が、第2戦に続き今季2勝を挙げた。

    GT500 シリーズチャンピオン&優勝コメント
    No.36 au TOM’S GR Supra
    関口雄飛
    「チャンピオンと言うよりは、スタート前からこのレースを絶対優勝する気持ちで臨みました。とにかく前を抜いていくという強い気持ちで行きました。そして前半をトップで戻って来られたので、交代の時は『行けー!こらぁ!!』と坪井選手に気合いを送りました(笑)。きっとタイヤの状態は辛かったとは思いますが、それを上手くマネージメントして耐えてトップでゴールしてくれたので、彼には感謝しています」

    坪井翔
    「予選は4位と悔しい思いをして、レース前半に関口選手が魂こもった走りでトップまで上がってくれました。引き継いでから『なんとしても優勝を目指さなければ』と思いました。ただチャンピオンはライバルの順位次第なので、勝つことだけを考えて、第2戦で取り忘れたもの(トップ走行もリタイヤ)を取り戻す気持ちでした。それで優勝できて、結果チャンピオンになれたので、もうこれ以上ないくらい幸せです」

    ■GT300 シリーズチャンピオン コメント
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    「最高です、ありがとうございます。まだチャンピオンという実感はありません。今年デビューの新型BRZで前半は苦しい思いをしましたが、チームの努力が形になりました。そして、レース後半は山内選手が激しいバトルを強い気持ちで走ってくれました。何年も苦しい時期を過ごして、いつか絶対(タイトルが)獲れると思って、SUBARUファンの皆さんとがんばってきました。だから、こんな最高のことはないです。ただ嬉しいです」

    山内英輝
    「SUBARUファンの皆さん、ありがとうございます! すごく嬉しいです。(担当の決勝後半は)最後までしびれる展開で、挫けそうな気持ちにもなりました。でもSUBARUの旗があちこちで振られるのが目に入って、それを見て絶対にチャンピオンなるため(後続に)抜かれない、(前走の)4号車を抜くことだけを考えていました。最後の最後に上手く前に出られたので、良かったです。ここまで何シーズンも辛いことが多かったのですが、ファンの声援でがんばってこられました。今はその気持ちに応えられた安堵感で、すごく幸せです」

    ■GT300 優勝コメント
    No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
    吉本大樹
    「やったぞ!という感じです(笑)。昨年は最終戦でやっとポイントが取れたという苦しい思いをしました。今年はクルマがGR Supraに、タイヤもダンロップさんとなり、本当に180度変わった感じです。今日は勝った第2戦と同じようなルーティンにしようと、河野選手が先に乗りましたが、彼が素晴らしいオーバーテイクをしてくれて、良いレースができたと思います。富士は僕らと超相性が良いのですが、来シーズンは他のコースも相性良くできたらと思っています」

    河野駿佑
    「僕らはチャンピオン争いに残れませんでしたが、第2戦で勝った富士ということだけに、シーズンの締めとして必ずいい結果を持ち帰りたいと思って臨みました。昨日からマシンは調子が良く、天気も僕らの味方をしてくれて、予選は吉本選手が3番手と良い走りをしてくれました。勝った第2戦も予選3位だったので、流れが良いなと思いました。だから、今回も第2戦と同じように僕が前半を走りました。すべてがマッチして上手くいき、最後は運もあった(トップがトラブルで遅れる)かもしれませんが、富士で連勝できて本当によかったです」

  • SUPER GT:No.14 ENEOS X PRIME GR Supraがレコードでポール獲得

    SUPER GT:No.14 ENEOS X PRIME GR Supraがレコードでポール獲得

    2021年 SUPER GT 第8戦(最終戦)の予選が11月27日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)の山下が、彼が持つ富士のコースレコードを更新して今季初ポールポジションを獲得。GT300クラスのポールポジションはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内が、こちらもコースレコードで獲得した。

    2021年のシリーズを締めくくる第8戦の予選日は好天に恵まれ、午後3時03分からGT500クラスのQ1が開始された。天気は晴れで日も差していたが、気温は9度とこの時間にしては低めで路面温度も13度。いつもなら走行時間が10分間でも、ほとんどのマシンは残り8分台に入らないとコースインしないが、今回はピット出口のオープンと共に続々とコースへ。残り8分になると最後の3台もピットを離れた。

    各マシンは3〜4周掛けて入念にタイヤのウォームアップを行い、ラスト2分からアタックに入る。まずトップに立ったのが、No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(千代勝正)で、タイムは1分26秒513。直後にNo.1 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)が、いきなりコースレコード(1分26秒386)を破る1分26秒011をマークする。さらにNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)とNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)もレコードタイムだったが、1号車には及ばず。

    さらに次の周もアタックした1号車は1分26秒000と、自らのレコードを書き換えてQ1トップ通過を確定。富士ではTOYOTA GR Supra GT500勢が優位という下馬評を覆して見せる。Q1の2、3番手は38号車、39号車。そして、逆転タイトルを狙うNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)、No.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛)が4、5番手。6番手はNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(千代勝正)でNISSAN GT-R NISMO GT500勢で唯一、Q2に進出した。また、タイトルを争うNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)は7番手だった。

    対して、No.17 Astemo NSX-GT(塚越広大)は10番手、No.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴)は14番手とQ2進出を逃して、タイトル争いでは厳しい状況に追い込まれた。

    Q1のトップ8台が争うQ2は、午後3時41分に10分間でスタート。No.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴)を先頭に7台がまずコースイン。Q1と同様にNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平)は最後にコースイン。そして残り3分を切ってから本格的なアタックが始まった。

    最初にNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン)が1分26秒127でトップに立つが、ここでも1号車が速さを見せて、Q1より速い1分25秒867を記録してトップを奪う。No.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮)も25秒台をマークするがわずかに届かず。このまま1号車のポールポジションが濃厚と思われた。

    だが、チェッカーラップでそれを上回る1分25秒764を叩き出したのはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraの山下健太だった。これまでのコースレコード1分26秒386は山下が昨年の最終戦で記録したもので、今大会では自ら書き換えたいと語っていた。それだけに有言実行を果たし、最後の最後に逆転のポールポジション獲得となった。そして、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)は貴重な1ポイントを加算して、逆転タイトルを狙って明日の決勝レースに挑むことになった。

    1号車も最後のアタックを行うが、タイム更新はならずに予選2位が確定。それでもランキングトップはNo.1 STANLEY NSX-GTの山本で変わらず(牧野は1戦欠場)。しかもフロントロウからの決勝スタートと連覇の可能性を大きく引き上げた。予選3位はNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)。予選4位はNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)で、タイトルに向けてトップまでポジションを上げるしかない。

    そしてNISSANは今季限りで主力車種の変更を発表し、この第8戦がGT-R NISMO GT500のラストレースとなる。その予選最上位は8位のNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)。予選9位のNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、13位のNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)、14位のNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)と共に表彰台を目指していく。

    GT500
    No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
    大嶋和也
    「結構路面温度が低くなってきていて、タイヤ的にウォームアップが厳しいだろうなと予想して、早めにピットから(コースへと)出ていったんですが、想定していたよりもウォームアップが遅くて、僕はギリギリでアタック1周目終わったあとにチェッカーを受けてしまったのですが、その次の周もまだタイヤのグリップも高くて、十分ポール(ポジション)が狙えるくらいのフィーリングを感じていたので、それだけチームに伝えました。(タイヤの)内圧と温め方……その辺を(うまく)やっていけば、山下(健太)選手なら十分ポールを狙えるだろうなと思っていました。僕的にはちょっとヒヤッとはしたのですが、1周目(のアタック)で無事にQ1を通るタイムになっていたので良かったなと思います。去年から(新型コロナウイルス禍で)なかなかファンの人たちとの距離ができてしまって、残念だなという気持ちもありました。その中で、『本当にみんなレースを観てくれているのかな』とたまに不安になることもありましたが、緊急事態宣言も明けて、またたくさんの人達が応援に来てくれていてありがたいなと思っています。僕らはチャンピオンには(手が)届かないかもしれませんが、最終戦を優勝で締めくくり、楽しいレースを皆さんに見せて恩返ししたいと思います」

    山下健太
    「本当にチームがいいクルマを用意してくれました。今日の走りはじめから調子が良くて、公式練習から他のチームよりも速いタイムを出していたのでポール(ポジション)は獲れるかなと思っていたのですが、そこからさらにQ1でセットアップを変更したり、大嶋(和也)選手がそれを評価してくれて、クルマがまたいい方向に行きました。(タイヤの)ウォームアップの仕方も教わっていたので、もともと良かったものがさらに良くなって(ポールポジションが)獲れたかなという感じです。自分のアタックは完璧ではなかったのですが、それ(でもポールポジションが獲得できる)ほどクルマが速かったという感じです。チャンピオン争いは厳しいですが、今年はGR Supra勢がだいぶ苦戦気味なシーズンを送ってきたので、最後を勝って終われたら来年にもつながると思うし、ここまできたら勝たないといけないと思います」

    GT300
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    「朝(公式練習)の走り出しからクルマもタイヤも非常に調子が良くて、(自分が担当した)Q1からQ2へつなぐことだけを意識して走りました。アタック中もクルマのフィーリングが良くて、すごく楽しかったです(笑)。チャンピオン争いをしている中、緊張感もある中で、チームのみんながこの最終戦に向けて準備してきてくれた成果が出たと思いますし、山内(英輝)選手がスーパーアタックをしてくれて、あの中であのような素晴らしいタイムを記録してくれたことに興奮をしています。明日、どのような展開になるか分かりませんけれども、ここまでチームと一緒に築き上げてきたものを全力で出し切る……それだけを考えてがんばりたいなと思います。新型(車)になってすごく苦労した部分もたくさんあったんですけど、クルマに関しての理解度がチーム内で高くなっていますし、なによりやっぱりタイヤメーカーさんとクルマの合わせ込みがものすごくうまくいっているので、みんな今、自信を持ってやれていると思うので、この流れで最後までいきたいです。ここの舞台に立たせてもらっていることに感謝したいと思います。チームとタイヤメーカーさんとかクルマに関わる方だけでもなく、ファンのみなさん、本当に少しでもSUBARUに気持ちがある人に笑顔を届けられるように、最終ラップまで全力で、とにかく諦めずに攻め続けますので期待していただければというふうに思います。全力でがんばります!」

    山内英輝
    「今回、チームが持ち込んでくれたクルマの状態がすごく良くて、走り始めからバランスが良かったです。予選もその流れで非常にいいアタックができたかなと思います。(予選中)チームから1周目の(アタックでの)タイムが足りていないというところから、2周目のアタックのことはほとんど覚えていないんですけど、無我夢中で走っていたらトップを獲れたという感じです。セクター3で最後にタイムが伸びたのも、たくさんの人が応援してくれていることと、みんなの気持ちが乗っかったからタイムがバンッと上がったのかなと……そう信じたいと思います。決勝中もそのみんなの気持ちをずっと乗せてもらいたいなと思いながら、明日もがんばりたいなと思います。この最終戦をシリーズトップで迎えられたのはチームのがんばりと、たくさんの方が応援してくれていること、そしてSUBARUさん、STIさん、ダンロップさん、みんなの協力があるからこそなので、その感謝の気持ちをしっかり決勝に気持ちを込めて走って、結果で返せるようにがんばっていきたいなと思います。たくさん応援してくれているみなさんの前で、今年一番、今までやってきたレースの中で一番いい笑顔を見せられるように全力でがんばりたいなと思います」

  • レッドブル・ホンダF1特別カラーNSX、SUPER GT最終戦でデモ走行

    レッドブル・ホンダF1特別カラーNSX、SUPER GT最終戦でデモ走行

    ホンダは、SUPER GT最終戦 富士スピードウェイのデモ走行イベントで、F1トルコGPで話題となったレッドブル・ホンダF1の“ありがとう”カラーを纏ったNSXを走らせる。

    本来ならば、F1日本GPが開催されるはずだった週末に開催されたF1トルコGPで、レッドブル・ホンダF1は、鈴鹿で披露するはずだった“日の丸”のスペシャルリバリーのRB16Bを走らせた。

    ホンダがF1初優勝を獲得した伝説的なホンダRA272をモチーフとした『白』のボディには『ありがとう』とホンダファンへのメッセージが記されたリバリーは大きな話題を呼んだ。同時に、ホンダは、このスペシャルリバリーを施されたNSXが鈴鹿サーキットで疾走する動画『Suzuka 2021 Special Movie』を公開している。

    11月27~28日に富士スピードウェイで開催されるSUPER GT最終戦では、室屋義秀による「“Challenge for the future” Yoshi MUROYA × LEXUS Special Flight@ FUJI SPEEDWAY」の実施が決定。フライトパフォーマンスに合わせて、トヨタ、日産、ホンダの3社がデモ走行を実施する。

    ホンダは、F1トルコGPで話題となった「ありがとう」カラーをまとうNSXで参加。ドライバーは武藤英紀選手が務める。

  • SUPER GT:日産、2021年限りでR35型 GT-RでのGT500参戦を終了

    SUPER GT:日産、2021年限りでR35型 GT-RでのGT500参戦を終了

    日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ/NISMO)は、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両を2022年シーズンより変更すると発表した。

    R35型のNISSAN GT-RをベースとしたGT500仕様車での参戦は、11月28日(日)に富士スピードウェイで開催される2021年シーズン最終戦をもって終了。なお、2022年シーズンの参戦車両については、後日発表する予定としている。

    ニスモが設計・開発し、2008年に参戦を開始したGT500仕様のNISSAN GT-Rは、デビューシーズンには9戦7勝を挙げ、14シーズンで通算41回の優勝を飾った。これは、GT500クラスに参戦した車両の中で、歴代最多となる優勝記録*となっている。

    参戦シーズン:14シーズン
    参戦レース:113戦
    ポールポジション:36回
    優勝:41回
    ドライバーチャンピオン:5回(2008年、2011年、2012年、2014年、2015年)
    チームチャンピオン:4回(2011年、2012年、2014年、2015年)
    表彰台独占:2回(2014年第3戦オートポリス、2021年第3戦鈴鹿)
    *2021年11月17日現在 公式戦のみ

    なお、今回の変更は、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両のみが対象となる。GT300クラスに参戦しているFIA GT3仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3については、2022年以降も車両、部品の供給及び技術サポートを継続して実施していく。

    また、市販モデルの「NISSAN GT-R」は、今後も生産、販売する。

  • SUPER GT:ARTA NSX-GTが2連勝!最終ラップの逆転劇 / 第7戦

    SUPER GT:ARTA NSX-GTが2連勝!最終ラップの逆転劇 / 第7戦

    2021年 SUPER GT 第7戦の決勝レースが11月7日(日)にツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは、最終ラップに劇的な逆転が起こり、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が連勝を飾った。GT300クラスは、予選5位からNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太朗/篠原拓朗)が優勝を決めた。

    前日の予選日同様、暖かな秋晴れに恵まれたツインリンクもてぎ。

    お昼前に行われたウォームアップ走行で、GT300車両に追突されてマシン後部を壊してしまったNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)だったが、予備パーツで修復を間に合わせ、所定の8番グリッドに着くことができた。また、予選11位だったNo.64 Modulo NSX-GTは、大津弘樹のドライビングモラルハザード防止制度の累積点数がペナルティ基準の6点に達したため、ペナルティとして決勝レースのスターティンググリッドが4グリッド降格となりクラス最後尾になった。

    決勝レースのスタートでは、ポールポジションのNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資)がトップを守る。だがオープニングラップでは、19号車の背後に4番手スタートのNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(松下信治)がジャンプアップして迫る。3、4番手はNo.8 ARTA NSX-GT(福住仁嶺)、No.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT。予選2位のNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rは5番手に後退する。その後、序盤はトップ3がそれぞれ約1秒の間隔を保ち、4位以下にリードを築いていった。

    9周目にGT300車両がコースアウトし、その処理のため10周目にFCY(フルコースイエロー)が導入される。さらに14周目にもGT300車両同士の接触、コースアウトのために2度目のFCYとなる。この混乱も味方したのか、12号車がトップの19号車の背後に接近。勢いのままに、21周目にパスして12号車がトップに浮上した。

    レースも1/3を過ぎた22周目を終え、まずトップの12号車がピット作業を行う。3番手の8号車も同時に、次の周には19号車もピットへ向かう。この後、31周目までにGT500の全車が所定のピット作業を終えた。

    これで12号車(平峰一貴)が再びトップに戻る。約3秒後方に8号車の野尻智紀。その後ろは少し離されて3番手の19号車(宮田莉朋)が続く。レース中盤は12号車がジワジワと8号車を引き離し、逃げ切り体制を築いたかに思われた。

    しかし、40周を過ぎたあたりから2台の差は縮まっていき、残り14周目には1秒を切る。終盤のペースは8号車の野尻がやや勝っており、12号車の平峰がこの猛攻をチェッカーまで守り切れるかが焦点となった。12号車の平峰は最終ラップに入るまで、何度かインを突こうとする野尻をミスなくブロックし続けた。

    そして最終ラップに入るホームストレートで、12号車にガス欠症状が発生。これを8号車の野尻が見逃すはずはない。3コーナー先で一気にスピードの落ちた12号車をズバッと抜き、8号車はそのままトップでフィニッシュラインを駆け抜けた。12号車の平峰はあらゆる燃費走行を駆使して、なんとかゴールラインまでマシンを運んだ。一時は20秒もの差を付けた19号車にもメインストレートに入ってから抜かれるが、それでも3位でフィニッシュを果たした。

    優勝はNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)で、前戦オートポリスに続き連勝。これでドライバーランキング首位の1号車・山本尚貴に5ポイント差まで詰め寄り、最終戦富士に挑むことになった。No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)は前回の第4戦もてぎ同様の2位。3位はNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)で、勝利は逃したものの、この完走で最終戦のタイトル争いに加わることになった。

    No.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)は12位と、ポイントの加算はできなかったが、ドライバーランキング首位のままで最終戦に臨む。最終戦でタイトルを争うのは、この1号車をはじめ、ランキング上位の6チームとなった。

    GT500
    No.8 ARTA NSX-GT
    福住仁嶺
    今回のもてぎ戦に向けて、前回(第4戦)行われたときのパフォーマンスがいいものではなかったので、(第6戦)オートポリスで優勝したときの流れからいろいろクルマを見つめ直すことができたのかなと思っています。優勝をきっかけに、チームの雰囲気もそうですが、チームが一丸となることができたのかなと思います。今回、決勝は3番手からスタートして、すぐに12号車に抜かれてしまって若干焦った部分はありました。そのあと僕の走りのほうで細かいミスだったり、前とのギャップが大きく開いてしまう瞬間もあったりして……。なんとか後ろまで追いついてピット(イン)、と言う形で『あとは野尻(智紀)さん、申し訳ないけどがんばって!』という感じでバトンタッチしました。そのあと、本当に野尻さんの強い走りで12号車を追い詰められたことがきっかけで、向こう(12号車)がガス欠になってしまったという状況に追い込むことができたと思うので、本当に”野尻さんサマサマ”だと思います。今回は、周りの人たちに助けてもらった優勝だと思うので、もうみなさんに感謝しています。(最終戦に向けて)ここ数戦で連勝することができていることと最終的にここまでポイントを獲ることができた以上、目指すはチャンピオンしかないと思います。その中であまりいろんなことに意識しすぎず、きちんと目の前に出てきた問題をコツコツと確実に解決していけば、自然と結果につながってくると思います。最終戦もこの勢いのまま、野尻さんの流れに乗せてもらいながらがんばりたいと思います。

    野尻智紀
    福住(仁嶺)選手はそう言っていますが、いつも予選で前のグリッドを獲得してくれるのはだいたい福住選手ですし、毎回、そこからレースウィークをキチンと始められることは、僕たちの強みでもありますからね。『いつもあんまり仕事してないな』って(冗談で)裏では言っていますが、そんなことないよと(笑)。ふたり一緒にやって、チームで一緒にやっていることが僕たち全員の力だと思うので。最後、僕が強い走り(をしたよう)に見えたかもしれないけれど、そういう走りができるのも福住選手がいてこそ、ということをまず彼にも言いたいなと思います。僕のスティント(走行)に関しては、明らかに12号車のピット(作業時間)がちょっと早いなと直感的に思いました。ピットが早いということは、8割方給油が短いとかそういうことに繋がってくるので、これは(12号車の燃費が)結構厳しいんじゃないかなと(思った)。プッシュしていればなにか起こるという可能性があるなと思い、とにかくプッシュし続けました。福住選手が前半のスタートで少し失ってしまったものを、なんとかチームメイトとして取り返さないといけないという思いを強く持ち、最後まで走れたことがこの優勝を引き寄せられたのかなと思います。これまでたくさんチームのみんなにもがんばってもらいましたし、Hondaさんもそうですし、ブリヂストンタイヤも絶対的な信頼をおけるパフォーマンスを発揮してくれました。またコースサイドで応援してくださる方々を含め、たくさん力をもらいましたし……。ここ最近、ありがたいことに同じような話をたくさんお話しさせていただく機会が多いですけど、本当に力をもらいました。ありがとうございました。今大会もたくさんの方々に来ていただき、走っていて本当にうれしい気持ちになるばかりで、いい光景を目にすることができたなと。ただ、コロナ以前と比べればまだまだお客さんの数も(少ない)と思いますけど、(最終戦には)なるべく多くの方に来ていただきたいなと思います。また、たくさんの方々の前でこのレースを見てもらってレースを楽しんでもらえるよう……次戦はチャンピオン争いも佳境に入りますので、楽しんでもらえるように僕たちも全力でプッシュしたいと思います。

    GT300
    No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS
    川端伸太朗
    まずは今回優勝できて、本当に本当に嬉しいです。去年の優勝(第6戦鈴鹿)からポイントから遠ざかっていたので。スタートを担当しましたが、昨日の予選が終わった状態のタイヤを見たら、決勝には自信が持てるくらいの表面をしていたのでロングスティントには自信がありました。55号車が速く前の方に抜けていったんですけど、後半は僕らが一番速いのかなというペースで走れていたので、前を走る88号車をターゲットに、88号車が(ピットに)入ったらプッシュしてから(自分たちもピットに)入ろうという段取りで(リアタイヤの)2本交換で篠原(拓朗)選手にバトンを渡しました。その最終周のプッシュも決まって、ピットワークも決まって、篠原選手が最終スティントでいい走りをしてくれたのがすべてにおいていい流れを作れた感じでした。今回、金曜日のミーティングの時点で、僕のワガママをかなり聞いてもらうかたちになったんです。それで持ち込んだセットから大幅に変更しました。ちょっとイレギュラーな感じのセットだけど『こうするしかないな』というのが僕の中で見えて、金曜日のかなり夜遅い時間までかかってメカニックさんに修正してもらったんです。僕が乗って調子が良くて、篠原選手にも乗ってもらって、すごく乗りやすいと言ってくれました。エンジンも調子良くなった段階でクルマの方もだいぶ決まってきて、一発もあるし磨耗もしっかりもってくれるタイヤを用意してくれたヨコハマタイヤさん、すべてが噛み合った結果がノーポイントから優勝できた要因かなと思います。今年はノーポイントが続いていたためにシリーズ争いに加われなかったのは非常に悔しいです。でも、ここに来ていい結果も出ましたし、相方の篠原選手もかなり成長してすごくいい走りをしてくれて、僕自身も刺激を受けました。来年に向けて、またふたりでタイトル争いに加われるように最終戦をしっかり戦いたいと思います。

    篠原拓朗
    今の気持ちは本当に『最高』のひと言に尽きると思います。チームのみなさんや応援してくださっている方々やファンのみなさまにも、いい結果が報告できて非常に嬉しいです。スタートした川端(伸太朗)選手が非常にハイペースで走っていて、『ちょっと僕、大丈夫かな』っていう不安もありましたが、チームも非常に速いピットワークでドライバー交代をさせてくれて、(リアタイヤの)2本交換だったのでアウトラップも非常に速く走れました。チームからは実質2番手だよというのは聞いていましたが、55号車がだんだん迫ってきてオーバーテイクできて……そこから先はちょっと分からないですが、ともかく本当に勝てて良かったです。今週のレースは川端選手にセットアップを含め、いつも以上にものすごく引っ張っていただいたレースウィークだったので、最終戦は多くのお客様に見に来ていただけるということで、もう少し僕も力になって、また良い結果を出せるようにがんばりたいと思います。

  • SUPER GT:ARTA NSX-GTが激戦を制して今季初勝利!第6戦オートポリス

    SUPER GT:ARTA NSX-GTが激戦を制して今季初勝利!第6戦オートポリス

    2021年 SUPER GT 第6戦『AUTOPOLIS GT 300km RACE』の決勝レースが10月24日(日)にオートポリスで行われ、GT500クラスは、予選4位からスタートしたNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が後半に独走態勢を築いて今季初勝利。GT300クラスは、No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)が見事なポール・トゥ・ウインを決めた。

    好天に恵まれたオートポリスだが、気温は16℃というコンディションの中、午後1時30分に、65周の決勝レースがスタートした。GT500クラスでは、スタート周にNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraがトップを奪取するが、今大会前にエンジンを3基目に交換したため(規定は年間2基)にストップペナルティを行い後退する。トップはポールポジションのNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTに戻った。すると9周目にGT300マシンがクラッシュして、セーフティカーが導入された。そのリスタート直後にトップの16号車のタイヤが脱落。リタイアとなった16号車に代わり、No.64 Modulo NSX-GTが先頭に立つ。19周目にもGT300のマシンがクラッシュして、2度目のセーフティカーに。そして、その後に各車が所定のピット作業に入った。

    最後にピットインした64号車はトップでコースに復帰したが一時3台に抜かれる。それでも2台を抜き、トップのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)と激しいトップ争いを展開。この64号車の猛攻を数周にわたって凌ぎ切った8号車は徐々にリードを拡大し、完全に独走態勢となる。一方、64号車は終盤ペースが悪くなって徐々に後退。これでNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)とNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)、No.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴)、No.38 ZENT CERUMO GR Supra(石浦宏明)が、表彰台を巡って激しいバトルを繰り広げる。

    結局、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が今季初の優勝を飾った。2位には追い上げのペースが落ちなかったNo.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が、3位はNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が入り、表彰台をHonda NSX-GT、TOYOTA GR Supra GT500、NISSAN GT-R NISMO GT500が分け合った。

    GT300クラスはポールポジションのNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)がレースをリードして、2度のセーフティカー導入にも実質のトップを譲らず。レース後半は嵯峨宏紀が見事に逃げ切って優勝した。2位はNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)。3位には、前戦優勝のNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が入り、GT300クラスのドライバーランキング1位を守った。

    Po No Machine Driver Tire SW
    1 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX-GT
    野尻 智紀
    福住 仁嶺
    BS 30
    2 38 ZENT CERUMO GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    立川 祐路
    石浦 宏明
    BS 22
    3 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 52
    4 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平手 晃平
    千代 勝正
    MI 56
    5 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    ヘイキ・コバライネン
    中山 雄一
    BS 40
    6 1 STANLEY NSX-GT
    Honda NSX-GT
    山本 尚貴
    牧野 任祐
    BS 110
    7 12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平峰 一貴
    松下 信治
    BS 56
    8 17 Astemo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 82
    9 37 KeePer TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    平川 亮
    サッシャ・フェネストラズ
    BS 56
    10 36 au TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    関口 雄飛
    坪井 翔
    BS 80
    11 14 ENEOS X PRIME GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    大嶋 和也
    山下 健太
    BS 70
    12 64 Modulo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    伊沢 拓也
    大津 弘樹
    DL 10
    13 19 WedsSport ADVAN GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    国本 雄資
    宮田 莉朋
    YH 40
    14 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    高星 明誠
    佐々木 大樹
    YH 32
    16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX-GT
    笹原 右京
    大湯 都史樹
    DL 24

    GT500クラス
    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    「福住選手が前半のクルマの状況を伝えてくれ、僕も後半の最初から自信を持ってプッシュできました。一時、クルマの調子が変わったときも福住選手のアドバイスがあって助かりました。このコンビのチームワークは完璧だと思います。次のツインリンクもてぎも勝って、タイトルの望みを繋げられるようにがんばります」

    福住仁嶺
    「僕が前半担当でしたが、心配だったスタート直後のタイヤの温まりも十分で、とても落ち着いて走れていました。でも、セーフティカーが何度も入って戦略を変えないといけなくなったのですが、チームがしっかりと考えてくれ、その後も落ち着いてレースができたので、良かったと思います」

    GT300クラス
    No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
    嵯峨宏紀
    「5年ぶりの優勝ですか…。これまでプリウスのGTマシンの開発を前任の新田(守男)選手から託され、金曽監督とがんばって、一つ前のプリウスで勝ってきたんです。でも『このプリウスPHVだけは勝てないのかな』と内心で思いかけていたので、本当に今回勝ててホッとしています」

    中山友貴
    「僕がこのチームに来る前にいた平手晃平選手から『頼むよ』と託されたのですが、なかなか成績でなくて。上手く行かないレースが多かったのですが、それでも諦めずにやっていました。そのチームの皆と優勝できて最高です。めっちゃ嬉しいです!」

  • SUPER GT:Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが初ポールポジション!

    SUPER GT:Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTが初ポールポジション!

    2021年 SUPER GT 第6戦 『AUTOPOLIS GT 300km RACE』の予選が10月23日(土)にオートポリスで行われ、GT500クラスはNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)が初ポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)がポールポジションを手にした。

    昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送られたため、2年ぶりのSUPER GT開催となったオートポリス。予選日は青空が広がる絶好のレース観戦日和となった。だが10月後半ということで午後1時を過ぎても気温14度に留まった。

    14時28分よりGT500クラスの予選Q1が10分間の走行でスタート。No.17 Astemo NSX-GT(塚越広大)がまずコースに入ると、その後、1分程して他のマシンもコースインを開始する。残り6分でNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra、No.38 ZENT CERUMO GR Supra、そして最後にNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraがコースイン。この3台は計測2周目、他の11台は計測3周目をターゲットラップとしていた。

    残り2分を切り各マシンがアタックラップに入ると、1分37秒ほどだったラップタイムは一気に1分32秒台へと削っていく。その中で速さを見せたのがNo.64 Modulo NSX-GT(大津弘樹)で、コースレコード(1分31秒441)を更新する1分31秒438を叩き出しトップに立った。

    その直後、さらにNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)が1分31秒389と、64号車のレコードタイムを塗り替えて、トップを奪った。これでQ1は終了し、Honda NSX-GT勢のワン・ツーが確定。3番手はチェッカーラップで1分31秒985をマークしたNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(山下健太)で、これがTOYOTA GR Supra勢のトップ。4、5番手はNo.8 ARTA NSX-GT(福住仁嶺)、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一)。NISSAN GT-R NISMO GT500勢では、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)が、6番手でQ1を突破した。

    ドライバーランキングのトップに立つNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴)はサクセスウェイト100kgが効いたか、13番手でQ2に進めず。NISSAN GT-R NISMO GT500勢のドライバーランキング最上位、前戦優勝のNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(松下信治)も11位と、ここで予選を終えている。

    Q1のトップ8によるQ2は、午後3時6分にスタート。これも走行は10分間で争われる。ここでもNo.17 Astemo NSX-GTがまずコースに入り、その後7台がそれぞれ間を置きながら順にコースイン。そしてNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが最後にコースに入る。気温は少し下がって13度だった。

    走行時間も残り1分となり、本格的にアタックが始まる。Q1同様にまずはNSX-GT勢がタイムを記録していく。No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)が1分32秒128でトップに出る。その直後にNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)が1分32秒068をマークして、8号車を逆転。さらにはNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京)が1分31秒770を叩き出す。Q1トップの僚友・大湯のレコードこそ更新できなかったが、16号車がまたもトップに立った。

    これでNSX-GT勢がトップ3かと思われたが、チェッカーラップにNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)がその間に割り込んでくる。大嶋はトップタイムかとも思わせる好アタックを見せたが、1分31秒777で惜しくも2番手。NISSAN GT-R NISMO GT500勢で唯一Q2を走ったNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)は、5番手だった。

    これでポールポジションはNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)で、笹原は初の獲得となった。またNSX-GTとしてはオートポリスで4年連続のポールポジションだ。予選2位はNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)。同3、4位はNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)とNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が入った。

    Po No Machine Driver Q2   SW
    1 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX-GT
    笹原 右京
    大湯 都史樹
    1’31.770

    DL 24
    2 14 ENEOS X PRIME GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    大嶋 和也
    山下 健太
    1’31.777

    BS 70
    3 64 Modulo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    伊沢 拓也
    大津 弘樹
    1’32.068

    DL 10
    4 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX-GT
    野尻 智紀
    福住 仁嶺
    1’32.128

    BS 30
    5 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    1’32.335 MI 52
    6 37 KeePer TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    平川 亮
    サッシャ・フェネストラズ
    1’32.728 BS 56
    7 17 Astemo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    1’32.828 BS 82
    8 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    ヘイキ・コバライネン
    中山 雄一
    1’33.078

    BS 40
    9 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    高星 明誠
    佐々木 大樹
    YH 32
    10 38 ZENT CERUMO GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    立川 祐路
    石浦 宏明
    BS 22
    11 12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平峰 一貴
    松下 信治
    BS 56
    12 36 au TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    関口 雄飛
    坪井 翔
    BS 80
    13 1 STANLEY NSX-GT
    Honda NSX-GT
    山本 尚貴
    牧野 任祐
    BS 110
    14 19 WedsSport ADVAN GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    国本 雄資
    宮田 莉朋
    YH 40
    15 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平手 晃平
    千代 勝正
    MI 56
  • レッドブル、モースポイベント『Red Bull Race Day』を12月19日に開催

    レッドブル、モースポイベント『Red Bull Race Day』を12月19日に開催

    レッドブルは、“東京都心”で都心型複合モータースポーツイベント『Red Bull Race Day』を12月19日に明治神宮外苑 特設コースで開催することを発表した。

    レッドブルだからこそ集めることができる最高峰マシンが明治神宮外苑 特設コースを舞台に轟音で疾走する!イベントコンセプトはズバリ……、『轟音東京』。

    東京に轟音を響かせ、五感を刺激するイベント体験を通じて日本に翼をさずけたい。そんな願いとともに繰り広げられる、ありえないロケーションでの、異種モータースポーツによるこの場限りの共演、そして轟音ハイスピード走行を楽しむことができる。

    世界に誇る「ジャパン・パワー」を全面に押し出したエキサイティングな轟音マシン、ドライバー、ライダーが集結する。すでに参加が決定しているのはSUPER GT(TEAM Red Bull MUGEN/笹原右京/大湯都史樹)、スーパーフォーミュラ(Red Bull MUGEN TEAM Goh /大湯都史樹)、MotoGP(LCR HONDA IDEMITSU /中上貴晶)。

    海外からの入国規制の影響により残念ながらF1マシンの参加はないが、さらに魅力的なマシンの調整・交渉も現在進行中となっている。

    現地&有料のオンライン観覧チケット10月11日(月)よりファミリーマート限定で発売する。

    イベント概要
    日程:12月19日(日)12:45~15:15(開場:10:00)
    会場:明治神宮外苑 特設コース
    主催:国際トップモータースポーツ体験実行委員会
    共催:公益財団法人 日本サイクリング協会(JCA)
    ※上記のイベント概要は急遽変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

    交通安全 啓蒙活動に関して
    「自転車とクルマの交通安全の啓蒙」を目的に、公益財団法人 日本サイクリング協会との共催によるイベントとなる。当日はレッドブル・アスリートによるトライアルバイクショーや自転車ワークショップなども併せて実施される。

  • スーパーGT:カルソニック IMPUL GT-Rが5年ぶりの優勝!

    スーパーGT:カルソニック IMPUL GT-Rが5年ぶりの優勝!

    2021年 SUPER GT第5戦『SUGO GT 300km RACE』の決勝レースが9月12日(日)、スポーツランドSUGOで行われた。GT500クラスは、予選3位からスタートしたNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)が2016年以来の勝利を手にした。GT300クラスは、今季3回目のポールポジションからスタートしたNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3年ぶりの優勝となった。

    前日の予選はほぼ空一面が雲に覆われて気温も24度だったが、決勝日は朝から青空が広がったスポーツランドSUGO。決勝レース前には気温も28度、路面温度は41度まで上昇して、同じドライ路面でも予選とは異なったコンディションとなった。

    予定通りに午前1時30分にフォーメーションラップがスタート。所定の2周で隊列が整わず1周が追加されたことで、レース周回数は1周減算の83周となった。

    ポールポジションのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)がスタート直後からハイペースで逃げる。これに予選2位のNo.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)が続くが、徐々に8号車から離されてしまう。それどころか、スタートからしばらくはペースが悪かった予選3位のNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)とNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)に迫られ、GT300の集団に追い着いた7周目からこの3台がサイド・バイ・サイドの2番手争いを繰り広げた。この中でペースの上がらない16号車は、12号車と17号車に相次いでかわされて、徐々に後退してしまう。

    また、予選12位のNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、予選終了後にエンジントラブルが発覚。決勝を新たなエンジンで走ることになったため、規定により決勝スタート後に5秒のピットストップペナルティが課せられてGT500の最後尾に下がった。

    この2番手争いを尻目に、トップの8号車はハイペースを維持して11周過ぎには約10秒、15周過ぎには20秒近いリードを築いていた。3台の2番手争いから抜け出した12号車の松下は、先行する8号車との差を詰め出す。その差が約10秒になった、31周目には8号車がピットイン。これでトップになった12号車もその3周後にピットに向かった。

    そして36周目にGT500各車がピットインを終えると、再び8号車がトップに返り咲く。その後ろ5〜7秒差で12号車の平峰が追走。さらに2、3秒差で3番手の17号車だ。4番手にはルーティンのピットが可能となる27周目にいち早くピットインをこなしたNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)の山本がつける。1号車は予選10位からサクセスウェイト80kgを背負っての躍進だ。

    好バトルが随所で展開され順当に進んできたレース中盤、ここから波乱の展開が連続する。まずは37周目ピットロード、3番手を争う位置に上がっていたNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)がマシントラブルでリタイア。さらに46周目、トップの8号車にドライブスルーペナルティの裁定が下る。ピットでタイヤ交換の際に換えたタイヤを、きちんと地面に置かなかったことが違反となったのだ。その翌周だった。No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)が最終コーナー出口のイン側でストップ。フロント下部から火の手が上がったことで、すぐさまセーフティカーが導入された。

    この処理の間、ピットロードがオープンになったところで8号車はペナルティのドライブスルーを行うが、なんとこの際にピット出口の赤信号に気づかずコースに戻ってしまう。これで再度ペナルティとなって、8号車は完全に上位入賞の機会を失った。

    53周からレースが再開すると、トップは12号車。これを17号車と1号車が追うはずが、NSX-GT同士のバトルが激化してしまう。この間に差を開こうと12号車がスパートした63周目。ストレートでNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)がスローダウン。ストレートエンドのイン側にマシンがストップしてしまい、この回収のためにFCYとなる。

    FCYのため12号車のマージンは削られることがなく、65周目からレースが再開。するとトップの12号車、平峰は徐々に2番手との差を開いていく。一方、1号車は17号車のペースダウンした一瞬を逃さず、パスして2番手に浮上した。

    その後、トップの12号車は2番手の1号車との差を広げて、危なげなくゴール。これでNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)は2016年8月の第5戦富士以来の優勝となった。嬉し涙でスタンドのファンに感謝を叫ぶ平峰と松下にとっては、嬉しいGT500初勝利だった。2位はNo.1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)で、15ポイントを加算してドライバーランキング1(2)位をキープ。3位のNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)は、これでランキング3位に浮上した。4位には予選14位からしぶとくポジションを上げたNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が入った。

    GT500
    No.12 カルソニック IMPUL GT-R
    平峰一貴
    「僕のスティント(レース後半)はピットアウトして、最初タイヤを温めるのに苦戦したのですが、その1周で17号車がすぐ後ろに来ていたので「これは絶対おさえないとアカン」と思いました。ここで抜かれてしまってはIMPULの名を汚すことになると思い、一生懸命攻めにいった結果、なんとかおさえきることができました。その後のペースもトラフィックがあったりで、追いつかれたりもしたのですが、最終的にはギャップを作って終えられたことは良かったと思います。ここまで、いつになったら自分がGT500で優勝できるのかと思っていました。GT300クラス時代からいろんなチームの皆さんにもお世話になり、こうやってGT500に乗って優勝できたのは、ここまで支えてもらった皆さんのおかげです。今ここで全部語ることはできないですが、ここ1週間以内で皆さんにたくさんお礼を伝えていきたいです。今回優勝できたことで、今までモヤモヤしていたことがパーンと晴れた感じです。(優勝で)悪い流れを断ち切ってチームと粘って手にした結果ですし、僕らがここまでやってきた強さを、これからも発揮していきたいです。これからチーム、そしてスポンサーの皆さんにいい結果を届けるよう、僕らふたりもチーム一丸となって全力で戦っていきます。ガンガンいきますから、見ていてください!」

    松下信治
    「今までレースペースで苦戦する中、ブリヂストンさんがすごくいいタイヤを持ってきてくれました。「これが正しいと思う」「いや、これだな」という感じで、(走るごとに)セットアップも毎回違って行ったり来たりしていましたが、ようやくここでバチッとクルマが決まりました。まずはチームとブリヂストンさんに感謝したいと思います。自分のファーストスティントに関しては、3番手からのスタートでしたが思ったより最初のペースが上がらなくて…。うしろには抜かれまいとがんばってディフェンスしていたのですが、16号車とのバトルの間に17号車に先に行かれてしまいました。でもそこでめげることもなく、(チームからも)いっぱい無線をもらったし、チャンスもまた巡ってきて2台を抜くことができました。スティント的にもすごくアグレッシブに走れたし、良かったと思います。(平峰)一貴につないだ後半では結構長いスティントになりましたが、そこもブリヂストンのタイヤがすばらしいパフォーマンスを発揮してくれたので、ほんと感謝です。ありがとうございました。次のオートポリスもコースが狭くて、少しダウンフォースが必要なサーキットになると思うで、GT-Rにとっては不利ではなく、むしろ有利な立場であると思います。勝ったあとの次のレースが一番大事だと思うので、そこでなんとか流れを好調にキープしながら残りの2戦のもてぎと富士に向けて、いい流れでいきたいと思っています。また、今回もいろいろ問題があったので、それをしっかりアナライズ(分析)して次回に備えたいと思います。今日は走っていて本当に楽しかったし、ドライバーとしておもしろいレースができて本当に幸せです」

    GT300
    No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    井口卓人
    「ホッとしています。新型のBRZがデビューして、「予選はポールポジションを獲れるけど、決勝はどうせ……」って思われていて、考えすぎかもしれないですけど、土曜日寝て日曜日に起きるのがすごくキツかったんです。でも今回、チームとタイヤメーカーさんがいろいろやってきてくれた結果がこのように表れて、チームのみんなとファンのみなさんと今日は(優勝という結果で)終わることができたし、ようやく新型BRZの強さを見せられたので、スタートラインに立てたなというホッとした思いが強いです。何年ぶりか分からないくらいにスタートを担当しましたけど、いい流れで山内(英輝)選手にバトンを渡せて、山内選手も素晴らしいペースでBRZの勝ちパターンで気持ち良く終われたので、今日は帰ったらシャンパンを飲みます(笑)。今日の優勝でSUBARUもそうですし、新型BRZもそうですし、チームもドライバーもタイヤメーカーさんも少しは気持ちがラクになったと思うので、一皮向けた(姿で)後半戦に挑んでいけると思います。次のオートポリスは(サクセスウェイトで)多少車重は重くなりますけど、僕自身も地元ですし、BRZも得意なサーキットなので、しっかりと力強いレースをして、久々の九州のファンの方の前でBRZがカッコ良く走っている姿を見せられるように……優勝したいので、優勝目指して、重いですけどがんばっていきますので、後半戦も応援よろしくお願いします」

    山内英輝
    「本当にホッとしています。チームがすごくいい働きをしてがんばってくれたおかげで、決勝も強いマシンで走れたので、そこが今回の一番良かった点かなと思います。スタートして井口選手が最初、10秒くらいマージンを作ってくるからと言っていたんですけど、その10分の1くらいだったので、そこだけ今後に向けて話をしていきたいなと思います(笑)。僕に変わってからもアウトラップで後ろを引き離していけましたし、セーフティカーが入っても(リスタートでは)うまく引き離せたので、本当に流れが良かったかなと思います。引き続き、チャンピオンに向けて、このまま突っ走っていきたいと思います。今回優勝できたのは本当にチームのみんなのおかげですし、みんなでがんばってきた甲斐があったからだと思います。勝ったからといって終わりではないと思いますし、ここからもっともっと気を引き締めて、チャンピオンに向けてがんばっていかなきゃいけないと思うので、今日ダメだった部分をしっかりチームと話をして、より強いBRZを見せられるようにがんばっていきたいと思います。今日は2年ぶりのSUGOですが、観客数が制限されている中でも(SUBARUの)青い旗を振ってくれている方がたくさんいて、それを見ながら最後まで必死にがんばれたので、みなさんに感謝したいと思います。そして、テレビの前のみなさんにも今回やっと笑顔を届けられたので、残りの3戦も同じようにみんなで全力でがんばって、この笑顔を届けられるように、一緒に笑顔になれるようにがんばっていきたいと思います」

    Po No Machine Driver Tire SW
    1 12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平峰 一貴
    松下 信治
    BS 16
    2 1 STANLEY NSX-GT
    Honda NSX-GT
    山本 尚貴
    牧野 任祐
    BS 80
    3 17 Astemo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 60
    4 36 au TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    関口 雄飛
    坪井 翔
    BS 64
    5 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    ヘイキ・コバライネン
    中山 雄一
    BS 28
    6 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    高星 明誠
    佐々木 大樹
    YH 22
    7 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 44
    8 64 Modulo NSX-GT
    Honda NSX-GT
    伊沢 拓也
    大津 弘樹
    DL 4
    9 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX-GT
    笹原 右京
    大湯 都史樹
    DL 20
    10 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX-GT
    野尻 智紀
    福住 仁嶺
    BS 26
    11 37 KeePer TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    平川 亮
    阪口 晴南
    BS 56
    12 14 ENEOS X PRIME GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    大嶋 和也
    山下 健太
    BS 70
    38 ZENT CERUMO GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    立川 祐路
    石浦 宏明
    BS 22
    19 WedsSport ADVAN GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500
    国本 雄資
    宮田 莉朋
    YH 40
    3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500
    平手 晃平
    千代 勝正
    MI 56