カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第5戦 オートポリス プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第5戦 オートポリス プレビュー

    スーパーフォーミュラの第5戦「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE」が9月9(土)~10日(日)の両日、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスで開催される。

    前大会 もてぎ から3週間、2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦に入る。第5戦の舞台となるのは、九州オートポリス。昨年は熊本地震の影響によりキャンセルとなったため、オートポリスでのスーパーフォーミュラ開催は2年ぶりとなる。

    高速かつテクニカルなレイアウトで知られ、”ライト&クイック”なSF14にはうってつけのコース。

    また、前大会 もてぎ に続き、通常スペックのタイヤに加えてソフトタイヤが導入され、2スペックのタイヤを決勝で両方使用することが義務づけられる。タイヤに厳しいレイアウトとして知られるオートポリスだけに、タイヤの使いこなし方や、レース戦略面でも興味深い戦いとなりそうだ。

    アップダウンの激しいテクニカルコース
    九州唯一の国際公認サーキットであるオートポリスは、大分県と熊本県の県境近く、阿蘇山麓の山間に位置し、高低差最大52mと、アップダウンが激しく、テクニカルながら高速コーナーも併せ持つコースとして知られる。ストレート長も約900mに及び、標高が高い故の空気の薄さもあり、セッティングの難しいコースだ。

    1周4.674kmのコースは2012年に路面舗装が一新され、路面はスムーズになったものの、タイヤに厳しいレイアウトは変わらず、各チーム戦略を練っての激戦が予想される。

    タイトル争いにおいても重要な一戦
    終盤へ向け抜け出すのはどのドライバーか

    今季のスーパーフォーミュラは、ここまでの4大会5レース全てで異なる勝者という乱戦が続いている。

    前戦もてぎでトヨタエンジンによる開幕からの連続勝利は途絶えてしまったが、ドライバーズランキングでは第3戦富士で優勝、その他2位1回、4位2回と安定して上位フィニッシュを続け、25.5ポイントを 獲得している石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)が、2位のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)に5.5点差とやや抜け出し、首位につけている。

    とはいえ、シーズンはまだこのオートポリス大会を含めて3戦を残す。1戦で最大11ポイントが獲得可能な上、最終戦は2レース制でボーナスポイントもつくため、まだまだ他のドライバーも逆転が可能な状況であり、今年も最終戦までタイトル争いは混戦のまま続くと思われる。

    一昨年のオートポリス大会では、その石浦宏明がポールポジションを獲得するも、スタートでかわした中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が勝利。石浦宏明が2位、予選2番手につけていた小林可夢偉(KCMG)が3位表彰台を獲得した。その中嶋一貴と小林可夢偉は、現在ポイントでは12.5ポイント、13ポイント差と充分に逆転可能な位置につけている。

    また、首位の石浦宏明と9ポイント差でランキング3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)、10.5ポイント差の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)も勢いに乗っており、上位争いに絡んでくる可能性は高い。

    ランキングではやや離されてしまったものの、第3戦でトラブルに見舞われるまで独走する速さを見せたディフェンディングチャンピオンの国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、そしてルーキーながら予選から光る速さを見せているニック・キャシディと山下健太のKONDO RACING勢も含め、誰が勝ってもおかしくない状況といえる。ここオートポリスで好成績を挙げ、終盤の2戦へ向けてライバルに対し有利な状況で臨むためにも、予選から目の離せない、激しいバトルが繰り広げられるはずだ。

    2017 スーパーフォーミュラ ポイントランキング

    Po. No. ドライバー チーム ポイント
    1 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 25.5
    2 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 20
    3 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS 16.5
    4 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN 15
    5 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 15
    6 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 13
    7 18 小林可夢偉 KCMG 12.5
    8 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN 10.5
    9 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 7
    10 3 ニック・キャシディ KONDO RACING 7
    11 4 山下健太 KONDO RACING 6.5
    12 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 4
    13 10 塚越 広大 REAL RACING 3
    14 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2.5
    15 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 2
    16 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING 1
      8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS  
      65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING  
      50 小暮 卓史 B-Max Racing team  
  • 【動画】 スーパーフォミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝ダイジェスト

    【動画】 スーパーフォミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝ダイジェスト

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。

    気温28℃、路面温度30℃。直前に小雨は降ったものの、ドライコンディションとなった決勝。今回のレースはタイヤが交換義務づけられており、上位3台がソフト、その後ろ3台がミディアムを装着するなど、各チームでタイヤ戦略は分れた。

    優勝はピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。レッドブルの育成ドライバーでF1での将来が期待されるピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでのスタートを選択。小林可夢偉のトラブルも味方し、日本での4戦目で見事優勝を成し遂げた。

    2位は小林可夢偉(KCMG)。序盤はレースをリードした小林可夢偉だが、ピットストップで右リアタイヤの交換にトラブルが発生して大きくタイムロスして残念な2位となった。3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は2戦連続での表彰台となった。

    2017 SUPER FORMULA Round4 TWIN RING MOTEGI Highlights

  • 小林可夢偉 、アクシデントに「ショックというより笑ってしまった」

    小林可夢偉 、アクシデントに「ショックというより笑ってしまった」

    小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎの決勝で前半首位独走するも、ピットでのアクシンデントで遅れをとり、2位表彰台で終えた。

    2番グリッドからスタートした小林可夢偉(KCMG)は、スタートで首位に立ち、1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。

    だが、34周終了でピットインした際に、右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ピエール・ガスリー(TEMA MUGEN)に次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。

    その後は、ミディアムタイヤに交換した小林可夢偉を、ソフトタイヤに換えたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)とニック・キャシディ(KONDO RACING)が攻め、三つ巴での2位争いが展開。しかし、小林可夢偉は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。

    「レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった」と小林可夢偉はコメント。

    「そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった」

    「あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった」

    「レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい」

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。

    優勝はピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。レッドブルの育成ドライバーでF1での将来が期待されるピエール・ガスリーは、日本での4戦目で見事優勝を成し遂げた。2位は小林可夢偉(KCMG)。序盤はレースをリードした小林可夢偉だが、ピットストップで右リアタイヤの交換にトラブルが発生して大きくタイムロスして残念な2位となった。3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は2戦連続での表彰台となった。

    優勝:ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)

    驚きの結果を残せてとてもうれしいです。チームやホンダ、一緒に仕事をしている人たちに感謝しています。特に今回新しくアップグレードしたエンジンを用意してくれたおかげです。今シーズン序盤はチームとしても色々と悩むことが続きましたが、みんないつも一生懸命がんばって準備をしてくれたことで結果を出すことができて、本当に素晴らしいと思っています。また僕自身、まだスーパーフォーミュラでのレースが4戦目ですがそこで優勝できたのは本当に素晴らしいことです。できればこのままこの調子をキープしていきたいです。とにかく今日はハッピーです!今回、スタートでミディアムタイヤを装着することは、予選を終えて決めました。雨になるかもしれないという心配もありましたが、ドライコンディションなら絶対ミディアムだと思いました。僕自身、そのほうが心地良いと思っていました。周りはソフトもミディアムもいましたが、その中でもミディアムのほうが確実にいいと思っていました。シーズン前のテストでは手応えがあったのに、開幕後はレース毎に状況が異なり、苦しみました。今日、自分たちのポテンシャルを出して優勝できたのは良かったのですが、まだまだ改善することはあるし、中でも予選でのパフォーマンスをあげていきたいので、その課題に向けて取り組みたいと思います。

    2位:小林可夢偉(KCMG)

    レースは全体的には良かったんですが、ピットストップで…。なんて言うんやろ…。あのぉ、自分の中でショックというよりも笑ってしまったんです。その横で、「あーっ!」ていう顔をしている(ピットレポーターの松田)次生さんの顔が目に入り、笑っちゃったんです。で、リスタートしたんですが、感覚的にはもっと(ポジションが)後ろのほうかなという感じだったので、逆に2位で終われて良かったと思います。前回の富士でもクルマは良かったのですが、今回も本当にレースウィーク通してクルマは良かったし、予選2位、決勝2位だったし。今回パフォーマンスを見せることができたのは良かったです。一方でまだまだ足りない部分もあると思うので、そこをハングリーにやって成長しつつ、もうピットストップで笑うことがないようにしたいと思います。無線が走りはじめて10周くらいから繋がらなくて。いつ(ピットに)入っていいのか、(無線がつながらないことを)気づいているのか、何度か手を振ってみたんですが…。“BOX”の表示を見て、すぐピットインしました。毎周必死にサインボードを見ていました。正直、無線が切れていたので集中するのが難しい状態だったのですが、ピットへはもう少し早めに入りたかったですね。ただタイヤが用意されていなければやばいと思ったので、確実に気づいてくれるまで待とうと思って待ちました。

    3位:フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)

    こうやってシーズン2度目の表彰台に上がることができてとてもうれしいです。決勝では、ピエール(・ガスリー)と同じ戦略で挑んだことがいい結果に繋がったのだと思います。彼はミディアムタイヤでのペースがとても良く、僕は必死にあとを追ったのですがオーバーステアがひどくて差が開いて行き、思うようにポジションを上げることができませんでした。ですが、ピットアウト後はバトルをして、楽しむこともできたし、最終的に3位でレースを終えることができてとても驚いています。リスタート後、タイヤをロックアップさせてフラットスポットを作ってしまったんです。それで大きなバイブレーションを感じるようになって視界が確保できずに苦戦したのですが、3位まで上がることができてうれしいです。これからもこの調子で安定した走りをしていきたいと思っています。

    優勝チーム監督:手塚長孝

    この場に来ることができて、ひと安心というか、本当にうれしいです。開幕からガスリー選手と山本選手の二台体制になり、色んな苦労がたくさんありました。前回(第3戦富士)もそこそこいいレースでしたが、なんとか4レース目しかもこのホンダのホームコースであるもてぎ、そして20周年を記念する中でホンダエンジン搭載車として我々チーム無限が優勝できたというのは、記憶と記録に残るようなことなので本当に幸せです。うれしいです。今日のレースを振り返ると、(小林)可夢偉選手もローゼンクヴィスト選手もすごく素晴らしかったですが、特に可夢偉選手がすごく速くて、もう(勝つのは)無理かなと思いました。こういう形で我々が優勝することができましたが、可夢偉選手には敬意を表します。これからのオートポリス、SUGOに関してはポール・トゥ・ウィンを狙って16号車を含め、2台で表彰台に上がれるようにがんばります。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • ピエール・ガスリー、初優勝に「まさか勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリー、初優勝に「まさか勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリーは、スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもでぎの決勝で初優勝を飾った。

    4番グリッドのピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は、ミディアムタイヤでのスタートを選択。序盤は4番手でレースを進める。

    ソフトタイヤに交換したピエール・ガスリーは上位をキープし、首位を走っていた小林可夢偉(KCMG)がピット作業で遅れた際に順位を入れ替え、40周目に首位へ立った。

    ピエール・ガスリーはそのまま首位を守って52周を走りきり、スーパーフォーミュラ初優勝。ホンダにとっても今季初優勝となりました。

    「ツインリンクもてぎを走るのは初めてだったが、金曜日はブレーキに問題が生じクルマを壊してしまったので、ほとんど走れないまま終わってしままった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも悩んでいてもしかたがないし、もてぎは自分にとって相性のいいコースだと感じたので、気持ちを入れ替え土曜日を迎えた」

    「決勝では4番手からスタートして、まさか勝てるとは思わなかったが、今回ホンダが持ってきた新しいスペックのエンジンが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた」

    「日本に来て以来、ここまで少し苦労もしていたが、この勢いに乗って残りのシーズンも戦いたい。第5戦が行われるオートポリスは僕の好みのコースなので楽しみだ」

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第4戦が8月20日(日)、栃木県のツインリンクもてぎにて行われた。

    まず午前中に前日順延された公式予選Q2セッションとQ3セッションが行われ、決勝スターティンググリッドが決定した。Q3セッションでは、#40 野尻智紀、#15 ピエール・ガスリーが従来のコースレコードを上回るタイムを記録してそれぞれ3番手と4番手につけ、#41 伊沢拓也が7番手、#64 中嶋大祐が8番手から決勝スタートに臨むこととなった。

    決勝レース前に雨が降り一旦路面は濡れたが、スタート時には雨が止んで走行ラインが乾き、ソフトタイヤでスタートするかミディアムタイヤでスタートするかについては戦略が分かれたものの、全車ドライタイヤでスタートした。

    午後2時13分にスタートが切られると、ソフトタイヤを選んだ#40 野尻智紀が2番手へ抜け出し、ミディアムタイヤを選んだ#15 ピエール・ガスリーが4番手に続いてレースが始まった。

    レース中盤、ミディアムタイヤに交換した#40 野尻智紀は徐々に順位を下げたが、ソフトタイヤに交換した#15 ピエール・ガスリーは上位をキープし、首位を走っていた選手がピット作業で遅れた際に順位を入れ替え、40周目に首位へ立った。

    #15 ピエール・ガスリーはそのまま首位を守って52周を走りきり、スーパーフォーミュラ初優勝を遂げ、ホンダにとっても今季初優勝となった。

    シリーズ第5戦は9月9~10日に大分県のオートポリスで開催される。

    ピエール・ガスリー (#15 チーム無限)

    ツインリンクもてぎを走るのは初めてでしたが、金曜日はブレーキに問題が生じクルマを壊してしまったので、ほとんど走れないまま終わってしまいました。でも悩んでいてもしかたがないし、もてぎは自分にとって相性のいいコースだと感じたので、気持ちを入れ替え土曜日を迎えました。決勝では4番手からスタートして、まさか勝てるとは思いませんでしたが、今回Hondaが持ってきた新しいスペックのエンジンが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。日本に来て以来、ここまで少し苦労もしてきましたが、この勢いに乗って残りのシーズンも戦いたいです。第5戦が行われるオートポリスは僕の好みのコースなので楽しみです。

    佐伯昌浩 (本田技術研究所 スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

    今回のレースで、シリーズ後半向けに新しいスペックのエンジンを投入しましたが、早速そのエンジンで勝てたのはうれしいです。週末走り出しから、ドライバーたちからは扱いやすくなったとコメントをもらっていました。パワーバンドを広げ、ピックアップを良くし、ターボラグを減らしたことが扱いやすさにつながったと思います。ツインリンクもてぎで勝てたということは、オートポリスやスポーツランドSUGOでも戦闘力を発揮できるということですから楽しみです。ポイントランキングで挽回できる手応えを感じたレースでした。ただ、今回のレースはタイヤの要素が多く関わってしまったので、うまく結果を出せなかった選手がいたのは残念です。ガスリー選手は、タイヤ選択に自信を持っていて、まるで先が見えていたようなレースを見せてくれて、すごいなと感じました。Hondaのホームコースであるツインリンクもてぎの20周年に、華を添えることができ嬉しく思います。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    スーパーフォーミュラの第4戦がツインリンクもてぎで行われ、Q1が雷雨に見舞われ大波乱となった予選の後、2番手スタートからトップに立った小林可夢偉(KCMG)が、ピットでのタイムロスで惜しくも順位を落とし、それでも自身最高位タイとなる2位表彰台を獲得。3位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS) が入り、前戦に続く今季2度目の表彰台。17番手と後方スタートから追い上げた石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が4位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。

    20日(日)は曇り空ながらドライコンディションとなり、朝から蒸し暑い中で、午前9時から当初30分間予定されていたフリー走行を10分間へ短縮し、その後午前9時20分よりQ2(7分間)が気温29度、路面温度32度というコンディションで実施された。

    セッション開始直後は2台がコースインしたが、他の車両は残り6分を切ったあたりから全車ソフトタイヤを装着してコースイン。直前に行われたフリー走行でトップタイムをマークした山下健太(KONDO RACING)がこれまでのコースレコードを上回る好タイムをマークし2番手につけると、小林可夢偉が1分31秒台に入れて山下健太をかわし、2番手へ。一方、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はアタックラップに入るところでブレーキ不調を訴えピットイン。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)もタイムを伸ばせず、関口雄飛が10番手、中嶋一貴が12番手、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が13番手、アンドレ・ロッテラーが最後尾14番手で、トムスとインパルの4台がQ2敗退となってしまった。

    午前9時37分から7分間で実施されたQ3も、残り6分ほどでコースイン。まず小林可夢偉がトップタイムをマークするも、山下健太がこれを0.075秒上回るタイムをマーク。ルーキーの山下健太がトップフォーミュラ参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。

    小林可夢偉が2番手で続き、2015年の第5戦オートポリス以来となる自身最高位グリッドで最前列に並ぶことに。ニック・キャシディ(KONDO RACING)が5番手、フェリックス・ローゼンクヴィストが6番手と3列目に並んで決勝レースをスタートすることとなった。このフェリックス・ローゼンクヴィストまでの上位6台は全てコースレコードを更新する速さと僅差の予選となった。

    予選の後、もてぎの開設20周年イベントが行われた正午前後には雨が降り路面を濡らしたが、まもなく雨は止み、決勝スタート前にはほぼドライコンディションに。注目のタイヤ選択は、ポールポジションの山下健太、2番手の小林可夢偉はソフト。後方から追い上げる他のトヨタ勢はミディアムを選択と作戦が分かれた。

    午後2時10分、52周で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの山下健太は、出だしは良かったものの加速が鈍り、3位へ後退。首位に立った小林可夢偉が一気に逃げる展開となった。

    小林可夢偉は1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。一方、後方ではソフトタイヤ装着組が猛烈な勢いでポジションアップ。追い越しの難しいもてぎでのフォーミュラレースながら、各所で追い越しが見られるエキサイティングなバトルが展開された。

    3位走行中の山下健太は先陣を切り、9周終了でピットイン。その後、他の車両もピットインしていき、順位が目まぐるしく入れ替わった。

    レースが折り返しに近づいた25周目に3位につけていたフェリックス・ローゼンクヴィスト、翌周その後方にいたニック・キャシディがピットイン。首位を逃げる小林可夢偉と2位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)との差は15秒ほどで推移し、28周目にガスリーがピットインした後も小林可夢偉はソフトタイヤのまま周回を続け、34周終了でピットイン。そのまま首位でコースへ戻れるかと思われた。

    しかし、小林可夢偉は右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ガスリーに次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。

    その後は、ミディアムタイヤに交換した小林可夢偉を、ソフトタイヤに換えたフェリックス・ローゼンクヴィストとニック・キャシディが攻め、三つ巴での2位争いが展開された。

    波乱の予選で後方スタートとなってしまったトヨタ勢は苦戦を強いられたが、その中で、17番手スタートとなった石浦宏明が健闘。ミディアムタイヤでスタートし、最後までピットを遅らせる作戦に出た。40周目終了でピットインした石浦宏明は、7位でコースへ復帰したが、新しいソフトタイヤの優位性を活かし、他の車両よりも1周当たり2秒近く速いラップタイムで猛烈な追い上げを開始。次々に前を行く車両をパスしていった。

    小林可夢偉は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。フェリックス・ローゼンクヴィストが3位で、前戦富士に続いての連続表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも3位に浮上。

    石浦宏明は終盤、山下健太、ニック・キャシディもパスし、13台抜きの4位でフィニッシュ。ランキング首位の座を守った。ニック・キャシディと山下健太は5位、6位で共にポイント獲得。14番手スタートから猛烈な追い上げを見せたアンドレ・ロッテラーは、途中ライバル車に追突、ドライブスルーペナルティを受けながらも終盤再度追い上げ、8位で1ポイント獲得を果たした。

    小林可夢偉 (KCMG 18号車)

    レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった。そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった。あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった。レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい。

    フェリックス・ローゼンクヴィスト (SUNOCO TEAM LEMANS 7号車)

    2度目の表彰台を獲得出来て嬉しい。ピエール(ガスリー)と同じ戦略でミディアムタイヤでのスタートを選択したが、彼は非常に速く、逆に私はオーバーステア症状に苦しみ、離されてしまった。しかし、その一方で、バトルを楽しむことが出来たレースだった。3位でフィニッシュ出来たというのは驚きだ。もちろん選手権争いのことを考えても良い結果だが、個人的にはタフなレースだった。ピットでタイヤを交換した直後、ブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまったので、その後は振動に苦しんだ。苦しいレースだったが、それだけに3位でフィニッシュ出来て良かった。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われ、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が初優勝を飾った。

    気温28℃、路面温度30℃。直前に小雨は降ったものの、ドライコンディションとなった決勝。今回のレースはタイヤが交換義務づけられており、上位3台がソフト、その後ろ3台がミディアムを装着するなど、各チームでタイヤ戦略は分れた。

    スタートでは2番グリッドの小林可夢偉(KCMG)が好スタートを切ってトップで1コーナーに突入。オーバーテイクボタンを使って後続を引き離す。

    ソフトタイヤでスタートした小林可夢偉は、34周目までスティントを延ばして、後続に37秒差をつけてピットイン。しかし、ピットで右リアタイアの交換に手間取って30秒をロス。事実上のトップのドライバーから12秒ほど後方でコースに復帰することになった。

    全マシンで最後となる41周までピットインを延ばした石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がピットに入り、トップに立ったのはピエール・ガスリー(TEMA MUGEN)。

    ミディアムスタートのピエール・ガスリーは、ソフトでの第2スティントで小林可夢偉とのギャップをさらに広げてトップでチェッカー。スーパーフォーミュラで初優勝を成し遂げた。

    2位には小林可夢偉が続き、今シーズン初表彰台。波乱の予選もあり、参戦3年目にして初優勝が見えていただけに残念なレースとなった。

    3位はフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)。前戦に続き、表彰台を獲得した。

    4位は17番手スタートの石浦宏明。5位にニック・キャシディ、6位には山下健太とKONDO RACINGがダブル入賞。7位はアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、8位には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

    2017 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ 決勝 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン
    1 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ
    2 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ
    3 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    4 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    5 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ
    6 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ
    7 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    8 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    9 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ
    10 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    11 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    12 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    13 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ
    14 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    15 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    16 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    17 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ
    18 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    19 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
  • 【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:予選トップ3ドライバーコメント

    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:予選トップ3ドライバーコメント

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の予選Q2とQ3が20日(日)に行われた。

    ポールポジションを獲得したのはルーキーの山下健太(KONDO RACING)。1分32秒020を記録し、初ポールポジションを獲得した。2番手には0.075秒という僅差で小林可夢偉(KCMG)、3番手には野尻智紀が続いた。

    1番手:山下健太(KONDO RACING)

    うれしいです! 今日はQ2が思ったよりうまくいかなくて、3番手だったんですがクルマのバランスは悪くはありませんでした。なのでうまく決めることができればQ3は行ける、と思ってがんばりました。ところが、1コーナーでロックしちゃって…。ダメかなと思ったのですが、なんとかギリギリポールを獲ることができました。Q3のウォームアップ時にコース上でスローダウンしたのは、前が詰まってしまったからなんです。ただ後ろからも先輩ドライバーたちが来ていたので譲りました(苦笑)。でもスローダウンによってタイヤを冷やした感じになったのか、それで1コーナーでロックしたので、譲る必要なかったですね。ソフトはバランス的にはミディアムと変わることはなかったんですが、自分のクルマ的にはミディアムのほうが合ってたように思いました。ソフトではトラクションが若干少ないように感じました。決勝に向けて気になるのは、スタートです。今週1度もスタート練習していないので、正直タイヤよりもスタートのほうが気になっています(笑)。

    2番手: 小林可夢偉(KCMG)

    今週はクルマ的にもいいところからスタートすることができたので、ちょっとずつクルマを良くしていって、最終的にはこのポジションで戦うことができてすごく良かったと思います。もてぎでこのポジションを獲ったというのは、シーズン残りに向けてもすごくポジティブなことなので、あとはレースでうまくこなしてさらにクルマも良くなっていけばな、と思います。今回、予選に向けてソフトタイヤをスクラブしたんですが、使ったことがないタイヤだったし、周りのチームでしていたところもあったのでそうしました。決勝はどうなるか正直わからないですね。今日はスタート練習で一度も決まっていないし、ロングランを誰もやっていないし、行き当たりばったりになるのかなとは思う反面、ソフトタイヤが持つとも思っています。早めにミディアムタイヤへ交換するドライバーが出てくると思うので、状況を見て判断すればいいと思っています。

    3番手:野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

    ひと言でいうと、残念です。Q2はまぁまぁ自分の走りができました。コースレコードも獲れてうれしいので、来年もうソフトタイヤを使わなくてもいいかなと(笑)。そのくらいクルマの調子が良かったです。Q3はコースインするタイミングが早かったかなというところがあって…。後からコースインした人の動きまでは読めないので。大きすぎるくらいのマージンを取らなければ、最終コーナーで引っかかることもあるんだなと。結果、ウォームアップのペースを上げることができませんでした。ただ、それは後ろを走っていたとしても同じなので、力を出しきれなかったということです。それでも決勝はいい位置からスタートが切れるし、まだポイントを獲っていないので、一気にビックポイントを獲りたいです。ソフトタイヤのスクラブですが、よそのチームがやっているのは知っていました。ただ僕らのチームは他にもやることがたくさんあって…。そこまで手が回らなかったというのが答えです。決勝の戦略は正直よくわかりません。なのでエンジニアに任せ、僕は走るだけです。

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    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ 予選:山下健太がポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の予選のQ2とQ3が20日(日)に行われ、山下健太(KONDO RACING)が初ポールポジションを獲得した。

    昨日の予選Q1終了後、雷を伴う雨が強さを増し、Q2とQ3は本日に順延された。日曜日のツインリンクもでぎは厚い雲がかかってはいるものの、ドライコンディンでセッションは行われた。

    10分のフリー走行後に行われた予選Q2では、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースレーコードを更新する1分31秒888をマークしてトップタイムを記録。また、TOM’S勢とインパル勢が敗退するという予想外の展開となった。

    8台で争われた予選Q3。ポールポジションを獲得したのはルーキーの山下健太(KONDO RACING)。1分32秒020を記録し、初ポールポジションを獲得した。2番手には0.075秒という僅差で小林可夢偉(KCMG)、3番手には野尻智紀が続いた。

    スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎの決勝レースは、14時10分から行われる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ 予選 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分32秒020
    2 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分32秒105
    3 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分32秒112
    4 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分32秒129
    5 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分32秒171
    6 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分32秒264
    7 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分32秒360
    8 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分32秒721
    9 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分32秒656
    10 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分44秒720
    11 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分33秒060
    12 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分33秒086
    13 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分33秒566
    14 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分46秒235
    15 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分44秒209
    16 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分44秒858
    17 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分45秒272
    18 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分45秒795
    19 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分48秒649