カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • スーパーフォーミュラ:野尻智紀が開幕2連勝 / 第2戦 結果

    スーパーフォーミュラ:野尻智紀が開幕2連勝 / 第2戦 結果

    2021年のスーパーフォーミュラ 第2戦の決勝レースが4月25日(日)に鈴鹿サーキットで開催され、野尻智紀(TEAM MUGEN)が開幕2連勝を挙げた。

    2位には平川亮(carenex TEAM IMPUL)、3位には笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。中嶋一貴の代役としてKuo VANTELIN TEAM TOM’Sからスーパーフォーミュラに初参戦したジュリアーノ・アレジは9位でレースをフィニッシュした。

    前日の予選で自身初ポールポジションを獲得した福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はタイヤバーストによりリタイアでレースを終えた。

    2021年 スーパーフォーミュラ 第2戦 鈴鹿 結果
    1.野尻智紀(TEAM MUGEN)
    2.平川亮(carenex TEAM IMPUL)
    3.笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    4.関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
    5.大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)
    6.宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
    7.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)
    8.山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
    9.ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
    10.大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
    11.阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
    12.山下健太(KONDO RACING)
    13.松下信治(B-Max Racing Team)
    14.中山雄一(KONDO RACING)
    15.大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)
    16.小高一斗(KCMG)
    17.タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)
    DNF.国本雄資(KCMG)
    DNF.福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

  • スーパーフォーミュラ 第2戦:福住仁嶺が自身初ポールポジション

    スーパーフォーミュラ 第2戦:福住仁嶺が自身初ポールポジション

    2021年のスーパーフォーミュラ 第2戦の予選が4月24日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が自身初のPPを獲得した

    午後3時10分。気温17℃、路面温度21℃と朝のフリー走行開始時と同じコンディションのもと、10分間で行われるノックアウト予選Q1のAグループの走行がスタート。今回は、シリーズポイントによって19台が2つのグループに分けられた。

    Aグループに振り分けられたのは、大湯、開幕戦に続きサッシャ・フェネストラズの代役を務める中山雄一(KONDO RACING)、同じく牧野任祐の代役を務める笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、国本雄資(KCMG)、大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)、大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、中嶋一貴の代役としてデビューしたジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELN TEAM TOM’S)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)の9台。そこから7台がQ2に駒を進める。セッションが始まるとすぐに坪井、笹原、大湯、大津、国本がまずはユーズドタイヤでコースに入り、マシンの状態を確認した。国本以外は、アウトラップを走っただけですぐにピットイン。ニュータイヤに交換し、アタックのタイミングを待つ。国本だけはアウトラップ、インラップと走ってからピットへ。その後、タイヤ交換を行なった。

    一方、セッション開始から約3分半というところで、ニュータイヤでコースに入ったのは、平川、中山、アレジ。これに坪井、大湯と続いた。さらに、セッション開始から4分余りというところで笹原もコースイン。そこから30秒待って大島、さらに30秒待って大津もコースへ。国本はセッションの残り時間が約3分となったところで、ようやくコースに入っていった。

    国本がコースに入って30秒ほど経ったところでは、平川を先頭に各車がアタックに入る。このアタックで、まずは平川が1分37秒574をマーク。トップに立つ。続いてアタックしていたドライバーたちは、なかなかこのタイムを上回ることができなかった。結局チェッカーが出されても、平川を上回るドライバーはおらず。平川はQ1をトップで通過している。これに続いたのは、アレジ、笹原、国本、坪井、大湯、大津。一方、大嶋と中山はここで敗退することとなってしまった。

    10分間のインターバルを経て、Q1のBグループの走行が始まったのは、午後3時30分。このグループに振り分けられたのは、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、山下健太(KONDO RACING)、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、開幕戦に続いて小林可夢偉の代役を務めた小高一斗(KCMG)、タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)、野尻智紀(TEAM MUGEN)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、今回からシリーズに戻ってきた松下信治(B-Max Racing Team)。ここでもセッションが開始されるとすぐに、阪口、福住、関口、山本、野尻、小高、松下、カルデロンがコースイン。マシンの状態を確認するとともに、ブレーキを温めるために、アウトラップを走ってピットに戻った。

    一方、セッション開始から3分40秒というところで、いきなりニュータイヤを装着してコースに入ったのは宮田。タイヤ交換をしたカルデロンもこれに続く。そこから約1分待って阪口と松下、さらに30秒待って野尻、福住、山下、関口がコースイン。小高は残り時間が4分20秒となったところで、さらに山本は残り時間が4分となったところでコースイン。アウトラップからすぐアタックラップに入ることとなる。

    この中で、まずタイムアタックに入ったのは、宮田。しかし、早目のコースインが裏目に出た。宮田がダンロップコーナーに差し掛かったところでは、小高が目の前に。小高はすぐに進路を譲ったため、宮田のアタックに大きな影響はなかった。だが、シケインでは目の前に山下が現れる。これに引っかかる形で、宮田のセクター4のタイムは伸びなかった。結果、タイムは1分38秒130と37秒台に入れることができなかった。続いてアタックに入ったのは、山本。アウトラップを終えてすぐアタックに入った山本は、各セクターで全体ベストをマーク。1分37秒603を叩き出す。しかし、チェッカーと同時に、福住が1分37秒316をマークし、トップタイムを奪った。また、関口も山本のタイムを上回る1分37秒557をマーク。2番手に浮上した。山本は結局3番手。以下、野尻、松下、山下、そして宮田までがQ1を通過。わずかに及ばず、阪口、小高、カルデロンはここで敗退となっている。

    10分間のインターバルを経て、14台から8台に絞り込まれる7分間のQ2が始まったのは、午後3時50分。このセッションでは、開始と同時に、国本がユーズドタイヤでコースイン。アウトラップでピットに戻る。その他のドライバーたちは、いきなりニュータイヤでの走行。セッション開始から1分というところで、笹原を先頭に、坪井、平川、福住、野尻、大津がコースに入る。そこから30秒ほど経過したところで、松下、大湯。さらに30秒ほど経過したところで、宮田、アレジ、関口がコースへ。残り時間が4分30秒となったところでは山下がコースに入った。一方、Q1同様、アウトラップからすぐにアタックに入る計画だった山本は残り時間が3分20秒というところでコースイン。国本もこれに続いた。

    この中で、最初にアタックに入ったのは笹原。笹原はチェッカー目前に1分37秒165と、この時点でQ1トップタイムを大きく上回ってきたが、続いてアタックしていたドライバーたちはさらにタイムアップ。中でも、福住はチェッカーと同時に1分36秒646と36秒台真ん中に突入。トップを奪った。これに続いたのは1分36秒936の野尻、1分36秒978の大湯、1分36秒987の関口。デビュー戦となるアレジも1分37秒099で5番手につけ、Q2を突破している。以下、平川、笹原、宮田までがQ2を突破。ホンダエンジン勢、トヨタエンジン勢が4台ずつと互角の戦いになった。一方、ここで敗退となったのは、大津、山本、坪井、松下、国本、山下。アウトラップからすぐにアタックに向かったドライバーは、Q2で路面が陰っていたため、タイヤを温め切ることができなかった。

    そして、10分間のインターバルを経て、いよいよPPを決定づける7分間のQ3が始まったのは、午後4時07分。この頃になると雲が切れ、初夏の太陽が顔を覗かせる。そのコンディションのもと、セッションが開始されると、すぐに野尻がコースイン。野尻はアウトラップを終えてピットに戻ると、ピットロードでリヤタイヤだけを交換すると、フロントタイヤは慎重に内圧調整をしただけでコースに戻った。その他のドライバーは、最初から前後ともにニュータイヤを装着。開始から2分というところで福住、笹原、平川。少し遅れて、宮田、アレジ、関口、大湯もコースインしていく。

    そして、セッションの残り時間が約1分半となったところで、野尻が最初にアタックラップに入る。そして、チェッカーと同時に、野尻は1分36秒645を叩き出してトップに浮上。しかし、続いてアタックに入っていた福住がこれを上回ってくる。予選中、クルマのセットアップを変更しなかったという福住は、ここで1分36秒449を叩き出すと、自身初のPPを奪った。2番手にはタイヤの使い方を工夫した野尻。最後の最後にアタックしていた大湯が3番手に滑り込み、開幕戦に続いてトップ3はホンダエンジンユーザー勢が独占している。トヨタエンジンユーザー勢のトップは平川。平川は1分36秒794というタイムをマークして、4番手の位置を確保している。以下、笹原、宮田、関口、アレジという結果になった。

    明日の決勝は午後2時30分にスタートする。

    予選1位:福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「今日の走り出し——フリー走行からすごい調子も悪くなくて、最後のアタックでも結構いい手応えを感じていたので、予選に向けてはいい流れというか気持ち的にもすごく良かったです。予選もQ1から結構順調にアタックできていましたし、そこからほとんどクルマのセットアップも変えることなく、最後までキープしたまま自分自身の走りに集中して、その集中もすごくできていたと思います。こうやってポールポジションを獲るのに結構時間がかかってしまいましたが、獲れたことをうれしく思いますし、獲らせていただいたチームの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(今回のポールポジション獲得は)単純にうまくいったからと思うんですが、本当に今までは色んなことを考えすぎたりとか、余計なセットアップをしたりとか、ちょっと色んな邪念があったと思います。その中で、今回は『このままで絶対いける』という自信もあったし、そういう自信を持てるクルマでもあったと思います。今回は、サーキットに入る前くらいから、いつもよりはリラックスできた状態で来れていたと思います。もともと鈴鹿においては毎戦調子は良いし、テストのときも調子が良かったので、(サーキットに)入る前から自分の中でも(自信は)ありました。そういうところが今までと違ったのかなと思います。ただ、テストと本場ではまったくコンディションも違うので、今回に関しては、”2&4”で2輪も走っているその中でうまくクルマを仕上げてくれた(チームの)おかげもあって、ポールポジションが獲れたと思います。(初ポールポジションながら、意外と冷静に見えたが?)普通にはしゃぎすぎると恥ずかしいなと思っただけです。まだ決勝でも勝ったことがないですし、ポールポジションを獲ったこともうれしいですが、すぐに明日の決勝のことを考えていたので…。素直にうれしいけれど『明日、しっかり勝とうよ』ということを考えていました。確かに今までポールポジションを逃してきたので、(獲れて)めちゃめちゃうれしいです。このカテゴリーに出て4年目?、1年目はスポットでしたけど、その中でも2、3位というのもいっぱいありましたが、去年に関してはなかなかどのレースでも予選に関してうまくいかないことが多かったですし。まぁでも(ポールポジションを獲れて)安心感やうれしい気持ちはすごくあります」

    予選2位:野尻智紀(TEAM MUGEN)
    「まず、福住選手に『おめでとう』と言いたいっていうのがはじめにあります。自分のことを振り返ると、走りはじめが少し調子が良くなかったので、そこから色々とセットアップをアジャストしていったんですが、このままだと簡単なセットアップでは直しきれないくらいバランスが取れていなかった…ここではアンダーが出たり、ここではオーバーが出たり、といろいろあったので、自分が思うことを結構伝えて、朝のセッション中から大幅なセット変更をチームにはかなりやってもらって…。走らない時間も少し長かったんですが、そういった積み重ねでここまで来れたのかなというところです。朝から予選に対して、本当にチームがすごくいい働きをしてくれていたので、仕事量が多い中でも集中力を切らさず、完璧に物事をこなすのは難しいことだと思いますが、完璧に仕事をしてくれたチームに感謝しています。僕もなんとかその思いに応えたくて、『ポールポジションを獲りたい』という思いがありました。Q3に関しては、ちょっと福住(仁嶺)選手に足りない(及ばない)なと思っていたので、作戦的にもタイヤの攻め方を変えたりして…。結果的には負けはしましたけど、今日に関してはうまく自分たちの中でうまくリカバーできましたし 明日に向けても自信を持って臨めるんじゃないかと思います。予選に向けては、全部調整しました。まぁ多分、仁嶺が一番わかると思いますけど。最近(レースで)僕がよくやっていることなので(笑)。(予選では各セッションで異なるタイヤ戦略を見せたが?)乗ってる中での違いはタイム差を見てもらうとわかるとおり、0.2〜0.3秒の差がそのままQ3に出ています。一方、福住選手はちょっと今週微妙に手の届かないところに行ってるなと僕らも思っていたし、その辺でなにかをやらないと、チャレンジしないと、彼にQ3で勝つ可能性を見い出せませんでした。鈴鹿サーキットではよく曲がるクルマが必要なんですが、よくリアが粘るクルマも必要なので、そういう意味で少しでもリアのグリップを上げられる方法かもしれないという可能性のある作戦を僕たちは採りました。あのままいってもあまりワクワクしなかったので、違うことをやったほうがワクワクするかな、と思って…(笑)。その辺もあって、いろいろやりきったという感じです」

    予選3位:大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
    「福住(仁嶺)選手がポールポジションを獲りましたが、この鈴鹿でポールポジションを獲ったというのは本当にすごいなと思います。僕は全然この土曜日、歯が立たないというか、この土俵に立てたことがまずうれしいんですが、福住選手がすばらしい走りで…。もっと僕自身もなにかできたんじゃないかなと今になると思うことが多々あって…。ただ今週、フリー走行に入ってからかなりいろんな問題があって、チームとして予選までにかなりセットアップ以外のことも含め結構バタバタしながら準備してQ1に臨みました。そのあとQ2、Q3とすごくいい態勢でいいものを作ってもらったのでこの順位を取れたと思います。この3番グリッドを獲得できて良かったと思います。レースウィークに入って自信をもって臨んだんですが、ほんとフリー走行がかなりまずい状態だったので、そこからなんとか挽回しなくちゃいけないと思って、もちろんチームもがんばってくれましたし、僕もそれになんとか応えないとと思って予選を走っていました。(野尻智紀が予選で戦略を変えて挑んでいたが?)トライするほど余裕がなかったですね(苦笑)。Q1では僕はデグナー1つ目で飛び出して、タイム抹消になってたと思うんですが、そんなことがあるくらい結構カツカツな状態でQ1から攻めていたので、ちょっとでもリスクを犯したくないというか、セットアップ的にはチャレンジできなかったし、そんな余裕はなかったです。今回は予選で走っただけでも結構汗をかいたくらい暑かったなと感じましたが、ダウンフォースがかなりキーワードになっていたんじゃないかなと思います。結構風向きだったりとか、いつもと違うコンディションだったので、その辺でいいところのセットアップを見つけられた人は上位にいると思うし、そこが結構難しいポイントでしたね」

    Po. No. Driver Team / Engine Gr. Q3
    1 5 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    B 1’36.449
    2 16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    B 1’36.645
    3 64 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    A 1’36.673
    4 20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    carenex TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’36.794
    5 6 笹原 右京
    Ukyo Sasahara
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    A 1’36.810
    6 37 宮田 莉朋
    Ritomo Miyata
    Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    B 1’36.919
    7 19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    carenex TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    B 1’37.078
    8 36 ジュリアーノ・アレジ
    Giuliano Alesi
    Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’37.350
    9 15 大津 弘樹
    Hiroki Otsu
    Red Bull MUGEN Team Goh
    HONDA/M-TEC HR-417E
    A 1’37.310
    10 1 山本 尚貴
    Naoki Yamamoto
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    B 1’37.426
    11 38 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’37.502
    12 51 松下 信治
    Nobuharu Matsushita
    Buzz Racing with B-Max
    HONDA/M-TEC HR-417E
    B 1’37.594
    13 18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’37.736
    14 3 山下 健太
    Kenta Yamashita
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    B 1’37.849
    15 39 阪口 晴南
    Sena Sakaguchi
    P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    B 1’38.267
    16 14 大嶋 和也
    Kazuya Oshima
    NTT Communications ROOKIE
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’38.456
    17 7 小高 一斗
    Kazuto Kotaka
    KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    B 1’38.429
    18 4 中山 雄一
    Yuichi Nakayama
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    A 1’38.674
    19 12 タチアナ・カルデロン
    Tatiana Calderon
    ThreeBond DragoCORSE
    HONDA/M-TEC HR-417E
    B 1’39.189
  • 山本左近、スーパーフォーミュラ・ライツの表彰式プレゼンターとして登壇

    山本左近、スーパーフォーミュラ・ライツの表彰式プレゼンターとして登壇

    元F1ドライバーの山本左近が、4月25日に行われるBuzz presents全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第5戦及び第6戦の表彰式プレゼンターとして登壇することが決定した。

    山本左近は、全日本F3選手権、フォーミュラ・ニッポンを経て、2006年6月のイギリスGPよりサードドライバーとしてF1に帯同し、ドイツGPからはレギュラードライバーに代わって、F1に参戦するなど、国内外を問わず活躍してきた。

    その他にも現在は、医療・福祉・教育事業を行うさわらびグループのCEO/DEOとして、地域医療・福祉に積極的に取り組んでいる。また、昨年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権最終戦にはドライバーとして、ゲスト参戦するなどし、モータースポーツの発展に貢献してきた。

    今回のプレゼンターも、Buzz & Co Groupのモータースポーツアンバサダーとして、同社がメインパートナーを務める選手権で、若手ドライバーを応援したいという思いがあり、実現した。

    4月24日に行われる第4戦には、Buzz Factory株式会社の代表取締役を務める長谷川謙一が登壇予定。長谷川氏は、モータースポーツを教育の一環として広めていきたいという思いから、カートチームを設立し、子供たちにモータースポーツの楽しさを伝えてきた。また、昨年にはスーパーフォーミュラ選手権にB-Max Buzz Racingの総監督として参戦し、日本のモータースポーツ界に大きく貢献している。

    山本左近
    「以前からモータースポーツの発展のために何かできないかと考えていたところに、このようなお話を頂けて大変嬉しく思います。微力ながらも、私のできることから、日本のモータースポーツ界に貢献したいと思い、二つ返事でやらせていただくことに決めました。表彰台でモータースポーツファンの皆様に会えること、若いドライバーに会えること、ジェントルマンドライバーに会えることを楽しみにしています。」

    ■プロフィール
    山本 左近(やまもと さこん)
    1982年7月9日生まれ
    愛知県豊橋市出身
    レーシングドライバーとして、F1やフォーミュラEなど国内外で活躍し、現在ではさわらびグループCEO/DEOとして地域の医療福祉に邁進している。

    元F1ドライバーの山本左近 / スーパーフォーミュラ・ライツ元F1ドライバーの山本左近 / スーパーフォーミュラ・ライツ元F1ドライバーの山本左近 / スーパーフォーミュラ・ライツ

  • スーパーフォーミュラ・ライツのメインパートナーにBuzzグループが就任

    スーパーフォーミュラ・ライツのメインパートナーにBuzzグループが就任

    Buzz & Co Groupは、2021年 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権のシリーズメインパートナーに就任した。

    今年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、名取鉄平やジュリアーノ・アレジ、佐藤蓮などヨーロッパで経験を積んだ多くのドライバーが参戦。育成カテゴリーにふさわしい若手ドライバー同士の勢い溢れる熱いレースが展開されることが期待される。

    Buzz & Co Groupは「若手ドライバーが経験を積むのに理想的な、多くの走行時間やレース数が組み込まれた選手権であることから、当社グループの企業理念である若手育成の精神に合致すると判断し、スポンサーシップ契約に至りました」とコメント。

    「また、この度のスポンサーシップを皮切りにBuzzの持つ技術やナレッジを活用し同選手権の更なる発展を目指していきます」

    長谷川 大祐(Buzz & Co Group 代表)
    「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、多くの走行時間が用意されているため、若手ドライバーが経験を積むには最適な選手権です。我々としては、同選手権を支援することで日本のモータースポーツ界がさらに発展していくことを願っています。そのお手伝いが出来ればと思い、まずはこのようなカタチで応援させて頂くことを決めました。」

    2021年 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
    Round1・2・3 富士スピードウェイ 4月2-4日
    Round4・5・6 鈴鹿サーキット   4月23-25日
    Round7・8・9 オートポリス    5月14-16日
    Round10・11・12 スポーツランド菅生 6月18-20日
    Round13・14・15 ツインリンクもてぎ 8月27-29日
    Round16・17 ツインリンクもてぎ 10月15-17日
    ※4月16日時点

  • ジュリアーノ・アレジ、第2戦鈴鹿でスーパーフォーミュラでデビュー

    ジュリアーノ・アレジ、第2戦鈴鹿でスーパーフォーミュラでデビュー

    ジュリアーノ・アレジが、スーパーフォーミュラの第2戦鈴鹿で中嶋一貴の代役としてKuo VANTELIN TEAM TOM’Sから参戦することが発表された。

    昨年までFIA-F2を戦っていたジュリアーノ・アレジだが、父親であるジャン・アレジは参戦費用を工面することができなかったことを明らかにしており、今年から母親である後藤久美子の母国である日本に移し、スーパーフォーミュラ・ライツに参戦している。

    スーパーフォーミュラの第2戦は4月24/25日に鈴鹿サーキットで開催されるが、WEC(FIA 世界耐久選手権)が翌週に開催されるため、トヨタのドライバーを務める中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)と小林可夢偉(KCMG)は欠場を余儀なくされた。

    Kuo VANTELIN TEAM TOM’Sは、中嶋一貴の代役としてジュリアーノ・アレジが36号車をドライブすることを決定。アレジは、同じ週末に開催されるスーパーフォーミュラ・ライツにも参戦する。小林可夢偉の代役は、開幕戦も参戦した小高一斗が務める。

    また、B-Max Racing Teamは、2021年シリーズへの参戦体制を改めて発表し、すでに年間エントリーとして発表している50号車のイヴ・バルタスに加え、51号車に松下信治を起用することを発表している。

    スーパーフォーミュラ 第2戦鈴鹿 エントリーリスト
    #1 山本尚貴 (TCS NAKAJIMA RACING)
    #64 大湯都史樹 (TCS NAKAJIMA RACING)
    #3 山下健太 (KONDO RACING)
    #4 サッシャ・フェネストラズ (KONDO RACING)
    #5 福住仁嶺 (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    #6 笹原右京 (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    #7 小高一斗 (KCMG)
    #18 国本雄資 (KCMG)
    #12 タチアナ・カルデロン (ThreeBond Drago CORSE)
    #14 大嶋和也 (NTT Communications ROOKIE)
    #15 大津弘樹 (Red Bull MUGEN Team Goh)
    #16 野尻智紀 (MUGEN)
    #19 関口雄飛 (carenex TEAM IMPUL)
    #20 平川亮 (carenex TEAM IMPUL)
    #36 ジュリアーノ・アレジ (Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
    #37 宮田莉朋 (Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
    #38 坪井翔 (P.MU/CERUMO・INGING)
    #39 阪口晴南 (P.MU/CERUMO・INGING)
    #50 イブ・バルタス (B-Max Racing Team)
    #51 松下信治 (B-Max Racing Team)

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ・ライツ 2021年 第1大会 富士レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ・ライツ 2021年 第1大会 富士レポート

    スーパーフォーミュラ・ライツの開幕大会(第1、2、3戦)が富士スピードウェイで行われ、TGR-DCレーシングスクールの支援ドライバーで、今大会スポットで初めて同シリーズに出場した野中誠太(TOM’S)が第2戦で3位表彰台を獲得。TGR-DC支援ドライバーとして今季よりシリーズにフル参戦する平良響(TOM’S)は第1戦、第3戦で4位フィニッシュを果たした。

    全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第1大会(第1戦、第2戦、第3戦)が4月3日(土)と4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

    同シリーズはトップドライバーへの登竜門として若手ドライバーが競い合うミドルフォーミュラシリーズとして、全日本F3選手権からスーパーフォーミュラ・ライツへと名称を変更して2年目のシーズンとなる。

    昨年はTGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)支援ドライバーの宮田莉朋がシリーズ初年度のチャンピオンに輝き、宮田は今季スーパーフォーミュラへとステップアップ。今季の同シリーズには、TGR-DCドライバーの小高一斗が引き続き参戦するのに加え、昨年FIA-F4でチャンピオンを獲得した平良がTGR-DCドライバーとして参戦する。

    今大会は、スーパーフォーミュラを欠場する小林可夢偉の代役として、小高一斗がスーパーフォーミュラにスポット参戦するため、スーパーフォーミュラ・ライツには今季TGR-DCレーシングスクールの支援ドライバーとしてFIA-F4を戦う野中が代わりに出場することとなった。

    予選
    好天に恵まれた3日(土)、午後12時15分より30分間の予選が行われた。このセッションでのベストタイムで第1戦のスターティンググリッド、セカンドベストタイムで第2戦のグリッドが決定される。ほとんどの車両がセッション開始と共にコースインしていき、タイヤを暖めながらタイムを更新していった。

    平良、野中ともに初めてのスーパーフォーミュラ・ライツでの予選セッションとなったが、1セット目のアタックでは平良が3番手、野中が5番手につけた。

    全車1セット目のアタックを終えたところで一旦ピットへと戻り、タイヤを交換、平良、野中ともにセッティングも調整して2セット目のアタックへ。ここでは野中がタイムを伸ばし、3番手に浮上。第1戦は野中が3番手、平良が5番手。第2戦は野中4番手、平良は5番手のグリッドを獲得した。

    第1戦決勝
    予選の後、スーパーフォーミュラの予選などを経た午後4時25分、第1戦の決勝レース(21周)が行われた。スタートでは、5番手グリッドの平良が好ダッシュを決め、3番手に並びかけながらTGRコーナー(1コーナー)へと進入。惜しくも3位浮上は叶いわなかったが、4位へとひとつポジションを上げた。一方で3番手グリッドの野中はスタートでやや出遅れ、6位へと後退。

    4位の平良はその後単独走行が続いたが、6位の野中は一旦離された前車との差をじりじりと詰めていき、18周目のTGRコーナーで並びかけると、コカ・コーラコーナーでパス。5位へとポジションを上げた。しかし、その直後にダンロップコーナーでバトル中のライバルと接触。大きく順位を落とすこととなってしまった。

    平良はそのまま4位でフィニッシュ。表彰台には届かなかったが、スーパーフォーミュラ・ライツのデビュー戦で入賞、ポイント獲得を果たした。野中はほぼ最後尾まで落ちてから9位まで順位を取り戻したが、レース後、接触に対する裁定で30秒のペナルティが科され、10位フィニッシュとなった。

    第2戦決勝
    第2戦は4日(日)朝8時25分より行われた。空は雲が多いもののドライコンディション。5番手グリッドの平良は、ウォームアップでコースへ一旦出て行いたが、車両のトラブルに見舞われすぐにピットイン。スタートまでに修復は叶わず、第2戦は無念の欠場となってしまった。

    野中は2列目4番手グリッドからまずまずなスタートを決め、4位をキープ。後続から終始激しい追撃を受ける展開となった。しかし、野中はポジションを堅守。11周目に3位の車両がスピンを喫したことで3位へとひとつ順位を上げると、ファイナルラップまでそのポジションを守り切り、3位でチェッカー。スポットで今大会初のスーパーフォーミュラ・ライツに参戦した野中が、2戦目にして表彰台獲得を果たした。

    第3戦決勝
    直前まで行われていたスーパーフォーミュラの決勝中に、雨が僅かに降っていたが、そこまで路面は濡れておらず、第3戦へ向けてコースインしたスーパーフォーミュラ・ライツの車両は大半がスリックタイヤを装着。しかし、グリッドでのスタート待機中にやや雨脚が強まり、全車レインタイヤへと交換して午後4時20分に第3戦(15周)のスタートが切られた。

    最前列2番手グリッドの車両がエンジンストールを喫したが、その真後ろ4番手グリッドの平良はこれをうまく避け、3位へとポジションアップ。10番手グリッドからスタートした野中は1周目で2つポジションアップ。3周目には6位へと順位を上げた。

    レース序盤はほとんど降っていなかった雨でしたが、中盤から雨脚がやや強まり各車ペースダウン。そんな中で平良は3位争いのバトルを繰り広げた。
    平良は最後まで前車を攻め続け、最後はほぼ並んでチェッカーを受けたが、僅か1000分の6秒届かず、4位でフィニッシュ。表彰台獲得はならなかった。野中もその後方でバトルを繰り広げ、6位でチェッカーを受けた。

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 開幕戦 富士スピードウェイ レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 開幕戦 富士スピードウェイ レポート

    2021年のスーパーフォーミュラの開幕戦が富士スピードウェイで行われ、平川 亮(carenex TEAM IMPUL)がトヨタ/TRDエンジン搭載車最上位となる4位でフィニッシュ。今季からフル参戦となった宮田 莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)と阪口 晴南(P.MU/CERUMO・INGING)がそれぞれ7位、9位でポイント獲得を果たした。

    4月3日(土)と4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1戦が行われた。

    昨年は新型コロナウイルスの影響により大幅に開幕が遅れた同シリーズだったが、今季は例年通り4月からシーズンが開幕。感染対策に十分な配慮をした上で、有観客で開幕戦が開催された。

    今季の同シリーズには、6チーム11台がトヨタ/TRD 01Fエンジンを搭載してエントリー。このうち4チームは昨年同様のドライバーラインナップとなるが、Kuo VANTELIN TEAM TOM’Sの37号車は、昨年スーパーフォーミュラ・ライツで初年度チャンピオンとなった宮田がステップアップ。加えて、P.MU/CERUMO・INGINGの39号車も阪口が新たに加わる。

    今季のスーパーフォーミュラは、昨年とは異なり、土曜日に予選、日曜日に決勝を行うフォーマットに戻される他、オーバーテイクシステムを使える時間が1レースあたり100秒から200秒に増やされ、更なる激しいバトルが期待される。

    また、ポイントシステムについても昨年から採用された、予選トップ3へのポイント付与及び決勝は10位までポイント獲得というシステムを踏襲。今季も全7戦中5戦の有効ポイント制で争われる。

    今大会、シリーズにエントリーしている小林可夢偉(KCMG)は海外戦後の自己隔離期間、そしてサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)は入国が叶わなかったため欠場となり、それぞれ小高一斗と中山雄一が代役として出場した。

    予選
    3日(土)、好天の下で午後2時40分よりノックアウト方式の予選が行われた。Q1は2グループに分けての実施。それぞれ9台ずつ出走し、上位7台がQ2へと進出する。

    気温20度、路面温度27度のコンディションで開始されたQ1のA組は、10分間のセッションの残り7分を切って全車コースイン。3周ほどのウォームアップで充分にタイヤを暖めた後、チェッカー目前でアタックを開始。午前中のフリー走行や直前の公式テストでも好調だった宮田と平川が、トップとコンマ1秒以内という僅差のタイムで3・4番手タイムをマーク。これに阪口も続き5番手。スポット参戦で初めてスーパーフォーミュラの予選を戦う小高は最後の最後に7番手に飛びこみ、Q2進出を決めた。一方で山下 健太(KONDO RACING)はタイムが伸びず、9番手でQ1敗退となった。

    B組も終盤目まぐるしく順位が入れ替わる展開となったが、中嶋 一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が3番手の好タイムをマーク。最後までコースインを遅らせてアタックした国本 雄資(KCMG)が5番手。関口 雄飛(carenex TEAM IMPUL)が6番手、坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING)が7番手でQ2進出。スポット参戦の中山と大嶋 和也(NTT Communications ROOKIE)は8番手、9番手でノックアウトとなった。

    Q2は7分間。阪口が1分21秒台に入れる好走を見せると、平川がこれを上回るタイムで3番手。宮田も1分21秒台で5番手に入り、この3台がQ3へ進出。

    中嶋は終盤8番手に入り、Q3進出を決めたかと思われたが、そのアタックラップで走路外走行違反を取られベストタイムが抹消。関口が9番手、坪井10番手、国本12番手、中嶋13番手、小高14番手でQ3進出を逃した。

    Q3では、トヨタ勢はQ2のタイムを僅かに更新したものの、ライバルが大きくタイムを伸ばし、阪口が5番手、宮田が6番手、平川が7番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

    決勝
    4日(日)は雨が予想されていたが、決勝レースのスタートが切られる午後2時の時点では路面はドライ。全車スリックタイヤを装着し、気温17度、路面温度19度というコンディションで、午後2時10分に41周で争われる決勝レースのスタートが切られた。スタートでは、9番手グリッドの関口が一気に5位あたりまで浮上したが、他者との接触がありタイヤをパンク。これを避けようとした中嶋がコースアウトし、順位を落としてしまいた。

    これによる混乱で中団グループ以降の順位が入れ替わり、1周目を終えた時点で坪井が10番手グリッドから6位へとジャンプアップ。12番手スタートの国本が7位へ、平川が8位、トヨタ勢最上位の5番手グリッドからスタートした阪口は出遅れ9位へとポジションを落としてしまいた。

    翌周、5位の車両がピットインしたことで坪井以降はひとつずつポジションアップ。3周目のTGRコーナー(1コーナー)進入では平川がオーバーテイクシステムを使って国本をパスし、3台による5位争いを展開。平川は9周目に坪井もかわし、トヨタ勢の最上位に浮上した。

    その後方では、スタートで順位を落とした宮田と阪口がテール・トゥ・ノーズの激しい8位争いを繰り広げました。

    重く立ちこめた雲から僅かに雨の兆候が見られる中で、義務づけられているタイヤ交換のためのピットタイミングに各チーム苦心。それでも折り返しを過ぎたあたりで多くの車両がピットへ向かい、スリックタイヤへと交換した。

    終盤にはやや雨が降り始め、前半戦では平川に次ぐ位置で好走を見せていた坪井が37周目に痛恨のスピン。無念のリタイアとなった。 上位勢では平川と中山がトヨタ勢最後までピットを遅らせ、残り3周となった38周目終了時点でピットイン。この時点で2位を走行していた平川は、2位でコースへ復帰したが、小雨が降り始めた中、冷えたタイヤでアウトラップのペースが上がらず、2台にかわされ、4位へと後退。最後まで粘り強く上位争いを繰り広げた平川だったが、惜しくも表彰台には届かず、4位でチェッカーを受けました。

    結局最後まで本格的に路面を濡らすまでには至らず、全車スリックタイヤのまま走り切ったレースで宮田が7位、国本が8位、阪口が9位、大嶋が10位でポイント獲得。中嶋は1周目のスピンから追い上げ11位、山下も18番手スタートからの追い上げで12位フィニッシュを果たした。スポット参戦の中山は14位。スーパーフォーミュラ初レースの小高は15位ながらトップと同一周回で最後までレースを走り切った。

  • ホンダ:スーパーフォーミュラ 開幕戦 富士スピードウェイ レポート

    ホンダ:スーパーフォーミュラ 開幕戦 富士スピードウェイ レポート

    4月3日(土)~4日(日)、静岡県富士スピードウェイで2021年度全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズの開幕戦が開催された。昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、変則的な年間スケジュールと各週末のタイムスケジュールとなったが、今シーズンは万全の感染防止策を講じたうえで例年どおり土曜日に90分間のフリー走行と公式予選を、日曜日に30分間のフリー走行と決勝レースを行なうスケジュールでイベントが進行した。

    土曜日は薄い雲が空に広がるものの、時おり強い日差しも照りつける晴天となった。A組/B組に分かれて行なわれた予選Q1セッションを通過したHonda/M-TECユーザーは、#15 大津弘樹(RedBull MUGEN Team Goh)、#5 福住仁嶺 (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#12 タチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)(以上A組)、#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)、#64 大湯都史樹 (TCS NAKAJIMA RACING)、そして病気療養中の牧野任祐に代わって#6のステアリングを握った 笹原右京 (DOCOMO TEAM DANDELION RACING)(以上B組)の6名。Honda/M-TECユーザーとして出走した7名のうち6名がQ2セッションへ進出し、ただ1人、昨年のシリーズチャンピオンで今季チームを移籍したばかりの#1 山本尚貴 (TCS NAKAJIMA RACING)のみがQ1セッションで敗退するという大番狂わせが起きた。

    Q2セッションに進出した6名のうち、#12 カルデロンを除く5名がQ3セッションに進出し、最終的には#16 野尻がポールポジションを獲得、2番手に #64 大湯、3番手に#6 笹原、4番手に#5 福住と続いて、Honda/M-TECユーザーがグリッド2列目までを独占した。

    日曜日、曇天のもと午後2時10分に決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションからスタートした#16 野尻はわずかにクラッチミートを失敗し、好スタートを切った#64 大湯にトップの座を明け渡したものの2番手は堅守。その野尻の後方に#5 福住、#6 笹原が続く展開となった。一方、16番手グリッドからスタートした#1 山本は一気にジャンプアップし、1周目を10番手、2周目を9番手で終え、猛烈な追い上げを始めた。

    #16 野尻は当初、義務周回数の10周を終えた段階でピットインしてタイヤ交換を行なう作戦を考えていたが(先頭車両が10周目に入ってから最終周に入る前までにタイヤ交換を行なう規則)、その10周目に#64大湯のスキを突いてオーバーテイクに成功し先頭に立ったため急きょステイアウトへと戦略を切り替え、そのまま周回を重ね始めました。その後、#5 福住が#64 大湯を攻めて24周目に2番手へと順位を上げた。さらに、25周目には#6 笹原が#64 大湯をかわし3番手に浮上。4番手までポジションを落とした#64 大湯は25周目を終了したところでピットインし、タイヤ交換を行った。

    28周目には#5 福住、29周目には#6 笹原がピットインしたが、先にタイヤ交換を終えていた#64 大湯のペースが上がっているのに対し、福住と笹原はコースに戻った段階でちょうど小雨が降っていたためにタイヤの暖まりが悪く、ラップタイムを上げづらい状況に陥っていた。さらに、笹原はタイヤ交換作業で大幅なタイムロスを喫していた。

    29周目にはウエット宣言が発出されたものの、雨はそれ以上強まらず、各車ドライタイヤのまま走り続けた。#16 野尻はフィニッシュ2周前の39周目にピットインしてタイヤ交換義務を果たし、トップのままコースに復帰。最後は#64 大湯に1.5秒差まで迫られたものの、自身4度目となる優勝のチェッカーフラッグを受けた。2位に#64 大湯、3位に#5 福住が続いてHonda/M-TECユーザーが表彰台を独占したばかりか、5位に#6 笹原、6位に#1 山本が入賞。上位6名中5名がHonda/M-TECユーザーという大戦果を挙げて幸先のいい開幕スタートを切ることとなった。

    野尻智紀(TEAM MUGEN)
    開幕に向けて作ってきたモノがものすごく機能して、走り出しから非常に調子がよかったです。決勝スタートは、クラッチに対してちょっとだけ不安感を持っていて、それが自分の感覚にフィットしなかったため出遅れてしまいました。スタート直後の大湯選手はものすごく速かったのですが、5、6周目にはこちらに分があると感じていました。当初はミニマム(周回数)でピットインしようと思っていたのですが、その直前に大湯選手をかわすことができたので、ステイアウトに切り替えて最後まで引っ張りました。今日は『いつ雨が降るか』という難しい局面もありましたが、落ち着いて走ることができ、何よりチームとHondaには素晴らしいパッケージを用意していただいたので、僕は最後まで集中を切らさずやるべきことをやっただけです。今日の優勝は『勝たせてもらった』という感じがします。コロナ禍のなか、医療従事者の方々のご尽力に感謝申し上げたいと思います。

    大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
    3戦連続で表彰台に上がることができました。一番の目標が表彰台だったのでそれを確実に獲れたという意味では満足しています。昨日から野尻選手が本当に速くて常に素晴らしいポテンシャルを発揮していましたし、週末を通して本当に力強かったと思います。僕は、序盤の速さだったり、タイヤを替えたアウトラップだったりの速さは見せられたと思うんですが、昨シーズンから続く、レースペースの悪さが今回も課題になりました。シリーズを戦ううえではこのままではいけない、もっと頑張らないといけないと思うのでチーム一丸となって次のレースに向けて準備していきたいと思います。

    福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    僕にとってこのチームで走るのは3年目ですが、エンジニアリングとマシンが少し変わり、昨年(山本)尚貴選手がチャンピオンを獲った万全の体制で走ることになって、自分なりにプレッシャーがありました。昨日の予選ではふがいない結果になって落ち込んでしまいましたが、チャンピオンシップのことを考えて少しでも前でゴールできるようにと頭を切り替えました。ロングランはテストの時から自信があって、実際にレースでは大湯選手に追いつくこともできました。ただ、雨が降ってきたタイミングでちょうどピットに入っていたためにアウトラップでなかなかタイヤを暖めることができず、また大湯選手に抜き返されて3位になりました。悔しい思いはありますが、着実にレースを終えることができたので、まずは皆さんに感謝しています。次の鈴鹿ではいいレースをして、僕自身成長できるように考えていきたいと思います。

  • スーパーフォーミュラ 開幕戦:野尻智紀がポール・トゥ・ウィン

    スーパーフォーミュラ 開幕戦:野尻智紀がポール・トゥ・ウィン

    2021年のスーパーフォーミュラが開幕。4月4日(日)に富士スピードウェイで開幕戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN)が優勝を果たした。2位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位には福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入り、ホンダエンジンユーザー勢が表彰台を独占した

    午後になって、空が厚い雲に覆われ、最終コーナーから1コーナー方向に強い追い風が吹いた富士スピードウェイ。

    事前には、午後2時頃から雨という予報が出されていた。しかし、なかなか雨粒が落ちてくる気配はなく、気温17℃、路面温度19℃というコンディションのもと、午後2時10分にフォーメーションラップはスタートした。

    ホールショットを奪ったのは、2番手グリッドの大湯。「クラッチのフィーリングに不安を抱えていた」というポールポジションの野尻は一瞬出遅れ、1コーナーに入る時点で2番手に後退した。これに続いたのは、4番手スタートの福住。3番手グリッドの笹原は4番手に後退した。

    その後方で好スタートを切ったのは、予選8番手の大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)と予選9番手の関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)。1コーナーには関口が5番手、一番イン側のラインを通った大津が6番手で入って行く。しかし、1コーナーの真ん中に差し掛かったところで2台は交錯。大津のフロントウィングが関口の右リヤタイヤに接触する形となり、関口のタイヤはバースト。大津もフロントウィングにダメージを負った。

    関口がコース中央でスローダウンする形になってしまったこともあり、後方集団も混乱。中嶋一貴(Kuo VANTELN TEAM TOM’S)がコカ・コーラコーナーでコースオフしたのを始め、順位も大きく入れ替わった。オープニングラップを終えてのオーダーは、大湯、野尻、福住、笹原、大津、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、国本雄資(KCMG)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、山本、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)、山下健太(KONDO RACING)、タチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)となっていた。

    2周目に入ると、フロントウィングにダメージがある大津は、ヘアピンで坪井の先行を許し、ダンロップコーナーでは国本、平川にも先行される。結果、大津は2周を終えると、そのままピットイン。マシン修復作業を行うこととなった。また、タイヤバーストでスローダウンした関口もピットイン。大きく後退することとなっている。

    その後、レース序盤に見せ場を作ったのは、宮田と阪口のルーキーバトル。3周目に山本が阪口をかわして8番手に上がると、次に阪口の背後に迫ったのが宮田。2人はオーバーテイクシステムを作動させながらのドッグファイトを見せ、4周目の1コーナーでは宮田が一旦前に出たかに見えたが、阪口がコカ・コーラコーナーでポジションを奪還。カート時代からのライバルが火花を散らした。また、その前方では、平川と坪井が接近。平川は、9周目のダンロップコーナーで、坪井をイン側ギリギリのところからオーバーテイク。平川の接近を警戒して、インのラインを締めていた坪井のさらにイン側にノーズをねじ込むと、見事にオーバーテイクしていった。
    さらにその翌周、豪快なオーバーテイクを見せたのが、野尻。スタート後、一時は約2秒という差を築いていた大湯にひたひたと迫った野尻は、ヘアピン立ち上がりからオーバーテイクシステムを作動させると、ダンロップコーナーでアウト側から大湯に迫り、一気にオーバーテイク。首位のポジションを取り戻した。

    トップの野尻が10周回を終えると、ピットにも動きが出る。タイヤ交換のウィンドウが開いたところで、山本と大嶋がピットイン。タイヤ交換を行う。しかし、山本は左リヤタイヤの交換に手間取り大きくタイムロス。大嶋の後ろでコースに戻ることになってしまった。
    そこからは、天候の崩れがいつ来るかを気にして、多くのドライバーがコース上に止まることに。その中で、カルデロンと中山雄一(KONDO RACING)、再び阪口と宮田など、随所でバトルが展開された。また、タイヤ交換でタイムロスがあった山本が、ファステストラップを叩き出しながら、見えない差を削り取って行く走りを展開。山本のマシンにはストレートでの速さもあり、19周目のストレートから1コーナーではピットで先行された大嶋を難なくオーバーテイクして行く。その後も、山本はハイペースでの周回を重ねた。

    一方、レースが折り返す頃になると、上位集団にも動きが。タイヤの摩耗が進み、次第にペースが落ち始めた大湯の背後に、福住が迫る。福住は、22周目の1コーナーからオーバーテイクシステムを作動させながら、大湯の攻略を試みる。しかし、大湯も同じくオーバーテイクシステムを使用。ここではポジションを守った。しかし、24周目には、再び福住が大湯に迫り、今度はコカ・コーラコーナーで攻略に成功。2番手に浮上した。大湯は、その翌周、笹原にも迫られる形となり、25周目の1コーナーではポジションが逆転。笹原がアウトから大湯をかわして行く。4番手まで後退した大湯は、この周を終えると、タイヤ交換のためピットに向かった。作業は7秒と素早かったが、大湯は冷えたタイヤで1コーナーをオーバーラン。それでもタイヤが温まった後は、好ペースで周回を重ねている。

    また、後方でも24周を終えたところで、阪口やカルデロン、小高一斗(KCMG)がピットイン。さらに、26周を終えて山下、27周を終えて国本とタイヤ交換を行うドライバーが出始める。この頃になると、雨もポツポツ降り始めた。

    そして、表彰台争いを演じていた中では、28周を終えたところで福住、29周を終えたところで笹原がピットイン。笹原がピットに入った頃にはコントロールタワーからWET宣言が出され、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは、抜群のタイミングでドライバーたちをピットに呼び戻したかに思われたが、コースに戻ると前半オーバーテイクした大湯の先行を許すことになってしまう。すでに路面温度が下がり、タイヤのウォームアップがかなり難しい状況になっていたため、福住と笹原はアウトラップとその翌周のタイムが伸びなかった。その後、コースにステイしていたドライバーたちの中では、宮田が31周を終えたところで、坪井が32周を終えたところでピットイン。だが、トップの野尻と2番手に上がってきた平川はなかなか動きを見せなかった。その間にも、路面はしっとりと濡れて行き、より滑りやすいコンディションへと変化していった。

    いよいよトップ集団が動いたのは、38周終了時。まずは平川がピットに入り、7秒4という作業時間でコースに戻る。だが、戻った時には大湯の後ろ。タイヤが温まるまでの間に、平川は福住の先行も許した。そして、39周を終えたところ、チェッカーまで残り2周というところでようやくトップの野尻がピットイン。クルーは、7秒3という作業で野尻を再びコースに送り出した。ピットイン前、野尻と大湯には50秒余りの差があったため、野尻は大湯の前でコース復帰に成功。しかし、アウトラップでは差を詰められる形となり、ファイナルラップに入ったところで2台の差は3秒863まで縮まっていた。そこからの最後の1周、大湯はオーバーテイクシステムを使い続けて前を追う。しかし、野尻は全く動じることなく、トップチェッカー。その野尻に1秒576という僅差まで迫った大湯が2位。福住が3位。ホンダエンジンユーザー勢がトップ3を独占している。ピットイン前に、大湯に対して充分なマージンを稼ぐことができなかった平川は4位に留まったものの、トヨタ勢では最上位。予選でのトラブルを挽回する形となった。以下、笹原、山本。全体的にレースではベテランや経験者の強さが目立った。ルーキーでは7位に入った宮田が最上位、続いて阪口が9位と2名がポイントを獲得している。

    第2戦は4月24日(土)〜25日(日)に鈴鹿サーキットで行われる。

    Po. No. Driver Team / Engine Gap
    1 16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    2 64 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    1.576
    3 5 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    3.737
    4 20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    carenex TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    19.236
    5 6 笹原 右京
    Ukyo Sasahara
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    26.481
    6 1 山本 尚貴
    Naoki Yamamoto
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    29.890
    7 37 宮田 莉朋
    Ritomo Miyata
    Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    30.470
    8 18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    39.880
    9 39 阪口 晴南
    Sena Sakaguchi
    P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    43.771
    10 14 大嶋 和也
    Kazuya Oshima
    NTT Communications ROOKIE
    TOYOTA/TRD 01F
    47.159
    11 36 中嶋 一貴
    Kazuki Nakajima
    Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    52.607
    12 3 山下 健太
    Kenta Yamashita
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    53.967
    13 12 タチアナ・カルデロン
    Tatiana Calderon
    ThreeBond DragoCORSE
    HONDA/M-TEC HR-417E
    55.223
    14 4 中山 雄一
    Yuichi Nakayama
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    56.480
    15 7 小高 一斗
    Kazuto Kotaka
    KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    58.200
    16 15 大津 弘樹
    Hiroki Otsu
    Red Bull MUGEN Team Goh
    HONDA/M-TEC HR-417E
    1’21.530
    17 19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    carenex TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    2Laps
    18 38 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    5Laps
  • 小林可夢偉、スーパーフォーミュラ開幕戦欠場 「沢山の人に迷惑をかけた」

    小林可夢偉、スーパーフォーミュラ開幕戦欠場 「沢山の人に迷惑をかけた」

    小林可夢偉が、2021年のスーパーフォーミュラ開幕戦を欠場することになった経緯を説明。セブリング12時間レースに出場したことで、自主隔離が必要になったためだと説明した。

    小林可夢偉は2021年のスーパーフォーミュラにKCMGからエントリーしていたが、4月4日に富士スピードウェイで開催される開幕戦を欠場。小高一斗が代役を務めることが発表されている。

    「まず、今週末に富士で行われるスーパーフォーミュラには残念ながらセルブリング12時間に参戦した事により出場する事が出来なくなりました。理由はセルブリング12時間から帰国後の日本滞在期間が自粛隔離中である為にスーパーフォーミュラを運営してるJRPから正式に出場が認められ無かった事です。」とコメント。

    「今回セルブリング12時間出場には本来トヨタ所属ドライバーとしてスーパーフォーミュラ開幕戦への出場出来なく可能性から出ないで欲しいと言う意向でありました。ただ僕自身の希望で今回トヨタと契約してるドライバーでありながら個人的なワガママで、モリゾウさん、GRプレジデントの佐藤さんから許可を頂きセルブリング12時間へ出場させて頂きました」

    「個人的に緊急事態宣言が解除され、もしかしたら自粛待機規制も緩和されるかもと言う希望はありました。ただ、今のコロナ禍ではスーパーフォーミュラフル参戦が開幕戦のみならず、今後も欠場の可能性が高い状況で(出来ればチャンピオンシップを戦える)レースを優先させて欲しいと言う希望で今回開幕戦に参加する事が出来なくなりました」

    「今回沢山の人に開幕戦参戦への可能性を模索して頂きましたが全て今回の欠場は自分自身の責任で沢山の人に迷惑をかけてしまったと思ってます。ただ、今回アメリカレース参戦を望んだ理由として日本人が世界的レースで活躍する姿を沢山の人に見てもらい、これから世界で戦う夢みる少年レーサーに何かしら目指す道をもっと知ってもらって欲しい、レーサーだけじゃ無く世界で活躍する夢をもっと皆んなで共有して沢山の分野で世界的に戦う日本人をお互い意識し合えればと思ったのが僕の正直な気持ちです。」

    「今回、自分自身に沢山のリスクを感じながら、ワガママで挑んだセブリング12時間は自分自身はやれる事はやれたレースだと思いましたが、結果はペナルティーでクラス最下位。。。 素直に凄い落ち込みました」

    また、小林可夢偉は、父親が亡くなったことを伝えた。

    「レース後日本帰国の為に空港に移動して母親から電話がかかってきました。親父が亡くなったと言う連絡でした。そのまま帰国、帰国翌日からお通夜、お葬式が行われあっという間の数日間です」と小林可夢偉はコメント。

    「親父と最後に話したのは日本時間の金曜日。その2日後の日曜日に心筋梗塞で亡くなった事がわかりました。恐らく僕のレースをJ SPORTSで観戦しながら亡くなったのだと思います。心からJ SPORTSさんへ緊急放送ありがとうございました。親父も楽しんで僕のレース観てたと思います」

    「そして先程サラッとお通夜のお話をしましたが、実は今回僕の不幸があった旨を関係者に連絡をしました。 その翌日がお通夜当日になりますが、あのモリゾウさんが遥々東京から親父のお通夜にお線香をあげに来てくれました。もちろん親父とは面識はありません。僕はこの瞬間心からモリゾウさんを社長としてだけでは無く、人として尊敬しました」 

    「本当にありがとうございました! 親父はマジで喜んでます!」

    「そんな感じで親父の遺品整理などしながら過ごしてる時に正式にJRPからの正式発表があったとの事で今はゆっくり親父の遺品整理しながらスーパーフォーミュラ開幕戦をテレビで観戦しようと思ってます」