カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 中野信治、チーム無限の監督を退任 / スーパーGT&スーパーフォーミュラ

    中野信治、チーム無限の監督を退任 / スーパーGT&スーパーフォーミュラ

    中野信治は、スーパーGTおよびスーパーフォーミュラに参戦するチーム無限の監督を退任したことを発表した。

    元F1ドライバーの中野信治は、2019年から2年間にわたり、スーパーGTとスーパーフォーミュラの両カテゴリーでチーム無限の監督を務めてきた。また、鈴鹿サーキットレーシングスクールの四輪部門(SRS-Formula・SRS-Kart)のVice Principal(副校長)を務め、2020年にはピレリスーパー耐久シリーズに参戦するなど多忙な日々を送っていた。

    「ご報告です。2020年をもってチーム無限の監督を退任させて頂くことになりました」と中野信治はコメント。

    「この2年間は私にとってとても密度の濃い2年間でした。この2年間でチームの空気は大きく変化し、本当に強くなりました」

    「SFでのチャンピオン獲得、そしてSGT500での初優勝を見届けることが出来なかったのは心残りですが。。今後のチーム無限の活躍を心から願っております。沢山の応援を有難うございました」

    2021年のチーム無限の両カテゴリーの監督には田中洋克が就任した。

  • スーパーフォーミュラ:山本尚貴、3度目のシリーズチャンピオンを獲得

    スーパーフォーミュラ:山本尚貴、3度目のシリーズチャンピオンを獲得

    山本尚貴が、2020年のスーパーフォーミュラのシリーズチャンピオンを獲得した。

    DOCOMO TEAM DANDELION RACINGから全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦している山本尚貴は、12月20日(日)に富士スピードウェイで開催されたシリーズ第7戦で5位に入賞し、今シーズンのドライバーズチャンピオンを獲得。山本尚貴にとっては3度目となる同タイトルの獲得となった。

    山本尚貴は、今年のSUPER GTのタイトルも獲得しており、2018年以来2回目となる国内トップカテゴリでの2冠達成となった。

    山本尚貴
    「直接のライバルに追われ続けて長く感じるレースでしたが、2年ぶり3度目となるSUPER FORMULAのチャンピオンを獲ることができて本当にうれしく思います。今回はライバルたちよりも多くポイントを獲得すれば タイトルという条件でしたが、なんとかその通りの結果を出すことができました。今シーズンは序盤で思うようにポイントを積み上げることができませんでしたが、チームの総合力とファンの皆さまの応援のおかげでタイトルをつかむことができました。また、個人としては2018年に続いてSUPER FORMULAとSUPER GTのダブルタイトルを獲得でき、こんなに幸せなことはありません。そしてスポンサーおよび応援して下さる皆さま、本当にありがとうございました!」

    吉田則光(DOCOMO TEAM DANDELION RACING 監督)
    「SUPER FORMULAでは初めてのドライバーズチャンピオンを輩出することができ、うれしい気持ちでいっぱいです。我々のチャレンジを支えて頂いたスポンサーや関係者、そしてファンの皆さまに感謝いたします。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変更になるなど異例のシーズンとなりましたが、菅生ラウンドから結果に結びつく走りを見せて頂点に登りつめた山本選手の底力はさすがだなと思います。これからも熱いレースをお見せできるようチーム一丸となって頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします」

    八郷隆弘(本田技研工業株式会社 代表取締役社長)
    「2度目となるSUPER FORMULAとSUPER GTのダブルタイトルを獲得した山本尚貴選手と、吉田則光監督をはじめとするチームおよび関係者の方々、そしていつも熱い応援をしてくださるファンの皆さまに心より感謝と祝福を送りたいと思います。また、山本選手にはSUPER GT最終戦での劇的なチャンピオン獲得の時のように、最後までゆるぎないタイトルへの強い想いを見せてもらいました。Hondaとしては、SUPER GTに続き国内のメジャータイトルを獲得することができ大変うれしく思います。2021年も参戦するすべてのカテゴリーで勝利を目指し、情熱を持ってチャレンジしてまいりますので、引き続きご声援をよろしくお願いします」

  • レッドブルF1、ホンダとの今後はスーパーフォーミュラへの関与にも影響

    レッドブルF1、ホンダとの今後はスーパーフォーミュラへの関与にも影響

    レッドブルが2022年以降もホンダのF1エンジンを使用するかどうかは、日本のスーパーフォーミュラへの関与にも影響を及ぼすことをモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは示唆している。

    公式にはホンダは2021年シーズン末でF1から完全に撤退することになっている。レッドブルはホンダのF1エンジンの知的財産権と運用を引き続くというアイデアを推進しているが、ライバルのフェラーリとルノーはF1エンジン開発の“凍結”に反対している。

    だが、そこには妥協案があり、F1エンジン開発の期限を2021年末までではなく、2022年序盤まで伸ばすことで、バイオ燃料やシーズン中の2回のアップデートを可能にすることでフェラーリとルノーと折り合いをつけるとも報じられている。

    その間、レッドブルF1首脳陣とホンダとの話し合いは続いており、実際にはホンダが2021年以降もレッドブルのF1プログラムをサポートし続ける可能性があるとの新たな推測が飛び交っている。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今週来日し、ホンダF1との2022年以降の提携についてを議論する。Auto Motor und Sport によるとHRD SakuraのホンダのF1エンジンの知的財産権の引き継ぎ、さらにはメンテナンスのtまえnホンダのスタッフのレッドブルへ出向、もしくは転籍についても話し合われるという。

    そして、議論はF1だけでなく、今後のスーパーフォーミュラへの関与なども含まれる。

    レッドブルは、スーパーフォーミュラをジュニアドライバーの育成の場として活用。レッドブルカラーに塗られたTEAM MUGENでのピエール・ガスリーに始まり、F1への可能性があるドライバーを数々送り込んできた。今季もユーリ・ヴィップスを送り込む予定だったが、新型コロナウイルスの影響もあり、ユーリ・ヴィップスは参戦を見送るとされている。

    また、ユーリ・ヴィップスはすでにF1スーパーライセンスを取得しており、来季はF2へと参戦。他のレッドブル・ジュニアであるジョニー・エドガーとジャック・クロフォードはFIA-F3への参戦が決定しており、来季のスーパーフォーミュラへの関与は不透明となっている。

    ヘルムート・マルコは、今週のホンダとの議論のなかで角田裕毅の将来、そして、レッドブルとしてスーパーフォーミュラおよびスーパーGTへの関与についても話し合うと認める。

    「だが、もちろんフォーミュラ1が絶対的な優先事項だ」とヘルムート・マルコは Kronen Zeitung に語った。

    「まだ正式な何もない。だが、交渉は行われており、妥協点に到達できそうだ」

    「動きがあるし、ネガティブなものは何もない。コップに水が半分も入っているととらえるか、半分しか入っていないと捉えるかだ。だが、良い方向に向かいそうな傾向がある。それが私が推測していることだ」

  • 近藤真彦、KONDO RACINGのチーム監督としてのレース参加を見合わせ

    近藤真彦、KONDO RACINGのチーム監督としてのレース参加を見合わせ

    KONDO RACINGは、監督であり、株式会社エムケイカンパニーの代表取締役を務める近藤真彦が、今シーズンのスーパーGTおよびスーパーフォーミュラの残りのレースにチーム監督して参加することを見合わせることを発表した。

    近藤真彦は、今月12日発売の週刊文春で報じられた25歳年下の女性社長との不倫を認め、所属するジャニーズ事務所は11月16日(月)に近藤真彦が無期限で芸能活動を自粛することを発表。だが、レース活動については触れられていなかった。

    KONDO RACINGは11月17日(火)に声明を発表。近藤真彦が今シーズンの残りのレースでチーム監督としての参加を見合わせる方向で調整していると語った。

    「先日の週刊誌報道および本日の報道により、いつもKONDO RACINGを支えていただいている各社様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」

    「この度の報道は皆さまに支えて頂いておりますKONDO RACING大補油として真摯に受け止め、今シーズンのKONDO RACINGが参戦しておりますスーパーGT最終戦およびスーパーフォーミュラ第5戦、第6戦、最終戦のサーキットにおけるチーム監督としての参加は見合わせる方向で調整に入らせていただきたいと思います」

    「つきましては、KONDO Racingを応援、支えて頂いている皆様のご期待にそえる、信頼と揺るぎないチャレンジスピリッツを大切にしてチーム一同全力でモータースポーツ活動に取り組んでまいりますので、引き続きご支援ご協力の程お願い申し上げます」

    すでに近藤真彦の不倫はチームにも影響を与えている。タイヤ・ホイール専門店「フジ」を経営する「フジ・コーポレーション」は11月17日付でCM契約を解除し、チームのスポンサーからも撤退している。

  • 近藤真彦、不倫認め無期限芸能活動自粛「自分を見つめ直し精進」

    近藤真彦、不倫認め無期限芸能活動自粛「自分を見つめ直し精進」

    近藤真彦が、一部で報道された25歳年下の女性との交際を認め、無期限で芸能活動を自粛することを所属事務所のジャニーズ事務所が発表した。

    近藤真彦は、今月12日発売の週刊文春で25歳年下の女性社長との5年越しの不倫が報じられていた。近藤は1994年に一般人女性と結婚。2007年に第1子となる男児が誕生している。

    シャニーズ事務所は「この度の報道を受けまして、近藤に事実確認をしましたところ、ご指摘の女性との交際は事実であると認めました。家庭を持つ一社会人による振舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であったと弊社といたしましては重く受け止めております」と公式サイトで説明。

    「報道により一番負担を掛けることとなったご家族と本人が話し合う為の時間を要してしまいましたが、昨日、近藤本人より『一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい』と申し出があり、弊社としましても、最年長である近藤の処分として当然の結論だと受け入れました。これらを踏まえて、弊社といたしましては、近藤真彦を無期限芸能活動自粛処分といたしましたのでご報告申し上げます」

    また、近藤真彦はジャニーズ事務所を通じてコメントを発表。「この度の件では、家族、関係者の方々、なにより応援してくださっているファンの皆様を裏切ることになり、大変申し訳なく思っております。相手の女性にもご迷惑をお掛け致しました。家族とは、話し合い、謝罪し、理解してもらいました。昨日(16日)、芸能活動を自粛させていただきたい旨を事務所に申し入れました。皆様の信頼を回復できるよう、自分を見つめ直し精進いたします」と述べた。

    近藤真彦は、芸能活動以外にSUPER GTおよびスーパーフォーミュラに参戦するレーシングチーム「KONDO Racing」を運営する株式会社エムケイカンパニー代表取締役社長兼チーム監督として活動しているが、レース活動に関しては触れられていない。SUPER GTのGT300クラスでは日産自動車大学校との合同プロジェクトとして参戦しており、11月29日の最終戦富士を残してランキング首位に立っている。

  • スーパーフォーミュラ 第3戦:ニック・キャシディが今季初優勝

    スーパーフォーミュラ 第3戦:ニック・キャシディが今季初優勝

    2020年のスーパーフォーミュラ 第3戦が10月18日(日)の宮城県スポーツランド菅生で行われ、ディフェンディング・チャンピオンのニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が今季初優勝を果たし。レース前半はリードしていたものの、セーフティーカー明けにキャシディのオーバーテイクを許した平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が2位。スタートダッシュを決めて、予選から大きく挽回した山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3位に入り、今季初表彰台を獲得している。

    朝は陽射しがさんさんと降り注いでいたスポーツランド菅生だが、スーパーフォーミュラの決勝が近づくにつれ、空は雲に覆われた。午後1時55分からはスタート進行に入り、8分間のウォームアップ走行が行われたが、ここで関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のコースアウトがあり、赤旗が提示。その分、フォーメーションラップのスタートは当初から11分間遅れとなり、午後2時51分に気温18℃、路面温度22℃というコンディションのもと、19台のマシンが隊列走行に入った。

    1周の隊列走行を終え、後方でグリーンフラッグが振られると、シグナルオールレッドからブラックアウト。ここでいい蹴り出しを見せたのは、予選2番手の平川。PPのセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)はスーパーフォーミュラ初のスタートだったこともあり、若干ホイールスピンしてしまう。そのため、1コーナーでは、早くも平川がトップを奪った。その後方では、予選3番手のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)がミスして、失速。インからキャシディ、アウトから野尻智紀(TEAM MUGEN)がこれをかわしていく。遅れてしまったフェネストラズにはさらに不運が。予選6番手からスタートし、イン側のラインを取った中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)が1コーナーへのアプローチでブレーキロック。そのまま、フェネストラズの右リヤに激突した。フェネストラズはそのまま1コーナーアウト側のグラベルに出て、そこからコースに戻る。対する一貴も縁石を超え、エスケープへとコースオフして戻る形となった。この煽りを受けたのが、予選8番手スタートだった笹原右京(TEAM MUGEN)。笹原は一貴の後ろに詰まってしまい、大きくポジションを落としている。これとは対照的にイン側のラインを選択し、大きくポジションを上げたのが予選10番手だった山本。1コーナーまでに5番手に浮上した山本は、オープニングラップのバックストレートでオーバーテイクシステムを稼働させると、馬の背コーナーで野尻の前に出ることに成功する。これで平川、セッテ・カマラ、キャシディ、山本、野尻というオーダーに。さらに、山本と同じくスタートでポジションを上げた関口、山下健太(KONDO RACING)、一貴と続いていた。一貴に接触されたフェネストラズは右リヤにダメージを負いピットイン。エンジンのオイルライン破損のため、ここでリタイヤとなっている。一方の一貴もフロントウィングにダメージを負い、4周を終えたところでピットイン。その後、接触によるドライブスルーペナルティーも科せられることとなり、大きく遅れている。

    トップに立った平川は、次第にセッテ・カマラを引き離していく。2番手のセッテ・カマラは後方に迫るキャシディと山本に対し、防戦一方。その接近戦の中で、まずオーバーテイクシステムを使ってポジションを上げてきたのが山本だった。山本は3周目の最終コーナーからオーバーテイクシステムを稼働させると、4周目の1コーナーでキャシディをパス。前を行くセッテ・カマラに迫る。だが、セッテ・カマラも簡単にはポジションを明け渡さず争いは膠着状態に入る。一方、その後方のポイント圏内争いでは、予選18番手スタートの小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が大立ち回り。スタートからオープニングラップで11番手まで上がってきた可夢偉は、3周目の1コーナーでチームメイトの国本雄資(carrozzeria Team KCMG)、5周目の1コーナーでは石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、7周目の1コーナーでは山下をかわして、7番手までポジションアップを果たす。

    そして、その可夢偉がレース戦略でも真っ先に動く。規定の10周を終えたところで可夢偉はピットイン。タイヤ交換を終えるとコースに戻った。また予選でのクラッシュによって最後尾からスタートした大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)もここでピットへ。これを見て、11周を終えたところで福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、12周を終えたところで塚越広大(ThreeBond Drago CORSE)と坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)もピットに入る。今回は、路面温度の低さからタイヤがなかなか温まらなかったが、作業の早さも相まって、ピットイン組の中でトップに立ったのは塚越。これに福住、可夢偉、大湯、坪井と続く形に。スタートから15周目に入ると、これらのピットイン組が平川の前にトラフィックとして現れることになる。ここで平川はタイムを失うことになるが、2番手を走っていたセッテ・カマラにも異変が発生。タイヤの状況が厳しかったのか、タイムが一気に1分08秒台後半に落ちた。その隙を見逃さず、18周目の1コーナーでは山本がオーバーテイクシステムを使いながら、セッテ・カマラをパス。前半、2台の後ろで様子を見ていたキャシディも、同じ周の馬の背でセッテ・カマラの前に出た。対するセッテ・カマラは、18周を終えたところでたまらずピットイン。タイヤ交換を行うが、右リヤタイヤの交換に手間取り、17秒という作業時間を要してしまう。さらに、ピットアウト直後の4コーナー進入でブレーキロック。そのまま真っ直ぐコースアウトして、タイヤバリアにクラッシュした。

    このクラッシュを見て、19周を終えたところでは関口と笹原がピットイン。関口は右フロントタイヤの交換に若干手間取ったが、笹原の前でピットロードのファストレーンに戻る。まさに抜群のタイミングかと思われた。しかし、ちょうどこの時、セーフティーカーの導入が宣言され、ピット出口目前で関口の前にセーフティーカーが入る。コースに出ても、関口、笹原はセーフティーカーに前を抑えられる形となり、ポジションを大きく上げることはできなくなってしまった。一方、ここでもまだレーシングスピードで走ることができたトップ集団は、セーフティーカーに追いつく前、20周を終えたところでピットイン。平川、山本、キャシディ、野尻、国本、山下、石浦、牧野が一気にピットロードになだれ込んできた。そのため、ここでは大きな順位変動がなく、平川がトップを守ってコースに戻っている。

    セッテ・カマラのマシン回収が終わると、関口以下のマシンはセーフティーカーの前に出て、隊列の後ろに着くことが許される。セーフティーカーはトップの平川を押さえる形に。そして、本来の順位で隊列が整ったところでレースは再開。27周を終えたところでリスタートとなった。ここで最終コーナー手前からオーバーテイクシステムを稼働させ、前を行く山本に迫ったのはキャシディ。キャシディはメインストレート上で山本を捉えると2番手に浮上。さらに31周目の1コーナーでは平川を捉えてトップに浮上する。3番手の山本も32周目の1コーナーでは平川攻略を試みたが、オーバーテイクシステムを使い切ってしまったこともあり、それは叶わなかった。

    トップに立ったキャシディは、タイヤ交換前以上に猛プッシュ。1分06秒台のタイムを連発して、平川を引き離して行く。平川も何とか食い下がろうとプッシュしたが、再逆転はならなかった。また山本も次第に平川から引き離される形となった。その結果、53周のレースを終えて、嬉しいトップチェッカーを受けたのはキャシディ。前回の岡山で3位表彰台を獲得したキャシディにとっては、今季初優勝となった。2位には平川。3位には山本。山本は今季初表彰台。ホンダエンジン搭載車にとっても、今季初の表彰台獲得となっている。以下、野尻、国本、山下、牧野、41周目に大嶋をかわした石浦までがポイントを獲得することとなった。

    今回のレースの結果、ポイントランキングでは平川が51ポイントでトップをキープ。20ポイントを追加したキャシディが36ポイントとなり、ランキング2位に浮上。以下、21ポイントの山下と石浦、20ポイントの坪井と続いている。

    優勝:No.1 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    「最高のレースができました。いい気持ちです。スタートからすごく良かったのですが、もう4年このレースをしてきた中でようやくスタートがうまくできたように思います。タイヤがまだ冷えているオープニングラップからいいペースで走れたし、クルマをうまく操れる自信もありました。まずナオキ(山本尚貴)がセルジオ(セッテ・カマラ)に近づいたときを利用し、それに続く戦略(セッテ・カマラを抜く)がうまくいきました。その後、セーフティカーが入ったあとはみんなアドバンテージがなくなり、ピットインのタイミングも同じタイミングだったので、その中でリスタートを狙うことにしました。タイヤ交換後の冷えたタイヤでいいペースを刻む自信もありました。2セット目のタイヤのウォームアップには少し時間がかかったのですが、なぜだか自信があったし、前のクルマも抜けるという気持ちになれましたね。リスクを負うことにもなりましたが、それでも負けずに前を追いかけました。結果、2台をうまく抜いて優勝することができました。リョウ(平川亮)もナオキも同じ状況でした。ホンダエンジンは最終コーナーですごくいい感じに立ち上がるので、スムーズにミスなく走っていたら追いつかないんですが、そこで(ホンダエンジンユーザーの)ナオキがミスをしたように見えました。そこでリスキーではありましたが、フルスロットルで追いかけました。フルタンクに近いクルマでアクセルをめいっぱい開けるのはとても勇気がいるくらい怖いのですが、逆転するために勝負に出ました。結果、スリップストリームを使ってメインストレートで逆転しました。リョウも同じです。まずプレッシャーをかけることでオーバーテイクシステムを使わせました。それからタイヤの内圧のせいか、ちょっと彼が苦戦しているように見えました。結果、最終コーナーで彼が少しワイドに広がったし、白煙を上げて走っていたのでその瞬間を逃さず逆転することができました。今回は前半に様子を見ながら走り、後半はもっとプッシュしようと思って走る形となりました。それが今回の結果に繋がりました」

    2位:No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「いろいろあったと思いますが、今回はスタートが一番大事だと思ったので、集中していきました。(セルジオ・セッテ)カマラ選手が初めてのスタートで苦戦していたようで、ホイルスピンしているのが見えました。それで簡単にオーバーテイクすることができました。その後、順調に差を広げてこのまま行けるかなという感じでしたが、やはりカマラ選手が遅い中、後ろの山本(尚貴)選手やニック(キャシディ)選手が速そうな感じでしたし、カマラ選手の真後ろを走っている様子が見えたので、(彼らには)余力があるのかなという風に見えました。ちょっと油断できない感じもありつつ、残念だったのは、早めに(ルーティンで)ピットに入った選手が、僕の前で青旗が(出ること)もなく何周も前にいる状態だったので、かなりそこで何秒もロスすることになりました。毎年菅生でこういうことが起きるのに、なにも対処していないのは走っていて残念に思いました。ただ結果的にこれに対して影響はなく、その後セーフティカーが出たので良かったんですが、一生懸命ドライバーが0.1秒、0.01秒を稼いでいるのに、と残念な思いをしました。セーフティカーが出たタイミングであまりロスなく(ルーティンの)ピットに入ることができましたが、寒いこともあってタイヤのウォームアップがかなり大変で、セーフティカー明けはかなりしんどいだろうという印象もあったのでがんばってタイヤを温めました。それでも温めきれず…。普段はSUPER GTだとタイヤが冷えている状況で(コンビを組む)ニック選手の走りに助けられているのですが、今回はそれにやられたので残念です。でもペース的には彼のほうが全然速くてまだ及ばないなとしつつ、一方でもてぎ、岡山とレースで結構苦戦していたのですが今回は改善できて、戦える速さはありました。ただ、彼のペースが見えなくもなくて…。ただ何が悪いかはわかっているのでそれを直せば良くなるでしょうし、実際にはそれより速く走らなきゃいけないので、まだまだ課題はあります。何をやればいいか、方向性はわかってきました。自分の中でもチームとしても進歩があったので、ポジティブに捉えてオートポリスで優勝できるように組み立てていきたいと思います。ポイントランキングは意識していません。オートポリスも好きなサーキットなので、楽しみにしています」

    3位:No. 5 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「久々にちゃんとレースができたという感じはありました。予選では、残念ながら自分の力を出し切る前にトラフィックに遭い、ちゃんとアタックができないまま不完全燃焼で終わってしましました。なので決勝は何が何でも前に行ってやるという気持ちで臨みました。レースはオーバーテイクもありましたし、セーフティカーが出るまで非常にいい戦いができていました。前半にとにかく前に出ないといけないと思ったので、野尻選手、ニック選手、セッテ・カマラ選手を抜く時の3回でオーバーテイクシステムをかなり多めに使ってしまい、平川選手を抜くタイミングには(残り使用時間が)20秒を切っていました。”タラ・レバ”になるのですが、最後まで(使用時間が)残っていていたら、(平川、キャシディ両選手を逆転して)勝てたかと聞かれたら、間違いなく勝てなかったですね。クルマも僕も、彼らに届くポテンシャルがありませんでした。逆にオーバーテイクシステムを前半できちんと使い、勝負どころでちゃんと前に出ることができたからこそ3位になれたので、使い方としては間違っていなかったと思っています。セーフティカー明けはなかなかタイヤが温まらずに、ニック(キャシディ)選手にやられてしまいましたし、平川選手にも後半離されてしまいました。良かった部分もあれば、課題の残るレースでもありました。ただ去年、あまり良くなかったところが今年色々変えてみたのですが根本的に直っていませんでした。そこを逆にヒントにして、このあとチームと話し合って次のオートポリスで必ず勝てるようにみんなで努力してがんばりたいと思います。今回、3位表彰台を確保することができてチームとしてまたひとつステップを踏むことができたと思うので、感謝しています。(今季はスケジュール等が変更されたが)レースができていることだけで幸せに思うので、思うことは色々あるでしょうしドライバーも感じることは色々あるでしょうが、レースができなくなるかも、という恐怖を感じたドライバーのひとりなので、今レースができていることが幸せです」

    Po. No. Driver Team / Engine
    1 1 ニック・キャシディ
    Nick Cassidy
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    2 20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    3 5 山本 尚貴
    Naoki Yamamoto
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    4 16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    5 18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    6 3 山下 健太
    Kenta Yamashita
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    7 64 牧野 任祐
    Tadasuke Makino
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    8 38 石浦 宏明
    Hiroaki Ishiura
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    9 14 大嶋 和也
    Kazuya Oshima
    ROOKIE Racing
    TOYOTA/TRD 01F
    10 6 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    11 19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    12 65 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    13 39 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    14 7 小林 可夢偉
    Kamui Kobayashi
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    15 36 中嶋 一貴
    Kazuki Nakajima
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    以上完走
    12 塚越 広大
    Koudai Tsukakoshi
    ThreeBond Drago CORSE
    HONDA/M-TEC HR-417E
    15 笹原 右京
    Ukyo Sasahara
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    50 セルジオ・セッテ・カマラ
    Sergio Sette Camara
    Buzz Racing with B-Max
    HONDA/M-TEC HR-417E
    4 サッシャ・フェネストラズ
    Sacha Fenestraz
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
  • スーパーフォーミュラ 第2戦:坪井 翔がシリーズ初優勝

    スーパーフォーミュラ 第2戦:坪井 翔がシリーズ初優勝

    毎年、波乱の展開となる岡山国際サーキットでの全日本スーパーフォーミュラ選手権。今年もスタートのやり直しや序盤のセーフティーカー導入などがあり、荒れ模様の始まりとなった。その後はタイヤ交換のタイミングによって、目には見えない神経戦が展開されたが、結局最後に勝利の美酒を味わったのは、予選Q3でのクラッシュから復活した坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。昨年、富士で2位表彰台に上がったのがこれまでの最高位だった坪井が、いよいよ歓喜の初優勝を果たした。

    2位にはチームメイトの石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。タイヤ交換直後に坪井の追撃を許した石浦は、岡山での3勝目を挙げることができなかった。3位にはニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)。予選ではQ2で敗退したキャシディが、スタートと作戦で大きくポジションを上げ、ディフェンディングチャンピオンの底力を見せた。

    気温24℃、路面温度33℃というコンディションのもと、フォーメーションラップがスタートしたのは午後3時15分。このフォーメーションラップには19台のうち18台が出走。笹原右京(TEAM MUGEN)はスタート進行中に行われる8分間のウォームアップ走行最後にギヤボックスの電気系トラブルが発生。その修復に時間がかかり、ピットスタートとなった。またフォーメーションラップがスタートし、各車が1周の隊列走行に入ると、ここでも波乱が発生。今回、山下健太の代役として出走した阪口晴南(KONDO RACING)が、タイヤを温めている中バランスを崩して、アトウッドコーナーでクラッシュ。この影響で赤旗が提示され、フォーメーションラップは仕切り直しとなった。

    2回目のフォーメーションラップがスタートしたのは、午後3時30分。やり直しとなったため、レースの周回は1周減算され、50周で争われることとなった。17台のマシンが1周の隊列走行を終えると、全車が正規のグリッドに着く。後方でグリーンフラッグが振られると、シグナルのレッドが一つずつ点灯し、オールレッドからブラックアウト。ここでいい動き出しを見せたのはPPスタートの平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。今回中嶋一貴の代役として出場し、これがデビュー戦となるフロントロウの宮田莉朋(VANTELN TEAM TOM’S)は、初めてのハンドクラッチによるスタートだったこともあり、動き出しが鈍る。その結果、2番手集団は一気に横に広がる形となり、予選4番手の牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がイン側から宮田の前に、アウト側からは予選3番手のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が宮田の前に出る。その後方で、やはりイン側から宮田の前に出てきたのが予選5番手の大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)だったが、大湯は1コーナーへのアプローチでブレーキをロック。すぐ前にいたチームメイト・牧野と、その真横にいたフェネストラズの右リヤに接触してしまう。この接触でフェネストラズはスピンしてグラベルに飛び出し、そのままレースを終えた。好スタートを見せた牧野もそのままスピンして、コース上にストップ。リタイヤとなる。これでコース上にはセーフティーカーが導入された。この時のオーダーは、トップが平川。スタートで最もイン側のラインを通って、アクシデントの影響を受けなかった坪井が2番手、同じラインをすり抜けた石浦が3番手、キャシディが4番手まで浮上する。以下、スタート直後に一番アウト側から前に出ようとしていた山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、予選Q1敗退から9つポジションを上げた関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、宮田、野尻智紀(TEAM MUGEN)と続いている。アクシデントのきっかけを作った大湯は自身もグラベルに飛び出して最下位まで沈んでいたが、フロントウィングにダメージを抱えており、2周目を終えた所でピットイン。フロントノーズを交換してコースに戻った。

    フェネストラズと牧野のマシン回収のため、セーフティーカーランは数周に渡って続いたが、7周を終えたところからレースは再スタート。コース前半で大きく減速してセーフティーカーに対するマージンを作っていた平川は、パイパーコーナーから加速を開始し、容易に首位をキープする。その後方では、坪井と石浦のチームメイト対決。石浦がオーバーテイクシステムを作動させながら、ヘアピンで坪井攻略を試みた。追われる坪井はブレーキをロックさせながらも、石浦の攻撃から身を守ってみせた。さらに一旦オーバーテイクシステムを作動させ、しばらく使用できない状態の石浦には、山本が迫る。9周目のバックストレートでオーバーテイクシステムを作動させた山本はヘアピンからパイパーコーナーにかけて、石浦の前に出ようと攻撃を仕掛けたが、ここは石浦も必死の抵抗を見せ、ポジションを守った。

    この頃になると、ピットでは早くも動きが出始める。今回のレースではタイヤ交換義務が課せられているが、ピットストップはトップが10周目の第1セーフティーカーラインを超えたところからファイナルラップまでとなる。そこで早めにタイヤ交換を行うドライバーと、引っ張れるだけ引っ張ってから終盤にタイヤ交換を行うドライバーに分かれた。そして、10周を終えようかという所で真っ先にピットに入ったのが、5番手を走行中だった山本と、7番手を走行中だった宮田。最下位まで後退していた大湯もピットに入った。その翌周には2番手を走行中だった坪井、関口、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がピットに入った。さらに、12周を終えようかという所でトップを走っていた平川もピットイン。リヤジャッキが上がらないという問題はあったものの、坪井の前でコースに戻ることには成功した。しかし、すでにタイヤが温まっていた坪井は、最終コーナーあたりからオーバーテイクシステムを作動させると1コーナーではブレッキをロックさせながらもピットを出てきた平川に急接近。対する平川はインラップでギャップを築くために一旦オーバーテイクシステムを使っており、その時点ではまだ作動させられない状況だった。平川はようやくバックストレートに入るあたりから再びシステムを作動させるが、ずっとシステムを作動させ続けていた坪井の方が勢いは上。バックストレートで並びかけると、坪井はヘアピンでアウトから平川の前に出ることに成功し、事実上のトップに躍り出た。

    この時、見た目上の順位は、石浦、キャシディ、野尻智紀(TEAM MUGEN)、中山雄一(carrozzeria Team KCMG)、大嶋和也(ROOKIE Racing)、大嶋和也(ROOKIE Racing)、塚越広大(ThreeBond Drago CORSE)。この中で14周を終えようかという所で中山、15周を終えようかという所で塚越、19周を終えようかという所で野尻と大嶋がピットイン。石浦とキャシディ、国本は後半までタイヤ交換を引っ張る作戦に出た。ここからは見た目上トップに立っていた石浦とのタイム差を争う神経戦となっていく。15周を終えたあたりで、石浦と坪井の差は35秒2。前が開けた石浦は、ここからジワジワと坪井との差を広げていき、24周を終えた所では37秒486のマージンを築いた。ところが、ここからは坪井のペースが勝り、2台の差は逆にジワジワと縮まっていくことに。さらにはレースが折り返す頃から、2番手につけていたキャシディがペースアップ。一時は7秒近くまで開いていた石浦との差を詰め始めてきた。そうした前後の状況、またタイヤのグリップダウンを感じていた石浦は、終盤まで引っ張ることを止め、30周を終えた所でピットイン。何とか坪井の目の前でコースに戻ることに成功する。だが、石浦のアウトラップでは、またしても後方から迫る坪井がオーバーテイクシステムを作動。アトウッドコーナーで石浦のアウト側に並ぶとそのままパスしていった。一方の石浦も黙ってはいられない。坪井と比べてタイヤがフレッシュな石浦は、再逆転のチャンスを虎視眈々と狙っていた。そして、34周目のバックストレートで今度は石浦がオーバーテイクシステムを作動。ヘアピンからパイパーコーナーにかけて坪井のインにノーズをねじ込もうと試みる。坪井はコースをギリギリまで使って、これを防御する。このバトルで2人のラップタイムは1分16秒8というところまで落ちてしまう。

    これに対し、見た目上のトップを走るキャシディは1分16秒フラットのタイムを連発。石浦がピットに入る直前の段階で、キャシディに対しては5秒ほどのギャップを築いていたが、キャシディがそれをどんどん削っていく形となった。そのキャシディのタイムを見て、JMS P.MU/CERUMO・INGING陣営は、チームメイト争いを避け、2台で速く走る方向に作戦を切り替える。対するキャシディは、37周目あたりから何周かトラフィックに捕まり、コンマ数秒ペースダウン。トラフィックから抜けるとまたタイムを戻し、46周目には1分15秒879、47周目には1分15秒719と、自己ベストを連発。32秒5までマージンを稼いで48周を終える所でピットに入った。しかし、左フロントタイヤの交換に若干手間取り、作業時間は10秒。コースに戻った時には坪井と石浦の後ろ、平川の前という形になった。

    結果、50周を終えて、そのままトップチェッカーを受け、嬉しい初優勝を果たしたのは坪井。2位にはチームメイトの石浦が入り、JMS P.MU/CERUMO・INGINGは初めての1-2フィニッシュ。キャシディは予選10番手から盛り返して3位表彰台を獲得した。4位にはPPスタートの平川。さらに、終盤山本との激しいバトルを制した関口が5位。トップ5台はトヨタエンジンユーザーが独占する形となる。以下、6位に山本、7位に国本、8位に福住、9位にデビュー戦の宮田、10位に野尻。この10人がポイントを獲得することとなった。

    ポイントランキングでは、今回PPを獲得するとともに4位入賞を果たした平川が11点を加算。34ポイントとなり、ランキングトップの座を守っている。2番手に浮上したのは、今回優勝して20ポイントを獲得した坪井。今回2位となった石浦も、18点を獲得してランキング3位に浮上した。以下、今回欠場となった山下健太(KONDO RACING)、キャシディ、フェネストラズ、福住、中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)が続いている。

    Po. No. Driver Team / Engine
    1 39 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    2 38 石浦 宏明
    Hiroaki Ishiura
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    3 1 ニック・キャシディ
    Nick Cassidy
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    4 20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    5 19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    6 5 山本 尚貴
    Naoki Yamamoto
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    7 18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    8 6 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    9 36 宮田 莉朋
    Ritomo Miyata
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    10 16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    11 7 中山 雄一
    Yuichi Nakayama
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    12 12 塚越 広大
    Koudai Tsukakoshi
    ThreeBond Drago CORSE
    HONDA/M-TEC HR-417E
    13 15 笹原 右京
    Ukyo Sasahara
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    14 50 高星 明誠
    Mitsunori Takaboshi
    Buzz Racing with B-Max
    HONDA/M-TEC HR-417E
    15 65 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    16 14 大嶋 和也
    Kazuya Oshima
    ROOKIE Racing
    TOYOTA/TRD 01F
    以上完走
    4 サッシャ・フェネストラズ
    Sacha Fenestraz
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    64 牧野 任祐
    Tadasuke Makino
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    3 阪口 晴南
    Sena Sakaguchi
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
  • スーパーフォーミュラ 開幕戦:平川 亮がポール・トゥ・ウイン

    スーパーフォーミュラ 開幕戦:平川 亮がポール・トゥ・ウイン

    残暑厳しい8月30日(日)の栃木県ツインリンクもてぎ。午前中の予選終了から約3時間の間に、チームやドライバーたちは準備を整え、午後2時15分からは全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦が行われた。昨年の最終戦からほぼ10ヶ月ぶりとなるこのレースを制したのは、予選PPからスタートした平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。2位には好スタートを決めた山下健太(KONDO RACING)、3位には注目ルーキーのサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が入賞し、表彰台を獲得している。

    朝と比べれば、時々雲に太陽が遮られるコンディションとなったもてぎ。午後1時半からは、決勝スタートに向けて、ウォームアップ走行が開始される。新型コロナウィルス感染拡大防止の意味もあり、今回の開幕戦は昨年の51周から16周短い35周(もしくは70分間)のスプリント。給油が禁止されており、タイヤ交換の義務付けもないため、スタートからゴールまで、ドライバーは自分の腕だけで戦わなければならない。そこで大きな鍵を握るのは、何と言ってもスタートとなる。さて、その注目のスタートに向けて、ダミーグリッドに着いたのは18台のマシン。名取鉄平(Buzz Racing with B-Max)は、レース前にチームからリタイヤ届けが提出され、決勝への出走を見送っている。

    その後、雲が切れて再び晴れ渡ったもてぎは気温40℃、路面温度46℃まで上昇。ドライバーにもマシンにもタイヤにも厳しいコンディションのもと、午後2時15分にフォーメーションラップがスタート。ペースカーの後ろで、18台のマシンがゆっくりとタイヤに熱を入れていく。そして、1周の隊列走行を終えると、全車正規のグリッドに整列。後方でグリーンフラッグが振られると、シグナルオールレッドからブラックアウトし、一斉にスタートが切られた。

    ここでまずまずの動き出しを見せてホールショットを奪ったのは平川。予選2番手のフェネストラズは若干加速が遅れる。そのアウト側からいい動き出しを見せて2番手に浮上したのは、山下。山下はここからオーバーテイクシステムを使って平川攻略を試み、2コーナーや3コーナーでは横に並びかけるところまで行ったが、前に出ることは叶わなかった。さらにスーパースタートを決めて中央突破を試みたのが中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)。フェネストラズに詰まる形で少し遅れを取った大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)を1コーナーまでにオーバーテイクした一貴は、フェネストラズにも迫ったが、2コーナーではフェネストラズがポジションを守っている。さらに1コーナーで一番アウト側のラインを取った関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はそのまま大外を回ってイン側にいた大湯の前に出ただけでなく、一貴にも迫ったが、2コーナー立ち上がりの縁石に乘る形となって若干バランスを崩し、一貴攻略はならなかった。さらには8番手スタートの小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)は一番イン側のラインを選択すると、2コーナーも小さく回り、4コーナーの立ち上がりまでに大湯をパス。さらに福住も5コーナーで大湯をかわして行った。その後方では、同じ5コーナー手前で坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がタイヤからスモークを上げ、止まり切れずにコースアウト。グラベルにストップして、早くも戦列を去る。坪井は3コーナーで国本雄資(carrozzeria Team KCMG)と接触して、左フロントタイヤにダメージを負っていた。さらにヘアピン立ち上がりでは、スタート後にポジションを落としていた大湯がスローダウン。大湯はスタート後のつばぜり合いの中で関口と接触しており、フロントウィングにダメージを負って、ピットへと戻った。
     オープニングラップを終えてトップで戻ってきたのは平川。これに山下、フェネストラズ、一貴、関口、可夢偉、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、国本、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)というオーダー。もてぎを得意とするチャンピオン経験者の石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)は、スタートこそ良かったものの、その後の混乱で行き場所をなくして大きくポジションを落とし、11番手まで後退。一時は入賞圏外を走る状況となっている。

    この後、3周目の最終コーナーでは3番手のフェネストラズがバランスを崩してハーフスピン。そこに一貴が迫る。関口、可夢偉、福住らもこの2台に対して僅差まで迫った。だが、フェネストラズは何とか体制を立て直して3番手のポジションをキープ。そこからトップ4台は等間隔で周回を重ねていくこととなった。これに対して、5周目あたりから遅れ始めたのは5番手の関口。金曜日のテストから決勝セットアップでのクルマの挙動に悩まされていた関口は、後方から迫る可夢偉、福住、山本、国本らに対して、防戦一方のレースを強いられた。その集団の中で、6周目には可夢偉がオーバーテイクシステムを使いつつ関口攻略を試みるが、ここは一旦引く形に。また14周目に動きを見せたのは国本。国本は1コーナーからオーバーテイクシステムを使って山本に迫るが、2コーナーで前に出ることはできなかった。さらに、レースを折り返した19周目には福住がヘアピン立ち上がりから可夢偉のスリップに入る。ここから2台はオーバーテイクシステムを使いながらの攻防。その結果、福住は90度コーナーでアウト側から可夢偉をパス。続いて前を行く関口に迫って行った。さらに、その翌周、20周目には山本が可夢偉攻略を試みる。山本は福住と同様、90度コーナーでイン側から可夢偉の前に出ようとしたが、そのブレーキングポイント直前のストレート区間で可夢偉に追突。ここで可夢偉が右リヤタイヤにダメージを負っただけでなく、山本もフロントウィングを破損し、いずれもピットインを余儀なくされた。この2周後には国本もピットイン。そのままマシンをガレージに入れている。山本と可夢偉は、15周目を終えるところでタイヤ交換を行なった笹原右京(TEAM MUGEN)、17周を終えるところでタイヤ交換を行なったタチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)の後方でコースに戻ることとなっている。

    そして、21周目にはいよいよ福住が関口に迫る。2台ともにオーバーテイクシステムを使いながらの攻防となったが、まずは福住が1〜2コーナーでアウトから並びかける。しかし、ここは関口がポジションを死守。3〜4コーナーも関口が守り切った。だが、5コーナーの進入で福住のフロントウィング右側の翼端板が関口の左リヤタイヤに軽く接触。タイヤはそのままパンクし、関口はS字の入り口でスピンアウトすると、ここでレースを終えることとなった。その時点で4番手の一貴と、5番手に浮上した福住の差は18秒余り。ここから福住は他を圧倒するペースで追い上げを開始した。このように上位につけていた他のドライバーが次々脱落していく中、福住に続いたのはキャシディ。さらに野尻智紀(TEAM MUGEN)、石浦、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)、大嶋和也(ROOKIE Racing)らがしぶといレースを見せて、これに続く。ここまでが入賞圏内だ。終盤に入ると笹原がポイントを狙って大嶋に迫ったが、大嶋は最後まで動じることなく走り切っている。

    一方、トップ4台の攻防は、レース中盤から全くの膠着状態となる。トップの平川も決勝のセットアップが完璧だったわけではなく、2番手の山下を引き離していくことはできなかった。対する山下は、平川との間合いを保っての走行となったが、レース終盤に入ると「自分の方に余裕がある」と感じ、平川の攻略を試みる。ファイナルラップを迎えたところでその差は0秒521。ここからは2台揃ってかなりの長時間、オーバーテイクシステムを作動させながらの攻防となったが、平川が辛くも逃げ切り、今季初優勝をポール・トゥ・ウィンで決めた。結果、平川は合計23ポイントと大量得点を物にしている。2位には山下、3位にはこれがデビュー戦のフェネストラズ。KONDOレーシングが2人揃って表彰台を獲得している。

    Po. No. Driver Team / Engine
    1 20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    2 3 山下 健太
    Kenta Yamashita
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    3 4 サッシャ・フェネストラズ
    Sacha Fenestraz
    KONDO RACING
    TOYOTA/TRD 01F
    4 36 中嶋 一貴
    Kazuki Nakajima
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    5 6 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    6 1 ニック・キャシディ
    Nick Cassidy
    VANTELIN TEAM TOM’S
    TOYOTA/TRD 01F
    7 16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    8 38 石浦 宏明
    Hiroaki Ishiura
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
    9 64 牧野 任祐
    Tadasuke Makino
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    10 14 大嶋 和也
    Kazuya Oshima
    ROOKIE Racing
    TOYOTA/TRD 01F
    11 15 笹原 右京
    Ukyo Sasahara
    TEAM MUGEN
    HONDA/M-TEC HR-417E
    12 12 タチアナ・カルデロン
    Tatiana Calderon
    ThreeBond Drago CORSE
    HONDA/M-TEC HR-417E
    13 5 山本 尚貴
    Naoki Yamamoto
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    14 7 小林 可夢偉
    Kamui Kobayashi
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    15 65 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    TCS NAKAJIMA RACING
    HONDA/M-TEC HR-417E
    以上 規定周回数完走
    16 18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    carrozzeria Team KCMG
    TOYOTA/TRD 01F
    17 19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    TOYOTA/TRD 01F
    18 39 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    TOYOTA/TRD 01F
  • レッドブルF1育成のヴィップス、スーパーフォーミュラ参戦を見送り?

    レッドブルF1育成のヴィップス、スーパーフォーミュラ参戦を見送り?

    レッドブルF1の育成ドライバーであるユーリ・ヴィップスが、今年、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権に参戦することが発表された。

    レッドブルはユーリ・ヴィップス(19歳)のためにF2のトップチームのシートにお金を費やすことに消極的であり、ホンダを搭載するチーム無限とスーパーフォーミュラで2020年シーズン全体を戦う契約を結んでいる。

    だが、新型コロナウイルスの状況によって日本へ入国できない可能性もあり、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権はそれをカバーするプログラムだと考えられている。

    ユーリ・ヴィップス(19歳)は、2018年にMotoparkからヨーロッパF3選手権に参戦して4位、昨年はハイテックGPからF3選手権に参戦して4位でシーズンを終了。現時点で25ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得している。

    スーパーフォーミュラとフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権は与えられるスーパーライセンスポイントが同等であり、ユーリ・ヴィップスはどちらかの選手権を3位以上で終えればF1参戦に必要な40ポイントを満たすことになる。

    ユーリ・ヴィップスは、KIC Motorsportと契約を締結。慣れ親しんだF3マシンでの3シーズン目となり、今週イモラで行われたプレシーズンテストでは最速タイムを記録。昨年スポット参戦したスーパーフォーミュラよりも好成績を残す可能性は高い。

    両カテゴリーは2つの週末がバッティングしていることもあり、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権の1本に絞る可能性もある。

  • スーパーフォーミュラ、現役ドライバー参加のバーチャルレースを開催

    スーパーフォーミュラ、現役ドライバー参加のバーチャルレースを開催

    スーパーフォーミュラは、現役ドライバーが参加するデジタルモータースポーツイベント「JAF認定スーパーフォーミュラ・バーチャルシリーズ」の特別企画『スペシャルラウンド』を、5月17日(日)19時からスポーツテレビ局J SPORTSにて放送する。またJ SPORTSオンデマンドでも配信を実施、さらに後日スーパーミュラの公式YouTubeでも公開する。

    「スペシャルラウンド」は、リアルレースの「2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権」の参戦ドライバーが、オンラインゲーム上で、バーチャルな予選・決勝レースを戦い、その獲得ポイントによってチャンピオンを決定するというもの。

    レースは、リアルドライビングシミュレーターであるPlayStation4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』を使用。舞台はオートポリスが使用され、予選はスーパーラップ、決勝は32周(1周4.674km / 右回り)にて開催。レースディレクターに飯田章、解説に土屋武士、山田和輝を迎え、ピエール北川の実況で行われる。

    各ドライバーは、新型コロナウィルス感染拡大への対策としてオンラインにて参戦する。レース中、ショートカット走行、トラックリミット判定は自動で行われ、タイムゲインがあったと判定された場合はタイムぺナルティが課される。タイムぺナルティが加算された場合、コース上にあるイエローのぺナルティーラインに到着するとぺナルティ時間分、自動で減速し、ぺナルティを消化する。また接触については発生したインシテデントを記録し、レース後にリフプレイを確認後、レースディレ クターから総合タイムへのタイム加算ぺナルティを予定している。

    JAF認定スーパーフォーミュラ・バーチャルシリーズ スペシャルラウンド実施概要

    ・放送/配信日時:2020年5月17日(日)19:00~ J SPORTS2/J SPORTSオンデマンド

    ・出場選手:「2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権」参戦ドライバー他
    ・レースディレクター:飯田章
    ・解説:土屋武士・山田和輝(「YAM23」)
    ・実況:ピエール北川

    参加ドライバー

    No. Driver Birthdate/Nat. Entrant/Chassis
    1 ニック・キャシディ
    Nick Cassidy
    1994.8.19
    New Zealand
    VANTELIN TEAM TOM’S
    DALLARA SF19 SUPER FORMULA/TOYOTA
    36 中嶋 一貴
    Kazuki Nakajima
    1985.1.11
    Japan
    3 山下 健太
    Kenta Yamashita
    1995.8.3
    Japan
    KONDO RACING
    DALLARA SF19 SUPER FORMULA/TOYOTA
    4 サッシャ・フェネストラズ
    Sacha Fenestraz
    1999.7.28
    France
    6 福住 仁嶺
    Nirei Fukuzumi
    1997.1.24
    Japan
    DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    DALLARA SF19 SUPERFORMULA/HONDA
    7 小林 可夢偉
    Kamui Kobayashi
    1986.9.13
    Japan
    carrozzeria Team KCMG
    DALLARA SF19 SUPER FORMULA/TOYOTA
    18 国本 雄資
    Yuji Kunimoto
    1990.9.12
    Japan
    12 道上 龍
    Ryo Michigami
    Japan ThreeBond Drago CORSE
    DALLARA SF19 SUPERFORMULA/HONDA
    16 野尻 智紀
    Tomoki Nojiri
    1989.9.15
    Japan
    TEAM MUGEN
    DALLARA SF19 SUPERFORMULA/HONDA
    19 関口 雄飛
    Yuhi Sekiguchi
    1987.12.29
    Japan
    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    DALLARA SF19 SUPER FORMULA/TOYOTA
    20 平川 亮
    Ryo Hirakawa
    1994.3.7
    Japan
    38 石浦 宏明
    Hiroaki Ishiura
    1981.4.23
    Japan
    JMS P.MU/CERUMO・INGING
    DALLARA SF19 SUPER FORMULA/TOYOTA
    39 坪井 翔
    Sho Tsuboi
    1995.5.21
    Japan
    50 セルジオ・セッテ・カマラ
    Sergio Sette Camara
    1998.5.23
    Brazil
    Buzz Racing with B-Max
    DALLARA SF19 SUPERFORMULA/HONDA
    64 牧野 任祐
    Tadasuke Makino
    1997.6.28
    Japan
    TCS NAKAJIMA RACING
    DALLARA SF19 SUPERFORMULA/HONDA
    65 大湯 都史樹
    Toshiki Oyu
    1998.8.4
    Japan