カテゴリー: F1スペインGP

  • 2025年F1 スペインGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 スペインGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 スペインGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2025年 F1世界選手権 第8戦 スペイングランプリが5月30日(金)~6月1日(日)の3日間にわたってカタロニア・サーキット(バルセロナ)で開催される。

    今年で35回目の同地開催となるが、2026年からは首都マドリードに新設される市街地サーキット「マドリンク(Madring)」に舞台が移る予定であり、長年親しまれてきたバルセロナでの最終戦となる可能性が高い。

    カタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)は全長4.657kmで、66周の決勝レースが行われる。高速・中速・低速コーナーがバランス良く配置されており、F1マシンの総合性能とドライバーの技術が試される伝統的なコースだ。特にターン1はオーバーテイクの好機として知られており、戦略の巧拙が明暗を分ける。

    今季のF1はマクラーレン勢の快進撃が続いており、オスカー・ピアストリが161ポイントでドライバーズランキング首位。チームメイトのランド・ノリスが僅か3ポイント差で追走し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は136ポイントで3位につけている。フェラーリに移籍したルイス・ハミルトンや、母国レースとなるカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)のパフォーマンスにも注目が集まる。

    スペインGPの移転を前に、F1ファンにとっては“最後のバルセロナ”となる今大会。その行方は、F1の歴史にまた一つの区切りを刻むものとなりそうだ。

    日本とスペインの時差は7時間。スペイングランプリのフリー走行1回目は、5月30日(金)の日本時間20:30(現地時間13:30)から開始。決勝は6月1日(日)の日本時間22:00(現地時間15:00)にスタートする。

    2025年 第9戦 F1スペインGP 開催スケジュール
    ■5月30日(金)
    フリー走行1: 20:30~21:30(13:30~14:30)
    フリー走行2: 24:00~25:30(17:00~18:00)
    ■5月31日(土)
    フリー走行3: 19:30~20:30(12:30~13:30)
    予選 : 23:00~24:00(16:00~17:00)
    ■6月1日(日)
    決勝: 22:00~(15:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2025年 F1スペインGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    5月30日(金) 20:20~22:10
     <解説>津川哲夫・浜島裕英 <実況>黒瀬翔生
    ■フリー走行2
    5月30日(金) 23:50~25:40
     <解説>津川哲夫・浜島裕英 <実況>黒瀬翔生
    ■フリー走行3
    5月31日(土) 19:20~21:10
     <解説>浜島裕英・川井一仁 <実況>黒瀬翔生
    ■予選
    5月31日(土) 22:50~27:00
     <解説>浜島裕英・川井一仁 <実況>黒瀬翔生
    ■決勝
    6月1日(日) 21:10~27:00
     <解説>浜島裕英・川井一仁 <実況>黒瀬翔生
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1スペインGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    5月30日(金) 20:30~
     <解説>田中健一 <コメンテーター>笹川裕昭
    ■フリー走行2
    5月30日(金) 24:00~
     <解説>柴田久仁夫 <実況>笹川裕昭
    ■フリー走行3
    5月31日(土) 19:30~
     <解説>柴田久仁夫 <実況>サッシャ
    ■予選
    5月31日(土) 23:00
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ
    ■決勝
    6月1日(日) 22:00~(配信開始21:20~)
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ <ゲストモデレーター>松下信治
    ※時間はいずれも日本時間

    サーキット情報
    FORMULA 1 ARAMCO GRAN PREMIO DE ESPAÑA 2025
    2025年F1 スペイングランプリ
    サーキット名: カタルーニャ・サーキット
    コース全長: 4.657km
    周回数:66
    レースディスタンス:307.236㎞
    ラップレコード:1分16秒330 / マックス・フェルスタッペン(2023年)

  • F1スペインGPからフロントウイング新規制 マクラーレンは切り抜ける?

    F1スペインGPからフロントウイング新規制 マクラーレンは切り抜ける?

    F1の有力ジャーナリストが、フレキシブルフロントウイングに対する新たな規制が今週末のバルセロナで施行されても「状況は大きく変わらないのではないか」と疑問を呈している。

    現在のルールの下でも、実際には目に見えるほど柔軟性を持ちながら規定テストを通過しているマクラーレンが、この新たな厳格化によって大きな影響を受けることはないと主張している。

    しかし、フェラーリF1チーム代表のフレデリック・バスールは、バルセロナGPが「2025年シーズンの転換点」になる可能性があると見ている。

    マックス・フェルスタッペンの父で共同マネージャーのヨス・フェルスタッペンも同意する。

    「ファンにとってもF1にとっても、これは理想的な展開だ」とヨスはオランダ紙『De Telegraaf』に語った。「シーズンを通じて誰かが20戦勝つような単調な展開ではなく、エキサイティングなシーズンになる方が望ましい。でも、それ以上に重要なのは、イコールコンディションであることだ」

    「一部のチームはあまりにも長い間、可変フロントウイングの恩恵を受けてきた。それはフェアじゃないと思う」と続けた。

    マクラーレン F1 スペイングランプリ

    しかし、ドイツ『Auto Motor und Sport』誌の記者ミハエル・シュミットは、マクラーレンのライバルやファンに対して、「今回の規制強化は勢力図に大きな影響を与えないかもしれない」と警告している。

    「走行中にウイングがたわむこと自体が禁止されたわけではない」とシュミットは指摘。「今回の変更点は、テストをクリアする条件が約30%厳しくなったということだけだ。だから、科学的に高度な手法を駆使してそのテストを通過できれば、ウイングは今と同じように動かすことができる」

    「マクラーレンなら、それができるような気がする」とも述べた。

    ただし、フェラーリにとっては新しい、より剛性の高いウイングが有利に働く可能性もあるという。「バスールによれば、彼らは昨年、この分野で最も保守的なチームであり、現在の仕様のウイングに最後まで手を出さなかったチームだった」とシュミットは説明する。

    「それでも、マクラーレンへの影響はほとんどないと思う。彼らは自分たちが何をしているかを正確に理解している。リアウイングの規制が強化されたときでさえ、結局何も変わらなかったのだから」と締めくくった。

  • 平川亮 F1スペインGPでハースF1チームとの今季2回目のFP1出走

    平川亮 F1スペインGPでハースF1チームとの今季2回目のFP1出走

    平川亮が、今週末のF1第9戦スペインGPで再びフリー走行1回目(FP1)に出走する。マネーグラム・ハースF1チームのリザーブドライバーとして今季4回予定されている公式セッションのうち、今回は2回目。3月のバーレーンGP以来となるF1マシンでの実戦走行に臨む平川は、限られた1時間の中で最大限の貢献を目指す。

    「まず最初に、再びFP1を走るチャンスをいただけて本当に感謝しています。チームに心から感謝したいです。バルセロナは高速コーナーが多く、長いストレートもあってチャレンジングなサーキットですが、バーレーンの時よりもはるかに準備が整っています」と平川亮はコメント。

    「エンジニアリングチームと一緒にしっかり準備を進めてきましたし、1時間という短いセッションではありますが、その中でできる限りのデータを取って、チームの週末が良いものになるよう貢献したいと思っています」

    「限られた時間の中でベストを尽くして、最大限の成果を持ち帰れるよう集中します。走行が本当に楽しみです」

    平川亮 ハースF1チーム スペイングランプリ

    今大会の舞台であるバルセロナ・カタルーニャ・サーキットは、1991年からF1スペインGPを開催してきた歴史あるコースで、高速かつ長いコーナーを特徴とする。空力性能とタイヤマネジメントが重視されるこのサーキットで、ハースがイモラで導入したアップグレードの性能をより明確に検証する絶好の機会となる。

    チームのテクニカルディレクター、アンドレア・デ・ゾルドは次のように述べている。

    「バルセロナに戻って来られるのは嬉しい。ここは歴史あるF1サーキットであり、空力プラットフォームの安定性や適切なセットアップのバランス、そしてタイヤマネジメントが非常に重要な場所だ。これらすべてを高水準でまとめなければ、好パフォーマンスは得られない」

    「今回のコースは、前の2戦とはまったく異なる特性を持ち、滑らかで高速、そして長いコーナーが多い。イモラで導入したアップグレードはこのコースに合っていると考えていて、初めてそのポテンシャルを完全に引き出せる機会になるはずだ」

    「さらに、今回からはフロントウイングに関する新たな合法性試験が導入される。より厳しい剛性テストにより、フロントウイングやフラップの剛性が増し、空力特性が変化する。全チームがウイングを再設計しており、この変化が勢力図にどんな影響を与えるか注目している」

    レギュレーション変更とアップグレードの評価が重なる今回のスペインGPで、ドライバーたちも意気込みを語る。

    オリバー・ベアマンは次のように話す。

    「不運が続いていたからこそ、イモラで投入したアップグレードの実力をしっかり試せるのが楽しみだ。マシンには自信があるし、ペースも十分にある。このサーキットでは多くの経験があるから、トリプルヘッダーの締めくくりとして良い週末にしたい」

    「カタルーニャ・サーキットはダウンフォースが重要で、オーバーテイクは簡単ではないけど、VF-25のポテンシャルを示すにはうってつけだ。チームの多くのメンバーが3週間ぶりに戻ってくる中で、良い結果を出して、気持ちよく家に帰ってもらいたいと思っている」

    また、エステバン・オコンにとってもバルセロナは思い入れのある地だ。

    「スペインは自分にとって特別な場所で、家族の一部がこのサーキットの近くに住んでいるし、レーシングキャリアの中でもよく来ていた。初めてシングルシーターに乗ったのもスペインで、フォーミュラ・ルノーでの初優勝もここだった。F1の“ホーム”のような場所で、長年ウインターテストも行われてきた。とてもよく知っているサーキットだし、ハイスピードコーナーが多くて楽しい。マシンがこういう高速サーキットでどう感じられるか楽しみにしている」

    「トリプルヘッダーの最後の戦いになるけど、こうして続けてレースができるのは良いことだ。連戦となると作業量は2倍にも3倍にもなるけど、勢いに乗れている時はその流れを維持できる。課題がある時は、じっくり分析する時間が欲しくなるけど、今のところ自分はまだフレッシュな状態だ。シーズンはまだ始まったばかりだからね」

    3戦連続開催の締めくくりとなるスペインGP。新レギュレーション対応と空力評価が重なる中で、平川亮が果たす役割は大きい。わずか1時間という限られた時間の中で、F1ドライバーとしての成長と技術的貢献の両方を示すことが期待されている。

  • F1スペインGPで新フロントウイング規制が導入 チーム代表たちの見解は?

    F1スペインGPで新フロントウイング規制が導入 チーム代表たちの見解は?

    2025年F1第9戦スペインGPでは、FIA(国際自動車連盟)が導入する新たな技術規則が注目を集めている。今回の焦点はフロントウイングのたわみ(フレキシブルウイング)に対する新基準だ。FIAは近年、空力パーツの柔軟性が性能に大きく影響しているとして監視を強化しており、今季序盤にはリアウイングのテストを厳格化したが、フロントウイングについては対応の猶予を各チームに与えていた。その期限が今週末のバルセロナで迎えられる。

    これにより、空力パフォーマンスが重要なバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで勢力図が変動する可能性がある。すでに一部のチームが規制に先行して対応したとされる一方で、技術的な余地を使い切っていたチームにはパフォーマンス低下の懸念もある。では、この新ルールが実際にどのような影響を与えるのか。F1モナコGP終了後、主要6チームの代表や技術責任者が見解を語った。

    アンドレア・ステラ(マクラーレン)
    「自分で“リンゴ、ナシ、モモ”の話なんて持ち出したからには、もうちょっと準備しておくべきだったかもね。モナコは“モモ”だった。バルセロナではフェラーリがどこまでやれるか、すごく興味がある。これから先のサーキットの中には、サウジアラビアやイモラと同じカテゴリに入るシルバーストンのようなところもあって、レッドブルが強くなると思う。一方で低速コーナーが多いカナダでは、マクラーレンが強いはずだ。バルセロナはその中間にあたる感じで、フェラーリはターン3、4、12で非常に速かったから、きっと速いと思うよ」

    スペイングランプリ 新フロントウイング規制 マクラーレン

    フレデリック・バスール(フェラーリ)
    「新しいフロントウイング規制は、全チームにとってバルセロナが重要な転機になる。我々はかなり以前からこの件に取り組んできた。この規制変更は勢力図に大きな影響を及ぼす可能性がある。なぜなら、各チームがどう影響を受けるのか、まだ誰にも分からないからだ。我々は規則に従い、よりうまく機能させられるよう集中していく」

    クリスチャン・ホーナー(レッドブル)
    「これが(他のエリアに)どう影響するかはまだ分からない。大きな変更であることは間違いないから、何らかの影響はあるはずだ。ただし各チームは事前に対応しているはずなので、中立に収まるかもしれないし、タイヤのデグラデーション(劣化)に影響が出るかもしれない。いずれにせよ、楽になることはないね」

    スペイングランプリ 新フロントウイング規制 レッドブル・レーシング

    トト・ヴォルフ(メルセデス)
    「見た限りでは、フェラーリはフレキシウイングの中でもかなり保守的だった。この規制変更が勢力図に何か影響を与えるかどうかは分からないが、新たな興味の対象になるのは確かだ」

    アンディ・コーウェル(アストンマーティン)
    「我々はフロントウイングを一部変更している。金曜日に走って、どういう挙動になるか見てみるよ。そして、他チームにもどんな影響が出たのか、頭を上げて観察するかもしれない」

    ジョナサン・ウィートリー(ザウバー)
    「この件については、もう長いこと話されてきたと思う。昨年、そして今年の序盤にも、一部のチームがこれで大きなアドバンテージを得ていた。でもF1のチームは皆非常に賢いから、その優位性の喪失をどうにか補おうとしてくるはず。バルセロナはエアロ重視のサーキットだから、予選が終わるころにははっきりと見えてくるだろうね」

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    各チームのコメントからは、新フロントウイング規制に対する温度差が浮き彫りとなった。先を見据えて早期対応を進めてきたチームもあれば、影響の大きさを見極めようとする姿勢のチームもある。とはいえ、バルセロナのような空力依存度の高いサーキットでは、この変更が性能差として表面化する可能性が高く、週末のパフォーマンスは今後の勢力図を占う試金石となる。スペインGPのフリー走行と予選は、各チームがどこまで順応し、どれほどの影響を受けているのかを映し出すことになるだろう。

  • ザウバーF1チーム スペインGPでリバリーを“デジタルアップグレード”

    ザウバーF1チーム スペインGPでリバリーを“デジタルアップグレード”

    ザウバーF1チームは、スペインGPに向けてマシンのリバリーに「デジタルアップグレード」を施したことを、SNSプラットフォームのInstagram上で公開した。

    バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催される今週末のラウンドでは、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトがこの新たなリバリーを纏って出走する。

    スペイングランプリのデザインは、ザウバーF1チームにとってマイアミGPに続く今季2回目の特別仕様となる。

    チームはこの三連戦の最終ラウンドに臨むにあたり、オーストラリアGPでヒュルケンベルグが7位入賞を果たして以来となる、今季2度目のポイント獲得を目指している。

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  • F1アフリカGP計画が停滞 バルセロナ開催継続に追い風か

    F1アフリカGP計画が停滞 バルセロナ開催継続に追い風か

    ここ数年、F1のCEOステファノ・ドメニカリのもと、リバティ・メディアはアフリカ大陸でのグランプリ開催に強い関心を示してきた。現在のF1世界選手権で唯一レースが行われていないのがアフリカ大陸だ。

    候補地としては、南アフリカのカラミ、ケープタウン、さらにルワンダの3か所が挙げられてきたが、モナコGPの週末にドメニカリはこれらの計画がいずれも停滞していることを認めた。

    「交渉は続いている」とドメニカリは語り、「少しずつ前進しており、最適な解決策を見つけるために共に取り組んでいる」と明かした。

    「しかし、新たな機会が生まれた場合には、その地で長期的に開催できる保証があるかを確認することが非常に重要だ。短期間しかレースができない場所に行くわけにはいかない」

    さらに、「現在、3つの候補地と議論を重ねているが、短期的に決定が下されることはないと見ている。アフリカ大陸でグランプリを開催することには非常に興味があるが、今は適切な計画を見つけることが課題だ。できるだけ早くこのプロジェクトについてより多くの情報を伝えられることを願っている」と語った。

    このようなアフリカ開催の難航は、2026年にスペイングランプリの冠タイトルをマドリードに奪われる予定のバルセロナにとって、朗報となる可能性がある。現在のF1との契約は2026年で満了を迎える。

    新たな契約を巡る交渉の中心人物は、カタルーニャ地域の経済大臣であり、バルセロナのF1サーキットの代表でもあるミケル・サンペル氏だ。

    スペイン紙『ディアリオ・スポルト』によれば、サンペル氏は「交渉は非常に順調に進んでおり、前向きな状況にある」と語っている。

    「それが現実だが、同時にそれは何の保証にもならない。現在、非常に多くの利害関係者がおり、世界中にグランプリ開催を希望するサーキットがある。このような交渉では、MotoGPとドルナとの契約締結時と同様に、極めて慎重に動く必要がある」

    またサンペル氏は、F1開催を狙うのはマドリードだけではないとし、「他の都市からの競争もある」と締めくくった。

  • マックス・フェルスタッペン「F1タイトルより1戦1戦に集中」

    マックス・フェルスタッペン「F1タイトルより1戦1戦に集中」

    4度のF1ワールドチャンピオンであり、5度目の戴冠も視野に入るマックス・フェルスタッペン。しかし、本人は「タイトル争いの計算」を始めるつもりはないようだ。

    モナコGPで苦戦を強いられた週末を終えた後、レッドブルF1のエースは語った。「1戦1戦集中して走るだけ」。ポイント差やチャンピオンシップの行方に意識を向ける様子はなかった。

    モンテカルロでの4位という結果に終わったフェルスタッペンだが、決して落胆はしていない。ランキング首位のオスカー・ピアストリがリードを25ポイントに広げるなか、3位につけるフェルスタッペンは、依然として冷静で揺るがない姿勢を見せている。

    モナコでの苦戦
    「正直言って、チャンピオンシップのことはあまり考えていない。ただ1戦1戦集中したいだけ」とフェルスタッペンは語り、まるでレース中の無線のようにタイトル争いの話題を払いのけた。

    レッドブルは低速コーナーに苦戦し、フェルスタッペンも週末を通して守勢に立たされた。

    予選ではマクラーレン勢とフェラーリ勢の後塵を拝し、決勝では戦略で逆転を狙った。第77周まで引っ張るギャンブルに打って出たが、終盤に波乱は訪れず、長いスティントも奏功せずに4位で終えた。

    「もちろん、サーキットによって競争力がある場合もあれば、苦戦するところもある。今回は明らかに苦しんだ」とフェルスタッペンは説明した。

    「でも正直、今の世代のマシンになってからは、毎年モナコでは苦戦してきた。2023年だけはペースが圧倒的だったから勝てたけど、それ以外の年はずっと難しかった」

    マックス・フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    目線はトロフィーより“次の1周”
    表彰台を逃すことはフェルスタッペンにとって満足できる結果ではないが、レッドブルが持てる力を尽くしたことは認めている。

    「この週末のペースを考えれば、良い仕事ができたと思う」とコメント。

    「でももちろん、チームとしてはP4に満足するわけにはいかない。ただ、マシンの限界が分かっている以上、それも受け入れないといけない」

    次戦はスペインGP。高速コーナーが中心のカタロニア・サーキットは、レッドブルF1にとってはより適した舞台となるはずだ。

    フェルスタッペンは、過去を引きずることも、先を見すぎることもせず、いまこの瞬間のレースに集中している。

    「日曜ごとに走るだけ」――それが今の彼のモチベーションだ。

  • ウィリアムズF1 ビクター・マルタンスをスペインGPのFP1に起用

    ウィリアムズF1 ビクター・マルタンスをスペインGPのFP1に起用

    ウィリアムズ・レーシングは、次戦F1スペインGPのフリープラクティス1(FP1)で、ビクター・マルタンスがFW47をドライブすることを発表した。これがマルタンスにとってF1レース週末での初走行となる。

    マルタンスは2025年3月にウィリアムズ・ドライバー・アカデミーに加入。現在はFIA F2選手権の3年目にあたるシーズンに参戦しており、ARTグランプリから出場している。今季はすでにサウジアラビアのフィーチャーレースで表彰台を獲得し、メルボルンではポールポジションも記録している。

    フランス出身のマルタンスは、2022年のF3選手権でアイザック・ハジャーやオリー・ベアマンとの接戦を制し、モンツァでの最終戦でタイトルを獲得した実績を持つ。

    F2昇格後は、ARTグランプリを2023年のF2チームタイトルへと導き、2024年にはバルセロナでの勝利を含む5度の表彰台を獲得している。

    FP1デビューに向け、マルタンスは今季初めにモンツァで行われたTPC(旧型車テスト)プログラムに参加。FW45をドライブし、同じアカデミードライバーであるルーク・ブラウニングと共に走行を重ねた。

    マルタンスは次のようにコメントしている。

    「バルセロナで初めてFW47をドライブできることが本当にうれしい。チームのために走ることができるのは素晴らしい経験になるはずだ。自分自身とチームにとって有意義なセッションにできるよう、できる限り準備を進めている」

    「このチャンスを与えてくれたアトラシアン・ウィリアムズ・レーシングの皆さんに心から感謝しているし、一瞬一瞬を楽しみにしている」

    ビクター・マルタンス スペイングランプリモナコGP週末の走行中、ARTグランプリのマシンを駆るビクター・マルタンス

    ウィリアムズのスポーティングディレクターであるスヴェン・スミーツは、次のように語った。

    「ビクターがアトラシアン・ウィリアムズ・レーシングのマシンで初めてF1セッションに参加することを誇りに思う。彼は才能あるドライバーであり、アカデミーの一員としてキャリアを前進させる重要なステップとなるだろう」

    「TPCプログラムやグローブでのシミュレータ作業が彼の準備を整えており、今週末ガレージで彼の姿を見るのが楽しみだ」

    マルタンスのFP1出走は、今季ウィリアムズが義務づけられている若手ドライバー起用枠の2回目となる。第1回は、開幕戦バーレーンGPのFP1でブラウニングが担当した。

  • マクラーレンF1 “リビエラ風”特別カラーを公開 モナコGP&スペインGPで投入

    マクラーレンF1 “リビエラ風”特別カラーを公開 モナコGP&スペインGPで投入

    マクラーレンは、今週末のF1モナコGPおよび翌週のスペインGPで使用するマシンに、“リビエラ・インスパイア”と銘打たれた特別カラーリングを施すことを発表した。

    この特別仕様は、チームパートナーであるOKXとのコラボレーションにより実現したもので、1968年ベルギーGPで創設者ブルース・マクラーレンがチーム初勝利を挙げた伝説的マシン「M7A」に敬意を表しつつ、「リビエラの優雅さから着想を得たデザイン」であるという。

    M7Aは、マクラーレンにとって初のF1勝利をもたらしたマシンであると同時に、現在の“パパイヤオレンジ”として知られる象徴的なチームカラーが初めて導入されたマシンでもある。

    この“リビエラ風”の新デザインは、モナコとスペインの両GP週末を通じて、2台のMCL39マシンに施される。また、ドライバーのランド・ノリスとオスカー・ピアストリも、モナコでは新デザインに合わせたレーシングスーツを着用する予定だ。

    マクラーレン F1 モナコグランプリ

    マクラーレン・レーシングのチーフ・マーケティング・オフィサー、ルイーズ・マキューエンは次のように述べている。

    「私たちは常に、誇り高き歴史を称えることができることを嬉しく思っている。OKXと協力してこの最新のカラーリングを実現できたことは、私たちの歴史を祝うと同時に、マクラーレンとOKXという2つのブランドが共有する革新性と未来志向の精神を表現する素晴らしい機会である。次の2戦でこのマシンが走る姿を見るのが楽しみだ」

    なお、マクラーレンがモナコGPで特別カラーを採用するのはこれが初めてではない。昨年はアイルトン・セナにインスパイアされたデザインを披露し、その前の2023年には、チーム創設60周年記念として“トリプルクラウン”にちなんだパパイヤ、白、黒の1戦限りのカラーリングを採用。2021年には、当時のパートナーであるガルフ・オイルの象徴的な青とオレンジのカラーをF1に復活させていた。

    マクラーレン F1 モナコグランプリマクラーレン F1 スペインGPマクラーレンF1 スペイングランプリ

  • F1スペインGPはマドリードが継承 バルセロナ「新名称はまだ分からない」

    F1スペインGPはマドリードが継承 バルセロナ「新名称はまだ分からない」

    スペイン当局は、F1とのバルセロナ開催契約延長交渉について、依然として沈黙を保っている。

    現在のカタロニア・サーキットとの契約は2026年までであり、その年にはマドリードで新たな長期契約による市街地レースが初開催される予定だ。

    注目すべきは、マドリードが正式に「スペイングランプリ」の名称を引き継ぐ点であり、バルセロナ側は自身のレース名称について「まだ分からない」と認めている。

    「どう呼ばれることになるかは、数日後、あるいは数か月後に分かることだ」と、カタルーニャ州の経済担当大臣ミケル・サンペルは、2025年のバルセロナF1スペインGP発表イベントに出席した際、スペインの記者団に語った。

    「それ以上のことは言えない。というのも、私たちもそれ以上のことは知らないし、たとえ知っていたとしても口にできない」と彼は続けた。

    「ただ一つはっきりしているのは、私たちはこのグランプリの開催を今後も続けていきたいということ。来年が現在の契約の最終年だというのは周知の事実であり、私たちはその契約延長に向けて交渉を進めている」

    今年初め、バルセロナはMotoGPとの開催契約を2031年まで延長しており、サンペルはその交渉手法をF1にも適用したい考えを示した。

    「MotoGPと同様に、物事をうまく進めるカギは“沈黙”にある」とサンペルは述べた。「成功の鍵は“慎重さ”だ。だから、交渉の内容を説明することはできない。ただし、合意に達すれば、できる限り迅速に公表するつもりだ」

    「現時点で、私たちはまさに交渉の真っただ中にある」とサンペルは強調した。

    一方で、モントリオールはすでに2031年までF1との契約が延長されているにもかかわらず、『Le Journal de Montreal』紙は、地元当局がマイアミのようなさらに長期的な新契約を目指して動いていると報じている。

    「他の開催地が契約を延長しているのを見て、私たちも意志を伝えた」とある政府関係者は語っている。

    「協議は友好的に進んでいるが、可能性がないとは言えない」とその関係者は付け加えた。