カテゴリー: F1シンガポールGP

  • ウィリアムズ F1シンガポールGP予選で両車失格の見通し DRS違反が発覚

    ウィリアムズ F1シンガポールGP予選で両車失格の見通し DRS違反が発覚

    ウィリアムズは、2025年F1シンガポールGP予選での技術的違反により、2台とも失格となる見通しだ。

    アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツは、日曜のマリーナベイ・サーキットで行われる決勝に向けて、意外にも控えめな12番手と13番手という結果で予選を終えていた。

    しかし、両者のマシンが予選後の車検に不合格となり、スチュワードの審議対象となっている。

    DRSフラップの検査の際、両マシンのリアウイング外側部分で、許容されている最大開口量85mmを両側で超過していたことが確認された。

    技術規定違反は通常、白黒はっきりした問題であり、失格処分が下されるのが通例だ。

    この出来事は、サインツが前戦アゼルバイジャンGPでウィリアムズ加入後初の表彰台を獲得した直後のレースで起きた。

    サインツはプラクティスを通じて再び好調な走りを見せ、ペース面でアルボンを上回り、トップ10入りのチャンスも十分にあった。

    しかしウィリアムズはQ1でもQ2でも苦戦し、さらに予選後の車検不合格がチームの失望に拍車をかける結果となった。

  • F1シンガポールGP予選:ジョージ・ラッセルがポール獲得 角田裕毅はQ2敗退

    F1シンガポールGP予選:ジョージ・ラッセルがポール獲得 角田裕毅はQ2敗退

    ジョージ・ラッセルがQ3で圧巻のラップを2度披露し、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGP予選を制した。メルセデス勢は再び輝きを放ち、マックス・フェルスタッペンとオスカー・ピアストリを抑える形でポールポジションを獲得した。

    Q2でトップに立ったラッセルは、その勢いのままポールポジションを懸けた最終セッションに突入。1回目のアタックで1分29秒165を記録し、ライトの下でコンクリートウォールをかすめながら限界までマシンをプッシュした。

    その後、最終アタックでさらに0.007秒更新して1分29秒158をマーク。ライバルたちが挑戦するも誰もこのタイムを破ることはできず、ラッセルは6月のカナダGP以来となる今季2度目のポールポジションを手にした。

    レッドブルのフェルスタッペンはラジオで怒りの言葉を発するほど悔しさを滲ませ、0.182秒差の2番手に終わった。3番手にはマクラーレンのピアストリ、4番手にはメルセデスのキミ・アントネッリ、5番手にはランド・ノリスが続いた。

    フェラーリ勢はポール争いに加わるだけの速さを欠き、ルイス・ハミルトンが6番手、僚友シャルル・ルクレールが7番手。ルクレールはQ2で脱落圏に沈む場面もあったが、最終ラップで見事にリカバリーを果たした。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは予選のスターの一人で、見事にマシンをQ3に持ち込み8番手を獲得。ハースのオリバー・ベアマンとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソも健闘し、それぞれ9位と10位につけた。

    キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、最近の苦戦を払拭するパフォーマンスで11位を確保。ウィリアムズ勢のアレックス・アルボンとカルロス・サインツがわずか0.03秒差で続いた。

    レーシングブルズのリアム・ローソンはFP2とFP3でのクラッシュから見事に立て直し、Q2進出を果たして14番手に。15番手にはレッドブルの角田裕毅が入り、最近の進歩を見せたものの、今回は結果に結びつかなかった。

    ザウバーのガブリエル・ボルトレトは僚友ヒュルケンベルグとともにQ2入りを逃し、16番手。アストンマーティンのランス・ストロールはチームメイトのアロンソに大きく差をつけられ17番手となった。

    アルピーヌ勢は依然として厳しい予選を強いられ、フランコ・コラピントが18番手、ピエール・ガスリーが20番手(Q1終盤にストップ)。ハースのエステバン・オコンは19番手に終わった。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「ポールを取るにはあと0.4秒も速く走れる余地はなかったと思う」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「ポール争いは接戦になったかもしれないけど、前で2秒も低速走行しているクルマがいたら難しい。ちゃんと記録されているよ」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「ポールポジションを獲れて最高だ。昨日はさまざまな理由で本当に大変な一日だったから、今日こうして結果を出せてうれしい。マシンにはポテンシャルがあるとわかっていたし、キミ(・アントネッリ)が素晴らしい走りをしていたのを見て、彼に刺激を受けたんだ」

    2025年 F1シンガポールGP 予選

    F1 シンガポールGP 予選 結果・ラップタイム

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分29秒158
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分29秒340
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分29秒524
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分29秒537
    5.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分29秒586
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分29秒688
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分29秒784
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分29秒846
    9.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分29秒868
    10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分29秒955
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.角田裕毅(レッドブル)
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    19.エステバン・オコン(ハース)
    20.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は15番手…F1シンガポールGP 予選 結果・タイムシート

    角田裕毅は15番手…F1シンガポールGP 予選 結果・タイムシート

    2025年F1シンガポールGP 予選の暫定結果・タイムシート。10月4日(土)にマリーナベイ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル,(メルセデス)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は15番手でQ2敗退となった。

    追記
    セッション中、ガスリーのマシンがストップした影響で黄旗区間が発生しており、ボルトレト、ヒュルケンベルグ、角田裕毅が最終アタック中に通過したとして、予選後にスチュワードの審議対象となっていたが、審議の結果、「違反なし」と判断されてペナルティが科されることはなかった。

    しかし、12番手のアレクサンダー・アルボン、13番手のカルロス・サインツJr.(ともにウィリアムズ)がDRSの規定違反で失格となり最後尾スタートに。14番手のリアム・ローソン以降のグリッドが2つずつ繰り上がることになった。

    ■ ラッセルが圧巻のポールポジション、シンガポールで再びメルセデス1番手
    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分29秒158でポールポジションを獲得。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.182秒差をつけた。カナダGP以来となる今季2度目のポールで、2戦連続のメルセデスvsレッドブルの最前列対決となった。ラッセルは最終アタックで壁すれすれの走りを披露し、「ナイスジョブ」と落ち着いた声で無線に応じた。

    ■ フェルスタッペンは0.2秒差の2番手、レースペースに照準
    フェルスタッペンは最終アタックで第2セクターが伸びず、ラッセルのタイム更新を断念。2番手に留まったが、ロングランでは強さを見せており、決勝での逆転を狙う。チーム無線では冷静な様子を保ち、レース重視のセットアップを示唆した。

    ■ ピアストリ3番手、アントネッリ4番手で2列目にマクラーレンとメルセデスが並ぶ
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分29秒524で3番手、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が4番手。若手2人が2列目を分け合った。ピアストリは壁ギリギリまで攻める走りでチームメイトを上回り、アントネッリも「本当に輝いている」と評された好走を見せた。

    ■ ノリス5番手、ハミルトンは6番手 フェラーリ勢はQ3で伸び悩む
    ランド・ノリス(マクラーレン)はセットアップに苦しみ、5番手にとどまった。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は使用済みタイヤでのアタックを強いられ6番手。チームメイトのシャルル・ルクレール(7番手)は第1セクターでミスを喫し、上位に食い込めなかった。

    ■ ハジャー、ベアマンが健闘のトップ10入り アロンソは10番手
    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が8番手、オリバー・ベアマン(ハース)が9番手でQ3進出を果たした。ベアマンにとってはシルバーストン以来の快挙で、今回はグリッドペナルティもなく正真正銘のトップ10入り。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はQ3でわずかに伸びず10番手。

    ■ 角田裕毅は15番手でQ2敗退、イエローフラッグ影響も
    角田裕毅(レッドブル)はQ2で15番手に終わった。ガスリーのストップによるイエローフラッグ区間で最終アタックが妨げられ、ピットでセッションを終えた。チームメイトのフェルスタッペンがフロントロウを確保しただけに、悔しい結果となった。

    2025年F1 シンガポールGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒928 1分29秒562 1分29秒158
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒028 1分29秒572 1分29秒340
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒313 1分29秒813 1分29秒524
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分30秒036 1分29秒649 1分29秒537
    5 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分29秒932 1分29秒809 1分29秒586
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分29秒765 1分29秒936 1分29秒688
    7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分30秒370 1分29秒914 1分29秒784
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分30秒214 1分30秒016 1分29秒846
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 1分30秒420 1分30秒054 1分29秒868
    10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分30秒745 1分30秒076 1分29秒955
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分30秒715 1分30秒141  
    12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分30秒775 1分30秒202  
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分30秒640 1分30秒235  
    14 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分30秒681 1分30秒320  
    15 22 角田裕毅 レッドブル 1分30秒574 1分30秒353  
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分30秒820    
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分30秒949    
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分30秒982    
    19 31 エステバン・オコン ハース 1分30秒989    
    20 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分31秒261    
  • ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP赤旗違反疑いも「違反なし」判定

    ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP赤旗違反疑いも「違反なし」判定

    7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、シンガポールGPの最終プラクティス中に発生した赤旗違反の疑いについて調査を受けたが、最終的にペナルティを科されることはなかった。

    セッション開始15分後、レーシングブルズのリアム・ローソンがクラッシュし赤旗が提示された際、ハミルトンが規定に反して走行した可能性があるとしてスチュワードに注目された。

    現場では赤旗に対応して減速する様子が見られたが、その後ピットへ戻る途中でスピードを上げていた。

    プラクティス中の赤旗違反は通常、グリッド降格ペナルティが科される。ハースのオリバー・ベアマンは今季すでに2度、赤旗中の違反でグリッドペナルティを受けている。モナコでは赤旗中のオーバーテイクで10グリッド降格、シルバーストンでは赤旗中のピットレーンでのクラッシュで同様の処分を受けた。

    しかし今回は、スチュワードは規則違反がなかったと判断した。

    なぜルイス・ハミルトンは罰せられなかったのか
    「スチュワードは44号車(ルイス・ハミルトン)のドライバーおよびチーム代表から事情を聴取し、位置データ、映像、タイミング、テレメトリー、チームラジオ、そして車載カメラ映像を精査した」とスチュワードは声明で述べた。

    「30号車(リアム・ローソン)のインシデントにより赤旗が出された期間中、ハミルトンは一見して高い速度で走行していたように見えた。しかしテレメトリーデータの分析によれば、赤旗の提示からピットレーン進入までの間、ハミルトンは2025年FIA F1競技規定第37.6(a)条で定められた最小時間を上回っていたことが確認された」

    「ピットレーン進入時の速度は、同様の状況における他車よりわずかに高かったものの、ドライバーは終始完全に車両をコントロールしており、安全でない走行と見なされるような行為はなかった」

    「スチュワードは状況下でより大きな減速が望ましかったと考えるが、適用される規則に違反した証拠はないと結論づけた。」

  • F1シンガポールGP 予選Q2:角田裕毅は15番手で敗退 ローソン14番手

    F1シンガポールGP 予選Q2:角田裕毅は15番手で敗退 ローソン14番手

    2025年F1第18戦シンガポールGPの予選Q2では、レッドブルの角田裕毅が15番手で敗退。メルセデス勢が終始好調を維持する中、フェラーリのカルロス・サインツ、レーシングブルズのリアム・ローソンらもここで姿を消した。

    セッション序盤、メルセデスのキミ・アントネッリが1分29秒649をマークしてトップに立つと、直後にジョージ・ラッセルがさらに上回るタイムを記録。両者がQ2をリードした。フェルスタッペン(レッドブル)もそれに続き、上位はメルセデス2台を挟む形で形成された。

    終盤はコースのグリップが向上し、各車がソフトタイヤで最終アタックに挑む。サインツは11番手止まりで突破ならず。ルクレールはウォール接触でフロントウイングを交換後にコースへ戻り、2セクター目で持ち直して6番手に浮上した。この結果、ヒュルケンベルグ(ハース)が脱落。角田裕毅は15番手のままピットに留まり、ラップを完了できなかった。

    アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は一時9番手に入るも、最終的に他車の改善により12番手に後退。ローソンは14番手でにQ2敗退となった。

    最終的なQ2脱落者は以下の通り:

    ■ 11位 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    ■ 12位 アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    ■ 13位 カルロス・サインツ(フェラーリ)
    ■ 14位 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    ■ 15位 角田裕毅(レッドブル)

    セッション中、ガスリーのマシンがストップした影響で黄旗区間が発生しており、ボルトレト(5)、ヒュルケンベルグ(27)、角田裕毅(22)、ラッセル(63)ら複数台が最終アタック中に通過したとして、予選後にスチュワードの調査対象となっている。

  • F1シンガポールGP予選Q1:角田裕毅が10番手突破もガスリーの黄旗で審議

    F1シンガポールGP予選Q1:角田裕毅が10番手突破もガスリーの黄旗で審議

    2025年F1シンガポールGPの予選Q1では、ガブリエル・ボルトレト(マクラーレン・リザーブ/スポット参戦)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の5名が脱落した。

    セッション終盤、残り5分時点ではヒュルケンベルグ、オコン、ガスリー、角田裕毅、アントネッリがドロップゾーンに位置。アントネッリはサインツとの接触でまだタイムを記録しておらず、新しいソフトタイヤでの一発勝負に臨んだ。

    上位ではランド・ノリスが1分29秒932でトップに立ち、フェルスタッペン、ベアマン、ハミルトン、ルクレールが続いた。

    オスカー・ピアストリは8分前に新品タイヤで再度コースイン。マクラーレンはQ2進出を確実にするためリスクを取らず、燃料を多めに積んで複数アタックを行う作戦を採用。6分時点で安全策を取って6番手タイムを記録したが、さらなるアタックに備えていた。

    3分前にはアントネッリがセクター1・2でパープルを出し、ノリスに0.1秒差の2番手に躍進。ジョリオン・パーマー(F1TV解説)は「彼は週末を通して非常にアグレッシブで自信に満ちている」と評価した。

    2分前、ボルトレト、ヒュルケンベルグ、オコン、ガスリー、角田が依然危険圏内。ここでハミルトンがトップに浮上し、フェラーリ勢はルクレールが3番手。ピアストリも再びアタックに出る。

    終盤、ターン11でガスリーがマシンを止め、黄旗が掲示される。ステアリングの重さを訴える無線を入れたガスリーの影響で、角田の最終アタックにも支障が出た。ボルトレトは16番手にとどまり脱落。ストロールも14番手止まりで敗退。オコンもタイムを伸ばせずQ1で姿を消した。

    この黄旗区間での走行について、FIAスチュワードは次のように発表している。
    「FIAスチュワード:マシン5(ボルトレト)、27(ヒュルケンベルグ)、22(角田裕毅)、63(ラッセル)のQ1中のインシデントについて、セッション後に調査を行う予定。対象は黄旗区間での違反(Yellow Flag Infringement)」

    結局、Q1を脱落したのは以下の5名となった。

    ■ 16位 ガブリエル・ボルトレト
    ■ 17位 ランス・ストロール
    ■ 18位 フランコ・コラピント
    ■ 19位 エステバン・オコン
    ■ 20位 ピエール・ガスリー

    黄旗の影響で混乱したセッションとなったが、角田裕毅は10番手で突破し、Q2進出を果たしている。

  • F1シンガポールGP 予選展開:ジョージ・ラッセルがコースレコードでPP獲得

    F1シンガポールGP 予選展開:ジョージ・ラッセルがコースレコードでPP獲得

    2025年F1第18戦シンガポールGPの予選は、街の明かりに照らされたマリーナベイ・ストリート・サーキットで開催された。湿度の高い夜の空気のなか、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が渾身の走りで1分29秒165を叩き出し、シーズン2度目のポールポジションを獲得。2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。

    メルセデス勢の好調ぶりが際立つ一方で、マクラーレンは週末を通して苦戦気味。フェラーリ勢は中団に沈み、角田裕毅(レッドブル)はQ2敗退に終わった。明日の決勝では、雷雨の可能性もあり波乱含みの展開が予想される。

    Q1:赤旗と黄旗が交錯、角田裕毅は通過も調査対象に
    予選は現地時間21時、路面温度35℃・湿度68%という蒸し暑いコンディションでスタートした。序盤は路面が非常にダスティで、各車がトラフィックを避けるように間隔を取りながらアタックを開始した。

    開始2分、レーシングブルズのリアム・ローソンがFP2でのクラッシュから見事に修復されたマシンでコースイン。各車が続く中、セッション終盤にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)がターン11でストップし、イエローフラッグが掲示された。

    角田裕毅はこのタイミングで10番手に位置していたが、イエローフラッグ下での走行が問題視され、ジョージ・ラッセル(63号車)、ガブリエル・ボルトレト(5号車)らとともに「黄旗区間での改善疑惑」としてスチュワード調査の対象となった。

    最終的にQ1脱落者はガブリエル・ボルトレト、ランス・ストロール、フランコ・コラピント、エステバン・オコン、ピエール・ガスリーの5名となった。

    Q2:メルセデスが主導権を握り、角田裕毅はここで敗退
    Q2では路面のグリップが急速に上昇し、各車が新品のソフトタイヤで次々にタイムを更新していった。

    マックス・フェルスタッペンが1分29秒747で暫定トップに立ったが、メルセデス勢がここで強さを見せる。キミ・アントネッリが1分29秒649を記録し、フェルスタッペンを0.1秒上回るタイムで首位に浮上。その直後、ジョージ・ラッセルがさらにそのタイムを更新し、トップに返り咲いた。

    このセッションでは、カーロス・サインツ(フェラーリ)がわずかの差で11番手に沈み、アレクサンダー・アルボン、ニコ・ヒュルケンベルグ、リアム・ローソン、そして角田裕毅が脱落。

    角田裕毅はピットに留まり、最終的に15番手でセッションを終えた。

    Q3:ラッセル、壁スレスレの走りで渾身のポール
    10台による最終決戦が始まると、メルセデスが再び主導権を握った。ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリはともに新品のC5タイヤでコースインし、序盤から限界まで攻める。

    ラッセルはターン16〜17のシケインをわずかにかすめながらも、1分29秒165という圧巻のラップをマーク。壁に触れるほどの走りでポールポジションの基準を打ち立てた。

    マックス・フェルスタッペンは「前を走るクルマが2秒もクルージングしていた」と無線で不満を漏らし、最終アタックを中断。オスカー・ピアストリは「ポールにはあと0.4秒届かなかった」と振り返ったが、3番手を確保した。

    ランド・ノリスは2セクター目でタイムを失い、5番手にとどまった。メルセデス勢が上位を独占するなか、マクラーレンはやや後手に回る形となった。

    トップ10と注目ポイント
    最前列はジョージ・ラッセルとマックス・フェルスタッペンという、カナダGP以来の顔合わせ。2列目にはオスカー・ピアストリとキミ・アントネッリ、3列目にはランド・ノリスとルイス・ハミルトンが並ぶ。

    フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが7番手、カーロス・サインツはQ2敗退。アイザック・ハジャーが8番手で再びQ3進出を果たし、オリバー・ベアマン(ハース)が9番手、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が10番手で続いた。

    トップ3コメント
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン):「ポールを取るにはあと0.4秒足りなかったと思う。ここではその差が大きいけど、悪くはない位置だ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル):「ポールには近かったはずだが、前でノリスが2秒遅く走っていて厳しかった。状況はスチュワードに伝えた」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス):「ポールを取れて本当にうれしい。昨日は厳しい一日だったが、チームが見事に立て直してくれた。クルマにはポテンシャルがあると信じていたし、キミ(アントネッリ)の走りにも刺激を受けた」

    明日に向けて
    決勝は現地時間20時(日本時間21時)にスタート予定。メルセデスは今季初の1-2発進を狙う一方で、マックス・フェルスタッペンは逆襲に燃える。

    マクラーレン勢はタイヤマネジメントで勝機を探り、フェラーリ勢は追い上げを期す。マリーナベイの夜が再び明るく照らされるとき、今季のタイトル争いにも新たなドラマが刻まれることになる。

  • F1シンガポールGP 分析:金曜日のデータから読み取るチーム勢力図

    F1シンガポールGP 分析:金曜日のデータから読み取るチーム勢力図

    F1シンガポールGPの初日は、F1の10チームにとって決して順調な一日ではなかった。夜間に行われる唯一のセッションであり、したがって予選前にドライバーたちが唯一本格的な走行機会を得られるセッションであるフリー走行2回目が中断続きとなり、ロングランを完了できたチームはほとんどなかった。複数のドライバーが赤旗や黄旗の影響でソフトタイヤでのアタックを中断せざるを得なかった。そのため、勢力図を読み解くのは非常に難しい状況だが、いくつかの傾向は見えてきた。

    マクラーレンは明暗分かれるも、ピアストリが復調
    選手権リーダーのオスカー・ピアストリは、バクーでの不運な週末(予選と決勝でクラッシュし、今季初のリタイアを喫した)を引きずることなく、すぐにトップに立った。今週末、マクラーレンはチーム選手権制覇に必要な13ポイントを狙うが、その筆頭候補であることを証明してみせた。

    データによると、パパイヤカラーのマシンは低速コーナーでレッドブル、レーシングブルズ、ウィリアムズに劣るものの、中高速域およびストレートでは全車中最速である。予選シミュレーションではレッドブルに対して0.13秒の優位性があり、フェラーリはさらに0.1秒後方に位置している。
    ロングランは読み取りが難しく、セッションが断続的だったことから、メルセデスのみがこの指標を把握するために注力していたようだ。

    それでもデータ上では、マクラーレンは高燃料時でも依然としてクラス最強であり、我々のデータによればレッドブルに対して0.24秒のアドバンテージがあると示している。

    ピアストリは「クルマの状態は良い」と語り、「今日は多くを学べた」と自信を見せた。一方、チームメイトのランド・ノリスにとっては楽しい日ではなく、彼は「自分の走りが良くなかった以外に文句はない」と認めた。

    それでも、昨年シンガポールで優勝したノリスには巻き返す時間がまだ残されている。

    2025年 F1シンガポールGP 予選シミュレースペース

    フェルスタッペン、勢いを継続 金曜に手応え
    シンガポールは、現役4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが現在のカレンダーで唯一勝利していないグランプリである。彼のレッドブルはバンピーなハイダウンフォース・サーキットで苦戦する傾向にあるため、今年そのジンクスを破れるかどうかは未知数だった。

    しかし、夏休み以降に段階的なアップグレードが投入されて以降、チームの調子は上向き、直近の2戦はいずれもローダウンフォース・サーキットで勝利を挙げている。マシン理解の深化や、週末のアプローチにおいても、事前シミュレーションよりもドライバーのフィードバックを重視する方向性にシフトしたことで改善が見られる。

    金曜日、シンガポールでアップグレードを持ち込んだ2チームのうちの1つとして、フロントウイングを小変更したレッドブルは、フェルスタッペンがFP1から速さを発揮し、その流れはFP2にも続いた。

    フェルスタッペンは「バランスをすぐに見つけられたのは非常にポジティブ」と述べ、このトラックでこれまで苦しんできたことを踏まえれば明るい兆しだとしたが、「前方で戦うためにはもう少しペースが必要」とも付け加えた。

    レッドブルは予選シミュレーションでも決勝シミュレーションでも2番手につけており、間違いなく上位争いに加わっている。もっともその速さの多くはフェルスタッペン自身の走りによるものであり、角田裕毅はリズムをつかめず、チームメイトほど仕上がっていなかった。

    金曜にフェルスタッペンがこの位置にいる時は、通常、土曜・日曜でも有力な存在となる。それは、彼がピアストリのチャンピオンシップリード(現在69ポイント差)をさらに削る可能性があることを意味している。

    2025年 F1シンガポールGP レーシシミュレーションペース

    フェラーリ、タイムシート上では目立たずとも戦線に残る
    フェラーリは日中のFP1では速さを見せたが、日没後にライトが灯るとともにマシンはやや扱いづらくなり、FP2の終盤タイムシートではシャルル・ルクレールが9番手、ルイス・ハミルトンが10番手という結果だった。

    それでも両ドライバーはセッション後のメディア対応で前向きな姿勢を見せ、ルクレールは「ポジティブとは言えないことが多かった」としながらも「クルマに速さはある。それがいいところ」と語った。

    チームメイトのハミルトンも同様に前向きで、「このサーキットでクルマを走らせるのが楽しかった」「今日は多くのポジティブな要素があった」と話した。

    理想ラップデータによると、ハミルトンは合計で0.744秒を取りこぼしており、すべてのベストセクターをつなげていれば3番手相当だったという。

    予選データ上ではトップから0.25秒差で、ポール争いに加わるには一晩で何かを見つける必要がある。また、決勝シミュレーションでは0.33秒の遅れを示しているが、FP2ではメルセデスを除きどのチームも複数コンパウンドで十分なロングランを行っていないため、この数字はあくまで参考程度と考えるべきだ。

    2025年 F1シンガポールGP 理想ラップ分析

    アストンマーティン、アロンソが光る ポイント圏内を射程に
    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、今季初めてプラクティスセッションで最速を記録し、FP1でトップに立った。さらにFP2でも4番手につけ、「今年一番の金曜日だ」と自ら評価した。

    2度のワールドチャンピオンであるアロンソは、これまで週末序盤に速さを見せても最終的に順位を落とすことが多かったため、慎重な姿勢を崩さなかったが、金曜に「快適な状態」で「すぐに限界を探れた」と述べたことは注目すべき点だ。
    理想ラップデータでは、すべてのベストセクターをつなげていれば全体最速になっていたという。

    予選シミュレーション上では6番手とされ、Q3進出はやや厳しいかもしれない。しかし、このデータには「アロンソ・ファクター」は含まれていない。彼がフィーリングの良いマシンを手にした時、魔法のような走りを見せることがある。

    アストンマーティンはチーム選手権で2つ上のウィリアムズ(39ポイント差)を追う立場にあり、日曜にはその“魔法”が必要になるだろう。

    2025年 F1シンガポールGP カーパフォーマンス

    メルセデス、波乱の一日でペース評価は難解
    メルセデスのトラックサイド責任者アンドリュー・ショブリンは、チームがFP1で「フロントタイヤを適切に温めることに苦労した」と認め、その結果パフォーマンスを追いかける形になったと説明した。

    FP2前に行った「大幅な変更」によって「マシンはより良い状態になった」とし、ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリの両者が序盤で速さを示した。

    しかし、ラッセルは「奇妙だった」と形容する挙動でターン16の壁にヒットし、わずか6周でセッションを終えることに。
    一方、アントネッリは理想ラップデータ上で1.498秒ものタイムを失っており、これはソフトタイヤアタック中に黄旗から赤旗に変わった際に減速せざるを得なかったためだ。

    その結果、予選シミュレーションでは5番手にとどまったが、決勝シミュレーションでは4番手に浮上。セッション終盤に他チームが予選ペースに注力する中、メルセデスはロングランに焦点を当てたため、実際にはライバルよりも良い状態にある可能性がある。

    彼らは週末唯一の代表的な夜間走行で、ロングラン時のバランスや温度挙動を確認できた数少ないチームであり、日曜には“ダークホース”となるかもしれない。

  • F1シンガポールGP FP3:フェルスタッペン最速も上位5台0.089秒の僅差

    F1シンガポールGP FP3:フェルスタッペン最速も上位5台0.089秒の僅差

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2025年F1シンガポールGPの予選前最後のプラクティスとなるフリー走行3回目(FP3)でトップタイムを記録した。2番手にはマクラーレンのオスカー・ピアストリ、3番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続いた。

    セッション中はたびたびトップが入れ替わったが、最終的にフェルスタッペンが1分30秒148をマークし、ピアストリに0.017秒差をつけて首位を確保した。

    前日のFP2が赤旗中断や多くのトラブルで波乱となったのに対し、この土曜の1時間は、予選に向けた最後の重要な調整の機会となった。

    セッションは現地時間17時30分にスタート。前日よりも高温の中、序盤は比較的静かな展開で、ハース勢が先陣を切ってコースインした。多くのドライバーがミディアムタイヤで走行を開始し、15分経過時点ではフェルスタッペンとラッセルのみがまだタイムを記録していなかった。そんな中、ランド・ノリスが1分31秒021で暫定トップに立ち、エンジニアから「おかえり」と無線が飛んだ。

    直後、リアム・ローソンがターン8手前で縁石に乗り上げ、ウォールにクラッシュ。金曜のFP2に続き、レーシングブルズのマシンがコース上に停止し、赤旗が提示された。

    約35分を残してセッションが再開されると、メルセデス勢のラッセルとキミ・アントネッリがソフトタイヤでコースに戻り、予選シミュレーションを開始。ウィリアムズのカルロス・サインツがターン14のエスケープロードへと逃れ、リバースでコースに復帰する場面もあり、同僚のアレックス・アルボンはC5タイヤで2番手に浮上した。セッション半ばではノリスが首位を維持し、アルボンが0.152秒差の2番手、サインツが3番手につけた。

    その後、アントネッリが1分30秒760でトップに立ったが、その直後、彼がメルセデスに昇格する前に同シートを譲ったルイス・ハミルトンが「赤旗中の違反」で審議対象になったことが伝えられた。続けてアルボンもターン16で一時的にコースオフし、再びイエローフラッグが出された。

    一方、FP1で最速だったフェルナンド・アロンソは、残り15分のところで「マシンを慎重に戻して」と無線を受け、ゆっくりとピットに戻る姿が見られた。その間に他のドライバーたちはソフトタイヤへと切り替え、最後のアタックへ。

    最初にシャルル・ルクレールがソフトタイヤでトップに立ったが、すぐにノリスがそれを更新。最終的にはフェルスタッペンが1分30秒148でトップを奪取した。ラッセルはその間に2番手へ滑り込みつつも、「昨日クラッシュしたコーナーで信頼感がまだ足りない」と語った。

    終盤は多くのドライバーが密集する中、フェルスタッペンがアルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーの間でスペースを探す場面も見られたが、最終的に首位を守り切った。ピアストリはラスト数分で0.017秒差まで迫るラップを記録し、2番手を確保。ラッセルが3番手、アントネッリが4番手と、メルセデス勢が好調を維持した。5番手はノリス、6番手サインツ、7番手にはレーシングブルズのアイザック・ハジャーが入った。

    赤旗違反の審議対象となったハミルトンは8番手。キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとフェラーリのルクレールがトップ10を締めくくった。

    11番手にはアルボン、12番手にキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、13番手・14番手にハース勢のエステバン・オコンとオリバー・ベアマン、15番手にアロンソ。16番手はアルピーヌのコラピント、17番手はアストンマーティンのランス・ストロール、18番手にはレッドブルの角田裕毅。ガスリーが19番手で、ローソンが20番手に終わった。

    このあと現地時間21時(日本時間22時)から、予選が行われる予定だ。

    動画の公開は終了しました

    F1 シンガポールGP フリー走行3回目 結果・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分30秒148
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒165
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分30秒197
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分30秒237
    5.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒27
    6.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分30秒392
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分30秒489
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒559
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分30秒637
    10.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒651
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分30秒668
    12.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分30秒697
    13.エステバン・オコン(ハース) – 1分30秒784
    14.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分30秒799
    15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分30秒923
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分31秒047
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分31秒260
    18.角田裕毅(レッドブル) – 1分31秒440
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒643
    20.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分33秒628

  • ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP 赤旗中の速度超過でグリッド降格危機

    ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP 赤旗中の速度超過でグリッド降格危機

    フェラーリのルイス・ハミルトンが、F1シンガポールGPにおいて赤旗中にスピードを出した疑いで調査対象となっている。

    土曜午後に行われたシンガポールのマリーナベイ・サーキットでのフリー走行3回目は、開始から17分後に赤旗が提示された。リアム・ローソンがレーシングブルズのマシンでターン7の出口の縁石に乗り上げて底を打ち、コントロールを失ってバリアにクラッシュしたためだ。

    これはローソンにとって2セッション連続のクラッシュとなり、予選に向けて不利な状況となった。

    しかし、このインシデントはハミルトンにも影響を及ぼす可能性がある。ローソンのクラッシュによって出された赤旗中の走行が問題視されており、ハミルトンがターン8手前で停止したローソンのマシンを通過したあと、ピットレーンへ戻るラップ後半でペースを上げていたことがオンボード映像で確認されている。

    F1競技規則第37.6条には、「赤旗が提示された場合、すべてのマシンは直ちに速度を落とし、ゆっくりとピットレーンに戻らなければならない」と定められている。

    減速を確実に行うため、ドライバーは各マーシャリングセクターで表示される最小タイムを少なくとも1回は上回らなければならない。ハミルトンとフェラーリチームは、この件に関して現地時間19時にスチュワードへの出頭を求められており、予選前に事情を説明する予定だ。

    FIAは赤旗中の違反や安全に関わる行為に対して厳しい姿勢を取っており、もしハミルトンの違反が確認された場合、グリッド降格とライセンスへのペナルティポイントが科される可能性が高い。

    フェラーリは今週末すでに一度スチュワードに呼ばれている。FP2でシャルル・ルクレールがピットレーンからランド・ノリスの進路上に送り出され、マクラーレンのフロントウイングを損傷させた件で、チームにはアンセーフリリースとして1万ユーロの罰金が科されている。

    ルイス・ハミルトン F1シンガポールGP