カテゴリー: F1シンガポールGP

  • シャルル・ルクレール F1シンガポールGPでオールブラック仕様 限定キャップを発表

    シャルル・ルクレール F1シンガポールGPでオールブラック仕様 限定キャップを発表

    スクーデリア・フェラーリは、2026年F1シンガポールGPでシャルル・ルクレールが着用する限定版キャップを発表した。ナイトレースが行われるマリーナ・ベイに合わせ、全面をブラックで統一した特別仕様となっている。

    公開された映像では、ルクレール自身も全身ブラックのレーシングスーツ姿で登場。通常とは大きく異なるスタイルが披露されたことで、ファンの間ではSF-26のカラーリングにも何らかの変更が施されるのではないかとの憶測が広がっている。

    ルクレールがシンガポールでオールブラック仕様
    F1はアゼルバイジャンGPを終え、次戦シンガポールGPへと向かう。マリーナ・ベイの市街地コースで開催されるナイトレースを前に、フェラーリはルクレールのための特別なアイテムを用意した。

    フェラーリが公式SNSで公開したのは、シンガポールGP限定となるオールブラックのキャップだ。ルクレールはレースウイークを通じて、この限定キャップを着用する予定となっている。

    デザインはほぼ全面がブラックで統一され、フロント部分にあしらわれたルクレールのカーナンバーとフェラーリの跳ね馬エンブレムのみがシルバーで表現されている。派手な配色を避けたシンプルな仕上がりが特徴だ。

    公開されたプロモーション映像では、ルクレールがブラック一色のレーシングスーツを着用していることも注目を集めた。


    SF-26にも特別カラーリング? ファンの間で憶測
    今回の発表を受け、一部のF1ファンからは、フェラーリがシンガポールGPでSF-26にも特別なカラーリングを採用するのではないかとの声が上がっている。

    現時点でフェラーリが発表しているのはルクレールの限定キャップであり、SF-26のスペシャルリバリーについて公式な発表はない。

    ただし、ルクレールをブラックのレーシングスーツ姿で登場させた演出もあり、マリーナ・ベイでさらなるサプライズが用意されているのではないかという期待につながっている。

    今回の2026年F1シンガポールGP限定キャップは、マリーナ・ベイでのレースウイークを迎える10月5日(月)からオンラインで販売される予定だ。

    シンガポールの夜をイメージしたオールブラック仕様で臨むルクレール。限定キャップだけの特別仕様となるのか、それともフェラーリがSF-26にも何らかの変化を加えるのか、シンガポールGPに向けて注目を集めそうだ。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)シャルル・ルクレール(シンガポールグランプリ仕様)

  • F1エキシビションがアジア初上陸 シンガポールで7月開幕

    F1エキシビションがアジア初上陸 シンガポールで7月開幕

    F1の公式体験型展示イベント「Formula 1 Exhibition」が、7月23日からシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催される。アジアでの開催は今回が初めてとなる。

    これまでマドリード、ロンドン、メルボルン、ブエノスアイレスなど世界各地を巡回し、累計130万人以上を動員してきた人気イベントで、シンガポールは世界で11番目の開催都市となる。

    アジア初開催の舞台はシンガポール
    Formula 1 Exhibitionは、F1の過去、現在、未来をテーマにした没入型展示イベントだ。独自のストーリーテリングや最先端のデザイン、インタラクティブ技術を活用し、F1世界選手権の76年にわたる歴史を体験できる。

    会場となるガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、シンガポールを代表する観光名所のひとつ。サテイ・バイ・ザ・ベイに隣接し、MRT駅からも徒歩圏内に位置する。

    F1初のナイトレース開催地として知られるシンガポールは、スポーツ、文化、テクノロジーが融合する国際都市として高い評価を受けており、アジア初開催の舞台として選ばれた。

    F1の歴史と技術を体験
    来場者は「Once Upon A Time In Formula 1」でF1史を彩った象徴的な瞬間を振り返り、「Revolution By Design」ではF1の未来を支える最先端技術に触れることができる。

    また、「Design Lab」ではエンジニアリングや技術革新の舞台裏を紹介。「Drivers and Duels」では伝説的なライバル関係や歴代チャンピオンたちに焦点を当てる。

    展示の目玉のひとつとなる「Survival」では、2020年F1バーレーンGPでロマン・グロージャンが経験した大事故に関する展示を実施。クラッシュしたハースのマシンの一部に加え、当時使用していたグローブやブーツも公開される。

    さらに「The Pit Wall」では、観客がレース現場の指揮所にいるかのような没入型映像体験を楽しめる。

    ベッテルのRB7も展示
    展示の最後を飾る「Singapore Drive」では、シンガポールがF1に果たしてきた役割と歴史を紹介する。

    その中には、セバスチャン・ベッテルが2011年のシンガポールGPを制し、その年のワールドチャンピオン獲得につなげたレッドブルRB7も展示される予定だ。

    TEG Experiencesのマネージングディレクターを務めるシェーン・ハーモンは、「来場者はシンガポールGPの特別な瞬間を振り返ることができる」と説明している。

    F1首脳陣も期待
    F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるエミリー・プラザーは、アジア初開催について次のように語った。

    「世界の主要都市で130万人を超えるファンを迎えたあと、Formula 1 Exhibitionをアジアで初めてシンガポールに持ち込めることをうれしく思います」

    「シンガポールはF1を代表する象徴的な開催地のひとつであり、この高く評価されている没入型体験を開催するには完璧な舞台です」

    また、Sony Music Australiaのゴードン・ピットは「シンガポールほどふさわしい開催地はない」とコメント。

    Round Room Live共同CEOでFormula 1 Exhibitionのプロデューサーを務めるジョナサン・リンデンも、「アジアで初めてこの体験を届けられることをうれしく思う」と期待を示した。

    チケットは6月17日から先行販売
    チケットの先行販売登録はすでに開始されており、先行販売は6月17日午前9時(シンガポール時間)から47時間限定で実施される。

    一般販売は6月19日午前9時(シンガポール時間)から開始される予定となっている。

  • メルセデスF1 可変フロントウイング疑惑を否定「FIAからも異議なし」

    メルセデスF1 可変フロントウイング疑惑を否定「FIAからも異議なし」

    F1シンガポールGPで優勝を飾ったメルセデスF1が、「可変フロントウイング」疑惑を一蹴した。

    車載映像でフロントウイングがしなって見えたことから、空力面での違反を指摘する声が一部で上がったが、チーム側は「FIAも問題視していない」と強調している。

    今年に入りFIAはフロントウイングの柔軟性テストを厳格化しており、シンガポールGPではジョージ・ラッセルのマシンが高速域でウイング前端をしならせる様子が確認された。

    スカイ・イタリアの解説者マッテオ・ボッビ氏は「ダウンフォース発生点を変えたように見える。しなり方が空力的優位を生んでいる」と指摘した。

    メルセデス「問題は誇張されている」
    これに対し、メルセデスのエンジニアはドイツの『Auto Motor und Sport』に対して「フロントウイングの件は誇張されすぎている。ルールは明確であり、FIAからの異議も一切ない」と説明。

    チームは合法的な範囲内で空力パッケージを最適化していると主張した。

    ポール・トゥ・ウィンを果たしたラッセル自身も「このレースで勝てるなんて予想していなかった。今年の中で一番勝てないと思っていた」と笑顔を見せた。

    チーム代表トト・ヴォルフは、直近の好調について「2025年マシンの開発を早めに止めたことが、むしろプラスに働いているのかもしれない。頻繁に変えなくなった分、安定してきた」と語っている。

    FIA技術規定との整合性と今後の焦点
    FIAは2024年からフロントウイングのたわみ量をより厳しく測定しており、特定ポイントでの変形角度を明示するなど「意図的な柔軟設計」を封じている。

    それでもなお、映像での“見た目の変形”が誤解を生みやすいのが現状だ。実際には、許容範囲内での素材変位やダウンフォース移動は発生し得るため、「違法」と断定するには実測データが必要となる。

    メルセデスの躍進は、こうした技術的議論と並行してチーム全体の方向転換が奏功した結果と見るべきだろう。

    2026年の新規則時代を見据え、安定性と開発効率を優先した哲学が功を奏し始めている。

    Source: GMM

  • F1シンガポールGP「勝者と敗者」 ラッセル完勝、フェラーリ崩壊

    F1シンガポールGP「勝者と敗者」 ラッセル完勝、フェラーリ崩壊

    マリーナベイの夜を照らしたのは、ジョージ・ラッセルの完璧な勝利と、マクラーレンの連覇達成だった。

    しかしその裏で、多くのドライバーとチームが苦戦を味わった。F1公式リポーターのローレンス・バレットが、2025年シンガポールGPの勝者と敗者を振り返る。

    勝者:マクラーレン
    マクラーレンはこの週末、3戦連続で勝利こそ逃したものの、チームとしての強さを見せつけた。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがそれぞれ3位と4位でフィニッシュし、1990〜91年以来となるチームタイトル連覇を確定。これで通算10度目のコンストラクターズタイトルを獲得し、フェラーリに次ぐ歴代2位の記録に到達した。残り6戦と3スプリントを残しての戴冠は、チームの安定した戦略と車体開発の進化を示すものとなった。

    敗者:フェラーリ
    伝統的にマリーナベイを得意としてきたフェラーリだったが、今年は苦戦を強いられた。シャルル・ルクレールは6位に終わり、5戦連続で表彰台を逃す結果に。ルイス・ハミルトンもブレーキの過熱に悩まされ、複数回のコース外走行が認定されて5秒ペナルティを受け、最終的に8位でフィニッシュした。この結果、フェラーリはコンストラクターズ選手権でメルセデスに25点差をつけられ、背後のレッドブルにも10点差まで迫られている。強豪チームとしての自信を取り戻すためには、次戦以降の巻き返しが不可欠だ。

    勝者:ジョージ・ラッセル
    メルセデスのジョージ・ラッセルは、キャリアでも屈指の完璧な週末を過ごした。予選ではトラックレコードを更新してポールポジションを獲得し、その勢いのまま決勝も支配。落ち着いたレース運びで今季2勝目、キャリア通算5勝目を挙げた。過去5戦で3回目の表彰台となり、ドライバーズランキング4位を固めた。メルセデスとの契約延長交渉が停滞するなかで、今回の勝利は自らの価値を示す格好の機会となった。

    敗者:リアム・ローソン
    アゼルバイジャンでキャリア最高の5位を獲得した勢いを、そのまま結果に結びつけることはできなかった。FP2とFP3で立て続けにクラッシュし、リズムを崩したまま予選14位に終わる。決勝では一時ポイント圏内に迫ったものの、最終的には15位でチェッカー。マシンの潜在能力を生かし切れず、「ヒーローからゼロへ」と落差を感じさせる週末となった。

    勝者:ランド・ノリス
    ノリスは5番手スタートからの果敢な攻めで3位表彰台を獲得した。1周目のターンでピアストリとホイールを接触させながらも冷静に走りを立て直し、マックス・フェルスタッペンの後方でフィニッシュ。アグレッシブさを欠くと批判されることもあるが、この週末はその印象を一掃する大胆なドライビングを披露した。3戦連続でチームメイトより上位に入り、ピアストリとの差を22ポイントに縮めている。

    敗者:オスカー・ピアストリ
    ピアストリは金曜から好調で、予選ではノリスを上回る位置につけていた。しかし決勝では1周目の接触が響き、以降は思うようにペースを上げられず4位に終わった。これで2戦連続の表彰台逃しとなり、シーズン序盤の勢いを少し失っている。それでもタイトル争いの主導権は握っており、「焦らず戦い続ける」と冷静さを保った。

    シンガポールグランプリマクラーレン、2025年F1チームタイトルをシンガポールで決定

    勝者:マックス・フェルスタッペン
    レッドブルとフェルスタッペンは、低ダウンフォースコースから高ダウンフォースのマリーナベイでも好調を維持した。予選では3戦連続でマクラーレン勢を上回り、決勝でも2位に入り4戦連続の表彰台を獲得。ピアストリとの差を63点に縮め、5連覇の可能性をわずかに残した。「まだ終わっていない」と語ったチャンピオンの表情は、再び戦意に満ちていた。

    敗者:アルピーヌ
    アルピーヌの不振は依然として続いている。ガスリーは今季4度目の最下位予選となり、チームはピットスタートを選択。マシンのフロア変更などを行ったが効果は限定的で、決勝でも後方に沈んだ。一方のコラピントはスタート直後の好判断でポジションを上げ、早めのピット戦略で一時ポイント圏内を走行したものの、タイヤが最後まで持たず順位を落とした。結果として、チームは5戦連続でノーポイントという厳しい状況に陥っている。

    勝者:フェルナンド・アロンソ
    アロンソは金曜フリー走行で今季初の最速タイムを記録し、週末を上々の形でスタートさせた。予選でもトップ10に入り、決勝ではスローピットストップに見舞われながらも粘り強く走行。巧みなレース運びでポジションを取り戻し、最終的に7位でフィニッシュした。ファン投票による「ドライバー・オブ・ザ・デイ」に選ばれ、ベテランの存在感を改めて示した。

    敗者:ザウバー
    ザウバーはニコ・ヒュルケンベルグが予選11位と好位置につけながら、決勝ではペースが上がらず最下位の20位に終わった。ガブリエル・ボルトレートもスタート直後の接触でフロントウイングを破損し、早々に入賞争いから脱落。この4戦でわずか4ポイントしか獲得できておらず、チーム全体の失速が明確になっている。

    勝者:カルロス・サインツ
    ウィリアムズのサインツは、予選でDRS関連の規定違反が発覚して失格という不運に見舞われた。それでも決勝では冷静にリカバリーを図り、ミディアムタイヤでのロングスティントからソフトへ切り替えて猛追。次々とオーバーテイクを決め、10位でフィニッシュして貴重な1ポイントを手にした。イモラ〜モナコ以来となる2戦連続ポイント獲得で、再び上昇ムードを取り戻している。

    敗者:アイザック・ハジャー
    レースブルズのアイザック・ハジャーは、予選で今季11度目のQ3進出を果たし8番手からスタート。序盤は力強い走りを見せたが、中盤にパワーユニットのトラブルが発生し、1周あたり0.3〜0.4秒を失う苦しい展開となった。「マシンは素晴らしかったのに、信頼性が裏切った」とレース後に語った通り、終盤はペースを維持できず、サインツに抜かれて11位でフィニッシュ。惜しくもポイントを逃したが、速さ自体は印象づけた。

    勝者:オリバー・ベアマン
    ハースのオリバー・ベアマンは、チームに4戦連続となるQ3進出をもたらした。自身も日本GP以来のトップ10グリッドを確保し、決勝ではスタート直後の接触を乗り越えて堅実な走りを披露。9位でフィニッシュし、今季5度目のポイント獲得を果たした。この結果により、ハースはザウバーとの差を9点に縮め、中団争いで存在感を示した。

    タイトル争いの力関係が微妙に動くシンガポール
    マクラーレンの王者防衛とメルセデスの復活、そしてレッドブルの地力回復が入り混じった今回のシンガポールGPでは、上位3強の力関係が再び均衡しつつある。残る6戦と3スプリントの展開次第では、選手権の構図が一変する可能性も見えてきた。一方で、フェラーリやアルピーヌの失速、そしてハジャーやローソンら若手勢の苦戦など、勢力の入れ替わりも進行している。熱気と混戦が続く2025年シーズン終盤、次なる主役の座をつかむのは誰なのか――。

    Source: Formula1.com / Lawrence Barretto

  • 角田裕毅 「レースペースはレッドブルF1で走ってきた中で一番良かった」

    角田裕毅 「レースペースはレッドブルF1で走ってきた中で一番良かった」

    角田裕毅は、F1シンガポールGP決勝で12位に終わったものの、レース後に「レースペースはレッドブルF1で走ってきた中で一番良かった」と語り、明確な手応えを口にした。

    オープニングラップの混乱で順位を落とす厳しい展開となったが、中盤以降は上位勢に匹敵するペースを記録。予選での課題を残しつつも、角田裕毅は「確かな進歩」を感じ取っていた。

    マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたF1シンガポールGP。レッドブル・レーシングの角田裕毅は、決勝でオープニングラップの混乱により後方に沈み、12位でレースを終えた。昇格後初の母国以外でのレースとなったが、序盤の不運が結果を左右する展開となった。

    金曜のフリー走行では好調を示していたものの、最終プラクティスでは18番手に後退し、予選も13番手に終わった。ソフトタイヤでスタートした決勝では、1周目で4ポジションを失い、オーバーテイクが難しいシンガポール市街地で渋滞に巻き込まれてしまった。

    「人生で最悪のスタート、あるいは最悪の1周目だったと思います。まだ信じられないです」と角田裕毅はMotorsport Weekなどに語った。

    「どのコーナーでも、どこに行っても誰かにブロックされてしまって、スペースが全くなかったんです。1周目で多くのポジションを失ってしまいました。本当に最悪のスタートだったと思います」

    「自分にできることが他にあったのか分からないですけど、きっと何か改善できる点はあったはずです。それがこの後の展開をとても難しくしてしまいました」と振り返った。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1 シンガポールGP

    「今季最高のペース」への手応え
    苦しい結果の中にも、角田裕毅は明確な前向きな材料を見出していた。レースペースの向上と安定感が「レッドブル昇格後で最高レベル」だったと強調する。

    「正直言って、レースペースはレッドブルで走ってきた中で一番良かったと思います」と角田裕毅。

    「2戦前までは本当に希望がなかったんです。どれだけ頑張ってもペースがなくて、ほとんどP19とかP18が限界でした。でも今回はトップグループに近い、とてもいいペースでした」

    「今は1周のグリップを引き出せていなくて、どうしても予選でグリップを感じられなかったです。1周の速さとロングランをうまくまとめることができれば、すべてが噛み合ってくると思います。それが今の自分のメインの目標です」と語った。

    角田裕毅の前進と課題
    シンガポールの結果は「スタートで全てを失った」形だったが、角田裕毅の発言からは確かな自信がうかがえる。特に中盤以降のロングランでは、ミドルレンジのコンパウンドで上位と遜色ないペースを刻み、車の一発性能以外では明らかな進化を示した。

    予選でのグリップ不足、タイヤウォームアップ、トラフィックマネジメント——これらの要素を克服できれば、レッドブルでの定位置争いにも再び食い込める可能性がある。
    次戦以降、角田裕毅が「予選の一発」と「決勝の安定」をどう統合していくかが焦点となる。

    Source: Motorsport Week

  • ペトロナスCEO F1表彰台のシャンパン騒動で謝罪「イスラム教徒として反省」

    ペトロナスCEO F1表彰台のシャンパン騒動で謝罪「イスラム教徒として反省」

    メルセデスF1のタイトルスポンサーを務めるペトロナスのCEO、テン・ク・ムハマド・タウフィクは、F1シンガポールGPの表彰台セレモニーでシャンパンスプレーに加わったことについて謝罪した。イスラム教徒としての立場に配慮を欠いた行為だったとして、文化的な感受性の重要性を認めた。

    ジョージ・ラッセルがマリーナ・ベイ・サーキットで優勝し、メルセデスとしては2018年以来となるシンガポールでの勝利を挙げた直後の出来事だった。

    表彰台でメルセデスを代表して登壇したタウフィクCEOは、トップ3のラッセル、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリスとともに勝利を祝った。

    しかし、この行為が母国マレーシアで物議を醸した。イスラム教徒である彼がシャンパンを振る舞う姿に対し、ネット上では批判が相次いだ。

    タウフィクCEOは声明で「その瞬間の高揚感から行った行動が不適切であった」と認め、「アルコールを摂取したわけではないが、イスラム教徒として文化的・宗教的な感受性をもっと意識すべきだった」と述べた。

    「もし誰かを不快にさせたなら謝罪したい。この行動の責任はすべて自分にある」と彼は語っている。

    この謝罪は、マレーシア国内のイスラム政党PASや野党・ベルサトゥ青年部などから「国家企業のトップとして不適切」とする批判を受けた後に発表されたものだ。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ペトロナスとF1における文化的配慮の重要性
    ペトロナスは2010年からメルセデスF1チームのタイトルスポンサーを務めており、122勝と複数の世界タイトルを獲得した近代F1屈指の成功パートナーシップとして知られている。

    F1では、バーレーン、サウジアラビア、アブダビなどアルコールに制限のある国ではスパークリング飲料を使用するが、シンガポールでは通常通りシャンパンが使用される。地理的にマレーシアに最も近いレースとして、同国にとっても特別な意味を持つ。

    タウフィクCEOは声明の最後で、「今回の経験は国際的な場における文化的配慮の重要性を改めて認識させるものだった」と述べ、「今後も誠実と敬意をもってマレーシアを代表していく」と結んだ。

    Source: Motorsport Week

  • ルイス・ハミルトン ラッセルのF1シンガポールGP再現投稿に「誇りに思う」

    ルイス・ハミルトン ラッセルのF1シンガポールGP再現投稿に「誇りに思う」

    7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、ジョージ・ラッセルが2025年F1シンガポールGP優勝後に投稿したInstagramにコメントを寄せ、元チームメイトを称賛した。

    ラッセルは、ハミルトンが2018年シンガポールGP優勝時に撮影した「とてもクールな写真」を再現し、その背景をキャプションで紹介した。

    ラッセルは2025年のシンガポールGPでポールポジションを獲得。フェルスタッペンに約0.2秒差をつける圧巻のアタックを決めた。レースではスタートからリードを守り、ピットストップも完璧にこなし、危なげない走りで優勝を果たした。

    ハードタイヤに履き替えたマックス・フェルスタッペンが終盤にかけて差を詰めたものの、トラフィックが影響し、さらに後方からランド・ノリスのプレッシャーを受けたため、メルセデスのラッセルに余裕ある勝利を許す展開となった。

    ラッセルはレース後、Instagramにハミルトンが2018年シンガポールGPで撮影した、スタート/フィニッシュライン上でトロフィーと共に座る印象的な写真を再現して投稿。2018年当時、メルセデスのリザーブドライバーだったラッセルは、その瞬間を目の前で見ていたと明かした。キャプションには次のように記された。

    「2018年、僕はメルセデスの一員としてここにいて、ルイスが信じられないようなポールラップを決め、レースに勝つのを見ていた。勝利後に彼がサーキット上で撮った“とてもクールな写真”を見て、いつか自分もF1で同じ立場に立てたらと夢見ていた。7年後、その夢が現実になり、このシンガポールで自分のチームと共に勝利を祝うことができたんだ」

    これに対してハミルトンはコメント欄に現れ、かつてのチームメイトを祝福した。

    「素晴らしいドライブだったジョージ。君とチームを誇りに思う。これからも素晴らしい仕事を続けてくれ」

    ルイス・ハミルトンはこれまでシンガポールGPで通算4勝を挙げており、最後の勝利は2018年、メルセデス時代に記録されたものだった。

    ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセル

    ブレーキトラブルがハミルトンのレースを阻んだ
    ハミルトンはトップ10の中で唯一、2回のピットストップ戦略を採用したドライバーだった。6番グリッドからスタートし、序盤でチームメイトにポジションを譲る形となったが、戦略を駆使して順位を挽回。終盤にはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリを追って5位争いを繰り広げていた。

    しかし、その矢先にフェラーリSF-25のブレーキに問題が発生。1周あたり数秒単位でタイムを失う事態に陥った。それでもハミルトンは幸運にもフェルナンド・アロンソ(P8)に対して40秒以上のギャップを築いており、残り数周をなんとか走り切ってフィニッシュラインを越えた。

    だが、ブレーキトラブルの影響でコース外走行が発生し、スチュワードはトラックリミット違反として審議。5秒のタイムペナルティが科せられた結果、アロンソとの差が0.4秒だったため、ハミルトンは最終順位で8位に降格することとなった。

  • 角田裕毅 F1シンガポールGPでENHYPENと対面「韓国に行ってみたい」

    角田裕毅 F1シンガポールGPでENHYPENと対面「韓国に行ってみたい」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅が、F1シンガポールGPの開催地マリーナベイで、韓国の人気アイドルグループENHYPENと初対面を果たした。

    世界的に活動するK-POPグループのメンバーたちはレッドブルのピットを訪問し、角田裕毅と英語で親しく言葉を交わした。

    対面の場では、角田裕毅が「こんにちは、どちらのご出身ですか?お会いできてうれしいです」と話しかけると、メンバーは笑顔で「僕たちは韓国出身です」と答えた。

    角田裕毅が「やっぱり韓国なんですね。いつか行ってみたいです。友達がいつも行っていて、本当にいい場所だと聞いています」と話すと、メンバーはうれしそうにうなずいた。

    続いて角田裕毅が「日本には行ったことがありますか?」と尋ねると、メンバーは「たくさんあります。ツアーでよく日本に行くんです」と返答。角田裕毅が「本当に?少し日本語も話せるんですか?」と驚くと、メンバーは「はい、少しだけ。デビュー前に日本語を勉強して、それから日本に移り住みました。デビューしてからも、もう少し勉強しました」と語った。

    F1とK-POPという異なる世界で活躍する両者の交流はSNS上でも話題を集め、角田裕毅も自身のアカウントで対面の様子をシェア。ファンからは「夢のコラボ」「最高すぎる」といったコメントが相次いだ。

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1の不振に苛立ち「今はただ楽しくない」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1の不振に苛立ち「今はただ楽しくない」

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1シンガポールGPでの厳しい週末を終えた後、「退屈なレースだった」と述べ、現在のマシンを「運転していて楽しくない」と率直に語った。

    予選失敗によりピットレーンスタートとなったガスリーは、決勝で下から2番目の19位でフィニッシュ。オーストリア紙『クローネ・ツァイトゥング(Krone Zeitung)』に対し、ペース不足のため戦う余地がまったくなかったと明かした。

    「ピットレーンからスタートして、50周ずっと前のクルマのリアウイングの後ろにくっついていただけ。単純に退屈なレースだった」とガスリーは語った。

    シンガポール特有の過酷な暑さについて尋ねられると、彼は皮肉を交えて答えた。

    「大丈夫だったよ。遅すぎて体力的にきつくなることもなかった」と『クローネ・ツァイトゥング』紙に引用されている。

    「今はこういう走り方をしていても、まったく楽しくない。僕たちは本当に競争力が足りない。戦えないのはただただフラストレーションが溜まる」と付け加えた。

    アルピーヌはベルギーGP以来ポイントを獲得できておらず、不振は数戦にわたって続いている。「正直言って、ここ数戦はまったく良くない。全体的に見ても、上手くいっていない感じだ」とガスリーは認めた。

    エンストンのチームは大規模な再編を進めており、2026年からメルセデス製カスタマーPUを導入することでパフォーマンス改善を約束しているが、ガスリーの忍耐は限界に近づいているようだ。

    「それでも挑戦し続けるしかない」と彼は語った。

    「前を走るクルマにプレッシャーをかけて、ミスを誘う。それが僕にできるすべてのことだ」

    29歳のガスリーは、スピンを喫したザウバーのニコ・ヒュルケンベルグを上回る19位でレースを終えた。「チームと一緒に話し合って、いくつかのことを整理し、改善していく必要がある。オースティンは僕たちに合うサーキットのはずだ」と語った。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ スピン後に苦笑「コラピントが100m早くブレーキ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ スピン後に苦笑「コラピントが100m早くブレーキ」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、F1シンガポールGPでのスピンについてフランコ・コラピントを非難し、「アルピーヌのドライバーが通常よりもはるかに早くブレーキを踏んだ」と主張した。

    ヒュルケンベルグは43周目、14番手を争ってターン8でコラピントのリヤに接触し、自身のザウバーのフロントウイング端板を破損した。だが、アルゼンチン人ドライバーに非はなかった。彼はイン側でアペックス時点では前に出ており、レース規定上、スペースを残す義務はなかったからだ。

    ところがその翌周、ターン7の進入でヒュルケンベルグは相手のブレーキングポイントに驚かされ、スピン。ピットに戻った後、最終的に20位、最下位でレースを終えた。最終ラップではコラピントのチームメイト、ピエール・ガスリーにも抜かれている。

    「かなり大きなスピンだった。何にもぶつからなくてラッキーだった」とベテランのドイツ人ドライバーは語った。

    「フランコは100メートルも早くブレーキを踏んだんだ。理由はよく分からないけど、たぶん僕を驚かせたかったんだろう。まあ、成功したけどね」と苦笑いを交えて続けた。「でも問題は、近づくとリアのダウンフォースが完全に失われることなんだ。リアアクスルがすぐにロックして、もうどうすることもできなかった」

    フランコ・コラピント F1 シンガポールGP

    一方のコラピントはこの接触について特に気にしていない様子だった。

    「分からないよ、ミラーで彼がスピンしてるのが見えただけ。僕からは何とも言えない、本人に聞いたほうがいい」と述べた。

    コラピントは16位で完走。両方のアルピーヌが完走したレースでガスリーを上回るのはこれで4度目となったが、英仏チームはこれで5戦連続でノーポイントに終わっている。

    「とても長い一日だった。本当に厳しかったし、クルマに速さがなかった。フラストレーションのたまる午後だった。僕たちはベストを尽くしたけど、他とは違う奇妙な戦略を試してみても、うまくいかなかった」とコラピントは語った。彼はソフト→ミディアムという唯一の戦略を採用しており、他の2人がミディアム→ソフト、ガスリーが2ストップを選んだのとは対照的だった。

    「タイヤのデグラデーションが大きくて、どんどん崩れていくし、すべてがうまくかみ合わなかった。本当にタフだった。僕たちが望むような結果じゃない。前進するためにプッシュし続けるしかないけど、今はとても難しい状況だ」