カテゴリー: ザウバーF1チーム

  • ザウバーF1代表 「ヒュルケンベルグとボルトレトはF1で最も協調的なコンビ」

    ザウバーF1代表 「ヒュルケンベルグとボルトレトはF1で最も協調的なコンビ」

    ザウバーのチーム代表ジョナサン・ウィートリーは、個人の才能や激しいライバル関係によって特徴づけられることの多いF1において、ニコ・ヒュルケンベルグと新人ガブリエル・ボルトレトの現在のドライバーラインナップを、自身の長いF1キャリアの中で最も「協調的」なコンビだと称賛した。

    ザウバーは2025年に完全に刷新されたラインナップでシーズンに臨み、ヒュルケンベルグは豊富な経験を持ち込み、ボルトレトはF3とF2で連続タイトルを獲得した直後に加入した。

    このデュオは2026年のアウディへのリブランドを前に変革のシーズンを進めるチームを牽引し、印象的な結果を残すだけでなく、ウィートリーがチームの復調を後押ししていると信じる独自のダイナミクスを築いている。

    「これは信じられないほど重要だ」とウィートリーはハンガリーGP後に記者団に語った。「私が言わなければならないのは、F1での自分の時間の中で記憶している限り最も親密で、最も協調的なドライバーコンビだということだ」

    「ガブリエルは素晴らしい労働倫理を持っている。新しい情報を吸収する能力を持っている。彼は我々が期待した未来のスターであることをあらゆる面で証明している。そしてニコもその旅の一部なんだ」

    「エンジニアリングテーブルの向こう側には、途方もない経験とニコの実績ある才能がある。ハンガリーGP後はガビのことを多く話しているが、ニコも素晴らしい仕事をした。ポイント獲得には結びつかなかったから目立たなかったり気づかれなかったりするかもしれないが、チームとしては両方のドライバーに非常に満足している」

    ザウバーF1チーム

    ボルトレトの急成長
    ボルトレトは直近のハンガリーGPで自身最高となる6位を獲得し、過去4戦で14ポイントという好調を維持している。ザウバーのC45が明らかに改善された一方で、ブラジル人ドライバー自身の成長も同様に重要だとウィートリーは強調する。

    「もう一度強調しておきたいのは、彼が旧型車のテストを1万キロもこなしていないということだ」とイギリス人のウィートリーは指摘した。「F1カーで1万キロを走ったこともない。彼にとってこれはF1での初シーズンなんだ。これまで走ったことのないサーキットが数多くあるし、これからも初めてのサーキットが控えている。ここ数戦は知っているサーキットで素晴らしい結果を出すことができた」

    「彼は成熟し、ドライバーとして成長したと思う。そしてシーズン前半よりもずっと速く新しいサーキットに順応できるようになると思う」

    ヒュルケンベルグのレースクラフトとフィードバックに、ボルトレトの飢えと適応力が組み合わさることで、ザウバーのドライバーダイナミクスは今シーズン残りとアウディの参入に向けて強固な基盤を築いているとウィートリーは信じている。

    結果は必ずしもスコアボードに表れるわけではないが、ウィートリーにとって、ひとつのユニットとして機能するドライバーラインナップの価値は何物にも代えがたいものだ。

  • F1新世代チーム代表に「スポーツ優先を期待」とジョナサン・ウィートリー

    F1新世代チーム代表に「スポーツ優先を期待」とジョナサン・ウィートリー

    ザウバーのチーム代表ジョナサン・ウィートリーは、F1コミッションの会合で対峙することになる新世代のチーム代表たちが「スポーツの利益のため」に行動すると確信している。

    ウィートリーは4月にレッドブルのレースディレクターからザウバーに移籍。かつてベネトンやルノーで同僚だったアラン・パーメインとスティーブ・ニールセンも同様に要職に就き、パーメインはレーシングブルズのチーム代表に、元F1およびFIA関係者のニールセンは9月1日付でアルピーヌのマネージングディレクターに就任する。

    パーメインの昇格発表時、ウィートリーは1994年F1オーストラリアGP(アデレード)でミハエル・シューマッハの初タイトルを祝う2人の写真をInstagramに投稿し、長年の友人を祝福した。

    ウィートリーは「たまたまこの写真を見つけたんだ。タイミングも完璧だった。アランの髪型も当時はずいぶん違ったし、僕の髪の色もそうだったね。アランは経験豊富なプロフェッショナルで、F1への愛情と情熱を持ち続けている。僕と多くの価値観を共有しているし、非常に良い人事だと思う。ローラン・メキース(レッドブル)についてもとても嬉しいし、スティーブ・ニールセンと再び一緒に働くのも楽しみだ」と英オートスポーツ誌にこう語った。

    「F1での道のりの中で、素晴らしい人たちと出会うことができた。一度友達になると、僕は非常に長くその関係を大切にするタイプだ。だから、信頼できて、共に歩んできた仲間が周りにいるのは本当にいいことだ。多くの経験を共有しているからね」

    「僕たちは皆、スポーティングディレクターのグループに所属していて、今は全員がチーム代表グループにいる。素晴らしい才能の持ち主ばかりで、お互いをよく知っている」

    ウィートリーは、新世代のチーム代表たちの間にある尊敬の念がシリーズ全体に利益をもたらすと考えている。ただし、それぞれのチームの利益を守るために全力を尽くすことに変わりはないという。

    「個人的な関係と職業的な関係を分ける術を知っている。共通の目標を達成するために協力してきた。スポーティンググループでは99%の確率でスポーツの利益を優先していたし、チーム代表としても同じ哲学を持つと確信している。最終的にはF1のためにベストなことをやるということだ」

    「これまでもFIAの他のグループや、かつてのFOTAでも一緒だったので、何が必要かは理解している。我々はチームを代表して最善を尽くすが、スポーツ全体の利益になる決定なら最終的に同意する。そういう議論を楽しみにしている」

    F1 チーム代表

    マクラーレンとレッドブル、メキース就任で関係改善へ
    一方、パドックの別の場所では、英国GP後にレッドブルのCEO兼チーム代表に就任したローラン・メキースが、ハンガリーGPでマクラーレンのザク・ブラウンCEOと非公式に会談し、両チームの関係改善に向けて動き出した。

    両チームは2024年の世界選手権争いで激しく競り合い、関係が悪化していたが、ブラウンは前任者との確執があったことから、メキースを歓迎した。

    メキースはマクラーレンでの会談について次のように語った。

    「コース上の競争はひとつのことだ。だが、スポーツの将来や重要な戦略的決定について立場をまとめるために話し合うのは、競争相手同士でも当然のことだ。短期的や中期的な利益を守るために意見が対立することはあるが、ザクやアンドレア(ステラ)だけでなく、トト(ヴォルフ)、フレデリック(バスール)、マッティア・ビノット、その他のみんなとも非常に良い関係を築いている」

    「F1コミッションで何度も一緒に仕事をしてきたから、我々は本当にスポーツに貢献したいと考えていることを理解している。スポーツは今、とても高いレベルにあり、短期的・中期的な利益を少し抑えてでも、FIAやF1と協力して前進させるべきだ。それが我々のやろうとしていることだ。偏りは隠さないが、どう進めていくかについては建設的に取り組んでいる」

  • ガブリエル・ボルトレト F1への道と彼を導いたチャンピオンたち

    ガブリエル・ボルトレト F1への道と彼を導いたチャンピオンたち

    前半戦でザウバーから3度のトップ10フィニッシュを果たしたガブリエル・ボルトレトが、自身のF1までの道のりと、フェルナンド・アロンソやマックス・フェルスタッペンの影響について語る

    F1ドライバーは往々にして前を見据え、自らが長年かけて築き上げたグリッド上の地位を固めるために何を改善できるかに集中する。

    すでに達成したことへの感謝は、キャリアが終わってからようやく訪れることも多い。しかし、ガブリエル・ボルトレトは素晴らしい例外だ。まだ20歳と若く、その若さは輝きを放っているが、それに加えて年齢を超えた洞察力と観察眼を備えている。

    この2年間でボルトレトの人生がどれほど変わったかを強調してもしすぎることはない。わずか2年前、ブラジル人の彼はまだシングルシーターのタイトルを一つも獲得しておらず、2023年FIA F3選手権で初優勝を狙っている途中だった。

    モンツァでのその成功は、元マクラーレン・ジュニアのキャリアを一変させ、F2へのステップアップも同様に成功し、昨年ルーキーイヤーでタイトルを獲得。ザウバーがパパイヤチームから彼を引き抜く十分な魅力を備えた存在となった。

    ボルトレトは、F2タイトルを争ったアイザック・ハジャーとともに、2025年の大型ルーキー勢の陰に隠れがちだった。多くの注目は、メルセデスでルイス・ハミルトンの後任となったアンドレア・キミ・アントネッリや、フェラーリで見事な代役を務めたオリバー・ベアマンに集まっていた。

    ハジャーはすぐにそのパフォーマンスで称賛を集め、ボルトレトも大きく進化したザウバーで自らの実力を示す機会を得た。ハンガリーGPでの6位よりはるかに高い目標を見据えているが、彼はここにいる幸運を忘れてはいない。

    「僕は今の経験や与えられた機会に感謝している幸せな人間だ」とボルトレトはモータースポーツ・ドットコムに語った。

    「僕にはF1でチャンスを得るにふさわしい友人が何人もいる。才能があって、僕が今いる立場を得るためなら何でもするだろう。そういうことをよく考えるし、それが僕を努力へと駆り立てる。与えられた機会を最大限に生かすために全力を尽くすんだ」

    ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)フェルナンド・アロンソと語り合うガブリエル・ボルトレト

    「やるしかなかった」
    12歳のとき、ボルトレトは母国ブラジルを離れ、イタリアのデゼンツァーノ・デル・ガルダへ移り、カートで成功を収めた後にシングルシーターへと進んだ。しかし、その道のりは決して順風満帆ではなかった。

    「困難な時期もあった」と彼は言う。「2022年(フォーミュラ・リージョナル2年目)にはエンジンのトラブルが何度もあった。でもそういう問題は公にはされない」

    「その時に悟ったのは、やるしかないということ。言い訳をしても仕方ないし、できる限りのところで取り戻す努力をするしかなかった。振り返れば、その経験が僕をより強いドライバー、強い人間にしてくれた。改善できる部分に全力を注ぎ、可能な限りコンマ何秒を稼ぐ努力をした。そして技術的な問題が解決されたときに、それが正しかったと確信した」

    「すべてが整ってからは勝ち始め、シーズン終盤はとても良かった。でも最も重要な確信を得たのは、初めてF3マシンをテストしたときだ。トライデントと一緒にヘレスへ行った。あの時まであれほどのパワーを持つクルマに乗ったことはなかったが、最初から0.5秒の差をつけてトップに立った」

    「クルマとのフィーリングも、エンジニアとの関係もすべて自然にうまくいった。そしてその日、僕はここでやっていけると悟った。それが翌シーズンのタイトル獲得につながった」

    2022年はオフ・トラックでも転機となった。2度のF1王者フェルナンド・アロンソと、彼のA14マネジメントチームが加わったのだ。

    「フェルナンドが関わるようになったのは2022年半ばで、とても大きな一歩だった。2023年にF3へ参戦し、初めてF1の週末でレースをした。初めてサーキットに入ったとき、F1チームの全員が見ていることを意識した。それで僕はフェルナンドに、週末の過ごし方やプレッシャー、期待への対処など、多くのことを尋ねた」

    「アロンソのように忙しい人は時間がないと思うかもしれないが、彼は必ず時間を作ってくれた。休憩時間を削ってでも対応してくれて、その姿勢は本当に感心するし、大きな価値だと思う」

    結局のところ、キャリアの軌道を加速させるには勝つことに勝る方法はない。突然、ボルトレトはF1チームが注目する若手ドライバーの1人になり、スポーツ界の大手チームの関心も引くようになった。

    「2023年のスタートで2つのフィーチャーレースを連勝した後、ある日エマヌエーレ・ピッロから電話をもらった」とボルトレトは語る。「F4時代に彼の息子ゴッフレードと一緒に仕事をしていて、彼が僕のエンジニアだった。でもエマヌエーレ本人と会ったことはなく、当時彼がマクラーレンで若手ドライバープログラムの責任者をしていることも知らなかった」

    「その電話は本当に驚きだった。エマヌエーレは素晴らしい人で、契約をまとめるのには少し時間がかかったが、最終的に僕は公式にそのプログラムに加入した最初のドライバーになった」

    F2を急速に駆け上がったことで、マクラーレンは少し戸惑うことになった。2024年末、チームは突然新たなF2チャンピオンを抱えることになったが、短期的にも中期的にも彼にシートを保証できなかったのだ。

    「マクラーレンは常に僕に対してとても正直で、F1で走る機会があれば邪魔はしないと約束してくれていた」とボルトレトは明かす。

    「F2で優勝した後、チームには空きがなかった。オスカー(ピアストリ)とランド(ノリス)は若く、とても強く、長期契約を結んでいる。だからザウバーでのチャンスがあると聞いたとき、彼らは約束通り僕を送り出してくれた」

    ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム)イギリスGPでのニコ・ヒュルケンベルグ初表彰台をチームと祝福するガブリエル・ボルトレト(中央左)とマッティア・ビノット代表(中央右)

    「ニコがトロフィーを掲げたのを見て、僕もあそこに立ちたいと思った」
    ボルトレトは、マッティア・ビノット代表による賢明な補強の一人だ。ビノットは2026年のアウディ正式参戦に向けて道筋を描いており、チームは舞台裏でその変革を進めている。ボルトレトには2025年という1年を適応期間として与えられ、プレッシャーや期待は抑えられている。そして新レギュレーション時代に全力を発揮することが求められている。

    理論上、それはルーキーにとって理想的なシナリオだ。メルセデスがアントネッリに適用したのも同じ方法だ。しかし、2025年シーズン序盤はザウバーのマシンが難しく、初ポイントを追い求める展開が続いたため、ボルトレトは勢いをつかむのに苦労した。

    「シーズン序盤は簡単ではなかった」と彼は言う。「チーム内では僕の貢献を常に前向きに評価してくれていたけれど、2年連続でタイトルを取った後に最下位争いをしている状況は、精神的に受け入れるのが難しかった。野心を抑えるのは常に難しい。でもレースを重ねるごとに状況は大きく改善して、トップ10に入れるようになった。それは素晴らしい感覚だった」

    「シーズン序盤と比べて、大きく前進した。以前はグリッド後方に沈むこともあったが、今は確実に状況が良くなっている。全てのサーキットでポイントを狙うのは難しいかもしれないが、ほとんどのレースで争えると思う」

    ザウバーの初めての連続した好結果は、ボルトレトの人柄も引き出した。彼はイギリスGPでチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが悲願の初表彰台を獲得したとき、最も熱心に祝福した一人だった。17歳差にもかかわらず、2人は良好な関係を築いている。

    「ニコは素晴らしい人であり、素晴らしいドライバーだ。彼がシルバーストンで3位フィニッシュしたときは、とても感動した」とボルトレトは語る。

    「彼から多くを学んでいるし、良い関係があれば自然とその喜びを分かち合いたくなる。だから表彰台の下まで行って一緒に祝った。彼は素晴らしいレースをし、正しい判断をして、当然の結果を得た。その瞬間に立ち会いたかった。ニコがトロフィーを掲げたとき、僕は『よし、僕もあそこに立ちたい』と思った。その光景が僕のモチベーションになった」

    「マックス・フェルスタッペンはF3初年度に僕を大いに助けてくれた。オンラインで会って、色々話す」
    成長を促した2022年の経験は、ボルトレトの性格形成にもつながった。2025年のルーキーの中で、彼は圧倒的に少ないテスト走行距離でシーズンを迎えたが、それを言い訳にすることはない。

    だが、こちらから聞くとその実情を明かした。「今季開幕前に、モンツァでの勝利の後にマクラーレンが用意してくれた半日のテストと、ザウバー加入後のヤス・マリーナでのポストシーズンテストだけだった」と彼は語る。

    「今年は旧型車テスト(TPC)の走行距離も限られていて、雨の日に1回走っただけ。全体としては、シーズン開幕時点で2日分のテストしかしていなかった。もっと走れていれば準備はできたと思うが、F2やF3のときも同じだった。結局、言い訳はできないし、与えられたものでベストを尽くすしかない」

    ファンは、彼が別の複数回王者とも友情を築いていることを知った。レッドブルのマックス・フェルスタッペンだ。パドックで会えば必ずハグと会話を交わし、日曜のドライバーズパレードでも一緒にいることが多く、冗談も絶えない。

    「友情はバーチャルレースやシミュレーターという共通の情熱から生まれた」とボルトレトは語る。「2023年初め、F3初年度の頃から始まり、マックスはシミュレーターで色々と助けてくれた。試すべきことや変更点などを提案してくれた。お互いの家からオンラインで会って、ゲームをしたり、色々なことを話したりしている」

    ボルトレトのもう一つの特徴は、レース週末に帯同する人が非常に限られていることだ。通常はパフォーマンスコーチとマネージャーだけで、他の親しい関係者は滅多に姿を見せない。

    「両親は本当はレースについてきたいと思っているけど、ブラジルでとても忙しいんだ」と彼は言う。「父はストックカー選手権を運営していて、やることがたくさんある。ルーベンス(バリチェロ)やフェリペ(マッサ)など、多くのドライバーがそのシリーズで走っている」

    「父は昔から大のレースファンだったけど、若い頃はお金がなくて、ゼロからスタートした。グランプリがインテルラゴスで開催されるときは、VIPをヘリコプターから降ろしてパドックの入口まで案内していた」

    「観戦チケットを買う余裕がなかったから、そうやってサーキットにいる方法を見つけたんだ。その情熱を僕に伝えてくれて、僕たちはカートを始めた。一見叶わないような夢だったけれど、今では息子がF1で走っている。近いうちに父が初めて現地に来られることを願っている」

    マックス・フェルスタッペンや他の多くの同僚の例に倣い、ボルトレトはミラノを離れ、モナコへと拠点を移した(自宅はフェラーリ・ジュニアでF3王者のラファエル・カマラに貸している)。とはいえ、まだアパートで過ごす時間はほとんどない。

    「残念ながら、あまり自由な時間がない」とボルトレトは明かす。「レース週末での移動に加えて、チームの本拠地ヒンウィルで時間を過ごすのが好きなんだ。特にルーキーで学ぶことや慣れることが多いときは重要だと思う」

    一方で、ボルトレトはヒンウィルがアウディを迎え入れ、16年ぶりにワークスチームとして復帰する移行期にも貢献している。BMW時代には1勝を挙げたチームだ。

    「予想を立てるのは難しいし、ほぼ不可能だ」と彼は肩をすくめる。「実際に走り始めるまでは、自分たちがどこに位置するかわからない。でも、表彰台やポイントを争えるように準備しておく必要がある」

    これからの道のりは、ボルトレトにもザウバー/アウディにも長い。しかし、この極めて限られたF1グリッドに自分がいることを、彼は決して当たり前だとは思っていない。2025年ルーキー勢の中で最も注目度が低かった彼だが、ここ4戦で3度の入賞を果たし、そのF1キャリアは本格的に動き出した。

  • ガブリエル・ボルトレト快進撃 「B級」と評したレッドブルF1マルコに反論

    ガブリエル・ボルトレト快進撃 「B級」と評したレッドブルF1マルコに反論

    2025年F1シーズン前、ザウバーに加入したガブリエル・ボルトレトがどのようなパフォーマンスを見せるのか、多くのファンが注目していた。

    前シーズン、ザウバーは明らかにグリッド最下位のチームであり、唯一カタールGPで周冠宇が入賞したことが、無得点フィニッシュを免れる唯一の光明だった。これを受け、2024年末にチームは周冠宇とバルテリ・ボッタスの両名を放出。2026年からアウディに変わるこのチームは、大規模な刷新に踏み切った。

    ニコ・ヒュルケンベルグはハースF1チームから早々に契約を得て加入。一方、もう1つのシートは長く空席のままだったが、F2王者となったボルトレトがマクラーレンのジュニア契約を解除され、最終的に2025年のレギュラードライバーとして迎え入れられた。

    ボルトレトは“B級ドライバー”? マルコのコメントが物議に
    レッドブルの首席アドバイザーであるヘルムート・マルコは、シーズン前にServusTVのインタビューで全ルーキードライバーについて評価を下していた。その中で、ボルトレトに対しては以下のように述べていた。

    「彼は“Bドライバー”だと評価する。非常に知的なレーサーで、2023年にF3チャンピオンを獲ったが勝利は1回だけ。トラブルを避けるタイプのドライバーだ。

    F2でも勝利は2回。クルマを確実にゴールさせる能力があり、戦略とタイヤマネジメントも優れているが、究極のスピードは感じない」

    マルコはアイザック・ハジャーを「A評価」とし、アンドレア・キミ・アントネッリを「フェルスタッペン以来の才能」と絶賛。さらにオリバー・ベアマンも「際立った存在」と評価したが、ハンガリーGP後にフェルナンド・アロンソがボルトレトを「世代を代表する才能」と称したこともあり、マルコの評価に疑問の声が強まっている。

    ヘルムート・マルコ(レッドブル・レーシング)

    ボルトレトがマルコに反論「結果で証明する」
    ハンガリーGP後にメディアの取材を受けたボルトレトは、マルコのコメントにこう応じた。

    「気にしていない。そのコメントは見たけど、僕は挑戦が好きだ」

    「彼はF1に多くの才能を送り込んだ人物だけど、同時に間違った人材も送り込んでいる。つまり、当たりもあれば外れもあるということ。僕は彼が間違っていたことを証明したいと思っている」

    「でも、メディアで何を言っても彼の意見は変わらない。結果で見せるしかない。きっと証明してみせるし、いつか彼も認めることになるだろう」

    「今はとにかく、自分の仕事に集中して、もっと成長し、ベストを尽くすだけ。ジュニアカテゴリーでの実績にも誇りを持っているし、F2でもF3でも、彼が育てたレッドブルのドライバーたちに勝ってきた。だから、僕にとってはそれで十分だ」

    ガブリエル・ボルトレト

    今後の展望──実力証明の鍵は“運”と“継続性”
    ドライバーズランキングではヒュルケンベルグが依然23ポイント上回っているが、イギリスGPの3位表彰台という“例外的な結果”を除けば、その差はそれほど大きくない。

    決勝での得点数こそヒュルケンベルグが大きくリードしているものの、予選の成績ではボルトレトが互角以上。特に最近のハンガリーGPでは、ボルトレトが自身最高位の6位入賞を果たし、アロンソをして「世代最高の逸材」と言わしめた。

    経験豊富なヒュルケンベルグを相手に、ルーキーのボルトレトが予選で互角に渡り合い、レースではあと一歩の展開が続く。運に恵まれれば、今後さらに多くのポイントを獲得する可能性は十分にある。

    ヘルムート・マルコの“B評価”を、果たしてどこまで覆せるか。後半戦の活躍に注目が集まる。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ F1ハンガリーGP決勝「戦略は悪くなかったけど…」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1ハンガリーGP決勝「戦略は悪くなかったけど…」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は、2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝を13位で完走。最後方スタートからポジションを10つ上げる走りを見せたが、惜しくもポイントには届かなかった。

    スタート直後に数台を交わしたヒュルケンベルグは、早めのピットストップでアンダーカットを試みる2ストップ戦略を採用。一時は上位勢の背後に迫る位置まで浮上したが、2度目のストップで順位を落とし、再びトラフィックに阻まれた。

    「今日は間違いなくチャレンジングなレースだった。最後方スタートだったから、最初から厳しい戦いになるのはわかっていた。ハンガロリンクは道幅も狭いし、トラフィックとの戦いが常に付きまとうからね。」とヒュルケンベルグはコメント。

    「2ストップ戦略を選んだんだけど、ある時点では良さそうに見えた。でも結果的に、1ストップ勢がうまくやったから、僕たちの戦略は正解じゃなかった。正直、昨日の予選がすべてだった。」

    「でも、ガブリエルが8ポイントを持ち帰ってくれたのは良かった。全体として、バルセロナ以降はずっとポイント争いに絡めてるし、6戦連続でポイント獲得しているのは、僕たちの成長の証だと思う。」

    チーム代表のジョナサン・ウィートリーもヒュルケンベルグのレース運びを評価しつつ、予選の重要性を強調した。

    「ニコのレース内容自体は素晴らしかった。序盤のアンダーカットも的確だったし、混戦の中でポジションを上げていた。ただ、このサーキットではスタート位置がすべてを左右する。チーム全体としては6戦連続のポイント獲得という成果を持ち帰れたし、今後もその一貫性を大切にしていきたい。」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) ハンガリーGP F1ニコ・ヒュルケンベルグが最後方から13位まで追い上げる走りを披露。戦略は機能したが、ポイントには届かなかった。

    後方スタートから2ストップ戦略に挑戦しましたが、どのようなレースでしたか?

    ニコ・ヒュルケンベルグ: まあ、あの位置からのスタートだったから、最初から厳しいレースになるのは分かってた。ずっとトラフィックの中だったし、ここではそれが本当に難しい。

    今日のレースを見る限り、1ストップ戦略がうまくいってた人が多かったから、2ストップは最初から速い選択肢じゃなかったかもしれない。そこにトラフィックが加われば、なおさら厳しくなる。結局、今日は何も得るものがなかったけど、Gabiがポイントを取ってくれたのは嬉しいね。

    すべては昨日の予選から始まっていたと思う。あそこでうまくいかなかったことが、今日の結果につながった。

    シーズン前半は好調でした。夏休みを迎える今の気持ちは?

    ヒュルケンベルグ: ポジティブな気持ちでいるよ。バルセロナ以降、僕らはマシンのパフォーマンスを大きく改善してきた。今は本当にミッドフィールドでしっかり戦える位置にいるし、実際にポイントも取れている。

    たしか、これでバルセロナ以降6戦連続でポイント圏内を争えている。それだけでも十分に前進を示していると思うし、それを誇りに思ってる。だからこそ、これからも努力を続けていきたいね。

  • ガブリエル・ボルトレト F1ハンガリーGP決勝「世界王者2人に挟まれたレース」

    ガブリエル・ボルトレト F1ハンガリーGP決勝「世界王者2人に挟まれたレース」

    キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは、2025年F1第14戦ハンガリーGPでキャリア最高位となる6位に入賞。チームにとっても今季屈指の好成績となる8ポイントを持ち帰り、コンストラクターズランキング7位を維持する重要な一戦となった。

    レースでは、ミディアムタイヤでスタートしたボルトレトが1ストップ戦略を見事に成立させ、70周にわたって高い集中力と安定したペースを維持。

    終盤はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)という歴代王者に挟まれるかたちでレースを展開し、ルーキーとは思えぬ冷静な走りで6位を守りきった。

    ボルトレトはレース後、次のように喜びを語った。

    「この結果には本当に満足している。今のところ自分にとってベストリザルトだし、チームとしても素晴らしい仕事ができた証だと思う。正しい方向に向かって一歩ずつ進んできているし、これはまだ始まりに過ぎない。

    レース自体はすごくハードで精神的にもキツかった。70周ずっと一瞬たりともミスできない状況だったけど、全力を尽くして、1つのミスもせずに走りきれた。僕のドライビングはもちろん、チームの戦略や実行すべてがうまく噛み合っていた。関わってくれた全員に感謝している。

    そして、前には2度の世界王者(アロンソ)、後ろには4度の世界王者(フェルスタッペン)がいて、その間で走るなんて本当に信じられないような経験だった。ああいう瞬間が、僕たちがここまでどれだけ成長してきたかを実感させてくれる。トラックで働いてくれている仲間たち、そしてヒンウィルの全員に心から感謝したい。みんなの努力があってこその結果だと思う。今は家族と一緒にこの成果を喜びたいし、チームとしてここまでの進歩を祝いたい」

    キック・ザウバーのチーム代表ジョナサン・ウィートリーも、ボルトレトの成長とチームの一体感を称賛している。

    「今日の結果は、チーム全体の粘り強さと結束の証だ。週末のスタートはFP1での信頼性トラブルに悩まされたが、それを乗り越えて素晴らしい結果を手にしてくれた。これで6戦連続のポイントフィニッシュとなり、我々の安定性と競争力がしっかり構築されつつある証拠だ」

    「ガブリエルのドライブは本当に素晴らしかった。F1キャリアで最上位となる6位を獲得し、『ドライバー・オブ・ザ・デイ』にも選ばれたのは当然の結果だ。ニコ(ヒュルケンベルグ)も最後尾スタートから粘り強く戦い、13位まで挽回してくれた。ポイントには届かなかったが、そのレース内容は称賛に値する」

    「今季は全体的に非常に接戦が続いており、後半戦も引き続き厳しい戦いになるだろう。まずはファクトリーと現場の全スタッフにとって、この夏休みは十分に値するものだ。この勢いを維持しつつ、シーズン後半戦に向けて再始動していく」

    ガブリエル・ボルトレト ハンガリーGP F1 ザウバーF1チーム

    素晴らしい週末でした。P6という驚異的な結果について、率直な気持ちは?

    ガブリエル・ボルトレト:本当にすごく嬉しい。僕たちは素晴らしい仕事をしたし、チームも今日のレースに向けて素晴らしいマシンを用意してくれた。

    すべてがうまく噛み合って、戦略もうまくいったし、これ以上ない形で前半戦を締めくくれたと思う。

    これで直近4戦で3度目のポイント獲得ですね。夏休み前としては最高の流れでは?

    ガブリエル・ボルトレト:本当にそう思う。今はただ家族と一緒にこの瞬間を楽しみたいし、しっかり祝いたい。

    このポイント、この素晴らしい結果、それにチームの大きな進歩をね。

  • ガブリエル・ボルトレト F1ハンガリーGP予選「週末の始まりは最悪だった」

    ガブリエル・ボルトレト F1ハンガリーGP予選「週末の始まりは最悪だった」

    ガブリエル・ボルトレトは、2025年F1ハンガリーGP予選でQ3進出を果たし、嬉しさをあらわにした。

    金曜フリー走行ではマシンへのフィーリングが合わず苦しんでいたが、予選までに状況を好転させ、見事な挽回を見せた。FP3の段階で改善の兆しを感じていたというボルトレトは、日曜に向けても前向きな姿勢を示している。

    Q:Q3進出おめでとうございます。無線でも喜びの声が聞こえましたが、今の気持ちはいかがですか?

    ガブリエル・ボルトレト:ありがとう。こういう特別な日はそう頻繁にあるわけじゃないから、本当に嬉しい。Q3に進めて最高の気分だし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。

    今回の週末は自分にとって特別だった。というのも、FP1とFP2では今シーズンで一番悪いスタートだったと思うくらい、マシンの感触も自分のドライビングも良くなかった。

    金曜はまったく合っていなかったけど、そこからクルマを大きく変えて、自信を取り戻して、予選でしっかりまとめられたのはすごく大きかった。

    ガブリエル・ボルトレト ザウバーF1チーム ハンガリーグランプリ

    Q:今朝のFP3の段階でマシンの感触はすでに改善されていたんですか?明日に向けても期待は持てそうですか?

    ガブリエル・ボルトレト:間違いない。

    FP3の時点でだいぶフィーリングは戻ってきていた。まだ100%ではなかったし、直すべき点もあったけど、それを予選までに全部まとめられた。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ F1ハンガリーGP予選「自信が指の間からすり抜けた」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1ハンガリーGP予選「自信が指の間からすり抜けた」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2025年F1ハンガリーGP予選でQ1敗退を喫し、日曜の巻き返しを目指すことになった。

    予選での手応えを問われると、フリー走行とは異なるマシンバランスや、セクター2でのわずかなトラフィックによって自信を失ったと語り、「何が起きたのか調べる必要がある」と述べた。

    Q:今日もまた厳しい1日になりました。マシンからパフォーマンスを引き出すのが難しそうに見えましたが、どこで失ったと感じていますか?

    ニコ・ヒュルケンベルグ:正直、何が悪かったのか自分でもちゃんと見直す必要があると思ってる。

    というのも、週末全体を通してマシンのフィーリングはかなりポジティブだったし、予選に入る前まではすごく良かったんだ。

    でも予選に入ったらバランスがかなり変わっていて、自信が文字通り指の間からすり抜けていったような感覚だった。

    セクター2では少しトラフィックにも引っかかって、それも助けにならなかったね。

    いくつかの細かい要素が重なったのかもしれないけど、全体として何が起きたのかちゃんと調査しないといけない。

    痛い結果だったよ。

    ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバーF1チーム

    Q:今年は特に日曜のレースで強さを見せてきましたが、明日の巻き返しにはどの程度自信がありますか?

    ニコ・ヒュルケンベルグ:難しいね。確かにここではオーバーテイクは可能だけど、簡単ではない。

    後方からのスタートになると、僕たち自身の首を絞めることになるし、レースを楽にするわけじゃない。

    明日は厳しい戦いになると思うし、何ができるかまだ分からないけど、様子を見ていくよ。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ F1ベルギーGP決勝「ミディアムが持たなかった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1ベルギーGP決勝「ミディアムが持たなかった」

    ニコ・ヒュルケンベルグは2025年F1ベルギーGP決勝で一時ポイント圏内を走行したものの、ミディアムタイヤの摩耗により戦略を変更せざるを得なくなり、最終的には入賞を逃した。

    最初のスティントではフロントタイヤのグリップ低下と激しいアンダーステアに苦しみ、残り15周を前にピットインを決断。追い上げを図るも、すべてを取り戻すには至らなかった。

    チームメイトのガブリエル・ボルトレトがポイントを獲得したことで、ザウバーとしては一定の成果が残った週末となったが、ヒュルケンベルグ自身は「結果が伴わなかったのは残念」としつつも、全体としてはミッドフィールドで戦える手応えを得たと前向きに振り返った。

    Q:ニコ、今日は途中までポイント圏にいましたね。いけそうだと思いましたか?

    ニコ・ヒュルケンベルグ: うん、思ってたよ。でも、2回目のピットが必要になってから流れが変わったね。

    最初のミディアムタイヤはまったく持たなかった。フロントのグリップがなくなって、ロックしたりアンダーステアがひどくて、とても最後までは持たないと判断した。まだ15周くらい残ってたしね。しかも後ろのグループが迫ってきてて、ガスリーは僕らよりもローダウンフォース仕様だったから、スリップを使われたら完全にやられてただろうし、ピットに入るしかなかった。そこからの挽回は難しかったね。

    ニコヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリポイント圏内を走行するも、タイヤ劣化で戦略変更を強いられたニコ・ヒュルケンベルグ

    Q:週末全体を振り返ってみてどうですか?結果こそ出なかったものの、得るものもあったのでは?

    ニコ・ヒュルケンベルグ: そうだね、学ぶことはあったし、進歩もあったと思う。もちろんリザルトがないのは残念だけど、ガビがポイントを取ってくれたのはチームにとって大きい。

    チームとしてコンストラクターズ争いも大事だから、あれはポジティブな材料だね。僕たちはまたミッドフィールドでしっかり戦えていたし、それも良かったと思う。来週のハンガリーはもっと僕たちに合うサーキットになるはずだから、そこでは結果を持ち帰りたいね。

  • ガブリエル・ボルトレト F1ベルギーGP決勝「今の僕たちの現実的な結果」

    ガブリエル・ボルトレト F1ベルギーGP決勝「今の僕たちの現実的な結果」

    ガブリエル・ボルトレトは2025年F1ベルギーGP決勝で9位入賞を果たし、ザウバーに貴重な2ポイントをもたらした。

    ウェットからドライへと変化する難コンディションの中、序盤はインターミディエイトタイヤで粘りの走行を見せ、スリックへのスムーズな交換でポジションを維持。レース終盤にはリアム・ローソンの背後に迫ったが、逆転には至らずチェッカーを受けた。

    それでも2戦連続入賞となる今回のリザルトは、ボルトレト自身にとってもチームにとっても手応えのあるものとなった。オーストリアGPで記録した自己ベスト(8位)には一歩届かなかったが、異なるサーキットと天候条件でも安定したパフォーマンスを発揮できたことは、今後への確かな自信につながる。

    Q:ガビ、おめでとう。今日は激しい戦いの末に貴重なポイントを獲得しましたね。この結果にはどれくらい満足していますか?

    ガブリエル・ボルトレト: うん、とても満足してる。クルマでできることはすべてやれたと思う。

    こういうコンディションだと、いつも何が起こるかわからない。雨が降って乾いて…レース中にいろんなことが起こり得る。でも正直、今日のP9は僕たちが達成できた最大限の結果だったと思う。クルマもそこまでの力はあったし、リアム・ローソンの方がちょっと速かった。だからP8を取ったのは当然だと思う。

    僕は自分にできることは全部やったから、それを誇りに思うべきだよね。もちろん、もっと上を目指したいし、だからこそオーストリアのP8よりも良い結果を出したいって強く思ってる。でも、今日の結果に感謝するべきだし、今日はこれで良かったんだと思う。

    ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリスパでの難コンディションを9位で走り抜いたガブリエル・ボルトレト

    Q:ザウバーはまたしても競争力を示しましたね。異なるサーキット、異なるコンディションでもこれだけ戦えるのは、チームとしても励みになりますよね?

    ガブリエル・ボルトレト: そうだね、この週末ずっとクルマは競争力があったと思う。チームはこのポイントを得るに値する働きをしてくれた。

    これが今の僕たちにとって現実的なリザルトで、シーズンを通してここからさらに前進していけると思ってる。