カテゴリー: ザウバーF1チーム

  • ザウバー、NECとのスポンサー契約を正式発表

    ザウバー、NECとのスポンサー契約を正式発表

    ザウバーは、NECとの契約を正式に発表した。契約はNECメキシコとの契約となる。

    今回の契約により、NECのロゴが、開幕戦オーストラリアGPからC30のモノコック脇、ドライバーのレーシングスーツとヘルメット、スタッフのチームウェアに掲載される。

    ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは「NECメキシコは、技術で世界をリードするNECコーポレーションの子会社だ。NECの国際性、高い技術水準、革新の追求は、F1の価値と完璧に一致する。コラボレーションを楽しみにしている」とコメント。

    NECメキシコのエンリケ・レイヴァCEOは「我々をモータースポーツへと導く革新的なプロジェクトだ。F1は最先端技術、パワー、ダイナミズム、そして特にスピードを持つ国際的なプラットフォームだ。モータースポーツの最高峰で、日本やメキシコを代表するトップクラスのスポンサー企業に加わることを非常に嬉しく思っている。好成績を期待し、エキサイティングなシーズンを送ることを楽しみにしている」と述べた。

  • 小林可夢偉 「2011シーズン 開幕戦に向けて」

    小林可夢偉 「2011シーズン 開幕戦に向けて」

    小林可夢偉が、2011年F1開幕戦オーストラリアGPへ向けて、そして日本への想いを改めて語った。

    「開幕前、最後のバルセロナテストの後、一度日本に戻っていました。ブログにも書きましたが、僕が経験した16年前の震災以上の地震と大きな津波が起き、大勢の方々が被災されてしまい、とても胸が痛んでいます」と小林可夢偉はコメント。

    「とにかく日本に着いたその夜から、僕としてできることを準備しつつ、普段の生活でも節水や節電を心がけていました。今はもうオーストラリアに向かっていますが、開幕戦からすべてのレースでしっかりと戦い、少しでも被災地の皆様を勇気づけることができたらと思っています」

    ザウバーで2シーズン目を迎える小林可夢偉は、今年が勝負の年だと語る。

    「フル参戦2年目の今年は、僕自身にとっても勝負の年だと位置づけています。だからこの冬のテストはかなり自分自身にプレッシャーをかけていました」

    ザウバーの2011年F1マシン「C30」には手ごたえを感じていると小林可夢偉は語る。

    「テスト序盤はクルマのトラブルもあったり、すべて順調だったかというと、そうではなかった部分もあります。でも結果的には、テストの内容もクルマのパフォーマンスも悪くはないという手応えを得ています」

    「バルセロナテストの最終日には、予選と決勝を想定したレースシミュレーションを走ってみました。実は僕がテストでレースシミュレーションを走るのは今回が初めてだったんです。最後は駆動系にトラブルが出てレース距離に届きませんでしたが、いろいろ分かったし、なにより新品タイヤでのペースが悪くなかったのは収穫でした」

    「このバルセロナでは、開幕戦用に準備されている新しいクルマのパッケージもテストしましたが、2月に走らせていたテスト仕様に比べるとダウンフォースを感じられたし、新しいパーツの効果もあります。あとはクルマのバランスをしっかりとあわせられれば、問題はないと思っています」
    今年、最も多くの変化としてタイヤサプライヤーがピレリに変わったことがある。

    「ピレリタイヤはとにかくよく滑るタイヤなんで、グリップを感じづらいのは確かです。タイヤカスも多く出るので、予選や決勝では走行ラインを外してタイヤカスに乗ってしまわないように気をつけないといけないですね」

    「実際のレースは、冬のテストよりもっと路面温度が高いなか走ることが多いのですが、3月に予定されていたバーレーンテストがキャンセルされたので、タイヤが高い路面温度にどう反応するのかはまだ分からないところもあります。ただ、それはどのチームも同じ条件ですから、僕たちだけのハンデというわけではないです。今年はとにかくタイヤをきちんとグリップさせて、滑らさないのが大事ですね」

    「では実際なところ、自分たちがどれくらいのポジションにいるのかというのは、例年以上に見えづらい状況でもあります。僕たちは空タンのパフォーマンスランはそこまでやってませんし、テストでトップタイムを出そうと思えばいくらでも出せますからね。だからすごく未知数な部分が多いので、開幕戦は波乱が多いレースになりそうです。ピットストップの回数は間違いなく増えるでしょうね」

    「いよいよ2011シーズンが始まりますが、とにかく僕は日本の皆様への思いを込めて、自分自身とクルマのパフォーマンスを最大限引き出して毎戦入賞を目指して走ります」

    小林可夢偉 インタビュー:2011年シーズンに向けて

    関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル

  • セルジオ・ペレス 「ペイドライバーと呼ばれることはわかっている」

    セルジオ・ペレス 「ペイドライバーと呼ばれることはわかっている」

    セルジオ・ペレスは、自分がペイドライバーとして見られることを承知の上でザウバーでのデビューシーズンに臨む。

    メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスは、メキシコの通信会社テルメックの支援を受けて、今年小林可夢偉のチームメイトとしてザウバーからF1デビューを果たす。

    ザウバーのマネージングディレクターを務めるモニシャ・カルテンボーンは「セルジオは、様々なシリーズでドライバーをサポートするテルメックスのプログラムの一員です」と AFP通信 にコメント。

    「我々が一方(セルジオ)を望む、もう一方(テルメック)を望むはという問題ではありませんでした。2つは一緒にきました」

    セルジオ・ペレスは「僕をペイドライバーと呼ぶ人がいるのはわかっている」と認める。

    「僕は母国から素晴らしサポートを受けているのでそれは普通のことだ。でも、僕がGP2で成し遂げたように良いシーズンを送れば、幸運を得られることも普通のことだ」

    だが、当初ザウバーはニック・ハイドフェルドを高く評価していたとされており、ウィリアムズでは印象的なルーキーシーズンを送ったニコ・ヒュルケンベルグに代わって、ベネズエラ石油公社PDASVから巨額の支援を受けるパストール・マルドナドがシートを獲得した。

    「自分のシートに資金を山積みにしたドライバーが座るのを見るのは嬉しいことではない」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「でも、それが現時点でF1で働くことができる方法なんだ」

  • ザウバー 「チーム全員で可夢偉をサポートする」

    ザウバー 「チーム全員で可夢偉をサポートする」

    ザウバーのテクニカルディレクターであるジェイムス・キーが開幕戦オーストラリアGPへむけてコメント。地震と津波で母国が大きな被害をうけた小林可夢偉をチーム全員でサポートすると述べた。

    「チーム全員がメルボルンでの2011年シーズンの開幕を楽しみにしている。開幕戦に相応しいチトラックだ。路面温度が高くなる可能性があるのでどのように展開するか興味深い。誰もまだテストしていないことだし、その点ではまだまだいくつか未知数だからね。バルセロナでテストを終えたマシン仕様にテストで学んだことから最終的な改良を加えて向かう予定だ」

    「週末のフォーマットはいくぶん違ってくるだろう。タイヤは過去に慣れていたものと比べて一貫していないので、最適化する必要がある」

    「ドライバーに関しては、もちろんセルジオと初めてF1レース週末で作業するのを楽しみにしている。彼は冬季テストで優れた進歩を示していたし、それをプレッシャーが高まる初のレース週末に移行できることを願っている。彼はそれができると確信している」

    「セルジオとは違い、可夢偉はトラックを学ばなくていい。なので、マシンのセットアップ面と全体的なパフォーマンス作業の比重が高くなる。特に金曜日は正しい方向性を見つけることが重要になってくる。日本の出来事を考えれば可夢偉にとって非常に厳しい週末になるとわかっているが、チーム全員が全力で彼をサポートする」

    「トラックに関しては、アルバートパークは、序盤にストップ&ゴーのシケインが、ラップ後半にはいくつか中〜高速コーナーがあるセミ・ストリート・サーキットだ。リアタイヤに厳しい傾向にあるサーキットだが、我々はテストではフロントの方が厳しい傾向にあったのでで興味深くなるだろう。なので、マシンのバランスはメルボルンで変化するかもしれないし、路面温度が高くなればテストよりもリアタイヤに気をつけなければならないだろう。だが、それもプロセスの一部だ。出来る限りの準備をしてメルボルンに向かう」

    関連:
    ・小林可夢偉 「日本のために結果を出したい」
    ・小林可夢偉、マシンに“我々の祈り、日本に届きますように。”

  • 小林可夢偉 「日本のために結果を出したい」

    小林可夢偉 「日本のために結果を出したい」

    小林可夢偉が、開幕戦F1オーストラリアGPにむけてコメント。大地震に見舞われた日本のために少しでも良い結果を出したいと語った。

    「もちろん、母国のことがとても心配でしたし、バルセロナテストのあと日本に帰りました。状況は本当に良くないと言わなければなりません」と小林可夢偉はコメント。

    「多くの方々が生活や家を失い、冬の寒い中、食べ物も水もありませんし、大切なものを失いました。どんな映画よりも悪いシナリオが現実になっていることが信じられません。僕たちはひとつになる必要がありますし、世界中からの助けを必要としています」

    「国全体がなくなってしまうかもしれないと心配しています。あまりに凄まじいんです。地震以来、津波のニュースは毎日ひどくなっていますし、現時点で楽しみにするポジティブなことはなにもありません」

    「何かしなければならないと感じていますし、助けたいです。でも、実際僕にできることはなにもありません。当分の間、少なくとも僕にできるのはメルボルンでのシーズン開幕戦に完全に集中することです」

    「最初はとても楽しみにしていました。今、僕が本当に望んでいることは、少しでも日本の皆さんにほんの小さな希望とポジティブなニュースを届けることができるように良い結果を出すために全力を尽くすことです」

  • 動画:ザウバー 2011年シーズンプレビュー

    動画:ザウバー 2011年シーズンプレビュー

    ザウバーF1チームが、2011年シーズン開幕を目前に控えてスペシャル動画を公開した。

    ザウバーは、2年目を迎えた小林可夢偉とルーキーのセルジオ・ペレスというドライバーラインナップで2011年シーズンに挑む。

    今年はメキシコのテルメックスを含めた多くのスポンサーを獲得したザウバー。冬季テストでもC30は一貫性のあるパフォーマンスをみせており、小林可夢偉の活躍、そしてチームメイト同士のバトルも注目だ。

    ザウバー:2011年シーズンプレビュー

    関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル

  • 小林可夢偉 ザウバーC30 走行&インタビュー

    小林可夢偉 ザウバーC30 走行&インタビュー

    2011年シーズン開幕を目前に控え、小林可夢偉によるザウバー C30の走行動画とインタビューが公開された。

    撮影は2月16〜17日にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ウェットコンディションのなか、小林可夢偉による走行シーズンやオンボードカメラの映像を収録。

    インタビューでは、ザウバーでの2年目のF1シーズンを迎える小林可夢偉が、チームリーダーとしての責任やチーム内でのコミュニケーション、新車C30の印象、2011年シーズンへ向けての意気込みなどを語っている。

    小林可夢偉:ザウバー C30 走行動画

    https://www.youtube.com/watch?v=rESItMqsEyE

    小林可夢偉 インタビュー:2011年シーズンに向けて

    https://www.youtube.com/watch?v=64szAdGXkxY

    関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル

  • 動画:セルジオ・ペレス ザウバーC30 走行&インタビュー

    動画:セルジオ・ペレス ザウバーC30 走行&インタビュー

    2011年シーズン開幕を目前に控え、セルジオ・ペレスによるザウバー C30の走行動画とインタビューが公開された。

    撮影は2月16〜17日にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ウェットコンディションのなか、セルジオ・ペレスによる走行シーズンやオンボードカメラの映像を収録。

    インタビューでは、30年ぶりのメキシコ人ドライバーとしてF1デビューを果たすセルジオ・ペレスが、2011年シーズンへ向けての意気込みなどを英語で語っている。

    セルジオ・ペレス:ザウバー C30 走行動画

  • ザウバー、三菱電機とのパートナー契約を延長

    ザウバー、三菱電機とのパートナー契約を延長

    ザウバーは、三菱電機とのパートナー契約を延長したことを発表した。

    三菱電機は6年間にわたりザウバーの技術パートナーを務めており、形彫放電加工機やワイヤ放電加工機といった設備をチームに供給してきた。

    今回の更新では契約が拡大され、三菱電機のロゴが公式パートナーとしてチームのトランスポーターやプレスリリース、ピットスクリーンに掲載されることとなった。

    ペーター・ザウバー (チーム代表)
    「三菱電機はこの6年間重要なパートナーだった。三菱電機はすでに加工機器の供給によりチームに重要な技術的な貢献を果たしており、今後、その協力関係はラミネート加工ロボットまで拡張される。私の立場からすれば、この長期的なパートナシップが困難な時期でさも時の試練に耐えてきたことはひときわ価値のあることだ」

    ハンス・ユルゲン・ペルツァース (三菱電機 メカトロニクス EDM/レーザー 営業部長)
    「ザウバーF1チームのパートナーとして6年間が経ち、今後我々の協力がさらに強化されることを嬉しく思っている。チームに加工機器を供給することに加え、産業ロボットによる生産を拡大することで先進のエンジニアリングを活用していく。三菱電機はあらゆる技術分野において世界でも有数の企業であり、それは我々のF1への関与に非常に適している。また、日本人ドライバーである小林可夢偉がチームにいることもさらなる誘因となっている」

  • ジェイムス・キー Q&A 「可夢偉と働くのは楽しい」

    ジェイムス・キー Q&A 「可夢偉と働くのは楽しい」

    ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムス・キーが、開幕戦にむけてのC30のパフォーマンス、小林可夢偉とセルジオ・ペレスの両ドライバーについて語った。

    2011年シーズンへの準備は順調ですか?
    4回のテストにわたって、かなり多くの作業をカバーすることができたので、かなり準備ができていると思っている。新しいタイヤ、KERS、リアウイング、マシンの空力など学ぶことはたくさんあったが、先週のバルセロナで終えることができた。ドライバーの大きな貢献により、チームの理解と我々が進む必要がある方向性についてチームとドライバーはタイヤの傾向やマシンの挙動に関して学習し、理解するためことにおいて素晴らしい仕事を成し遂げた。

    信頼性に関する印象はいかがですか?
    全体的に信頼性はOKだ。反復的な問題は1つしかなかった。他の小さな問題は、簡単に対処できる特定のものと同様、テストでは時折現れるものだ。基本的にマシンには信頼性があるし、特定のエリアで大きな再設計や再考が必要な問題はなかった。

    ザウバー C30のパフォーマンスについてはどう考えていますか?
    パフォーマンスを判断するのは非常に難しい。最終的にパフォーマンスはライバル次第だ。我々が行ったテストはかなり誠実なものだったと思うし、バルセロナでは最後の二日間しか軽めの燃料で走らなかった。それはマシンがどの場所にいるかについてより多くのアイデアを与えてくれた。かなりタイトに見えるし、判断するのは本当に難しい。昨年マシンで立て直しを望んでいた特定のエリアで成し遂げた進歩には満足している。良いニュースはシーズン開幕にむけて2回目のバルセロナに持ち込んだかなり大きなアップデートが望み通りに働いているということだ。今重要なことは、プッシュを続けて出来るだけ早くさらなるアップデートをもたらすことだ。いくつか大きなアップデートを予定しているし、第2戦には新しいパーツを持っていく予定だ。

    新しいピレリタイヤの特性はいかがですか? 今後のレース戦略にどのような影響を与えますか?
    特性は以前のサプライヤーで慣れていたものとはかなり異なるが、それはデザインによるものだと思う。タイヤはより長い走行を管理する必要があるのは確かだし、レース状況はではそれが重要になってくると思う。それらを対処するにはいろいろな方法があるし、それを最適化するために最初の数レースでは戦略にどのような傾向が出てくるか見てみる必要がある。リアタイヤは当初考えていたよりも若干強い。当初データでその部分がかなり弱いと感じていたのでかなりポジティブだ。タイヤは様々な点で我々が予想していた特性を持っていたので、マシンのバランスは予想していたものに近い。タイヤはかなりピーキーだ。一周目のグリップは全体的にかなり良いが、そのあとは管理する必要がある。良いことは2つのコンパウンド間に、近年には見られなかった非常にはっきりとした違いがあることだ。

    ピットクルーの作業の重要性はどれくらい増加しますか?
    これからは戦略がより複雑で詳細になってくる。より多くのピットストップがあるだろうし、ピットクルーはより多くのプレッシャー下に置かれる。全てのピットストップを出来るだけ早く行うだけでなく、レースではタイヤ交換の必要性や機会が以前よりもより多くの重要な局面でやってくるはずなので、素早く反応しなければならない。またピットウォールのエンジニアにとっても戦略決定は以前よりもはるかに予測しづらくなっている。それを扱う方法について最初の数戦で多くのことを学ぶことになると思っている。

    チームのルーキードライバーであるセルジオ・ペレスの印象はいかがですか?
    セルジオは過去4度のテストで非常に成長した。2月上旬のバレンシアテストで彼がスタートした場所とそのわずか6週間後の今いる場所を見てみると彼はかなり進歩を遂げている。彼は非常に多くのことを学んでいるし、彼のフィードバックはテスト毎に改善している。マシンに対する自信も深まっている。最後のバルセロナテストでレースと予選走行を実施した際には良い成果をあげていた。初めて軽い燃料と新品タイヤのマシンで走ったが本当に素早くそれに利用できていた。シーズン開幕でのプレッシャーは非常に異なるだろうが、これまではそれがうまく作用しているし、彼は今レースを楽しみにしている。

    小林可夢偉はチームでの新しい役割にどのように対処しています?
    彼はとてもうまく対処しているし、非常にプロフェッショナルだ。彼はマシンを開発する方向性において非常に率先的な役割を担っており、我々のいる位置について非常に優れたドライバーの視点を与えてくれている。セルジオは違うが、彼は以前のサプライヤーのタイヤに慣れているのでタイヤへの適応に少し作業が必要だった。去年F1にいたドライバーにとっては適応は少し難しい。だが、可夢偉はそれに関して素晴らしい仕事をしているし、去年からわかったように我々はテストとレースの両方で彼に頼ることができる。可夢偉と働くのは楽しいよ。