カテゴリー: ザウバーF1チーム

  • ザウバー、表彰台よりもポイント獲得に集中

    ザウバー、表彰台よりもポイント獲得に集中

    F1マレーシアGPでセルジオ・ペレスが優勝争いを繰り広げたザウバーだが、表彰台フィニッシュよりも一貫してポイントフィニッシュすることに集中している。

    ザウバーのモニシャ・カルテンボーンCEOは、開幕2戦のパフォーマンスにより期待は高まっているが、チームは現実的なままでいなければならないと強調した。

    「我々は、すべてのレース週末でポイントを獲得し、(チャンピオンシップの)ポジションを大幅に改善させるという目標を基礎に置いています」とモニシャ・カルテンボーンはコメント。

    「前回のレースでの結果を見て、期待するのは普通のことですが、我々はマレーシアで全てがうまくいったという事実をかなり慎重に捉えています。今後のレースのベンチマークとして捉えるのは正しくないでしょう。ギャップは非常に小さいですし、それほど大きくはなくても、突然グリッドの後方に下がってしまいます」

    「ザウバーC31は速いマシンですし、前回のレースを見れば、異なるコンディションでも競争力があります。そのことは大きな自信を与えてくれます。多くのポテンシャがあることは確認できているので、それを最大限に生かす必要があります」

    モニシャ・カルテンボーンは、タイヤのウォームアップ特性は2011年ほど厄介ではなく、予選を改善させるという目標を達成できていると考えている。

    「まだ主要な問題は予選です」とモニシャ・カルテンボーンはコメント。

    「昨年、適切な温度でタイヤを働かせることはより大きな問題でした。今年はそれほど大きな問題ではありません」

    「良いスタート位置を獲得することに関しては、このマシンではさらに多くのポテンシャを引き出すことができます。ですが、良い結果を得るためにはすべてをまとめる必要があります。セットアップ、タイヤの使い方、ドライバーが完璧なラップをすること。そのような組み合わせに取り組む必要があります」

  • メキシコ政府、ザウバーとのパートナーシップを再開

    メキシコ政府、ザウバーとのパートナーシップを再開

    ザウバーは、メキシコ政府観光局とのパートナーシップを再開したことを発表。ザウバーのF1マシンに“visit Mexico”のカラフルなロゴが掲載される。

    メキシコ政府は、残り18戦のうち12戦でザウバー C31のリアウイング裏に“visit Mexico”のロゴを掲載して同国の観光をアピール。また全グランプリでメキシコの名前が、ザウバー C31のノーズコーン、セルジオ・ペレスと小林可夢偉のレーシングスーツおよびヘルメット、チーム器材に掲載される。

    ペーター・ザウバー
    「このパートナーシップを続けられることを非常に嬉しく思っている。契約の再開は、開幕2戦での良い結果が貢献したと考えていいだろう。そして、もちろんマレーシアでのセルジオの2位フィニッシュが、彼の母国のプライドを再び燃え立たせたのだと思う」

  • ザウバー、セルジオ・ペレスの父親のグランプリ出席を禁止

    ザウバー、セルジオ・ペレスの父親のグランプリ出席を禁止

    ザウバーは、セルジオ・ペレスの父親アントニオ・ペレスのグランプリへの出席を禁止したと Blick が報じている。

    元メキシコF3のチャンピオンでもあるアントニオ・ペレスは、昨年のF1モナコGPでセルジオ・ペレスが負傷した際に、トラックサイドで対処に苦しんでいたと報じられている。

    だが、最終的な決め手となったのは、滑りやすいコンディションでセルジオ・ペレスが勝利を争ったF1マレーシアGPだったと Blick が報じている。アントニオ・アントニオは、パドックで“神経質”に歩き回っていたという。

    ベテラン記者ロジャー・ブノワは「それでザウバーは、好感のもてるアントニオに、自宅に留まって、神経過敏な状態から解放されるよう、いくつかアドバイスを与えた」と報じた。

  • ペーター・ザウバー 「F1にもまだ何名か紳士はいる」

    ペーター・ザウバー 「F1にもまだ何名か紳士はいる」

    ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、まだF1には何名か紳士がいると主張している。

    最近のFダクト論争では、メルセデスAMGのロス・ブラウンが、追求するべきではないテクノロジーにおいてチーム間の“紳士協定”を破ったと示唆されている。

    おそらくF1パドックで数少ない紳士のひとりであるペーター・ザウバーは、まだ何人か仲間はいると Sonntagsblick に語った。

    F1マレーシアGPのセルジオ・ペレスの2位表彰台について個人的に祝福されたか尋ねられたペーター・ザウバーは「マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュは、非常に素晴らしい祝辞をくれた」とコメント。

    「フランツ・トスト(トロ・ロッソ)は、愛嬌のあるテキストを書いてくれた。それにドメニカリとフェラーリの人々もだ。我々は非常に友好的な関係を築いている」

    F1には他にも多くの紳士がいるかどうかに関しては「このビジネスにおいて、あまりそのような質問はするべきではない」と主張。

    「コーリン・チャップマンは知らなかった。ケン・ティレルは、大いにアピールしてきたが、我々(ザウバー)を獲得することに真剣ではなかった。フランク・ウィリアムズも同じだ」

    ザウバーの2012年マシンがなぜ速いかについて、パドックでは懐疑論と皮肉的な考え方が広まっている。実際、ザウバー C31は冬季テストでも速かったが、数日前まで深刻な脅威とはみられていなかった。

    「ヘレスとバルセロナのテストを終え、我々のマシンが良いことはわかっていた。だが、他は単に我々が軽い燃料で走っていると考えていた。ミッドフィールドのチームがそのような速さを示したときは一般的なことだ」

    またペーター・ザウバーは、セルジオ・ペレスのストーリーを楽しんでいると述べた。

    「1年前、彼らはコクピットのためにお金を払っただけだと言われていた。なので、今になって彼はフェラーリに行くだろうと彼らが言っているのを見るとくすくす笑ってしまうよ」

  • ペーター・ザウバー、モニシャ・カルテンボーンを後継者に指名

    ペーター・ザウバー、モニシャ・カルテンボーンを後継者に指名

    ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、モニシャ・カルテンボーンを将来の後継者に指名した。F1初のチーム代表が誕生するかもしれない。

    ペーター・ザウバー(68歳)は、70歳の誕生日前に引退する可能性をほのめかしている。

    ザウバーでは、ペーター・ザウバーがチーム代表を務めているが、すでにモニシャ・カルテンボーンはCEOを務めている。

    「私は常に70歳になったときにピットウォールに座っていないだろうと言ってきた」とペーター・ザウバーは Der Sonntag にコメント。

    「私の後継者がモニシャ・カルテンボーンなのは確かだ。それは間違いない。いつそうなるかはまだオープンだがね」

    「彼女はF1史で初の女性チーム代表になるだろう」

    「彼女は13年間、我々とともに主要な役割を務めてきた。彼女は非常によい仕事をしてくれると確信している」

    実際、ペーター・ザウバーは、BMWにチームを売却し、マリオ・タイセンに手渡したときにすでに一度ピットウォールを離れている。

    そして、2010年にBMWが突然F1から撤退した際に、チームの従業員を救うためにしぶしぶ復帰した。

    「2度も決壊に飛び込むことはできない」とペーター・ザウバーは笑いながら述べ、引退は今回で最後になることをほのめかした。

  • ザウバー、エキゾースト周りに“コアンダ効果”を利用

    ザウバー、エキゾースト周りに“コアンダ効果”を利用

    ザウバーは、C31のエキゾースト周りに“コアンダ効果”を巧みに利用しているという。

    コアンダ効果とは、流体が物体の表面を流れるとき、物体表面の外形に貼りつくように沿って流れる現象。流れる水道水にスプーンを当てると、水はスプーンの曲面に沿って勢いよく曲がるという実験が有名だ。

    コアンダ効果という名称は、ルーマニアの空力開発の先駆者先駆者にして世界初のジェット機コアンダ=1910を製作したアンリ・コアンダにちなんで名付けられた。

    ザウバー C31

    ザウバーのリアソリューションは、高温の排気ガスをタイヤやディフューザーに向けて低く広く導いている(黄色の矢印)。

    排気口周辺は、曲面が巧妙に配置されており(赤の矢印)、排気ガスはその曲面に沿って導かれる。コアンダ効果により、表面が空気の流れから離れるようにカーブすると、低圧が高まって空気はその表面に沿うように流れるという。

    フェラーリは、F2012のアップデートにこのザウバーの哲学を採用するとされている。

  • 小林可夢偉:F1中国GP プレビュー

    小林可夢偉:F1中国GP プレビュー

    小林可夢偉が、F1中国GPへの意気込みを語った。

    小林可夢偉 (ザウバー)
    「このグランプリにはいつも良いフィーリングを持っています。高速コーナーはとても楽しいですし、僕たちのマシンにも合っているはずなので、上海のサーキットは本当に気に入っています。去年のレースはとても楽しかったですし、13番手からスタートしてポイントを獲得することができました」

    「路面温度は最近のマレーシアよりも低いかもしないので、メルボルンにより近くなると思います。それも僕たち、そしてタイヤに有利なはずです。でも、以前のようになるかどうかは確認してみなければなりません。前向きなアプローチでそこに行くつもりですし、短い休みを終えて、どこがどのようなアップデートをマシンに持ち込んでくるかを確認するのは楽しみです。個人的には、休みの日は日本で物理療法士のジョセフ・レーベラとの追加のトレーニングセッションのために使いました」

  • セルジオ・ペレス:F1中国GP プレビュー

    セルジオ・ペレス:F1中国GP プレビュー

    セルジオ・ペレスが、F1中国GPへの意気込みを語った。

    セルジオ・ペレス (ザウバー)
    「中国GPをとても楽しみにしている。マレーシアでのレース後、短い休みを楽しんだ。特にメキシコに戻った序盤は忙しかったけどね。グアダラハラでのレセプションは本当に素晴らしかったし、僕は家で家族や友人と会うのが本当に大好きなんだ」

    「でも、僕はさらに改善することに本当に集中しているし、トレーニングプラグラムを続けている。僕たちのマシンは競争力があるし、僕たちはそれを最大限に活用している。去年、上海で最初のうちは良いレースができていたけど、グランプリ終盤に他のマシンと接触して、ペナルティを科せられてしまった。トラックの高速コーナーは僕たちのマシンに合っているはずだ。特にターン1が好きだね。長くてかなり難しいコーナーだ。ロングストレートは僕たちにとって最も楽なパートではないけど、僕たちは再びポテンシャルを最大限に発揮できるはずだ」

  • ザウバー 「開発予算が不足しているのは残念なこと」

    ザウバー 「開発予算が不足しているのは残念なこと」

    2012年F1マシンのスピードが、F1で最もリッチなチームたちと肩を並べているザウバーにとって、次の戦いは資金である。

    F1は、これまでのシーズンと同じように、チャンピオンシップに勝つためには、最初のデザインの賢明さではなく、長いシーズンを通して開発を続けるチームの能力が重要になってくる。

    以前ザウバーのモニシャ・カルテンボーンCEOは、その点ではマクラーレンやフェラーリ、メルセデス、レッドブルとは戦うことはできないと認めている。

    「残念です」とモニシャ・カルテンボーンは述べた。

    「多くの企業が我々のプロジェクトに投資すると決めていただけるように十分なポテンシャルを示せることを願っています」

    O Estado de S.Paulo は、ザウバーの今年の予算が8000万ユーロ(約85億5000万円)であるのに対し、トップ4チームの予算は2億2000万ユーロ(約238億円)だと見積もっている。

    モニシャ・カルテンボーンは、ザウバーは予算キャップの強制を支持すると述べている。数年前、前FIA会長マックス・モズレーは、ビックチームと予算キャップについて激しい政治的な戦いを繰り広げている。

    「我々は・・・スポンサー状況に満足してないと公然と述べています。我々は高い目標を持っていますし、それらを達成するためには適切な資金提供が必要です」

    「我々はまだその面に取り組む必要があります。もちろん、もっと多くの資金があれば、より多くの開発をすることができますし、それはトラック上でわかります」

    「以前も言ったように、振り返ってみて、我々が本当に望んでいることを成し遂げるために十分な資金を持っていることは決してありませんでした。問題は常にどれくらいギャップが大きいかです。大きいときもあれば、小さいときもあります」

  • ザウバー C31、F1パドックの注目を集める

    ザウバー C31、F1パドックの注目を集める

    F1マレーシアGPで2位表彰台を獲得するパフォーマンスをみせたことで、ザウバー C31に注目が集まっている。

    マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「1チームだけが、全てのタイヤ、あらゆるコンディションで一貫して良いラップタイムを刻むことができている。それはザウバーだ」とコメント。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも「彼ら(ザウバー)は、どうにかしてタイヤを完璧に働かせることができている。現時点ではそれが成功の鍵だ」と Speaking to Auto Motor とコメント。

    「(タイヤ)ウインドウはとても小さく、とても簡単に外れてしまう」

    F1マレーシアGPで優勝したフェルナンド・アロンソも「彼らが僕たちより速かったのは間違いない」と認めている。

    ザウバー C31がトップレベルのパフォーマンスを見せたのはマレーシアの混沌として天候のためだとの見方もあるが、実際にザウバーはオーストラリアでも速さをみせていた。

    ザウバーのチーフデザイナーを務めるマット・モリスは「我々のマシンは、(オーストラリアの)スタートで酷くダメージを負っていた」と説めり。「ペレスはフロント、可夢偉はリアだ」

    それでも、両ドライバーはトップ8以内でフィニッシュしている。

    「マレーシアでのレースは、我々のマシンがどれくらい速いかを非常に明確に示した」とチーム代表のペーター・ザウバーは主張している。

    「2つの非常に異なるトラックでのレースを終え、今はC31が成功だということが保証されている」

    次の問題は、ザウバーのような小規模チームが、どのように他チームからコピーされるようなマシンを造ることができたかだ。ブロウンディフューザー時代が終わった今、チャンピオンチームのレッドブルがザウバーのソリューションをコピーしている。

    イタリアの Autosprint は、次はフェラーリがコピーすると主張しており、改良版のF2012は『Ferrauber』と呼ばれることになるだろうといたずらっぽく示唆している。

    FIAのエキゾーストの取り締まりについてマット・モリスは「我々はライバルよりも諦めなかった」と認める。

    ペーター・ザウバーは以下のように述べている。

    「レッドブルが我々と類似したルートを選んだのを見たとき、我々は正しかったのだと確信した」

    ザウバー C31のもうひとつのトリックは、ドライバーのクーリングのためのマシンのフロント部分に開けることが許されている隙間の使い方だ。

    「それが勝負を決めているわけではない」とマット・モリスは主張。

    「だが、いくらかラップタイムを稼いでいる」

    Autosprint は、もうひとつのトリックはザウバーC31のリアホイール前方に位置しており、レギュレーションの“グレーゾーン”を突いていると報じている。