カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨と鈴木亜久里によるトークイベントが開催

    佐藤琢磨と鈴木亜久里によるトークイベントが開催

    佐藤琢磨と鈴木亜久里によるトークイベントが、1月8日(木)に西武渋谷店で開催される。

    このトークイベントは、現在開催中の「F1 ART SCENE 写真展」の特別イベントとして開催されるもの。ともに世界最高峰の四輪レースであるF1で表彰台を獲得した実績を持ち、スーパーアグリではオーナーとドライバーという関係にもあった佐藤琢磨両と鈴木亜久里。

    レースでのエピソードに加え、旅行先として人気が高く、両氏ともに縁のある「モナコ」をテーマにここでしか聞けないトークセッションを予定している。入場は無料。

    【開催概要】
    ■日時:2015年1月8日(木)17:30〜18:00
    ■会場:西武渋谷店  A館7階 特設会場
    ■ゲスト:鈴木亜久里、佐藤琢磨
    ■主催:西武渋谷店
    ※開場は、17時15分となります。
    ※場所取りは、ご遠慮いただいております。開場時間にご来場ください。
    ※個別での写真撮影のお時間はございません。お客さま個人での撮影は可能です。
    ※混雑の場合、ご観覧いただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。

  • 佐藤琢磨、2015年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦

    佐藤琢磨、2015年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦

    佐藤琢磨が、2015年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦することが発表された。

    2015年、AJフォイト・レーシングは2台体制でインディカー・シリーズに参戦する。ドライバーは、No.14カーにはチーム加入3年目となる佐藤琢磨を、そしてNo.41カーには昨年インディカー・シリーズにデビューしたジャック・ホークスワースを起用する。

    エンジンはいずれもホンダ。スポンサーは2台ともにABCサプライが務めるとともに、チームはインディアナポリス・モーター・スピードウェイ近くに新たなレースショップ(ファクトリー)をオープンすることになった。

    なお、2015年はABCサプライがAJフォイト・レーシングのメインスポンサーになってから10年目にあたる。ABCサプライは2台体制のAJフォイト・レーシングを2016年までサポートすることを決定している。

    佐藤琢磨
    「AJフォイト・レーシングが2台体制になるというのは本当に素晴らしいニュースだと思います。体制の強化には大賛成ですし、ジャックのチーム加入についても歓迎します。6シーズン目となるインディカー・シリーズへの参戦に向けて大きな期待を抱いているほか、同じチームと3シーズン続けて挑戦できることにも喜びを感じています。エンジニアのドン・ハリデイやチームクルーはこれまでと同じ顔ぶれなので、いままで学んできたことを生かして力強く戦っていくことが期待できるほか、様々な面で自信が得られると考えています。僕たちは、これまでにも何度か大きな成功を手に入れてきましたが、さらに前進しなければなりません。これは、モータースポーツの世界ではごく自然な考え方です。チームが2台体制になれば、この流れは一層加速されるはずです。現在、インディカー・シリーズではコースを走行できる時間がとても限られていますが、やらなければいけないことは山ほどあります。しかも、来シーズンからは新しいボディワークの使用が認められます。質の高いテスト走行を行ない、走行時間を最大限活用するには複数台体制が不可欠です。いまはウィンターテストの始まるのが待ちきれない気分です!」

    ラリー・フォイト(チーム監督)
    「チームが2台体制になることでどれほど私が喜んでいるか、とても言葉では表現できません。これは私がずっと目標としてきたことですが、ついに実現することができました。いま私に言えることは、早くも特別でとても忙しいオフシーズンになっているということです。AJフォイト・レーシングのプログラムに長年サポートを続けてきてくれたABCサプライには、どれほどお礼の言葉を申し上げても十分ということはありません。彼らに支援していただけるようになってからの約10年が、どれほど早く過ぎ去ったことか! これまでにはいい時も悪い時もありましたが、ABCサプライは一貫して私たちを支援してくれました。そのことは2015年シーズンの結果にしっかりと表れるはずです。佐藤琢磨とドン・ハリデイのコンビとまた一緒に仕事できることにも喜びを感じています。No.14のマシーンを駆る琢磨が、どのレースでも勝てる実力があるドライバーであることは私たちもよく承知しています。ですから、過去数年間でともに学んだことをフルに活用し、新しいシーズンに挑戦することが楽しみで仕方ありません。将来、スーパースターになることが期待されているジャック・ホークスワースをチームに迎え入れられることも、私がエキサイティングに感じている理由のひとつです。ジャックと若いエンジニアのポール・プラドスもまた、素晴らしい成績を残してくれることでしょう」

    AJフォイト(チームオーナー)
    「ここしばらくはやっていませんでしたが、私にとって2台体制は目新しいものではありません。ただし、十分な人員とサポートが得られない限り2台体制にしてはいけないと、私はこれまで言い続けてきました。いま、私たちは勝利を愛してやまないふたりのドライバー——その気持ちは私に優るとも劣りません——を獲得するとともに、これまで10年近くにわたってチームを支援してきてくれたABCサプライのサポートを得ることができました。来年が最高のシーズンになることを心から期待しています」

  • 佐藤琢磨 「次戦以降は出れないけど、また一緒にレースをしたい」

    佐藤琢磨 「次戦以降は出れないけど、また一緒にレースをしたい」

    佐藤琢磨が、アムリン・アグリから参戦したフォーミュラE開幕戦・北京の決勝レースを振り返った。

    鈴木亜久里と佐藤琢磨というスーパーアグリでF1を戦ったタッグが再び復活。元スーパーアグリのスタッフとともに挑んだフォーミュラE開幕戦だったが、序盤にマシントラブルでコース上にストップ。なんとかレースに復帰し、マシンを交換してレース後半に挑んだ佐藤琢磨だったが、最終ラップで再びストップし、リタイアという結果に終わった。

    「最初のクルマもスタート直後は順調で、エネルギーのターゲットも十分にいい感じだったので、最後の方で結構プッシュできるかなと思っていたんですけど、本当に突然、止まってしまって、クルマを一度電源落として、再起動して、何度かやってて、でも、なかなかモーターが回ってくれなかったんで、一回はマーシャルに押し戻されちゃったんですけど、しばらく経って再起動したら動き出したので、戻って、そのラップも数周で止まっちゃたので、これはもう本当にクルマちょっとおかしいなと思って、戻ってきてクルマを変えて、後半を走りました。ただ、またファイナルラップで同じように止まってしまったので、ちょっと原因不明というか、僕はちょっとわからなかったので、これからエンジニアが見ていくと思います」と佐藤琢磨はマシントラブルについて述べた。

    フォーミュラEのレースについて佐藤琢磨は「楽しかったですよ。うん。楽しかった」とコメント。

    「そうですね、スタートは結構いい感じで外側からクルマを抜いて、でも、2コーナーのところで本当に前が詰まってしまって、あわや接触みたいな感じだったんですけど、うまくそれも逃れて。その後はちょっとこう着状態になってしまって、無理すれば抜けたんですけど、エネルギーをあんまり使いすぎたくなかったので、後半にむけてセーブという感じて。そのあたりのエネルギーマネジメントとあとは同じようなマップで走っているときのクルマと並んだときの『あとちょっと、あとちょっと』みたいなね。結構ブレーキングで思い切って入って、横向いたりしながらも、止めて抜いたときなんてのは凄く面白かったし、そのあたりはパワーソースを電気ということで使ってますけども、非常にエキサイティングなレースだったんじゃないかなと。あと、走ってて僕自身も今日はトラブルを受けてしまいましたけど、何台かトラブルもあったみたいだし、あと最後のクラッシュすごく心配ですけど、とりあえずは無事開幕戦を終えることができて、ちょっとアムリン・アグリ・チームとしては、ファンの皆さんに思い切った走りをみせられなかったのは残念でしたけど、僕自身は非常にチームと一緒に一丸となって挑戦できたのは楽しかったです」

    フォーミュラEの印象について質問された佐藤琢磨は「非常に華やかな雰囲気のなかで、初戦としては非常に出来としては良かったと思うんですね。お客さんもきっと楽しんでくれたと思いますし、オーガナイゼーションでもう少し良くできるところはいくつかありますけども、少なくともオントラック上でのレースはかなりエキサイティングだったんじゃないかなと思います」とコメント。

    「僕自身もトラブルを抜きにすれば、非常に楽しかったですし、久しぶりの元スーパーアグリとメンバーと一緒に僕としては最初のチャレンジを踏み出せたので、そこはすごく良かったと思います」

    今回、アムリン・アグリから参戦した佐藤琢磨だが、参戦は今回限りのもので、次戦以降は出場しないことを明かした」

    「貴重な夕方の時間に全国ネットでテレビ朝日さんが放送してくれたおかげで、本当にみなさんの応援を受けて走ることができました。今日は残念ながらトラブルに泣かされてしまいましたが、アムリン・アグリは非常に可能性を秘めたすごくいいチームだと思うので、次戦以降は僕自身のスケジュール上、出れないんですけども、精一杯応援していきたいですし、また機会があれば、一緒にレースをしたいと思っていますので、これからもフォーミュラEとアムリン・アグリ・チームを応援してください」

  • 佐藤琢磨 「一台でも上位でフィニッシュしたい」 (フォーミュラE)

    佐藤琢磨 「一台でも上位でフィニッシュしたい」 (フォーミュラE)

    佐藤琢磨が、フォーミュラE 開幕戦・北京の予選を振り返った。

    アムリン・アグリから急遽フォーミュラE開幕戦に出場することになった佐藤琢磨。プレシーズンテストで一度走行はしているものの、準備不足は否めず、手さぐりのなかでの予選セッションとなった。

    予選では2組目に入った佐藤琢磨が、アタック中に前を走っていたシャルル・ピックがスローダウンするという不運もあり、14番手で予選を終えた。

    予選を終えた佐藤琢磨は「いろんなものが準備不足なまま走らなければならなかったので、本当にわからないままいきましたけど、でも、クルマの動きとしてだいぶプラクティスよりは良くなって、トップとの差も少し縮まったので良かったんですけど、僕のちょうどアタックラップのときに前のクルマがスローダウンして、自分のレースライン上にいたので、進路妨害っていうかね、今、審査員と話していますけれども、それによって大きくタイムロスしてしまったので、そこはすごく残念でした。その後、巻き返しを図ったんですけど、グリップ全体も含めてうまくいかなかったですね」とコメント。

    「ほとんどわかんないまま予選に向かわなければいけなかったので、もうちょっとタイムを縮めたいなと個人的な思いはありましたけども、クルマの動きもわかりましたし、次の決勝に向けてもう少し良くしていきたいなと思います」

    決勝レースについて佐藤琢磨は「プラクティスで走った限り、同じようなモーターマップだとなかなか抜くのが難しいですから、スタート直後の団子状態のときに少しでも順位を上げたいですし、シケインがすごくタイトなので、あの中を2台並んでいけないですからね。その前にポジションアップできるように走っていきたいですし、あとはピットストップを含めて、僕らも練習不足というところもたくさんありますから、そういう意味ではミスなく、全体をまとめて、一台でも上位でフィニッシュしたいですね」と述べた。

    関連:テレビ朝日、フォーミュラE 開幕戦 の放送スケジュールを発表

  • 佐藤琢磨、アムリン・アグリからフォーミュラEに参戦決定!

    佐藤琢磨、アムリン・アグリからフォーミュラEに参戦決定!

    佐藤琢磨が、フォーミュラE開幕戦にアムリン・アグリ・フォーミュラEチームから参戦することが決定した。

    先月、ドニントンパークにて行われた最終テストにてアムリン・アグリのマシンをテスト走行した佐藤琢磨は、キャサリン・レッグと共に開幕戦のスターティングラインに並ぶ。

    アムリン・アグリのドライバーラインナップはポルトガル出身のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに加え、佐藤琢磨の起用、そしてスイス出身のファビオ・ライマーをリザーブ・ドライバーとして起用したことで大きく拡大された。

    フォーミュラE開幕戦は、9月13日(土)に北京で開催される。

    佐藤琢磨
    「記念すべき最初のフォーミュラ・Eレースでアムリン・アグリと共に参戦し歴史を作る事をとても楽しみにしています。特にスーパーアグリF1時代の懐かしい仲間と一緒に再びレースできることが嬉しいですし、北京ではチームの持てる力を最大限に引き出せるよう、僕自身も全力で取り組むつもりです。電気自動車(エレクトリック・カー)でのレースは未来に繋がる魅力的な挑戦です。モータースポーツの新たな方向性を開く、新しいシリーズの最初のステージに参加出来る事を心から楽しみにしています。」

    鈴木亜久里氏(エグゼクティブ・チェアーマン)
    「アムリン・アグリのエグゼクティブ・チェアーマンとして、我々のフォーミュラEチームに琢磨が加わってくれる事をとても嬉しく思います。これから新しいフォーミュラEと言うカテゴリーにチャレンジする事によって新しい自分たちの未来もできてくると思う。彼が加わってくれる事によって、大きな団結力が生まれ、より強いチーム作りが出来ると思います。琢磨には今までの経験、特にF1やインディーで培ったロードコースでの経験を、レースが開催される北京で生かしてもらい、共に良い成績を一緒にあげたいです。アムリン・アグリはスーパーアグリF1時代のスタッフが多く関わっており、彼らと今回またレースに参戦できる事を嬉しく思います」

    マーク・プレストン氏(チーム・プリンシパル)
    「アムリン・アグリとして、最初のフォーミュラEシーズンに琢磨とファビオがチームの一員として参加してくれる事を嬉しく思うと共に、再び彼と仕事が出来る事が本当に嬉しい。琢磨はストリートコースの経験も多く、インディーカーでの経験はチームに豊富な知識を与えてくれる。ファビオはワンメイクのチャンピオンシップで成功する為に、何が必要かを知っている。どのチームも開幕戦での優勝を目指しているが、アムリン・アグリもそのうちの一つです。是非とも北京での開幕戦にて表彰台を獲得し、歴史を残したいと思っています。」

  • 佐藤琢磨 「本当のパフォーマンスは結果には表れなかった」

    佐藤琢磨 「本当のパフォーマンスは結果には表れなかった」

    佐藤琢磨が、インディカー最終戦フォンタナのレース週末、そして2014年シーズンについて振り返った。

    全長2マイル(約3.2km)のスーパースピードウェイ、フォンタナで開催された500マイル(約800km)レースで佐藤琢磨は6位に入り、好調さを保ったまま2014年ベライゾン・インディカー・シリーズを締め括った。

    「どうやら悪い流れを断ち切れたようです!」 何度も不運に見舞われながら、シーズン終盤に向けて徐々に調子を上げてきた佐藤琢磨は、高らかにそう宣言した。

    今シーズンが残り5レースとなったとき、困難な戦いを強いられてきた佐藤琢磨はポイントテーブルの21番手となっていた。ところがトロントで5位、ソノマで4位、そしてロサンゼルス近郊のフォンタナ(ここではポイントが倍増された)で6位に入った結果、最終的な成績をシリーズ18位まで伸ばすことができた。ちなみに、最後の5戦で獲得したポイントの合計で比較すると、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆った佐藤琢磨は146点で、244点のスコット・ディクソン、204点のトニー・カナーン、チャンピオンのウィル・パワー、そして169点のファン-パブロ・モントーヤに続く5番手の成績だったことがわかる。

    フォンタナのレースウィークは実質的に水曜日のオープンテストで幕を開けた。

    「午後のプラクティスにくわえ、夕方から夜にかけても走行セッションが設けられました」と佐藤琢磨。

    「予選は午後2時の開始、そして決勝はナイトレースなので、これですべてのコンディションを理解することができました。特に日が沈むと気温が急激に下がるので、とても助かりました」

    「昨年のフォンタナではマシンの仕上がりがあまりよくなかったため、今年はセットアップの方針を大幅に見直しました。さらに、今シーズンはオーバルレースが少なかったので、毎戦なにかを学び取り、セットアップを進化させるように努力しました」

    「金曜日のフリープラクティスでは、これまでいいと考えられていたものをすべて組み合わせてからテストメニューを始めました。ただし、結果は予想外のもので、別の解決策を見つけ出さなければならなくなりました。特にコーナーでのスタビリティが思わしくありませんでした。フォンタナの路面はバンピーで、車線と車線の間にあるつなぎ目も大きな問題となります。なにしろ、ニュータイアを履いていない限り、車線をまたいで走ることができないほどなのです」

    予選は順調で、佐藤琢磨はここで4位に入り、3列となって整列するスターティンググリッドでは2列目のイン側に並ぶこととなった。

    「マシンの仕上がりについてはまだ確認できていない部分が残っていましたが、すべてうまくいくことを期待していました。ただし、たとえニュータイアを履いていてもグリップは高くありません。なにしろ気温は華氏90度(約32℃)、路面温度は華氏120度(約49℃)を越えるほどだったのです。しかも、フォンタナでよく見られる砂漠からの風が吹き荒れていました」

    「コースはいちばん低いイン側がもっとも距離も短いので、そこを走ることも考えられますが、バンプがあるうえに、コーナリングスピードを考えるとバンク角が不十分なため、それはできません。反対に上側にいけば路面はスムーズですが、さすがにいちばん上の車線は走行距離が長くなりすぎます。僕は、ターン1とターン2では高めのレーン3を走り、ターン3とターン4ではいちばん下のレーン1を走ることにしました。アタックの2周目ではタイア・デグラデーションのためにマシンがやや不安定になり、少しスロットルを戻さなければいけなくなりました。それでも、僕はとてもハッピーでした。すべてをまとめあげたチームは素晴らしい仕事をしてくれたと思います」

    予選後の夜遅い時間帯にはもう1度プラクティスが行われたが、ここで佐藤琢磨はミハイル・アレシンが派手にクラッシュした影響を受けることとなる。

    「僕はすごく近くにいたので、マシンの破片がまるで雨のように降ってきました。その一部はコース上に散らばり、別の一部は僕を飛び越えていきましたが、細かな破片によりウィングやフロアなどがダメージを受けてしまったので、交換しなければなりませんでした。このコースでは、本当に些細なことがマシンのバランスに大きな影響を与えることになります。なにしろ、フロントウィングは0.1度単位で調整するほどなのです。そこで僕のエンジニアは、500マイルの長丁場であることを考慮し、ややコンサバティブなセットアップでスタートすることを決めました」

    佐藤琢磨は最初のスティントで8番手に後退。その後、残り75周のときにライアン・ハンター・レイがスピンしてこのレース唯一のイエローが提示されるまで、佐藤琢磨は10番手前後のポジションで周回を重ねていった。

    「これはオーバルではよくあるシナリオですが、タイア・デグラデーションが大きいとき、スティントを長めにするのはあまり得策ではありません。多くのチームは、燃料を使い果たすよりだいぶ前にピットストップを行っていました。ところが、僕たちはピットサイクルのいちばん最後で給油を行うことが何度かあり、そのため何度も順位を落としてしまいました。ニュータイアでは215mph(約344km/h)で走れるのに、タイアのパフォーマンスが落ち始めると平均速度は210mph(約336km/h)か、ひどいと206mph(約330km/h)まで落ちました」

    「まるで、目標とする給油の戦略を達成するために、僕たちはどんどん順位を落としているような状況でした。しかし、スティントを短くすることでハイペースを維持したグループは、もしイエローが出なかった場合、燃料を極端にセーブするかピットストップを余計に行わなければならなくなり、順位を大きく落とすことにつながります」

    だが、ハンター・レイのアクシデントでイエローが提示されたことで、フィールドはリセットされ、スティントを伸ばしていた僕らの戦略がピタリとハマってトップリザルトを得る夢は打ち砕かれてしまう。誰もがピットストップをした結果、リスタートのとき佐藤琢磨は8番手。その後、佐藤琢磨は11番手に後退し、さらに追い上げて7番手となったが、最後のピットストップ・サイクルで8番手へとポジションを落としてしまう。しかし、エリオ・カストロネヴェスにペナルティが科せられて7番手となった佐藤琢磨は、残り19周でパワーを追い越して6位となり、その後はジェイムズ・ヒンチクリフを追走しながらチェッカードフラッグを受けた。

    「リードラップに留まることがとにかく大切なので、僕たちはこれを目標に走り続けました。何人かの速いドライバーたちはイエローが出たタイミングによってラップダウンとなっていたのです。僕のコース上のポジションはあまりいいものではなく、失った順位を抜き返さなければいけませんでした。さらには、ラップダウンになっている速いドライバーとバトルをすることもありました。僕たちは最後のピットストップを予定よりもやや早めに行い、ヒンチクリフを追いかけていきました。あとレースが2、3周あったら、面白いことになっていたでしょう。タフで長いレースでしたが、ピットでは一度もミスがありませんでした。メカニックたちは素晴らしい働きをしたと思います」

    「4番グリッドからスタートして6位でフィニッシュしたことには少々不満も残りますが、それでも僕たちは力強い走りをして、いい成績を残すことができました。また、シーズン序盤の苦しい戦いのなかから僕たちは見事に立ち直り、終盤戦ではチャンピオンシップのランキングを引き上げることができました。これも素晴らしいことだったと思います」

    多忙を極めたインディカー・シリーズはこれで幕を閉じたが、来季に向けた準備など、佐藤琢磨は忙しいオフシーズンを迎えようとしている。

    「本当に過密なスケジュールだったので、しばらく落ち着いた毎日を過ごし、気分転換を図りたいですね。この秋も日本ではたくさんのイベントが予定されていますし、来年に向けた準備もしなければいけません」

    「今シーズンはポールポジションを2回獲得し、いくつかのレースでトップを走り、表彰台や優勝を賭けたバトルに何度も挑みました。けれども、そのたびに困難に直面したり、不運に見舞われました。僕たちの本当のパフォーマンスは結果には表れていませんが、僕たちはたくさんのことを学び、そしてかなりの前進を果たすことができました。チーム全員の健闘を称えたいと思います!」

  • 佐藤琢磨 「多くを学んだシーズンだった」 (インディカー)

    佐藤琢磨 「多くを学んだシーズンだった」 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦フォンタナの決勝レースを6位で終えた。

    予選4番手だった佐藤琢磨は、ピットストップでポジションを下げることがありながらも、コース上でのバトルで少しずつ順位を取り戻す戦いをみせ続けた。最後はヒンチクリフとのポジション争いを繰り広げ、6位でゴールした。

    ソノマでの第17戦で4位フィニッシュしたばかりの佐藤琢磨は、今シーズン5度目となるトップ10フィニッシュを記録。優勝と表彰台フィニッシュはなかったものの、2度のポールポジションを獲得するなど、佐藤琢磨とA.J. Foyt Racingは実力の高さを2014年シーズンも発揮し、存在感を示した。

    佐藤琢磨 (6位)
    「長く、そして速いレースでした。500マイルのレースなのに、フルコースコーションが一度しか出なかったなんて、信じられません。今日のレースは本当に長く感じました。私たちのマシンにはスピードがあったと思います。ただ、トラフィックの中での速さに少し欠けていましたね。グリップを失い、ドライビングが難しくなっていました。前にマシンがいない状況では速く、前を行くマシンに追いついていくことができました。チームにとってすばらしいレースになっていたと思います。クルーはミスなしのすばらしいピットストップを続けてみせてくれました。4番手からのスタートでしたから、それよりも上位でゴールできたらうれしかったのですが、シーズン最後の2戦で好成績を残せました。多くを学んだシーズンでした。多くの不運にも見舞われました。いいときも悪いときもありました。私にチャンスをくれたA.J.フォイトとラリー・フォイトに感謝します。チームはシーズンを通してすばらしい仕事をしてくれました。スポンサーの方々にも深く感謝します。友人のウィル・パワーがチャンピオンになったこともうれしく思います」

    関連:ウィル・パワー、2014年のインディカーのタイトルを獲得

  • 佐藤琢磨、予選4番手から今シーズン最終戦に臨む (インディカー)

    佐藤琢磨、予選4番手から今シーズン最終戦に臨む (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦フォンタナの予選を4番手で終えた。

    今年もシーズンフィナーレの舞台は、カリフォルニア州ロサンゼルスから内陸に50マイルほど入ったフォンタナのオート・クラブ・スピードウェイ。このサーキットはコーナーに最大14度のバンクがつけられた全長2マイルのスーパースピードウェイだ。

    まだ夏真っ盛りの南カリフォルニア。今週末のロサンゼルス近郊は気温が高く、午前10時にプラクティスが始まる時点ですでに30℃を越えていた。雲一つない空から太陽が照りつけ、午後2時15分からの予選では気温が36℃にも達した。空気は乾燥しており、まさに肌を焦がすような暑さの中で出場全ドライバーが単独走行による2周連続アタックを行った。

    佐藤琢磨は、午前中のプラクティスではマシンが不安定な挙動を示していたが、予選に向けてエンジニアとともにセットアップを再検討し、大幅な変更を施す決断を下した。

    それが見事に的中し、佐藤琢磨は1周目に217.904mphを記録。2周目も216.745mphとスピードダウンを小さく抑えて走り切ることに成功した。2周の平均速度は217.323mphで、佐藤琢磨は予選4番手。フロントローこそ惜しくも逃しましたが、2列目イン側という好位置にグリッドを確保した。

    佐藤琢磨 (4番手)
    「予選で4番手になったことを、とても喜んでいます。しかし、正直なところ、本当に難しいアタックでした。先に走ったドライバーたちがコースコンディションに相当、手を焼いていました。フォンタナ恒例の強い風が時折り吹きつけていたのと、今日は気温が本当に高くなっていたからです。タイヤのグリップをいかに管理するかが今日の予選では重要になっていました。私たちは朝のプラクティスで予選用セットアップを試したのですが、マシンがボトミングし、大きくスライドするドライビングの非常に難しい状態になっていました。そこでエンジニアと走行データをもう一度よく見直し、予選には大きくセットアップを変えて臨みました。クルーたちが最高のマシンを作り上げてくれたおかげで、予選ではドライビングが本当にしやすくなっており、自信を持ってアタックができました。計測1周目は限界ギリギリを保っての走りができ、2周目では少しだけマシンが暴れました。それでラップタイムが少し下がりましたが、よいスピードを保ってアタックを終えることができました。グリッド2列目は期待をしていた以上のスターティンググリッドです。今日のファイナルプラクティスで決勝用マシンのセットアップもよいものに仕上げたいと思います」

  • 佐藤琢磨、F1日本GPでマクラーレン MP4/4でのデモ走行を実施

    佐藤琢磨、F1日本GPでマクラーレン MP4/4でのデモ走行を実施

    佐藤琢磨が、今年のF1日本GPでマクラーレン MP4/4でデモ走行を実施することが決定した。

    F1日本GPでは、2015年にパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダを記念し、ホンダ F1を応援する様々なイベントを開催。佐藤琢磨が、マクラーレン・ホンダ MP4/4でデモラン。トークショーにも登場し、ホンダ F1について語る。

    ホンダのF1挑戦第2期のエンジンを搭載しチャンピオンを獲得したマシン、1986年のウィリアムズ・ホンダ FW11と1988年のマクラーレン・ホンダ MP4/4が鈴鹿サーキットにやってくる。両マシンはGPスクエアの特設会場で展示するとともに、エンジン始動体験も実施する。

    また決勝レース前に国際レーシングコースで行われるデモランのドライバーに、佐藤琢磨が決定。佐藤琢磨はマクラーレン・ホンダ MP4/4の
    ステアリングを握る。ウィリアムズ・ホンダ FW11をデモランするナイジェル・マンセルとともに、Honda黄金時代の興奮をファンの目の前で再現する。

    【マシン展示&エンジン始動体験】
    ■日程:10月3日(金)〜5日(日)
    ■場所:GPスクエア
    ■展示マシン:
    Williams Honda FW11
    McLaren Honda MP4/4

    【デモラン】
    ■日程:10月5日(日)
    ■場所:国際レーシングコース
    ■ゲスト(マシン):
    ナイジェル・マンセル(Williams Honda FW11)
    佐藤琢磨(McLaren Honda MP4/4)

  • 佐藤琢磨 「チームは今日の成績に相応しい奮闘をした」

    佐藤琢磨 「チームは今日の成績に相応しい奮闘をした」

    佐藤琢磨が、インディカー第17戦ソノマのレース週末を振り返った。

    佐藤琢磨はこれまで何度も好結果を手に入れる寸前までいきながら、彼自身にはどうにもできない理由によりそのチャンスを奪われてきた。ところがソノマでは、まったく逆の状況となった。集団の後方を走る厳しい戦いを強いられていたものが、賢明なピットストップ作戦と冷静なドライビングにより、4位でフィニッシュするという素晴らしい結果に転じたのである。これは、No.14 ABCサプライAJフォイト・レーシング・ホンダが今季獲得した最高位に相当するものだ。

    とはいえ、お馴染みの「琢磨にはどうにもできない状況」さえ起きなければ、美しいカーブを描く北カリフォルニアのロードコースで佐藤琢磨は勝利をもぎとっていたことだろう。

    そのようなことを示す兆候は、少なくとも土曜日にはまったく見られなかった。この日、2度のプラクティスを13番手と15番手で終えた佐藤琢磨は、予選で20番手という不本意な結果を残していたのである。

    「ソノマでは2月にウィンターテストを行なっています。このときは様々なテスト・アイテムを試し、2013年のセッティングを進化させる道筋を探りました。このテストではたくさんのことを学びましたが、期待したほどの成果は挙げられませんでした。それ以来、僕たちはソノマを訪れていません。ただし、他のチームはレースの数週間前にテストを行なっています。その後、プロモーターは2デイのイベントにすることを決め、セッションがひとつ少なくなったので、もしかすると僕たちにとっては不利な状況となったかもしれません。しかも、ふたつのセッションの間にサイン会が開かれたので、データを解析する時間は本当に不足していました」

    「フリープラクティス1では、僕たちはまずまずコンペティティブだと感じていました。通常、ソノマはとても滑りやすいコースですが、今回はバランスに関しては良好でした。ただし、グリップは不足気味でした。この状況はフリープラクティス2でも変わらず、ニュータイアを履いてもグリップレベルはほとんど上がりませんでした。そこで、柔らかめのレッドタイアによってフィーリングが改善されることを期待し、推測を交えながら予選に臨むこととなりました。実際、これでタイムは0.7秒ほど向上しましたが、第2セグメントに進出することはできませんでした。これは期待よりもずっと悪い結果で、本当にショックでした」

    日曜日にはレース前にエンジン交換を行なうこととなり、ウォームアップを早めに切り上げなければならない事態に追い込まれていた。

    「メカニックたちのウォームアップを兼ねて、通常のピットストップの練習を行いました。その後、周回を始めたのですが、計測ラップを2周終えたところでエンジンが咳き込むようになったので、ピットに戻ってこなければいけなくなりました。メカたちはECUなどの電気系部品を交換しましたが、原因を正確に突き止められなかったため、チームとホンダはエンジンを交換することを決断します。おそらくは燃料ポンプの問題と思われましたが、もしも間違っていたらこの週末を棒に振ることになります。しかも、エンジンはライフの終わりが間近に迫っていました。レースまでに残されていたのは数時間ほどだったので、それは大変な作業でした。そしてまた、まだ2周しか試していない新しいセットアップが、レースではうまくマッチしてくれることを期待するしかありませんでした」

    スタートではその答えが得られなかった。前方で起きたアクシデントのため、集団の後方は大混乱に陥り、ここでダメージを負った佐藤琢磨は続くイエローコーションの際にピットストップを余儀なくされたからだ。「ソノマはとても印象的なコースで、非常に大きな高低差があります。今回は丘の頂上にあたるターン2で数台のマシーンがスピンし、これを避けるスペースはほとんど残されていませんでした。ここで破片と接触しため、左フロントタイアがパンクし、フロントウィングにもダメージを負いました。僕はピットに戻りましたが、いずれにしても集団の最後方だったことには変わりないので、それまでと同じような形でレースを再開しました」

    レース序盤は佐藤琢磨にとって厳しいものだった。数周後にグリーンのままピットストップを行い、カルロス・ウエルタスがコース上で止まった結果、佐藤琢磨は17番手に浮上。これで2度目のイエローが提示され、佐藤琢磨を含む数人のドライバーがピットストップを行った。このイエローの間に佐藤琢磨は4回ピットに入り、そのたびに少しずつ燃料を補給していった。

    「ブラックタイアでペースが伸び悩み、他のドライバーに追いついても抜かすことはできませんでした。そこで、コースコンディションが僕たちのセットアップ向きに変わるのを黙って待つことにしました。ここでレッドタイアを履いてもデグラデーションに苦しめられることはわかっていたので、すぐに交換しようとは思いませんでした」

    「ウエルタスがきっかけでイエローになったとき、僕たちは初めてレッドタイアに交換することにしました。けれども、メカニックたちは右リアのホイールの内側に細かい傷があるのを見つけます。このため、何かの部品がホイールに接触している可能性が考えられました。ここでメカニックたちは問題がないことを確認してくれましたが、順位を落とさずに済みました。ただ燃料を継ぎ足して、コースに復帰しただけです」

    リスタートして間もなく、接触事故に遭ったセバスチャン・サーヴェドラがコース上に立ち往生したため、再びイエローが出される。ウエルタスがきっかけとなったイエローの際にピットストップしていたドライバー――佐藤琢磨とマイク・コンウェイ――はここでストップする必要がなかっただけでなく、もう1度だけ給油すれば最後まで走り切れそうな状況だった。けれども、他のドライバーはピットインせざるを得ない。この結果、佐藤琢磨はいきなり5番手まで浮上することとなる。

    このスティントで、佐藤琢磨は2番手争いを演じるトニー・カナーン、ライアン・ブリスコー、グレアム・レイホールの3人に追走していったうえ、結果的にこのレースで優勝することになるスコット・ディクソン(サーヴェドラのイエロー中にピットストップを行ったなかでは最上位を走るドライバー)を後方に留めておくことができた。「完璧な展開でした。もしも燃料を大幅にセーブすることができれば、あと1回のピットストップで走りきれることがわかっていました。しかも、前を走るドライバーたちがバトルをしていたので、結果的に僕は燃料を無駄遣いせずに済みました。“ディクシー”が後にいましたが、それでも良好な燃費で走りながらコンペティティブなラップタイムを記録できました」

    間もなくブリスコーがピットに入り、その8周後にはカナーンとレイホールがこれに続いた。「ピットに入った時点で、彼らが僕に勝つチャンスはないと思いました。僕がしなければいけなかったのは、ひたすら目標とする燃費をクリアするだけでした」

    同じ戦略で佐藤琢磨の前方を走るドライバーはコンウェイひとりだけだったが、彼は燃料を盛大に消費してトップに立つと、佐藤琢磨より1周早くピットストップを行った。これでトップに立った佐藤琢磨は次の周にピットイン。しかも、プッシュ・トゥ・パスが使える回数ではライバルを上回っていたのである。

    ピット作業を終えてコースに復帰しようとしたまさにその瞬間、佐藤琢磨の目の前にマルコ・アンドレッティが飛び込んできた。

    「あれは、とても不運な状況でした。僕はディクソンを抑えたままトップでピットに入りました。もしもすべてが順調であれば、彼の前でコースに戻れたはずです。ところが、タイア交換に少しだけ手間取った隙にマルコがやってきたため、発進できなくなってしまいました。これで僕たちは4秒を失い(本当に運が悪かった!)、ディクソン、ライアン・ハンターレイ、シモン・パジェノー、ファン-パブロ・モントーヤに先行されてしまったのです」

    やがてカナーンが最後のストップを行ったことで佐藤琢磨は8番手に浮上。その3周後にはレイホールがピットインした。これと同時に佐藤琢磨はモントーヤをパスし、5番手に駒を進める。

    「いいバトルでしたが、燃費を抑えることも忘れませんでした。ジョセフ・ニューガーデンもアタックを仕掛けてきましたが、やがて燃料不足に陥ってペースを落としました。モントーヤはシケインで小さなミスを犯したので、僕はこのチャンスを見逃さず、ターン9でインサイドに飛び込み、彼の前に立ちました。なかなかエキサイティングなバトルでした」

    ファイナルラップに入るとき、パジェノーの直後につけていた佐藤琢磨は5番手だったが、燃料をほぼ使い果たしていたコンウェイはフィニッシュラインを目前にしてスローダウン。これで佐藤琢磨は4位フィニッシュを果たした。

    「タイアデグラデーションが起きていたので、できることはすべてやらなければいけませんでした。僕は、最後の周のヘアピンでマイクがほとんど加速できないことに気づいたので、最後に残っていたプッシュ・トゥ・パスを使って彼の前に出ました。素晴らしいチームワークと完璧なレース戦略のおかげで最高の結果を得ることができました。本当に嬉しいです!」

    もしも最後のピットストップで4秒をロスすることがなければ、このレースで優勝していただろうか?

    「もしも勝てるチャンスがあれば、そのときはプッシュ・トゥ・パスを使っていたでしょう。最後の周で、僕はディクソンに追いついていきました……。でも、レースの世界に“タラ・レバ”は禁物です。僕が言えるのは、チームは今日の成績に相応しい奮闘をしたということで、僕はこの結果に満足しています」