カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、アクシデントの影響で22位 / インディカー第2戦

    佐藤琢磨、アクシデントの影響で22位 / インディカー第2戦

    佐藤琢磨は、インディカー第2戦ニューオリンズの決勝レースを22位で終えた。

    朝方からの雨でファイナルプラクティスが行えないほどコースに水があふれたが、懸命の乾燥作業が行われ、ウエットコンディションで午後2時前に決勝のスタートが切られた。

    夕方になって再び悪天候が襲う可能性が懸念されたため、インディカーはレースのスタート時刻を早め、同時にレースは予定の75周が完了しない場合でも、スタートから1時間45分が経過した時点で新しいラップには入らないというルールを採用した。

    幸いにも決勝スタート後に再び雨が降ることはなく、短時間で路面は乾いていったが、6回ものフルコースコーションが出されたレースは、スタートからの経過時間を計算に入れた作戦が勝利への近道となった。ゴールを告げるチェッカーフラッグは、当初予定されていた75周より28周も少ない47周でイエローフラッグとともに振り下ろされました。

    佐藤琢磨は、得意のウエットレースでの活躍が期待されていたが、ウエットコンディション用セッティングが芳しくなく、苦戦を強いられた。それでも慎重に走り続けてゴールを目指していた佐藤琢磨だったが、レースが終盤に入ったところで他車に接触され、その衝撃でマシン内側の電装系ラインが破損。39周でピットに入り、レースに復帰できずに22位という結果を得るにとどまった。

    優勝は、1回のピットストップだけで、燃費セーブを徹底してゴールを目指すという、ある意味ではギャンブルとも取れた作戦を選んだジェームズ・ヒンチクリフとSchmidt Peterson Motorsports。ホンダにとって2015年シーズン最初の勝利となった。

    インディカー・シリーズは休む間もなく大陸を西へと向い、カリフォルニア州ロングビーチのストリートで第3戦を開催される。

    佐藤琢磨(22位)
    「決勝日も自分たちの置かれた状況は厳しいものでした。今日のレースは本当に難しいコンディションでの戦いになっていました。かなりのウエットコンディションで始まり、雨は止み、路面は1周ごとにレーシングラインが乾いていきました。私たちはグリップとマシンのバランスで苦しんでいましたから、早い段階でピットに入り、ソフトタイヤにスイッチしました。その結果ペースが上がり、いくつかのポジションアップも果たせました。しかし、リスタートで2名のドライバーたちが絡み、私にぶつかってきました。そのときの衝撃でサイドポッドが壊れ、内側のコードが破損。ギアシフトができなくなってレースを終えることとなってしまいました。次のロングビーチでは、開幕戦のセントピーターズバーグと同様にマシンは速いはずですから、ぜひともいいレースを戦いたいと考えています」

    ジェームズ・ヒンチクリフ(優勝)
    「ステイアウトする作戦でいくと決断したとき、このまま1回のピットストップでゴールまで走りきれてしまったらおもしろいな、と考えました。それが本当になるなんて全く考えていませんでした。実際には、雨の可能性があるのでピットインしない作戦に出たのですが、フルコースコーションの多さが我々の作戦に味方するレース展開となりました。優勝できたことはうれしいのですが、その一方でファンの皆さんにはもっと多くの周回でインディカーらしい激しいバトルをお見せしたかったとも思っています。私たちが勝てたのは、マシンがソフトタイヤ装着でベストの走りができるものに仕上がっていたからでもありました。2台のペンスキー勢をリスタートで突き放すことさえできていました。燃料が持つ限り、私は彼らを封じ込めることができると自信を持って戦っていました。今日、ホンダのため、そしてチームのために今季初勝利を記録できたことを、とてもうれしく思います」

  • 佐藤琢磨、13番グリッドからスタート / インディカー第2戦

    佐藤琢磨、13番グリッドからスタート / インディカー第2戦

    佐藤琢磨は、インディカー 第2戦 ニューオリンズの決勝レースを13番グリッドからスタートすることになった。

    土曜日の午後4時20分にスタート予定だった予選は、午後になってから降り出した雨が止まなかったために全車がレインタイヤを装着して走る完全なウエットコンディションで開始。

    さらに、2グループに分かれての第1セグメントにおいて、2グループ目が走り出したところで雨が雷雨へと変わったために走行がストップ。そのまま天候が回復する見込みが立たなかったことから、運営は予選の続行を断念することに。明日のレースのスターティンググリッドは、3段階の予選がすべて完了されなかったため、エントラントポイントによって決定された。

    佐藤琢磨は、ニューオーリンズの暑いコースコンディションもとで、マシンセッティングが思うように進んでいなかったが、ウエットだった路面が急速に乾いていったプラクティス2では、トップ10に入るラップタイムをマークし、予選を楽しみにしていた。ウエットコンディションを得意とする佐藤琢磨としては、開幕戦に続いて上位グリッドを獲得するチャンスだったが、予選が最後まで行われず、明日のレースを13番グリッドからスタートすることとなった。

    佐藤琢磨(13番グリッド)
    「ウエットコンディションの予選をフルに戦いたかったです。実際には、私たちのグループの方が路面に水が多い状況となっており、私たちのマシンは車高を低く設定しすぎていたために、速いラップタイムを記録できずにいました。それでも、ピットに入って車高を調整することができたため、またアタックをしたいと考えていました。エントラントポイントによってスターティンググリッドは13番手になりました。難しいポジションからの戦いになりますが、ウエットコンディションでの走行を予選で行い、有用なデータを集められました。ウエットであればポジションを上げていくことは十分に可能だと思います。もちろん、ドライコンディションでも全力を出しきって、上位でのフィニッシュを目指します」

  • 佐藤琢磨、ルイジアナの初日を9番手で終える / インディカー

    佐藤琢磨、ルイジアナの初日を9番手で終える / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 第2戦 ルイジアナの初日を9番手で終えた。

    ベライゾン・インディカーシリーズにとって初訪問となるNOLAモータースポーツパークで開催されたインディ・グランプリ・オブ・ルイジアナの第1プラクティスにおいて、ABCサプライ・チームは苦戦を強いられた。ただし、第2プラクティスまでにマシンは改善され、週末に向けての明るい兆しが見え始めている。

    暑くジメジメしたコンディションで行なわれた第1セッションにおいて、ABCサプライ・チームの2台はタイムチャートの下位(22番手と23番手)に沈み込み、二人のドライバーはマシンの仕上がりに不満を漏らしていた。その後、データを分析したエンジニアたちがセットアップを見直したところ、ドライバーはいくぶん自信を取り戻した。

    第2セッションでは佐藤琢磨が9番手、ジャック・ホークスワースは11番手のタイムを記録している。

    明日はプラクティスセッションをもう1回行なった後、公式予選が実施される。75周で競われる決勝レースは日曜日の午後に開催される。

    佐藤琢磨
    「NOLAでの初日は苦しい展開となりました。最初のセッションはドライ・コンディションでしたが、グリップレベルとバランスに問題を抱えていたので、その原因を探るためにたくさんのアイテムを試し、データを収集することとなりました。第2セッションは、最初はチョイ濡れで、セッション終盤に向けて80〜90%は乾いたものの、一部に湿ったところが残っているというトリッキーなコンディションでした。マシーンの状態はおおむね改善されたといえます。第2セッションでは、このマシーンの進化を確認するための走行を行ない、その仕上がりに満足をしています」

  • 佐藤琢磨 「2015年仕様のインディカーは驚くほど優れたパフォーマンス」

    佐藤琢磨 「2015年仕様のインディカーは驚くほど優れたパフォーマンス」

    佐藤琢磨が、インンディカー開幕戦セントピーターズバーグの週末を振り返るとともに、2015年仕様のインディカーについて語った。

    2014年シーズンは8月という早い段階で幕を閉じたため、今年に向けた準備を入念に行なうことができた。この期間を活用してAJフォイト・レーシングはシーズンを通じてもう1台のダラーラ・ホンダを走らせる準備をするとともに、この1台をイギリス人の若手ドライバーであるジャック・ホークワースに託すこととなった。

    「今シーズンの開幕が待ちきれませんでした」と佐藤琢磨はコメント。

    「オフシーズンが長かった理由のひとつとしては、今年から新しいエアロパッケージが使えるようになったことが挙げられますが、もともと開幕戦として予定されていたブラジリア戦が残念ながらキャンセルとなったために、余計にオフシーズンが長引いたのは事実です。もっとも、ブラジリアでは2014年仕様のエアロパッケージを使う予定だったので、3月上旬にチームは2015年シーズンのパッケージをより重視する方向へと方針を転換しました。今年は非常に面白い流れだと思います。昨年の8月以来、僕はインディカーに乗っていなかったから、マシーンを走らせていない期間はとても長いものになっていたのに、3月中旬になると新しいエアロパッケージをシェイクダウンするためにNOLAモータースポーツパークを訪れることになったのです」

    「クルマは大幅に変わりました。見た目もずいぶんと違いますし、ダウンフォースは格段に増えています。ただし、シボレーとホンダの用意したエアロダイナミクス・パッケージのダウンフォースはあまりに大き過ぎました。この結果、これまで使ってきたパーツの強度について考えると、ウィングが発生するダウンフォースをもっと減らさなければいけないという結論に達したのです。インディカーではいまだにパワステが採用されていないことも、そう判断される理由のひとつでした。実は、ダウンフォースの1/3ほどはリアディフューザーで得ていたため、オフィシャルはディフューザーに付け加えられたスプリット板を取り外すことを決めます。これでダウンフォースは大きく減少することとなりました」

    「それでも2015年仕様のインディカーは驚くほど優れたパフォーマンスを有しています。多くのチームは12月ないし2月の段階でNOLAを訪ねており、車高やギアといった基本的な情報を手に入れていました。したがって僕らは追いつかなければいけませんでしたが、それでも充実した内容のテストでした。そこからアラバマ州のバーバー・モータースポーツパークに行って2日間のテストを行ない、続いてセブリングでもテストを行なったので、急に忙しくなりましたが、チームはシーズンオフを通じて素晴らしい準備をしてくれたと思います。今年は新しいエアロパッケージだけを専門に扱うエンジニアも追加されたので、2台体制にするといってもチームの規模としては2倍以上に膨れあがっていたのです」

    いっぽう、セントピーターズバーグといえば、昨年は琢磨がポールポジションを獲得したサーキットでもある。

    「セントピーターズバーグではここ何年もいい結果を得ています。それに、ベースとなるパッケージもいいので、自信はありました。最初のプラクティスも順調で、たくさんのいいデータが収集できました。ただし、2回目のセッションはウェットとなります。もっとも、土曜日と日曜日は降水確率が0%との予報だったほか、スペアパーツも不足気味だったので、誰も走行しませんでした」

    続く第3セッションで佐藤琢磨は4番手につける。「土曜日の午前中に何をすべきかはわかっていました。僕は、できればセットアップがうまく進むといいと思いながら、少しだけ心配していました。でも、僕たちは本当に強かった。ホンダ勢のトップで、これは予選に向けたいい準備ともなりました」

    予選に入ってからも琢磨は好調を維持した。最初のセグメントで佐藤琢磨はトップ。これで難なく第2セグメントへの進出を決めた。その第2セグメントでは一時4番手だったものの、最終的には5番手に落ち着く。それでも引き続きホンダ勢のトップだ。そしてファイアストン・ファスト6で佐藤琢磨を凌いだのはチーム・ペンスキーの4台だけだった。

    「エキサイティングな予選でした。この予選をとても楽しみにしていました。無条件に楽観的になる必要はありませんでしたが、それでも待ち遠しい気分でした。この空力パッケージを装着して、ソフトなレッドタイアで走るのは初めてのことでした。Q1でのフィーリングは抜群で、Q2ではセットアップをほんの少し調整するだけでわずかながら速くなりました。フィアストン・ファスト6までは本当に楽しかったのですが、ペンスキーはあまりに強力で、結果的には5番手となりました。もっとも、ホンダ勢のトップになれたことで深い満足感を味わえましたし、チームの働きぶりは賞賛に値すると思います」

    スタートでモントーヤを追い越した佐藤琢磨は4番手に浮上したが、接触によりホークスワースのフロントウィングが壊れて破片が飛び散ったため、すぐにコーションとなった。

    「ターン1は毎回カオスのようでした。モントーヤはエリオ・カストロネヴェスに仕掛けましたが、それで2台は接近しすぎたので、その隙にモントーヤを攻略できたのです。ジャックはフロントウィングを壊しており、そのことはチームから無線を通じて聞かされていました。僕たちのチームにスペアのフロントウィングはひとつだけしかありませんでしたが、それをジャックのマシーンに取り付けられることになりました。そのせいで僕はリスタートで慎重になり過ぎてしまい、順位をひとつ落としました」

    これでモントーヤは元のポジションに戻ったものの、最初のピットストップが終わるまで、佐藤琢磨はその背後に張り付いていた。間もなく、コース上に破片が落ちていたためにイエローが提示され、そのピットストップでセバスチャン・ブールデに先行されてしまう。最初のコーションでウィングを交換し、最後尾に下がっていたホークスワースはここでステイアウトし、上位に浮上。佐藤琢磨は7番手となる。リスタートでは、シモン・パジェノー、モントーヤ、ホークスワース、ブールデ、琢磨の5人は一団となって1コーナーに飛び込み、大混乱を巻き起こした。

    「僕はブールデのインに飛び込むチャンスを手に入れました。けれども、目の前にいたパジェノが急に減速し始めたのです。僕はヘルメットのなかで『行け、行け、行け!!』と叫びましたが、いっぽうで真横にはブールデが並んでいました。僕は行き場を失い、ブールデと接触してしまいます。軽く触れた程度で、昨年までのエアロキットだったらタイアの痕がつくくらいで何のダメージもなかったでしょう。ところが、限界を追求して作られた新しいエアロパッケージは非常に繊細で、このためエンドプレートにダメージを負ってしまいました。残念ながら、これでピットに戻らなければいけなくなったのです」

    チームにひとつしかないスペアのフロントウィングはホークスワースのマシーンに取り付けられてしまっている。しかし、幸運にもデイル・コイン・レーシングがスペアを持っていた。

    「2014年仕様の古いウィングを取り付けるという手もありましたが、チームは素晴らしいアイデアを見つけ出してくれました。寛大なデイル・コインさんのおかげでフロントウィングを借りられることになったのです。でも、厳密にいうとこのフロントウィングの設定は僕たちが使っていたものとわずかに異なっていました。見た目にはほとんど変わらないように思えますが、実際には空気の流れに影響を与えるもので、それ以降は完全にポテンシャルを引き出すことはできませんでした」

    これで、あとは懸命に走り続けて、どんなチャンスが転がり込んでくるかを待つだけとなった。それでも佐藤琢磨は徐々に順位を上げ、最後の10周ではカルロス・ムニョスを抜いて13番手に浮上し、そこからフィニッシュまではジョセフ・ニューガーデンを追い続けることとなった。

    「ピットストップするたびに、そしてどのスティントでも必ず、少しずつポジションを上げていくことができました。カルロスとのバトルは面白かったのですが、ニューガーデンを追いかけている間にタイアのパフォーマンスが低下し始めました。もちろん、13位という結果にはまったく満足できませんが、2台が揃って完走できたことはよかったと思います。できればもっとたくさんのポイントを獲得したかったのですが、それでも少なくないポイントを手に入れたうえ、僕たちのポテンシャルが高いことを証明できました」

    シリーズ第2戦はフロリダから西に移動し、ルイジアナ州ニューオリンズ郊外のNOLAモータースポーツパークで開催される。

    「ちょっとインディGPコースに似たサーキットです。アップダウンはなくて、複合セクションがあって、最後のセクションはちょっとミッキーマウス・サーキットのようだけれど、高速のシケインや長く続くコーナーもあって、とてもテクニカルです。運転するにはとても楽しいコースなので、レースに挑むのが楽しみです」

  • 佐藤琢磨、他車との接触により13位 / インディカー

    佐藤琢磨、他車との接触により13位 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー開幕戦セント・ピーターズバーグの決勝レースを13位で終えた。

    2015年のインディカー・シリーズ開幕戦ファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグが青空の下で開催された。空港の滑走路と市街地道路を組み合わせたユニークなコースに、インディカーシーズンの到来を待ちわびていたたくさんのファンが詰めかけ、フロリダならではの暖かな日差しの下でレース観戦を楽しんだ。

    開幕戦にエントリーしてきたインディカーは全部で24台。今年から導入されたエアロキットを身につけてのレースでは、新たな空力パッケージをどれだけ高いレベルに仕上げられるかが勝負のカギを握った。同時に、その空力パーツ群が持てる性能をフルに発揮できるよう、マシンにダメージを与えることなくゴールまで走り続ける必要があった。

    1.8マイルのコースを110周して争われたレースでは、少なくとも3回のピットストップが必要だった。ドライバーたちが最後のピットストップを行ったのはゴールまで30周ほどのところで、ほぼすべてのドライバーたちが最後の走りのためにソフトタイヤを選んだ。

    予選5番手で3列目イン側グリッドからスタートした佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、序盤に4位に浮上して表彰台フィニッシュを狙えるポジションを走っていた。ところが、33周目のリスタート直後にターン2で他車と接触、フロントウイングを破損したためにピットでの交換を余儀なくされ、ほぼ最後尾の23番手まで後退。それでもあきらめることなく猛チャージを続け、13位での完走を果たした。

    次戦、シリーズ第2戦は新規開催のインディ・グランプリ・オブ・ルイジアナ。アメリカ南部のニュー・オリンズ近郊でのレースです。

    佐藤琢磨(13位)
    「予選5番手からのスタートだったので、13位という結果は本当に残念です。新しいエアロキットを使ってのレースでマシンをまずまずのレベルに仕上げることはできていたと思いますが、フロントウイングを壊してしまったあとは、もうスペアがなかったために他チームからウイングを借りて走るしかなく、そのウイングが自分たちと異なるセッティングになっていたために空力バランスの崩れたマシンで走り続けることを余儀なくされました。それでも終盤には何台かをコース上でのバトルでパスすることができました。第2戦はニュー・オリンズ。新しいコースでのレースはとても楽しみです。自分たちの力を出しきったレースを戦いたいと思います」

  • 佐藤琢磨、ホンダ勢トップとなる予選5番手を獲得 / インディカー

    佐藤琢磨、ホンダ勢トップとなる予選5番手を獲得 / インディカー

    佐藤琢磨が、インディカー開幕戦セントピーターズパーグの予選でホンダ勢トップとなる予選5番手を獲得した。

    2015年のインディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年もシーズン開幕戦の舞台はフロリダ州のリゾート地、セントピーターズバーグ。海辺の空港と市街地の道路を利用したコースは、広い滑走路を使った高速セクションと、次々とタイトターンを走り抜けるテクニカルなセクションで構成される。そのため、高度なドライビングとマシンセッティングが要求される。開幕戦には24台のマシンがエントリーした。

    今年のインディカー・シリーズは空力レギュレーションを新たにし、エアロキットと呼ばれる数多くのボディパーツ群を装着したマシンでの戦いとなっている。ギリギリまで開発作業が行われたエアロキットがチームへと届けられたのは2月下旬から3月初旬で、今シーズン用のマシンでのテストが始まったのは3月の半ばだった。各チームとも新しい空力パッケージでの走行時間が少ないまま開幕戦を迎えた上に、セントピーターズバーグはテスト走行が行なえないストリートコースでのレースのため、公式プラクティスが始まってから、いかに短時間でマシンのセッティングを仕上げるかが勝負のカギを握っていた。

    グリップ力の高いソフトコンパウンドのタイヤを装着しての予選、第1セグメントは2グループに分けられ、それぞれから速いラップタイムを記録した6人が第2セグメントへ駒を進めた。そして、12人で争われた第2セグメントから半分の6人が最終ステージへと進出した。

    大勢のファンが見守る中での予選最終ステージ、6人のドライバーたちはコンクリートウオールに囲まれたコースで凄まじいアタック合戦を披露した。

    今年でインディカー・シリーズへの参戦6年目を迎える佐藤琢磨は、昨年のセント・ピーターズバーグでポールポジションを獲得している。

    A.J. Foyt Racingからの出場が3シーズン目となる佐藤琢磨は、エンジニアやメカニックたちと息を合わせ、これまでに好成績を残してきたコースで、金曜日から元気な走りをみせていた。プラクティス1回目に12番手タイムを出した佐藤琢磨は、予選直前のプラクティス2回目に4番手につけ、予選でも高いパフォーマンスを発揮。第1セグメントでは1分1秒3370というラップタイムを記録してトップで第2セグメントへ進み、12人での戦いでも1分0秒9704まで自己ベストを縮め、4番手で最終ステージに進んだ。

    トップ6で争われる注目の予選最終ステージ、佐藤琢磨は全力で2ラップのアタックを敢行。セグメント2で使用したタイヤでの走行とあって、タイム更新はならなかったが、それでもベストタイムは1分1秒1496で、今シーズン最初の予選結果は5番手。明日の決勝レースには3列目イン側グリッドからスタートすることになった。

    佐藤琢磨(5番手)
    「自分たちができることをすべてやった予選でした。今年はフロントローにグリッドを確保できませんでした。しかし、自分たちの予選でのパフォーマンスには満足しています。近年のこのコースではTeam Penskeが大変手強い存在です。しかし、Honda、HPD、そしてチームのすばらしい働きにより、明日のレースに向けていいポジションを手にできました」

  • 佐藤琢磨、開幕戦初日は12番手 / インディカー

    佐藤琢磨、開幕戦初日は12番手 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー開幕戦セントピーターズパークの初日を12番手で終えた。

    全24台が出走したセントピーターズバーグのプラクティスにおいて、ABCサプライ・ホンダのマシンを駆る佐藤琢磨とジャック・ホークスワースは上位12番手までに食い込み、チームはさい先のいいスタートを切った。

    午後遅くに行なわれる予定だった2回目のセッションは雨に見舞われたため、ふたりは1回目のセッションしか走っていない。

    佐藤琢磨のタイムは1分2秒1274で12番手。これはホンダ勢で3番目に速いタイム。ジャック・ホークスワースは1分1秒8713で6番手となり、ホンダ勢のトップに立った。

    佐藤琢磨
    「(昨年はポールポジションを獲得した)セントピーターズバーグに戻ってこられて嬉しく思っています。冬の間、ずっとここにやってくることを待ち望んでいました。過去2週間、僕たちはこのイベントを目指して準備を進めてきたのです。最初のセッションでは、マシーンの感触はまずまずでしたが、エアロダイナミクスをもう少し調整してダウンフォースを増やす必要がありそうです。今日のラップタイムは、すでに去年の予選に匹敵する速さです。明日はさらに速くなるでしょうし、予選前のプラクティスで手応えが掴めることを望んでいます。予選でも自分たちが強いことを期待しています」

  • 佐藤琢磨、ホンダのエアロキットは「トリッキーでセンシティブ」

    佐藤琢磨、ホンダのエアロキットは「トリッキーでセンシティブ」

    佐藤琢磨が、バーバー・モータースポーツパークで2日間にわたって行われたインディカー公式テストで合計107周を走行し、総合10番手タイムを記録した。

    2日目の7番手タイムとなる122.378 mphを記録した佐藤琢磨は「非常に生産的な一日でした」とコメント。

    「この2日間で僕たちは膨大なデータを収集しましたし、特に今日の午後は全てがまとまっていました。僕たちは全体像についてより理解を深めています」

    「このエアロ構成は、とてもトリッキーでセンシティブです。エンジニアリングチーム全体が、去年と比較して2倍のデータ収集して本当に頑張っていると思います。2台のクルマがあることは僕タイが前進するために大きく役立っています。最初のオープンテストでトップ10にいられたことはもちろん僕たち全員にとって励みになります。全てを本気で分析して、開幕戦までに力強いパケージをもたらす必要があります

    佐藤琢磨のチームメイトであるジャック・ホークスワースは、2日間で129周を走り込み、総合17番手だった。

    「今日のテストで多くのことを得ることができたし、学ぶことができた。僕たちには今、良いベースラインがあると思う」とジャック・ホークスワースはコメント。

    「来週のセパンでのテストを楽しみにしているし、セントピーターズバーグで僕たちが非常にコンペティティブであることを願っている」

  • 佐藤琢磨、2015年インディカーマシンで初走行

    佐藤琢磨、2015年インディカーマシンで初走行

    佐藤琢磨が、2015年のインディカーマシンで初走行を行った。

    16日(月)、バーバー・モータースポーツパークでインディカーの公式テストがスタート。今年もAJフォイト・レーシングから参戦する佐藤琢磨は、23台中17番手タイムで初日のテストを終了している。

    今年、インディカーは、ダラーラDW12にホンダ、シボレーがそれぞれ製作したエアロパーツを付けることが義務付けられており、今回のテストが両陣営が揃っての走行は初めての機会となった。

    佐藤琢磨が運転するホンダのエアロキットは、フロントウイングのフラップを始め、多数の派手なウイングレットが特徴的。

    テスト初日は、ホンダのライバルであるシボレーがトップ5を独占している。

    佐藤琢磨 TAKUMA SATO 佐藤琢磨 2015年 インディカー

  • 【動画】 鈴木亜久里×佐藤琢磨トークショー / F1 ART SCENE 写真展

    【動画】 鈴木亜久里×佐藤琢磨トークショー / F1 ART SCENE 写真展

    鈴木亜久里と佐藤琢磨によるトークイベントが、1月8日(木)に西武渋谷店で開催された。

    西武渋谷店主催で開催中の「F1 ART SCENE 写真展」の特別イベントとして実施された「鈴木亜久里さん × 佐藤琢磨選手トークショー」。ともに世界最高峰の四輪レースF1で表彰台を獲得した実績を持ち、スーパーアグリでオーナーとドライバーという関係にもあった二人がタキシード姿で登場。

    F1モナコGPの話題を中心に、F1マシンのコックピットから見える景色はどんな感じ?ドライバーにはエキゾーストノートはどんな風に聞こえるの?日本のファンの特徴は?ホンダのF1参戦どう思う?など、ドライバー視点の興味深い話が次々に繰り広げた。