カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、『石橋、薪を焚べる』に出演…とんねるず石橋貴明のトーク番組

    佐藤琢磨、『石橋、薪を焚べる』に出演…とんねるず石橋貴明のトーク番組

    佐藤琢磨は、12月15日(火)放送の『石橋、薪を焚べる』に出演に出演。とんねるずの石橋貴明とじっくり語り合う。

    『石橋、薪を焚べる』の番組コンセプトは“スロー・トーク”。石橋貴明が、ちょっと話してみたいゲストを毎回迎え、じっくり語り合う。そのテーマはゲストによってさまざま。「人生でいちばん思い出に残るあの時のこと」など。“スローフード”という言葉があるように、味わうようにスローなトークを目指す。

    12月15日(火)の放送では『ただひたすら速く走りたい▽インディ500優勝・佐藤琢磨』と題して、佐藤琢磨が石橋貴明と薪を囲んでトークを展開する。

    石橋、薪を焚べる【ただひたすら速く走りたい▽インディ500優勝・佐藤琢磨】
    【放送日】
    12月15日(火) 24:35~25:05

    【内容】
    19歳で飛び込んだモータースポーツの世界。自分より若い選手ばかり。経験の差は歴然だった。誰よりも努力し、ついに掴んだインディ500の栄冠。。佐藤琢磨

  • レッドブルF1特集:佐藤琢磨&マックス・フェルスタッペン 特別対談

    レッドブルF1特集:佐藤琢磨&マックス・フェルスタッペン 特別対談

    レッドブル・レーシングのポッドキャスト『Talking Bull』にインディ500ダブルウイナーである佐藤琢磨がゲスト出演し、マックス・フェルスタッペンとレースに関する様々な話題について語り合った。

    アストンマーティン・レッドブル・レーシングのポッドキャスト『Talking Bull』の最新エピソード(英語音声)に2度目のインディ500制覇を成し遂げた元F1ドライバー佐藤琢磨がゲスト出演し、マックス・フェルスタッペンフェルスタッペンとホンダやレースの話で盛り上がった。

    ホンダのF1初優勝マシンRA272(1965年)をドライブ
    マックス・フェルスタッペンと佐藤琢磨が初めて出会ったのは、2019シーズンの日本GP前に行われた企画だった。

    「マックス・フェルスタッペンがF1マシンをドライブして僕がRA272をドライブしたんですが、実にスペシャルな体験でしたね」と佐藤琢磨は振り返った。

    マックス・フェルスタッペンも、当日少し試乗できたRA272の印象について、1960年代のF1マシンはそれまで慣れ親しんできたマシンとは全く異なるものだったと振り返った。

    「RA272はマニュアルシフトだから、クラッチを使わなきゃいけなかった。こういうマシンをドライブできるチャンスは滅多にないから、素晴らしい体験になったよ。コックピットに収まるには僕の身長は高すぎると思ったけど、なんとか収まることができてよかったよ。腕が窮屈だったけれど、なんとか押し込んだ」

    佐藤琢磨は次のように付け加えた。

    「僕はスペースにかなり余裕がありましたね(笑)。現代のマシンとはドライビングポジションが全然違いますし、信じられないことにシートベルトもありません。このマシンに乗った当時のドライバーたちがどうやってニュルブルクリンクやインディ500を限界ギリギリで走っていたのか想像もつきませんね。インディはターマックではなくレンガでしたし。このマシンでレースしていたなんて驚きです。RA272は名車ですし、美しいマシンなので、マックス・フェルスタッペンも僕もドライブ中は満面の笑みでした」

    エアロスクリーンを装備したインディカーマシンのドライブ
    マックス・フェルスタッペンと佐藤琢磨は、F1ドライバーがインディカーに乗り換えた際のフィーリングについて語り合った。佐藤琢磨は次のように語った。

    「F1とインディカーはルックスこそ似ていますが、完全な別物です。インディアナポリス・モータースピードウェイのインフィールドに立って、予選アタックするインディカーマシンを見れば分かりますが、インディカーは時速245マイル(約394km/h)でコーナーに進入し、あっという間に抜けていくんです。ものすごい迫力ですよ。僕はインディカーのすべてを学ぶためにとにかく努力しました。F1での7年間は忘れ、このマシンをオーバルコースでドライブする方法を楽しみながら学んでいこうという感じでしたね」

    マックス・フェルスタッペンはシミュレーターでしかインディカーを走らせた経験がないが、インディカーを気に入っている。

    「F1とは別物だけど、ドライブはすごく楽しい。様々なタイプのマシンをドライブするのは面白いし。F1マシンばかりドライブしていると少し行き詰まりを感じてしまうから、他のマシンにトライするのは良いことだよ。自分に負荷をかけてそこから学びを得られれば、より優れたドライバーになれる。シミュレーターにはGフォースもないし、クラッシュしてもボタンを押してリセットするだけだから、シミュレーターと現実が違うのは分かっている。現実の方がはるかにチャレンジングだ。インディカーはロードコースなら楽しめるけど、オーバルでは楽しめないと思う」

    2人の話題はそのままレッドブル・アドバンスド・テクノロジーが開発したインディカー用エアロスクリーンへ移った。

    「エアロスクリーンは安全性が優れているらしいね。ハロも最初は慣れる必要があったし、決してルックスが良いとは思えなかったけど、結局のところ安全性のためにあるものだし、実際かなり役立っているから素晴らしいよね」と語るマックス・フェルスタッペンが、「ところで佐藤琢磨、エアロスクリーンだとマシンの中が少し暑いんじゃない?」と尋ねると、佐藤琢磨は次のように回答した。

    「そうだね、相当暑いよ。インディカーのコックピット内は約65°Cになると言われています。実はヘルメットに導風装置が取り付けられいて、かなり効果があるんです。オープンコックピットより風通しが良いくらいですよ。ですが、マックス・フェルスタッペンが言うように安全性が最優先で、オープンコックピットでデブリが飛んでくるのは恐怖ですので、今はドライバーがしっかりと保護されています。だから、マックス・フェルスタッペン、君がインディカーに転向してウォールにクラッシュしても心配は無用だよ。すごく安全だから(笑)」

    F1の表彰台に立つ感覚
    佐藤琢磨はBAR在籍時の2004シーズンにF1の表彰台を経験している。当時はフェラーリが最強マシンとして君臨していたため、佐藤琢磨は現在のマックス・フェルスタッペンが置かれている境遇に理解を示した。

    「F1の表彰台に立つのはとにかく最高の気分です。表彰台に立つまで長い時間がかかりましたが、観客全員が目の前で手を振ってくれている様子や、チームのみんなが涙を流して感情をあらわにしていた姿は一生忘れられません。あの表彰台に辿り着くまで、途方もない努力と時間を重ねてきましたからね。僕の場合は3位でしたが、ミハエル・シューマッハ、ルーベンス・バリチェロと並んで表彰台に立つというのは本当に特別な瞬間でした」

    マックス・フェルスタッペンは次のように続けた。

    「表彰台の頂点に立つのが最高なのは間違いないんだけど、現実的になる必要もあるよね。自分が全力を尽くした実感があれば、2位や3位で満足できる。圧倒的な強さを持ったチームがいることを認めなければならないし、表彰台に立てたことに感謝しなければならない。表彰台でシャンパンを振りまくのはいつだって良い気分だよ」

    レースができるのなら過密スケジュールも苦ではない

    世界が激変している2020年を踏まえ、マックス・フェルスタッペンと佐藤琢磨はこの異例の状況でもレースができる幸せについて語った。

    佐藤琢磨は次のように語った。

    「実際にレースができていることに感謝すべきですね。たとえば、パンデミックの影響でオリンピックアスリートたちは競技活動ができていませんが、僕たちはレースができています。無観客は寂しいですが、ファンが自宅で安全にレースを観戦できていることが重要です。今年はダブルヘッダーが続く異例のスケジュールで、次から次へ予選と決勝がやってくるのでストレスが溜まりますが、レースができることに感謝すべきだと思いますし、来年は通常に戻ることができればと願っています」

    マックス・フェルスタッペンも観客がいないサーキットは雰囲気が異なるとし、次のように続けた。

    「ドライブ中はまるでテストセッションのように感じてしまうけれど、ドライブができていて、ほぼ予定通りにシーズンを進められていることに満足しなきゃならない。ファンがサーキットにいないのは残念だけど、僕たちはできるだけ最高のショーを提供できるように頑張っている。できるだけ早く通常に戻れることを願っているよ」

    『Talking Bull』では、マックス・フェルスタッペンと佐藤琢磨のキャリアの始まりやトロフィーの変遷、佐藤琢磨がヨス・フェルスタッペン(言わずと知れたマックス・フェルスタッペンの父)とレースした時の思い出などについても触れられている。

  • 佐藤琢磨、キャリアベストのランキング7位「また2021年に会いましょう」

    佐藤琢磨、キャリアベストのランキング7位「また2021年に会いましょう」

    佐藤琢磨は、2020年のインディカー・シリーズをキャリアベストとなる年間ランキング7位で終えた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、2020年インディカー・シリーズの最終戦セント・ピーターズバーグの決勝で、予選13番手からジワジワと順位を上げ、レース終盤の75周目には6番手を走行。しかし、その直後にライバル勢との接触があり、オフィシャルによってリスタート時に最後尾まで下がるペナルティーを科せられた。

    それでも佐藤琢磨はあきらめることなく最後まで戦い抜き、10位でフィニッシュ。第104回インディアナポリス500マイルで優勝した佐藤は、キャリアベストとなる年間ランキング7位で2020年シーズンを終えた。

    佐藤琢磨は、2021年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦することが決定している。

    「セント・ピーターズバーグにまた戻ってこられてよかったです。今日は厳しいレースでした。後半、僕たちは6番手につけており、トップ5でゴールする可能性が見えていました。しかし、アンドレッティ・オートスポーツのマシン2台とのアクシデントになりました。確かにマシン同士の接触が少しありましたが、ペナルティーを受けたのは不運にも僕の方だけです。リスタート時に最後尾まで順位を下げられ、僕のレースは実質的に終わってしまいました。それでも、僕たちはそこからトップ10まで順位をばん回し、グレアム・レイホールと一緒にゴールを迎えることができました」と佐藤琢磨はコメント。

    「すばらしいシーズンでした。もう一度皆さんに御礼を言いたいと思います。エンジニアのエディー・ジョーンズ、ありがとう。カーナンバー30のマシンで働いてくれたメカニックたちも、ありがとう。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは本当にすばらしい仕事をしてくれました」

    「また2021年もこのチームでともに戦えることを誇りに感じます。僕としては7位というキャリア最高のシリーズランキングを手にすることになりましたが、今日のレースではもっと上位でゴールしたかったですね。それでも、ファンタスティックなシーズンであったことに変わりはありません。皆さん、また2021年にお会いしましょう」

  • 佐藤琢磨、2021年もレイホール・レターマン・ラニガンから参戦

    佐藤琢磨、2021年もレイホール・レターマン・ラニガンから参戦

    佐藤琢磨は、2021年のインディカー・シリーズにレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦することが発表された。

    佐藤琢磨は2012年にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに初加入したあと、2018年に復帰。これまでに佐藤琢磨はシリーズで通算6勝を達成。このうち4勝をレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに挙げた。

    これには2020年に勝ち取った2度目のインディ500での栄冠が含まれている。佐藤琢磨がレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとインディカー・シリーズに挑むのはこれが連続4シーズン目で、通算では5シーズン目となる。

    佐藤琢磨
    「2021年も引き続きレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに戦えることにとてもワクワクしています。2020年は、いくつもの理由から忘れがたいシーズンとなりました。いうまでもなく、世界中は大変な困難に直面していますが、チームは競争力をさらに強化すべく、懸命の努力を続けているところで、これにはボビーやマイクのほか、チーム全員が協力しています。僕たちが勝ち取ったインディ500の栄冠はとても特別なもので、チームの全員に改めてお礼を申し上げます。僕たちはすでに今後のことにフォーカスしており、2021年がとても楽しみです」

    ボビー・レイホール(共同チームオーナー)
    「2021年の参戦継続について琢磨と合意できたことをとても嬉しく思っています。このパートナーシップが過去数年間にわたって大きな成功を収めたことは間違いなく、その頂点は今年のインディ500での優勝でした。2021年に琢磨とさらなる成功を収めることを楽しみにしています」

    マイク・ラニガン(共同チームオーナー)
    「これまで何年も琢磨と一緒に仕事をしてこられたことは本当に楽しく、また、これまでともに多くの成功を分かち合ってきました。一緒にインディ500で優勝するとは夢にも思っていなかったことで、私たちレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのメンバーは、新しいシーズンのさらなる成功に期待を寄せています。2021年も琢磨とともに戦うことで継続性が生まれ、これが今年同様、優れた戦闘力を発揮してくれるものと願っています」

  • F1アイフェルGP:佐藤琢磨が保持したコースレコードが16年ぶりに更新

    F1アイフェルGP:佐藤琢磨が保持したコースレコードが16年ぶりに更新

    2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPは佐藤琢磨の名前が注目される予選日となった。

    16年前にニュルブルクリンクで開催された2004年 第7戦 F1ヨーロッパGP。当時BARホンダに所属していた佐藤琢磨は、予選1回目に1分27秒691のレコードタイムを記録して堂々トップに立った。

    予選2回目には1分28秒986とタイムを落としたが、ミハエル・シューマッハに続く2番手タイムを獲得。佐藤琢磨自身が第4戦スペインGPで記録した日本人初の予選3番手の記録を塗り替え、日本人F1ドライバーとして初めて、フロントローを獲得している。

    今年、F1アイフェルGPとしてニュルブルクリンクで開催された予選では、メルセデスのバルテリ・ボッタスが1分25秒269というタイムでポールポジションを獲得。佐藤琢磨が記録し保持していたニュルブルクリンクでの予選ラップタイムレコードが、16年の時を経て破られる形となった。

    当時の佐藤琢磨のコメントは以下。

    「スターティンググリッドの一列目という最高の結果を出せて、とても興奮しています! スペインで予選3番手を獲得したときも素晴らしい瞬間でしたが、まだまだ進歩を続けなくてはと自分でも思っていたところ、この結果を出すことができました。アタックラップはとてもスムーズでした。ゾクゾクしましたよ。路面コンディションは常に変化していたんですが、僕のときは1回目予選のコンディションと似ていたので、上手く行く自信はありました。マイケルのラップには正直驚きましたが、それによる影響はありませんでした。自分のやるべき仕事のことだけを考えて実行した結果、全て上手く行きました。今日の結果は色々な意味で特別ですね。日本人にとって始めてのフロントローでもありますし、もう最高です。是非とも表彰台を狙って行きたいです。でも、ひとまず今からは、記念すべき今日を楽しみたいと思います」

    ちなみに決勝で佐藤琢磨はエンジントラブルでリタイアを喫している・・・。

    関連:F1アイフェルGP 予選:ボッタスがPP獲得でメルセデスが1列目独占。ホンダF1勢はフェルスタッペンが3番手

  • 佐藤琢磨、2つ目のインディ500優勝“ボルグワーナートロフィー”を制作

    佐藤琢磨、2つ目のインディ500優勝“ボルグワーナートロフィー”を制作

    佐藤琢磨は、インディ500の優勝者に与えられる“ボルグワーナートロフィー”に刻まれる“2つ目”の顔の彫刻を作るために、ノースカロライナ州にいるアーティストの元を訪れた。

    佐藤琢磨は、8月23日(日)に開催された『第104回 インディ500』でスコット・ディクソンとの接戦を制し、2017年以来となる2度目のインディ500での優勝を達成。インディ500で複数回優勝した史上20人目のドライバーとなった。

    世界最長の歴史と、世界最大の規模を誇るインディアナポリス500(インディ500)で優勝した者には、その顔の彫刻がトロフィーに刻まれる栄誉を与えられる。

    世界で最も有名なトロフィーの一つであるボルグワーナートロフィーは、1936年にインディ500の優勝トロフィーとして登場。歴代ウイナーの顔が刻まれたトロフィーというのは世界に2つとない、極めてユニークな、そして価値あるもの。アール・デコ様式のこのトロフィーの高さは、のちに追加された土台も含めて165cmあり、スターリングシルバー製のため、重さは土台を含めて50kgもある。

    これほど大きなトロフィーだけに、ウイナーが自宅に持ち帰ることはできない。トロフィーはインディアナポリス・モーター・スピードウェイの殿堂博物館に常時保管され、一般に公開されている。

    その代わりウイナーには、“ベビーボーグ”と呼ばれる、同じくスターリングシルバー製のトロフィーが授与される。ウイナーの顔がボルグワーナートロフィーに取りつけられたあと、ベビーボーグの大理石の土台にも同じく顔の彫刻が貼りつけられ、それがウイナーに贈られる。

    佐藤琢磨は動画を公開し、2つ目の顔の制作に取り掛かっていることを明かした。

    「こんにちは。特別な瞬間です。2つ目の顔になりますけども、今日ノーズカロライナに来ています」と彫刻家のウィルさんと1分の1の彫刻を紹介。

    「これからボルグワーナートロフィーにつく小さな顔を作るんですけど、彼はこの1分の1のサイズですごく細かいディテールまで作って、そこから縮小します」

    「昨日はウィルさんのおもてなしで、日本のメディアの方も一緒にとても素晴らしい夕食を食べました」

    「今日はまだこれからディテールを仕事するんですけど、楽しい特別な日になっています」

  • ホンダ:インディカー 第13戦 決勝レポート…佐藤琢磨は14位

    ホンダ:インディカー 第13戦 決勝レポート…佐藤琢磨は14位

    今年のミッドオハイオでのシリーズ第11戦で優勝しているコルトン・ハータ(Andretti Harding Steinbrenner Autosport)は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われたハーベストグランプリのレース2終盤、ウィル・パワー(Team Penake)に激しいチャージを仕掛けたが、1秒以下の僅差で2位となった。彼の後ろではAndretti Autosportのアレクサンダー・ロッシが3位フィニッシュ。彼は4レース連続での表彰台登壇を果たした。

    気温が17℃までしか上がらないコンディションで、全長2.43975マイルのコースを75周するレースが行われた。ハータが2位でフィニッシュしたことにより、Hondaは2020年シーズンのマニュファクチャラーズ選手権でのポイントリードをキープした。シボレーとの差は54ポイント。残すは最終戦だけとなっている。

    4勝を挙げてポイントリーダーの座を保ち続けてきているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、フルコースコーションが一度も出されなかったインディアナポリスでのレース2を8位で終え、ライバルのジョセフ・ニューガーデン(Team Penake)に32ポイントのリードを持って今月末にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開催されるシーズンフィナーレに臨むことになった。

    今日のハーベストGPレース2において、Hondaドライバーたちはトップ10の6ポジションを占めました。表彰台にハータとロッシが上り、ジャック・ハーヴィー(Meyer Shank Racing)が今シーズンの自己ベストとなる6位、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が2レース連続となる7位、ルーキーのアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)がキャリア3回目のトップ10入りとなる9位でゴールした。

    これで2020年シーズン5回目のダブルヘッダーが終了した。インディカー・シリーズは2週間のオフを過ごした後、フロリダでの最終戦へと向かう。セント・ピーターズバーグでのストリートレースは10月23~25日に開催される。

    コルトン・ハータ(2位)
    「自分たちのマシンは速かったと思います。HPDのパワーで戦えていることをうれしく感じています。今日の私たちは、持てる力のすべて発揮できました。トップに追いつこうとタイヤも使いきりました。最後の最後、トップを狙いましたが、逆転するだけの余力は残っていませんでした。後輪が消耗し過ぎていたため、アタックができませんでした。スピードとしては、自分の方が彼(W.パワー)よりも少しだけ速かったと思います。しかし、残念ながら最初のスティントで後ろに下がってしまったことで、セカンドスティントからが苦しくなっていました」

    スコット・ディクソン(9位)
    「このところの数週間は試練の連続でした。今でもミッドオハイオでの自分のミスには腹を立てています。あのミスによってチャンピオンポイントを何点か逃してしまいましたから。インディカーのチャンピオン決定は、いつもと同じように最終戦まで持ち越されました。我々のチームは、勝つために一生懸命に全力を発揮してくれています。そのことを誇りに感じています。Hondaもエンジン開発などでハードにプッシュをしてくれています」

    佐藤琢磨(14位)
    「今日のレースでもフルコースコーションが出されなかったため、作戦を活用することや、ポジションを大きくゲインすることが難しい戦いになっていました。それでも自分たちはスタートからゴールまで全力で戦い、その結果として終盤に順位をいくつか上げることができました。一度他車との接触があり、芝生に押し出されました。あのコースオフでポジションを下げたのは残念でした。バトルを懸命に戦って14位というのは、少々フラストレーションがたまる結果ですが、今日の自分たちは少なくともレースをハードに戦い抜いたと思います」

  • ホンダ:インディカー 第12戦 決勝レポート…佐藤琢磨は18位

    ホンダ:インディカー 第12戦 決勝レポート…佐藤琢磨は18位

    インディカー・シリーズはインディアナポリスに舞台を戻し、シーズン12・13戦目となるハーベストグランプリのダブルヘッダーを迎えた。

    アメリカ東部のインディアナ州インディアナポリスは、今週に入ってから急激に気温が下がり、レース1は最高気温が摂氏16℃というコンディションでの開催となった。それでも今回のダブルヘッダーは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイが今年初めてグランドスタンドにファンを迎えてのイベントとなることもあり、大きな注目を集めた。

    木曜日に行われた予選で8位につけたアレクサンダー・ロッシと、彼のチームAndretti Autosportは、翌金曜日も気温の低くなったコンディションにシャシーセットアップを見事に合わせ込み、走行禁止エリアを使ったことに対するペナルティーを乗り越え、ホイール・トゥ・ホイールのバトルも戦いぬき、2番手フィニッシュという好結果を手にした。第11戦Hondaインディ200アット・ミッドオハイオのレース2から2戦連続の2位フィニッシュと、彼らはシーズン終盤を迎えてチーム力アップを実現している。

    85周のレースのスタートでは、グリッド2列目イン側からコルトン・ハータ(Andretti Harding Steinbrenner Autosport)が切れ味鋭いダッシュをみせてトップに躍り出た。彼は29周をリード。しかし終盤戦に入ってからはハンドリングに問題が生じ、4位でのフィニッシュとなった。

    全員が最後のピットストップを終えたあとには、いくつものポジションが激しく争われ、集まったファンをエキサイトさせた。ロッシ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(Chip Ganassi Racing)、ハータらによる2位争いや、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、ランキングトップのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、ジャック・ハーヴィー(Meyer Shank Racing)、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)らによる6位争いなど、複数のマシンによる熱いバトルが繰り広げられた。

    今回ポイントリーダーのディクソンはタイヤの消耗に苦しんだ。それでも彼は予選12番手から9位でフィニッシュし、今日優勝したジョセフ・ニューガーデンに対して、2レースを残して40ポイントのリードを保っている。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、予選でコースオフして赤旗の原因を作ったことから、レース1にはほぼ最後尾の24番グリッドからスタートすることになった。佐藤とチームは燃費をセーブしてピットストップを1回少なくする作戦を採用したが、期待していたフルコースコーションが一度も出ないレースとなったため、途中でセオリー通りの3ストップ作戦に変更することを余儀なくされた。レース序盤にペースを落として走っていた佐藤は、そこでのロスをカバーして戦わねばならない状況となったが、粘り強い走りで徐々にポジションを上げていき、スタートより6ポジション上の18位でのゴールを果たした。

    今日のレースでロッシが2位フィニッシュしたことにより、Hondaは2020年シーズンも残り2戦となった時点で、マニュファクチャラーズ選手権でシボレーを67ポイント、リードをしている。

    明日のレース2は今日より10周少ない75周で争われる。午前中に予選を行い、決勝はアメリカ東部時間の午後2時30分にスタートする予定。

    アレクサンダー・ロッシ(2位)
    「今日のマシンは最高でした。カーナンバー27のクルーに脱帽です。私たちはこのコースで好走することができずにいましたから、2位での表彰台はファンタスティックな結果だといえます。Hondaパワーで走っていることを誇りに思います。チームもマシンをハイペースで走れるものに仕上げてくれました。Hondaとチームの全員によるハードワークで私は今日、表彰台に上ることができ、とても感謝しています」

    スコット・ディクソン(9位)
    「今日の私たちはブラックタイヤでの走りが苦しくなっていました。スタートでグラハム・レイホールに押し出され、ポジションを下げました。それがあとまで響きました。その後もブラックタイヤでの走りが望むようにできませんでした。ブラックタイヤでのスティントでは、トップに15~20秒の差をつけられていたと思います。こういう日もあるのがレースの世界です。あれだけ走りがよくなかったのは不思議です。その原因を明日のレース2の前までに見つけます」

    佐藤琢磨(18位)
    「厳しい一日となりました。後方からのスタートだったので、2ストップ作戦でいくことにしました。計算上では燃料が7~8周分足らなかったので、フルコースコーションを利用したいと考えました。しかし、イエローが出ずにレース途中で3ストップ作戦に切り替えたため、その時点まででの大幅なタイムロスが大きな負担となってしまいました。私たちはマシンのセッティングもアグレッシブに、ダウンフォースを少なくしたものにしていました。順位を上げていく戦いをするためでした。予選でレッドタイヤを1セット失っていたことも私たちにとっては痛手でした。全体的にタフなレースになっていましたが、明日の予選と決勝に向けたいいデータを集めることができたのは間違いありません。明日は予選でトップ10に入る必要があります。今日1レースを戦ったことで、みんながマシンのレベルを上げてきます。今日のデータを活用することでフィールド全体の実力がさらに拮抗するでしょうが、私たちは今日以上に高い競争力を発揮できると思います」

  • 佐藤琢磨のインディ500優勝祝福動画が渋谷スクランブル交差点をジャック

    佐藤琢磨のインディ500優勝祝福動画が渋谷スクランブル交差点をジャック

    渋谷ハチ公口・スクランブル交差点エリア一帯の屋外ビジョンを使って、佐藤琢磨のインディ500優勝を祝したグリコ祝福メッセージ動画が放映される。

    ムービーの冒頭シーンでは、6面ビジョンそれぞれが異なる素材を放映できる特性を活かし、マシンが猛スピードで通り過ぎるようなダイナミックな臨場感を演出、中盤には佐藤琢磨が優勝後に披露し話題となった“グリコポーズ”も登場する。

    <実施概要>
    【日時】
    9月18日(金)~24日(木)
    平日(9時~24時)の毎時09分30秒、39分30秒
    土日(9時~24時)の毎時09分30秒、25分00秒、39分30秒
    ※放映時間は変更にある場合がございます。

    【場所】
    渋谷駅ハチ公口・スクランブル交差点(東京都渋谷区道玄坂2-3-1)周辺エリア

    【内容】
    30秒の祝福メッセージ動画。期間中、全時間で同様のコンテンツを放映。

    佐藤琢磨は「インディ500で2度目の優勝を飾ることができ、本当に嬉しいです。このようなコロナ禍の状況下で、世界中の多くのアスリートたちが活動の場を制限されている中、無観客でもレースが開催できたのは、スポンサーの皆さまをはじめ、多くの人たちのご尽力があってのことです。サポートしていただきました全ての皆さまにお礼を申し上げたいです。またチームも、一丸となって素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。この勝利はチーム全員で勝ち取ったものですが、特に私が駆る30号車のクルーたちに感謝しています」とコメント。

    「今回のインディ500の調整に向けては、期待と自信と不安が入り混じった状態でした。プラクティスでは、ライバルに対して苦しい戦いを強いられていた局面もありましたが、チームからのサポートを全面に受け、これまでの経験も生かして、決勝では最高のマシンに仕上げることができました。挑戦し続けることの大切さを改めて感じることもできました。そして何よりも、ファンの皆さんの悲鳴とともに散ってしまった2012年のインディ500での忘れ物を、ようやくチームに届けることができたことをとても嬉しく思います」

    「インディ500で勝利するというのは、全てが整わないと叶わない本当に特別なことですから、2回も優勝できたなんて夢のようで、未だに信じられない思いです」

    「2017年に初優勝した際に自然に飛び出したガッツポーズが、たまたまグリコさんのポーズに非常に似ていたため、『せっかくだったら完璧なグリコポーズをやってほしい』という声が僕のところにいくつも届きました。その機会を探っていましたので、インディ500のヴィクトリーレーンという最高峰の舞台で、ファンの方との約束が果たせて嬉しかったです。片足を上げての完全なグリコポーズを決めることができました。道頓堀の巨大看板にも再び登場させていただいて、感謝しています」

    「グリコさんには、東日本大震災直後に立ち上げた復興地応援プロジェクト”With you Japan”にもご支援いただき、キッズカートプログラムに関してはグリコさんと一緒に活動をしてきていますので、これからも、さらに多くの子どもたちにスポーツの素晴らしさを伝えていきたいです」

    「どんなときも応援して支え続けて下さったファンの皆さんに、心から感謝いたします。今期残りのレースも精一杯がんばりたいと思っていますので、これからもあたたかい応援をどうぞよろしくお願いします。たくさんのご声援、本当にありがとうございました!」

  • ホンダ:インディカー 第11戦 決勝レポート…佐藤琢磨は18位

    ホンダ:インディカー 第11戦 決勝レポート…佐藤琢磨は18位

    オハイオ州コロンバス郊外のミッドオハイオ・スポーツカーコースで行われるインディカー・シリーズ恒例のレース、Hondaインディ200。今シーズンはダブルヘッダーとされ、土曜、日曜に1レースずつが全長2.258マイルのコースを使って行われた。

    75周で争われるレースの2戦目では、Andretti Harding Steinbrenner Autosportのコルトン・ハータ、Andretti Autosportのアレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンター-レイを先頭にHondaドライバーたちが見事なパフォーマンスを披露し、ライバル勢を圧倒した。

    Andrettiのドライバーたちは1-2-3フィニッシュで表彰台を独占し、その他のHondaドライバーが4位と5位でもフィニッシュし、トップ5ポジションを占めた。

    これで今シーズンは11戦が終了したが、ここまでHondaは7勝を挙げて910ポイントを獲得し、824点を獲得しているライバルのシボレーをリード。2020年に3年連続でのマニュファクチャラーズ・タイトル獲得を目指しているHondaは、ポイント争いでのリードを続けている。

    先月の第104回インディアナポリス500マイルで佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)が優勝し、Hondaドライバーによる1-2-3-4フィニッシュが達成されたが、ミッドオハイオでのHondaは今シーズン2度目となる表彰台独占を成し遂げた。

    ハータは今日が2020年シーズンの初優勝だったが、キャリア2年目にして早くも4勝目。75周のうち57周をリードしての堂々たる優勝は、序盤にチャンピオンシップでポイントリーダーのHondaドライバー、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)による挑戦を跳ね除け、中盤からはチームメートのロッシとハンター-レイを相手にリードを続けて記録された。ロッシたちとの差はずっと小さいままだったが、それを確実に保ち続けてゴールへと飛び込んだ。Andretti Autosportにとっては、1-2-3フィニッシュは2005年のHondaグランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグ以来となる快挙。

    グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、12番グリッドから4位でゴールし、マーカス・エリクソンはオープニングラップで一気に10個ものポジションをアップし、トップ5入りを果たした。レイホールは地元オハイオでのレースで2戦とも4位フィニッシュという好成績を残し、サーキットに集まったファンを沸かせていた。

    ポイントリーダーのディクソンは、1回目のピットストップの後にハータ、ロッシ、ハンター-レイとバトルをしていたが、ターン1出口でスピンを喫して20番手まで後退。そこから驚異的なばん回劇を展開し、10位でのフィニッシュに漕ぎ着けた。彼のポイントリードは、14戦のうちの11戦が終了した時点で72点となっている。

    佐藤琢磨は、予選でマシンセッティングにトラブルがあったために、ほぼ最後尾の22番グリッドからスタートした。2度目のイエローフラッグが出された16周目にほぼすべてのドライバーたちがピットストップに向かった際、佐藤はコース上に残ってトップに躍り出、レースが再開されるとリードを広げた。しかし、その後はゴールまでフルコースコーションが出されず、ピットタイミングをライバルたちとずらす作戦によって大幅なポジションアップを成功させることはできず、18位でのゴールとなった。

    この後のインディカー・シリーズは2週末レースが行われず、10月2~3日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースにおけるインディハーベストグランプリでシーズンが再開される。シーズン最終戦を前にした、今シーズン最後のダブルヘッダーとなる。

    コルトン・ハータ(優勝)
    「優勝できてたいへんうれしいです。ずっとスピードは出ていて、勝利の扉をほぼ毎週末ノックしてきました。しかし、なんらかの理由でなにかがうまく行かないということばかりでした。それが今日、すべてがうまく行きました。朝の予選でポールポジションを獲得し、チームのクルー全員がレースに向けてすばらしいマシンを準備してくれました。その結果、Hondaエンジンを使うAndrettiによる1-2-3フィニッシュが達成されました。Hondaパワーで戦えることを本当に喜びと感じています。今後のレースすべてで表彰台フィニッシュする必要があります。私が表彰台に上る時は、いつも優勝したときのようなので、今シーズンの残りのレースでは2位、3位のフィニッシュとなっても、それはとても幸せだと感じられると思います」

    佐藤琢磨(18位)
    「みんながフルコースコーションでピットしましたから、私たちとしてはコース上にとどまる作戦を採用し、なにかトライができる状況になりました。トップに立ってレースをしばらくの間リードし、5秒ほどの差を2番手以下につけることもできました。それは作戦上でも必要なリードでした。しかし、残念ながらレースの中盤からはトラフィックに引っかかってばかりでした。自分たちの前にピットアウトしてくるマシンが多く、そのたびに数秒のタイムロスを強いられました。結局、ゴールのときには元のポジションに自分も戻っていました。悔しい結果となりましたが、私たちは今回のような作戦にトライする必要があったと思います。厳しい週末となりました」