カテゴリー: ダニエル・リカルド

  • ルノーF1、2年落ちのマシンに2020年型エンジン搭載説を否定

    ルノーF1、2年落ちのマシンに2020年型エンジン搭載説を否定

    ルノーF1がレッドブル・リンクでのプライベートテストで2018年F1マシン『R.S.18』に2020年型のF1エンジンを搭載していたとの噂をドライバーを務めるダニエル・リカルドが否定した。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・リンクがライバルのルノーF1にコースでのテストを許可したことを願いた。レッドブル・リンクとレッドブル・レーシングは共にレッドブルが所有しているものの、異なる会社が運営している。

    ヘルムート・マルコは、それが面白くなく、ルノーF1はルールを破って2年落ちのマシンに2020年型のF1エンジンを搭載していたと語っていた。

    レッドブルレーシングとレッドブルリングは両方とも異なる管理下にあるため、サーキットがルノーに2018年の車でのテストを許可したのはそのためです。ヘルムートマルコは面白がらず、ルノーが2歳の車を運転したが、2020年仕様のエンジンが搭載されていたとも述べた。

    「彼らは2年前のクルマを使っていたが、新しいエンジンを搭載していた。彼らの信頼性には感心させられたよ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「が、それよりも私がもっと興味を持ったのは彼らが本当にテストのためにレッドブルリンクを借りる必要があったのかどうかということだ」とわざわざ敵地に乗り込んできたルノーF1を皮肉った。

    だが、その疑惑について質問されたダニエル・リカルドは、その主張は正しくないと Sky Sports F1 に語った。

    「マシンのすべてが2018年仕様に従っていた。マシン自体とエンジンの両方でね。もちろん、タイヤに関してもピレリのデモ用ラバーで運転していた」

    レッドブル・リンクで115周=500kmを走り込んだダニエル・リカルドは、テストは非常に役に立つものだと語る。

    「コースに戻っただけでなく、埃を払って、チームとのやり取りを取り戻し、作業モードに戻るだけでも良かった。もちろん、ここ数か月間トレーニングを行ってきたけど、F1カーを運転しなかったので、ボタンをオンに戻すことができてよかった」

  • ダニエル・リカルド 「後手に回ればマクラーレンF1に移籍できなかった」

    ダニエル・リカルド 「後手に回ればマクラーレンF1に移籍できなかった」

    ダニエル・リカルドは、2020年シーズン末でセバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を離脱するという予期せぬニュースにより、もし決断に時間をかけていたら、2021年にマクラーレンF1に移籍する機会を失うリスクがあったと語る。

    先月のセバスチャン・ベッテルのフェラーリF1離脱は、2021年のドライバー市場に多くの動きをもたらた。ますは現在マクラーレンのF1ドライバーを務めるカルロス・サインツが後任としてフェラーリに加入することが決定。

    そして、マクラーレンにできた空席には、ダニエル・リカルドがルノーF1との2年契約を更新せずにチームを離れるという決断んを引き起こした。

    何人かのオブザーバーは、なぜダニエル・リカルドが少なくとも2020年のルノーF1の状態を確認するまで移籍を待つことができなかったのかと疑問視した。

    だが、ダニエル・リカルドは、例えシーズンが遅れてシーズンが再開されたとしても、1~2か月は明確な答えは得られなかったとし、仮に決断を遅らせていれば、マクラーレンF1に加入する機会を危険に晒す可能性があったと語る。

    「明らかに、ベッテルの発表やフェラーリに関するニュースがすべてを誘発したと思う」とダニエル・リカルドはF1ポッドキャストに語った。「

    「それから、状況はカルロスや他のすべてのものの周りでかなり素早く動いていた」

    「おそらくまだ時間があるように思ったかもれないけど、実際には移籍のための時間はなかったと思う。もし移籍が目的だったとしたらね」

    「頭の中ではそれだけが巡っていた。7月にレースを開始できるかも100%ではなかった。その様子から判断しても、第1戦や第2戦ではわからなかっただろう」

    「実際にみんながどの位置にわかるまで8月か9月まで待つことになっていただろう。そうすれば、自分が求めていたものを手に入れるには遅すぎるように思えた」

    ダニエル・リカルドは、ルノーF1からマクラーレンに移籍することは輪郭のはっきりした決定ではなかったと認め、2019年の状態と来年からメルセデスを搭載するパッケージの未知の可能性の組み合わせに基づいて決定しなければならなかったと明かす。

    「もちろん、実際に話をしているチームから売り込みを受けることはできる。特に、今はレースがなく、昨年以外に証明するものがないので、他よりも自分を刺激する売り込みに進まななければならない。その時に何を感じ、何を考えるかだ。誰にもわからない」

    「もちろん、今のところの最高の参考である昨年を見れば、彼らは最も騒がしいチームだった」

    「メルセデスは再びチャンピオンシップを勝ち取ったけど、マクラーレンがすべての中で最も大きな一歩を踏み出したチームであることは、ほとんどの人にとって明らかだった。それは彼らにとって本当に励みになったし、本当にベースにできるのはそれがすべてだ」

    「あとは将来への口説き文句だ。明らかに、それはパワーユニットの変更などだ。今それについて話すのは難しいことだ。なぜなら、それは決して簡単な決定ではないし、2020年から測定することがあまりないからだ。かなり困難だった」

    では、マクラーレン移籍を選択した鍵は何だったのだろう?

    「正直、1つの決定的な要因があったわけではない」とダニエル・リカルドは語る。

    「それは確かに2018年のレッドブルの状況とは異なった。個人的にはレッドブルはコースを走ったような感覚だった。僕は長い間そこにいたのですが、何度もトライして、レースに勝ったけど、チャンピオンシップには勝てなかった」

    「それで『OK、とにかく僕には変更が必要だ』となった。僕たちが去年望んでいたことを達成しなかった限り、それが正解だったとは明確だったとは言わないけど、同様に、去年は勝利を期待してはいなかった。決して簡単なものではなかったと言っておこう。時間が教えてくれるだろう」

  • マーク・ウェバー、フェラーリF1とリカルドの2度の交渉破綻に困惑

    マーク・ウェバー、フェラーリF1とリカルドの2度の交渉破綻に困惑

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、ダニエル・リカルドがフェラーリF1移籍の条件に2度も同意できなかったことに困惑していると語る。

    昨年、ルノーF1に移籍したばかりのダニエル・リカルドは、2020年シーズンがまだ開幕していない先月、2021年にマクラーレンF1と複数年契約を結んだことを発表した。

    しかし、最近、ダニエル・リカルドは、セバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリF1と交渉していたとの噂を認めている。また、フェラーリF1との交渉は、まだレッドブル以外の未来を考えていた数年前にも行われていたことを明らかにしている。

    「数年前からすでに議論があり、それが今までずっと続いていた」とダニエル・リカルドは語った。

    「そのことは否定しない。でも、実際それが実現することがなかったのは明らかだ」

    同じオーストラリア出身のマーク・ウェバーは、なぜダニエル・リカルドがF1で最も成功を収めているチームであるフェラーリと契約することができなかったのか疑問に思っていると語る。

    「フェラーリとは3回のチャンスがあった。だが、何らかの理由があった。我々は完全にスラムダンクが決まるものだと思っていた。しかし、そうではなかった」とマーク・ウェバーは F1 Nation に語った

    「なぜ彼はフェラーリと条件に同意できなかったのだろうか。彼らにその気がなかったのか? 彼がシャルル(ルクレール)と親しいことを知っている。彼はシャルルに仲が良すぎたのだろうか? 僕にはわからない。でも、彼らはそのようなことを検討したのだろうか?」

    「しかし、結局のところ、両者の間で2回にわたって関係を整理することができなかった」

    「そのために彼は動かなければならなくなった。ルノーへの移籍は彼にとって明らかに挑戦的だった」

    しかし、マーク・ウェバーは、マクラーレンF1が今後のF1レギュレーション変更を最大限に活用することがでいれば、ダニエル・リカルドのマクラーレンF1移籍は将来的に成果を挙げる可能性があると考えている。

    「メルセデスのF1エンジンを使えば、特にマクラーレンのような独立系のチームは、今後のこの新たな状況を生かしてかなりうまくいけると思う」とマーク・ウェバーは付け加えた。

    「彼らにとってはすべて上昇傾向にあると思う。マクラーレンがこの厳しい時間を乗り越えることができれば、マイナスな面はない。彼らのラップタイムはポールポジションに近づいていくはずだ」

  • ダニエル・リカルド 「自分は勝利を狙える数少ないF1ドライバーの一人」

    ダニエル・リカルド 「自分は勝利を狙える数少ないF1ドライバーの一人」

    ダニエル・リカルドは、F1ドライバーのなかでルイス・ハミルトンと戦い、“いつでも”勝つことができる限られたグループに属していると主張する。

    過去2シーズン、メルセデスF1とルイス・ハミルトンの優位性は圧倒的だったが、グリッドの数名のドライバーは時折ハミルトンとと互角の勝負を演じた。

    ルノーF1での初年度となった2019年のダニエル・リカルドの成績を期待をはるかに下回り、2021年のマクラーレンへの移籍を後押しすることになった。

    ダニエル・リカルドは、他の数名のライバルと同じようにルイス・ハミルトンの連覇にストップをかけたいと決意している。

    「スポーツにユニコーンは滅多にいない」とダニエル・リカルドは Autocar に語った。

    「いつでも勝てる才能を持少数の人々は常に数人存在する。それは僕たちのスポーツも例外ではない」

    「僕はトップレベルのグループに属していると思っている。僕と他の少数のドライバーは同じ車に乗れば、彼にタイトルを挑めると信じている」

    しかし、実際にはどれだけ才能があっても、勝利を目指して戦うことができるF1ドライバーは一握りなのが現実だ。

    「自分はトップグループにいる。マシンを限界までプッシュする才能や能力、スキルに関しては、僕たちのなかにもそこに到達できる人は数人いる」

    「でも、僕たちには適切なマシンが必要だ。このグループにとっての差は、スピードよりも、レースごとに結果を出せる能力の方が重要だ」

    「どの日でも僕たちの何人かは勝てる可能性がある。ルイスにそれを手渡してしまっているのは、彼が何度も何度もそれをしているということだ」」

    「クルマを越えて、その小さなグループを隔てるものは、毎週、毎週、このスポーツが投げかけるすべてのものに対処するための精神的および肉体的能力だ」

    「健康があまり良くない日、少し時差ぼけを感じている日、または悪い週を過ごした日がある。それでもクルマに乗って悔過kを出すことができれば、チャンピオンになれる」

    ダニエル・リカルドは、適切なエキップメントで武装できればハミルトンと戦えると自信を持っている一方で、コースに出るに乗るたびに結果を出し続けるハミルトンの卓越した能力を高く評価している。

    「ルイスとのポイント、つまり彼を特別なものにしているポイントは、彼がそれを6回行ったことだ」とダニエル・リカルドは語る。

    「たとえ、皆さんが彼が最高のエキップメントを持っていると主張したとしても、その成果は驚くべきものだ」

    「毎年、自分自身を維持して、自分自身をプッシュし続け、僕たちが首を取ってやろうという存在であることのプレッシャーを背負うことは驚くべきことだ」

    「自分に自信はあるじ、彼と戦ってタイトルを獲得することができると確信している。毎年彼と戦い、倒すことができるか? わかりません。それはある程度の成果であり、それは尊敬に値することだ」

  • ダニエル・リカルド 「開幕前のマクラーレンF1移籍への決断は奇妙な感じ」

    ダニエル・リカルド 「開幕前のマクラーレンF1移籍への決断は奇妙な感じ」

    ダニエル・リカルドは、2020年のF1シーズンがスタートする前に2021年のマクラーレンへの移籍を早期に決断することは“奇妙”な感覚だったと認める。

    2019年にルノーF1に移籍したばかりのダニエル・リカルドだが、わずか1シーズンでチームを離れ、フェラーリに移籍したカルロス・サインツの後任として2021年にマクラーレンに移籍することが決定した。

    新型コロナウイルスのパンデミックによって開幕から10戦が延期・中止となっているなか、ダニエル・リカルドは2020年のルノーF1の戦闘力を確認する前に将来を決断するという奇妙な状況に直面することとなった。

    ダニエル・リカルドは、F1のインスタライブで最終結果に至るまでの複雑な状況は“簡単ではなかった”と認める。

    「将来のことなどを考える時間があったのは良いことだったけど、いろいろと時間を得ることができたけど、それほど行動することはできなかったので簡単ではなかった。難しかったのは確かだ」とダニエル・リカルドは語った。

    「これから新型コロナウイルス以降もシーズン全体の状況はクレイジーなことになる。今年テストしかしていない状況でこのような決定を下すのは簡単ではなかった。レースをして決心することが理想だけど、このような時期に僕たちにそのような贅沢はない」

    「簡単ではなかったし、一夜の決断ではなかった。この一年は奇妙だし、奇妙であり続けると思う」

    大幅に遅れた2020年のF1世界選手権だが、来月7月5日にオーストリアGPで遂に開幕し、わずか10週間の間にヨーロッパで8戦という過密スケジュールがスタートする。

    ダニエル・リカルドは、レースをするのが待ち切れないとし、ルノーF1での在籍期間を好調のうちに終えて、マクラーレンへと旅立つことを決意していると語る。

    「彼らが公式にスタート日を発表したことは全員にとって大きな安心だった。『トンネルの終わりが見えた』ような感じだったし、僕たちは進むことができる」とダニエル・リカルドは語る。

    「できる限り最善の形でルノーとのこの旅とチャプターを終えたい。まだコース内外で彼らのために多くの借りがあると感じているし、もうすぐ競争をして、自分にできることをやれることをうれしく思う」

  • ダニエル・リカルドはフェラーリF1に移籍するには十分に速くなかった?

    ダニエル・リカルドはフェラーリF1に移籍するには十分に速くなかった?

    F1ジャーナリストのジョー・サワードは、フェラーリF1のシート争いにおいて純粋なスピードでカルロス・サインツに負けたと考えている。

    ダニエル・リカルドは、セバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリF1と交渉していたことを認めているが、最終的にチームが選んだドライバーはカルロス・サインツだった。

    ダニエル・リカルドは7勝と29回の表彰台を獲得しているのに対し、カルロス・サインツはまだ1回しか表彰台を獲得できておらず、優勝争いを展開したこともない。レース実績でいえば断然リカルドの方が優れている。

    だが、二人にはマックス・フェルスタッペンという共通の指標がいる。フェルスタッペンは、トロロッソでカルロス・サインツとチームメイトだった2016年シーズンの途中にレッドブルへと昇格し、ダニエル・リカルドのチームメイトとなった。そのため、二人が同じ年にマックス・フェルスタッペンと同じマシンに乗っていた速さを比較することができる。

    トロロッソでカルロス・サインツはマックス・フェルスタッペンとほぼ同等な速さを見せていたが、ダニエル・リカルドはすでに3年目となるレッドブルで新加入のフェルスタッペンに次第に話されていった。

    また、マシンが決まっているときのダニエル・リカルドのブレーキングは抜群だが、カルロス・サインツの方が慎重な走りで完走率も高い。それがフェラーリF1の決め手となったのではないかとジョー・サワードは分析する。

    「私個人として、リカルドよりもサインツの方が好みだというのもあるが、彼の方がよりルックスがいいこともフェラーリは間違いなく使用できる部分だろう」とジョー・サワードは冗談交じりに語る。

    「だが、純粋に数字が重要であり、数字は嘘をつかない。そこからリカルドはフェルスタッペンほど速くないと結論付けることができる」

    フェラーリF1への移籍が実現しなかったダニエル・リカルドは、マクラーレンへの移籍を決断した。だが、ジョー・サワードはそこでリカルドが再び後悔するかもしれないと考えている。近年、マクラーレンを復活に導いた一人であるパット・フライはルノーF1へと移籍した。また、財政的な困難があるにも関わらず、ルノーF1のバックには大手自動車メーカーの財力がついている。

  • ダニエル・リカルドがシューマッハとアロンソに“認められた”F1レース

    ダニエル・リカルドがシューマッハとアロンソに“認められた”F1レース

    マクラーレンF1への移籍が決まったダニエル・リカルドが、ミハエル・シューマッハとフェルナンド・アロンソという2人の“レジェンド”に“認められた”と感じたレースを振り返った。

    2021年にルノーF1からマクラーレンへの移籍を発表して多くの見出しとなったダエル・リカルド。ソーシャルメディアで公開しているダイアリーで“レジェンドに一目置かれた”と最も誇りに思っている数レースを振り返った。

    ダニエル・リカルドが最初に選んだのはトロロッソ時代の2012年F1日本GPだ。

    「最後の数周でミハエル・シューマッハから攻撃を受けていたけど、彼を抑えて10位を獲得した」とダニエル・リカルドは語る。

    「F1での最初のフルシーズンだったので、ヘマをしなかったのは大きなことだった」

    「彼が次のレースのドライバーズブリーフィングで僕のところに来て、僕の守り方を褒めてくれたことを覚えている。彼はそんなことを言う必要はなかった。だから、それはクールだったね」

    次にダニエル・リカルドは、レッドブル時代に6位でフィニッシュした2014年のドイツGPを挙げた。

    「その日まで僕は(フェルナンド)アロンソの尊敬を得られていないように感じていた」とダニエル・リカルドは語る。

    「僕はまだ彼に対して証明しなければならないことがあった。彼は新しいタイヤで僕の後ろでピットを出て、ストレートで僕を抜いて巡航していた。でも、彼はドアを開けたままにしていた。たぶん、僕が抜き返そうとするとは期待していなかったんだと思う。でも、僕はそれ決行した」

    「その後、僕たちは数周にわたって追いつ追われつの戦いをした。僕がタイヤをきれいに保ちながら劣ったタイヤで戦う用意ができていることを彼に示せたのは大きなことだった」

    「あとから彼は僕についていくつか気の利いたことを言ってくれたし、あそこを境に僕の見方が変わったと思う」

    最後にダニエル・リカルドが挙げたのはキャリア2勝目を挙げたハンガリーGP。再びフェルナンド・アロンソとのバトルになったレースは“純粋な喜び”が得られたと語る。

    「あのレースは、どういうわけか理由で負ける気がしなかった。僕はレースの大部分をリードしたけど、最後にフェルナンドとルイス(ハミルトン)をパスしなければならなかった。でも、自分にかなりの自信があったし、とにかく一日中そう感じていた。あれは僕が両手で掴み取ったレースだったね」

    ダニエル・リカルドがマクラーレンに移籍したことで、2021年のルノーF1のシートには空席ができ、フェルナンド・アロンソがルノーF1で復帰を果たすとも噂されている。二人で2021年にコースで再びバトルを繰り広げることはあるのだろうか?

  • ダニエル・リカルド 「フェラーリF1と2021年について交渉していた」

    ダニエル・リカルド 「フェラーリF1と2021年について交渉していた」

    ダニエル・リカルドは、2021年にマクラーレンに加入することを決断する前に、フェラーリF1と移籍の可能性について交渉していたことを認めた。

    セバスチャン・ベッテルが2020年シーズン限りでフェラーリF1を離脱することを発表した後、カルロス・サインツが後任として移籍することが決定。ダニエル・リカルドはサインツの後任としてルノーF1からマクラーレンに移籍する複数年契約を結んだ。

    ダニエル・リカルドは、キャリアを通してフェラーリへの移籍が常に噂されてきた。レッドブルでの将来を検討していた2018年の夏にもフェラーリF1と交渉の場が設けられたと理解されている。

    ダニエル・リカルドは、セバスチャン・ベッテルの後任の最有力候補に挙げられていたが、フェラーリF1はカルロス・サインツに冬に最初のアプローチをした後、サインツを2021年のドライバーとして選択した。

    「数年前からすでに議論していた。そして、それは今までずっと続いていた」とダニエル・リカルドは CNN に語った。

    「そうだね、それを否定するつもりはない。でも、もちろん、それは実際に実現することはなかった」

    交渉が結実しなかった理由についてダニエル・リカルドは「実際のところはわからないし、僕もあまり深く突っ込もうとはしてなかった」とコメント。

    「誰しもが、僕の名前やあらゆるバックグランドと相性がいいと言っていたけど、僕はどんな状況でも感情に流されないようにしている」

    「カルロスがチームに適していることは理解している。だから、『どうして僕じゃないんだ?』という風にはなっていない。『そうだね、カルロスは2019年にとても強かった』という感じだ」

    「彼は今、ちょっとした優良株だし、彼らがいる場所にぴったりだと思う」

    2018年にダニエル・リカルドはマクラーレンと交渉していたが、最終的にはルノーF1と契約することを選択した。

    昨年、マクラーレンは大きな進歩を遂げ、コンストラクターズ選手権で4位に躍り出たが、ダニエル・リカルドはルノーF1で期待外れな初シーズンに耐えることになった。

    30歳のダニエル・リカルドは、ルノーF1に到着してからわずか18か月後の移籍に“たくさんのことを考えた”と語った。

    「白黒つけられる決断はないと思うし、実際、白と黒で答えることはできない」とダニエル・リカルドは説明する。

    「電球のように『そうだ、それが僕がする必要のあることだ』とひらめいたような瞬間はなかった」

    「マクラーレンにも同じようにそうはならなかったし、ルノーで『次に進む必要がある』と感じた瞬間があったわけでもない」

    「マクラーレンとの議論はそれよりも前、たぶん2018年から行われていたし、ゆっくり時間をかけて続いていた」

    「当然ながら、一晩でした決断ではない。それに両者を比較するのはフェアなことではないと思う」

  • ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍はステップアップにあらず?

    ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍はステップアップにあらず?

    ダニエル・リカルドのマクラーレンF1への移籍は、ステップアップではなく、むしろ“横移動”にすぎないかもしれないとF1ジャーナリストのジョー・サワードは語る。

    マクラーレンはホンダとの3年間の失敗を経て、2018年からルノーのF1エンジンに変更。昨シーズンはルノーのワークスチームを破ってコンストラクターズ選手権を4位で終えた。

    おそらく、それがダニエル・リカルドが今シーズンの終わりにマクラーレンに移籍することを決めた理由のひとつだと考えられている。

    ダニエル・リカルドは、なぜマクラーレン移籍を決断した理由をまだ公表しておらず、Twitterでの非常に短い声明でルノーへの感謝の気持ちを述べ、この章を“力強く”終えることを誓っているだけだ。

    だが、このダニエル・リカルドの移籍をジョー・サワードは疑問視しており、単なる横移動に過ぎないと語る。

    「ダニエルがステップアップとしてマクラーレンに移籍するとは思っていない。横移動だとみなしている。おそらく彼はルノーであまり快適ではなかったのだろう」とジョー・サワードは Missed Apex に語った。

    「独自のエンジンを備えたメーカーチームから、3次レベルのメルセデスチームに移籍することに少し驚いた」

    「マクラーレンは以前は素晴らしいチームだったが、証明しなければならないことがたくさんある」

    ダニエル・リカルドは、間違ったタイミングで移籍を行っている可能性もあるとジョー・サワードは語る。

    ルノーは、昨シーズンのチームの弱点であったシャシーの設計を支援するためにパット・フライを招き入た。フライは昨年のマクラーレンのシャシーに影響を与え、チームが5年ぶりに表彰台に戻るのを助けた。
    「数年前のルノーの最大の問題は数年前にエンジンだった。十分に強力ではなかった」とジョー・サワードは続ける。

    「しかし、今やエンジンは十分に強力であり、昨年の彼らの問題はシャシーが良くないことだった」

    「彼らはシャシー部門を変え、パット・フライを連れてきた」

    「昨年、パットフライは何をしたか? 彼はマクラーレンをうまくやらせた。それを実現したのはパット・フライだった。彼は今マクラーレンを去っている」

    「したがって、パット・フライがダニエルが去ったチームにすべての知識を持ち込んでいる可能性がある。そのため、ルノーからマクラーレンに行くことはダニエル・リカルドがこれまで行った最も賢いことではないかもしれない」

    しかし、親会社のルノーは消滅の可能性すらある財政難に陥っており、ルノーがF1撤退を決めた場合、ダニエル・リカルドは勝者となるだろう。

  • ルノーF1 「リカルドの後任は2020年シーズンが開始するまで決定しない」

    ルノーF1 「リカルドの後任は2020年シーズンが開始するまで決定しない」

    ルノーF1は、2021年のダニエル・リカルドの後任を誰にするかを決定するのは2020年のF1世界選手権がスタートするまで待つと語る。

    セバスチャン・ベッテルのフェラーリF1離脱発表をきっかけに2021年のドライバー市場は大きく動き、カルロス・サインツがフェラーリ、ダニエル・リカルドがマクラーレンへと移籍し、ルノーF1のエステバン・オコンのチームメイトの座が空席となった。

    ダニエル・リカルドの後任候補には、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタスというスタードライバーの名前が浮上しているが、ルノーF1はこの件について決定を急ぐつもりはないと語る。

    ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、2021年のドライバーを決定する前に、チームの2020年F1マシンにどれくらいの競争力があるかを知っておくことが不可欠だと語る。

    「我々はレースをしていないし、セッションさえしていない。ウインターテストを終えただけだ」とシリル・アビテブールは #thinkingforward の一環として語った。

    「我々のパフォーマンスは励みになったが、それはウインターテストにすぎず、率直に言って、先ほども話してように我々のマシンの競争力をわかっていない」

    「我々全員が分析を行っているが、本格的な予選を行うまではわからない。通常、マシンの競争力は、チーム、そして、我々が獲得した新しい人々の競争力を表す。したがって、決定を急ぐ前にどこに資金を投入したいかという優先順位を決めておきたい」

    「正しい判断を下せるように時間をかけて適切な情報を集めたいというのが我々の立場だ。おそらくドライバーに関する次の決定は重要な決定になるし、2021年に我々に加わるドライバーは2022も残留することになるだろう」

    「それに加え、レギュレーションへの移行によって競技面のロードマップは変更はしたが、我々の野心は変わっておらず、適切なドライバーを確保する必要があることを知っている。我々は時間をかけて、正しい判断を下せるようにしたいと考えている」

    「最初のドライバーのドミノ倒しのようなものがあったと思う。また別のドミノ倒しがあると思うが、数か月はないだろう。つまり、我々は自分たちがその第2の動きの一部になると考えている。その間は何も起こらないだろう」

    シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドがルノーF1の2020年マシンがどれくらい進歩するかを確認する前にチームを去るという選択をしたことに“失望”していると認めたが、リカルドに対してマクラーレンとフェラーリから彼らのラインナップを早期に確定させるために強いプッシュがあったことを示唆した。

    「何よりも我々には一緒に走るための1年、1シーズンがあることを忘れないことが重要だ。我々はそのシーズンが昨シーズンよりも多くの結果を出せることを期待している。それは確かだ」とシリル・アビテブールは語った。

    「安定なくして何かを構築できないと思っているので少し失望している。それはドライバーにも言えることだが、率直に言って、組織の他のメンバーにも同じことが言える」

    「昨年は多くの変更があった。新しいテクニカルディレクター、新しい空力責任者、新しいエンジニアリングディレクターなど、部署のマネジネントや構造のスタッフの70%が変更された。過去12か月の間にこれらすべてはが多くの変化を伴って起こった」

    「私はその結果を見たいと思っている。ドライバー変更やドライバーとのディスカッションのアクションに入る前に少しの待ち時間があることはわかっているからね」

    「それから、ダニエルに決断を急ぐように押し付けた2つの特定のF1チームの活動に少し驚いている。我々はこのタイミングで前かがみにならずに計画通りに進めることを決定した」

    「我々の計画と優先事項は、より良いマシンを作ることだ。昨年もっと良いマシンがあれば、おそらくこのような質問を私にすることはなかっただろう」

    「そして、我々がより良いマシンを手に入れることができれば、将来、どんなドライバーでも引き付けることができることを知っている。それが我々の焦点であり、我々の優先事項だ」

    「新しいレギュレーション、新しい取引(ルール)が我々の優先事項だった。F1の未来を確保することが我々の優先事項だった」

    「彼は彼の決定を下し、我々は前へ進んでいる」