カテゴリー: F1レース結果

  • F1イギリスGP スプリント予選SQ2:ハミルトン首位通過 ノリスが辛くもSQ3進出

    F1イギリスGP スプリント予選SQ2:ハミルトン首位通過 ノリスが辛くもSQ3進出

    ルイス・ハミルトンが、F1イギリスGPのスプリント予選SQ2でもトップタイムを記録した。フェラーリのハミルトンは1分28秒747をマークし、アンドレア・キミ・アントネッリ、シャルル・ルクレールを抑えて首位でSQ3進出を決めた。

    4番手にはリアム・ローソン、5番手にはオスカー・ピアストリが続き、マックス・フェルスタッペンが6番手、ジョージ・ラッセルが7番手でSQ3へ駒を進めた。

    ハミルトンが連続トップタイム
    ミディアムタイヤで争われたSQ2でもハミルトンの速さは際立った。1分28秒747を記録し、アントネッリに0.099秒差をつけてトップ通過。ルクレールも3番手に入り、フェラーリ勢が引き続き好調ぶりを示した。

    一方、メルセデスはアントネッリが2番手につけたものの、ラッセルは7番手。両者のタイム差は約0.4秒となった。

    レーシングブルズ勢がそろってSQ3進出
    レーシングブルズはリアム・ローソンが4番手、アービッド・リンドブラッドが9番手でそろってSQ3へ進出。レッドブルもフェルスタッペンが6番手、アイザック・ハジャーが8番手で2台とも突破を果たした。

    マクラーレンはピアストリが5番手と順調に通過した一方、ランド・ノリスは10番手。11番手のピエール・ガスリーを0.081秒差で振り切り、最後のSQ3進出枠をつかんだ。

    ウィリアムズは2台そろってSQ2敗退
    終盤はトップ10争いが激化したが、ウィリアムズ勢は伸び切れなかった。カルロス・サインツJr.は15番手、アレクサンダー・アルボンは16番手に終わり、2台そろってSQ2で姿を消した。

    アルピーヌのガスリーは惜しくも11番手。アウディ勢はガブリエル・ボルトレトが12番手、ニコ・ヒュルケンベルグが13番手となり、SQ3進出はならなかった。

    SQ2敗退ドライバー
    ■ 11番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    ■ 12番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ■ 13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    ■ 14番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    ■ 15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    ■ 16番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

  • F1イギリスGP スプリント予選SQ1:ハミルトン最速 アストンマーティン勢敗退

    F1イギリスGP スプリント予選SQ1:ハミルトン最速 アストンマーティン勢敗退

    ルイス・ハミルトンが、F1イギリスGPのスプリント予選SQ1でトップタイムを記録した。シルバーストンで行われた12分間のセッションは、フェラーリ勢が上位を占める展開となり、ハミルトンが1分29秒273で首位通過を果たした。

    シャルル・ルクレールが1分29秒380で2番手に続き、フェラーリがワンツーでSQ2へ進出。3番手にはアイザック・ハジャーが入り、レッドブルの速さを示した。オスカー・ピアストリが4番手、ジョージ・ラッセルが5番手、マックス・フェルスタッペンが6番手で続いた。

    フェラーリがSQ1で好発進
    週末唯一のフリー走行でトップだったハミルトンは、スプリント予選でも好調を維持した。終盤に再びタイムを更新し、ルクレールを0.107秒上回ってSQ1を首位で突破した。

    メルセデス勢はラッセルが5番手、アンドレア・キミ・アントネッリが7番手。FP1で上位に入っていたアントネッリはミディアムタイヤで2本目のアタックを行ったが、最終的には7番手にとどまった。

    ハジャーが3番手 レッドブルはSQ2進出
    アイザック・ハジャーは1分29秒470を記録して3番手。フェルスタッペンを上回るタイムでSQ1を突破し、レッドブルの存在感を示した。

    フェルスタッペンは1分29秒689で6番手。FP1ではソフトタイヤで伸び悩んだが、ミディアム指定のSQ1では上位圏内に踏みとどまった。

    ウィリアムズは2台そろってSQ2進出
    SQ1終盤は16番手付近の争いが注目された。カルロス・サインツJr.は最終アタックで16番手に入り、SQ2進出を決定。アレクサンダー・アルボンも最後のアタックで14番手まで順位を上げ、ウィリアムズは2台そろってSQ1を突破した。

    一方、オリバー・ベアマンは一時16番手に浮上したものの、アルボンのタイム更新によって17番手へ後退。SQ2進出まであと一歩届かなかった。

    アストンマーティンは最後尾に沈む
    SQ1で敗退したのは、16番手サインツJr.、17番手ベアマン、18番手エステバン・オコン、19番手セルジオ・ペレス、20番手バルテリ・ボッタス、21番手フェルナンド・アロンソ、22番手ランス・ストロール。

    アストンマーティン勢はセッション終盤までコースインを遅らせたものの、アロンソが1分32秒910で21番手、ストロールが1分32秒988で22番手に沈み、2台そろってSQ1敗退となった。

    SQ1敗退ドライバー
    ■ 17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    ■ 18番手:エステバン・オコン(ハース)
    ■ 19番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    ■ 20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    ■ 21番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    ■ 22番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでFP1最速 フェラーリが好発進

    ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでFP1最速 フェラーリが好発進

    ルイス・ハミルトンが、F1イギリスGPの唯一のフリー走行で最速タイムを記録した。フェラーリ移籍後初勝利を飾ったバルセロナに続く好調を示し、母国シルバーストンでメルセデス勢を上回った。

    スプリント週末のため、各チームに与えられた練習時間はわずか60分。その中でハミルトンはハードタイヤの段階から速さを見せ、終盤のソフトタイヤで1分29秒260をマーク。選手権首位のアンドレア・キミ・アントネッリを0.213秒差で抑えた。

    ハミルトンが母国GPで好発進
    シルバーストンは2026年もスプリント開催となり、金曜午後のスプリント予選を前に各チームがセットアップとタイヤ評価を急ぐ重要な1時間となった。セッション開始時には、ハミルトンがピットレーン出口の先頭に並び、地元ファンの大きな声援を受けながらコースインした。

    ハミルトンはハードタイヤで1分34秒696の最初の基準タイムを刻み、その後ニコ・ヒュルケンベルグやジョージ・ラッセル、マックス・フェルスタッペン、アイザック・ハジャーらが上位に顔を出した。序盤はメルセデスとレッドブル・レーシングが速さを見せ、フェラーリもすぐにそこへ加わった。

    ハミルトンは周回を重ねるごとにペースを上げ、ハードタイヤのロングラン気味の走行でも安定した速さを示した。中盤には1分30秒521を記録してトップに返り咲き、終盤のパフォーマンスランに向けて好感触を得ていた。

    アントネッリが迫るも最終セクターでハミルトンが上回る
    アンドレア・キミ・アントネッリは序盤、エネルギーデプロイメントに不満を訴えていたが、その後は修正を進めてペースを向上させた。ソフトタイヤで1分29秒473を記録し、一時トップに立った。

    しかし、ハミルトンは最終アタックでセクター1とセクター2の合計ではアントネッリにわずかに届いていなかったものの、最終セクターで大きく伸ばした。結果として1分29秒260を記録し、0.213秒差でFP1首位を奪い返した。

    ハミルトンはハードでもソフトでも速さを見せ、特に高速区間と最終セクターでの安定感が際立った。シルバーストンで通算10勝目を狙う週末に向けて、フェラーリにとっては非常に力強い滑り出しとなった。

    フェラーリとメルセデスがトップ4を独占
    2番手にはアントネッリ、3番手にはシャルル・ルクレールが入った。ルクレールはハミルトンから0.599秒遅れだったが、フェラーリが2台そろってトップ3に入ったことで、チームとしても競争力を示した。

    4番手はジョージ・ラッセル。母国GPを迎えるラッセルも上位につけたが、ハミルトンからは約0.7秒差となった。これにより、フェラーリとメルセデスがトップ4を独占する形となり、午後のスプリント予選に向けた主役候補として浮上した。

    一方、レッドブル・レーシングは序盤こそフェルスタッペンとハジャーが最速タイムを更新し合う場面もあったが、終盤のソフトタイヤではフェラーリとメルセデスに届かなかった。

    マクラーレンは苦戦 ピアストリがベケッツでスピン
    マクラーレンは特別カラーリングで臨んだ週末の初走行で苦戦が目立った。オスカー・ピアストリは5番手に入ったものの、ハミルトンから0.887秒遅れ。さらに高速のベケッツでリアを失い、ランオフエリアへスピンした。

    ピアストリは縁石に触れたあとマシンのリアを失い、バリア接触は免れたものの、チームにとっては肝を冷やす場面だった。無線では「タイヤが終わっている」と訴えており、高速コーナーでのバランスとタイヤの持ちに課題を残した。

    ランド・ノリスもスムーズなセッションとはならなかった。トラックリミット違反でラップタイムを抹消され、次のアタックも中断。最終的には7番手だったが、トップから1秒以上遅れ、王者として迎える母国GPの初日はやや重いスタートとなった。

    イギリスグランプリ

    フェルスタッペンは6番手 レッドブルは序盤ほど伸びず
    マックス・フェルスタッペンは6番手でFP1を終えた。オーストリアGPで得た勢いを背景に、序盤のハードタイヤでは競争力を見せたが、終盤のパフォーマンスランでは上位4台に届かなかった。

    アイザック・ハジャーは8番手。序盤には最速タイムを記録する場面もあり、レッドブル・レーシングは基礎的なペースを示した。ただし、最終的にはフェラーリとメルセデスの一発の速さが目立つ結果となった。

    ヒュルケンベルグが中団最上位 ローソンとは一触即発の場面
    中団勢の最上位はアウディのニコ・ヒュルケンベルグで9番手。ソフトではなくミディアムタイヤでのタイムであり、スプリント予選Q1とQ2で使用されるコンパウンドを考えると注目すべき内容だった。

    10番手にはレーシングブルズのリアム・ローソンが続いた。セッション中には、ヒュルケンベルグがピットアウト後に序盤のコーナーでローソンと並走する場面があり、ローソンは無線で「何なんだ、今のは? あり得ない!」と不満を示した。

    11番手はアルピーヌのフランコ・コラピント。12番手にガブリエル・ボルトレト、13番手にアービッド・リンドブラッド、14番手にオリバー・ベアマン、15番手にカルロス・サインツJr.が続いた。

    アロンソは20番手 アストンマーティンは下位に沈む
    フェルナンド・アロンソは早い段階でソフトタイヤによる予選シミュレーションに移ったが、大きく順位を上げることはできず20番手に終わった。アストンマーティンはピエール・ガスリーを挟んでランス・ストロールが最下位となり、厳しいスタートとなった。

    16番手はエステバン・オコン、17番手はアレクサンダー・アルボン、18番手はバルテリ・ボッタス、19番手はセルジオ・ペレス。キャデラック勢も下位にとどまった。

    唯一のフリー走行を終え、各チームは限られたデータをもとにスプリント予選へ向けた調整を急ぐことになる。スプリント予選は現地時間16時30分に開始される予定で、FP1で速さを見せたハミルトンとフェラーリが本当にメルセデスを脅かせるのかが焦点となる。

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    ・F1イギリスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:ハミルトン最速

  • F1イギリスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:ハミルトン最速

    F1イギリスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート:ハミルトン最速

    2026年F1イギリスGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。7月3日(金)にシルバーストン・サーキットで2026年のF1世界選手権 第9戦 イギリスグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが20番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ ハミルトンが母国シルバーストンで最速発進
    ルイス・ハミルトンが終盤のソフトタイヤで1分29秒265を記録し、母国イギリスGP最初のセッションをトップで締めくくった。高速コーナーで安定した走りを披露し、シルバーストン通算10勝目を目指す週末へ向けて好スタートを切った。

    ■ アントネッリが2番手 メルセデスは優勝候補の速さ
    アンドレア・キミ・アントネッリは一時トップタイムを記録するなど、FP1を通じて高いパフォーマンスを披露。ジョージ・ラッセルも4番手につけ、開幕から圧倒的な強さを見せているメルセデスが今週末も有力候補であることを印象づけた。

    ■ フェラーリ好調 ルクレールもトップ3入り
    シャルル・ルクレールが3番手に入り、フェラーリはハミルトンとのダブルトップ3を達成。シルバーストンは苦戦も予想されていたが、予選シミュレーションでは高い競争力を示し、スプリント予選に向けて期待を抱かせる内容となった。

    ■ マクラーレンは改善途上 ピアストリはスピン
    マクラーレンはセットアップに苦戦しながら走行を続け、ランド・ノリスは7番手。オスカー・ピアストリはベケッツでリヤを失ってスピンを喫したものの、マシンに大きなダメージはなく走行を再開した。チームはセッション中もセットアップ変更を重ね、改善を進めていた。

    ■ スプリント週末ならではの限られた準備時間
    シルバーストンはスプリントフォーマットのため、FP1が唯一のフリー走行となる。各チームは序盤にハードタイヤでロングランとセットアップ確認を行い、終盤はソフトタイヤで予選シミュレーションを実施。限られた60分でレースと予選の両方に向けたデータ収集を進めた。

    ■ ローソンとヒュルケンベルグが接触寸前
    リアム・ローソンのアタックラップ中、ピットアウトしたニコ・ヒュルケンベルグと接近する場面が発生。ローソンは無線で強い不満を訴え、スチュワードもこのインシデントを記録した。スプリント週末らしく、FP1から各車が激しい駆け引きを見せた。

    ■ ガスリーはアルピーヌの挙動に不満
    ピエール・ガスリーは無線で「マシンの挙動が予測できず気に入らない」と報告。アルピーヌはシルバーストンとの相性に期待しているものの、FP1では理想的なセットアップを見つけられず、調整に追われる展開となった。

    ■ 各チームがアップデートを評価
    ウィリアムズは新型フロントウイングを新旧仕様で比較テスト。マクラーレンとフェラーリはブレーキダクト、レーシングブルズとハースも細かな空力アップデートを投入し、短い走行時間の中でスプリント予選へ向けた評価作業を進めた。

    F1イギリスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分29秒260   31
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分29秒473 0.213 29
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分29秒859 0.599 31
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒938 0.678 31
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒147 0.887 25
    6 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1分30秒240 0.980 27
    7 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒288 1.028 27
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング 1分30秒338 1.078 27
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒743 1.483 28
    10 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分30秒850 1.590 28
    11 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分30秒966 1.706 28
    12 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分31秒035 1.775 28
    13 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分31秒339 2.079 31
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒373 2.113 27
    15 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒684 2.424 33
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒684 2.424 27
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒697 2.437 30
    18 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒150 2.890 22
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分32秒241 2.981 23
    20 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分32秒957 3.697 25
    21 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分33秒019 3.759 25
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒130 3.870 25

    イギリスグランプリ フリー走行1回目

    【レポート】
    ・ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでFP1最速 フェラーリが好発進

  • F1オーストリアGP決勝:ラッセル今季2勝目 フェルスタッペン猛追を退ける

    F1オーストリアGP決勝:ラッセル今季2勝目 フェルスタッペン猛追を退ける

    メルセデスのジョージ・ラッセルが2026年F1第8戦オーストリアGPを制し、今季2勝目、通算7勝目を飾った。終盤にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが猛烈な追い上げを見せ、さらにランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリも加わる三つ巴の優勝争いとなったが、最後まで首位を守り切ったラッセルがレッドブル・リンクで歓喜のチェッカーを受けた。

    アントネッリはスタート直後のミスやタイミングの悪いバーチャル・セーフティカー(VSC)に苦しみながらも終盤に驚異的なペースを披露。フェルスタッペンとの差を最終ラップまで削ったものの0.375秒届かず3位となった。それでもランキングでは40ポイントのリードを維持し、タイトル争いで主導権を握り続けている。

    猛暑のシュピールベルクで幕を開けた決勝
    気温・路面温度ともに高いコンディションとなったレッドブル・リンク。22台中20台がミディアムタイヤを選択し、ガブリエル・ボルトレトとカルロス・サインツJr.のみソフトタイヤでスタートした。

    ポールポジションのラッセルは完璧な蹴り出しを決めてホールショットを奪う。一方、4番手スタートのアントネッリはターン1で大きくコースアウト。その後もワイドランを繰り返し、序盤だけで3度もコース外へ飛び出す苦しい立ち上がりとなった。

    フェラーリ勢ではルイス・ハミルトンがシャルル・ルクレールを攻略して2番手へ浮上。予選クラッシュから巻き返しを狙うフェルスタッペンも着実に順位を上げ、序盤から優勝争いに加わった。

    フェルスタッペン対ハミルトン 激しい攻防
    レース序盤最大の見どころはフェルスタッペンとハミルトンによる2位争いだった。

    ターンごとにポジションを奪い合う激しい攻防が続き、一度はフェルスタッペンが前へ出るものの、ハミルトンがクロスラインで奪い返す場面もあった。

    フェルスタッペンは無線で「ペナルティものだ」と不満を漏らしたが、スチュワードは調査対象とせず。その後の再戦ではフェルスタッペンが完全に攻略し、2番手へ浮上した。

    この間にもラッセルは着実にリードを築き、一時は5秒以上の差を確保してレースをコントロールしていた。

    戦略を狂わせたVSC
    レース中盤、サインツJr.のウィリアムズがメインストレートでストップしVSCが導入される。

    だが、その直前にピットへ飛び込んでいたアントネッリは”無料”のピットストップを逃してしまう最悪のタイミングとなった。

    メルセデスのピート・ボニントンからはブレーキバランスの異常を知らされ、「ブレーキがどうなっている?」と無線で確認する場面もあった。

    それでもアントネッリは徐々にペースを取り戻し、ルクレールを攻略して3番手へ浮上。優勝争いへ復帰していく。

    F1 オーストリアGP 決勝 VSC

    ラッセル対フェルスタッペン 最終決戦
    2度目のピットストップ後、レースは新たな局面を迎える。

    フェルスタッペンは新品ハードタイヤで猛烈な勢いを見せ、ラッセルとの差を8秒、6秒、4秒と次々に縮めていく。

    一方でラッセルはタイヤマネジメントを優先しながらも冷静にギャップをコントロール。「彼らがスティントを延ばせば僕たちが危険になる」と無線で戦略を分析する余裕も見せた。

    残り5周では差は3.7秒。

    さらに背後ではアントネッリも自己ベストを連発し、フェルスタッペンとの差を一気に削り始める。

    最後の1周は三つ巴の攻防
    ファイナルラップ。

    ラッセルはフェルスタッペンの追撃を受けながらも一度もミスを犯さない。

    その一方でフェルスタッペンはミラーいっぱいに映るアントネッリへの対応にも追われることとなる。

    チェッカーではラッセルが1.611秒差で逃げ切り優勝。

    そのわずか0.375秒後ろではアントネッリがフェルスタッペンのDRS圏内まで迫ったが、あと一歩届かなかった。

    トップ3がわずか2秒以内に並ぶ今季屈指のフィニッシュとなった。

    マクラーレンとフェラーリは明暗
    オスカー・ピアストリは安定したレース運びで4位を確保。

    一方、フェラーリはハミルトンが5位まで巻き返したものの、ルクレールはタイヤに苦しみ8位。無線では「このタイヤは最悪だ」と不満を漏らすなど、苦しい週末となった。

    レーシングブルズはアイザック・ハジャーが6位、リアム・ローソンが9位、アービッド・リンドブラッドが10位と3台すべてが存在感を示した。

    トラブル続出の下位勢
    ウィリアムズはサインツJr.が電気系トラブルでリタイア。

    アストンマーティンはランス・ストロールがERSトラブルで戦列を離れ、フェルナンド・アロンソはピットレーン速度違反による5秒加算も響き18位に終わった。

    キャデラック勢はさらに深刻で、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスともにブレーキのオーバーヒートで序盤リタイア。チームにとって厳しい一戦となった。

    ランキング争いは新たな局面へ
    この勝利でラッセルはドライバーズランキング2位へ返り咲き、タイトル争いへ再浮上した。

    しかしランキング首位のアントネッリも3位表彰台を獲得し、リードは40ポイントを維持。メルセデス勢がワン・スリー・フィニッシュを飾ったことで、タイトル争いは依然としてメルセデス勢が優位な構図となっている。

    F1はこのまま連戦となり、舞台は伝統のシルバーストンへ。次戦イギリスGPでは、勢いを取り戻したラッセルが地元優勝を狙う一方、フェルスタッペン、そしてランキング首位アントネッリとの三つ巴の戦いが再び注目を集めそうだ。

  • 2026年F1ポイントランキング:ジョージ・ラッセル今季2勝目で2位浮上

    2026年F1ポイントランキング:ジョージ・ラッセル今季2勝目で2位浮上

    2026年F1第8戦オーストリアGP終了時点のドライバーズおよびコンストラクターズランキングが更新された。

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季2勝目を挙げて25ポイントを獲得し、ランキング2位へ浮上。首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は3位で15ポイントを加算し、171ポイントでランキング首位を維持している。

    ■ ドライバーズランキング
    ラッセルは131ポイントとし、125ポイントのルイス・ハミルトン(フェラーリ)を逆転してランキング2位に浮上した。一方、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は80ポイントで4位へ浮上し、79ポイントで並ぶランド・ノリス(マクラーレン)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)が5位、6位となっている。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は73ポイントで7位を維持。アイザック・ハジャー(レッドブル)が42ポイントで8位に浮上し、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が41ポイントで9位となった。

    レーシングブルズはダブル入賞により、リアム・ローソンが30ポイント、アービッド・リンドブラッドが14ポイントまでポイントを伸ばしている。

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 171ポイント
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) 131ポイント
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 125ポイント
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 80ポイント
    5.ランド・ノリス(マクラーレン) 79ポイント
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ) 79ポイント
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 73ポイント
    8.アイザック・ハジャー(レッドブル) 42ポイント
    9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 41ポイント
    10.リアム・ローソン(レーシングブルズ) 30ポイント
    11.オリバー・ベアマン(ハース) 18ポイント
    12.フランコ・コラピント(アルピーヌ) 16ポイント
    13.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) 14ポイント
    14.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) 6ポイント
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) 5ポイント
    16.エステバン・オコン(ハース) 3ポイント
    17.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) 2ポイント
    18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 1ポイント
    19.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) 0ポイント
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラック) 0ポイント
    21.セルジオ・ペレス(キャデラック) 0ポイント
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン) 0ポイント

    ■ コンストラクターズランキング
    メルセデスはラッセルの優勝とアントネッリの3位により58ポイントを獲得し、302ポイントまで伸ばして首位を快走。フェラーリは204ポイントで2位、マクラーレンは159ポイントで3位を維持した。

    レッドブルは115ポイントで4位。レーシングブルズはダブル入賞によって44ポイントとし、アルピーヌとの差を13ポイントに縮めている。

    1.メルセデス 302ポイント
    2.フェラーリ 204ポイント
    3.マクラーレン 159ポイント
    4.レッドブル 115ポイント
    5.アルピーヌ 57ポイント
    6.レーシングブルズ 44ポイント
    7.ハース 21ポイント
    8.ウィリアムズ 11ポイント
    9.アウディ 2ポイント
    10.アストンマーティン 1ポイント
    11.キャデラック 0ポイント
    キャデラック 0

    オーストリアGPではメルセデスが大量得点に成功し、ドライバーズ、コンストラクターズの両ランキングでリードを拡大。一方、中団ではレーシングブルズがアルピーヌとの差を縮め、5位争いがさらに激しさを増している。

    2026年のF1世界選手権 オーストリアGP

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    F1オーストリアGP 決勝 結果・タイムシート:ジョージ・ラッセルが優勝

    2026年F1オーストリアGP 決勝の結果・タイムシート。6月28日(日)にレッドブル・リンクで2026年のF1世界選手権 第8戦 オーストリアグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)。2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソは18位、ランス・ストロールがリタイアだった。

    ■ ラッセルがポール・トゥ・ウイン 今季2勝目を達成
    ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションから好スタートを決め、レースを通して首位を譲ることなく今季2勝目を飾った。終盤はマックス・フェルスタッペンが新品タイヤで差を詰めたが、ラッセルは冷静なレース運びでトップチェッカーを受けた。

    ■ フェルスタッペン猛追も2位 アントネッリは0.375秒差の3位
    フェルスタッペンは終盤にラッセルとの差を急速に縮め、勝利を懸けて最後まで追い上げを続けた。しかし逆転には届かず2位でフィニッシュ。一方のキミ・アントネッリも終盤にフェルスタッペンへ迫り、わずか0.375秒差まで接近したものの3位となった。

    ■ ピアストリ4位 ハミルトンとの攻防を制す
    オスカー・ピアストリはレース終盤までルイス・ハミルトンからプレッシャーを受けながらもポジションを守り切り4位を獲得。ハミルトンは3ストップ戦略で追い上げを見せたが5位に終わり、フェラーリ勢は表彰台獲得を逃した。

    ■ レーシングブルズがダブル入賞 ローソン9位 リンドブラッド10位
    レーシングブルズはリアム・ローソンが9位、アービッド・リンドブラッドが10位でフィニッシュし、2台そろってポイントを獲得。予選での好位置を生かした安定したレース運びで、中団勢との争いで貴重な結果を残した。

    ■ フェラーリは苦戦 ルクレール8位に終わる
    シャルル・ルクレールは序盤こそ上位争いに加わったものの、タイヤの消耗に苦しみ順位を落とした。終盤にはランド・ノリスにも先行を許して8位でチェッカーを受け、フェラーリは期待されたレースペースを発揮できなかった。

    ■ キャデラック2台を含む4台がリタイア
    セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスはブレーキのオーバーヒートにより序盤でリタイア。さらにカルロス・サインツJr.は電気系トラブル、ランス・ストロールはERSトラブルで戦列を離れ、高温コンディションの厳しいレースとなった。

    F1オーストリアGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス ― ― - 0 2
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル +1.611 +1.611 ↑ 3 2
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス +1.986 +0.375 ↑ 1 2
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン +21.809 +19.823 ↑ 3 2
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +26.393 +4.584 ↓ 2 3
    6 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ +29.399 +3.006 ↑ 2 2
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン +31.505 +2.106 ↓ 1 2
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ +45.659 +14.154 ↓ 6 3
    9 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L +40.471 - 0 2
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1L +3.696 - 0 2
    11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1L +11.285 ↑ 1 2
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1L +8.169 ↑ 2 2
    13 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L +0.767 ↓ 2 3
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1L +23.426 ↓ 1 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L +2.970 ↑ 1 2
    16 31 エステバン・オコン ハース 2L +32.962 ↓ 1 2
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2L +2.150 ↑ 1 2
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 3L +53.220 ↑ 3 2
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン ― ― ↑ 3 2
    DNF 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ ― ― ↓ 3 1
    DNF 11 セルジオ・ペレス キャデラック ― ― ↓ 2 1
    DNF 77 バルテリ・ボッタス キャデラック ― ― ↓ 2 1
  • F1オーストリアGP予選:ラッセル逆転ポール フェルスタッペンのクラッシュで波乱

    F1オーストリアGP予選:ラッセル逆転ポール フェルスタッペンのクラッシュで波乱

    2026年F1第8戦オーストリアGP予選でジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションを獲得した。Q3終盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュする波乱が発生したが、ラッセルは黄旗区間をクリアして逆転し、今季2回目のポールポジションを手にした。

    フェラーリ勢も好調な走りを披露し、シャルル・ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンが3番手を獲得。メルセデスはキミ・アントネッリが4番手に入り、2台揃って上位グリッドを確保した。

    Q3最終アタックでは各車が自己ベスト更新を狙う中、フェルスタッペンがターン9でマシンのリアを失い、グラベルを横切ってバリアへ激突。セッション終盤は黄旗が提示される緊迫した展開となった。

    最初のアタック終了時点で暫定ポールだったアントネッリは、クラッシュ現場に遭遇したことでアタックを中止。一方、チームメイトのラッセルは黄旗区間で減速しながらもタイムをまとめ上げ、1分06秒113を記録した。

    これにより、直前まで首位だったルクレールを0.236秒上回り逆転。ハミルトンも3番手につけ、メルセデスとフェラーリがフロントローから2列目までを占める結果となった。

    フェルスタッペンは最後のアタック中、ターン9でマシンの挙動を乱してクラッシュ。タイム更新はならず5番手に終わった。

    マクラーレン勢はランド・ノリスが6番手、オスカー・ピアストリが7番手。レーシングブルズはアイザック・ハジャーが8番手、リアム・ローソンが9番手、アービッド・リンドブラッドが10番手でトップ10入りを果たした。

    Q2ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が最後にフェルスタッペンを脅かしたものの、わずか0.04秒届かず11番手で敗退。アウディ勢、ハース勢、そしてチームメイトのフランコ・コラピントが続いた。

    苦戦が続くウィリアムズはカルロス・サインツJr.が最終コーナーでスライドした影響もあり17番手。アレクサンダー・アルボンも18番手に終わり、2台揃ってQ1敗退となった。

    キャデラックは大型アップデートを投入したものの、セルジオ・ペレスが19番手、バルテリ・ボッタスが20番手と中団進出はならなかった。

    また、アストンマーティンも厳しい週末が続き、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手で最後尾に沈んだ。

    Q3でクラッシュを喫したマックス・フェルスタッペン

    ■Q1:アントネッリ最速 ウィリアムズとアストンマーティンが苦戦
    Q1は気温33.4度、路面温度53.5度という厳しい暑さのなかでスタート。多くのトップチームはソフトタイヤ1セットで突破を狙う戦略を採用した。

    序盤はラッセルがトップタイムを記録したものの、ノリス、そしてアントネッリが次々と更新。アントネッリは1分07秒083を記録し、ノリスに約0.2秒差をつけてQ1最速となった。

    終盤はサインツJr.、コラピント、オコンらが最後のアタックに挑戦。コラピントはQ2進出圏内へ浮上した一方、サインツJr.は最終コーナーで大きくスライドしたことでタイムを失い、17番手で敗退した。

    アルボンも18番手に終わりウィリアムズは2台揃ってQ1敗退。キャデラックのペレス、ボッタス、アストンマーティンのアロンソ、ストロールも突破できず姿を消した。

    ■Q2:ガスリー0.040秒届かず フェルスタッペンは薄氷の突破
    Q2ではノリスが使用済みソフトタイヤで先陣を切り、ルクレールが1分07秒030でトップタイムを記録。その後、アントネッリが1分06秒763までタイムを縮め、再びセッション最速となった。

    一方、ラッセルは新品ソフトでのアタックを途中で中止してピットへ戻り、一時はノータイムという危機に陥る。しかし残り時間わずかとなったところで使用済みタイヤのまま再アタックを行い、4番手まで浮上して危なげなくQ3進出を決めた。

    最後のアタックではローソンとリンドブラッドがともにタイムを更新し、フェルスタッペンは10番手まで後退。ガスリーも自己ベストを連発して猛追したが、フェルスタッペンに0.040秒届かず11番手となり、惜しくもQ3進出を逃した。

    ■Q3:フェラーリ躍進もラッセルが劇的逆転 フェルスタッペンはクラッシュ
    Q3最初のアタックではフェルスタッペンが1分06秒475を記録してトップに立ったが、その後アントネッリが1分06秒414で逆転。ラッセルも0.043秒差につけ、メルセデス勢が主導権を握った。

    一方、ハミルトンは最初のアタックでコースアウトし、タイムを記録できないまま最後の1周勝負を迎えることになった。

    最終アタックではハミルトンが一時トップに立った直後、ルクレールがそれを更新して暫定ポールを獲得。しかし、その直後にフェルスタッペンがターン9でリアを失ってクラッシュし、黄旗が提示される波乱となる。

    クラッシュ現場に最初に到達したアントネッリはダブルイエローと判断してアタックを中止。一方、後方を走っていたラッセルは減速しながらも走行を続け、1分06秒113を記録して逆転ポールを獲得した。

    ラッセルのラップは黄旗区間通過のため審議対象となったが、FIAは現場がシングルイエローだったと判断。ラッセルは約100mにわたってアクセルを緩め約0.15秒を失っていたことも確認され、さらなる調査は行われずポールポジションが正式に確定した。

    F1 オーストリアGP 予選トップ3

    ジョージ・ラッセル「黄旗では大きく減速した」
    ポールポジションを獲得したラッセルは、黄旗区間で十分に減速していたことを強調した。

    「イエローフラッグは見えていた。大きくアクセルを戻していて、その時点ではコンマ5秒リードしていたけど、通過した時にはコンマ25秒まで縮まっていた。だから問題ないはずだ。あのラップを決められて本当に特別な気分だ」

    シャルル・ルクレール「フロントローは予想外だった」
    2番手を獲得したルクレールは、ここ数戦の苦戦を踏まえ、予想以上の結果だったと喜びを語った。

    「今日の結果にはかなり満足している。ここ数戦は厳しい週末が続いていたから、とにかくクリーンな予選をまとめたかった。正直に言えば、予選が始まる前はフロントローを獲得できるとは思っていなかった。本当に驚いている」

    ルイス・ハミルトン「フェラーリの努力が報われた」
    最後のアタックだけで3番手を獲得したハミルトンは、チーム全体の成果を称えた。

    「フェラーリが2番手と3番手を獲得できたのは本当に素晴らしいことだ。ファクトリーで懸命に働いてくれている全員の努力が結果として表れたと思う」

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    F1オーストリアGP 予選 結果・タイムシート:ラッセルがポール獲得

    2026年F1オーストリアGP 予選の結果・タイムシート。6月27日(土)にレッドブル・リンクで2026年のF1世界選手権 第8戦 オーストリアグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソは21番手、ランス・ストロールが22番手だった。

    ■ ラッセルが今季2度目のポールポジション
    ジョージ・ラッセルが1分06秒113を記録し、シャルル・ルクレールに約0.2秒差をつけてポールポジションを獲得。最終アタックでは黄旗区間を通過したため審議対象となったが、トップタイムを守り切った。

    ■ フェラーリがフロントロー獲得
    シャルル・ルクレールは最終アタックで一時暫定ポールに浮上したものの、ラッセルに逆転され2番手。ルイス・ハミルトンも3番手に入り、フェラーリは2台揃ってトップ3入りを果たした。

    ■ フェルスタッペンが最終アタックでクラッシュ
    マックス・フェルスタッペンはQ3最後のアタック中にクラッシュを喫し、タイム更新ならず。ホームレースで5番手という悔しい結果に終わった。

    ■ ハミルトンは一発勝負で3番手
    ハミルトンは最初のアタックでコースオフしたためタイムを記録できず、最後の1周勝負に。それでも3番手を確保し、高い勝負強さを見せた。

    ■ アントネッリがQ1・Q2最速も4番手
    キミ・アントネッリはQ1とQ2で最速タイムを記録。Q3でも一時暫定ポールに立ったが、最終アタックではラッセル、ルクレール、ハミルトンに逆転され4番手となった。

    ■ レーシングブルズが2台揃ってQ3進出
    リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドはQ2終盤に揃ってタイムを更新しQ3へ進出。中団勢では唯一、2台揃ってトップ10入りを果たした。

    ■ ガスリー0.040秒届かず アルピーヌはQ2敗退
    ピエール・ガスリーは最後のアタックで自己ベストを更新したものの、10番手フェルスタッペンまで0.040秒届かず11番手。フランコ・コラピントも16番手に終わり、アルピーヌは2台ともQ2敗退となった。

    ■ ウィリアムズとアストンマーティンはQ1で全滅
    ウィリアムズはカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボン、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが揃ってQ1敗退。両チームとも厳しい予選となった。

    F1オーストリアGP 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分07秒398 1分06秒979 1分06秒113
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分07秒543 1分07秒030 1分06秒349
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分07秒290 1分06秒994 1分06秒408
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分07秒083 1分06秒763 1分06秒414
    5 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分07秒407 1分07秒183 1分06秒475
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分07秒259 1分06秒897 1分06秒502
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分07秒487 1分06秒890 1分06秒511
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分07秒408 1分07秒086 1分06秒632
    9 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分07秒385 1分07秒136 1分06秒955
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分07秒549 1分07秒155 1分07秒007
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分08秒038 1分07秒223  
    12 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分08秒035 1分07秒293  
    13 87 オリバー・ベアマン ハース 1分08秒061 1分07秒523  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分08秒066 1分07秒611  
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分08秒231 1分07秒817  
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分07秒894 1分08秒171  
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分08秒252    
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分08秒509    
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分08秒945    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分09秒030    
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分09秒942    
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分10秒363    
  • F1オーストリアGP予選Q2:アントネッリ最速 ガスリー0.040秒差でQ3逃す

    F1オーストリアGP予選Q2:アントネッリ最速 ガスリー0.040秒差でQ3逃す

    2026年F1第8戦オーストリアGPの予選Q2がレッドブル・リンクで行われ、メルセデスのキミ・アントネッリが1分06秒763でトップタイムを記録した。一方、ピエール・ガスリーはわずか0.040秒差でQ3進出を逃し、レーシングブルズ勢2台がトップ10入りを果たした。

    Q2ではタイヤ戦略が大きな焦点となり、ランド・ノリスやマックス・フェルスタッペンは使用済みソフトタイヤで最初のアタックを実施。メルセデス勢は新品ソフトを投入するなど、各チームで異なるアプローチが見られた。

    アントネッリが最速 ラッセルは冷や汗
    セッション序盤はノリスが1分07秒321でトップに立つと、フェラーリ勢が続き、シャルル・ルクレールが1分07秒030で首位を奪取。ルイス・ハミルトンも0.009秒差の2番手につけた。

    その後、アントネッリが1分06秒763を叩き出してトップに浮上。対照的にジョージ・ラッセルはアタックを中断してピットへ戻り、一時はノータイムのまま残り時間が少なくなる苦しい展開となった。

    残り3分でラッセルは使用済みソフトタイヤのまま再アタックし、4番手まで浮上。チーム代表トト・ヴォルフからは無線で「ただ走れ」と落ち着くよう指示が送られ、無事にQ3進出を決めた。

    ガスリーは惜しくも11番手 レーシングブルズ2台がQ3進出
    セッション終盤にはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドがともにタイムを更新し、フェルスタッペンは10番手まで後退する場面もあったが、辛うじてQ3進出を確保した。

    最後のアタックではガスリーが自己ベストを更新し続けたものの、最終的には11番手。10番手フェルスタッペンとの差はわずか0.040秒で、惜しくもQ3進出を逃した。

    アウディのニコ・ヒュルケンベルグ、ハースのオリー・ベアマンとエステバン・オコン、ガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピントもQ2で姿を消した。

    Q2敗退
    ■ 11番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    ■ 12番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ■ 13番手:オリー・ベアマン(ハース)
    ■ 14番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    ■ 15番手:エステバン・オコン(ハース)
    ■ 16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)

    Q2はアントネッリが再び最速タイムを記録し、メルセデスの速さを印象付けた。一方でガスリーはわずか0.040秒差でQ3進出を逃し、僅差の争いとなったなかでレーシングブルズの2台がトップ10入りを果たした。