カテゴリー: F1レース結果

  • F1日本GP フリー走行1:角田裕毅がフェルスタッペンから0.1秒差の6番手

    F1日本GP フリー走行1:角田裕毅がフェルスタッペンから0.1秒差の6番手

    2025年F1 日本GP フリー走行1回目の結果。4月4日(金)に鈴鹿サーキットで2025年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われ、角田裕毅(レッドブル)は6番手タイムをマークした。

    気温13度、路面温度34度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。今大会から角田裕毅がレッドブル・レーシングに移籍。また、フリー走行1ではアルピーヌF1チームのリザーブドライバーを務めるもう一人の日本人、平川亮が出走した。

    フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)で1分28秒549、2番手には0.163秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手には0.416秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。

    レッドブルでの初セッションとなった角田裕毅は、5番手だったチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.107秒差となる6番手だった。トリッキーなマシンとひょうされるレッドブル・RB21を乗りこなせるかという不安視をひとまず払拭した。

    レーシングブルズは、アイザック・ハジャーが8番手、リアム・ローソンは13番手。

    平川亮は、アルピーヌF1チームのレギュラードライバーのピエール・ガスリーを上回る12番手だった。

    2025年F1 日本GPは、この後15時からフリー走行2回目が行われる。

    2025年F1 日本GP フリー走行 順位・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分28秒549
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分28秒712
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分28秒965
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分29秒051
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分29秒065
    6.角田裕毅(レッドブル) – 1分29秒172
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分29秒222
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分29秒225
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分29秒284
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分29秒333
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分29秒392
    12.平川亮(アルピーヌ) – 1分29秒394
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分29秒536
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分29秒547
    15.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分29秒708
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分29秒758
    17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分30秒023
    18.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分30秒077
    19.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分30秒123
    20.エステバン・オコン(ハース) – 1分30秒147

    角田裕毅 レッドブル 日本GP

  • 角田裕毅はレッドブルで6番手…2025年F1 日本GP FP1:結果・タイムシート

    角田裕毅はレッドブルで6番手…2025年F1 日本GP FP1:結果・タイムシート

    2025年F1 日本GP フリー走行1回目の結果・タイムシート。4月4日(金)に鈴鹿サーキットで2025年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムをマークしたのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。レッドブルに移籍した角田裕毅はマックス・フェルスタッペンから約0.1秒差の6番手だった。

    2025年F1 日本GP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分28秒549   24
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分28秒712 0.163 29
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分28秒965 0.416 27
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分29秒051 0.502 25
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分29秒065 0.516 23
    6 22 角田裕毅 レッドブル 1分29秒172 0.623 25
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分29秒222 0.673 25
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分29秒225 0.676 28
    9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分29秒284 0.735 28
    10 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分29秒333 0.784 28
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分29秒392 0.843 25
    12 62 平川亮 アルピーヌ 1分29秒394 0.845 24
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分29秒536 0.987 28
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分29秒547 0.998 23
    15 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分29秒708 1.159 25
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分29秒758 1.209 25
    17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分30秒023 1.474 21
    18 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分30秒077 1.528 17
    19 87 オリバー・ベアマン ハース 1分30秒123 1.574 21
    20 31 エステバン・オコン ハース 1分30秒147 1.598 26
  • 角田裕毅は惜しくも圏外…2025年F1 中国GP パワーランキング

    角田裕毅は惜しくも圏外…2025年F1 中国GP パワーランキング

    2025年F1 中国GPで角田裕毅はスプリントでレーシングブルズに今季初ポイントをもたらしたが、パワーランキングでは惜しくも圏外となった。

    先週末、F1はメルボルンから上海へと急遽移動し、今シーズン初のスプリントが行われた中国グランプリが開催された。アクション満載の3日間で審査員を驚かせたのは誰か?

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    オスカー・ピアストリは、オーストラリアの地元でのレース終盤の痛ましいミスから立ち直ろうと、上海の週末を通して使命感を持っていた。スプリントで2位に入る力強い走りを見せた後、ギアを上げて予選で初のポールポジションを獲得し、その後冷静沈着なグランプリ優勝を果たした。

    2.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ジョージ・ラッセルは、中国でメルセデスの力強い走りで2戦連続3位を獲得し、ペースを握るマクラーレンに時折挑む場面も見せた。この結果は、予選の終盤で特に印象的なラップを刻み、ピアストリの初ポールポジションをほぼ阻止するところだった。

    3.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    開幕戦でペース不足に困惑したエステバン・オコンとハースにとって、1週間で状況は大きく変わった。控えめなスプリントでさらなる教訓を得たオコンは、予選で11番グリッドを獲得し、レース当日には着実に順位を上げて7番手となり、フェラーリが失格となったことでさらに2つのポジションを獲得した。

    4.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    アレクサンダー・アルボンは中国でウィリアムズの先頭を走り続け、複数回のグランプリ優勝経験を持つチームメイトのカルロス・サインツJr.も徐々にスピードを上げてきた。アルボンはスプリント予選と予選の両方でトップ10入りを果たし、グランプリでも再び堅実なポイントを獲得し、再び力強い走りを見せた。

    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    マックス・フェルスタッペンとレッドブルは上海インターナショナル・サーキットで難しい週末を過ごした。現4度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンは、総合優勝を狙えるほどのマシンを持っているようには見えなかった。結局、スプリントで3位、グランプリで4位という結果は、ダメージをしっかりと抑えた結果となった。

    6.ランド・ノリス(マクラーレン)
    ランド・ノリスは、アルバートパークでのシーズン開幕戦の勝利に続き、中国に到着したが、週末を通して自信を失っていた。一時はマクラーレンを「運転するのが難しすぎる」と発言していた。スプリント予選と予選でミスをした後、彼はチームメイトのピアストリのバックアップに全力を尽くし、レース終盤のブレーキ問題を冷静に処理してマクラーレンを1-2フィニッシュに導いた。

    7.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    オリバー・ベアマンは、1週間ほど前にフルタイムデビューして厳しい洗礼を受けたが、この10代の若者は中国グランプリでその苦難を乗り越えた。実際、スプリントで堅実な走りを見せた後、日曜日のレースでは、肘を突き出すドライブとオフセット戦略で17位から10位まで順位を駆け上がり、チームメイトのオコンと同様に、さまざまなスチュワードの決定が下されたときにさらにポイントを獲得した。

    8.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールは週末のスタートで苦戦し、スプリント予選とスプリントでルイス・ハミルトンの後塵を拝した。グランプリの1周目にルクレールが新しいチームメイトに衝突してフロントウイングを損傷し、状況はさらに悪化しそうになったが、レース後にわずかに車重不足のため失格となるまで、フェラーリ最速ドライバーとして5位でフィニッシュした。

    9.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    上で触れたように、ハミルトンは初のポールポジションとレッドブルでの優勝で上海のスプリントのスターとなり、7度の世界チャンピオンは衝撃と感動を等しく与えた。しかし、その後のセットアップ変更により彼のフェラーリは「危機的状況」に陥り、予選やグランプリであの英雄的な活躍を再現することはできなかった。

    10.ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    ランス・ストロールは、雨に見舞われたシーズン開幕戦のドラマをうまく利用して、サプライズで6位を獲得。中国の天候は安定し、晴れていたが、それでもポイント獲得争いに加わることができた。カナダ人ドライバーは、開幕戦で大活躍した後、チェッカーフラッグで惜しくも報酬を逃したが、レース後の失格の恩恵を受けて、アストンマーティンの9位に加わった。

    惜しくも圏外
    レーシングブルズの今シーズン初のポイントはスプリントで角田裕毅が獲得し、その後、この日本人レーサーと新人チームメイトのアイザック・ハッジャーはともに予選でQ3に進出したが、グランプリ中は2ストップ戦略と別々のアクシデントにより後退し、2人はパワーランキングのトップ10からわずかに外れた。

    角田裕毅 中国GP 2025年F1

  • F1中国GP 決勝レポ:ピアストリの完勝とフェラーリとレーシングブルズの自滅

    F1中国GP 決勝レポ:ピアストリの完勝とフェラーリとレーシングブルズの自滅

    2025年F1 中国グランプリの決勝レースが3月23日(日)に上海インターナショナル・サーキットで行われ、先週オーストラリアで行われた2025年のF1世界選手権シーズン開幕戦でのレース終盤のミスによる失望から立ち直ったオスカー・ピアストリが、ポールポジションを確実な勝利に変え、チームメイトのランド・ノリスをリードしてマクラーレンの1-2フィニッシュを達成した。

    オスカー・ピアストリは、上海インターナショナルサーキットでの56周のレースをスタートからフィニッシュまでコントロールし、ドライバーが1回または2回のピットストップを行うかに焦点を当てた今シーズン2回目のレースで、一度もミスを犯さなかった。

    結果、上位5位までのドライバー、そして大半のドライバーがピットストップを1度しか行わなかった。ピアストリは2回のピットストップの間、ノリスとの差を広げ、チェッカーフラッグを受け、タイトル獲得に向けてスタートを切った。

    終盤、ランド・ノリスはオスカー・ピアストリから3秒ほど遅れをとっていたが、ブレーキに問題が発生し、マクラーレンのピットウォールからリスクを冒さないよう指示された。これにより、パパイヤカラーのマシンが完璧なフィニッシュを飾ることがほぼ確実となった。

    スタートで出遅れたジョージ・ラッセルは、午後になるにつれてランド・ノリスにできるだけプレッシャーをかけるよう最善を尽くし、ピットストップのタイミングで一時的に2位を奪い返したが、マクラーレンのドライバーは、ブレーキに問題を抱えながらも2位を獲得するだけのペースを維持していた。

    マックス・フェルスタッペンは、スプリントでの苦戦を受けてレッドブルにとって厳しいレースになると予想していたが、スタート時の順位と同じ4位でフィニッシュした。フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは、オープニングラップで接触するというドラマチックな展開を見せたが、数秒差でフィニッシュした。

    シャルル・ルクレールはフロントウイングにダメージを負いながらもレースを続行し、ピットストップで交換せずに走りきった。一方、ハミルトンは、2回のピットストップ戦略を実行した唯一のトップドライバーだった。

    2025年の厳しいスタートから、エステバン・オコンはハースで素晴らしい7位に入賞した。その後には、キミ・アントネッリのメルセデス、アレックス・アルボンのウィリアムズ、チームメイトのオリー・ベアマンが続いた。ベアマンは、アルピーヌのピエール・ガスリーとアストンマーティンのランス・ストロールのポイント獲得を阻止した。

    2025年F1 中国GP 決勝レース後、ルクレール、ハミルトン、ガスリーは失格となった。

    ウィリアムズでのカルロス・サインツJr.の適応期間は続き、13位でフィニッシュした。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは2回のピットストップを行い、ジャック・ドゥーハンとの接触事故を起こし、アルピーヌのルーキーはペナルティを受けた。

    リアム・ローソンはレッドブルで15位、苦戦を強いられたキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグ、そしてフロントウイングの損傷により3度目のピットストップを余儀なくされたレーシングブルズの角田裕毅が続いた。一方、アストンマーティンレーサーのフェルナンド・アロンソはブレーキトラブルにより早々にリタイアした。

    レース後にはドラマが待っていた。シャルル・ルクレールとピエール・ガスリーはマシンの重量違反により失格となり、ルイス・ハミルトンはマシンのプランクアセンブリの厚みが規定の最低値を下回っていたため、同じ運命をたどった。

    これはフェラーリのドライバーたちにとって、そして彼らのチャンピオンシップの展望にとって特に痛手となったが、一方でオコン、アントネッリ、アルボン、ベアマンはトップ10に浮上し、ストロールとサインツはポイント圏内に食い込んだ。

    レース展開
    ルイス・ハミルトンの感動的な初フェラーリ勝利やピアストリの快挙となる初ポールポジション獲得など、上海での2日間にわたるアクション満載のレースが終わり、いよいよメインイベントの準備が始まった。2025年中国グランプリだ。

    ピアストリ、ラッセル、ノリス、フェルスタッペンが先頭に並ぶグリッドに変更があり、ローソンは20番目で最後の位置からピットレーンへと移動した。ニュージーランド人ドライバーを支援するために、レッドブルはパルクフェルメの状態でのセットアップ変更を行った。

    F1タイヤサプライヤーのピレリは、25スペックのマシンのパフォーマンス向上と週末を通しての温暖な気候を考慮し、2ストップ戦略が最適であると予測した。しかし、どの程度のスティントのバリエーションがあるのだろうか?

    そのチェスのような駆け引きが近づく中、グリッドでのレース前の特別な瞬間に、かつてそのゲームを見事にプレイした男、唯一無二のエディ・ジョーダンのことが思い出された。アイルランド人の悲しい訃報が今週初めに伝えられたばかりだった。

    その後、ボルトレト、アルボン、角田、ヒュルケンベルグのプラクティススタート時の違反行為により、グリッドが整理され、タイヤカバーが外された。その結果、ほとんどのドライバーがミディアムタイヤでスタートし、ストロール、ベアマン、ローソンはハードタイヤでスタートすることが明らかになった。

    エディ・ジョーダン 2025年F1 中国GPF1チームとドライバーが故エディ・ジョーダンの追悼の意を表したグランプリ

    特に風が強いコンディションの中、フォーメーションラップが完了し、5つのライトが点灯し、56周のレースに向けてグリッドがリリースされた。ラッセルは当初、ポールシッターのピアストリをターン1に向かって追いかけたが、エイペックスで後退し、ノリスに追い抜かれた。

    その後方では、ハミルトンとルクレールがともにフェルスタッペンを追い抜こうと試みるというドラマが最初の複合コーナーで展開された。モナコ出身のドライバーはターン2の縁石でバウンシングし、新チームメイトのマシンに追突してフロントウイングにダメージを負った。

    「フロントに20~30ポイントの損失がある。もし生き残れるなら、最初のピットストップまで待とう」とルクレールは無線で伝えられた。「生き残れる」と彼は答え、フェルスタッペン、アントネッリ、ツノダ、ハジャー、そしてアルボンを追い抜いたオコンの上の5位をキープした。

    一方、リプレイ映像では、ボルトレトがターン7でベアマンを追いかけている際にスピンし、グラベルに飛び出してピットに戻り、ハードタイヤに交換してレースに復帰した。また、アロンソは「ブレーキが利かない」と無線で叫んだ後、アストンマーティンをリタイアさせた。

    レースが落ち着きを取り戻すと、ピアストリはノリスを1秒強リードし、チームメイトを重要なDRS(ドラッグ・リダクション・システム)のウィンドウ外に抑え、後続のマシン間にも同様の差が生じた。ラッセルは依然としてハミルトンと負傷したルクレールから3番手につけていた。

    一方、フェルスタッペンはトップ集団よりも1秒近く遅いラップタイムで周回していた。予選後の疑わしいコメントの後、レッドブルにできるのはこれが精一杯だったのだろうか? それとも、4度も世界チャンピオンに輝いた経験を持つドライバーは、クリーンな空気の中でタイヤを労っていただけなのだろうか?

    この時点で、フェラーリのピットウォールからルクレールに「プランB」を考えているというメッセージが届いた。「このままの状態が続けば」プランAを希望すると反論したところ、「トラフィックが多すぎるので、プランBのままにする」と言われた。

    11周目、最初にピットインしてタイヤを交換するドライバーとなったガスリーはハードタイヤに交換し、次の周回では中団グループでさらに多くのタイヤ交換が行われた。

    上位勢では、ハミルトンとフェルスタッペンが真っ先に動き、白いマーキングのハードタイヤに履き替えた。ピアストリ、ノリス、ラッセル、ルクレールもそれに続き、アルボン、ストロール、サインツ、ベアマン、ローソン、ヒュルケンベルグも同様だった。

    タイヤ交換が行われる中、ラッセルは「1ストップでいけると思う」とコメントし、グレイニングが解消されつつあると報告した。ラッセル、ピアストリ、ノリス、ルクレールは、あとどれだけスティントを伸ばし、戦略的な駆け引きを展開できるだろうか?

    2025年のF1世界選手権スタート直後はポジション争いを繰り広げて接近したラッセルとピアストリ

    答えは、ピアストリとラッセルが15周目に同時にピットインし、前述のピットストップをまだ行っていないドライバーの一団としてコースに復帰したときに明らかになった。その1周後には、ノリスとルクレールもこれに続いた。この一連の動きにより、ウィリアムズのアルボンが誕生日に一時的にトップに立った。

    ピアストリは、さまざまなピットストップが続くなかトラックポジションを維持し、ラッセルはターン1と2でノリスの外側を回り込み、冷えたタイヤで走り抜けたことで、暫定的なアンダーカットの勝者となった。ストロールのアストンマーティンが2人の間に割り込んだ。

    しかし、ノリスが反撃に転じるのに時間はかからなかった。チャンピオンシップのトップを走るノリスはリズムを掴み、18周目にはDRSゾーンでラッセルをスタート/フィニッシュストレートで追い抜いた。これにより、トップ5の順位はスタート前の順番に戻った。

    数周後、無線でやり取りがあった後、ハミルトンはトラックの脇に移動し、ルクレールに4位の座を譲った。ルクレールは、ピットで新しいフロントウイングを装着するチャンスを逃したが、ラッセルに挑戦できるというフィーリングがあった。

    フェルスタッペンは控えめな6番手につけ、ストロールとベアマンがスタート時のタイヤセットで走る最後のドライバーとなった。トップ10の最後の2人は、アントネッリ(1周目に負ったフロアのダメージをケアしながら)、ハジャー、アルボン、ガスリー、ドゥーハン、サインツ、ローソンと続き、キック・ザウバーは後方で孤立した。

    スクーデリア・フェラーリ 中国グランプリレースのオープニングラップではフェラーリドライバー同士が接触していた。

    ハミルトンは、ルクレールに抜かれた後、「みんな、フィードバックをくれ」と無線で伝え、どこでタイムをロスしているのか情報を求めた。7度のワールドチャンピオンは、スプリント予選やスプリントレースで感じたような快適さとは程遠い状態だった。

    姉妹車のフェラーリでは、ルクレールがすぐにラッセルを追い抜き、DRSゾーンが近づくにつれ、イギリス人ドライバーにプレッシャーをかけ始めた。しかし、メルセデスがターン12で「ドラッグスター」のように加速したため、追い越しを仕掛けるのはより困難になった。

    27周目、ベアマンはストロールとの激しいバトルの末、ついにピットインしてタイヤを交換した。つまり、カナダ人ドライバーは、まだピットストップを行っていない最後のドライバーとなったが、それでも周回を重ねるごとに自己ベストを更新し続けた。

    一方、前方ではマクラーレンが、3位のラッセルとノリスの3秒の差を懸念し、ドライバーに「ペースを上げろ」と指示した。ノリスは「またオスカーのダーティエアに突っ込みたくない」と答え、エンジニアはピアストリに「ペースを上げて助けてくれ」と伝えることを確認した。

    続く周回では、マクラーレンの無線交信により、ノリスがラッセルに5秒の差をつけるのに役立った。ラッセルは、ルクレール(フェラーリ)に2秒の差をつけていたが、ルクレールはターン14でのミスにより、その差を広げることはできなかった。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチームアストンマーティンに乗るアロンソは、ブレーキの問題により、レースをリタイアせざるを得なかった。

    レースも後半に入ったが、ピレリの2ストップ予測は実現するだろうか? それとも、上位のドライバーたちは1回のピットストップでチェッカーフラッグを受けられるよう、タイヤをうまくケアできるだろうか? 「今のところ、タイヤは頑丈そうだ」と、ノリスは追加メッセージで知らされた。

    さらに緊張感を高めるように、レース終盤には「クラス1」カテゴリーの雨が降る可能性があるとの情報がもたらされた。オーストラリアでの豪雨ほどではないが、それでもチームにとってはパドック全体で注視すべき事態である。

    レーシングブルズは2ストップ作戦を実行し、ハジャーと角田裕毅に続けて新しいハードタイヤを装着させた。一方、ストロールは最初のハードタイヤで37周を走り、ついにミディアムタイヤに交換した。

    「ペースが上がってきたね、マックス。今からでも遅くないよ」と、レースが進むにつれ、5位のハミルトンに迫ったフェルスタッペンは面白おかしく言われた。しかし、オランダ人がフェラーリに追いつく前に、かつてのタイトルライバルが2度目のピットストップを行い、ハードタイヤを装着した。

    ピアストリ、ノリス、ラッセル、ルクレール、そしてフェルスタッペンはそのまま走り続けるのだろうか?「最後まで走りきれると思う」とピアストリがコメントすると、ノリスはグレイニングを起こし、前方のチームメイトと後方のラッセルとの差が広がったため、「辛抱強く」走るように言われた。

    オスカー・ピアストリ 2025年F1 中国GP 決勝ピアストリは日曜日のレースのスタートからゴールまでをコントロールしていた。

    トップ5がコース上に残り、その疑問について考えを巡らせている間、ハミルトンは1周あたり1秒速く走り、タイムシートを照らした。しかし、フェルスタッペンから17秒遅れで、ピットで失ったポジションを取り戻すために使える周回は14周しかなかった。

    数秒後、オコンはアントネッリ、アルボン、そしてピットストップのタイミングを逸したベアマン(その間、多数のライバル車を追い越した)を従えて7位をキープし、自身とハースにとって素晴らしいレースに変貌させていた。ベアマンは無線で「チャオ」と付け加えた。

    ミッドフィールドでは、レーシングブルズがドゥーハンとバトルを繰り広げ、さらにクラッシュが発生した。46周目の最終ヘアピンで、角田裕毅が追い抜くも、ハジャーはアルピーヌによってコース外に押し出した。ドゥーハンは、他のドライバーをコース外に押し出したとして、後に10秒のペナルティを科せられ、レース後にはさらに2ポイントのペナルティが課された。

    ハジャーが突き進む中、スタート/フィニッシュストレートで角田裕毅のフロントウイングの一部が外れ、急遽3度目のピットストップを強いられた。これにより、スプリントポイントに追加する望みは消えた。

    トップに戻ると、マクラーレンではノリスがブレーキが「長持ちしない」と報告し、ピットウォールもフィニッシュまでどんどん悪化すると確認した。これにより、1-2フィニッシュのポテンシャルが危うくなった。

    ランド・ノリス 2025年F1 中国GPブレーキトラブルに見舞われたノリスにとっては、緊張の午後となった。

    その状況が悪化する中、レースエンジニアからペースの向上を絶賛され続けたフェルスタッペンは、4位のルクレールに追いつくと、53周目の複雑な1/2/3コーナーでフェラーリを追い抜いた。

    そこからピアストリは、2025年のマクラーレンの2勝目(昨年のアブダビ決勝から数えて3連勝)を獲得するために最後の数キロを走り切り、一方のノリスはブレーキが完全に利かなくなる寸前まで追い込まれながらも、ラッセルに1.3秒の差をつけてゴールした。

    フェルスタッペンはルクレールとハミルトンを抑えて4位を獲得し、オコンはアントネッリ、アルボン、ベアマンを抑えて7位を獲得した。ハースのダブルスコアにより、アルピーヌは今シーズン、まだポイントを獲得できていない唯一のチームとなった。ガスリーは11位と悔しい結果となった。

    ストロールは、最初のスティントが長引いた後、ほんの数秒の差で報酬を逃した。その後、サインツ、ハジャー、苦戦を強いられたローソン、そして前回のスプリントレースでペナルティを受けたドハーンが続いた。

    キック・ザウバーは17位と18位で苦しい一日を締めくくった。ボルトレトは序盤でコースオフしたにもかかわらず、ヒュルケンベルグを追い抜いた。角田裕毅はフロントウイングのトラブルにより、最後尾でフィニッシュした。アロンソはほとんどのレースをサイドラインから観戦した。

    そしてレースから数時間後、ルクレールとガスリー(マシンの重量)、そしてハミルトン(プランクアセンブリの厚さ)がテクニカルレギュレーション違反の疑いで調査を受けているというニュースが届いた。3人全員が正式に失格となり、ポイント順位が入れ替わり、ストロールとサインツの両者に努力が報われた。

    中国グランプリホームグランプリを苦い結末で終えた後、この日は上海でピアストリの一日となった。

    「スタートからフィニッシュまで、信じられないような週末だった」とピアストリは語った。「マシンは終始、とても素晴らしかった。今日のタイヤの挙動には少し驚いたが、この週末全体にはとても誇らしく思っている。先週の自分たちにふさわしい結果だ。チームは1-2フィニッシュという素晴らしい仕事をした。とてもとても嬉しい」

  • 2025年F1 中国GP 決勝:失格者を適用した後のポイントランキング

    2025年F1 中国GP 決勝:失格者を適用した後のポイントランキング

    2025年F1 中国GPの決勝で3名の失格者が出たことにより、ポイントランキングに大きな変動が出た。

    2025年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリの決勝後、5位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と11位のピエール・ガスリー(アルピーヌ)の車両不足、6位のルイス・ハミルトン(フェラーリ)がスキットブロックの規定違反で失格となった。

    その結果、以下のドライバーがポイント圏内で昇格した。

    最終リザルトの変更
    エステバン・オコン(7位→5位)
    アンドレア・キミ・アントネッリ(8位→6位)
    アレクサンダー・アルボン(9位→7位)
    オリバー・ベアマン(10位→8位)
    ランス・ストロール(12位→9位)
    カルロス・サインツJr.(13位→10位)

    フェラーリがノーポイントとなった一方で、ウィリアムズはカルロス・サインツJr.が初ポイントを獲得。コンストラクターズ選手権でフェラーリと同点の4位につけた。

    また、ハースF1チームはエステバン・オコンが5位、オリバー・ベアマンが8位に昇格し、14ポイントを獲得し、アストンマーティンを抜いて一気にランキング6位となった。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.ランド・ノリス (マクラーレン) – (44)
    2.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (36)
    3.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (35)
    4.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (34)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (22)
    6.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (16)
    7.エステバン・オコン (ハース) – (10)
    8.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (10)
    9.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (9)
    10.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (8)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (6)
    12.オリバー・ベアマン (ハース) – (4)
    13.角田裕毅 (レーシングブルズ) – (3)
    14.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (1)
    15.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (-)
    16.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (-)
    17.リアム・ローソン (レッドブル) – (-)
    18.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (-)
    20.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (78)
    2.メルセデス – (57)
    3.レッドブル – (36)
    4.ウィリアムズ – (17)
    5.フェラーリ – (17)
    6.ハース – (14)
    7.アストンマーティン – (10)
    8.ザウバー – (6)
    9.レーシングブルズ – (3)
    10.アルピーヌ – (-)

    中国GP 2025年のF1世界選手権

  • 2025年F1 中国GP 決勝:失格者を適用した改訂版リザルト

    2025年F1 中国GP 決勝:失格者を適用した改訂版リザルト

    2025年F1 中国GP 決勝の改訂版リザルト。3月23日(日)に上海インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリの決勝レースが行われた。

    決勝後、5位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と11位のピエール・ガスリー(アルピーヌ)の車両不足で失格となった。

    さらに6位のルイス・ハミルトン(フェラーリ)がスキットブロックの規定違反で失格となった。

    その結果、新たに2名のドライバーがトップ10入りすることになり、ウィリアムズがダブル入賞となった。

    エステバン・オコン(7位→5位)
    アンドレア・キミ・アントネッリ(8位→6位)
    アレクサンダー・アルボン(9位→7位)
    オリバー・ベアマン(10位→8位)
    ランス・ストロール(12位→9位)
    カルロス・サインツJr.(13位→10位)

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11位、角田裕毅は16位に昇格してもポイント獲得はならなかった。

    2025年F1 中国GP 決勝 順位・結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.エステバン・オコン(ハース)
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    8.オリバー・ベアマン(ハース)
    9.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.リアム・ローソン(レッドブル)
    13.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    14.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    15.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    16.角田裕毅(レーシングブルズ)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DSQ.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DSQ.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    DSQ.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 2025年F1 ポイントランキング (第2戦 中国GP終了時点)

    2025年F1 ポイントランキング (第2戦 中国GP終了時点)

    2025年のF1世界選手権 第2戦 中国GPが終了。ランド・ノリスとマクラーレンが両ランキングのトップを維持した。

    スプリントフォーマットで開催された中国グランプリは、角田裕毅がスプリントで6位入賞を果たしたことでレーシングブルズが今季初ポイントを獲得。決勝では、同じハースF1チームが初ポイントをダブル入賞で飾り、7位まで順位を上げた。

    これでまだポイントを獲得できていないチームはアルピーヌだけとなった。

    ドライバーズランキングでは、10位に食い込んできたエステバン・オコン以外に顔ぶれは変わらないが、決勝で優勝を果たしたオスカー・ピアストリが、4位まで浮上。ルーキのキミ・アントネッリが、フェラーリの両ドライバーよりも上位を維持している。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.ランド・ノリス (マクラーレン) – (44)
    2.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (36)
    3.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (35)
    4.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (34)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (18)
    6.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (18)
    7.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (17)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (12)
    9.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (8)
    10.エステバン・オコン (ハース) – (6)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (6)
    12.角田裕毅 (レーシングブルズ) – (3)
    13.オリバー・ベアマン (ハース) – (1)
    14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (-)
    15.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (-)
    16.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (-)
    17.リアム・ローソン (レッドブル) – (-)
    18.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (-)
    20.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (78)
    2.メルセデス – (53)
    3.レッドブル – (36)
    4.フェラーリ – (35)
    5.ウィリアムズ – (12)
    6.アストンマーティン – (8)
    7.ハース – (7)
    8.ザウバー – (6)
    9.レーシングブルズ – (3)
    10.アルピーヌ – (-)

    中国GP 2025年のF1世界選手権

  • F1中国GP 決勝:オスカー・ピアストリが優勝 角田裕毅は戦略に泣く

    F1中国GP 決勝:オスカー・ピアストリが優勝 角田裕毅は戦略に泣く

    2025年F1 中国GP 決勝の結果。3月23日(日)に上海インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリの決勝レースが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が優勝。角田裕毅(レーシングブル)は19位でレースを終えた。

    気温27度、路面温度37度のドライコンディションで56周のレースはスタート。ランス・ストロール、オリバー・ベアマン、リアム・ローソンがハード それ以外がミディアムをスタートタイヤに選択した。

    タイヤ戦略は不明瞭だったが、レース中盤からはワンストップの流れになった。

    優勝はオスカー・ピアストリ。ポールポジションから通算3勝目を挙げた。2位にはチームメイトのランド・ノリスが入り、マクラーレンが1-2フィニッシュ。マクラーレンとしては2戦連続となるポール・トゥ・ウィンであり、通算50回目のワンツーフィニッシュ。

    3位にはジョージ・ラッセル。メルセデスにとって300回目の表彰台となり、ノリスは前戦オーストラリアから2戦連続の表彰台となった。

    4位はジョージ・ラッセル(メルセデス)、5位はルイス・ハミルトンとのチームメイト同士の接触でフフロントウイングのエンドプレートを壊したシャルル・ルクレールがフェラーリのチームメイトを上回った。

    7位はエステバン・オコン。ハースF1チームはオリバー・ベアマンが10位に入ってダブル入賞。

    8位のキミ・アントネッリ(メルセデス)はドライバーズ・オズ・ザ・デイを獲得。9位にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が入った。

    角田裕毅は、レーシングブルズの戦略とマニュファクチャリングに泣く結果となった。全体がワンストップの流れにあるなか、8番手を走行中に2回目のトップストップを実施。15番手から挽回を図るも、ストレートを走行中にフロントウイングが壊れるトラブル。最下位19位でレースを終えた。

    チームメイトのアイザック・ハジャーも2ストップ戦略を採用して14位でレースを終えた。

    2025年F1 中国GP 決勝 順位・結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    7.エステバン・オコン(ハース)
    8.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    10.オリバー・ベアマン(ハース)
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    14.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    15.リアム・ローソン(レッドブル)
    16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    19.角田裕毅(レーシングブルズ)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

  • 角田裕毅は19位…2025年F1 中国GP 決勝:結果・タイムシート

    角田裕毅は19位…2025年F1 中国GP 決勝:結果・タイムシート

    2025年F1 中国GP 決勝の結果・タイムシート。3月23日(日)に上海インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。レーシングブルズは、アイザック・ハジャーが15位、角田裕毅が19位でポイント獲得はならなかった。

    角田裕毅は、全体が1ストップの流れになるなか、8位走行中に2回目のピットイン。その後、フロントウイングが壊れるアクシデントに見舞われた。

    2025年F1 中国GP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン     - 0 1
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 9.748 9.,748 ↑ 1 1
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 11.097 1.349 ↓ 1 1
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 16.656 5.559 - 0 1
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 23.211 6.555 ↑ 1 1
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 25.381 2.170 ↓ 1 2
    7 31 エステバン・オコン ハース 49.969 24.588 ↑ 4 1
    8 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 53.748 3.779 - 0 1
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 56.321 2.573 ↑ 1 1
    10 87 オリバー・ベアマン ハース 61.303 4.982 ↑ 7 1
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 67.195 5.892 ↑ 5 1
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 70.204 3.009 ↑ 2 1
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 76.387 6.183 ↑ 2 1
    14 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 78.875 2.488 ↓ 7 2
    15 55 リアム・ローソン レッドブル 81.147 2.272 ↑ 5 2
    16 7 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ 88.401 7.254 ↑ 2 1
    17 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1L 19.877 ↑ 2 2
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1L 9.470 ↓ 6 1
    19 22 角田裕毅 レーシングブルズ 1L 3.285 ↓ 10 3
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 52L 51L ↓ 7 1
  • F1中国GP 予選レポ:ピアストリ初ポールと角田裕毅を上回る活躍のハジャー

    F1中国GP 予選レポ:ピアストリ初ポールと角田裕毅を上回る活躍のハジャー

    2025年のF1世界選手権 第2戦 中国GPの予選が3月22日(土)に上海インターナショナル・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリがメルセデスのライバルであるジョージ・ラッセルとマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスを僅差で抑え、自身初となるF1ポールポジションを獲得した。

    オスカー・ピアストリはポールポジションを決めるためのシュートアウトの最初の周回で1分30秒703を記録し、2回目の周回では1分30秒641までタイムを縮め、ラッセルにコンマ1秒弱の差をつけてポールポジションを獲得した。

    ラッセルはチェッカーフラッグを受ける最後のラップで大幅なラップタイム短縮を果たし、ピアストリと並んでフロントローのグリッドを確保するという見事な走りをみせ、チャンピオンシップのトップを走るノリスは3番手に甘んじた。

    4度のワールドチャンピオンに輝くマックス・フェルスタッペンは4番手、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールのフェラーリはそれぞれ5番手と6番手でフィニッシュした。ハミルトンはスプリントでの活躍を再現することはできなかった。

    予選ではレーシングブルズが活躍し、アイザック・ハジャーが7番グリッドで健闘し、チームメイトの角田裕毅が9番手、ウィリアムズのキミ・アントネッリが10番手で予選を終えた。

    ハースのドライバー、エステバン・オコンは、Q2に進出して11番グリッドを獲得し、メルボルンでポイントを獲得したニコ・ヒュルケンベルグは、キック・ザウバーを12番手とし、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールを上回った。

    カルロス・サインツJr.はチームメイトのアルボンにペースで及ばず、15番手で2回目の予選を終えた。フェラーリからウィリアムズに移籍したスペイン人ドライバーは、ウィリアムズのマシンに自信をつけるために努力を続けている。

    スプリント予選と同様、アルピーヌはQ1で両マシンが敗退した。ピエール・ガスリーは16番手でQ2進出にあと一歩及ばず、ジャック・ドゥーハンは最終ラップでミスを犯し18番手となった。チームメイトの2人は、ハースのルーキー、オリバー・ベアマンを挟む形となった。

    ザウバーの2台目のマシンを駆るガブリエル・ボルトレトは19番手、一方、リアム・ローソンは20番手と予選タイムシートの最下番手となり、RB21を乗りこなすのは難しいと証明するような、またも厳しいセッションとなった。

    中国GP 2025年のF1世界選手権土曜日の予選セッションでは、ノリスとマクラーレンが好スタートを切った。

    Q1:ノリスが最速、ローソンはまたも早々に脱落
    スリリングなスプリント予選セッションとハミルトンの見事なポール・トゥ・ウィンで盛り上がった後、パドックの注目はすぐに土曜日のメイン予選セッションへと移った。この予選で中国グランプリのスターティンググリッドが決定する。

    週末の最初のスプリントのレギュレーションとは異なり、タイヤコンパウンドの指定がなくなったため、20人のドライバー全員が赤いマークのソフトタイヤを履いて最初のQ1セッションに臨んだ。18分間のセッションで周回を重ね、Q2進出のポジションを確保する。

    最初のフライングラップでは、ピアストリが1分31秒591でトップをキープし、ハミルトン、ラッセル、アントネッリが続いた。一方、ノリス、角田裕毅、ドゥーハン(中盤でスピンを喫した)は、トラックリミットを超えたため、ラップタイムを失った。

    最初のラップを少し遅れて走り出したフェルスタッペンは、1分31秒424を記録してトップに躍り出たが、ルクレールは最初の走行でミスを犯し、同じことをする望みは絶たれた。つまり、気を引き締めてもう一度走らなければならなかった。

    レーシングブルズの好調な周回により、角田裕毅とハジャーは4番手と5番手という好番手置につけた。アルボンとベアマンは、ウィリアムズとハースでそれぞれ6番手と7番手と、ポジティブなスタートを切った。キック・ザウバーの両チームも、序盤からトップ10ペースを見せている。

    ランド・ノリスはスタートで出遅れたものの、最終的に7番手で周回し、レーシングブルのマシンに次ぐタイムを記録した。フェルスタッペンのベンチマークより約0.5秒遅く、ルクレールは13番手と、チェッカーフラッグを目指す最後の走りにプレッシャーがかかっている。

    リプレイ映像では、ハミルトンがフィニッシュラインへの怒涛の追い上げを予想させるかのように、フェラーリを操って第1コーナーを駆け抜けていく様子が映し出されていたが、その一方で、オコン、ガスリー、サインツ、ローソン、ドゥーハンのドライバーたちはドロップゾーンに位置しており、レッドブルのニューカマーは、またしても早々に敗退する危険性が非常に高い状態だった。

    「はっきりさせておきたいが、次の周回は必要だ」と、1分32秒台で10番手につけ、ドロップゾーンの10分の1ほど上というタイムで座っていたラッセルに、メルセデスのピットウォールからメッセージが送られた。ドライバーたちが新しいソフトタイヤを装着し、最後の走行の重要性を浮き彫りにした。

    フェルスタッペンがピットから見守る中、緑と紫のセクタータイムが並ぶタイミングスクリーンには、ノリスが大きく改善して1番手、主演のハジャーと角田裕毅、ラッセル、そしてオランダ人ドライバー自身が続いた。

    予選結果のもう一方の端では、ガスリーがQ2進出を逃し、16番手でストロールに次ぐ結果となった。ベアマン、チームメイトのドゥーハン(終盤にミスを犯す)、ボルトレト、そして昇格後も挑戦を続けるローソンが続いた。

    敗退:ガスリー、ベアマン、ドゥーハン、ボルトレト、ローソン

    リアム・ローソン 中国GP 2025年F1レッドブルのローソンにとっては、またも厳しい一日となった。

    Q2:ノリスが存在感を示す
    短い休憩の後、残る15人のドライバーたちがトラックに戻り、ポールポジション・シュートアウトに向けての戦いが始まった。ノリスは最初からその意気込みを示し、1分30秒787を叩き出した。これはチームメイトのピアストリを約0.5秒引き離すタイムだった。

    フェルスタッペンは、ラッセル、角田裕毅、アントネッリを抑えて3番手につけ、ハミルトンとルクレールのフェラーリは、アルボンのウィリアムズを挟んで7番手と8番手と、やや下位につけた。そして、ヒュルケンベルグが最後のQ3のポジションを確保した。

    つまり、ストロール、オコン、ハジャー、アロンソ、サインツのドライバーたちが、次のラウンドでノンストップの改善が続いた場合、リスクにさらされることになる。アントネッリにはドラマがあったが、彼は無線でステアリングホイールの「マジックがスタックしている」と報告し、メルセデスのブレーキバイアスシステムについて言及した。

    Q1でのフェルスタッペン同様、ノリスは序盤の好タイムの後、ピットから様子を見守った。両ドライバーとも無事に通過し、ピアストリ、ハジャーのレーシングブル、角田裕毅、ラッセル、フェラーリコンビのルクレールとハミルトンとともに走った。

    アントネッリは「マジック」の問題を抱えながらも、第1コーナーを抜ける瞬間があったにもかかわらず、9番手で通過した。アルボンは10番手で通過し、最後まで残った。オコン、ヒュルケンベルグ、アロンソ、ストロール、そして新しい環境に徐々に適応しつつあるチームメイトのサインツを退けた。

    敗退:オコン、ヒュルケンベルグ、アロンソ、ストロール、サインツ

    アンドレア・キミ・アントネッリ 中国GP 2025年F1アントネッリはQ2とQ3でいくつかのドラマがあった。

    Q3:ピアストリがラッセルとノリスを上回る
    Q3が始まると、フェルスタッペンは素早くコースに戻り、1分30秒925のタイムシートを記録した。しかし、すぐにマクラーレンがトップに返り咲いた。ノリスが1分30秒793、ピアストリがさらに良いタイムの1分30秒703を記録した。

    スプリントポールシッターのハミルトンは、最初の走行後、ラッセルとルクレールに次いで4番手につけた。一方、ハジャーと角田裕毅は、レーシングブルズのマシンで「ベスト・オブ・ザ・レスト」となった。アルボンはライバルたちよりも新しいソフトタイヤを少なくしてQ3を走り切り、アントネッリはトラックリミットでタイムを失った。

    最終ラップ前のピットでのハジャーとフェルスタッペンの接触は、スチュワードが調査することとなったが、ポールポジションが確定する前に起きた。

    また、緊張感あふれる展開となった予選では、ノリスが最終ラップを放棄する一方で、周囲の何人かがタイムを更新した。ピアストリは1分30秒641を記録し、ラッセルはフロントローに躍り出た。

    ノリスのベールアウトにより、彼は3番手となり、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレールを上回った。ハジャー、アントネッリ、角田裕毅、アルボンが上番手半分を占め、魅力的な中国グランプリが期待される。

    オスカー・ピアストリ 中国GP 2025年F1ピアストリは、F1キャリアで初めて予選をP1ボードの前に終えた。

    「Q3では、本当にペースが良かった。Q1とQ2では本当に苦労した」とピアストリは説明した。「Q3でマシンが生き返ったように、僕も生き返ったと思う。最後に良い結果を出せて嬉しいです。でも、ラップは少し雑でした。ポールポジションを獲得できて興奮している。とても嬉しい」