カテゴリー: F1レース結果

  • F1エミリア・ロマーニャGP FP2:角田裕毅 フェルスタッペンから0.092秒差

    F1エミリア・ロマーニャGP FP2:角田裕毅 フェルスタッペンから0.092秒差

    F1エミリア・ロマーニャGP金曜のフリー走行2回目(FP2)では、オスカー・ピアストリがマクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスを再び上回って最速タイムを記録した。このセッションは終盤、アイザック・ハジャーのスピンにより赤旗中断となった。

    現地時間17時、ドライかつ晴天のもとで始まった60分間のセッションには、全ドライバーが序盤からエンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキットに出走。土曜の予選と似た気象条件での貴重な走行機会となった。

    最初の走行では、ノリスがミディアムタイヤでトップに立ち、FP1でピアストリがソフトタイヤで記録したベストタイムよりもすでに約0.5秒速い1分16秒074をマークした。ただ、狭いイモラ・サーキットでは早くもトラフィックが課題となり、フェルナンド・アロンソはアルピーヌのフランコ・コラピントがピットから出てきた際に第1コーナーで急ブレーキを強いられ、「ぶつかりそうだった」と無線で訴えた。

    開始から10分でカルロス・サインツが初めて1分16秒を切るタイムを記録してトップに立つが、すぐにノリスが1分15秒952でそれを更新した。

    その後、20分の時点でメルセデスのジョージ・ラッセルが今週末初投入のC6ソフトタイヤを装着して走行。1分15秒693で暫定トップに立った。各車もこれに続いてソフトタイヤでのタイムアタックに移行し、マックス・フェルスタッペンは0.042秒差で2番手に浮上。ただ、無線では「ターン11と12で激しくボトミングしている」と報告。一方、角田裕毅も一時3番手に浮上した。

    その後、ノリスが1分15秒318で再びトップに立つと、ピアストリが1分15秒293でそれを上回って首位に。ノリスは2回目のアタックで第1セクターを自己ベスト、第2セクターを全体ベストで通過したが、最終コーナーでオーバーステアに見舞われ、タイム更新はならなかった。

    セッション後半はミディアムタイヤでのロングランに移行。残り6分のところで赤旗が提示される。ハジャーがタンブレロ・シケイン出口でグラベルにはまり、そのままバリアに接触。なんとかコース脇までマシンを移動させたものの、脱出できずにストップした。

    セッションは残り2分弱で再開され、ピアストリが首位を維持して終了。マクラーレン勢が金曜の2セッションを完全制覇するかたちとなった。

    エミリア・ロマーニャGP F1ハジャーがFP2でバリアに接触し赤旗の原因に

    赤旗の原因となったハジャーは7番手タイムで、ルーキー勢の中で最上位。2番手はノリス、3番手にはアルピーヌのピエール・ガスリーが入り、ラッセル、フェルスタッペン、シャルル・ルクレールが続いた。ルクレールとチームメイトのルイス・ハミルトンは、セッションを通じてブレーキに関する不満を訴えていた。

    フェラーリに移籍したハミルトンは11番手。オープニングラップでは第1シケインで大きなオーバーステアを喫する場面もあり、トラフィックにもたびたび引っかかった。

    ハミルトンの後任としてメルセデスに加入したキミ・アントネッリは、角田裕毅とリヴァッツァ1への下り坂で接触寸前となり、「あれは本当に危なかった」と無線で訴えた。最終的にアントネッリは18番手だった。

    ハジャーの後ろ、角田裕毅は8番手。チームメイトのフェルスタッペンにはわずか0.092秒差と迫り、RB21への適応が進んでいることを示した。アレックス・アルボンとサインツがトップ10を締めた。ハースのオリー・ベアマンは12番手。F1復帰のフランコ・コラピントは13番手で、セッション中にはトーサ立ち上がりでフェルスタッペンとホイール・トゥ・ホイールのバトルも展開した。

    アロンソはアストンマーティン勢最上位の14番手で、リアム・ローソン、FP1で赤旗の原因となったガブリエル・ボルトレトが続き、ランス・ストロールは17番手。

    ニコ・ヒュルケンベルグはエステバン・オコンの前でゴールしたものの、ピアストリのトップタイムから1.127秒遅れで最下位に終わった。

    各チームは一夜を明けて、土曜の最終フリー走行(FP3)と予選に備える。エミリア・ロマーニャGP FP3は現地時間12時30分(日本時間19時30分)開始予定。

    エミリア・ロマーニャGP F1 2025年ピアストリ(マクラーレン)がFP1、FP2ともに最速タイムをマーク

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分15秒293
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分15秒318
    3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分15秒569
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分15秒693
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分15秒735
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分15秒768
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分15秒792
    8.角田裕毅(レッドブル) – 1分15秒827
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分15秒916
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分15秒934
    11.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分15秒943
    12.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分16秒009
    13.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分16秒044
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分16秒220
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分16秒255
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分16秒339
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分16秒341
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分16秒406
    19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分16秒419
    20.エステバン・オコン(ハース) – 1分16秒420

  • 角田裕毅は8番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP2:結果・タイムシート

    角田裕毅は8番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP2:結果・タイムシート

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。5月16日(金)にイモラ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャGPのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。レッドブルの角田裕毅は8番手でセッションを終えた。

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分15秒293   27
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分15秒318 0.025 25
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分15秒569 0.276 29
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分15秒693 0.400 23
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分15秒735 0.442 26
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分15秒768 0.475 28
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分15秒792 0.499 22
    8 22 角田裕毅 レッドブル 1分15秒827 0.534 29
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分15秒916 0.623 29
    10 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分15秒934 0.641 29
    11 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分15秒943 0.650 26
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 1分16秒009 0.716 26
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分16秒044 0.751 29
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分16秒220 0.927 21
    15 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分16秒255 0.962 22
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分16秒339 1.046 27
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分16秒341 1.048 23
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分16秒406 1.113 27
    19 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分16秒419 1.126 26
    20 31 エステバン・オコン ハース 1分16秒420 1.127 24
  • F1エミリア・ロマーニャGP FP1:角田裕毅 フェルスタッペンから0.451秒差

    F1エミリア・ロマーニャGP FP1:角田裕毅 フェルスタッペンから0.451秒差

    2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPが開幕し、5月16日(金)にイモラ・サーキットで行われたフリープラクティス1(FP1)で、マクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイムを記録した。一方、レッドブルの角田裕毅は16番手でセッションを終えた。

    セッションは気温19度、路面温度39度のドライコンディションでスタート。今大会ではピレリの最も軟らかい新コンパウンド「C6」が2025年シーズンで初めて投入されており、序盤から多くのドライバーがソフトタイヤでタイムを出しにかかった。

    注目の話題のひとつは、アルピーヌF1がジャック・ドゥーハンに代えてフランコ・コラピントを起用したこと。アルゼンチン出身のコラピントは今後5戦に出場する予定で、初日となるこの日は17番手につけた。

    フェラーリ勢にはトラブルが続出。シャルル・ルクレールはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソの進路を妨げてしまい、無線で「ほとんどクラッシュだった」と抗議される場面があった。さらにターン14で挙動を乱し、ターン15ではグラベルに片輪を落とすシーンも。加えて「ヘルメットが浮く」との不具合を訴えた。一方、ルイス・ハミルトンも「ブレーキが効かない」と報告しており、フェラーリ勢にとっては課題の多い初日となった。

    終盤にはウィリアムズのアレックス・アルボンが縁石に乗り上げるなど、アグレッシブな走行を展開。レッドブルのマックス・フェルスタッペンもスライドを喫し、ステアリング操作に苛立つ様子を見せた。

    そして残り2分、ザウバーのガブリエル・ボルトレトがターン18(リヴァッツァ)でクラッシュ。赤旗が提示され、そのままセッションは終了となった。

    トップはピアストリで、1分16秒545を記録。2番手にはわずか0.032秒差でチームメイトのランド・ノリスが続き、3番手にウィリアムズのカルロス・サインツJr.、4番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが0.054秒差で続いた。トップ4はわずか0.06秒以内にひしめく接戦となっている。

    フェラーリのハミルトンは5番手。以下、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルスタッペン、アルボン、クラッシュしたボルトレト、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)がトップ10入り。

    アストンマーティンのランス・ストロールが11番手で、ルクレール、キミ・アントネッリ、アロンソ、レーシングブルズのリアム・ローソンと続き、角田裕毅は16番手。フェルスタッペンとは0.451秒差で、9ポジションの開きが出た。

    なお、今季7戦目にしてエステバン・オコン(ハース)が最下位となったが、トップから最下位までのタイム差はわずか1.117秒。イモラでは引き続き僅差の戦いが予想される。

    エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目(FP2)はこのあと、現地時間17時(日本時間24時)から行われる予定だ。

    エミリア・ロマーニャGP F1 角田裕毅

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分16秒545
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分16秒577
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分16秒597
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分16秒599
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分16秒641
    6.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分16秒696
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分16秒905
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分16秒922
    9.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分16秒925
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分16秒998
    11.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分17秒032
    12.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分17秒077
    13.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分17秒094
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分17秒121
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分17秒286
    16.角田裕毅(レッドブル) – 1分17秒346
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分17秒373
    18.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分17秒446
    19.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分17秒641
    20.エステバン・オコン(ハース) – 1分17秒862

  • 角田裕毅は16番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP1:結果・タイムシート

    角田裕毅は16番手…F1エミリア・ロマーニャGP FP1:結果・タイムシート

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。5月16日(金)にイモラ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第7戦 エミリア・ロマーニャGPのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはカルロス・サインツJr. (ウィリアムズ)が続いた。レッドブルの角田裕毅は16番手でセッションを終えた。

    2025年F1 エミリア・ロマーニャGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分16秒545   23
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分16秒577 0.032 23
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分16秒597 0.052 19
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分16秒599 0.054 26
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分16秒641 0.096 22
    6 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分16秒696 0151 21
    7 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分16秒905 0.360 15
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分16秒922 0.377 21
    9 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分16秒925 0.380 23
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分16秒998 0.453 23
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分17秒032 0.487 23
    12 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分17秒077 0.532 23
    13 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分17秒094 0.549 23
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分17秒121 0.579 22
    15 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分17秒286 0.741 22
    16 22 角田裕毅 レッドブル 1分17秒346 0.811 18
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分17秒373 0.828 21
    18 87 オリバー・ベアマン ハース 1分17秒446 0.901 20
    19 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分17秒641 1.096 19
    20 31 エステバン・オコン ハース 1分17秒862 1.117 20
  • F1パワーランキング:2025年F1 マイアミGP版

    F1パワーランキング:2025年F1 マイアミGP版

    2025年F1 マイアミGPは、ランド・ノリスがスプリントでの劇的なウェット-ドライ戦を制し、日曜の決勝ではオスカー・ピアストリが勝利を手にしたことで、マクラーレンにとってマイアミは理想的な週末となった。しかし、「サンシャイン・ステート(フロリダ)」で印象を残したのはマクラーレンだけではない。10位だった角田裕毅(レッドブル)は惜しくもランキング外に甘んじたが、他にも見逃せない活躍を見せたドライバーたちがいる。最新のパワーランキングとシーズン累計ランキングをチェックしよう。

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    土曜日のスプリントでは、セーフティカー導入中に最低デルタタイムを維持できなかったことで5秒のペナルティを受け、4位のリザルトを失うという悔しい展開となったが、アレックス・アルボンはその失望を日曜の決勝で見事に挽回した。タイ出身のアルボンは7番グリッドからスタートし、ウィリアムズのダブルポイント獲得を牽引する形で5位フィニッシュを果たした。

    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    アルボンと同様に、ピアストリもスプリントでは悔しさを味わった。チームメイトのランド・ノリスがセーフティカー中の絶妙なタイミングでピットインしたことにより勝利を逃したのだ。しかし日曜日のレースでは再び圧倒的なパフォーマンスを披露し、堂々たる勝利を収めてチャンピオンシップのリードを広げた。

    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    マイアミGPの数日前に父親となったフェルスタッペンだが、その影響はまったく感じさせなかった。スプリントではアンセーフリリースにより10秒ペナルティを科されたが、予選では見事な走りを披露しポールポジションを獲得。日曜のレースではマクラーレン勢に太刀打ちできなかったものの、できる限りの成果を引き出して4位でチェッカーを受けた。

    4.ランド・ノリス(マクラーレン)
    シーズン開幕戦オーストラリア以来となる勝利を、マイアミのスプリントで遂に手にしたノリス。日曜の決勝では、フェルスタッペンとのバトルでアウトに膨らんで順位を落としたものの、うまく持ち直してピアストリに次ぐ2位でフィニッシュし、マクラーレンの1-2を完成させた。

    5.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    週末を通してマシンの感触に苦しんでいたと語ったラッセルだが、日曜のレースではバーチャルセーフティカー中のピットストップで戦略的にポジションを上げ、フェルスタッペンを逆転して3位表彰台を獲得。これで今季4度目のポディウムとなった。

    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    マイアミでのアントネッリは、まさに記憶に残る週末となった。初めてのマイアミでの走行にもかかわらず、金曜のスプリント予選ではポールポジションを獲得。その後、日曜決勝のグリッドを決める予選でも3位につけた。最終的には決勝で6位まで後退したが、その才能を十分に印象づける週末となった。

    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)
    マイアミでのサインツの週末は決して順調とは言えなかった。スプリントではリタイアを喫し、決勝でも序盤にダメージを負ってしまう。それでもライバルたちについていこうと全力を尽くし、最終的には9位でレースを終え、ウィリアムズにとっての堅実なポイント加算となった。

    8.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    上海のスプリントで記憶に残る勝利を挙げたハミルトンは、今回の100kmスプリントでも再び好結果を残した。序盤のピットイン判断が功を奏し、3位表彰台を獲得。一方で日曜の決勝は12番手スタートと難しい展開で、苦戦しながらも順位を上げて8位でフィニッシュした。

    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    ルーキーのアントネッリと同様に、アイザック・ハジャーもデビューシーズンを通して高い安定感を見せている。マイアミGPでは惜しくも11位でポイントには届かなかったが、前方の角田裕毅に対してプレッシャーをかけ続けるなど、地力の高さを印象づけた。角田はこのレースで5秒ペナルティを受けていた。

    10.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    週末を通してペースに苦しんだルクレールは、マイアミでやや落ち込んだ様子も見せていた。特にスプリントでは、スタート前のグリッドへ向かう途中の雨の中でクラッシュ。日曜の決勝では汚名返上を狙って全力を尽くし、最終的には7位でフィニッシュした。

    惜しくもランク外
    ハースに加入して6戦目となるマイアミで、エステバン・オコンは前向きなパフォーマンスを披露した。Q3進出はチーム加入後初であり、決勝ではポイント獲得には至らなかったものの、多くの収穫を得た週末となったと語った。角田裕毅はグラプリで10位に入ったものの、トップ10の紹介枠からは惜しくも漏れる形に。マイアミではスプリントでのアグレッシブな走りや決勝での粘り強い防御が光り、着実なパフォーマンスを見せていた。

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP

  • F1マイアミGP決勝レポ:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位死守

    F1マイアミGP決勝レポ:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位死守

    2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが開催され、マクラーレンのオスカー・ピアストリが今季4勝目を挙げ、ドライバーズ選手権でのリードをさらに広げた。チームメイトのランド・ノリスが2位に入り、マクラーレンは完璧な1-2フィニッシュを達成した。角田裕毅は10位で2戦ぶりの入賞。

    レースはポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが序盤をリード。しかし、ランド・ノリスとのバトルの中でノリスがコース外へ飛び出し、ポジションを落とす隙を突いて、キミ・アントネッリ(メルセデス)とピアストリが前に出た。

    その後、ピアストリはアントネッリをオーバーテイクし、フェルスタッペンにもプレッシャーをかけ続けた末に首位の座を奪取。回復してきたノリスも続いてフェルスタッペンを交わし、マクラーレン勢は一気にトップ2体制を築いた。

    レース中盤以降も“パパイヤカラー”の2台は他車を圧倒し、57周のレースを通じて独自のペースで先頭を走行。最終的にピアストリがノリスに4.63秒差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

    メルセデスのジョージ・ラッセルが3位表彰台を獲得したが、その差は首位ピアストリから実に37秒と、マクラーレンの支配的なパフォーマンスが際立つ結果となった。一方、フェルスタッペンは4位に終わり、マイアミのポールシッターが未だ勝利を挙げられないというジンクスを継続することとなった。

    ウィリアムズのアレックス・アルボンが見事5位に入り、6位にはメルセデスのルーキー、キミ・アントネッリが続いた。フェラーリ勢は終盤にチームオーダーを巡る論争を抱えながらも、シャルル・ルクレールが7位、ルイス・ハミルトンが8位でフィニッシュ。途中、ハミルトンが前に出たが、最終的にはポジションが元に戻された。

    その後方では、ハミルトンとウィリアムズのカルロス・サインツが激しいバトルを展開。サインツは9位でレースを終えたが、接触に関する調査がレース後に行われる予定となっている。

    10位にはレッドブルの角田裕毅が入り、貴重な1ポイントを獲得した。11位にはアイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)が続き、ハースのエステバン・オコン(12位)、アルピーヌのピエール・ガスリー(13位)がこれに続いた。なお、サインツとガスリーは黄旗区間での走行に関する調査対象となっている。

    キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは14位、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールは15位と16位で完走を果たした。

    リタイアは計4台。レーシング・ブルズのリアム・ローソンはピットに戻ってレースを終え、ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)とオリバー・ベアマン(同)はマシントラブルによりコース上でストップし、バーチャルセーフティカーが導入された。

    アルピーヌのジャック・ドゥーハンは、1周目にローソンとの接触でマシンにダメージを負い、レースを続けることができなかった。

    マイアミGP F1チャンピオンシップリーダーのピアストリはマイアミ・インターナショナル・オートドロームで圧倒的な成績を収めた。

    レース展開
    土曜のスプリント前と同様、日曜の決勝数時間前にもサーキットを叩くような大雨が降ったが、スタート時刻が近づくにつれて雨は止み、路面は急速に乾いていった。それでも、全57周の戦いを見据えて各チームはレーダーを注視し続けていた。

    スターティンググリッドには1つ変更が加えられた。予選18番手だったアルピーヌのピエール・ガスリーは、パルクフェルメ下でサスペンション設定を変更したため、ピットレーンからのスタートとなった。

    レース前には、全20人のF1ドライバーがレゴの実物大「ビッグビルドカー」に乗り込むユニークなドライバーズパレードが実施され、ファンを喜ばせた。しかし、やがて全員の意識はスタートに向けて集中していく。

    マシンがグリッドに並び、予想されていたワンストップ走行に先立ち、グリッド上でタイヤブランケットが取り外されると、多くのドライバーがミディアムコンパウンドを選択していたことが明らかに。一方で、ラッセル、ローソン、ヒュルケンベルグ、アロンソ、ベアマン、ガスリーの6人はハードタイヤを選んでいた。

    マイアミGP F1 スタートマイアミGPがスタートすると、フェルスタッペンがポールポジションからリードした。

    フォーメーションラップを終え、5つの赤ランプが消灯。マイアミGPの決勝がスタートすると、ポールポジションのフェルスタッペンはまずまずの発進を見せたが、ターン1で軽くロックアップ。これにより、ランド・ノリスが並びかけた。

    だが、二人は接触。ノリスはターン2の内側縁石を跨ぐようにコースオフし、ポジションを落として6位に。これにより、キミ・アントネッリとオスカー・ピアストリが2位と3位に浮上。ノリスは「押し出された」と無線で訴えた。

    後方では、ジャック・ドゥーハンがレーシング・ブルズのローソンと接触してパンク。ダメージが大きく、マシンはピットへ戻れずコース上で停止。これによりバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。ローソンはレースを続行したが、順位は最下位へ。

    4周目にVSCが解除されると、ピアストリが素早くアントネッリを抜いて2位に浮上。ノリスもアルボンを抜いて5位へ復帰し、マクラーレン勢が再び前方に迫る。ハミルトンもハジャーを交わして11位に、サインツはチームメイトのアルボンを抜いて6位に躍進した。

    一方、アロンソには「20周後に強い雨の可能性がある」との無線が入る。レースコントロールは、1周目のフェルスタッペンとノリスの接触、ならびにドゥーハンとローソンの接触についていずれも「審議なし」と判断した。

    8周目時点でのトップ10は、フェルスタッペン、ピアストリ、アントネッリ、ノリス、ラッセル、サインツ、アルボン、ルクレール、角田裕毅、オコン。まもなくノリスがアントネッリをオーバーテイクして3位に浮上した。

    同じ周、アロンソが土曜のスプリントでクラッシュしたコーナーで再びスピンするも、今回はウォールとの接触は免れた。

    先頭ではピアストリがフェルスタッペンに迫り、11周目には2度仕掛けたが抜ききれず。フェルスタッペンのレースエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼは「インを守れ」「楽には抜かせるな」と指示。一方、フェルスタッペンは「すごく滑る」と無線で訴え、グリップ不足を感じていた。

    14周目、ついにピアストリが勝負をかける。最初の仕掛けで外に押し出されたが、その後フェルスタッペンがブレーキングでミスし、ワイドに膨らんだ隙を突いてカットバック。ピアストリがトップに躍り出た。

    その翌周、ノリスもフェルスタッペンを追撃。ターン1の外側からのオーバーテイクは失敗し、チームからは「ピアストリの抜き方を参考に」と無線指示が入る。

    18周目には、ノリスがターン11でフェルスタッペンをコース外へ押し出しながらインに飛び込み、2位に浮上するも、コース外走行の可能性があったため一度ポジションを返却。しかし、その周のうちに再度抜き返して2位を確保。

    この間にピアストリは独走態勢に入り、9秒のリードを築いた。

    20周目には、ガブリエル・ボルトレトが最初のピットインを行い、ミディアムからハードへ交換。同時に、空から再び雨粒が落ち始めていた。

    中団では、10位争いが白熱。オコンとハミルトンが接戦を繰り広げ、最終的にハミルトンが前に出てポイント圏内へ。

    24周目時点のトップ10は、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、アントネッリ、ラッセル、アルボン、サインツ、ルクレール、角田裕毅、ハミルトン。

    26周目、アントネッリがピットインするも、ピットレーンでサインツを待たなければならず、アンダーカットは失敗。ノリスには「ターン17周辺で再び小雨の可能性」と無線が入る。

    マイアミグランプリフェルスタッペンはピアストリとノリスの両方と激しく戦ったにもかかわらず、マクラーレンを抑えることができなかった。

    やがてピットインが本格化し、フェルスタッペンがトップ3の中で最初にピットイン。29周目には、ベアマンがマシントラブルでコース脇に停止し、2回目のVSC導入。

    マクラーレンはこのタイミングでダブルストップを敢行。ピアストリとノリスは1-2体制を維持したままコースへ復帰。ラッセルはVSC下でピットインしたことで、フェルスタッペンの前に出て3位へ浮上。

    好調だったのはウィリアムズ。アルボンがアントネッリを交わして5位へ。サインツも元チームメイトのルクレールを交わして7位に。

    一方、角田裕毅はピットレーン速度違反で5秒ペナルティ。また、ボルトレトはエンジントラブルによりリタイア。マシンはコース上に停止し、3回目のVSCが発動。

    VSC解除後はフェラーリ勢とサインツによる三つ巴のバトルが展開され、ルクレールが7位を奪い返し、ハミルトンも続いて8位へ浮上。

    カルロス・サインツJr.サインツは元チームメイトのルクレールと激しいバトルを繰り広げた。

    その後、フェラーリ無線ではハミルトンがミディアム、ルクレールがハードを履いていることを理由に「自分を前に出すべき」と主張。しかし、チームの決断が遅れたことに「紅茶でも飲んでるのか」と皮肉を飛ばすなど、不満をあらわに。最終的にチームはポジションスワップを決定。

    一方、ローソンはピットに戻り、この日4人目のリタイアとなった。

    45周目時点で、ピアストリはノリスに5秒差をつけて首位。3位のラッセルはさらに27秒遅れで、マクラーレンの支配が明白となっていた。4位のフェルスタッペンはラッセルを追っていたが、差を詰めきれず。

    終盤、ピアストリのリードは4秒台へと縮まり、ノリスが背後に迫る展開へ。マクラーレン同士の直接対決があるかに思われたが、最後まで順位は変わらず。

    ルイス・ハミルトンハミルトンは12番グリッドからスタートして順位を上げた。

    グランプリ終了後、サインツとガスリーのイエローフラッグ違反の可能性について調査すると発表したため、レース後のスチュワードは忙しい夜になりそうだ。しかし、レースが残り5周に差し掛かると、コース上では依然として激しい動きが見られ、ノリスが再びピアストリのリードを縮めた。

    一方、ハミルトンがアントネッリに追いつけなかったため、アントネッリはルクレールとポジションを交代するよう指示された。異例なことに、ルクレールはハミルトンよりも先にこのことを知らされていた。つまり、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、譲るよう求められていることを知らなかったのだ。

    ハミルトンは指示に従い、ルクレールは「レース後に話し合いましょう」とコメントした。しかし、ハミルトンにとってドラマはこれで終わらなかった。彼はサインツのウィリアムズに追い詰められていたのだ。

    最終ラップでのサインツの突進は、結局彼にとって不利に働いた。この件もレース後に調査される予定だ。しかし、上位陣ではそのような問題は発生せず、ピアストリがフィニッシュラインを越え、ノリスに4.63秒差で今シーズン4勝目を挙げ、マクラーレンにとって素晴らしい一日となった。

    ラッセルは3位に入り、表彰台獲得回数を伸ばした。フェルスタッペンは4位に沈んだものの、その差を縮めることはできなかった。ウィリアムズのアルボンは力強い5位に入り、メルセデスのアントネッリ(6位)、フェラーリのルクレールとハミルトン(7位と8位)が続いた。

    サインツと角田裕毅がトップ10入りを果たし、ハジャー、オコン、ガスリー、ヒュルケンベルグがそれぞれ11位から14位に入った。一方、アストンマーティンは忘れたい一日となり、アロンソとストロールはそれぞれ15位と16位に終わった。

    ローソン、ボルトレト、ベアマン、ドゥーハンの4人のドライバーが全員チェッカーフラッグを受けることができず、このレースからリタイアした。

    マイアミでの忙しい週末を終えて、ピアストリは獲得ポイントを131に伸ばし、ドライバーズチャンピオンシップのトップに立ち、2位のノリスに26ポイント差をつけている。一方、フェルスタッペンは99ポイントで3位を維持している。

    ■ピアストリのコメント:
    「本当に勝ちたかったレースで勝てた。昨日は厳しかった。スプリントはまあ仕方ないとしても、予選は今年一番苦戦したかもしれない。でも、それでも日曜に勝てたのは素晴らしい結果。ターン1で少し混乱があって、それが助けになったのもあるし、マックスの動きにもちゃんと反応できた。そこからは、自分にペースのアドバンテージがあると分かっていたし、今日はとにかくクルマが素晴らしかった。」

  • 2025年F1 ポイントランキング (第6戦 マイアミGP終了時点)

    2025年F1 ポイントランキング (第6戦 マイアミGP終了時点)

    2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミGPが終了。優勝したオスカー・ピアストリがランキングトップのリードを広げた。

    スプリントフォーマットで開催されたマイアミGP。ピアストリはスプリント2位の7ポイントも加算して32ポイントを稼ぎ、2位のランド・ノリスとの差を16ポイントとした。表彰台を獲得したジョージ・ラッセルは、ランキング3位のマックス・フェルスタッペンに6ポイント差まで詰め寄った。

    角田裕毅は、スプリント6位、決勝10位で4ポイントを加算。前回大会終了時のランキング15位から11位にランクアップした。

    コンストラクターズランキングでは、首位マクラーレンが2位メルセデスとの差を105ポイントに広げた。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (131)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (115)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (99)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (93)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (53)
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (48)
    7.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (41)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (30)
    9.エステバン・オコン (ハース) – (14)
    10.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (14)
    11.角田裕毅 (レッドブル) – (9)
    12.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (7)
    13.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (7)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (6)
    15.オリバー・ベアマン (ハース) – (6)
    16.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (5)
    17.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (-)
    18.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (-)
    19.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)
    20.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン(246)
    2.メルセデス(141)
    3.レッドブル(105)
    4.フェラーリ(94)
    5.ウィリアムズ(37)
    6.ハース(20)
    7.アストンマーティン(14)
    8.レーシングブルズ(8)
    9.アルピーヌ(7)
    10.ザウバー(6)

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP F1

  • F1マイアミGP 決勝:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位入賞

    F1マイアミGP 決勝:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位入賞

    2025年F1 マイアミGP 決勝の結果。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が優勝。レッドブルの角田裕毅は10位入賞を果たした。

    前夜の雨で路面はリセット。気温26度、路面温度40度の曇り空のもとで57周のレースはスタート。

    1コーナーでジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)がリアム・ローソン(レーシングブルズ)と接触して左フロントタイヤをパンクさせてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入された。

    29周目にはオリバー・ベアマン(ハース)がメカニカルトラブルでターン8でストップ。再びバーチャルセーフティカーが導入された。

    ここで多くのドライバーがピットストップを実施したが、運悪くその前にピットストップを済ませていた角田裕毅(レッドブル)に追い打ちをかけるようにピットレーンスピード違反で5秒ペナルティが出された。

    33周目にはガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がコース脇にストップ。再びバーチャルセーフティカーが導入された。40周目にはオープニングラップでドゥーハンと接触してマシンにダメージを負っていたリアム・ローソン(レーシングブルズ)がリタイア。

    優勝はオスカー・ピアストリ。4番グリッドからスタートして14周目に首位に立つとレースをコントロール。3連勝となる今季4勝目、通算6勝目を挙げてチャンピオンシップのリードを広げた。2位には4.630秒差でチームメイトのランド・ノリスが続き、マクラーレンが1-2フィニッシュを飾った。

    3位にはハードタイヤでスタートするリバースストラテジーを採用したジョージ・ラッセル(メルセデス)。トップからは37.644秒の差がついた。ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4位。

    5位にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が入る大金星。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフェラーリ勢を抑えた。

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は、最終ラップまでハミルトンに仕掛けていたが惜しくも9位。

    5秒ペナルティを受けていた角田裕毅(レッドブル)は、最終ラップまでアイザック・ハジャーが5秒以内に迫っていたが、なんとか+0.168秒で逃げ切って10位でフィニッシュ。2戦ぶりの入賞を果たした。

    2025年のF1世界選手権 マイアミGP F1

    2025年F1 マイアミGP 決勝 順位・結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    10.角田裕毅(レッドブル)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    DNF.オリバー・ベアマン(ハース)
    DNF.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)

  • 角田裕毅が10位入賞…F1マイアミGP 決勝:結果・タイムシート

    角田裕毅が10位入賞…F1マイアミGP 決勝:結果・タイムシート

    2025年F1 マイアミGP 決勝の結果・タイムシート。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。レッドブルの角田裕毅は10位入賞を果たした。

    2025年F1 マイアミGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 DNFNo ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン     ↑ 3 1
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 4.630 4.630 - 0 1
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 37.644 33.014 ↑ 2 1
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 39.956 2.312 ↓ 3 1
    5 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 48.067 8.111 ↑ 2 1
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 55.502 7.435 ↓ 3 1
    7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 57.036 1.534 ↑ 1 1
    8 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 60.186 3.150 ↑ 4 1
    9 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 60.577 0.391 ↓ 3 1
    10 22 角田裕毅 レッドブル 74.434 13.857 - 0 1
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 74.602 0.168 - 0 1
    12 31 エステバン・オコン ハース 82.006 7.404 ↓ 3 1
    13 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 90.455 8.439 ↑ 7 1
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1L 3.584 ↑ 2 1
    15 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L 19.824 ↑ 2 1
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L 4.183 ↑ 2 1
    DNF 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 21L 20L ↓ 2 2
    DNF 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 27L 6L ↓ 5 1
    DNF 87 オリバー・ベアマン ハース 30L 3L - 0  
    DNF 7 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ     ↓ 6  
  • F1マイアミGP 予選レポ:フェルスタッペンが“パパ初ポール” 角田裕毅10番手

    F1マイアミGP 予選レポ:フェルスタッペンが“パパ初ポール” 角田裕毅10番手

    2025年F1第6戦マイアミGPの公式予選が現地時間5月3日に行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが見事なパフォーマンスを披露し、“パパ初ポールポジション”を獲得した。角田裕毅は10番手だった。

    フェルスタッペンはQ3序盤のアタックで暫定トップに立つと、最終アタックではターン1でやや挙動を乱したものの、1分26秒204のタイムでライバル勢を抑え、首位を死守。

    2番手にはマクラーレンのランド・ノリスが入り、その差は0.060秒と僅差だった。ノリスは最終ラップで縁石に乗りすぎたことをチームに謝罪している。

    3番手にはメルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが続き、金曜日のスプリント予選でのポールに続いて、グランプリ予選で自己最高の結果を記録した。4番手には同じくマクラーレンのオスカー・ピアストリ、5番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。

    6番手にはウィリアムズのカルロス・サインツ、7番手にチームメイトのアレックス・アルボンが続き、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリント前のクラッシュから立て直して8番手を確保した。

    9番手にはハースのエステバン・オコンが入り、アメリカチームにとっては今季初のQ3進出となった。レッドブルの角田裕毅は10番手でトップ10を締めくくった。

    一方で、Q2ではフェラーリのルイス・ハミルトンがタイムを更新できずに12番手で敗退。レーシングブルズのアイザック・ハジャー(11番手)の後塵を拝する形となり、波乱の展開となった。

    13番手にはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが入り、F1デビュー後自己最高の予選順位を記録。アルピーヌのジャック・ドゥーハンが14番手、レーシングブルズのリアム・ローソンが15番手となった。

    Q1ではキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが16番手で敗退。スプリントでのクラッシュから立て直しを図ったアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは17番手に沈んだ。

    18番手にはアルピーヌのピエール・ガスリーが入り、チームメイトのドゥーハンに予選で初めて敗れる結果に。最後列にはアストンマーティンのランス・ストロール(19番手)と、ハースのオリバー・ベアマン(20番手)が並んだ。

    マイアミGP F1アルボンはQ1の序盤にピットレーン違反で記録された。

    ■Q1:フェルスタッペンが主導権握るも、波乱含みの幕開け
    スプリント終了が遅れた影響で、予選Q1は現地時間16時15分に開始。スプリント中にクラッシュしたアロンソ(アストンマーティン)とルクレール(フェラーリ)もマシンの修復を間に合わせ、20台全車が出走可能となった。

    路面はドライコンディション。全車ソフトタイヤでコースインし、序盤はマクラーレンのオスカー・ピアストリが1分27秒307で先手を打つ。これはフェルスタッペンを0.3秒上回る好タイムだった。

    アルボン(ウィリアムズ)はピット出口でハジャーの前に割り込む動きを見せ、レース後に審議対象となる可能性が浮上。また、ハジャー、ラッセル、アントネッリ、ローソン、ストロールらは序盤にタイムを出さず、時間をかけてマシンを整えながら慎重な出走を選んだ。

    残り時間5分を切る頃から全体的にタイムが大きく更新され、メルセデスのルーキー、アントネッリが一時トップに立つも、フェルスタッペンが1分26秒台に突入して首位を奪還。これによりタイム合戦が加速した。

    ルイス・ハミルトンはアタック中にターンでロックアップを喫し、暫定15位に後退。一時は脱落の危機にあったが、終盤に8位まで浮上しQ2進出を果たした。一方、アロンソは14位に入った直後に他車の更新で17位へ転落し敗退。

    Q1のサプライズはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト。終盤に堅実なラップをまとめて11位に入り、F1での予選自己最高パフォーマンスを見せた。

    Q1敗退者:
    16位:ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    17位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    18位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    19位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20位:オリバー・ベアマン(ハース)

    マイアミグランプリ F1 マイアミGPベアマンは20位でセッションを終え、再びQ1敗退に直面した。

    ■Q2:ピアストリが光る一方、ハミルトン敗退の波乱
    Q2開始直後、フェルスタッペンが再び最初にコースインし、1分26秒643を記録。だがその直後、ピアストリが1分26秒269という圧巻のラップでトップに躍り出た。ノリスが2番手、アントネッリが3番手、フェルスタッペンが4番手という僅差の上位争いが展開された。

    その一方で、メルセデスのラッセルがまさかの下位に低迷。週末を通じてチームメイトのアントネッリに比べてマシンバランスに苦しんでいる様子で、「グリップが足りない」と無線で報告していた。

    脱落圏にはオコン、ドゥーハン、ローソン、ハジャーが並ぶ。ハジャーはアタックを途中で中断し、タイム計測ができない状況に。

    残り3分を切った頃から全車が最終アタックへ。Q1敗退が目前だったオコンは大きなスライドを乗り越えて9番手へジャンプアップ。代わってハミルトンが脱落圏に沈む。最終ラップでタイム更新を狙ったが0.1秒届かず、12番手でノックアウト。スプリントで表彰台を獲得した流れを維持できなかった。

    Q2敗退者:
    11位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    13位:ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)
    14位:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
    15位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    マイアミGP F1 マイアミグランプリハミルトンはQ3進出を逃したが、フェラーリのドライバーはマイアミのグリッドで12番手からスタートする予定だ。

    ■Q3:フェルスタッペン、圧巻の走りでポール確定
    10台によるQ3では、マクラーレン、レッドブル、メルセデス、ウィリアムズの2台ずつに加え、フェラーリのルクレールとハースのオコンが進出。オコンはハースで初のQ3進出となった。

    最初のアタックでは、ルクレールがアウトラップでミスを犯してタイム計測を断念。他の9台は順調に計測を終え、暫定トップはフェルスタッペンで1分26秒492。2番手ノリスとの差はわずか0.003秒、ピアストリが0.017秒差で3番手と、上位3台がコンマ02秒以内にひしめく接戦に。

    迎えた最終アタック。フェルスタッペンはターン1でわずかにスライドし、ミスに見えたが、、その後すべてのセクターでパープルを記録し、1分26秒204を叩き出してポールを確定。

    ノリスは縁石に乗りすぎてリズムを崩し、2番手止まり。ピアストリも改善できず、アントネッリが2台の間に割って入り、3番手に食い込んだ。

    ウィリアムズのカルロス・サインツが6番手、チームメイトのアルボンが7番手に入り、チームとして今季最高の予選パフォーマンスを見せた。ルクレールは8番手、オコンは9番手、角田裕毅は10番手でQ3を締めくくった。

    Q3結果(上位10位):
    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    3位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    6位:カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    7位:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    8位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    9位:エステバン・オコン(ハース)
    10位:角田裕毅(レッドブル)

    2025年のF1世界選手権 マイアミGPフェルスタッペンは、マイアミグランプリのグリッドでノリスとアントネッリの前に並ぶことになる。

    マックス・フェルスタッペン
    「素晴らしい予選だった。マシンの回頭性が少し良くなっていて、Q1からQ3まで少しずつ限界を探ることができた。最後のラップのターン1では少しミスがあったけど、このサーキットではタイヤマネジメントが難しいからね。それでも結果には満足しているし、ポールを獲得できて嬉しいよ。」