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  • F1スペインGP FP2:ピアストリ最速 角田裕毅はフェルスタッペンから0.6秒差

    F1スペインGP FP2:ピアストリ最速 角田裕毅はフェルスタッペンから0.6秒差

    2025年F1スペインGP金曜フリー走行2回目でオスカー・ピアストリがトップタイムを記録し、この日を最速で締めくくった。マクラーレンのドライバーでありチャンピオンシップ首位のピアストリは、メルセデスのジョージ・ラッセルとレッドブルF1のマックス・フェルスタッペンにコンマ3秒近い差をつけて首位に立った。角田裕毅は13番手だった。

    このセッションに先立って行われたFP1では、もう一台のパパイヤカラー、ランド・ノリスがコンマ3秒差で最速タイムをマーク。午後5時、気温・湿度ともに高いバルセロナで始まったFP2では、FP1でハースのマシンを平川亮に託したエステバン・オコンが最初にコースインしたドライバーの一人となった。

    アルピーヌのフランコ・コラピントも序盤に走行を再開。彼はFP1で油圧系トラブルに見舞われて早期にセッションを終えていたが、チームはその問題を修復した。

    セッション開始直後から全20台が次々とピットを出て中団での位置取り合戦が展開され、ほとんどのマシンがミディアム(C2)タイヤを装着していた。

    序盤はノリスが好タイムを記録するも、ハースのオリバー・ベアマンがターン3でスピンしてグラベルに飛び出す場面があった。彼は幸いにも走行を続けられたが、その後長時間ガレージで作業を受け、周回数が限られることとなった。

    スペイングランプリ 2025年のF1世界選手権ベアマンはスピンによりグラベルに飛び出し、その後ピット内で長時間を過ごした

    一方、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはトラフィックに不満を爆発させ、「ジョークみたいだ」と無線で叫んだ。これを受けてスチュワードは、コラピントによる進路妨害の可能性について審議したが、調査不要との判断を下した。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソもトラフィックに苛立ち、フェラーリのルイス・ハミルトンが自身のアタックラップを妨害したとして、「今日のヒーローが前にいるよ」と皮肉を口にした。

    セッション開始から3分の1が経過した時点でラッセルが1分13秒046のタイムで最速を記録。チームメイトのキミ・アントネッリとともにメルセデスが1-2体制を築いた。前戦モナコで苦戦したチームにとって、巻き返しを期す週末の出だしとしては上々だ。

    やがてセッションが中盤に差しかかると、各車はソフトタイヤに履き替えて予選シミュレーションに入った。ノリスはラッセルのタイムにわずか0.03秒届かず、フェルスタッペンとはなんと全く同じ1分13秒070をマークしたが、計測タイミングの差で4番手扱いとなった。

    その後、ピアストリが1分12秒760という全体ベストを叩き出し、2番手ラッセルにコンマ3秒近い差をつけてトップに立った。フェルスタッペンも僅差で3番手につけた一方、フェラーリ勢はやや苦戦しており、シャルル・ルクレールはアタックラップ中にスライド。ルイス・ハミルトンはトップから約0.8秒遅れの11番手にとどまった。

    セッション終盤は各車ロングランに移行。ピアストリのタイムは最後まで破られず、ラッセルとフェルスタッペンが続いた。フェルスタッペンは終盤、ルクレールのスリップストリームを利用した直後にルクレールが加速して距離を取ると、無線で皮肉混じりの笑い声を上げた。

    4番手はノリス。フェルスタッペンと同タイムながら、計測タイミングの関係で後塵を拝した。ルクレールが5番手でフェラーリ勢最上位、アントネッリが6番手、地元の英雄アロンソが7番手に続いた。

    アルピーヌのピエール・ガスリーはFP1に続き2回目もトップ10入りで8番手。レーシングブルズのハジャーとリアム・ローソンが9番手と10番手に入った。

    6度のスペインGPウィナーであるハミルトンは11番手。以下、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、レッドブルF1の角田裕毅(フェルスタッペンから0.613秒遅れ)、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.とアレックス・アルボンが12~15番手に並んだ。

    その後方にはアストンマーティンのランス・ストロール(16番手)、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト(17番手)、オコン(18番手)、ベアマン(19番手)、コラピント(20番手)が続いた。

    金曜の走行を終え、各チームとドライバーは収集したデータを分析し、土曜午前11時30分(現地時間)の最終プラクティス、そして午後の予選に備える。

    2025年F1 スペインGP フリー走行2回目 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分12秒760
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分13秒046
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分13秒070
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分13秒070
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分13秒260
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分13秒298
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分13秒301
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分13秒385
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分13秒400
    10.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分13秒494
    11.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分13秒533
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分13秒592
    13.角田裕毅(レッドブル) – 1分13秒683
    14.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分13秒721
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分13秒839
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分13秒839
    17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分13秒959
    18.エステバン・オコン(ハース) – 1分14秒005
    19.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分14秒126
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分14秒303

  • 角田裕毅は13番手 … F1スペインGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は13番手 … F1スペインGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    2025年F1 スペインGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。5月30日(金)にバルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は9番手だった。

    マクラーレンが引き続き好調 ピアストリが最速タイム
    バルセロナで行われたフリー走行2回目では、マクラーレンのオスカー・ピアストリが1分12秒760でトップに立ち、前戦モナコGPからの勢いをそのままに強さを見せつけた。チームメイトのランド・ノリスも4番手につけており、マクラーレン勢が2台そろって好位置につけている。

    メルセデスが上位争いに復帰か
    ジョージ・ラッセルが2番手、ルーキーのアンドレア・キミ・アントネッリが6番手に入り、メルセデスが確実に進歩を見せた。特にラッセルはピアストリに0.286秒差まで迫っており、予選や決勝に向けての手応えを掴んだ形だ。

    レッドブルは一長一短 角田裕毅は13番手
    マックス・フェルスタッペンは3番手につけたが、角田裕毅は13番手と中団に沈んだ。セッション中盤まではまずまずのパフォーマンスを見せていたが、ソフトタイヤでの一発の速さでは上位勢に一歩及ばなかった。レースペースや予選に向けた改善が求められる。

    フェラーリとアストンマーティンには不安要素
    シャルル・ルクレールは5番手を確保したものの、ルイス・ハミルトンは11番手にとどまり、フェラーリは不安定なパフォーマンスを露呈。アストンマーティンではフェルナンド・アロンソが7番手と健闘したが、無線ではパワーユニットに関する問題を訴える場面もあり、信頼性面での懸念が残る。

    新技術指令が影響か 各チームの空力調整が鍵
    今週末から導入されたフロントウイングの柔軟性に関する新たな技術指令により、各チームの空力バランスに変化が見られている。とくにマクラーレンとメルセデスは、厳格化されたテスト環境下でも高い競争力を維持しており、今後の戦局に大きな影響を与える可能性がある。

    2025年F1 スペインGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分12秒760   28
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分13秒046 0.286 32
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分13秒070 0.310 30
    4 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分13秒070 0.310 31
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒260 0.500 32
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分13秒298 0.538 31
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分13秒301 0.541 28
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒385 0.625 30
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分13秒400 0.640 29
    10 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分13秒494 0.734 29
    11 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒533 0.773 29
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分13秒592 0.832 29
    13 22 角田裕毅 レッドブル 1分13秒683 0.923 30
    14 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分13秒721 0.961 34
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分13秒839 1.079 32
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分13秒839 1.079 17
    17 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分13秒959 1.199 26
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分14秒005 1.245 29
    19 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒126 1.366 20
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分14秒303 1.543 31
  • F1スペインGP FP1:ノリス首位 角田裕毅はフェルスタッペンから0.558秒差

    F1スペインGP FP1:ノリス首位 角田裕毅はフェルスタッペンから0.558秒差

    2025年のF1世界選手権 第9戦 スペインGPのフリー走行1回目(FP1)が5月30日(土)にバルセロナ=カタルーニャ・サーキットで行われ、。前戦モナコGP優勝に続き、好調を維持したマクラーレンのドライバーが、マックス・フェルスタッペン(レッドブルF1)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)を抑えてトップに立った。角田裕毅(レッドブル)は1分14秒643をマークし、マックス・フェルスタッペンから0.558秒差の9番手につけた。

    午後1時30分、気温・路面温度ともに高い晴天のバルセロナでFP1が開始されると、最初にコースインしたのはF2ドライバーのビクター・マルタンスだった。彼はアレックス・アルボンに代わってウィリアムズからF1週末初出走を果たした。

    今週末からはフロントウイングの荷重試験に関する新たな技術指令(TD)が導入され、各チームは序盤から精力的に走行。ピレリが持ち込んだC1~C3という最も硬いコンパウンドのうち、ほとんどのマシンがC1タイヤでコースに出た。

    そんな中、ハースのリザーブドライバーである平川亮は、今季2回目のFP1出走中にグラベルに飛び出す場面があった。レーシングブルズのリアム・ローソンは、低速走行していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に苛立ちを見せ、「何だったんだ?」と無線で不満を口にした。

    セッション最初の15分でノリスが1分15秒259をマークし、地元スペインのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に0.221秒差をつけてトップに立つ。

    走行が進むにつれて各車のロングランも増え、メルセデスのジョージ・ラッセルは最初にミディアム(C2)タイヤに交換し、セッション中盤には1分14秒751で一時トップに浮上した。

    キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが最初にソフトタイヤ(C3)を投入し、他チームもこれに追随。フェルスタッペンはこのC3でトップタイムを更新するも、すぐにノリスがそれを上回り、1分13秒718で再び首位に返り咲いた。

    セッション終盤には、前戦モナコでポイントを獲得したローソンとアイザック・ハジャーのレーシングブルズ勢、そして開幕戦バーレーン以来のポイントを狙うハースの新人オリー・ベアマンがトップ10入りするなど、注目の顔ぶれが並んだ。

    2025年のF1世界選手権 スペイングランプリマルタンスはバルセロナでアルボンのマシンを駆りFP1デビューを果たした

    アロンソは「マシンに何かおかしなところがある」と無線で訴えるなど、AMR25に不安をのぞかせる場面もあったが、最終的にはノリスが最速タイムでセッションを締めくくった。2番手はフェルスタッペン(+0.367秒)、3番手にはフェラーリのハミルトン(+0.378秒)が続いた。

    4番手にはルクレール、5番手はドライバーズランキング首位の座を守るべく臨むマクラーレンのオスカー・ピアストリ。6番手にローソン、7番手にベアマン、8番手にハジャー、9番手に角田裕毅(+0.925秒)、10番手にアルピーヌのピエール・ガスリーが入った。

    ラッセルは11番手、以下ストロール(12番手)、アロンソ(13番手)、ヒュルケンベルグ(14番手)、カルロス・サインツJr.(15番手)が続いた。

    16番手はガブリエル・ボルトレト、17番手に平川亮、18番手にキミ・アントネッリ、19番手にマルタンス、20番手にフランコ・コラピントという順位となった。

    各チームとドライバーはこの後、パドックでデータ分析を行い、日本時間24時(現地時間17時)開始のFP2に向けた準備を進める。

    2025年F1 スペインGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分13秒718
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分14秒085
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分14秒096
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分14秒238
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分14秒294
    6.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分14秒339
    7.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分14秒597
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分14秒605
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分14秒643
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分14秒746
    11.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分14秒751
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分14秒786
    13.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分14秒798
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分14秒865
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分14秒935
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分15秒155
    17.平川亮(ハース) – 1分15秒298
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分15秒369
    19.ビクター・マルタンス(ウィリアムズ) – 1分15秒522
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分15秒530

  • 角田裕毅は9番手 … F1スペインGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は9番手 … F1スペインGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    2025年F1 スペインGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。5月30日(金)にバルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は9番手だった。

    ■ トップはランド・ノリス(マクラーレン)で1分13秒718
    ■ マックス・フェルスタッペン(レッドブルF1)が2番手、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が3番手
    ■ 角田裕毅(レッドブルF1)は9番手で安定した滑り出し
    ■ レーシングブルズ勢が好調、ローソン6番手・ハジャー8番手
    ■ メルセデスやアストンマーティンは中団、ウィリアムズとアルピーヌは後方に沈む

    2025年F1 スペインGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分13秒718   28
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分14秒085 0.367 17
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分14秒096 0.378 28
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分14秒238 0.520 30
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分14秒294 0.576 27
    6 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分14秒339 0.621 27
    7 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒597 0.879 25
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分14秒605 0.887 25
    9 22 角田裕毅 レッドブル 1分14秒643 0.925 26
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分14秒746 1.028 27
    11 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分14秒751 1.033 31
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分14秒786 1.068 23
    13 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分14秒798 1.080 20
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分14秒865 1.147 21
    15 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分14秒935 1.217 26
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分15秒155 1.437 22
    17 50 平川亮 ハース 1分15秒298 1.580 22
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分15秒369 1.651 30
    19 45 ビクター・マルタンス ウィリアムズ 1分15秒522 1.804 26
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分15秒530 1.812 19
  • 2025年F1 モナコGPパワーランキング:角田裕毅はランク外

    2025年F1 モナコGPパワーランキング:角田裕毅はランク外

    2025年F1 モナコGPでは、ランド・ノリスがポール・トゥ・ウィンを達成する完璧なパフォーマンスを披露した。だが、狭く曲がりくねったモナコ市街地で印象的だったのは彼だけではない。最新のパワーランキングと年間総合スコアをチェックしてみよう。

    レース展開が限られるモナコでは、予選順位が決定的となる中、抜け目のない戦略と冷静な判断が光ったドライバーたちが評価を高めた一方で、静かな週末に終わった選手たちはランク入りを逃すことに。

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、17位フィニッシュに終わり、ポイント獲得もならず。レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンがダブル入賞を果たした中、週末を通して流れを掴めず、パワーランキング入りも見送られた。

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    モナコGP特有の性質として、スタート時点のポジションがそのままゴール位置を決定づけることが多い。ランド・ノリスはこの事実を理解し、予選ではトラックレコードを更新する走りで見事ポールポジションを獲得。スタート直後の第1コーナーでの軽いロックアップにも動じず、地元の英雄シャルル・ルクレールからの激しいプレッシャーを受けながらも冷静にレースを展開。終盤にはさらにファステストラップを連発し、勝利に花を添えた。

    2.アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1マシンでのモナコ市街地走行という難題にもひるまず、今季自己最高の6位入賞を果たした。予選では5番手に食い込み、レースではチームメイトのリアム・ローソンと共にトップ10を維持するチームプレイを披露。「完璧な週末だった」と自身も振り返る。

    3.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    母国GPでの2連勝を逃したシャルル・ルクレールにとっては悔しさが残る結果だったが、週末を通してフェラーリを限界までプッシュし、その差は想定よりも小さいことを証明した。全てのプラクティスをトップで終え、予選ではノリスにわずか0.1秒差まで迫った。決勝でも勝利への可能性を最後まで追い続け、観衆を魅了した。

    4.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    ハースにとって今季はサーキットごとのパフォーマンス差に悩まされてきたが、モナコではついにすべてが噛み合った。エステバン・オコンはQ3に進出し、決勝では1つ順位を上げて7位フィニッシュ。チームにとって貴重な6ポイントをもたらし、改めて“リードドライバー”としての存在感を示した。

    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    低速コーナーに弱さを抱えるレッドブルにとってモナコは苦戦が予想されたが、マックス・フェルスタッペンはそれでも予選でトップ5に入り、ルイス・ハミルトンのペナルティにより決勝では4番手からスタート。オスカー・ピアストリへのリスクあるオーバーテイクを回避しつつ堅実な走りで12ポイントを獲得し、タイトル争いで踏みとどまった。

    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    そのピアストリは、週末を通してモナコの狭さに苦しめられ、バリアに接触し、サン・デボーテでタイヤバリアに突っ込む場面も。だが、ノリスとほぼ同等のペースを保ち、ルクレールを最終盤に追い詰める走りでマクラーレンに再び大量得点をもたらした。ランキング首位もキープしている。

    7.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    話題をさらったのはリアム・ローソンの戦略だ。シーズン初ポイントとなる8位フィニッシュを果たしただけでなく、後続を抑え込むことでハジャーのピットストップをサポート。ドライバー仲間からは好意的に見られなかったが、レーシングブルズにとっては両者揃ってのトップ10入りという成果につながった。

    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    フェルナンド・アロンソにとってモナコは“あと一歩”のレースだった。今季まだノーポイントの中、予選では素晴らしい走りで6番手グリッドを獲得。だが、ポイント目前のレース中盤、エンジンから煙が立ちのぼり、無念のリタイア。チームのパフォーマンスと運に見放される形となった。

    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    ウィリアムズにとっては、9位と10位という結果に対し「物足りなさ」を感じられるほどに進歩が見られた。アレックス・アルボンは好調を維持し、Q3進出を果たすと、チームメイトとのダブル入賞を演出。これで今季5度目のダブルポイントとなり、中団グループでの存在感をさらに強めた。

    10.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    予選でフェルスタッペンの進路を妨害したとして3グリッド降格となったルイス・ハミルトンだが、モナコについては「ここ最近で最高のマシン」と高評価。FP3ではクラッシュもあったが、決勝では2つポジションを上げて5位でフィニッシュ。前方集団には届かなかったものの、堅実なレースで意地を見せた。

    11.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)
    カルロス・サインツは、ウィリアムズがレーシングブルズ同様の戦略を採用する中、ペースをコントロールして後方とのギャップを調整。本人は「やりたい役割ではなかった」と語ったが、4戦連続のポイント獲得を果たし、チームをランキング5位に導いている。

    惜しくもランク外
    ニコ・ヒュルケンベルグはQ2進出を果たし、キック・ザウバーにポイント獲得の希望をもたらしたが、あと一歩でランク外。ジョージ・ラッセルやハースの新人オリー・ベアマンも、健闘及ばずトップ10入りは逃した。

    2025年のF1世界選手権 モナコグランプリ

  • F1モナコGP決勝レポ:ノリスが新戦略ルール制す 角田裕毅は不運の接触

    F1モナコGP決勝レポ:ノリスが新戦略ルール制す 角田裕毅は不運の接触

    2025年F1モナコGP決勝は、ランド・ノリスがキャリア初となるモナコ制覇を果たし、今季2勝目を挙げる劇的な展開となった。新たに導入された義務的2ストップ制が戦略を複雑化させる中、ノリスは激しいプレッシャーを受けながらも冷静にレースを掌握し、ポール・トゥ・ウィンを決めた。

    予選での接触によるグリッド降格や序盤の接触事故、波乱のピット戦略など、モナコらしい混乱も多く見られた今回のレース。

    フェルスタッペンはオフセット戦略を採用して一時はトップを走ったが、終盤に2回目のピットを余儀なくされ、勝負権を失った。ルクレールとピアストリが2位・3位に入り、マクラーレンはモナコでの17年ぶりの勝利をダブル表彰台で彩った。

    角田裕毅はソフトスタートの果敢な戦略に出たものの、序盤でガスリーに追突される不運によりレースが崩れ、18位完走にとどまった。アロンソとガスリーは途中リタイア、終盤にはラッセルがペナルティを受けるなど、見どころ満載の78周となった。

    レース展開
    予選でランド・ノリスがトップタイムを記録した直後から、注目はモナコ市街地での78周の決勝と、新たに導入された義務的な2回のピットストップルールによって午後のレースがどのように展開するかに移った。

    簡単に言えば、すべてのドライバーが3種類のタイヤセットを使用する必要があり、そのうち2種類は異なるスリックタイヤでなければならない。タイヤサプライヤーのピレリは、いつものように「何が起きても不思議ではない」として戦略ガイドを示した。

    この新ルールを最大限に活かそうとしていたのが、10グリッド降格のオリバー・ベアマンと4グリッド降格のランス・ストロールだった。両者ともプラクティス中の赤旗や進路妨害、接触などでペナルティを受け、最後方からのスタートとなった。

    また、ルイス・ハミルトンもグリッド降格を受けたひとりだ。最終プラクティス終盤のクラッシュから復帰し予選では4番手につけたが、Q1でマックス・フェルスタッペンの走行を妨害したとして3グリッド降格となった。

    スタート時、ベアマンのマシンには「安全ではない状態」の注意が入っていた中、グリッド上の大半のドライバーがミディアムタイヤを選択。一方、フェルスタッペン、フェルナンド・アロンソ、ハミルトン、カルロス・サインツ、ジョージ・ラッセル、キミ・アントネッリ、フランコ・コラピント、ストロールはハードを選び、角田裕毅は唯一ソフトタイヤでスタートした。

    モナコGP F1 ランド・ノリスは、予選で見事な走りを披露しポールポジションからスタート

    スタート直後、ノリスはターン1のサン・デボーテで大きな2輪ロックアップを喫しながらもポジションを守り、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリ、フェルスタッペンがそれに続いた。トップ10の順位に変動はなかった。

    だがまもなくVSC(バーチャル・セーフティカー)が導入される。ガブリエル・ボルトレトがアントネッリとヘアピンで接触しながら並走した末、ポルティエで壁にクラッシュ。ピットに戻り修復を試みた。また角田裕毅、ピエール・ガスリー、ベアマンもこのタイミングでタイヤ交換を行った。

    4周目にVSCが終了し、レースが再開。ノリスはペースをコントロールしながらルクレールとの差を広げた。ボルトレトとアントネッリの一件は審議されたが、裁定は「おとがめなし」となった。

    9周目、事件はさらに激化する。ガスリーがヌーベルシケイン手前のブレーキングで角田裕毅のマシンに追突、ピットに戻ったもののそのままリタイアとなった。「あいつ何やってんだ?バカか?」と角田裕毅は無線で憤った。

    この接触によるデブリ処理中、フェルスタッペンはピアストリに対してシケインからタバクへの区間で仕掛けるが、マクラーレンの堅い防御に阻まれ、無線では苛立ちをあらわにした。だがこちらも審議の結果は不問。

    モナコGP F12025年F1モナコGP:ノリスがターン1でロックアップするもトップをキープ

    その後、ニコ・ヒュルケンベルグとコラピントがグリーンフラッグ下でピットイン。ガスリーがウィリアムズのガレージにマシンを停めた影響で一時ピットレーンが閉鎖された直後の出来事だった。

    アイザック・ハジャーは5位走行中にソフトへ交換し、チームメイトのリアム・ローソンの直前、8位で復帰。戦略がはっきりと見えたのは20周目、再びハジャーがピットインしハードに履き替え、再びローソンの前に出る動きを見せた。

    アロンソとエステバン・オコンも次周に反応してピットイン。アロンソは無線で「このタイヤじゃプッシュできない」と苦言。ストロールとベアマンもタイヤを交換し、ベアマンはすでに2ストップ義務をクリア。

    ハミルトンはエンジニアの指示で19周目にハードへ交換。ハジャーの前でコース復帰。ノリスもすぐにピットインし4番手で復帰、大きなクリアエアを得てアタックを開始。

    ピアストリもリーダーのルクレールをアンダーカットすべくピットインしたが、やや遅れ気味のストップにより作戦は不発に。ルクレールは22周目にタイヤ交換し、ピアストリとノリスの間に戻った。

    モナコグランプリ異なる戦略で先頭に立つフェルスタッペン

    「じゃあ次は何をすべきなんだ?うまくいかなかったよね」とピアストリが無線で嘆く。マクラーレンが戦略を練る中、まだピットに入っていなかったのはフェルスタッペン、ローソン、アレクサンダー・アルボン、サインツ、ラッセル、アントネッリだった。

    中盤には、ラッセルがサインツに迫り、アルボンの前にスペースを作ろうとしていた。これはウィリアムズのチームプレイの一環と見られた。メルセデス代表トト・ヴォルフもラジオでラッセルを鼓舞。

    28周目、フェルスタッペンがミディアムに交換し4番手で復帰。上位3台は再びノリス、ルクレール、ピアストリに戻った。後方ではオコン、コラピント、ボルトレトも2度目のピットインを済ませ、サウバーの新人ボルトレトはソフトに履き替える意外な選択。

    バックマーカーに不満を漏らすノリスとルクレールに対し、ベアマンはストロールとのラスカスでの激しい攻防や、スイミングプール出口での縁石越えと、波乱のレースを続けたが大事には至らなかった。

    レース中盤、ノリスがルクレールに約6秒、ピアストリにさらに5秒差を築き、フェルスタッペンはその後方2秒で追走。無線で「ギアシフトがまるでモナコ1972年みたいだ」とジョークを飛ばす。

    モナコGP F1 2025年のF1世界選手権レース中盤も先頭を走るノリス、背後に迫るのは母国レースのルクレール

    ローソンとアルボンが再度ピットインしてそれぞれソフトとミディアムに履き替え。これで未交換はサインツ、ラッセル、アントネッリの3人のみ。ボルトレトはこの時点で3回目のピットインを行いミディアムにチェンジ。

    38周目にはアロンソがラスカス出口でスモークを上げてリタイア。ピットで順位を落とし、最終的にはパワーユニットのトラブルを抱えていた模様。

    41周目、ローソンとアルボンが再び同時ピットインして義務の2ストップを完了。サインツはアロンソのリタイアにより入賞圏内に浮上。

    ウィリアムズはさらに戦略を進化させ、アルボンが後続を抑えてサインツにクリアエアを提供。ラッセルとアントネッリはこれに不満を募らせ、ラッセルは「危険なほど遅い」と無線で非難。

    49周目、ピアストリが最初に2回目のピットイン。ルクレールがそれに続き、ノリスも50周目にピットインして新タイヤに。フェルスタッペンはステイアウト。

    ヌーベルシケインでラッセルとアルボンが接触寸前。ラッセルはアドバイスを無視してポジションを返さず、「あいつが不安定すぎる。ペナルティでいいよ」と無線で語った。これによりラッセルにはドライブスルーペナルティが科された。

    サインツとラッセルは55周目に新タイヤを装着。ラッセルには「できるだけペナルティ適用を遅らせる」と指示が出され、残る未交換はアントネッリのみ。

    60周を過ぎてもフェルスタッペンは先頭。だが2回目のストップが残る中、ノリスが接近。後ろにはルクレールも迫り、ピアストリの助けを求めるノリス。「オスカーはどこ?シャルルを抑えてくれ」と無線で訴えた。

    モナコGP F1 マックス・フェルスタッペンフェルスタッペンは終盤まで先頭を維持、だが2回目のピットを残した

    緊張の数周をノリスは耐え、フェルスタッペンがついにラスト2周でピットイン。これでノリス、ルクレール、ピアストリが再びトップ3に復帰。

    ノリスはその後ファステストラップを記録し、オーストラリア以来となる今季2勝目を挙げた。観客の声援を受けながら「モナコ、最高だ」と無線で叫んだ。

    フェルスタッペンは4位、ハミルトンは5位でフィニッシュ。アイザック・ハジャー、オコン、ローソン、アルボン、サインツが入賞。ラッセルはそれに続き、ベアマンは20番手スタートから12位まで浮上。

    以下、コラピント、ボルトレト、ストロール、ヒュルケンベルグ、角田裕毅、アントネッリと続き、後者は終盤に義務ストップを完了。アロンソとガスリーはリタイアとなった。

    モナコGP F1 ランド・ノリス誰にも止められなかったノリス、モナコで歓喜の勝利

    ランド・ノリス
    「最高の気分だ」とノリス。「長くて厳しいレースだけど、楽しかった。かなりの時間プッシュできたし、最後のコーナーはちょっと緊張したけど勝てた。モナコで勝つのが夢だった。夢が叶った」

  • 2025年F1 ポイントランキング (第8戦 モナコGP終了時点)

    2025年F1 ポイントランキング (第8戦 モナコGP終了時点)

    2025年のF1世界選手権 第8戦モナコGPの決勝を終えて、選手権争いはさらに激化し、ランキングにも複数の重要な変動が見られた。

    モナコでポール・トゥ・ウィンを果たしたランド・ノリスは、ドライバーズランキングで首位オスカー・ピアストリに3ポイント差まで肉薄。ノリスが158ポイント、ピアストリが161ポイントで続き、タイトル争いは事実上の一騎打ちの様相を呈している。

    4位に終わったマックス・フェルスタッペンは136ポイントで3位をキープし、依然として上位圏に踏みとどまっている。上位勢ではジョージ・ラッセル(99ポイント)、シャルル・ルクレール(79ポイント)、ルイス・ハミルトン(63ポイント)が4位から6位を占める状況に変化はない。

    注目は、モナコで自己最高位タイとなる6位入賞を果たしたルーキー、アイザック・ハジャーの活躍だ。この結果、ハジャーはドライバーズランキング10位に浮上し、デビューシーズンながら中団グループでの地位を確立しつつある。

    一方、コンストラクターズランキングでも変動が生じた。マクラーレンはノリスとピアストリのダブル表彰台により319ポイントへ到達し、選手権首位を固めた。フェラーリとレッドブルがそれを追う展開となっているが、注目は中団勢の争いだ。レーシングブルズがモナコでのハジャーのポイントによりアストンマーティンを逆転し、ランキング7位へ浮上。着実な成長を見せている。

    次戦スペインGPでは、両ランキングでさらなる変動が予想される。首位をうかがうノリスとピアストリの激突、そしてハジャーを中心とした中団勢の攻防が見どころとなるだろう。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (161)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (158)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (136)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (99)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (79)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (63)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (48)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (42)
    9.エステバン・オコン (ハース) – (20)
    10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (15)
    11.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (14)
    12.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (12)
    13.角田裕毅 (レッドブル) – (10)
    14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (7)
    15.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (6)
    16.オリバー・ベアマン (ハース) – (6)
    17.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (-)
    18.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (-)
    19.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (319)
    2.メルセデス – (147)
    3.レッドブル – (143)
    4.フェラーリ – (142)
    5.ウィリアムズ – (54)
    6.ハース – (26)
    7.レーシングブルズ – (22)
    8.アストンマーティン – (14)
    9.アルピーヌ – (7)
    10.ザウバー – (6)

  • F1 モナコGP 決勝:ランド・ノリスが今季2勝目 角田裕毅は17位

    F1 モナコGP 決勝:ランド・ノリスが今季2勝目 角田裕毅は17位

    2025年F1 モナコGP 決勝の結果。5月25日(日)にモンテカルロ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第8戦 モナコグランプリの決勝レースが行われ、ランド・ノリスが優勝、角田裕毅は17位でレースを終えた。

    ランド・ノリスが日曜のF1モナコGP決勝でポールポジションから完璧な走りを見せ、フェラーリのシャルル・ルクレールとマクラーレンのチームメイト、オスカー・ピアストリを抑えて優勝を飾った。

    戦略が鍵を握る展開の中、レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンが異なるタイヤ戦略を用いてレース終盤まで首位を維持したものの、最終盤にポジションを落とす波乱もあった。

    ノリスはオープニングラップの1コーナーで大きなロックアップを喫しながらも、バーチャル・セーフティカー(VSC)やトラフィック、そして義務付けられた2回のピットストップを巧みに乗り越え、今季2勝目を挙げた。これにより、ドライバーズ選手権でのピアストリとの差はわずか3ポイントに縮まった。

    レース中、ルクレールはサント・デボーテへの立ち上がりや終盤にフェルスタッペンが後続を抑えた局面など、幾度となくノリスにプレッシャーをかけたが、最終的には2位でフィニッシュ。ピアストリが3位表彰台に上がった。

    フェルスタッペンはスティントを長く取るオフセット戦略を採用しており、それによって終盤に一時的に首位に立ったが、レース終盤の1周前に2度目の義務ピットを済ませ、4位に終わった。

    ルイス・ハミルトンは単独走行の末に5位でフィニッシュ。予選でフェルスタッペンの走行を妨害したことで科されたグリッド降格にもかかわらず、いくつかポジションを挽回した。ルーキーのアイザック・ハジャーが見事な走りを見せ6位でチェッカーを受け、7位にはハースのエステバン・オコン、8位にチームメイトのリアム・ローソンが続いた。

    ウィリアムズはアレックス・アルボンとカルロス・サインツJr.がそれぞれ9位と10位に入り、ダブルポイントを獲得。これにより、序盤にアルボンの守備的な走りに苛立ち、違反オーバーテイクでドライブスルーペナルティを受けたメルセデスのジョージ・ラッセルはポイント圏外の11位に沈んだ。

    ハースのオリバー・ベアマンは10グリッド降格ペナルティを受けた上で、序盤の荒れた展開を乗り越え12位でフィニッシュ。アルピーヌのフランコ・コラピントとキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトという他のルーキーたちもそれぞれ13位、14位で完走した。

    ボルトレトはオープニングラップのポルティエでキミ・アントネッリとの接触の末にバリアに当たったが、その後立て直し、アストンマーティンのランス・ストロール、ベテランのニコ・ヒュルケンベルグ、レッドブルF1の角田裕毅を上回る15位でフィニッシュした。

    アントネッリはピットストップを非常に遅らせたため18位の最終完走者に。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはエンジントラブルでリタイアし、ピエール・ガスリーはトンネル出口で角田裕毅との接触によりレースを終える結果となった。

    2025年F1 モナコGP 決勝 順位・結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    7.エステバン・オコン(ハース)
    8.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    11.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    12.オリバー・ベアマン(ハース)
    13.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    15.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.角田裕毅(レッドブル)
    18.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は17位 … 2025年F1 モナコGP 決勝:結果・タイムシート

    角田裕毅は17位 … 2025年F1 モナコGP 決勝:結果・タイムシート

    2025年F1 モナコGP 決勝の結果・タイムシート。5月25日(日)にモンテカルロ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第8戦 モナコグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)、2位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17位だった。

    2025年F1モナコGP 決勝ハイライト要約
    ■ ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウィンでモナコ初優勝、今季2勝目を挙げた。
    ■ 2回の義務ピットストップが導入されたことで戦略が混乱。フェルスタッペン(レッドブルF1)は最終ラップまで1ストップを試みるも4位に後退。
    ■ シャルル・ルクレール(フェラーリ)は地元勝利に届かず2位、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が3位で続いた。
    ■ レース中にはガスリーと角田裕毅の接触、アロンソのエンジントラブル、ボルトレトのクラッシュなどが発生。
    ■ 角田裕毅(レッドブル)は序盤にガスリーと接触した影響もあり、17位でフィニッシュ。ポイント圏には届かなかった。
    ■ マクラーレンはドライバー・コンストラクターズ両選手権で優位を拡大。

    2025年F1 モナコGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     - 0 2
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 3.131 3.131 - 0 2
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 3.658 0.527 - 0 2
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 20.572 16.914 - 0 1
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 51.387 30.815 ↓ 2 2
    6 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1L 1L ↓ 1 2
    7 31 エステバン・オコン ハース 1L 0.947 ↑ 1 2
    8 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L 0.717 ↑ 1 2
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2L2L 21.753 ↑ 1 2
    10 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 2L 3.363 ↑ 1 2
    11 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 2L 18.612 ↑ 3 3
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 2L 20.849 ↑ 8 2
    13 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 2L 2.421 ↑ 5 2
    14 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 2L 11.310 ↑ 2 3
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 2L 1.971 ↓ 4 2
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 2L 1.149 ↑ 2 2
    17 22 角田裕毅 レッドブル 2L 0.305 ↓ 5 1
    18 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 3L 12.446 ↓ 3 2
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 42L 39L ↓ 13 1
    DNF 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 71L 29L ↓ 3 2
  • F1モナコGP 予選レポ:ランド・ノリスが歴史的ラップ 角田裕毅はQ2で失速

    F1モナコGP 予選レポ:ランド・ノリスが歴史的ラップ 角田裕毅はQ2で失速

    2025年F1モナコGP予選は、歴史的瞬間と波乱の連続が入り混じる劇的な展開となった。マクラーレンのランド・ノリスが最終アタックでコースレコードを更新し、モンテカルロ初ポールを獲得。母国優勝を狙っていたシャルル・ルクレールの前に立ちはだかった。

    予選では、各チームがソフトとミディアムタイヤを使い分けながらアタックを展開。路面コンディションとトラフィックの影響を受けながらも、ドライバーたちは極限の攻防を繰り広げた。

    中盤にはメルセデスのキミ・アントネッリとジョージ・ラッセルが相次いで赤旗の原因となり、Q2以降の流れにも影響を及ぼした。

    角田裕毅はQ1で好調な走りを見せながらも、Q2では僅差で敗退。トップ15が0.6秒以内にひしめく混戦の中、速さを発揮しながらも最終アタックでの一発を決めきれなかった。一方、アイザック・ハジャーがキャリア最高位となる6番手タイムをマークし、レーシングブルズにとっても明るい結果となった。

    Q1:ルクレールが最速 アントネッリはクラッシュで敗退
    3回のプラクティスを経て、いよいよ年間で最も重要とも言われる予選の時間がやってきた。モナコ市街地の狭く曲がりくねったコースでは、グリッドポジションとトラックポジションが決定的な意味を持つ。新たに導入された2ストップ義務ルールがレースに“スパイス”を加えると期待される中、注目は以下の3点だった。

    ルクレールはプラクティス全セッション最速の勢いを維持できるか。FP3でクラッシュしたハミルトンは、ギアボックスを含むフェラーリのリアセクションをすべて交換して臨む予選でどうなるか。そして、C6のソフトタイヤはC5のミディアムより優位なのか。

    快晴のコンディションで始まったQ1では、ストロールとベアマンにグリッド降格のペナルティが科される中、モナコ名物の“トラフィック”がすぐに表面化。20人のドライバーが序盤からクリアラップを求めて争う展開となった。

    全員がタイムを記録した時点で、フェルスタッペンが1分11秒920で暫定トップに立ち、プラクティスで速さを見せたルクレールがこれに続いた。しかし、その後もアタックとクーリングを繰り返す中で順位はめまぐるしく入れ替わっていった。

    ピアストリは軽く壁に接触したと報告しながらも、1分11秒385のタイムで順位を上げ、さらにルクレールが1分11秒229を記録してホームポール通算4回目を狙う強い意志を示した。

    モナコGP F1 シャルル・ルクレールルクレールはホームストリートでの予選序盤から速さを見せた

    当然ながら、いくつかの妨害行為もスチュワードにより調査対象となった。ガスリーはヌーベル・シケインでのストロールの遅さを「衝撃的」と非難し、フェルスタッペンもマセネでハミルトンと接触しそうになった際に無線で怒りを露わにした。

    ガスリーとアルピーヌは、唯一ミディアムタイヤでQ1をスタートしたこともあり、序盤は最下位に沈み、チェッカーフラッグに向けた決定的なアタックが求められる展開となった。

    しかしその終盤、ルーキーのアントネッリがヌーベル・シケインでクラッシュ。イエローフラッグが出され、一部のアタックが妨げられたのち、赤旗に切り替えられてQ1は予定より早く終了となった。

    この結果、ルクレールがトップ、マクラーレン勢、フェルスタッペン、ラッセル、ハミルトンがこれに続き、アルボン、アロンソ、サインツJr.、角田裕毅もトップ10に滑り込んだ。P1からP15までがわずか0.6秒強の接戦だった。

    ハジャー、ローソン、オコン、ヒュルケンベルグ、アントネッリがQ2進出を果たした一方、メルセデスのアントネッリはこの後の出走は叶わず。ボルトレト、ベアマン、ガスリー、ストロール、コラピントがQ1敗退となった。

    Q1敗退: ガブリエル・ボルトレト、オリバー・ベアマン、ピエール・ガスリー、ランス・ストロール、フランコ・コラピント

    モナコGP F1 アンドレア・キミ・アントネッリアントネッリは予選Q1終盤にクラッシュを喫し、悔しさをにじませた

    Q2:ノリスが動く 各車がタイヤ戦略を分ける
    短いインターバルの後、ドライバーたちは再びピットレーンに整列し、Q2が開始。ここでは、ルクレール、アルボン、ハミルトン、サインツJr.、ラッセルらがミディアムタイヤを選択し、Q1でそれを試したアルピーヌの方針を追従する形となった。

    一方、ソフトを履いたノリスが1分10秒959をマークして早々にトップに立ち、フェルスタッペン、ルクレール、アルボンが続いた。しかし、ラッセルはトンネル内で電力を失いストップ。これが再び赤旗を招いた。

    ラッセルのマシンが撤去され、セッション再開時には残り約8分。アルボン、アロンソ、サインツJr.はミディアムを継続した一方、フェラーリ勢はソフトに変更しトップに浮上した。

    再び最後は混沌としたアタック合戦に。ノリスが1分10秒570で最速を記録し、ルクレール、アルボン(終盤にソフトへ)、ピアストリ、フェルスタッペン、ハミルトンがそれに続いた。レーシングブルズの2台とアロンソ(ミディアムのまま)、そして歓喜のオコンもQ3へ。

    一方で、サインツJr.は終盤にソフトに切り替えたが改善できず「まったくグリップがなかった」と無線で不満を漏らしP11に。角田裕毅、ヒュルケンベルグ、そして走行できなかったメルセデス勢がQ2敗退となった。

    Q2敗退: カルロス・サインツJr.、角田裕毅、ニコ・ヒュルケンベルグ、ジョージ・ラッセル、キミ・アントネッリ

    モナコGP F1 マクラーレンノリスとマクラーレンはQ2終盤で本領を発揮し始めた

    Q3:ノリス、息を呑む最終局面で頂点へ
    20台から10台に絞られた最終セッション、ポールポジションを懸けたQ3が始まった。大半のドライバーがソフトタイヤで出走する中、オコンとアルボンはミディアムを選択した。

    ノリスはQ2の勢いそのままに1分10秒464を記録し、ピアストリに約0.05秒差でリード。ルクレールは3番手でファンの期待を集め、フェルスタッペンとハミルトンがその後に続いた。

    そして迎えた最終アタックでは、再びモナコ予選らしい白熱の展開に。まずピアストリが1分10秒140でトップに立つと、ノリスが1分10秒125で上回り、ルクレールは1分10秒063で観客を沸かせた。

    これで決まるかと思われたが、マクラーレン勢は再度アタックへ。全観客がスクリーンを見守る中、ノリスが1分09秒954というモナコ史上最速のラップを叩き出し、ルクレールからポールを奪った。

    ピアストリもわずかにタイムを更新したが、マクラーレンのフロントロー独占には届かず3番手。ハミルトンとフェルスタッペンがそれに続いた。残りのQ3進出者はハジャー、アロンソ、オコン、ローソン、アルボンだった。

    Q3進出者(10位まで): ランド・ノリス、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリ、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、アイザック・ハジャー、フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン、リアム・ローソン、アレクサンダー・アルボン

    モナコGP F1 ランド・ノリス予選最終盤の驚異的アタックでノリスがモナコを制した

    注目コメント

    「この瞬間をずっと待っていたから、本当に気分がいい」と語るノリス。「ここ数カ月は苦しい時期が続いていたから、どれほどの意味を持つかは説明できない。特にモナコという美しい場所で、しかも地元ヒーローを抑えてのポールだからね。チームのみんなを誇りに思う。今週、そしてここ数カ月で本当に努力してきた結果だ」