カテゴリー: F1レース結果

  • F1カナダGP 予選:ラッセルが今季初ポール 角田裕毅は最後尾スタート降格

    F1カナダGP 予選:ラッセルが今季初ポール 角田裕毅は最後尾スタート降格

    2025年F1カナダGP予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルが劇的なポールポジションを獲得した。

    C5タイヤ(ミディアム)を履いた最終アタックで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を上回るタイムを記録。ラッセルにとって今季初のポールであり、モントリオールでは2年連続のポールポジションとなった。

    フェルスタッペンはQ1序盤から速さを見せていたが、最終局面でラッセルが1分10秒899を叩き出し、0.160秒差でトップを奪取。ピアストリはソフトタイヤでアタックを行ったものの、0.221秒届かず3番手に終わった。

    メルセデスのルーキー、キミ・アントネッリも好調を維持し、4番手に食い込んだ。

    ルイス・ハミルトンはフェラーリ勢最上位となる5番手。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが6番手に続いた。

    マクラーレンのランド・ノリスはQ3でやや粗さが目立ち7番手、フェラーリのシャルル・ルクレールは8番手に終わった。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは9番手につけたが、Q1でカルロス・サインツ(ウィリアムズ)の走行を妨害した疑いで、セッション後にスチュワードの調査を受けることになっている。

    トップ10最後の枠には、予選序盤にエンジンカバーが走行中に外れるというトラブルに見舞われながらも立て直したアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が滑り込んだ。

    Q2では、角田裕毅(レッドブル)が11番手で敗退。さらにFP3での赤旗無視により10グリッド降格ペナルティが確定しており、決勝は最後尾スタートとなる。

    フランコ・コラピントは復帰後最高の予選パフォーマンスを見せ、アルピーヌで12番手に。以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)が13番手、オリバー・ベアマンとエステバン・オコン(ともにハース)が14・15番手となった。

    Q1では、ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)が16番手でQ2進出を逃し、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)はハジャーの妨害によってタイムを伸ばせず17番手に沈んだ。

    地元の声援を受けるランス・ストロール(アストンマーティン)は厳しい予選となり18番手。レーシングブルズのリアム・ローソンとアルピーヌのピエール・ガスリーはそれぞれ19・20番手と、後方に沈んだ。

    角田裕毅 カナダGP F1 2025年のF1世界選手権角田裕毅は11番手で予選を終えたが、10グリッド降格ペナルティにより、決勝は最後尾からスタートする。

    2025年F1 カナダGP 予選 順位・ラップタイム

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分10秒899
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分11秒059
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分11秒120
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分11秒391
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分11秒526
    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分11秒586
    7.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分11秒625
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分11秒682
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分11秒867
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分11秒907
    11.角田裕毅(レッドブル)
    12.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    14.オリバー・ベアマン(ハース)
    15.エステバン・オコン(ハース)
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    19.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    20.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は最後尾スタート … F1カナダGP 予選:結果・タイムシート

    角田裕毅は最後尾スタート … F1カナダGP 予選:結果・タイムシート

    2025年F1 カナダGP 予選の結果・タイムシート。6月14日(土)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)、2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は11番手だったが、10グリッド降格ペナルティにより決勝は最後尾スタートとなる。

    ■ ラッセル、会心の一撃で今季初ポール獲得
    ジョージ・ラッセルがQ3最終盤に1分10秒899のラップを記録し、僅差の争いを制してポールポジションを獲得。昨年に続きカナダでのポールを手にした。無線では「Talk to me!」と叫び、歓喜の声を上げた。

    ■ フェルスタッペン、好タイムも2番手に甘んじる
    マックス・フェルスタッペンはQ3序盤、ミディアムタイヤで1分11秒638を記録し一時トップに立ったが、ラッセルにわずか0.15秒届かず。ステアリングの重さに関する問題も無線で報告していた。

    ■ 角田裕毅はQ2敗退 さらに10グリッド降格で最後尾へ
    角田裕毅はQ2を11番手で終え、惜しくもQ3進出を逃した。FP3での赤旗無視により10グリッド降格が科されており、決勝は20番手スタートが確定している。

    ■ サインツがQ1敗退 ハジャー妨害の疑いで調査へ
    カルロス・サインツJr.はQ1でハジャーのスロー走行に引っかかりタイムを失い、17番手で脱落。ハジャーはスチュワードにより走行妨害の調査対象となっている。

    ■ ガスリー、今季最悪のP20で予選終了
    ピエール・ガスリーはチームメイトのフランコ・コラピントに大差をつけられ、最下位に沈んだ。Q1では一時セクター1で最速を記録するも、以降のタイムが伸びず。

    ■ アロンソ、ミディアムでQ1通過もQ3で5番手健闘
    フェルナンド・アロンソはQ1をミディアムタイヤのみで突破するという珍しい戦略を採り、Q3ではソフトに履き替えて5番手に食い込んだ。

    ■ ノリス、最終アタックでタイム抹消 7番手に沈む
    ランド・ノリスはQ3終盤に最終コーナーでミスし、タイムが抹消。チームメイトのピアストリが2番手に入る中、悔しい7番手に終わった。

    2025年F1 カナダGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分12秒075 1分11秒570 1分10秒899
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分12秒054 1分11秒638 1分11秒059
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分11秒939 1分11秒715 1分11秒120
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分12秒279 1分11秒974 1分11秒391
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分11秒952 1分11秒885 1分11秒526
    6 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分12秒073 1分11秒805 1分11秒586
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分11秒829 1分11秒599 1分11秒625
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分12秒038 1分11秒626 1分11秒682
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分12秒211 1分12秒003 1分11秒867
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分12秒090 1分11秒892 1分11秒907
    11 22 角田裕毅 レッドブル 1分12秒334 1分12秒102  
    12 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分12秒234 1分12秒142  
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分12秒323 1分12秒183  
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分12秒306 1分12秒340  
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分12秒378 1分12秒634  
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分12秒385    
    17 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分12秒398    
    18 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分12秒57    
    19 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分12秒525    
    20 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分12秒667    
  • F1カナダGP FP3:ノリス最速 最下位の角田裕毅は赤旗違反の調査対象に

    F1カナダGP FP3:ノリス最速 最下位の角田裕毅は赤旗違反の調査対象に

    2025年F1カナダGPのフリー走行3回目が行われ、マクラーレンF1のランド・ノリスが最速タイムを記録。フェラーリのシャルル・ルクレールとメルセデスのジョージ・ラッセルがそれに続いた。一方、ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリはウォール・オブ・チャンピオンズに接触し、セッション終盤までの走行を断念した。

    晴天と気温の上昇に恵まれたモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは、予選に向けた最終調整の1時間が与えられた。

    ルクレールはFP1でのクラッシュにより約45分間を失い、さらにFP2もシャシー交換のために走行できなかったことから、このFP3で巻き返しを図る必要があった。また、手首の手術明けで地元レースに臨んでいるアストンマーティンのランス・ストロールも、FP2でのクラッシュによる走行不足を補おうとしていた。

    開始15分を過ぎたあたりで、ルクレールがミディアムタイヤで1分12秒843を記録してトップに立つ。アストンマーティン勢のフェルナンド・アロンソとストロールはソフトタイヤで数コンマ遅れのタイムを出していた。

    セッション中盤には、ピアストリとキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが相次いで最終シケインでトラブル。ピアストリは右リアタイヤにパンクを負い、ヒュルケンベルグはスピンしながらウォールに接触した。デブリ処理のために一時赤旗が出され、両者はその後の走行を断念せざるを得なかった。

    再開後はラッセルがソフトタイヤで1分11秒950を記録してトップに浮上。ミディアムタイヤのルイス・ハミルトンとノリスがこれに続き、ソフトを履いたマックス・フェルスタッペンはブレーキの「食いつき不足」を訴えながらも4番手につけた。

    終盤には全車がソフトタイヤでタイムアタックを行い、ノリスが1分11秒799という最速タイムをマーク。わずか0.1秒差でルクレール、さらに0.1秒差でラッセルが続き、FP2でトップだったラッセルは3番手に後退した。

    4番手にはハミルトンが入り、以下フェルスタッペン、アロンソ、キミ・アントネッリ(メルセデス)、ピアストリと続いた。ピアストリは終盤に走行を再開したが、ミスの影響で8番手にとどまった。9番手と10番手にはウィリアムズF1のカルロス・サインツとアレックス・アルボンが入った。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンは、アルピーヌのピエール・ガスリーを挟むかたちで11~13番手。ストロール、ハースのオリバー・ベアマンとエステバン・オコン、そしてクリーンなセッションを過ごしたフランコ・コラピントが続いた。

    ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが18番手と19番手で、角田裕毅はほとんどの時間をガレージで過ごしたことから20番手。なお、角田裕毅とボルトレトは赤旗中の走行に関してセッション後に審議対象となっている。

    各チームはこの後パドックでデータを分析し、予選前の最終セットアップ調整に臨む。予選セッションは現地時間16時(日本時間5時)から行われる予定だ。

    カナダGP F1 2025年のF1世界選手権モントリオールでの最終プラクティスは多くのドライバーが限界に挑んだ忙しいセッションとなった

    2025年F1 カナダGP フリー走行3回目 順位・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分11秒799
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分11秒877
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分11秒950
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分12秒050
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分12秒072
    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分12秒247
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分12秒348
    8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分12秒519
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分12秒519
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分12秒573
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分12秒651
    12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分12秒684
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分12秒791
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分12秒794
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分12秒825
    16.エステバン・オコン(ハース) – 1分12秒827
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分13秒060
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分13秒072
    19.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分13秒172
    20.角田裕毅(レッドブル) – 1分13秒573

    角田裕毅 カナダGP F1角田裕毅は赤旗違反で調査対象に

    ノリスがFP3最速でマクラーレン復調を印象付け 角田は赤旗違反で審議対象に
    F1カナダGPの土曜最終プラクティスでマクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録し、金曜の苦戦を払拭。ポールポジション争いに向けて強い手応えを得た。一方、角田裕毅はブレーキトラブルにより走行時間が限られたうえ、赤旗中の違反行為がレースコントロールにより指摘され、調査対象となっている。

    セッション終盤、ノリスはソフトタイヤで1分11秒929をマークし、2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に0.078秒差をつけた。3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、トップ3は接戦模様だ。

    マクラーレン、ノリス仕様のアップグレードが奏功
    ノリスのマシンには、今週末から導入された改良型フロントサスペンションが引き続き搭載されており、ブレーキングの安定性を高めることでパフォーマンス向上に貢献している。金曜に「今季最悪の1日」と評したノリスだが、FP3では自信を取り戻し、ポール争いの有力候補として名乗りを上げた。

    一方、チームメイトのオスカー・ピアストリは従来型のサスペンション仕様で走行しており、「ウォール・オブ・チャンピオンズ」に接触するアクシデントで走行が一時中断。8番手と振るわず、予選に向けて課題を抱えている。

    角田にトラブル続出 赤旗違反で審議対象に
    レッドブルの角田裕毅は、セッション前半にブレーキトラブルが発生し、ほとんどの時間をガレージで過ごすこととなった。ようやくソフトタイヤでコースインしたが、十分なプッシュラップを走れず、最下位の20番手に終わった。

    さらに、赤旗中の規則違反行為があったとしてレースコントロールにより「車両22(角田)に関する赤旗違反行為」が記録されており、セッション間に審議が行われる可能性が高い。

    レッドブルは、今週末から角田のマシンを最新仕様にアップデート。イモラでのクラッシュ以降、モナコとスペインでは旧スペックを使用していたが、今回ようやくフェルスタッペンと同様の最新仕様が搭載され、0.1秒程度のパフォーマンス向上が期待されている。

    混戦のトップ争い フェラーリとメルセデスも好調
    セッション後半には、ソフトタイヤでの予選シミュレーションが行われ、ルクレールが9周使用済みのソフトで2番手に浮上。フェラーリの競争力も示された。ラッセルは序盤から安定した速さを見せ、1分12秒080で3番手。メルセデスは冷涼なモントリオールのコンディションにマシンが適応しており、こちらも予選での上位進出が期待される。

    なお、ハースのオリバー・ベアマンもウォールに軽く接触したが、「マシンに大きな問題はない」と無線で報告。現時点で10番手につけ、好調な週末を送っている。

  • 角田裕毅は最下位 … F1カナダGP フリー走行3回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は最下位 … F1カナダGP フリー走行3回目:結果・タイムシート

    2025年F1 カナダGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。6月14日(土)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリのフリープラクティス3が行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は最下位20番手だった。

    ■ ノリス、アップグレード仕様で完全復活
    改良型サスペンションを搭載したランド・ノリスが、FP3で1分11秒929を記録してトップに立った。金曜の不調から一転、マシンへの信頼を取り戻し、予選でのポール候補に浮上した。

    ■ ピアストリは接触で失速、旧仕様で苦戦
    チームメイトのピアストリは「ウォール・オブ・チャンピオンズ」に接触し、セッション中盤まで修復に追われた。旧サスペンション仕様のまま走行し8番手にとどまった。

    ■ 角田裕毅はブレーキトラブルと赤旗違反で最下位
    角田裕毅はブレーキ系の問題により走行が限られたうえ、赤旗中の規則違反が指摘されて審議対象となった。最新仕様のアップグレードを得たが、その効果を発揮する前にセッションを終える形に。

    ■ トップ3が僅差、Q3は大混戦の予感
    2番手ルクレール、3番手ラッセルまでが0.1秒以内の接戦。メルセデスとフェラーリも確実に一発の速さを持っており、予選ではコンマ1秒以下の差が勝敗を分けることになりそうだ。

    ■ レッドブル、角田に最新仕様投入も結果出ず
    レッドブルは角田裕毅にイモラ以来となる最新スペックのフロアと足回りを投入。理論上は0.1秒の性能向上が見込まれていたが、ブレーキトラブルによって有効なタイムを記録できなかった。

    2025年F1 カナダGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分11秒799   24
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分11秒877 0.078 29
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分11秒950 0.151 20
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分12秒050 0.251 26
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分12秒072 0.273 20
    6 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分12秒247 0.448 21
    7 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分12秒348 0.549 21
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分12秒519 0.720 18
    9 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分12秒519 0.720 22
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分12秒573 0.774 22
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分12秒651 0.853 22
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分12秒684 0.885 27
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分12秒791 0.992 27
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分12秒794 0.995 28
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分12秒825 1.026 27
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分12秒827 1.028 22
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分13秒060 1.261 27
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分13秒072 1.273 19
    19 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分13秒172 1.373 22
    20 22 角田裕毅 レッドブル 1分13秒573 1.774 14
  • F1カナダGP FP2:ラッセル最速 角田裕毅はフェルスタッペンから0.273秒差

    F1カナダGP FP2:ラッセル最速 角田裕毅はフェルスタッペンから0.273秒差

    ジョージ・ラッセルがカナダGP金曜の走行を最速で締めくくった。メルセデスのドライバーは、2回目のフリー走行でランド・ノリスとキミ・アントネッリを抑えてトップタイムを記録し、再び波乱に満ちた1時間を制した。

    このセッション開始前、フェラーリF1代表のフレデリック・バスールは、FP1のクラッシュによってシャシーに損傷を負ったシャルル・ルクレールが、この貴重なセッションを欠場すると明かしていた。

    そのため、チームメイトのルイス・ハミルトンが最初にコースインし、マラネロのチームにとって夜間に行うセットアップ調整の判断材料となるよう、できる限り多くのデータ収集に努めた。

    開始からわずか5分、スペインGPを手首の痛みにより欠場していたランス・ストロールが母国カナダで復帰を果たすも、早々にバリアに接触してサスペンションを破損。フロント左のタイヤが脱落した状態でマシンを止めることとなった。

    このセッションも多くのドライバーにとって難しい内容となった。FP1に引き続きリアグリップの不足に苦しむ中、ソフトタイヤではなくC5コンパウンドのミディアムを試すドライバーが増加。それでも、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは最終シケインを繰り返しオーバーランし、ランオフに逃れる場面が続出。ハミルトンも同様のミスを犯し、手を挙げて不満を示す場面もあった。

    やがて多くのマシンがピットに戻ると、フランコ・コラピントが比較的クリアなトラックを得てアルピーヌでタイム更新を狙ったが、P17にとどまり、この日2度目のスピンも喫した。

    一方、メルセデスのジョージ・ラッセルは順調な走行を続け、セッション中盤にはハミルトンに0.5秒以上の差をつけてトップに立った。ミディアムタイヤでのフィーリングも良好のようだった。

    後続勢がラッセルに追いつこうと試みるも、トラフィックの影響でなかなか思うようにタイムを出せない状況が続いた。再びコラピントが絡む形で、リアム・ローソンやアレックス・アルボンが接触寸前となるシーンも発生した。

    そんな中、ノリスがこの日ベストのラップをまとめ、ラッセルの1分12秒123に0.028秒差まで迫った。しかしメルセデスの好調は明白で、アントネッリも3番手に食い込み、チーム全体の調子の良さを示した。

    セッション終盤になると、各ドライバーは速いタイムを狙うよりもデータ収集と週末に向けた準備に注力する姿勢へと切り替えた。

    トップ3の顔ぶれに変化はなく、メルセデス勢はスペインGPを含む厳しい3連戦の後、再び調子を取り戻しつつあることを印象づけた。ノリスは2番手に割って入り、アルボンもミディアムタイヤで記録したタイムでP4につけ、好調さを見せた。

    フェルナンド・アロンソはアストンマーティン唯一のランナーとして5番手。続くピアストリとウィリアムズのカルロス・サインツJr.が6、7番手に続いた。ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、ローソンがトップ10を締めくくった。

    アイザック・ハジャーはP11で惜しくもトップ10入りを逃し、ピエール・ガスリーがアルピーヌ最上位の12番手。キック・ザウバー勢のガブリエル・ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグが続き、角田裕毅はタイムを伸ばせず15番手に甘んじた。フェルスタッペンとの差は0.273秒で、同じレッドブル勢としては悔しい結果となった。ハースはオリバー・ベアマンとエステバン・オコンが16位と17位で、ややペース不足に見えた。コラピントは18番手だった。

    各ドライバーとチームは、金曜日の2セッションで得たデータを基にセットアップの最適化を図り、土曜日現地時間12時30分に行われる最終プラクティスに備えることとなる。

    角田裕毅 カナダGP F1 2025年のF1世界選手権角田裕毅はマックス・フェルスタッペンから0.273秒の15番手だった。

    2025年F1 カナダGP フリー走行2回目 順位・ラップタイム

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分12秒123
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分12秒151
    3.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分12秒411
    4.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分12秒445
    5.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分12秒458
    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分12秒562
    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分12秒631
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分12秒653
    9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分12秒666
    10.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分12秒751
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分12秒799
    12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分12秒874
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分12秒896
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分12秒914
    15.角田裕毅(レッドブル) – 1分12秒939
    16.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分13秒080
    17.エステバン・オコン(ハース) – 1分13秒175
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分13秒898
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン) – No Time
    20.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – No Time

  • 角田裕毅は15番手 … F1カナダGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は15番手 … F1カナダGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    2025年F1 カナダGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。6月13日(金)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリのフリープラクティス2が行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)、2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は15番手だった。

    ■ メルセデスが好調、ラッセルがトップタイム
    気温19.5度という比較的低温のコンディション下で行われたFP2は、メルセデス勢に有利に働いた。ジョージ・ラッセルが1分12秒123のベストタイムを記録し、昨年自身が記録したポールポジションタイムにわずか0.1秒差まで迫る速さを見せた。
    ランド・ノリス(マクラーレン)が0.028秒差の2番手、キミ・アントネッリ(メルセデス)が0.288秒差で3番手につけた。

    ■ トップ16が1秒以内の大接戦
    カナダGPの舞台ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは全長が短く、各マシンの性能差も縮まっていることから、トップ16台が1秒以内にひしめく接戦となった。中団グループの戦いも混戦が予想され、予選Q1・Q2での通過争いが一層熾烈になりそうだ。

    ■ コラピントが2度スピン 最下位に沈む
    アルピーヌのフランコ・コラピントはFP1に続いてこのセッションでも2度スピン。最終的にトップから1.775秒遅れの18番手に終わった。元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは「彼にはもっと期待していた」とコメント。ガスリーが12番手に入ったことを考えると、厳しい内容だ。

    ■ ルクレールは欠場 ストロールはクラッシュ
    FP1でクラッシュしたシャルル・ルクレールは、モノコック(サバイバルセル)の損傷によりシャシー交換が必要となり、このセッションを欠場。チームメイトのルイス・ハミルトンが31周を走行してフェラーリのデータ収集を一手に担い、最終的に8番手となった。
    一方、地元のランス・ストロールはFP2に出走したものの、序盤にウォールに接触しフロントサスペンションを破損。マシンは走行不能となり、セッションの大半を失うことになった。

    ■ マクラーレンの不調? ノリス&ピアストリが伸び悩む
    ノリスとピアストリは一時は中団に沈んでいたが、セッション終盤にやや挽回。それでもラッセルには約0.5秒遅れており、ジョリオン・パーマーは「マクラーレンはここでまだ大きく遅れている」と指摘した。なお、マクラーレンは新型フロントウイングをテストした後、以前の仕様に戻した模様。

    ■ トラフィックとC6タイヤがカギに
    各車がソフトタイヤ(C6)での走行を行うなか、トラフィックの影響も頻発。ガブリエル・ボルトレトがカルロス・サインツJr.の後方でフラストレーションを示し、リアム・ローソンとコラピントのインシデントも「注視」にとどまった。予選ではC6タイヤのグリップ低下やトラフィック処理が重要な要素となりそうだ。

    2025年F1 カナダGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分12秒123   33
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分12秒151 0.028 32
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分12秒411 0.288 33
    4 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分12秒445 0.322 36
    5 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分12秒458 0.335 31
    6 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分12秒562 0.439 32
    7 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分12秒631 0.508 37
    8 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分12秒653 0.530 34
    9 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分12秒666 0.543 31
    10 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分12秒751 0.628 30
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分12秒799 0.676 31
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分12秒874 0.751 34
    13 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分12秒896 0.773 32
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分12秒914 0.791 33
    15 22 角田裕毅 レッドブル 1分12秒939 0.816 35
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分13秒080 0.957 36
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分13秒175 1.052 33
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分13秒898 1.775 33
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン No Time   2
    20 16 シャルル・ルクレール フェラーリ No Time    
  • F1カナダGP FP1:フェルスタッペン最速 ウィリアムズTOP3 角田裕毅11番手

    F1カナダGP FP1:フェルスタッペン最速 ウィリアムズTOP3 角田裕毅11番手

    マックス・フェルスタッペンがカナダGP初日のフリー走行1回目で最速タイムを記録した。レッドブルのドライバーがアレックス・アルボンとカルロス・サインツのウィリアムズ勢を抑えてセッションをリードする一方、シャルル・ルクレールは序盤にバリアへ接触して赤旗を招いた。

    セッションが穏やかでドライなコンディションのもとで始まった時点で、すでにピットレーンには長い列ができており、エステバン・オコンが先頭でコースに出ていった。この週末、ハースは200戦目の記念としてレトロカラーのリバリーを纏っている。

    このセッションはまた、マクラーレンがマシンにアップグレードを施して臨む週末でもあり、フロントウイングのエンドプレートに“マーメイド・テール”と呼ばれる新形状が導入された。オスカー・ピアストリは空力計測用のレイクを装着してピットを出たが、ランド・ノリスは装着しておらず、チームが新パーツと標準パーツの比較を行っていることが示唆された。

    アルゼンチン出身のフランコ・コラピントは序盤にターン2でスピンし、一時的に黄旗が出された。彼のアルピーヌは逆向きになっていた。一方、フェルスタッペンは「ステアリングが重い」と報告し、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは「問題を監視している」と伝えた。

    セッション序盤にはいくつかのロックアップも見られ、キミ・アントネッリがメルセデスでコースオフし、続いてノリスも軽いミスを犯した。しかし最も悪い展開となったのはルクレールで、ターン4の壁に突っ込み、赤旗の原因となった。リプレイ映像では、モナコ出身の彼がロックアップして左側のコーナーに接触し、そこから反対側のバリアへ弾き飛ばされた様子が映し出された。この事故の直前、ルクレールはタイムシートのトップに立っていただけに、非常にタイミングの悪い出来事だった。無線では彼が「ごめん」と謝罪する声が確認された。

    また、赤旗直前にはもう一つの危うい場面があった。アルボンが後方から接近していたガブリエル・ボルトレトの進路を譲ろうとしていたところ、ウィリアムズが逆にブラジル人ドライバーの進路を塞ぐ形となった。キック・ザウバーのボルトレトは回避行動を取らざるを得ず、互いの動きを読み違えたことによる誤解が原因のように見えた。

    ルクレールのマシンが撤去されセッションが再開された後も、アクションは収まる気配を見せなかった。ラッセルとノリスは芝生の上を走行し、ルイス・ハミルトンはターン10でスピン。セッションが折り返しを迎える頃、フェルスタッペンは1分13秒863のタイムを記録し、ルクレールのベンチマークをわずか0.022秒上回ってトップに立った。

    前戦スペインで印象的な5位を記録していたニコ・ヒュルケンベルグは、“ウォール・オブ・チャンピオンズ”にかすめるように接近し、幸いダメージは免れた。一方フェルスタッペンは、スロー走行中のフェラーリを追い抜く際にハミルトンがスペースを空けていなかったと感じ、不満を口にしていた。これもまた誤解によるやり取りに見えた。

    カナダグランプリ 2025年のF1世界選手権ルクレールのセッションはターン4の壁への接触により早々に終了した。

    FP1が進むにつれて各チームのプログラムが展開されていったが、1時間のセッション中にC5ミディアムタイヤを使用したのは4人のみで、大多数はC6ソフトタイヤを使用していた。ノリスは再びターン10でマシンを振られ、グリップに苦しんでいるようだった。

    チェッカーフラッグが振られた時点で最速タイムを記録していたのはフェルスタッペンだった。世界チャンピオンはタイムを1分13秒193まで縮め、2番手のアルボンに0.039秒差をつけた。3番手にはもう一台のウィリアムズを駆るサインツが続き、スペインでの苦戦からの巻き返しを狙うグローブ拠点のチームにとって希望の兆しとなった。

    ラッセルが4番手に入り、ハミルトン、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが5・6番手。ノリスが7番手、VCARB 02のリアム・ローソン、アルピーヌのピエール・ガスリー、そしてルクレールがトップ10を締めくくった。

    レッドブルの角田裕毅(11番手)、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(12番手)、アントネッリ(13番手)、ピアストリ(14番手)がこれに続き、手首の処置を経て復帰したアストンマーティンのランス・ストロールが15番手に入った。ボルトレト、ハースのオリバー・ベアマンとオコン、コラピント、ヒュルケンベルグが16番手から20番手を占めた。

    1時間の初走行が終了し、各チームとドライバーはデータの解析に入り、現地時間17時から開始される金曜2回目のフリー走行に備えることになる。

    2025年F1 カナダGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分13秒193
    2.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分13秒232
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分13秒275
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分13秒535
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分13秒620
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分13秒631
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分13秒651
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分13秒737
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分13秒817
    10.角田裕毅(レッドブル) – 1分13秒885
    11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分13秒927
    12.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分13秒972
    13.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分14秒002
    14.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分14秒198
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分14秒203
    16.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分14秒324
    17.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分14秒520
    18.エステバン・オコン(ハース) – 1分14秒605
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分14秒645
    20.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分14秒821

  • 角田裕毅は11番手 … F1カナダGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は11番手 … F1カナダGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    2025年F1 カナダGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。6月13日(金)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリのフリープラクティス1が行われた。

    トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3番手にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は11番手だった。

    フェルスタッペンが混乱のFP1を制す
    マックス・フェルスタッペン(レッドブルF1)が1分13秒193でトップタイムを記録。昨年のポールタイムより約1秒遅いが、難コンディションの中では堅実な立ち上がりとなった。終盤にはハミルトンとのニアミスもあり、芝生にタイヤを落として避ける場面が見られた。

    ルクレール、赤旗の原因に
    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は一時トップに立つも、その直後にスピン。マシンがコース上で停止し、FP1最初の赤旗中断を引き起こした。幸いバリアとの接触はなかったが、セッション再開後は走行できず、チームにとって痛い形でのデータ不足となった。

    ウィリアムズが2番手・3番手の好発進
    マックス・フェルスタッペンに続き、アレクサンダー・アルボンが2番手、カルロス・サインツJr.が3番手と、ウィリアムズF1が揃ってトップ3入りを果たした。スペインGPでは低調だったが、チームは「カナダでは上位争いが可能」と見ており、実際に好調な立ち上がりを見せている。チーム代表のジェームス・ボウルズも「2台ともにトップ10入りは現実的」とコメントしており、アップグレードこそ投入していないものの、モントリオールの特性とC6タイヤの特性がマシンにフィットしているとみられる。

    マクラーレンはアップデート評価に集中
    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは13番手・15番手と控えめな順位に終わったが、主な目的はアップデートパーツの評価。ノリスはフロービズ塗料を使用し、空力データ収集を優先。チームは「タイムは追っていない」とし、FP2以降の巻き返しが見込まれる。

    各車ミス続出、ターン10が鬼門に
    グリップ不足に苦しむドライバーが続出し、ターン10ではハミルトン、ラッセル、ノリスらがコースオフ。ハミルトンはスピンも喫しており、終盤にはウォール・オブ・チャンピオンズをかすめたニコ・ヒュルケンベルグもヒヤリとさせた。

    C6タイヤに苦戦、作動域とオーバーヒートが課題
    今回投入された最も柔らかいコンパウンド「C6」は、作動温度域が狭く、少しのオーバープッシュで簡単にオーバーヒートする特性があり、各チームが扱いに苦戦。予選や決勝での運用に向けて、FP2以降での理解が重要となる。

    2025年F1 カナダGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分13秒193   28
    2 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分13秒232 0.039 28
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分13秒275 0.082 31
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分13秒535 0.342 29
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒620 0.427 30
    6 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分13秒631 0.438 31
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分13秒651 0.458 30
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒737 0.544 30
    9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒817 0.624 29
    10 22 角田裕毅 レッドブル 1分13秒885 0.692 9
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分13秒927 0.734 27
    12 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分13秒972 0.779 25
    13 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分14秒002 0.809 30
    14 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分14秒198 1.005 28
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分14秒203 1.010 25
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分14秒324 1.131 30
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分14秒520 1.327 30
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分14秒605 1.412 23
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分14秒645 1.452 29
    20 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分14秒821 1.628 28

  • 2025年F1 スペインGPパワーランキング:角田裕毅はランク外

    2025年F1 スペインGPパワーランキング:角田裕毅はランク外

    2025年F1スペインGPではマクラーレンが灼熱のバルセロナで最大ポイントを獲得、後方では波乱の展開に。アクション満載の週末が幕を下ろした今、パワーランキング審査員が最も高く評価したのは誰だったのか。

    モナコGPでの興奮冷めやらぬ中、スペインGPはさらなる熱気とドラマを生んだ。マクラーレンが1-2フィニッシュで最大ポイントを手にする一方、中団以降ではセーフティカーのタイミングやタイヤ戦略が順位を左右する展開に。

    熾烈な戦いを制したのは誰か。今週のパワーランキングと総合順位表をチェック。

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    オスカー・ピアストリはモナコのレース週末ではチームメイトのランド・ノリスの陰に隠れていたが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでは見事なポール・トゥ・ウィンで状況を一変させた。これでグランプリ7勝目を挙げ、ドライバーズ選手権でノリスに10ポイント差をつけることに。審査員たちはその走りに大いに感銘を受けた。

    2.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム)
    ニコ・ヒュルケンベルグはQ1敗退から巻き返し、レース当日はスタートで猛プッシュしてポイント争いに食い込んだ。終盤のセーフティカー導入時点ですでにトップ10圏内を走行しており、新品ソフトタイヤという「ゴールデンチケット」を使ってルイス・ハミルトンのフェラーリをかわし、目覚ましい6位(フェルスタッペンのペナルティにより5位)を獲得した。

    3.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールは、Q3でソフトタイヤが不足するというギャンブルの結果、7番グリッドにとどまった。だが、レースでは着実にポジションを上げていき、マクラーレン勢とフェルスタッペンの後方となる4番手に浮上。さらに、セーフティカー再スタートでのソフトタイヤの優位性を活かしてフェルスタッペンを交わし、予想外の表彰台を手にした。

    4.アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    オーストラリアGPのフォーメーションラップでの出来事を除けば、アイザック・ハジャーにとってF1デビューは夢のような滑り出しとなっている。生まれ持った速さと年齢を超えた成熟した走りを見せ、今回のスペインでも例外ではなかった。フランス人ルーキーは再びQ3進出とポイント獲得を果たし、三連戦すべてでこの2つを達成する100%の成功率を記録している。

    5.ランド・ノリス(マクラーレン)
    ランド・ノリスはモナコで予選の神がかったラップを含め、F1キャリアでも屈指の走りを披露したが、バルセロナではフリー走行からピアストリに後れを取り、小さなミスもあってQ3では伸び悩んだ。スタートでフェルスタッペンに前を許したことでレースはやや困難になったが、それでも2位に戻ってピアストリに続き、ダメージを最小限に抑えた。

    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    フェルナンド・アロンソは母国GPを通じて、まさに闘志を燃やしていた。数え切れないほどの地元ファンの声援を受けた2度の世界王者は、プラクティスからキレのある走りを見せ、予選ではトップ10入り、決勝ではアグレッシブなオーバーテイクを連発して今季初ポイントを獲得した。

    7.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    メルセデスはイモラとモナコで存在感を示せなかったが、スペインGPでも依然としてトップ勢に一歩届かない状況だった。そんな中、ジョージ・ラッセルは週末から最大限を引き出し、予選では2列目を確保。決勝ではフェルスタッペンとのあの場面もあったが、最終的に4位という堅実なポイント獲得で終えた。

    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    アルピーヌはバルセロナでの週末を何としても好転させたかった。4戦連続ノーポイントという状況で、モナコではクラッシュを喫したピエール・ガスリーが気持ちを切り替えて奮闘。週末を通じてチームを牽引し、Q3進出と貴重な8位入賞を果たした。

    9.ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム)
    ガブリエル・ボルトレトは予選で2人のキック・ザウバー勢の中で速さを示し、Q2進出と12番グリッドを確保。決勝ではチームメイトのヒュルケンベルグがより上位でフィニッシュしたものの、ボルトレト自身もポイントに肉薄する走りを見せ、週末全体から大きな自信を得ることとなった。

    10.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    2025年序盤は厳しい展開が続いていたリアム・ローソンだが、モナコで兆しを見せ、バルセロナでもプラクティスを通じて有望なペースを示した。予選では惜しくもQ3進出を逃し、決勝ではセーフティカーのタイミングに「やられた」と感じる形となった。

    ランク外
    ルイス・ハミルトンは、スペインでの決勝後、どこか落ち込んだ様子でインタビューを受け、数語しか発しなかった。控えめな内容に終わった6位という結果が、今回のパワーランキングトップ10入りを逃す要因となった。なお、ピットレーンスタートから13位まで挽回した角田裕毅もトップ10には選ばれなかった。

    2025年のF1世界選手権 スペイングランプリ

  • F1スペインGP決勝 詳報:ピアストリ完勝 マクラーレンが今季2度目の1-2達成

    F1スペインGP決勝 詳報:ピアストリ完勝 マクラーレンが今季2度目の1-2達成

    マクラーレンのオスカー・ピアストリがF1スペインGPで今季5勝目を挙げ、チームメイトのランド・ノリスとのワンツーフィニッシュで圧巻の週末を締めくくった。予選では0.209秒差でポールポジションを奪取し、決勝ではタイヤ戦略と的確なレースコントロールで勝利を手にした。

    レース終盤にはセーフティカーが導入され、再スタート後にフェルスタッペンとラッセルが接触。レッドブルのフェルスタッペンには10秒ペナルティが科され、5位から10位に降格した。

    一方で、ヒュルケンベルグはザウバーに今季初の大量得点をもたらすなど、ミッドフィールドにも明暗が分かれる展開となった。

    ストロールの欠場により1台体制となったアストンマーティンではアロンソが母国で意地を見せて今季初ポイントを獲得。角田裕毅はピットスタートから追い上げるも13位でレースを終えた。

    ストロール欠場、角田はピットスタートに
    3回のプラクティスとスリリングな予選を経て、スペインGP決勝(全66周)が始まった。予選ではオスカー・ピアストリがランド・ノリスを0.209秒上回り、自身今季4度目のポールポジションを獲得。この差は今季最大のポール獲得差となった。

    決勝前夜には、ランス・ストロールがレースを欠場するとのニュースが飛び込んだ。アストンマーティンによれば、ストロールは過去6週間にわたり手首と手の痛みに悩まされており、これは2023年の自転車事故後に受けた手術が関係していると診断された。治療のため再手術を受けることが決まり、代役を立てるには遅すぎたため、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソ1台で決勝に臨んだ。

    ストロールが予選14番手だったことから、それ以下のドライバーは1つずつ繰り上がり、角田裕毅はパルクフェルメ下でのセットアップ変更によりピットレーンスタートとなった。

    スタート時の気温・路面温度は高く、全車がソフトタイヤを選択する中、角田裕毅のみがミディアムタイヤを選択。マクラーレン勢は新品を投入したが、他のトップ10勢は使用済みタイヤを履いていた。

    スペインGP F1 決勝 オスカー・ピアストリピアストリがポールポジションから力強いスタートを決めた

    序盤戦:ピアストリ先行、ノリスが逆転ののろし
    フォーメーションラップを終えた後、ピアストリは好スタートを決めてホールショットを奪う。ターン1ではノリスがフェルスタッペンとラッセルに挟まれるも、フェルスタッペンが2番手に浮上。ラッセルはハミルトンとルクレールに抜かれ6番手へ後退。アントネッリはエスケープゾーンに入りポジションを落としたが、ガスリーとハジャーはポジションを維持。ヒュルケンベルグは5つ順位を上げて10番手に浮上した。

    4周目時点でピアストリは2秒のリード。ラッセルは「ブレーキング時に他車が動いている」と無線で不満を漏らし、トト・ヴォルフは「集中しろ」と声をかけた。

    リプレイでは、ローソンがアロンソのリアに接触していたことが判明。アルボンも巻き込まれてフロントウイングを破損し、7周目にピットインして最後尾へ。

    ルクレールとハミルトンは4番手争いを展開。9周目にルクレールがターン1で仕掛けるも、ハミルトンが激しく抵抗。だが、ノリスとの差が広がる中、チームから「ルクレールを先に行かせろ」と指示が出され、ハミルトンは従った。

    角田裕毅やヒュルケンベルグ、ベアマンらがピットイン。サインツは極めて遅いピット作業で最後尾へ。11周目、ピアストリが3秒超のリードを維持する中、ノリスがフェルスタッペンを猛追。「グリップがない」とフェルスタッペンは無線で訴え、ピアストリも「リアに苦労している」と報告。

    13周目、ノリスがターン1でフェルスタッペンをパス。1周後、フェルスタッペンはソフトへ交換し、8番手で復帰。

    中盤戦:3ストップを試すフェルスタッペン
    アロンソはターン5でグラベルに飛び出し、15番手で復帰。復帰の仕方が危険として審議対象となったが、調査不要と判断された。

    スペインGP F1 決勝 フェルナンド・アロンソアロンソは母国レースで激しく攻めた結果、グラベルに飛び出す場面も

    16周目にミディアムへ交換。ハミルトンも17周目にピットイン。「アンダーカットを狙っている」との指示を受けた。ルクレールも18周目にピット。フェルスタッペンはメルセデス2台を抜き、3番手に浮上。

    22周目にノリスがミディアムへ交換し、3番手で復帰。23周目にピアストリもピットへ。だが、5秒差でフェルスタッペンがトップに浮上。

    25周目、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペンがトップ3。4番手にルクレール、以下ハミルトン、ラッセル、アントネッリ、ハジャー、ガスリー、ヒュルケンベルグ。

    ローソンとアルボンが再び接触し、アルボンは2度目のフロントウイング損傷。ピットで10秒ペナルティを消化後、リタイア。ペナルティの持ち越しを避ける目的と見られる。

    フェルスタッペンは29周目に再びピットし、ミディアムを装着。3ストップ戦略が濃厚に。

    終盤戦:セーフティカー出動、混乱のラストスティント
    47周目、ヒュルケンベルグとハミルトンがピット。48周目、フェルスタッペンが3度目のピットで中古ソフトを装着。角田裕毅が前を譲った。

    ノリスとピアストリも順にピット。上位勢の順位は変わらず。ローソンとベアマンが再び接触し、フェルスタッペンは「バカどもだ」と無線で激怒。

    アントネッリがターン10でストップし、セーフティカーが出動。上位陣は再度ピットイン。フェルスタッペンはハードを装着されたが「これしか残っていなかった」とされる。

    スペインGP F1 決勝 セーフティカーセーフティカー出動により各車が一斉にピットイン、マクラーレン勢もタイヤ交換を実施

    60周目に再スタート。ピアストリは冷静に加速、フェルスタッペンは大きなスナップ。ルクレールが接触しながらも3番手へ浮上。

    続いてラッセルと接触、フェルスタッペンがエスケープゾーンへ。1件目は不問とされたが、2件目の接触で「衝突の原因」とされ10秒ペナルティ。

    チェッカー:ピアストリ完勝、フェルスタッペンは10位転落
    ピアストリが冷静に逃げ切り、2.471秒差でノリスを抑えて優勝。マクラーレンは今季2度目の1-2を達成し、両ランキングでリード拡大。

    ルクレールは3位を守り、フェルスタッペンとの接触はレース後に審議。ラッセルが4位、ヒュルケンベルグがKickザウバーに貴重な5位をもたらした。

    ハミルトンは6位で、7位のハジャーを0.5秒差で抑えた。ガスリーが8位、アロンソは母国で9位入賞。10位にフェルスタッペンが滑り込み、以降ローソン、ボルトレト、角田裕毅、サインツ、コラピント、オコン、ベアマンが続いた。アントネッリとアルボンはリタイア。

    この結果、ピアストリはノリスに対しドライバーズ選手権で10ポイント差をつけ、フェルスタッペンとの差は49ポイントに。

    スペインGP F1 決勝 マクラーレンピアストリとノリスが混乱の展開を制し、バルセロナで再び1-2フィニッシュを達成

    キークオート「マックスが3ストップを選んだのは少し驚きだったけど、あと少しでうまくいくところだった。全体的に素晴らしい週末だった。必要なときにしっかりペースを出せたし、チームの努力に感謝したい。初日のプラクティスは良くなかったけど、そこから立て直せた。モナコの失望から良い形で巻き返せた」――オスカー・ピアストリ