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  • F1イギリスGP ハミルトン最速発進 角田裕毅の代走リンドブラッドは14番手

    F1イギリスGP ハミルトン最速発進 角田裕毅の代走リンドブラッドは14番手

    2025年F1イギリスGPのフリー走行1回目がシルバーストンで行われ、フェラーリのルイス・ハミルトンが1分26秒892でトップタイムを記録。マクラーレンのランド・ノリスがコンマ0.023秒差で続き、地元イギリス勢が母国で存在感を示した。

    このセッションでは2名の若手ドライバーがFP1デビューを果たした。レッドブルは17歳のアービッド・リンドブラッドを角田裕毅の代わりに起用。

    一方、アルピーヌはリザーブドライバーのポール・アロンをニコ・ヒュルケンベルグのキック・ザウバーに乗せた。両チーム間で21歳の起用に関して合意した形だ。

    序盤はハースのエステバン・オコンが先陣を切り、多くのマシンがミディアムタイヤで走行開始。アストンマーティンとウィリアムズ勢はハードタイヤを装着していた。レーシングブルズのリアム・ローソンは早々にリンドブラッドに引っかかったと不満を述べ、「前のドライバーはミラーを確認するべきだ」と無線で訴えた。

    最初のセグメントでは、ハミルトン、ノリス、ラッセルとホームドライバーが次々にトップに立つ展開に。その後、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がルクレールを上回るタイムを記録したタイミングで、他のドライバーたちはソフトタイヤに履き替え始めた。

    アルピーヌのピエール・ガスリーはコプスでスピンを喫し、タイヤにフラットスポットを作るも走行を続行。ウィリアムズのカルロス・サインツは一時ピット内でマシンがスタンドに上がり、フロアのチェックが行われていたとみられる。

    残り20分を切った頃には、各車ソフトタイヤでのアタックが本格化。ノリスが再び最速に立つも、最後にハミルトンが再度トップを奪取。1分26秒892を記録し、40歳の地元ヒーローが9度の勝利を誇るシルバーストンで見事な滑り出しを見せた。

    オスカー・ピアストリが3番手、シャルル・ルクレールが4番手、ジョージ・ラッセルが5番手に続いた。ハジャーが6番手と健闘し、アレックス・アルボン、ローソン、キミ・アントネッリがそれぞれ7~9番手。マックス・フェルスタッペンは10番手に終わった。

    その後方では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが11・12番手、リンドブラッドが13番手、サインツが14番手、オコンが15番手。16~20番手にはフランコ・コラピント、アロン、オリバー・ベアマン、ガスリー、ガブリエル・ボルトレトが並んだ。

    この後、現地時間16時からはフリー走行2回目が予定されており、各チームはデータを解析し次のセッションに備える。

    F1 イギリスGP イギリスグランプリアービッド・リンドブラッドが母国シルバーストンでレッドブル・レーシングからFP1デビュー

    2025年F1 イギリスGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

    1.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分26秒892
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分26秒915
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分27秒042
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分27秒095
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分27秒163
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分27秒217
    7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分27秒304
    8.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分27秒351
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分27秒367
    10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分27秒432
    11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分27秒678
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分27秒844
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分27秒909
    14.アービッド・リンドブラッド(レッドブル) – 1分27秒958
    15.エステバン・オコン(ハース) – 1分28秒057
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分28秒086
    17.ポール・アロン(ザウバー) – 1分28秒142
    18.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分28秒147
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分28秒332
    20.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分28秒397

  • リンドブラッドは14番手 … F1イギリスGP FP1:結果・タイムシート

    リンドブラッドは14番手 … F1イギリスGP FP1:結果・タイムシート

    2025年F1 イギリスGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。7月4日(金)にシルバーストン・サーキットで2025年のF1世界選手権 第12戦 イギリスグランプリのフリープラクティス1(FP1)が行われた。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)、2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅に代わってレッドブルのマシンをドライブしたアービッド・リンドブラッドは14番手だった。

    ハミルトンが地元で最速発進 フェラーリ勢が好調な滑り出し
    ルイス・ハミルトンが1分26秒892でトップタイムを記録し、地元シルバーストンでの週末を理想的な形でスタートさせた。僅か0.023秒差でランド・ノリスが2番手、オスカー・ピアストリが3番手と続いた。フェラーリのシャルル・ルクレールも4番手につけ、チームとして好感触を得ている。

    レッドブルは苦戦 フェルスタッペンが無線で不満を吐露
    レッドブルF1はFP1で思うような仕上がりを見せられず、マックス・フェルスタッペンは「クルマが曲がらない」と無線で不満を漏らした。新型フロアを導入したフェルスタッペンは10番手にとどまり、チームとして改善の余地を残したセッションとなった。

    レーシングブルズが上位進出 ハジャーとローソンが健闘
    レーシングブルズはシルバーストンに持ち込んだ特別カラーリングとともに好調を披露。アイザック・ハジャーが6番手、リアム・ローソンが8番手に入り、フェルスタッペンを挟む形で存在感を示した。

    17歳リンドブラッドがF1初走行で堂々の走り
    角田裕毅の代役として出走したアービッド・リンドブラッドは、レッドブルRB21でのF1デビューセッションを14番手で終えた。タイムはフェルスタッペンから約0.5秒遅れだったが、安定した走りで高評価を得た。

    ガスリー、ストロールらがスピン 風に苦しむドライバー続出
    風が強かったFP1では、複数のドライバーが挙動を乱す場面も。ピエール・ガスリーやランス・ストロールがコプスでスピンを喫したほか、カルロス・サインツJr.も縁石でフロアを傷め、一時作業を強いられた。

    2025年F1 イギリスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分26秒892   26
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分26秒915 0.023 26
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分27秒042 0.150 28
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分27秒095 0.203 26
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分27秒163 0.271 25
    6 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分27秒217 0.325 28
    7 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分27秒304 0.412 30
    8 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分27秒351 0.459 27
    9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分27秒367 0.475 25
    10 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分27秒432 0.540 26
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分27秒678 0.786 24
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分27秒844 0.952 22
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分27秒909 1.017 26
    14 36 アービッド・リンドブラッド レッドブル 1分27秒958 1.066 22
    15 31 エステバン・オコン ハース 1分28秒057 1.165 23
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分28秒086 1.194 27
    17 97 ポール・アロン ザウバー 1分28秒142 1.250 25
    18 87 オリバー・ベアマン ハース 1分28秒147 1.255 24
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分28秒332 1.440 23
    20 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分28秒397 1.505 23
  • F1パワーランキング:2025年F1オーストリアGPで評価を高めたドライバーは?

    F1パワーランキング:2025年F1オーストリアGPで評価を高めたドライバーは?

    ランド・ノリスはポールポジションを勝利へとつなげ、オーストリアGPで堂々たるパフォーマンスを披露した。混乱や接触が相次いだレースの中で、それらを回避しながらの勝利だった。

    しかし、F1パワーランキング審査員はこの週末をどう見たのか?以下に最新スコアと累積リーダーボードを掲載する。

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    カナダでのチームメイト、オスカー・ピアストリとの代償の大きいレース終盤の接触から立て直したノリスは、オーストリアGPで週末を通して見事なパフォーマンスを発揮した――プラクティスでは速さを見せ、予選ではポールポジションを獲得し、それを決勝での1位に結びつけた。審査員は改善の余地を見出さなかった。

    2.ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム)
    ガブリエル・ボルトレトは、ルーキーシーズンを勢いづける週末を探していたが、レッドブル・リンクでまさにそれを実現した。キック・ザウバーの効果的なアップデートにも助けられたブラジル人ドライバーは、プラクティスで目を引く走りを見せ、予選では見事なラップを刻んでQ3進出を果たした。そして8番グリッドからスタートした決勝でもそのまま8位をキープし、見事な形で初のF1ポイントを獲得した。

    3.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    強い結果が必要だったもう一人のドライバー――いや、むしろそれ以上だったかもしれない――がリアム・ローソンだ。シーズン序盤にレッドブルから降格されて以降、印象を残すのに苦労していたが、最近のイベントでの舞台裏での進歩がシュピールベルクで表面化した。ニュージーランド出身の彼は、かつての自分を取り戻したかのような走りでQ3進出を果たし、決勝では見事な6位フィニッシュを収めた。

    4.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールは、オーストリアでの予選においてノリスの最も近いライバルとして浮上したが、それはピアストリとマックス・フェルスタッペンの2人がイエローフラッグに阻まれたことにも助けられていた。レースではマクラーレン勢に対して対抗できなかったが、表彰台の座を確保し、チームメイトのルイス・ハミルトンを抑えてゴールするなど、スクーデリアにとってはより前向きな内容となった。

    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ピアストリは、プラクティスと予選を通してノリスの純粋な速さには0.1~0.2秒ほど及ばないように見えたが、Q3終盤のイエローフラッグにより3番グリッドからのスタートとなった。レース開始直後にはほぼ即座に2位に浮上し、週末初めてチームメイトに本格的なプレッシャーをかけたが、形勢を逆転するには至らなかった。

    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    フェルナンド・アロンソは、イベント序盤ではチームメイトのランス・ストロールの陰に隠れていたが、肝心な場面では前進し、Q3目前まで迫り、決勝では7位フィニッシュを果たした。2度のワールドチャンピオンらしい戦う走りを見せた彼は、ローソンとのバトルを通じてその存在感を発揮し、終盤には教え子であるボルトレトとの接戦を制した。

    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム)
    ニコ・ヒュルケンベルグは、3戦連続ポイント獲得の可能性が予選後には大きく後退していた。Q1で脱落し、最下位となったからだ。しかしレース当日には見事に立て直し、早めのピットインを活用して複数台をオーバーテイクし、周囲の混乱にも乗じて最終的に9位でチェッカーを受けた。

    8.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    エステバン・オコンもレッドブル・リンクでの予選ではQ1敗退となったが、そこから印象的なリカバリーを披露し、17番グリッドから10位まで追い上げた――チェッカーフラッグを受けたときには、ルーキーチームメイトのオリー・ベアマンのすぐ前だった。これにより、フランス人ドライバーは直近4戦中3戦でポイントを獲得し、ハースはコンストラクターズランキングでアストンマーティンを1ポイント上回って7位の座を守っている。

    9.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    フェラーリでの最初のシーズンは、ルイス・ハミルトンにとって浮き沈みの激しいものとなっている――スプリントでのポール獲得から、下位入賞まで様々だ。オーストリアでもSF-25のバランスに苦しんだが、予選・決勝ともにチームメイトのルクレールを後方から支え、スクーデリアにとって今季最高のコンビネーションを提供した。

    10.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリがオープニングラップでフェルスタッペンに接触したことで、ジョージ・ラッセルは残りの午後をメルセデス唯一の代表として戦うことになった。カナダGPウィナーにとって孤独なレースとなり、今回は5位止まり――ノリスとピアストリのマクラーレン勢からは1分遅れだった。

    惜しくもランク外
    アレックス・アルボンとフェルスタッペンは、今週のトップ10入りをわずかに逃した。ウィリアムズのアルボンは見事なスタートを切ったものの、技術的なトラブルで後退。フェルスタッペンは、アントネッリにターン3で巻き込まれ、リカバリーの可能性も見せることなく1周目でリタイアとなった。

    2025年のF1世界選手権 オーストリアグランプリ

  • 2025年F1 ポイントランキング (第11戦 オーストリアGP終了時点)

    2025年F1 ポイントランキング (第11戦 オーストリアGP終了時点)

    第11戦F1オーストリアGPを終えて、2025年シーズンのF1ポイントランキングに変動があった。ランド・ノリスが優勝を飾ったことで、マクラーレン勢のタイトル争いが一層激化。一方、マックス・フェルスタッペンとレッドブル陣営は足踏み状態が続いている。

    ドライバーズランキングでは、オスカー・ピアストリがカナダGP時点の198ポイントから216ポイントへと加算し、ランキング首位をキープ。2位のランド・ノリスは176ポイントから201ポイントへと急伸し、その差はわずか15ポイントに縮まった。

    今季すでに3勝目を挙げたノリスは、これまで以上にピアストリを脅かす存在となっており、タイトル争いはマクラーレン勢による一騎打ちの様相を呈してきた。

    3位マックス・フェルスタッペン(155ポイント)は、カナダでのポイント獲得以降、オーストリアでの初周リタイアにより加点なし。上位2人との差が広がりつつある。4位ジョージ・ラッセル(146ポイント)は10ポイント加算で、5位シャルル・ルクレール(119ポイント)との差をわずか27ポイントに広げた。ルイス・ハミルトン(91ポイント)は12ポイントの獲得で依然6位を守っている。

    その他、レーシングブルズのリアム・ローソンは4ポイントから12ポイントへとジャンプアップし15位に浮上。初ポイントを獲得したザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトは4ポイントで19位に名を連ねた。

    そして、レッドブル・レーシングに昇格した角田裕毅は依然として10ポイントのままだが、他のドライバーに逆転される形で17位までダウン。オーストリアGPでは10秒加算のタイムペナルティを受けるなど厳しい週末となり、ランキング浮上には至らなかった。

    コンストラクターズランキングでは、マクラーレンがカナダ後の374ポイントから417ポイントへと加算し、2位以下との差を大きく広げた。メルセデスとフェラーリはそれぞれ199→209ポイント、183→210ポイントと僅差で競っている。一方、レッドブルは162ポイントのままで変動なく、4位に後退した。

    ランキング中団では、レーシングブルズが28→36ポイントと上積みし6位へ浮上。ザウバーも26ポイントとし、ハース(29ポイント)に迫っている。

    今季も中盤戦に突入し、マクラーレン勢によるタイトル争いと、混戦の中団バトルが一層注目される展開となってきた。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (216)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (201)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (155)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (146)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (119)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (91)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (63)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (42)
    9.エステバン・オコン (ハース) – (23)
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (21)
    11.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (21)
    12.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (14)
    13.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (14)
    14.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (13)
    15.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (12)
    16.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (11)
    17.角田裕毅 (レッドブル) – (10)
    18.オリバー・ベアマン (ハース) – (6)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (4)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (417)
    2.フェラーリ – (210)
    3.メルセデス – (209)
    4.レッドブル – (162)
    5.ウィリアムズ – (55)
    6.レーシングブルズ – (36)
    7.ハース – (29)
    8.アストンマーティン – (28)
    9.ザウバー – (26)
    10.アルピーヌ – (11)

    2025年のF1世界選手権 オーストリアグランプリ

  • F1オーストリアGP 決勝:ランド・ノリスが今季3勝目 角田裕毅は最下位

    F1オーストリアGP 決勝:ランド・ノリスが今季3勝目 角田裕毅は最下位

    2025年F1オーストリアGP決勝は、ランド・ノリス(マクラーレン)がチームメイトのオスカー・ピアストリとの激しいバトルを制し、今季3勝目を挙げた。タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、1周目にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)と接触し、無念のリタイアに終わった。

    ノリスはポールポジションからターン1でリードを守ったが、すぐにチャンピオンシップリーダーであるピアストリの激しいプレッシャーにさらされた。ピアストリは何度も仕掛け、一時は力強く前に出たが、すぐに順位は逆転された。

    ターン4のブレーキングでは、ピアストリがロックアップしてノリスにほぼ追突しかける非常に際どい場面があった。オーストラリア人のピアストリは、スタート時のタイヤスティントをやや長く引っ張ることで、その後のレースでアドバンテージを築こうとした。

    ピアストリは第2、第3スティントのいくつかの局面でタイムシートを賑わせたが、ノリスには首位を維持するだけのわずかな余力が残されており、トップを守ってチェッカーフラッグを受けた。これで今季3勝目、5月のモナコGP以来となる優勝となった。

    フェラーリ勢はチーム代表のフレデリック・バスール不在のなか、強化型マシンで静かながらも堅実なレース運びを見せ、シャルル・ルクレールが3位、ルイス・ハミルトンが4位に入った。

    チーム代表のフレデリック・バスールが「個人的理由」でレース前に帰国して不在だったフェラーリは、アップグレードを施したマシンで静かではあったが実りあるレースを展開し、シャルル・ルクレールが3位表彰台、ルイス・ハミルトンが4位という結果を収めた。

    メルセデスではジョージ・ラッセルが唯一の完走者として5位に入った。ルーキーのチームメイト、アンドレア・キミ・アントネッリは、スタート直後のターン3でマックス・フェルスタッペンにブレーキングで接触し、両者ともレースから脱落した。

    リアム・ローソンはトップ6グリッドからのスタートを活かしてそのまま6位フィニッシュ。7位にはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが8位に入り、2度の世界王者との壮絶なバトルを制して初のF1ポイントを獲得した。

    最後方からの力強い追い上げを見せたニコ・ヒュルケンベルグが9位に入り、3戦連続のポイント獲得を果たすとともに、ザウバーにとって今季初のダブル入賞となった。エステバン・オコンはハースにポイントをもたらす10位でフィニッシュした。

    オリバー・ベアマンはチームメイトのオコンに次ぐ11位。もう一台のレーシングブルズであるアイザック・ハジャーが12位、バランスの問題に苦しんだピエール・ガスリーはポイント圏から後退し13位で終えた。

    続いてランス・ストロールは、プラクティスでの印象的なペースを予選や決勝には繋げられなかった。フランコ・コラピント(アルピーヌ)と角田裕毅(レッドブル)は完走した最後の2台となった。

    コラピントは、終盤にピアストリにラップされる際に接触しかける場面があり、このインシデントで5秒加算のペナルティを受けたが、順位には影響しなかった。

    角田裕毅もまた、レース序盤にコラピントをスピンさせたとして10秒ペナルティを受けた。

    フェルスタッペンとアントネッリに加え、ウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツJr.もリタイアした。後者はグリッド上でマシンが停止し、スタートできなかった。

    オーストリアグランプリ 2025年のF1世界選手権ランド・ノリスがマクラーレンMCL39でF1オーストリアGPを制す(2025年6月29日、レッドブル・リンク)

    2025年F1 オーストリアGP 決勝 順位・結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    6.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    8.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    10.エステバン・オコン(ハース)
    11.オリバー・ベアマン(ハース)
    12.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.角田裕毅(レッドブル)
    DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    DNF.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    DNF.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    DNS.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)

  • 角田裕毅は最下位16位 … F1オーストリアGP 決勝:結果・タイムシート

    角田裕毅は最下位16位 … F1オーストリアGP 決勝:結果・タイムシート

    2025年F1 オーストリアGP 決勝の結果・タイムシート。6月29日(日)にレッドブルリンクで2025年のF1世界選手権 第11戦 オーストリアグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)、2位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は完走中最下位の16位でレースを終えた。

    ノリス、ピアストリとの死闘制しオーストリアで今季3勝目
    序盤からリードを築いたランド・ノリスが、終盤に迫るチームメイトの猛追を凌ぎ切り、今季3勝目をマーク。レース後半にはフロントウイングにダメージを抱えながらも冷静な走りを続け、ピアストリに2.6秒差をつけてチェッカー。マクラーレンは今季2度目のワン・ツーフィニッシュを達成した。

    マクラーレン、盤石の戦略で1-2 フェラーリ勢は表彰台争いに留まる
    ピット戦略でも優位に立ったマクラーレンは、タイヤの使い方とトラフィック処理で一歩上を行った。フェラーリのシャルル・ルクレールは序盤こそピアストリに迫ったが、最終的には19秒遅れの3位。ルイス・ハミルトンも奮闘したが4位止まりとなった。

    ローソンがワンストップ戦略成功 6位でレーシングブルズに貴重なポイント
    リアム・ローソンは1回のタイヤ交換で走り切る巧みな戦略を遂行し、混戦の中団を制して6位フィニッシュ。タイヤマネジメントと冷静なディフェンスが光り、今季自己最高位を記録した。レーシングブルズはハジャーも12位で完走し、確かな進歩を見せた。

    ボルトレトが初ポイント ザウバー今季初のダブル入賞を達成
    ザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトがF1オーストリアGPで8位に入り、自身初となるF1ポイントを獲得した。終盤にはフェルナンド・アロンソとの激しいバトルを制し、冷静かつ攻めの姿勢を貫いた。さらに最下位スタートだったニコ・ヒュルケンベルグも9位まで浮上し、ザウバーは今季初となるダブル入賞を達成。信頼性の向上と戦略の的確さが実を結び、チームにとって今季最大の成果となった。

    角田裕毅、ペナルティと接触で苦戦 16位完走に留まる
    角田裕毅はスタート直後の混乱を避けたものの、レース中盤にフランコ・コラピントとの接触があり、10秒ペナルティを科される展開に。フロントウイング交換を含む3度のピットストップも響き、2周遅れの16位完走。

    2025年F1 オーストリアGP 決勝 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     - 0 2
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 2.695 2.695 ↑ 1 2
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 19.820 17.125 ↓ 1 2
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 29.020 9.200 - 0 2
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 62.396 33.376 - 0 2
    6 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 67.754 5.358 - 0 1
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L 4.741 ↑ 4 1
    8 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1L 0.515 - 0 2
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1L 5.768 ↑ 11 2
    10 31 エステバン・オコン ハース 1L 2.266 ↑ 7 2
    11 87 オリバー・ベアマン ハース 1L 14.868 ↑ 4 2
    12 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1L 3.103 ↑ 1 2
    13 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L 5.098 ↓ 3 2
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L 1.407 ↑ 2 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 8.230 ↓ 1 2
    16 22 角田裕毅 レッドブル 2L 30.403 ↑ 2 3
    DNF 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ     ↓ 5 2
    DNF 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     ↓ 11  
    DNF 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス     ↓ 10  
    DNS 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ     ↓ 1  
  • F1オーストリアGP 予選:ランド・ノリスが圧巻のポール 角田裕毅はQ1敗退

    F1オーストリアGP 予選:ランド・ノリスが圧巻のポール 角田裕毅はQ1敗退

    2025年F1オーストリアGP予選は、マクラーレンのランド・ノリスが他を圧倒する走りでポールポジションを獲得。2番手に0.521秒もの大差をつけ、今季最大のポールマージンを記録した。角田裕毅はQ1敗退を喫して18番手だった。

    Q1とQ2をいずれも最速で突破したノリスは、Q3の最初のアタックでも暫定トップに立ち、その後のアタックでさらにタイムを更新。1分03秒971を叩き出し、ポールポジションを決定づけた。今季3回目、通算12回目。

    2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが続いたが、ノリスには及ばず。3番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ。最終盤にアロンソのスピンによるイエローフラッグの影響を受け、最後のアタックを完了できず悔しい結果となった。

    フェラーリのルイス・ハミルトンが4番手、カナダGPを制したメルセデスのジョージ・ラッセルは5番手につけた。

    レーシングブルズのリアム・ローソンは好調を維持し、6番手という堂々たる結果で地元チームのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を上回った。フェルスタッペンもイエローフラッグの影響でアタックを断念し、7番手に沈んだ。

    キック・ザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトは初のQ3進出を果たして8番手。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが9番手、アルピーヌのピエール・ガスリーが10番手でトップ10を締めた。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはQ3進出を逃し11番手。同じく脱落したウィリアムズのアレックス・アルボンは12番手。レーシングブルズのアイザック・ハジャーはQ2終盤でラップを中断し13番手となった。

    以下、アルピーヌのフランコ・コラピントが14番手、ハースのオリバー・ベアマンが15番手で続いた。

    Q1で最大の波乱はウィリアムズのカルロス・サインツが19番手で敗退したこと。無線ではマシンにダメージがある可能性を訴えていた。ほか、Q1敗退はアストンマーティンのランス・ストロール(16番手)、ハースのエステバン・オコン(17番手)、レッドブルの角田裕毅(18番手)、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ(20番手)だった。

    角田裕毅はQ1で18番手に終わり、今季3度目のQ1敗退となった。明確なトラブルやミスはなかったものの、最終アタックでタイムを伸ばしきれず、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに約0.25秒遅れる結果となった。

    オーストリアグランプリ 2025年のF1世界選手権 角田裕毅

    2025年F1 オーストリアGP 予選 順位・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分03秒971
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分04秒492
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分04秒554
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分04秒582
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分04秒763
    6.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分04秒926
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分04秒929
    8.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分05秒132
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分05秒276
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分05秒649

    11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    15.オリバー・ベアマン(ハース)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.角田裕毅(レッドブル)
    19.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    20.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)

  • 角田裕毅は18番手 … F1オーストリアGP 予選:結果・タイムシート

    角田裕毅は18番手 … F1オーストリアGP 予選:結果・タイムシート

    2025年F1 オーストリアGP 予選の結果・タイムシート。6月28日(土)にレッドブルリンクで2025年のF1世界選手権 第11戦 オーストリアグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)はQ1敗退を喫して18番手だった。

    ノリスが圧巻のパーフェクトポール マクラーレンが予選全セッションを制覇
    ランド・ノリスはFP2、FP3、Q1、Q2、Q3のすべてで最速タイムを記録し、圧倒的な速さでポールポジションを獲得。2番手のルクレールに0.5秒以上の大差をつけ、マクラーレンの進化を証明した。

    Q1でサインツと角田が敗退 波乱の幕開け
    路面進化とタイミングの読み違いが命取りとなり、ウィリアムズのカルロス・サインツとレッドブル・レーシングの角田裕毅がまさかのQ1敗退。キック・ザウバーのヒュルケンベルグも早々に姿を消した。

    Q2ではアロンソとアルボンが僅差で敗退 若手勢に押し出される
    ボルトレトやローソンら若手が躍進する一方で、アストンマーティンのアロンソとウィリアムズのアルボンがわずかな差でQ3進出を逃した。アイザック・ハジャーも11番手に迫る健闘を見せたが届かず。

    フェルスタッペンは7番手止まり 地元で精彩欠く
    ポール争いが期待されたフェルスタッペンだったが、アタック中の黄旗やセットアップの課題に苦しみ、Q3では7番手。かつての本拠地レッドブルリンクで沈黙を強いられた。

    ガスリーのスピンで黄旗 ピアストリの最終アタックに影響
    Q3終盤、アルピーヌのガスリーがスピンを喫し黄旗が出されたことで、ピアストリを含む複数のドライバーがアタックを断念。順位が確定しきらないままセッションは終了した。

    ボルトレトが今季最高の9番手 予選で存在感
    キック・ザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトが初のQ3進出を果たし、最終的に9番手。アップグレード投入の成果を見せ、チームにとっても価値あるポジションを確保した。

    2025年F1 オーストリアGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分04秒672 1分04秒410 1分03秒971
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分05秒197 1分04秒860 1分04秒492
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分04秒966 1分04秒565 1分04秒554
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分05秒115 1分04秒896 1分04秒582
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分05秒189 1分04秒846 1分04秒763
    6 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分05秒017 1分05秒041 1分04秒926
    7 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒106 1分04秒734 1分04秒929
    8 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分05秒123 1分04秒836 1分05秒132
    9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分05秒178 1分05秒052 1分05秒276
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分05秒054 1分04秒846 1分05秒649
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分05秒197 1分05秒128  
    12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分05秒143 1分05秒205  
    13 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分05秒063 1分05秒226  
    14 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分05秒278 1分05秒288  
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分05秒218 1分05秒312  
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分05秒329    
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分05秒364    
    18 22 角田裕毅 レッドブル 1分05秒369    
    19 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分05秒582    
    20 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分05秒606    
  • F1オーストリアGP 予選Q2:アロンソ、アルボンがQ3進出を逃す

    F1オーストリアGP 予選Q2:アロンソ、アルボンがQ3進出を逃す

    F1オーストリアGPの予選は、Q1に続き、Q2もまた激しいトラックエボリューションと緊張感の高まるアタック合戦が展開され、最終ラップまで誰がQ3に進出するか分からないスリリングなセッションとなった。

    最終的にフェルナンド・アロンソやアレクサンダー・アルボンといった経験豊富なドライバーが敗退。一方、10番手通過をめぐるラストアタックは、0.010秒差という薄氷の戦いとなった。

    Q2中盤、赤旗が出された影響で多くのドライバーが1回のアタックにすべてをかける形となった。マクラーレンとフェラーリは自信を持ってユーズドタイヤでコースインしたが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンをはじめとする下位勢は新品タイヤでのタイム更新を狙った。

    残り2分を切ると、ハースのオリバー・ベアマンがタイムを更新して9番手に浮上。しかしその直後にキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが一気に3番手にジャンプアップ。フェルスタッペンもこれに応えるが、わずか0.010秒差でボルトレトを上回る接戦となった。

    一方で、中団のドライバーたちはわずかな差に泣くことに。フランコ・コラピント(ウィリアムズ)はタイムを更新したものの、Q3進出にはあと一歩届かず。アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)も一時P11につけ、そのまま敗退が確定した。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は最終アタックでタイム更新ならず11番手。アルボン(ウィリアムズ)はアタックラップをまとめきれず12番手にとどまった。

    Q2で敗退となったのは以下の5名:

    11位 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    僅差の戦いでタイムを更新できず、ベテランらしい安定感は見せたがQ3ならず。

    12位 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    赤旗後はユーズドタイヤを選択。ペース不足で惜しくも敗退。

    13位 アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    P11でフラッグを受けるも、他車のタイム更新で脱落。Q3進出は次戦以降へ持ち越し。

    14位 フランコ・コラピント(ウィリアムズ・レーシング)
    タイムは更新するも届かず。チームメイトとともにQ2敗退となった。

    15位 オリバー・ベアマン(ハース)
    一時9番手に浮上したが、他車のタイム更新に飲まれ最終的に15番手。

    中団の勢力図がさらに接近するなか、Q2はボルトレトとフェルスタッペンが0.010秒差で上位争いを演じた一方で、0.1秒未満の差で涙をのむドライバーが続出する結果となった。トラックエボリューションをいかに読み切り、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるかが、ますます問われる予選となっている。

  • F1オーストリアGP 予選:角田裕毅は18番手でQ1敗退

    F1オーストリアGP 予選:角田裕毅は18番手でQ1敗退

    F1第11戦オーストリアGPの予選Q1は、路面コンディションの急激な改善によって最後まで順位が目まぐるしく入れ替わる展開となり、レッドブル・レーシングの角田裕毅やウィリアムズ・レーシングのカルロス・サインツら有力勢がまさかの敗退を喫した。

    セッション開始直後、各車はC5ソフトタイヤで続々とコースイン。まだ路面にラバーが載りきっていない序盤は滑りやすく、オスカー・ピアストリやフランコ・コラピントはグラベルに飛び出すなど、タイムアタックに苦戦する場面が続いた。

    路面温度は48度に達し、金曜から大きく上昇。加えて風も強まり、ターン6やターン7では多くのマシンが挙動を乱し、アロンソもヒヤリとする場面があった。

    そのなかで序盤のタイミングで最も存在感を示したのがキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ。アップグレードの効果もあり、1分5秒台前半で一時トップに立つ。しかしすぐさまマクラーレン勢が反撃し、ランド・ノリスが1分5秒106でトップ、ピアストリも2番手へ浮上した。

    セッション後半になると、トラックエボリューションが本格化。残り4分でアルボンが5番手、ローソンが3番手に浮上するなど、1周ごとにタイムが大幅に向上する状況に。各チームが2セット目のソフトタイヤを投入し、最後のアタックに全てを懸ける。

    このタイミングで、**レッドブル・レーシングの角田裕毅はピットにとどまっており、再アタックに出ることができなかった。**1セット目で記録したタイムは伸びるトラックに対して不十分で、最終的に18番手で敗退が確定。

    ウィリアムズ・レーシングのカルロス・サインツも、アタックラップ中にターン1とターン3で細かいミスがあり、最終的にP14止まり。Q2進出にはわずかに届かなかった。

    また、**ハースのエステバン・オコンはP17走行中にピットインを選択し、そのままセッションを終える戦略を取ったが、これが裏目に出て敗退という結果に。**彼も2回目のアタックを行っていれば通過の可能性はあった。

    最終的にQ1で敗退となったのは以下の5名:

    16位 ランス・ストロール(アストンマーティン)
    一時12番手まで浮上したが、最後の数周で後続に抜かれ脱落。

    17位 エステバン・オコン(ハース)
    アタックを切り上げてピットへ。路面進化の波に乗れず脱落。

    18位 角田裕毅(レッドブル・レーシング)
    最終アタックに出られず、1セット目のタイムではQ2に届かず。

    19位 カルロス・サインツ(ウィリアムズ・レーシング)
    わずかなミスが響き、自己ベストを更新するもQ1敗退。

    20位 ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    序盤トップも再アタックに出ず脱落。判断ミスが明暗を分けた。

    初日から調子を見せていた角田裕毅とウィリアムズのサインツ、そして金曜プラクティスで好感触だったキック・ザウバー勢の一角がQ1で脱落するという波乱の展開に。予選の鍵を握ったのは、誰よりも早く、そして正確に“トラック進化”の波に乗れたかどうかだった。