カテゴリー: F1レース結果

  • F1イタリアGP 予選Q2:角田裕毅は10番手でQ3進出 サインツが敗退

    F1イタリアGP 予選Q2:角田裕毅は10番手でQ3進出 サインツが敗退

    2025年F1イタリアGP予選はQ2でも激しい攻防が展開された。トップから14番手までがわずか0.9秒以内に収まり、最後のアタック合戦では各チームの戦略とスリップストリームの駆け引きが明暗を分けた。

    終盤にはマクラーレン勢の連携でランド・ノリスが5番手に浮上し、直前まで10番手につけていたオリバー・ベアマン(ハース)を押し出す形に。これによりベアマンは惜しくもQ1突破の勢いを保てず、Q2で敗退となった。

    Q2敗退者(11〜15位)
    ■ 11位 オリバー・ベアマン(ハース)1分19秒446
    ■ 12位 ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)1分19秒498
    ■ 13位 カルロス・サインツ(ウィリアムズ)1分19秒528
    ■ 14位 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)1分19秒583
    ■ 15位 エステバン・オコン(ハース)1分19秒707

    一方、レッドブルの角田裕毅は1分19秒433で10番手を確保し、Q3進出を果たした。トップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分19秒140をマークし、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが続いた。

    ウィリアムズ勢2名の敗退やサインツの脱落はサプライズとなり、Q3では上位勢のさらなる激戦が予想される。

  • F1イタリアGP 予選Q1:角田裕毅4番手通過 ハジャーとローソンが敗退

    F1イタリアGP 予選Q1:角田裕毅4番手通過 ハジャーとローソンが敗退

    2025年F1イタリアGP予選は、モンツァの高速舞台で接戦のQ1から波乱の幕開けとなった。タイム差がわずか0.9秒以内に全20台がひしめく中、序盤から各チームがタイヤ戦略を探り合う展開に。

    レッドブルの角田裕毅は1分19秒619を記録し、4番手で堂々とQ2進出を決めた。一方、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはここまで好調を維持してきたが、1分19秒917で16番手となり、初めてのQ1ノックアウトを喫している。

    Q1敗退者(16〜20位)
    ■ 16位 アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)1分19秒917
    ■ 17位 ランス・ストロール(アストンマーティン)1分19秒948
    ■ 18位 フランコ・コラピント(アルピーヌ)1分19秒992
    ■ 19位 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)1分20秒103
    ■ 20位 リアム・ローソン(レーシングブルズ)1分20秒279

    一方で、メルセデスのジョージ・ラッセルはミディアムタイヤで首位タイムを記録し余裕の突破。上位勢は堅実にQ2へ駒を進めた。

  • F1イタリアGP FP3:ノリス最速 ルクレールがマクラーレン分断 角田裕毅15位

    F1イタリアGP FP3:ノリス最速 ルクレールがマクラーレン分断 角田裕毅15位

    F1イタリアGP フリー走行3回目(FP3)はマクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録し、フェラーリのシャルル・ルクレールが2番手に入ってマクラーレン勢を分断した。3番手にはオスカー・ピアストリが続き、上位は0.2秒以内にひしめく接戦となった。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は15番手でセッションを終えており、予選に向けて巻き返しが期待される。

    ドライバーズ選手権でチームメイトのオスカー・ピアストリに34ポイント差をつけられているノリスは、フリー走行3回目で1分19秒331を記録。ルクレールは地元ティフォシに希望を与える走りを見せ、わずかに遅れて2番手につけた。

    予選前最後の1時間となるセッションにもかかわらず、走行開始から10分近くの間、多くのドライバーはインストレーションラップによるタイヤのスクラビングだけで、コースは静かな立ち上がりとなった。

    タイム計測を始めたドライバーもハードタイヤで走行し、焦点はセッション後半の予選シミュレーションに移っていった。

    ルイス・ハミルトンは先週末から引き継いだ5グリッド降格ペナルティを抱えるなか、最初のシケインでランオフに飛び出した。ノリス、オリー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレト、カルロス・サインツらも同様にコースオフを喫し、ウィリアムズのサインツは「追い風がある」と無線で訴えた。

    15分前後になると、アイザック・ハジャーが最初にソフトタイヤを投入。しかしレーシングブルズの彼はユウキ・ツノダの記録した1分20秒775(ハード)に0.3秒近く及ばず、2番手が精一杯だった。

    開始20分後、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤで1分20秒040を刻み、暫定トップに浮上。ルクレールが0.014秒差で続いた。ルクレールはその後ミディアムで再挑戦するもパラボリカで大きなオーバーステアに見舞われた。フェルスタッペンはソフトで1分19秒688に更新したが、エステバン・オコンと予備走行中に並走する場面があり、不満をあらわにした。

    残り25分でハミルトンがミディアムタイヤで2番手に浮上、フェルスタッペンとの差は0.2秒強。アレクサンダー・アルボンもソフトで3番手に入り込んだ。

    終盤15分には予選シミュレーションが相次ぎ、ノリスが1分19秒331で首位に。ピアストリは0.247秒差の3番手に留まったが、2度目のアタックで0.165秒差まで迫った。その間にフェルスタッペンも僅差で前に出た。

    ルクレールはソフトで再挑戦したものの、レスモ2の出口で左リアをグラベルに落とすヒヤリとする場面も。ハミルトンは6番手が精一杯で「もう少しスピードが欲しい」と無線で訴えた。

    その後のアタックでルクレールは最初のセクターを最速でまとめ、最終的にトップのノリスに0.021秒差の2番手に浮上。ピアストリ、フェルスタッペン、ラッセルまでが0.2秒以内にひしめいた。

    ボルトレトが6番手と健闘し、続いてハミルトン、ハジャー、メルセデスのキミ・アントネッリ、そしてアルボン(ウィリアムズ)がトップ10を締めた。

    以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、サインツ(ウィリアムズ)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ツノダが続いた。

    リアム・ローソンはマシンのフロア修復に追われ16番手に留まり、ベアマン(ハース)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、オコンが最下位となった。

    イタリアGP F1ルクレールは2番手でフィニッシュしたが、ノリスにわずかに及ばなかった

    2025年F1 イタリアGP フリー走行2回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分19秒331
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分19秒352
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分19秒496
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分19秒498
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分19秒515
    6.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分19秒558
    7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分19秒598
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分19秒603
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分19秒696
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分19秒720
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分19秒737
    12.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分19秒861
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分19秒907
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分20秒034
    15.角田裕毅(レッドブル) – 1分20秒059
    16.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分20秒132
    17.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分20秒209
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分20秒247
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分20秒247
    20.エステバン・オコン(ハース) – 1分20秒304

  • 角田裕毅は15番手 … F1イタリアGP フリー走行3回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は15番手 … F1イタリアGP フリー走行3回目:結果・タイムシート

    2025年F1イタリアGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。9月6日(土)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は15番手タイムでセッションを終えた。

    ■ マクラーレンが優勢、ノリス最速で締めくくり
    最終プラクティスはランド・ノリスが1分19秒331でトップタイム。チームメイトのオスカー・ピアストリも3番手に入り、マクラーレン勢が速さを見せつけた。ノリスのタイムは昨年のポールに迫る水準で、予選に向けて有力候補であることを示した。

    ■ フェラーリのルクレール、僅差の2番手
    シャルル・ルクレールは0.021秒差の2位で、地元フェラーリの期待をつないだ。一時はソフトで大きなスナップを喫しながらも、最後にはノリスに肉薄。僅差の戦いでポールポジション争いに食い込む可能性を示した。

    ■ フェルスタッペンとボルトレトも上位争い
    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4位に入り、トップから0.167秒差。さらにザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトが6位に食い込み、セッション終盤には一時3番手に浮上するパフォーマンスを披露した。

    ■ メルセデス勢、着実に仕上げる
    ジョージ・ラッセルが5位、アンドレア・キミ・アントネッリが9位に入り、両者ともトップ0.4秒以内に収めた。アントネッリは前日の走行不足を補う形で順調に周回を重ね、セットアップを進めた。

    ■ 中団は接戦、ハジャーとアルボンが健闘
    レーシングブルズのアイザック・ハジャーが8位、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが10位に入った。中団グループは0.5秒以内に複数台がひしめき、予選Q2以降での突破争いが激化することを予感させる。

    ■ 角田裕毅は15位、後方は1秒以内に密集
    角田裕毅は1分20秒059で15番手にとどまった。トップから後方のオコンまで1秒未満に20台が収まり、モンツァ特有のスリップストリームと低ダウンフォース勝負で予選はさらに接戦となりそうだ。

    2025年F1 イタリアGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分19秒331    
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分19秒352 0.021  
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分19秒496 0.165  
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分19秒498 0.167  
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分19秒515 0.184  
    6 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分19秒558 0.227  
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分19秒598 0.267  
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分19秒603 0.272  
    9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分19秒696 0.365  
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分19秒720 0.389  
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分19秒737 0.406  
    12 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分19秒861 0.530  
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分19秒907 0.576  
    14 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分20秒034 0.703  
    15 22 角田裕毅 レッドブル 1分20秒059 0.728  
    16 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分20秒132 0.801  
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分20秒209 0.878  
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分20秒247 0.916  
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分20秒247 0.916  
    20 31 エステバン・オコン ハース 1分20秒304 0.973  
  • F1イタリアGP FP2:ノリス最速 ルクレールが僅差2番手 角田裕毅は9番手

    F1イタリアGP FP2:ノリス最速 ルクレールが僅差2番手 角田裕毅は9番手

    マクラーレンのランド・ノリスが、2025年F1イタリアGP金曜フリー走行2回目でタイムシートのトップに立ち、フェラーリのシャルル・ルクレールとウィリアムズのカルロス・サインツを抑えた。一方、地元のキミ・アントネッリは序盤にスピンを喫してセッションを終えた。

    初回セッションではルイス・ハミルトンがフェラーリで1-2を演出し、熱狂的なティフォシを喜ばせたが、午後5時(現地時間)から始まった2回目のセッションでも各チームが再び1時間の走行に臨んだ。

    20台すべてがグリーンシグナルと同時にコースへ飛び出し、オスカー・ピアストリはF2ドライバーのアレックス・ダンからマクラーレンを取り戻し、フランコ・コラピントもリザーブのポール・アロンからアルピーヌを再びドライブした。

    序盤、ピアストリはミラーにヒビが入った状態で1分21秒212を記録して暫定トップに立ったが、続いてノリスが1分21秒012を刻み、いずれもミディアムタイヤで走行していた。続いてアルピーヌのピエール・ガスリーがアスカリでオーバーランし、グラベルを飛ばしてコースに小石を撒き散らした。さらにアントネッリがメルセデスでレズモ2を立ち上がりでコントロールを失い、コース脇にストップ。これにより赤旗が出された。

    短い中断の間にマーシャルがアントネッリのマシンを回収し、マクラーレンはピアストリとノリスのマシンのミラー修理を実施。セッション残り45分でコースは再開された。

    その後、ピレリのミディアムとハードでの走行によりトップタイムは次々と塗り替えられた。ルクレールが1分20秒937、マックス・フェルスタッペンが1分20秒710、サインツが1分20秒583をマーク。一方、ピアストリとキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトはレズモ2の縁石を激しく乗り越え、アレクサンダー・アルボンはレズモ1でマシンが大きくスナップしながらも辛うじて持ちこたえ、両者ともフロアのチェックを要請した。

    セッション中盤にはソフトタイヤに切り替える動きが広がり、ノリスが1分19秒878でトップタイムを更新。最初のソフトでのアタックではロッジアの立ち上がりでミスをして中断したが、2度目のアタックで記録を残した。ルクレールはレズモ2でコースオフし「グリップが全然ない」と無線で訴え、フェルスタッペンも「すごく跳ねて、どの段差でもナーバスになる」と報告した。

    最終的に、ソフトタイヤでのタイム更新が一巡した後、ルクレールがノリスに0.083秒差の2番手に浮上。サインツも好調を維持して3番手につけた。ピアストリは4番手で、セッション再開時にピットレーンのファストレーンに進入した疑いで審議対象となった。ハミルトンはレズモ2でグラベルに飛び出す場面がありながら5番手、フェルスタッペンが6番手に続いた。

    アルボンはウィリアムズの好調を示す7番手を獲得し、続いてニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、角田裕毅(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップ10入り。ラッセルは午前中の油圧トラブルを解決してFP2に復帰した。

    レーシングブルズ勢ではアイザック・ハジャーが11番手で最上位、ボルトレトが続き、ランス・ストロール、オリバー・ベアマン、フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコンが後方に並んだ。最下位はリアム・ローソン、ガスリー、アントネッリ、そしてコラピントとなった。

    ドライバーとチームは、この後パドックに戻りデータを精査し、土曜午前12時30分からの最終プラクティスに備える。

    イタリアグランプリモンツァではドライバーとチームにとって再び忙しい1時間のプラクティスとなった

    2025年F1 イタリアGP フリー走行2回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分19秒878
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分19秒961
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分19秒974
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分20秒059
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分20秒070
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分20秒077
    7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分20秒179
    8.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分20秒241
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分20秒3269
    10.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分20秒276
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分20秒383
    12.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分20秒475
    13.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分20秒528
    14.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分20秒607
    15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分20秒645
    16.エステバン・オコン(ハース) – 1分20秒654
    17.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分20秒811
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分21秒102
    19.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分21秒367
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分21秒564

  • 角田裕毅は9番手 … F1イタリアGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は9番手 … F1イタリアGP フリー走行2回目:結果・タイムシート

    2025年F1イタリアGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は9番手タイムでセッションを終えた。

    ■ マクラーレンが最速、ノリスがトップタイム
    ランド・ノリスが1分19秒878でFP2の首位を獲得。チームメイトのオスカー・ピアストリも4番手につけ、マクラーレンは引き続き強力な速さを示した。

    ■ フェラーリ勢は安定した上位走行
    シャルル・ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンが5番手に入り、スクーデリアの特別カラーリングはモンツァで順調な滑り出しを見せた。

    ■ サインツとアルボン、ウィリアムズの存在感
    カルロス・サインツJr.が3位、アレクサンダー・アルボンが7位と、両者がトップ10に入る好走。新しいメルセデスPUの効果が注目された。

    ■ レッドブルは僅差で追走、角田裕毅が9位
    マックス・フェルスタッペンは6番手、角田裕毅は9番手でトップから0.4秒差。高速サーキットでのバランスを模索しつつ、競争力を保った。

    ■ 中団の接戦、レーシングブルズとザウバー
    アイザック・ハジャー(11位)、リアム・ローソン(17位)が混戦に挑み、ガブリエル・ボルトレト(12位)、ニコ・ヒュルケンベルグ(8位)らザウバー勢も競り合った。

    ■ アントネッリは失速、アルピーヌ勢も下位
    地元のアンドレア・キミ・アントネッリはスピンで走行が限られ19位に沈み、アルピーヌ勢はピエール・ガスリー18位、フランコ・コラピント20位と苦戦した。

    2025年F1 イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分19秒878    
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分19秒961 0.083  
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分19秒974 0.096  
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分20秒059 0.181  
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分20秒070 0.192  
    6 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分20秒077 0.199  
    7 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分20秒179 0.301  
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分20秒241 0.363  
    9 22 角田裕毅 レッドブル 1分20秒3269 0.391  
    10 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分20秒276 0.398  
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分20秒383 0.505  
    12 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分20秒475 0.597  
    13 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分20秒528 0.650  
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分20秒607 0729  
    15 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分20秒645 0.767  
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分20秒654 0.776  
    17 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分20秒811 0.933  
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分21秒102 1.224  
    19 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分21秒367 1.489  
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分21秒564 1.686  
  • F1イタリアGP FP1:ハミルトン首位でフェラーリが1-2 角田裕毅は14番手

    F1イタリアGP FP1:ハミルトン首位でフェラーリが1-2 角田裕毅は14番手

    ルイス・ハミルトンが2025年F1イタリアGPのフリー走行1回目で最速タイムを記録し、チームメイトのシャルル・ルクレールが続くフェラーリの1-2でセッションは終了した。このセッションは赤旗中断も挟む展開となった。

    ザントフォールトでのインストレーションラップ違反により今週末はグリッド5番降格のペナルティを受けることが決まっているハミルトンは、残り5分でピレリのソフトタイヤを履き、1分20秒117をマーク。ルクレールに0.169秒差をつけ、ティフォシを沸かせた。

    1時間のセッションは青空の下で行われ、オスカー・ピアストリのマクラーレンにはアレックス・ダン、フランコ・コラピントのアルピーヌにはポール・アロンが乗り込み、タイミングスクリーンには普段見慣れない名前が並んだ。ダンはすでにレッドブル・リンクでマクラーレンを、アロンはシルバーストンとハンガロリンクでキック・ザウバーを走らせており、2025年シーズンに全ドライバーがルーキー(グランプリ出走2戦以下の経験者)を最低2回フリー走行に乗せる義務に基づいたものだった。

    マクラーレンのランド・ノリスは、オランダGPで大量得点を逃した直後とあって気合を入れて走り出したが、最初の1コーナーでコースオフ。無事に復帰した。ルクレールとニコ・ヒュルケンベルグも同じシケインでランオフに飛び出し、追い風と路面のグリップ不足にドライバーたちは苦しんだ。

    セッション序盤、ノリスが1分21秒513で最初の1分22秒切りを達成すると、アレックス・アルボンが1分21秒479に更新。さらにマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで1分21秒166を記録し、続けて「タイヤが少し滑り始めている」と無線で報告した。一方アルボンはハードタイヤで1分21秒073を出し、印象的な走りを見せた。

    路面が改善するにつれてタイムも縮まり、フェルスタッペンは同じミディアムタイヤで1分20秒751をマーク。その20分過ぎにはアロンが第2シケイン進入で芝を踏んでスピンし、コースに復帰。ダンは最初にソフトタイヤを投入したが、15番手が精一杯。フェルスタッペンも赤いソフトタイヤでわずかコンマ1秒縮めたが、「グリップがなくてただ滑るだけ」と報告した。

    25分過ぎには、レーシングブルズのアイザック・ハジャーがアスカリで高速オフ。大量のグラベルを撒き散らしたため赤旗が出され、これがルクレールを悩ませた。彼はフライングラップ中にキック・ザウバーを追い越した直後に赤旗が出され、審議対象となったが、最終的に処分は科されなかった。

    走行再開後、昨年のイタリアGPウィナーであるルクレールが1分20秒286を記録してトップに立つ。だが最後の5分でハミルトンが1分20秒117を叩き出し、フェラーリ1-2を確定させた。

    その後方には、ウィリアムズのカルロス・サインツ、レッドブルのフェルスタッペン、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが続いた。タイトル争いを繰り広げるノリスは1秒近い差で6番手に沈み、アルボンが7番手。8番手のジョージ・ラッセルは、セッション終盤にマシンがストップし、バーチャルセーフティカーが導入されて終了を迎えた。トップ10はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてレーシングブルズのハジャーが占めた。

    その後方には、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトとヒュルケンベルグ、レーシングブルズのリアム・ローソンとレッドブルの角田裕毅、アストンマーティンのランス・ストロール、ダン、ハースのエステバン・オコン、アルピーヌのピエール・ガスリー、ハースのオリバー・ベアマン、そしてアロンが並んだ。最後尾のアロンはハミルトンから2秒遅れでセッションを終えた。

    イタリアGP F1 イタリアグランプリフェラーリの1-2を確定させたルクレールは、赤旗時のインシデントについてスチュワードから処分を受けずに済んだ

    2025年F1 イタリアGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分20秒117
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分20秒286
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分20秒650
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分20秒692
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分20秒940
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分21秒021
    7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分21秒073
    8.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分21秒110
    9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分21秒114
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分21秒158
    11.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分21秒172
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分21秒179
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分21秒201
    14.角田裕毅(レッドブル) – 1分21秒292
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分21秒295
    16.アレックス・ダン(マクラーレン) – 1分21秒606
    17.エステバン・オコン(ハース) – 1分21秒642
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分21秒653
    19.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分22秒058
    20.ポール・アロン(アルピーヌ) – 1分22秒153

  • 角田裕毅は14番手 … F1イタリアGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    角田裕毅は14番手 … F1イタリアGP フリー走行1回目:結果・タイムシート

    2025年F1イタリアGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は14番手タイムでセッションを終えた。

    フェラーリ勢がワンツー発進
    ルイス・ハミルトンが1分20秒117でトップ、0.169秒差でシャルル・ルクレールが続き、フェラーリが母国イタリアで1-2を決めた。

    ウィリアムズの好調な走り
    カルロス・サインツJr.が3番手タイムを記録。序盤からハードタイヤでも上位に食い込み、ウィリアムズのストレートスピードが際立った。

    レッドブルとメルセデスの追走
    マックス・フェルスタッペンは4番手に入り、アンドレア・キミ・アントネッリはロックアップを喫しながらも5番手に浮上。序盤の不安定さを取り戻した。

    角田裕毅は14番手に終わる
    角田裕毅(レッドブル)は1分21秒293で14番手。チームメイトのフェルスタッペンとの差は0.6秒ほどで、初日のセットアップ作業に課題を残した。

    レーシングブルズは一長一短
    アイザック・ハジャーが10番手、リアム・ローソンは13番手。ローソンは「ターボから異音がした」と無線で伝える場面もあった。

    終盤にラッセルがストップ
    ジョージ・ラッセルがパワーロスでコース上に停止し、VSCが導入された。メルセデスにとっては不安の残るセッション終了となった。

    2025年F1 イタリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分20秒117    
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分20秒286 0.169  
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分20秒650 0.533  
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分20秒692 0.575  
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分20秒940 0.823  
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分21秒021 0.904  
    7 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分21秒073 0.956  
    8 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分21秒110 0.993  
    9 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分21秒114 0.997  
    10 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分21秒158 1.041  
    11 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分21秒172 1.055  
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分21秒179 1.062  
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分21秒201 1.084  
    14 22 角田裕毅 レッドブル 1分21秒2932 1.175  
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分21秒295 1.178  
    16 89 アレックス・ダン マクラーレン 1分21秒606 1.489  
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分21秒642 1.525  
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分21秒653 1.536  
    19 87 オリバー・ベアマン ハース 1分22秒058 1.941  
    20 61 ポール・アロン アルピーヌ 1分22秒153 2.036  
  • 2025年F1ポイントランキング (第15戦 オランダGP 終了時点)

    2025年F1ポイントランキング (第15戦 オランダGP 終了時点)

    2025年F1オランダGPを終えて、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権のポイント状況に変化が見られた。

    ドライバーズ選手権では、優勝したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が284点から309点へと25点を積み上げ、ランキング首位をさらに固めた。チームメイトのランド・ノリスはリタイアに終わったことで275点で据え置きとなり、首位との差は34点に拡大した。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は187点から205点へ18点を加算し、3位の座を維持。ジョージ・ラッセル(メルセデス)は172点から184点へ伸ばしている。

    中団勢では、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が54点から64点へ上昇し、アンドレア・キミ・アントネッリに並んで同点8位に。初表彰台を獲得したアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は22点から37点へと大幅に加算し、ランキング10位に浮上。角田裕毅(レッドブル)は、8戦ぶりにポイントを獲得し、12点で19位。また、オリバー・ベアマン(ハース)は8点から16点へ倍増させる活躍を見せた。

    コンストラクターズ選手権では、マクラーレンは559点から584点へ加算し、依然として他を大きく引き離すトップ。2位フェラーリはダブルリタイアに終わり260点で変わらず、3位メルセデスは236点から248点へと差を縮めた。レッドブルは194点から214点へ伸ばし、依然4位に位置している。

    中団争いでは、ウィリアムズが70点から80点へ、アストンマーティンが52点から62点へとポイントを積み重ねた。一方でレーシングブルズはハジャーの活躍で45点から60点へ大きく加点し、ザウバーを逆転して同点6位に浮上した。

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (309)
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – (275)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (205)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (184)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (151)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (109)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (64)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (64)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (37)
    10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (37)
    11.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (32)
    12.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (30)
    13.エステバン・オコン (ハース) – (28)
    14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (20)
    15.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (20)
    16.オリバー・ベアマン (ハース) – (16)
    17.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (16)
    18.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (14)
    19.角田裕毅 (レッドブル) – (12)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン – (584)
    2.フェラーリ – (260)
    3.メルセデス – (248)
    4.レッドブル – (214)
    5.ウィリアムズ – (80)
    6.アストンマーティン – (62)
    7.レーシングブルズ – (60)
    8.ザウバー – (51)
    9.ハース – (44)
    10.アルピーヌ – (20)

    2025年のF1世界選手権 オランダGP

  • F1オランダGP:劇的展開でピアストリ優勝 ハジャー3位表彰台 角田裕毅9位

    F1オランダGP:劇的展開でピアストリ優勝 ハジャー3位表彰台 角田裕毅9位

    マクラーレンのオスカー・ピアストリが、劇的な展開となった2025年F1オランダGPで優勝を飾った。チームメイトのランド・ノリスは終盤にメカニカルトラブルでリタイアし、チャンピオンシップ争いに大きな影響を与える可能性がある瞬間となった。

    ポールポジションからスタートしたピアストリは好発進を決め、序盤はマックス・フェルスタッペンに抜かれながらも、ノリスがポジションを取り返し、マクラーレン勢が1-2体制を築いた。

    しかし、23周目にルイス・ハミルトンがクラッシュし、セーフティカーが導入されると、ピットでの動きが活発化。マクラーレンは2台を連続でピットインさせ、ノリスにわずかな遅れはあったものの、両者ともに順位を維持した。

    その後もノリスはピアストリを追い続けたが、シャルル・ルクレールとキミ・アントネッリの接触による2度目のセーフティカーを経ても戦いは続いた。だが終盤、ノリスのマシンから白煙が上がり、わずか数周を残して無念のリタイア。がっかりした様子で車を降りるノリスを横目に、最後のセーフティカー明けでピアストリはトップを守り切り、今季7勝目を挙げた。これにより、チャンピオンシップリードを34ポイントに広げた。

    フェルスタッペンが2位で続き、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが3位でフィニッシュ。ルーキーにとって記念すべきF1初表彰台となった。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が4位、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が15番手スタートから追い上げて5位に入った。

    ハースのオリー・ベアマンはピットレーンスタートから6位と健闘。アストンマーティンはランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが7位と8位に入り、ダブル入賞を果たした。角田裕毅(レッドブル)は8戦ぶりの入賞となる9位で2ポイントを獲得し、エステバン・オコン(ハース)が10位で続いた。

    アルピーヌのフランコ・コラピントは11位で惜しくもポイントを逃し、レーシングブルズのリアム・ローソンは12位。接触による10秒加算ペナルティを受けたカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が13位、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが14位と15位に入った。アントネッリは複数のペナルティを受けて16位、アルピーヌのピエール・ガスリーが17位となった。

    ノリスは後半戦最大のリタイアを喫し、フェラーリのルクレールとハミルトンもリタイア。スクーデリアにとっては厳しい一日となった。

    F1 オランダGP / 2025年のF1世界選手権 第15戦

    AS IT HAPPENED

    土曜の予選セッションの終盤にオスカー・ピアストリがランド・ノリスをわずかに抑えてポールポジションを獲得し、興奮の中で幕を閉じた後、2025年シーズン後半の初戦、72周のF1オランダGPのために日曜にパドックが再び集まった。

    このイベントに向けた準備の段階で、スターティングオーダーに1つの変更が加えられたことが確認された。ハースのオリー・ベアマンは予選で19番手に沈んだが、パルクフェルメ条件下でパワーユニット要素を交換したため、ピットレーンスタートとなった。

    週末に向けて降雨が予報されていたザントフォールトだったが、これまでのイベント中はほとんど雨は降らず、決勝レースのスタートが近づくときも同様の状況に見えた。日曜はドライながら曇り空で、グランプリ中の降雨確率は60%とされていた。

    一方で、ハミルトンがピットエントリーでのインシデントに関してイエローフラッグ違反の可能性でレース後に調査を受けることも確認された。

    マシンがグリッドに整列し、タイヤブランケットが外されると、今回のレースは多くのドライバーにとって1ストップの可能性が高いと予想される一方で、2ストップの可能性も否定できないとされた。大半のマシンはミディアムタイヤでスタートしたが、フェルスタッペン、角田裕毅、フランコ・コラピント、ニコ・ヒュルケンベルグはソフト、ハース勢はハードを選択していた。

    オランダGP F1 オスカー・ピアストリオスカー・ピアストリはポールからスタートを守り首位を維持した

    フォーメーションラップを終え、消灯とともにレースが始まると、空は一層暗くなりつつあったが、ピアストリは力強いスタートで首位を維持した。一方、ノリスはすぐにフェルスタッペンからのプレッシャーを受けることになった。

    オランダ人ドライバーはターン3で外側からノリスに並びかけた際にマシンを乱したが、なんとか体勢を立て直し、ポジションを守った。ほかではルクレールがラッセルを抜いて5番手に浮上、ハジャーは4番手で後続を牽引していた。また、アルボンは15番手から10番手へと大きく順位を上げる好スタートを切った。

    4周目までにピアストリは2秒以上のリードを築いていたが、ここで「クラス1の雨」が数分以内に来るとの警告を受ける。その数周後にはフェルスタッペンのソフトタイヤが落ち始めているように見え、8周目にはピアストリのリードは4秒近くに拡大した。

    一方ノリスはフェルスタッペンとの差を縮め、DRS圏内に入り込むと9周目のターン1でアウトから抜き去り、チームからは「ピアストリを追え」と鼓舞された。

    ピットでは、ボルトレトとの接触で注目されていたストロールが最初にピットイン。驚くべきことに、雨予報がある中でハードタイヤを装着してコースに復帰した。

    オランダGP F1 ストロールとボルトレトストロールとボルトレトは序盤に接触

    12周目にはノリスがさらにファステストを更新し、ピアストリとの差を詰め続けていた。一方でフェルスタッペンは5秒以上後方に離された。ベアマンはボルトレトのフロントウイングが破損していると訴え、リプレイではストロールがサウバーのエンドプレートの破片を踏んだ様子も映し出された。後方ではアントネッリが角田裕毅を追い詰め、アルピーヌはチームオーダーでガスリーを前に出し、コラピントのソフトが劣化していた。

    15周目、ピアストリはバイザーに雨粒が落ちてきたと無線で報告。数周後にはマクラーレンCEOのザック・ブラウンがピットウォールから手を出して雨を確認している様子が見られた。マクラーレンの2台の差は3秒に広がっていた。

    レースコントロールは、ボルトレトが危険な状態で走行した疑いで調査中と発表。マネージャーでもあるアロンソは次にピットインし、ハードを装着した。

    やがて角田裕毅、コラピント、ヒュルケンベルグらも相次いでピットへ。いずれもハードを装着する中、ノリスには「前のクルマにもっと近づけるか」と尋ねられ、「少しはね」と答えていた。

    23周目、ハミルトンがターン3のバンキングでコースオフしてバリアに激突しリタイア。セーフティカーが出動した。これによりピットは大混乱となり、大半がここでストップ。マクラーレンはピアストリとノリスをダブルスタックした。ピアストリは問題なく首位復帰、ノリスはフロントジャッキにやや手間取ったが2番手を守った。

    大半がハードを選ぶ中、フェルスタッペンはミディアムを装着して3番手に留まった。ハジャーは4番手を守り、ラッセル、ルクレール、ローソン、サインツ、オコン、アルボンが続いた。ハース勢のみがピットに入らなかった。

    26周目にセーフティカーが退き、ピアストリは見事なリスタートを決めた。一方で後方ではローソンとサインツが接触し、両者とも順位を落とした。サインツは無線で「彼は本当に愚かだ」と批判し、両者とも修理のためピットイン。18位と19位に後退した。その間にピアストリは再びノリスとの差を1.7秒に広げ、ラッセルは4番手ハジャーを攻め立てていた。「ブレーキング中に動いている」とラッセルは無線で訴えた。

    まもなくデブリ回収のためVSCが導入され、観客席からはマーシャルが破片を拾うと歓声が上がった。この頃、ノリスには「このまま最後まで行く」との戦略方針が伝えられた。後方ではルクレールがラッセルを抜いて5番手に浮上し、ラッセルは「スペースを与えなかった」と無線で不満を漏らし、ルクレールは逆に「彼がスペースをくれなかった」と主張した。サインツにはローソンとの接触で10秒ペナルティが科された。

    このほかルクレールとラッセルの件もレース後調査となった。前方ではノリス(1.7秒差)に「戦略ではなくオン・トラックで勝負しろ」と指示が飛んだ。

    さらに後方では、アロンソが13番手で不満を口にし、アンダーカットの可能性を問う場面も。前方ではベアマンが11番手で列を率い、角田裕毅が仕掛けていた。

    メルセデスでは、ルクレールとの接触でダメージを負ったとみられるラッセルにチームオーダーが出され、アントネッリが前に出て6番手に浮上、ルクレールを追った。

    オランダGP F1 ルクレールとラッセルルクレールとラッセルは激しいバトルを展開した

    48周目、ピアストリはノリスに1.2秒差で先頭を走行。フェルスタッペンはミディアムを持たせつつ3番手を維持。ハジャーも4番手を守っていた。サインツはローソンとの件での10秒ペナルティに「誰?僕に?冗談だろ」と無線で不満を述べた。

    終盤に入り、セーフティカーが再度出ればマクラーレンはピットに入るのか、それとも留まるのかという疑問が残った。そうでなければ、ノリスは残り20周ほどでピアストリをコース上で捕らえる必要があった。

    一方でアロンソは不満から早めにピットに入り、ボルトレトを抜いて15番手に。アントネッリとルクレールもピットインしたが、その直後ターン3の先でメルセデスにヒットされルクレールはクラッシュ、フェラーリは再びリタイアとなった。

    これにより再びセーフティカーが出動。マクラーレンは再びダブルスタックでハードへ交換し、大半のマシンもタイヤ交換を行った。アントネッリはダメージを負いながらもピットに戻ったが、ルクレールとの接触で10秒ペナルティ、さらにピットレーン速度違反も記録された。ハース勢もようやくピットイン。角田裕毅はスロットル問題の管理を指示された。

    オランダGP F1 マクラーレンピアストリとノリスは2度のセーフティカーで1-2を維持した

    57周目にセーフティカーが退き、ピアストリは再び見事なリスタート。ノリスはフェルスタッペンからのプレッシャーを受けたが、マクラーレン勢は前に残った。フェルスタッペンは新品ソフトで挑んだが、逃げ切られた。

    チームメイト間の戦いは依然として激しく、残り10周余りでノリスはピアストリの背後に張り付いていた。7番手のアントネッリはピット速度違反でさらに5秒加算され、後方のベアマンとの差を保たねばならなかった。

    終盤、ピアストリには「ごく軽い雨粒の可能性」と警告が入る。だが直後、ノリスが車内の異臭を訴え、マシン後部から煙が上がりストップ。マクラーレンは痛恨のリタイアを喫し、選手権争いにおける大きな分岐点となった。

    セーフティカーが3度目の出動。ノリスは芝に腰掛け、別のエリアではルクレールも砂地に座り込んで沈痛な表情を浮かべていた。

    70周目にセーフティカーが退き、ピアストリはフェルスタッペンを抑え首位を維持。ハジャーは3番手でデビュー表彰台の可能性に迫った。

    72周の激闘を経て、ピアストリはフェルスタッペンに1.271秒差をつけて優勝。今季7勝目を挙げ、リタイアしたノリスに対し選手権リードを34点に拡大した。

    ハジャーは3位でチェッカーを受け、レーシングブルズにとっても見事な一日となった。ラッセルはルクレールとの件でレース後に審議対象となるが4位、アルボンは5位。ベアマンは自己最高の6位を獲得した。

    ストロール、アロンソ、角田裕毅、オコンがトップ10入り。コラピントは再び11位でポイント圏外、ローソン(12位)、サインツ(13位)、ヒュルケンベルグ(14位)、ボルトレト(15位)が続いた。アントネッリはペナルティで16位に沈み、厳しい一日を終えた。ガスリーが17位で完走最後尾だった。

    リタイアはノリス、ルクレール、ハミルトンの3台。フェラーリがノーポイントに終わったことで、メルセデスはコンストラクターズ選手権で2位のフェラーリに12点差まで迫った。

    2025年F1 オランダGP 決勝 順位・結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    3.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    6.オリバー・ベアマン(ハース)
    7.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    9.角田裕毅(レッドブル)
    10.エステバン・オコン(ハース)
    11.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    16.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    DNF.ランド・ノリス(マクラーレン)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)