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  • F1ラスベガスGP FP2:ノリスが最速 角田裕毅ら数名は赤旗でアタックできず

    F1ラスベガスGP FP2:ノリスが最速 角田裕毅ら数名は赤旗でアタックできず

    2025年F1ラスベガスGPのフリー走行2回目は、マクラーレンのランド・ノリスが1分33秒602で最速をマークして締めくくった。ドライバーズランキング首位のノリスは、直前2戦のメキシコとブラジルを連勝しており、この週末も安定したパフォーマンスを見せている。

    直近2戦で連勝し、マクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリに24ポイント差をつけてこの週末に臨むノリスは、1分33秒602を記録した。セッション終盤には、コース整備のための赤旗が2回出され、多くのドライバーの走行が妨げられた。

    2番手にはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが0.029秒差で続き、3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。ルクレールはミディアムタイヤで記録したタイムで上位に食い込みながらも、終盤にギアボックスのトラブルが発生し、マシンを止めざるを得なかった。

    序盤は路面コンディションが難しく、FP1から大きく後退したタイムで開始
    この日の2つの1時間セッションの合間にわずかな雨が降り、路面が軽く湿ったため、各チームは序盤の走行をためらい、最初のドライバーが姿を現したのは時計が5分を過ぎてからだった。

    ドライバーたちはスリックタイヤを装着していたものの、低い気温と路面の湿りが重なりコンディションは難しく、オリー・ベアマンは無線で「滑りやすい」と報告。序盤のラップタイムはFP1のベストから数秒遅れる状況で始まった。

    しかし、その後すぐにタイムは向上し始め、ルイス・ハミルトンが15分を少し過ぎたあたりで1分35秒338を記録してトップに立った。この際、ターン14へのブレーキングゾーンでニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)と接触しそうになる場面もあった。

    FP1では2025年のマクラーレンとしては静かな内容だったが、ノリスとピアストリはラスベガスで初めて上位に浮上。両者は一時的にタイミングシートのトップに立ったものの、その後ジョージ・ラッセルがミディアムのピレリタイヤで1分34秒430を記録し、その時点での1日の最速ラップとなった。

    ノリスは最初に1分34秒を切るドライバーとなり、1分33秒943を記録したが、ターン14で大きくロックアップし、深く突っ込むシーンもあった。また、そのタイムはセッション中盤前にルクレールの1分33秒763によって更新された。

    その後はソフトタイヤでの予選シミュレーションに焦点が移り、キミ・アントネッリ、続いてノリスがトップに浮上。ノリスは1分33秒602を記録したが、その直後に残り20分ほどのところで赤旗が提示された。

    コースの点検後、セッションは残り5分強で再開され、ドライバーたちは最後のアタックを狙ってピットレーンに殺到した。

    しかし、ルクレールにはさらなるドラマが待っていた。エンジニアから「シフトするな」と無線で指示されたあと、ギアボックスの問題によりマシンをコース脇に止めざるを得ず、再び赤旗が提示されセッションは終了となった。

    最終的にノリスがトップ、0.029秒差のアントネッリが続き、ルクレールはミディアムタイヤで3番手。4番手はヒュルケンベルグ、5番手にはソフトタイヤでタイムを出したレーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャーが入った。

    ジョージ・ラッセル、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)がトップ10を締めくくり、このうちアルボンだけがソフトタイヤでのタイムだった。

    アストンマーティンのランス・ストロール、アルピーヌのピエール・ガスリー、ウィリアムズのカルロス・サインツが続き、マクラーレンのオスカー・ピアストリは14番手。終盤の混乱によりソフトタイヤでの計測ラップを残せなかった。

    順位表の最後には、角田裕毅(レッドブル)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ベアマン、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、エステバン・オコン(ハース)、ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が並んだ。

    ラスベガスグランプリ

    F1 ラスベガスGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分34秒802
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分34秒968
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分35秒071
    4.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分35秒109
    5.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分35秒179
    6.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分35秒258
    7.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分35秒299
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分35秒450
    9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分35秒534
    10.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分35秒538
    11.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分35秒561
    12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分35秒589
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分35秒709
    14.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分35秒749
    15.角田裕毅(レッドブル) – 1分35秒894
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分35秒990
    17.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分36秒123
    18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分36秒170
    19.エステバン・オコン(ハース) – 1分36秒398
    20.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分36秒758

  • 角田裕毅は15番手 … F1ラスベガスGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は15番手 … F1ラスベガスGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    2025年F1ラスベガスGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。現地11月20日(木)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはラノド・ノリス(マクラーレン)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は15番手だった。

    ■ FP2は赤旗のまま終了、ノリスが最速
    終盤に発生した赤旗は原因不明のまま回収されず、セッションは再開されずに終了した。トップはマクラーレンのランド・ノリス。アンドレア・キミ・アントネッリがわずか0.029秒差の2番手、FP1最速のシャルル・ルクレールが3番手につけた。

    ■ 角田裕毅は15番手、風と低温に苦戦
    角田裕毅は1分34秒692で15番手。低温と風の強まりで多くのドライバーがロックアップしたが、角田裕毅も例外ではなく、序盤からアタックに苦戦。ロングランも赤旗の影響で十分に走れず、セットアップ調整はFP3に持ち越しとなった。

    ■ フェラーリに問題続出、ルクレールはギアボックス系のトラブル
    ルクレールはターン5でギアシフト不能に陥りストップ。幸い大規模な赤旗にはならなかったが、フェラーリは夜間作業でギアボックス交換の可能性が高い。FP1最速の勢いが一転し、波乱のセッションとなった。

    ■ マクラーレンはリアウイング比較を継続
    ザック・ブラウンは「2種類のリアウイングをテスト中」と説明。ピアストリはスキニー仕様、ノリスは別仕様を使用。FP3までに最終仕様を決定する見込みで、FP1より改善したパフォーマンスに繋がった。

    ■ RB勢が躍進、ハジャー5番手・ローソン6番手
    レーシングブルズ勢はハジャー5番手、ローソン6番手と揃って上位につけ、ウィリアムズ(アルボン8番手)とのミッドフィールド上位争いが接戦に。角田裕毅は順位を伸ばせなかったが、チーム全体としては良いパフォーマンスを示した。

    ■ ロングランは各車データ不足、決勝予測が困難に
    小雨、たび重なる赤旗・黄旗、ロックアップ多発により、ロングランは全体的に不足。マクラーレン、メルセデス、レーシングブルズなど多くのチームがアタックを中断しており、決勝に向けたデータ収集は限定的。FP3が各チームにとって極めて重要となる。

    2025年F1 ラスベガスGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分33秒602   13
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分33秒631 0.029 18
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒763 0.161 16
    4 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分33秒879 0.277 14
    5 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分33秒893 0.291 16
    6 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分33秒901 0.299 16
    7 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分34秒037 0.435 18
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒067 0.465 17
    9 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分34秒105 0.503 16
    10 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分34秒127 0.525 17
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分34秒191 0.589 15
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分34秒373 0.771 18
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分34秒435 0.833 16
    14 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分34秒493 0.891 12
    15 22 角田裕毅 レッドブル 1分34秒692 1.090 16
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分34秒824 1.222 18
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分34秒986 1.384 17
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒012 1.410 14
    19 31 エステバン・オコン ハース 1分35秒228 1.626 18
    20 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分35秒499 1.897 19
  • F1ラスベガスGF FP1結果:フェラーリが先制、角田裕毅が3番手の好発進

    F1ラスベガスGF FP1結果:フェラーリが先制、角田裕毅が3番手の好発進

    2025年F1ラスベガスGPのフリー走行1回目が現地11月20日(木)に行われ、シャルル・ルクレールが最速を記録し、フェラーリのドライバーはウィリアムズのアレクサンダー・アルボンとレッドブルの角田裕毅の前でセッションを終えた。

    ルクレールは1分34秒802を記録し、アルボンに0.166秒差をつけた。角田裕毅も3分の1秒以内に迫り、タイトルを争うランド・ノリスとオスカー・ピアストリがトップ付近に名を連ねることはなかった。

    20人全員のドライバーがセッション開始10分以内にハイスピードかつローダウンフォースのサーキットに繰り出した。1時間のセッション序盤から、低い気温と汚れてはいるが乾いた路面がドライバーたちに課題を突きつけた。

    ルイス・ハミルトンとオリー・ベアマンの小さなスライドが序盤に目を引き、ノリスとピエール・ガスリーもやや大きな乱れを見せ、ターン7とターン12のランオフに一瞬飛び出した。

    ルクレールとマックス・フェルスタッペンが序盤からペースを引っ張り、フェラーリのドライバーが開始20分でピレリのミディアムタイヤを履いて1分35秒954を記録し、初めて1分36秒を切った。その直後、フェルスタッペンが2分の1秒未満の差でベンチマークを更新した。

    チームはセッション後半に向けてソフトタイヤへと作業の焦点を移し、トップ争いの中で最初に赤いサイドウォールタイヤを投入したハミルトンが1分35秒561をマークしたが、これはすぐにチームメイトのルクレールに上回られた。

    ドライバーたちは限界探索を続け、ピアストリとフェルナンド・アロンソもターン7と12でコース外へ膨らむ場面が続いた。全長3.85マイルのサーキットでは、時に走行位置の確保が難しくなる場面も見られた。

    フェルスタッペンはルクレールとのトップ争いを続け、4度のワールドチャンピオンは1分35秒109を記録し、フェラーリのドライバーが直前に刻んだラップを0.004秒だけ上回った。その後、残り15分で角田裕毅が一時トップに躍り出た。

    ターン9の立ち上がりで壁に軽く接触するアクシデントを生き延びたノリスは、その後ターン12で連続して深く突っ込み、ドライバーズ選手権リーダーは明らかにペースに苦しんでいた。

    ルクレールは1分35秒切りとなる1分34秒802を記録し、チェッカーフラッグ時点でトップに立った。アルボンはセッション終盤のターン12のハードブレーキングゾーンで大きくロックアップしつつも2番手で終えた。

    角田裕毅はフェルスタッペンを1割未満の差で抑え、ウィリアムズのカルロス・サインツがノリスとピアストリのマクラーレン勢より前のポジションを獲得し、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がタイトル争いの2人の間に割って入った。

    12か月前のラスベガスの勝者であるジョージ・ラッセルは9番手、メルセデスのチームメイトであるキミ・アントネッリが10番手。ハミルトンは11番手で、ルクレールから0.7秒遅れだった。

    アルピーヌのガスリーはレーシングブルズのリアム・ローソン、そしてアストンマーティンのアロンソとランス・ストロールの前につけた。

    ハースのベアマンとエステバン・オコン、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレト、そしてフランコ・コラピント(アルピーヌ)が中断なく進んだセッションの最後に並んだ。

    ドライバーとチームは、このあと行われる、より代表的なセッションとなるフリー走行2回目で再び走行に戻る予定だ。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ラスベガスグランプリ

    F1 ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分34秒802
    2.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分34秒968
    3.角田裕毅(レッドブル) – 1分35秒071
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分35秒109
    5.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分35秒179
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分35秒258
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分35秒299
    8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分35秒450
    9.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分35秒534
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分35秒538
    11.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分35秒561
    12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分35秒589
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分35秒709
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分35秒749
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分35秒894
    16.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分35秒990
    17.エステバン・オコン(ハース) – 1分36秒123
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分36秒170
    19.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分36秒398
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分36秒758

    ■2025年F1ラスベガスGP FP1 トピック5選

    1.ルクレールがトップ、フェラーリが初日から速さを示す
    シャルル・ルクレールが1分34秒802でFP1最速。寒い路面、低グリップという難条件ながらフェラーリは一発・ロングの両面で好感触を見せた。

    2.角田裕毅が3番手、レッドブル勢が好発進
    角田裕毅がわずか0.269秒差の3番手につけ、来季シート未定の中で強烈なアピール。フェルスタッペンも序盤から上位に入り、レッドブルは総じて競争力を発揮した。

    3.マクラーレンが大苦戦:ノリスはウォール接触、ピアストリは周回中断
    ノリスはウォールを軽くヒットし、ピアストリもアタックを中断する場面が続出。低ダウンフォース+低温という“弱点”に再び苦しみ、6・7番手にとどまった。

    4.アルボン2番手、ウィリアムズが好相性のコースで上位争い
    アルボンが2番手、サインツJr.も上位につけるなど、ウィリアムズ勢が勢いを見せた。低温でのタイヤ発熱と直線の速さが噛み合い、週末サプライズ候補へ。

    5.ハジャーが終盤にP7へ浮上、レーシングブルズは手応えあり
    終盤のアタックでイスラック・ハジャーがP7を獲得し、メルセデス勢を一時圏外へ押し出す走りを披露。ルーキーながら安定感を見せ、レーシングブルズの仕上がりも悪くない。

  • 角田裕毅が3番手 … F1ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅が3番手 … F1ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1ラスベガスGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。現地11月20日(木)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3番手に角田裕毅(レッドブル)が続いた。

    ■ ルクレール最速発進、ウィリアムズと角田裕毅が続く
    FP1終盤、ソフトタイヤでシャルル・ルクレールが1分34秒802を記録してトップに立った。ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが0.166秒差の2番手、角田裕毅が0.269秒差の3番手に入り、序盤からレッドブル勢に割って入った。

    ■ マクラーレンは不安な立ち上がり、両者とも「 messy lap 」
    ランド・ノリスはウォールに接触し、オスカー・ピアストリはアタックを何度も中断。セットアップ比較のためリアウイング仕様も分かれており、車の挙動に苦しむ場面が目立った。最終的にノリス6番手、ピアストリ7番手に留まる。

    ■ メルセデスは燃料量か?初動は控えめも上位に顔を出す
    最初のソフトではラッセル・ハミルトンともにフェラーリに4〜5コンマ遅れたが、燃料搭載量の違いも疑われる内容。2度目のアタックではラッセルが2番手圏内のタイムを記録するなど、徐々に調子を引き上げた。

    ■ ハジャーはアルボンとの接触でイラ立ち、RB勢は明暗
    アイザック・ハジャーはアルボンにブロックされた形となり、並走して腕を上げるほどの抗議を見せた。一方でチームメイトのリアム・ローソンは序盤から安定した走行を続け、トップ10争いに絡んだ。

    ■ ストリート特有の難しさ、路面改善でタイムが急上昇
    序盤はC3〜C5タイヤの発熱に苦しむドライバーが多かったが、路面コンディションの改善とともに各車が一気にタイムを更新。ブレーキングポイントが周回ごとに変化し、アタックの難しさが随所で見られた。

    ■ ハースは長距離メインのプログラム、2台 で計56周
    オコンが27周、オリバー・ベアマンが27周と、ロングラン中心の走り込みを実施。順位こそ16・17番手だったが、三度目の“ホームレース”に向けて着実にデータ収集を進めた。

    2025年F1 ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分34秒802   28
    2 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒968 0.166 22
    3 22 角田裕毅 レッドブル 1分35秒071 0.269 26
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分35秒109 0.307 23
    5 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分35秒179 0.377 30
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分35秒258 0.456 24
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分35秒299 0.497 29
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分35秒450 0.648 26
    9 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分35秒534 0.732 24
    10 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分35秒538 0.736 29
    11 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分35秒561 0.759 25
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分35秒589 0.787 25
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分35秒709 0.907 27
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒749 0.944 22
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分35秒894 1.092 24
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分35秒990 1.188 27
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分36秒123 1.32 29
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分36秒170 1.368 24
    19 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分36秒398 1.596 24
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分36秒758 1.956 27
  • F1パワーランキング:2025年F1サンパウロGPで評価を高めたドライバーは?

    F1パワーランキング:2025年F1サンパウロGPで評価を高めたドライバーは?

    ランド・ノリスはインテルラゴスでスプリントと決勝の両方を制してチャンピオンシップのリードを広げた。

    では、サンパウロGP週末後の最新パワーランキングのトップ10に入ったのは他に誰だろうか? 以下で最新スコアと総合リーダーボードをチェックしよう…

    F1パワーランキングは、F1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    メキシコでの圧倒的な勝利から2週間、ノリスはアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェでまたも輝かしい週末を過ごした。イギリス人ドライバーはポールポジションからスプリント勝利を挙げ、日曜のグランプリでも同じく勝利を飾り、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを24ポイントに広げた。

    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    サンパウロではマックス・フェルスタッペンにとって順調な週末の滑り出しとはならなかった。レッドブル・レーシングのドライバーは土曜の予選でまさかのQ1敗退。しかし、日曜のレースではピットレーンスタートからの驚異的なカムバックドライブを披露し、途中では先頭に立つ場面もあった。最終的に3位表彰台を獲得した。

    3.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    アンドレア・キミ・アントネッリの好調はブラジルでも続いた。ルーキーはスプリントとグランプリの両方でノリスに次ぐ2位に入り、100kmスプリントの終盤にはチャンピオンシップリーダーにプレッシャーをかける場面もあった。日曜のP2フィニッシュは自身最高のキャリア結果となった。

    4.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    前回のメキシコに続き、我々の審査員はオリバー・ベアマンに再び感銘を受けた。スプリントでリアム・ローソンとの接触によりタイムペナルティを受けたものの、ハースF1チームのドライバーはグランプリではトラブルを避け、P6フィニッシュを果たした。彼自身が「完璧なレース」と評したパフォーマンスだった。

    5.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    アルピーヌはサンパウロ到着時点で、7月のベルギーGP以来ポイントを獲得していなかった。しかしピエール・ガスリーはインテルラゴスで2度ポイントを持ち帰った。スプリントのP8に続き、日曜の決勝では10位に入り、この堅実な走りがトップ5のパワーランキング入りにつながった。

    6.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    F1での将来をかけて戦い続けるリアム・ローソンは、難しいスプリントを経てグランプリで力強い走りを見せた。レーシングブルズのドライバーは7番グリッドからスタートし、ミディアムタイヤのスティントを52周まで引っ張る1ストップ戦略を成功させ、最終的にチームメイトの前の7位でチェッカーを受けた。

    7.アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    アイザック・ハジャーはインテルラゴスでのレーシングブルズの素晴らしい結果に貢献した。5番手という見事な予選結果を出しながら、決勝では少し順位を落としたが、終盤にはP7を争うべくローソンに挑んだ。最終的には8位となったものの、チームのダブルポイントによりコンストラクターズ6位のバッファーが広がった。

    8.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    サンパウロGPの決勝結果はシャルル・ルクレールにとって望ましいものではなかった。フェラーリF1のドライバーはアントネッリとオスカー・ピアストリとの序盤の接触によりリタイアを余儀なくされたためだ。しかし、それまでの週末はポジティブだった。スプリントではP8からP5へと順位を上げ、予選でも力強い走りで3番手グリッドを獲得していた。

    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム)
    チームメイトのガブリエル・ボルトレトがDNFに終わる中、ニコ・ヒュルケンベルグはキック・ザウバーに笑顔をもたらした。ローソン同様、ドイツ人ドライバーはソリッドな1ストップ戦略を実行し、終盤まで戦い抜き、9位で2ポイントを獲得した。

    10.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    スプリントで3位に入った後、ジョージ・ラッセルは日曜のグランプリで4位を獲得し、メルセデスがライバルのフェラーリを抜いてコンストラクターズ2位に立つ助けとなった。終盤にはマクラーレンのピアストリからのプレッシャーを受けたが、粘り強い走りで順位を守り切った。

    惜しくも圏外
    ピアストリは今週のパワーランキング上位半分にわずかに届かなかった。オーストラリア人ドライバーは10秒のタイムペナルティを受けながらも順位を取り戻し、最終的に5位でフィニッシュしている。

    2025年のF1世界選手権 ブラジルグランプリ

  • F1サンパウロGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は最下位17位

    F1サンパウロGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は最下位17位

    2025年F1 サンパウロGP 決勝のハイライト動画。11月9日(日)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリの決勝レースが行われた。

    ランド・ノリスは数多くのアクシデントを回避し、サンパウロGPで優勝を果たした。 メルセデスのキミ・アントネッリと、猛烈に追い上げたマックス・フェルスタッペンを抑え、チャンピオンシップ争いでのリードをさらに広げた。

    マクラーレンのノリスは、スタート時とセーフティカーリスタートのいずれでもアントネッリより良いスタートを決めた。リスタートは、母国グランプリでガブリエル・ボルトレトがオープニングラップにクラッシュしたことによって導入されたものだった。

    その後、ノリスはフェルスタッペンの見事な走りにもかかわらず、レースを完璧にコントロールした。ピットレーンスタートからの出走となったフェルスタッペンは、序盤にパンクを喫しながらも見事に挽回。完璧なレース運びでポディウムを獲得し、アントネッリからわずか0.3秒差でフィニッシュした。

    最も大きなインシデントは、オスカー・ピアストリ、シャルル・ルクレール、そしてアントネッリの3台がターン1で3ワイド状態になったセーフティカーリスタート時に起きた。ピアストリがブレーキングでロックアップし、メルセデスのマシンをルクレールの車にぶつけてしまったのだ。この接触によりモナコ出身のルクレールはフェラーリをリタイアせざるを得ず、ピアストリには接触の原因とされて10秒のタイムペナルティが科せられた。これが彼の最終順位である5位に影響した。

    一方、レッドブル・レーシングの角田裕毅は、17番グリッドからスタート。序盤にアストンマーティンのランス・ストロールと接触してスピンを誘発し、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点を受ける厳しい展開となった。その後もペナルティの履行ミスによる追加処分を受け、苦しい週末を終える結果となった。

    動画の公開は終了しました
  • 2025年F1ポイントランキング(第21戦サンパウロGP終了):ノリスが主導権

    2025年F1ポイントランキング(第21戦サンパウロGP終了):ノリスが主導権

    2025年F1サンパウロGPを終え、タイトル争いはついに最終局面に突入した。

    マクラーレン勢の勢いは止まらず、ランド・ノリスが優勝によってチャンピオンシップでのリードを広げる一方、メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが再び存在感を示した。

    ドライバーズランキング:ノリスが首位拡大、アントネッリがルーキー筆頭に
    首位のランド・ノリス(マクラーレン)は、サンパウロGPでの勝利によりポイントを357→390へと伸ばした。わずか1ポイント差で追っていたチームメイトのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は2位を維持したものの、ポイント差は1→24点へと拡大した。

    マクラーレン勢によるタイトル独占の構図が明確化しており、残りラウンドはノリスのチャンピオン決定が焦点となる。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はピットレーンスタートから3位表彰台を獲得。ポイントは321→341と加算したが、タイトル戦線では依然として厳しい立場にある。

    4位のジョージ・ラッセル(メルセデス)は258→276と着実に積み上げ、メルセデスのコンストラクターズ2位堅守に貢献した。

    一方で今大会のハイライトとなったのは、ルーキーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だ。自身初の2位表彰台で97→122へとポイントを大幅に伸ばし、ルーキー勢トップの座を固めた。メルセデスの今後を担う新星として注目が集まっている。

    中団勢では、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が39→40と小幅加点ながらトップ10を維持。オリバー・ベアマン(ハース)が32→40と伸ばして並び、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)も40点で同ポイントとする三つ巴の戦いが展開されている。

    レーシングブルズのリアム・ローソンは30→36で14位に浮上。中団の安定したペースが続いている。

    角田裕毅(レッドブル)は28点のまま17位。ピットレーンスタートの影響を受けたレース展開の中で、次戦でのポイント獲得が課題となる。

    コンストラクターズランキング:マクラーレン独走、メルセデスとフェラーリが二番手争い
    コンストラクターズランキングでは、王者マクラーレンが713→756ポイントへとさらに加点。ノリスとピアストリの1-2体制による大量得点で、チームとしても700点台中盤に突入。圧倒的な安定感を誇る。

    2位メルセデスは398点で堅実加点。3位にはレッドブルが366点で浮上し、フェラーリ(362点)は4位に後退。両者の差はわずか4点で、終盤戦に向けて熾烈な表彰台争いが続く。

    中団勢では、レーシングブルズが72→82(+10)と上昇し、中団トップグループに定着。ハース(62→70)、アストンマーティン(69→72)、ザウバー(60→62)も僅差で続いており、各チームの開発競争が激化している。

    まとめ:マクラーレンの完全制圧、ルーキー勢の台頭が話題
    ■ ノリスが390点で首位固め、マクラーレンは756点で独走態勢
    ■ レッドブルが366点でフェラーリを逆転し、3位に浮上(差は4点)
    ■ アントネッリが122点でルーキー最上位を堅持
    ■ 中団はハジャー、ベアマン、アロンソが40点で並ぶ三つ巴

    ■ 2025年F1ドライバーズポイント
    1.ランド・ノリス (マクラーレン) – (390)
    2.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (366)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (341)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (276)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (214)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (148)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (122)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (73)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (43)
    10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (40)
    11.オリバー・ベアマン (ハース) – (40)
    12.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (40)
    13.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (38)
    14.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (36)
    15.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (32)
    16.エステバン・オコン (ハース) – (30)
    17.角田裕毅 (レッドブル) – (28)
    18.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (22)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (19)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    ■ 2025年 F1コンストラクターズポイント
    1.マクラーレン – (756)
    2.メルセデス – (398)
    3.レッドブル – (366)
    4.フェラーリ – (362)
    5.ウィリアムズ – (111)
    6.レーシングブルズ – (82)
    7.アストンマーティン – (72)
    8.ハース – (70)
    9.ザウバー – (62)
    10.アルピーヌ – (22)

  • F1サンパウロGP 決勝:ランド・ノリス今季7勝目 角田裕毅はペナルティに泣く

    F1サンパウロGP 決勝:ランド・ノリス今季7勝目 角田裕毅はペナルティに泣く

    2025年F1第21戦サンパウロGP決勝は、マクラーレンのランド・ノリスが今季7勝目を挙げ、ドライバーズ選手権でさらにリードを広げた。2位にはメルセデスのキミ・アントネッリ、そしてピットレーンスタートから怒涛の追い上げを見せたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が3位に入った。

    序盤は波乱の展開となった。ポールポジションからスタートしたノリスは危なげない走りで首位をキープする一方、母国レースに挑んだガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がバリアにクラッシュし、早々にセーフティカーが導入された。

    再スタート後も混乱は続き、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がブレーキングでロックし、アントネッリに接触。さらにその勢いでシャルル・ルクレール(フェラーリ)にも衝突し、ルクレールはダメージによりリタイアを余儀なくされた。ピアストリにはこの件で10秒加算ペナルティが科された。

    その後も戦略が分かれる展開となる中、フェルスタッペンは序盤のパンクから驚異的なリカバリーを見せ、レース後半には表彰台圏内にまで浮上。終盤、アントネッリとの間で手に汗握る2位争いを展開したが、わずかの差でアントネッリがキャリア初の2位フィニッシュを達成した。ノリスは10秒のマージンを築き、完璧な週末を締めくくった。

    4位にはメルセデスのジョージ・ラッセル、5位にはピアストリが続き、ペナルティがなければさらなる上位も狙えた内容だった。

    レーシングブルズ勢がダブル入賞、ハースも健闘
    ハースF1チームのオリバー・ベアマンが6位と健闘を見せ、チームに貴重なポイントをもたらした。レーシングブルズの2人も続き、リアム・ローソンが7位、アイザック・ハジャーが8位でフィニッシュ。最終ラップには両者の軽い接触があったが、スチュワードは「調査不要」と判断した。

    9位にはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、10位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が入り、最後のポイントを獲得。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は惜しくも11位でポイント圏外に終わった。

    アルボンの後方にはエステバン・オコン(ハース)、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続き、フェルナンド・アロンソとランス・ストロール(ともにアストンマーティン)はそれぞれ14位と16位。間にはフランコ・コラピント(アルピーヌ)が15位で挟まれる形となった。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)はトラブルの多い一日となり、2度の10秒ペナルティを受けて最下位完走。最初のペナルティの履行ミスにより追加の10秒が科された。

    フェラーリ勢は2台とも完走できず。ルクレールはピアストリとの接触でリタイア、ルイス・ハミルトンは序盤の接触でフロアを損傷し、ピットでマシンを降りた。ハミルトンにも10秒ペナルティが科されており、チームにとっては“悪夢のサンパウロ”となった。

    ボルトレトはスタート直後、ストロールとの接触でクラッシュし母国GPをリタイア。スタンドを埋めたファンの前で無念の結末を迎えた。

    ノリスの独走、そしてアントネッリの台頭
    今回の勝利でノリスはドライバーズ選手権首位をさらに拡大。シーズン7勝目、かつブラジルGPではスプリントと決勝を制する完全勝利を達成した。

    一方、18歳のルーキー、キミ・アントネッリはキャリア初の2位を記録し、将来性を改めて示した。彼の落ち着きと守備力は、終盤のフェルスタッペンとの攻防で光った。

    フェルスタッペンはピットレーンスタートと序盤のパンクにもかかわらず、怒涛の追い上げで3位表彰台を獲得。セットアップ変更の賭けは功を奏したが、チャンピオンシップ争いではノリスとの差が広がり、逆転には厳しい状況となっている。

    マクラーレンはピアストリの速さも相まって、コンストラクターズ争いでも優位を維持。対してレッドブルは角田裕毅のノーポイントにより苦しい週末となった。

    今後の焦点:ラスベガスでの再戦
    次戦は2週間後のラスベガスGP。ナイトレースでの一発勝負となり、フェルスタッペンが巻き返しを図るか、ノリスが王手をかけるかが注目される。また、アントネッリの勢いが本物であることを証明する舞台にもなりそうだ。

    ブラジルグランプリ 2025年のF1世界選手権

    2025年F1サンパウロGP 決勝 順位・結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    6.オリバー・ベアマン(ハース)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.角田裕毅(レッドブル)
    DNF.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)

  • 角田裕毅は17位 … F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    角田裕毅は17位 … F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    2025年F1サンパウロGP 決勝の結果・タイムシート。11月9日(日)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)。2位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は完走中最下位となる17位でレースを終えた。

    ■ ノリスがサンパウロで完勝、今季7勝目
    スタートから主導権を握ったランド・ノリスが危なげないレース運びでトップチェッカー。中盤はタイヤマネジメントを優先しつつも終盤まで盤石のペースを維持し、選手権リーダーとして価値ある連勝を飾った。

    ■ ルーキー・アントネッリ、自己最高2位で2度目の表彰台
    アンドレア・キミ・アントネッリはソフト→ミディアムの戦略で終盤に猛追を受けるも、要所の電池(ERS)運用とブレーキ管理で凌ぎ切り、ベストリザルトとなる2位フィニッシュ。冷静な防御で評価をさらに高めた。

    ■ フェルスタッペン、ピットレーン発進から3位表彰台
    マックス・フェルスタッペンはピットレーンスタートながら、柔軟なタイヤ選択とアウトラップの強さでポジションを巻き返し、終盤はアントネッリを猛追。届かなかったものの3位を確保し、タイトル望みを「かろうじて」繋いだ。

    ■ メルセデスの綱渡り、ラッセルはブレーキ温存でP4死守
    ジョージ・ラッセルはブレーキ温度と摩耗をコントロールする「リフト&コースト」を続けながらも表彰台争いに踏みとどまり、オスカー・ピアストリの圧力を受けつつ4位を守り切った。チームとしてはアントネッリ2位とのダブル上位入賞。

    ■ 中団戦線:ハース躍進&レーシングブルズW入賞
    オリバー・ベアマンが6位の好走でポイント量産。レーシングブルズはリアム・ローソン7位、アイザック・ハジャー8位のダブル入賞を達成し、ミッドフィールド争いで貴重なポイントを積み上げた。

    ■ 角田裕毅:接触・ペナルティが響き17位
    角田裕毅は序盤の接触と10秒ペナルティ、さらに手続き不履行による追加10秒で大きく後退。中盤以降は追い上げるもポイント圏外の17位フィニッシュにとどまった。

    2025年F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     - 0 2
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 10.388 10.388 - 0 2
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 10.750 0.362 ↑ 16 3
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 15.267 4.517 ↑ 2 2
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 15.749 0.482 ↓ 1 2
    6 87 オリバー・ベアマン ハース 29.630 13.881 ↑ 2 2
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 52.642 23.012 - 0 1
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 52.873 0.2341 ↓ 3 2
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 53.324 0.451 ↑ 1 3
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 53.914 0.590 ↓ 1 1
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 54.184 0.270 ↑ 1 2
    12 31 エステバン・オコン ハース 54.696 0.512 ↑ 8 2
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 55.420 0.724 ↑ 2 2
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 55.766 0.346 ↓ 3 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 57.777 2.011 ↑ 1 2
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 58.247 0.470 ↓ 2 2
    17 22 角田裕毅 レッドブル 69.176 10.929 - 0 3
    DNF 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 34L 34L ↓ 5 4
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 66L 32L ↓ 16  
    DNF 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー     ↓ 2  
  • F1サンパウロGP予選:ランド・ノリスPP獲得 フェルスタッペンQ1敗退の波乱

    F1サンパウロGP予選:ランド・ノリスPP獲得 フェルスタッペンQ1敗退の波乱

    マクラーレンのランド・ノリスが、波乱に満ちた予選で最速タイムを記録し、F1サンパウロGP決勝でポールポジションからスタートする。レッドブルのマックス・フェルスタッペンがまさかのQ1敗退を喫したセッションとなった。

    スプリントでのクラッシュから立て直したオスカー・ピアストリが、Q3の最初の走行で暫定トップに立ったが、最終アタックでノリスがさらに上回る1分09秒511を叩き出し、トップの座を奪取した。

    金曜のスプリント予選と同様に、メルセデスのキミ・アントネッリが最も近いライバルとなり、ノリスから0.174秒差の2番手に食い込んだ。フェラーリのシャルル・ルクレールは堅実な走りで3番手を確保した。

    ピアストリは4番手に留まり、一方でレーシングブルズ勢にとっては明るい一日となった。アイザック・ハジャーが5番手、リアム・ローソンが7番手に入り、両者の間にメルセデスのジョージ・ラッセルが6番手で割って入った。ハースのオリバー・ベアマン、アルピーヌのピエール・ガスリー、そしてキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがトップ10を締めくくった。

    中団勢とQ2脱落組
    前日のスプリント予選でSQ2敗退を喫したルイス・ハミルトンは、今回もQ3進出を逃した。フェラーリドライバーのハミルトンはタイムを更新できず、13番手に終わった。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンがそれぞれ11番手と12番手に入り、チームメイトのランス・ストロールとカルロス・サインツが14番手と15番手で続いた。

    Q1で波乱、フェルスタッペンがまさかの敗退
    最大のニュースはQ1での波乱だった。レッドブルのマックス・フェルスタッペンがグリップ不足に苦しみ、まさかの16番手でセッションを終えた。チームメイトの角田裕毅も19番手で早々に敗退している。ハースのエステバン・オコンとアルピーヌのフランコ・コラピントがその間の17番手と18番手につけた。

    また、キック・ザウバーはスプリントでクラッシュしたガブリエル・ボルトレトのマシンを修復できず、Q1を走ることができなかったため、20番手に留まった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    F1 サンパウロGP 予選 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分09秒511
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分09秒685
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分09秒805
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分09秒886
    5.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分09秒931
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分09秒942
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分09秒962
    8.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分09秒977
    9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分10秒002
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分10秒039
    11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    13.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    19.角田裕毅(レッドブル)
    20.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)