カテゴリー: F1レース結果

  • F1ポイントランキング:マクラーレン勢失格でフェルスタッペンが射程圏内浮上

    F1ポイントランキング:マクラーレン勢失格でフェルスタッペンが射程圏内浮上

    2025年F1ラスベガスGPで、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリの2台がスキッドブロックの規定違反により失格となり、ドライバーズランキングが大幅に書き換えられた。

    最大の焦点は、マックス・フェルスタッペンがマクラーレン勢にどれだけ迫ったかである。本来42点差あったノリスとフェルスタッペンの差が、失格により24点差へと一気に縮まるという劇的な状況となっている。

    ■ ノリスの18点消滅で、42点差が24点差へ一気に縮小
    ラスベガスGP決勝直後の段階では

    ランド・ノリス:408点

    マックス・フェルスタッペン:366点

    その差は 42点 だった。

    しかし、ノリスが2位で得ていた 18点が失効したことで、ポイントは 390点 に戻った。

    フェルスタッペンの366点は変動しないため、差は 24点 となった。

    フェルスタッペンは一気にタイトル射程圏へ。

    ■ ピアストリも12点消滅でフェルスタッペンと同点に
    オスカー・ピアストリは4位で得ていた12点が無効になり

    378点 → 366点

    フェルスタッペンと同点に並んだことで、タイトルは ノリス・フェルスタッペン・ピアストリの三つ巴となった。

    ■ コンストラクターズの変動:
    ハースがアストンマーティンを抜いて7位に浮上

    マクラーレンはすでにコンストラクターズタイトルを確定させているため、今回の失格による影響はほぼない。

    しかし中団では、ハースがアストンマーティンを逆転して7位に浮上した。

    アストンマーティン:72点(変動なし)

    ハース:70 → 73点(+3)

    オコンとベアマンの繰り上がり入賞により、アストンを上回った。

    ■ 失格裁定でタイトル争いは完全に三つ巴へ
    ノリスの18点消滅で、フェルスタッペンとの差は 42点 → 24点

    ピアストリは フェルスタッペンと同点 に

    中団ではハースがアストンを逆転し7位へ

    ラスベガスの“失格劇”は、2025年シーズン終盤の勢力図を大きく揺さぶる結果となった。

    2025年のF1世界選手権 ラスベガスグランプリ

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.ランド・ノリス (マクラーレン)(390)
    2.オスカー・ピアストリ (マクラーレン)(366)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル)(366)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス)(294)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ)(226)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ)(152)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス)(132)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ)(73)
    9.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ)(51)
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー)(49)
    11.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ)(48)
    12.オリバー・ベアマン (ハース)(41)
    13.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン)(40)
    14.リアム・ローソン (レーシングブルズ)(36)
    15.エステバン・オコン (ハース)(32)
    16.ランス・ストロール (アストンマーティン)(32)
    17.角田裕毅 (レッドブル)(28)
    18.ピエール・ガスリー (アルピーヌ)(22)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー)(19)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ)(-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ)(-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン(766)
    2.メルセデス(423)
    3.レッドブル(391)
    4.フェラーリ(371)
    5.ウィリアムズ(117)
    6.レーシングブルズ(86)
    7.アストンマーティン(72)
    8.ハース(70)
    9.ザウバー(64)
    10.アルピーヌ(22)

  • 2025年F1ラスベガスGP 正式結果:マクラーレンの2台が失格処分で大幅変更

    2025年F1ラスベガスGP 正式結果:マクラーレンの2台が失格処分で大幅変更

    2025年F1ラスベガスGP決勝で2位フィニッシュのランド・ノリスと4位フィニッシュのオスカー・ピアストリが、レース後の車検で規定違反のため失格となり、正式結果が大きく変更された。両マシンの後部スキッドブロックが最小許容値の9mmを下回っていたことが確認され、スチュワードは2台をレース結果から除外した。この裁定により、当初2位のノリスと4位のピアストリがリザルトから消え、後続勢が一斉に順位を繰り上げる形に。

    メルセデスはジョージ・ラッセルが2位、アンドレア・キミ・アントネッリが3位となり、ダブル表彰台という予期せぬ結果を得た。フェラーリのシャルル・ルクレールも4位に順位を上げた。

    さらに、ハースの2台――エステバン・オコンとオリバー・ベアマンがともにポイント圏内へ繰り上がり、チームにとって貴重なダブル入賞となった。一方、角田裕毅(レッドブル)は繰り上げ後の12位となり、ポイント獲得には届かなかった。

    ■ 繰り上がりでポイント争いに波紋
    今回の改訂により、各ドライバーの獲得ポイントも大きく変動した。ラッセルとアントネッリはそれぞれ2位・3位として大量得点を手にし、フェルスタッペンは当然ながら優勝ポイントを確保。

    一方、失格となったノリスとピアストリは得点を失い、タイトル争いはノリス(390点)、フェルスタッペン(366点)、ピアストリ(366点)という三つ巴の構図がより鮮明となった。

    残り2戦とスプリント1回、合計58ポイントの行方は、ラスベガスでの大波乱を経てますます読めない状況となってきた。

    ■ 2025年F1ラスベガスGP 決勝 結果(改訂版)
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    9.エステバン・オコン(ハース)
    10.オリバー・ベアマン(ハース)
    11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    12.角田裕毅(レッドブル)
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DSQ.ランド・ノリス(マクラーレン)
    DSQ.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

  • 2025年F1ポイントランキング(第22戦 ラスベガスGP 終了時点)

    2025年F1ポイントランキング(第22戦 ラスベガスGP 終了時点)

    2025年シーズンはラスベガスGPを終えたものの、チャンピオンシップはまだ明確な形には収束していない。コンストラクターズ選手権はすでにマクラーレンがタイトルを確定しており、現在は“2位以下の争い”が主戦場となっている一方、ドライバーズ選手権は依然として混戦のままで、ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンが互いに逆転可能な位置で競り合いを続けている。

    中団や下位でも順位の変動が続いており、ランキングはまだ定まらないまま、むしろシーズン終盤に向けて緊張感をさらに高める状況となっている。

    ドライバーズ選手権:ノリスが首位を維持、ピアストリとフェルスタッペンが追う三つ巴
    ラスベガスGP後の最新ポイントでは、ランド・ノリスが390点でトップを守り、オスカー・ピアストリが366点で2番手につける展開が続いている。マックス・フェルスタッペンは341点で3番手。

    この三者の差は決して大きくなく、残りレース数を考えればタイトルの行方はまったく予断を許さない。むしろ、ピアストリやフェルスタッペンが一気に差を詰める可能性もあり、チャンピオン争いは続くどころか、ここからが本当の勝負とも言える。

    一方、中団勢の競り合いはさらに激しくなっている。アレクサンダー・アルボンが73点で単独8位を維持するものの、ニコ・ヒュルケンベルグ、アイザック・ハジャー、オリバー・ベアマン、フェルナンド・アロンソが40点前後でひしめき、1レースごとに順位が変わる。角田裕毅は28点で17位に位置し、レッドブルとしては残りレースでの確実なポイント獲得が求められる。

    コンストラクターズ選手権:マクラーレンの王座確定後は、2〜4位争いが焦点
    コンストラクターズ選手権は数戦前にマクラーレンがタイトルを確定させ、他チームの焦点は“いかに2位を確保するか”に移っている。

    現在はメルセデスが398点で2位につけているが、レッドブル(366点)とフェラーリ(362点)が僅差で追い上げており、36点以内に3チームがひしめく状況だ。

    レッドブルはフェルスタッペンが大量得点を積み上げている一方、角田裕毅はレースごとの状況やパフォーマンスが噛み合わない場面が続き、結果的にポイントの伸びが限定的になっている。シーズン全体を見ると“不運”という表現だけでは収まらず、さまざまな要因が重なり、チームとして十分なポイントを持ち帰れないレースが少なくなかった。

    フェラーリはルクレールとハミルトンがともに上位に絡むレースを見せており、サーキット特性や週末の噛み合わせ次第では、残り戦で一気に順位が動く可能性を残している。

    ランキングはまだ固まらず、むしろ混戦に突入
    2025年のタイトル争いは、ラスベガスGPを終えても全体像が見えていない。

    マクラーレンがコンストラクターズ王座を決めたことで“1位争い”は終了したが、その先の順位はどれも確定からほど遠い。

    ドライバーズ選手権は三つ巴のまま最終盤に向かい、コンストラクターズでも2〜4位争いが激化している。

    ランキングは固まるどころか、むしろここから大きく動く可能性を残しており、最終2戦に向けてF1はさらなる緊張感とドラマを迎えることになりそうだ。

    2025年のF1世界選手権 ラスベガスグランプリ

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.ランド・ノリス (マクラーレン) – (408)
    2.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (378)
    3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (366)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (291)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (222)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (149)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (132)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (73)
    9.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (47)
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (45)
    11.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (44)
    12.オリバー・ベアマン (ハース) – (40)
    13.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (40)
    14.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (36)
    15.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (32)
    16.エステバン・オコン (ハース) – (30)
    17.角田裕毅 (レッドブル) – (28)
    18.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (22)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (19)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン(766)
    2.メルセデス(423)
    3.レッドブル(391)
    4.フェラーリ(371)
    5.ウィリアムズ(117)
    6.レーシングブルズ(86)
    7.アストンマーティン(72)
    8.ハース(70)
    9.ザウバー(64)
    10.アルピーヌ(22)

  • F1ラスベガスGP 決勝:マックス・フェルスタッペン優勝 角田裕毅は14位

    F1ラスベガスGP 決勝:マックス・フェルスタッペン優勝 角田裕毅は14位

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが2025年F1ラスベガスGP決勝で完勝し、タイトル争いの行方を再び大きく揺らした。ポールポジションからスタートしたランド・ノリス(マクラーレン)は1コーナーでラインを外し、フェルスタッペンに先行を許して主導権を失う展開に。ノリスは終盤にマシントラブルを抱えながらも2位を死守したが、フェルスタッペンはタイトル差を42点へ縮めた。

    3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。ステアリングに問題を抱えながらも後続を抑え込み、後方17番手から驚異の追い上げを見せたアンドレア・キミ・アントネッリを振り切った。しかしアントネッリはスタート手順違反で5秒ペナルティとなり、最終結果は5位に後退した。

    ピアストリは4位、被弾も巻き返しに成功/角田裕毅はピットレーンスタートから追い上げ

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、オープニングラップの1コーナーでレーシングブルズのリアム・ローソンと接触し順位を落としたが、そこから着実に巻き返して4位フィニッシュ。ドライバーズランキングでは首位ノリスに30点差へと拡大した。

    フェラーリのシャルル・ルクレールは6位。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.が7位で続き、8位にアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、9位にニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、10位にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入った。ハミルトンは最後尾スタートからハードタイヤを活かしてポイント圏に食い込んだ。

    ハースF1チーム勢はエステバン・オコンとオリバー・ベアマンが11位・12位。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが13位で続き、その後方に角田裕毅(レッドブル・レーシング)。角田裕毅はピットレーンスタートながら丁寧にレースを進め、14位でチェッカーを受けた。

    アルピーヌのピエール・ガスリーは1周目の1コーナーでスピンを喫し15位。ローソンは2周目のダメージにより修復を強いられ16位となり、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が17位で完走した。

    一方、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)、ランス・ストロール(アストンマーティン)は接触やダメージによりリタイアとなった。

    ラスベガスグランプリ

    ■ スタート:ノリスが姿勢を崩し、フェルスタッペンが主導権を握る
    フォーメーションラップを終えたあと、ランド・ノリスがポールポジションに戻ってグリッドを整える。上位勢の大半はミディアムを装着し、キミ・アントネッリのみがソフトを選択。角田裕毅(レッドブル・レーシング)はパルクフェルメ違反の影響でピットレーンからのスタートとなり、こちらもミディアムでの序盤となった。

    スタートシグナルが消灯すると、ノリスはマックス・フェルスタッペンの進路を塞ぎに行くが、ターン1の入り口でマシンの姿勢を乱しワイドへ。フェルスタッペンがその隙を突いて首位に躍り出る。さらにジョージ・ラッセル(メルセデス)が好機を逃さずノリスをパスし、2番手に浮上した。

    中団では接触が相次ぎ、ランス・ストロール(アストンマーティン)とガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が早々にリタイア。また、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とリアム・ローソン(レーシングブルズ)の接触も確認され、スチュワードの調査対象になった。

    2周終了時点の順位は、フェルスタッペン先頭、ラッセル、ノリス、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の順。アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)も好スタートを決め、ピアストリは7番手へ下がっていた。

    ■ VSCが導入される波乱の序盤:アントネッリに5秒、アルボンは接触の余波
    3周目、デブリ回収のためVSCが発動され、ローソンは壊れたフロントウイング交換のため緊急ピットイン。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とアントネッリも同じタイミングでピットに入る。

    VSC明け、フェルスタッペンは1.4秒差でレースをコントロール。ハジャーはサインツJr.を射程圏にとらえ、後方ではピアストリとシャルル・ルクレール(フェラーリF1)が隊列を形成していた。

    6周目にはルクレールがオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)をかわして7番手へ。トップ争いはフェルスタッペンとラッセルが僅差で競り合い、ノリスは単独走行へ移行していく。

    10周目、アントネッリはスタートの動作違反で5秒ペナルティが通知され、「どうして?!」と無線で驚きを示した。12周目にはルクレールが「アニマルのようにプッシュしている」と報告。13周目にはピアストリがグレイニングに苦しみ、ルクレールに先行を許す。

    15周目、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)とルイス・ハミルトン(フェラーリF1)の接触が確認され、その影響で発生したデブリにより再びVSCに。16周目のリスタート後はフェルスタッペン、ラッセル、ノリスが再び前に出てレースを組み立てていく。

    ■ ピット戦略が動き出す中盤:アンダーカットが本格化
    18周目、ラッセルがハードへ交換して最初の上位勢ピットイン。19周目にはノリスがファステストを記録し、フェルスタッペンとの差を詰めていく。

    20周目、アルボンにジャンプスタートおよび接触の調査が入り、アントネッリの5秒罰が正式に適用。22周目、フェルスタッペンがペースを引き上げる中、ピアストリはハードへ交換し10番手で復帰した。

    23周目、サインツJr.とノリスがハードに交換。ピアストリはサインツJr.の前で戻り、戦略的に優位な位置を確保した。

    26周目、フェルスタッペンが3.0秒のピット作業でハードに履き替え、ラッセルの前でコース復帰。タイヤの暖気に苦しみながらもトップを維持した。

    ■ アントネッリの異次元ロングラン:ピアストリとルクレールを抑える粘り
    29周目、フェルスタッペンはラッセルとの差を広げる一方、ノリスは2番手奪回を狙う。アントネッリは30周以上走ったハードでなお速さを維持し、「最後まで行く可能性」まで浮上。ジョリオン・パーマーも「見事な仕事だ」と称賛した。

    32〜33周目に各車のピット戦略が整理され、フェルスタッペン→ラッセル→ノリスの順に。ノリスはDRS圏に入り、チームから「フェルスタッペンを追うためにもラッセルを抜け」と指示される。

    35周目、ノリスがラッセルをスムーズにかわして2番手へ。ピアストリは苦しい展開となり、タイトル差が広がる懸念も生まれた。

    38周目、アントネッリは依然としてピアストリを抑え込み、さらにルクレールも巻き込んだ三つ巴の攻防へ発展する。

    ■ 終盤:ノリスは燃料セーブ、ラッセルも迫る。勝負は最終盤へ
    40周目、ノリスはフェルスタッペンとの差を縮めることができず5.5秒前後を維持。ピアストリはアントネッリの強烈な防御に阻まれ、前を追う余裕を失っていった。

    43周目、ラッセルはステアリングの不調を訴えながらも自身の位置を守る。45周目にはアントネッリが寿命限界のハードでなお驚異的なペースを見せ、ポジションを譲らない。

    48周目、ノリスには燃料セーブが指示されペースが急落。ラッセルは6秒差まで迫り、49周目には逆転の可能性も見えてくる。

    最終50周目、アントネッリはカルロス・サインツJr.の5秒圏を死守し、驚異的なロングランを走り切った。

    ■ フェルスタッペンがラスベガスで独走勝利。ノリスはタイトル差30へ
    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はレース全体を通して安定したコントロールを見せ、ラスベガスGPで圧巻の勝利。選手権争いの可能性をかろうじて最終2戦へ持ち越した。2位ランド・ノリス(マクラーレン)は燃料セーブに追われながらも貴重なポイントを確保し、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)との差を30点に広げた。

    3位ジョージ・ラッセル(メルセデス)、4位ピアストリ、5位アントネッリ、6位シャルル・ルクレール、7位カルロス・サインツJr.、8位アイザック・ハジャー、9位ニコ・ヒュルケンベルグ、10位ルイス・ハミルトンがトップ10を締めた。

    レース後は、上位3台がテリー・クルーズの運転するピンクのレゴ・キャデラックでポディウムへ向かうという華やかな演出が披露され、ラスベガスらしい華やかな夜が締めくくられた。

  • 角田裕毅は14位 … F1ラスベガスGP 決勝 結果・タイムシート

    角田裕毅は14位 … F1ラスベガスGP 決勝 結果・タイムシート

    2025年F1ラスベガスGP 決勝の結果・タイムシート。現地11月22日(土)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は14位でレースを終えた。

    ■ フェルスタッペンが完勝、タイトル望みをつなぐ
    スタートでランド・ノリスのミスを突き、マックス・フェルスタッペンが1周目で首位を奪取。その後は一度もリードを脅かされず独走。終盤には20秒以上の差を築き、ラスベガスGPを圧勝した。

    ■ ノリスは燃料&タイヤに苦しみ2位、ポイント差は30に拡大
    ポールのノリスはスタートでワイドし首位喪失。中盤はハードで挽回するも終盤に燃料とデグラデーションで苦戦。それでも2位を守り、ピアストリとの差を30点に広げた。

    ■ ピアストリは4位確保、アントネッリの鉄壁DFに阻まれる
    接触で後退したピアストリは戦略で上位に戻るも、アントネッリの完璧な防御を突破できず。最終的にはペナルティ適用により4位へ繰り上がった。

    ■ ラッセルはステアリング不調を抱えながら3位死守
    再発したステアリング問題に悩まされながらも、ジョージ・ラッセルは粘りの走りで表彰台を確保。終盤のノリスとアントネッリを振り切り3位を守った。

    ■ アントネッリが圧巻:Q1敗退→ハード34周→実質4位
    序盤にハードへ交換したアントネッリは34周以上のロングランで驚異的なペースを維持。ピアストリとルクレールを長時間抑え込む新人離れした走りで、5秒加算後も5位を獲得した。

    ■ 角田裕毅は14位、ハジャー8位。ローソンは接触で後退
    角田裕毅はピットレーンスタートから14位まで回復。レーシングブルズ勢はハジャーが8位入賞、ローソンはフロントウイング破損で後退し16位となった。

    2025年F1ラスベガスGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     ↑ 1 1
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 20.741 20.741 ↓ 1 1
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 23.546 2.805 ↑ 1 1
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 27.650 4.104 ↑ 1 1
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 30.488 2.838 ↑ 12 1
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 30.678 0.190 ↑ 3 1
    7 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 34.924 4.246 ↓ 4 1
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 45.257 10.333 - 0 1
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 51.134 5.877 ↑ 2 1
    10 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 59.369 8.235 ↑ 9 1
    11 31 エステバン・オコン ハース 60.635 1.266 ↑ 2 1
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 70.549 9.914 ↑ 2 1
    13 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 85.308 14.759 ↓ 6 1
    14 22 角田裕毅 レッドブル 86.974 1.666 ↑ 6 2
    15 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 91.702 4.728 ↓ 5 1
    16 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L 7.319 ↓ 10 2
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 7.168 ↓ 2 1
    DNF 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 15L 14L ↓ 2 4
    DNF 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 48L 33L ↓ 1 2
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン     ↓ 8  
  • F1ラスベガスGP 予選:好調ランド・ノリスが3戦連続ポール 角田裕毅19番手

    F1ラスベガスGP 予選:好調ランド・ノリスが3戦連続ポール 角田裕毅19番手

    ランド・ノリスが2025年F1ラスベガスGPでポールポジションを獲得した。マクラーレンのドライバーであり、ドライバーズ選手権リーダーであるノリスは、ウェットコンディションを完璧に掌握し、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツの前でフィニッシュした。一方、タイトル争いをするオスカー・ピアストリは5番手に落ち着いた。今回の結果はノリスにとって3戦連続のポールポジションとなった。1分47秒934というタイムは、予選セッション全体がウェットのままだった中で、フェルスタッペンよりコンマ3秒近く速かった。

    ウイリアムズのサインツは再び強力な予選パフォーマンスを見せ、最悪のコンディションの中でQ1とQ2の両方をトップで終えたメルセデスのジョージ・ラッセルの前でフィニッシュした。

    ピアストリは5番手にとどまった。最終アタックでターン12のランオフエリアに飛び出し、アイザック・ハジャーのレーシングブルズとサイド・バイ・サイドのバトルをしていたためだ。

    レーシングブルズの2台目であるリアム・ローソンは6番手でフィニッシュし、トップ10はフェルナンド・アロンソのアストンマーティン、ハジャー、最終アタックで同じくターン12でオーバーシュートしたシャルル・ルクレールのフェラーリ、そしてピエール・ガスリーのアルピーヌで締めくくられた

    キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、予選のミドルセグメントを11番手で終え、Q3進出を逃した。彼はランス・ストロール(アストンマーティン)、ハースのエステバン・オコンとオリー・ベアマンの2台、そしてアルピーヌのフランコ・コラピントの前だった。

    アレクサンダー・アルボンはQ1の最終数分でターン16の出口でバリアにヒットし、ウイリアムズの右フロントサスペンションを破損したため、Q1で敗退した。

    彼はメルセデスのキミ・アントネッリ、ザウバーのガブリエル・ボルトレト、レッドブルの角田裕毅とともにドロップゾーンに入り、フェラーリのルイス・ハミルトンは20台中最下位で終えた。7度のワールドチャンピオンはウェットタイヤでパフォーマンスを引き出すことができなかった。

    ラスベガスグランプリ

    ■Q1 – ハミルトン、ウェット路面の中で20番手敗退
    この日の早い時間に行われたフリー走行3回目は、高速ストリートサーキットでのウェット走行がどのようなものになるかをドライバーとチームに示していたが、予選前の継続的な降雨により、湿った路面はさらに悪化したコンディションへと変わった。

    大半のドライバーは、危険なコンディションを探るため、グリーンライトとともにすぐにコースへ向かった。アロンソとストロールのアストンマーティンはフルウェットタイヤを装着していたのに対し、多くのドライバーはインターミディエイトを履いていた。

    しかし、大量のスタンディングウォーターにより、インターミディエイトを履いていたドライバーはすぐにフルウェットへ交換するためピットレーンに戻ることになった。ドライバーたちはターン14でランオフエリアに飛び出し始め、これは予選を通して続いた。

    18分間のセグメントの間に、ドライバーたちが限界を探り、路面コンディションがわずかに改善したことでラップタイムは大きく縮まっていき、最終的にラッセルが1分53秒144で最速となった。これはFP3でトップだったタイムより19秒以上遅かった。

    これにより、メルセデスのラッセルはフェルスタッペンに対して0.3秒差をつけ、アロンソ、ストロール、ガスリー、ピアストリがトップ6を形成した。コンディションが順位を大きくかき乱し、ノリスは13番手に沈んだ。

    ベアマンは最終ラップでターン14をオーバーシュートし、ランオフエリアでバリアに正面から当たりながらもリジョインし、15番手でかろうじてQ2進出を果たした。

    ドロップゾーンでは、アルボンがターン16出口で壁にヒットし、ウイリアムズの右フロントサスペンションを壊したためQ1を突破できなかった。

    アントネッリ、ボルトレト、角田裕毅も敗退し、ハミルトンも同様に予選を突破できなかった。ハミルトンは「タイヤを機能させることができなかった」と無線で訴え、ラッセルの基準タイムから4秒近く遅れてフィニッシュした。

    敗退: アルボン、アントネッリ、ボルトレト、角田裕毅、ハミルトン

    ■Q2 – 難しいコンディションが続く中、再びラッセルが最速
    Q2の開始時点では全車がウェットタイヤのままで、序盤の数分はノリス、ストロール、フェルスタッペン、ピアストリがトップに入れ替わりながら並び、ドライバーたちは難しいコンディションの中で連続して走行を重ねた。

    ラッセルは再びセッション最速となり、ベストタイムを1分50秒935に縮め、ハジャーに対して2テンポ(0.2秒)未満の差をつけた。サインツ、ノリス、フェルスタッペン、ローソンがトップ6を構成した。

    ガスリーは最終アタックで7番手に飛び込み、アロンソとルクレールの前に立った。ピアストリは10番手で、予選最終パートへ辛うじて進出した。

    ヒュルケンベルグはQ3進出をわずか6テンポ(0.6秒)届かず最初の脱落者となり、残り3分の時点で唯一インターミディエイトにスイッチしたストロールとともに敗退した。

    ハースのオコンとベアマンも敗退し、さらにコラピントも脱落した。アルゼンチン出身のコラピントは、ターン14/15/16の左-右-左で大きなオーバーステアをギリギリでセーブしていた。

    敗退: ヒュルケンベルグ、ストロール、オコン、ベアマン、コラピント

    ■Q3 – ノリスが決めて見事なポールを獲得
    最終の12分間セグメントでは、全10台がインターミディエイトタイヤでコースへ向かうほどにはコンディションが改善しており、セッションの最後が最も良い路面状態になることが明らかになっていた。

    サインツが最初のファステストラップ後にトップに立ち、ルクレールは2回目のアタックでターン14をオーバーシュート。その間にピアストリが1分49秒136でトップタイムを記録した。

    ノリスはさらに速いタイムで応戦したが、最終分にサインツ、続いてフェルスタッペンに塗り替えられた。ピアストリは最後にフィニッシュラインを通過するランナーで、理論上は最も良いコンディションを得ていた。

    ノリスはターン16の出口で壁に当たりかけながらも、1分47秒934で再びトップに躍り出た。このタイムが3戦連続のポールポジションを確定させた。

    フェルスタッペンはサインツとラッセルからコンマ3秒近く遅れ、ピアストリは最終アタックで前方の黄旗に引っかかり、さらにターン12でオーバーシュートしたため5番手にとどまった。ハジャーのレーシングブルズとサイド・バイ・サイドで走っているように見えた。

    レーシングブルズの2台目であるローソンは6番手で、トップ10はアロンソ、ハジャー、ルクレール、ガスリーで締めくくられた。

    ■ ランド・ノリス(ポールポジション)
    「ストレスだった。本当に地獄みたいにストレスだった!」とポールシッターのノリスは語った。「自分の後に誰もラップを完了できないなんて知らなかった。

    「最初の2セクターは良かったと感じていたけど、外はとてもスリッピーなんだ。僕がやったみたいに、縁石にほんの少し間違って乗るだけで、クルマが一方向にスナップして、逆方向に失って、壁に当たりかける。今日のP1を獲るには十分だったけどね。最高のコンディションじゃなかったけど、雨が止んで、良い予選ができて嬉しいよ。」

    ■ F1 ラスベガスGP 予選 結果 Q3ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分47秒934
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分48秒257
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分48秒296
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分48秒803
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分48秒961
    6.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分49秒062
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分48秒466
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分48秒554
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分48秒872
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分51秒540
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    13.エステバン・オコン(ハース)
    14.オリバー・ベアマン(ハース)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    18.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    19.角田裕毅(レッドブル)
    20.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

  • 角田裕毅は19番手 … F1ラスベガスGP 予選 結果・タイムシート

    角田裕毅は19番手 … F1ラスベガスGP 予選 結果・タイムシート

    2025年F1ラスベガスGP 予選の結果・タイムシート。現地11月21日(金)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は19番手でQ1敗退を喫した。

    ■ ノリスが圧巻のラストアタックでPP奪取
    ラスト2分の勝負でランド・ノリスがセクター1から紫を刻み、1分47秒934の圧倒的タイムでポール獲得。マックス・フェルスタッペンに0.323秒差をつけ、マクラーレンが今季屈指の仕上がりを示した。

    ■ Q3は極端な路面進化、全車“5ラップ・プラン”を実行
    Q3は全車がインターミディエイトで長めの燃料を搭載し、3回のアタックを狙う戦略が共通。1周ごとに大幅なタイム更新が続き、順位が激しく入れ替わる混乱のセッションとなった。

    ■ サインツがウィリアムズをフロントロウ争いへ導く
    カルロス・サインツJr.はコンディション変化への適応力を発揮し、フェルスタッペンに肉薄する3番手を獲得。ウィリアムズがトップ争いに割り込む存在感を示した。

    ■ レーシングブルズが2台Q3進出、ローソンは6番手
    角田裕毅がQ1敗退となる一方、リアム・ローソンとアイザック・ハジャーがそろってQ3へ。ローソンは6番手、ハジャーも8番手と、ミッドフィールド最強の結果を残した。

    ■ Q2はストロールの“インター賭け”失敗、ガスリーのみ逆転成功
    ランス・ストロールは唯一インターを選択したが気温不足でグリップが得られず敗退。ニコ・ヒュルケンベルグを押し出したのはピエール・ガスリーで、最後の1周で7番手へ滑り込んだ。

    ■ Q1は豪雨級の難コンディション、角田裕毅は19番手で脱落
    序盤はフルウェットでも苦しいほどの水量。オリバー・ベアマンの軽いクラッシュ、アレクサンダー・アルボンのスナップなど混乱が続く中、角田裕毅は19番手。ルイス・ハミルトンも20番手で大波乱の幕開けとなった。

    2025年F1 ラスベガスGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分55秒473 1分51秒379 1分47秒934
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分53秒458 1分51秒593 1分48秒257
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分54秒873 1分51秒144 1分48秒296
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分53秒144 1分50秒935 1分48秒803
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分54秒544 1分52秒126 1分48秒961
    6 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分54秒828 1分51秒621 1分49秒062
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分53秒739 1分51秒865 1分48秒466
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分55秒613 1分51秒120 1分48秒554
    9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分54秒814 1分51秒952 1分48秒872
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分54秒432 1分51秒760 1分51秒540
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分54秒555 1分52秒781  
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分54秒416 1分52秒850  
    13 31 エステバン・オコン ハース 1分54秒635 1分52秒987  
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分56秒016 1分53秒094  
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分54秒847 1分53秒683  
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分56秒220    
    17 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分56秒314    
    18 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分56秒674    
    19 22 角田裕毅 レッドブル 1分56秒798    
    20 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分57秒115    
  • F1ラスベガスGP 予選Q2:ハジャーが2番手で突破 ローソンも6番手

    F1ラスベガスGP 予選Q2:ハジャーが2番手で突破 ローソンも6番手

    2025年F1ラスベガスGPの予選Q2は、Q1の豪雨から一転して雨が弱まりつつも、路面は依然として深いウェットのまま進行。タイヤ戦略が結果を大きく左右する難しい状況となり、以下の5名がQ2で敗退した。

    Q2は全車がフルウェットで走行を開始。雨は止んでいたものの路面の水量は多く、各車はウォームアップとアタックを繰り返しながらタイムの向上を狙った。序盤はランド・ノリスが1分53秒台をマークして全体の基準タイムを確保し、ジョージ・ラッセルやオスカー・ピアストリがこれに続いた。

    そんな中、最大の焦点となったのがランス・ストロールのギャンブル。彼は最初にインターミディエイトへ交換した唯一のドライバーとなり、乾き始める路面を予測して一発のアタックに賭けた。しかし、チームが想定した「3周の準備時間」は実際には確保できず、タイヤの適温に持ち込む前にアタックを迎える形に。ストロールはタイムを伸ばせず、最終ラップも改善ならずP12で敗退した。

    レーシングブルズはアイザック・ハジャーが2番手タイムをマーク。チームメイトのリアム・ローソンも6番手タイムを記録して、2台揃ってQ3進出を果たした。

    終盤にはガスリーがP11から渾身のアタックで7番手にジャンプアップし、ヒュルケンベルグをノックアウト。オコンとベアマンはタイムアタック途中でペースを上げられず、コラピントも最終局面でアタックを中止してQ3進出を逃した。

    ■ Q2脱落者(11〜15番手)
    11位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    13位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    14位:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    15位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)

    Q2は雨の収まりとともにタイムが一気に改善する“トラックエボリューション”が重要となり、タイヤ選択の判断が結果を決める難しいセッションとなった。ストロールのインター賭けは大きく裏目に出た一方、上位陣はウェットを貫き着実にQ3進出を果たしている。

  • F1ラスベガスGP 予選Q1:角田裕毅は19番手でQ1敗退 ハミルトン最下位

    F1ラスベガスGP 予選Q1:角田裕毅は19番手でQ1敗退 ハミルトン最下位

    2025年F1ラスベガスGPの予選Q1は、激しい雨と低いグリップにより大混乱のセッションとなり、ビッグネームが次々と脱落した。最終的に16番手アレックス・アルボン、17番手キミ・アントネッリ、18番手ガブリエル・ボルトレト、19番手角田裕毅、そして20番手ルイス・ハミルトンという衝撃的な結果でQ1が終了した。

    雨量が増える中で路面は完全な“川”の状態となり、各車はコース外に飛び出し続出した。

    特にハミルトンは最終アタックをアボートしタイム更新に失敗、まさかの最下位20番手で敗退。メルセデスはセットアップでハイダウンフォースを選択していたが、今回の豪雨下ではその効果を生かせなかった。

    一方、アルボンは終盤のアタックでスナップからオーバーステアを喰らい、修正で壁に接触。右フロントを破損しながらピットへ戻ったもののタイムは伸びず16番手止まりとなった。

    中団勢でもクラッシュや黄旗が連続。ハースのオリバー・ベアマンはターンでロックアップし軽くウォールに接触、ダブルイエローが掲示され、後続のアタックに影響が出た。角田裕毅、ボルトレトらも濡れた路面で苦戦し、スピンやワイドを喫しながら十分な改善ができずに脱落。

    序盤のウェットタイヤ勢(アストンマーティンやキック・ザウバー)が一時上位に顔を出す場面もあったが、雨量・水量・視界の変化がめまぐるしく、誰にとっても“運とタイミング”がすべての難しいQ1となった。

    ■ Q1脱落者(16〜20番手)
    16位:アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    17位:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    18位:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    19位:角田裕毅(レッドブル・レーシング)
    20位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

    F1TVのデイビッド・クルサードは「大物が落ちる可能性が高い」と早い段階から予兆を示していたが、その通りの結果に。さらにジョリオン・パーマーも「氷の上を走っているようだ」と表現するほどの過酷なコンディションで、Q1は最後まで混乱が収まらなかった。

    豪雨のラスベガスで番狂わせが続出した予選。上位勢でさえ常に危険ゾーンに片足を突っ込み続け、誰がQ1落ちでもおかしくない難セッションとなったが、まさかの大物脱落により、Q2以降の展開はさらに読めないものとなっている。

  • F1ラスベガスGP FP3:ラッセル最速、角田裕毅は黄旗にも阻まれ18番手

    F1ラスベガスGP FP3:ラッセル最速、角田裕毅は黄旗にも阻まれ18番手

    ジョージ・ラッセルがラスベガスGPの3回目にして最後のプラクティスで最速を記録し、メルセデスのドライバーがトリッキーなコンディションとなったセッションをリードした一方、両マクラーレン勢はタイムシートの最下位で1時間を終えた。

    木曜日の2回目のプラクティスでトラック整備による2回の赤旗中断が発生したことを受け、金曜日の最後の1時間は予選に向けた重要な準備の機会となった。

    そしてオスカー・ピアストリが最初にインターミディエイトタイヤでコースインし、以前の降雨で路面が濡れたままの状態だった。

    低グリップのコンディションの中、FP3は静かな立ち上がりとなり、より多くのドライバーが緑のピレリタイヤでコースへ出て行った。ウィリアムズのアレックス・アルボンには一幕があり、ターン5でランオフエリアに逃げ、そこから再びコースへ戻った。

    数台がガレージに留まる中、ピアストリは15分経過時点でタイムシートのトップにつけた。しかしすぐにもう一方のマクラーレンであるランド・ノリスにその座を奪われ、イギリス人ドライバーは1分43秒078のラップを記録した。

    一方、カルロス・サインツは無線でスリックタイヤに切り替える時期が近づいていると示唆したが、まだ誰もそのスイッチを行っていなかった。その頃、木曜日のFP1でレッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンの前でフィニッシュしていた角田裕毅は、マシンの問題によりボックスへ戻るよう指示を受けた。

    残り30分強となったところで、フェルスタッペンには10分後に雨が来る可能性があると警告が出された。状況は依然として厳しいように見えたが、チャンピオンシップリーダーのノリスがソフトタイヤを装着して真っ先に勝負に出た。

    乾ききらない路面を走り、イギリス人ドライバーは何度かヒヤリとする場面を経験した。キミ・アントネッリのレースエンジニアであるピート・ボナントンは「ソフトタイヤは今のところ“百万マイル”は合っていないようだ」とコメントしたが、それでもピアストリはC5タイヤの走行を躊躇わないようだった。

    他のドライバーがスリックへ切り替え始めると、ルイス・ハミルトンが1分42秒809でトップに立った。しかし7度のワールドチャンピオンであるフェラーリのドライバーにも順風満帆というわけではなく、ターン14でレーシングブルズのリアム・ローソンのリアへ接触しそうになる場面があった。このインシデントはその後レースコントロールによって注意喚起され、調査不要との決定が下された。

    残り20分となった時点で、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、ピエール・ガスリー、ニコ・ヒュルケンベルグの4人はまだタイムを記録しておらず、一方でフロントのタイムは急速に更新されていた。

    セッションが最終局面に入ると、全車がソフトタイヤを装着しコースが混み合った。フェルスタッペンは残り10分でトップに立ち、レッドブルのドライバーは1分35秒646を刻んだ。

    リアム・ローソンは終盤に驚きのタイムをたたき出してトップに浮上したが、その差はフェルスタッペンにわずか0.009秒。だがそれも長くは続かず、終了間際に再び順位が激しく入れ替わった。フェルスタッペンがすぐにP1へ戻ったものの、最終的にはラッセルが1分34秒054のタイムでトップとなった。

    一方、フェルスタッペンはラッセルに0.227秒遅れの2番手で、ワイドに走った際に前方のトラフィックに不満を漏らした。アルボンは3番手に続き、終盤の慌ただしい展開で複数の危険なシーンが見られた。

    アイザック・ハジャーがレーシングブルズで4番手、5番手にハミルトン、6番手にアントネッリ、7番手にローソン、8番手と9番手にはストロールとアロンソのアストンマーティン勢、そしてトップ10をアルピーヌのガスリーが締めた。11番手にハースのオリー・ベアマン、その後ろにウィリアムズのサインツ、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、ハースのエステバン・オコン、そしてフェラーリのシャルル・ルクレールが続いた。

    16番手にアルピーヌのフランコ・コラピント、その後方にキック・ザウバーのヒュルケンベルグと角田裕毅。マクラーレン勢のピアストリとノリスは19番手と20番手でセッションを終え、両者とも後半でクリーンラップを刻めない技術的問題を抱えていたようだった。

    この後は重要な予選へと焦点が移ることになる。予選は現地時間20時に開始される予定だ。

    角田裕毅 ラスベガスグランプリ

    F1 ラスベガスGP フリー走行3回目 結果・ラップタイム

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分34秒054
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分34秒281
    3.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分34秒875
    4.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分35秒169
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分35秒269
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分35秒385
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分35秒439
    8.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分35秒533
    9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分35秒540
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分35秒562
    11.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分35秒586
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分35秒662
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分35秒738
    14.エステバン・オコン(ハース) – 1分35秒817
    15.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分35秒908
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分36秒305
    17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分36秒650
    18.角田裕毅(レッドブル) – 1分36秒667
    19.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分37秒023
    20.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分37秒112