カテゴリー: F1レース結果

  • F1アブダビGP FP2:最速ノリスがフェルスタッペンに0.3秒差 角田裕毅17番手

    F1アブダビGP FP2:最速ノリスがフェルスタッペンに0.3秒差 角田裕毅17番手

    マクラーレンのランド・ノリスは、金曜のアブダビGPフリー走行2回目でトップタイムを記録し、レッドブルのライバルであるマックス・フェルスタッペンとメルセデスのジョージ・ラッセルを抑えた。チームメイトのオスカー・ピアストリは11番手だった。

    ノリスは1時間の走行を通してピレリのソフトタイヤで1分23秒083を記録し、4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンに0.363秒、ラッセルにはさらに0.016秒差をつけた。

    FP1で9人の「ルーキー」ドライバーが走行した後、より代表的なコンディションとなる薄暮のFP2には多くのレギュラードライバーがコクピットに戻った。ピアストリもその一人で、彼はこの日の開始時点で唯一プラクティスを欠場したタイトルコンテンダーだった。

    メカニックたちが地元時間17時のセッション開始数分前まで彼のマクラーレンに多くの調整を施していたにもかかわらず、オーストラリア人は早い段階でコースに出て問題なくプログラムを開始した。

    しかし他では序盤からドラマがあり、フェルスタッペンが1コーナー出口でノリスの進路を急いで避けなければならない場面が生じた。フェルスタッペンが周回を終え、ノリスが新たな周回を開始したタイミングで、レッドブルのエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼとのラジオでの意思疎通に混乱があったためだ。

    「この人なにしてるの? もう少しでクラッシュするところだった」とノリスはその後不満を述べた。しかし、スチュワードはこのインシデントを確認したものの、最終的に追加措置を取らないと判断したため、ペナルティのリスクはなくなった。

    セッションの4分の1が経過した時点では、レーシングブルズのルーキーであり2026年のレッドブルドライバーでもあるアイザック・ハジャーが、ソフトタイヤで1分24秒167を記録してトップに立っていた。ハースのオーリー・ベアマン(ソフト)、そしてノリス、フェルスタッペン、ピアストリ(いずれもミディアム)が僅差で続いた。

    その後まもなく、フェルスタッペンがソフトタイヤに履き替え1分23秒446までタイムを更新したが、ノリスは赤いマーキングのコンパウンドを装着すると1分23秒083を叩き出し、大きくリードを広げた。

    続いて注目は、ピアストリの最初の予選シミュレーションに移ったが、控えめなタイムに終わり、10番手にとどまった。そこにはメルセデスの2台、キック・ザウバーの2台、ベアマンのハース、ハジャーのレーシングブルズ、フェラーリのシャルル・ルクレールが入っていた。

    一方ウィリアムズでは、カルロス・サインツが高速のターン2/3で大きなスナップを喫したが、見事に立て直して走行を続けた。またアレックス・アルボンにはエンジンの問題が発生しているように見えた。

    ドライバーたちが予選シミュレーションを終えると、注目は日曜夜の決勝に向けたロングランへ移り、ノリスの1分23秒台のタイムがトップのままチェッカーフラッグを迎えた。フェルスタッペン(終盤にさらなるバウンシングを報告)とラッセルがそれに続いた。

    ベアマンはハースで4番手という好位置につけ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトの好走を上回った。「マジで、このクルマやばい! なんでこんなに速いのかわからない」と、このイギリス人ルーキーはセッション中盤に無線で語った。

    ハジャーも週末の好スタートを切り7番手につけ、これにルクレール、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてメルセデスのキミ・アントネッリが続き、ピアストリはトップ10圏外となった。

    ランス・ストロールは11番手のアロンソに続く12番手で、サインツとアルボンのウィリアムズ勢は、ルイス・ハミルトンのフェラーリ、ハースのエステバン・オコン、今季限りでレッドブルを離れる角田裕毅、リアム・ローソンのレーシングブルズ、アルピーヌ勢を挟む形となった。

    ドライバーとチームは、データを精査しセットアップ変更を検討するため、ヤス・マリーナのパドックに戻る。土曜の3回目のフリー走行は、現地時間14時30分に開始される予定だ。

    角田裕毅 アブダビグランプリ

    F1 アブダビGP FP2 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分23秒083
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分23秒446
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分23秒462
    4.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分23秒501
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分23秒550
    6.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分23秒570
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分23秒657
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分23秒658
    9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分23秒708
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分23秒750
    11.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分23秒763
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分23秒832
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分23秒872
    14.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分23秒939
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒950
    16.エステバン・オコン(ハース) – 1分23秒958
    17.角田裕毅(レッドブル) – 1分24秒303
    18.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分24秒474
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒771
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒963

  • 角田裕毅は17番手 … F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は17番手 … F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17番手タイムで初日のセッションを終えた。

    ■ ノリス完璧の金曜 ― FP1・FP2ともトップでタイトル戦へ最高の滑り出し
    ランド・ノリスはFP1に続きFP2でも最速。FP2では 1分23秒083 をマークし、フェルスタッペンに0.363秒差をつけて首位。ジョリオン・パーマーも「最高の金曜だ」と称賛し、マシンの完成度と本人の落ち着きが際立つ1日となった。

    ■ フェルスタッペンは巻き返し可能 ― 中高速域で強さ、決勝重視のロングランへ
    フェルスタッペンはFP2で2番手(1分23秒446)。高速域での安定性は高く、スナップの場面もあったが大きな問題なし。レッドブルは早めにロングランへ移行し、タイヤマネジメントと決勝ペースを重視。単発タイムで劣っても、日曜に向けての準備は整っている印象。

    ■ ピアストリは11番手と出遅れ ― FP1欠場の影響か、ロックアップでクリーンラップ逃す
    ピアストリは 11番手(1分23秒763)。ターン6でのロックアップによりソフトにフラットスポットができ、アタックがまとまらず。FP1をオワードに譲った影響もあり、週末序盤は慎重な立ち上がりに。ザク・ブラウンは「必ず上げてくる」と信頼を示しており、土曜日の巻き返しに注目。

    ■ ベアマン4番手&ヒュルケンベルグ5番手 ― 中団勢が上位に食い込み混戦必至
    ハースのオリバー・ベアマンが 4番手(1分23秒501)、ニコ・ヒュルケンベルグが 5番手(1分23秒550) と躍進。ベアマンは無線で「クルマが信じられないほど良い!」と興奮気味。中団勢が接近しており、チャンピオンシップだけでなく賞金が関わる6〜9位争いも週末の展開に影響しそうだ。

    ■ 角田裕毅は17番手 ― ロングラン中心で順位以上の内容
    角田裕毅は 17番手(1分24秒303)。アタックラップは理想的ではなかったが、ミディアム中心のロングランでデータ収集に徹した内容。レッドブルとしては決勝への準備が最優先で、角田のプログラムもその方針に沿う形。土曜日のセットアップ調整で上位への接近を狙う。

    ■ トラフィックと風がカギ ― Q1は混雑必至、小さな運がタイトルを左右
    金曜は多くのドライバーが渋滞に巻き込まれ、アントネッリ、ボルトレト、さらにはルクレール兄弟までが被害に。強い風も噂され、ターン1やターン6ではスナップが多発。予選Q1は20台全車が走るため最も混雑し、タイトル争いの明暗を分ける“運”の要素も大きくなる見込みだ。

    2025年F1 アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分23秒083   28
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分23秒446 0.363 31
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分23秒462 0.379 28
    4 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒501 0.418 28
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分23秒550 0.467 28
    6 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分23秒570 0.487 28
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分23秒657 0.574 28
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒658 0.575 31
    9 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分23秒708 0.625 27
    10 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分23秒750 0.667 28
    11 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分23秒763 0.680 28
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分23秒832 0.749 29
    13 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒872 0.789 31
    14 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分23秒939 0.856 28
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分23秒950 0.867 32
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分23秒958 0.875 26
    17 22 角田裕毅 レッドブル 1分24秒303 1.220 28
    18 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分24秒474 1.391 31
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分24秒771 1.688 28
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒963 1.880 29
  • F1アブダビGP FP1:ランド・ノリス首位発進 平川亮がルーキー枠最上位

    F1アブダビGP FP1:ランド・ノリス首位発進 平川亮がルーキー枠最上位

    ランド・ノリスが2025年アブダビGPの週末を最速でスタートし、マクラーレンのドライバーとして初回プラクティスでタイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールを抑えてトップにつけた。

    ヤス・マリーナ・サーキットで行われた1時間のオープニングプラクティスには、なんと9名のルーキーが参加し、メルセデスとキック・ザウバーのみが通常のラインアップを維持した。

    その結果、オスカー・ピアストリはFP1を欠場し、シートはマクラーレンのリザーブドライバーであるパト・オワードが務めた。一方レッドブルでは角田裕毅がマシンをアービッド・リンドブラッドに譲った。リンドブラッドは2026年にレーシングブルズのグリッドに加わる予定のF2ドライバーだ。

    アイザック・ハジャー(リンドブラッドが将来置き換えることになるドライバーで、来季レッドブルへ昇格する)が、13時30分の開始とともに最初に走行を開始した。20台すべてが開始数分以内にコースインし、序盤から忙しい展開となった。

    その交通量はすぐにハジャーのフラストレーションを引き起こしたようで、前方のルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)に接近した際に手を上げる場面があった。ブラウニングは4回目のFP1走行となり、無線に問題があると報告した。

    もう一方のFW47を駆るカルロス・サインツJr.は、セッションの4分の1が経過した時点で最速の1分25秒712を記録した。カタールでグローブを本拠とするチームで2度目の表彰台を獲得した勢いそのままに、チャンピオンシップリーダーのノリスはわずか0.052秒差で続いた。

    サインツのP1は長くは持たず、タイムは急速に更新され、FP1が進行するにつれてトップは次々と入れ替わった。その一方で、ハースのオリバー・ベアマンには問題が発生し、パワーロスを訴え、レースエンジニアから「リーク」があると伝えられた。

    ベアマンはなんとかピットに戻ることができた。ブラウニングも無線トラブル解決のためガレージに留まっていたが、再び走行に戻ることができた。セッションが折り返す頃、ハジャーが最速タイムを記録したかに見えたが、その後彼の来季チームメイトとなるフェルスタッペンがソフトタイヤで1分24秒493を叩き出し首位を奪った。

    ジョージ・ラッセルもC5タイヤに履き替えて2番手につけ、フェルスタッペンから0.240秒差。さらにメルセデスのキミ・アントネッリも続き、チームとしてコンストラクターズ2位確保を狙う週末で上々のポジションにつけた。

    ノリスはソフトタイヤでの最初のアタック中にターン2でスナップを経験したものの、そのラップでフェルスタッペンの背後2番手に入るタイムを記録した。

    アストンマーティンでは、ルーキーのジャック・クロフォードがアタックラップ中にシアン・シールズへ近づき、やや危険な場面もあった。ハースでは、修復後に再登場したベアマンが問題が悪化していると報告し、セッション残り時間を前にリタイアが決定。後にチームはセンサー関連の問題と説明した。

    アービッド・リンドブラッドは、2026年のレーシングブルズ加入が確定して数日後、9人のルーキーの一人として出走した。

    残り15分、ノリスは1分24秒485を記録し、フェルスタッペンに0.008秒差でトップに立った。シャルル・ルクレールが3番手につけており、弟のアーサー・ルクレールは18番手に位置していた。

    フェルスタッペンは、「何か壊れているかもしれない」とRB21の異常を報告し、「あらゆるところ」で問題を感じると述べたが、走行は続行した。シャルル・ルクレールはターン5でスピンし、アーサーが無線で「兄が観客のためにバーナウトでもしているのか」と冗談を言った。

    時計が進む中、ノリスは先ほどのタイムで首位を維持し、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが続いた。アントネッリとラッセルは4番手と6番手で、両者の間にキック・ザウバーのヒュルケンベルグが入った。

    ヒュルケンベルグのチームメイトであるガブリエル・ボルトレトが7番手となり、ベアマン、サインツ、アルピーヌのフランコ・コラピントがトップ10を締めた。ハースの平川亮は11番手で、ハジャー、アルピーヌのポール・アロン、オワード、リンドブラッドが続いた。最後はアーサー・ルクレール、レーシングブルズの岩佐歩夢、ブラウニング、クロフォード、シールズとなった。

    最初の1時間の走行が終了し、ドライバーとチームはデータ分析に入り、より代表的なコンディションとなる金曜夕方17時のFP2へ準備を進めることになる。

    F1 アブダビGP FP1 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分24秒485
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分24秒493
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分24秒501
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分24秒608
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分24秒629
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分24秒733
    7.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分24秒742
    8.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分24秒759
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分24秒771
    10.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒855
    11.平川亮(ハース) – 1分24秒934
    12.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分24秒977
    13.ポール・アロン(アルピーヌ) – 1分25秒204
    14.パトリシオ・オワード(マクラーレン) – 1分25秒246
    15.アービッド・リンドブラッド(レッドブル) – 1分25秒256
    16.岩佐歩夢(レーシングブルズ) – 1分25秒360
    17.ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ) – 1分25秒475
    18.アーサー・ルクレール(フェラーリ) – 1分25秒490
    19.ジャック・クロフォード(アストンマーティン) – 1分25秒889
    20.シアン・シールズ(アストンマーティン) – 1分26秒432

  • 角田裕毅は走行せず … F1アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は走行せず … F1アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅はアービッド・リンドブラッドに走行を譲った。平川亮(ハース)がルーキトップの11番手タイムを記録した。

    ■ ノリス最速発進:タイトル争いの主導権を維持
    ランディングラップから鋭い動きを見せたランド・ノリスが 1分24秒485 でトップ。フェルスタッペンとは 0.008秒差、ルクレールとは 0.016秒差と接戦の中で、ノリスは唯一「全セッションを自分で走れる」優位性を活かして序盤から安定したペースを披露。日没後のFP2に向けて、タイトル争いを自らの手でコントロールする滑り出しとなった。

    ■ ルクレールはグリップ難に苦しむ:「ゼログリップ」「僕たち遅すぎる」
    順位こそ上位に入ったものの、シャルル・ルクレールはロングランで極端なグリップ不足を訴え、「ゼログリップ」「僕たちは遅すぎる」と悲観的な無線を連発。フェラーリは昨年好調だったアブダビで手応えを掴めておらず、レースペース改善が急務となった。

    ■ 多数のルーキー起用でFP1が“混雑”:平川亮が11番手、オワードらもロングラン
    このFP1では9名の“金曜ドライバー”が出走し、通常の週末以上に若手が入り乱れるセッションとなった。ハースから出走した 平川亮は1分24秒934で11番手 と健闘し、限られた走行時間の中で安定したペースを示した。若手の走行量が多かったぶん、各チームともFP2に向けてデータの精査が急務となるセッションとなった。

    ■ フェルスタッペン車に不安要素:「どこもかしこもおかしい」
    フェルスタッペンは無線で「壊れているかもしれない」「今は全部おかしい」と訴え、挙動不審を報告。路面バンプや底打ちによるものと見られるものの、タイトル争いの真っ只中での不安材料。オンボードでは通常どおり走れているように見えるが、詳細はFP2で精査される。

    ■ メルセデス好調:アントネッリ4番手で存在感、ラッセルも上位圏
    アンドレア・キミ・アントネッリはハードタイヤでも上位につけ、最終的に 4番手。ラッセルも6番手に入り、メルセデス勢は総合的に競争力のある走りを披露。“チーム内タイトル争い”とも言える状況で、両者は週末を通して激しいポジション争いを予感させる内容となった。

    ■ コースは“アンレプ”:FP2こそが勝負、各チームはセットアップ探しに苦戦
    FP1は昼の高温下で行われ、予選・決勝の夕方〜夜とは条件が大きく異なる。そのため多くのチームがセットアップ探索に徹し、「まだ答えが出ていない」と無線で訴えるドライバーも多かった。最重要セッションは気温・路面条件が近い FP2 であり、タイトル3人衆の実力差が本格的に見えるのはここからだ。

    2025年F1 アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分24秒485   28
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分24秒493 0.008 29
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分24秒501 0.016 28
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分24秒608 0.123 30
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分24秒629 0.144 28
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分24秒733 0.248 28
    7 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分24秒742 0.257 29
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 1分24秒759 0.274 14
    9 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分24秒771 0.286 27
    10 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒855 0.370 28
    11 50 平川亮 ハース 1分24秒934 0.449 28
    12 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分24秒977 0.492 31
    13 61 ポール・アロン アルピーヌ 1分25秒204 0.719 27
    14 89 パトリシオ・オワード マクラーレン 1分25秒246 0.761 28
    15 36 アービッド・リンドブラッド レッドブル 1分25秒256 0.771 26
    16 40 岩佐歩夢 レーシングブルズ 1分25秒360 0.875 27
    17 46 ルーク・ブラウニング ウィリアムズ 1分25秒475 0.990 30
    18 39 アーサー・ルクレール フェラーリ 1分25秒490 1.005 18
    19 35 ジャック・クロフォード アストンマーティン 1分25秒889 1.404 24
    20 34 シアン・シールズ アストンマーティン 1分26秒432 1.947 22
  • F1ポイントランキング(第23戦 カタールGP終了時点):三つ巴の最終決戦へ

    F1ポイントランキング(第23戦 カタールGP終了時点):三つ巴の最終決戦へ

    2025年F1カタールGPの決勝結果により、ドライバーズランキングはトップ3が接近し、タイトル争いは最終戦アブダビに持ち越されることが確定した。

    優勝したマックス・フェルスタッペンが大量得点を獲得し、3位から2位へ順位を上げて首位ランド・ノリスに肉薄。 2位表彰台を獲得したオスカー・ピアストリはフェルスタッペンの後ろとなる3位に後退し、トップ3がわずか16ポイント差で並ぶ異例の接戦となった。

    フェルスタッペンが2位浮上、ピアストリは3位に後退
    ラスベガス時点ではノリスが390ポイントで首位、ピアストリが366ポイントで2位、フェルスタッペンが同じく366ポイントで3位に並んでいた。しかしカタールGPではフェルスタッペンが優勝し+30ポイントを獲得。396ポイントとして僅差のまま2位に浮上した。

    一方ピアストリは2位フィニッシュで392ポイントへ伸ばしたものの、フェルスタッペンに逆転され3位に後退している。

    トップ3:順位とポイントの推移
    1位:ランド・ノリス 390 → 408(変動なし)
    2位:マックス・フェルスタッペン 3位 → 2位(366 → 396)
    3位:オスカー・ピアストリ 2位 → 3位(366 → 392)

    ノリス、フェルスタッペン、ピアストリの差はわずか16ポイント。タイトルは完全に三つ巴の状態となった。

    中団勢にも動き アントネッリとサインツが大きく加算
    カタールGPでは中団にも順位変化があった。

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は150ポイントへ伸ばし、7位へ順位を1つ上げた(132 → 150)。逆にアレクサンダー・アルボンはポイント変動がなく、アントネッリに抜かれて8位に後退した。カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は11位 → 9位(48 → 64)と大きく順位を上げ、着実に中団上位へ迫っている。

    角田裕毅(レッドブル)はP10でポイントを加算し、17位 → 15位(28 → 33) と順位を2つ上げている。

    最終戦アブダビのタイトル条件:3人全員に逆転の可能性
    最終戦を前に、タイトルの行方は以下の条件で決まる可能性が高い。

    ランド・ノリス(408pt)
    ・優勝すれば無条件で王者
    ・2位以下でもフェルスタッペンとピアストリの結果次第

    マックス・フェルスタッペン(396pt)
    ・優勝が必須級
    ・ノリスが3位以下&ピアストリより前でフィニッシュが条件

    オスカー・ピアストリ(392pt)
    ・優勝し、ノリスが4位以下なら逆転
    ・ノリスに対して4ポイント以上上回る必要

    首位ノリスをフェルスタッペンとピアストリが追う形となり、3人全員にタイトルの可能性が残る。

    今季屈指の三つ巴、アブダビで決着へ
    カタールGPでの結果により、2025年シーズンはノリス・フェルスタッペン・ピアストリの三つ巴で最終戦を迎えることとなった。安定した速さを見せるマクラーレン勢に対し、復調したレッドブルのフェルスタッペンが割って入ったことで、シーズン終盤は緊迫感が一気に高まった形だ。

    3人が16ポイント差に収まる前代未聞の接戦。世界王者の座をつかむのはノリスか、フェルスタッペンか、ピアストリか──。2025年F1世界選手権はアブダビで運命の最終決戦を迎える。

    2025年のF1世界選手権 カタールグランプリ

    2025年F1ドライバーズポイント

    1.ランド・ノリス (マクラーレン) – (408)
    2.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – (396)
    3.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – (392)
    4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – (309)
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – (230)
    6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) – (153)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) – (150)
    8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) – (73)
    9.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) – (64)
    10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) – (51)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) – (49)
    12.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – (48)
    13.オリバー・ベアマン (ハース) – (41)
    14.リアム・ローソン (レーシングブルズ) – (38)
    15.角田裕毅 (レッドブル) – (33)
    16.エステバン・オコン (ハース) – (32)
    17.ランス・ストロール (アストンマーティン) – (32)
    18.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – (22)
    19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) – (19)
    20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) – (-)
    21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) – (-)

    2025年 F1コンストラクターズポイント

    1.マクラーレン(800)
    2.メルセデス(459)
    3.レッドブル(426)
    4.フェラーリ(382)
    5.ウィリアムズ(137)
    6.レーシングブルズ(92)
    7.アストンマーティン(80)
    8.ハース(73)
    9.ザウバー(68)
    10.アルピーヌ(22)

  • F1カタールGP 決勝:フェルスタッペン優勝でタイトルに望み 角田裕毅10位

    F1カタールGP 決勝:フェルスタッペン優勝でタイトルに望み 角田裕毅10位

    2025年F1カタールGPの決勝レースが11月30日(日)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンがオスカー・ピアストリを抑えて重要な勝利を収め、選手権リーダーのランド・ノリスが4位に終わったことで、タイトル争いは最終戦までもつれ込むことになった。

    フェルスタッペンの予想外の勝利は、序盤のセーフティカー出動と、すべてのピレリタイヤセットに課された25周の最大スティント制限の結果としてマクラーレンが選択した代替戦略によってもたらされた。

    レッドブルのドライバーは、グリッド3番手から1コーナーへの走行でノリスを抜き、オープニングラップではポールマンのピアストリを追走したが、その数周後、1コーナーでニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーが接触したことでレースの流れが一変した。

    57周のレースで義務付けられた2回のピットストップのうち最初のピットストップで、全ドライバーがピットインした一方で、ピアストリとノリスはそのままコースに留まった。これが最終的に、フェルスタッペンより後方でフィニッシュする結果を招いた。

    ピアストリは、レースを通して強力なペースを見せていたことから、最後のピットストップ後に実質2番手の位置に余裕をもって戻ることができたが、ノリスはピットストップ後に追走していたカルロス・サインツとキミ・アントネッリを攻略することができなかった。

    ドライバーズ選手権のリーダーであるノリスは、メルセデスのアントネッリがコースオフしたことで、残り2周で彼をパスすることができたが、レース前に22ポイントあったリードは、フェルスタッペンに対してわずか12ポイントに、ピアストリに対しては16ポイントに縮まった状態で最終戦を迎えることになった。

    サインツは、最初のピットストップの段階でアントネッリを逆転し、今季2回目となる表彰台をウィリアムズにもたらした。一方、アントネッリは5位でフィニッシュし、メルセデスがコンストラクターズ選手権2位に近づく助けとなった。

    アントネッリの後方では、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が6位を走行していたが、残り3周で左フロントのパンクに見舞われ、これによってジョージ・ラッセルが昇格した。メルセデスのラッセルは、オープニングラップで3つのポジションを失っていた。

    トップ10は、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(360度スピンを喫しながらの走行)、フェラーリのシャルル・ルクレール、レーシングブルズのリアム・ローソン、そして角田裕毅(レッドブル)によって構成された。

    アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は11位で、フェラーリのルイス・ハミルトン、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、アルピーヌのフランコ・コラピントが続いた。

    ハースのエステバン・オコンはフライングスタートで5秒ペナルティを科され、15位でフィニッシュした。ガスリー、アストンマーティンのランス・ストロール、そしてハジャーよりも前でチェッカーを受けた。

    オリバー・ベアマンは、危険な状態の車両に関する10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティを消化した後にリタイア。ヒュルケンベルグは、ガスリーとの接触でグラベルに入ってレースを終えた。

    カタールグランプリ F1

    スタート:ピアストリ鮮やかに先行、ノリスは慎重にフェルスタッペンへ譲る
    レース序盤、ピアストリは完璧な反応でホールショットを奪い、トップをキープ。2番手争いではフェルスタッペンがノリスの内側を鋭く攻め、ノリスはリスクを避けて順位をひとつ落とす。後方ではアントネッリが好スタートを決め、ラッセルからポジションを奪って4番手へ浮上した。

    序盤(L2〜L7):主導権はピアストリ、しかし接触事故で早々にSC出動
    ピアストリは序盤から安定したペースでリードを広げていくが、L7にヒュルケンベルグとガスリーの接触が発生し、ヒュルケンベルグがストップ。ここでセーフティカーが導入される。このタイミングでほぼ全車がピットインする中、マクラーレン勢だけがコースに残る判断を下し、戦略が大きく分かれる瞬間となった。

    リスタート後(L11〜L20):マクラーレンは快調なラップ、しかし戦略的には厳しい状況に
    リスタート後、マクラーレンの2台は軽快なペースでレースをリードするものの、他車はすでにタイヤを交換済みであり、長いスティントが必要なマクラーレンには不利な展開が続く。フェルスタッペンはタイヤ寿命を計算しながらミスのない走りを維持。この段階で、レース後半に向けてフェルスタッペン優位の気配が漂い始めた。

    中盤(L21〜L33):25周ルールによる強制ピット、フェルスタッペンがレースを掌握
    タイヤの最大周回数となる25周に達し、ピアストリがL25、ノリスがL26でピットへ向かう。これにより順位は大きく変動。一方、フェルスタッペンはL33に最後のピットを終え、ハードタイヤで最終スティントへ。ここでレースの主導権が完全にフェルスタッペンへ移る形となり、マクラーレン勢は追撃を強いられる立場となった。

    終盤(L40〜L52):サインツの異変、アントネッリの堅守、ノリスは抜けず
    終盤に差し掛かり、ノリスは表彰台を狙いたいところだが、前方のサインツとアントネッリの壁に阻まれ続ける。サインツはマシンの不調を訴えながらもなんとかペースを維持し、背後のアントネッリは素晴らしい防御でノリスにチャンスを与えない。3台が数秒以内に固まる緊張感のある展開が続き、ポイント差が常に変動する状態となった。

    クライマックス(L53〜L57):ハジャー痛恨のパンク、最終盤でノリスがアントネッリを攻略
    L56、上位を走行していたハジャーが突然のパンクで失速。このトラブルにより角田裕毅がポイント圏内に浮上する。最終周ではアントネッリがややワイドとなった隙を突き、ノリスがようやく前へ出ることに成功。しかし表彰台には届かず、4位で走行を続けることとなった。一方トップのフェルスタッペンは終始安定したペースで危なげなくレースを運び、堂々の勝利を手にした。

    チェッカー:フェルスタッペン勝利、ピアストリ2位、サインツが3位死守
    チェッカーを受けたのはフェルスタッペン。ピアストリは2位でフィニッシュし、サインツは粘りの走りで3位表彰台を獲得。ノリスは4位完走でチャンピオンシップの首位を維持したものの、差は大きく縮まり最終決戦は混迷状態に。角田裕毅は10位でポイントを持ち帰り、混乱のレースの中で価値ある結果を残した。

    2025年F1カタールGP 決勝 結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    9.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    10.角田裕毅(レッドブル)
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    15.エステバン・オコン(ハース)
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    DNF.オリバー・ベアマン(ハース)
    DNF.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)

  • 角田裕毅は10位 … F1カタールGP 決勝 結果・タイムシート

    角田裕毅は10位 … F1カタールGP 決勝 結果・タイムシート

    2025年F1カタールGP 決勝の結果・タイムシート。11月30日(日)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は10位入賞を果たした。

    ■ フェルスタッペンが優勝しタイトル争い続行
    マックス・フェルスタッペンが安全運転と的確な戦略で首位を守りきり、25ポイントを獲得して最終戦アブダビへタイトル争いを持ち越した。

    ■ マクラーレンの判断が勝敗を左右、ピアストリは2位止まり
    オスカー・ピアストリは序盤主導権を握るもセーフティカー時にピットしなかった判断が響き、最終的にフェルスタッペンに届かず2位フィニッシュとなった。

    ■ サインツがトラブル抱えつつ表彰台確保
    カルロス・サインツJr.はマシントラブルを訴えながらも粘り強い走りで3位を守り切り、ウィリアムズに貴重な表彰台をもたらした。

    ■ ノリスは終盤にアントネッリを攻略し4位、王座争いは緊迫
    ランド・ノリスは終盤にアントネッリを抜いて4位に復帰したが、ポイント差を大きく伸ばせず、依然としてタイトル争いは三つ巴のまま最終戦へ向かう。

    ■ ハジャーが終盤パンクでリタイア、角田裕毅は10位入賞
    上位走行していたアイザック・ハジャーは残り2周でパンクし急落、対照的に角田裕毅は堅実な走りで10位入賞を果たした。

    ■ 序盤の接触でヒュルケンベルグとガスリーに混乱発生
    ニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーの接触で早期にセーフティカーが出動し、これが各チームの戦略に大きな影響を与える展開となった。

    2025年F1カタールGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     ↑ 2 2
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 7.995 7.995 ↓ 1 2
    3 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 22.665 14.670 ↑ 4 2
    4 4 ランド・ノリス マクラーレン 23.315 0.650 ↓ 2 2
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 28.317 5.002 - 0 2
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 48.599 20.282 ↓ 2 2
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 54.045 5.446 ↑ 1 2
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 56.785 2.740 ↑ 2 2
    9 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 60.073 3.288 ↑ 3 2
    10 22 角田裕毅 レッドブル 61.7701 1.697 ↑ 5 2
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 66.931 5.161 ↑ 3 2
    12 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 77.730 19,799 ↑ 5 2
    13 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 84.812 7.082 ↑ 6 2
    14 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 5.091 ↑ 6 2
    15 31 エステバン・オコン ハース 1L 0.970 ↑ 1 3
    16 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L 0.688 ↓ 7 2
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン     ↑ 1 3
    DNF 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ     ↓ 12 2
    DNF 87 オリバー・ベアマン ハース     ↓ 6 4
    DNF 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー     ↓ 9  
  • F1カタールGP 予選:白熱のQ3でピアストリがノリスを逆転 角田裕毅16番手

    F1カタールGP 予選:白熱のQ3でピアストリがノリスを逆転 角田裕毅16番手

    オスカー・ピアストリはF1カタールGPの予選で極めて重要なポールポジションを獲得し、マクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスのトップ獲得を阻むとともに、マックス・フェルスタッペンも加わってタイトルを争う3人がグリッド最前列に並ぶことになった。

    ルサイル・インターナショナル・サーキットで行われたQ3序盤の走行を終えた段階ではノリスがタイムシートのトップに立っていた。しかし、デブリ回収のための短い中断を挟んだ後、ドライバーズ選手権をリードするノリスは最終アタックのターン2でコースオフし、そのラップを取りやめた。

    これによってピアストリにチャンスが生まれ、オーストラリア人ドライバーは1分19秒387を記録。ノリスに対して0.108秒差をつけてみせた。ノリスは日曜決勝で勝利すれば、自身初のF1タイトル獲得が確定する状況にある。

    フェルスタッペンはさらに1コンマ強遅れての3番手となり、タイトル争いを最終戦アブダビに持ち込むためにはノリスより前でフィニッシュする必要がある。

    トップ10は、メルセデスのジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリ、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、アルピーヌのピエール・ガスリー、そしてフェラーリのシャルル・ルクレールによって埋められた。

    ニコ・ヒュルケンベルグは今回もわずか0.003秒差でQ3進出を逃し、キック・ザウバーのドライバーはレーシングブルズのリアム・ローソン、ハースのオリー・ベアマン、そしてチームメイトのガブリエル・ボルトレトとともに敗退する形となった。

    ブラジル人ドライバーのボルトレトは最終アタックでグラベルに触れてしまい、それが最終的に響く結果になった。また、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンもQ2で敗退しており、彼はピットレーンでのインシデントに関してセッション後も調査対象となっている。

    スプリントで今季最高の結果を出した角田裕毅は、その勢いとは対照的に再びQ1敗退となった。レッドブルのドライバーは0.1秒差で突破を逃し、ハースのエステバン・オコン、さらにルイス・ハミルトンとともにQ1で姿を消した。

    フェラーリのドライバーは、これで3戦連続で予選のオープニングセグメント敗退となり、日曜の57周のレースを前に、アストンマーティンのランス・ストロールとアルピーヌのフランコ・コラピントも同じくQ1敗退組に名を連ねた。

    角田裕毅 カタールグランプリ 予選

    Q1:全車混雑の中で展開、角田裕毅はまさかの16番手敗退
    Q1は序盤から激しい混雑が発生し、アレクサンダー・アルボンとエステバン・オコンの“ピットレーン割り込み”まで起きる荒れた展開となった。

    直後にトラックリミット違反が相次ぎ、アルボンは早々にタイム抹消。ウィリアムズ、フェラーリ、アルピーヌなどが次々に新しいソフトを投入するタイヤ戦争となる。

    角田裕毅は終盤で一度ハミルトンを突き放したものの、ガブリエル・ボルトレトの改善により再びドロップゾーンに戻され、アタックの余力がなくQ1敗退。

    ハミルトン、ストロール、オコン、コラピントも脱落し、多くの実力者が早々に姿を消す波乱の幕開けとなった。

    Q2:路面が急激に進化、0.1秒以内に多数がひしめく混戦
    Q2では路面のグリップが急上昇し、セクターごとに順位がめまぐるしく入れ替わる状況に。

    ピアストリ、ノリス、ラッセル、フェルスタッペン、アロンソらが次々にトップを奪い合い、ハジャーやガスリーも一時最上位に躍り出るほどの接戦となった。

    終盤はほぼ全車が新品ソフトを投入。フェルスタッペンがトップに立った直後、ノリスがさらに上回り、ピアストリが追随するという“ミニQ3”状態に突入。

    最終的にヒュルケンベルグ、ローソン、ベアマン、ボルトレト、アルボンの5台が脱落となった。

    Q3:赤旗を挟む一発勝負、ピアストリがノリスを逆転しPP獲得
    Q3はフェルスタッペンが3セット目の新品ソフトで先行し、ノリス、ラッセルが続く形でスタートした。

    ノリスはQ2から0.4秒も更新する1分19秒495を叩き出し、ピアストリはわずか0.035秒届かず2番手。フェルスタッペンは4分の1秒差の3番手で、マクラーレン2台には届かない状態だった。

    その直後、サインツ車のボディワーク剥離とルクレールのスピンによりQ3は赤旗に。路面が整ったことで、最終盤は一発勝負の緊張感が漂う展開となった。

    再開後、ノリスとラッセルはダブルウォームアップを選択するが、ノリスはターン2の小さなミスでアタック順が乱れ、やや不利な流れに。

    先にアタックしたピアストリは中盤セクターで強烈な伸びを示し、1分19秒387でノリスのタイムを更新した。

    ノリスは最後まで迫ったものの0.108秒届かず、ピアストリがポールポジションを獲得した。

    F1 カタールGP 予選 結果・Q3ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    10.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.オリバー・ベアマン(ハース)
    14.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    16.角田裕毅(レッドブル)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は16番手 … F1カタールGP 予選 結果・タイムシート

    角田裕毅は16番手 … F1カタールGP 予選 結果・タイムシート

    2025年F1カタールGP 予選の結果・タイムシート。11月29日(土)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は16番手でQ1敗退を喫した。

    ■ ピアストリ、今週末2度目のポール獲得
    オスカー・ピアストリがQ3最終アタックでランド・ノリスを逆転し、今週末2度目となるポールポジションを獲得。マクラーレン勢は依然として頭一つ抜けた速さを見せ、決勝に向けて強力な布陣を形成した。フェルスタッペンは序盤こそ紫セクターを刻む場面もあったが、タイヤのタレで伸び切らず3番手にとどまり、マクラーレンの牙城を崩すまでには至らなかった。

    ■ ノリスは細かなミスで届かず。ダブルウォームアップの判断も影響
    ランド・ノリスは最速タイムを一度記録したものの、ターン2の僅かなミスからダブルウォームアップに切り替える流れとなり、最終アタックのタイミングが噛み合わず2番手に。最終的には0.1秒強の差でピアストリに敗れたが、ペースそのものは依然としてトップレベルで、決勝でも主導権争いが期待される展開となった。

    ■ フェルスタッペンは3番手止まり。タイヤ劣化と渋滞に苦戦
    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、序盤のアタックで渋滞に遭遇して拳を上げる場面もあり、クリーンラップ確保に苦労。中盤以降はタイヤグリップの落ち込みが顕著となり、マクラーレン勢に迫るには十分なパフォーマンスを引き出せず3番手に。決勝へ向けてセットアップ調整が必須となる内容だった。

    ■ メルセデスは安定の2台Q3。アントネッリがラッセルに肉薄
    メルセデスはジョージ・ラッセルが4番手、アンドレア・キミ・アントネッリも5番手と、確実に上位を確保。特にアントネッリは初アタックから鋭い走りを見せ、ラッセルに0.184秒差まで接近。マクラーレンとは差があるものの“最強の中団トップ”として確かな地歩を築いた予選となった。

    ■ ハジャーが6番手で快走。サインツ、アロンソ、ガスリー、ルクレールが続く
    レーシングブルズのアイザック・ハジャーが6番手と今週末も好調を維持。カルロス・サインツJr.、フェルナンド・アロンソ、ピエール・ガスリー、そして危うくQ2落ちしかけたシャルル・ルクレールがトップ10を形成した。中盤勢は使用タイヤの違いがタイムに大きく影響し、僅差の攻防が続いた。

    ■ Q1・Q2では波乱多発。角田裕毅はまさかのQ1敗退
    Q2ではニコ・ヒュルケンベルグ、リアム・ローソン、オリバー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレト、アレクサンダー・アルボンが脱落。Q1では角田裕毅が17番手で敗退し、強力な週末を続けてきた流れがここで途切れた。オコン、ハミルトン、ストロール、コラピントもここで姿を消し、多くの実力者が序盤で姿を消す波乱の予選となった。

    2025年F1 カタールGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分20秒234 1分19秒650 1分19秒387
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分20秒157 1分19秒861 1分19秒495
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分20秒472 1分19秒985 1分19秒651
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分20秒074 1分20秒186 1分19秒662
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分20秒576 1分20秒084 1分19秒846
    6 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分20秒603 1分20秒350 1分20秒114
    7 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分20秒520 1分20秒251 1分20秒287
    8 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分20秒598 1分20秒219 1分20秒418
    9 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分20秒681 1分20秒324 1分20秒477
    10 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分20秒564 1分20秒343 1分20秒561
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分20秒630 1分20秒353  
    12 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分20秒539 1分20秒433  
    13 87 オリバー・ベアマン ハース 1分20秒548 1分20秒438  
    14 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分20秒653 1分20秒534  
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分20秒629 1分20秒629  
    16 22 角田裕毅 レッドブル 1分20秒761    
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分20秒864    
    18 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分20秒907    
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分21秒058    
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分21秒137    
  • F1カタールGP 予選Q2:リアム・ローソンが12番手でQ2敗退

    F1カタールGP 予選Q2:リアム・ローソンが12番手でQ2敗退

    2025年F1カタールGPの予選Q2は、終盤まで順位が激しく入れ替わる緊迫した展開となり、シャルル・ルクレールが最終アタックで9番手へ滑り込み、Q3進出を確保した。一方、リアム・ローソンを含む5名がQ2で姿を消す結果となった。

    Q2序盤は各チームが新品と中古のソフトタイヤを混在させて走行。

    アレクサンダー・アルボンやザウバー勢は中古タイヤを選択する一方、マックス・フェルスタッペンとオリー・ベアマンは新品ソフトでアタックに入り、ベアマンが1分20秒438で暫定トップ、フェルスタッペンも1分20秒142を記録して基準タイムを引き上げた。

    メルセデス勢は安定したペースを見せ、アンドレア・キミ・アントネッリが8番手、続いてジョージ・ラッセルが3番手へ浮上。マクラーレン勢もアタックを開始し、オスカー・ピアストリは1分19秒650の好タイム。しかしランド・ノリスはターン10のトラックリミット違反によりタイムを抹消され、危険圏に留まった。

    終盤、注目は脱落圏にいたルクレール。アントネッリやベアマンが順位を押し上げる中、ルクレールはラストアタックで9番手へ滑り込み、土壇場でQ3に進出した。

    脱落した5名は以下の通り。

    ■ 11番手 ニコ・ヒュルケンベルグ
    ■ 12番手 リアム・ローソン
    ■ 13番手 オリー・ベアマン
    ■ 14番手 ガブリエル・ボルトレト
    ■ 15番手 アレクサンダー・アルボン

    ボルトレトは前戦ラスベガスの違反による5グリッド降格ペナルティが適用されるため、決勝スタート位置はさらに後退する見込み。またアルボンはQ1前の“ピットレーン強引合流”疑惑で調査対象となっており、追加処分が発表される可能性も残る。

    Q3へ進んだのは、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、ラッセル、アントネッリ、ルクレール、アロンソ、サインツ、アイザック・ハジャー、ピエール・ガスリーの10名。タイトル争いを繰り広げる三者が順当にQ3に進出し、最終決戦へ向けて緊張感がさらに高まった。