カテゴリー: F1レース結果

  • F1バルセロナテスト1日目 結果:ダニエル・リカルドがトップタイム

    F1バルセロナテスト1日目 結果:ダニエル・リカルドがトップタイム

    2018年最初のF1合同テストが26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。

    昨年の最終戦から3ヵ月。2018年のF1世界選手権の開始を告げる最初のプレシーズンテストが開始。2018年のF1レギュレーションではF1マシンにコックピット保護デバイス『Halo』の搭載が義務化。Haloを搭載した全チームのF1マシンがコース上に揃った。

    例年、1回目のプレシーズンテストは信頼性を確保して多くの周回数を走り込み、特に初日はマシンのシステムチェックが中心となる。しかし、今季のテクニカルレギュレーションは比較的安定しており、フォース・インディアを除く全チームが事前にシェイクダウンを済ませているため、初日のパフォーマンスが2018年のF1世界選手権を占う指標となるだろう。

    例年、この時期のバルセロナは気温が低く、午後には気温・路面温度とも10℃を下回るコンディション。終了間際にはサーキットに雨が降り、フルウェットタイヤでの走行となった。

    昨年5月に同サーキットで開催されたF1スペインGPの予選ポールタイムは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の1分19秒149。

    2018年 F1バルセロナテスト初日のトップに立ったのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。新車RB14でこの日最多となる105周を走り込んだ。ベストタイムは午前中に記録した1分20秒179。今年、レッドブルはテスト開始ぎりぎりまでマシン開発に時間をかけるというアプローチを変え、1週間前にマシンを完成させてシルバーストン・サーキットでシェイクダウンを実施。テスト初日から多くの走行距離を重ねることに成功した。

    2番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスが午前中に記録。トップから0.170秒差の1分20秒349。午後からはルイス・ハミルトンがテストを引き継いで25周を走行。メルセデスは新車W09で83周を走り込んだ。

    3番手タイムはフェラーリのキミ・ライコネンの1分20秒506。SF71Hで80周を走り込んだ。トップとの差は0.327秒。

    4番手タイムのルノーのニコ・ヒュルケンベルグまでが1分20秒台のタイムをマーク。午後からはカルロス・サインツが走行を実施して5番手タイムを記録。ルノーは二人合わせて99周を走り込んだ。

    7番手タイムはマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。午前中にホイールナットの問題でクラッシュを喫して大部分の時間を失ったが、午後は問題なく走行を重ねてタイムを更新。51周を走行してトップのレッドブルから2.175差で初日の走行を終えた。
    ※当初は5番手タイムだったが、シケインカットにとってタイムを抹消されて7番手に降格

    トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが走行を担当。ホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』に問題は発生せず、93周を走行。1分22秒371で8番手タイムだった。

    ウィリアムズは午前にランス・ストロール、午後にセルゲイ・シロトキンが走行を実施。合計で68周を張り込んだ。

    ハースはロマン・グロージャンが走行を担当し、トップから2.399秒差の10番手、アルファロメオ・ザウバーは、マーカス・エリクソンが走行を担当し、トップから3.229秒差の11番手だった。

    この日が新車VJM11のシェイクダウンとなったフォース・インディアは、開発ドライバーのニキータ・マゼピンが走行を実施。22周の走行で12番手タイムだった。

    2018年 F1バルセロナテスト 1日目 結果(2月26日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム   周回
    1 ダニエル・リカルド レッドブル 1分20秒179   105
    2 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分20秒349 +0.170 58
    3 キミ・ライコネン フェラーリ 1分20秒506 +0.327 80
    4 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分20秒547 +0.368 73
    5 カルロス・サインツ ルノー 1分22秒168 +1.989 26
    6 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分22秒327 +2.148 25
    7 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分21秒339 +2.175 51
    8 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分22秒371 +2.192 93
    9 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分22秒452 +2.273 46
    10 ロマン・グロージャン ハース 1分22秒578 +2.399 55
    11 マーカス・エリクソン ザウバー 1分23秒408 +4.718 63
    12 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1分25秒628 +5.449 22
    13 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分44秒148 +23.969 28
  • F1バルセロナテスト1日目:ダニエル・リカルドが午前のトップタイム

    F1バルセロナテスト1日目:ダニエル・リカルドが午前のトップタイム

    2018年のF1プレシーズンテストが26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。レッドブルのダニエル・リカルドが午前中の最速タイムを記録した。

    昨年の最終戦から3ヵ月。2018年のF1世界選手権の開始を告げる最初のプレシーズンテストが開始。2018年のF1レギュレーションではF1マシンにコックピット保護デバイス『Halo』の搭載が義務化。Haloを搭載した全チームのF1マシンがコース上で揃うのは初めてとなる。

    例年、1回目のプレシーズンテストは信頼性を確保して多くの周回数を走り込み、特に初日はマシンのシステムチェックが中心となる。しかし、今季のテクニカルレギュレーションは比較的安定しており、フォース・インディアを除く全チームが事前にシェイクダウンを済ませているため、初日のパフォーマンスが2018年のF1世界選手権を占う指標となるだろう。

    午前中のトップタイムを記録したのはレッドブルのダニエル・リカルド。新車RB14で60周を走行し、昼休み直前にミディアムタイヤで1分20秒179を記録して午前中のタイムシートのトップに立った。

    2番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。新車W09で58周を走行し、トップから0.170秒差の1分20秒349を記録した。

    3番手タイムはフェラーリのキミ・ライコネン。SF71Hで60周を走行し、トップから0.327秒差の1分20秒506。

    トップ3チームに続いたのは、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。午前中最多となる73周を走行し、トップから0.368秒差の4番手につけた。

    5番手タイムはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。ルノーとほぼ同じ72周を走行する順調なスタート。タイムはトップから2.192差の1分22秒371だった。

    開始から6周でスピンして右リアホイールが外れて赤旗の原因となったマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、昼休み前になんとかコース復帰。10周を走行してトップから4.023秒差の8番手タイムで午前中のセッションを終えた。

    2018年 F1バルセロナテスト 1日目 午前タイム結果

    順位 ドライバー チーム ベストタイム   周回
    1 ダニエル・リカルド レッドブル 1分20秒179   60
    2 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分20秒349 +0.170 58
    3 キミ・ライコネン フェラーリ 1分20秒506 +0.327 60
    4 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分20秒547 +0.368 73
    5 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分22秒371 +2.192 72
    6 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分22秒452 +2.273 46
    7 ロマン・グロージャン ハース 1分23秒092 +2.913 32
    8 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分24秒202 +4.023 10
    9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分25秒417 +4.718 41
    10 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1分25秒628 +5.449 22
  • 2017 F1アブダビテスト:2日間の総合結果&タイム

    2017 F1アブダビテスト:2日間の総合結果&タイム

    2017年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが最終戦アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットで2日間にわたって行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2日間のテストの最速タイムを記録してシーズンが終了した。

    ピレリの2018年F1タイヤのテストとして実際されているF1アブダビテスト。ピレリは2018年から新たにスーパーハード(オレンジ)とハイパーソフト(ピンク)を追加し、合計7種類のドライコンパウンドが用意される。

    マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定されていた2日間のテストがセキュリティ上の問題でキャンセルとなったため、今回のテストでは2台のマシンを走らせることが許可されており、1台はマーキングがされていないタイヤでピレリのブラインドテストを実施。初日はオリバー・ターベイ、2日目はランド・ノリスがそのテストを担当した。

    ウィリアムズでのF1復帰が期待されているロバート・クビサは総合11番手となるタイムを記録している。

    2017 F1アブダビテスト 総合タイム結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム タイヤ
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分37秒551 ハイパーソフト
    2 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分37秒768 ハイパーソフト
    3 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分38秒066 ハイパーソフト
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分38秒490 ハイパーソフト
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分38秒551 ハイパーソフト
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分38秒735 ハイパーソフト
    7 19 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分38秒818 スーパーソフト
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分39秒148 スーパーソフト
    9 8 ロマン・グロージャン ハース 1分39秒270 ハイパーソフト
    10 55 カルロス・サインツ ルノー 1分39秒444 ハイパーソフト
    11 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分39秒485 ハイパーソフト
    12 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分39秒580 ハイパーソフト
    13 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分39秒762 ハイパーソフト
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分39秒782 ハイパーソフト
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分39秒803 ハイパーソフト
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分39秒810 ハイパーソフト
    17 41 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分39秒947 ソフト
    18 35 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1分39秒959 ハイパーソフト
    19 9 シャルル・ルクレール ザウバー 1分40秒666 ハイパーソフト
    20 38 ショーン・ゲラエル トロ・ロッソ 1分41秒428 ハイパーソフト
    21 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分41秒681 ハイパーソフト
    22 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分43秒345 スーパーソフト
    23 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分44秒827 ソフト
      47 ランド・ノリス マクラーレン・ホンダ 1分41秒714  
      88 オリバー・ターベイ マクラーレン・ホンダ 1分41秒941  

    マリオ・イゾラ (ピレリ・カーレーシング責任者)
    「我々は、チームが初めて2018年タイアを試したアブダビでの2日間の激しい作業で、25%幅の広くなったタイヤ、これまでの最速タイムを特徴とする記録を塗り替えた2017年シーズンを完了しました。各チームはテストのために20セットのタイヤを使いました。(ピレリが選択した12セット(2018年タイヤに加え、比較のための2017年タイヤを選択)、他の8セットはチーム自信によって選択)合計で23名の異なるトップドライバーが予選コンディションではなく、ロングランを実施しました。ヤス・マリーナ・サーキットの特性により、ミディアム(ホワイト)からハイハーソフト(ピンク)のコンパウンドに集中したテストとなりました。全体のテストと全ドライバーが、我々に非常にポジティブなフィードバックを与えました。新しいハイパーソフト(ピンク)は、我々の当初の期待を満たしており、ウルトラソフト(パープル)よりも1秒あたり速いタイムですが、もちろん、他のトラックでも確認してみる必要があります。2018年タイヤのすべてが、チームの要求に沿い、今年よりも1段階柔らかくなっており、ハイパーソフト(ピンク)は2017年のウルトラソフトよりも2段階柔らかくなっています。2月26日から3月1日までバルセロナでお開催される1回目の公式プレシーズンテストでトラックに戻ることを楽しみにしています」

  • F1アブダビテスト 2日目:ロバート・クビサが好タイムを記録

    F1アブダビテスト 2日目:ロバート・クビサが好タイムを記録

    2017年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが29日(水)に最終戦アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2日間のテストの最速タイムを記録してシーズンが終了した。

    ピレリの2018年F1タイヤのテストとして実際されているF1アブダビテスト。ピレリは2018年から新たにスーパーハード(オレンジ)とハイパーソフト(ピンク)を追加し、合計7種類のドライコンパウンドが導入される。

    各F1チームには20セットのタイヤが供給され、12セットをピレリ、8セットをチームが選択。パフォーマンス比較のために2017年のタイヤも用意されている。各チームは、最初の1時間は自由にテストをする時間が与えられ、その後、2018年にピレリがF1に投入する7種類のコンパウンドと2017年版タイヤによる比較テストを実施した。

    2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。複数回の赤旗の原因となったベッテルだが合計で118周を走行。午前中に最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトを装着して1分37秒551をマーク。コースレコード更新とはならなかった2日間の最速タイムを記録した。

    2番手には0.939秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とトップ3チームがタイムシートの上位に名を連ねた。

    フォース・インディアは、午前中にエステバン・オコン、午後にセルジオ・ペレスが走行を担当。ペレスは52周を走行して4番手タイム、オコンは72周を走行して5番手タイムを記録。チームとして合計で124周を走り込んだ。

    6番手には109周を走行したカルロス・サインツが続いた。

    今回のテストで注目を集めているのがウィリアムズ。2018年のランス・ストロールをまだ決定していないウィリアムズは、この日はドライバー候補に挙げられているセルゲイ・シロトキンとロバート・クビサが走行を担当。

    まずはセルゲイ・シロトキンが走行を行い86周を走行して10番手タイムとなる1分39秒947をマーク。そして、残り2時間となったところでロバート・クビサにドライバーをチェンジ。ハイパーソフトを走行してパフォーマンス走行を行ったクビサは、ラスト1時間の最速タイムとなる1分39秒495をマーク。全体では7番手。セルゲイ・シロトキンだけでなく、前日の同時間帯に走行を行ったランス・ストロールのタイムを上回るパフォーマンスを披露し、F1復帰にむけて印象を残した。

    ウィリアムズは来週にも2018年のフェリペ・マッサの後任を誰にするのかを議論し、クリスマス前には発表したいとの意向を示している。

    8番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンが記録。午前中にターン19でクラッシュを喫したバンドーンだが、合計で105周を走り込んで1分39秒782をマーク。マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定されていた2日間のピレリテストがセキュリティの問題でキャンセルになったため、今回のF1アブダビテストでは唯一の2台のマシンを走らせており、もう一台は2018年のリザーブドライバー就任が決定しているランド・ノリスが担当。ピレリからマークのないタイヤの供給を受けてのブラインドテストの役割が割り当てられているランド・ノリスは、118周を走行し、ストフェル・バンドーンから1.932秒差で12番手タイムをマークした。

    ザウバーは、F2チャンピオンでフェラーリの育成ドライバーのシャルル・ルクレールがテストを担当。ザウバーはこの日、2018年からアルファロメオをタイトルスポンサーに迎えることを発表しており、ルクレールがドライバーを務めることが確実視されている。ルクレースはこの日最多となる149周を走り込み、11番手タイムとなる1分40秒666をマークした。

    トロ・ロッソは午前中にピエール・ガスリー、午後にブレンドン・ハートレーが走行を実施。ハートレーが61周を走行して13番手、ガスリーが63周を走行して14番手タイムとタイムシートの最下位に名を連ねた。トロ・ロッソは2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載する。

    2017 F1アブダビテスト 2日目 タイム結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分37秒551 118
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分38秒490 141
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分38秒735 132
    4 19 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分38秒818 52
    5 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分39秒148 72
    6 55 カルロス・サインツ ルノー 1分39秒444 109
    7 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分39秒485 28
    8 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分39秒782 105
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分39秒810 124
    10 41 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分39秒947 86
    11 9 シャルル・ルクレール ザウバー 1分40秒666 149
    12 47 ランド・ノリス マクラーレン・ホンダ 1分41秒714 118
    13 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分43秒345 61
    14 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分44秒827 63
  • F1アブダビテスト 2日目午前:シロトキンがクビサを上回るタイム

    F1アブダビテスト 2日目午前:シロトキンがクビサを上回るタイム

    2017年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが30日(火)に最終戦アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットで2日目を迎え、午前中はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録した。

    ピレリの2018年F1タイヤのテストとして実施される今回のテストでは各チームには20セットのタイヤが供給され、12セットをピレリ、8セットをチームが選択。パフォーマンス比較のために2017年のタイヤも用意されている。

    各F1チームは、最初の1時間は自由にテストをする時間が与えられ、その後、2018年にピレリがF1に投入する7種類のコンパウンドと2017年版タイヤによる比較テストが実施される。

    午前中のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。午前中に53周を走行したベッテルは、最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトを装着して1分37秒551をマークした。

    2番手タイムは1.5秒差でフォース・インディアのエステバン・オコンが続いた。61周を走行したエステバン・オコンは1分39秒148を記録。午後からはセルジオ・ペレスがテストを引き継ぐ。

    3番手タイムはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手タイムはカルロス・サインツ(ルノー)、5番手タイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手タイムはケビン・マグヌッセン(ハース)が続いた。

    今回のテストで注目を集めているのがウィリアムズ。2018年のランス・ストロールをまだ決定していないウィリアムズは、この日はロシア出身のセルゲイ・シロトキンが走行を担当。カーナンバー41を装着して51周を走行したセルゲイ・シロトキンは、前日の同じ時間帯にロバート・クビサが記録したタイムを上回る1分39秒947をマーク。ただし、ロバート・クビサは前日にソフトタイヤが中心のプログラムを実施しており、プログラムが異なるため純粋な比較はできない。ロバート・クビサはこの日の終盤に再びマシンに乗り込み、そこでパフォーマンス走行を実施するとみられている。

    8番手タイムを記録したのはマクラーレンのストフェル・バンドーン。前日にフェルナンド・アロンソがクラッシュしたのと同じターン19でクラッシュを喫し、この日最初の赤旗中断の原因となり、午前中は31周の走行に留まった。

    マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定されていた2日間のピレリテストがセキュリティの問題でキャンセルになったため、今回のF1アブダビテストでは唯一の2台のマシンを走らせており、もう一台は2018年のリザーブドライバー就任が決定しているランド・ノリスが担当。ピレリからマークのないタイヤの供給を受けてのブラインドテストの役割が割り当てられているランド・ノリスは、60周を走行し、ストフェル・バンドーンから0.897秒差の8番手をマークしている。

    ザウバーは、F2チャンピオンでフェラーリの育成ドライバーのシャルル・ルクレールがテストを担当。ザウバーはこの日、2018年からアルファロメオをタイトルスポンサーに迎えることを発表しており、ルクレールがドライバーを務めることが確実視されている。53周を走行したルクレールは1分43秒300で10番手タイムだった。

    最下位タイムはトロ・ロッソのピエール・ガスリー。シーズン後半にルノーのパワーユニットにトラブルが多発しているトロ・ロッソは午前中に23周の走行にとどまっている。午後からはブランドン・ハートレーが走行する予定となっている。

    2017 F1アブダビテスト 2日目(午前)

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分37秒551 53
    2 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分39秒148 61
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分39秒211 53
    4 55 カルロス・サインツ ルノー 1分39秒444 40
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分39秒616 46
    6 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分39秒810 50
    7 41 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分39秒947 51
    8 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分40秒817 31
    9 47 ランド・ノリス マクラーレン・ホンダ 1分41秒714 60
    10 9 シャルル・ルクレール ザウバー 1分43秒300 53
    11 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分45秒18 23
  • F1アブダビテスト 初日:キミ・ライコネンがトップタイムを記録

    F1アブダビテスト 初日:キミ・ライコネンがトップタイムを記録

    2017年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが28日(火)に最終戦アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットで行われ、初日はキミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録した。

    ピレリの2018年F1タイヤのテストとして実際されているF1アブダビテスト。ピレリは2018年から新たにスーパーハード(オレンジ)とハイパーソフト(ピンク)を追加し、合計7種類のドライコンパウンドが用意される。

    初日のトップタイムを記録したのはフェラーリのキミ・ライコネン。午前中にハイパーソフトタイヤで1分37秒768を記録。合計で99周を走り込んだ。明日はセバスチャン・ベッテルがテストを担当する。

    2番手には0.298秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手には0.783秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。4番手にはこの日最多の137周を走行したロマン・グロージャン(ハース)が続いた。

    5番手タイムはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が記録。アロンソは午前中に11周を走行した後ターン19でクラッシュ。赤旗の原因となった。フロントウイングを破損して午前中の走行を棒に振ったが、午後には走行を再開して合計で111周を走破した。

    注目はウィリアムズからテストに参加したロバート・クビサ。午前中のみの走行とアナウンスされていたが、午後にも周回を重ねて合計で100周を走破。初日の走行は全てソフトタイヤで行われ、ベストタイムはトップから3.528秒差の1分41秒26で9番手タイムだった。

    その後、ウィリアムズはランス・ストロールがテストを引き継いで29周を走行し、6番手タイムとなる1分39秒580をマークしている。二人の差は1.7秒あるが、タイヤを含めて異なるプログラムを実施していたと考えられてる。

    ロバート・クビサは2018年のウィリアムズのドライバー候補に挙げられており、今回の走行は評価テストとなっている。クビサは明日の午後に再びマシンを走らる予定となっており、そこではハイパーソフトを装着してパフォーマンス走行を実施すると予想されている。

    7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、8番手にはフォース・インディアの開発ドライバーを務めるニキータ・マゼピンが続いた。

    10番手にはショーン・ゲラエル(トロ・ロッソ)、11番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が続いた。

    マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定していた2日間のタイヤテストがセキュリティ上の問題によってキャンセルされため、今回のテストで2台のマシンを走らせることが許可されており、もう一台はオリバー・ターベイがドライブ。ターベイは105周を走り込み1分41秒914でセッションを終えた。

    初日の各ドライバーのベストタイムは、ロバート・クビサを除いてすべてハイパーソフトで記録された。

    2017 F1アブダビテスト 初日 タイム結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分37秒768 99
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分38秒066 109
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分38秒551 136
    4 8 ロマン・グロージャン ハース 1分39秒270 137
    5 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分39秒580 28
    6 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分39秒762 115
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分39秒803 85
    8 35 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1分39秒959 90
    9 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分41秒296 100
    10 38 ショーン・ゲラエル トロ・ロッソ 1分41秒428 117
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分41秒681 97
    12 88 オリバー・ターベイ マクラーレン・ホンダ 1分41秒941 105
  • F1アブダビテスト 初日午前:注目のロバート・クビサは6番手タイム

    F1アブダビテスト 初日午前:注目のロバート・クビサは6番手タイム

    2017年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが28日(火)に最終戦アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットでスタート。午前中はキミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録した。

    2017年のF1世界選手権の最終戦の余韻も覚めぬまま、全10チームはヤス・マリーナ・サーキットに残り、2日間のピレリの2018年F1タイヤのテストを開始。各チームには20セットのタイヤが供給され、12セットをピレリ、8セットをチームが選択。パフォーマンス比較のために2017年のタイヤも用意されている。

    午前中のトップタイムはキミ・ライコネンの1分37秒768。2番手にはロマン・グロージャン(ハース)、3番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続いた。

    注目はウィリアムズからテストに参加しているロバート・クビサ。今回の参加は2018年のF1シート獲得のための評価テストとなる。ロバート・クビサは58周を走行して午前中の6番手タイムとなる1分41秒296を記録。コンディションは異なるがF1アブダビGP初日のFP1でランス・ストロールが記録したタイムを上回った。午後からはランス・ストロールがテストを引き継ぐ。

    マクラーレンは、F1ブラジルGP後に予定されていた2日間のテストがセキュリティ上の問題でキャンセルとなったため、今回のテストでは2台のマシンを走らせることが許可されており、初日はフェルナンド・アロノソとオリバー・ターベイがテストを実施。また、最初の1時間はフリーでテストすることが許されており、アロンソはHaloをテスト。その後はピレリのテストに移行した。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエによると、今回のテストでルノーのエンジンを搭載することも検討したが、ルノーの2018年の準備の妨げになることを考慮し、ホンダのエンジンでテストを実施している。

    開始から1時間半を過ぎたところでフェルナンド・アロンソがターン19で保護バリアにクラッシュ。マシンの故障ではなく、ヒューマンエラーだと報告されている。このクラッシュでバリア修復のためセッションは赤旗中断となった。アロンソは11周に走行に留まっている。もう一台のMCL32を走らせたオリバー・ターベイは午前中の最多となる67周を走り込んで7番手タイムを記録している。

    フォース・インディアはニキータ・マゼピンを起用して9番手タイム。ザウバーはマーカス・エリクソンがテストを担当して10番手。トロ・ロッソはショーン・ゲラエルを起用して11番手タイムだった。

    2017 F1アブダビテスト 初日(午前)

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分37秒768 48
    2 8 ロマン・グロージャン ハース 1分39秒270 51
    3 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分39秒03 51
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分40秒017 54
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分40秒713 50
    6 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分41秒296 58
    7 88 オリバー・ターベイ マクラーレン・ホンダ 1分41秒914 67
    8 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分41秒995 11
    9 35 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1分42秒346 45
    10 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分43秒286 45
    11 38 ショーン・ゲラエル トロ・ロッソ 1分45秒622 60
  • F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

    F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの決勝が26日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が今季3勝目。ルイス・ハミルトンが2位に続き、王者メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを締めくくった。

    20戦で争われた2017年のF1シーズンもいよいよ最終戦。すでにルイス・ハミルトンがドライバーズタイトル、メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得しているが、まだまだ戦いは終わっていない。

    ドライバーズ選手権では、2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が22ポイント、4位のダニエル・リカルド(レッドブル)と5位のキミ・ライコネン(フェラーリ)との差が7ポイントと逆転の可能性が残されている。

    さらにコンストラクターズ選手権では5位のウィリアムズと6位のトロ・ロッソとの差が12ポイント差、以下、8位のハースまでが6ポイント差でひしめいており、賞金をかけた戦いは激しさを増している。

    1ストップ戦略が予想されたレース。ザウバーの2台、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)がスーパーソフトを選択。それ以外のドライバーはウルトラソフトをスタートタイヤに選んだ。

    現地時間17時。気温24.8℃、路面温度31.6℃のドライコンディション。55周のトワイライトレースのスタートが切れた。

    スタートではポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好スタートを切ってトップを維持。その後、いくつかバトルはあったものの、上位勢に順位の変動はなくオープニングラップを終える。後方ではケビン・マグヌッセン(ハース)が単独スピンを喫して最後尾に順位を下げる。

    7番手を走行しているニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にシケインをカットしてアドバンテージを得たとして5秒ペナルティが科せられる。

    その後レースは膠着状態。バルテリ・ボッタスがファステストを連発して首位をキープし、ルイス・ハミルトンが2秒以内で追いかける。3番手のセバスチャン・ベッテルとメルセデス勢との差は徐々に開いていく。

    12周目、ランス・ストロール(ウィリアムズ)が全ドライバーのなかで最初のピットイン。スーパーソフトに交換して最後尾でコースに復帰。翌周には15番手に順位を下げていたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がピットインを行った。

    15周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上位勢のなかで先陣を切ってピットストップしてアンダーカットをライコネンにアンダーカットを仕掛けてるもフォース・インディア勢の後ろでコース復帰。翌周にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が反応してピットイン。エステバン・オコンの前でコースに復帰してアンダーカットを阻止する。フェルスタッペンもオコンを抜いてライコネンを追う。

    17周目にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)がピットイン。18周目にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がピットイン。5秒ペナルティを消化し、リアタイヤの交換に手間取ったもののペレスの前をキープする。

    20周目、4番手を走行していたダニエル・リカルド(レッドブル)がピットイン。パンクを訴えており、予定外のピットストップだったようだ。だが、キミ・ライコネンの前でコースに復帰し、順位はキープした。

    21周目にはセバスチャン・ベッテルがピットインして3番手をキープ。直後にハイドロリック系のトラブルでダニエル・リカルドがリタイアする。

    22周目には首位を走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。リードラップはルイス・ハミルトンに変わる。

    フェリペ・マッサ、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツの順で3台が1秒以内の接戦バトルを展開。22周目にアロンソがピットインして先に仕掛ける。翌周、マッサがピットイン。アロンソの前でコース復帰するが、重要なこの局面でアロンソが仕掛けて前に出る。

    25周目、ルイス・ハミルトンがピットイン。バルテリ・ボッタスの後ろで約1.9秒後方でコースに復帰。ファステストを連発してボッタスとの差を縮めていく。3番手のセバスチャン・ベッテルとの差は約12秒と開いている。

    32周目、エステバン・オコンとカルロス・サインツがピットン。だが、サインツの左フロントタイヤがきちんと装着されていないというトラブルが発生してリタイアを強いられる。オコンはペレスの後ろでコース復帰する。

    ここで全車が1回目のピットストップを終了。コースでのバトルとなるが、以降は上位勢に順位の変動はなくファイナルラップへ。

    優勝はバルテリ・ボッタス。自身3勝目をポール・トゥ・ウィンで飾り、メルセデス移籍初年度を締めくくった。2位にはルイス・ハミルトンが続いて、メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを終えた。

    3位表彰台はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ベッテルはドライバーズ選手権2位を保持。4位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。ダニエル・リカルドがリタイアしたことでドライバーズ選手権4位を獲得した。

    5位はマックス・フェルスタッペン、6位はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)。ルノーはトロ・ロッソを抜いてコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。

    7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・コンが続き、フォース・インディアが今季16回目のダブル入賞。

    そして、9位はマクラーレン・ホンダとしての最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ。チームメイトのストフェル・バンドーンは12位でレースを終えた。

    F1最後のレースとなったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10位入賞でF1キャリアを終えた。

    2017年 第20戦 F1 アブダビグランプリ 決勝 結果

    Po. No. ドライバー チーム
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    9 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    10 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    11 8 ロマン・グロージャン ハース
    12 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    13 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    14 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    15 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ
    16 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ
    17 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
      55 カルロス・サインツ ルノー
      3 ダニエル・リカルド レッドブル
  • F1アブダビGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

    F1アブダビGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの予選が25日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    20戦で争われた2017年のF1シーズンもいよいよ最終戦。すでにルイス・ハミルトンがドライバーズタイトル、メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得しているが、まだまだ戦いは終わっていない。

    フリー走行3回目では、ルイス・ハミルトンがトラックレコードを更新する1分37秒689を記録。メルセデス勢がトップに立ち、0.5秒差でフェラーリ勢、0.7秒差でレッドブル勢が続く展開。そこにマクラーレン・ホンダ勢が約1.5秒差で続いていた。

    2017年シーズン最後のポールポジションをかけたF1アブダビGPの予選は現地時間17時にスタート。気温24.9℃、路面温度は32.1℃とフリー走行3回目の開始時と比較して路面温度は11℃低下した。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。前戦に続いて今シーズン通算4回目のポールポジションとなった。2番手にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスがフロントローを独占。

    3番手には0.546秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手にはダニエル・リカルドが続き、5番手のキミ・ライコネンとのフェラーリの間に割って入った。F1最後の予選となったフェリペ・マッサは10番手で終えた。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが13番手となり、Q2で敗退した。

    F1アブダビGP 決勝は26日(日)の22時(現地時間17時)から行われる。

    2017年 第20戦 F1 アブダビグランプリ 予選 結果

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分37秒356 1分36秒822 1分36秒231
    2 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分37秒391 1分36秒742 1分36秒403
    3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分37秒817 1分37秒023 1分36秒777
    4 ダニエル・リカルド レッドブル 1分38秒016 1分37秒583 1分36秒959
    5 キミ・ライコネン フェラーリ 1分37秒453 1分37秒302 1分36秒985
    6 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分38秒021 1分37秒777 1分37秒328
    7 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分38秒781 1分38秒138 1分38秒282
    8 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分38秒601 1分38秒359 1分38秒374
    9 エステバン・オコン フォース・インディア 1分38秒896 1分38秒392 1分38秒550
    10 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分38秒629 1分38秒565  
    11 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分38秒820 1分38秒636  
    12 カルロス・サインツ ルノー 1分38秒810 1分38秒725  
    13 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分38秒777 1分38秒808  
    14 ケビン・マグヌッセン ハース 1分39秒395 1分39秒298  
    15 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分39秒503 1分39秒646  
    16 ロマン・グロージャン ハース 1分39秒516    
    17 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分39秒724    
    18 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分39秒930    
    19 マーカス・エリクソン ザウバー 1分39秒994    
    20 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分40秒471    

    【Q1】 上位・中位ともに大接戦
    ピレリはF1アブダビGPにソフト(イエロー)、スーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)という最も柔らかいレンジの3種類のコンパウンドを選択。

    18分間の予選Q1では全ドライバーがウルトラソフトでアタックを開始。バルテリ・ボッタスが1分37秒356でトップに立ち、0.035秒差でルイス・ハミルトン、0.07秒差でキミ・ライコネンと接戦。セバスチャン・ベッテルも1分37秒台に入れた。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが8番手、フェルナンド・アロンソが12番手タイムで突破。

    Q1ではロマン・グロージャン(ハース)、ザウバーの2台、トロ・ロッソの2台がノックアウト。ブレンドン・ハートレーは10グリッド降格が決定している。

    【Q2】 メルセデス勢が頭一つ抜き出る
    15分間の予選Q2。ルイス・ハミルトンが最初のアタックで1分36秒台に入れてトラックレコードを大きく更新(1分36秒742)。2番手のバルテリ・ボッタスとの差は0。080秒差。3番手のセバスチャン・ベッテルは0.281秒差、4番手のキミ・ライコネンは0.560秒差とメルセデス勢が頭一つ抜き出る。

    最後のアタックでフェリペ・マッサが10番手に浮上してQ2を突破。フェルナンド・アロンソが11番手に下がる。Q2ではマクラーレン・ホンダの2台、カルロス・サインツ(ルノー)、ケビン・マグヌッセン(ハ ース)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)がノックアウトとなった。

    【Q3】 バルテリ・ボッタスが2戦連続でポール獲得
    12分間の予選Q3。1回目のアタックではバルテリ・ボッタスが1分36秒231を記録してトップに浮上。0.172秒差でルイス・ハミルトンが続く。3番手のセバスチャン・ベッテルは0.628とやや離される。

    2回目のアタックで上位勢はタイムを更新することができず、バルテリ・ボッタスのポールポジションが決定。ルイス・ハミルトンが2番手でフロントローに並ぶ。3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にはダニエル・リカルドが続き、フェラーリ勢に割って入った。F1最後の予選となったフェリペ・マッサは10番手でセッションを終えた。

    【決勝の展望】
    レースは55周。現地時間17時(日本時間22時)にスタートが切られる。ヤス・マリーナ・サーキットは、カレンダー中5つしかない反時計回りのサーキットの一つで、高速コーナーの配置されたセクター1、ロングストレートのあるセクター2、低速セクションのセクター3と、特性の異なるセクターで構成されている。DRSゾーンはターン8と11へ向かうストレートの2箇所に設定される。ポールポジションはコース右側のレーシングライン上。ターン1は左コーナーだが、アウト側からの方がトラクションを多くかけられるので、ブレーキングゾーンで有利になる。ブレーキ負荷は高く、ブレーキングポイントは13カ所あり、一周のうちでブレーキを使用する割合は18%。燃費も1周あたり1.80㎏とカレンダー中でも比較的高め。ERSの影響は中程度となり、ERSのデプロイを低速コーナー出口で効果的に使用するのが重要だが、ブレーキングポイントが多いので回生する機会は多い。セーフティカー出動率は40%。接触があるとすればシケインの場合が多く、低速でのクラッシュとなる。そのため、デブリが比較的少なく、セーフティカーの可能性も低くなる。注目ポイントは日没時。ターン14と19は西向きで日が沈む方向にあるため、視界への影響がある。レース中わずかなタイミングではあるものの、ここはブラインドコーナーなので慎重な走行が必要となる。タイヤ的には2ストップ戦略が定石。1回のストップでのタイムロスは約22秒。昨年のルイス・ハミルトン、2015年のニコ・ロズベルグはともに2ストップで優勝し、ともに10周と25周前後でピットインした。今季使用されている硬めのタイヤ特性から、1ストップの可能性もあるが、デグラデーション次第となる。

  • F1アブダビGP フリー走行3回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    F1アブダビGP フリー走行3回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリのフリー走行3回目が25日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

    現地時間14時。気温25.7℃、路面温度43.7℃のドライコンディションで60分間のセッションはスタート。F1アブダビGPの予選と決勝は夕方から開始されるため、路面温度は大きく下がる。前日はFP1とFP2との間で9℃の差があった。各チームはその温度差を念頭に入れながら、マシンセッティングを煮詰めていくことになる。

    途中、コース上に大きな傘が入り込んでバーチャルセーフティカーが導入されるという珍しいトラブルがあったが、それ以外はセッションはスムーズに進行した。

    フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。前日に更新したトラックレコードをさらに上回る1分37秒627をマーク。2番手にも0.273秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1分37秒台のタイムで他を引き離した。

    3番手にはキミ・ライコネン、4番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリ勢。メルセデスとの差は約0.5秒と大きい。

    5番手にはダニエル・リカルド、6番手にはマックス・フェルスタッペンとレッドブル勢が続くが、メルセデスとは0.7秒以上の差となっている。

    その後ろにはマクラーレン・ホンダ勢が続いた。フェルナンド・アロンソが7番手タイム、ストフェル・バンドーンが8番手タイムをマーク。しかし、トップとの差は1.5秒以上と上位3チームとの差はかなり開いている。

    F1アブダビGPの予選はこの後22時(現地時間17時)から行われる。

    2017 第20戦 F1 アブダビグランプリ フリー走行3回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分37秒627 19
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分37秒900 21
    3 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分38秒157 22
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分38秒174 22
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分38秒340 16
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分38秒587 14
    7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分39秒155 15
    8 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分39秒277 18
    9 55 カルロス・サインツ ルノー 1分39秒340 15
    10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分39秒367 19
    11 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分39秒383 16
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分39秒418 18
    13 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分39秒500 18
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分39秒831 19
    15 8 ロマン・グロージャン ハース 1分40秒079 19
    16 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分40秒307 20
    17 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分40秒572 16
    18 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 1分40秒737 21
    19 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分40秒789 21
    20 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分40秒883 23