カテゴリー: F1レース結果

  • 2026年F1中国GP予選Q2 ニコ・ヒュルケンベルグが0.002秒差で敗退

    2026年F1中国GP予選Q2 ニコ・ヒュルケンベルグが0.002秒差で敗退

    上海インターナショナル・サーキットで行われた2026年F1中国GP予選はQ2へ突入。上位10台がポールポジション争いとなるQ3へ進出する中、ニコ・ヒュルケンベルグがわずか0.002秒差で脱落するなど、極めて僅差の争いとなった。

    セッション序盤、メルセデス勢が速さを見せる。ジョージ・ラッセルは1分32秒台のタイムでチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを0.4秒以上引き離す走りを披露。

    フェラーリ勢もこれに続き、ルイス・ハミルトンがシャルル・ルクレールを上回るタイムを記録し、トップ争いはメルセデスとフェラーリの構図が続いた。

    ルクレールがトップ トップ3は0.044秒差
    終盤にはシャルル・ルクレールが最初の2セクターで全体最速を記録し、トップタイムをマーク。ルクレールはジョージ・ラッセルを0.037秒上回り首位に立った。

    しかしラッセルのタイムはユーズドタイヤで記録されたもので、フレッシュタイヤでの最終アタックを残していた。トップ3にはルイス・ハミルトンも入り、3台の差はわずか0.044秒という接戦となった。

    その後、アンドレア・キミ・アントネッリが最終セクターで自己ベストを更新し、ラッセルを0.043秒上回るタイムでトップに浮上。メルセデスが再び速さを見せた。

    終盤の黄旗で明暗 ヒュルケンベルグは僅差で敗退
    セッション終盤、ガブリエル・ボルトレトが最終コーナーでリアを失いスピン。グラベルに飛び出す場面があり、これによって黄旗が提示された。

    この影響で複数のドライバーがタイム更新を妨げられ、Q3進出争いに大きく影響。ニコ・ヒュルケンベルグは最後のアタックでタイムを伸ばせず、10番手にわずか0.002秒届かず敗退となった。フランコ・コラピントも0.005秒差で脱落するなど、中団争いは極めて僅差となった。

    Q2敗退ドライバー

    ■11位 ニコ・ヒュルケンベルグ
    ■12位 フランコ・コラピント
    ■13位 エステバン・オコン
    ■14位 リアム・ローソン
    ■15位 アービッド・リンドブラッド
    ■16位 ガブリエル・ボルトレト

    ヒュルケンベルグとコラピントがわずかな差でQ3進出を逃す一方、アルピーヌのピエール・ガスリーは終盤のアタックで6番手に入り、見事トップ10入りを果たした。

    これでポールポジションを争うQ3進出ドライバーが決定。メルセデスとフェラーリを中心に、マクラーレン、レッドブル・レーシング、そしてハースF1チームのオリバー・ベアマンらがポール争いに挑む。

  • 2026年F1中国GP予選Q1 ウィリアムズとアストンマーティン・ホンダ苦戦

    2026年F1中国GP予選Q1 ウィリアムズとアストンマーティン・ホンダ苦戦

    上海インターナショナル・サーキットで行われた2026年F1第2戦中国GPの予選は、まずQ1からスタート。18分間のセッションでは下位6台が脱落する形式となり、カルロス・サインツJr.、アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソらが早々に姿を消す波乱の展開となった。

    気温が低かったスプリントレース時とは異なり、予選開始時の路面温度は32度まで上昇。

    タイヤのウォームアップは改善されたものの、トラックのグリップは依然として安定せず、各チームはタイヤ選択とタイミングに神経を使うセッションとなった。

    ルクレールがトップタイム メルセデスとフェラーリが優勢
    セッション中盤、シャルル・ルクレールが新品ソフトタイヤでアタックを行いトップタイムを記録。ジョージ・ラッセルを0.087秒上回り、フェラーリとメルセデスが引き続き有力勢力であることを示した。

    その後ラッセルは1分33秒262を記録してトップを奪い返し、メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリもわずか0.043秒差のタイムで続くなど、1周の速さでは依然として強さを見せた。

    一方、マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリが上位圏を維持しつつも、トップ争いには一歩届かない位置にとどまった。

    終盤のタイム更新で順位激変 中団争いが混戦
    残り数分で各車が新品ソフトタイヤに履き替えて最後のアタックへ。レッドブル・レーシング勢はミディアムタイヤでの走行では安全圏に届かず、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーも終盤にソフトへ切り替える展開となった。

    残り2分、最後のアタックが始まると順位は大きく入れ替わる。アービッド・リンドブラッドがプレッシャーの中で11番手に浮上し、さらにフランコ・コラピントが9番手へジャンプアップ。ガブリエル・ボルトレトも7番手へ上がり、これによりカルロス・サインツJr.は脱落圏へ押し出された。

    ウィリアムズとアストンマーティンが苦戦 6台がQ1敗退
    最終的にQ1で敗退したのは以下の6台となった。

    ■17位 カルロス・サインツJr.
    ■18位 アレクサンダー・アルボン
    ■19位 フェルナンド・アロンソ
    ■20位 バルテリ・ボッタス
    ■21位 ランス・ストロール
    ■22位 セルジオ・ペレス

    ウィリアムズ、アストンマーティン、キャデラックはそれぞれ2台ともQ1敗退となり、苦しい週末が続いている。アルボンは無線で自身のセッションを「ひどいものだった」と表現するなど、チームの現状を象徴する結果となった。

    この後行われるQ2では、上位10台をかけたさらなるタイム争いが繰り広げられる。メルセデスとフェラーリが優勢な流れの中、マクラーレンやレッドブル・レーシングがどこまで巻き返すかが注目される。

  • F1中国GPスプリント ラッセル優勝 終盤セーフティカーで激戦

    F1中国GPスプリント ラッセル優勝 終盤セーフティカーで激戦

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が2026年F1中国GPのスプリントで優勝し、開幕戦オーストラリアGPに続く今季2連勝を飾った。上海インターナショナル・サーキットで行われた19周の短距離レースでは、フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが続き、フェラーリ勢が2位と3位を獲得した。

    スプリントは序盤から激しい首位争いが展開された。ポールポジションからスタートしたラッセルはスタート直後のポジションを守ったものの、4番グリッドのハミルトンがターン9で先頭に浮上。両者は数周にわたりトップを奪い合う攻防を繰り広げた。

    決定的な動きは5周目だった。ラッセルはターン14のヘアピンでハミルトンをオーバーテイクし、再びレースをリード。その後は徐々にギャップを広げ、フェラーリ勢を抑えて主導権を握った。

    レース終盤にはセーフティカーが導入される波乱もあった。ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)がマシンを止めたことで回収作業が必要となり、上位勢はピットストップを選択する展開となった。

    この混乱の中で、ルクレールはチームメイトのハミルトンを逆転。最終的にラッセルから0.674秒差の2位でチェッカーを受けた。ハミルトンは3位となり、フェラーリはダブル表彰台を獲得した。

    ランド・ノリス(マクラーレン)は4位。もう一台のメルセデスであるアンドレア・キミ・アントネッリはスタートでアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)と接触したことで10秒ペナルティを受けたものの、5位まで挽回した。

    6位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。レーシングブルズのリアム・ローソンが7位、ハースF1チームのオリバー・ベアマンが8位に入り、スプリントポイントを獲得した。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は9位でポイント圏外。エステバン・オコン(ハースF1チーム)が10位で続いた。

    以下、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が続いた。

    15位はアイザック・ハジャー。以下、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン勢、そしてキャデラックF1チームのセルジオ・ペレスが完走した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ、バルテリ・ボッタス、アービッド・リンドブラッドはリタイアとなった。リンドブラッドはオープニングラップでスピンを喫し、ボッタスはパワーロスでレースを終えた。

    2026年F1中国グランプリ スプリント展開

    スタート直後 ハミルトンが首位浮上
    ポールポジションのジョージ・ラッセルは好スタートを決めたが、4番グリッドのルイス・ハミルトンが鋭い加速を見せる。マクラーレン勢をかわしたハミルトンはターン9でラッセルをオーバーテイクし、フェラーリが序盤の主導権を握った。後方ではアンドレア・キミ・アントネッリが出遅れ、序盤から順位を落とす展開となった。

    ラッセルとハミルトンが数周にわたり攻防
    ラッセルはストレートでエネルギーを使って何度も仕掛けるが、ハミルトンはブレーキングで反撃。ラッセルが一時的に前へ出ても、次のコーナーでハミルトンがポジションを奪い返すなど、両者は数周にわたり激しいトップ争いを繰り広げた。その背後ではシャルル・ルクレールが接近し、上位は三つ巴の緊張した展開となった。

    5周目 ラッセルがヘアピンで再逆転
    5周目、ラッセルはストレートでエネルギーを温存した状態から仕掛け、ターン14のヘアピンでハミルトンを攻略。再びレースリーダーに立つと、ここからクリーンエアを活かして徐々にギャップを広げていく。フェラーリ勢はペースで食らいつくものの、タイヤの摩耗が次第に影響し始めた。

    フェラーリ同士の攻防 ルクレールが2番手浮上
    レース中盤、ハミルトンのフロントタイヤにグレイニングが発生しペースが鈍化。これを見逃さなかったルクレールがターン1でオーバーテイクを成功させ、フェラーリは2位と3位に並ぶ形となる。ルクレールはラッセルを追撃する体制を整えたが、メルセデスのペースは依然として安定していた。

    アントネッリに10秒ペナルティ
    スタート直後の混乱の中で、アンドレア・キミ・アントネッリはアイザック・ハジャーと接触。このインシデントによりスチュワードはアントネッリに10秒タイムペナルティを科した。アントネッリはその後ペースの速さを見せて順位を回復するが、ペナルティが最終順位に影響することとなった。

    終盤にセーフティカー ヒュルケンベルグがストップ
    残り数周、ニコ・ヒュルケンベルグのアウディがコース上で停止。マシン回収のためセーフティカーが導入され、上位勢は一斉にピットストップを選択した。これにより隊列は大きく接近し、レースは終盤に再び緊張感の高い展開となった。

    残り2周の再スタート ラッセルが逃げ切る
    レースは残り2周で再開。ラッセルはリスタート直後にタイヤを温めながら加速し、ルクレールの追撃を抑え込む。フェラーリは最後までプレッシャーをかけたが、ラッセルは冷静にリードを守り切り、そのままトップでチェッカーを受けた。

    ハミルトン終盤にノリス攻略 フェラーリがダブル表彰台
    セーフティカー中に新品タイヤを装着したハミルトンは終盤にペースを回復。ランド・ノリスをオーバーテイクして3位を確保した。これによりフェラーリはルクレール2位、ハミルトン3位でダブル表彰台を獲得。短距離レースながら、激しい攻防と終盤の波乱が重なったスプリントとなった。

    中国グランプリ

    2026年F1中国グランプリ スプリント 結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    9.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    18.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)

    DNF
    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

  • F1中国GP スプリント予選 ラッセルがポール メルセデスがフロントロウ独占

    F1中国GP スプリント予選 ラッセルがポール メルセデスがフロントロウ独占

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は2026年F1中国GPのスプリント予選でポールポジションを獲得し、土曜のスプリントを先頭からスタートすることになった。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、メルセデスは再びフロントロウを独占した。

    ラッセルは金曜に行われた唯一のフリー走行でも最速を記録しており、その勢いのままスプリント予選の全3セッションでも主導権を握った。

    SQ3ではソフトタイヤで1分31秒520を記録し、アントネッリに約コンマ3秒差をつけた。なおアントネッリは、セッション中のランド・ノリスへの妨害行為について審議対象となっている。

    ラッセルが上海でスプリントポールを獲得
    ラッセルとメルセデスは金曜を通して好調だった。ラッセルはこの日最初の走行機会となったフリー走行1回目でトップタイムを記録すると、スプリント予選でもSQ1、SQ2、SQ3のすべてで最速タイムを刻んだ。

    SQ3でラッセルが記録した1分31秒520は、このセッションでの決定打となった。メルセデスはアントネッリも2番手に送り込み、フロントロウを独占した。

    ノリス3番手 ハミルトンがマクラーレンの間に入る
    現世界王者のランド・ノリスは3番手で、ラッセルからはコンマ6秒以上離された。4番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入り、2台のマクラーレンの間に割って入った。

    オスカー・ピアストリは5番手、シャルル・ルクレールは6番手だった。ルクレールはトップタイムから1秒差をつけられる結果となった。

    ガスリー7番手 フェルスタッペンは8番手
    7番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは8番手にとどまり、トップ10はオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)とアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)が締めくくった。

    メルセデス勢が先頭を占める一方で、フェラーリ勢は3列目、レッドブル・レーシング勢はさらに後方からスプリントを迎えることになった。

    SQ2敗退はヒュルケンベルグ ローソンら
    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は最終セッション進出にあと一歩届かず、11番手から19周のスプリントに臨む。エステバン・オコン(ハースF1チーム)が12番手で続いた。

    以下、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が13番手から16番手に並んだ。

    ウィリアムズとアストンマーティンはSQ1で敗退
    ウィリアムズのカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンは、ともにSQ1で敗退した。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールも、最初の関門で姿を消した。

    最後尾列はキャデラック勢が占め、バルテリ・ボッタスが上、セルジオ・ペレスが下となった。ペレスは燃料システムのトラブルにより、タイムを記録できなかった。

    メルセデスは上海でも強さを見せつけ、ジョージ・ラッセルがスプリントの最前列を確保した。アントネッリの審議結果は残されているものの、現時点ではメルセデスが中国GP最初の勝負どころを完全に掌握した形だ。

    2026年F1中国グランプリ スプリント予選 詳報

    SQ1:サインツ、アロンソら敗退 ペレスは走行できず
    スプリント予選最初のセッションとなるSQ1は12分間で行われ、序盤から各車が慌ただしくタイムアタックを行う展開となった。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分33秒030を記録してトップに立ち、アンドレア・キミ・アントネッリとともにメルセデス勢が上位を占める形となった。フェラーリ勢やマクラーレン勢も順調にタイムを伸ばし、上位チームは安定してSQ2進出圏内を確保した。

    一方で中団争いは僅差となり、終盤のアタックで順位が大きく入れ替わる展開となった。ピエール・ガスリーがトップ10圏内に滑り込んだ一方、カルロス・サインツJr.はタイムを更新できず17番手で敗退。さらにアレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタスもSQ1で姿を消した。キャデラックのセルジオ・ペレスは燃料システムのトラブルによりセッションに参加できず、走行なしのまま最後尾となった。

    SQ2:ヒュルケンベルグが僅差で敗退 トップ争いは接戦
    続く10分間のSQ2では、各車がミディアムタイヤでトップ10入りを争った。序盤にはピエール・ガスリーが1分33秒571を記録してトップに立つなど中団勢も存在感を見せたが、セッションが進むにつれてメルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブルの上位チームがタイムを更新し、上位争いは再びこの4チームが中心となった。

    終盤にはマックス・フェルスタッペンが一時トップに立つ場面もあったが、メルセデス勢が再び速さを見せ、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが上位を確保。トップ10争いは最後まで接戦となり、ニコ・ヒュルケンベルグは0.015秒差でSQ3進出を逃して11番手となった。エステバン・オコン、リアム・ローソン、ガブリエル・ボルトレト、アービッド・リンドブラッド、フランコ・コラピントもここで敗退した。

    SQ3:ラッセルが最終セクターで決定打 メルセデスがフロントロウ独占
    最後の8分間のSQ3はソフトタイヤで争われ、スプリントポールをかけた一発勝負となった。アンドレア・キミ・アントネッリはセクター1とセクター2でジョージ・ラッセルと互角のタイムを記録し、メルセデス同士のポール争いは接戦となった。

    しかしラッセルは最終セクターで大きくタイムを伸ばし、1分31秒520をマーク。アントネッリに0.289秒差をつけてスプリントポールを獲得した。ランド・ノリスが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手、オスカー・ピアストリが5番手、シャルル・ルクレールが6番手と続き、フェラーリとマクラーレンが2列目以降に並ぶ結果となった。中団ではピエール・ガスリーが7番手に入り、マックス・フェルスタッペンを上回る結果となった。オリバー・ベアマンが9番手、アイザック・ハジャーが10番手に入りトップ10が確定した。

    中国グランプリ 2026年のF1世界選手権

    2026年F1中国グランプリ スプリント予選 結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    15.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    20.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    21.バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    22.セルジオ・ペレス(キャデラック)

  • F1中国GP スプリント予選:結果・タイムシート ラッセルがポール獲得

    F1中国GP スプリント予選:結果・タイムシート ラッセルがポール獲得

    2026年F1中国GP スプリント予選の結果・タイムシート。3月13日(金)に上海インターナショナル・サーキットで2026年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが20番手だった。

    ■ ラッセルがスプリントポール獲得 メルセデスがフロントロウ独占
    ジョージ・ラッセルが1分31秒520を記録し、2026年F1中国GPスプリント予選でポールポジションを獲得。アンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入り、メルセデスがフロントロウを独占した。ランド・ノリスは6コンマ差で3番手となった。

    ■ SQ3はメルセデス圧倒 アントネッリが僅差で2番手
    SQ3ではアントネッリがセクター1とセクター2でラッセルと互角のタイムを記録。しかしラッセルが最終セクターで大きくタイムを伸ばし、最終的に0.289秒差でトップを守った。

    ■ ノリス3番手 フェラーリとマクラーレンが2列目争い
    ノリスが3番手に入り、4番手にルイス・ハミルトン。オスカー・ピアストリが5番手、シャルル・ルクレールが6番手と続き、フェラーリとマクラーレンが2列目から3列目に並ぶ形となった。

    ■ ガスリーがフェルスタッペン上回る
    ピエール・ガスリーは7番手に入り、マックス・フェルスタッペンを上回る結果となった。オリバー・ベアマンが9番手、アイザック・ハジャーが10番手でトップ10を締めくくった。

    ■ レッドブル苦戦 フェルスタッペン8番手
    フリー走行から苦戦していたレッドブルはスプリント予選でもペース不足が目立ち、フェルスタッペンは8番手。ハジャーも10番手にとどまり、上位争いには加われなかった。

    ■ SQ2敗退はヒュルケンベルグら6人
    SQ2ではニコ・ヒュルケンベルグが0.015秒差でトップ10入りを逃して11番手。エステバン・オコン、リアム・ローソン、ガブリエル・ボルトレト、アービッド・リンドブラッド、フランコ・コラピントが敗退した。

    ■ SQ1ではサインツ、アロンソらが敗退
    SQ1ではカルロス・サインツJr.が17番手で敗退。アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタスも続いて姿を消した。

    ■ ペレスは燃料系トラブルで出走できず
    キャデラックのセルジオ・ペレスは燃料システムのトラブルによりスプリント予選に参加できず、22番手扱いとなった。

    ■ インピーディング2件が審議対象
    セッション中にはアンドレア・キミ・アントネッリとランド・ノリス、さらにピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペンのインピーディング疑惑が記録され、レース後にスチュワードが調査する予定となっている。

    中国グランプリ

    F1中国グランプリ フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分33秒030 1分32秒241 1分31秒520
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分33秒455 1分32秒291 1分31秒809
    3 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分33秒783 1分33秒086 1分32秒141
    4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分33秒194 1分33秒042 1分32秒161
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分33秒813 1分33秒038 1分32秒224
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒148 1分32秒602 1分32秒528
    7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分33秒970 1分33秒405 1分32秒888
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分34秒170 1分33秒564 1分33秒254
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 1分34秒280 1分33秒501 1分33秒409
    10 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分34秒447 1分33秒620 1分33秒723
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分33秒997 1分33秒635  
    12 31 エステバン・オコン ハース 1分34秒087 1分33秒639  
    13 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分34秒110 1分33秒714  
    14 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分34秒291 1分33秒774  
    15 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分34秒495 1分34秒048  
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分34秒592 1分34秒327  
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分34秒761    
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分35秒305    
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒581    
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分36秒151    
    21 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分37秒378    
      11 セルジオ・ペレス キャデラック      
  • F1中国GP スプリント予選SQ2:レーシングブルズやアウディ勢が脱落

    F1中国GP スプリント予選SQ2:レーシングブルズやアウディ勢が脱落

    2026年F1第2戦中国GPのスプリント予選はSQ2が行われ、ニコ・ヒュルケンベルグやリアム・ローソンら6人が敗退。トップ10がSQ3進出を決め、スプリントポール争いに進んだ。

    10分間で争われたSQ2は、引き続きミディアムタイヤの使用が義務付けられた中で激しいタイム更新合戦となった。序盤はピエール・ガスリーが1分33秒571を記録してトップに立つなど中団勢も速さを見せたが、セッションが進むにつれてトップ争いはメルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンの4チームに絞られていった。

    終盤にはマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録する場面もあったが、最終的にはジョージ・ラッセルが再び最速タイムをマーク。アンドレア・キミ・アントネッリも僅差で続き、メルセデス勢が引き続き上位を占めた。

    フェラーリ勢も好調を維持し、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが上位圏内に入ったほか、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリもSQ3進出を決めた。

    一方、SQ2では中団争いが一層激化。アウディのニコ・ヒュルケンベルグが11番手で惜しくも敗退したほか、TGRハースF1チームのエステバン・オコン、レーシングブルズのリアム・ローソン、アウディのガブリエル・ボルトレトもSQ3進出には届かなかった。

    また、レーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドとアルピーヌのフランコ・コラピントもSQ2で姿を消した。

    SQ2敗退ドライバーは以下の通り。

    ■11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    ■12番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    ■13番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    ■14番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ■15番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    ■16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)

    なお、セッション中にはアンドレア・キミ・アントネッリとランド・ノリスのターン1での接触未遂について審議対象として記録される場面もあった。

    スプリント予選はこの後SQ3へと進み、土曜日に行われるスプリントレースのグリッドが決定する。

  • F1中国GP スプリント予選SQ1:アストンマーティン・ホンダ2台揃って敗退

    F1中国GP スプリント予選SQ1:アストンマーティン・ホンダ2台揃って敗退

    2026年F1第2戦中国GPのスプリント予選が上海インターナショナル・サーキットで行われ、最初のセッションとなるSQ1ではカルロス・サインツJr.やフェルナンド・アロンソらが敗退する展開となった。

    また、セルジオ・ペレスはマシンの燃料システムトラブルによりセッションに参加できず、走行なしのまま最後尾扱いとなった。

    セッションは12分間で争われ、メルセデス勢が序盤から速さを見せた。ジョージ・ラッセルは1分33秒030を記録してトップに立ち、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが続くなど、フリー走行1回目に続きメルセデスが好調ぶりを維持した。

    フェラーリ勢もタイムを伸ばし、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが上位に浮上。マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリもトップ10圏内につけるなど、上位勢は順当にSQ2進出を決めた。

    一方で、終盤のアタック合戦では中団勢の争いが激化。ピエール・ガスリーがトップ10圏内に滑り込む一方、カルロス・サインツJr.はタイムを更新できず17番手で敗退となった。

    さらにウィリアムズのアレクサンダー・アルボン、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロール、アウディのバルテリ・ボッタスもSQ1で姿を消した。

    SQ1敗退ドライバーは以下の通り。

    ■17番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    ■18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    ■19番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    ■20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    ■21番手:バルテリ・ボッタス(アウディ)
    ■22番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)

    フリー走行で苦戦していたレッドブル勢はSQ1を突破したものの、マックス・フェルスタッペンが11番手、アイザック・ハジャーが14番手と上位争いには届かず、不安を残す結果となった。

    スプリント予選はこの後SQ2、SQ3へと進み、土曜日に行われるスプリントレースのグリッドが決定する。

  • F1中国GP フリー走行 メルセデス圧倒 ラッセル最速アントネッリ2番手

    F1中国GP フリー走行 メルセデス圧倒 ラッセル最速アントネッリ2番手

    上海インターナショナル・サーキットで行われた2026年F1中国GPのフリー走行1回目(FP1)は、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムを記録した。開幕戦オーストラリアGPを制した勢いそのままに、ラッセルは1分32秒741をマークし、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを抑えて首位に立った。

    2026年シーズン初のスプリントウィークエンドとなる中国GPでは、このFP1が唯一のプラクティスとなる。

    各チームはわずか1時間の走行でマシンセッティングを仕上げる必要があり、序盤から多くのマシンがコースへ飛び出す慌ただしいセッションとなった。

    序盤から波乱 接触やスピンが相次ぐ
    セッション開始直後からトラブルやインシデントが続いた。アルピーヌのフランコ・コラピントはターン9でスピンを喫し、序盤の走行でヒヤリとする場面を作った。

    さらにランド・ノリスとルイス・ハミルトンの間で軽い接触が発生。マクラーレンのノリスがオーバーテイクを試みた際に接触したもので、この件はスチュワードにより確認されたが調査は不要と判断された。その後ハミルトン自身もターン6でスピンを喫している。

    コース上のデブリ回収のため一時バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるなど、序盤から忙しい展開となった。

    リンドブラッドがストップ 貴重な走行時間を失う
    セッション中盤にはレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドがターン14でマシンを停止。黄旗が提示され、再びVSCが導入された。

    チームはこの後マシンが走行を再開しないことを確認。今季唯一のルーキーにとって、F1初のスプリント週末で貴重な走行時間を失う結果となった。

    一方、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.も序盤にデータ関連の問題を抱え、セッションの大半をガレージで過ごすことになった。

    終盤はソフトタイヤでタイム合戦
    セッション後半になると各チームがソフトタイヤを投入し始め、タイムシートが大きく動き始める。

    ラッセルは1分32秒807を記録してさらにトップタイムを更新。アントネッリも2番手に浮上し、メルセデス勢がワンツー体制を築いた。

    終盤にはマクラーレン勢もタイムを伸ばし、ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが4番手に浮上。フェラーリのシャルル・ルクレールが5番手、ルイス・ハミルトンが6番手で続いた。

    最終的にラッセルは1分32秒741までタイムを縮め、アントネッリに0.120秒差をつけてFP1トップでセッションを終えた。

    FP1終了後、パドックの注目はこの後行われるスプリント予選へと移る。2026年シーズン初のスプリントイベントで、各チームがどこまでパフォーマンスを引き出せるのかが焦点となる。

    中国グランプリ

    2026年F1中国グランプリ フリー走行 結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分32秒741(28周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分32秒861(29周)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分33秒296(29周)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分33秒472(27周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒599(27周)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分34秒129(25周)
    7.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分34秒426(27周)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分34秒541(24周)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分34秒639(26周)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分34秒676(27周)
    11.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分34秒773(29周)
    12.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分34秒828(25周)
    13.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分35秒856(25周)
    14.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分34秒877(24周)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分34秒947(25周)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分35秒480(30周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分35秒679(17周)
    18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分35秒856(18周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分36秒057(25周)
    20.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分37秒224(20周)
    21.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分37秒896(6周)
    22.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分39秒200(13周)

  • F1中国GP フリー走行:結果・タイムシート 最速はラッセル

    F1中国GP フリー走行:結果・タイムシート 最速はラッセル

    2026年F1中国GP フリー走行の結果・タイムシート。3月13日(金)に上海インターナショナル・サーキットで2026年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが18番手、ランス・ストロールが20番手だった。

    ■ ラッセルがトップタイム メルセデスが再び最速のスタート
    2026年F1中国GPのフリー走行1回目はジョージ・ラッセルが1分32秒741でトップ。キミ・アントネッリが0.120秒差の2番手となり、メルセデスが1-2でセッションを終えた。オーストラリアGPに続き、上海でもメルセデスの速さが際立つ形となった。

    ■ マクラーレンが追随 ノリスとピアストリが上位争い
    セッション終盤にランド・ノリスがタイムを更新して3番手へ浮上。オスカー・ピアストリもトップから0.7秒差の位置に入り、マクラーレンはメルセデスを追う位置につけた。昨年の王者チームとして、週末を通してどこまで競争力を高められるかが焦点となる。

    ■ フェラーリは5・6番手 まだパフォーマンスを隠している可能性
    フェラーリはシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが5番手と6番手。ラッセルとの差は大きく見えるが、両ドライバーともまだ最適化していない可能性があり、スプリント予選での巻き返しが注目される。

    ■ ベアマンがフェルスタッペン上回る ハースF1チームが好調
    オリバー・ベアマンが6番手タイムを記録し、マックス・フェルスタッペンを上回った。オーストラリアでも中団最速の一角だったハースF1チームは、上海でも競争力を示している。

    ■ リンドブラッドがマシントラブルでストップ
    アービッド・リンドブラッドはターン14付近でマシンを停止。メカニカルトラブルによりセッションからリタイアとなり、わずか6周しか走行できなかった。スプリント予選に向けて準備不足が懸念される。

    ■ ハミルトンはスピンとタイヤロックで計画狂う
    ルイス・ハミルトンは序盤にスピンを喫し、ミディアムタイヤをフラットスポットさせるアクシデント。その後ソフトタイヤに変更して走行を続けたが、理想的なプログラムとはならなかった。

    ■ フェラーリの“フリップ”リアウイングが初登場
    フェラーリは上海で新型リアウイングを投入。高速域のトップスピード向上が狙いだが、ブレーキング前にドライバーが手動で早めに閉じる必要があり、操作面での難しさも指摘されている。

    ■ スプリント週末のため唯一のプラクティス
    中国GPは今季最初のスプリントフォーマット。FP1の後すぐにスプリント予選が行われるため、この1時間がセットアップの大部分を決める重要なセッションとなった。

    ■ 上海はエネルギーマネジメントが重要なサーキット
    上海インターナショナルサーキットは長いバックストレートと低速コーナーが組み合わさるレイアウト。2026年の電動比率が高いパワーユニットではエネルギー回生と使用のバランスが重要となる。

    ■ スプリント予選へ メルセデス優勢か
    FP1ではメルセデスが明確に最速だったが、フェラーリとマクラーレンも接近。短時間フォーマットのスプリント予選では、セットアップの完成度とエネルギー管理が結果を左右しそうだ。

    中国グランプリ

    F1中国グランプリ フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分32秒741   28
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分32秒861 0.120 29
    3 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分33秒296 0.555 29
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分33秒472 0.731 27
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒599 0,858 27
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分34秒129 1.388 25
    7 87 オリバー・ベアマン ハース 1分34秒426 1.685 27
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分34秒541 1.800 24
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分34秒639 1.898 26
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分34秒676 1.935 27
    11 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分34秒773 2.032 29
    12 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分34秒828 2.087 25
    13 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分35秒856 2.115 25
    14 31 エステバン・オコン ハース 1分34秒877 2.136 24
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分34秒947 2.206 25
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分35秒480 2.739 30
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分35秒679 2.938 17
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒856 3.115 18
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分36秒057 3.316 25
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分37秒224 4.483 20
    21 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分37秒896 5.155 6
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分39秒200 6.459 13
  • 2026年F1オーストラリアGP パワーランキング 評価されたドライバーは誰?

    2026年F1オーストラリアGP パワーランキング 評価されたドライバーは誰?

    2026年F1シーズンの開幕戦オーストラリアGPは、メルセデスが最大ポイントを獲得する完璧なスタートとなった。ジョージ・ラッセルが圧倒的なポールポジションから優勝を飾り、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも2位に入りワンツーフィニッシュを達成した。

    しかし、週末を通して印象的なパフォーマンスを見せたのはメルセデス勢だけではない。F1公式のパワーランキングでは、マシン性能を考慮せず純粋なドライバーのパフォーマンスを評価し、審査員による採点でトップ10が決定された。

    パワーランキングの仕組み
    ■ 5人の審査員が各グランプリ終了後にドライバーの週末全体のパフォーマンスを評価し、10点満点で採点する。マシン性能は評価から除外される。
    ■ 審査員の平均点がそのレースのスコアとなり、シーズンを通して累積されることで総合パワーランキングが作成される。

    1位 ジョージ・ラッセルメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    ジョージ・ラッセルはこれまでにも優勝経験はあったが、それはメルセデスが最強ではない時期だった。そのため今回の勝利は、今季さらに多くの勝利が狙える状況でのものとなり、特別な意味を持つものとなった。

    ラッセルはセッションを重ねるごとにペースを高め、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに0.293秒差をつけて自身8回目のポールポジションを獲得。優勝候補としての存在感を示した。

    スタート直後にはシャルル・ルクレールに先行を許したが、冷静にレースを進めて再びトップを奪回。その後は自信に満ちた走りでチェッカーフラッグまでリードを守り抜いた。

    2位 アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    唯一のルーキーとしてグリッドに並んだアービッド・リンドブラッドは、デビュー戦で慎重に走るという選択はしなかった。

    予選では9番手を獲得し、チームメイトのリアム・ローソンの直後からスタート。決勝ではオープニングラップで一気に3番手まで浮上した。

    その後、ルイス・ハミルトンやマックス・フェルスタッペンといったトップドライバーが迫る展開となり、リンドブラッドはクリーンで勇敢なディフェンスを披露。最終的に8位でフィニッシュし、4ポイントを獲得する力強いデビュー戦となった。

    3位 アンドレア・キミ・アントネッリメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    アントネッリの表彰台はチームの努力も含めた成果だった。週末の最初の低点はFP3でウォールに激突するクラッシュだった。

    マシンの修復作業は大規模なものとなったが、メルセデスはQ1開始直前に修理を完了。アントネッリはそのチャンスを最大限に活かし、ラッセルと並ぶフロントローを獲得した。

    スタートでは出遅れて順位を落としたものの、その後は着実にポジションを回復。見事なリカバリーで2位フィニッシュを手にした。

    4位 シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    メルセデスの優位性が予選から明らかになるなか、フェラーリは厳しい戦いを強いられていた。ルクレール自身も予選4番手のあと「メルセデスにはまったく届いていない」と認めていた。

    しかし決勝では素晴らしいスタートを決め、レース序盤にトップへ浮上。その後はラッセルとの激しい首位争いを展開した。

    最終的にはフェラーリの戦略も影響して敗れたが、与えられた条件のなかで最大限の結果となる3位を持ち帰った。

    5位 オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    アルバートパークで中団の主役となったのはオリバー・ベアマンだった。

    20歳のベアマンは7位でフィニッシュし、トップ4チーム以外では最上位となった。1年前には最下位に終わったレースだったが、今回は5ポジションを上げて6ポイントを獲得した。

    この結果は、今季も激戦が予想される「ベスト・オブ・ザ・レスト」争いにおいて重要なポイントになる可能性がある。

    6位 ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)
    ハミルトンもルクレールと同様に、フェラーリの一発の速さ不足に苦しんだ。予選では7番手にとどまった。

    しかし決勝序盤では素晴らしい走りを見せ、スタート直後にトップ3まで浮上。その後ポジションを維持することはできず最終的に4位でフィニッシュした。

    それでもマシンと一体となったような走りを見せたハミルトンは、レース後に「もっと走り続けられた」と語り、「本当に楽しいレースだった」と振り返った。昨季の苦戦からの明確な変化を感じさせる内容だった。

    7位 ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    プレシーズンテストで見せたアルピーヌのポテンシャルは、予選ではやや影を潜めた。ピエール・ガスリーとフランコ・コラピントはともにQ2敗退となった。

    それでもガスリーは決勝で4ポジションを上げる粘り強い走りを見せた。とくに元チームメイトのエステバン・オコンとのバトルを制したことが重要だった。

    その結果、58周のレースで最後の1ポイントを獲得することに成功した。

    8位 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ガブリエル・ボルトレトは、ベテランのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグに対抗できるのか疑問視されていたが、その評価を覆し続けている。

    新しいアウディのパワーユニットを搭載したマシンで予選トップ10入りを達成。ただし技術的問題によりアタックラップを記録できなかった。

    それでもチームのF1デビュー戦としては素晴らしい結果と評価され、決勝では順位を1つ上げて2ポイントを獲得。アウディ勢で唯一スタートしたドライバーとして結果を残した。

    9位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    新レギュレーション初戦は多くのドライバーにとって難しい週末となったが、フェルスタッペンにとっては特に厳しいものとなった。

    レッドブルがメルセデスに及ばないことは週末前から予想されていたが、予選ではクラッシュにより20番手スタートとなる。

    それでもフェルスタッペンは決勝で圧巻の追い上げを披露。集団を次々と抜き去り、最終的に6位でフィニッシュした。

    10位 アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    アイザック・ハジャーの週末は、最終的には望んだ形で終わらなかった。

    しかし審査員は、リタイアまでのパフォーマンスを評価してトップ10に選出した。

    レッドブルはここ数年、フェルスタッペンの隣で即戦力となるドライバーを探してきたが、ハジャーのデビュー戦はその候補になり得る可能性を示す内容だった。

    メルセデスとの差は埋められなかったものの、予選では見事3番手を獲得。レースでも大量ポイントが期待されていたが、トラブルによりリタイアとなった。

    トップ10圏外
    ランド・ノリス、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレスは、いずれも評価7点でトップ10入りを逃した。

    ノリスはオスカー・ピアストリがグリッドへ向かう途中でクラッシュしたため、マクラーレン唯一のドライバーとしてレースを戦い5位でフィニッシュした。

    アルボンとペレスはそれぞれ12位と16位でポイント圏外。ペレスは新チームのキャデラックF1チームにとって、初めてのF1レース完走という目標を達成した。

    オーストラリアグランプリ 2026年のF1世界選手権