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  • F1日本GP キミ・アントネッリ優勝 19歳で史上最年少選手権首位

    F1日本GP キミ・アントネッリ優勝 19歳で史上最年少選手権首位

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が2026年F1日本GP決勝で今季2勝目を挙げ、史上最年少でドライバーズ選手権首位に立った。鈴鹿ではポールポジションからのスタートだったが発進で後退。しかし、セーフティカーのタイミングを生かして流れを引き寄せ、終盤は圧倒的なペースで後続を突き放した。

    2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位は終盤の激しい防戦をしのいだシャルル・ルクレール(フェラーリ)。

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が4位、ランド・ノリス(マクラーレン)が5位、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が6位で続いた。中団ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が7位を守り切り、リアム・ローソン(レーシングブルズ)とエステバン・オコン(ハースF1チーム)が入賞を果たした。一方、アストンマーティン・ホンダF1はランス・ストロールがレース中にマシントラブルを訴えて後退する苦しい展開となった。

    スタート遅延ののち 鈴鹿決勝が幕を開ける
    決勝はサポートレースでの事故に伴うバリア修復の影響で、スタート進行が遅れて始まった。フォーメーションラップ開始時刻も14時10分へ変更され、各車は予定より遅れてグリッドへ向かった。

    スタートタイヤは、バルテリ・ボッタスのキャデラックを除くほぼ全車が新品ミディアムを選択。ボッタスのみハードを履き、セーフティカーや後半の展開に望みを託す構図となった。

    アントネッリ失速 ピアストリが完璧な蹴り出し
    ポールシッターのアントネッリは、消灯と同時に痛恨のホイールスピン。大きく加速を鈍らせると、3番グリッドのピアストリがアウト側から一気に先頭へ浮上した。さらにルクレールもラッセルをかわして2番手に上がり、ノリスも前へ出たことで、アントネッリは一気に6番手まで後退した。

    それでもメルセデス勢のレースペースは高く、ラッセルは3周目にノリスを攻略し、4周目にはルクレールもパス。トップのピアストリを追う体勢を整える。アントネッリも徐々に順位を回復し、12周目にはノリスを抜いて4番手へ浮上した。

    前半戦はピアストリが主導 ルクレールが要所で踏ん張る
    レース序盤はピアストリが先頭を守り、ラッセルがプレッシャーをかける展開となった。ルクレールは3番手で後続を抑え続け、ノリスとアントネッリを背後に従える“栓”のような役割を果たした。

    アントネッリは14周目以降、ルクレールに何度も迫った。16周目にはシケインで一度は前に出たものの、ルクレールがストレートでバッテリーを使ってポジションを奪い返す。フェラーリのコーナリング性能とルクレールの強気なディフェンスが光る場面だった。

    ピット戦略が動く セーフティカー前の明暗
    17周目にノリスが先に動き、ハードへ交換。18周目にはルクレールもピットインし、19周目には首位ピアストリもタイヤ交換を行った。ピアストリはハードでコースへ復帰し、終盤まで走り切る構えを見せた。

    一方、メルセデスはラッセル、アントネッリともにステイアウト。20周目にはメルセデス1-2となり、ラッセルが先頭、アントネッリが2番手に立つ。ラッセルは無線で「このまま引っ張るとかなりレースタイムを失うと思う」と訴え、22周目に先にハードへ交換した。

    だが、その直後に流れが大きく変わる。

    22周目 ベアマンの大クラッシュで流れが一変
    22周目、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)がコラピントを避けようとして芝生に乗り、コントロールを失ってバリアに激突。ターン13付近でのクラッシュによりセーフティカーが導入された。

    このタイミングでアントネッリがピットへ向かい、結果として首位でコースへ復帰。1周前に止まっていたラッセルに対し、絶好の形でポジションを取り戻した。ハミルトンもこのセーフティカーで利益を得てルクレールの前へ出ることに成功し、上位の序列は一変した。

    ベアマンは自力でマシンを降りたが、足を引きずる様子も見られた。その後、メディカルセンターで意識ははっきりしており、初期X線検査で骨折はなし、右膝の打撲と50Gの衝撃だったことが確認された。

    再スタートでアントネッリが抜け出す
    27周目終了時点でセーフティカーは退去。アントネッリがリスタートをコントロールすると、直後からピアストリとの差を築き始めた。背後ではハミルトンがラッセルをかわして3番手に浮上し、ルクレール、ノリスが続く展開となった。

    29周目にはアントネッリがすでに1秒以上の差を築き、ピアストリはオーバーテイクモードを使えない状況に追い込まれる。そこからメルセデスのペースはさらに上がり、33周目には3.6秒差、35周目には5秒差、40周目には7.8秒差までリードを拡大した。

    アントネッリはファステストラップも重ね、チームから「持ち帰れ」と諭される場面があったほど余裕を見せた。本人も後に「セーフティカーには助けられたが、ハードでのペースは信じられないほどだった」と振り返っている。

    表彰台争いは大混戦 ルクレールの意地
    優勝争いが落ち着いた一方、2位以下は緊迫した攻防が続いた。ピアストリの背後にハミルトン、さらにラッセル、ルクレール、ノリスが連なる形となり、わずかなバッテリー残量やタイヤの状態が順位を左右する展開となった。

    41周目にはルクレールが無線で、前を行くハミルトンの後ろでタイムを失っていると訴える。42周目、ルクレールはシケインからストレートでハミルトンを抜き返して4番手へ浮上。さらに43周目にはラッセルがハミルトンをパスし、表彰台争いはピアストリ、ルクレール、ラッセルの三つ巴となった。

    51周目、ラッセルがシケインでルクレールをかわえると、ルクレールはメインストレートからターン1アウト側へ持ち込み、すぐさまポジションを奪還。鈴鹿でもっとも見応えのある攻防のひとつとなった。

    最終的にルクレールはこの3位を守り切り、ピアストリが2位、ラッセルが4位でフィニッシュ。ノリスは終盤にハミルトンを攻略して5位へ上がった。

    中団はガスリーが快走 ローソンとオコンも入賞
    中団ではガスリーが安定した走りで7位を確保。終盤にフェルスタッペンの猛追を受けたが、最後まで簡単には崩れなかった。フェルスタッペンは一時前に出る場面もあったものの、レース全体では苦しい週末を引きずるかたちとなった。

    ローソンはレーシングブルズに貴重なポイントを持ち帰り、オコンもセーフティカー前のピットで順位を落としながら、そこから挽回して入賞圏へ復帰した。

    アウディ勢は予選で速さを見せたものの、決勝ではガブリエル・ボルトレトのペースが伸び切らず、ニコ・ヒュルケンベルグは未ピットの局面を活用しながらも上位定着には至らなかった。

    アストンマーティン・ホンダF1は苦しい鈴鹿
    アストンマーティン・ホンダF1にとって、鈴鹿は厳しい一日となった。レース前にはストロールが「年間でもっとも特別なサーキットのひとつで、ホンダとここで走れるのは特別だ」と語っていたが、決勝では水圧トラブルが疑われる症状が発生。31周目にはチームから「ボックス、問題がある」と指示が飛び、36周目の時点でストロールはすでにマシンを降りてメディア対応をしていた。

    チームは今季、リタイア扱いの車両を再出走させたケースもあったが、この日はそれも叶わなかった。ホームレースでの巻き返しはならず、アストンマーティン・ホンダF1にとっては課題の残る週末となった。

    アントネッリが歓喜 鈴鹿で選手権首位へ
    53周目、アントネッリは大歓声に包まれながらトップチェッカー。中国GPに続く2連勝で、ついにドライバーズランキング首位へ躍り出た。スタートこそ乱れたが、それ以外はほぼ完璧な週末だった。

    レース後、アントネッリは次のように語った。

    「すごくいい気分だ。選手権のことを考えるにはまだ早いけど、僕たちはいい方向に進んでいる。スタートはひどかったので何が起きたのか確認する必要があるけど、セーフティカーには助けられた。第2スティントはよかったし、クルマの感触もよかった」

    「数週間空くので、その間にクラッチスタートを練習できる。今年の弱点になっているからね」

    「確かにセーフティカーには運もあった。でもハードタイヤでのペースは信じられなかった。間違いなくレースをかなり楽にしてくれた」

    一方、2位ピアストリは「セーフティカーがなければどうなっていたか、本当に興味深かったはずだ。それが見られなかったのは残念だ」と語りつつ、「チームには大きな感謝を伝えたい。持っているものでうまくまとめることができた」と振り返った。

    3位ルクレールは「セーフティカーでは運がなかったので、こちらは守る側に回るしかなかった。タイヤを最後まで持たせる必要があったけど、感触はそこまで悪くなかった。楽しいレースだったが、オスカーを捕まえるには時間が足りなかった」と語っている。

    19歳のアントネッリが、鈴鹿でまたひとつ歴史を塗り替えた。2026年シーズン序盤戦の主役が、いよいよはっきりと姿を現してきた。

    日本GP アンドレア・キミ・アントネッリ

    2026年F1日本GP 決勝 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.ランド・ノリス(マクラーレン)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    9.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    10.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    DNF.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

  • F1日本GP 決勝 結果・タイムシート アントネッリが2連勝

    F1日本GP 決勝 結果・タイムシート アントネッリが2連勝

    2026年F1日本GP 決勝の結果・タイムシート。3月29日(日)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリの決勝が行われた。

    優勝はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21位、ランス・ストロールはリタイアだった。

    ■ アントネッリが今季2勝目 最年少で選手権首位に浮上
    ポールからは出遅れたものの、セーフティカーを味方につけて主導権を奪取。終盤は圧倒的なペースで後続を突き放し、完勝でランキング首位に立った。

    ■ セーフティカーが勝負を左右 ベアマンのクラッシュが転機
    22周目のベアマンのクラッシュでセーフティカーが導入。ピットタイミングの差が明暗を分け、アントネッリが実質的にレースを掌握した。

    ■ ピアストリ2位 初完走で存在感も勝利逃す
    好スタートで序盤をリードしたが、セーフティカーのタイミングに泣く。それでも今季初完走で2位を確保し、マクラーレンに表彰台をもたらした。

    ■ ルクレール執念の守り 激戦制し3位確保
    ラッセルとの激しい攻防を繰り広げ、再三のオーバーテイクを跳ね返す。コーナリング性能を武器に最後までポジションを守り抜いた。

    ■ ラッセル4位 ノリスとハミルトンが続く接戦
    表彰台争いに絡みながらも一歩届かず4位。中盤以降はノリスとハミルトンによる5位争いも激しく、終盤まで順位が入れ替わる展開となった。

    ■ ガスリーがフェルスタッペンを抑え7位死守
    アルピーヌのガスリーが粘り強いディフェンスを見せ、フェルスタッペンとの直接対決を制してポイント圏内を確保した。

    ■ ローソンとオコンが入賞 中団争いは僅差決着
    終盤まで続いた混戦の中で、リアム・ローソンとエステバン・オコンがポイント圏を確保。戦略とタイヤマネジメントが明暗を分けた。

    ■ アストンマーティン・ホンダF1はまたも苦戦 ストロールがリタイア
    ランス・ストロールは水圧系トラブルが疑われる問題でリタイア。2台とも複数回のピットを強いられ、上位争いには加われなかった。

    ■ ベアマンは無事も50Gの衝撃 右膝打撲
    スプーンでのクラッシュは約50Gの衝撃だったが、骨折はなし。右膝打撲と診断され、大事には至らなかった。

    ■ メルセデス優勢もワンツー逃す 多様な表彰台構成
    優勝はメルセデスながら、マクラーレンとフェラーリが表彰台に並び今季初の非メルセデス1-2となった。

    日本グランプリ 2026年のF1世界選手権

    F1日本グランプリ 結果 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス     - 0 1
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 13.722 13.722 ↑ 1 1
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 15.270 1.548 ↑ 1 1
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 15.754 0.484 ↓ 2 1
    5 1 ランド・ノリス マクラーレン 23.479 7.725 - 0 1
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 25.037 1.558 - 0 1
    7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 32.340 7.303 - 0 1
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 32.677 0.337 ↑ 3 1
    9 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 50.180 17.503 ↑ 5 1
    10 31 エステバン・オコン ハース 51.216 1.036 ↑ 2 1
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 52.280 1.064 ↑ 2 1
    12 6 アイザック・ハジャー レッドブル 56.154 3.874 ↓ 4 1
    13 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 59.078 2,924 ↓ 4 1
    14 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 59.948 0.770 ↓ 4 1
    15 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 65.008 5.160 ↑ 1 1
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 65.773 0.765 ↓ 1 1
    17 11 セルジオ・ペレス キャデラック 92.453 26.680 ↑ 2 1
    18 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1L 29.732 ↑ 3 2
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1L 16.073 ↑ 1 1
    20 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 2L 58.715 ↓ 3 6
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン 23L 21L ↑ 1 3
    DNF 87 オリバー・ベアマン ハース 33L 10L ↓ 4 1
  • F1日本GP 予選 アントネッリが2戦連続ポール フェルスタッペンQ2敗退

    F1日本GP 予選 アントネッリが2戦連続ポール フェルスタッペンQ2敗退

    2026年F1日本GP予選で、メルセデスのキミ・アントネッリがポールポジションを獲得した。チームメイトのジョージ・ラッセルを上回り、マクラーレンのオスカー・ピアストリが3番手に続いた。

    鈴鹿サーキットで行われた予選は、アントネッリがセッションを通して速さを見せ、Q3最初のアタックで記録した1分28秒778が最終的にトップタイムとなった。

    アントネッリが2戦連続ポールを獲得
    キミ・アントネッリ(メルセデス)は中国GPに続き、2戦連続でポールポジションを獲得した。Q3では最初のアタックで暫定ポールを記録し、最終アタックではタイム更新こそならなかったものの、そのラップで他のドライバーを上回った。

    「本当に満足している。良いセッションだったし、クリーンな内容だった」

    「マシンのフィーリングはとても良くて、走るたびにどんどん改善していった」

    「最後のラップはターン11でロックアップしてしまったのが残念だったが、それでも良いラップだった」

    「セッションにはとても満足しているし、今は明日に集中する」

    ラッセル2番手 ピアストリが最接近
    ジョージ・ラッセルはアントネッリから0.298秒遅れの2番手となった。セッション中にはリアのフィーリングに苦しみ、「何かが完全には正しくない」と無線で報告する場面もあった。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは3番手につけ、メルセデス勢に最も近い位置に入った。フェラーリのシャルル・ルクレールは最終アタックで挙動を乱し、4番手にとどまった。

    ランド・ノリスが5番手、ルイス・ハミルトンが6番手。アルピーヌのピエール・ガスリーが7番手で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となり、レッドブルのアイザック・ハジャーが8番手。アウディのガブリエル・ボルトレトとレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドがトップ10を締めくくった。

    Q2でフェルスタッペン敗退の波乱
    予選最大の波乱はQ2で起きた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは11番手に終わり、鈴鹿で続いていたポールポジションの連続記録が途切れた。

    フェルスタッペンは走行中に「マシンが完全にドライブ不能だ」と訴えており、パフォーマンスに深刻な問題を抱えていた。

    このセッションではエステバン・オコン(12番手)、ニコ・ヒュルケンベルグ(13番手)、リアム・ローソン(14番手)、フランコ・コラピント(15番手)、カルロス・サインツJr.(16番手)も敗退した。

    Q1ではベアマン敗退
    Q1ではハースF1チームのオリバー・ベアマンが18番手で敗退する波乱があった。ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンも17番手で姿を消した。

    キャデラックのセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスが19番手と20番手、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールも敗退し、グリッド後方に沈む結果となった。

    Q1〜Q3の展開
    Q1ではシャルル・ルクレールが最速タイムを記録。アントネッリも最初のアタックでトップに立つ速さを見せた。ラッセルはリアの不安定さを訴えながらも最終的に2番手まで順位を上げた。

    Q2ではピアストリが一時トップに立つも、最終的にはアントネッリが1分29秒048で最速。リンドブラッドが10番手に飛び込み、フェルスタッペンが押し出される形で敗退となった。

    Q3ではアントネッリが最初のアタックでトップに立ち、その後の最終アタックでも他を寄せ付けずポールポジションを確定させた。ラッセルは2番手、ピアストリは3番手でセッションを終えた。

    決勝に向けた焦点
    アントネッリは2戦連続ポールから、グランプリ連勝を狙う立場となる。鈴鹿はオーバーテイクが難しい一方で、スタートと戦略が重要となるコースであり、フェラーリやマクラーレン勢がどこまでプレッシャーをかけられるかが焦点となる。

    メルセデスの優位は明確だが、決勝ではその優位を維持できるかが勝敗を分けるポイントとなる。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP 予選

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.ランド・ノリス(マクラーレン)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    11.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    12.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    17.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    18.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    21.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • F1日本GP 予選 結果・タイムシート アントネッリが2戦連続PP獲得

    F1日本GP 予選 結果・タイムシート アントネッリが2戦連続PP獲得

    2026年F1日本GP 予選の結果・タイムシート。3月28日(土)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22
    番手だった。

    ■ アントネッリが鈴鹿で連続ポール獲得
    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがポールポジションを獲得。最初のアタックが決定打となり、2戦連続ポールを記録した。

    ■ ラッセル届かず2番手止まり
    ジョージ・ラッセルは最終アタックでミスがあり逆転ならず。中盤セクターでタイムを失い、チームメイトに0.298秒差をつけられた。

    ■ ピアストリ3番手 マクラーレン接近
    オスカー・ピアストリは3番手を確保。メルセデスには届かなかったものの、予選ペースでの差は着実に縮まっている。

    ■ フェラーリは最終セクターで失速
    シャルル・ルクレールは好調な立ち上がりを見せながらも、スプーン出口でアンダーステアを出して失速。最終的に4番手に留まった。

    ■ Q2最大の波乱 フェルスタッペン敗退
    マックス・フェルスタッペンがQ2で敗退。マシンバランスに苦しみ「ドライブ不可能」と語るなど、深刻な不調が露呈した。

    ■ リンドブラッド初鈴鹿でQ3進出
    アービッド・リンドブラッドが初走行の鈴鹿でQ3進出。トラックリミット違反を乗り越え、終盤にタイムをまとめてトップ10入りを果たした。

    ■ アウディ勢が存在感 中団トップ争い
    ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが上位争いに絡み、中団勢の中で最も安定したパフォーマンスを披露した。

    ■ マクラーレンはフェラーリを上回る
    ランド・ノリスとピアストリがフェラーリ2台の前に位置。信頼性問題を抱えながらも、純粋な速さでは優位を示した。

    ■ アストンマーティン・ホンダ深刻 Q1で2台脱落
    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがともにQ1敗退。信頼性は改善傾向も、ペース不足が顕著で苦しい週末となっている。

    ■ 鈴鹿はグリッド順が鍵 新時代でも重要
    新レギュレーション下でもオーバーテイクの難しさは未知数。伝統的に重要なスターティンググリッドが、決勝結果を左右する可能性が高い。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分30秒035 1分29秒048 1分28秒779
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒967 1分29秒686 1分29秒076
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒200 1分29秒451 1分29秒132
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分29秒915 1分29秒303 1分29秒405
    5 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒401 1分29秒975 1分29秒409
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒309 1分29秒589 1分29秒567
    7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分30秒584 1分29秒874 1分29秒691
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分30秒662 1分30秒104 1分29秒978
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分30秒359 1分29秒990 1分30秒274
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分30秒781 1分30秒109 1分30秒319
    11 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒519 1分30秒262  
    12 31 エステバン・オコン ハース 1分30秒915 1分30秒309  
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒358 1分30秒387  
    14 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分30秒657 1分30秒495  
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分30秒931 1分30秒627  
    16 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分30秒927 1分31秒033  
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒008    
    18 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒090    
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分32秒026    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒330    
    21 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分32秒646    
    22 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分32秒920    
  • F1日本GP 予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが2戦連続ポールポジション

    F1日本GP 予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが2戦連続ポールポジション

    2026年F1日本GP予選Q3は、メルセデスが圧倒的な速さを見せつける形で決着した。キミ・アントネッリがポールポジションを獲得し、これで2戦連続のポールという快挙を達成した。

    鈴鹿サーキットでの最終アタックは一発勝負の様相となる中、各車がプレッシャーの中でミスを犯し、タイム更新が伸び悩む展開となった。

    アントネッリ連続ポール メルセデス1-2
    アントネッリは最初のアタックで記録したタイムがそのまま決定打となり、後続を寄せ付けない速さでポールポジションを獲得した。

    最終アタックではミスも見られたものの、ライバルたちがタイムを更新できなかったことで順位は動かず。ジョージ・ラッセルが2番手に入り、メルセデスはフロントロー独占となった。

    フェラーリとマクラーレンは届かず
    フェラーリとマクラーレンはポール争いに食い込むポテンシャルを見せていたが、最終局面でタイムをまとめきれなかった。

    オスカー・ピアストリが3番手に入り、シャルル・ルクレールが4番手。ランド・ノリスは5番手で、ルイス・ハミルトンがそれに続いた。

    フェラーリ勢は特に最終セクターでタイムを失っており、エネルギー配分の影響も示唆される内容となった。

    中団ではガスリーが存在感
    中団勢ではピエール・ガスリーが7番手に入り、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーを上回る結果を残した。

    また、ガブリエル・ボルトレトとアービッド・リンドブラッドもトップ10入りを果たし、混戦の中団からQ3に進出した実力を証明した。

    フェルスタッペンは不調を訴え
    Q2で敗退したマックス・フェルスタッペンは、マシンの挙動に強い不満を示した。

    「コーナー中盤でまったく曲がらないし、進入ではオーバーステアが出る。本当に扱いづらくて予測できない。FP3で少し改善したと思ったが、予選ではまた元に戻っていた。僕にとってはドライブ不能な状態だった」

    さらに今週投入した空力パッケージについても「機能していない」と語り、レッドブルの苦戦が鮮明となった。

    2026年F1日本GP予選トップ10
    ■ 1番手:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    ■ 2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    ■ 3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ■ 4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    ■ 5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    ■ 6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    ■ 7番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    ■ 8番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    ■ 9番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    ■ 10番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

    メルセデスの圧倒的優位が際立つ中で、決勝はアントネッリが連勝を狙う展開となる。鈴鹿ではトラックポジションの重要性が高く、スタートと戦略が勝敗を大きく左右するレースになりそうだ。

  • F1日本GP予選Q2 フェルスタッペン敗退 リンドブラッドが弾き出す波乱

    F1日本GP予選Q2 フェルスタッペン敗退 リンドブラッドが弾き出す波乱

    2026年F1日本GP予選Q2は、まさかの大波乱となった。マックス・フェルスタッペンが敗退し、さらにルーキーのアービッド・リンドブラッドがQ3進出を決めるという劇的な展開が鈴鹿で繰り広げられた。

    メルセデス、フェラーリ、マクラーレンが上位争いを展開する中で、中団グループは再び僅差の攻防となり、最後の1周で明暗が大きく分かれる結果となった。

    フェルスタッペン敗退 レッドブルの不調が露呈
    最大の衝撃は、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが11番手でQ2敗退を喫したことだ。

    セッション中からマシンの挙動に苦しんでおり、「マシンに何か問題があると思う。完全にドライブできない状態だった」と無線で訴える場面もあった。

    最終アタックでは一時はQ3圏内に踏みとどまったものの、他車のタイム更新により押し出される形で脱落。今週末を通じて指摘されてきたパフォーマンス不足が決定的に表れた形となった。

    リンドブラッド躍進 鈴鹿でQ3進出
    その一方で大きなインパクトを残したのが、アービッド・リンドブラッドだ。

    最終ラップでタイムを伸ばし10番手に浮上。これによりフェルスタッペンを押し出し、見事Q3進出を果たした。初めて走る鈴鹿でのこの結果は驚きであり、元F1ドライバーのジョリオン・パーマーも「驚異的な仕事だ」と評価した。

    フェラーリとマクラーレンが拮抗
    上位争いではシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリが互いにトップタイムを更新し合う接戦となった。

    ルクレールはセッション終盤にトップに立ち、フェラーリがポール争いに絡む速さを示した。一方でピアストリも新品タイヤで強力なラップを記録し、マクラーレンの競争力も際立った。

    メルセデス勢も安定して上位に位置し、キミ・アントネッリは引き続き高いパフォーマンスを維持。三つ巴の争いはQ3に持ち越されることとなった。

    中団は再び僅差 勝負は最終ラップへ
    中団グループでは最後のアタックまで順位が確定しない混戦となった。

    ニコ・ヒュルケンベルグは最終セクターでタイムを伸ばせず12番手に後退。エステバン・オコンやリアム・ローソン、フランコ・コラピント、カルロス・サインツJr.も僅差の中で敗退となった。

    わずかなミスやセクタータイムの差が、そのまま脱落に直結するシビアな展開だった。

    Q2敗退ドライバー
    ■ 11番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    ■ 12番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    ■ 13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    ■ 14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    ■ 15番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    ■ 16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)

    フェルスタッペンの敗退という波乱を経て、予選は最終決戦のQ3へ。若手の台頭と勢力図の変化が交錯する中、ポールポジション争いはさらに激しさを増していく。

  • F1日本GP 予選Q1 アストンマーティン・ホンダは最下位敗退

    F1日本GP 予選Q1 アストンマーティン・ホンダは最下位敗退

    2026年F1日本GP予選Q1は波乱の展開となったが、その中でも中団勢の明暗と勢力図の変化が色濃く表れるセッションとなった。

    鈴鹿サーキットで行われた予選最初の18分間は、上位勢が比較的余裕を持って通過する一方で、中団から下位にかけてはわずかコンマ1秒台の差で順位が入れ替わる緊迫した争いとなった。

    ベアマン敗退 中団争いの厳しさ露呈
    今回のQ1で最も大きな出来事のひとつは、ハースF1チームのオリバー・ベアマンの敗退だった。

    ここまでの2戦で印象的なパフォーマンスを見せてきたベアマンだが、この日はトラフィックやタイミングの影響もあり、Q1で姿を消す結果となった。前日にはトップ10入りが見える速さを示していただけに、わずかな差が結果を大きく左右する現実が浮き彫りとなった。

    アストンマーティン低迷 想定内でも深刻さは際立つ
    アストンマーティン勢のQ1敗退は、ここまでの流れを踏まえれば決して驚きではない結果だった。

    しかし、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールの2台が揃って下位に沈んだ事実は、チームのパフォーマンス不足の深刻さを改めて示している。

    信頼性面では改善の兆しが見られる一方で、純粋なスピードでは明確に中団争いから後退しており、鈴鹿でもその傾向が変わらなかった。

    僅差の攻防 コラピントが生き残る
    中団グループでは最後の最後まで順位が入れ替わる展開となった。

    フランコ・コラピントは終盤にタイムを更新し16番手に浮上。これによりアレクサンダー・アルボンがわずか0.052秒差で敗退圏に押し出される形となった。

    コンマ1秒に満たない差が明暗を分ける、予選Q1らしいシビアな争いだった。

    上位勢は余力 メルセデスとフェラーリが主導
    上位ではシャルル・ルクレールがセッション終盤にトップタイムを記録し、フェラーリが存在感を示した。

    一方でメルセデス勢は走行タイミングをコントロールしながら確実に通過。キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルはいずれも余裕を持ってQ2進出を決めており、依然としてポール争いの中心にいることを印象づけた。

    Q1敗退ドライバー
    ■ 17番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    ■ 18番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    ■ 19番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    ■ 20番手:バルテリ・ボッタス(アウディ)
    ■ 21番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    ■ 22番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)

    中団の僅差バトルが勝敗を分けた今回のQ1。勢力図は依然として流動的であり、予選後半ではメルセデス、フェラーリ、マクラーレンによるトップ争いが本格化していく。

  • F1日本GP フリー走行3回目 アントネッリ最速 メルセデス0.8秒差の独走態勢

    F1日本GP フリー走行3回目 アントネッリ最速 メルセデス0.8秒差の独走態勢

    鈴鹿サーキットで行われた2026年F1第3戦日本GPのフリー走行3回目は、メルセデス勢が他を圧倒する形で終了した。

    ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが引き続き高いパフォーマンスを維持し、アントネッリが最速タイムを記録。予選に向けて“2強対決”の構図が色濃くなっている。

    天候の安定したコンディションの中、各チームは予選シミュレーションを中心に最終調整を進めた。信頼性やセットアップに課題を抱えるチームも多く、勢力図の差が明確に表れたセッションとなった。

    アントネッリ最速 メルセデスが完全支配
    セッション終盤、アンドレア・キミ・アントネッリが1分29秒362を記録しトップに立った。

    チームメイトのジョージ・ラッセルに0.254秒差をつけており、両者ともほぼ同条件でのアタックだったことから、純粋な速さでの優位が証明された。

    3番手のシャルル・ルクレールは0.867秒遅れと大きく離され、メルセデスの優位は明確。唯一、1秒以内に入った非メルセデス勢がルクレールのみという状況だった。

    トト・ヴォルフは次のように語った。

    「今回のパフォーマンスには少し驚いている。マシンはとても良かった。特にエス字とコーナーでの改善が大きい」

    「2人が競い合っているのを見るのは素晴らしい」

    フェラーリ追走も差は大きく ハミルトン苦戦続く
    フェラーリはマクラーレンを上回り“第2勢力”の位置につけたが、メルセデスとの差は依然として大きい。

    シャルル・ルクレールは3番手につけたものの、トップからは約0.8秒遅れ。ルイス・ハミルトンは終盤に5番手まで順位を上げたが、それでも1秒以上の差を抱えている。

    鈴鹿で4勝を誇るハミルトンだが、依然としてマシンから最大限のパフォーマンスを引き出しきれていない状況だ。

    マクラーレンに再び信頼性の影 ノリスが大幅ロス
    マクラーレンは速さを見せつつも、信頼性問題に悩まされ続けている。

    ランド・ノリスはバッテリー問題によりセッションの大半を失い、走行開始は残り24分という遅れたタイミングとなった。

    前日には油圧トラブルにも見舞われており、走行不足が深刻な状況。決勝でのペースには期待が持たれる一方で、予選では不利な立場に置かれる可能性が高い。

    一方、オスカー・ピアストリは4番手を記録したが、メルセデス勢からは1秒遅れと、前日の勢いはやや後退した。

    アウディが存在感 トップ10に2台進出
    アウディは信頼性問題を抱えながらも、予選前に好パフォーマンスを披露した。

    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトがトップ10入りを果たし、2台揃って上位に食い込んだ。

    今季はこれまで決勝で1台しかスタートできていない状況だが、信頼性が確保されれば競争力は十分であることを示した形だ。

    マッティア・ビノットはジョナサン・ウィートリーの後任を探していることも明かしており、体制面でも動きが続いている。

    レッドブル苦戦 フェルスタッペン苛立ち
    レッドブルは依然として苦しい状況が続いている。

    マックス・フェルスタッペンは7番手に沈み、トップからは1.5秒差。無線ではシフトについて「ひどい」と不満を爆発させる場面もあった。

    前戦中国GPに続き、ドライバビリティへの不満は解消されておらず、予選・決勝に向けても課題が残る。

    ハース好調維持 ベアマンはスピンも速さ示す
    ハースF1チームは引き続き好調を維持している。

    オリバー・ベアマンはターン14でスピンを喫したものの、大きなダメージなく走行を継続。チーム代表の小松礼雄は「少し攻めすぎただけ」と冷静に振り返った。

    ヒュルケンベルグの5番手タイムにも影響を与える場面はあったが、チーム全体としては高い競争力を示している。

    予選は“メルセデス対決”の様相へ
    FP3の結果から、ポールポジション争いはメルセデスの2台による一騎打ちとなる可能性が高い。

    フェラーリとマクラーレンが2列目争いを繰り広げる構図の中、アウディやハースがどこまで食い込めるかも注目ポイントとなる。

    予選に最も満足して臨むチームは明らかにメルセデスだが、その優位がどこまで続くのか。鈴鹿の一発勝負が、その真価を問うことになる。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP フリー走行3回目 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分29秒362(18周)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分29秒616(17周)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒229(20周)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒364(19周)
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒383(23周)
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒600(13周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分30秒658(21周)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分30秒910(22周)
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分31秒000(21周)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒082(20周)
    11.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分31秒094(21周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒097(21周)
    13.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分31秒288(17周)
    14.エステバン・オコン(ハース) – 1分31秒326(22周)
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分31秒558(18周)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒733(20周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒829(25周)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分31秒854(26周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分32秒503(20周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分32秒540(18周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒485(19周)
    22.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒529(14周)

  • F1日本GP フリー走行3回目 結果・タイムシート アントネッリが最速

    F1日本GP フリー走行3回目 結果・タイムシート アントネッリが最速

    2026年F1日本GP フリー走行3回目の結果・タイムシート。3月28日(土)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが21番手、フェルナンド・アロンソが22番手だった

    ■ メルセデスが圧倒的優位 FP3で他を大きく引き離す
    アントネッリがトップ、ラッセルも続きワンツー体制。3番手ルクレールは0.867秒差と大きく離され、メルセデスが頭ひとつ抜けた存在となった。

    ■ ポール争いは“メルセデス内戦”の様相
    他チームが僅差で並ぶ中、メルセデスだけが別次元の速さ。予選はアントネッリとラッセルによる一騎打ちの可能性が高まっている。

    ■ フェラーリとマクラーレンは接戦も差は歴然
    ハミルトンはピアストリに0.019秒差、ヒュルケンベルグとノリスも僅差と中団上位は拮抗。ただしトップとの差は依然大きい。

    ■ ハミルトンは5番手浮上も1秒差の壁
    セッション終盤にタイムを伸ばし5番手へ。しかし首位からは1秒以上遅れ、マシンの完成度にはまだ課題が残る。

    ■ フェルスタッペン苦戦 セットアップに不満爆発
    無線で「ひどい」と不満を吐露し、さらに放送できない発言も飛び出す状況。7番手ながらトップから1.5秒差と厳しい内容となった。

    ■ ベアマンがスピン ソフトアタック不発
    ターン14でスピンしタイヤをフラットスポット。ミディアムに戻したことで、ソフトでの代表的タイムを記録できずに終わった。

    ■ アウディ勢が存在感 ヒュルケンベルグ5番手
    ヒュルケンベルグが5番手、ボルトレトもトップ10入り。安定した速さを見せ、予選でも上位争いに加わる可能性を示した。

    ■ ノリスはトラブルから挽回も出遅れ
    バッテリー問題で走行が遅れたが終盤に走行再開。ただし周回不足が響き、十分なアタック準備ができたとは言い難い。

    ■ アントネッリが絶好調 週末通して安定感
    初優勝後の週末でも速さと安定感を維持。ラッセルと互角以上の走りで、チーム内対決の主役として存在感を強めている。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ フリー走行3回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分29秒362   18
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒616 0.254 17
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分30秒229 0.867 20
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒364 1.002 19
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒383 1.021 23
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒600 1.238 13
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒658 1.296 21
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒910 1.548 22
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分31秒000 1.638 21
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分31秒082 1.720 20
    11 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分31秒094 1.732 21
    12 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分31秒097 1.735 21
    13 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分31秒288 1.926 17
    14 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒326 1.064 22
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒558 2.196 18
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒733 2.371 20
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒829 2.397 25
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分31秒854 2.467 26
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒503 3.141 20
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分32秒540 3.178 18
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒485 4.123 19
    22 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒529 4.167 14
  • F1日本GP オスカー・ピアストリがFP2最速 アントネッリとラッセルが続く

    F1日本GP オスカー・ピアストリがFP2最速 アントネッリとラッセルが続く

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1日本GPフリー走行2回目でトップタイムを記録した。鈴鹿サーキットで行われた午後のセッションで、ピアストリは1分30秒133をマークし、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに0.092秒差、ジョージ・ラッセルに0.205秒差をつけて首位に立った。

    午前のFP1でメルセデスが1-2を記録したあと、各チームは現地時間15時から再び走行を開始した。

    FP1をリザーブドライバーのジャック・クロフォードに譲っていたフェルナンド・アロンソも、このセッションから週末初走行に臨んだ。

    セッション序盤はルイス・ハミルトン(フェラーリ)が先頭でコースインし、多くのドライバーがミディアムタイヤを装着。一部はハードを選び、アロンソはソフトタイヤで走行を開始した。

    そのなかで、ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンのピットレーンでの接近場面もリプレーで映し出された。ウィリアムズのガレージから前方に出てきたアルボンを避けるため、ガスリーは回避行動を取る場面があった。

    序盤から波乱も続いた。多くのマシンが最初の計測ラップを重ねるなか、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)はオープニングラン後にピットへ戻り、マシンにトラブルが発生したとみられた。一方でランド・ノリス(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(キャデラック)は、それぞれガレージに留まり、なかなかコースに姿を見せなかった。

    さらにアルボンには別のドラマもあった。アタックラップ中のエス字でスローマシンに引っかかり、その後はFW48がコース上で一時ストップ。短時間ながらイエローフラッグが提示されたが、最終的には再び走行を再開した。

    序盤のタイム争いではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分31秒019でトップに立ち、ピアストリとラッセルがそれに続いた。

    その後、マクラーレンには明るい材料もあった。セッション残り40分弱でノリスがようやくコースインし、ミディアムタイヤで走行を開始した。一方、他の多くのドライバーがソフトへ切り替えるなか、ピアストリはタイムシート最上段へ浮上した。

    キャデラックは、ペレスの走行開始が遅れた理由について、FP1でのアルボンとの接触でフロアにダメージを負ったマシンの修復作業が続いていたためだと説明した。また、レーシングブルズはリンドブラッドのセッション終了理由がギアボックストラブルだったことを明かした。

    一方、スチュワードはアルピーヌのフランコ・コラピントとレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの間で起きた一件について、セッション後に調査すると発表した。コラピントがタイヤを温めるためにウィービングしていた際、後方から高速で接近していたフェルスタッペンに対して「不規則な走行」を行った疑いが持たれている。

    セッションが折り返しを迎えた時点で、ピアストリは1分30秒133で首位。アントネッリが0.092秒差の2番手、もう1台のメルセデスを駆るラッセルが3番手につけた。

    出遅れていたペレスもようやく走行を開始し、いきなりソフトタイヤを装着してタイム計測へ入った。ノリスはミディアムで6番手につけ、終盤までソフトを使っていなかったのはそのノリスとランス・ストロール(アストンマーティン)の2人だけだった。

    終盤に入ると、多くのドライバーがミディアムやハードでのロングランに切り替えるなか、ノリスはソフトへ交換。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)も残り10分で走行を再開し、こちらもソフトタイヤを装着した。

    チェッカーフラッグが振られると、ピアストリは序盤に記録した1分30秒133でそのまま首位を守った。中国GPウイナーのアントネッリが2番手、ラッセルが3番手を維持。ノリスが4番手、フェラーリのルクレールとルイス・ハミルトンが5番手、6番手で続いた。なおハミルトンはセッション終盤、無線で「マシンにまったく自信がない」と訴えていた。

    7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が入り、アルボン、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、そして終盤に大きくコースを外れる場面もあったフェルスタッペンがトップ10を形成した。

    11番手はエステバン・オコン(ハースF1チーム)、12番手はリアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手はカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、14番手はガスリー、15番手はアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)となった。

    ボルトレトは最終的に10周を走って16番手。以下、コラピント、バルテリ・ボッタス(キャデラック)、アロンソ、ペレス、ストロールが続いた。リンドブラッドはギアボックストラブルの影響で1周しか記録できず、最下位に沈んだ。

    金曜の走行を終えた各チームとドライバーは、このあとデータを精査して土曜へ備える。フリー走行3回目は現地時間11時30分、予選は15時にスタートする。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP フリー走行2回目

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒133(28周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分30秒225(27周)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分30秒338(28周)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒649(16周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒846(27周)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒980(26周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分31秒441(26周)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒496(29周)
    9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分31秒498(27周)
    10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分31秒509(28周)
    11.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分31秒532(29周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒590(30周)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒608(29周)
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒734(28周)
    15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分31秒758(28周)
    16.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分32秒072(10周)
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分32秒438(27周)
    18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) – 1分32秒615(27周)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒596(24周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) – 1分33秒689(13周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒951(21周)
    22.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 計測なし(1周)