カテゴリー: F1レース結果

  • F1日本GP フリー走行2回目 結果・タイムシート ピアストリが最速

    F1日本GP フリー走行2回目 結果・タイムシート ピアストリが最速

    2026年F1日本GP フリー走行2回目の結果・タイムシート。3月27日(金)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが21番手だった。

    ■ ピアストリが最速で金曜走行を締めくくる
    マクラーレンのオスカー・ピアストリがFP2でトップタイムを記録し、メルセデス勢を上回ってセッションを締めくくった。金曜の走行はこれで終了し、勢力図は拮抗したまま週末本番へと向かう。

    ■ メルセデスが引き続き上位争いを主導
    ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリがFP1に続いてFP2でも上位に入り、安定したパフォーマンスを発揮。依然として優勝候補の中心に位置している。

    ■ ノリスは出遅れも最終的に4番手
    油圧系トラブルで序盤の走行を失ったランド・ノリスだが、終盤にソフトタイヤでアタックし4番手まで浮上。トラフィックや不安定な挙動に苦しみつつも一定の速さを見せた。

    ■ アウディ勢は信頼性問題で苦戦
    ガブリエル・ボルトレトは序盤からトラブルに見舞われ走行時間を大きく失い、チームとしても週末最大の課題は「2台を決勝グリッドに並べること」となる状況にある。

    ■ リンドブラッドはほぼ走れず致命的な遅れ
    アイザック・ハジャーに代わるルーキー、アービッド・リンドブラッドはFP2でほぼ走行できず、わずか1周でセッション終了。中国に続くトラブルで準備不足が懸念される。

    ■ ヒュルケンベルグが“ベスト・オブ・ザ・レスト”
    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手につけ、トップ勢に続く位置を確保。アウディの中では唯一順調に周回を重ね、マシンのポテンシャルを示した。

    ■ フェラーリは速さと不安定さが混在
    シャルル・ルクレールは一時トップに立つなど速さを見せた一方、リアの安定性に課題を抱えている様子。ピーキーな挙動が週末の焦点となる。

    ■ アルボンとペレスの接触はお咎めなし
    FP1での接触は「誤解」によるものと判断され、スチュワードは処分なしと裁定。ただしFP2でも各所で混雑やインシデントが見られ、鈴鹿特有の難しさが浮き彫りとなった。

    ■ 路面温度低下でコンディション変化
    気温は維持されたものの路面温度は約10度低下し、タイヤのウォームアップに苦しむ場面が発生。セットアップとタイヤマネジメントがより重要な要素となっている。

    ■ 信頼性が序盤戦の大きな分岐点に
    ノリス、ボルトレト、リンドブラッド、ペレスと複数ドライバーがトラブルに見舞われ、走行時間の損失が明暗を分ける展開に。2026年シーズンは早くも信頼性が重要テーマとなっている。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ フリー走行2回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒133   28
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分30秒225 0.092 27
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分30秒338 0.205 28
    4 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒649 0.516 16
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分30秒846 0.713 27
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒980 0.847 26
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分31秒441 1.308 26
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒496 1.363 29
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒498 1.365 27
    10 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分31秒509 1.376 28
    11 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒532 1.399 29
    12 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分31秒590 1.457 30
    13 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒608 1.475 29
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分31秒734 1.,601 28
    15 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分31秒758 1.626 28
    16 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分32秒072 1.939 10
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分32秒438 2.305 27
    18 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒615 2.482 27
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒596 3.463 24
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分33秒689 3.556 13
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒951 3.818 21
    22 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ     1
  • F1日本GP フリー走行1回目:ジョージ・ラッセル最速でメルセデス1-2発進

    F1日本GP フリー走行1回目:ジョージ・ラッセル最速でメルセデス1-2発進

    鈴鹿サーキットで開幕した2026年F1日本グランプリのフリー走行1回目は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録し、キミ・アントネッリとのワンツーでセッションを終えた。

    開幕2戦を終えたばかりの各チームにとって、新世代マシンの理解をさらに深める重要なセッションとなったが、メルセデス勢が早くもその速さを示した形だ。

    序盤はフェラーリ勢が主導 新世代マシンのデータ収集も進行
    セッション序盤はハードタイヤを選択するマシンが多く、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが交互に基準タイムを更新していった。

    各チームはエアロレーキやフロービズ塗料を使用し、空力データの収集を進める姿も見られた。これらのデータは次戦マイアミに向けた開発に活用される見込みだ。

    また、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソに代わってリザーブのジャック・クロフォードを起用し、ホンダのホームレースである日本GP初日の走行を任せた。

    ラッセルが主導権 ソフト投入で決定的な差
    セッション中盤、ラッセルがトップタイムを記録する一方で、アイザック・ハジャーはブレーキの冷えや挙動の不安定さを訴え、オーバーステアに見舞われる場面もあった。

    ルクレールが一時トップに立つなど接戦が続き、上位4台は0.079秒差に収まる混戦となったが、ラッセルはソフトタイヤ投入後に再びトップを奪還。チームメイトに対して0.2秒以上の差をつけ、メルセデスの一発の速さを印象付けた。

    その後、アントネッリがラッセルのミスもあって一時トップに立つが、最終的にはラッセルが1分31秒666で首位を守り切った。

    アルボンとペレスが接触 デブリで終盤に波乱
    ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンはデグナー2でグラベルに飛び出しバリアに接触。その後、同じコーナーでセルジオ・ペレスと接触し、コース上にデブリが散乱する事態となった。

    このインシデントはセッション後に審議対象となる。

    メルセデス優勢 マクラーレンも復調の兆し
    最終的にラッセルがトップ、アントネッリが0.026秒差で続き、メルセデスが1-2を記録した。

    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはそれぞれ3番手、4番手と好位置につけ、中国GPでのダブルDNSからの巻き返しに向けて好スタートを切った。

    フェラーリ勢はルクレールが5番手、ハミルトンがそれに続き、マックス・フェルスタッペンは7番手にとどまった。

    リアム・ローソンは8番手、エステバン・オコンとアービッド・リンドブラッドがトップ10を締めくくった。

    週末最初のセッションを終え、各チームは続くフリー走行2回目でさらなるデータ収集を進める。FP2は15時に開始予定だ。

    日本グランプリ 2026年のF1世界選手権

    2026年F1日本GP FP1結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分31秒666(26周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分31秒692(25周)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分31秒798(20周)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分31秒865(22周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分31秒966(25周)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分32秒040(22周)
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分32秒457(26周)
    8.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分32秒529(26周)
    9.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分32秒601(22周)
    10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分32秒665(29周)
    11.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分32秒759(27周)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分32秒798(26周)
    13.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分32秒803(26周)
    14.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分32秒900(26周)
    15.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分32秒978(24周)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分33秒361(23周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分33秒383(26周)
    18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分33秒697(21周)
    19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) – 1分34秒221(18周)
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) – 1分34秒490(24周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分35秒294(21周)
    22.ジャック・クロフォード(アストンマーティン) – 1分36秒362(11周)

  • F1日本GP フリー走行1回目 結果・タイムシート ジョージ・ラッセルが最速

    F1日本GP フリー走行1回目 結果・タイムシート ジョージ・ラッセルが最速

    2026年F1日本GP フリー走行1回目の結果・タイムシート。3月27日(金)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが21番手、ジャック・クロフォードが22番手だった。

    ■ ラッセルが最速発進 メルセデスがワンツー
    ジョージ・ラッセルが1分31秒666でトップタイムを記録し、アンドレア・キミ・アントネッリに0.026秒差をつけた。メルセデスが開幕からの強さをFP1でも示した。

    ■ 接戦の上位争い ノリスも僅差で続く
    ランド・ノリスがラッセルから0.106秒差の3番手。マクラーレン勢も含め、トップ3はコンマ1秒以内に収まる接近戦となった。

    ■ 終盤はトラフィックが課題 鈴鹿特有の難しさ
    セッション終盤は混雑による影響が顕著となり、オーバーテイクの難しい鈴鹿ではクリアラップ確保が困難。ピアストリもトラフィックに巻き込まれた。

    ■ アルボンとペレスが接触 デブリで一時混乱
    アレクサンダー・アルボンとセルジオ・ペレスが接触し、コース上にデブリが散乱。両者ともプッシュラップ中で、アルボンがインに飛び込んだ際の接触だった。

    ■ アルボンはスピンも走行継続
    アルボンはグラベルに飛び出しながらも復帰。ただしマシンチェックのためピットへ戻り、ウィリアムズにとっては不安の残る内容となった。

    ■ メルセデス勢はソフトで直接比較
    ラッセルとアントネッリは同タイミングでソフトタイヤを投入。純粋な比較が可能な状況でラッセルが上回ったが、差はわずかだった。

    ■ フェラーリとマクラーレンが追走
    ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが上位に続き、マクラーレン勢も含めてトップ争いは三つ巴の様相。勢力図はこれまで通りの構図となった。

    ■ 中団は大混戦 0.1秒以内に多数
    リアム・ローソン、エステバン・オコン、アービッド・リンドブラッドらが僅差で並び、11番手以降も0.1秒前後に密集。予選に向けた混戦が予想される。

    ■ 路面グリップは低く難コンディション
    気温17度・路面36度ながら、ラバーが乗っておらずグリップは低い状態。マシンの挙動も不安定で、多くのドライバーが苦戦した。

    ■ アロンソ欠場 クロフォードがFP1出走
    フェルナンド・アロンソに代わりジャック・クロフォードがFP1を担当。各チームの若手起用義務の一環として走行を行った。

    F1日本グランプリ フリー走行1回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分31秒666   26
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分31秒692 0.026 25
    3 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分31秒798 0.132 20
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分31秒865 0.199 22
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分31秒966 0.289 25
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分32秒040 0.374 22
    7 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分32秒457 0l791 26
    8 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分32秒529 0.863 26
    9 31 エステバン・オコン ハース 1分32秒601 0.935 22
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分32秒665 0.999 29
    11 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分32秒759 1.093 27
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分32秒798 1.132 26
    13 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分32秒803 1.137 26
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 1分32秒900 1.234 26
    15 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分32秒978 1.312 24
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分33秒361 1.695 23
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分33秒383 1.717 26
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分33秒697 2.031 21
    19 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分34秒221 2.555 18
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分34秒490 2.824 24
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分35秒294 3.628 21
    22 34 ジャック・クロフォード アストンマーティン 1分36秒362 4.696 11
  • F1中国GP パワーランキング アントネッリとベアマン同点首位

    F1中国GP パワーランキング アントネッリとベアマン同点首位

    中国GP週末を終え、F1公式のパワーランキングが発表された。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが初ポールポジションと初優勝を成し遂げた一方で、オリバー・ベアマンやルイス・ハミルトン、ピエール・ガスリーらも高い評価を受けた。

    パワーランキングは、5人の審査員が各グランプリ後にマシン性能を考慮せず、週末を通じた各ドライバーのパフォーマンスを10点満点で採点し、その平均点をレーススコアとして算出する仕組みだ。シーズンを通じた総合ランキングにも反映される。

    パワーランキングの仕組み
    5人の審査員が各グランプリ後に全ドライバーを評価し、マシンの差を除外したうえで10点満点で採点する。そのスコアの平均がその週末のレーススコアとなり、シーズン全体の総合パワーランキングにも加算されていく。

    1.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

    アンドレア・キミ・アントネッリの初優勝の歓喜の陰で、オリバー・ベアマンが見せた素晴らしいパフォーマンスは見過ごされてもおかしくなかった。ベアマンはスプリントで8位に入り、決勝では自身キャリア2度目となるトップ5フィニッシュを達成した。ただし、その道のりは決して平坦ではなかった。オープニングラップでは、スピンしたレッドブルのアイザック・ハジャーに巻き込まれそうになったが、ランオフエリアへ回避して難を逃れた。その後はトラブルなく走り切り、5位でチェッカーを受けた。これはハースF1チームにとって今季ここまでのベストリザルトであり、ベアマンは入賞連続記録も伸ばした。

    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    メルセデスの若手にとって歴史的な週末となった。チームメイトのジョージ・ラッセルを抑え、F1史上2番目の若さでグランプリ優勝を果たした。スプリントではタイムペナルティによって5位まで後退したが、仕切り直しとなった決勝では自身初のポールポジションからスタート。スタート直後はルイス・ハミルトンに先行を許したものの、数周以内に首位を奪い返した。その後は年齢を感じさせない落ち着きでレースをコントロールした。終盤に緊張感のあるロックアップはあったものの、そのまま逃げ切って勝利を手にした。

    3.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    2025年の沈んだ表情のハミルトンは、もはや遠い記憶となった。1年前に同じ上海でスプリント勝利を挙げたハミルトンは、今回はフェラーリ移籍後初のグランプリ表彰台を獲得した。見事なスタートで一時はレースをリードしたが、その後は2台のメルセデスに先行を許した。以降はチームメイトのシャルル・ルクレールとのスリリングなバトルを展開した。ふたりは後にその争いを楽しんだと語ったが、最終的に前で終えたのはハミルトンだった。スプリントでの3位に続き、決勝でも3位を獲得した。

    4.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)

    ピエール・ガスリーは見事な走りでアルピーヌを“ベスト・オブ・ザ・レスト”争いへと引き上げた。まずスプリント予選で7番手を獲得した。続くスプリントではポイント圏外に後退したが、メインイベントの予選では再び7番手を獲得して挽回。クリーンなレース運びを見せ、決勝では6位でフィニッシュした。これにより、ガスリーは2週連続でポイントを獲得した。

    5.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    開幕戦オーストラリアほど支配的な週末ではなかったものの、ラッセルは中国でも力強いパフォーマンスを披露した。スプリントではハミルトンから首位を奪い返して快勝。その後の予選では終盤にトラブルに見舞われ、Q3開始直後にコース上でストップしたが、ぎりぎりで走行を再開し、大きなプレッシャーの中でただ1回のアタックをまとめてフロントロウを確保した。決勝では争うフェラーリ勢をパスさせられながらも持ち直し、2位を守り切った。そしてドライバーズ選手権首位も維持した。

    6.フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム)

    フランコ・コラピントは2024年以来となるトップ10フィニッシュを記録し、アルピーヌにとって非常に前向きな週末を締めくくった。スプリントは目立たない内容だったが、決勝では上位勢と同時にピットへ入らないというエンストンの判断により、一時的に順位を上げた。しかしその後、ハースF1チームのエステバン・オコンに接触され、ふたりは同時にスピンした。それでもコラピントはそのインシデントから立て直し、10位を守り切って最後の1点を獲得した。

    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)

    ウィリアムズの一発の速さは期待した水準には達しておらず、カルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンはともにスプリント予選と決勝予選の序盤で敗退した。それでもサインツJr.は日曜の決勝であらゆるチャンスを生かしてトップ10に返り咲いた。スプリントでは12位に終わったが、グローブのチームに今季初ポイントをもたらすべく、早めのピットストップを敢行した。その後は落ち着いたレースを展開し、17番手スタートから9位まで順位を上げた。

    8.リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    オーストラリアではルーキーのチームメイトに後れを取っていたリアム・ローソンにとって、中国GPはレーシングブルズの経験豊富な側として真価を示す場となった。アービッド・リンドブラッドがスプリントを完走できなかった一方で、ローソンは今季初ポイントを獲得した。セーフティカー中にベアマンともどもピットインを選ばず、そのままベアマンを抑えてフィニッシュした。その後はQ2敗退で後退したが、決勝では早めのストップが功を奏し、フィールドをかき分けて浮上。最終的に7位を獲得し、チームを姉妹チームのレッドブルと同ポイントに並ばせた。

    9.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

    ルイス・ハミルトンと同様、シャルル・ルクレールもフェラーリの現在の傾向を体現した。すなわち、予選ではメルセデスに及ばない一方で、決勝ペースではそれにかなり近づいているという流れだ。ルクレールはスプリントで3位、決勝で4位に入り、大量ポイントを持ち帰った。本来の大きな目標はメルセデスと戦うことだったが、実際にはチームメイトとの見応えあるホイール・トゥ・ホイールの争いに引き込まれた。それでも、週末を通してフェラーリはグリッドで2番目に強いコンビとして終えたことは間違いなかった。

    10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    マックス・フェルスタッペンにとってはかなり厳しい週末だった。本人も遠慮なく言葉にし、スプリントを「災難」と呼び、決勝リタイアについても「フラストレーションのたまるものだった」と振り返った。フェルスタッペンはスプリントで9位となり、ポイント獲得をわずかに逃した。出遅れで順位を落とした後の挽回が必要な内容だった。決勝でもオープニングラップで同じ問題に見舞われ、最終的には45周目にマシントラブルでリタイア。2025年オーストリアGP以来、初めて無得点に終わった。

    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

    審査員は、アウディのニコ・ヒュルケンベルグをフェルスタッペンと同点で評価した。内容としてはレッドブル・レーシングのドライバーとは逆で、1本はリタイア、もう1本はポイントまであとわずかという週末だった。ヒュルケンベルグはスプリントを除く各セッションで一貫して11番手に位置し、スプリントでは減速してマシンを止め、完走できなかった。その後の予選ではトップ10入りをわずか0.002秒差で逃したが、アウディのポテンシャルを示した。しかし決勝ではピットストップ時のホイールガンの問題によって、ポイント圏進出の可能性を制限された。

    12.ボッタス(キャデラックF1)

    新チームのキャデラックF1チームは、セッションを重ねるごとに多くを学んでいる。そのことを中国GPで端的に示したのがバルテリ・ボッタスだった。ボッタスはスプリントでパワーロスに見舞われてリタイアしたが、決勝では完走し、アメリカの新チームに初のダブルフィニッシュをもたらした。他車がさまざまなトラブルに苦しむ中、ボッタスは比較的問題の少ないレースを走り切り、13位でフィニッシュした。これは開幕2戦を通じての明確な前進を示していた。

    惜しくも圏外:アイザック・ハジャー
    ハジャーは今回のパワーランキング上位半分入りをわずかに逃した。21歳のハジャーは序盤のスピンから立て直し、レッドブル・レーシングに4ポイントをもたらした。

    中国GPではアントネッリの歴史的勝利が最大の話題となったが、ベアマンやガスリー、ローソン、サインツJr.といったドライバーたちも、それぞれの立場で高い評価を勝ち取った週末だった。フェラーリ勢の安定感、アルピーヌの前進、そしてアウディやキャデラックF1チームの兆しも含め、ランキングには2026年F1シーズン序盤の勢力図が色濃く表れている。

    中国グランプリ 2026年のF1世界選手権

  • 2026年F1中国GP後ポイントランキング ラッセル首位 アントネッリ2位

    2026年F1中国GP後ポイントランキング ラッセル首位 アントネッリ2位

    2026年F1第2戦中国GP終了時点でのポイントランキングでは、メルセデス勢がドライバーズ・コンストラクターズの両ランキングでトップに立っている。中国GPで優勝したアンドレア・キミ・アントネッリと2位ジョージ・ラッセルの活躍により、チームとしても大きくポイントを伸ばした。

    ドライバーズランキングではジョージ・ラッセルが51ポイントで首位をキープ。中国GPを制したアンドレア・キミ・アントネッリが47ポイントで2位につけ、メルセデスの2人がタイトル争いの中心となっている。

    3位には34ポイントでシャルル・ルクレール、4位には33ポイントでルイス・ハミルトンが続き、フェラーリ勢も僅差で追いかけている。

    2026年F1ドライバーズランキング(中国GP終了時点)

    ■ 1位 ジョージ・ラッセル 51ポイント
    ■ 2位 アンドレア・キミ・アントネッリ 47ポイント
    ■ 3位 シャルル・ルクレール 34ポイント
    ■ 4位 ルイス・ハミルトン 33ポイント
    ■ 5位 オリバー・ベアマン 17ポイント
    ■ 6位 ランド・ノリス 15ポイント
    ■ 7位 ピエール・ガスリー 9ポイント
    ■ 8位 マックス・フェルスタッペン 8ポイント
    ■ 9位 リアム・ローソン 8ポイント
    ■ 10位 アービッド・リンドブラッド 4ポイント

    ベアマンが17ポイントでランキング5位につけるなど、開幕2戦で中団勢のドライバーも上位に食い込んでいる。またフェルスタッペンは8ポイントで8位と苦しいスタートとなっている。

    コンストラクターズランキングではメルセデスが98ポイントでトップ。中国GPでの1-2フィニッシュにより、フェラーリとの差を広げた。

    2026年F1コンストラクターズランキング(中国GP終了時点)

    ■ 1位 メルセデス 98ポイント
    ■ 2位 フェラーリ 67ポイント
    ■ 3位 マクラーレン 18ポイント
    ■ 4位 ハースF1チーム 17ポイント
    ■ 5位 レッドブル・レーシング 12ポイント
    ■ 6位 レーシングブルズ 12ポイント
    ■ 7位 アルピーヌ 10ポイント
    ■ 8位 アウディ 2ポイント
    ■ 9位 ウィリアムズ 0ポイント
    ■ 10位 キャデラック 0ポイント
    ■ 11位 アストンマーティン 0ポイント

    開幕2戦を終え、メルセデスがランキング争いをリードする展開となった。フェラーリが追いかける構図となる一方で、中団ではハースF1チームやレーシングブルズなどの争いも激しくなっている。

  • F1中国GP決勝 アントネッリが初優勝 19歳で史上2番目の最年少勝者

    F1中国GP決勝 アントネッリが初優勝 19歳で史上2番目の最年少勝者

    2026年F1第2戦中国GP決勝は上海インターナショナル・サーキットで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがF1キャリア初優勝を飾った。19歳のイタリア人はポールポジションからスタートし、終盤のタイヤマネジメントを乗り切ってチェッカーを受け、史上2番目の若さでグランプリ勝者となった。

    ジョージ・ラッセルが2位に入りメルセデスは1-2フィニッシュ。フェラーリのルイス・ハミルトンが3位で続き、移籍後初のグランプリ表彰台を獲得した。

    シャルル・ルクレールは4位、5位オリバー・ベアマン、6位ピエール・ガスリー、7位リアム・ローソン、8位アイザック・ハジャー、9位カルロス・サインツJr.、10位フランコ・コラピントというトップ10となった。

    レースでは序盤にランス・ストロールのストップによるセーフティカーが入り、戦略が大きく揺れる展開となった。またマックス・フェルスタッペンとフェルナンド・アロンソが途中リタイア。さらにランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、ガブリエル・ボルトレト、アレクサンダー・アルボンの4台はトラブルによりスタートできなかった。

    スタート直後 ハミルトンが外側からトップ奪取
    ポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリは好スタートを決めたものの、ルイス・ハミルトンがターン1外側から一気に並びかけてトップに浮上。シャルル・ルクレールも続き、フェラーリ勢が序盤の主導権を握った。

    しかしアントネッリはすぐに反撃。ヘアピンでハミルトンをアウトブレーキングで攻略し、再びレースリーダーを奪い返した。

    10周目 ストロール停止でセーフティカー
    10周目、ランス・ストロールのアストンマーティンがターン1付近で停止。マシン回収のためセーフティカーが導入され、各チームは一斉にピットへ飛び込んだ。

    多くのトップ勢はこのタイミングでハードタイヤへ交換。これによりレースは事実上のワンストップ戦略へと傾いていく。

    中盤 フェラーリとメルセデスが激しい攻防
    レース再開後はメルセデスとフェラーリの4台による接近戦が続いた。

    ハミルトンとルクレールはチームメイト同士で激しくポジションを争い、その背後ではラッセルがオーバーテイクモードを活用して2台を攻略。

    ラッセルはついにルクレールを抜いて2位へ浮上し、レースはアントネッリ対ラッセルのメルセデス同士の争いへと移っていく。

    後半 アントネッリがタイヤを管理して独走
    先頭のアントネッリは激しいバトルを尻目にタイヤを丁寧にマネジメント。

    ラッセルとの差を7秒以上に広げる安定したペースで周回を重ねた。

    一方フェラーリ勢はタイヤの摩耗に苦しみ、ハミルトンとルクレールの表彰台争いが続く展開となる。

    終盤 ロックアップの危機を乗り越え初優勝
    終盤、アントネッリはヘアピンでロックアップを喫してコースアウトしかける場面もあったが、大きなロスにはならずリードを維持。

    最終ラップに入った時点で約7秒の差を築き、そのままチェッカーを受けた。

    19歳の若きメルセデスドライバーは無線で「言葉が出ない。本当に夢みたいだ」と語り、F1初優勝の瞬間を迎えた。

    アントネッリはデビュー2年目にしてグランプリ初勝利を達成。メルセデスは開幕戦オーストラリアのスプリント勝利に続き、中国GPでも圧倒的なパフォーマンスを示し、2026年シーズンの主導権を握りつつあることを印象づけた。

    上位3名のコメント
    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は初優勝の喜びを次のように語った。

    「言葉が出ない。正直、泣きそうだ。僕の夢をかなえる手助けをしてくれたチームに感謝したい」

    「本当にイタリアを再び頂点に戻したかったし、今日はそれをやり遂げた。フラットスポットで少し心臓に悪い思いもしたけど、やり遂げた」

    「スタートは簡単ではなかった。イン側を守りすぎてしまって、フェラーリにスペースを与えすぎた。でも最後まで持ち帰ることができた」

    2位に入ったジョージ・ラッセル(メルセデス)も、チームメイトの初優勝を称えた。

    「キミ、本当におめでとう。初優勝はいつだって特別なものだから、彼と、それからこの男(ハミルトン)と一緒に表彰台に立てて本当にうれしい」

    3位でフェラーリ移籍後初のグランプリ表彰台を獲得したルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、チームへ前向きなメッセージを送った。

    「まだやるべき仕事はある。このままプッシュし続けよう。でも僕はみんなを信じている」

    「フォルツァ・フェラーリ」

    この3人のコメントまで含めると、中国GPはアントネッリの歴史的初優勝だけでなく、メルセデスの強さ、そしてフェラーリの反撃への期待も印象づける一戦となった。

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 中国グランプリ)

    2026年F1中国GP 決勝 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.オリバー・ベアマン(ハース)
    6.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.アイザック・ハジャー(レッドブル)
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    10.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    13.バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    14.セルジオ・ペレス(キャデラック)
    15.エステバン・オコン(ハース)

    DNF.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.ランス・ストロール(アストンマーティン)

    DNS.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    DNS.ランド・ノリス(マクラーレン)
    DNS.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    DNS.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)

  • F1中国GP決勝 結果・タイムシート アントネッリがF1初優勝

    F1中国GP決勝 結果・タイムシート アントネッリがF1初優勝

    2026年F1中国GP 決勝の結果・タイムシート。3月15日(日)に上海インターナショナル・サーキットで2026年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールともにマシントラブルでリタイアした。

    ■ アントネッリが中国GP初優勝 メルセデスが1-2達成
    アンドレア・キミ・アントネッリが2026年F1中国GPを制し、F1史上2番目の若さでグランプリウイナーとなった。ジョージ・ラッセルが2位に入り、メルセデスは開幕2戦目で完璧な1-2フィニッシュを達成した。

    ■ ハミルトンはフェラーリ移籍後初表彰台
    ルイス・ハミルトンはスタート直後に首位へ浮上する見せ場を作り、その後も上位争いを続けて3位でフィニッシュした。シャルル・ルクレールも4位に入り、フェラーリは表彰台と大量得点を持ち帰った。

    ■ 序盤はフェラーリ好発進もメルセデスが主導権奪還
    決勝序盤はハミルトンが好スタートで先頭に立ったが、アントネッリがすぐに抜き返して流れを引き戻した。ラッセルもフェラーリ2台を攻略して2番手に浮上し、メルセデス勢がレースの主導権を握った。

    ■ ストロール停止でセーフティカー バッテリー問題の疑い
    ランス・ストロールは10周目のターン1でマシンを止め、セーフティカー導入の原因となった。アストンマーティンはストロール車についてバッテリー系トラブルの疑いがあるとしており、戦列を離れる結果となった。

    ■ アロンソも振動の不快感でリタイア アストンマーティン・ホンダF1は両車脱落
    フェルナンド・アロンソもレース終盤に振動による不快感を理由にリタイアした。これによりアストンマーティン・ホンダF1はストロール、アロンソともに完走できず、上海で2台そろって姿を消す厳しい一戦となった。

    ■ マクラーレンは2台ともスタートできず 波乱の決勝前
    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはそれぞれ別個のトラブルに見舞われ、決勝をスタートできなかった。さらにガブリエル・ボルトレト、アレクサンダー・アルボンもグリッドに並べず、決勝前から波乱の空気が漂っていた。

    ■ 1ストップ優勢の中でタイヤ管理が勝負を分ける
    ピレリは1ストップが最速戦略と見ており、実際に多くの上位陣がそれを成立させた。ただし摩耗とグレイニングは大きく、終盤は各車ともグリップに苦しみながらの我慢比べとなり、アントネッリはその中で冷静にレースをまとめ切った。

    ■ 中団勢ではベアマンとガスリーが存在感
    オリバー・ベアマンが5位、ピエール・ガスリーが6位に入り、中団勢の中で強い印象を残した。リアム・ローソン、アイザック・ハジャー、カルロス・サインツJr.、フランコ・コラピントもポイント圏内で続き、信頼性が結果を左右する週末となった。

    ■ フェルスタッペンは終盤リタイアで苦境続く
    マックス・フェルスタッペンは終盤にペースを失い、チームからリタイアを指示された。予選から苦戦が続いていたレッドブル・レーシングにとって、中国GPはパフォーマンス面でも信頼性面でも厳しさが際立つ週末となった。

    中国グランプリ

    F1中国グランプリ 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス     - 0 1
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 5.515 5.515 - 0 1
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 25.267 19.752 - 0 1
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 28.894 3.627 - 0 1
    5 87 オリバー・ベアマン ハース 58.079 28.374 ↑ 5 1
    6 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 60.421 2.379 ↑ 1 1
    7 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 81.534 20.941 ↑ 7 1
    8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 88.248 6.523 ↑ 1 2
    9 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1L 21.970 ↑ 8 1
    10 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 0.730 ↑ 2 1
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1L 8.706 - 0 1
    12 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1L 1.719 ↑ 3 1
    13 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1L 33.330 ↑ 6 1
    14 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1L 10.098 ↓ 1 2
    15 31 エステバン・オコン ハース 1L 8.385 ↑ 6 1
    DNF 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル     ↓ 8 2
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン     ↑ 1 2
    DNF 18 ランス・ストロール アストンマーティン     ↑ 2  
    DNS 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン     ↓ 14  
    DNS 1 ランド・ノリス マクラーレン     ↓ 14  
    DNS 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ     ↓ 5  
    DNS 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ     - 0  
  • F1中国GP予選 19歳アントネッリが史上最年少ポール F1の歴史を塗り替える

    F1中国GP予選 19歳アントネッリが史上最年少ポール F1の歴史を塗り替える

    2026年F1中国GP予選は、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがポールポジションを獲得する歴史的な結果となった。ジョージ・ラッセルがトラブルに見舞われるなか、アントネッリは最後まで集中を切らさず1分32秒064を記録。19歳でグランプリ予選最速を成し遂げた。

    その後ろにはラッセル、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレールが続き、メルセデスとフェラーリが上位を占めた。

    一方でQ1ではウィリアムズ、アストンマーティン、キャデラックが苦戦し、Q2ではガブリエル・ボルトレトのスピンが明暗を分けた。決勝グリッドを争った流れを、重要局面ごとに振り返る。

    Q1は波乱の立ち上がり 路面変化で順位が激しく入れ替わる
    スプリント時よりも路面温度が大きく上がったなかで予選が始まり、各車のタイヤ選択と路面状況への適応が鍵となった。序盤はマクラーレンやアウディが上位に顔を出し、レッドブル勢やハミルトンも安泰とは言えない位置に置かれるなど、セッションは落ち着かない展開となった。

    終盤に向けて各車が新品ソフトでタイムを詰めると、順位は一気に入れ替わった。最後はカルロス・サインツJr.、アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタス、ランス・ストロール、セルジオ・ペレスがQ1敗退。ウィリアムズ、アストンマーティン、キャデラックはいずれも両車そろって最初の関門を突破できなかった。

    メルセデスとフェラーリが早くも主導権
    Q1終盤にはジョージ・ラッセルが1分33秒262を記録しトップに立ち、アントネッリもわずか0.043秒差で続いた。フェラーリ勢もハミルトン、ルクレールが上位に入り、ここまでの流れでもメルセデスとフェラーリが他を一歩リードしていることを印象づけた。

    マクラーレンは後方から着実にタイムをまとめ、レッドブル勢も苦しみながらQ2へ進出。スプリントで見えていた勢力図が、予選本番でも大きくは変わらないまま次のセッションへ持ち込まれた。

    Q2は0.005秒を争う接戦 ボルトレトのスピンが明暗を分ける
    Q2に入ると上位争いはさらに激しくなった。ラッセルが使用済みタイヤで好タイムを記録し、ルクレールがそれを上回るなど、メルセデスとフェラーリが目まぐるしく首位を入れ替える展開となった。アントネッリも中盤セクターをまとめてトップに浮上し、ポール争いへの存在感を強めた。

    その一方で、Q3進出ラインをめぐる争いは極端な僅差となった。終盤にはガブリエル・ボルトレトが最終コーナーでリアを失ってスピンし、イエローフラッグが発生。これが複数のドライバーのアタックに影響し、ニコ・ヒュルケンベルグは0.002秒差、フランコ・コラピントは0.005秒差で敗退した。エステバン・オコン、リアム・ローソン、アービッド・リンドブラッド、ボルトレトもここで姿を消した。

    Q3開始直後にラッセルが異変 メルセデスに大きな緊張
    ポールポジションを争うQ3では、開始直後にラッセルのマシンに異変が起きた。本人はQ2終了時点で違和感を訴えており、Q3ではコース上でストップ。無線では1速に固定されていると伝え、メルセデスにとっては一気に緊迫した空気となった。

    それでもラッセルはなんとかマシンをピットへ戻し、メルセデスは短時間で修復作業を敢行した。通常であればポール争いから脱落してもおかしくない状況だったが、チームは最後のアタックへ送り出すことに成功する。

    アントネッリが勝負の一周で記録更新
    ラッセルに問題が起きるなか、アントネッリは冷静だった。最初のアタックで1分32秒322を記録して基準タイムを作ると、セッション終盤にはさらに1分32秒064まで更新。これが最終的なポールタイムとなった。

    ノリスはセクター1で上回る場面を見せたものの届かず、ハミルトンは2番手、ルクレールは3番手につけた時点からさらに上積みできなかった。アントネッリは混乱した状況のなかでも自分のラップに集中し切り、決定的な一周をまとめ上げた。

    ラッセルはダメージを最小限に抑えてフロントロウ
    修復を終えたラッセルは、最後のアタックで自己ベストを並べながらもアントネッリには届かなかった。それでもトラブルの連続を考えれば2番手は価値の高い結果であり、本人もダメージリミテーションだったと振り返る内容だった。

    フロントウイング破損、ギアトラブル、バッテリーやタイヤ温度の不足といった問題を抱えながら、フロントロウを確保したことは、ラッセル個人とメルセデス双方にとって大きい。決勝ではアントネッリを追う立場となるが、勝負圏内に踏みとどまった意味は大きい。

    フェラーリが2列目独占 ハミルトンも手応え
    フェラーリはルイス・ハミルトンが3番手、シャルル・ルクレールが4番手に入り、2列目を独占した。ハミルトンは風の影響でラップをまとめるのが難しかったとしながらも、エンジニア陣がインターバルの間に良い仕事をしてくれたことでメルセデスに近づけたと語った。

    ポールとの差は0.351秒で、前戦より差を縮めたことも明るい材料だ。さらにハミルトンはルクレールをわずか0.013秒上回っており、フェラーリ勢がそろって高いレベルで並んだことも決勝への期待を高める材料となった。

    マクラーレンは5、6番手 レッドブル勢は苦戦残る
    マクラーレンはオスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが6番手。上位4台には及ばなかったが、決勝で前をうかがえる位置は確保した。ここまでの流れを見る限り、メルセデスとフェラーリの後ろからレースを組み立てる構図となる。

    レッドブル勢は苦戦が続き、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーは上位争いに割って入れなかった。それでもハジャーはQ3進出を果たしており、ベアマンやガスリーと並ぶ中団上位の一角として決勝を迎える。

    決勝は若きポールシッターを追う構図に
    予選を通して最も鮮烈な印象を残したのは、やはりアントネッリだった。スプリントではミスとペナルティで取りこぼしもあったが、この予選ではクリーンにまとめ切り、初のグランプリポールを史上最年少で獲得した。

    その背後には、トラブルを抱えながらも2番手をもぎ取ったラッセル、そして急速に差を縮めてきたフェラーリ勢が並ぶ。中国GP決勝は、若きポールシッターが初優勝へ踏み出すのか、それとも経験豊富な追撃勢がターン1から流れを変えるのかが大きな焦点となる。

    2026年のF1世界選手権 中国グランプリ アンドレア・キミ・アントネッリ

    2026年F1中国GP 予選 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    6.ランド・ノリス(マクラーレン)
    7.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    9.アイザック・ハジャー(レッドブル)
    10.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    12.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    13.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    16.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    20.バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    22.セルジオ・ペレス(キャデラック)

  • F1中国GP予選 結果・タイムシート アントネッリが初ポールポジション獲得

    F1中国GP予選 結果・タイムシート アントネッリが初ポールポジション獲得

    2026年F1中国GP 予選の結果・タイムシート。3月14日(土)に上海インターナショナル・サーキットで2026年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリ公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが21番手だった。

    ■ アントネッリが史上最年少ポール
    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分32秒064を記録し、チームメイトのジョージ・ラッセルを約0.2秒上回ってポールポジションを獲得。19歳のルーキーはF1史上最年少のグランプリポールシッターとなった。

    ■ トラブル抱えたラッセルが2番手確保
    ラッセルはQ2終盤にフロントウイング破損のトラブルを抱え、Q3でもマシンが停止するなど苦しい展開。それでも最後のアタックでフロントロウを確保し、メルセデスのワンツーに迫る2番手を獲得した。

    ■ フェラーリが2列目独占
    ルイス・ハミルトンが2番手からわずか0.351秒差の3番手、シャルル・ルクレールが4番手となりフェラーリが2列目を独占。スタートの強さを武器に決勝ではメルセデスにプレッシャーをかける展開が期待される。

    ■ マクラーレンは中団トップ
    オスカー・ピアストリがランド・ノリスを上回って5番手。両者はメルセデスとフェラーリには届かなかったが、後続との差は保っており中団の先頭ポジションを確保した。

    ■ 角田裕毅が上位争いに食い込む
    レッドブル・レーシングの角田裕毅は7番手につけ、ハースF1チームのオリバー・ベアマンを抑えてトップ10内に進出。決勝ではポイント圏内スタートとなる。

    ■ ガスリーとベアマンがQ3進出
    アルピーヌのピエール・ガスリーとハースF1チームのオリバー・ベアマンが中団勢としてQ3進出を果たした。スプリントに続き両チームの一発の速さが目立つ結果となった。

    ■ Q2は接戦 0.005秒差で明暗
    Q2ではわずかな差で順位が入れ替わる接戦となり、ニコ・ヒュルケンベルグが0.002秒差、フランコ・コラピントが0.005秒差でQ3進出を逃した。

    ■ ボルトレトのスピンが終盤に影響
    Q2終盤、ガブリエル・ボルトレトが最終コーナーでスピン。イエローフラッグが出たことで複数のドライバーがタイム更新のチャンスを失う展開となった。

    ■ ウィリアムズとアストンマーティンはQ1敗退
    Q1ではカルロス・サインツJr.、アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールらが敗退。ウィリアムズとアストンマーティンは両車が最初のセッションで姿を消す厳しい結果となった。

    中国グランプリ

    F1中国グランプリ 予選 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分33秒305 1分32秒443 1分32秒064
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分33秒262 1分32秒523 1分32秒286
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分33秒522 1分32秒567 1分32秒415
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒175 1分32秒486 1分32秒428
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分33秒590 1分33秒130 1分32秒550
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分33秒535 1分32秒910 1分32秒608
    7 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分33秒788 1分33秒003 1分32秒873
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分33秒417 1分33秒098 1分33秒002
    9 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分33秒632 1分33秒352 1分33秒121
    10 87 オリバー・ベアマン ハース 1分33秒687 1分33秒197 1分33秒292
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分34秒116 1分33秒354  
    12 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分33秒634 1分33秒357  
    13 31 エステバン・オコン ハース 1分33秒974 1分33秒538  
    14 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分34秒139 1分33秒765  
    15 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分33秒906 1分33秒784  
    16 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分33秒549 1分33秒965  
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分34秒317    
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒772    
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒203    
    20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分35秒436    
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分35秒995    
    22 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分35秒905    
  • 2026年F1中国GP予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが史上最年少ポール

    2026年F1中国GP予選Q3 アンドレア・キミ・アントネッリが史上最年少ポール

    上海インターナショナル・サーキットで行われた2026年F1第2戦中国GP予選はQ3で決着し、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがポールポジションを獲得した。ルーキーのアントネッリはチームメイトのジョージ・ラッセルを0.2秒上回り、F1史上最年少のポールシッターとなる快挙を達成した。

    予選序盤はメルセデスとフェラーリが主導権を握る展開となったが、Q3ではアントネッリが圧巻の走りを披露。1分32秒064のタイムを記録し、最後のアタックを残すライバルたちに大きなプレッシャーを与えた。

    アントネッリが圧巻のラップ ラッセルは逆転ならず
    アントネッリがベンチマークタイムを刻んだ後、各ドライバーが最終アタックへ。ルイス・ハミルトンが2番手、シャルル・ルクレールが3番手に入り、フェラーリ勢がメルセデスに迫った。

    ランド・ノリスはタイム更新を狙ったもののアントネッリのタイムには届かず4番手。オスカー・ピアストリもノリスに続き上位に入った。

    最後にアタックしたラッセルは第1セクターと第2セクターで自己ベストを記録し逆転が期待されたが、最終セクターでタイムを伸ばせず。アントネッリのポールタイムを更新することはできなかった。

    ラッセルはQ3でトラブル それでもフロントロウ
    ラッセルはQ3序盤にマシントラブルに見舞われた。Q2終了後に違和感を訴えており、Q3ではギアが1速から上がらない問題を無線で報告。一時はコース上で停止する場面もあり、メルセデスは急遽マシンのチェックを行うことになった。

    それでも終盤には再びコースへ戻り最後のアタックを敢行。ポール奪取には届かなかったものの、2番手でフロントロウを確保した。

    中国GP予選トップ10

    ■1位 アンドレア・キミ・アントネッリ
    ■2位 ジョージ・ラッセル
    ■3位 ルイス・ハミルトン
    ■4位 シャルル・ルクレール
    ■5位 オスカー・ピアストリ
    ■6位 ランド・ノリス
    ■7位 マックス・フェルスタッペン
    ■8位 アイザック・ハジャー
    ■9位 オリバー・ベアマン
    ■10位 ピエール・ガスリー

    メルセデス勢がフロントロウを独占する形となり、2026年シーズン序盤の勢力図を改めて印象付けた。一方、フェラーリはハミルトンとルクレールが2列目を確保。マクラーレン勢もトップ争いに迫る位置につけており、決勝では激しい戦いが予想される。