カテゴリー: F1レース結果

  • 2024年F1プレシーズンテスト1日目(午後):フェルスタッペンが再び最速

    2024年F1プレシーズンテスト1日目(午後):フェルスタッペンが再び最速

    2024年のF1プレシーズンテストが2月21日(水)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでスタートし、初日のセッションが終了した。

    午後の4時間のセッションでは1日を通して走行を行ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が再びタイムシートのトップに立った。

    グリッドで最大の進化を遂げたとも言えるレッドブル・RB20でマックス・フェルスタッペンは1分31秒662をマーク。2番手のランド・ノリス(マクラーレン)に0,822秒もの差をつけ、3番手のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に0.922秒差をつけ、テスト初日を独走した。

    4番手にはビザ・キャッシュアップRBのダニエル・リカルドがトップから1.065秒差で続き、5番手のアストンマーティンのランス・ストロールを0.280秒上回り、午前中に5番手タイムを記録した角田裕毅とともにVCARB 01で有望な初日を終えた。

    テストは明日22日(木)に2日目を迎え、初日と同じように午前と午後で4時間ずつのセッションが行われる。

    2024年F1プレシーズンテスト 1日目(午後) 結果・タイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分31秒344
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分32秒484
    3.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分32秒584
    4.ダニエル・リカルド(RB) – 1分32秒599
    5.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分32秒805
    6.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒007
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒247
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒385
    9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分33秒658
    10.周冠宇(ザウバー) – 1分33秒871
    11.ローガン・サージェント(ウィリアムズ) – 1分33秒882
    12.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分34秒109
    13.角田裕毅(RB) – 1分34秒136
    14.バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1分34秒431
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分34秒587
    16.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分34秒677
    17.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1分35秒692
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1分35秒906
    19.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    20.セルジオ・ペレス(レッドブル)

  • 大変貌レッドブル・RB20でフェルスタッペンが最速 RB・角田裕毅は5番手

    大変貌レッドブル・RB20でフェルスタッペンが最速 RB・角田裕毅は5番手

    2024年F1プレシーズンテストが2月21日(水)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでスタート。午前中に4時間のセッションが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムをマークした。

    2024年のF1世界選手権シーズンがいよいよスタート。3日間のプレシーズンテストが開幕戦バーレーングランプリの舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットで始まった。

    グラウンドエフェクトカーが導入されて3年目となる今年、F1界を震撼とさせたのが王者レッドブル・レーシング。昨年22戦中21勝という偉業を成し遂げたRB19からまさかのコンセプトを一新。

    いくつかのチームがリアサスペンションをプッシュロッドに変更するなど、前後サスペンションジオメトリーを含めて昨年までのレッドブルのコンセプトに収束していくなか、RB20はサイドポッド周りの冷却やエアフローを含めて、まったく異なるコンセプトに変更された。

    各チームが1台ずつのマシンで走行するプレシーズンテスト。例年、初日、しかも午前中はシステムチェックの意味合いが強かったが、テクニカルレギュレーションが安定しているせいか、データ取りのために多くの周回数が重ねられた。

    レッドブル・レーシングの午前中の走行を担当したマックス・フェルスタッペンは、走り出しから速さを見せ、66周を走行して1分32秒548のベストタイムをマーク。ロングランでも頭ひとつ抜けた速さをみせた。昨年までのコンセプトが頭打ちだと感じ、RB20でさらに向上を目指したのであれば、ライバルにとってはショッキングな滑り出しとなった。

    2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。トップとの差は0.699秒。SF-24は、目に見える空力コンセプトは、一発の速さが光っていた昨年マシンからの進化版となっている。午後からはカルロス・サインツがテストを引き継ぐ・

    3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。供給元のメルセデスと同じくリアサスペンションをプッシュロッドに変更したAMR24で午前中最多の77周を走り込んだ。午後からはランス・ストロールがテストを引き継ぐ。

    4番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ。フェラーリと同じく昨年からの正常進化のように見えるMCL38は、昨年のアストンマーティンから0.273秒差だった。午後からはランド・ノリスがテストを引き継ぐ。

    5番手は新生ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅。レッドブルRB19からリアサスペンションを含めたリアコンポーネントを引き継いだVCARB01で安定した走りをみせた。午後からはダニエル・リカルドがテストを引き継ぐ。

    6番手はメルセデスのジョージ・ラッセル。リアサスペンションを含めてコンセプトを一新されたW15は比較的静かなスタート。トップから1.682秒差だった。

    7番手はザウバーのバルテリ・ボッタス。比較的進化版ながら派手なカラーリング面で大きく変身したC44で周回を重ねた。午後からは周冠宇がテストを引き継ぐ。

    8番手はウィリアムズのアレクサンダー・アルボン。あえて、昨年のプルロッドのメルセデス製リアサスペンションを採用したFW46は、残り20分でコース上にストップした唯一のマシンとなった。午後からはローガン・サージェントがテストを引き継ぐ。

    9番手はアルピーヌのエステバン・オコン。ステアリング以外ほぼすべてを変更したA524の理解には時間がかかることをチームは公言している。午後からはピエール・ガスr-がテストを引き継ぐ。

    10番手はハースのケビン・マグヌッセン。小松礼雄新体制で昨年マシンを進化させたVF-24で最下位からの脱却を目指していく。午後からはニコ・ヒュルケンベルグがテストを引き継ぐ。

    プレシーズンテストは1時間のインターバルを挟んで日本時間21時から再び4時間のセッションが行われる。

    2024年F1プレシーズンテスト1回目 結果・タイム

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAPS
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分32秒548   66
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒247 0.699 64
    3 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒385 0.837 77
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分33秒658 1.110 57
    5 22 角田裕毅 RB 1分34秒136 1.588 64
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分34秒230 1.682 48
    7 77 バルテリ・ボッタス ザウバー 1分34秒431 1.883 68
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒587 2.039 40
    9 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1分34秒677 2.129 60
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分35秒692 3.144 66
    11 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ      
    12 3 ダニエル・リカルド RB      
    13 4 ランド・ノリス マクラーレン      
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ      
    15 11 セルジオ・ペレス レッドブル      
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン      
    17 24 周冠宇 ザウバー      
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース      
    19 44 ルイス・ハミルトン メルセデス      
    20 55 カルロス・サインツ フェラーリ      
  • 2024年F1プレシーズンテスト1日目(午前):フェルスタッペンが最速

    2024年F1プレシーズンテスト1日目(午前):フェルスタッペンが最速

    2024年のF1プレシーズンテストが2月21日(水)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでスタート。午前中の4時間のセッションでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムを記録した。

    グラウンドエフェクトカーでの3年目を迎える2024年のF1世界選手権の公式テストセッションがスタート。3日間のプレシーズンテストは去年よりも合計で1時間30分少なくなっている。

    初日、特に午前中は空力やシステムチェックの意味合いもあり、ラップタイムはまったく重要ではないが、それでもタイムシートは気になる指標だ。開幕戦バーレーングランプリの舞台となるサーキットでのテスト。参考までに2023年のバーレーンGPのポールタイムは、フェルスタッペンの1分29秒708。角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRB)は5番手タイムをマークした。

    2024F1プレシーズンテスト 1日目(午前) 結果・タイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒548
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒247
    3.バルテリ・ボッタス(ステーク) – 1分33秒385
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分33秒658
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分34秒136
    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分34秒230
    7.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分34秒431
    8.角田裕毅(RB) – 1分34秒587
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分34秒677
    10.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1分35秒692

  • 2023年F1シーズンの重要な瞬間:フェルスタッペンの3連覇と記録更新

    2023年F1シーズンの重要な瞬間:フェルスタッペンの3連覇と記録更新

    2023年F1シーズンは、記録更新、スペクタクルなレース、そして初開催のラスベガスGPと素晴らしいシーズンとなった。

    このスポーツの新たな章を閉じ、2024年シーズンが間近に迫っている今、昨年繰り広げられたすべての重要な瞬間を振り返る。マクラーレンの復調、リカルドのカムバック、レッドブルの完全な輝き…特別すべきことはたくさんあった。ここでは2023年シーズンの重要な瞬間を紹介する。

    アロンソとアストンマーティンの注目のスタート
    2023年シーズン序盤の話題といえば、フェルナンド・アロンソとアストンマーティンのパフォーマンスだろう。2度のワールドチャンピオンであるアロンソは、開幕から8レースで6回の表彰台を獲得し、アストンマーティンの前年を上回る驚異的なパフォーマンスにも助けられ、贅沢なレベルで活動していた。

    2023年F1:フェルナンド・アロンソアロンソはモナコでの2位を含め、開幕から8戦で6回の表彰台を獲得した。

    アロンソは、AMR23がレッドブルの最有力ライバルであることを認められ、アルピーヌからの移籍が大当たりしたと思ったに違いない。モナコGPで雨が降ったときにもっとうまく作戦を立てられていれば、レースでの勝利は十分に可能だったはずだ。だが、そのパフォーマンスはシーズンが進むにつれて衰えていった。

    他のマシンが向上し、アストンマーティンの相対的なパフォーマンスが低下したため、チームはコンストラクターズタイトルで5位に甘んじなければならなかった。しかし、それでも非常にポジティブな1年であり、アロンソは2023年を2012年以来のベストシーズンと呼んだ。

    メルセデスのバーレーンでのリアリティチェック
    近年は勝利に慣れ親しんできたメルセデスにとって、バーレーンGPは2022年の失策に続き、またもや大打撃となった。チームはW13の過ちを正すことを目標にこの年を迎えたが、当初は“ゼロサイドポッド”コンセプトに固執していたため、改良型W14にはほとんど期待が持てなかった。

    バーレーンで行われたあの日、メルセデスはレッドブル、フェラーリ、アストンマーティンの後塵を拝し、F1チーム代表のトト・ヴォルフは「レース史上最悪の日のひとつ」と称した。

    それ以来、チームはより慣れ親しんだコンセプトに回帰したものの、一貫性のないマシンに追いつくのは至難の業だ。ある週には表彰台争いに加わっていたドライバーたちが、次の週には順位を落とし、もっと印象的な言葉で表現されることもあった。

    しかし、2024年を目前に控えた今、ルイス・ハミルトンはチームには道しるべとするべき「北極星」があると信じている。チームの最新作が過去2回の苦闘の記憶を払拭できるかどうかは、時間が経てば分かるだろう。

    2023年F1:メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツコンストラクターズ選手権で2位を獲得したものの、メルセデスにとっては厳しいシーズンとなった。

    ペレスの予選敗退
    アゼルバイジャンGPの後、レッドブルのマシンが他を引き離していることは明らかだったが、少なくともマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの間でチャンピオンシップ争いが繰り広げられそうだった。

    特にペレスはバクーでスプリントを制し、マイアミでもフェルスタッペンが9番グリッドから奮起してチームメイトを抑えて優勝したにもかかわらず、この2人の争いは続いた。

    しかしその後、ペレスのタイトル争いは文字通り歯車が狂い始めた。まずモナコでは、Q1でクラッシュして20番グリッドに落ちた。マシンが引き上げられる際、RB19の見事なフロアを全世界が見る機会を与えた。

    ペレスは4戦連続でQ3を逃し、この失速がトレンドとなった。フェルスタッペンが圧倒的なリードを広げる中、リカバリードライブがポイント獲得の妨げとなった。

    このような予選での不調は1年を通して続いており、クリスチャン・ホーナーは2024年に向けてメキシコ人ドライバーが取り組むべきことについて、「彼は土曜日を解決しなければならない」と語っている。

    マクラーレンの驚異的な台頭
    アストンマーティンが2023年のストーリーの1つとしてスタートしたのに対し、マクラーレンは驚異的なパフォーマンスアップで彼らを退けた。オーストリアで導入され、シルバーストーンから両マシンに導入された注目のアップグレードは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを表彰台争いの常連へと押し上げた。

    そこから、彼らはしばしばレッドブルに最も近い挑戦者となり、コンストラクターズランキングで4位を獲得した。これは、マクラーレンが最初の8レースの週末でわずか3回しかポイントを獲得できなかった開幕当初は想像もできなかったことだ。

    結局、ノリスはこの年7回の表彰台(うち6回はP2)を獲得し、ピアストリは2回の表彰台とカタールでのスプリント優勝を果たした。2024年、ふたりがさらなるステップを踏み出すのか、多くの注目が集まっている。

    2023年F1:マクラーレンマクラーレンはシーズンを通してパフォーマンスにおいて驚くべき進歩を遂げた

    リカルドが復帰
    2023年に最もワイルドな走りをしたドライバーを1人挙げるとすれば、ダニエル・リカルドだろう。ピアストリに代わってマクラーレンのシートを失い、レッドブルのリザーブドライバーとして年明けを迎えたリカルドは、ニック・デ・フリースがうまくいかなくなると、すぐにアルファタウリに呼び戻された。

    レッドブルのRB19を駆ったリカルドのテストパフォーマンスは多くの人に感銘を与え、夏休み前の2レースでトラックを走ったリカルドは、レースが戻ってからもこの進歩を続けたいと熱望していた。

    しかし、ザントフォールトでのプラクティスでリカルドが同じようにクラッシュしてしまったピアストリを避けようとしてバリアに激突。その結果、手を骨折したリカルドはその後の5戦を欠場し、代わりにリアム・ローソンが起用された。

    ローソンはF1で彼自身、特に予選でフェルスタッペンをノックアウトしてポイントを獲得したシンガポールでの活躍が話題になったが、アルファタウリはすぐにリカルドと角田裕毅を2024年まで起用することを決めた。

    リカルドはオースティンからレースに復帰し、メキシコGPでアルファタウリの年間最高位となる7位入賞を果たした。

    アルピーヌの経営陣刷新
    トラックの外で最も騒がれたチームと言えるかもしれないアルピーヌは、2023年にチーム人事を大幅に刷新した。まず、ローラン・ロッシが“特別プロジェクト”に異動し、フィリップ・クリーフがアルピーヌ・ブランドのCEOに就任した。

    そしてベルギーGPを前に、チーム代表のオトマー・サフナウアーとスポーティングディレクターのアラン・パーメインがこの週末をもってチームを去るというニュースが飛び込んできた。また、パット・フライもウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーに就任するためチームを去り、ブルーノ・ファミンが暫定チーム代表に就任した。

    また、レーシング・エクスパンション・プロジェクト担当ディレクターのダビデ・ブリビオが、3年間チームに在籍した後、12月に退社している。

    しかし、チーム自体に混乱があった一方で、ハリウッド俳優のライアン・レイノルズ、NFLスターのパトリック・マホームズ、リヴァプールのディフェンダー、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ゴルフスターのロリー・マキロイなど、数多くのスター投資家が流入してきた。

    2023年F1:アルピーヌF1チームオトマー・サフナウアーとアラン・パーメインはベルギーGP後にアルピーヌを去った。

    フェルスタッペンが記録破りの10連勝
    おそらく、今年を特徴づけるイメージのひとつは、モンツァでの勝利で最多連勝記録を更新した後、3度の世界チャンピオンとなったマックス・フェルスタッペンが両手を高く掲げて背番号10の合図をしている姿だろう。

    これはフェルスタッペンとレッドブルがある意味で圧倒的なシーズンを送っていたことを示すものであり、2024年もフェルスタッペンがこの記録を更新する可能性は十分にある。

    もちろん、彼がまだその数字をさらに伸ばしていない唯一の理由は…

    サインツ、シンガポールでスムーズな作戦を展開
    レッドブルが今年唯一勝てなかったレースであり、フェルスタッペンが優勝を逃した3戦のうちの1戦でもある。RB19の唯一の弱点はシンガポールのストリートだったようで、その結果、慣れないトップ4が優勝争いを繰り広げた。

    最終的に勝利を手にしたのはカルロス・サインツで、彼は終盤にDRSを与えて2番手のノリスを巧みにアシストし、ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンのメルセデス勢の追撃をかわした。

    結局、ラッセルは最終ラップでクラッシュしてしまい、ハミルトンが3位となった。シンガポールはファンにとってはスリリングなフィニッシュとなり、スペイン人ドライバーにとっては実にスムーズな試合運びを見せた。

    フェルスタッペン、3度目のタイトル獲得
    2023年からはたくさんのストーリーが生まれたが、フェルスタッペンは間違いなくストーリーになるはずだ。あらゆる記録が塗り替えられたように見えるが、フェルスタッペンが3度目のタイトルを手にした瞬間から、彼は紛れもなくF1レジェンドとして数えられるようになった。

    3度のワールドチャンピオンに輝いた今、彼はアイルトン・セナ、ジャック・ブラバム、ジャッキー・スチュワート、ニキ・ラウダ、ネルソン・ピケといった名選手たちと肩を並べることができる。そして、26歳という若さには、まだまだ多くの可能性が秘められている。

    2023年F1:マックス・フェルスタッペンフェルスタッペンがカタールでのスプリントを終えて3度目のタイトルを決めた。

    ラスベガス
    ラスベガスは今年最高のレースのひとつであると同時に、他に類を見ないスペクタクルを生み出したイベントでもある。球体からストリップを駆け抜けるレース、エルビスにインスパイアされたレーシングスーツまで、F1のラスベガス復帰戦は華やかなショーケースを演出した。

    セレブリティはいたるところにいたが、F1のスタードライバーたちも絶好調だった。シャルル・ルクレールが後半にセルジオ・ペレスをパスしたのは、コース上でのアクションの見事な一例だ。

    このサーキット、そしてこの街には、まだまだF1の歴史が刻まれるはずだが、それは確かに衝撃的に始まりとなった。

  • F1パワーランキング:2023年のF1世界選手権 最終結果

    F1パワーランキング:2023年のF1世界選手権 最終結果

    アブダビグランプリでの最終戦を終え、Formula1.comが2023年のF1世界選手権におけるF1パワーランキングの最終結果を発表した。

    2023年F1シーズンは、マックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシングが席巻。22戦中21勝を挙げ、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権を連覇。フェルスタッペンは19勝、通算54勝目を挙げて、3度目のF1ワールドチャンピオン獲得となった。

    ドライバーたちが冬休みに向かう中、Formula1.conは今年のF1パワーランキングの最終順位を振り返った。F1パワーランキングは、Formula1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    今年はフェルスタッペンにとって記録破りの年であり、他のライバルたちの基準となり続け、3年連続のドライバーズタイトルを獲得した。実際、彼は最初から最後まで支配していたので、それが疑われることはほとんどなかった。フェルスタッペンは今年19勝を挙げ、シーズン1,000周以上をリードした最初のドライバーとなり、10連勝という最多記録を打ち立てた。また、アルベルト・アスカリが持つ71年ぶりのシーズン最高勝率記録(86.36%)も更新した。まさに唯一無二のシーズンだった。

    2.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ハミルトンは2年連続で勝利から見放されたが、それは努力やスキルの不足のためではない。たとえ勝利がなかったとしても、ハミルトンがいまだ絶好調であることは明らかだ。決して得意とはいえないマシンから最大限の力を引き出したのだから。ハンガリーGPでは見事なラップでポールポジションを獲得し、6度の表彰台に上った。ハミルトンのドライビングは素晴らしく、いくつかのレースでは優勝の可能性もあったが、十分ではなかった。しかし、もし彼が競争するために必要なマシンを手に入れれば、7度のチャンピオンが戦いに挑むことは明らかだ。

    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    今年、ノリスがトップ争いを繰り広げるのを見るのは素晴らしいものだった。ノリスはフィールドの最先端で戦えるマシンを与えられたときに何ができるかを示し、夏休み明けに5回の表彰台を含む7回の表彰台フィニッシュを達成した。予選ではポールポジションのチャンスを失ったと公言しながらも、決勝では常に向上し続けるレース技術を示し、その悔しさを晴らす走りを見せた。今後何年にもわたって確実に優勝候補となるだろう。

    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    アロンソは今季を2012年と並んでF1でのベストシーズンと語り、835年と836年の2度のチャンピオン獲得よりも良かったと評価した。アロンソとアストンマーティンは開幕当初、レッドブルに最も近い挑戦者としてパドックに衝撃を与えたのだから、彼に異論を唱えるのは難しい。アロンソは今年8回の表彰台を獲得し、そのうちの6回は開幕から8レースでのものだった。残念ながらアストンマーティンの挑戦は中盤に後退したが、シーズン終盤にはアロンソとともにベストの状態に近づいたようだ。もしこれが来るべき事態の兆しだとしたら、2024年が待ち遠しい。

    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    2023年シーズンを振り返るとき、アルボンのパフォーマンスによって生じる疑問は、彼以上にマシンから多くのものを引き出せた選手がいるだろうかということだ。彼は常にFW45をドライブし続け、マシンが適さないトラックでもポイントを獲得した。今年の彼のハイライトは、カナダGPで7位入賞を果たした卓越したディフェンスと、ザントフォールトでの予選4位だ。しかし、全体的に見れば、アルボンのワールドクラスのシーズンとなった。彼が今季28ポイント中27ポイントを獲得し、ランキング7位につけたことにウィリアムズは非常に感謝しているだろう。

    6.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    ルクレールは今季、チャンピオン争いに加わることを望んでいたが、フェラーリは今年、レッドブルに挑戦できるようなマシンを作っていなかった。しかし、それでもルクレールは絶好調であり、それをシーズンを通じて何度も示した。1周にわたって彼は本当に特別で、バクーからスタートしてスプリントとレースの両方でポールポジションを獲得した。しかし、シーズン終盤の数週間は本当に輝いていた。ポールポジション3回、表彰台3回を含む5戦連続でフロントロウを獲得した。

    7.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ラッセルは今季を「過去最悪のシーズン」と評している。メルセデス移籍1年目のような安定した成績を残せず、スペインとアブダビで2回の表彰台に上っただけだったからだ。とはいえ、それでも彼はシーズンを通して素晴らしいペースを見せた。また、シーズン最終戦ではチャンピオンシップで2位を確定させるためにチームが最も彼を必要としていたときに、その実力を見せつけた。その結果、ラッセルはランキング8位でシーズンを終えることができ、同時に2024年に彼に期待できることを予感させることができた。

    8.カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)
    2023年、サインツはシンガポールで見事な勝利を収め、レッドブルの全レース優勝を阻止したドライバーとして歴史に刻まれるだろう。この勝利はスペイン人ドライバーにとって、特に好調だったシーズンのハイライトとなり、ベストと戦うためのペースとレースクラフトを持っていることを示した。同様に印象的だったのは、フェラーリにペースがなかった時期に見せた一貫性だ。他のマシンが速く、表彰台を獲得しているときでも、彼は常に最大限の結果を残していた。こうした結果がフェラーリを支え、サインツは2024年をより良いものにするための足がかりとなることを望んでいる。

    9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ピアストリは史上最高のルーキーシーズンの一つを過ごした。おそらく837年のハミルトン以来最高のシーズンを過ごし、日本とカタールで2度の表彰台を獲得し、スプリントポールポジションと勝利も記録した。しかし、ピアストリについて審査員たちが最も感心したのは、彼が1年を通して見せた成長ぶりだった。また、彼はほとんどミスをしなかったよう見え、カレンダーの多くのトラックを走ったことがなかったことを考えれば、なおさら印象的だった。このオーストラリア人ドライバーの今後が楽しみでならない。

    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    ピエール・ガスリーのアルピーヌでの初シーズンは、ザントフォールトでの表彰台を筆頭に、非常に好調だった。しかし、夏休み前にトップ10フィニッシュを6回達成したとはいえ、まだ新しい環境に慣れていないことを認めたように、すべてが簡単だったわけではない。その後、1カ月の中断を経てガスリーのパフォーマンスは新たなレベルに達し、結果には表れなかったものの、ハイレベルなドライビングを披露した。ラスベガスでの予選5位は非常に印象的で、オースティンでの6位、ブラジルでの7位も同様だった。アルピーヌでの生活にはとてもいいスタートだった。

    2023年のF1世界選手権

  • F1パワーランキング:2023年第23戦アブダビGP 角田裕毅3位選出

    F1パワーランキング:2023年第23戦アブダビGP 角田裕毅3位選出

    Formula1.comが2023年F1第23戦アブダビGP終了後のF1パワーランキングを発表。

    マックス・フェルスタッペンが、アブダビGPでのさらなる勝利で歴史的なチャンピオン獲得シーズンを締めくくった。彼は今年最後のトップ10入りを果たし、角田裕毅が3位に選出。審査員は他に誰が彼の仲間に加わるに値すると考えるだろうか?

    F1パワーランキングは、Formula1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    フェルスタッペンは本当に素晴らしいシーズンを締めくくった。今年何度もやってのけたこと、つまり、ライバルたちが追い上げを見せるなか、グリッド上のスタンダードを作り上げた。結果だけを見れば簡単だったと言えるが、今回もフェルスタッペンは予選で終始プッシュされ続けた。見事なラップでポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、レーススタートでシャルル・ルクレールを抑え込むと、もう止めることはできなかった。

    2.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    過去5レースでフロントローからスタートし、オースティン、メキシコ、ラスベガスの3レースでポールポジションを獲得したルクレールほど、シーズン終盤の数週間でいい走りをしたドライバーはいないだろう。アブダビで印象的だったのは、フェラーリが予選を通じて苦戦していたにもかかわらず、いつものうに、必要なときに傑出したラップを出したことだ。レースはさらに素晴らしく、スクーデリア・フェラーリがランキング2位につけるよう全力を尽くしたが、十分ではなかった。

    3.角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
    角田裕毅は今年アルファタウリで目覚ましい活躍をし、シーズンを通して大きな前進を遂げた。アルファタウリがチャンピオンシップ7位でウィリアムズに7ポイント差を付けられている中、日本人ドライバーはイタリアチームの目標達成に全力を尽くした。彼は予選で素晴らしい成績を収め、6位スタートでフィールドのシャープエンドで上位争いを展開した。アルファタウリはワンストップ戦略を選択したが、それはうまくいかず、8位に終わった。目標には届かなかったが、個人的な観点からすれば、彼にとって素晴らしいシーズンの終わり方だった。

    4.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ラッセルが望んでいたような1年ではなかったが、冬に向かう方法があるとすれば、これがその方法だった。メルセデスがフェラーリとランキング2位を争っている中、ラッセルはチーム2位の座を確保するために持ち前の実力を発揮して、チームの2位を確保した。予選では4番手につけ、最終的には表彰台圏内まで追い上げた。ルクレールの妨害戦術に最後には少しヒヤヒヤするところもあったが、今季2つ目のトロフィーを手にするためにやるべきことをやった。

    5.フェルアンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    今シーズンは8回の表彰台を獲得したアロンソはレース後、2012年シーズンと並んでF1で最高の年だったと語った。2度のワールドチャンピオンであるアロンソがアブダビで素晴らしい走りを見せたことに異論はないだろう。予選は7番手で、表彰台に上るほどのペースはなかったものの、狡猾さではベストを尽くしていた。ルイス・ハミルトンを抑え、角田裕毅をオーバーテイクして7位を獲得した。印象的な1年の締めくくりとなった。

    6.ランド・ノリス(マクラーレン)
    Q3でのノリスのファイナルラップは、F1におけるマージンがいかに小さいかを物語っている。最終セクターの2つのコーナーを決めていればポールポジションが得られたかもしれなかった。もしそうなっていたら、日曜日の夕方に何が起きていたかは誰にもわからない。スタートでは素晴らしいペースを見せ、ルクレールを押しのけて3番手に浮上。しかしピットストップが遅かったためラッセルに先行され、その後ペレスが接触して抜き返されたため、ノリスは5位でフィニッシュした。

    7.セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)
    Q3でタイムを抹消され、9番手からのレースを余儀なくされたペレスにとっては、what ifsの週末となった。彼は素晴らしい仕事をしてフィールドを通過したが、ノリスとの衝突による5秒のペナルティにはフラストレーションを残した。注目を集めたのは、ハードタイヤで最初のスティントを延長し、その後、新しいラバーでのペースを利用してレース後半に表彰台争いに躍り出る彼の素晴らしい能力だった。ルクレールが戦術的にスルーした後、彼は2位に終わり、ペナルティがなければ今年10個目のトロフィーを獲得できていただろう。

    8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ピアストリにとって今年は素晴らしいルーキーイヤーで、マクラーレンが必要なときに再び輝きを放った。土曜日の彼は素晴らしいパフォーマンスを見せ、週末を通じて着実にペースを上げ、必要な場面でベストラップを記録して予選3位につけるなど、素晴らしい走りを見せた。しかし、残念ながら決勝ではペースが上がらず、チームメイトのノリス、ラッセル、ペレスに敗れた。それでも6位という結果は、素晴らしいキャンペーンを締めくくるにふさわしいものであり、今後の活躍に期待を抱かせるものだった。

    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)
    アルボンはウィリアムズにとって素晴らしい一年を過ごした。結果は14位に過ぎないが、アブダビでの彼のパフォーマンスを見れば、FW45の能力をすべて引き出して、いかに素晴らしいパフォーマンスを見せたかがわかるだろう。レース序盤は14番手から18番手まで順位を下げたが、最初のスティントをハードタイヤで走ったことで見事な復活を遂げた。その結果、レース終盤に巻き返す力を得たが、時間が足りなかった。

    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    このレースで素晴らしかったのは、オープニングラップでガスリーがハミルトン、ペレスと並んでターン6でダブルオーバーテイクを決めたことだ。残念ながら、ペレスとハミルトンがレース中にマシンのリアに接触し、彼を劣勢に立たせた。彼はまた、ピットでハミルトンとエステバン・オコンに順位を下げたことにもイライラしていたが、それでも、自分が負っていたダメージを考えると、できることはあまりなかった。彼が序盤に示したペースを考えれば、もしダメージが避けられていれば彼の一日がどう展開するかを見るのは興味深いことだったろう。

    惜しくも圏外
    ランス・ストロールは僅差でトップ10入りを逃したが、競争の激しいレースを走り10位でフィニッシュした。ダニエル・リカルドの終盤の攻撃を抑えて最終ポイントを獲得したカナダ人選手は、今年の締めくくりにまたしても良いパフォーマンスを見せた。

    2023年 F1 アブダビGP

  • F1アブダビテスト:エステバン・オコン最速 岩佐歩夢は白煙を上げ終了

    F1アブダビテスト:エステバン・オコン最速 岩佐歩夢は白煙を上げ終了

    2023年F1シーズンを締めくくるアブダビポストシーズンテストがヤス・マリーナ・サーキットで11月28日(火)に行われ、エステバン・オコン(アルピーヌ)がタイムシートのトップに立った。

    最終戦F1アブダビGPが日曜日に終了した後、チームはヤス・マリーナ・サーキットに残って今年最後となる公式テストに臨んだ。各チームは1台を有効なF1スーパーライセンスを持つドライバーでピレリのタイヤテスト、もう1台を出走回数が2戦以下のルーキードライバーと2台を走らせ、総勢25名のドライバーが参加した。

    エステバン・オコンは残り1時間でタイムシートのトップに立ち、残り44分でタイムを出しパト・オワード(マクラーレン)やセッション終盤に3番手に浮上したフレデリック・ベスティ(メルセデスの)よりもコンマ3秒弱速いタイムを記録した。

    セルジオ・ペレスは4番手で、先週末シャルル・ルクレールがドライブしたマシンを駆ったカルロス・サインツ(フェラーリ)よりコンマ1秒短かった。チームは、先週末のアブダビグランプリでサインツのマシンがトラブルに見舞われたことへの対応ではなく、アブダビに向かう前に計画されたものだと説明している。

    奇妙な赤旗
    ドクターヘリを待つためにテスト開始が25分遅れ、走行が始まってから36分が経過したところで最初の赤旗が提示された。これはターン13と14の間で発生した「水漏れ」によるものだった。これは、Wホテルとつながっているトラックを横切る橋から発生したものだった。この水漏れは水だけでなく、油性の物質も含まれていたため、清掃のために24分間の中断を余儀なくされた。

    F1 アブダビテスト 奇妙な赤旗

    ラッセルがクラッシュ
    この日2度目の赤旗は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がターン6でクラッシュしたことによって引き起こされた。右フロントにダメージを負ったラッセルのマシンが回収されるまで25分の中断を余儀なくされた。チームはこれを「マシンの不具合によるアクシデント」と説明し、ラッセルの1日はわずか58周の走行で早々に幕を閉じた。

    レッドブルのジェイク・デニスは午後の半ばにターン12の左コーナーでスピンを喫したが、回復できたためセッションは中断されず、ウィリアムズのザック・オサリバンも残り77分の時点でターン1でスピンを喫した。

    残り37分には、岩佐歩夢が最終コーナーで煙を上げてストップし、3度目の赤旗が提示された。

    F1 アブダビテスト ラッセルのクラッシュ

    タイヤテスト
    通常、ポストシーズンテストでのタイヤテストでは、各チームが2024年用の新スペックラバーを使用する。しかし、来年使用されるピレリタイヤは、コンパウンドも構造も今年のものと同一となる。

    競技規則では、タイヤテスト車両は、タイヤテストカーは過去2年間のテスト期間中に1回のレース週末で使用された仕様で走らなければならないと定められている。つまり、10チームすべてが2023年型マシンを走らせたことになる。

    フェラーリ、アストンマーティン、ウィリアムズ、アルファタウリの4チームがタイヤテストカーに2人のドライバーを乗せた。レッドブル(ペレス)、メルセデス(ラッセル)、マクラーレン(オスカー・ピアストリ)、アルファロメオ(周冠宇)、アルピーヌ(オコン)はレースドライバーを1人だけ起用し、ハースはF1リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディを起用した。

    F1 アブダビテスト ペレスの実験日

    ペレスの実験日
    ペレスは終日レッドブルRB19をテストし、117周を走破した。タイヤテストの価値は限られているため、事実上、ペレスにとっては2023年の苦戦を経てセットアップやドライビングスタイルを試す機会となった。

    ペレスはレッドブルのファクトリーで3日間、シミュレーターに乗り、エンジニアたちと話し合いながら調子の低迷を食い止めようと努め、比較的順調にシーズンを終えた。そのため、グランプリの週末以外で年末に1日テストを行うチャンスは、2024年に向けてそれを積み重ねるための重要な機会となった。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはランス・ストロールと分担し、37周の走行で終えた。

    F1 アブダビテスト オワードがヤングドライバーのペースをセット

    オワードがヤングドライバーのペースをセット
    インディカーのエースであり、2024年マクラーレンのリザーブドライバーであるオワードは「ヤングドライバー」の中で最速となる2番手に入り、先週金曜日のFP1での走りをさらに発展させるチャンスを得たことを明らかに楽しんでいた。彼は幅広いランプランを経験し、マシンに対する自信をさらに高いレベルに高めることができた。

    「今日のランプランは、すべてを少しずつ詰め込んだものでした」とオワードは語った。「103周を走ったけど、午前中は73周かそこらだった。連続周回でクールダウンはあまりなかった」

    「レースディスタンスをフルに走ったのは初めてのことでした。タイヤデグでマシンの状態を実際に読み、プッシュして、リアとフロントをロックさせるとどうなるか、リヤを失うとどうなるか、ダウンフォースはもっと必要なのかなどを経験した。これらすべてを合計すると、かなりのラップタイムが得られる」

    「これらのクルマは非常に能力が高いので、ラップタイムを引き出すにはその自信が必要だ。午後に低燃料で走行したとき、高燃料や中燃料と比較してマシンの攻め方に大きな違いがあったし、とにかくコミットメントと自信が必要だ」

    「信じられない気分だ。とにかくマシーンだ」

    2台目のメルセデスに乗ったFIA F2で2位のベスティはオワードよりわずか0.017秒遅かったが、アルピーヌのジャック・ドゥーハンはヤングドライバーの中で3番目に速い7番手に入り、フェラーリのロバート・シュワルツマンをわずかに上回った。

    新たにF2チャンピオンに輝いたテオ・プルシェールは、序盤のトラブルでアルファロメオの100周の壁に届かず、11番手で終えたに。

    F1 アブダビテスト 岩佐歩夢

    アルファタウリとウィリアムズでF1テストデビュー
    アルファタウリの岩佐歩夢とウィリアムズのフランコ・コラピントという2人のドライバーがヤングドライバーテストカーでF1テストデビューを果たした。

    コラピントは65周を周回してその日を22番手(午前中8番手)で終えたが、その後ウィリアムズドライバーアカデミーのメンバーであるザック・オサリバンにクルマを引き渡した。オサリバンは先週金曜日のFP1で初めてクルマを味わってから最後の3時間半を走った。

    2023年のF2で4位となり、来年はTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦する岩佐歩夢は15番手。96周を周回して、前述のマシントラブルでこの日は早めに終了した。

    2023年 F1 アブダビポストシーズンテスト

    順位 区分 ドライバー チーム TIME LAP
    1 TT エステバン・オコン アルピーヌ 1分24秒393 110
    2 YDT パト・オワード マクラーレン 1分24秒662 103
    3 YDT フレデリック・ベスティ メルセデス 1分24秒679 106
    4 TT セルジオ・ペレス レッドブル 1分24秒715 117
    5 TT カルロス・サインツ フェラーリ 1分24秒799 69
    6 TT フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分24秒827 36
    7 YDT ジャック・ドゥーハン アルピーヌ 1分25秒038 107
    8 YDT ロバート・シュワルツマン フェラーリ 1分25秒050 123
    8 TT ローガン・サージェント ウィリアムズ 1分25秒263 55
    10 TT シャルル・ルクレール フェラーリ 1分25秒371 65
    11 YDT テオ・プルシェール アルファロメオ 1分25秒424 96
    12 YDT フェリペ・ドルゴビッチ アストンマーティン 1分25秒554 123
    13 TT 角田裕毅 アルファタウリ 1分25秒570 58
    14 YDT ジェイク・デニス レッドブル 1分25秒666 124
    15 YDT 岩佐歩夢 アルファタウリ 1分25秒753 95
    16 YDT オリバー・ベアマン ハース 1分25秒779 110
    17 YDT ザック・オサリバン ウィリアムズ 1分25秒842 50
    18 TT オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分25秒930 123
    19 TT ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1分25秒940 130
    20 TT ジョージ・ラッセル メルセデス 1分26秒283 58
    21 TT ランス・ストロール アストンマーティン 1分26秒681 50
    22 YDT フランコ・コラピント ウィリアムズ 1分26秒832 65
    23 TT ダニエル・リカルド アルファタウリ 1分26秒965 55
    24 TT 周冠宇 アルファロメオ 1分27秒387 105
    25 TT アレックス・アルボン ウィリアムズ 1分27秒824 51
  • 2023年 F1アブダビテスト 結果速報: 角田裕毅13番手 岩佐歩夢15番手

    2023年 F1アブダビテスト 結果速報: 角田裕毅13番手 岩佐歩夢15番手

    2023年F1アブダビポストシーズンテストが11月28日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、スクーデリア・アルファタウリは日本人ドライバー2人が共演を果たし、角田裕毅が13番手、岩佐歩夢が15番手でテストを終えた。

    各チームは2台のマシンを走らせ、1台は有効なF1スーパーライセンスを持つドライバーが運転するピレリのタイヤテストを実施し、もう1台はグランプリの出走回数が2回以下のヤングドライバーが走らせ、総勢25名のドライバーが参加した。

    トップタイムを記録したのはエステバン・オコン(アルピーヌ)。2番手にはパト・オワード(マクラーレン)、3番手にはフレデリック・ベスティ(メルセデス)とヤングドライバーテスト勢が続いた。

    スクーデリア・アルファタウリのの午後のピレリテストを担当した角田裕毅は13番手、ヤングドライバーテストで初めてのF1マシン走行で丸一日ドライブした岩佐歩夢は95周目にマシンが白煙をあげてストップ。この日最後の赤旗を出し、15番手タイムで早めにセッションを終えた。

    F1 アブダビ ポストシーズンテスト 結果速報

    1.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分24秒393(110周)
    2.パト・オワード(マクラーレン) – 1分24秒662(103周)
    3.フレデリック・ベスティ(メルセデス) – 1分24秒679(106周)
    4.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分24秒715(117周)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分24秒799(69周)
    6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分24秒827(36周)
    7.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) – 1分25秒038(107周)
    8.ロバート・シュワルツマン(フェラーリ) – 1分25秒050(123周)
    9.ローガン・サージェント(ウィリアムズ) – 1分25秒263(55周)
    10.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分25秒371(65周)
    11.テオ・プルシェール(アルファロメオ) – 1分25秒424(96周)
    12.フェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティン) – 1分25秒554(123周)
    13.角田裕毅(アルファタウリ) – 1分25秒570(58周)
    14.ジェイク・デニス(レッドブル) – 1分25秒666(124周)
    15.岩佐歩夢(アルファタウリ) – 1分25秒753(95周)
    16.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分25秒779(110周)
    17.ザック・オサリバン(ウィリアムズ) – 1分25秒842(50周)
    18.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分25秒930(123周)
    19.ピエトロ・フィッティパルディ(ハース) – 1分25秒940(130周)
    20.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分26秒283(58周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分26秒681(50周)
    22.フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1分26秒832(65周)
    23.ダニエル・リカルド(アルファタウリ) – 1分26秒965(55周)
    24.周冠宇(アルファロメオ) – 1分27秒387(105周)
    25.アレックス・アルボン(ウィリアムズ) – 1分27秒824(51周)

  • 2023年 F1アブダビテスト 結果(午前):岩佐歩夢は20番手

    2023年 F1アブダビテスト 結果(午前):岩佐歩夢は20番手

    2023年 F1アブダビポストシーズンテストが11月28日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、午前中の4時間のセッションでカルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。

    最終戦F1アブダビGPが日曜日に終了した後、チームはヤス・マリーナ・サーキットに残って今年最後の公式テストとなるポストシーズンテストを実施。ピレリのタイヤのテストが目的であり、各チームは1台をレースドライバー、もう1台を出走回数が2戦以下のルーキードライバー用に2台を走らせている。

    通常であれば、2024年にチームを移籍するドライバーやF1デビューを果たすドライバーにとって新チームのF1マシンで走行しながら環境に慣れる初めての機会となるが、現時点で去就が決まっていないローガン・サージェント以外、来年もグリッドに変化はない。また、2024年はC0の廃止以外、コンパウンドは同じであるため、新しいタイヤノテストはない。

    レースドライバーには10セット(C1×1、C2×1、C3×3、C4×3、C5×2)、ルーキードライバーには8セット(C3×2、C4×4、C5×2)と異なる数の2023年タイヤが割り当てられる。

    午前中のトップタイムを記録したのはカルロス・サインツ(フェラーリ)。39周を走行して1分24秒799をマーク。2番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。

    ルーキートップは4番手につけたフェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティン)で1分26秒265をマーク。8番手につけた18歳F1初走行のフランコ・コピラント(ウィリアムズ)が印象的だ。

    アルファタウリのルーキ―枠で参加している岩佐歩夢は、F1マシン初走行で30周を走行して1分30秒538で20番手だった。

    2023年 F1アブダビテスト 結果(午前)

    1.カルロス・サインツ(フェラーリ) 1分24秒799 – 39周
    2.セルジオ・ペレス(レッドブル) 1分25秒724 – 32周
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 1分25秒930 – 40周
    4.フェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティン) 1分26秒265 – 36周
    5.ロバート・シュワルツマン(レッドブル) 1分26秒267 – 38周
    6.ジェイク・デニス(レッドブル) 1分26秒520 – 37周
    7.パト・オワード(マクラーレン) 1分26秒623 – 55周
    8.フランコ・コピラント(ウィリアムズ) 1分26秒832 – 42周
    9.オリバー・ベアマン(ハース) 1分26秒928 – 33周
    10.エステバン・オコン(アルピーヌ) 1分26秒958 – 44周
    11.ダニエル・リカルド(アルファツリ) 1分26秒965 – 32周
    12.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) 1分27秒176 – 41周
    13.ピエトロ・フィッティパルディ(ハース) 1分27秒368 – 48周
    14.テオ・プルシェール(アルファロメオ) 1分27秒783 – 12周
    15.フレデリック・ベスティ(メルセデス) 1分27秒785 – 40周
    16.ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1分28秒300 – 33周
    17.周冠宇(アルファロメオ) 1分27秒747 – 32周
    18.アレックス・アルボン(ウィリアムズ) 1分29秒541 – 36周
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン) 1分30秒472 – 20周
    20.岩佐歩夢(アルファタウリ) 1分30秒538 – 30周

    F1アブダビテストは、現地時間18時(日本j時間23時)まで行われる。

  • 2023年 F1ポイントランキング (最終戦アブダビGP終了時点)

    2023年 F1ポイントランキング (最終戦アブダビGP終了時点)

    2023年F1第23戦アブダビGPが行われ、全日程が終了。2023年のF1世界選手権のドライバーズチャンピオンシップおよびコンストラクターズチャンピオンシップが確定した。

    アブダビグランプリでは、2023年のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが今季19勝目。ランキング2位のセルジオ・ペレスの2倍以上となる575ポイントという驚異的な数字でシーズンを終えた。

    決着がついていなかったドライバーズランキング4位争いはフェルナンド・アロンソが同ポイントながら、最高成績の差でシャルル・ルクレールを抑えて勝利。6位にランド・ノリス、最終戦をリタイアで終えたカルロス・サインツは7位という結果となった。角田裕毅はランキング14位。

    コンストラクターズランキングでは、メルセデスがフェラーリからの追撃を抑え、3ポイント差でランキング2位を獲得。4位のマクラーレンと5位のアストンマーティンとの差は22ポイントとなった。また、ランキング7位はウィリアムズ、アルファタウルは3ポイント及ばず8位。ハースF1チームが12位ポイントで最下位。王者レッドブルとの差は848ポイント。

    2023年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 575
    2.セルジオ・ペレス レッドブル) – 285
    3.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 234
    4.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – 206
    5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 206
    6.ランド・ノリス (マクラーレン) – 205
    7.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 20
    8.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 160
    9.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – 97
    11.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 74
    10.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – 62
    12.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 58
    13.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 27
    14.角田裕毅 (アルファタウリ) – 17
    15.バルテリ・ボッタス (アルファロメオ) – 10
    15.ニコ・ヒュルケンベルグ (ハース) – 9
    17.ダニエル・リカルド (アルファタウリ) – 6
    18.周冠宇 (アルファロメオ) – 6
    19.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 3
    20.リアム・ローソン (アルファタウリ) – 2
    21.ローガン・サージェント (ウィリアムズ) – 1
    22.ニック・デ・フリース (アルファタウリ) – 0

    2023年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 860
    2.メルセデス – 409
    3.フェラーリ – 406
    4.マクラーレン – 302
    5.アストンマーティン – 280
    6.アルピーヌ – 120
    7.ウィリアムズ – 28
    8.アルファタウリ – 25
    9.アルファロメオ – 16
    10.ハース – 12

    F1 アブダビグランプリ