カテゴリー: ルノーF1チーム

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルドとの戦いには将来がかかっている」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルドとの戦いには将来がかかっている」

    ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、今年チームメートとして迎えるダニエル・リカルドとの戦いを楽しみにしていると語る。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、F1のなかでも堅実で信頼性のあるパフォーマンスを評価されている。しかし、F1で8シーズンを過ごし、156戦を戦った今でも表彰台に上がれておらず、表彰台未登壇記録という不名誉な記録を更新し続けている。

    2017年にニコ・ヒュルケンベルグと契約したルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ヒュルケンベルグが「非常に過小評価されている」と主張している。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、すでにF1トップドライバーの地位を確立しているダニエル・リカルドがチームメートとして加入することは自分にとってチャンスでもあると考えている。

    「ひとつ間違いないことは、ダニエルとであれば退屈することはないということだ」とニコ・ヒュルケンベルグは Speedweek にコメント。

    「もちろん、F1レースで優勝した経験のあるドライバーと戦うのは素晴らしい挑戦だし、どのような展開となるのかとても楽しみにしている」

    「このスポーツでの僕の将来がその戦いの結果にかかってくると思っている、もちろんダニエルは僕にとって判断基準になる。でも、僕はリラックスしている。自分にどれくらいの力があるのかわかっているし、全力を尽くすつもりだ」

    「リカルドを相手にするのが簡単ではないことはわかっている。彼は速いし、頭もいい。経験もある。彼は素晴らしいドライバーになるために必要なすべてを兼ね備えている」

    「彼と戦うには無心で臨む必要があるだろう。でも、僕には隠れる必要などないと思っている」

  • 【動画】 ルノーF1チーム、R.S.19をシェイクダウン

    【動画】 ルノーF1チーム、R.S.19をシェイクダウン

    ルノーF1チームは、R.S.19のシェイクダウンを実施。ダニエル・リカルドがルノーデビューを果たした。

    ルノーF1チームは今週12日(火)にエンストンで2019年F1マシン『R.S.19』を発表したが、公開されたマシンは2018年F1マシンをベースとしてショーカーであり、パーツの生産の遅れによって土曜日に計画しているシェイクダウンをキャンセルする可能性を示唆していた。

    「少しだけ秘密を共有すれば、我々は土曜日にフィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施することになっている。それが実施されるかどうかは我々の口からは言えない」とマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは発表会でコメント。

    「二人のドライバーがいるので、一緒にコーヒーを飲みながら話したいのであれば、彼らはそこにいるだろう。モーターホームとコーヒーマシンは機能しているはずだ。それは100%確実だ!」

    しかし、ルノーF1チームは2月16日(土)にソーシャルメディアでダニエル・リカルドがバルセロナのガレージを離れてR.S.19のシェイクダウンを開始する動画を公開。新型F1パワーユニット『E-Tech 19』をコース上で稼働させるとともに、ルノーデビューを飾った。

    ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングに勝利を争えるポテンシャルがあり、ルノーはまだそのレベルに達していないにも関わらず、レッドブル・レーシングからルノーに移籍するという衝撃的な決断を下した。

    ダニエル・リカルドは、2019年にルノーがレッドブル・レーシングよりも後ろでシーズンを開始する可能性が高いと認めつつも、2013年にルイス・ハミルトンがマクラーレンを離れてメルセデスで成し遂げたようなストーリーを実現できることを期待していると語った。

    「僕の夢はチームを勝利に戻すことだった。それは本当に大きな夢だ」とダニエル・リカルドはコメント。

    「レッドブルでも同じことがあったと思う。彼らは勝っていたけど、そのあと少し低迷して、取り戻そうとしていた。僕たちはいくつかの勝利を得たけど、大きな成功を収めることはできなかった」

    「僕はまだ個人的なレベルでそれを続けている。再建するというのが本当に夢だ。ルイスがメルセデスで成し遂げたことは、間違いなく僕を刺激するもののひとつだ。もし僕がここでそれができたら、文句は言わないだろう」

  • ダニエル・リカルド、ルノーの2019年型F1エンジンの進化は“半端ない”

    ダニエル・リカルド、ルノーの2019年型F1エンジンの進化は“半端ない”

    ダニエル・リカルドは、ルノーの2019年F1パワーユニットの数字を見て楽観的に感じており、今季の進歩は“半端ない”と語った。

    ルノーF1チームは2月12日(火)に2019年F1マシン『R.S.19』を発表。マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、新型パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせていた。

    今年からルノーF1チームに加入するダニエル・リカルドもその主張を支持し、数値で目にした進歩は“半端ない”ものだとコメント。リカルドは過去5年間、レッドブル・レーシングでルノーのF1パワーユニットを走らせている。

    「当然だけど、ルノー・ファミリーの中で、かなり深く数値を見てきた、そして、彼らがただ誰かを喜ばせるためにそれを言っているのではないことを僕はわかっている」とダニエル・リカルドは続ける。

    「でも、レースカーはレースカーだ。コース上で走らせれば、ダイナモで多くのことを完了しても『どうしてこうなる?』『こんなことになるとはっ予想していなかった』ということもある。だから、ひとつのことに全てを賭けて、これはダメだと言いたくはない」

    「でも、今のところ彼らが冬の間にやってきたことを見て、これまで彼らが成し遂げてきた数値を見れば、それは良いものだった」

    「決してメルセデスより優れていると言っているわけではないけど、彼らがやってきたことは本当にポジティブだ。それを聞いて嬉しいのは確かだ」

    ルノーF1チームで3年目を迎えるチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、エンジン面のパフォーマンス向上はまさに必要なものだと語る。

    「それは我々が必要としていたものだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「昨年、僕たちはエンジン面であまり多くのことをやれなかったのし、ちょっと遅れをとっていた。昨年後半、僕たちは本当に困難な状況に置かれていた。だから、僕たちは本当にそれを必要としていた。それが届いたのは良いことだ」

    「それでも、反対側ではフェラーリやメルセデスがまた多くのパワーを見い出したかもしれない。それ僕たちが再びさらに多くを見い出さなければならないことを意味する。推測で言うのは難しい」

  • カルロス・サインツ「マクラーレンにとってルノーPUの進歩はサプライズ」

    カルロス・サインツ「マクラーレンにとってルノーPUの進歩はサプライズ」

    カルロス・サインツは、マクラーレンのエンジンサプライヤーであるルノーが今年“大きなステップ”を果たしていることは“嬉しいサプライズ”だと語り、マクラーレンが順位を上げていくことに役立つだろうと考えている。

    ルノーは、2019年にむけてF1エンジンを再設計。マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、新型パワーユニット『E-Tech 19』が“大幅”なパワーアップを果たしたと語っている。

    今年からマクラーレンに移籍したカルロス・サインツは、ルノーのF1エンジンの進化はマクラーレンにとって大きな助けになるだろうと語る。

    「全員があのエンジンについてとても良さそうだと語っている。彼らが話していることが本当で、テストで嬉しいサプライズを得て、その馬力を得られることを本当に期待している」

    「昨年、ルノーのドライバーとして、ハースをもっと定期的に倒すためにその馬力を必要としていた。マクラーレンにとってすでに非常に大きな一歩になると思う」

    「何もせずにステップを果たすことになるし、すでにはるかに快適な場所にいると思う」

    マクラーレンはチャレンジングな2018年シーズンを過ごしたが、カルロス・サインツは今年はその状況が大きく改善されていると考えており、チームがスケジュール通りにマシンを完成させたことも状況が良くなったことの明確なサインだと語る。

    「チームは宿題をうまくこなした。テストの5日前にここでクルマが準備ができているのを見ているんだからね。クルマが昨年より早く、うまくまとまったことを意味するので、良いサインだ。すでに非常に良いステップだ」

    それでもカルロス・サインツは、マクラーレンの現状は励みになるものの、2019年に期待しているのはマクラーレンだけではないとは承知しており、容易に成功を収められるとは考えていないと語る。

    「自分たちの到達したい場所や予測について気楽に構えるというのが今年のチームの哲学だ」とカルロス・サインツは語る。

    「他人が何をやっているかをわかるまでは、自分がどの位置にいるかを知るのは不可能だ。僕たちは進めてきたコンセプトの方向性、チーム全体を再構築してきた方向性について楽観的だ。新しい人々を獲得するだけでなく、すでにマクラーレンには僕たちが考えている領域で才能をさらに引き出せる優秀な人々がいる」

    「マクラーレンは素晴らしい才能を持っていると思う。常に新しいアイディアがあり、素晴らしいアイディアを持った新しい人たちがいる。いつそれが成功するかの問題だ」

    「これから少し中期的なプロジェクトになるだろう。僕はそれに取り組むために2年間の契約を結んだ。そして、自信を持っている」

    「目にしているものを気に入っているし、再編の道筋もいいと思う。今僕たちはレースして、クルマがどの位置にいるかを見て、そこから開発とリカバリーしていく準備が整っている」

    関連:マクラーレン MCL34 | 画像ギャラリー

  • ルノーF1、2019型パワーユニット『E-Tech 19』は「過去最大の進化」

    ルノーF1、2019型パワーユニット『E-Tech 19』は「過去最大の進化」

    ルノーF1チームは、2019年のF1世界選手権に新型F1パワーユニット『E-Tech 19』を導入。トップ3チームとのギャップを縮めることを目指しているなかで、2019年のF1エンジンは“かなり大きなステップ”を果たしたと自信をみせた。

    ルノーは、2014年にV6ターボハイブリッドエンジンが導入されて以降、メルセデスとフェラーリに大きく遅れをとってきた。昨年には1年遅れで参入したホンダに馬力面で上回れたとも報じられている。

    ルノーF1チームは、2月12日(火)にエンストンのファクトリーで2019年F1マシン『R.S.19』を発表。シャシーと同様にパワーユニットも新設計となり、これまでの『RE.XX』ではなく、『E-Tech 19』と名称を変更するなど、本気度がうかがわせた。

    ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2019年のF1エンジンの進歩について特に強気な発言をしている。

    2019年のパワーアップの規模について質問されたシリル・アビテブールは「数字はない。だが、かなりのものだ」とコメント。

    「追加で言えば、そはV6 ターボハイブリッドエンジンの導入以来、我々がこれまでに果たした中で最大のものだ」

    シリル・アビテブールは、ルノーのF1エンジニアは昨年レッドブル・レーシングがレースで使用した“スペックC”エンジンから教訓を学んだものの、2019年版F1パワーユニットは新設計だと語る。

    「非常に新しいものであり、レッドブルが導入してテストが成功していたコンセプトをさらに推進している」とシリル・アビテブールはコメント。

    「我々はスペックC仕様を走らせないことを選択したが、それは問題ではない。レッドブルに搭載したことで十分な情報とフィードバックを得たることができたからだ。実際、今年のエンジンではそれをさらにプッシュしてきた」

    ルノーは、昨年コンストラクターズチャンピオンシップで4位に入ったが、2019年にトップ3に対抗することは大きな課題であることを承知している。

    シリル・アビテブールは、2019年のF1世界選手権の具体的な目標は設定されていないが、最も重要なことはトップ3との差を縮めることだと考えている。そして、2020年には表彰台を争い、2021年には勝利を争うという長期的な目標を達成するために進めていくと付け加えた。

    「そのような質問に答えるのは好きではないが、最も重要なことは、ストップせずに、スタートした勢いを崩さないことだ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「3年間、我々が着実に進歩を遂げていることは明らかだ。それは現場にとってもファクトリーにとっても良いことです。それを殺してしまうようなことは言いたくない」

    「進歩に関してはここに居続けるために我々には多くのサクセスストーリーが必要だ。昨年のチャンピオンシップの進歩は、一般的にはサクセスストーリーだった。そして、チャンピオンシップの進歩には、もう少し時間がかかると言っても過言ではない。それは非常に明白だ。我々はそれを知るのに十分謙虚でプロフェッショナルだ」

    「だが、私たちの野心が正しいことを垣間見せることやデモンストレーションすることが重要だと思う。今年、我々は特にエンジンに関して、非常に強い冬を過ごしたと思うたいし、そう信じている。そのため、典型的に良いシーズになるだろう」

    「シャシー側に関してはエンストン側に構造を築いてきたが、その構造がレースで勝利を収めるクルマに変わるまでには少し時間がかかる」

    とは言え、ルノーF1チームは、新車R.S.19の完成が遅れており、2月16日(土)に予定していたシェイクダウンを見送る可能性を示唆している。カスタマーのマクラーレンもシェイクダウンを行わないことを明言しており、『E-Tech 19』での初走行はプレシーズンテスト初日がぶっつけとなる可能性が高い。

    対照的にライバルであるホンダは、コンセプトを継続した『RA19H』を搭載するレッドブル・レーシング、スクーデリア・トロ・ロッソともに2月13日(水)にシェイクダウンを実施。順調な仕上がりをみせている。

  • ルノー R.S.19 新車発表会 | 画像ギャラリー

    ルノー R.S.19 新車発表会 | 画像ギャラリー

    ルノーF1チームは2月12日(火)、エンストンのファクトリーで新車発表会を開催。2019年F1マシン『R.S.19』を披露した。

    発表会にはマネージングディレクターのシリル・アビテブール、エグゼクティブディレクターのマルチン・ブコウスキーといったルノーF1チームの上層部、そして、今季からルノーに移籍したダニエル・リカルド、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが参加し、新車R.S.19のアンベールを行った。

    2016年に『ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム』としてF1にワークス復帰したルノーは、今年から『ルノーF1チーム』として参戦。F1とルノーとの繋がりを強化し、トップ3チームとのギャップを縮めることを目指す。

    2019年のF1世界選手権にむけて、ルノーはシャシー、パワーユニットともに再設計。パワーユニットはこれまでの『RE.XX』ではなく、『E-Tech 19』と名称を変更するなど、本気度がうかがえる。

    ただし、発表会で披露されたマシンは、2018年マシンにいくつかの2019年仕様のパーツを装着したショーカー。設計に時間をかけたため、パーツの生産が追いついておらず、2月16日(土)に予定していたR.S.19のシェイクダウンを見送る可能性もあるとしている。

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    ルノー R.S.19 新車発表会

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  • ダニエル・リカルド 「ルノーのF1施設はレッドブルに全く劣っていない」

    ダニエル・リカルド 「ルノーのF1施設はレッドブルに全く劣っていない」

    ダニエル・リカルドは、2019年に移籍するルノーは、昨年まで所属したレッドブル・レーシングと比較してまったく劣ってはいないと語った。

    2016年にワークスチームとしての活動を再開したルノーだが、まだ優勝はおろか表彰台すら獲得できていない。一方、ダニエル・リカルドはレッドブル・レーシングでの5年間で7勝を挙げている。

    そのため、ダニエル・リカルドのレッドブル・レーシングからルノーに移籍するという決断は衝撃をもって受け止められた。

    「まだファクトリーを歩いていて『レッドブルにはあれがあった、みんなにもそれが必要だ』といったようなことを行ったことはない」とダニエル・リカルドはエンストンのファクトリーで開催された新車R.S.19の発表会でコメント。

    「だから、僕たちが劣っていると感じるものは特に何もない」

    「クルマをドライブすればクルマに何が必要かわかると思うけど、ここでは良い状況を目にしている」

    ルノーF1チームは、ロータスが所有していたエンストンの施設を買い戻して以来、大きな投資を行って設備をアップグレードさせてきた。

    「12月にここにいたときにはまだ建設中で騒音が大きかった。すでに終わって完成しているものもあれば、続いているものもある」とダニエル・リカルドはコメント。

    「彼らは冬の間に懸命に仕事をしていたし、その仕事倫理は最初に目にしたポジティブなことだ。僕ならまずは『シーズンが終わるまでに休暇をとる準備をしよう』と言うだろう。でも、ここには休暇を取らなかった人がたくさんいることを知っている。僕にとってそれは彼らがハングリーであることの証だし、本当にポジティブなことだ」

    昨年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたルノーは、今年R.S.19でそれなりの進歩を遂げられることを期待しているが、ダニエル・リカルドは今年はまだトップ3との戦いに絡めるとは考えていないと語る。

    現実的な目標について質問されたダニエル・リカルドは「記事にするには退屈な発言かもしれないけど、簡単にいけば、とにかく進歩をつづけていくことだ」とコメント。

    「2016年以降、彼らが成し遂げてきたことは本当に素晴らしいし、その軌道を進み続けたい。トップ3とのギャップはかなり大きいので『OK、去年は4位だったので、今年は3位を獲得する必要がある』というほど単純なことではない」

    「でも、そのギャップを縮めていけることが理想だ。確かに僕たちがトップ3に順位を上げることができればまったく問題ないし、良いことだけど、まだギャプは大きい。だから、少しでも割って入ることができれば、かなり成功した一年と言えるだろう」

    ダニエル・リカルドは、2019年シーズンが開幕して自分がレッドブル・レーシングの後ろにいたとしても、受け入れることはできると語る。

    「僕がここでの契約にサインしたとき、メルボルンで彼らの方が前にいることは非常に現実的なことだと認識していた」とダニエル・リカルドはコメント。

    「だから、すでに僕はそれを受け入れているし、非常に高い現実として折り合いをつけている」

    「当然ながら、彼らのことを見ていくとは思うけど、メルセデスとフェラーリも同じように見ていく。メルボルンでレッドブルが僕たちに勝ったとしても辛くはないと思う」

    「今の僕たちは異なる旅を続けていると感じているけど、永遠に4位に落ち着きたくはない」

  • ルノーF1チーム、R.S.19の生産の遅れでシェイクダウンを見送る可能性

    ルノーF1チーム、R.S.19の生産の遅れでシェイクダウンを見送る可能性

    ルノーF1チームは、2019年F1マシン『R.S.19』のテストを開始する準備がまだできておらず、2月16日(土)に予定していたシェイクダウンの計画を断念しなければならない可能性があると認めている。

    ルノーF1チームは、デザイナーの開発時間を最大限に設けるために、可能な限り、R.S.19の仕様確定をできる限り伸ばすことを選択した。
    結果として、マシンの製造時間を短縮しなければならなくなり、その途中でいくつかの遅れがあったことで最終パーツがまだ準備できていないという。

    ルノーF1チームは、2月12日(火)にエンストンのファクトリーでR.S.19の新車発表会を開催したが、生産の遅れにより、展示されたマシンは2018年のシャシーに2019年仕様のフロントウイングとリアウイングを装着したものだった。

    ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、来週の18日(月)にバルセロナでスタートするプレシーズンテストには間に合わせることができると考えているが、16日(土)に同サーキットで予定していたシェイクダウンを実施できるかどうかはまだ疑わしいと述べた。

    R.S.19の製造がどれくらい遅れているのかと質問されたシリル・アビテブールは「本当にタイトだ。だが、まだテストはできると信じている良い理由がある」と Autosport にコメント。

    「少しだけ秘密を共有すれば、我々は土曜日にフィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施することになっている。それが実施されるかどうかは我々の口からは言えない」

    月曜日のテスト開始にむけて準備はできていると確信しているかと念を押されたシリル・アビテブールは「ノーだ。我々はそう言えるのは100%確実である場合だけだ」

    「二人のドライバーがいるので、一緒にコーヒーを飲みながら話したいのであれば、彼らはそこにいるだろう。モーターホームとコーヒーマシンは機能しているはずだ。それは100%確実だ!」

    シリル・アビテブールは、ルノー R.S.19の完成の遅れは、新しい空力レギュレーションの影響でデザインを限界をプッシュしなければならなかったことが原因で引き起こされたと述べた。

    「時々、我々は遅いレギュレーション変更について声を上げることがあるし、今回のことは遅いレギュレーション変更の厳しい現実だ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「そのような状況にあるチームは我々だけではないと思う」

    シリル・アビテブールは、ルノーF1チームがトップチーム勢に挑戦するためには設計のターゲットをアグレッシブに設定する必要があると認めるつつも、今年はあまりにプッシュしすぎたかもしれないと考えている。

    「我々は風洞に費やした時間とどれくらい競争力があるかには直接的な関係があることを知っている」とシリル・アビテブールはコメント。

    「我々は常に越えはならない一線を意識しておく必要があるが、我々はその越えてはならない一線を少し越えてしまったかもしれない。実際、この私の考えは、生産に関わるものだ」

    「我々は準備を整えてテストで走らせられるためにクルマを発送できるように、パーツを準備するために懸命に仕事をしている。来年に関しては、もう少し保守的にならなけれあならないだろう。パフォーマンスだけでなく、信頼性という問題もあるからね」

    「到着して、クルマをシェイクダウンして、機能していない何かに気づくようなことは望んでいないからね。それはバランスを取らなければならない部分だ。我々は一歩を踏み出し過ぎたし、来年にむけてそこは見直さなければならないだろう」

  • レゴで作られた実物大ルノーF1マシン、約810万円で落札

    レゴで作られた実物大ルノーF1マシン、約810万円で落札

    レゴで作られた実物大のルノーF1マシンが、パリで開催されたオークション「2019 Retromobile show」に出品され、6万5000ユーロ(約810万円)で落札された。

    2017年のルノーのF1マシン『R.S.17』をベースに造れた実物大マシンは313,000個のブロックを使用し、金属製の構造を中心に組み立てられており、ピレリのソフトタイヤとレプリカのステアリングホイールが装着されている。

    このプロジェクトは、F1参戦40周年を記念してルノーF1チームとレゴとのコラボレーションによって制作され、元々は2017年末にパリのシャンゼリゼ通りにあるルノーのショールーム『L’Atelier Renault』に展示され、その後、2018年シーズンを通してF1サーキットで公開されてきた。

    オークション開始前には3万ユーロから5万ユーロ(約370万円~620万円)での落札が予想されていたが、それを大きく上回る額での落札となった。

    同オークションではフォーミュラEのシーズン4で使用されたSpark-Renault SRT 01Eをベースにしたルノーのショーカーも出品されたが、エンジンが付属していないマシンは10万ユーロ(約約125万円)とレゴ製のF1マシンよりもかなり安く落札された。

    このオークションはルノー財団が行い、収益の7万5000ユーロ(約945万円)はユニセフ・フランスに全額寄付される。

    ルノーは財団は、教育への普遍的な関わりを促進することを重要な責務の一つと捉えており、この金額でユニセフは、例えば、教師と生徒40人が必要とするすべての教材と416校分の教材キット(黒板、本、鉛筆、消しゴム、はさみ、ノート)などを購入することができ、存在しない場所に学校を作ることができる。

  • ルノーF1チーム、2019年F1マシン『R.S.19』を発表

    ルノーF1チーム、2019年F1マシン『R.S.19』を発表

    ルノーF1チームは、2019年F1マシン『R.S.19』を発表した。

    2016年に『ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム』としてF1にワークス復帰したルノーは、今年から『ルノーF1チーム』として参戦。F1とルノーとの繋がりを強化し、トップ3チームとのギャップを縮めることを目指す。

    ルノーF1チームは2月12日(金)、エンストンのファクトリーで2019年の体制発表会を開催。新車『R.S.19』を披露した。カラーリングはルノーのアイデンティティであるイエローとブラックを継続している。

    昨年、ルノーはコンストラクターズ選手権4位というワークス復帰以来のベストリザルトを達成。今年はオーバーテイクを改善するために新しい空力レギュレーションど導入され、フロントウイング、リアウイング、バージボード、ブレーキダクトといった重要なエリアが変更されるため、2018年のデザイン要素をキャリーオーバーできる範囲は少なくなっている。

    それでも、ルノーF1チームはより多くのパフォーマンスを見い出すためにパワーステアリングシステム以外はほぼ全ての設計を見直すことを選択。これまでの3年間を“構築”の期間として、今後は“攻撃”に転じると意気込んでいる。

    さらにエンジンも新設計。ルノーのF1エンジンは馬力面でホンダに逆転されたと報じられているが、2019年型F1エンジンはベンチマークとなっているメルセデスとフェラーリのパフォーマンス差を縮めるために新しいパワーユニットを開発。“2019年F1マシンとエンジンに期待されるゲインは、これまで冬の間に果たしたなかでも最大”だと自信を見せている。

    今年からルノーF1チームには、ニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとしてレッドブル・レーシングからダニエル・リカルドが加入。“オーバーテイカー”として知られるリカルドがヒュルケンベルグを相手にどのようなパフォーマンスを発揮するかも注目となる。

    昨シーズン限りでレッドブル・レーシングとのパートナーシップとの供給契約を終了したことで、2019年型F1パワーユニット『R.E.19』はワークスルノーとマクラーレンの2チームのみが使用する。

    ルノー R.S.19ルノーF1チーム R.S.19Renault R.S.19