カテゴリー: ルノーF1チーム

  • ルノーF1、1人の新型コロナ感染者によるレース欠場のリスクを懸念

    ルノーF1、1人の新型コロナ感染者によるレース欠場のリスクを懸念

    ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、運が悪いタイミングで1人の新型コロナウイルス感染者がでることで、チームがレース欠場を強いられることを恐れていると語る。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって開幕から10戦が延期・中止となっていた2020年のF1世界選手権だが、今週末にオーストリアでシーズンは再開する。

    当初の開幕戦だったオーストラリアGPは、マクラーレンのチームメンバーに新型コロナウイルスの感染者が出たことでプラクティスの数時間前に中止が決断された。

    その後、F1は定期的な新型コロナウイルス検査や現場の人員の削減、レース環境を外部と遮断した“生物圏”を作成するなど、多くの新しいプロトコルや手順を計画している。

    F1チームは、マシン毎に作業するメカニックを可能な限り反対側のガレージのスタッフと混ざることを防ぐなど、独自の対策を講じており、約半数のチームがプライベートテストを利用して、オーストラリアに先立って新しい手順のトレーニングを積んだ。

    シリル・アビテブールは、レース手順の変更計画について今もFIA(国際自動車連盟)と“流動的な対話”を重ねているが、新型コロナウイルスの陽性反応が出てF1チーム全体に妥協を強いることになる状況を防ぐために、チーム内に独立したサブグループを配置して慎重に管理することを意識していると語る。

    「実際、それはリスクと状況の実用性との間のバランスだと思っている。そのバランスを見つけるのが難しい」とシリル・アビテブールは語った。

    「最大の課題は実装にあると思っている。我々はグループとサブグループを形成し、陽性反応が出た場合、サブグループに限定されるようにしている」

    「そこにはリスクがあるので、今も改めて対話を行っている。1人に陽性反応が出た場合、少なくとも検査の時間帯によっては丸一日24時間チーム全体がすぐにアウトとなるリスクがある」

    「土曜日の朝に陽性反応が出た場合、予選に出場することができなくなり、レースに出場することもできなくなる」

    「FIAとチームの間で行われた作業を完全に理解しているが、リスクと常識、およびスポーツへの参加のバランスをとる方法についてはまだ少し議論する必要があると思っている」

  • ルノーF1、セルゲイ・シロトキンを2020年のリザーブドライバーに起用

    ルノーF1、セルゲイ・シロトキンを2020年のリザーブドライバーに起用

    ルノーF1は、セルゲイ・シロトキンを2020年の公式リザーブドライバーとして継続起用することを発表した。

    ロシア出身のセルゲイ・シロトキン(24歳)は、2017年および2019年にルノーF1チームのリザーブドライバーを務めており、チームおよびリザーブドライバーの役割に精通している。

    F1で21戦を戦い、多くのテストをこなしているセルゲイ・シロトキンは、DRワールドをタイトルスポンサーに迎えて『ルノー DPワールド F1チーム(Renault DP World F1 Team)』として参戦するチームに経験と最新の技術的洞察を提供する。

    2020年のF1世界選手権は、新型コロナウイルスへの懸念が完全には払しょくされない中で再開する。もしF1ドライバーに感染者が出た場合でもグランプリが中止されることはないため、チームはリザーブドライバーを起用する必要がある。

    セルゲイ・シロトキンは、今週末の開幕戦オーストリアGPを前にチームに合流し、F1レースに帯同する。

    セルゲイ・シロトキン
    「ルノー DPワールド F1チームにリザーブドライバーとして戻ってくることができて本当にうれしく思う。チームとは2019年シーズンを通して一緒に過ごしているので、彼らのことはとてもよくわかっている。とりわけ現在の世界情勢を考えれば、その機会が生じた場合にチームがすぐにそれを埋めることができるドライバーを抱えることの重要性を理解している。僕は鋭さを保っているし、集中している。F1カーで再びレースする準備はできていると思っている。ルノーにいる友人にもうすぐ会えることを楽しみにしている」

    シリル・アビテブール(ルノーF1 チーム代表)
    「今年、セルゲイがチームに戻ってきたことをうれしく思う。現在の状況を考えると、発生する可能性のある状況に備えて計画を立てておく必要がある。我々はセルゲイのことをよく知っており、彼も同様にチームのことを知っている。今週末、オーストリアでセルゲイを迎えることを楽しみにしている」

  • ルノーF1 「ダニエル・リカルドをマシン開発から外すことはない」

    ルノーF1 「ダニエル・リカルドをマシン開発から外すことはない」

    ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、マクラーレンへの移籍が決定しているダニエル・リカルドを2020年にのけ者にしたり、エステバン・オコンを優先したりすることは“まったく意味がない”ことだと語る。

    2019年にルノーF1に加入したダニエル・リカルドだが、2シーズン目を開始する前にチームを去ることを選択肢、2021年からマクラーレンと契約を結んだ。

    ルノーF1は、金銭的に有利な契約とワークスプロジェクトの魅力によって、レッドブルからダニエル・リカルドを引き抜くことに成功したが、2019年はエンジンカスタマーであるマクラーレンに敗れ、コンストラクターズ選手権5位に後退した。

    しかし、シリル・アビテブールは、1年ぶりに復帰を果たすエステバン・オコンを優遇したリ、チームを去ることが決定しているダニエル・リカルドに異なる扱いするような議論はないと語る。

    「決定に基づいて、エステバンとダニエルとの間に優遇措置はない」とシリル・アビテブールは語る。

    「それはチームの方針ではない。必要もない。我々はチャンピオンシップのために戦っているわけではないからね」。だから、そうすることはまったく意味がない」

    「ダニエルはマシンの開発プロセスに全面的に関与する。なぜなら、マシンは来年にむけてほぼ凍結されるし、マクラーレンは純粋なシャーシとエンジンの統合にトークンを使用する必要があるため、そこでのパフォーマンス開発はないからだ」

    「そのため、ダニエルとかなりノーマルに仕事をする機会が与えられる」

    シリル・アビテブールが言及したのは新たに導入されるトークンシステムだ。新型コロナウイルス危機によって次世代F1マシンの導入は2022年に延期となり、2021年も今季のシャシーが使用される。

    コストを削減するために主要コンポーネントは2020年から2021年に持ち越され、F1チームは2つのトークンを使用しなければシャシーを開発することはできない。

    マクラーレンはルノーからメルセデスにF1パワーユニットを乗せ換えるためのシャシーの改良にその2つのトークンを使用することになる。

    ダニエル・リカルドは、マクラーレンに有益となる開発上の秘密を伝えることができず、ルノーF1はリカルドに作業をさせても無傷となる。

    「2022年のことを彼に晒すことはないが、いずれにしろ彼が関与することはないだろう。なぜなら、我々の労働力のかなりの部分が2022年に向いているが、ドライバーの観点からはまだ少し離れているからだ」

    ルノーF1は、ダニエル・リカルドの後任としてかつてチームと2度のF1ワールドチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソを検討していることを認める一方で、アカデミーのドライバーを昇格させることも視野に入れている。

    シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドの後任について言及することはなく、単に“ダニエルは素晴らしいドライバーで素晴らしいパーソナリティの持ち主”であり、“それが次にやってくるドライバーにとってのプロファイルになる”と語るにとどめた。

    ダニエル・リカルドの離脱によっては、エステバン・オコンにはルノーF1で地位を確立する機会が与えられたが、F1グリッドに戻る前に“それについてはまったく考えていなかった”とエステバン・オコンは語る。

    「現時点では、シーズンを再開すること自体がすでに素晴らしいことだ」とエステバン・オコンは語る。

    「僕たちは目標が何であるか、コース上で何を達成したいかをわかっている。それに僕の仕事は、マシンを改善すること、良いフィードバックを提供すること、改善するための情報を提供することだ」

    「チームにはナンバー1もナンバー2もない。僕たちは皆同じステップにいる」

    ダニエル・リカルドのマクラーレンへの移籍に対し、ルノーF1が発表した声明は率直なものだった。だが、ダニエル・リカルドはチーム内で問題になるとは考えていない。

    ダニエル・リカルドは、ルノーF1への移籍を発表したときにもレッドブルで同様の経験をしたと語り、緊張関係が生まれたとしても、素早く解消できると考えている。

    「チームで久しぶりに会う人とは、ぎこちなく感じる瞬間があるかもしれない」とダニエル・リカルドは語る。

    「でも、僕はそれを数年前にも経験している。ニュースが発表されてから時間が経っているし、会っていなかったチームメンバーとも話をした。実際、仕事に戻っている。僕たち全員が再びレースをすることに興奮している」

    「今シーズンを力強い終える機会を得られることを期待している」

    「僕の側から言えば、そのことは脇に置いているし、考えてもない。来年になるまで考えることはないだろう。僕たちは一緒に戦っていくだけだ」

    「数日間シミュレーターで過ごているし、ファクトリーの何人かのとも会っている。目の周りの黒あざはできていないし、腹をパンチされることもなかったよ。僕たち全員がすべて進んでいるし、残りのシーズンために全力を尽くしていく」

  • ロマン・グロージャン 「ルノーF1への復帰は魅力的な選択肢」

    ロマン・グロージャン 「ルノーF1への復帰は魅力的な選択肢」

    ロマン・グロージャンは、将来のある時点で彼にとって最初のF1チームであるルノーF1に復帰することに興味があると語る。

    ロマン・グロージャンは、2009年シーズン途中にルノーでF1デビューを果たしたが、印象を与えることができずにシートを維持することができなかった。しかし、2012年に当時ロータスF1として知られていたチームから2回目のチャンスを与えられ、4シーズンで10回の表彰台を獲得した。

    2016年に新規参入を果たしたハースF1に移籍して現在までシートを維持しているロマン・グロージャンだが、契約は今シーズン末に満了する。2021年のシリーシーズンは大きな動きが予想されており、グロージャンは他チームのシートにもオープンだと語る。

    「いくつかサプライズがあった。大きなものはセバスチャン(ベッテル)だね。僕ならおそらく違う選択をしただろう。でも、理解はできるし、見ていて楽しかったよ」とロマン・グロージャンは ESPN に語った。

    「カルロス(サインツ)はフェラーリに行き、その後マクラーレンに良いシートがあった。それはリカルドにとって素晴らしい機会だったけど、それでもルノーには将来的に魅力的なシートが1つある」

    「でも、予算上限によって、もっと多くのチームが素晴らしいものになることを期待しているし、冬季テストで見たレーシング・ポイントはとても良い道を進んでいると思う。彼らは非常に競争力があるし、メルセデスと素晴らしい仕事をしてきた。将来的に探すべき良いチームがいくつかある」

    「ドライバーマーケットは興味深いものだった。残っているシートはいくつかあるけど、誰もが少し時間をかけて検討していくことになると思う」

    現在、ロマン・グロージャンの元所属チームのルノーF1のシートに空席ができている。ダニエル・リカルドがマクラーレンに移籍することで、チームは後任を探している。

    ロマン・グロージャンは、ルノーF1への復帰は魅力的な選択肢だと語る。

    「素晴らしいストーリーになるだろう。僕はエンストンで10年間過ごしたし、彼らは僕のキャリアのほとんどの資金を提供してくれた。それにエンストンの最後の表彰台は私が獲得たものだ!」とロマン・グロージャンは語る。

    「あそこに戻るのは素晴らしいことだと思うけど、ハースに留まったり、別のチームを試すのも素晴らしいだろう。まだレースはしていないけど、僕たちはすでに来年の話はしている。ちょっと変な感じだね」

    「でも、6月中旬から7月初旬にかけてシリーシーズンが始まるし、どうなるかはわかりません。まずはレースに戻って、マシンの動作を確認したいと思う」

    「自分のベストを尽くして、自分がまだ望んでいるレベルにあるかどうかを確認してから、話し合いを始めて、自分たちに何をできるかについて見ていくことになるだろう」

  • ルノーF1、オーストリアGPでR.S.20に3回分のアップグレードを一挙投入

    ルノーF1、オーストリアGPでR.S.20に3回分のアップグレードを一挙投入

    ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、来週末のF1オーストリアGPでR.S.20に大幅なアップグレードを投入することを明言。当初、序盤戦で投入していた3回分のアップグレードをまとめて実装する予定だと語った。

    当初、ルノーF1チームは、第3戦ベトナムGPからR.S.20に最初のアップグレードを導入し、第5戦オランダGP、第6戦スペインGPと改良を追加していくプログラムを組んでいた。

    しかし、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって序盤10戦がキャンセルされたため、ルノーF1のエンジニアは開発スケジュールを組み直し、戦略を変更する必要があった。

    したがって、序盤戦に予定していたアップグレードは、来週末のレッドブル・リンクでのシーズン開幕戦で大規模なアップグレードとしてまとめて投入される。

    「アップグレードが投入される」とシリル・アビテブールは金曜日に記者団に語った。

    「当初のナンバリングである第3戦ベトナム、第5戦オランダ、第6戦バルセロにパッケージを届けるために内部の生産は多大な努力をしてきた。それはオーストリアで我々のクルマに実装される」
    「当然ながら、それらのレースは開催されなかったが、想定していたパフォーマンスはシュピールベルクで発揮されることになるだろう」

    シリル・アビテブールは、来週の開幕戦には保守的なアプローチをとっているが、休止中にマシンをアップグレードするためにルノーF1の努力し、今後数週間で必要となるスペアパーツの在庫も構築してきたと強調する。

    「昨年の我々のマシンは本当にひどいものだったので、あまり期待はしたくはない。とにかく少しでも良くなっていることを願っている」とシリル・アビテブールは語る。

    「我々はまだ冬季テストからの自分たちマシンの競争力について完全に確信を持てていない。この時点であまり多くのことは語りたくはない」

    「これらのすべてのパーツを大量に入手できるようにしてきた努力には明らかに大きな満足がある。我々全員が、たとえいくつかの縁石が取り除かれたとしても、シュピールベルクはマシンに過酷であることを知っているからね」

    「我々全員が、量的に計画する必要があった。いくつかのパーツはマシンにそれなりのパフォーマンスをもたらすことを期待している」

  • マクラーレン、ルノーF1のテスト妨害で緊張関係は不可避?

    マクラーレン、ルノーF1のテスト妨害で緊張関係は不可避?

    マクラーレンとルノーF1は、パートナーシップ最終に良好な関係を望むことはできないかもしれない。

    マクラーレンは、ホンダに代えて2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載。昨年はパフォーマンスを大幅に向上させて、ルノーF1を上回るコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えた。

    だが、マクラーレンは2021年からメルセデスのF1パワーユニットに切り替えることが決定している。

    現在、各チームは2020年のF1世界選手権の再開にむけて事前テストを行っているが、マクラーレンは2年落ち以上のマシンでの無制限の走行も2020年F1マシンを利用した100kmの走行も実現することはできなかった。

    その2つの機会を奪ったのはルノーF1が両方のマシンのためのエンジンを供給することを拒んだからと伝えられている。

    Sky Sports のテッド・クラヴィッツは「マクラーレンによる正式な発表はないが、アンドレアス・ザイドルのボッドキャストでルノーのエンジンを使えない、もしくは彼らがエンジンを供給することを望んでいないことが明らかになった」とコメント。

    「それがルノーが2018年マシンでレッドブル・リンクに現れたのに対し、マクラーレンがフィルミングデーをスケジュールできず、カーリンとテストを行わなければならなかった理由だ」

    また、マクラーレンは、2021年のドライバーとしてルノーF1からダニエル・リカルドを引き抜いている。

    コンストラクターズ選手権でルノーF1はマクラーレンのテスト不足の恩恵を受けるかもしれない。

  • ルノーF1、2年落ちのマシンに2020年型エンジン搭載説を否定

    ルノーF1、2年落ちのマシンに2020年型エンジン搭載説を否定

    ルノーF1がレッドブル・リンクでのプライベートテストで2018年F1マシン『R.S.18』に2020年型のF1エンジンを搭載していたとの噂をドライバーを務めるダニエル・リカルドが否定した。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・リンクがライバルのルノーF1にコースでのテストを許可したことを願いた。レッドブル・リンクとレッドブル・レーシングは共にレッドブルが所有しているものの、異なる会社が運営している。

    ヘルムート・マルコは、それが面白くなく、ルノーF1はルールを破って2年落ちのマシンに2020年型のF1エンジンを搭載していたと語っていた。

    レッドブルレーシングとレッドブルリングは両方とも異なる管理下にあるため、サーキットがルノーに2018年の車でのテストを許可したのはそのためです。ヘルムートマルコは面白がらず、ルノーが2歳の車を運転したが、2020年仕様のエンジンが搭載されていたとも述べた。

    「彼らは2年前のクルマを使っていたが、新しいエンジンを搭載していた。彼らの信頼性には感心させられたよ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「が、それよりも私がもっと興味を持ったのは彼らが本当にテストのためにレッドブルリンクを借りる必要があったのかどうかということだ」とわざわざ敵地に乗り込んできたルノーF1を皮肉った。

    だが、その疑惑について質問されたダニエル・リカルドは、その主張は正しくないと Sky Sports F1 に語った。

    「マシンのすべてが2018年仕様に従っていた。マシン自体とエンジンの両方でね。もちろん、タイヤに関してもピレリのデモ用ラバーで運転していた」

    レッドブル・リンクで115周=500kmを走り込んだダニエル・リカルドは、テストは非常に役に立つものだと語る。

    「コースに戻っただけでなく、埃を払って、チームとのやり取りを取り戻し、作業モードに戻るだけでも良かった。もちろん、ここ数か月間トレーニングを行ってきたけど、F1カーを運転しなかったので、ボタンをオンに戻すことができてよかった」

  • ルノーF1、予算上限の導入で“Bチーム”提携は解消されると予想

    ルノーF1、予算上限の導入で“Bチーム”提携は解消されると予想

    ルノーF1のチーム代表シリル・アビテブールは、待望の予算上限がF1に導入されることにより、最終的にはマニュファクチャラーとカスタマーチームとの“Bチーム”提携の形は解消されることになると考えている。

    F1チームは、2021年から1億4500万ドルの予算上限に直面する。上限値は2022年には1億4000万ドル、2023年には1億3500万ドルまで引き下げられる。

    予算上限の設定は、競争の点でフィールドをより近づけることを目的としているが、シリル・アビテブールは、それ以外にも他の結果が生じてくると認識している。

    ルノーF1は、昨年の冬にミッドフィールドのライバルであるレーシング・ポイントF1が登場させた新車『PR20』がメルセデスが昨年タイトルを獲得したマシン『W10』に酷似した“ピンクメンルセデス”と揶揄されていることを受け、「偽造されたアートワークに等しい」として激しく批判している。

    だが、レーシング・ポイントF1とメルセデスとの密接な関係、およびレッドブルとアルファタウリといったF1の同様のコラボレーションは、2021年以降は解消される可能性があるとシリル・アビテブールは考えている。

    「予算上限が導入されない、もしくは高すぎて現在の状況が続くのであれば、それは懸念の原因になっていただろう」とシリル・アビテブールはコメント。

    「しかし、現在、我々にはかなり低い天井があり、それはフィールドをはるかに競争的にするはずだ。それらのコラボレーションに何が起こるのかにも興味がある」

    「現時点では、メルセデスはレーシング・ポイントが彼らのマシンをコピーすることに問題だと思っていない」

    「合法であるかどうかは問題ではない。彼らはそのマシンが競争力を持っているのを見ることを問題だとは思っていた。だが、それは2022年にも当てはまるだろうか」

    シリル・アビテブールは、支出レベルをすべて同等にして、マニュファクチャラーチームが“Bチーム”との緊密な協力関係を維持した場合、パートナーを潜在的な脅威と見なすことになると考えている。

    「もちろんだ。全員が全員にとって脅威になる。それが大きな違いだ」とシリル・アビテブールは説明した。

    「現在は協力しているカスタマーとマニュファクチャラーとの構造の下で、3つのビッグチームが保護されているが、将来はそうではなくなる」

    「ファンは大きな勝者になるだろう」

  • ルノーF1はフェルナンド・アロンソを獲得するべきか否か

    ルノーF1はフェルナンド・アロンソを獲得するべきか否か

    フェルナンド・アロンソが2021年にルノーでF1復帰する可能性について Sky Sports の解説陣がポッドキャストで議論を展開した。

    ダニエル・リカルドが2021年ニマクラーレンに移籍するという決断をしたことで、ルノーF1には空席ができた。チームはリカルドの後任探しに時間をかけるつもりだが、チーム代表のシリル・アビテブールは、フェルナンド・アロンソが選択肢の一人であることを認めている。

    Sky Sports F1 の解説陣は、フェルナンド・アロンソのルノーF1を実現させるべきかどうかについて議論した。

    「シリル・アビテブールはドライバーと窮地を脱する方法を持っている」とテッド・クラヴィッツは語る。

    「彼はいつもそれなりのドライバーを得ているように思うね!」

    「そして、確かなことは、アロンソが獲得可能な場合は、彼を両手でつかんで離すべきではないと思う。そして、できる限り彼に支払い、彼が幸せではない結果でも耐えられるようにするべきだ」

    「もしアロンソがそれを考えているなら、頭を悩ませることはない。彼を乗り気にさせる必要がある」
    ポール・ディ・レスタは、フェルナンド・アロンソは2021年にも市場に出ているセバスチャン・ベッテルといった他の有名ブランドよりもルノーF1に適していると考えている」

    「おそらくセバスチャン・ベッテルはルノーに適しているとは思えない」とポール・ディ・レスタは語る。

    「フェルナンド・アロンソはそこにいたが、好きな人もいれば、そうでない人もいる。でも、評判のある人が必要であり、誰かが勢いをつけてドライビングへの情熱を示し、他のすべてのものを取り除くなら、彼は打ってつけかもしれない」

    だが、マーティン・ブランドルは、フェルナンド・アロンソがどのように仕事をしてきたかを皆に思い出させた。

    「リカルド/オコンは素晴らしいパートナーシップであり、それが変わってしまうのはルノーにとって残念なことだ」とマーティン・ブランドルは付け加えた。

    「彼が興味を持っている場合、彼らはアロンソまたはベッテルを引き受けるだろうか?」

    「アロンソはドライバーとして扱うのがかなり面倒だが、ルノーにその準備はできているのか?」

    「あるいは、また新たにシャルル・ルクレール風のキッズが登場した場合、彼らはそれについてリスクを負うのだろうか? オコンがあのチームをリードできることを示せるかどうかにかかっていると思う」

  • ダニエル・リカルド 「後手に回ればマクラーレンF1に移籍できなかった」

    ダニエル・リカルド 「後手に回ればマクラーレンF1に移籍できなかった」

    ダニエル・リカルドは、2020年シーズン末でセバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を離脱するという予期せぬニュースにより、もし決断に時間をかけていたら、2021年にマクラーレンF1に移籍する機会を失うリスクがあったと語る。

    先月のセバスチャン・ベッテルのフェラーリF1離脱は、2021年のドライバー市場に多くの動きをもたらた。ますは現在マクラーレンのF1ドライバーを務めるカルロス・サインツが後任としてフェラーリに加入することが決定。

    そして、マクラーレンにできた空席には、ダニエル・リカルドがルノーF1との2年契約を更新せずにチームを離れるという決断んを引き起こした。

    何人かのオブザーバーは、なぜダニエル・リカルドが少なくとも2020年のルノーF1の状態を確認するまで移籍を待つことができなかったのかと疑問視した。

    だが、ダニエル・リカルドは、例えシーズンが遅れてシーズンが再開されたとしても、1~2か月は明確な答えは得られなかったとし、仮に決断を遅らせていれば、マクラーレンF1に加入する機会を危険に晒す可能性があったと語る。

    「明らかに、ベッテルの発表やフェラーリに関するニュースがすべてを誘発したと思う」とダニエル・リカルドはF1ポッドキャストに語った。「

    「それから、状況はカルロスや他のすべてのものの周りでかなり素早く動いていた」

    「おそらくまだ時間があるように思ったかもれないけど、実際には移籍のための時間はなかったと思う。もし移籍が目的だったとしたらね」

    「頭の中ではそれだけが巡っていた。7月にレースを開始できるかも100%ではなかった。その様子から判断しても、第1戦や第2戦ではわからなかっただろう」

    「実際にみんながどの位置にわかるまで8月か9月まで待つことになっていただろう。そうすれば、自分が求めていたものを手に入れるには遅すぎるように思えた」

    ダニエル・リカルドは、ルノーF1からマクラーレンに移籍することは輪郭のはっきりした決定ではなかったと認め、2019年の状態と来年からメルセデスを搭載するパッケージの未知の可能性の組み合わせに基づいて決定しなければならなかったと明かす。

    「もちろん、実際に話をしているチームから売り込みを受けることはできる。特に、今はレースがなく、昨年以外に証明するものがないので、他よりも自分を刺激する売り込みに進まななければならない。その時に何を感じ、何を考えるかだ。誰にもわからない」

    「もちろん、今のところの最高の参考である昨年を見れば、彼らは最も騒がしいチームだった」

    「メルセデスは再びチャンピオンシップを勝ち取ったけど、マクラーレンがすべての中で最も大きな一歩を踏み出したチームであることは、ほとんどの人にとって明らかだった。それは彼らにとって本当に励みになったし、本当にベースにできるのはそれがすべてだ」

    「あとは将来への口説き文句だ。明らかに、それはパワーユニットの変更などだ。今それについて話すのは難しいことだ。なぜなら、それは決して簡単な決定ではないし、2020年から測定することがあまりないからだ。かなり困難だった」

    では、マクラーレン移籍を選択した鍵は何だったのだろう?

    「正直、1つの決定的な要因があったわけではない」とダニエル・リカルドは語る。

    「それは確かに2018年のレッドブルの状況とは異なった。個人的にはレッドブルはコースを走ったような感覚だった。僕は長い間そこにいたのですが、何度もトライして、レースに勝ったけど、チャンピオンシップには勝てなかった」

    「それで『OK、とにかく僕には変更が必要だ』となった。僕たちが去年望んでいたことを達成しなかった限り、それが正解だったとは明確だったとは言わないけど、同様に、去年は勝利を期待してはいなかった。決して簡単なものではなかったと言っておこう。時間が教えてくれるだろう」