カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • レッドブル、F1のエンジン救済制度ADUOの有効性に疑問

    レッドブル、F1のエンジン救済制度ADUOの有効性に疑問

    レッドブル・フォード・パワートレインズのテクニカルディレクターであるベン・ホジキンソンは、F1が導入する新たなエンジン救済制度「Additional Development and Upgrade Opportunities(追加開発・アップグレード機会、ADUO)」について、懐疑的な見解を示している。

    2026年F1シーズンから、内燃機関と電動出力がおよそ50:50となる新しいエンジンレギュレーションが導入される。

    F1は、ターボ・ハイブリッド初期にメルセデスが築いたような支配的状況が再び生まれ、それが固定化されることを避けたい考えだ。

    ADUOの仕組みでは、シーズン中に6戦目、12戦目、18戦目終了後にパワーユニットの性能評価が行われる。2026年の場合、それぞれ5月のマイアミGP、7月のスパ・フランコルシャン、10月のシンガポールGPに該当する。

    この評価で、最も優れたエンジンに対して2%〜4%劣っているメーカーには追加アップグレードが1回認められ、4%以上劣っている場合は2回の追加アップグレードが与えられる。

    レッドブルが2026年マシンのリバリーを公開した場で、ホジキンソンは次のように語った。

    「個人的には、ホモロゲーションをすべて廃止して、完全に“グローブ・オフ”の戦いをやりたい。正直、それが本音だ。ただ、現実はそうではない。コストキャップがあり、ダイナモの稼働時間制限もある。だから、この制度がなくても、すでに十分すぎるほどの制限があると思っている」

    ADUOという制度そのものが必要かどうかという点とは別に、ホジキンソンは、そもそも開発のリードタイムなど、さまざまな要因によって勢力均衡を図るのは容易ではないとも指摘している。

    「正しくやった人たちを十分に報いる仕組みになっているか? その点については、そうだと思う」とホジキンソンは続けた。

    「ただ、ルールを作る側が完全には理解していないと思う点がある。それは、パワーユニットにおけるアイデアの“熟成期間”が、シャシーよりもはるかに長いということだ」

    「変更を加えようとした場合、単に2台のマシンをアップデートすればいいわけではない。エンジンプール全体を対象にしなければならない。12基のパワーユニットをアップデートしなければならないこともあるし、それには時間がかかる」

    「さらに、ホモロゲーションされている以上、十分に実証されていないものに賭けるようなことはできない。そんなことをすれば、取り返しのつかない事態に陥る可能性があるからだ。我々は新しいパーツや新しいアイデアについて、最低限クリアすべき耐久性の基準を設けている」

    「我々の部品は、ほとんどが非常に高精度な金属部品で、製造に時間がかかる。中には製造に12週間かかる部品もある。その後、同じくらいの期間をかけて検証を行い、さらに同程度の時間をかけてレース用エンジンプールに反映させる必要がある」

    レッドブル・レーシング

    こうした事情から、ホジキンソンは、仮に一部のメーカーが他をリードする状況になったとしても、ADUOが決定的なゲームチェンジャーになるとは考えていない。

    特に、メルセデスとレッドブルが内燃機関の圧縮比に関する抜け穴を見つけたと見られている点を踏まえれば、その可能性は十分にあるという。

    「もし、あるチームが開幕戦でパワーユニットにおいてアドバンテージを持っていた場合、他が追いつくまでには時間がかかると思う」とホジキンソンは語る。

    「その優位性を抑え込む手段は、ある意味で必要だし、ADUOはその点で一定の役割を果たしている。ただ、6レース後に評価が行われるので、理論上は7戦目からアップデートを投入できることになる」

    さらに、現実的な難しさについて、次のように締めくくった。

    「数週間でアップデートを用意するのは、かなり厳しい。もし今すぐエンジンに20キロワット追加できるなら、私は迷わずそうする」

  • レッドブル・フォードの2026年F1初年度をマルコが展望「1勝できれば驚異的」

    レッドブル・フォードの2026年F1初年度をマルコが展望「1勝できれば驚異的」

    レッドブル・レーシングは2026年F1シーズンから、フォードと共同開発した自社初のパワーユニットを投入し、F1における新たな重要な章を迎える。シャシーとエンジンの両規則が同時に刷新されるなか、各チームやマニュファクチャラーの勢力図を予測するのは困難だ。

    そうした状況について、レッドブルの元シニアアドバイザーでありドライバープログラム責任者でもあったヘルムート・マルコは、2026年F1でレッドブル・フォードが1勝でも挙げられれば、それは「信じられない」成果になると語っている。

    2026年F1でレッドブル・フォードは勝てるのか
    マルコは、もしレッドブルとフォードがその偉業を成し遂げることができれば、大いに祝うべき理由になると考えている。

    ホンダが当初F1撤退を発表し、その後に方針を転換するという経緯を経て、レッドブルは独自のエンジンプログラムに踏み切った。そして、その開発パートナーとしてアメリカの自動車大手フォードと手を組んだ。

    レッドブルはこれまで、世界的な自動車メーカーを打ち破ってF1タイトルを獲得してきたが、今度はエンジン開発という全く異なる挑戦に直面している。

    レッドブル離脱直前に出演した「ビヨンド・ザ・グリッド」ポッドキャストで、マルコは2026年F1においてミルトンキーンズのチームにとって成功とは何かを問われ、次のように語っている。

    「我々がエンジンを作るのは初めてだ。最初に考えていた以上に大きな投資になったが、幸いにも会社はそれを可能にしてくれた」

    「もちろん我々は新参者だが、もしエンジンがフロントランナーになれれば、それだけでも大きな成功だと思う」

    「シャシー面については、遅れているという話は聞いていない。だから本当に、待ってみるしかない」

    「しかし、もし初年度に自分たちのエンジンで勝てたとしたら、それは信じられないことだ」

    レッドブル・レーシング

    エンジンメーカーとしての挑戦
    さらにマルコは、なぜレッドブルがメルセデスやフェラーリのように、何十年にもわたって複数のレギュレーション下でエンジンを手がけてきた自動車大手と渡り合えると考えているのかを問われた。2026年からは、ザウバーを買収してワークスチームとして参戦するアウディも、自社エンジンでこの戦いに加わる。

    これに対し、マルコは次のように答えている。

    「一つは、我々が少しクレイジーだからだ」

    「そしてもう一つは、何かをやると決めたら、きちんとやるということだ。すべての努力と情熱をそこに注ぎ込む」

    「モータースポーツはチームスポーツだ。成功するためには、チーム全体にその情熱が必要になる」

    2026年に向けたレッドブルの体制
    レッドブルの4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、2025年シーズンにランド・ノリスに僅差でタイトルを奪われたことを受け、2026年に雪辱を期すことになる。

    またフェルスタッペンには、2026年シーズンから新たなチームメイトが加わる。レーシングブルズでのルーキーシーズンが評価され、アイザック・ハジャーがレッドブル・レーシングに昇格することになった。

  • レッドブルF1、2026年PUの合法性に自信「圧縮比は規則の限界まで攻めた」

    レッドブルF1、2026年PUの合法性に自信「圧縮比は規則の限界まで攻めた」

    レッドブル・レーシングは、2026年F1パワーユニットの圧縮比が規則の範囲内であると確信している。レッドブル・パワートレインズのディレクターであるベン・ホジキンソンは、最近浮上した論争について「何でもないことに対するノイズが多すぎる」と切り捨てた。

    デトロイトで行われたシーズンローンチをもって、レッドブル・パワートレインズとフォードのパートナーシップは公式にスタートした。

    ただし、実際にはミルトンキーンズのレッドブル・キャンパスで、このエンジンプロジェクトはすでに4年間にわたって進められてきた。

    新規参入のパワーユニットが開幕からどれほど競争力を発揮できるのかという疑問は依然として残っている。特に、2026年規則では電動出力の比率が大幅に高まり、この分野においてF1での経験が相対的に少ないレッドブルとフォードにとっては不安材料とも見られている。

    しかし、バルセロナでのウインターテストを前に、パドックの注目は内燃エンジン、なかでも圧縮比に集中してきた。圧縮比とは、シリンダー内の最大容積と最小容積の比を指す。従来のレギュレーションでは18:1だったが、2026年からは16:1に引き下げられている。これは、新規メーカーにとって参入しやすくすることなどを目的とした変更だ。

    他のメーカーは、メルセデスとレッドブル・パワートレインズが、FIAが現在行っている唯一の確認方法である「常温・静止状態でのテスト」では16:1の上限を満たしている一方、エンジンが高温で作動している状態では、より高い圧縮比を実現できる可能性があることに気付いたという。

    これを受け、アウディ、フェラーリ、ホンダは共同でこの問題をFIAに提起した。その結果、この件は1月22日に予定されている技術専門家との会合の議題に含まれることとなり、新レギュレーションの空力面を含む複数のトピックが議論される予定だ。

    シーズンローンチに先立ち、ベン・ホジキンソンは一部メディアに対し、レッドブルの新パワーユニットがレギュレーションに適合していることに自信を示した。

    「いくつかのパワーユニットメーカーが、他チームで何か巧妙なエンジニアリングが行われているのではないかと神経質になっているのだと思う。正直なところ、どれほど真に受けるべきか分からない。私は長い間この仕事をしてきたが、ほとんどはただのノイズに過ぎない。自分たちのレースに集中するだけだ」

    「自分たちが何をしているかは分かっているし、それが合法だということには自信がある。もちろん、レギュレーションが許す限界まで持っていっている。それは誰もがやっているはずだ。率直な感覚としては、本当に何でもないことに対するノイズが多すぎるだけだ。最終的には、全員が16に落ち着くと思っている」

    レッドブル フォーミュラ1エンジン F1レギュレーション

    論点となっているのは、パワーユニットメーカーごとに参照している技術規則の条文が異なる点だ。技術規則C5.4.3条では、チェックはエンジンが静止し、常温にある状態でのみ行われると規定されている。このため、メルセデスとレッドブル・パワートレインズは、その条件下では規則を順守していると主張できる。

    一方でライバル勢は、「F1マシンは競技中、常に本規則のすべてを順守しなければならない」と定めたC1.5条を根拠に挙げる。圧縮比16:1が明記されている以上、走行中も同様に適用されるべきだという見解だ。

    ホジキンソン自身は、そもそも新PU規則に圧縮比が盛り込まれている点について、技術的な観点から懐疑的だ。

    「純粋に技術的な観点から言えば、圧縮比の上限は低すぎる。我々には燃焼を十分に速くする技術があるので、この圧縮比は明らかに低い。実際、我々が実現している燃焼速度であれば18:1でも成立する。つまり、圧縮比の0.1ごとにパフォーマンスが存在するということだ。測定される限界まで、15.999を狙うべきだと、どのメーカーも本当は考えているはずだ」

  • レッドブルF1 自社製パワーユニット『DM01』は「ディートリッヒの夢を現実に」

    レッドブルF1 自社製パワーユニット『DM01』は「ディートリッヒの夢を現実に」

    レッドブルは、初の自社製パワーユニット『DM01』を公開した。2026年F1シーズンに向けて開発されたこのパワーユニットは、レッドブル・フォード・パワートレインズ(RBFPT)がゼロから手がけた初号機であり、レッドブルがエンジンマニュファクチャラーとして新たな一歩を踏み出した象徴でもある。

    その名称に込められた「DM」は、レッドブル創設者であるディートリッヒ・マテシッツのイニシャルに由来する。

    RBFPTのテクニカルディレクターを務めるベン・ホジキンソンは、このパワーユニットの完成を「ディートリッヒの夢を現実にしたもの」と位置づけ、その重みと到達点について語った。

    レッドブル・フォード・パワートレインズ(RBFPT)のテクニカルディレクターを務めるベン・ホジキンソンは、初の自社製パワーユニット『DM01』の公開について、その重みと到達点を振り返った。

    「この瞬間に辿り着けたことは、私自身にとっても、このプロジェクトに情熱を注いできた数百人にとっても、非常に大きな意味を持つ。作業量と挑戦の規模は、本当に想像を超えるものだった」

    レッドブル・パワートレインズ / レッドブル・レーシング

    RBFPTのプロジェクトは、既存の基盤を引き継ぐ形ではなく、施設、人材、設計、製造、組み立てのすべてをゼロから構築するという、F1の中でも前例のない取り組みだった。ホジキンソンは、そのすべてが積み重なって初めて、この瞬間に辿り着いたと説明する。

    「最初から、すべてを一から作り上げてきた。設備も、人も、設計も、製造も、組み立てもだ。その道のりは長く、決して簡単なものではなかったが、全員が同じ目標に向かって進んできた」

    このパワーユニットに与えられた『DM01』という名称も、プロジェクトの原点を象徴している。DMは、レッドブルをF1へと導き、さらに自社製パワーユニットという決断を下したディートリッヒ・マテシッツの意思を刻むものだ。

    「すべてはディートリッヒの夢から始まった。その夢を、ミルトンキーンズの人々が現実にした。フォードと共にデトロイトで発表できたことは、どこか非現実的でもあり、同時に、この上なく報われる瞬間でもある」

    オリバー・ミンツラフ「自社エンジンはブランドにとって画期的な一歩」
    レッドブルのコーポレート・プロジェクト&インベストメンツCEOを務めるオリバー・ミンツラフは、2026年に向けた自社製パワーユニット開発を、ブランドの新たな章と位置づけた。

    「自分たちでエンジンを造り、それを実際に走らせるというのは、我々のブランドにとって非常に大きな一歩だ。マシンとパワーユニットを同時に走らせることを、心から楽しみにしている」

    ミンツラフは、2026年F1レギュレーションがパワーユニットだけでなく、マシン全体に大きな変革をもたらす点にも触れた。

    「2005年にF1参戦を決めた時も大きなリスクを取った。その時のマインドセットは今も変わっていない」

  • フォードCEOが語るF1復帰の理由「レッドブルのスピリットと重なった」

    フォードCEOが語るF1復帰の理由「レッドブルのスピリットと重なった」

    フォードCEOのジム・ファーリーは、レッドブルとのパートナーシップを振り返り、F1復帰を決断した理由について語った。2026年に22年ぶりのF1参戦を迎えるフォードにとって、その原点にはレッドブルとの出会いがあったという。

    ファーリーは、初めてオラクル・レッドブル・レーシングと向き合った際、「彼らのスピリットがフォードと重なった」と感じたと明かし、その共鳴こそが、F1復帰という大きな決断につながったと説明している。

    フォード・モーター・カンパニーのCEOを務めるジム・ファーリーは、レッドブルとの提携を振り返り、両者の価値観が早い段階で重なり合っていたことを強調した。

    「4年前にオラクル・レッドブル・レーシングと出会ったとき、彼らのスワッガーが我々のスピリットと重なると感じた。今夜は、このプロジェクトに注がれてきた努力を祝う節目だ」

    レッドブル フォード

    ファーリーは、エナジードリンク企業であるレッドブルが、自らF1パワーユニットを開発するという挑戦を、モータースポーツの世界でも特別な物語だと表現している。その大胆さと覚悟が、フォードのF1復帰という決断と重なったと語る。

    「エナジードリンク企業が自らF1のパワーユニットを造るというのは、本当に驚くべきストーリーだ。その旅路を、フォードが共に歩めたことを誇りに思っている」

    また、今回の発表の舞台となったデトロイトについても、ファーリーは強い意味を込めた。

    「デトロイトは、アメリカの自動車史を象徴する街だ。その場所でこのプロジェクトを発表できたことは、フォードのモータースポーツの遺産を祝う意味でも非常に重要だった」

  • レッドブルF1 フォードとの自社PU時代が始動「非常に重要な旅の始まり」

    レッドブルF1 フォードとの自社PU時代が始動「非常に重要な旅の始まり」

    レッドブルF1は、フォードとの提携によって迎える2026年F1シーズンを前に、新リバリーをデトロイトで披露した。

    自社開発シャシーと自社製パワーユニットを初めて組み合わせる節目の年を前に、レッドブルF1代表を務めるローラン・メキースは、この瞬間がチームにとって極めて重要な転換点であることを強調した。

    2026年F1レギュレーション初年度を目前に控え、レッドブルとフォードが歩み始める自社PU時代。その象徴として公開された新リバリーには、チームの原点への敬意と、新たな時代への決意が込められている。

    新リバリーについてメキースは、第一印象から強い高揚感を覚えたと語る。

    「新しいリバリーを初めて目にする瞬間は、いつも特別なものだ。新シーズンへの高揚感を強く感じさせてくれる。我々はトラック上で本当に壮観な姿になるはずだ」

    メキースは、2026年がF1全体にとっても、チームにとっても大きな節目の年になると強調する。

    「このスポーツ全体、そして我々のチームにとって、新しく非常に重要な時代の始まりだ。だからこそ、その変化をリバリーで表現したかった。同時に、レッドブル・レーシングの原点にも敬意を払っている」

    今回のリバリーは、チーム創成期を支えた精神を称えることを意図してデザインされたという。

    「このリバリーは、初期のスピリットを祝うためにデザインされた。そしてグリッドで最も目を引く存在になることを目指している」

    2026年はまた、レッドブルがフォードとともに開発したパワーユニットを、初めて実戦で使用する年でもある。その歴史的な節目を、リバリーに反映させたことは必然だったと語る。

    「オラクル・レッドブル・レーシングのマシンが、初めてレッドブル・フォード・パワートレインズのPUで走る年だ。その節目に、我々の歴史をリバリーに反映させるのは当然のことだった」

    レッドブル・レーシング

    デトロイトで示された“新章”とワン・レッドブルの始まり
    さらにメキースは、フォードの本拠地であるデトロイトで新リバリーを披露できたこと自体が、チームの新章を象徴していると振り返った。

    「フォードの本拠地であるデトロイトでリバリーを披露できたことは本当に素晴らしかった。この新しい章にふさわしい特別なタッチとしてグロス仕上げを選んだ。ファンの皆さんにも楽しんでもらえればと思っている」

    レッドブル・テクノロジー・キャンパスで働く約2000人のスタッフの努力にも言及し、2026年に向けた準備が結実した瞬間であることを強調する。

    「自分たちのシャシーと、自分たちのパワーユニットで初めてバルセロナのシェイクダウンに臨める。これは我々全員にとって極めてエキサイティングな旅の始まりだ。ワン・レッドブルとしてトラックに向かう」

    レッドブルとフォードがともに歩み出す自社PU時代。その第一歩となる2026年F1シーズンに向け、今回披露された新リバリーは、チームの過去と未来をつなぐ象徴的な存在となっている。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーに興奮「とても大胆で目立つ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーに興奮「とても大胆で目立つ」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年シーズンに向けて発表されたレッドブル・レーシングの新リバリーについて、「とても大胆で目立つ」と語り、その仕上がりに強い手応えを示した。

    グロス仕上げによるレトロな雰囲気や、強調されたブルーのカラーリングに強い手応えを感じており、実車を目にしたことで、その変化の大きさと特別感をあらためて実感したという。

    新デザインを目にした第一印象について、フェルスタッペンは率直な感想を明かしている。

    「新しいリバリーは本当に気に入っている。すごくきれいだし、今年はトラック上でかなり目立つと思う」

    特に印象的だったのは、グロス仕上げとカラーリングだという。

    「グロス仕上げがクールで、よりレトロな雰囲気がある。色もすごく大胆でブルーが強くて、そこが本当に好きだ」

    実車を前にしたことで、その変化の大きさをより強く感じたと振り返る。

    「実際に見るのは特別だったし、これほど大きな変化だとは思っていなかったから、かなり驚いた」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    新しいルックは、フェルスタッペン自身がF1でキャリアをスタートさせた頃の記憶も呼び起こした。

    「この見た目全体が、F1を始めたばかりだった頃の多くの良い思い出を思い出させてくれる。あの頃はすべてが新しかった」

    完全に異なる外観のマシンで新シーズンを迎えることへの期待も大きい。

    「まったく違う見た目のクルマをドライブできるのが楽しみだ」

    一方で、現実的な一面ものぞかせた。

    「メカニックは、これをきれいに保つのに時間がかかって喜ばないかもしれない」

    それでも、最終的な仕上がりについては自信をのぞかせる。

    「でも、本当にシャープに見えるし、みんながトラックで目にするには最高だと思う」

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1の2026年リバリーに高揚「本当にクール」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1の2026年リバリーに高揚「本当にクール」

    アイザック・ハジャーは、2026年シーズンに向けて発表されたレッドブル・レーシングの新リバリーについて、「特別な瞬間だった」と率直な感情を語った。

    レッドブル・レーシング加入が決まって以降、数多くの初体験を重ねてきたハジャーにとって、2026年リバリーの初披露は、その中でも強く印象に残る出来事だったという。

    「オラクル・レッドブル・レーシングでドライブすることを知ってから、この数か月はエキサイティングな瞬間や初めての経験が本当に多かった。その中でも、2026年リバリーを見た瞬間は、最高のひとつだった」

    新シーズンの到来が、いよいよ現実のものとして感じられるようになったと明かす。

    「物事がどんどんリアルになってきた。このリバリーをまとったマシンをドライブするのが待ちきれない」

    今回のデザインについては、新しさと伝統が共存している点を高く評価した。

    「新しいけれど、ヘリテージも感じさせるルックで、本当にクールだと思う」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    ハジャー自身のF1キャリアにおいても、2026年は大きな節目となる。

    「僕にとっても新しい時代だし、チームとこのスポーツ全体が同時に新しい時代に入るというのは、かなりクレイジーで、とても特別なことだ」

    発表の舞台となったデトロイトで、実車と向き合った経験は、さらに気持ちを高ぶらせた。

    「ここデトロイトで実際にリバリーを見て、そしてパワーユニットを作り上げたスケールを目の当たりにして、今シーズンへの気持ちが一気に高まった」

    そして最後に、ハジャーは2026年シーズンへの率直な思いを口にした。

    「今はもう、自分たちのエンジンを積んだRB22に乗って、レースをしたいという気持ちしかない」

  • レッドブルF1、原点回帰の『RB22』リバリーでフォード時代開幕

    レッドブルF1、原点回帰の『RB22』リバリーでフォード時代開幕

    レッドブル・レーシングは木曜夜、アメリカ・デトロイトで開催されたイベントで、チームの2026年F1リバリーを披露した。発表は“いかにもレッドブルらしい”演出で行われ、航空機がマシンを覆っていたカバーを引き剥がすという前代未聞の形でベールが取り払われた。

    ミシガン・セントラル・ステーションで行われた2026年シーズン・ローンチでは、レッドブルのパイロットであるマーティン・ソンカが圧巻のスタントを披露。

    飛行機がマシンのシートを一気に引き抜き、新しくもどこか懐かしいルックが姿を現した。これは、チームが2005年のF1デビュー時に採用していたグロス(光沢)仕上げへの回帰を示すものでもある。

    それから22年。F1は大規模な技術レギュレーション変更を控え、まもなく新時代へ突入する。その節目はオラクル・レッドブル・レーシングにとっても決定的な意味を持つ。開幕戦メルボルンは、チームが初めて同一拠点でシャシーとパワーユニットを開発・製造する体制で臨む「レッドブル・フォード・パワートレインズ」の公式レースデビューとなるからだ。

    この大胆な一歩を象徴するため、RB22はF1参戦初期のオリジナル・ルックに着想を得たリバリーをまとう。よりクラシックなレッドブル・レーシングの存在感を呼び起こし、照明下での反射を研ぎ澄まし、コントラストを高めることで、ヘリテージ要素がスピード域でよりリッチでプレミアムに映えるよう設計されている。

    レッドブル・レーシング

    2026年リバリーは、ヘリテージを象徴するホワイトを基調に、グロス塗装によって奥行きと透明感を強化。アイコニックなサン&ブルのロゴは、よりシャープなエッジと高い彩度で際立つ。光沢は躍動感とエネルギーを与えるだけでなく、ボディ全体に織り込まれた新しいジャカード・パターンを浮かび上がらせ、これはオラクル・レッドブル・レーシングの2026年シーズン全体のルック&フィールに通底する意匠となる。

    なお、飛行機がミシガン・セントラル・ステーションの内部にあったわけではない。実際のスタントはチェコのインジフーフ・フラデツ空港で実施された。機体の尾部にはカバーを外すための装置が取り付けられ、悪天候のなか、ソンカは極めて高度な曲技飛行「コブラ・マニューバ」を成功させた。これは、機首をほぼ垂直まで一気に引き上げながら高度を上げず、その後水平飛行へと戻す難度の高い技である。

  • レッドブルF1 2026年のチームウエアはフォードブルーを融合

    レッドブルF1 2026年のチームウエアはフォードブルーを融合

    レッドブル・レーシングは、2026年F1シーズンに向けた新チームウエアを披露した。最大の特徴は、パートナーであるフォードを象徴するブルーを明確に取り入れた点だ。

    新ウエアは、レッドブル・レーシングのアイデンティティであるレッドブルのロゴや、主要スポンサーの配置を維持しつつ、胸元からボディにかけてブルーの表情を強めたデザインを採用。2026年から本格化するフォードとの技術パートナーシップを、視覚的にも強く印象づける仕上がりとなった。

    このフォードブルーはチームウエアにとどまらず、2026年型マシンのカラーリングにも反映されている。RB22は、サイドポッド周辺を中心にブルーの配色が拡大し、レッドブルのロゴ、フォードのエンブレム、オラクルのスポンサーロゴが一体感のある構成で配置されている様子が確認できる。

    従来のダークトーン主体のレッドブルF1マシンに対し、2026年仕様ではブルーが視覚的なアクセントとして存在感を強めており、フォードとのパワートレイン提携をデザイン面でも強く印象づける仕上がりとなった。

    新レギュレーション元年となる2026年に向け、レッドブル・レーシングはチームウエアとマシンの双方でフォードブルーを取り入れ、技術パートナーシップを明確に打ち出す姿勢を示している。

    レッドブル・レーシング フォード