カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 F1オーストラリアGP金曜イベント出演 Tech Talk Stage登壇

    角田裕毅 F1オーストラリアGP金曜イベント出演 Tech Talk Stage登壇

    レッドブル・レーシングのリザーブドライバーを務める角田裕毅が、2026年F1オーストラリアGPの金曜日に開催される公式イベント「Tech Talk Stage」に出演する。

    大会スケジュールによると、角田裕毅は現地時間3月6日(金)13時45分から、アルバート・パーク・サーキット内に設けられたTech Talk Stageに登場する予定となっている。

    Tech Talk Stageは、F1や下位カテゴリーの関係者が登壇し、技術やチームの舞台裏、モータースポーツの仕事などをテーマにトークを行うステージイベントだ。ドライバーだけでなく、エンジニアや広報担当、メカニックなど、レースの裏側を支えるさまざまな関係者が登場するのが特徴となっている。

    今回のオーストラリアGPでは、F2とF3のプレスオフィサーであるサラ・コーエン、F1のリレーションシップマネージャーを務めるミーガン・ベナブルズ、メルセデスのコミュニケーション責任者ブラッドリー・ロード、アストンマーティンのペドロ・デ・ラ・ロサやジェシカ・ホーキンス、ジャック・クロフォードらが出演予定となっている。

    角田裕毅は、こうしたF1関係者と並んでTech Talk Stageに登場する数少ないドライバーのひとりとなる。

    また、オーストラリアGPの会場ではTech Talk Stage以外にも複数のステージイベントが開催される。ドライバーがファンの前でトークを行うFan Forum Stageでは、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャー、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリなどが登場予定となっている。

    さらに、サーキット内のLakeside Festival Stageでは音楽ライブも行われ、リタ・オラやDuke Dumont、Basement Jaxxなどがパフォーマンスを披露する予定だ。

    イベントが開催される金曜日は、F1のフリー走行が行われる初日でもある。アルバート・パークでは12時30分からフリー走行1回目、16時からフリー走行2回目が予定されており、各チームが2026年シーズン最初のレースウィークに向けてマシンのセットアップ作業を進める重要なセッションとなる。

    2026年F1オーストラリアGPは、アルバート・パーク・サーキットで3月6日に開幕。日曜日には決勝レース(58周)が行われ、2026年F1シーズンの開幕戦として世界中の注目を集める。

  • セルジオ・ペレス レッドブルF1に苦言「キャデラックでは意見が評価される」

    セルジオ・ペレス レッドブルF1に苦言「キャデラックでは意見が評価される」

    セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)は、2026年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPを前に、自身のF1復帰とレッドブル離脱後の心境について率直に語った。

    2024年シーズン終了後にレッドブルを離れ、2025年はF1から離れていたペレスは、2026年から新規参戦のキャデラックF1チームで復帰。新たなプロジェクトの中で、自身の経験と技術的フィードバックがより重視されていると感じていると明かした。

    レッドブル離脱後の休養が転機に
    ペレスはレッドブルでの最後の期間について振り返り、精神的にも厳しい状況だったと認めている。

    「レッドブルでの最後の6か月は、あらゆる面で厳しかった。正直なところ、僕には休養が必要だと感じていた」

    「外からは見えないことも多かったけれど、僕がチームを離れた後にはそれがより明確になったと思う」

    「それでもレッドブルでは素晴らしい時間も過ごした」

    2024年シーズンは厳しい結果が続き、ペレスとレッドブルはシーズン終了後に双方合意のもとで契約を解消。その後、2025年はF1から離れていたが、キャデラックの新プロジェクトが復帰の決断につながった。

    「今はキャデラックでの時間を本当に楽しんでいる。このプロジェクトと一緒に進んでいくことをとても楽しみにしている」

    「大きな可能性があるプロジェクトだ。長い挑戦にはなるけれど、とても成功する可能性があると信じている」

    「新しいプロジェクトの一員であることが、僕の大きなモチベーションになっている」

    キャデラックF1で評価される技術的フィードバック
    キャデラックF1チームは参戦初年度に向けて、ペレスとバルテリ・ボッタスという経験豊富なドライバーラインアップを採用している。

    豊富な経験を持つふたりの技術的フィードバックを開発に生かす狙いがあり、ペレス自身もその重要性を強く感じているという。

    レッドブル時代と比べて、自身の意見がより重視されているかと問われると、ペレスは率直にこう答えた。

    「そうだね。間違いなくそう感じている」

    「マシンの開発の進め方や、チームが同じ方向に向かって前進しているという感覚がある」

    「そして僕のフィードバックが、以前よりもずっと評価されていると感じている」

  • ドミノ・ピザ レッドブルF1応援キャンペーン開始 限定キーホルダー先着配布

    ドミノ・ピザ レッドブルF1応援キャンペーン開始 限定キーホルダー先着配布

    ドミノ・ピザ ジャパンは、レッドブルのF1チームを応援する期間限定企画「レッドブルチーム応援キャンペーン」を2026年3月6日から4月5日まで開催する。対象セットを注文すると、数量限定のラバーキーホルダーが先着でプレゼントされる。

    このキャンペーンでは、ピザ1枚・サイドメニュー1品・レッドブル・エナジードリンク250mlがセットになった商品を販売。価格はデリバリーが1,999円から、持ち帰りが1,599円からとなっており、対象のピザは全メニューから選択可能となっている。

    ピザとレッドブルでレース観戦を盛り上げる期間限定企画
    ドミノ・ピザは、カーレース観戦をより楽しんでもらうことを目的として今回のキャンペーンを企画した。セットにはレッドブル・エナジードリンクが含まれており、ピザとサイドメニューとともにレース観戦を盛り上げる内容となっている。

    ピザは定番の「ドミノ・デラックス」や「マルゲリータ」、4種類の味が楽しめる「クワトロ・オールスター」など、すべてのメニューから選択可能。サイドメニューもポテトフライやチキンナゲット、デザート類などから選ぶことができる。

    先着限定のラバーキーホルダーをプレゼント
    キャンペーン期間中に対象セットを注文すると、レッドブル・レーシングまたはレーシングブルズのラバーキーホルダーを先着・数量限定で1点プレゼントする。

    キーホルダーは全6種類で、マシンデザイン2種、ヘルメット2種、ロゴ2種の構成。このうちマシンデザインの2種類はドミノ・ピザ限定デザインとなっている。どのデザインが入っているかはランダムで、なくなり次第終了となる。

    キャンペーン概要
    ■開催期間
    2026年3月6日~4月5日

    ■内容
    ピザ1枚+サイドメニュー1品+レッドブル・エナジードリンク250mlのセットを購入すると、レッドブル・レーシングまたはレーシングブルズのラバーキーホルダーを1点プレゼント(全6種・先着数量限定)

    ■価格
    ・デリバリー限定:1,999円~(クーポン番号:407961)
    ・持ち帰り限定:1,599円~(クーポン番号:482919)

    対象商品はピザ全商品、指定サイドメニュー、レッドブル・エナジードリンク250ml。ラバーキーホルダーのデザインは選択できず、在庫がなくなり次第キャンペーンは終了となる。

  • マックス・フェルスタッペン F1オーストラリアGP展望「ここからが本当のテスト」

    マックス・フェルスタッペン F1オーストラリアGP展望「ここからが本当のテスト」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、2026年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPを前にコメントを発表した。フェルスタッペンは火曜日の夜にメルボルン入りし、新シーズンのスタートに向けた期待を語っている。

    2026年は新しいパワーユニットレギュレーションのもとで戦われる初年度となる。レッドブル・レーシングは自社パワーユニットを搭載する新体制でシーズンに臨む中、フェルスタッペンはプレシーズンテストでの走行に手応えを感じていると明かした。

    「再びコースに戻ってシーズンをスタートできるのは素晴らしいことだ。ここまで準備期間が長く感じられたから、ようやくレースができるのが楽しみだ」とフェルスタッペンは語った。

    「バーレーンでは、僕たちのパワーユニットを搭載したマシンが多くの周回を重ねているのを見ることができて、とても印象的だった。初めて走る姿を見て、チームの多くの人が誇らしげな表情をしていたし、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思う」

    「僕たちは長い間シミュレーターでこのマシンを走らせてきた。だから実際にマシンが完成してコースに出ていくのを見たときは鳥肌が立ったよ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) オーストラリアグランプリ

    フェルスタッペンはまた、開幕戦の舞台となるアルバート・パークについても言及した。2015年にF1デビューを飾った場所でもあり、特別な思い出があるサーキットだという。

    「ここからが本当のテストだ。メルボルンに向けて、すべてがどうなるのかはまだ分からないけど、僕たちは多くのことを学び、マシンをできるだけ最適化するために取り組んできた」

    「このサーキットにはたくさんの良い思い出がある。特に僕が初めてF1レースを走った場所でもあるしね。でも今年は特にエキサイティングな挑戦になると思う。どうなるのかを見るのが楽しみだ」

  • レッドブルF1 自社製PUは想像以上 アイザック・ハジャー「疑念はすぐ消えた」

    レッドブルF1 自社製PUは想像以上 アイザック・ハジャー「疑念はすぐ消えた」

    レッドブル・レーシングが2026年F1シーズンから投入した自社製パワーユニット「レッドブル・パワートレインズ(RBPT)」は、プレシーズンテストで大きな注目を集めた。

    フォードと共同開発されたこのパワーユニットは、開発段階では懐疑的な見方も多かったが、バーレーンテストではパドック内でも評価を高める結果となった。レッドブルに加入したアイザック・ハジャーも、そのパフォーマンスは予想を大きく上回っていたと明かしている。

    RBPTエンジンは「想像以上」だった
    レッドブルは2026年F1レギュレーションから、レッドブル・パワートレインズ部門を通じて自社製パワーユニットの開発を開始した。これはアメリカの自動車メーカーであるフォードとの協力によるプロジェクトであり、F1においてレッドブルが初めて自らエンジンを製造する挑戦となる。

    しかし2025年シーズン中には、開発が順調ではないという噂も広がっていた。2025年7月には当時のチーム代表クリスチャン・ホーナーが「RBPTが2026年により優れたパワーユニットを作れば既存メーカーにとって恥ずかしいことになる」と語り話題となった。

    その後チーム代表に就任したローラン・メキースも、レッドブルがメルセデスやフェラーリのような既存メーカーとすぐに肩を並べることを期待するのは「ばかげている」と認めていた。

    それでもバーレーンでのプレシーズンテストでは、このRBPTエンジンが大きなサプライズのひとつとなり、パドック内でも称賛の声が上がった。

    テストで一気に消えた疑念
    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、サクヒールで行われた最初のプレシーズンテストの際、レッドブルはストレートだけで1周あたり1秒速いと主張した。

    またウィリアムズのカルロス・サインツJr.も、テスト序盤の段階でレッドブル・パワートレインズは「誰よりも明確に一歩先を行っていた」と語っている。

    2025年にレーシングブルズで印象的なルーキーシーズンを送ったアイザック・ハジャーは、今季からレッドブル・レーシングに昇格。昨年の開発段階ではRBPTエンジンに懸念を抱いていたものの、現在はその印象が大きく変わったと語る。

    「僕が想像していたよりもはるかに良かった」

    「昨年シーズン終盤の印象はあまり良くなかった。噂もそうだし、チーム内でも完全に満足している感じではなかった」

    「でも1月のバルセロナのシェイクダウン初日で、いきなり110周走ったんだ。だから本当にいい意味で驚いた」

    「プロジェクト開始からまだ3年のチームとしては、とても印象的だ」

    レッドブル・レーシング アイザック・ハジャー

    信頼性への不安も「すぐに解消」
    ハジャーは2026年F1マシンの信頼性について懸念を示していたが、テストを通じてレッドブルの耐久性に対する疑念はすぐに消えたと明かしている。

    バーレーンテスト6日間の総周回数では、レッドブルは672周で3番目に少ない周回数となった。これはキャデラックの568周、アストンマーティンの334周を上回るものの、トップのマクラーレン(817周)には及ばなかった。

    それでもハジャーは、テストを通じて自分の不安が大きく和らいだと語る。

    「正直に言うと、バルセロナでは本当にたくさん疑問があった。でもそれはすぐに消えた」

    「もちろんシーズン中に問題が出ることはあると思う。それは普通のことだ」

    「でも、僕が思っていたよりずっと少ないはずだ」

  • レッドブルF1 フォードPU好発進もメキース「我々はベンチマークではない」

    レッドブルF1 フォードPU好発進もメキース「我々はベンチマークではない」

    レッドブル・レーシングは2026年F1プレシーズンテストで予想外の速さを示し、パドックを驚かせた。しかし、チーム代表ローラン・メキースは開幕を前に、過度な期待を戒めている。

    新生パワーユニットの信頼性と安定した走行が注目を集める一方で、メキースは現時点でメルセデスやフェラーリに対して後れを取っているとの認識を示し、冷静な立場を強調した。

    バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた6日間のテスト序盤、レッドブルは力強いパフォーマンスを披露。完全新規プロジェクトとなるフォードとのパワーユニットが高い信頼性と一定の競争力を示したことで、他チームの警戒を誘った。

    しかし、テストが進むにつれ勢力図は徐々に明らかになり、メルセデスとフェラーリがわずかに抜け出し、レッドブルとマクラーレンが追う構図が示唆された。

    メキースは次のように語った。

    「ピットレーンでは注目を他チームに向けようとする駆け引きがある。我々のアプローチはノイズを抑え、自分たちの作業に集中することだ」

    「我々には膨大な作業が残っている。残念ながら、我々はベンチマークではない。現時点ではトップグループの後ろにいるという強い確信がある」

    レッドブル・レーシング フォード

    一方で、フォードとの新たなパートナーシップがライバルを驚かせたことも認めている。

    「それでも、公平に言えば、完全に新しいプロジェクトであのレベルの一貫性を持って走れたことに、ピットレーンの多くが驚いたのは事実だろう」

    「ミルトンキーンズのスタッフは誇りに思うべきだ」

    「今後の競争は非常に激しくなる。我々が目指すレベルに到達するには多くの時間が必要になる」

    フォードとの新章と現実的な立ち位置
    レッドブルは2026年からフォードと組み、完全自社開発体制で新パワーユニット時代に突入した。初期テストで示した安定性は評価に値するが、メキースの発言は、即座にタイトル争いの中心に立てる状況ではないことを示唆している。

    開幕戦オーストラリアGPを前に、レッドブルは“サプライズの存在”から“真の挑戦者”へと進化できるのか。フォードとの新章が本格的な真価を問われるのは、まさにこれからだ。

  • マックス・フェルスタッペン 2026年F1は「ファンにとって理解が難しい」

    マックス・フェルスタッペン 2026年F1は「ファンにとって理解が難しい」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2026年F1レギュレーションのもとで行われるグランプリについて、ファンにとって「理解するのがより難しくなる」との見解を示した。

    新たな技術レギュレーションではエネルギーマネジメントの比重が大きく高まり、オーバーテイクのあり方も変化する。プレシーズンテストから懸念を口にしてきたフェルスタッペンは、改めてその複雑さに疑問を呈している。

    「フォローするのも説明するのも複雑になる。それが一番のポイントだ」とフェルスタッペンは語った。

    「最終的には依然としてF1マシンであり、レースカーであり、僕たちは予選をしてレースをする。でも、誰にとっても慣れるまで時間がかかると思う」

    「オーバーテイクに関しても正直まだどうなるか分からない。僕たち全員にとってまだ多くの疑問符がある。一方で、それがあるからこそ面白い部分もある。見る理由にもなるからね」

    2026年型マシンでは、1周あたりに使用できるエネルギー量が制限される。フェルスタッペンは、その配分や効率がレース展開に大きく影響すると説明する。

    「1周で使えるエネルギー量は決まっている。そこからはエンジンの出来や、ストレートでどれだけ効率的かに左右される。多くの要素が噛み合う必要がある」

    「今は全員がストレートでウイングを開くことになるから、オーバーテイクやディフェンスのやり方も変わる。その瞬間にどれだけバッテリーを使えるかが問題になるが、それもかなり制限されている。そうした点は僕たちにとってもまだ未知数だ」

    プレシーズンテストの段階から2026年F1の方向性に批判的な姿勢を示してきたフェルスタッペンは、今回も新レギュレーションが正しい道なのか疑問を投げかけた。

    「限界で何かを運転するのは常に難しい。F1マシンでもGTカーでもロードカーでも同じだ。でも、より楽しいものもあれば、そうでないものもある」

    「今それを平均的な視聴者にどう説明するのかを考えると、そして自分でデータを見ていても、本当にこれが僕たちの望んでいるものなのかと自問してしまう」

    マックス・フェルスタッペン F1

    適応そのものが問題ではないと強調しつつも、楽しさという観点では疑問が残るという。

    「違うドライビングスタイルに適応すること自体は問題ではない。でも、それが最も楽しいやり方かと言えば、そうではない」

    「これは結果とは関係ない。仮に僕たちが支配していたとしても意見は変わらないと思う。最終的には楽しめるものでなければならないし、自分のやっていることを楽しむ必要がある」

    「たとえ自分の仕事で最高であっても、仕事に行くことを楽しめなければ長くは続かない。それは誰にでも当てはまることだと思う。自分の仕事を楽しめないのは決して良いことではない」

    さらにフェルスタッペンは、2026年レギュレーションが自身のキャリア延長を後押しするものではない可能性にも言及した。

    「できれば長く続けたい。でもそれは常に予測が難しい。現時点では自分たちの立ち位置も含めて判断が難しい。すべてが予想より良い方向に進むことを願っている」

  • レッドブルF1 2026年F1内製PU開発を加速 Hexagon計測技術を採用

    レッドブルF1 2026年F1内製PU開発を加速 Hexagon計測技術を採用

    2026年F1新レギュレーション対応に向け、レッドブルF1とそのパワートレイン部門であるレッドブル・フォード・パワートレインズは、Hexagonの先進計測技術を採用したことを発表した。史上最大級のテクニカルルール刷新を前に、高精度計測が新世代1.6L V6ターボハイブリッドパワーユニット開発を支える。

    今回の取り組みでは、設計から製造、検証、トラックサイドでの改良に至るまで、計測技術が中核を担う。2026年型マシン「RB22」には、レッドブル初の内製パワーユニットが搭載される予定だ。

    2026年F1新レギュレーション対応と内製PUプロジェクト
    2026年F1では、車体構造、空力、エネルギー回生システム、パワーユニット仕様が大幅に刷新される。運動性能、競争力、安全性、サステナビリティ向上を目的に、すべてのマシンが再設計される。

    こうした変革に対応するため、レッドブル・フォード・パワートレインズは2021年、ミルトン・キーンズのレッドブル・テクノロジー・キャンパスでF1パワートレインをゼロから開発するプロジェクトを立ち上げた。

    2023年にはフォードが技術パートナーとして参画し、車体開発を担うレッドブルF1と連携しながら、新たな1.6L V6ターボハイブリッドパワーユニットの開発が進められている。

    精密製造と品質保証を支える計測基盤
    レッドブル・フォード・パワートレインズは、Hexagonの超高精度座標測定機「Leitz PMM-C」、次世代スキャナー「Leica Absolute Scanner AS1」、3Dレーザースキャナー、計測ソフトウェアを活用し、製造・試験・組立工程において極めて高い精度での品質保証を実現している。

    パワートレインの製造・試験・組立に不可欠な精度確保、数千点におよぶパワーユニット部品の反復測定、1シーズン30,000件規模の設計変更に対応するデジタル計測基盤の構築、車体およびエネルギー回生システム部品の外観検査への3Dレーザースキャン活用など、開発全工程を支えている。

    Hexagonは車体とパワートレイン双方の品質保証を担うテクニカルパートナーとして、開発から実戦投入までを一貫して支援している。

    レッドブル・レーシング

    テクニカルディレクターの見解
    「Hexagonと追求する“極限の精度”へのこだわりは、このプロジェクトの成功に不可欠でした」とレッドブル・フォード・パワートレインズのテクニカルディレクターであるベン・ホジキンソンは述べた。

    「すべてをゼロから作り上げる挑戦において、Hexagonの計測技術は必要な公差・品質を確実に実現してくれました。我々は常に1ミリ秒を削り取る戦いを続けています。Hexagonはその戦いを支える最良のパートナーです。」

    「レッドブル・フォード・パワートレインズと初のパワートレイン開発を共にできたことを誇りに思います」とHexagon Portable Metrology Divisionプレジデントのエマニュエル・ヴィクルンドは述べた。

    「パワートレインは極めて厳しい環境下で設計され、ついにトラックで真価を発揮する準備が整いました。F1は常に止まることなく進化します。Hexagonは今後も、精度とスピードが求められるレッドブルF1チームの挑戦を支え続けます。」

    2026年F1は、電動化比率拡大やエネルギーマネジメント強化など大きな技術転換期を迎える。その裏側では、ミクロン単位の精度が勝敗を左右する要素となる。レッドブルF1の内製PUプロジェクトは、計測技術との融合によって実戦フェーズへと歩みを進めている。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1自社PUを誇りも「現時点で勝てない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1自社PUを誇りも「現時点で勝てない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1シーズン開幕を前に、自社初のパワーユニットを投入したチームの仕事ぶりを「誇りに思える」と評価した。一方で、RB22のパッケージ全体としては現時点で勝利を争う段階にはないとの見解も示している。

    レッドブルは2026年の新レギュレーション導入を機に、シャシーだけでなくエンジンマニュファクチャラーとしても参戦。

    フォードと協力し、ゼロから立ち上げたプロジェクトの初号機は、バーレーンテストで大きな信頼性トラブルを起こすことなく走行を終えた。

    「彼らも予想していなかったと思う。エンジンは単純に壊れるだろうと考えていたはずだ」とフェルスタッペンは語った。

    「その点に関しては、僕たちは素晴らしい仕事をしたし、物事をしっかりコントロールできている。間違いなく誇りに思っていい」

    もっとも、開幕戦オーストラリアGPでの勝利については慎重な姿勢を崩していない。メルセデスのトト・ヴォルフやジョージ・ラッセル、さらにウィリアムズのジェームス・ボウルズらがレッドブル・フォードのパフォーマンスを評価する発言をしている中でも、本人は現実的な見通しを示した。

    「パフォーマンス面を見れば、本当にフロントで戦うためにはまだ一歩前進が必要だと思う」

    「現時点では、勝利を争えるとは思っていない。でも現実的であるべきだ。自分たちのエンジンで新レギュレーションに挑む最初の段階で、それが期待値だったわけではない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1

    フェルスタッペンは、新レギュレーションの複雑さにも言及し、改善の余地は常に存在すると強調。その中でも「相関性」を重要な課題として挙げた。

    「レギュレーションはとても複雑だから、常に改善できることはある」

    「例えばエンジンそのものの温度や、周囲のコンディションを常に考慮しなければならない。それはエンジンのパフォーマンスに大きな影響を与える。そういった分野では、まだ一歩前進できるはずだ」

    2026年F1シーズンは3月6日、メルボルンで幕を開ける。フェルスタッペンはレッドブルとの10年目のフルシーズンに臨み、自身5度目のワールドチャンピオン獲得を目指すが、その道のりは決して楽観視できる状況ではない。

  • 角田裕毅 F1を語った初書籍『YUKI』発売 Oggi4月号で独占特集

    角田裕毅 F1を語った初書籍『YUKI』発売 Oggi4月号で独占特集

    角田裕毅が、自身初となるパーソナルブック『YUKI』(小学館)の発売を記念し、ファッション誌『Oggi』4月号に初登場した。書籍は2月20日に発売され、制作を『Oggi』が全面プロデュース。発売初日にはAmazonジャンル1位を記録するなど大きな反響を呼んでいる。

    Instagramフォロワー数は410万人を超え、世界的な注目を集める角田裕毅。『Oggi』4月号では人気連載「強い存在(ひと)」で特別企画を展開し、124ページにわたる書籍の内容とともに、そのポテンシャルと現在地に迫っている。

    誌面では、グレーのジャケットにシルバーアクセサリーを合わせた洗練されたスタイルを披露。一方で、その内面には「速さ」を追い求め続けるプロフェッショナルとしての矜持があることを伝える内容となっている。

    インタビューでは、F1を「ほかの何にも代えられない、唯一無二の場所」と表現。今季はテスト・リザーブドライバーとして開幕を迎えるが、「またF1ドライバーになる。それ以外の道は考えていない」と再起への強い決意を語っている。

    特集の締めくくりには、『YUKI』のトータルアドバイザーを務めたサッシャが登場。F1中継実況でも知られるサッシャは、「日の丸を背負って世界に挑む、そんな角田選手を応援せずにいられない!」とエールを送り、近くで見てきた視点から角田裕毅の魅力を語っている。

    『YUKI』にはサッシャとの2万字に及ぶ対談をはじめ、豪華ゲストによるコラムなど多彩なコンテンツを収録。角田裕毅の“今”を記録した一冊となっている。

    代官山 蔦屋書店では3月2日まで、サイン入りパネルが当たるパネル展も開催中。発売中の『Oggi』4月号とあわせ、注目を集めている。

    角田裕毅

    写真:撮影/倉本侑磨(Pygmy Company)